JP2022127978A - サービス提供システム及び自動改札機 - Google Patents

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Abstract

【課題】決済を伴わない場合においても、決済用媒体(クレジットカード等)を利用して種々のサービス提供が可能になるサービス提供システム及びサービス提供システムに組み込み可能な自動改札機を提供すること。【解決手段】サービス提供システム100は、決済用媒体ID(クレジットカードCCのPAN)のトークン化について管理するトークン管理システム11と、PANを読み取って、決済処理とは別個に、トークン管理システム11に通知するとともに対応するトークンの通知を受ける読取部RDと、読取部RDからトークンを通知され、通知されたトークンに基づきサービス提供をする端末機器MEとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、クレジットカード等の決済用媒体を利用したサービス提供システム及び自動改札機に関する。
共通料金支払い及び収受システムとして、公共交通機関のチケット及び/又はパスを購入することを可能にするように構成されたもの(特許文献1参照)が知られている。
しかしながら、上記特許文献1では、ユーザーが単一のアカウント又はデバイスを用いて複数の公共交通機関のチケットやパスを購入することを可能にするように構成された共通料金支払い及び収受システムについて開示されているが、購入や支払い、収受といった決済に関する処理が行われることを前提としており、決済を伴わない場合の態様については開示がない。
特表2020-526807号公報
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、決済を伴わない場合においても、例えばクレジットカード等の決済用媒体を利用して種々のサービス提供が可能になるサービス提供システム及びサービス提供システムに組み込み可能な自動改札機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためのサービス提供システムは、決済用媒体IDのトークン化について管理するトークン管理部と、決済用媒体IDを読み取って、決済処理とは別個に、トークン管理部に通知するとともに対応するトークンの通知を受ける読取部と、読取部からトークンを通知され、通知されたトークンに基づきサービス提供をする端末機器とを備える。
上記サービス提供システムでは、決済用媒体IDに対応するトークンの通知を、決済処理から切り離して別個に取り扱うことで、トークンに基づく種々のサービス提供が可能になる。
本発明の具体的な側面では、サービス提供内容に関する情報を管理するサービス提供サーバを備え、端末機器は、サービス提供サーバに格納された契約済みのサービス提供内容のうち、読取部から通知されたトークンに応じたサービス提供をする。この場合、トークンを利用して、サービス提供サーバに格納された内容に応じたサービス提供が可能になる。
本発明の別の側面では、サービス提供サーバにおいて管理される情報として、施設の一定期間の利用権に関する情報が含まれる。この場合、決済処理を伴うことなく、施設の一定期間の利用権の行使に際して、トークンを利用することができる。
本発明のさらに別の側面では、トークン管理部と、決済用媒体による決済について管理する決済システムとを含む決済管理サーバを備え、決済管理サーバは、読取部からの通知に対する決済用媒体IDのトークン化を、決済システムにおける処理から切り離して行う。この場合、決済管理サーバにおいて、決済用媒体による決済についての管理がなされるとともに、決済に関与しない決済用媒体IDのトークン化(トークナイゼーション)もなされる。
本発明のさらに別の側面では、決済管理サーバは、端末機器からのトークン通知を受け付け、受け付けたトークンに基づく与信及び決済を行う。この場合、決済管理サーバにおいて決済を伴う処理がなされる際には、端末機器を介したトークンに基づく与信及び決済ができる。
本発明のさらに別の側面では、決済管理サーバによる決済には、決済用媒体としてのクレジットカードによる決済が含まれる。この場合、クレジットカードによる決済が可能であるとともに、クレジットカード番号(PAN:Primary Account Number)のトークン化を利用した決済処理を伴わない種々のサービス提供が可能になる。
本発明のさらに別の側面では、読取部は、所定の媒体読取範囲において決済用媒体がかざされたことを契機として、トークン管理部への通知を開始する。この場合、決済用媒体を読取部にかざすという利用者による物理的な動作を契機として、該当するサービス提供を開始できる。
上記目的を達成するための自動改札機は、決済用媒体IDを読み取って、決済処理とは別個に、トークン化について管理するトークン管理部に通知するとともに対応するトークンの通知を受ける読取部と、読取部からトークンを通知され、通知されたトークンに基づきサービス提供をする端末機器とを備える。
上記自動改札機では、読取部が、読み取った決済用媒体IDを、トークン化について管理するトークン管理部に対して通知し、さらに、トークン管理部から決済用媒体IDに対応するトークンの通知を受け付ける。端末機器は、読取部からのトークンに基づきサービス提供をする。以上に際して、決済用媒体IDのトークン化(トークンの生成)は、決済処理から切り離して別個になされている。
本発明の具体的な側面では、端末機器に通知されたトークンに対応するチケットまたはパスの情報に基づき通過の許否を判定する。この場合、決済用媒体IDを利用した自動改札機の通過が可能となる。
第1実施形態に係るサービス提供システムの概要を説明するためのブロック図である。 サービス提供システムの動作の一部について説明するための概念図である。 サービス提供システムの全体動作について説明するためのブロック図である。 第2実施形態に係る自動改札機を含むサービス提供システムについて説明するための概念図である。 (A)~(C)は、サービス提供サーバに格納されるデータについて一例を説明するための図である。 サービス提供サーバに組み込まれた発券装置の動作について一例を説明するためのブロック図である。 サービス提供サーバに組み込まれた自動改札機の動作について一例を説明するためのブロック図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1等を参照して、第1実施形態に係るサービス提供システムについて一例を説明する。図1や図2に示すように、本実施形態に係るサービス提供システム100は、決済管理サーバ10と、端末装置20と、サービス提供サーバ50とを備える。決済管理サーバ10は、トークン管理部としてのトークン管理システム11と、決済システム12とで構成される。また、端末装置20は、読取部RDと、端末機器MEとで構成される。
また、ここでは、決済用媒体の一例として、EMV(Europay, MasterCard, VISA protocol)対応であり、かつ、読取部RDにおいて非接触での読取りが可能となっているクレジットカードCCが利用される場合について説明する。
サービス提供システム100は、端末装置20において、読取部RDを介したクレジットカードCCの情報読取りを契機として、種々のサービス提供を行う。例えば、端末装置20については、駅の券売機や改札機、あるいはイベント会場や会員制設備において入出場を管理する装置等、種々のものへの適用が考えられる。例えば、サービス提供システム100が、駅等に適用されれば、物理的な物体としてのクレジットカードCCを、切符や定期券等として利用することが可能になる。あるいは、クレジットカードCCを、イベントのチケットや会員制設備の会員証等として利用することも可能である。
特に、本実施形態では、例えば定期券等、既に利用する権利を購入済みの事項について、決済を伴わない権利行使を行う上で、クレジットカードCCについてのトークンを利用することで、利便性を高める構成としている。
以下、サービス提供システム100を構成する上記各部について、順次説明する。
まず、図1に示すように、例えば、決済管理サーバ10は、決済用媒体としてのクレジットカードCCのカード情報に関するセキュリティ確保をすべく、PCIDSS(Payment Card Industry Data Security Standard)認証取得済サーバ、あるいはこれに相当するトークン生成可能なサーバで構成される。
決済管理サーバ10のうち、トークン管理システム11は、決済用媒体IDのトークン化について管理する。より具体的には、トークン管理システム11は、特定の外部機器(読取部RD)との間において、上記態様における決済用媒体IDであるクレジットカードCCのクレジットカード番号(PAN:Primary Account Number)について、トークン化すなわちトークンの生成を行うととともに、生成したトークンの通知を行う。
決済管理サーバ10のうち、決済システム12は、トークンに基づく決済処理(決済依頼の処理)を行う。すなわち、決済システム12は、外部からの与信や決済の依頼を受け付けるととともに、決済管理サーバ10内においてトークン管理システム11に対してトークンからPANへの変換依頼等を行って、例えばサービス提供サーバ50との間で与信や決済に関する処理を行ったり、処理結果に応じてクレジット会社等に対して決済の依頼をしたりする。すなわち、決済システム12は、決済用媒体であるクレジットカードCCによる決済について管理する。
端末装置20のうち、読取部RDは、PCIDSS認証取得済サーバとしての決済管理サーバ10とのPAN及びこれに応じたトークンに関する通信を可能とすべく、EMV認証読取装置で構成される。すなわち、読取部RDは、決済用媒体IDとしてのPANをクレジットカードCCから読み取って、トークン管理システム(トークン管理部)11に通知するとともに、当該PANに対応するトークンの通知をトークン管理システム11から受ける。
端末装置20のうち、端末機器MEは、読取部RDからトークンを通知され、通知されたトークンに基づきサービス提供をする。この際、端末装置20において、サービス提供サーバ50に対して、格納された情報を参照すること等により、利用者に対して提供されるべきサービスについての依頼がなされる。
サービス提供サーバ50は、各種ストレージデバイスや電子回路等で構成されており、トークンをIDとして、データ化されたサービス提供に関する各種データを格納するとともに、必要な判断処理を行っている。図示の一例では、サービス提供サーバ50は、チケットデータベースTBを備え、チケットデータベースTBには、クレジットカードCCを、定期券や切符、あるいは、各種イベントの入場チケットや回数券等の各種チケットとして利用できるように、読み取ったクレジットカードCCに対応するトークンに応じたサービス内容の情報が格納されている。つまり、サービス提供サーバ50は、端末装置20の読取部RDから通知を受けたトークンの番号について、チケットデータベースTBに格納された情報を参照し、端末装置20を介した各種サービス提供を行う。言い換えると、端末装置20とサービス提供サーバ50とが協働することで、利用者に対して必要なサービス提供がなされる。さらに見方を変えると、端末装置20の端末機器MEは、サービス提供サーバ50に格納された契約済みのサービス提供内容のうち、読取部RDから通知されたトークンに応じたサービス提供をするものとなっている。
また、サービス提供サーバ50は、決済管理サーバ10の決済システム12に対して問合せ可能となっており、決済を伴う処理を行う場合には、端末装置20の端末機器MEから通知されるトークンに基づいて、決済を行った上でサービス提供を行うことも可能となっている。見方を変えると、決済管理サーバ10は、サービス提供サーバ50を介して、端末機器MEからのトークン通知を受け付け、受け付けたトークンに基づく与信及び決済を行うことも可能である。
なお、図示のように、端末機器ME等で構成される端末装置20は、複数存在して、異なる地点A,B…に設置されていることもあり、各端末装置20が、トークンに基づき、サービス提供サーバ50のデータを参照した結果に応じた動作をする態様となっている。
以上のような構成のサービス提供システム100では、各端末装置20を介しての決済を伴う処理も可能となっているが、本実施形態では、特に、決済処理とは別個に、クレジットカードCCに対応するトークンをトークン管理システム11で生成させて、生成されたトークンに基づいたサービス提供を行っている。具体的には、図2に示すように、読取部RDは、決済管理サーバ10における決済処理とは別個に、すなわち、決済管理サーバ10における決済があろうとなかろうと、クレジットカードCCから読み取ったPAN(決済用媒体ID)をトークン管理システム11に通知し、トークン管理システム11は、これに対応したトークンの生成(発行)を行って、当該トークンを読取部RDに通知(返信)する。端末装置20では、読取部RDが、通知された(受け取った)トークンを、端末機器MEに通知し、端末機器MEは、取得したトークンに対応する事項(契約内容等)を、サービス提供サーバ50で参照し、対応するサービス提供を行う。この場合において、サービス提供サーバ50で参照した内容が、既に決済が済んでいる事項であれば、サービス提供サーバ50から決済システム12(図1参照)に向けた決済処理がなされることなく、該当するサービスが提供されることになる。例えば、端末装置20が各駅に設置された自動改札機である場合において、購入済みの定期券による改札の通過のように、施設の一定期間の利用権に関するものであれば、サービス提供サーバ50に格納されている定期券の有効期限や有効区間等が参照され、これに応じて、自動改札機としての端末装置20において、通貨の許否についての動作が適宜行われることになる。なお、以上についてのより詳しい態様は、図4等を参照して、第2実施形態として一具体的態様を説明する。
以上に関して、決済管理サーバ10について見ると、決済管理サーバ10において、トークン管理システム11は、読取部RDからの通知に対するPAN(決済用媒体ID)のトークン化を、決済システム12における処理から切り離して行う態様となっている、と言える。さらに見方を変えると、トークン管理システム11と読取部RDとは、決済とは別個独立してトークン化についての処理を行っており、結果的に、読取部RDは、PANを読み取って、端末機器MEにトークンを返すことのみを行う機能を有するものとなっている。
以下、図3として示すブロック図を参照して、サービス提供システム100の全体動作の一例について説明する。具体的には、1つの地点(地点A)に設置された端末装置20でクレジットカードCCが利用され、決済処理を伴う場合までを含めた動作がなされる場合について、一例を説明する。
図示の場合、まず、前提として、端末装置20において、端末機器MEから読取部RDに対して、常にあるいは一定の周期ごとにトークンを要求するトークン依頼がされているものとする(ステップS1)。この状態において、読取部RDに対して、クレジットカードCCが所定範囲内まで近づくと(クレジットカードCCがかざされて非接触での通信が可能な範囲内になると)、読取部RDは、当該クレジットカードCCのPANを読み取り(ステップS2)、読み取った結果を、トークン管理システム11に対して通知する(ステップS3)。
ステップS3における読取部RDからのPANの通知を受けたトークン管理システム11は、当該PANをトークンに変換するすなわちトークンを生成して(ステップS4)、当該トークンを読取部RDに通知する(ステップS5)。つまり、トークンが発行される。
読取部RDは、ステップS1でのトークン依頼に応じて、ステップS5において通知されたトークンを端末機器MEに対して通知する(ステップS6)。
読取部RDからの通知を受けた端末機器MEは、当該トークンに加え、自身の設置位置や受付時間、提供を受けたいサービスの種別といった位置情報や各種パラメータをサービス提供サーバ50に対して送信することで、サービス提供に関する依頼を行う(ステップS7)。
依頼を受けたサービス提供サーバ50は、例えばチケットデータベースTBを参照して、提供すべきサービスに関する処理を行いつつ、必要に応じて決済システム12に対して決済に関する依頼の処理を併せて進める(ステップS8~S15)。具体的には、まず、サービス提供サーバ50は、決済管理サーバ10の決済システム12に対して端末機器MEからのトークンに関する与信を依頼する(ステップS8)。これに対して、決済システム12は、決済管理サーバ10内において、トークン管理システム11に当該トークンのPANへの変換を依頼し(ステップS9)、トークン管理システム11がこれに対応して、当該トークンをPANに変換する(ステップS10)。変換されたPANは、決済システム12に通知され(ステップS11)、これに基づき、決済システム12は、与信結果をサービス提供サーバ50に返す(ステップS12a)。つまり、決済管理サーバ10内における上記処理において異常が無ければ、端末機器MEからのトークンに対して信頼が付与されることになる。
一方、ステップS8での与信依頼後、ステップS12aでの与信結果が得られるまでの間、並行して、サービス提供サーバ50は、端末機器MEからのトークンや、位置情報あるいは各種パラメータから、チケット判定といった提供すべきサービスに関する処理を行う(ステップS12b)。この際、決済に関するものとして、サービス提供サーバ50は、発生する料金の算出を行う。
ステップS12aでの与信結果が得られ、かつ、ステップS12bでの提供サービスのための処理が完了すると、該当するサービスが実行される(ステップS13)。
さらに、サービス提供サーバ50は、提供したサービスに対応する利用料金に関する決済をすべく、決済システム12に対して、決済依頼をトークンとともに通知し(ステップS14)、決済システム12は、当該決済依頼を、クレジット会社等すなわちアクワイアラACや決済ゲートウェイ事業者PGに対して送信する(ステップS15)。
上記に関して、見方を変えると、決済を伴う処理に際して、サービス提供サーバ50を介することで、決済管理サーバ10は、端末機器MEからのトークン通知を受け付け、受け付けたトークンに基づく与信及び決済を行う態様となっている。
一方、決済を伴わないサービス提供の場合には、上記のうち、ステップS7におけるトークンをキーとするサービス依頼を端末機器MEから受けたサービス提供サーバ50は、ステップS8以降の決済に関する処理がなされることなく、ステップS13のサービス提供を行う態様となる。この場合、むろん、ステップS14以降の処理も不要となる。したがって、決済手数料を特段に発生させることもなく、トークンを利用したサービス提供が行われることになる。
また、上記では、一例として、1つの地点(地点A)に設置された端末装置20からのサービス依頼に対して、サービス提供サーバ50がサービス提供に関する処理を行う態様としているが、サービス提供サーバ50は、上記と同様にして、他の地点(例えば地点B)に設置された端末装置20からのサービス依頼についても対応できる。
以上のように、本実施形態におけるサービス提供システム100は、決済用媒体ID(クレジットカードCCのPAN)のトークン化について管理するトークン管理部としてのトークン管理システム11と、PANを読み取って、決済処理とは別個に、トークン管理システム11に通知するとともに対応するトークンの通知を受ける読取部RDと、読取部RDからトークンを通知され、通知されたトークンに基づきサービス提供をする端末機器MEとを備える。この場合、サービス提供システム100では、PAN(決済用媒体ID)に対応するトークンの通知を、決済処理から切り離して別個に取り扱うことで、トークンに基づく種々のサービス提供が可能になる。
〔第2実施形態〕
以下、図4等を参照しつつ、第2実施形態に係るサービス提供システム100について一例を説明する。本実施形態では、第1実施形態において説明したサービス提供システム100について、より具体的な一例として、サービス提供システム100を駅に導入した場合における一構成例について説明する。すなわち、本実施形態では、駅に設置される券売機や自動改札機が、端末装置20あるいは端末機器MEとして機能する。また、発券システムや改札システムがサービス提供サーバ50あるいはその一部として機能し、例えば販売された定期券や切符に関するデータを、クレジットカードCCのトークンに基づき管理することで、クレジットカードCCを定期券等として利用できる態様となっている。なお、サービス提供システム100の全体構成としては、第1実施形態の場合と同様であるので、全体構成についての詳細な図示や説明については省略する。
図4において概念的に示すように、本実施形態では、駅に設置された発券装置(券売機)TD及び自動改札機AGに、例えば読取部RDすなわちEMV認証読取装置が取り付けられ、トークン管理システム11と通信を行う構成となっていることで、発券装置TDや自動改札機AGは、端末装置20としてそれぞれ機能する。また、発券装置TDや自動改札機AGと有線又は無線で、直接的または間接的に接続されてデータ管理を行う発券システムTSや改札システムGSが、例えば決済管理サーバ10と接続して各種処理が可能となっていることで、サービス提供サーバ50として機能する。
図示に例示する発券装置TDは、定期券や切符を購入するための各種操作部OUに加え、非接触型のクレジットカードCCを受け付けるために、奥行を有した受付部RP1が設けられており、図示のように、受付部RP1の載置部PPにクレジットカードCCを置くことで、読取部RDによる読取りが可能となっている。
また、自動改札機AGは、通過の出入口側に設けられた受付部RP2の付近にクレジットカードCCをかざすことで、読取部RDによる読取りが可能となっている。つまり、読取部RDは、決済用媒体としてのクレジットカードCCがかざされたことを契機として、トークン管理部としてのトークン管理システム11への通知を開始する。
本実施形態では、一例として、まず、発券装置TDにおいて、EMV対応のクレジットカードCCを利用した定期券等の購入がなされ、その後、このクレジットカードCCを物理的な定期券として自動改札機AGの通過に利用する場合について、一態様を説明する。すなわち、一連の動作としては、例えばクレジットカードCCを所持する利用者が、まず、発券装置TDの受付部RP1においてクレジットカードCCで定期券(定期券に相当する権利)等を購入し、このクレジットカードCCを、自動改札機AGの受付部RP2にかざすことで、自動改札機AGにおけるゲートGTが開放され、通過が可能となる。
図5(A)~図5(C)は、サービス提供サーバ50のチケットデータベースTBに格納されるデータ(情報)について例示するものである。つまり、図5(A)に示すように、トークンが生成されるごとにデータ表DTが作成されていく。各データ表DTには、例えば生成されたトークンID(トークン番号)や、その発行日時、有効期限に関するデータDD1とともに、契約内容(購入済みの権利内容)に関するデータDD2、施設の利用履歴に関するデータDD3が格納されている。例えば図5(A)に示すように、データDD2には、定期券であるかといった購入内容の種別や、定期の期間及び区間の情報が含まれており、データDD3には、いつ、どこの駅(改札)を通過したかといった情報が含まれている。また、上記以外にも、例えば図5(B)に示すように、定期券に加え、予めチャージ(デポジット)がなされている場合には、データDD2において、定期の区間等の情報に加え、チャージ金額の情報が含まれており、さらに、チャージ残高のデータCD1が含まれている。データDD3には、乗り降りした駅の情報に加え、定期区間についての利用であるかの情報が書き込まれ、定期区間外の場合には、チャージ金額から引去を行う処理がなされ、その旨の記載が書き込まれる。また、この際、引去額に応じたデータCD1の書換えが併せて行われる。つまり、複数の地点間での移動料金の計算等についても、必要に応じて、サービス提供サーバ50において、適宜行うことができる。また、例えば図5(C)に示すように、データDD2に格納される種別としては、例えば回数券のようなものも考えられる。この場合、データDD3には、回数券の使用に関する情報が書き込まれ、また、これに応じて、データDD2に含まれる残り回数のデータCD2の書換えが併せて行われる。なお、これらの管理対象となるデータは例示であり、上記以外にも、例えば日数限定のフリーパス等、種々の態様が想定される。これらがトークンに基づいて管理されることで、物理的なクレジットカードCCを改札にかざすことで、切符や定期券と同様のものとして利用することが可能になる。
以下、図6として示すブロック図を参照して、発券装置TDが端末装置20として機能する場合におけるサービス提供システム100の全体動作について説明する。なお、図6は、図3に対応する図である。つまり、図6では、図3における端末装置20の箇所に、発券装置TDが対応している。より具体的には、端末機器MEとしての発券装置本体TDaに読取部RDが取り付けられていることで、端末装置20として機能する発券装置TDが構成される。また、発券(券売)に関する各種処理を行う発券システムTSと、販売した定期券等に関するデータを格納したチケットデータベースTBとにより、サービス提供サーバ50が構成される。なお、チケットデータベースTBに格納されるデータについては、図5(A)等に例示したものとなる。発券装置本体TDaとの通信を行う発券システムTSにおいて、これらのデータについての生成や更新等がなされる。ここでは、一例として、発券装置TDにおいて、定期券を購入する場合についての一態様を説明する。
まず、図6に示す場合も、図3の場合におけるステップS1~S6と同様に、各地点(ローカル)に設置された端末装置20としての発券装置TDと、トークン管理システム11との間において、決済の有無とは別個独立してクレジットカードCCのPANについてのトークン生成や通知が行われ(ステップS201~S206)、発券装置TDからサービス提供サーバ50の発券システムTSに対して、サービス提供に関する依頼として、例えば定期券購入依頼に関するデータが送信される(ステップS207)。すなわち、受けたいサービスとしての定期券の区間や期間に関する情報等が、クレジットカードCCのPANに対応するトークンとともに、発券装置TDから発券システムTSに送信される。
依頼を受けたサービス提供サーバ50の発券システムTSは、図3の場合におけるステップS8~S12aと同様に、与信に関する処理を行う(ステップS208~S212)。また、発券システムTSは、これと並行して、提供すべきサービスに関する処理として、定期券料金の計算等を行いつつ、チケットデータベースTBに格納すべきデータ(定期券データ)の生成を行い(ステップS213)、ステップS212において与信結果が得られると、生成したデータをチケットデータベースTBに登録し(ステップS214)、さらに、サービスを実行した結果の報告を端末装置20としての発券装置TDに通知する(ステップS215)。
次に、発券システムTSは、サービス提供サーバ50として、提供したサービスに対応する利用料金に関する決済をすべく、決済システム12に対して、決済依頼をトークンとともに通知し(ステップS216)、決済システム12は、当該決済依頼を、クレジット会社等すなわちアクワイアラACや決済ゲートウェイ事業者PGに対して送信する(ステップS217)。
以上のような定期券購入等に関する一連の処理により、クレジットカードCCが定期券等すなわちチケットやパス等として利用可能になる。
次に、図7として示すブロック図を参照して、自動改札機AGが端末装置20として機能する場合におけるサービス提供システム100の全体動作について説明する。なお、図7は、図3や図6に対応する図である。例えば、図7では、図3における端末装置20の箇所に、自動改札機AGが対応している。より具体的には、端末機器MEとしての自動改札機本体AGaに読取部RDが取り付けられていることで、端末装置20として機能する自動改札機AGが構成される。また、改札に関する各種処理を行う改札システムGSと、販売済みの定期券等に関するデータを格納したチケットデータベースTBとにより、サービス提供サーバ50が構成される。なお、チケットデータベースTBに格納されるデータについては、図5(A)等に例示したものとなる。自動改札機本体AGaとの通信を行う改札システムGSにおいて、これらのデータについての生成や更新等がなされる。ここでは、一例として、図6を参照して説明したクレジットカードCCによる購入手続きがなされ、購入済みの定期券としてのクレジットカードCCが自動改札機AGにおいて利用される場合について、図7を参照して一態様を説明する。
まず、図7に示す場合も、図3の場合におけるステップS1~S6や、図6の場合におけるステップS201~S206と同様に、各地点(ローカル)に設置された端末装置20としての自動改札機AGと、トークン管理システム11との間において、決済の有無とは別個独立してクレジットカードCCのPANについてのトークン生成や通知が行われ(ステップS301~S306)、自動改札機AGからサービス提供サーバ50の改札システムGSに対して、サービス提供に関する依頼として、例えば改札における入場依頼(通過許可依頼)に関するデータが送信される(ステップS307)。すなわち、受けたいサービスとしての通過許可のための定期券の権利行使に関する情報等が、クレジットカードCCのPANに対応するトークンとともに、発券装置TDから発券システムTSに送信される。
依頼を受けたサービス提供サーバ50の改札システムGSは、提供すべきサービスに関する処理として、まず、チケットデータベースTBに格納されたデータ(定期券データ)から該当するトークンに関するものを読み出し(ステップS308)、利用可否の判定すなわち定期券の権利行使の正当性についての判定を行う(ステップS309)。ステップS309において、有効な定期券である旨の判定を得ると、改札システムGSは、サービス実行をすべく、端末装置20としての自動改札機AGに対して、入場許可の通知をする(ステップS310)。
以上のように、上記端末装置20としての自動改札機AGでは、端末機器MEである自動改札機本体AGaに通知されたトークンに対応するチケットまたはパスの情報に基づき通過の許否が判定されることになる。
さらに、以上の場合、図3や図6の場合と異なり、決済に関する処理(与信処理・決済処理)は、発生しない。したがって、決済に伴う手数料等も発生することなく、かつ、迅速に、入場許可の通知がなされる。なお、このため、図7では、決済が関与する各部については、描画が省略されている。
また、以上のような態様とした場合、自動改札機AGにおける利用者の動作としては、例えばSuica(登録商標)等の非接触ICによる通行許可や、QRコード(登録商標)等の2次元コードによる通行許可、顔認証による通行許可等と同様の手順で、クレジットカードCCを利用した通行が可能となる。つまり、クレジットカードCCによる通行を、非接触ICによる通行等の他の手法と共通化することが可能になる。この場合、例えば既存のシステムと併用してサービス提供システム100をゲート通過に導入することが容易となり、導入コストの増大を抑制できる。
本実施形態においても、サービス提供システム100において、PAN(決済用媒体ID)に対応するトークンの通知を、決済処理から切り離して別個に取り扱うことで、トークンに基づくサービス提供が可能になる。特に、本実施形態では、物理的なカード(プラスチックカード等)としてのクレジットカードCCを、駅の定期券等として利用することが可能になる。
なお、上記態様では、発券システムTSと改札システムGSとは、個別に存在するものとして説明したが、これらを一体的に構成し、発券装置TD及び自動改札機AGでの動作に伴うデータ管理が一括して行われるものとしてもよい。
以上のように、本実施形態におけるサービス提供システム100では、例えば自動改札機AGにおいて、決済用媒体ID(クレジットカードCCのPAN)を読み取って、決済処理とは別個に、トークン化について管理するトークン管理部としてのトークン管理システム11に通知するとともに対応するトークンの通知を受ける読取部RDと、読取部RDからトークンを通知され、通知されたトークンに基づきサービス提供をする端末機器MEとしての自動改札機本体AGaとを備える。この場合、PAN(決済用媒体ID)に対応するトークンの通知が、決済処理から切り離して別個になされることで、トークンに基づく種々のサービス提供が可能になる。特に、本実施形態の場合、物理的な物体としての定期券等として、クレジットカードCCを利用した自動改札機の通過が可能となる。
〔その他〕
この発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
まず、上記のうち、第2実施形態において、サービス提供システム100を駅でのチケット購入(定期券や切符の購入)のためのシステムに組み込む場合について説明したが、サービス提供システム100は、これに限らず、種々のサービス提供において、種々の態様で利用可能である。例えば、イベント会場や会員制設備における入出場の管理にサービス提供システム100を適用することで、他の媒体と併用して、クレジットカードCCについても、入場チケットの代替品として利用することが可能となる。特に、Suica(登録商標)等の電子マネーによる決済やQRコード(登録商標)等を利用した決済というような、決済を伴う処理が必要な場合においても、サービス提供システム100の併用が可能である。なお、イベント会場や会員制設備における管理態様については、例えば一定期間何度でも自由に利用可能なサブスクリプションとする場合や、利用回数が限定されて回数をカウントする場合等、種々の態様が想定できる。
また、チケット等の代替品としては、上記非接触ICや2次元コードによるもののほか、生体認証等も考えられるが、これらとサービス提供システム100との併用とする態様も考えられる。
10…決済管理サーバ、11…トークン管理システム(トークン管理部)、12…決済システム、20…端末装置、50…サービス提供サーバ、100…サービス提供システム、A,B…地点、AC…アクワイアラ、AG…自動改札機、AGa…自動改札機本体、CC…クレジットカード、CD1,CD2,DD1‐DD3…データ、DT…データ表、GS…改札システム、GT…ゲート、ME…端末機器、OU…操作部、PG…決済ゲートウェイ事業者、PP…載置部、RD…読取部、RP1,RP2…受付部、TB…チケットデータベース、TD…発券装置(券売機)、TDa…発券装置本体、TS…発券システム

Claims (9)

  1. 決済用媒体IDのトークン化について管理するトークン管理部と、
    決済用媒体IDを読み取って、決済処理とは別個に、前記トークン管理部に通知するとともに対応するトークンの通知を受ける読取部と、
    前記読取部からトークンを通知され、通知されたトークンに基づきサービス提供をする端末機器と
    を備えるサービス提供システム。
  2. サービス提供内容に関する情報を管理するサービス提供サーバを備え、
    前記端末機器は、前記サービス提供サーバに格納された契約済みのサービス提供内容のうち、前記読取部から通知されたトークンに応じたサービス提供をする、請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記サービス提供サーバにおいて管理される情報として、施設の一定期間の利用権に関する情報が含まれる、請求項2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記トークン管理部と、決済用媒体による決済について管理する決済システムとを含む決済管理サーバを備え、
    前記決済管理サーバは、前記読取部からの通知に対する決済用媒体IDのトークン化を、前記決済システムにおける処理から切り離して行う、請求項1~3のいずれか一項に記載のサービス提供システム。
  5. 前記決済管理サーバは、前記端末機器からのトークン通知を受け付け、受け付けたトークンに基づく与信及び決済を行う、請求項4に記載のサービス提供システム。
  6. 前記決済管理サーバによる決済には、決済用媒体としてのクレジットカードによる決済が含まれる、請求項4及び5のいずれか一項に記載のサービス提供システム。
  7. 前記読取部は、所定の媒体読取範囲において決済用媒体がかざされたことを契機として、前記トークン管理部への通知を開始する、請求項1~6のいずれか一項に記載のサービス提供システム。
  8. 決済用媒体IDを読み取って、決済処理とは別個に、トークン化について管理するトークン管理部に通知するとともに対応するトークンの通知を受ける読取部と、
    前記読取部からトークンを通知され、通知されたトークンに基づきサービス提供をする端末機器と
    を備える自動改札機。
  9. 前記端末機器に通知されたトークンに対応するチケットまたはパスの情報に基づき通過の許否を判定する、請求項8に記載の自動改札機。
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