JP2022124522A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】剃毛時における肌へのダメージを抑制する。【解決手段】剃毛部121が当接する肌の近傍を撮像する第一撮像装置131と、第一撮像装置131から得られる画像を処理する画像処理装置150と、処理結果を使用者に報知する報知装置140と、を備え、画像処理装置150は、取得した画像に基づき体毛、または肌の性状を示す性状情報を生成する性状情報生成部151と、性状情報に基づき剃毛に関する剃毛情報を生成する剃毛情報生成部152と、報知装置140を制御して剃毛情報を使用者に報知する結果報知部153と、を備える電気かみそり100。【選択図】図1

Description

本発明は、髭などの体毛の切除を行う電気かみそりに関する。
従来、利用者の身体部位の画像を記録する撮像装置と、撮像された画像に基づいて局所的な発毛方向を求め、求められた発毛方向に応じて、剃毛装置が身体上を動かされるべき方向、および場所を利用者に指示するシェービングガイダンスシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特表2016-534806号公報
ところが、従来のシステムでは、剃毛する方向、および場所が認識できるだけであり、肌に対するダメージなどを軽減する最適な剃毛状態を指示することはできていない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、肌へのダメージを抑制するための指示を使用者に報知できる電気かみそりの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つである電気かみそりは、使用者が把持する把持部と、体毛を切断する剃毛部を有し前記把持部の一端に連結されるヘッド部と、を備える電気かみそりであって、前記剃毛部が当接する肌の近傍を撮像する第一撮像装置と、前記第一撮像装置から得られる画像を処理する画像処理装置と、前記画像処理装置の処理結果を使用者に報知する報知装置と、を備え、前記画像処理装置は、取得した画像に基づき体毛、または肌の性状を示す性状情報を生成する性状情報生成部と、前記性状情報に基づき剃毛に関する剃毛情報を生成する剃毛情報生成部と、前記報知装置を制御して前記剃毛情報を使用者に報知する結果報知部と、を備える。
本発明によれば、剃毛時における肌へのダメージを抑制する剃毛状態を使用者に提示できる。
図1は、実施の形態に係る電気かみそりを示す斜視図である。 図2は、実施の形態に係るヘッド部を示す斜視図である。 図3は、実施の形態乃係る画像処理装置の機能部を示すブロック図である。
以下、本発明に係る電気かみそりの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するために一例を挙示するものであり、本発明を限定する主旨ではない。例えば、以下の実施の形態において示される形状、構造、材料、構成要素、相対的位置関係、接続状態、数値、数式、方法における各段階の内容、各段階の順序などは、一例であり、以下に記載されていない内容を含む場合がある。また、平行、直交などの幾何学的な表現を用いる場合があるが、これらの表現は、数学的な厳密さを示すものではなく、実質的に許容される誤差、ずれなどが含まれる。また、同時、同一などの表現も、実質的に許容される範囲を含んでいる。
また、図面は、本発明を説明するために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状、位置関係、および比率とは異なる。
また、以下では複数の発明を一つの実施の形態として包括的に説明する場合がある。また、以下に記載する内容の一部は、本発明に関する任意の構成要素として説明している。
図1は、電気かみそりを示す斜視図である。図2は、電気かみそりのヘッド部を示す斜視図である。なお、電気かみそり100は、エッジはアール面取りがなされ、滑り止め用の凹凸などが設けられる部分が存在するが、これらの図示は省略している。
電気かみそり100は、電動の刃を用いて髭などの体毛を切断して除去する装置であり、把持部110と、ヘッド部120と、第一撮像装置131と、報知装置140と、画像処理装置150(図1、図2において不図示)と、を備えている。本実施の形態の場合、電気かみそり100は、第二撮像装置132を備えている。
把持部110は、電気かみそり100を使用する際に使用者が把持する部分である。本実施の形態の場合、把持部110は、画像処理装置150、剃毛用の刃の駆動などを制御する制御装置、バッテリなどを収容する筐体として機能している。把持部110の外面には、電源をオン・オフするための電源スイッチ111、使用者からの入力を受け付ける入力ボタン112などが設けられている。
ヘッド部120は、体毛を切断するための刃を備えた剃毛部121を有し、把持部110の一端に連結される部材である。本実施の形態の場合、ヘッド部120は、把持部110に対し相対的に動作可能に連結されている。ヘッド部120の動作方向は、特に限定されるものではないが、電気かみそり100は、前後方向(図中X軸方向)、幅方向Y(図中Y軸方向)、上下方向(図中Z軸方向)をそれぞれ軸中心とした周方向に揺動可能となっている。
剃毛部121は、幅方向に延在する半円筒形状で網目状の貫通孔を有する第一外刃122を前後方向に複数本(本実施の形態の場合4本)備え、第一外刃122の間に配置されるスリット状の貫通孔を有する第二外刃123を備えている。第一外刃122、および第二外刃123は、ヘッド枠体124に取り付けられており、剃毛部121は、ヘッド基体125に対して着脱可能となっている。
ヘッド部120の内部には、第一外刃122に対応して設けられる第一内刃(不図示)、および第二外刃123に対応して設けられる第二内刃(不図示)が配置され、第一内刃、第二内刃のそれぞれを幅方向(図中Y軸方向)に往復振動させるための内刃駆動装置が備えられている。内刃駆動装置にて第一内刃、第二内刃を振動させることにより、第一外刃122、第二外刃123の貫通孔に挿入された体毛が振動する第一内刃、第二内刃との間で切除される。
第一撮像装置131は、剃毛部121が当接する肌の近傍を撮像する装置である。本実施の形態の場合、第一撮像装置131は、剃毛部121を肌に当接させた状態において、前後方向(図中X軸方向)については外刃である第一外刃122、および第二外刃123の全体に対応する長さの肌、幅方向(図中Y軸方向)については第一外刃122の幅(図中Y軸方向)の全体に対応する長さの肌を一度で撮像できる画角を備えている。これにより、剃毛直前、直後の体毛、肌の状態を正確に撮像することができる。
撮像装置131の種類は、特に限定されるものではなく、例えばレンズなどを含む光学系と光学系により結ばれた像を電気信号に変換する撮像素子とを備えたいわゆるデジタルカメラを例示することができる。
本実施の形態の第一撮像装置131は、ヘッド部120のヘッド基体125に固定されており、把持部110に対するヘッド部120の動作と共に第一撮像装置131も動作する。これにより、電気かみそり100による剃毛中においても肌と第一撮像装置131との距離を安定化させることができ、より鮮明な画像を撮像することができる。具体的には、図2に示すように、ヘッド基体125の前側(図中X-側)の面から前方に向かって突出する基板133に第一撮像装置131は取り付けられている。これによれば、ヘッド枠体124を着脱する際に第一撮像装置131が邪魔になることがなく好ましい。また、基板133には、第一撮像装置131の画角内の肌を照らすLEDなどの照明装置135が取り付けられている。基板133、第一撮像装置131、および照明装置135は、カバー134に覆われている。
第二撮像装置132は、剃毛部121が肌に当接した状態において、第一撮像装置131よりも広範囲な領域を撮像する装置である。本実施の形態の第二撮像装置132は、ヘッド部120とは反対側の把持部110の端部に固定されており、剃毛部121を肌に当接させた状態において、例えば片側の頬全体を撮像できる画角を備えている。これにより、剃毛直後の肌の状態を正確に把握することができる。
報知装置140は、画像処理装置150の処理結果を使用者に報知する装置である。報知装置140の報知方法は、特に限定されるものではなく、音(音声含む)、光、振動、電気的刺激これらの組み合わせなどにより報知する方法を例示できる。本実施の形態の場合、報知装置140は、光により情報を報知する装置であり、LEDなどの複数の発光素子を把持部110のヘッド部120側の端部の周縁に並べて備えている。報知装置140は、光の明るさ、色、および発光パターンの少なくとも一つを変化させることができるものとなっている。なお、具体的な剃毛情報の報知方法は、後述する。
図3は、画像処理装置の機能部を示すブロック図である。画像処理装置150は、第一撮像装置131から得られる画像を処理する装置であり、プログラムをプロセッサに実行させることにより実現される処理部として、性状情報生成部151と、剃毛情報生成部152と、結果報知部153と、を備えている。本実施の形態の場合、画像処理装置150は、情報取得部154と、未剃毛情報生成部155と、領域指示部156と、を備えている。
情報取得部154は、撮像装置131が撮像した画像などの情報を取得する処理部である。本実施の形態の場合、情報取得部154は、第二撮像装置132が撮像した画像、使用者が入力ボタン112などを用いて入力した入力情報なども取得する。
性状情報生成部151は、情報取得部154が第一撮像装置131から取得した画像に基づき体毛、または肌の性状を示す性状情報を生成する。性状情報は、例えば体毛の長さ、体毛の密度、肌上の鱗屑状物、および肌の色の少なくとも一つを含む情報である。
性状情報生成部151が体毛の長さを示す性状情報を生成する場合の一例を説明する。性状情報生成部151は、情報取得部154で取得された体毛を含む肌の画像に対してコントラストを強調する処理を施す。例えば、性状情報生成部151は、画像の各画素の輝度に対して、入力階調に対する出力階調の変化を大きくするような階調変換を行うことで、輝度コントラストを高める。なお、このコントラスト強調の前又は後において、画像に対してローパスフィルタをかけることで、肌の凹凸等の細かいノイズを除去してもよい。
続いて、性状情報生成部151は、コントラストを強調した画像に対して、輪郭抽出を行う。より詳しくは、性状情報生成部151は、周辺画素との輝度差が閾値以上の場合に白画素を出力、閾値未満の場合に黒画素を出力する2値化(白色/黒色化)を行った後に、膨張収縮処理を行うことで、細かいノイズを除去する。なお、膨張収縮処理とは、注目画素の周辺に白色の画素が1つでも存在すれば注目画素を白色に置き換える膨張処理、および注目画素の周辺に黒色の画素が1つでも存在すれば注目画素を黒色に置き換える収縮処理のことである。この輪郭抽出によって、個々の体毛の輪郭を示す画像が得られる。
続いて、性状情報生成部151は、輪郭抽出された各領域について、外接矩形を算出する。具体的には、性状情報生成部151は、輪郭抽出された各領域について、抽出した体毛に対応する領域に矩形の輪郭がそれぞれ接するように外接矩形を算出する。ただし、外接矩形の算出方法はこの方法に限らず、体毛の長さを推定するため体毛の輪郭を覆う矩形を算出できれば他の方法でもよい。以上の処理によって、個々の体毛に対応する領域に外接する矩形を示す画像が得られる。
(体毛の長さ)
次に、性状情報生成部151は、算出された各外接矩形について、外接矩形の長辺の長さを算出することで、各体毛の長さを特定する。長辺の長さの特定については、長辺を斜辺とし、画素が並ぶ直交方向に沿った2辺を含む直角三角形における直交する2辺の長さ(それぞれ、画素数×画素間隔)を算出し、三平方の定理を用いて、斜辺である長辺の長さを算出する。
このようにして、第一撮像装置131により撮像された画像から、個々の体毛の長さが特定される。さらに、性状情報生成部151は、画像に含まれる複数の体毛の長さを統計的に処理し、一画像内の複数の体毛の長さを代表する情報を数値化された性状情報として生成する。
(体毛の密度)
性状情報生成部151が体毛の密度を示す性状情報を生成する場合の一例を説明する。性状情報生成部151が、個々の体毛の輪郭を示す画像を生成するまでは上記と同様である。
次に、性状情報生成部151は、輪郭抽出された各領域について、面積を算出し、画像内の各領域の総面積を算出する。さらに、性状情報生成部151は、画像の面積に対する矩形の領域の総面積の比を体毛の密度を示す数値化された性状情報として生成する。
(鱗屑状物の密度)
性状情報生成部151が肌の性状の一つである鱗屑状物の密度を示す性状情報を生成する場合の一例を説明する。性状情報生成部151は、情報取得部154で取得された体毛を含む肌の画像から、白色の鱗屑状物の輪郭を抽出する。鱗屑状物の輪郭の抽出は、体毛の輪郭を抽出する方法の黒と白とを逆転させた方法で実行してもよい。
次に、性状情報生成部151は、輪郭抽出された白色の各領域について、面積を算出し、画像内の各領域の総面積を算出する。さらに、性状情報生成部151は、画像の面積に対する矩形の領域の総面積の比を鱗屑状物の密度を示す数値化された性状情報として生成する。
(肌の色)
性状情報生成部151が肌の色を示す性状情報を生成する場合の一例を説明する。性状情報生成部151は、情報取得部154で取得された体毛を含む肌の画像から、体毛部分を除外し、残りの各画素の色に関する情報を統計的に処理し、体毛対応部分を除く一画像内の複数の画素が示す色を代表する肌色を数値化された性状情報として生成する。
剃毛情報生成部152は、性状情報生成部151が生成した性状情報に基づき剃毛に関する剃毛情報を生成する。剃毛情報は、押圧過剰、速度過剰、および剃毛終了の少なくとも一つを含む情報である。剃毛情報生成部152は、例えば体毛長さを示す性状情報が長さ閾値以下になれば、剃毛終了を示す剃毛情報を生成してもよい。また、剃毛情報生成部152は、剃毛密度を示す性状情報が剃毛密度閾値以下になれば、剃毛終了を示す剃毛情報を生成してもよい。また、剃毛情報生成部152は、鱗屑状物の密度を示す性状情報が鱗屑密度閾値以上になれば、剃毛過剰を示す剃毛情報を生成してもよい。
本実施の形態の場合、剃毛情報生成部152は、複数の画像から得られる複数の性状情報の差分を閾値判断することにより剃毛情報を生成する場合がある。例えば、剃毛部121による肌への押圧前の画像に基づく肌の色を示す性状情報と、押圧時の画像に基づく肌の色を示す性状情報とから、肌の色の色差を、色差閾値を用いて判断することにより押圧過剰を示す剃毛情報を生成する。例えば、肌の色の赤の要素が色差閾値以上に白を示す値になった場合、剃毛情報生成部152は、押圧過剰を示す剃毛情報を生成する。また、剃毛情報生成部152は、所定間隔で撮像された画像から体毛や肌のキメに着目した動きベクトルを算出し、動きベクトルから得られる速度が速度閾値以上の場合、速度過剰の剃毛情報を生成してもかまわない。また、剃毛情報生成部152は、所定のシャッター速度(露光時間)で撮像された一枚の画像から体毛や肌のキメなどのブレ幅を算出し、シャッター速度とブレ幅とから得られる速度が速度閾値以上の場合、速度過剰の剃毛情報を生成してもかまわない。
また本実施の形態の場合、剃毛情報生成部152は、使用者が入力ボタン112などを用いて入力した入力情報に対応した剃毛情報を生成する。例えば、画像処理装置150は、複数段階の長さ閾値を保持しておき、剃毛情報生成部152は、入力情報に応じた長さ閾値を選定する。剃毛情報生成部152は、選定された長さ閾値を用いることにより剃毛終了を示す剃毛情報を生成する体毛の長さを変更することができ、剃毛の仕上がりの長さを調整することが可能となる。具体的には、肌への負担をより軽減したい場合は、比較的長めに設定された長さ閾値を選択し、深ぞりを優先したい場合は、比較的短めに設定された長さ閾値を選択すればよい。
また、剃毛情報生成部152は、例えば長さ閾値より20%長い第一長さ閾値、長さ閾値より40%長い第二長さ閾値など値の異なる複数の閾値を保持しておき、体毛の長さの段階に応じた剃毛情報など段階的に増加、または減少する剃毛情報を生成してもかまわない。
剃毛情報生成部152は、性状情報が長さ閾値以下、剃毛密度閾値以下、鱗屑密度閾値以上などになり剃毛終了を示す剃毛情報を生成した後において、新しく生成された性状情報によりさらに剃毛終了を示す剃毛情報を生成した場合、剃毛過剰を示す剃毛情報を生成してもかまわない。
結果報知部153は、剃毛情報生成部152が生成した剃毛情報を、報知装置140を制御して使用者に報知する。例えば、結果報知部153は、報知装置140が備える発光装置が放射する光を制御して明るさ、色、および発光パターンの少なくとも一つを変化させることにより剃毛情報を使用者に報知する。体毛の長さが長い段階では赤色を発光させる制御を行って剃毛未終了を使用者に報知し、剃毛終了を示す剃毛情報を剃毛情報生成部152から取得すると青色を発光させる制御を行って剃毛終了を報知する。さらに、使用者が長さ閾値以下の体毛が存在する領域に対し剃毛動作をしている場合は、例えば他の色(緑色など)の点滅状態や点灯状態、青色の点滅状態になるように報知装置140を制御し、剃毛過剰を報知してもよい。
また、剃毛情報生成部152が段階的に増加、または減少する剃毛情報を生成している場合、結果報知部153は、発光装置が放射する光を制御して明るさ、色、および発光パターンの少なくとも一つを段階的に変化させることにより段階的な剃毛情報を使用者に報知してもかまわない。例えば、光の強度を段階的に強くする、または弱くする、発光の点滅間隔を長くする、または短くする場合を例示することができる。
未剃毛情報生成部155は、第二撮像装置132から得られる画像に基づき剃毛を実行していない領域を示す未剃毛情報を生成する。例えば、片側の頬領域、顎領域、鼻の下領域などの領域を剃毛する初期段階、または直前の段階において未剃毛情報生成部155は、該当領域の初期画像を取得し、その後所定の間隔で画像を取得する。未剃毛情報生成部155は、初期画像とその後の画像とを比較して電気かみそり100の剃毛部121が肌に当接している場所を処理済み領域として推定する。未剃毛情報生成部155は、剃毛部121が実際に当接している領域に隣接する領域であって、処理済み領域として推定されていない領域の少なくとも一部の領域を示す未剃毛情報を生成する。なお、未剃毛情報生成部155は、第一撮像装置131から得られる画像も処理に加えて処理済み領域、または未剃毛領域を推定してもかまわない。
領域指示部156は、未剃毛情報生成部155が生成した未剃毛情報に基づき報知装置140を制御して使用者に未剃毛領域を指示する。例えば本実施の形態の場合、報知装置140は、発光素子を把持部110の前後、左右、およびこれらの中間の8箇所に備えている。結果報知部153が剃毛終了を示す剃毛情報を、報知装置140を制御して報知させた後、領域指示部156は、未剃毛領域の存在する方向に対応する位置に配置された発光素子を、報知装置140を制御して発光させる。使用者は、報知装置140の発光に基づき現在剃毛処理をしている領域の処理が終了したことを認識し、次に剃毛処理を行う場所を認識することができる。以上により、過剰な剃毛処理を抑制し、効率よく全体の剃毛処理を実行することが可能となる。
上記実施の形態に係る電気かみそり100によれば、第一撮像装置131から得られた画像から、体毛、または肌表面に関する情報を抽出して剃毛に関する剃毛情報を使用者に報知することができる。従って使用者は、電気かみそり100に肌に対して押しつける強さや、電気かみそり100が肌に対して移動する速さ、所定の領域における剃毛の終了などを認識しながら剃毛処理を実行することができ、肌に対するダメージを抑制して、効率よく剃毛作業を進めることができる。
また、使用者が入力した入力情報に対応した剃毛情報を生成することにより、使用者の好みの剃毛状態を選択することが出来る。例えば、剃毛処理後の体毛の長さを決定する、肌への負担の軽重を決定する、など使用者の好みに応じたモードに電気かみそり100を変更することができる。
また、報知装置140が発光素子を備えることで、光の明るさ、色、発光パターンを変化させることにより複数の剃毛情報を使用者に容易に報知することが可能となる。
また、時刻の異なる複数の画像からそれぞれ得られる性状情報の差分を用いることにより、体毛の状態の変化、肌の状態の変化に基づく剃毛情報を生成することができ、使用者に正確な剃毛情報を報知することができる。
また、画角の比較的広い第二撮像装置132からの画像により、未処理の領域を処理済みの領域から区別して認識することができ、使用者に次に剃毛処理をすべき領域をナビゲーションすることができる。これにより、広い領域を効率よく剃毛することができ、肌に対するダメージを抑制できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、発光素子を備えた報知装置140を例示したが、報知装置140は、スピーカーなどの発音装置、把持部110に振動を発生させる振動装置、把持部110を把持した手に電気的な刺激を付与する電気的筋肉刺激装置などを備えてもかまわない。このような報知装置140により、音(音声含む)や振動の、強さ、発生パターン、電気的刺激の強さや方向を変化させて剃毛情報を報知することができる。
また、性状情報生成部151は、体毛の向きを性状情報の一つとして生成してもかまわない。具体的には、上記実施の形態のとおり、外接矩形で囲まれた体毛の画像は、体毛の毛根では、先端に向けて白から黒くなるグレースケールのグラデーションがかかっており、体毛の先端では、体毛の輪郭と肌との間に大きな輝度差が生じている。つまり、毛根は、先端とは異なり、皮膚の下に入り込んでいるために、体毛と肌とのコントラストが小さくなる。性状情報生成部151は、このような体毛の毛根を含む毛根近傍の画像の特徴、および毛根の先端を含む先端近傍の画像の特徴の少なくとも一つを利用して、体毛の向きを特定する。
また、性状情報生成部151は、体毛の外接矩形を用いて体毛の方向(毛根から先端への向きを問わない)を特定してもよい。
体毛の向き、または方向を示す性状情報に基づき結果報知部153は、電気かみそり100を動作させる方向を報知してもかまわない。
また、上記実施の形態では第一外刃122を4本、第二外刃123を1本、合計5本の外刃を備える剃毛部121を例示したが、外刃の本数は特に限定されるものではなく、4本以下、または6本以上の外刃を備える剃毛部121であってもかまわない。
また、外刃に対して内刃が回転することにより剃毛する剃毛部121であってもかまわない。
また、第一撮像装置131の取付位置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、後ろ側(図中X+側)や、側方(図中Y-側、Y+側)などに取り付けられても構わない。また、把持部110に取り付けられても構わない。第一撮像装置131の数も1台に限定されるものではなく、複数箇所に取り付けられても構わない。
本発明は、髭を剃毛するいわゆる電気シェーバー、髪の毛を剃毛するいわゆるバリカンなど、人を含む動物の体毛を剃毛することができる電気かみそりに適用できる。
110 把持部
111 電源スイッチ
112 入力ボタン
120 ヘッド部
121 剃毛部
122 第一外刃
123 第二外刃
124 ヘッド枠体
125 ヘッド基体
131 第一撮像装置
132 第二撮像装置
133 基板
134 カバー
135 照明装置
140 報知装置
150 画像処理装置
151 性状情報生成部
152 剃毛情報生成部
153 結果報知部
154 情報取得部
155 未剃毛情報生成部
156 領域指示部

Claims (10)

  1. 使用者が把持する把持部と、体毛を切断する剃毛部を有し前記把持部の一端に連結されるヘッド部と、を備える電気かみそりであって、
    前記剃毛部が当接する肌の近傍を撮像する第一撮像装置と、
    前記第一撮像装置から得られる画像を処理する画像処理装置と、
    前記画像処理装置の処理結果を使用者に報知する報知装置と、を備え、
    前記画像処理装置は、
    取得した画像に基づき体毛、または肌の性状を示す性状情報を生成する性状情報生成部と、
    前記性状情報に基づき剃毛に関する剃毛情報を生成する剃毛情報生成部と、
    前記報知装置を制御して前記剃毛情報を使用者に報知する結果報知部と、を備える
    電気かみそり。
  2. 前記性状情報は、
    体毛の長さ、体毛の密度、鱗屑状物の密度、および肌の色の少なくとも一つを含む
    請求項1に記載の電気かみそり。
  3. 前記剃毛情報は、
    押圧過剰、速度過剰、および剃毛終了の少なくとも一つを含む
    請求項1または2に記載の電気かみそり。
  4. 前記画像処理装置は、
    使用者が入力した入力情報を取得する情報取得部を備え、
    前記剃毛情報生成部は、
    前記入力情報に対応した前記剃毛情報を生成する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電気かみそり。
  5. 前記報知装置は、
    光により情報を報知する装置であり、
    前記結果報知部は、
    前記報知装置を制御して明るさ、色、および発光パターンを変化させることにより前記剃毛情報を使用者に報知する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の電気かみそり。
  6. 前記性状情報生成部は、
    複数の画像に基づきそれぞれの数値化された前記性状情報を生成し、
    前記剃毛情報生成部は、
    複数の前記性状情報の差分を閾値判断することにより前記剃毛情報を生成する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の電気かみそり。
  7. 前記性状情報生成部は、
    肌の色を示す前記性状情報を生成し、
    前記剃毛情報生成部は、
    肌の色の色差を閾値判断することにより押圧過剰を示す前記剃毛情報を生成する
    請求項6に記載の電気かみそり。
  8. 前記第一撮像装置よりも広範囲な領域を撮像する第二撮像装置を備え、
    前記画像処理装置は、
    前記第二撮像装置から得られる画像に基づき剃毛を実行していない領域を示す未剃毛情報を生成する未剃毛情報生成部と、
    前記未剃毛情報に基づき前記報知装置を制御して使用者に未剃毛領域を指示する領域指示部と、を備える
    請求項1から7のいずれか一項に記載の電気かみそり。
  9. 前記ヘッド部は、前記把持部に対し相対的に動作可能に連結され、
    前記第一撮像装置は、前記ヘッド部に固定される
    請求項1から8のいずれか一項に記載の電気かみそり。
  10. 前記第一撮像装置は、
    前記剃毛部が接触する肌の領域の幅方向全体を一度に撮像する画角を備える
    請求項1から9のいずれか一項に記載の電気かみそり。
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