JP2022124143A - 販売データ処理装置及び支持台 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部を大型のものとしつつ、販売データ処理装置全体としての占有領域が大きくならない販売データ処理装置を提供する。【解決手段】販売データ処理装置において、本体部と、取引に係る情報を表示する表示部と、レシート印刷部と、識別情報を読み取る読取部と、前記印刷部と前記読取部とを収納する収納部と、前記表示部を回動する回動部と、を備え、前記回動部は、前記表示部と前記収納部との間に配置されるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、販売データ処理装置及び、その支持台に関する。
昨今、POS装置の表示部は、タッチパネルを備えていることが一般的であり、当該タッチパネルは、販売に関するデータを入力して適宜の選択操作を行うことのできる販売データ処理装置の中核を担うことになる。
本発明は、表示部を大型化の需要に対応させつつ販売データ処理装置全体としての占有領域が大きくならない販売データ処理装置を提供することを目的とする。
本発明の販売データ処理装置は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
本体部と、取引に係る情報を表示する表示部と、レシート印刷部と、識別情報を読み取る読取部と、前記印刷部と前記読取部とを収納する収納部と、前記表示部を回動する回動部と、を備え、前記回動部は、前記表示部と前記収納部との間に配置されていることを特徴とする販売データ処理装置である。
また、本発明の販売データ装置のための支持台は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
販売データ処理装置を支持する支持部と、前記販売データ処理装置の下にカゴの載置が可能な置台と、からなる支持台。
本発明の実施形態に係る販売データ処理装置を右前方側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の右側面図である。 本発明の実施形態に係る支持台を示す図である。(a)は販売データ処理装置1台が設置される例を、(b)は背中合わせに2台の販売データ処理装置が設置される例を示す図である。 カゴ置き台の領域を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の下に自動釣銭機を配置した態様を示す図である。 本実施形態の販売データ処理装置の背面に店員が操作する手段を備える態様を示す図である。 顧客同士が対面する形で使用可能なPOSレジシステムを示す図である。 スタンドを挟んで、2つの販売データ処理装置を配設した態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の複数を並べて壁掛け設置した態様を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図であって、販売データ処理装置の背面に店員が操作する手段を備える態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の正面図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の背面図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の平面図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の底面図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の右側面図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の左側面図である。 本発明の実施形態に係る販売データ処理装置の正面斜視図である。 本発明の実施形態に係る支持台の正面図である。 本発明の実施形態に係る支持台の背面図である。 本発明の実施形態に係る支持台の平面図である。 本発明の実施形態に係る支持台の底面図である。 本発明の実施形態に係る支持台の右側面図である。 本発明の実施形態に係る支持台の左側面図である。 本発明の実施形態に係る支持台の正面斜視図である。 フルセルフタイプとして用いた場合の操作画面である。 セミセルフタイプ等として用いた場合の操作画面である。
本発明の実施形態に係る販売データ処理装置は、本体部と、取引に係る情報を表示する表示部と、レシート印刷部と、識別情報を読み取る読取部と、前記印刷部と前記読取部とを収納する収納部と、前記表示部を回動する回動部と、を備え、前記回動部は、前記表示部と前記収納部との間に配置されていることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態を、図面を使って説明するが、以下の図面は説明を目的に作成されたもので、分かりやすくするため、説明に不要な部材を意図的に図示していない場合がある。また、説明のため部材を意図的に大きく又は小さく図示している場合があり、正確な縮尺を示す図面ではない。なお、以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る販売データ処理装置1を右前方側から見た斜視図である。ここでの方向は、当該販売データ処理装置を利用する者が位置する側を前方側とすることで定義されている。図2は、本発明の実施形態に係る販売データ処理装置1の右側面図である。
本実施形態の販売データ処理装置1は、スーパーマーケット等で、主として、商品販売に伴う登録及び精算を実行する登録精算装置を担うものであるが、精算のみを担う精算装置として用いること、自動釣銭機等の関連装置と組み合わせることによって多様な精算に対応させること、さらには、店員が操作する背面側タッチパネルと店員が操作するハンディスキャナを備え、店員が登録を行い、顧客が精算を行う対面式の装置として用いること等も想定されている。
(販売データ処理装置の構成)
図1は、顧客自らが操作して、商品購入に伴う商品登録や精算処理を行うための登録・精算装置として、クレジットカード、電子マネー等による電子決済、スマートフォン等の携帯機器等を利用したQR決済といった、要するに現金精算以外の決済に対応した販売データ処理装置1を示している。本実施形態の販売データ処理装置1は、図1に示されるように、筐体となる本体部2が回動部7を介して表示部3(大型タッチパネルディスプレイ)を支えている。また、本体部2の下部には、レシート印刷部4と商品のバーコードの読み取りや電子決済を行うために識別情報を読み取る読取部5を収納した収納部6となっている。一方で、本体部2の上方は、表示部3とオーバーラップし、収納部6の位置よりも上方に十分に延出されるサイズとなっている。これは、表示部3が想定外の大きな力で後方へ押圧されて回動した際に、表示部3の背面を受けるのに適した有効な面積を確保するためである。
回動部7は、トルクヒンジ等のフリーストップ仕様の蝶番であるが、所望とされる角度で保持できるものであれば、任意の手段を用いることが可能である。本実施形態の販売データ処理装置1では、回動部7は、表示部3と収納部6との間に配置されている。換言すれば、表示部3は、その下端部を支点として揺動可能とされている。表示部3が揺動可能とされているのは、店内照明や屋外光等の映り込みによって画面が非常に見えづらくなることがあるところ、その対応のためである。表示部3を調整することで画面での反射等が気にならなくなる。夕陽が差し込むような特殊な状況下でなく、通常の屋内スペースであれば、一旦、表示部3の角度を決めれば済むことではあるものの、設置個所等によって、照明の差し込む方向などは異なるため、角度調整の機能は不可欠である。
一方、大型ディスプレイになっているにも関わらず、ディスプレイを回動軸のみで支える構造とすると、タッチ操作による接触部分と回動支点が離れる事態が頻出されることになるため、タッチ操作によるディスプレイの「しなり」や「回転」が発生しやすくなる。無論、トルクヒンジによる回動部7には、相応の抵抗トルクが付与されるように設定されているのであるが、それでも、不用意に大きな力で画面が押圧される場合もあり得る。そのような場合に備えて、本発明では、本体部1の上方部分が表示部3の背面を受ける受け部8として機能するようになっている。さらに、本実施形態の販売データ処理装置1においては、図2の側面図から容易に理解されるように、受け部8が表示部3の回動範囲を当該表示部3の背面に対して面で規制するような構造となっている。このことによって、ディスプレイの「しなり」や「回転」を十分に制限することが可能である。
このような工夫をしつつ、回動部をディスプレイ背面でなく、ディスプレイ下端部に配置したことは、本実施形態の販売データ処理装置1の大きな特徴の一つである。そのメリットとして、ディスプレイと本体部との間に、ヒンジ等を支持するために本体部から延びるバー等の構成部品を配置するための空間を設ける必要がないことから、ディスプレイと本体とはその面同士が密着する構成となり、結果として、装置全体としての占有領域を小さくし、また利用者に対しても占有領域が小さいとの認識を与えることができる。ディスプレイの大型化と装置全体のコンパクト化という一見すると二律背反的な要求仕様を、本実施形態の販売データ処理装置1は見事に実現しているのである。
読取部部5は、商品に付されたバーコードや電子決済を行うために識別情報を読み取るものであり、非接触型ICカードリーダー、スキャナ読取式リーダー、カメラを使った撮像等各種の方式に対応している。本実施形態の販売データ処理装置1の収納部6の上端は、前方に向かって下り傾斜していることから、読取領域もこの傾斜の延長上にあると視覚を通じて理解することができ、読取対象を掲げる位置を容易に特定することができる。また、スキャナ光線やカメラ照明が上には向かないという印象付けを顧客に与えることができ、顧客は安心して精算装置を利用することができる。また、この傾斜形状は、装置全体のフォルムをスタイリッシュに演出し、利用者に印象付けられる装置サイズをより小さなものと認識させる効果も発揮する。
本実施形態の販売データ処理装置1は、本体部2の配色が当該本体部2の端部の配色よりも明るい色彩とされている。具体的に、本体部2の大半の領域は白やアイボリー等の明るい配色とされている一方で、図2のハッチング領域で示される本体部2の背面側の端部はグレーや黒等の暗い色彩とされている。このような配色によって、顧客の印象としては、装置サイズがあたかも白やアイボリーの部分だけであるように認識されるようになる。
このように、様々なシステム構成のPOSレジシステムの中核を担う本実施形態の販売データ処理装置1は、形状や配色等を適切な設定とすることによって、小さく見せる工夫が随所に施されている。しかし、現実のものとして、実施形態の販売データ処理装置1は、従来の装置よりも、一回りも二回りも小さいものとなっている。このような特徴を踏まえて、POSレジシステムの中で、どのような配置がされ、どのようなシステム構成がされるかという点や、そのようなシステム構成を実現するために寄与している追加的な特徴点について、さらに説明する。
(販売データ処理装置のPOSレジシステム中における構成)
POS装置、POSレジシステムのタイプとして、買い上げ商品を店員が登録装置で登録し、その登録装置から離れた位置に設置されている精算装置にて顧客が精算を行うセミセルフタイプ、登録から精算までを顧客が行うフルセルフタイプが主流となっている。いずれのタイプであっても、システムの中核を担う役割は、販売データ処理装置である。こうした中、セミセルフタイプのPOSレジシステム、フルセルフタイプのPOSレジシステムが存在するだけでなく、店員と顧客が対面する形で操作装置やディスプレイが設けられているタイプや従来からある登録も精算も店員が行うタイプも存在し、さらに、精算装置の中にあっても、現金のみに対応したもの、電子決済のみに対応したもの、現金と電子決済の両方に対応したものに類別されるなど、POSレジシステムは多種多様化している。そして、その筐体やディスプレイもPOSレジシステムの多種多様な種類に応じた複数のものがあって、それぞれの装置組みをするため、製造コストがかかるものであった。
また、従来のPOS装置は、筐体内にCPUやメモリ、電源装置、インターフェイス等の制御部品を収め、筐体上部にディスプレイを設けるレイアウトを採るタイプが殆どであった。POS装置の全体構成は、筐体とディスプレイとの上下二段構成とならざるを得ないものであり、相当程度のスペースを占有する筐体を設置するための場所を確保しなければならなかった。
これに対して、本実施形態の販売データ処理装置1は、電源や制御部を含めた制御に必要なデバイスを本体部2に収納している。このため、従来のPOS装置がネックとしていた制御部品を収納する筐体そのものが不要となった。また、装置全体がとてもコンパクトなものとなり、これを共通モジュールとして、様々なタイプのPOSシステムに利用することができることから、結果として、大幅な製造コストの削減を図ることができる。図1に示される本実施形態の販売データ処理装置1は、既に、説明したように、電子決済を行うために識別情報を読み取る読取部5を備えるだけで、現金を投入する機器は搭載していない。販売データ処理装置1が自動釣銭釣札機やそれを収容する筐体を備えていないことにより、例えばセルフ登録の際、装置中央に存在していた自動釣銭釣札機を避ける必要が無いため、装置を挟んで客動線上流側のカゴ置台から客動線下流側のカゴ置台への商品の移し替えや商品の読み取り作業の負担を軽減することができる。
また、図3に示されるように、本実施形態の販売データ処理装置1に適した支持台10というものが想定できる。支持台10は販売データ処理装置1を取り付けるための支持部11とカゴ置き台12を備えている。支持台10は、図3(a)に示されるように、本実施形態の販売データ処理装置1の下にできた新たな空間を利用して、このエリアにもカゴ置き台12のスペースを提供することができ、結果として上流側・下流側のカゴ置き台とを連接した一つの広い荷物置き場を創出することができる。販売データ処理装置1の下に広い荷物置き場を創出したことで従来よりも奥行きを必要としないカゴ置台とすることができる。
図4に示されるように、従来の上流側や下流側のカゴ置き台はカゴの長手方向が前後方向となるように設置できるよう奥行きを設けていた。しかし、中央部を含めカゴを置けるようになったことで、カゴの短手方向が前後方向となるように設置できるだけの奥行きがあれば十分である。一体の連続した領域であるため、カゴ以外の手荷物等も置きやすいと言える。さらに装置が設置される箇所の奥行や横幅も小さくできるということであり、図3(b)に示されるように、販売データ処理装置1を背中合わせに配置して荷物置き場を集中的に配置することができる。その結果、全体として省スペース化にさらに貢献できるのである。昨今、スーパーマーケットでは、特にソーシャルディスタンス確保が求められる中、この効果は無視できないものである。
図5は、本実施形態の販売データ処理装置1の下に自動釣銭機を配置して一体に組み上げた例である。自動釣銭釣札機は、現金支払いを可能にするための機構であり、硬貨投入口、硬貨払出口、紙幣投入口・払出口等を有する。この自動釣銭釣札機は、顧客から金銭の入金を受け付けると共に、入金された金銭を計数したり、精算額に応じて釣銭を払い出したりする。図5に示される装置は、登録装置から離れた位置に設置されている精算装置にて顧客が精算を行うセミセルフタイプのPOSレジシステムとして、主として用いられることになる。また、登録から精算までを顧客が行うフルセルフタイプのPOSレジシステムとして用いることが可能となる。
図6は、本実施形態の販売データ処理装置1の背面に店員が操作する手段(タッチパネルとメカキー)を備えるようにして組み上げた例である。図示されない紙面裏側に位置する装置側面にはハンディスキャナを保持するためのホルダが設けられており、店員は、ハンディスキャナを用いて商品の登録を行う。このように、店員と顧客が対面する形でのセミセルフPOSレジシステムとして利用することができる。また、フルセルフを前提として、顧客がサポートを必要としている場合に店員が迅速に対応できるシステムとして利用することも可能である。
図7は、顧客同士が対面する形で使用可能なPOSレジシステムとして組み上げた例である。本実施形態の販売データ処理装置1がとても小型でコンパクトであるため、1台の自動釣銭釣札機の上に、2台の販売データ処理装置1を設置することが可能となった。この利用態様では、一方の販売データ処理装置1は電子決済専用の精算装置として機能し、他方の販売データ処理装置1は現金支払いと電子決済の両方に対応した精算装置として機能することになる。なお、対面する顧客の間には、半透明のパーティションが設けられている。正面に見ず知らずの他人が立っている状況で、操作時に他人が視界に入ること、他人と目が合うこと、現金等を扱う際の抵抗感を少なくすること等への配慮とともにウィルス感染症への対策にも寄与するものである。
図8も、やはり顧客同士が対面する形で使用可能なPOSレジシステムとして組み上げた例であるが、スタンドタイプのものである。そして、両方の販売データ処理装置1ともに電子決済専用の精算装置となっている。昨今のスーパーマーケット等においては、適正な導線確保のために、現金専用の精算装置と電子決済専用の精算装置を、それぞれ固めて配置して、別のエリアに設置する場合がある。そのような要求にも適切に対応することができる。
ここで、図7や図8のシステムや配置を構築することに寄与している本発明の特徴に着目すると、本体部2の底面及び背面が略平面であるという点を挙げることができる。通常の利用態様では水平な面に本体部2の底面を載置することになるのであるが、背面も平面であることから、図7に示す態様では、2つの販売データ処理装置1を、干渉させることなく整然と背中合わせにして配設することが可能となっているし、図8に示す態様では、一つのスタンドに2つの販売データ処理装置1を配設することが可能となっているのである。さらに、この背面が略平面という特徴からは、図9に示すような設置態様をも実現することが可能となる。単に自動釣銭釣札機やそれを収容する筐体を排除しただけでは成しえない態様と言える。
このように、底面・背面が略平面であることから、底面を使って設置することは勿論のこと、背面を使って壁掛け設置をすることも可能とされている。設置態様も豊富化されるとともに、これまで説明したように、他の装置や機器との組み合わせの自由度も高い。概括すると、装置の種類を問わず、全てのPOS端末の筐体を当該装置に統一することがでるというメリットが、本実施形態の販売データ処理装置1の構成から達成されることになっているのである。
(他の実施例)
図10は、本発明の別の実施形態の販売データ処理装置1である。これまで説明してきたものが、縦型のディスプレイであったのに対して、この実施例では横型のディスプレイとなっている。横型のディスプレイの需要にも対応できるように用意されたものである。ディスプレイの下端を支点として回動するものではないが、ディスプレイの下方側に支点があることには変わりなく、小型化に一定程度は寄与するものであるし、本体上部も受け部として一定程度の効果を果たす。図11は、横型ディスプレイ仕様において、販売データ処理装置1の背面に店員が操作する手段(タッチパネルとメカキー)を備えるようにして組み上げた例である。
(販売データ処理装置の正投影図法による外観)
本発明のスタイリッシュさの理解を助けるために、参考までに、本実施形態の販売データ処理装置1の六面図を示す。図12、図13、図14、図15、図16及び図17は、それぞれ、正面図、背面図、平面図、底面図、右側面図及び左側面図である。併せて、浄書された正面斜視図も、図18として提示する。物品としての説明は、正面図右下部の矩形状部はスキャナであり、これにより二次元コードを読み取り、精算結果を左下部の横長開口部から内蔵プリンターによりプリントアウトする自動精算機である、ということになろう。
(支持台の正投影図法による外観)
本実施形態の支持台10の六面図も示す。図19、図20、図21、図22、図23及び図24は、それぞれ、正面図、背面図、平面図、底面図、右側面図及び左側面図である。併せて、浄書された正面斜視図も、図25として提示する。物品としての説明は、正面図中央に突出する部材が販売データ処理装置の下部に空間を作るために当該装置の背面を支持する部材であり、平面図の水平方向に3つ連なる部材が一体に連続した領域となるカゴ置き台であるところの販売データ処理装置の支持台である、ということになろう。
(販売データ処理装置の操作画面)
既に述べたように、本実施形態の販売データ処理装置1により、装置のコンパクト化及び共通モジュール化が達成できた。このため、本実施形態の販売データ処理装置1は、フルセルフタイプのPOSレジシステムとしても、セミセルフPOSレジシステムとしても、顧客と店員が対面するタイプのレジシステムとしても、使用することが可能なものである。さらに、大型ディスプレイを有効活用して多くの情報を表示させつつも、POSレジシステムのタイプ別に応じた画面仕様の変更は極力抑えて、ソフトウェア面での共通化も図られている。本実施形態の販売データ処理装置1の操作画面について説明する。
図26は、顧客が商品販売に伴う登録及び精算の全てを行うフルセルフの場合における商品登録画面であり、当該画面には登録した商品が明細として一覧表示される。操作ボタン(ソフトウェアキー)には次のものがある。
「会計する」:登録画面から精算画面へ遷移させる。
「野菜」「果物」「鮮魚」「精肉」:商品の分類を選択するためのものであり、各分類ごとの細目(詳細商品情報)を表示する詳細選択画面へ遷移させる。
「店員呼出」:店舗全体を監視する監視装置や店員が携帯する呼出端末に対し呼出信号を発出する。
「レジ袋購入」:押下すると、レジ袋選択画面(袋の種類、サイズ、金額など)が表示され、所望する袋の選択を受け付けると、当該登録画面の商品明細に登録した袋が追加され、合計金額が更新される。
「取消」:誤って登録した商品や購入することを止めた商品がある場合に押下する。商品選択後に「取消」を押下する操作と、「取消」を押下した後に商品選択する操作と、のいずれの操作であっても商品を取り消すことが可能である。
「英、中、韓の国旗」:言語切り替えボタンである。表示される文字列が日本語から当該言語となり、かつ、出力される音声ガイダンが当該言語となる。
図27は、顧客が登録装置と離れた場所で精算のみを行うセミセルフに用いられた場合の操作画面、又は、店員が登録を行い、顧客が精算を行う対面式の装置の顧客側の操作画面である。画面トップの「商品のバーコードをスキャナに近づけて登録を行ってください。」との案内表示と、「野菜」「果物」「鮮魚」「精肉」の商品の分類を選択するための操作ボタンが画面項目に存在しないこと以外は、フルセルフの場合における商品登録画面と同じ内容であり、ソフトウェアによる情報処理についてもプログラムモジュールの共通化が図られているものであり、製造コスト削減に寄与するものである。
<実施形態の総括>
[技術分野]
本発明は、販売データ処理装置及び、その支持台に関する。
[背景技術]
昨今、買い上げ商品を店員が登録装置で登録し、その登録装置から離れた位置に設置されている精算装置にて顧客が精算を行うセミセルフタイプと呼ばれるPOSレジシステムが普及している。また、登録から精算までを顧客が行うフルセルフタイプと呼ばれるPOSレジシステムも存在する。いずれのタイプのPOSレジシステムであっても、システムの中核を担う役割は、タッチパネルを備え、販売に関するデータを入力して適宜の選択操作を行うことのできる販売データ処理装置が果たすことになる。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
そうした中、近年、販売データ処理装置の表示部の大型化が進んでいる。一方、上述したタイプ以外にも様々なシステム構成のPOSレジシステムが登場し、現在のシステムは非常に多様化して発展しており、他の関連機器や装置と組わせて使用される場合が殆どである。この状況の下、表示部を大型のものとしたい一方で、販売データ処理装置全体としての占有領域は大きくしたくないという二律背反的な要求が生じたが、実現するには至っていない。そこで、本発明は、表示部を大型のものとしつつ、販売データ処理装置全体としての占有領域が大きくならない販売データ処理装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、本体部2と、取引に係る情報を表示する表示部3と、レシート印刷部4と、識別情報を読み取る読取部5と、前記印刷部4と前記読取部5とを収納する収納部6と、前記表示部3を回動する回動部7と、を備え、前記回動部7は、前記表示部3と前記収納部6との間に配置されていることを特徴とする販売データ処理装置1である。
上記構成によれば、筐体と表示部との隙間を無くし、装置全体としての空間の占有をより小さくすることが可能となる。
(2)本実施形態の一態様は、(1)に記載の販売データ処理装置1において、前記本体部2は、上方が前記表示部3の背面を受ける受け部として機能する受け部8を有する。
上記構成によれば、不用意に大きな力で画面が押圧されたとしても、これに十分に対応することができる。
(3)本実施形態の一態様は、(2)に記載の販売データ処理装置1において、前記受け部8は、表示部3の回動範囲を当該表示部3の背面に対して面で規制する。
上記構成によれば、ディスプレイの「しなり」や「回転」を十分に制限することが可能である。
(4)本実施形態の一態様は、(1)から(3)のいずれか一に記載の販売データ処理装置1において、前記本体部2の底面及び背面は略平面である。
上記構成によれば、設置態様が豊富化されるとともに、他の装置や機器との組み合わせの自由度が高くなる。
(5)本実施形態の一態様は、(1)から(4)のいずれか一に記載の販売データ処理装置1において、前記収納部6上端は前方に向かって下り傾斜している。
上記構成によれば、スキャナからの光線が上に向かないと顧客に印象づけることができる。
(6)本実施形態の一態様は、(1)から(5)のいずれか一に記載の販売データ処理装置1において、前記本体部2の配色は、当該本体部2の端部の配色よりも明るい色彩である
上記構成によれば、透明パネル2とテーブルカウンター上面との間に間隙を与えるため、加工精度の粗さから生じる不陸にも対処することが可能である。
(7)本実施形態の一態様は、(1)から(6)のいずれか一に記載の販売データ処理装置1を支持する支持部11と、前記販売データ処理装置の下にカゴの載置が可能なカゴ置き台12からなる支持台10である。
上記構成によれば、販売データ処理装置1の下にカゴを通すことができ、ゆとりある空間を確保できる
1 販売データ処理装置
2 本体部
3 表示部
4 印刷部
5 読取部
6 収納部
7 回動部
8 受け部
10 支持台
11 支持部
12 カゴ置き台

Claims (7)

  1. 本体部と、
    取引に係る情報を表示する表示部と、
    レシート印刷部と、
    識別情報を読み取る読取部と、
    前記印刷部と前記読取部とを収納する収納部と、
    前記表示部を回動する回動部と、を備え、
    前記回動部は、前記表示部と前記収納部との間に配置されている
    ことを特徴とする販売データ処理装置。
  2. 前記本体部は、上方が前記表示部の背面を受ける機能を果たす受け部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の販売データ処理装置。
  3. 前記受け部は、表示部の回動範囲を当該表示部の背面に対して面で規制する
    ことを特徴とする請求項2に記載の販売データ処理装置。
  4. 前記本体部の底面及び背面は略平面である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
  5. 前記収納部上端は前方に向かって下り傾斜している
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか位置項に記載の販売データ処理装置。
  6. 前記本体部の配色は、当該本体部の端部の配色よりも明るい色彩である
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の販売データ処理装置を支持する支持部と、
    前記販売データ処理装置の下にカゴの載置が可能な置台と、
    からなる支持台。
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