JP2022122712A - キャリブレーション方法、プログラム、及びキャリブレーション装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(移動体)
図1は、本実施形態に係る移動体の模式図である。本実施形態においては、移動体10は、自動で移動可能な装置である。より詳しくは、移動体10は、フォークリフトであり、さらにいえば、いわゆるAGF(Automated Guided Forklift)である。ただし、移動体10は、移動可能な任意の装置であってよく、フォークリフトであることに限られない。また、移動体10は、自動で移動する装置に限られず、ユーザの運転によって移動する装置であってもよい。
図1に示すように、移動体10は、車体20と、マスト22と、フォーク24と、複数のセンサ26と、制御装置28とを備えている。車体20は、車輪20Aを備えている。マスト22は、車体20の前後方向における一方の端部に設けられている。マスト22は、前後方向に直交する上下方向に沿って延在する。フォーク24は、マスト22に方向Zに移動可能に取付けられている。フォーク24は、マスト22に対して、車体20の横方向(上下方向及び前後方向に交差する方向)にも移動可能であってよい。フォーク24は、一対のツメ24A、24Bを有している。ツメ24A、24Bは、マスト22から車体20の前方向に向けて延在している。ツメ24Aとツメ24Bとは、マスト22の横方向に、互いに離れて配置されている。以下、前後方向のうち、移動体10においてフォーク24が設けられている側の方向を、前方向とし、フォーク24が設けられていない側の方向を、後方向とする。
センサ26は、車体20の周辺に存在する対象物の位置及び姿勢の少なくとも1つを検出する。センサ26は、移動体10に対する対象物の位置と、移動体10に対する対象物の姿勢とを検出するともいえる。本実施形態では、センサ26は、マスト22と、車体20の四隅とに、すなわち車体20の前方向側の左右の端部と後方向側の左右の端部とに、設けられている。すなわち、本実施形態では、センサ26として、センサ26A、26B、26C、26Dの4つが設けられている。センサ26A、26Bは、フォーク24と対向する支持部25の先端に設けられ、センサ26C、26Dは、車体20の後方向側に設けられる。ただし、センサ26の設けられる位置はこれに限られず、任意の位置に設けられてもよい。また、センサ26の数も4つに限られず、任意であってよい。また例えば、移動体10に設けられる安全センサを、センサ26として流用してもよい。安全センサを流用することで、新たにセンサを設ける必要がなくなる。
本実施形態に係るキャリブレーション装置30は、以上のような移動体10に設けられるセンサ26のキャリブレーションを実行する装置である。すなわち、キャリブレーション装置30は、本実施形態に係るキャリブレーション方法を実行する装置である。センサ26のキャリブレーションとは、移動体10の基準位置Pに対する移動体10に搭載されたセンサ26の位置及び姿勢(基準位置Pとセンサ26との相対位置及び相対姿勢)を算出して、センサ26の座標系を移動体10の基準位置Pの座標系に合わせる処理である。例えば、図2の例では、移動体10の座標系において、基準位置Pの座標と基準方向AXPとが、予め設定されている。図2の例では、基準位置Pは、フォーク24A、24Bの間の位置であるが、移動体10の任意の位置であってもよい。図2の例では、基準方向AXPは、移動体10の進行方向であるが、移動体10に対して任意の方向であってもよい。以下、センサ26Aの位置を位置PAとし、センサ26Aの向いている方向を方向AXAとし、センサ26Bの位置を位置PBとし、センサ26Bの向いている方向を方向AXBとし、センサ26Cの位置を位置PCとし、センサ26Cの向いている方向を方向AXCとし、センサ26Dの位置を位置PDとし、センサ26Dの向いている方向を方向AXDとする。なお、それぞれのセンサ26の向いている方向は、図2の例では、Z方向から見て検出範囲の中央の線に沿った方向であるが、それに限られない。
図3は、本実施形態に係るキャリブレーション装置の模式的なブロック図である。キャリブレーション装置30は、コンピュータであり、図3に示すように、記憶部32と通信部34と制御部36とを含む。記憶部32は、制御部36の演算内容やプログラムなどの各種情報を記憶するメモリであり、例えば、例えば、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)のような主記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。記憶部32が保存する制御部36用のプログラムは、キャリブレーション装置30が読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。通信部34は、制御部36に用いられて、移動体10などの外部の装置と通信するモジュールであり、例えばアンテナなどを含んでよい。通信部34による通信方式は、本実施形態では無線通信であるが、通信方式は任意であってよい。なお、キャリブレーション装置30は、ユーザの入力を受け付ける入力部や、情報を出力する出力部を備えていてもよい。入力部としては、例えばタッチパネルやキーボード、マウスなどが挙げられ、出力部としては、例えば画像を表示するディスプレイが挙げられる。
測定対象物位置取得部40は、センサ26に測定対象物Bの位置情報を検出させる。より詳しくは、測定対象物位置取得部40は、センサ26から測定対象物Bの表面Baへレーザ光を照射させて、センサ26に、その測定対象物Bの表面Baからのレーザ光の反射光を受光させる。測定対象物位置取得部40は、センサ26が受光した測定対象物Bからのレーザ光の反射光の情報に基づき、測定対象物Bの位置情報を算出する。測定対象物Bの位置情報とは、その測定対象物Bの位置情報を検出したセンサ26に対する、測定対象物Bの位置(センサ26の座標系における測定対象物Bの座標)の情報を指す。測定対象物Bの位置情報は、センサ26に対する測定対象物Bの姿勢の情報も含んでいてもよい。以下、測定対象物Bの位置情報を、適宜、測定対象物位置情報と記載する。なお、測定対象物Bとは、キャリブレーションを行うために用いられる部材である。
図5は、センサ間位置情報の算出を説明するための模式図である。センサ間位置情報取得部42は、同じ測定対象物Bの測定対象物位置情報に基づき、センサ26同士の相対位置及び相対姿勢の情報であるセンサ間位置情報を取得する。センサ間位置情報取得部42は、同じ測定対象物Bの測定対象物位置情報に基づき、その測定対象物Bを検出したセンサ26同士のセンサ間位置情報を算出する。例えば、本実施形態の例では、センサ間位置情報取得部42は、測定対象物B1の測定対象物位置情報に基づき、言い換えればセンサ26Aが検出した測定対象物B1の位置情報と、センサ26Bが検出した測定対象物B1の位置情報とに基づき、センサ26Aとセンサ26Bとのセンサ間位置情報を算出する。センサ26Aとセンサ26Bとは、同じ測定対象物B1を検出しているため、センサ26Aが検出したセンサ26Aに対する測定対象物B1の位置と、センサ26Bが検出したセンサ26Bに対する測定対象物B1の位置とから、センサ26Aに対するセンサ26Bの位置及び姿勢が算出できる。センサ間位置情報取得部42は、センサ26Aとセンサ26Bとのセンサ間位置情報として、センサ26Aに対するセンサ26Bの位置及び姿勢(センサ26Aの座標系におけるセンサ26Bの位置及び姿勢)を算出する。さらに言えば、センサ間位置情報取得部42は、図5に示すように、センサ26Aとセンサ26Bとのセンサ間位置情報として、センサ26Bの座標系をセンサ26Aの座標系に変換するための変換量(tXB、tYB、θB)を算出する。なお、tXBが、センサ26Aの座標系に対するセンサ26Bの座標系のX軸方向の変位量、tYBが、センサ26Aの座標系に対するセンサ26Bの座標系のY軸方向の変位量であり、θBが、センサ26Aの座標系に対するセンサ26Bの座標系の回転量である。
図6は、基準センサ位置情報を説明するための模式図である。基準センサ位置情報取得部44は、移動体10の基準位置Pに対する基準センサの位置及び姿勢の情報である、基準センサ位置情報を取得する。基準センサ位置情報は、移動体10の座標系における、基準センサの位置及び姿勢の情報ともいえる。基準センサとは、複数のセンサ26のうちで基準となるセンサ26である。本実施形態では、センサ26Aを基準センサとするが、基準センサとするセンサは任意に選択されてよい。基準センサ位置情報取得部44は、移動体10の設計情報に基づき、基準センサ位置情報を取得する。基準センサ位置情報取得部44は、記憶部32に予め記憶されていた移動体10の設計情報を読み出してもよいし、通信部34を介して、外部の装置から、移動体10の設計情報を取得してもよい。移動体10の設計情報とは、移動体10の寸法などの設計値が含まれる情報であり、本実施形態では、移動体10への基準センサの取り付け位置(座標)及び取り付け角度(姿勢)の設計値を含む。より詳しくは、本実施形態では、移動体10の設計情報には、移動体10の座標系における、移動体10の基準位置Pに対する基準センサの位置(本例ではセンサ26Aの位置PA)と、移動体10の基準方向AXPに対する基準センサの向いている方向(本例では方向AXA)の角度に関する情報が含まれている。基準センサ位置情報取得部44は、移動体10の座標系における、移動体10の基準位置Pに対する基準センサの位置(座標)と、移動体10の基準方向AXPに対する基準センサの向いている角度とを、基準センサ位置情報として取得する。図6の例では、基準センサ位置情報取得部44は、基準センサ位置情報として、基準センサ(センサ26A)の座標系を移動体10の座標系に変換するための変換量(tXA、tYA、θA)を算出する旨が示されている。tXAが、センサ26Aの座標系におけるX座標を移動体10の座標系におけるX座標に変換するための値であり、tYAが、センサ26Aの座標系におけるY座標を移動体10の座標系におけるX座標に変換するための値であり、θAが、センサ26Aの座標系における姿勢(角度)を移動体10の座標系における姿勢(角度)に変換するための値である。
図7は、センサ位置情報の算出を説明するための模式図である。センサ位置情報取得部46は、センサ間位置情報取得部42が取得したセンサ間位置情報と、基準センサ位置情報取得部44が取得した基準センサ位置情報とに基づき、移動体10の基準位置Pに対する、それぞれのセンサ26の位置及び姿勢の情報であるセンサ位置情報を取得する。センサ位置情報は、移動体10の座標系における、それぞれのセンサ26の位置及び姿勢を指すともいえ、それぞれのセンサ26の座標系を移動体10の座標系に変換するための変換量であるともいえる。基準センサ位置情報で、移動体10の基準位置Pに対する基準センサの位置及び姿勢が示され、センサ間位置情報で、基準センサに対する他のセンサの位置及び姿勢が示されているので、基準センサ位置情報及びセンサ間位置情報に基づいて、基準位置Pに対するそれぞれのセンサ26の位置及び姿勢を算出できる。
以上説明した、キャリブレーション装置30によるキャリブレーション処理のフローを説明する。図8は、本実施形態に係るキャリブレーション処理のフローを説明するフローチャートである。図8に示すように、キャリブレーション装置30は、測定対象物位置取得部40により、一対のセンサ26に同じ測定対象物Bを検出させて、測定対象物位置情報を算出する(ステップS10)。測定対象物位置取得部40は、一対のセンサ26毎に、すなわち隣り合う2つのセンサ26毎に、同じ測定対象物Bを検出させる。測定対象物位置取得部40は、一対のセンサ26による同じ測定対象物Bの検出結果から、その測定対象物の測定対象物位置情報を算出する。
以上説明したように、本実施形態に係るキャリブレーション装置30は、少なくとも2つのセンサ26に同じ測定対象物Bを検出させて、その検出結果に基づき、センサ26同士の相対位置及び姿勢(センサ間位置情報)を算出し、センサ26同士の相対位置及び姿勢と、設計情報から取得した基準位置Pに対する基準センサの相対位置及び姿勢(基準センサ位置情報)とから、基準位置Pに対する各センサ26の相対位置及び姿勢を算出する。本実施形態によると、一対のセンサ26に同じ測定対象物Bを検出させるだけで、基準位置Pに対する各センサ26の相対位置及び姿勢を算出することが可能となる。そのため、本実施形態によると、一対のセンサ26の検出範囲に測定対象物Bがあれば、各センサ26のキャリブレーションが可能となるため、測定対象物Bの設置位置を特定するための専用の機器が不要となり、また、測定対象物Bの設置位置を特定するための作業負荷が高くなることを抑制でき、作業者の負荷を低減できる。また、本実施形態によると、キャリブレーション精度が作業者の熟練度に依存する度合いを減らして、キャリブレーション精度の低下も抑制できる。
以上の説明では、基準センサ位置情報を、移動体10の設計情報のみから取得していたが、それに限られない。例えば、基準センサ位置情報取得部44は、移動体10の設計情報と、基準センサと他のセンサ26とのセンサ間位置情報とに基づき、基準センサ位置情報を算出してよい。以下、具体的に説明する。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、測定対象物Bの形状が既知である点で、第1実施形態とは異なる。第2実施形態において第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
次に、第2実施形態における測定対象物位置情報の算出方法について説明する。図12は、測定対象物の検出方法を説明する模式図である。図12に示すように、測定対象物位置取得部40は、センサ26に、測定対象物Bの表面Baへレーザ光Lを走査しつつ照射させる。すなわち、測定対象物位置取得部40は、表面Baの異なる位置のそれぞれに、レーザ光Lを照射させる。測定対象物位置取得部40は、表面Baの各位置で反射されたレーザ光Lを、反射光としてセンサ26に受光させる。以下、表面Baでレーザ光Lが反射された位置(レーザ光Lが照射された位置)を、適宜、反射位置と記載する。測定対象物位置取得部40は、センサ26が受光したそれぞれの反射光の情報に基づき、それぞれの反射位置の座標を算出して、測定対象物位置情報とする。なお、図12は、センサ26A、26Bに、同じ測定対象物B1を検出させた場合を例示している。
次に、第2実施形態におけるセンサ間位置情報の算出方法について説明する。図13の(A)は、上述のように、センサ26Aが検出した点群Mを示しており、より詳しくは、図12に示すように測定対象物B1にレーザ光Lを照射した場合に検出された、測定対象物B1の表面Baの各反射位置の座標を示す点群Mを、センサ26Aの座標系においてプロットしたものである。一方、図13の(B)は、センサ26Bが検出した点群Mを示しており、より詳しくは、センサ26Bが図12に示すように測定対象物B1にレーザ光Lを照射した場合に検出された、測定対象物B1の表面Baの各反射位置の座標を示す点群Mを、センサ26Bの座標系においてプロットしたものである。ここで、センサ26Aとセンサ26Bとは、同じ測定対象物B1を検出している。そのため、センサ26Aが検出した点群Mをセンサ26Bの座標系に変換した場合には、図13の(C)に示すように、それらの点群(センサ26Bの座標系に変換された点群M)の線分LIと、センサ26Bによって検出されたセンサ26Bの座標系の点群Mの線分LIとは、一致する。第2実施形態に係るセンサ間位置情報取得部42は、この原理に基づいて、一方のセンサ26の座標系から他方のセンサ26の座標系に変換するための変換量を算出する。
以上説明したように、第2実施形態においては、測定対象物Bの形状が既知であり、測定対象物Bの形状に基づき、センサ間位置情報を算出するために用いる点群M(反射位置の座標)を、選択する。これにより、センサ間位置情報の算出精度の低下を抑制できる。また、第2実施形態においては、一方のセンサ26によって検出された点群Mや線分LIを他方のセンサ26の座標系に変換した場合に、他方のセンサ26によって検出された点群Mや線分LIとの差分が所定値以下となるように、一方のセンサ26の座標系から他方のセンサ26の座標系への変換量を算出する。そのため、第2実施形態によると、センサ間位置情報の算出精度の低下を抑制できる。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態においては、センサ26Dの座標系からセンサ26Aの座標系への変換量も算出する点で、つまり、全てのセンサ間のセンサ間位置情報を考慮する点で、第2実施形態とは異なる。第3実施形態において第2実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。なお、第3実施形態は、第1実施形態にも適用可能である。
以上説明したように、第3実施形態に係るセンサ間位置情報取得部42は、第1センサ(例えばセンサ26D)の座標系から第2センサ(例えばセンサ26A)の座標系への変換量(例えば、変換量(tXD、tYD、θD)、変換量(tXC、tYC、θC)及び変換量(tXB、tYB、θB)を用いて、第1センサの座標系における任意の位置及び姿勢を第2センサの座標系における位置及び姿勢に変換し、第2センサの座標系から第1センサの座標系への変換量(例えば変換量(tXA1、tYA1、θA1))を用いて、第2センサの座標系における位置及び姿勢を第1センサの座標系における位置及び姿勢に変換した場合に、変換前の第1センサの座標系における位置及び姿勢と、変換後の第1センサの座標系における位置及び姿勢との差分が所定値以下となるように、第1センサの座標系から第2センサの座標系への変換量を設定する。このように、第3実施形態においては、座標系の変換が恒等変換に近づくように、変換量を算出するため、センサ間位置情報の算出精度の低下を適切に抑制できる。
第4実施形態においては、レーザ光Lの走査方向における両端の一部の点群Mを除外して、残った点群Mを測定対象物位置情報として用いる点で、第2実施形態とは異なる。第4実施形態において、第2実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。なお、第4実施形態は、第1実施形態や第3実施形態にも適用可能である。
このように、第4実施形態においては、走査方向SC(所定方向)における両端の所定数の点群M(反射位置の座標)以外の点群Mに基づき、センサ間位置情報を算出する。第4実施形態によると、走査方向における測定対象物Bの端部付近の点群Mを除外することで、キャリブレーション精度の低下を抑制できる。
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態は、測定対象物Bとの位置及び姿勢が既知の治具に移動体10を固定させて、キャリブレーションを実行する点で、第1実施形態とは異なる。第5実施形態において第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。なお、第5実施形態は、第2~第4実施形態にも適用可能である。
図19は、第5実施形態に係る治具の模式図である。治具100は、移動体10の位置を固定するための治具である。治具100には、固定部100Aが設けられている。固定部100Aは、移動体10を治具100に対して固定する機能を有している。例えば、固定部100Aは、移動体10の一部が挿入される窪みであってよい。この場合、移動体10は、一部が窪みである固定部100A内に挿入されることで、治具100に対する位置が固定される。図19の例では、固定部100Aは、支持部25の先端が挿入可能な窪みであり、移動体10は、支持部25が窪みである固定部100A内に挿入されることで、治具100に対する位置が固定される。
図20は、第5実施形態に係るキャリブレーション処理のフローを説明するフローチャートである。図20に示すように、第5実施形態においては、最初に、移動体10の基準位置Pを、治具100の基準位置PJに対して固定する(ステップS40)。この場合、例えば移動体10を治具100の固定部100Aで固定することで、移動体10の基準位置Pの位置及び姿勢を、治具100の基準位置PJに対して固定させる。
以上説明したように、本開示に係るキャリブレーション方法は、移動体10に備えられて周囲を検出する複数のセンサ26のキャリブレーションを行う。本キャリブレーション方法は、複数のセンサ26のうちの少なくとも2つのセンサ26に、同じ測定対象物Bの位置情報(測定対象物位置情報)を検出させるステップと、同じ測定対象物Bの位置情報に基づき、センサ26同士の相対位置及び相対姿勢の情報であるセンサ間位置情報を取得するステップと、移動体10の設計情報に基づき、移動体10の基準位置Pに対する、複数のセンサ26のうちの基準となるセンサである基準センサの位置及び姿勢の情報である基準センサ位置情報を取得するステップと、センサ間位置情報及び基準センサ位置情報に基づき、移動体10の基準位置Pに対する、それぞれのセンサ26の位置及び姿勢の情報であるセンサ位置情報を取得するステップと、を含む。本方法によると、少なくとも2つのセンサ26に同じ測定対象物Bを検出させるだけで、基準位置Pに対する各センサ26の相対位置及び姿勢を算出することが可能となる。そのため、本方法によると、一対のセンサ26の検出範囲に測定対象物Bがあれば、各センサ26のキャリブレーションが可能となるため、作業者の負荷を低減できる。また、本方法によると、キャリブレーション精度が作業者の熟練度に依存する度合いを減らして、キャリブレーション精度の低下も抑制できる。
26、26A、26B、26C、26D センサ
30 キャリブレーション装置
40 測定対象物位置取得部
42 センサ間位置情報取得部
44 基準センサ位置情報取得部
46 センサ位置情報取得部
B 測定対象物
P 基準位置
Claims (13)
- 移動体に備えられて周囲を検出する複数のセンサのキャリブレーション方法であって、
前記複数のセンサのうちの少なくとも2つのセンサに、同じ測定対象物の位置情報を検出させるステップと、
前記同じ測定対象物の位置情報に基づき、前記センサ同士の相対位置及び相対姿勢の情報であるセンサ間位置情報を取得するステップと、
前記移動体の設計情報に基づき、前記移動体の基準位置に対する、前記複数のセンサのうちの基準となるセンサである基準センサの位置及び姿勢の情報である基準センサ位置情報を取得するステップと、
前記センサ間位置情報及び前記基準センサ位置情報に基づき、前記移動体の基準位置に対する、それぞれの前記センサの位置及び姿勢の情報であるセンサ位置情報を取得するステップと、
を含む、キャリブレーション方法。 - 前記基準センサ位置情報を取得するステップにおいては、前記基準センサと他の前記センサとの前記センサ間位置情報にも基づき、前記基準センサ位置情報を取得する、請求項1に記載のキャリブレーション方法。
- 前記測定対象物の位置情報を検出させるステップにおいては、前記測定対象物で反射された光を前記センサに検出させ、前記センサが検出した光の情報に基づき、前記センサの座標系における、前記測定対象物の前記光が反射された箇所である反射位置の座標を算出し、前記反射位置の座標に基づき、前記測定対象物の位置情報を算出する、請求項1又は請求項2に記載のキャリブレーション方法。
- 前記測定対象物は形状が既知であり、
前記センサ間位置情報を取得するステップにおいては、前記測定対象物の形状に基づき、前記センサ間位置情報を算出するために用いる前記反射位置の座標を選択する、請求項3に記載のキャリブレーション方法。 - 前記センサ間位置情報を取得するステップにおいては、第1センサによって検出された前記第1センサの座標系における前記反射位置の第1座標を第2センサの座標系に変換した第1変換座標と、前記第2センサによって検出された前記第2センサの座標系における前記反射位置の第2座標との差分が、所定値以下となるように、前記第1センサの座標系から前記第2センサの座標系への変換量を設定する、請求項3又は請求項4に記載のキャリブレーション方法。
- 前記測定対象物の位置情報を検出させるステップにおいては、前記第1センサと前記第2センサとに、前記反射位置の座標を複数回検出させ、
前記センサ間位置情報を取得するステップにおいては、それぞれの前記第1変換座標と前記第2座標との差分に基づいて、前記変換量を設定する、請求項5に記載のキャリブレーション方法。 - 前記センサ間位置情報を取得するステップにおいては、前記第1センサの座標系から前記第2センサの座標系への変換量を用いて、前記第1センサの座標系における任意の位置及び姿勢を前記第2センサの座標系における位置及び姿勢に変換し、前記第2センサの座標系から前記第1センサの座標系への変換量を用いて、前記第2センサの座標系における位置及び姿勢を前記第1センサの座標系における位置及び姿勢に変換した場合に、変換前の前記第1センサの座標系における位置及び姿勢と、変換後の前記第1センサの座標系における位置及び姿勢との差分が所定値以下となるように、前記第1センサの座標系から前記第2センサの座標系への変換量を設定する、請求項5又は請求項6に記載のキャリブレーション方法。
- 前記測定対象物の位置情報を検出させるステップにおいては、前記反射位置の座標を示す点群が所定方向に並ぶように、前記センサに前記所定方向に沿って光を検出させ、
前記センサ間位置情報を取得するステップにおいては、前記所定方向における両端の所定数の前記反射位置の座標以外の前記反射位置の座標に基づき、前記センサ間位置情報を算出する、請求項3から請求項7のいずれか1項に記載のキャリブレーション方法。 - 前記センサ間位置情報を取得するステップにおいては、
両端の座標を除去する前の点群に基づいて特定された前記測定対象物の形状と、両端の座標を除去した後の点群に基づいて特定された前記測定対象物の形状との差が、閾値以上であるかを判定し、
前記差が閾値以上である場合には、両端の座標の除去前後で特定された前記測定対象物の形状の差が閾値未満となるまで、両端の座標を除去した後の点群からさらに両端の座標を除去する処理を繰り返し、前記差が閾値未満となった際に残っている点群に基づき、前記センサ間位置情報を算出する、請求項8に記載のキャリブレーション方法。 - 移動体に備えられて周囲を検出する複数のセンサのキャリブレーション方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記複数のセンサのうちの少なくとも2つのセンサに、同じ測定対象物の位置情報を検出させるステップと、
前記同じ測定対象物の位置情報に基づき、前記センサ同士の相対位置及び相対姿勢の情報であるセンサ間位置情報を取得するステップと、
前記移動体の設計情報に基づき、前記移動体の基準位置に対する、前記複数のセンサのうちの基準となるセンサである基準センサの位置及び姿勢の情報である基準センサ位置情報を取得するステップと、
前記センサ間位置情報及び前記基準センサ位置情報に基づき、前記移動体の基準位置に対する、それぞれの前記センサの位置及び姿勢の情報であるセンサ位置情報を取得するステップと、
を、コンピュータに実行させる、
プログラム。 - 移動体に備えられて周囲を検出する複数のセンサのキャリブレーション装置であって、
前記複数のセンサのうちの少なくとも2つのセンサに、同じ測定対象物の位置情報を検出させる測定対象物位置取得部と、
前記同じ測定対象物の位置情報に基づき、前記センサ同士の相対位置及び相対姿勢の情報であるセンサ間位置情報を取得するセンサ間位置情報取得部と、
前記移動体の設計情報に基づき、前記移動体の基準位置に対する、前記複数のセンサのうちの基準となるセンサである基準センサの位置及び姿勢の情報である基準センサ位置情報を取得する基準センサ位置情報取得部と、
前記センサ間位置情報及び前記基準センサ位置情報に基づき、前記移動体の基準位置に対する、それぞれの前記センサの位置及び姿勢の情報であるセンサ位置情報を取得するセンサ位置情報取得部と、
を含む、キャリブレーション装置。 - 移動体に備えられて周囲を検出するセンサのキャリブレーション方法であって、
治具の基準位置に対して、前記移動体の基準位置の位置及び姿勢を固定させるステップと、
前記センサに、前記治具の基準位置に対する位置及び姿勢が既知である測定対象物の位置情報を検出させるステップと、
前記測定対象物の位置情報の検出結果と、前記移動体の基準位置に対する前記測定対象物の位置情報とに基づき、前記移動体の基準位置に対する、前記センサの位置及び姿勢の情報であるセンサ位置情報を取得するステップと、
を含む、キャリブレーション方法。 - 前記移動体は、複数の前記センサを備えており、
前記複数のセンサのうちの少なくとも2つのセンサに、同じ対象物の位置情報を検出させるステップと、
前記同じ対象物の位置情報に基づき、前記センサ同士の相対位置及び相対姿勢の情報であるセンサ間位置情報を取得するステップと、をさらに含み、
前記センサ位置情報を取得するステップにおいては、前記測定対象物の位置情報の検出結果と、前記センサ間位置情報と、前記移動体の基準位置に対する前記測定対象物の位置情報とに基づき、それぞれの前記センサについての前記センサ位置情報を取得する、請求項12に記載のキャリブレーション方法。
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