図1は、本発明の一実施形態である遊技機1の正面図である。図2は、遊技機1の背面側の斜視図である。図3は、遊技機1全体の構成を示すブロック図である。図1に示すように、遊技機1の筐体は、矩形状の外枠60と、外枠60の遊技領域6を視認可能に覆うガラス扉50とを有している。
ガラス扉50の一端部(遊技機1に正対して左側)はヒンジ機構部51を介して外枠60に連結されている。ガラス扉50の他端部(遊技機1に正対して右側)にはロック機構が設けられている。ガラス扉50のロック機構を専用の鍵により開錠すると、ガラス扉50をヒンジ機構部51により揺動させて遊技領域6を開放することができる。ガラス扉50には、ガラス扉50の開放を検出する扉開放スイッチ18aが設けられている。
ガラス扉50における遊技領域6を覆う部分の外側には、第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄表示装置21、第1特別図柄保留表示器23、第2特別図柄保留表示器24、普通図柄表示装置22、及び普通図柄保留表示器25が設けられている。
第1特別図柄表示装置20は、遊技領域6の第1始動口14への遊技球の入球(以下、適宜「始動入賞」という)を契機として行われた大当たり抽選の抽選結果を報知するものである。第2特別図柄表示装置21は、遊技領域6の第2始動口15への遊技球の入球(以下、適宜「始動入賞」という)を契機として行われる大当たり抽選の抽選結果を報知するものである。第1特別図柄表示装置20及び第2特別図柄表示装置21は、各々が識別可能な複数種類の特別図柄を変動可能に表示する。第1特別図柄表示装置20及び第2特別図柄表示装置21は、7セグメントのLEDで構成されている。以降の説明では、第1特別図柄表示装置20において変動表示される特別図柄を適宜「第1特別図柄」と呼び、第2特別図柄表示装置21において変動表示される特別図柄を適宜「第2特別図柄」と呼ぶ。
第1特別図柄保留表示器23は、第1特別図柄の変動の保留数を表示するものである。第2特別図柄保留表示器24は、第2特別図柄の変動の保留数を表示するものである。
ここで、第1特別図柄の変動の保留は、第1始動口14の始動入賞により第1特別図柄の変動を実行するための始動条件は成立したが、先に成立した始動条件の成立に基づく第1特別図柄又は第2特別図柄の変動が実行中であるときや特別遊技を実行中であるときに発生する。
同様に、第2特別図柄の変動の保留は、第2始動口15の始動入賞により第2特別図柄の変動を実行するための始動条件は成立したが、先に成立した始動条件の成立に基づく第1特別図柄又は第2特別図柄の変動が実行中であるときや特別遊技を実行中であるときに発生する。
第1特別図柄保留表示器23及び第2特別図柄保留表示器24の各々は左右2つのLEDから構成される。第1特別図柄保留表示器23及び第2特別図柄保留表示器24における保留数の表示態様について具体的に説明すると、第1特別図柄保留表示器23では、第1特別図柄の変動の保留数が1個の場合には左のLEDが点灯する。第1特別図柄の変動の保留数が2個の場合には右のLEDが点灯する。第1特別図柄の変動の保留数が3個の場合には左のLEDが点滅し、右のLEDが点灯する。第1特別図柄の変動の保留数が4個の場合には左右2つのLEDが点滅する。第2特別図柄保留表示器24における保留数の表示態様は第1特別図柄保留表示器23のそれと同じである。
普通図柄表示装置22は、普通図柄ゲート13を遊技球が通過したことを契機として行われる普通図柄抽選の抽選結果を報知するものである。普通図柄表示装置22は、各々を識別可能な複数種類の普通図柄を変動表示する。普通図柄保留表示器25は、普通図柄の変動の保留数を表示するものである。普通図柄保留表示器25は、左右2つのLEDから構成される。普通図柄保留表示器25における保留数の表示態様は第1特別図柄保留表示器23及び第2特別図柄保留表示器24のそれと同じである。
遊技機1の遊技領域6は略卵状をなしている。遊技領域6は、左右方向の中心よりも左側の左領域6Lと右側の右領域6Rとに分かれている。左領域6Lの左端部には、互いの間に遊技球よりも僅かに広い間隔を開けて弧状に延伸するレール5a、5bが設けられている。これらのレール5a、5bのうち内側のレール5bの上端部には球戻り防止片5cが設けられている。
ガラス扉50における遊技領域6を覆う部分の下には、演出ボタン35が設けられている。演出ボタン35は、操作を伴う操作演出を進展させるためのものである。演出ボタン35には、演出ボタン検出スイッチ35aが設けられている。演出ボタン検出スイッチ35aは、演出ボタン35が押されたことを検出すると、そのことを示すオン信号を出力する。
演出ボタン35の左には、十字キー39が設けられている。十字キー39は、上カーソルキー39A、下カーソルキー39B、左カーソルキー39C、及び右カーソルキー39Dからなる。上カーソルキー39A、下カーソルキー39B、左カーソルキー39C、及び右カーソルキー39Dに囲まれた位置には中央キー39Eが設けられている。
十字キー39の上カーソルキー39A、下カーソルキー39B、左カーソルキー39C、及び右カーソルキー39Dには、十字キー検出スイッチ39a、39b、39c、及び39dが設けられている。中央キー39Eには、中央キー検出スイッチ39eが設けられている。十字キー検出スイッチ39aは、上カーソルキー39Aが押されたことを検出すると、そのことを示すオン信号を出力する。十字キー検出スイッチ39bは、下カーソルキー39Bが押されたことを検出すると、そのことを示すオン信号を出力する。十字キー検出スイッチ39cは、左カーソルキー39Cが押されたことを検出すると、そのことを示すオン信号を出力する。十字キー検出スイッチ39dは、右カーソルキー39Dが押されたことを検出すると、そのことを示すオン信号を出力する。中央キー検出スイッチ39eは、中央キー39Eが押されたことを検出すると、そのことを示すオン信号を出力する。
ガラス扉50における演出ボタン35の裏側には遊技球を貯留する受け皿が設けられている。ガラス扉50における演出ボタン35の右下には、操作ハンドル3が設けられている。遊技者は、自身の右手で操作ハンドル3を握って時計回り方向に回す操作である発射操作を行う。
操作ハンドル3内にはタッチセンサ3aが設けられている。タッチセンサ3aは、遊技者の操作ハンドル3への接触による静電容量の変化を利用した静電容量型の近接スイッチから構成される。ガラス扉50の受け皿には、玉送りソレノイド4bが設けられている。玉送りソレノイド4bは、直進ソレノイドから構成される。操作ハンドル3の回動部の近傍には、発射ボリューム3bと発射用ソレノイド4aが設けられている。発射ボリューム3bは、可変抵抗器から構成される。発射用ソレノイド4aは、ロータリーソレノイドから構成される。
これらの各部3a、3b、4a、4bは、発射制御基板160による制御の下、受け皿内の遊技球の遊技領域6への発射に関わる動作を行う。より具体的に説明すると、遊技者の手が操作ハンドル3に触れると、タッチセンサ3aは、そのことを示すタッチ信号を発射制御基板160に供給する。遊技者の手が操作ハンドル3を回すと、発射ボリューム3bは、操作ハンドル3の回転量に応じて分圧した電圧を発射制御基板160に出力する。発射制御基板160は、タッチセンサ3aからタッチ信号が供給されている間、発射ボリューム3bの出力電圧に基づいて発射用ソレノイド4aや玉送りソレノイド4bを通電する制御を行う。
発射制御基板160の通電制御により、玉送りソレノイド4bは、受け皿にある遊技球を発射用ソレノイド4aに直結された打出部材に向けて1個ずつ送り出す。発射用ソレノイド4aは、打出部材を回転させる。受け皿から打出部材に向けて送り出された遊技球は、この打出部材の回転によってレール5a及び5b間に打ち出され、レール5a及び5bに導かれて上昇する。レール5a及び5b間を上昇した遊技球は、球戻り防止片5cを通過して遊技領域6に達し、遊技領域6内を予測不可能に落下する。ここで、発射用ソレノイド4aの回転速度は、発射制御基板160に設けられた水晶発振器の出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間における発射数は、発射用ソレノイド4aが1回転する毎に1個発射されるため、約99.9(個/分)となる。すなわち、1個の遊技球は約0.6秒毎に発射されることになる。
遊技領域6の上部には、遊技球の流下に影響を与える飾り部材7が設けられている。遊技領域6の周縁には、第1演出用駆動装置330a、第2演出用駆動装置330b、第3演出用駆動装置330c、及び第4演出用駆動装置330dが設けられている。第1演出用駆動装置330aは、第1可動役物33aを有する。第2演出用駆動装置330bは、第2可動役物33bを有する。第3演出用駆動装置330cは、第3可動役物33cを有する。第4演出用駆動装置330dは、第4可動役物33dを有する。
第1演出用駆動装置330a、第2演出用駆動装置330b、第3演出用駆動装置330c、及び第4演出用駆動装置330dは、演出制御基板120内のランプ/駆動制御部150による制御の下、第1可動役物33a、第2可動役物33b、第3可動役物33c、及び第4可動役物33dの動作による遊技の演出を行う。
第1可動役物33a、第2可動役物33b、第3可動役物33c、及び第4可動役物33dは、役物の一部または全部が遊技領域6の周縁部の裏側に隠れた位置(以下、この位置を初期位置という)にあり、初期位置から遊技領域6の側に動いて役物を露出させることにより、演出の発展や大当たり確定などを報知する。
より具体的に説明すると、図柄変動表示中の演出が、大当たりの信頼度のより高い演出に発展するとき、第3可動役物33cが、単独で行う第1動作態様の動作を行うことがある。図4に示すように、第1動作態様の動作では、第3可動役物33cが、遊技領域6の側に倒れる。
図柄変動表示中の演出が、大当たりの信頼度のより高い演出に発展することを煽ったり、発展を報知するとき、第3可動役物33cと第4可動役物33dが連動して行う第2動作態様の動作を行うことがある。図5に示すように、第2動作態様の動作では、第3可動役物33cが、遊技領域6の側に倒れ、第4可動役物33dが、当該第4可動役物33dの幅方向の略半分が飾り部材7の内側に露出する位置まで動いてから初期位置に戻る煽り動作を複数回に渡って繰り返す。
図柄変動表示中の演出において、大当たり確定を報知するとき、第3可動役物33c、第4可動役物33d、及び第1可動役物33aが連動して行う第3動作態様の動作、又は、第3可動役物33c、第4可動役物33d、第1可動役物33a、及び第2可動役物33bが連動して行う第4動作態様の動作を行う。
図6に示すように、第3動作態様の動作では、第3可動役物33cが、遊技領域6の側に倒れ、第4可動役物33dが、左右の第4可動役物33dの内縁が遊技領域6の中央において卵状に繋がる位置まで動き、第1可動役物33aが、左右の第4可動役物33dの内縁の内側の位置まで落下する。
図7に示すように、第4動作態様の動作では、第3可動役物33c、第4可動役物33d、及び第1可動役物33aが、第3動作態様と同じ動作をしたあと、第2可動役物33bが、左右の第3可動役物33cの内縁の内側の位置まで上昇し、上昇した第2可動役物33bが2つに分かれて左右に離れ、左右の役物が各々の重心を揺動軸として揺れる。
図1に示すように、遊技機1の第1可動役物33aの中心には、第1演出用照明装置340aが設けられている。第1演出用照明装置340aは、第1ランプ34aを有する。ガラス扉50の上部の中央には、第2演出用照明装置340bが設けられている。第2演出用照明装置340bは、第2ランプ34bを有する。第3可動役物33cの中心には、第3演出用照明装置340cが設けられている。第3演出用照明装置340cは、第3ランプ34cを有する。ガラス扉50の上部の左隅及び右隅の僅かに内側には、第4演出用照明装置340dが設けられている。第4演出用照明装置340dは、第4ランプ34dを有する。第1ランプ34a、第2ランプ34b、第3ランプ34c、及び第4ランプ34dは、RGBフルカラーLEDランプである。
第1演出用照明装置340a、第2演出用照明装置340b、第3演出用照明装置340c、及び第4演出用照明装置340dは、演出制御基板120内のランプ/駆動制御部150による制御の下、第1ランプ34a、第2ランプ34b、第3ランプ34c、及び第4ランプ34dの発光による遊技の演出を行う。
遊技機1の上部における第2演出用照明装置340bの左右には、音声出力装置32(スピーカ)が設けられている。音声出力装置32は、演出制御基板120内の統括制御部141による制御の下、演出効果音による遊技の演出を行う。
遊技領域6における左領域6Lの下方には複数個の一般入賞口12が設けられている。一般入賞口12には、一般入賞口12における遊技球の通過を検出する一般入賞口検出スイッチ12aが設けられている。一般入賞口検出スイッチ12aが遊技球の通過を検出すると、所定個数(例えば10個)の賞球が払い出される。
遊技領域6における右領域6Rの下方には第1大入賞口16が設けられている。第1大入賞口16は横長の矩形状をなしている。第1大入賞口16には、第1大入賞口16における遊技球の入球を検出する第1大入賞口検出スイッチ16aが設けられている。第1大入賞口検出スイッチ16aが遊技球の入球を検出すると、所定個数(例えば15個)の遊技球が払い出される。
第1大入賞口16には、特別電動役物である第1大入賞口開閉扉16b、及び第1大入賞口開閉扉16bの開閉を切り替える第1大入賞口開閉ソレノイド16cが設けられている。第1大入賞口開閉扉16bは、第1大入賞口16と略同寸法の矩形板状をなしている。第1大入賞口開閉扉16bの下縁は第1大入賞口16の下縁に揺動自在に枢着されている。第1大入賞口開閉ソレノイド16cがオフになると、第1大入賞口開閉扉16bは遊技領域6の盤面と略面一に起立して第1大入賞口16を塞いだ閉鎖状態になる。第1大入賞口開閉ソレノイド16cがオンになると、第1大入賞口開閉扉16bは第1大入賞口16の下縁を支点として前方に傾れた開放状態になる。
第1大入賞口開閉扉16bが閉鎖状態にある間は、第1大入賞口16の上方から落下してくる遊技球は、第1大入賞口16の前をそのまま通過する。このため、第1大入賞口開閉扉16bが閉鎖状態にある間は、遊技球は第1大入賞口16に入球しなくなる。一方、第1大入賞口開閉扉16bが開放状態にある間は、第1大入賞口16の上方から落下してくる遊技球の多くは、第1大入賞口開閉扉16bの上方を向いた受け皿面に当たって第1大入賞口16の側に導かれる。このため、第1大入賞口開閉扉16bが開放状態にある間は、遊技球は第1大入賞口16に入球し易くなる。
遊技領域6の中央下部には第2大入賞口17が設けられている。第2大入賞口17には、第2大入賞口17における遊技球の入球を検出する第2大入賞口検出スイッチ17aが設けられている。第2大入賞口検出スイッチ17aが遊技球の入球を検出すると、所定個数(例えば15個)の遊技球が払い出される。
第2大入賞口17には、特別電動役物である第2大入賞口開閉扉17b、及び第2大入賞口開閉扉17bの開閉を切り替える第2大入賞口開閉ソレノイド17cが設けられている。第2大入賞口開閉扉17bは、第2大入賞口17と略同寸法の矩形板状をなしている。第2大入賞口開閉扉17bの下縁は第2大入賞口17の下縁に揺動自在に枢着されている。第2大入賞口開閉ソレノイド17cがオフになると、第2大入賞口開閉扉17bは遊技領域6の盤面と略面一に起立して第2大入賞口17を塞いだ閉鎖状態になる。第2大入賞口開閉ソレノイド17cがオンになると、第2大入賞口開閉扉17bは第2大入賞口17の下縁を支点として前方に傾れた開放状態になる。
第2大入賞口開閉扉17bが閉鎖状態にある間は、第2大入賞口17の右斜め上方及び左斜め上方から落下してくる遊技球は、第2大入賞口17の前をそのまま通過する。このため、第2大入賞口開閉扉17bが閉鎖状態にある間は、遊技球は第2大入賞口17に入球しなくなる。一方、第2大入賞口開閉扉17bが開放状態にある間は、第2大入賞口17の上方から落下してくる遊技球の多くは、第2大入賞口開閉扉17bの上方を向いた受け皿面に当たって第2大入賞口17の側に導かれる。このため、第2大入賞口開閉扉17bが開放状態にある間は、遊技球は第2大入賞口17に入球し易くなる。
遊技領域6の中央下部における第2大入賞口17の上には、第1始動口14及び第2始動口15がある。第1始動口14及び第2始動口15は上下方向に並んでいる。第1始動口14には、第1始動口14における遊技球の通過を検出する第1始動口検出スイッチ14aが設けられている。第1始動口検出スイッチ14aが遊技球の通過を検出すると、所定個数(例えば、3個)の賞球が払い出される。
第2始動口15には、第2始動口15における遊技球の通過を検出する第2始動口検出スイッチ15aが設けられている。第2始動口検出スイッチ15aが遊技球の通過を検出すると、所定個数(例えば、3個)の賞球が払い出される。
第2始動口15には、一対の可動片15bが設けられている。これらの可動片15bは、始動口開閉ソレノイド15cにより開閉状態が切り替えられる。始動口開閉ソレノイド15cがオフになると、一対の可動片15bは各々が直立した閉鎖状態になる。始動口開閉ソレノイド15cがオンになると、一対の可動片15bが逆ハの字状に傾いた開放状態になる。可動片15bは、普通電動役物としての電動チューリップ(以下、適宜「電チュー」という)を構成している。
可動片15bが閉鎖状態にある間は、第2始動口15の左右斜め上方から第2始動口15に向かって落下してくる遊技球の多くは、可動片15bの外面に当たって跳ね返る。このため、可動片15bが閉鎖状態にある間は、遊技球は第2始動口15を通過し難くなる。一方、可動片15bが開放状態にある間は、第2始動口15の左右斜め上方から第2始動口15に向かって落下してくる遊技球の多くは、可動片15bの内面に導かれて第2始動口15に到達する。このため、可動片15bが開放状態にある間は、遊技球は第2始動口15を通過し易くなる。
遊技領域6の右領域6Rにおける第1大入賞口16から上方に僅かに離れた位置には普通図柄ゲート13が設けられている。普通図柄ゲート13には、普通図柄ゲート13における遊技球の通過を検出するゲート検出スイッチ13aが設けられている。
遊技機1では、第1始動口14の始動入賞による第1特別図柄の始動条件の成立、及び第2始動口15の始動入賞による第2特別図柄の始動条件の成立を契機として大当たり抽選が実行され、大当たり抽選の抽選結果が大当たりである場合は、特別図柄が、所定時間の変動表示を経て大当たりの停止態様で停止する。抽選結果がハズレである場合は、特別図柄が、所定時間の変動表示を経てハズレの停止態様で停止する。また、普通図柄ゲート13の遊技球の通過による普通図柄の始動条件の成立を契機として普通図柄抽選が実行され、普通図柄抽選の抽選結果が当たりである場合は、普通図柄が、所定期間の変動表示を経て当たりの停止態様で停止し、可動片15bが当たりの開放態様で開放される。抽選結果がハズレである場合は、普通図柄が、所定時間の変動表示を経て、ハズレの停止態様で停止する。
特別図柄が大当たりの図柄で停止すると、この停止図柄が示す大当たりの種類に応じた特別遊技が実行される。特別遊技では、第1大入賞口16又は第2大入賞口17の入賞個数が規定個数に達するか開放時間が規定時間に達するまでの間の第1大入賞口16又は第2大入賞口17の開放を1ラウンドのラウンド遊技とし、このラウンド遊技を複数回に亘って繰り返す。遊技機1の大当たりの種類は、以下に示す7種類である。
a1.第1特図16R確変当たり
この大当たりは、第1特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に選ばれ得るものの1つである。この大当たりに当選した場合の特別遊技では、第1ラウンド~第16ラウンドの16回のラウンド遊技を行う。16回の各ラウンド遊技では、第1大入賞口16の入賞個数が規定個数(例えば9個)に達するか29秒が経過するまでの第1大入賞口16の開放→2秒間の第1大入賞口16の閉鎖、という開閉態様で第1大入賞口16を開閉する。
この大当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の大当たり抽選に関わる遊技状態が、低確率状態よりも有利な高確率遊技状態になる。低確率遊技状態の間は、大当たり抽選の当選確率が1/300となる。高確率遊技状態の間は、大当たり抽選の当選確率が1/60となる。
この大当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の普通図柄抽選に関わる遊技状態が、非時短遊技状態よりも有利な時短遊技状態になる。非時短遊技状態の間は、普通図柄抽選の当選確率が65535/65536で、普通図柄の変動時間が29秒となり、普通図柄抽選の当選1回あたりの第2始動口15の可動片15bの開放時間が0.2秒となる。また、時短遊技状態の間は、普通図柄抽選の当選確率が65535/65536で、普通図柄の変動時間が3秒となり、普通図柄抽選の当選1回あたりの第2始動口15の可動片15bの開放時間が3.5秒となる。
この大当たりに当選した場合、特別遊技を経て遊技状態が高確率遊技状態且つ時短遊技状態になった後、高確率遊技状態且つ時短遊技状態が大当たりに再び当選するまで継続する。
b1.第1特図8R確変当たり
この大当たりは、第1特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に選ばれ得るものの1つである。この大当たりに当選した場合の特別遊技では、第1ラウンド~第8ラウンドの8回のラウンド遊技を行う。8回の各ラウンド遊技では、第2大入賞口17の入賞個数が規定個数(例えば9個)に達するか29秒が経過するまでの第2大入賞口17の開放→2秒間の第2大入賞口17の閉鎖、という開閉態様で第2大入賞口17を開閉する。この大当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の遊技状態は、高確率遊技状態且つ時短遊技状態になる。高確率遊技状態且つ時短遊技状態は大当たりに再び当選するまで継続する。
c1.第1特図8R通常当たり
この大当たりは、第1特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に選ばれ得るものの1つである。この大当たりに当選した場合の特別遊技では、第1ラウンド~第8ラウンドの8回のラウンド遊技を行う。8回の各ラウンド遊技における第2大入賞口17の開閉の態様は第1特図8R確変当たりのそれと同じである。この大当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の遊技状態が、低確率遊技状態且つ時短遊技状態になる。低確率遊技状態且つ時短遊技状態は、大当たりに再び当選するか、大当たりに当選することなく特別遊技後の変動の回数が100回になるまで、継続する。
d1.第1特図2R確変当たり
この大当たりは、第1特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に選ばれ得るものの1つである。この大当たりに当選した場合の特別遊技では、第1ラウンド~第2ラウンドの2回のラウンド遊技を行う。2回のラウンド遊技では、第2大入賞口17の入賞個数が規定個数(例えば9個)に達するか10秒が経過するまでの第2大入賞口17の開放→2秒間の第2大入賞口17の閉鎖、という開閉態様で第2大入賞口17を開閉する。この大当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の遊技状態が、高確率遊技状態且つ時短遊技状態になる。高確率遊技状態且つ時短遊技状態は、大当たりに再び当選するまで継続する。ここで、この大当たりに当選した場合の特別遊技の所要時間(大入賞口の総開放時間)は他の大当たりに当選した場合の特別遊技の所要時間(大入賞口の総開放時間)に比べて短い。よって、この大当たりに当選した場合よりも他の大当たりに当選した場合の方が、獲得遊技球は多くなる。第1特図2R確変当たりは、短い大当たりを経て高確率遊技状態になる大当たりという意味で、「短当たり」や「突確当たり」とも呼ばれる。
e1.第2特図16R確変当たり
この大当たりは、第2特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に選ばれ得るものの1つである。この大当たりに当選した場合の特別遊技では、第1ラウンド~第16ラウンドの16回のラウンド遊技を行う。16回の各ラウンド遊技における第1大入賞口16の開閉の態様は第1特図16R確変当たりのそれと同じである。この大当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の遊技状態が、高確率遊技状態且つ時短遊技状態になる。高確率遊技状態且つ時短遊技状態は、大当たりに再び当選するまで継続する。
f1.第2特図8R確変当たり
この大当たりは、第2特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に選ばれ得るものの1つである。この大当たりに当選した場合の特別遊技では、第1ラウンド~第8ラウンドの8回のラウンド遊技を行う。8回の各ラウンド遊技における第2大入賞口17の開閉の態様は第1特図8R確変当たりのそれと同じである。この大当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の遊技状態が、高確率遊技状態且つ時短遊技状態になる。高確率遊技状態且つ時短遊技状態は、大当たりに再び当選するまで継続する。
g1.第2特図8R通常当たり
この大当たりは、第2特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に選ばれ得るものの1つである。この大当たりに当選した場合の特別遊技では、第1ラウンド~第8ラウンドの8回のラウンド遊技を行う。8回の各ラウンド遊技における第2大入賞口17の開閉の態様は第1特図8R確変当たりのそれと同じである。この大当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の遊技状態が、低確率遊技状態且つ時短遊技状態になる。低確率遊技状態且つ時短遊技状態は、大当たりに再び当選するか、大当たりに当選することなく特別遊技後の特別図柄の変動の回数が100回になるまで、継続する。
以下の説明では、第1特図16R確変当たり、第1特図8R確変当たり、第1特図2R確変当たり、第2特図16R確変当たり、及び第2特図8R確変当たりを纏めて適宜「確変当たり」と呼ぶ。また、第1特図8R通常当たり、及び第2特図8R通常当たりを纏めて適宜「通常当たり」と呼ぶ。また、第1特図16R確変当たり及び第2特図16R確変当たりを纏めて適宜「16R当たり」と呼ぶ。また、第1特図8R通常当たり及び第2特図8R通常当たりを纏めて適宜「8R通常当たり」と呼ぶ。また、第1特図8R確変当たり、第1特図8R通常当たり、第2特図8R確変当たり、及び第2特図8R通常当たりを纏めて適宜「8R当たり」と呼ぶ。第1特図2R確変当たりを適宜「2R当たり」と呼ぶ。
遊技機1のハズレには、特殊ハズレと通常ハズレの2種類がある。特殊ハズレは、第1特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選においてのみ選ばれ得るハズレである。
第1特別図柄が、特殊ハズレの図柄で停止した場合、図柄の停止後の普通図柄抽選に関わる遊技状態が、第1特殊時短遊技状態になる。第1特殊時短遊技状態の間は、普通図柄抽選の当選確率、普通図柄の変動時間、及び開放時間が、時短遊技状態と同じになる。第1特殊時短遊技状態は、大当たりに当選するか、大当たりに当選することなく特別図柄の変動の回数が200回になるまで、継続する。
通常ハズレは、第1特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選、及び第2特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の両方において選ばれ得るハズレである。
特殊ハズレと異なり、通常ハズレの図柄で停止すること自体は、遊技状態の変更の契機とはならない。しかし、低確率遊技状態において、通常ハズレの図柄で停止する変動表示が800回に渡って続いた場合、800回目の図柄の停止後の普通図柄抽選に関わる遊技状態が、第2特殊時短遊技状態になる。第2特殊時短遊技状態の間も、普通図柄抽選の当選確率、普通図柄の変動時間、及び開放時間が、時短遊技状態と同じになる。第2特殊時短遊技状態は、大当たりに当選するか、大当たりに当選することなく特別図柄の変動の回数が600回になるまで、継続する。
遊技領域6の底辺の中央には、アウト口11が設けられている。一般入賞口12、第1始動口14、第2始動口15、第1大入賞口16、及び第2大入賞口17のいずれにも入球することなく遊技領域6の底辺に達した遊技球は、このアウト口11を介して排出される。
遊技領域6における飾り部材7と第1始動口14との間には画像表示装置31が嵌め込まれている。画像表示装置31は、演出制御基板120内の統括制御部141による制御の下、演出画像による遊技の演出を行う。
より詳細に説明すると、画像表示装置31は、特別図柄の図柄変動表示に合わせた演出として、図柄変動演出を行う。図8(a)に示すように、図柄変動演出では、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Z(以下、これらの図柄36L、36C、36R、36Zを適宜「演出図柄36」という)が表示される。左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zは、第1特別図柄表示装置20及び第2特別図柄表示装置21と同期した変動により、第1特別図柄表示装置20及び第2特別図柄表示装置21の特別図柄が示すものと同じ大当たり判定結果を報知する。
左図柄36L、中図柄36C、右図柄36Rとして表示される図柄には、「1」図柄、「2」図柄、「3」図柄、「4」図柄、「5」図柄、「6」図柄、「7」図柄、「8」図柄、及び「9」図柄がある。また、第4図柄36Zの表示態様には、第1表示態様、及び第2表示態様がある。
図8(a)に示すように、第1始動口14又は第2始動口15の始動入賞を契機とする特別図柄の変動表示が開始すると、左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rの各々が、「1」図柄→「2」図柄→「3」図柄→「4」図柄→「5」図柄→「6」図柄→「7」図柄→「8」図柄→「9」図柄→「1」図柄という一巡表示を開始し、第4図柄36Zが、第1表示態様→第2表示態様→第1表示態様という一巡表示を開始する。特別図柄が、所定の変動時間に亘る変動表示を経て停止すると、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zは、停止表示された特別図柄と対応する組み合わせで確定(完全停止)し、第4ランプ34dが緑の発光パターン(0)で発光し、演出音がミュートする。確定した左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zの組み合わせが大当たりのものであれば、特別遊技が実行され、通常ハズレ又は特殊ハズレのものであれば、次の変動が行われる。図柄変動演出における左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zの組み合わせによって報知される大当たり、特殊ハズレ、通常ハズレの種類と、特別図柄によって報知される大当たり、特殊ハズレ、通常ハズレの種類は常に一致する。
図9は、大当たり、特殊ハズレ、及び通常ハズレの種類と、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zの組み合わせとの関係を示す図である。遊技機1では、大当たり抽選で16R確変当たりに当選した場合、左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rが「333」及び「777」の何れかで第4図柄36Zが第1表示態様、という組み合わせで停止する。
大当たり抽選で8R確変当たりに当選した場合、左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rが「111」、「222」、「444」、「555」、「666」、「888」、及び「999」の何れかで第4図柄36Zが第1表示態様、という組み合わせで停止する。
大当たり抽選で8R通常当たりに当選した場合、左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rが「111」、「222」、「444」、「555」、「666」、「888」、及び「999」の何れかで第4図柄36Zが第2表示態様、という組み合わせで停止する。
大当たり抽選で2R確変当たりに当選した場合、左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rが「135」で第4図柄36Zが第1表示態様、という組み合わせで停止する。
大当たり抽選の結果が特殊ハズレであった場合、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36Rが「808」で第4図柄が第1表示態様、という組み合わせで停止する。
大当たり抽選の結果が通常ハズレであった場合、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zが、上記以外の組み合わせで停止する。
ここで、第4図柄36Zは、左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rに比べると表示サイズが極めて小さい。このため、左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rが「777」及び「333」以外の同図柄組み合わせで停止した場合、8R確変当たり及び8R通常当たりの何れに当選したのかが分からないようになっている。左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rが「777」又は「333」で停止した場合、停止時点において、16R確変当たりに当選したことが容易に分かるようになっている。
図8(a)に示すように、遊技機1は、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zが当たり態様で停止して特別遊技を行う場合に、特別遊技に合わせて特別遊技演出を行う。特別遊技演出では、特別遊技のオープニングに関わるオープニング演出、ラウンド遊技に関わるラウンド遊技演出、及び特別遊技のエンディングに関わるエンディング演出などを行う。
図8(b)に示すように、画像表示装置31内の中央の下部には、当該変動の画像37(0)が表示される。第1特別図柄の変動の保留がある場合、画像表示装置31における当該変動の画像37(0)の左側に、第1特別図柄における第1保留(変動順が1番目の保留)の画像371(1)、第2保留(変動順が2番目の保留)の画像371(2)、第3保留(変動順が3番目の保留)の画像371(3)、及び第4保留(変動順が4番目の保留)の画像371(4)の最大4個の画像が表示される。
また、第2特別図柄の変動の保留がある場合、画像表示装置31における当該変動の画像37(0)の右側に、第2特別図柄における第1保留(変動順が1番目の保留)の画像372(1)、第2保留(変動順が2番目の保留)の画像372(2)、第3保留(変動順が3番目の保留)の画像372(3)、及び第4保留(変動順が4番目の保留)の画像372(4)の最大4個の画像が表示される。ここで、図8(b)では、簡便のため、画像37(0)、371(1)、371(2)、371(3)のみを示している。
第1特別図柄保留表示器23の保留表示数が増加すると、増加後の保留数に応じた画像371(1)、371(2)、371(3)、又は371(4)が出現する。第2特別図柄保留表示器24の保留表示数が増加すると、増加後の保留数に応じた画像372(1)、372(2)、372(3)、又は372(4)が出現する。
第1特別図柄保留表示器23の保留表示数と対応する画像371(1)、371(2)、371(3)、又は371(4)の表示中は、特別図柄の1回の変動が終わる度に、当該変動の画像37(0)が消え、当該変動の変動画像37(0)の位置に第1保留の画像371(1)が移動し、第2保留以降の画像371(2)、371(3)、又は371(4)が各々の右隣の位置に移動する。
第2特別図柄保留表示器24の保留表示数と対応する画像372(1)、372(2)、372(3)、又は372(4)の表示中は、特別図柄の1回の変動が終わる度に、当該変動の画像37(0)が消え、当該変動の変動画像37(0)の位置に第1保留の画像372(1)が移動し、第2保留以降の画像372(2)、372(3)、又は372(4)が各々の左隣の位置に移動する。
以降の説明では、画像37(0)、371(1)、371(2)、371(3)、371(4)、372(1)、372(2)、372(3)、及び372(4)を適宜「保留表示画像」という。
図10(a)に示すように、遊技機1は、通常モード、ライブモード、特訓モード、及びお助けモードの4つのモードを有する。4つのモードのうち通常モードは、左打ちで消化するモードである。ライブモード、特訓モード、及びお助けモードは、右打ちで消化するモードである。通常モードは、低確率遊技状態且つ非時短遊技状態のときのモードである。ライブモードは、高確率遊技状態且つ時短遊技状態のときのモードである。特訓モードは、低確率遊技状態且つ時短遊技状態のときのモードである。お助けモードは、低確率遊技状態且つ第1特殊遊技時短状態、又は低確率遊技状態且つ第2特殊時短遊技状態のときのモードである。
遊技者は、通常モードで遊技を開始する。遊技機1は、通常モードでは、図柄変動演出と併せて、マリンステージ、サバンナステージ、及びコスモステージの3つのステージのステージ演出を行う。通常モードでは、1回又は複数回の図柄変動表示を間に挟んだ図柄変動表示内の所定のタイミング(例えば、変動の開始直後)毎にステージチェンジがあり、このステージチェンジにおいて、ステージ演出の種類が変更になる。
図11(a)に示すように、確変当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の演出がライブモードの演出になる。ライブモードの演出では、通常変動中の背景画像が、複数のアニメキャラクタによる歌唱の様子を示すアニメーションになる。
ライブモードは、大当たりに再び当選するまで継続する。次に当選した大当たりが確変当たりならば、特別遊技の終了後の演出が再びライブモードの演出になる。次に当選した大当たりが通常当たりならば、特別遊技の終了後の演出は特訓モードの演出になる。
図11(b)に示すように、通常当たりに当選した場合、特別遊技の終了後の演出が特訓モードの演出になる。特訓モードの演出では、通常変動中の背景画像が、アニメキャラクタがライブに向けて特訓する様子を示すアニメーションになる。
背景画像の右下隅には、特訓モードの残り回数が表示される。特訓モードへの移行直後の残り回数は100である。残り回数は、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zがハズレ態様で確定(完全停止)する度に、100→99→98・・・・→1とカウントダウンされる。残り回数が1となった変動の図柄変動演出において、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zがハズレ態様で確定すると、「特訓モード終了」の画像が出現する。
図12(a)に示すように、左打ち中に、特別図柄が特殊ハズレの図柄で停止した場合、停止後の演出がお助けモードの演出になる。お助けモードの演出では、「お助けタイム突入」の文字が出現し、通常変動中の演出が、ヨットで海を漂流する様子を示すアニメーションになる。
背景画像の右下隅には、お助けモードの残り回数が表示される。特殊ハズレの図柄で停止した場合のお助けモードへの移行直後の残り回数は200である。残り回数は、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zがハズレ態様で確定(完全停止)する度に、200→199→198・・・・→1とカウントダウンされる。残り回数が1となった変動の図柄変動演出では「ラスト」の文字が出現する。この変動において、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zがハズレ態様で確定すると、「お助けタイム終了」の画像が出現する。
図12(b)に示すように、低確率遊技状態中に、特別図柄が通常ハズレの図柄で停止する変動の回数が800回に達した場合、800回目の変動停止後の演出がお助けモードの演出になる。この場合のお助けモードへの移行後の残り回数は600である。残り回数は、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zがハズレ態様で確定(完全停止)する度に、600→599→598・・・・→1とカウントダウンされる。残り回数が1となった変動の図柄変動演出では「ラスト」の文字が出現する。この変動において、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zがハズレ態様で確定すると、「お助けタイム終了」の画像が出現する。
図13に示すように、遊技機1は、図柄変動表示に合わせた演出の序盤に、通常変動演出を行う。通常変動演出では、画像表示装置31が、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36Rがノーマル変動(左図柄36L、中図柄36C、右図柄36Rがバラバラに一巡表示する変動)をする画像及び現在のモードに対応する背景画像(図13の例では、マリンステージの背景画像)を表示し、演出用照明装置340dが、現在のモードと対応する発光態様で第4ランプ34dを発光させ、音声出力装置32が、現在のモードに対応するBGMを出力する。
図10(b)は、各モードにおける背景画像、発光態様、及びBGMを示す図である。図10(b)に示すように、通常モードのマリンステージでは、通常変動中の背景画像が海中のアニメーションになり、第4ランプ34dの発光態様が発光パターン(1)になり、BGMが楽曲(1)になる。通常モードのサバンナステージでは、通常変動中の背景画像がサバンナのアニメーションになり、第4ランプ34dの発光態様が発光パターン(2)になり、BGMが楽曲(2)になる。通常モードのコスモステージでは、通常変動中の背景画像が宇宙のアニメーションになり、第4ランプ34dの発光態様が発光パターン(3)になり、BGMが楽曲(3)になる。
ライブモードでは、通常変動中の背景画像がアニメキャラクタによる歌唱のアニメーションになり、第4ランプ34dの発光態様が発光パターン(4)になり、BGMが楽曲(4)になる。特訓モードでは、通常変動中の背景画像が特訓のアニメーションになり、第4ランプ34dの発光態様が発光パターン(5)になり、BGMが楽曲(5)になる。
お助けモードでは、通常変動中の背景画像が海洋上をヨットで進むアニメーションになり、第4ランプ34dの発光態様が発光パターン(6)になり、BGMが楽曲(6)になる。
図14に示すように、図柄変動表示に合わせた演出において、通常変動演出からノーマルリーチ演出に進む演出が実行される場合がある。ノーマルリーチ演出では、画像表示装置31が、ノーマルリーチ演出の演出画像を表示し、演出用照明装置340dが、ノーマルリーチ演出の発光態様で第4ランプ34dを発光させ、音声出力装置32が、ノーマルリーチ演出のBGMを出力する。通常変動演出からノーマルリーチ演出に進む場合の大当たりの信頼度は、ノーマルリーチ演出に進まない場合よりも高くなる。
通常変動演出からノーマルリーチ演出に進むときは、左図柄36L及び右図柄36Rの一方(図14(a)の例では左図柄36L)が仮停止し、左図柄の停止を示す「ドュン」という演出効果音が出力される。仮停止したものを除く2つの図柄の一巡表示が暫く続いた後、左図柄36L及び右図柄36Rの他方(図14(a))の例では右図柄36R)が先に停止しているものと同じ種類の図柄で仮停止し、右図柄の停止を示す「ドュン」という演出効果音が出力され、リーチの成立を示す「リーチ」という演出効果音が出力される。これに合わせて、背景画像、発光態様、及びBGMがノーマルリーチ演出のものに切り替わる。
図15は、ノーマルリーチ演出における背景画像、発光態様、及びBGMを示す図である。図15に示すように、ノーマルリーチ演出では、背景画像が、冒険を行う様子を示すアニメーションになり、発光態様が発光パターン(7)になり、BGMが楽曲(7)になる。
図16に示すように、図柄変動表示に合わせた演出において、ノーマルリーチ演出からSPリーチ演出に発展する場合がある。SPリーチ演出では、画像表示装置31が、SPリーチ演出の演出画像を表示し、演出用照明装置340dが、SPリーチ演出の発光態様で第4ランプ34dを発光させ、音声出力装置32が、SPリーチ演出のBGMを出力する。SPリーチ演出は、ノーマルリーチ演出から発展する発展演出である。ノーマルリーチ演出からSPリーチ演出に発展する場合の大当たりの信頼度は、SPリーチ演出に進まない場合よりも高くなる。
ノーマルリーチ演出からSPリーチ演出に発展するときは、中図柄36Cが減速して止まりそうになってから高速回転し、左図柄36Lと右図柄36Rが画面の左隅と右隅に離れる。これに合わせて、演出画像、発光態様、及びBGMがSPリーチ演出のものに切り替わる。
図17は、SPリーチ演出における背景画像、発光態様、及びBGMを示す図である。図17に示すように、SPリーチ演出では、背景画像が、複数のキャラクタによるバトルを示すアニメーションになり、発光態様が発光パターン(8)になり、BGMが楽曲(8)になる。
図18に示すように、図柄変動表示に合わせた演出内の特定演出として、ステップアップ演出が実行される場合がある。ステップアップ演出は、4段階を上限とする各段階の中から最終段階として指定された段階(図18の例では2段階)に至るまでステップ演出が進展する演出である。ステップアップ演出では、各段階に固有の女の子のフォト画像を順に重ねていく。ステップアップ演出では、より高い段階に発展するほど大当たりの信頼度が高くなる。ステップアップ演出では、画像表示装置31が、ステップアップ演出の演出画像を表示し、演出用駆動装置330cが、ステップアップ演出の動作態様で可動役物33cを動作させ、演出用照明装置340cが、ステップアップ演出の発光態様で第3ランプ34cを発光させ、音声出力装置32が、ステップアップ演出の演出効果音を出力する。
図19は、ステップアップ演出の演出画像、動作態様、発光態様、及び演出効果音を示す図である。図19に示すように、第1段階で終わるステップアップ演出では、女の子のフォト画像が出現し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(9)になり、「カシャ」という撮影音が出力される。第2段階まで進むステップアップ演出では、1枚目のフォト画像とそれに重なる2枚目のフォト画像が連続して出現し、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(9)になり、「カシャ、カシャ」という撮影音が出力される。第3段階まで進むステップアップ演出では、1枚目のフォト画像、2枚目のフォト画像、3枚目のフォト画像が連続して出現し、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(9)になり、「カシャ、カシャ、カシャ」という撮影音が出力される。第4段階まで進むステップアップ演出では、1枚目のフォト画像、2枚目のフォト画像、3枚目のフォト画像、及び4枚目のフォト画像が連続して出現し、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(9)になり、「カシャ、カシャ、カシャ、カシャ」という撮影音が出力される。
図20に示すように、図柄変動表示に合わせた演出内の特定演出として、キャラクタ登場演出が実行される場合がある。キャラクタ登場演出は、大当たりの可能性を示唆するキャラクタが登場する演出である。キャラクタには、キャラクタA、キャラクタB、キャラクタC、キャラクタDがある。4種類のキャラクタの大当たりの信頼度は、キャラクタA<キャラクタB<キャラクタC<キャラクタDとなっている。キャラクタDは、プレミアムキャラクタである。キャラクタDが出現すると、大当たりが確定する。キャラクタDが登場するキャラクタ登場演出は、希少なプレミアム演出である。
キャラクタ登場演出では、画像表示装置31が、キャラクタ登場演出の演出画像を表示し、演出用駆動装置330cが、キャラクタ登場演出の動作態様で可動役物33cを動作させ、演出用照明装置340cが、キャラクタ登場演出の発光態様で第3ランプ34cを発光させ、音声出力装置32が、キャラクタ登場演出の演出効果音を出力する。
図21は、キャラクタ登場演出の演出画像、動作態様、発光態様、及び演出効果音を示す図である。図21に示すように、キャラクタAのキャラクタ登場演出では、キャラクタAの画像が出現し、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(10)になり、「ピコッ」という登場音が出力される。キャラクタBのキャラクタ登場演出では、キャラクタBの画像が出現し、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(10)になり、「ピコッ」という登場音が出力される。キャラクタCのキャラクタ登場演出では、キャラクタCの画像が出現し、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(10)になり、「ピコッ」という登場音が出力される。キャラクタDのキャラクタ登場演出では、キャラクタDの画像が出現し、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(11)になり、「ピコピコピコーン」という大当たり確定音が出力される。
図22に示すように、図柄変動表示に合わせた演出内の特定演出として、ルーレット演出が実行される場合がある。ルーレット演出は、ルーレットの出目により、複数の発展先候補のうちのどれに発展するかを示唆する演出である。ルーレットの出目には、SPリーチ演出に発展することを示唆する「SP」、お助けモードになることを示唆する「お助け」、ハズレになることを示唆する「はずれ」、及び短当たりに当選することを示唆する「お突」がある。
ルーレット演出では、画像表示装置31が、ルーレット演出の演出画像を表示し、演出用駆動装置330cが、ルーレット演出の動作態様で可動役物33cを動作させ、演出用照明装置340cが、ルーレット演出の発光態様で第3ランプ34cを発光させ、音声出力装置32が、ルーレット演出の演出効果音を出力する。
図23は、キャラクタ登場演出の演出画像、動作態様、発光態様、及び演出効果音を示す図である。図23に示すように、SPリーチ演出に進むことを示唆するルーレット演出では、ルーレットを回転させて「SP」で止まる演出画像が現れ、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(12)になり、「ルルルルルーッストン」というルーレット音が出力される。この後、SPリーチ演出に発展する。お助けモードに進むことを示唆するルーレット演出では、ルーレットを回転させて「お助け」で止まる演出画像が現れ、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(12)になり、「ルルルルルーッストン」というルーレット音が出力される。この後、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zが特殊ハズレの停止態様で停止し、お助けモードに進む。ハズレになることを示唆するルーレット演出では、ルーレットを回転させて「はずれ」で止まる演出画像が現れ、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(12)になり、「ルルルルルーッストン」というルーレット音が出力される。この後、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zが通常ハズレの停止態様で停止し、通常ハズレが確定する。短当たりになることを示唆するルーレット演出では、ルーレットを回転させて「お突」で止まる演出画像が現れ、可動役物33cが第1動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(12)になり、「ルルルルルーッストン」というルーレット音が出力される。この後、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zが短当たりの停止態様で停止し、短当たりが確定する。
図24に示すように、図柄変動表示に合わせた演出内の特定演出として、SP発展煽り演出が実行される場合がある。SP発展煽り演出は、SPリーチ演出への発展を煽る演出である。SP発展煽り演出では、画像表示装置31が、SP発展煽り演出の演出画像を表示し、演出用駆動装置330c、330dが、SP発展煽り演出の動作態様で可動役物33c、33dを動作させ、演出用照明装置340cが、SP発展煽り演出の発光態様で第3ランプ34cを発光させ、音声出力装置32が、SP発展煽り演出の演出効果音を出力する。
図25は、SP発展煽り演出の演出画像、動作態様、発光態様、及び演出効果音を示す図である。図25に示すように、SP発展煽り演出では、砂嵐のエフェクトが出現し、可動役物33c、33dが第2動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(13)になり、「ガサガサガサ」という煽り音が出力される。
図26に示すように、図柄変動表示に合わせた演出内の特定演出として、SP発展確定演出が実行される場合がある。SP発展確定演出は、SPリーチ演出への発展の確定を報知する演出である。SP発展確定演出では、画像表示装置31が、SP発展確定演出の演出画像を表示し、演出用駆動装置330c、330dが、SP発展確定演出の動作態様で可動役物33c、33dを動作させ、演出用照明装置340cが、SP発展確定演出の発光態様で第3ランプ34cを発光させ、音声出力装置32が、SP発展確定演出の演出効果音を出力する。
図27は、SP発展確定演出の演出画像、動作態様、発光態様、及び演出効果音を示す図である。図27に示すように、SP発展確定演出では、バブルのエフェクトが出現し、可動役物33c、33dが第2動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(14)になり、「キュルーン」という発展確定報知音が出力される。
図28に示すように、図柄変動表示に合わせた演出内の特定演出として、カットイン演出が実行される場合がある。カットイン演出は、大当たりの可能性を示唆するカットイン画像が重畳的に出現する演出である。カットイン画像には、緑背景のカットイン画像、赤背景のカットイン画像、ゼブラ柄背景のカットイン画像、及び虹色背景のカットイン画像がある。4種類のカットイン画像の背景の大当たりの信頼度は、緑<赤<ゼブラ柄<虹色となっている。虹色背景のカットイン画像が出現すると、大当たりが確定する。虹色背景のカットイン演出は、希少なプレミアム演出である。
カットイン演出では、画像表示装置31が、カットイン画像を表示し、演出用駆動装置330c、330dが、カットイン演出の動作態様で可動役物33c、33dを動作させ、演出用照明装置340cが、カットイン演出の発光態様で第3ランプ34cを発光させ、音声出力装置32が、カットイン演出の演出効果音を出力する。
図29は、カットイン演出の演出画像、動作態様、発光態様、及び演出効果音を示す図である。図29に示すように、緑背景のカットイン演出では、緑背景のカットイン画像が出現し、可動役物33c、33dが第2動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(15)になり、「カチーン」という音が出力される。赤背景のカットイン演出では、赤背景のカットイン画像が出現し、可動役物33c、33dが第2動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(15)になり、「カチーン」という音が出力される。ゼブラ柄背景のカットイン演出では、ゼブラ柄背景のカットイン画像が出現し、可動役物33c、33dが第2動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(15)になり、「カチーン」という音が出力される。虹色背景のカットイン演出では、虹色背景のカットイン画像が出現し、可動役物33c、33dが第2動作態様で動作し、第3ランプ34cの発光態様が発光パターン(16)になり、「キュルキュルーン」という大当たり確定音が出力される。
図30に示すように、図柄変動表示に合わせた演出内の特定演出として、確定役物作動演出が実行される場合がある。確定役物作動演出には、3つの可動役物33a、33c、33dの連動した動作によって、8R確変当たり又は8R通常当たりの確定を報知する確定役物作動第1演出と、4つの可動役物33a、33b、33c、33dの連動した動作によって、16R確変当たりの確定を報知する確定役物作動第2演出がある。確定役物作動第1演出が実行されるのは、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zが、8R確変当たり又は8R通常当たりの停止態様で停止することになっている変動における図柄確定の直前のタイミングである。16R確変当たりの確定を報知する確定役物作動第2演出が実行されるのは、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zが、16R確変当たりの停止態様で停止することになっている変動における図柄確定の直前のタイミングである。
確定役物作動演出では、画像表示装置31が、確定役物作動演出の演出画像を表示し、演出用駆動装置330a、330b、330c、330dが、確定役物作動演出の動作態様で可動役物33a、33b、33c、33dを動作させ、演出用照明装置340a、340bが、確定役物作動演出の発光態様で第1ランプ34a、第2ランプ34bを発光させ、音声出力装置32が、確定役物作動演出の演出効果音を出力する。
図31は、確定役物作動第1演出及び確定役物作動第2演出の演出画像、動作態様、発光態様、及び演出効果音を示す図である。図31に示すように、確定役物動作第1演出では、黄色の稲妻のエフェクトが出現し、可動役物33a、33c、33dが第3動作態様で動作し、第1ランプ34a、第2ランプ34bの発光態様が発光パターン(17)になり、「キュルルルーン」という大当たり確定音が出力される。確定役物動作第2演出では、金色の稲妻のエフェクトが出現し、可動役物33a、33b、33c、33dが第4動作態様で動作し、第1ランプ34a、第2ランプ34bの発光態様が発光パターン(18)になり、「キュルンキュルンキュルルルーン」という大当たり確定音が出力される。
また、遊技機1は、第1始動口14又は第2始動口15の始動入賞により特別図柄の変動の保留が発生すると、先読み保留表示変化演出を実行する場合がある。先読み保留表示変化演出は、保留表示画像の表示態様の変化により保留内に大当たりがある可能性を示唆する演出である。
図32(a)及び図32(b)に示すように、特別遊技中の特別遊技演出の一部としてランクアップ演出が実行される場合がある。ランクアップ演出は、左図柄36L、中図柄36C、及び右図柄36Rが「111」、「222」、「444」、「555」、「666」、「888」、又は「999」の停止態様で確定したことを契機として行われる特別遊技において、特別遊技の実行の当初は、8R確変当たり及び8R通常当たりの何れに当選したのかを明示せずに、特別遊技の途中にどの大当たりに当選したのかを明示する演出である。ランクアップ演出が実行されるのは、特別遊技の第4ラウンドの開始タイミングtS4R後のタイミングtSKK~tRDEの期間である。ランクアップ演出では、遊技者に演出ボタン35の連打を促し、演出ボタン35の連打の回数が所定回数(例えば、30回とする)に達したときに8R確変当たりであるかどうかを報知する。
より詳細に説明すると、ランクアップ演出では、タイミングtSKKにおいて、画面の中央に、「ゲージをチャージして確変をゲットせよ」の画像が出現する。タイミングtRDSにおいて、横長の矩形状のゲージ画像、演出ボタン35を模した画像、演出ボタン35の操作受付有効期間の経過状況を示すインジケータ画像、及び操作案内画像(「連打!」の画像)が出現する。ゲージ画像は、ゲージ画像内の進展範囲の左端をMINとし、ゲージ画像の進展範囲の右端をMAXとし、MIN~MAX間の進展量により、確変当たりの確度を示すものである。
ランクアップ演出では、操作受付有効期間の経過に合わせてインジケータ画像内の時間マーカ(図においてハッチングが施されている領域の右端)が右に進む。遊技者が操作受付有効期間内に演出ボタン35を連打すると、連打に合わせてゲージ画像内の進展量が右に進む。操作受付有効期間内の演出ボタン35の連打の回数が30回に達するか、連打の回数が30回に達しないまま操作受付有効期間の終了タイミングtRDEになると、ランクアップに成功したかそれとも失敗したかが報知される。
図32(a)に示すように、ランクアップ成功の演出では、ゲージの進展量が「MAX」に達し、「成功」及び「確変おめでとう」の画像が表示される。特別遊技内において、ランクアップ成功の演出が実行されると、特別遊技の終了後にライブモードの演出(図11(a))が行われる。
図32(b)に示すように、ランクアップ失敗の演出では、ゲージの進展量が「MAX」の前で止まり、「失敗」の画像が表示される。特別遊技内において、ランクアップ失敗の演出が実行されると、特別遊技の終了後に特別遊技の終了後に特訓モードの演出が行われる。
図31(a)及び図31(b)に示すように、始動入賞により特別図柄の変動の保留が発生し、その保留(図31(a)及び図31(b)の例では、第1特別図柄の第3保留)と対応する変動を最終変動とする先読み保留表示変化演出が実行される場合、始動入賞から最終変動までの間の各変動の開始直後のタイミングtHH(図31(a)及び図31(b)の例では、最終変動の2つ前の変動の開始直後のタイミングtHH(2)、最終変動の1つ前の変動の開始直後のタイミングtHH(1)、最終変動の開始直後のタイミングtHH(0))において、最終変動と対応する保留表示画像の表示態様が、青、緑、及び赤の何れかに変化する。先読み保留表示変化演出では、青<緑<赤の順に大当たりの信頼度が高くなる。
図2に示すように、遊技機1の裏面には、主制御基板10、演出制御基板120、払出制御基板130、電源基板170、遊技情報出力端子板30、電源プラグ171、電源スイッチ(不図示)、RAMクリアスイッチ(不図示)などが設けられている。遊技機1に対して起動操作が行われると、電源基板170から、主制御基板10、演出制御基板120、及び払出制御基板130に電力が供給されてこれら基板が起動する。
図3において、主制御基板10は、遊技機1の基本動作を制御するものである。主制御基板10は、ワンチップマイコン110m、入力ポート(不図示)、及び出力ポート(不図示)を備えている。主制御基板10のワンチップマイコン110mは、メインCPU110m、メインROM110b、及びメインRAM110cから構成される。
主制御基板10の入力ポートには、払出制御基板130、一般入賞口検出スイッチ12a、ゲート検出スイッチ13a、第1始動口検出スイッチ14a、第2始動口検出スイッチ15a、第1大入賞口検出スイッチ16a、第2大入賞口検出スイッチ17a、扉開放スイッチ18a、磁気検出センサ18b、及び振動検出センサ18cが接続されている。
主制御基板10の出力ポートには、払出制御基板130、始動口開閉ソレノイド15c、第1大入賞口開閉ソレノイド16c、第2大入賞口開閉ソレノイド17c、第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄表示装置21、普通図柄表示装置22、第1特別図柄保留表示器23、第2特別図柄保留表示器24、普通図柄保留表示器25、及び遊技情報出力端子板30が接続されている。遊技情報出力端子板30は、主制御基板10において生成された外部出力用信号を遊技店のホールコンピュータ等に出力するためのものである。遊技情報出力端子板30には、遊技店のホールコンピュータ等と接続するためのコネクタが設けられている。
主制御基板10のメインCPU110mは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM110bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行う。また、メインCPU110mは、表示装置20~22や表示器23~25を直接制御したり、演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインCPU110mは、起動操作が行われると、初期化処理を実行し、初期化処理を終えて遊技が可能な状態になった以降は、大当たり乱数値(0~60000の乱数範囲の乱数値)、特別図柄乱数値(0~99の乱数範囲の乱数値)、リーチ判定用乱数値(0~99の乱数範囲の乱数値)、特図変動用乱数値(0~99の乱数範囲の乱数値)、普通図柄乱数値(0~65535の乱数範囲の乱数値)などを含む各種乱数値を各々の乱数範囲内で更新しつつ、特別図柄の変動、普通図柄の変動、及び特別遊技等の遊技の進行を制御する。
主制御基板10のメインROM110bには、遊技制御用プログラム等のデータが記憶されている。メインROM110bには、特別図柄表示装置用の大当たり判定テーブル、普通図柄表示装置用の当たり判定テーブル、図柄決定テーブル、変動パターン決定テーブル、事前判定テーブル、特別遊技制御テーブル、大入賞口開閉制御テーブル、特別遊技終了時設定テーブル等の各種テーブルが記憶されている。これらのテーブルの詳細については、後述する。
主制御基板10のメインRAM110cは、メインCPU110mの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するものである。メインRAM110cには、特別図柄保留記憶領域、特図特電処理データ記憶領域、停止図柄データ記憶領域、普通図柄保留記憶領域、普図普電処理データ記憶領域、普通図柄データ記憶領域、ラウンド数(R)記憶領域、大入賞口入球数(C)記憶領域、高確率遊技フラグ記憶領域、時短遊技フラグ記憶領域、第1特別時短遊技フラグ記憶領域、第2特別時短遊技フラグ記憶領域、遊技状態バッファ、第1特別図柄保留数(U1)カウンタ、第2特別図柄保留数(U2)カウンタ、普通図柄保留数(G)カウンタ、高確率遊技回数(X)カウンタ、時短回数(J)カウンタ、第1特殊時短回数(J1)カウンタ、第2特殊時短(J2)カウンタ、変動回数(K)カウンタ、特別図柄時間カウンタ、特別遊技タイマカウンタ、普通図柄時間カウンタ、補助遊技タイマカウンタ、演出用伝送データ格納領域等の各種記憶領域が設けられている。ここで、断電時には、メインRAM110cの使用領域内のデータはチェックサムを付加した上でバックアップ電源によりバックアップされ、電源復旧時には、バックアップ電源によりバックアップされたデータがチェックサムによるデータチェックを経て復旧され得るようになっている。
電源基板170は、遊技機1に電源電圧を供給するとともに電源電圧が所定値以下になったか否かを示す断電検知信号を主制御基板10や演出制御基板120に供給する。電源基板170は、コンデンサからなるバックアップ電源を有している。電源基板170は、電源電圧が所定値を上回っている間は断電検知信号をハイレベルにし、電源電圧が所定値以下になると断電検知信号をローレベルにする。
演出制御基板120は、主制御基板10からの演出コマンドの受信に基づいて演出を制御する従制御基板となっている。演出制御基板120は、主制御基板10に対して、当該主制御基板10から演出制御基板120へ一方向に通信可能に接続されている。演出制御基板120は、統括制御部141、表示/音声制御部140、ランプ/駆動制御部150、演出制御用の入力ポートや出力ポート等を備えている。演出制御基板120の入力ポートには、演出ボタン検出スイッチ35aやキー検出スイッチ39a、39b、39c、39dなどが接続されている。
演出制御基板120は、主制御基板10からの演出コマンドを受信し、受信したコマンドに基づいて、画像表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置330a、330b、330c、330d、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dによる演出の内容を指示する演出制御手段としての役割を果たすものである。演出制御基板120は、演出制御部120m、表示/音声制御部140、及びランプ/駆動制御部150を備えている。
演出制御部120mは、サブCPU120a、サブROM120b、サブRAM120c、及びRTC120dを備えている。RTC120dは、現在の日付や時刻を示す時刻信号をサブCPU120aに出力する。RTC120dは、遊技機1に電源供給されているときはその供給電力によって動作し、遊技機1の電源が切られているときは電源基板170に搭載されたバックアップ電源の電力によって動作する。
サブCPU120aは、主制御基板10から送信されたコマンド、タイマからの入力信号に基づいて、水晶発振器からの動作クロックを受けてサブROM120bに格納されたプログラムを読み出し、サブRAM120cをワークエリアとして演算処理を行い、当該処理において生成したコマンドを、統括制御部141やランプ/駆動制御部150に送信する。サブCPU120aは、起動操作が行われると、初期化処理を行い、初期化処理を終えて遊技が可能な状態になった以降は、演出用乱数値1~6(各々が0~99の乱数範囲をもった6種類の乱数値)などを含む各種乱数値を各々の乱数範囲内で更新しつつ、遊技の進行に応じた演出を制御する。ここで、演出用乱数値1~6は、同じ乱数値が同時刻に取得されないようになっている。
演出制御部120mのサブROM120bには、演出制御用プログラム等のデータが記憶されている。サブROM120b内には、変動演出パターン決定テーブル、先読み保留表示変化演出実行判定テーブル、最終段階保留表示態様決定テーブル、先読み保留表示変化演出シナリオ決定テーブル、ステージチェンジ実行判定テーブル、新ステージ決定テーブル等の各種テーブルが記憶されている。これらのテーブルの詳細は、後述する。演出制御部120mのサブRAM120cは、サブCPU120aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。サブRAM120cには、演出情報記憶領域、演出図柄記憶領域、図柄変動演出パターン記憶領域、遊技状態記憶領域、演出パターン記憶領域、リーチ成立待機フラグ記憶領域、SPリーチ待機フラグ記憶領域、ステージチェンジ待機フラグ記憶領域、ランクアップ演出成功待機フラグ記憶領域、リーチ成立待機タイマカウンタ、SPリーチ待機タイマカウンタ、操作受付有効期間開始タイマカウンタ、操作受付有効期間終了タイマカウンタ等の各種記憶領域が設けられている。
表示/音声制御部140は、画像表示装置31を制御する画像制御手段としての役割と音声出力装置32を制御する音声制御手段としての役割とを果たすものである。表示/音声制御部140は、統括制御部141、CGROM146、音声プロセッサ144、音声ROM148、入出力ポートなどを備えている。表示/音声制御部140の入出力ポートには、画像表示装置31及び音声出力装置32が接続されている。
統括制御部141は、統括CPU141a、統括ROM141c、及び統括RAM141bを備えている。統括CPU141aは、水晶発振器からの動作クロックを受けて統括ROM141cに格納されたプログラムを読み出し、統括RAM141bをワークエリアとして利用しつつ演算処理を行い、当該処理に基づいて、VDP145及び音声プロセッサ144を制御する。
統括ROM141cは、画像表示と音声制御を行うための画像・音声制御プログラム、描画制御コマンド群から構成されるディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、演出パターンのアニメーションを表示するためのアニメパターン、アニメシーン情報、サウンド制御コマンド群から構成されるサウンドリストを生成するためのサウンドリスト生成プログラム、演出画像制御態様決定テーブル、演出効果音制御態様決定テーブルなどを記憶している。
アニメパターンは、アニメシーンの表示順序等とアニメシーン情報とを関連付けたものである。アニメシーン情報には、ウェイトフレーム、対象データ(スプライトの識別情報等)、描画のためのパラメータ(スプライトの表示位置、表示倍率、透過率等)、描画方法(表示、非表示、拡大、半透明表示等)、画像表示装置31の輝度のパラメータとなるデューティー比等の各種情報が含まれている。例えば、図34(A)に示すように、マリンステージのステージ演出のアニメパターンは、マリンステージの背景画像をなす人魚姫やイルカの識別情報を対象データとして含み、それらの描画位置をパラメータとして含む。図34(B)に示すように、ステップアップ演出のアニメパターンは、ステップアップ演出で出現させるフォトの識別情報を対象データとして含み、その表示位置をパラメータとして含む。図34(C)に示すように、カットイン演出のアニメパターンは、カットイン演出で出現させるカットインの識別情報を対象データとして含み、その表示位置をパラメータとして含む。図34(D)に示すように、演出図柄の通常変動表示のアニメパターンは、左図柄、右図柄、中図柄、及び第4図柄の識別情報を対象データとして含み、それらの描画位置をパラメータとして含む。
VDP145は、CGROM146と接続されている。CGROM146は、圧縮された画像データや非圧縮のパレットデータを記憶している。画像データは、画像表示装置31にスプライトやムービーのフレームとして表示する画像(例えば、演出図柄画像、演出図柄の背景を構成する背景画像、キャラクタ画像、及び、セリフ画像等の個々の画像)における所定範囲の画素(例えば、32×32ピクセル)の画素情報を纏めた素材データである。画像データの画素情報は、それぞれの画素毎に色番号を指定する色番号情報と画像の透明度を示すα値とから構成されている。パレットデータは、色番号を指定する色番号情報と実際の画素の表示色を示す表示色情報とを対応づけたデータである。
VDP145内には、VRAM147が設けられている。VRAM147は、ディスプレイリスト記憶領域、展開記憶領域、第1フレームバッファ領域、第2フレームバッファ領域などを有している。ディスプレイリスト記憶領域は、統括制御部141(統括CPU141a)から出力されたディスプレイリストを一時的に記憶するための領域である。展開記憶領域は、CGMOM内の圧縮画像データを伸長した画像データを一時的に記憶するための領域である。
第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域は、画像の描画と表示のための領域である。第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域は、描画の開始毎に、描画用と表示用に交互に切り替わるようになっている。
VDP145は、統括制御部141から送信されたディスプレイリストをVRAM147のディスプレイリスト記憶領域に記憶し、CGROM146内におけるディスプレイリストが示す画像データを読み出し、この画像データを基にVRAM147の描画用フレームバッファに1フレーム分の描画データを描画し、VRAM147の表示用フレームバッファの1フレーム分の描画データを映像信号(RGB信号等)として画像表示装置31に出力する。
なお、VDP145には、水晶発振器から動作クロックが供給されており、この動作クロックを分周することで、画像表示装置31と同期を図るための同期信号(水平同期信号・垂直同期信号)を生成し、画像表示装置31に出力する。本実施形態では、画像制御部155のフレームレートは1秒間に30回の描画(画像の表示)が行われるように30fps(1/30秒=約33ms)となっているが、1秒間に60回の描画(画像の表示)が行われるように60fps(1/60秒=約16.6ms)としてもよい。
音声プロセッサ144は、音声ROM148と接続されている。音声ROM148は、圧縮された音声データを記憶している。音声プロセッサ144は、統括制御部141から送信されたサウンドリストが示す音声データを音声ROM148から読み出し、この音声データを復号化し、復号化により得た信号に音響処理を施し、音響処理を施した信号を演出音の音信号として音声出力装置32に出力する。
ランプ/駆動制御部150は、演出用照明装置340a、340b、340c、340dを制御するランプ制御手段としての役割と、演出用駆動装置330a、330b、330c、330dを制御する役物制御手段としての役割とを果たすものである。ランプ/駆動制御部150は、ランプCPU150aと、ランプRAM150b、ランプROM150c、及び入出力ポート等を備えている。ランプ/駆動制御部150の入出力ポートには、演出用照明装置340a、340b、340c、340d及び演出用駆動装置330a、330b、330c、330dが接続されている。
ランプCPU150aは、水晶発振器からの動作クロックを受けてランプROM150cに格納されたプログラムを読み出し、ランプRAM150bをワークエリアとして利用しつつ演算処理を行い、当該処理に基づいて、演出用照明装置340a、340b、340c、340d及び演出用駆動装置330a、330b、330c、330dに制御する。
ランプROM150cは、ランプの点灯と役物の駆動を行うためのランプ・駆動制御プログラム、演出用照明装置340a、340b、340c、340dのランプ発光情報を決定して設定し、この設定に従って演出用照明装置340a、340b、340c、340dを発光させるための発光態様決定プログラム、演出用駆動装置330a、330b、330c、330dの役物駆動情報を決定して設定し、この設定に従って演出用駆動装置330a、330b、330c、330dを動作させるための動作態様決定プログラム、演出ランプ制御態様決定テーブル、演出役物制御態様決定テーブルなどを記憶している。
払出制御基板130は、遊技球の払い出し制御を行うものである。払出制御基板130は、主制御基板10に対して、双方向に通信可能に接続されている。払出制御基板130は、図示しない払出CPU、払出ROM、及び払出RAMから構成されるワンチップマイコン110mを備えている。払出CPUは、払出球計数スイッチ132、タイマからの入力信号に基づいて、払出ROMに格納されたプログラムを読み出し、払出RAMをワークエリアとして利用しつつ演算処理を行い、当該処理に基づいて、対応するコマンドを主制御基板10に送信する。払出制御基板130の出力側には、遊技球の貯留部から所定数の遊技球を払い出すための払出装置の払出モータ131が接続されている。払出CPUは、主制御基板10から送信されるコマンドに基づいて、払出ROMから所定のプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、払出装置の払出モータ131を制御して所定の遊技球を払い出す。このとき、払出RAMは、払出CPUの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
次に、本実施形態に係る遊技機1の動作を説明する。図35は、遊技機1の主制御基板10のメイン処理を示すフローチャートである。メイン処理は、起動操作により電源基板170から主制御基板10に電力が供給されて主制御基板10のメインCPU110mにシステムリセットが発生したことを契機として開始される。
図35において、メインCPU110mは、初期化処理を行う(S10)。初期化処理では、メインCPU110mは、電源投入に応じて、メインROM110bから遊技制御用プログラムを読み込んで実行する。初期化処理では、メインCPU110mは、電源投入時点における遊技機1の背面のRAMクリアスイッチ(不図示)のオン/オフ、及び前回の断電時の電源断監視処理(S20)においてメインRAM110cに保存してバックアップされている電源断発生情報やチェックサムの内容に基づいて、データの復旧の要否を決定し、復旧を要しないと決定した場合はメインRAM110cをクリアし、復旧を要すると決定した場合はメインRAM110cのデータを復旧する。
次に、メインCPU110mは、電源遮断監視処理を行う(S20)。電源断監視処理では、メインCPU110mは、遊技機1の電源断が発生したか否かを監視し、電源断が発生した場合に、発射機構(タッチセンサ3a、発射ボリューム3b、発射用ソレノイド4a、及び玉送りソレノイド4b)による遊技球の発射の停止、出力ポートのクリア、払出装置による遊技球の払出の停止、メインRAM110cの各記憶領域内のチェックサムの作成と保存、及び電源断の発生情報の設定の一連の処理を行った後、メインRAM110cへのアクセスを禁止に設定し、電源断に備える。
次に、メインCPU110mは、遊技用乱数値更新処理を行う(S30)。遊技用乱数値更新処理では、メインCPU110mは、リーチ判定用乱数値及び特図変動用乱数値を更新する。次に、メインCPU110mは、初期乱数値更新処理を行う(S40)。初期乱数値更新処理では、メインCPU110mは、大当たり初期乱数値、普通図柄初期乱数値、及び特別図柄初期乱数値を更新する。
これ以降、メインCPU110mは、ステップS20~ステップS40のループ処理を繰り返す。また、このループ処理と併せて、メインCPU110mは、リセット用クロックパルス発生回路によるリセット用クロックパルス信号の発生の度にタイマ割込み処理を実行する。
図36は、主制御基板10のタイマ割込処理を示すフローチャートである。主制御基板10のメインCPU110mは、主制御基板10内のリセット用クロックパルス発生回路におけるリセット用クロックパルス信号の発生周期である4ミリ秒毎にタイマ割込み処理を実行する。
図36において、メインCPU110mは、リセット用クロックパルス信号が発生すると、その時点におけるメインCPU110mのレジスタ内の情報をスタック領域に退避させる(S100)。次に、メインCPU110mは、時間制御処理を行う(S110)。時間制御処理は、メインRAM110c内における各種時間の計時に用いるカウンタを更新する処理である。時間制御処理では、メインCPU110mは、メインRAM110c内における特別図柄時間カウンタ、特別遊技タイマカウンタ、普通図柄時間カウンタ、補助遊技タイマカウンタを1ずつ減算する。
次に、メインCPU110mは、乱数更新処理を行う(S120)。乱数更新処理では、メインCPU110mは、大当たり乱数値、普通図柄乱数値、及び特別図柄乱数値を更新する。より具体的に説明すると、メインCPU110mは、それぞれの乱数カウンタを+1して更新する。なお、加算した乱数カウンタが乱数範囲の最大値を超えた場合(乱数カウンタが1周した場合)には、乱数カウンタを0に戻し、その時の初期乱数値からそれぞれの乱数値を新たに更新する。
ステップS120の実行後、メインCPU110mは、初期乱数値更新処理を行う(S130)。初期乱数値更新処理では、メインCPU110mは、大当たり初期乱数値、普通図柄初期乱数値、及び特別図柄初期乱数値を更新する。
次に、メインCPU110mは、入力制御処理を行う(S200)。入力制御処理では、メインCPU110mは、一般入賞口検出スイッチ12a、第1大入賞口検出スイッチ16a、第2大入賞口検出スイッチ17a、第1始動口検出スイッチ14a、第2始動口検出スイッチ15a、ゲート検出スイッチ13aの各種スイッチに入力があったか否かを判定し、入力があった場合には所定のデータをセットする。入力制御処理の手順の詳細は、後述する。
ステップS200の実行後、メインCPU110mは、特図特電制御処理を行う(S300)。特図特電制御処理では、メインCPU110mは、メインRAM110cに設けられた特図特電処理データの値を遊技機1における遊技の進行状況に応じて更新しつつ、特別図柄記憶判定処理(特図特電処理データ=0のときの処理)、特別図柄変動処理(特図特電処理データ=1のときの処理)、特別図柄停止処理(特図特電処理データ=2のときの処理)、大当たり遊技処理(特図特電処理データ=3のときの処理)、及び大当たり遊技終了処理(特図特電処理データ=4のときの処理)の5つの処理のうちの1つを選んで実行する。特図特電制御処理の手順の詳細は、後述する。
ステップS300の実行後、メインCPU110mは、普図普電制御処理を行う(S400)。普図普電制御処理では、メインCPU110mは、メインRAM110cに設けられた普図普電処理データの値を遊技機1における遊技の進行状況に応じて更新しつつ、普通図柄記憶判定処理(普図普電処理データ=0のときの処理)、普通図柄変動処理(普図普電処理データ=1のときの処理)、普通図柄停止処理(普図普電処理データ=2のときの処理)、及び補助遊技処理(普図普電処理データ=3のときの処理)の4つの処理のうちの1つを選んで実行する。普図普電制御処理の手順の詳細は、後述する。
ステップS400の実行後、メインCPU110mは、払出制御処理を行う(S500)。払出制御処理では、メインCPU110mは、メインRAM110c内における一般入賞口賞球カウンタ、第1始動口賞球カウンタ、及び第2始動口賞球カウンタを参照し、各カウンタが示す個数の遊技球の払出しを指示する払出個数指定コマンドを生成し、このコマンドを払出制御基板130に送信する。払出制御基板130は、払出個数指定コマンドを受け取ると、払出装置の払出モータ131を制御して遊技球を払い出す。
ステップS500の実行後、メインCPU110mは、データ生成処理を行う(S600)。データ生成処理では、メインCPU110mは、外部出力用データ、始動口開閉ソレノイドデータ、第1大入賞口開閉ソレノイドデータ、第2大入賞口開閉ソレノイドデータ、特別図柄表示装置データ、普通図柄表示装置データを生成する。
ステップS600の実行後、メインCPU110mは、出力制御処理を行う(S700)。出力制御処理では、メインCPU110mは、ステップS600のデータ生成処理で作成した外部出力用データ、始動口開閉ソレノイドデータ、第1大入賞口開閉ソレノイドデータ、第2大入賞口開閉ソレノイドデータの信号を出力させるポート出力処理を行う。また、第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄表示装置21、及び普通図柄表示装置22の各LEDを点灯させるために、上記S600のデータ生成処理で作成した特別図柄表示装置データと普通図柄表示装置データとを出力する表示装置出力処理を行う。さらに、メインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされているコマンドを演出制御部120mに送信するコマンド送信処理も行う。
ステップS700の実行後、メインCPU110mは、ステップS100でスタック領域に退避した情報をメインCPU110mのレジスタに復帰させる(S800)。
図37は、入力制御処理の詳細を示すフローチャートである。図37において、メインCPU110mは、一般入賞口検出スイッチ12a入力処理を行う(S210)。一般入賞口検出スイッチ12a入力処理では、メインCPU110mは、一般入賞口検出スイッチ12aからの検出信号の入力があったか否かを判定する。検出信号の入力がない場合はそのままステップS220に進む。検出信号の入力があった場合は、メインRAM110c内の一般入賞口賞球カウンタに所定個数(例えば、10個)を加算して更新する。
ステップS210の実行後、メインCPU110mは、大入賞口検出スイッチ入力処理を行う(S220)。大入賞口検出スイッチ入力処理では、メインCPU110mは、第1大入賞口検出スイッチ16a又は第2大入賞口検出スイッチ17aからの検出信号の入力があったか否かを判定する。メインCPU110mは、第1大入賞口検出スイッチ16a及び第2大入賞口検出スイッチ17aのいずれからも検出信号の入力がなかった場合はそのままステップS230に進む。第1大入賞口検出スイッチ16a又は第2大入賞口検出スイッチ17aからの検出信号の入力があった場合、メインRAM110c内の大入賞口用賞球カウンタに所定個数(例えば、15個)を加算して更新し、メインRAM110c内の大入賞口入球数(C)記憶領域の大入賞口入球数(C)を+1して更新する。
ステップS220の実行後、メインCPU110mは、第1始動口検出スイッチ入力処理を行う(S230)。第1始動口検出スイッチ入力処理では、メインCPU110mは、第1始動口検出スイッチ14aからの検出信号の入力があったか否かを判定する。メインCPU110mは、第1始動口検出スイッチ14aからの検出信号の入力がなかった場合はそのままステップS240に進む。第1始動口検出スイッチ14aからの検出信号の入力があった場合は、賞球カウンタの更新、第1特別図柄保留数(U1)が4未満であるか否かの判定、第1特別図柄保留数(U1)が4未満である場合における第1特別図柄保留数(U1)の更新、特別図柄保留記憶領域への乱数値の格納、大当たり抽選の事前判定とその判定結果に応じた始動入賞指定コマンドのセット、第1特別図柄保留数(U1)に応じた特別図柄保留数指定コマンドのセット、等の一連の処理を行う。第1始動口検出スイッチ入力処理の手順の詳細は、後述する。
ステップS230の実行後、メインCPU110mは、第2始動口検出スイッチ入力処理を行う(S240)。第2始動口検出スイッチ入力処理では、メインCPU110mは、第2始動口検出スイッチ15aからの検出信号の入力があったか否かを判定する。メインCPU110mは、第2始動口検出スイッチ15aからの検出信号の入力がなかった場合はそのままステップS250に進む。第2始動口検出スイッチ15aからの検出信号の入力があった場合は、賞球カウンタの更新、第2特別図柄保留数(U2)が4未満であるか否かの判定、第2特別図柄保留数(U2)が4未満である場合における第2特別図柄保留数(U2)の更新、特別図柄保留記憶領域への乱数値の格納、大当たり抽選の事前判定とその判定結果に応じた始動入賞指定コマンドのセット、第2特別図柄保留数(U2)内の保留数(U2)に応じた特別図柄保留数指定コマンドのセット、等の一連の処理を行う。第2始動口検出スイッチ入力処理の手順と第1始動口検出スイッチ入力処理の手順は、データの書き込み先の相違を除いて同じである。
次に、メインCPU110mは、ゲート検出スイッチ入力処理を行う(S250)。ゲート検出スイッチ入力処理では、メインCPU110mは、ゲート検出スイッチ13aからの検出信号の入力があったか否を判定する。メインCPU110mは、ゲート検出スイッチ13aからの検出信号の入力がなかった場合はそのまま今回の入力制御処理を終了する。ゲート検出スイッチ13aからの検出信号の入力があった場合、メインCPU110mは、ゲート通過指定コマンドを生成し、生成したゲート通過指定コマンドをメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットする。また、この場合、メインCPU110mは、普通図柄保留数(G)を計数する普通図柄保留数カウンタのカウント値(G)が4未満であるか否かを判定する。そして、普通図柄保留数カウンタのカウント値(G)が4未満である場合は、カウント値(G)を+1して更新するとともに、普通図柄乱数値を取得し、取得した普通図柄乱数値を普通図柄保留記憶領域に記憶する。
図38は、第1始動口検出スイッチ入力処理の詳細を示すフローチャートである。図38において、メインCPU110mは、第1始動口検出スイッチ14aからの検出信号の入力があった場合(S230-1:Yes)、ステップS230-2に進む。第1始動口検出スイッチ14aからの検出信号の入力がなかった場合(S230-1:No)、今回の第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
ステップS230-2において、メインCPU110mは、始動口賞球カウンタに所定個数(例えば、3個)を加算して更新する(S230-2)。その後、メインCPU110mは、第1特別図柄保留数(U1)を計数する第1特別図柄保留数カウンタのカウント値(U1)が4未満であるか否かを判定する(S230-3)。
メインCPU110mは、第1特別図柄保留数カウンタのカウント値(U1)が4未満でない場合(S230-3:No)、今回の第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。また、第1特別図柄保留数カウンタのカウント値(U1)が4未満である場合(S230-3:Yes)、カウント値(U1)を+1して更新する(S230-4)。
ステップS230-4の実行後、メインCPU110mは、大当たり乱数値を取得するとともに、特別図柄保留記憶領域の第1特別図柄保留記憶領域の第1~第4記憶部におけるデータ未格納で且つ番号の最も小さい記憶部をデータの格納先とし、取得した大当たり乱数値をデータの格納先の記憶部に記憶する(S230-5)。
図39(a)は、特別図柄保留記憶領域を示す図である。図39(a)に示すように、特別図柄保留記憶領域は、当該変動と対応する第0記憶部、第1特別図柄の保留と対応する第1特別図柄保留記憶領域、及び第2特別図柄の保留と対応する第2特別図柄保留記憶領域を有している。第1特別図柄保留記憶領域と第2特別図柄保留記憶領域の各々は、第1保留と対応する第1記憶部、第2保留と対応する第2記憶部、第3保留と対応する第3記憶部、及び第4保留と対応する第4記憶部を有している。図39(b)に示すように、特別図柄保留記憶部内の各記憶部は、大当たり乱数値、特別図柄乱数値、リーチ判定用乱数値、及び特図変動用乱数値のセットを記憶し得るようになっている。
ステップS230-5の実行後、メインCPU110mは、特別図柄乱数値を取得し、取得した特別図柄乱数値を第1特別図柄保留記憶領域におけるデータの格納先の記憶部に記憶する(S230-6)。
ステップS230-6の実行後、メインCPU110mは、特図変動用乱数値及びリーチ判定用乱数値を取得し、取得した特図変動用乱数値及びリーチ判定用乱数値を第1特別図柄保留記憶領域におけるデータの格納先の記憶部に記憶する(S230-7)。
ステップS230-7の実行後、メインCPU110mは、事前判定処理を行う(S230-8)。この事前判定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bの事前判定テーブルを参照し、本ステップS230-8の実行時点(始動条件の成立時)における高確率遊技フラグ記憶領域、時短遊技フラグ記憶領域、第1特別時短遊技フラグ記憶領域、及び第2特別時短遊技フラグ記憶領域のフラグのセットの有無と、ステップS230-5~S230-7において第1特別図柄保留記憶領域の記憶部に記憶した大当たり乱数値、特別図柄乱数値、リーチ判定用乱数値、及び特図変動用乱数値との組み合わせに基づいて、今回の第1特別図柄の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の入賞情報を決定する。
図40は、大当たり抽選の結果を事前に判定するための事前判定テーブルを示す図である。事前判定テーブルには、大当たり乱数値、特別図柄乱数値、遊技状態(時短遊技状態、非時短遊技状態、第1特殊時短遊技状態、又は、第2特殊時短遊技状態)、リーチ判定用乱数値、特図変動用乱数値、入賞情報、及び始動入賞指定コマンドの組が、第1特別図柄表示装置20における第1特別図柄の始動条件が成立したときに参照するものと第2特別図柄表示装置21における第2特別図柄の始動条件が成立したときに参照するものとに分けて記憶されている。
ステップS230-8の実行後、メインCPU110mは、ステップS230-8の事前判定処理において決定した入賞情報と対応する始動入賞指定コマンドを生成し、この始動入賞指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S230-9)。その後、メインCPU110mは、第1特別図柄保留数カウンタのカウント値(U1)を参照し、第1特別図柄保留数(U1)を示す特別図柄保留数指定コマンドを生成し、この特別図柄保留数指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S230-10)。
演出用伝送データ格納領域にセットされた始動入賞指定コマンドや特別図柄保留数指定コマンドは、タイマ割込処理の出力制御処理(S700)において演出制御部120mに送信される。
ここで、第2始動口検出スイッチ入力処理(S240)の手順は、ステップS230-3及びS230-4における保留数の参照先が第2特別図柄保留数カウンタとなる点、ステップS230-5~S230-7における乱数値の記憶先が第2特別図柄保留記憶領域となる点、ステップS230-8における乱数値の参照先が第2特別図柄保留記憶領域となる点、及びステップS230-10における保留数の参照先が第2特別図柄保留数カウンタとなる点を除いて第1始動口検出スイッチ入力処理(S230)のそれと同じである。
図41は、特図特電制御処理の詳細を示すフローチャートである。図41において、メインCPU110mは、特図特電処理データをロードする(S301)。次のステップS302において、メインCPU110mは、このロードした特図特電処理データから分岐アドレスを参照し、特図特電処理データ=0であれば特別図柄記憶判定処理(ステップS310)に処理を移し、特図特電処理データ=1であれば特別図柄変動処理(ステップS320)に処理を移し、特図特電処理データ=2であれば特別図柄停止処理(ステップS330)に処理を移し、特図特電処理データ=3であれば大当たり遊技処理(ステップS340)に処理を移し、特図特電処理データ=4であれば大当たり遊技終了処理(ステップS350)に処理を移す。
図42は、特別図柄記憶判定処理の詳細を示すフローチャートである。図42において、メインCPU110mは、特別図柄の変動表示中であるか否かを判定する(S310-1)。より具体的に説明すると、メインCPU110mは、メインRAM110c内の特別図柄時間カウンタを参照し、特別図柄時間カウンタが0でなければ特別図柄の変動表示中であると判定し、特別図柄時間カウンタが0であれば特別図柄の変動表示中でないと判定する。メインCPU110mは、特別図柄の変動表示中である場合(S310-1:Yes)、今回の特別図柄記憶判定処理を終了する。また、特別図柄の変動表示中でない場合(S310-1:No)、ステップS310-2に進む。
ステップS310-2において、メインCPU110mは、メインRAM110cの第2特別図柄保留数カウンタのカウント値(U2)を参照し、第2特別図柄保留数(U2)が0より大きいかを判定する。メインCPU110mは、第2特別図柄保留数(U2)が0より大きい場合(S310-2:Yes)、第2特別図柄保留数カウンタのカウント値(U2)を-1して更新する(S310-3)。ここで、遊技機1は、第2特別図柄の変動の保留を第1の特別図柄の変動の保留よりも優先して消化する機種である。こういった機種の遊技機1では、時短遊技状態の間は、第1特別図柄の始動条件が成立してもその事前判定を行わないようになっている。
メインCPU110mは、第2特別図柄保留数カウンタのカウント値(U2)が1以上でない場合(S310-2:No)、第1特別図柄保留数カウンタのカウント値(U1)を参照し、第1特別図柄保留数(U1)が0より大きいかを判定する(S310-4)。
メインCPU110mは、第1特別図柄保留数(U1)が1以上でない場合(S310-4:No)、今回の特別図柄記憶判定処理を終了する。
メインCPU110mは、第1特別図柄保留数(U1)が0より大きい場合(S310-4:Yes)、第1特別図柄保留数カウンタのカウント値(U1)を-1して更新する(S310-6)。ステップS310-3又はS310-6の実行後、メインCPU110mは、記憶領域シフト処理を行う(S310-7)。この記憶領域シフト処理では、メインCPU110mは、第1特別図柄保留記憶領域及び第2特別図柄保留記憶領域のうちステップS310-3又はS310-6において保留数を減算した方の図柄と対応するものを処理対象として次のような処理を行う。
メインCPU110mは、ステップS310-3における第2特別図柄保留数カウンタのカウント値(U2)の減算を行った場合、第2特別図柄保留記憶領域の第2~第4記憶部内のデータを各々の1つ前の記憶部にシフトさせ、第2特別図柄保留記憶領域の第1記憶部内のデータを判定記憶領域である第0記憶部に書き込む。この第0記憶部へのデータの書き込みにより、それまで第0記憶部に記憶されていた乱数値(大当たり乱数値、特別図柄乱数値、リーチ判定用乱数値、特図変動用乱数値)は消去される。
また、メインCPU110mは、ステップS310-6における第1特別図柄保留数カウンタのカウント値(U1)の減算を行った場合、第1特別図柄保留記憶領域の第2~第4記憶部内のデータを各々の1つ前の記憶部にシフトさせ、第1特別図柄保留記憶領域の第1記憶部内のデータを第0記憶部に書き込む。この第0記憶部へのデータの書き込みにより、それまで第0記憶部に記憶されていた乱数値(大当たり乱数値、特別図柄乱数値、リーチ判定用乱数値、特図変動用乱数値)は消去される。
ステップS310-7の実行後、メインCPU110mは、第1特別図柄保留数(U1)及び第2特別図柄保留数(U2)を演出制御部120mに通知するための特別図柄保留数指定コマンドを生成し、この特別図柄保留数指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S310-8)。
ステップS310-8の実行後、メインCPU110mは、大当たり判定処理を行う(S311)。この大当たり判定処理では、メインCPU110mは、今回の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果(大当たり又はハズレ)を決定し、大当たりである場合には大当たりの種類を決定し、決定した大当たりの種類と対応する大当たり用の図柄指定コマンドを生成して演出用伝送データ格納領域にセットする。ハズレである場合は、ハズレ用の図柄指定コマンドを生成して演出用伝送データ格納領域にセットする。
より詳細に説明すると、メインCPU110mは、この大当たり判定処理では、図43(大当たり判定処理の詳細を示すフローチャート)に示すように、今回の始動条件の成立を契機とする大当たり抽選の抽選結果が大当たりであるかを否かを判定する(S311-1)。具体的には、メインCPU110mは、メインROM110bの大当たり抽選判定テーブルを参照し、本ステップS311-1の実行時点における高確率遊技フラグ記憶領域のフラグのセットの有無とステップS310-7で第0記憶部に記憶した大当たり乱数値との組み合わせに基づいて、抽選結果を決定する。
図43(a)は、第1特別図柄表示装置用の大当たり抽選判定テーブルを示す図である。図43(b)は、第2特別図柄表示装置用の大当たり抽選判定テーブルを示す図である。大当たり抽選判定テーブルには、大当たり乱数値と大当たり抽選の抽選結果(大当たり、特殊ハズレ、又は通常ハズレ)の組が、低確率遊技状態のときに参照するものと高確率遊技状態のときに参照するものとに分けて記憶されている。
第1特別図柄表示装置用の大当たり抽選判定テーブル及び第2特別図柄表示装置用の大当たり抽選判定テーブルにおける低確率遊技状態で大当たりになる大当たり乱数値の個数と高確率遊技状態で大当たりになる大当たり乱数値の個数を比較すると、低確率遊技状態における大当たりの大当たり乱数値は100~299となっているのに対し、高確率遊技状態における大当たりの大当たり乱数値は100~1099となっている。大当たり乱数値の乱数範囲は0~60000である。よって、低確率遊技状態のときの大当たりの当選確率は1/300であり、高確率遊技状態のときの大当たりの当選確率は5倍アップして1/60である。
また、第1特別図柄表示装置用の大当たり抽選判定テーブルでは、低確率遊技状態における特殊ハズレの大当たり乱数値は2000~2099となっており、高確率遊技状態における特殊ハズレの大当たり乱数値は1つも無い。第2特別図柄表示装置用の大当たり抽選判定テーブルでは、低確率遊技状態及び高確率遊技状態のいずれにおいても、特殊ハズレの大当たり乱数値は1つも無い。よって、低確率遊技状態中は、大当たりの当選確率よりも低い確率で、特殊ハズレに当選するが、高確率遊技状態中は、特殊ハズレに当選することは無い。
メインCPU110mは、ステップS311-1の判定結果が大当たりである場合(S311-1:Yes)、ステップS311-2に進む、また、ステップS311-1の判定結果が特殊ハズレ又は通常ハズレである場合(S311-1:No)、ステップS311-5に進む。
ステップS311-2において、メインCPU110mは、大当たり図柄決定処理を行う。この大当たり図柄決定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bの大当たり用図柄決定テーブルを参照し、ステップS310-8で第0記憶部に記憶した特別図柄乱数値に基づいて、当該変動の停止図柄の停止図柄データを決定し、決定した停止図柄データをメインRAM110c内の停止図柄データ記憶領域に記憶する。ここで、停止図柄データは、変動を経て停止表示される特別図柄の種類と対応する2桁の数を示すものである。
図45(a)は、大当たり用図柄決定テーブルを示す図である。大当たり用図柄決定テーブルには、特別図柄乱数値、特別図柄の種類(大当たりの種類)、停止図柄データ、及び図柄指定コマンドの組が、第1特別図柄表示装置20における第1特別図柄の始動条件が成立したときに参照するものと第2特別図柄表示装置21における第2特別図柄の始動条件が成立したときに参照するものとに分けて記憶されている。
演出図柄指定コマンドは、変動を経て停止表示される特別図柄の種類を演出制御部120mに通知するためのコマンドである。
本ステップS311-2において停止図柄データ記憶領域に記憶される停止図柄データは、特別図柄停止処理における大当たり図柄の判定時、大当たり遊技処理における大入賞口の作動態様の決定時、大当たり遊技終了処理における遊技状態の決定時に参照される。詳しくは、後述する。
次に、メインCPU110mは、ステップS311-2で決定した停止図柄データと対応する大当たり用の図柄指定コマンドを生成し、この図柄指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S311-3)。
次に、メインCPU110mは、高確率遊技フラグ記憶領域、時短遊技フラグ記憶領域、第1特別時短遊技フラグ記憶領域、及び第2特別時短遊技フラグ記憶領域におけるフラグのセットの有無に基づいて現時点(大当たり抽選時)の遊技状態を求め、求めた遊技状態を示す遊技状態情報を遊技状態バッファに記憶する(S311-4)。
ステップS311-5において、メインCPU110mは、ハズレ図柄決定処理を行う。このハズレ図柄決定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bのハズレ用図柄決定テーブルを参照してハズレの停止図柄の停止図柄データを決定し、決定した停止図柄データを停止図柄データ記憶領域に記憶する。
図45(b)は、特殊ハズレ用図柄決定テーブルを示す図である。図45(c)は、通常ハズレ用図柄決定テーブルを示す図である。特殊ハズレ用図柄決定テーブル及び通常ハズレ用図柄決定テーブルには、特別図柄の種類、停止図柄データ、及び図柄指定コマンドの組が、記憶されている。
次に、メインCPU110mは、ステップS311-5で決定した停止図柄データと対応するハズレ用の図柄指定コマンドを生成し、この図柄指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S311-6)。
図42の説明に戻る。大当たり判定処理(S311)の実行後、メインCPU110mは、変動パターン決定処理を行う(S312)。変動パターン決定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bの変動パターン決定テーブルを参照し、ステップS311-1における大当たり抽選の抽選結果(大当たり又はハズレ)、本ステップS312の実行時点における時短遊技フラグ記憶領域のフラグのセットの有無、ステップS310-3又はステップS310-6における更新後の保留数(U2)又は(U1)、ステップS310-7で第0記憶部に記憶した大当たり乱数値、リーチ判定用乱数値、及び特図変動用乱数値の組み合わせに基づいて、当該変動の変動パターンを決定する。
変動パターン決定テーブルには、第1特別図柄の変動時に参照するものと第2特別図柄の変動時に参照するものの2種類がある。図46は、第1特別図柄の変動時に参照する変動パターン決定テーブルを示す図である。図47は、第2特別図柄の変動時に参照する変動パターン決定テーブルを示す図である。
特別図柄の変動パターン決定テーブルには、特別図柄の種類(大当たりの種類)、遊技状態(時短遊技状態、又は、非時短遊技状態、第1特殊時短遊技状態、第2特殊時短遊技状態)、保留数、リーチ判定用乱数値、特図変動用乱数値、特別図柄の変動パターンの種類、変動時間、及び変動開始コマンドの組が記憶されている。変動開始コマンドは、変動パターンの種類を演出制御部120mに通知するためのコマンドである。
特別図柄の変動パターン決定テーブルでは、大当たりの抽選の結果が大当たりである場合は、変動時間の長い変動パターンが選択され易くなっている。これとは逆に、特別図柄の変動パターン決定テーブルでは、大当たり抽選の結果がハズレである場合は、変動時間の短い変動パターンが選択され易くなっている。
例えば、図46に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける特別図柄01(16R確変当たり)と対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン12、13、14、及び15がある。変動パターン12の変動時間はT12(例えば、T12=20000ms)である。変動パターン13の変動時間はT13(T13=30000ms)である。変動パターン14の変動時間はT14(T14=40000ms)である。変動パターン15の変動時間はT15(T15=60000ms)である。変動パターン12、13、14、及び15の選択率の大小関係は、変動パターン12<変動パターン13<変動パターン14<変動パターン15となっている。
図46に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける特別図柄02(8R確変当たり)と対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン22、23、24、及び25がある。変動パターン22の変動時間はT12(20000ms)である。変動パターン23の変動時間はT13(30000ms)である。変動パターン24の変動時間はT14(40000ms)である。変動パターン25の変動時間はT15(60000ms)である。変動パターン22、23、24、及び25の選択率の大小関係は、変動パターン22<変動パターン23<変動パターン24<変動パターン25となっている。
図46に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける特別図柄03(8R通常当たり)と対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン32、33、34、及び35がある。変動パターン32の変動時間はT12(20000ms)である。変動パターン33の変動時間はT13(30000ms)である。変動パターン34の変動時間はT14(40000ms)である。変動パターン35の変動時間はT15(60000ms)である。変動パターン32、33、34、及び35の選択率の大小関係は、変動パターン32<変動パターン33<変動パターン34<変動パターン35となっている。
図46に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける特別図柄04(2R確変当たり)と対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン11がある。変動パターン11の変動時間は、T11(例えば、T11=18000ms)である。
図46に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける特別図柄20(特殊ハズレ)と対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン91がある。変動パターン91の変動時間は、変動パターン11のものと同じ長さT11(18000ms)である。
図46に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける、特別図柄00(通常ハズレ)、非時短遊技状態、保留数0~2、リーチなし(リーチ判定用乱数値が「0~69」)の組み合わせと対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン59がある。変動パターン59の変動時間はT9(例えば、T9=6000ms)である。
図47に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける、特別図柄00(通常ハズレ)、非時短遊技状態、保留数0~2、リーチあり(リーチ判定用乱数値が「70~99」)の組み合わせと対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン60、61、62、63、64、及び65がある。変動パターン60の変動時間はT10(例えば、T10=10000ms)である。変動パターン61の変動時間は、変動パターン11のものと同じ長さT11(18000ms)である。変動パターン62の変動時間は、変動パターン12のものと同じ長さT12(20000ms)である。変動パターン63の変動時間は、変動パターン13のものと同じ長さT13(30000ms)である。変動パターン64の変動時間は、変動パターン14のものと同じ長さT14(40000ms)である。変動パターン65の変動時間は、変動パターン15のものと同じ長さT15(60000ms)である。変動パターン60、61、62、63、64、及び65の選択率の大小関係は、変動パターン60>変動パターン61>変動パターン62>変動パターン63>変動パターン64>変動パターン65となっている。
図47に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける、特別図柄00(通常ハズレ)、非時短遊技状態、保留数3~4、リーチなし(リーチ判定用乱数値が「0~89」)の組み合わせと対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン58がある。変動パターン58の変動時間は、変動パターン59のものよりも短いT8(例えば、T8=3000ms)である。
図47に示す第1特別図柄の変動パターン決定テーブルにおける、特別図柄00(通常ハズレ)、時短遊技状態、保留数0~2、リーチあり(リーチ判定用乱数値が「70~99」)の組み合わせと対応する変動パターンの選択肢には、変動パターン60、61、62、63、64、及び65がある。変動パターン60、61、62、63、64、及び65の選択率の大小関係は、変動パターン60>変動パターン61>変動パターン62>変動パターン63>変動パターン64>変動パターン65となっている。
ここで、図46及び図47の特別図柄の変動パターン決定テーブルと、先に示した事前判定テーブル(図40)とを比較すると、事前判定テーブルでは、第1特別図柄の変動の保留数(U1)や第2特別図柄の変動の保留数(U2)を参照しなくともテーブル内の該当のデータを探索し得るようになっている。これに対し、変動パターン決定テーブルでは、大当たり抽選の抽選結果がハズレである場合は、第1特別図柄の変動の保留数(U1)や第2特別図柄の変動の保留数(U2)を参照しない限りテーブル内の該当のデータを探索し得ないようになっている。このため、事前判定テーブルでは、リーチ演出後の発展先の演出の種類の判別はできるものの、「通常変動」と「短縮変動」の判別はできないようになっている。
図42において、メインCPU110mは、ステップS312において決定した変動パターンに対応する変動開始コマンドを生成し、この変動開始コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S313)。
次に、メインCPU110mは、高確率遊技フラグ記憶領域、時短遊技フラグ記憶領域、第1特別時短遊技フラグ記憶領域、及び第2特別時短遊技フラグ記憶領域におけるフラグのセットの有無に基づいて現時点の遊技状態を求め、求めた遊技状態に対応する遊技状態指定コマンドを生成し、この遊技状態指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S314)。
次に、メインCPU110mは、特別図柄の変動表示を開始するための処理を行う(S315)。具体的に説明すると、メインCPU110mは、第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21に特別図柄の変動表示(LEDの点滅)を行わせるための変動表示データを所定の処理領域にセットする。所定の処理領域に変動表示データがセットされると、上記ステップS600でLEDの点灯又は消灯のデータが作成され、作成されたデータがステップS700の出力制御処理において出力されることで、第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21の変動表示が行われる。
次に、メインCPU110mは、上記ステップS312において決定した変動パターンに基づいた変動時間を特別図柄時間カウンタにセットする(S316)。特別図柄時間カウンタは上記ステップS110において4ミリ秒毎に減算処理されていく。
次に、メインCPU110mは、特図特電処理データ=1をセットし(S317)、今回の特別図柄記憶判定処理を終了する。この後の特図特電制御処理では、ステップS302において特別図柄変動処理に処理が移り、特別図柄変動処理が行われる。
図48は、特別図柄変動処理の詳細を示すフローチャートである。図48において、メインCPU110mは、特別図柄の変動時間が経過したか否かを判定する(S320-1)。具体的には、メインCPU110mは、ステップS316でセットした特別図柄時間カウンタを参照し、特別図柄時間カウンタが0であれは特別図柄の変動時間が経過したと判定し、特別図柄時間カウンタが0でなければ特別図柄の変動時間が未だ経過していないと判定する。メインCPU110mは、特別図柄の変動時間が経過したと判定した場合(S320-1:Yes)、ステップS320-2に進み、特別図柄の変動時間が経過していないと判定した場合(S320-1:No)、今回の特別図柄変動処理を終了し、次のサブルーチンを実行する。
ステップS320-2において、メインCPU110mは、特別図柄の変動表示を停止させるための処理を行う。具体的に説明すると、メインCPU110mは、上記ステップS315でセットされた変動表示データをクリアして、上記ステップS311-2又はS311-5でセットされた特別図柄を第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21に停止表示させるための停止図柄データを所定の処理領域にセットする(S320-2)。これにより、第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21に特別図柄が停止表示される。
次に、メインCPU110mは、図柄確定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S320-3)。
次に、メインCPU110mは、特別図柄時間カウンタに図柄停止時間(0.5秒=125カウンタ)をセットする(S320-4)。なお、特別図柄時間カウンタは上記ステップS110において4ミリ秒毎に減算処理されていく。
次に、メインCPU110mは、特図特電処理データに2をセットし(S320-5)、今回の特別図柄変動処理を終了する。この後の特図特電制御処理では、ステップS302において特別図柄停止処理に処理が移り、特別図柄停止処理が行われる。
図49は、特別図柄停止処理の詳細を示すフローチャートである。図49において、メインCPU110mは、特別図柄の停止時間が経過したか否かを判定する(S330-1)。具体的には、メインCPU110mは、ステップS320-4でセットした特別図柄時間カウンタを参照し、特別図柄時間カウンタが0であれば特別図柄の停止時間が経過したと判定し、特別図柄時間カウンタが0でなければ特別図柄の停止時間が未だ経過していないと判定する。メインCPU110mは、特別図柄の停止時間が経過したと判定した場合(S330-1:Yes)、ステップS330-2に進み、特別図柄の停止時間が経過していないと判定した場合(S330-1:No)、ステップS330-24に進む。
ステップS330-2において、メインCPU110mは、高確率遊技フラグ記憶領域に高確率遊技フラグがセットされているかを確認する。メインCPU110mは、高確率遊技フラグがセットされていない場合(S330-2:No)、ステップS330-3に進み、高確率遊技フラグがセットされている場合(S330-2:Yes)、ステップS330-4に進む。
ステップS330-3において、メインCPU110mは、変動回数(K)記憶領域内の変動回数(K)を+1して更新し、ステップS330-4に進む。ステップS330-4において、メインCPU110mは、時短遊技フラグ記憶領域に時短遊技フラグがセットされているかを確認する。メインCPU110mは、時短遊技フラグがセットされている場合(S330-4:No)、ステップS330-5に進み。時短遊技フラグがセットされていない場合(S330-4:No)、ステップS330-8に進む。
ステップS330-5において、メインCPU110mは、時短回数(J)、第1特殊時短回数(J1)、及び第2特殊時短回数(J2)のうち0でないものを-1して更新する。次のステップS350-6において、メインCPU110mは、時短回数(J)、第1特殊時短回数(J1)、及び第2特殊時短回数(J2)のいずれかが0になったかを確認する。メインCPU110mは、0になった時短回数がある場合(S350-6:Yes)、ステップS330-7に進み、0になった時短回数がない場合(S350-6:No)、ステップS330-8に進む。
ステップS330-7において、メインCPU110mは、0になった時短回数と対応するフラグをクリアする。具体的には、メインCPU110mは、時短回数(J)が0になったのであれば、時短遊技フラグ記憶領域の時短遊技フラグをクリアし、第1特殊時短回数(J1)が0になったのであれば、第1特殊時短遊技フラグ記憶領域の第1特殊時短遊技フラグをクリアし、第2特殊時短回数(J2)が0になったのであれば、第2特殊時短遊技フラグ記憶領域の第2特殊時短遊技フラグをクリアする。
ステップS330-8において、メインCPU110mは、停止図柄データ記憶領域内の停止図柄データが大当たりのものであるか否かを判定する。停止図柄データ記憶領域内の停止図柄データが大当たりのものである場合(S330-8:Yes)、ステップS330-9に進み、大当たりのものでない場合(S330-8:No)、ステップS330-16に進む。
ステップS330-9において、メインCPU110mは、高確率遊技フラグ記憶領域、時短遊技フラグ記憶領域、第1特別時短遊技フラグ記憶領域、及び第2特別時短遊技フラグ記憶領域のフラグをクリアする。
ステップS330-10において、メインCPU110mは、高確率遊技回数(X)、時短回数(J)、第1特殊時短回数(J1)、及び第2特殊時短回数(J2)をリセットする。次のステップS330-11において、メインCPU110mは、変動回数(K)カウンタをリセットする。
ステップS330-12において、メインCPU110mは、大当たり開始準備設定処理を行う。大当たり開始準備設定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bの特別遊技制御テーブルを参照し、停止図柄データ記憶領域内の停止図柄データに基づいて、16R当たり用大入賞口開閉制御テーブル、8R当たり用大入賞口開閉制御テーブル、及び2R当たり用大入賞口開閉制御テーブルのうち参照先とするものを決定する。
図50は、特別遊技制御テーブルを示す図である。図51(a)は、16R当たり用大入賞口開閉制御テーブルを示す図である。図51(b)は、8R当たり用大入賞口開閉制御テーブルを示す図である。図51(c)は、2R当たり用大入賞口開閉制御テーブルを示す図である。
特別遊技制御テーブルには、停止図柄データ、オープニング時間、参照先の大入賞口開閉制御テーブルのテーブル番号、及びエンディング時間の組が、大当たりの種類毎に記憶されている。ここで、16R当たり用大入賞口開閉制御テーブルのテーブル番号は01であり、8R当たり用大入賞口開閉制御テーブルのテーブル番号は02であり、2R当たり用大入賞口開閉制御テーブルのテーブル番号は03である。
16R当たり用大入賞口開閉制御テーブルには、16R当たりの第1ラウンド~第16ラウンドの開放時間と閉鎖時間、及び開放する大入賞口の種類を示すデータが記憶されている。8R当たり用大入賞口開閉制御テーブルには、8R当たりの第1ラウンド~第8ラウンドの開放時間と閉鎖時間、及び開放する大入賞口の種類を示すデータが記憶されている。2R当たり用大入賞口開閉制御テーブルには、2R当たりの第1ラウンド~第2ラウンドの開放時間と閉鎖時間、及び開放する大入賞口の種類を示すデータが記憶されている。
メインCPU110mは、ステップS330-12において決定した大入賞口開閉制御テーブルに基づいて、大当たりの種類を判定し、大当たりの種類に応じたオープニング指定コマンドを生成し、このオープニング指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S330-13)。
次に、メインCPU110mは、ステップS330-12において決定した大入賞口開閉制御テーブルに基づいて、大当たりの種類に応じた開始インターバル時間を決定し、この開始インターバル時間を特別図柄時間カウンタにセットし(S330-14)、ステップS330-15に進む。
ステップS330-15において、メインCPU110mは、特図特電処理データに3をセットし、ステップS330-24に進む。
ステップS330-16において、メインCPU110mは、停止図柄データ記憶領域内の停止図柄データが特殊ハズレのものであるか否かを判定する。メインCPU110mは、停止図柄データ記憶領域内の停止図柄データが特殊ハズレのものである場合(S330-16:Yes)、ステップS330-17に進み、通常ハズレのものである場合(S330-16:No)、ステップS330-19に進む。
ステップS330-17において、メインCPU110mは、第1特殊時短遊技フラグ記憶領域に第1特殊時短フラグをセットする。ステップS330-18において、メインCPU110mは、第1特殊時短回数(J1)に200回をセットする。
ステップS330-19において、メインCPU110mは、変動回数(K)が規定回数である800回に達したか否かを判定する。メインCPU110mは、変動回数(K)が規定回数に達した場合(S330-19:Yes)、ステップS330-20に進み、変動回数(K)が規定回数に達していない場合(S330-19:No)、ステップS330-22に進む。
ステップS330-20において、メインCPU110mは、第2特殊時短遊技フラグ記憶領域に第2特殊時短フラグをセットする。ステップS330-21において、メインCPU110mは、第2特殊時短回数(J2)に600回をセットする。
ステップS330-19において、メインCPU110mは、時短回数(J)、第1特殊時短回数(J1)、及び第2特殊時短回数(J2)を示す時短回数指定コマンドを生成し、この時短回数指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。その後、ステップS330-24に進む。
ステップS330-24において、メインCPU110mは、高確率遊技フラグ記憶領域、時短遊技フラグ記憶領域、第1特別時短遊技フラグ記憶領域、及び第2特別時短遊技フラグ記憶領域におけるフラグのセットの有無に基づいて現時点の遊技状態を求め、求めた遊技状態に対応する遊技状態指定コマンドを生成し、この遊技状態指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットし、今回の特別図柄停止処理を終了する。特図特電処理データに3がセットされた場合、この後の特図特電制御処理では、ステップS302において特別図柄記憶判定処理に処理が移り、特別図柄記憶判定処理が行われる。特図特電処理データに0がセットされた場合、この後の特図特電制御処理では、ステップS302において特別図柄記憶判定処理に処理が移り、特別図柄記憶判定処理が行われる。
図52は、大当たり遊技処理の詳細を示すフローチャートである。図52において、メインCPU110mは、現在オープニング中であるか否かを判定する(S340-1)。具体的には、メインCPU110mは、ラウンド数(R)記憶領域内のラウンド数(R)を参照し、ラウンド数(R)が0であればオープニング中であると判定し、ラウンド数(R)が0でなければオープニング中でないと判定する。メインCPU110mは、オープニング中である場合(S340-1:Yes)、ステップS340-2に進み、オープニング中でない場合(S340-1:No)、ステップS340-6に進む。
ステップS340-2において、メインCPU110mは、開始インターバル時間が経過したか否かを判定する。具体的には、メインCPU110mは、特別図柄停止処理のステップS330-14でセットされた特別図柄時間カウンタを参照し、特別図柄時間カウンタが0であれば開始インターバル時間が経過したと判定し、特別図柄時間カウンタが0でなければ開始インターバル時間が未だ経過していないと判定する。メインCPU110mは、開始インターバル時間が経過したと判定した場合(S340-2:Yes)、ステップS340-3に進み、開始インターバル時間が未だ経過していないと判定した場合(S340-2:No)、今回の大当たり遊技処理を終了する。
ステップS340-3において、メインCPU110mは、大当たり開始設定処理を行う。大当たり開始設定処理では、メインCPU110mは、ラウンド数(R)記憶領域内のラウンド数(R)を+1して更新する。ここで、開始インターバル時間が経過した時点では未だ動作が1回も行われておらず、ラウンド数(R)記憶領域内のラウンド数(R)は0である。よって、本ステップS340-3における更新後のラウンド数(R)は1になる。
ステップS340-3の実行後、メインCPU110mは、大入賞口開放処理を行う(S340-4)。この大入賞口開放処理では、第1大入賞口開閉扉16b又は第2大入賞口開閉扉17bを開放するために、第1大入賞口開閉ソレノイド16c又は第2大入賞口開閉ソレノイド17cを通電させる通電データをセットする。また、メインCPU110mは、ステップS330-12で決定した大入賞口開閉制御テーブルを参照して、現在のラウンド数(R)における第1大入賞口16又は第2大入賞口17の開放時間を求め、この開放時間を特別遊技タイマカウンタにセットする。
ステップS340-4の実行後、メインCPU110mは、ラウンド開始コマンド送信判定処理を行う(S340-5)。ラウンド開始コマンド送信判定処理では、メインCPU110mは、ラウンド数(R)記憶領域内のラウンド数(R)に応じたラウンド開始コマンドを生成し、このラウンド開始コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットし、今回の大当たり遊技処理を終了する。
ステップS340-6において、メインCPU110mは、現在エンディング中であるか否かを判定する。メインCPU110mは、エンディング中でないと判定した場合(S340-6:No)、ステップS340-7に進み、エンディング中であると判定した場合(S340-6:Yes)、ステップS340-18に進む。
ステップS340-7において、メインCPU110mは、大入賞口の閉鎖中であるか否かを判定する。具体的には、メインCPU110mは、メインRAM110cの所定領域に通電データ(第1大入賞口開閉ソレノイド16c又は第2大入賞口開閉ソレノイド17cを通電させる通電データ)がセットされていない場合は、大入賞口の閉鎖中であると判定し、メインRAM110cの所定領域に通電データがセットされている場合は、大入賞口の閉鎖中でないと判定する。メインCPU110mは、大入賞口の閉鎖中である場合(S340-7:Yes)、ステップS340-8に進み、大入賞口の閉鎖中でない場合(S340-7:No)、ステップS340-9に進む。
ステップS340-8において、メインCPU110mは、閉鎖時間が経過したか否かを判定する。ここで、閉鎖時間は、後述するステップS340-10において特別遊技タイマカウンタにセットされるものである。メインCPU110mは、閉鎖時間が経過したと判定した場合(S340-8:Yes)、ステップS340-4の大入賞口開放処理に進み、大入賞口開放処理とそれに続くラウンド開始コマンド送信判定処理(S340-5)を行い、今回の大当たり遊技処理を終了する。メインCPU110mは、閉鎖時間が経過していないと判定した場合(S340-8:No)、今回の大当たり遊技処理を終了する。
ステップS340-9において、メインCPU110mは、大入賞口の開放終了条件が成立したか否かを判定する。具体的には、メインCPU110mは、大入賞口入球数(C)記憶領域内の大入賞口入球数(C)が規定個数(9個)に達するか、開放時間が経過した場合、開放終了条件が成立したと判定する。また、メインCPU110mは、大入賞口入球数(C)記憶領域内の大入賞口入球数(C)が規定個数(9個)に達しておらず、且つ、開放時間が経過していない場合、開放終了条件が成立していないと判定する。メインCPU110mは、開放終了条件が成立したと判定した場合(S340-9:Yes)、ステップS340-10に進み、開放終了条件が成立していないと判定した場合(S340-9:No)、今回の大当たり遊技処理を終了する。
ステップS340-10において、メインCPU110mは、大入賞口閉鎖処理を行う。大入賞口閉鎖処理では、メインCPU110mは、第1大入賞口開閉扉16b又は第2大入賞口開閉扉17bを閉鎖するために、第1大入賞口開閉ソレノイド16c又は第2大入賞口開閉ソレノイド17cを通電させる通電データを停止する。また、メインCPU110mは、ステップS330-12で決定された大入賞口開閉制御テーブルを参照して、現在のラウンド数(R)に基づいて、第1大入賞口16又は第2大入賞口17の閉鎖時間を特別遊技タイマカウンタにセットする。これにより、大入賞口が閉鎖することになる。
ステップS340-10の実行後、メインCPU110mは、1回のラウンド遊技が終了したか否かを判定する(S340-11)。具体的には、メインCPU110mは、大入賞口入球数(C)記憶領域内の大入賞口入球数(C)が規定個数(9個)に達した場合に、1回のラウンド遊技が終了したと判定する。また、メインCPU110mは、大入賞口入球数(C)記憶領域内の大入賞口入球数(C)が規定個数(9個)に達していない場合に、1回のラウンド遊技が終了していないと判定する。メインCPU110mは、1回のラウンド遊技が終了したと判定した場合(S340-11:Yes)、ステップS340-12に進み、1回のラウンド遊技が終了していないと判定した場合(S340-11:No)、今回の大当たり遊技処理を終了する。
ステップS340-12において、メインCPU110mは、ラウンドデータ初期化処理を行う。ラウンドデータ初期化処理では、メインCPU110mは、大入賞口入球数(C)記憶領域内の大入賞口入球数(C)をリセットして0にする。
ステップS340-12の実行後、メインCPU110mは、ラウンド数(R)記憶領域内のラウンド数(R)が最大値(具体的には、ステップS330-12において決定した大入賞口開閉制御テーブルの最終ラウンドの数)になったか否かを判定する(S340-13)。
ラウンド数(R)が最大値になっていないと判定した場合(S340-13:No)、メインCPU110mは、ラウンド数(R)記憶領域内のラウンド数(R)を+1して更新し(S340-14)、今回の大当たり遊技処理を終了する。
ラウンド数(R)が最大値になったと判定した場合(S340-13:Yes)、メインCPU110mは、ラウンド数(R)記憶領域内のラウンド数(R)をリセットして0にする(S340-15)。
ステップS340-15の実行後、メインCPU110mは、上記ステップS330-12で決定した大入賞口開閉制御テーブルに基づいて、大当たりの種類を判定し、大当たりの種類に応じたエンディング指定コマンドを生成し、このエンディング指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S340-16)。
ステップS340-16の実行後、メインCPU110mは、大当たりの種類に応じた終了インターバル時間(例えば、2秒)を決定し、この終了インターバル時間を特別遊技タイマカウンタにセットする(S340-17)。
メインCPU110mは、ステップS340-17の実行後、又は、ステップS340-6においてエンディング中であると判定した場合(S340-6:Yes)、終了インターバル時間が経過したか否かを判定する(S340-18)。具体的には、メインCPU110mは、ステップS340-17でセットした特別遊技タイマカウンタを参照し、特別遊技タイマカウンタが0であれば終了インターバル時間が経過したと判定し、特別遊技タイマカウンタが0でなければ終了インターバル時間が未だ経過していないと判定する。メインCPU110mは、終了インターバル時間が未だ経過していないと判定した場合(S340-18:No)、今回の大当たり遊技処理を終了する。
メインCPU110mは、終了インターバル時間が経過したと判定した場合(S340-18:Yes)、特図特電処理データに4をセットし(S340-19)、今回の大当たり遊技処理を終了する。この後の特図特電制御処理では、ステップS302において大当たり遊技終了処理に処理が移り、大当たり遊技終了処理が行われる。
図53は、大当たり遊技終了処理の詳細を示すフローチャートである。図53において、メインCPU110mは、ステップS311-2で停止図柄データ記憶領域にセットした停止図柄データ及びステップS311-4で遊技状態バッファにセットした遊技情報をロードする(S350-1)。
ステップS350-1の実行後、メインCPU110mは、高確率遊技フラグ設定処理を行う(S350-2)。高確率遊技フラグ設定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bの特別遊技終了時設定テーブルを参照し、ステップS350-1においてロードした停止図柄データ及び遊技情報に基づいて、特別遊技の終了時の高確率遊技フラグのセットの要否を決定する。
図54は、特別遊技終了時設定テーブルを示す図である。特別遊技終了時設定テーブルには、停止図柄データ、時短遊技状態の要否を示すデータ、時短遊技回数を示すデータ、高確率遊技状態の要否を示すデータ、及び高確率遊技回数を示すデータの組が記憶されている。
具体的には、ステップS350-1では、ステップS350-1においてロードした停止図柄データが「01~02、04~06」である場合は、高確率遊技フラグ記憶領域に高確率遊技フラグをセットし、それ以外の「03、07」である場合は、高確率遊技フラグ記憶領域に高確率遊技フラグをセットしない。
ステップS350-2の実行後、メインCPU110mは、高確率遊技回数設定処理を行う(S350-3)。高確率遊技状態設定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bの特別遊技終了時設定テーブルを参照し、ステップS350-1においてロードした停止図柄データ及び遊技情報に基づいて、特別遊技の終了時に遊技回数(X)記憶領域に記憶する残り変動回数(X)を決定する。
具体的には、ステップS350-2では、ステップS350-1においてロードした停止図柄データが「01~02、04~06」である場合は、遊技回数(X)記憶領域に10000回をセットし、それ以外の「03、07」である場合は、遊技回数(X)記憶領域に0回をセットする。
ステップS350-3の実行後、メインCPU110mは、時短遊技フラグ設定処理を行う(S350-4)。時短遊技フラグ設定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bの特別遊技終了時設定テーブルを参照し、ステップS350-1においてロードした停止図柄データ及び遊技情報に基づいて、特別遊技の終了時の時短遊技フラグのセットの要否を決定する。
具体的には、ステップS350-3では、ステップS350-1においてロードした停止図柄データが「01~07」である場合は、時短遊技フラグ記憶領域に時短遊技フラグをセットする。
ステップS350-4の実行後、メインCPU110mは、時短回数設定処理を行う(S350-5)。時短回数設定処理では、メインCPU110mは、メインROM110bの特別遊技終了時設定テーブルを参照し、ステップS350-1においてロードした停止図柄データ及び遊技情報に基づいて、特別遊技の終了時に遊技回数(J)記憶領域に記憶する残り変動回数(J)を決定する。
具体的には、本ステップS350-4では、ステップS350-1においてロードした停止図柄データが「01~02、04~06」である場合は、遊技回数(J)記憶領域に10000回をセットし、それ以外の「03、07」である場合は、遊技回数(J)記憶領域に100回をセットする。
ステップS350-5の実行後、メインCPU110mは、高確率遊技フラグ記憶領域、時短遊技フラグ記憶領域、第1特別時短遊技フラグ記憶領域、及び第2特別時短遊技フラグ記憶領域におけるフラグのセットの有無に基づいて現時点の遊技状態を求め、現時点の遊技状態に対応する遊技状態指定コマンドを生成し、この遊技状態指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする(S350-6)。
ステップS350-6の実行後、メインCPU110mは、特図特電処理データに0をセットし(S350-7)、大当たり遊技終了処理を終了する。この後の特図特電制御処理では、ステップS302において特別図柄記憶判定処理に処理が移り、特別図柄記憶判定処理が行われる。
図55は、普図普電制御処理の詳細を示すフローチャートである。図55において、メインCPU110mは、普図普電処理データをロードする(S401)。次のステップS402において、メインCPU110mは、このロードした特図特電処理データから分岐アドレスを参照し、普図普電処理データ=0であれば普通図柄記憶判定処理に処理を移し、普図普電処理データ=1であれば普通図柄変動処理に処理を移し、普図普電処理データ=2であれば普通図柄停止処理に処理を移し、普図普電処理データ=3であれば補助遊技処理に処理を移す。
普通図柄記憶判定処理、普通図柄変動処理、普通図柄停止処理、及び補助遊技処理の概要は次の通りである。普通図柄記憶判定処理(普図普電処理データ=0の処理)では、メインCPU110mは、普通図柄保留数カウンタのカウント値(G)が0より大きいか否かを判定する。普通図柄保留数カウンタのカウント値(G)が0である場合は今回の普通図柄記憶判定処理を終了する。普通図柄保留数カウンタのカウント値(G)が0より大きい場合は、普通図柄保留数カウンタのカウント値(G)を-1して更新した後、普通図柄保留記憶領域内の第2~第4記憶部内のデータを1つ前の記憶部にシフトさせ、第1記憶部内のデータを第0記憶部に書き込む。このとき、既に普通図柄保留記憶領域の第0記憶部に書き込まれていた普通図柄乱数値は消去されることとなる。その後、メインCPU110mは、メインROM110bの普通図柄抽選判定テーブルを参照し、時短遊技フラグ記憶領域におけるフラグのセットの有無と普通図柄保留記憶領域の第0記憶部内の普通図柄乱数値との組み合わせに基づいて、普通図柄抽選の抽選結果(当たり又はハズレ)を決定し、この抽選結果に応じた普通図柄変動時間(非時短遊技状態であれば29秒、時短遊技状態であれば0.2秒)を決定する。
図44(c)は、普通図柄抽選判定テーブルを示す図である。普通図柄抽選判定テーブルは、主制御基板10のメインROM110bに格納されている。普通図柄抽選判定テーブルには、普通図柄乱数値と普通図柄抽選の抽選結果(当たり又はハズレ)の組が、非時短遊技状態のときに参照するものと時短遊技状態のときに参照するものとに分けて記憶されている。
この普通図柄抽選判定テーブルにおける非時短遊技状態で当たりになる普通図柄判定用乱数値の個数と時短遊技状態で当たりになる普通図柄判定用乱数値の個数を比較すると、非時短遊技状態における当たりの普通図柄判定用乱数値と、時短遊技状態における当たりの普通図柄判定用乱数値は共通で65535個(0~65534)となっている。普通図柄判定用乱数値の乱数範囲は0~65535である。よって、非時短遊技状態のときの当たりの当選確率と、時短遊技状態のときの当たりの当選確率は65535/65536=1/1.00002である。
普通図柄抽選の抽選結果の決定後、メインCPU110mは、この普通図柄変動時間を普通図柄時間カウンタにセットするとともに普通図柄表示装置22の普通図柄の変動を開始させ、普図普電処理データに1をセットする。
普通図柄変動処理(普図普電処理データ=1のときの処理)では、メインCPU110mは、普通図柄変動時間が経過したか(普通図柄時間カウンタが0になったか)を判定し、普通図柄変動時間が経過していないと判定した場合、今回の普通図柄変動処理を終了する。普通図柄変動時間が経過したと判定した場合、普通図柄表示装置22の普通図柄を普通図柄抽選結果に応じた図柄で停止表示させるとともに所定の普通図柄停止時間を普通図柄時間カウンタにセットし、普図普電処理データに2をセットする。
普通図柄停止処理(普図普電処理データ=2のときの処理)では、メインCPU110mは、普通図柄停止時間が経過したか(普通図柄時間カウンタが0になったか)を判定し、普通図柄停止時間が経過していないと判定した場合、今回の普通図柄停止処理を終了する。普通図柄停止時間が経過したと判定した場合、普通図柄表示装置22の停止図柄が当たりの図柄であったか否かを判定する。普通図柄表示装置22の停止図柄が当たりの図柄でなかった場合は、普図普電処理データに0をセットし、普通図柄表示装置22の停止図柄が当たりの図柄であった場合は、普図普電処理データに3をセットする。
補助遊技処理(普図普電処理データ=3のときの処理)では、メインCPU110mは、第2始動口15の開放時間(非時短遊技状態であれば0.2秒、時短遊技状態であれば3.5秒)を決定し、この開放時間に亘って第2始動口15を開放状態にし、その後に第2始動口15を閉鎖状態にし、普図普電処理データに0をセットする。
図56は、遊技機1の演出制御部120mのメイン処理を示すフローチャートである。メイン処理は、起動操作により電源基板170から演出制御部120mのサブCPU120aにシステムリセットが発生したことを契機として開始される。
図56において、サブCPU120aは、初期化処理を行う(S1000)。初期化処理では、サブCPU120aは、電源投入に応じて、サブROM120bから起動プログラムを読み込むとともに、サブRAM120c内の各種フラグを初期化する。初期化処理の終了後は、サブCPU120aは、演出用乱数値1~6等を更新する処理(S1100)を繰り返す。また、この乱数値の更新処理と併せて、サブCPU120aは、リセット用クロックパルス発生回路によるリセット用クロックパルス信号の発生の度にタイマ割込み処理を実行する。
図57は、演出制御部120mのタイマ割り込み処理を示すフローチャートである。演出制御部120mのサブCPU120aは、初期化処理が終了して遊技が可能になった後、演出制御部120m内のリセット用クロックパルス発生器の発生周期である2ミリ秒毎に図57に示す一連の処理を実行する。
図57において、サブCPU120aは、サブCPU120aのレジスタ内の情報をスタック領域に退避させる(S1400)。
次に、サブCPU120aは、タイマ更新処理を行う(S1500)。タイマ更新処理では、サブCPU120aは、RTC120dから入力される時刻信号に基づいて、各種タイマカウンタを-1して更新する。タイマ更新処理の詳細は、後述する。
次に、サブCPU120aは、コマンド解析処理を行う(S1600)。コマンド解析処理では、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドを解析し、この解析結果に基づいて、画像表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置330a、330b、330c、330d、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dによる演出の内容を決定し、決定した演出の内容を示すコマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする。コマンド解析処理の詳細は、後述する。
次に、サブCPU120aは、演出入力制御処理を行う(S1700)。演出入力制御処理では、サブCPU120aは、演出ボタン35、十字キー39、中央キー39Eの検出スイッチ35a、39a、39b、39c、39d、39eの入力信号に応じた処理を行う。演出入力制御処理の詳細は、後述する。
次に、サブCPU120aは、データ出力処理を行う(S1800)。データ出力処理では、サブCPU120aは、ステップS1600のコマンド解析処理、及びステップS1700の演出入力制御処理においてサブRAM120cの送信バッファに記憶したコマンドを統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信する。
次に、サブCPU120aは、ステップS1400でスタック領域に退避した情報をサブCPU120aのレジスタに復帰させる(S1900)。
図58、図59、及び図60は、コマンド解析処理の詳細を示すフローチャートである。図58において、サブCPU120aは、受信バッファ内に主制御基板10から受信したコマンドがあるか否かを確認する(S1601)。サブCPU120aは、受信バッファ内にコマンドがある場合(S1601:Yes)、ステップS1610に進み、受信バッファ内にコマンドがない場合(S1601:No)、今回のコマンド解析処理を終了する。
ステップS1610において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが特別図柄保留数指定コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが特別図柄保留数指定コマンドである場合(S1610:Yes)、ステップS1611に進み、受信バッファ内のコマンドが特別図柄保留数指定コマンドでない場合(S1610:No)、ステップ1620に進む。
ステップS1611において、サブCPU120aは、特別図柄保留数更新処理を行う。特別図柄保留数更新処理では、サブCPU120aは、特別図柄保留数指定コマンドを解析して、画像表示装置31に表示させる保留表示画像の表示個数を決定し、この保留表示画像の表示個数に対応する特図表示個数指定コマンドを送信バッファにセットする。
特別図柄保留数更新処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、画像表示装置31内の保留表示画像の出現又は消去に関わる演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1620において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが始動入賞指定コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが始動入賞指定コマンドである場合(S1620:Yes)、ステップS1621に進み、受信バッファ内のコマンドが始動入賞指定コマンドでない場合(S1620:No)、ステップS1630に進む。
ステップS1621において、サブCPU120aは、始動入賞指定コマンド記憶処理を行う。始動入賞指定コマンド記憶処理では、サブCPU120aは、サブRAM120cの演出情報記憶領域の第1演出情報記憶領域及び第2演出情報記憶領域のうち受信バッファ内の始動入賞指定コマンドと対応するものを選択し、選択した演出情報記憶領域の第1~第4記憶部におけるデータ未格納で且つ番号の最も小さい記憶部をデータの格納先とし、受信バッファ内の始動入賞指定コマンドをデータの格納先の記憶部に記憶する。
図39(c)は、演出情報記憶領域を示す図である。図39(c)に示すように、演出情報記憶領域は、当該変動と対応する第0記憶部、第1特別図柄の保留と対応する第1演出情報記憶領域、及び第2特別図柄の保留と対応する第2演出情報記憶領域を有している。第1演出情報記憶領域と第2演出情報記憶領域の各々は、第1保留と対応する第1記憶部、第2保留と対応する第2記憶部、第3保留と対応する第3記憶部、及び第4保留と対応する第4記憶部を有している。図39(d)に示すように、演出情報記憶領域内の各記憶部は、始動入賞指定コマンド及び先読み保留表示変化演出シナリオデータを記憶し得るようになっている。
図58において、ステップS1621の実行後、サブCPU120aは、先読み保留表示変化演出選択処理を行う(S1622)。先読み保留表示変化演出選択処理では、サブCPU120aは、ステップS1621で演出情報記憶領域に記憶した始動入賞指定コマンドについて、この始動入賞指定コマンドと対応する図柄の変動を最終変動とする先読み保留表示変化演出の実行の要否を判定し、先読み保留表示変化演出を実行する場合に、最終変動に至るまでの保留表示変化演出のシナリオを決定し、このシナリオを示す先読み保留表示変化演出シナリオデータを演出情報記憶領域内の該当の記憶部に記憶する。先読み保留表示変化演出選択処理の詳細は、後述する。
ステップS1630において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが図柄指定コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが図柄指定コマンドである場合(S1630:Yes)、ステップS1631に進む。受信バッファ内のコマンドが図柄指定コマンドでない場合(S1630:No)、ステップS1640に進む。
ステップS1631において、サブCPU120aは、演出図柄決定処理を行う。演出図柄決定処理では、サブCPU120aは、図柄指定コマンドを解析して、左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zの停止図柄番号を決定し、決定した停止図柄番号をサブRAM120c内の演出図柄記憶領域に記憶し、停止図柄番号を統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に通知するための停止図柄指定コマンドを生成し、生成した停止図柄指定コマンドを送信バッファにセットする。
演出図柄決定処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、当該変動における変動停止時の図柄組み合わせを決定する。
ステップS1640において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが変動開始コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが変動開始コマンドである場合(S1640:Yes)、ステップS1641に進み、受信バッファ内のコマンドが変動開始コマンドでない場合(S1640:No)、ステップS1670に進む。
ステップS1641において、サブCPU120aは、記憶領域シフト処理を行う。記憶領域シフト処理では、サブCPU120aは、第2演出情報記憶領域の第1~第4記憶部の1つ以上にデータが記憶されている場合、第2演出情報記憶領域の第2~第4記憶部内のデータを1つ前の記憶部にシフトさせ、第2演出情報記憶領域の第1記憶部内のデータを第0記憶部に書き込む。この第0記憶部へのデータの書き込みにより、それまで第0記憶部に記憶されていたデータ(始動入賞指定コマンド、先読み保留表示変化演出シナリオデータ)は消去される。第2演出情報記憶領域にデータが記憶されておらず、第1演出情報記憶領域の第1~第4記憶部の1つ以上にデータが記憶されている場合、第1演出情報記憶領域の第2~第4記憶部内のデータを1つ前の記憶部にシフトさせ、第1演出情報記憶領域の第1記憶部内のデータを第0記憶部に書き込む。この第0記憶部へのデータの書き込みにより、それまで第0記憶部に記憶されていたデータは消去される。
次に、サブCPU120aは、演出情報記憶領域に、先読み保留表示変化演出シナリオデータが記憶されているか否かを判定する(S1642)。サブCPU120aは、先読み保留表示変化演出シナリオデータが記憶されている場合(S1642:Yes)、ステップS1643に進む。先読み保留表示変化演出シナリオデータが記憶されていない場合(S1642:No)、ステップS1644に進む。
ステップS1643において、サブCPU120aは、先読み演出制御処理を行う。先読み演出制御処理では、サブCPU120aは、演出情報記憶領域内の先読み保留表示変化演出シナリオデータを参照し、当該変動における保留表示画像の表示態様の変化の有無を決定し、当該変動において保留表示画像の表示態様を変化させる場合は、保留表示画像の表示態様の変化を指示する演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。
先読み演出制御処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、保留表示画像の表示態様の変化を指示する演出パターン指定コマンドを受信すると、保留表示画像の表示態様を変化させる演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1644において、サブCPU120aは、変動演出パターン決定処理を行う。変動演出パターン決定処理は、当該変動における演出の流れである図柄変動演出パターンを決定する処理である。変動演出パターン決定処理では、サブCPU120aは、ステップS1100で更新した演出用乱数値1を取得すると共に、サブROM120bの変動演出パターン決定テーブルを参照し、受信バッファ内の変動開始コマンドと演出用乱数値1との組み合わせに基づいて、図柄変動演出パターンを決定し、決定した図柄変動演出パターンの情報をサブRAM120c内の図柄変動演出パターン記憶領域に記憶する。また、サブCPU120aは、決定した図柄変動演出パターンの変動開始の演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。
図61は、変動演出パターン決定テーブルを示す図である。変動演出パターン決定テーブルには、演出用乱数値1、図柄変動演出パターン、及び演出パターン指定コマンドの組が、変動開始コマンドと対応するもの毎に記憶されている。
ここで、図柄変動演出パターンには、図14~図29に示した演出を組み合わせた様々な種類のものがある。
例えば、MODEデータが「E6H」でDATAデータが「12H」の変動開始コマンド(16R確変当たり、変動時間20000ms)と対応する図柄変動演出パターンの選択肢には、図柄変動演出パターン1C1、図柄変動演出パターン1C2、図柄変動演出パターン1C5、図柄変動演出パターン1C7、図柄変動演出パターン1C9などがある。図柄変動演出パターン1C1の演出の流れは、通常変動演出→ステップアップ演出(ステップ数1)→ノーマルリーチ演出→キャラクタ登場演出(キャラクタC)→発展煽り演出→発展確定演出→SPリーチ演出→カットイン演出(赤背景)→確定役物作動第2演出→図柄確定(16R確変当たり)となっている。
また、図柄変動演出パターン1C7や図柄変動演出パターン1C9は、プレミアム演出を含んでいる。図柄変動演出パターン1C7の演出の流れは、通常変動演出→ノーマルリーチ演出→キャラクタ登場演出(プレミアムキャラクタ)→発展確定演出→SPリーチ演出→カットイン演出(ゼブラ背景)→確定役物作動第2演出→図柄確定(16R確変当たり)となっている。図柄変動演出パターン1C9の演出の流れは、通常変動演出→ノーマルリーチ演出→キャラクタ登場演出(キャラクタC)→発展確定演出→SPリーチ演出→カットイン演出(虹色背景)→確定役物作動第2演出→図柄確定(16R確変当たり)となっている。
MODEデータが「E6H」でDATAデータが「11H」の変動開始コマンド(2R確変当たり、変動時間18000ms)と対応する図柄変動演出パターンの選択肢には、図柄変動演出パターン1D1、図柄変動演出パターン1D2などがある。図柄変動演出パターン1D1の演出の流れは、通常変動演出→ステップアップ演出(ステップ数1)→ノーマルリーチ演出→ルーレット演出(出目お突)→図柄確定(2R確変当たり)となっている。図柄変動演出パターン1D2の演出の流れは、通常変動演出→ノーマルリーチ演出→ルーレット演出(出目お突)→図柄確定(2R確変当たり)となっている。
MODEデータが「E6H」でDATAデータが「E0H」の変動開始コマンド(特殊ハズレ、変動時間18000ms)と対応する図柄変動演出パターンの選択肢には、図柄変動演出パターン1E1、図柄変動演出パターン1E2などがある。図柄変動演出パターン1E1の演出の流れは、通常変動演出→ステップアップ演出(ステップ数1)→ノーマルリーチ演出→ルーレット演出(出目お助け)→図柄確定(特殊ハズレ)となっている。図柄変動演出パターン1E2の演出の流れは、通常変動演出→ノーマルリーチ演出→ルーレット演出(出目お助け)→図柄確定(特殊ハズレ)となっている。
MODEデータが「E6H」でDATAデータが「59H」の変動開始コマンド(通常ハズレ、変動時間T9=6000ms)と対応する図柄変動演出パターンの選択肢には、図柄変動演出パターン1F1、図柄変動演出パターン1F2などがある。図柄変動演出パターン1F1の演出の流れは、通常変動演出→ステップアップ演出(ステップ数1)→図柄確定(通常ハズレ)となっている。図柄変動演出パターン1F2の演出の流れは、通常変動演出→図柄確定(通常ハズレ)となっている。
MODEデータが「E6H」でDATAデータが「61H」の変動開始コマンド(通常ハズレ、変動時間18000ms)と対応する図柄変動演出パターンの選択肢には、図柄変動演出パターン1G1、図柄変動演出パターン1G2などがある。図柄変動演出パターン1G1の演出の流れは、通常変動演出→ステップアップ演出(ステップ数1)→図柄確定(通常ハズレ)となっている。図柄変動演出パターン1G2の演出の流れは、通常変動演出→ノーマルリーチ演出→ルーレット演出(出目はずれ)→図柄確定(通常ハズレ)となっている。
変動演出パターン決定処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、コマンドが示す図柄変動演出パターンに従い、図柄変動に合わせた演出を画像表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置330a、330b、330c、330d、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
次のステップS1645において、サブCPU120aは、変動演出パターン決定処理で決定した図柄変動演出パターンがノーマルリーチ演出を含むものであるか否かを判断する。サブCPU120aは、ノーマルリーチ演出を含む場合(S1645:Yes)、ステップS1646に進み、ノーマルリーチ演出を含まない場合(S1645:No)、ステップS1648に進む。
次のステップS1646において、サブCPU120aは、サブRAM120cのリーチ成立待機フラグ記憶領域にリーチ成立待機フラグをセットする。
次のステップS1647において、サブCPU120aは、当該変動におけるリーチ成立までの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をサブRAM120cのリーチ成立待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS1648において、サブCPU120aは、変動演出パターン決定処理で決定した図柄変動演出パターンがSPリーチ演出を含むものであるか否かを判断する。SPリーチ演出を含む場合(S1648:Yes)、ステップS1649に進み、SPリーチ演出を含まない場合(S1648:No)、ステップS1655に進む。
次のステップS1649において、サブCPU120aは、サブRAM120cのSPリーチ待機フラグ記憶領域にSPリーチ待機フラグをセットする。
次のステップS1650において、サブCPU120aは、当該変動におけるSPリーチ演出への発展までの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期で除算した値をサブRAM120cのSPリーチ待機タイマカウンタにセットする。
ステップS1655において、サブCPU120aは、ステージチェンジ判定処理を行う。ステージチェンジ判定処理では、サブCPU120aは、ステージチェンジの実行の要否を判定し、ステージチェンジを実行する場合に、変更後の新ステージを決定し、新ステージの演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。ステージチェンジ判定処理の詳細は、後述する。
ステージチェンジ判定処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、新ステージのステージ演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1670において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが図柄確定コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが図柄確定コマンドである場合(S1670:Yes)、ステップS1671に進み、受信バッファ内のコマンドが図柄確定コマンドでない場合(S1670:No)、ステップS1680に進む。
ステップS1671において、サブCPU120aは、演出図柄停止処理を行う。演出図柄停止処理では、サブCPU120aは、図柄確定コマンドを生成し、生成した停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
演出図柄停止処理において送信バッファにセットされた停止指定コマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、コマンドに従って、演出図柄36の確定(完全停止)に関わる演出を、画像表示装置31、音声出力装置32、演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1680において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが遊技状態指定コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドが遊技状態指定コマンドである場合(S1680:Yes)、ステップS1681に進み、受信バッファ内のコマンドが遊技状態指定コマンドでない場合(S1680:No)、ステップS1690に進む。
ステップS1681において、サブCPU120aは、遊技状態設定処理を行う。遊技状態設定処理では、サブCPU120aは、受信バッファ内の遊技状態指定コマンドを解析して、現在の遊技状態を求め、求めた遊技状態を示す遊技状態情報をサブRAM120cの遊技状態記憶領域に記憶する。
次のステップS1682において、サブCPU120aは、普通図柄抽選に関わる遊技状態が、第1特殊時短遊技状態になったか否かを確認する。第1特殊時短遊技状態になった場合(S1682:Yes)、ステップS1684に進み、第1特殊時短遊技状態になっていない場合(S1682:No)、ステップS1683に進む。
ステップS1683において、サブCPU120aは、普通図柄抽選に関わる遊技状態が、第2特殊時短遊技状態になったか否かを確認する。第2特殊時短遊技状態になった場合(S1683:Yes)、ステップS1684に進み、第2特殊時短遊技状態になっていない場合(S1683:No)、今回のコマンド解析処理を終了する。
ステップS1684において、サブCPU120aは、お助けモード開始制御処理を行う。お助けモード開始制御処理では、サブCPU120aは、お助けモードの演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。
お助けモード開始制御処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、コマンドを受信すると、コマンドに従って、お助けモードの演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1690において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドがオープニング指定コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドがオープニング指定コマンドである場合(S1690:Yes)、ステップS1691に進み、受信バッファ内のコマンドがオープニング指定コマンドでない場合(S1690:No)、ステップS1692に進む。
ステップS1691において、サブCPU120aは、特別遊技演出選択処理を行う。特別遊技演出選択処理では、サブCPU120aは、受信バッファ内のオープニング指定コマンドに基づいて、オープニング演出パターンを決定し、決定したオープニング演出パターンの情報をサブRAM120cの演出パターン記憶領域に記憶する。また、サブCPU120aは、オープニング指定コマンドが8R確変当たり又は8R通常当たりのものである場合に、第4ラウンドにおいて昇格演出を実行することとし、サブRAM120cの第4ラウンドのラウンド別演出情報記憶領域に昇格演出の内容を示す昇格演出実行データを記憶する。特別遊技演出選択処理の詳細は、後述する。
特別遊技演出選択処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、コマンドに従って、特別遊技のオープニング演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1692において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドがラウンド開始コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドがラウンド開始コマンドである場合(S1692:Yes)、ステップS1693に進み、受信バッファ内のコマンドがラウンド開始コマンドでない場合(S1692:No)、ステップS1694に進む。
ステップS1693において、サブCPU120aは、ラウンド演出制御処理を行う。ラウンド演出制御処理では、サブCPU120aは、受信バッファ内のラウンド開始コマンドを解析するとともに、今回のラウンドが昇格演出の実行ラウンド(8R確変当たり又は8R通常当たりの第4ラウンド)であるか否かを判定する。サブCPU120aは、この判定結果に基づいて、今回のラウンドの演出パターンを決定し、決定した演出パターンの情報をサブRAM120cの演出パターン記憶領域に記憶し、今回のラウンドの演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。ラウンド演出制御処理の詳細は、後述する。
ラウンド演出制御処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、コマンドに従って、特別遊技のラウンド演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1694において、サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドがエンディング指定コマンドであるか否かを判定する。サブCPU120aは、受信バッファ内のコマンドがエンディング指定コマンドである場合(S1694:Yes)、ステップS1695に進む。受信バッファ内のコマンドがエンディング指定コマンドでない場合(S1694:No)、今回のコマンド解析処理を終了する。
ステップS1695において、サブCPU120aは、特別遊技終了演出制御処理を行い、ステップS1696に進む。特別遊技終了演出制御処理では、サブCPU120aは、受信バッファ内のエンディング指定コマンドを解析して、エンディング演出パターンを決定し、決定した演出パターンの情報をサブRAM120cの演出パターン記憶領域に記憶する。また、サブCPU120aは、エンディングの演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。また、サブCPU120aは、特別遊技中にセットしていたフラグがある場合はそれらをクリアする。
特別遊技終了演出制御処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、コマンドに従って、特別遊技のエンディング演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1696において、サブCPU120aは、終了した特別遊技の実行の契機となった大当たりが通常当たりであるかそれとも確変当たりであるかを判定する。特別遊技の実行の契機となった大当たりが通常当たりである場合(S1696:Yes)、ステップS1697に進む。特別遊技の実行の契機となった大当たりが確変当たりである場合(S1696:No)、ステップS1698に進む。
ステップS1697において、サブCPU120aは、特訓モード開始制御処理を行う。特訓モード開始制御処理では、サブCPU120aは、特訓モードの演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。
特訓モード開始制御処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、コマンドを受信すると、コマンドに従って、特訓モードの演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1698において、サブCPU120aは、ライブモード開始制御処理を行う。ライブモード開始制御処理では、サブCPU120aは、ライブモードの演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。
ライブモード開始制御処理において送信バッファにセットされたコマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、コマンドを受信すると、コマンドに従って、ライブモードの演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
図62は、先読み保留表示変化演出選択処理の詳細を示すフローチャートである。図62において、サブCPU120aは、始動入賞指定コマンド記憶処理において始動入賞指定コマンドを記憶した演出情報記憶領域内の記憶部と対応する保留を先読み判定対象保留とし、この先読み判定対象保留の変動が発展演出であるSPリーチ演出を有する変動であるか否かを判定する(S1622-1)。サブCPU120aは、演出を有する変動である場合(S1622-1:Yes)、ステップS1622-2に進む。発展演出を有する変動でない場合(S1622-1:No)、今回の先読み保留表示変化演出選択処理を終了する。
ステップS1622-2において、サブCPU120aは、先読み判定対象保留よりも変動順が前の保留内に発展演出を有する変動があるか否かを判定する。サブCPU120aは、発展演出を有する変動がない場合(S1622-2:No)、ステップS1622-3に進む。発展演出を有する変動がある場合(S1622-2:Yes)、今回の先読み保留表示変化演出選択処理を終了する。
ステップS1622-3において、サブCPU120aは、先読み保留表示変化演出実行判定処理を行う。先読み保留表示変化演出実行判定処理では、サブCPU120aは、ステップS1100で更新される乱数値の1つである演出用乱数値2を取得する。サブCPU120aは、サブROM120bの先読み保留表示変化演出実行判定テーブルを参照し、先読み判定対象保留の始動入賞指定コマンドが示す事前判定結果(大当たり又はハズレ)と演出用乱数値2との組み合わせに基づいて、先読み保留表示変化演出の実行の要否を判定する。
図63(a)は、先読み保留表示変化演出実行判定テーブルを示す図である。先読み保留表示変化演出実行判定テーブルには、演出用乱数値2と実行の要否(「実行する」及び「実行しない」)を示すデータの組が、事前判定結果が大当たりのときに参照するものと特殊ハズレ又は通常ハズレのときに参照するものに分けて記憶されている。
具体的には、大当たりについては、55個(0~54)の演出用乱数値2が先読み保留表示変化演出を実行することを示すデータと対応付けられており、45個(55~99)の演出用乱数値2が先読み保留表示変化演出を実行しないことを示すデータと対応付けられている。特殊ハズレと通常ハズレについては、45個(0~44)の演出用乱数値2が先読み保留表示変化演出を実行することを示すデータと対応付けられており、55個(45~99)の演出用乱数値2が先読み保留表示変化演出を実行しないことを示すデータと対応付けられている。
ステップS1622-4において、サブCPU120aは、先読み保留表示変化演出実行判定処理の判定結果が「実行する」及び「実行しない」の何れであったかを判定する。サブCPU120aは、判定結果が「実行する」である場合(S1622-4:Yes)、ステップS1622-5に進む。判定結果が「実行しない」である場合(S1622-4:No)、今回の先読み保留表示変化演出選択処理を終了する。
ステップS1622-5において、サブCPU120aは、先読み保留表示変化最終段階決定処理を行う。先読み保留表示変化最終段階決定処理では、サブCPU120aは、ステップS1100で更新される乱数値の1つである演出用乱数値3を取得する。サブCPU120aは、サブROM120bの最終段階保留表示態様決定テーブルを参照し、先読み判定対象保留の始動入賞指定コマンドが示す事前判定結果(大当たり又はハズレ)と演出用乱数値3との組み合わせに基づいて、先読み保留表示変化演出における最終段階の保留表示画像の表示態様を決定する。
図63(b)は、最終段階保留表示態様決定テーブルを示す図である。最終段階保留表示態様決定テーブルには、演出用乱数値3と最終段階の保留表示態様(「青」、「緑」、及び「赤」)を示すデータの組が、事前判定結果が大当たりのときに参照するものと特殊ハズレ又は通常ハズレのときに参照するものに分けて記憶されている。具体的には、大当たりについては、10個(0~9)の演出用乱数値3が「青」の保留表示態様を示すデータと対応付けられており、30個(10~39)の演出用乱数値3が「緑」の保留表示態様を示すデータと対応付けられており、60個(40~99)の演出用乱数値3が「赤」の保留表示態様を示すデータと対応付けられている。特殊ハズレと通常ハズレについては、60個(0~59)の演出用乱数値3が「青」の保留表示態様を示すデータと対応付けられており、30個(60~89)の演出用乱数値3が「緑」の保留表示態様を示すデータと対応付けられており、10個(90~99)の演出用乱数値3が「赤」の保留表示態様を示すデータと対応付けられている。
ステップS1622-6において、サブCPU120aは、先読み保留表示変化演出シナリオ決定処理を行う。先読み保留表示変化演出シナリオ決定処理では、サブCPU120aは、ステップS1100で更新される乱数値の1つである演出用乱数値4を取得する。サブCPU120aは、サブROM120bの先読み保留表示変化演出シナリオ決定テーブルを参照し、先読み判定対象保留の始動入賞指定コマンドが示す事前判定結果(大当たり又はハズレ)、最終段階の保留表示態様、保留数、及び演出用乱数値4の組み合わせに基づいて、先読み保留表示変化演出シナリオを決定する。
先読み保留表示変化演出シナリオ決定テーブルには、事前判定結果が大当たりの場合に参照するものとハズレの場合に参照するものの2種類がある。図64は、事前判定結果が大当たりの場合に参照する先読み保留表示変化演出シナリオ決定テーブルを示す図である。図65は、事前判定結果が特殊ハズレ又は通常ハズレの場合に参照する先読み保留表示変化演出シナリオ決定テーブルを示す図である。
先読み保留表示変化演出シナリオ決定テーブルには、演出用乱数値4と先読み保留表示変化演出シナリオデータの組が、先読み保留表示変化演出の最終段階の保留表示態様と保留数の組み合わせと対応するもの毎に記憶されている。大当たりの先読み保留表示変化演出シナリオ決定テーブルとハズレの先読み保留表示変化演出シナリオ決定テーブルとでは、「成り下がり」と呼ばれる保留表示変化演出の演出シナリオHR39及びHR49への演出用乱数値4の割り当ての有無が異なっている。
より具体的に説明すると、このテーブルでは、青と保留数1の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHB11がある。保留表示変化演出シナリオHB11は、最終変動で保留表示画像を青にする、というシナリオである。保留表示変化演出シナリオHB11には、100個(0~99)の演出用乱数値4が対応付けられている。青と保留数2の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHB21及びHB22がある。保留表示変化演出シナリオHB21及びHB22は、保留表示画像が青になるタイミングが異なるシナリオである。保留表示変化演出シナリオHB21には70個(0~69)の演出用乱数値4が、保留表示変化演出シナリオHB22には30個(70~99)の演出用乱数値4が、それぞれ対応付けられている。
青と保留数3の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHB31、HB32、及びHB33がある。保留表示変化演出シナリオHB31、HB32、及びHB33は、保留表示画像が青になるタイミングが異なるシナリオである。保留表示変化演出シナリオHB31、HB32、及びHB33には、20個~50個の演出用乱数値4が、それぞれ対応付けられている。青と保留数4の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHB41、HB42、HB43、及びHB44がある。保留表示変化演出シナリオHB41、HB42、HB43、及びHB44は、保留表示画像が青になるタイミングが異なるシナリオである。保留表示変化演出シナリオHB41、HB42、HB43、及びHB44には、10個~40個の演出用乱数値4が、それぞれ対応付けられている。
緑と保留数1の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHG11がある。保留表示変化演出シナリオHG11は、最終変動で保留表示画像を緑にする、というシナリオである。保留表示変化演出シナリオHG11には、100個(0~99)の演出用乱数値4が対応付けられている。緑と保留数2の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHG21及びHG22がある。保留表示変化演出シナリオHG21及びHG22は、保留表示画像が緑になるタイミングとそこに至る前の青への変化の有無が異なるシナリオである。保留表示変化演出シナリオHG21には70個(0~69)の演出用乱数値4が、保留表示変化演出シナリオHG22には30個(70~99)の演出用乱数値4が、それぞれ対応付けられている。
緑と保留数3の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHG31~HG38がある。保留表示変化演出シナリオHG31~HG38は、保留表示画像が緑になるタイミングとそこに至る前の青への変化の有無が異なるシナリオである。保留表示変化演出シナリオHG31~HG38には、5個~20個の演出用乱数値4が、それぞれ対応付けられている。緑と保留数4の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHG41~HG48がある。保留表示変化演出シナリオHG41~HG48は、保留表示画像が緑なるタイミングとそこに至る前の青への変化の有無が異なるシナリオである。保留表示変化演出シナリオHG41~HG48には、5個~20個の演出用乱数値4が、それぞれ対応付けられている。
赤と保留数1の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHR11がある。保留表示変化演出シナリオHR11は、最終変動で保留表示画像を赤にする、というシナリオである。保留表示変化演出シナリオHR11には、100個(0~99)の演出用乱数値4が対応付けられている。赤と保留数2の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHR21、HR22、HR23、及びHR24がある。保留表示変化演出シナリオHR21、HR22、HR23、及びHR24は、保留表示画像が赤になるタイミングとそこに至る前の青、緑への変化の有無が異なるシナリオである。保留表示変化演出シナリオHR21、HR22、HR23、及びHR24には、10個~40個の演出用乱数値4が、それぞれ対応付けられている。
赤と保留数3の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHR31~HR39がある。保留表示変化演出シナリオHR31~HR39は、保留表示画像が赤になるタイミングとそこに至る前の青、緑への変化の有無が異なるシナリオである。ここで、保留表示変化演出シナリオHR31~HR38は、青→緑→赤というように、後の変動において前の変動のものよりも信頼度の高い保留表示態様に変化する「成り上がり」のシナリオであるのに対し、保留表示変化演出シナリオHR39は、緑→赤→緑というように、後の変動において前の変動のものよりも信頼度の低い保留表示態様に変化する「成り下がり」のシナリオである。大当たりのテーブルでは、保留表示変化演出シナリオHR31~HR38に5個~20個の演出用乱数値4が対応付けられており、保留表示変化演出シナリオHR39に1個(99)の演出用乱数値4が対応付けられている。これに対し、ハズレのテーブルでは、保留表示変化演出シナリオHR31~HR38に5個~20個の演出用乱数値4が対応付けられている。また、ハズレのテーブルでは、保留表示変化演出シナリオHR39には演出用乱数値4が1つも対応付けられていない。
赤と保留数4の組み合わせと対応する選択肢には、保留表示変化演出シナリオHR41~HR49がある。保留表示変化演出シナリオHR41~HR49は、保留表示画像が赤になるタイミングとそこに至る前の青、緑への変化の有無が異なるシナリオである。保留表示変化演出シナリオHR41~HR49のうち保留表示変化演出シナリオHR41~48は「成り上がり」のシナリオであり、保留表示変化演出シナリオHR49は「成り下がり」のシナリオである。大当たりのテーブルでは、保留表示変化演出シナリオHR41~HR48に5個~20個の演出用乱数値4が対応付けられており、保留表示変化演出シナリオHR49に1個(99)の演出用乱数値4が対応付けられている。これに対し、ハズレのテーブルでは、保留表示変化演出シナリオHR41~HR48に5個~20個の演出用乱数値4が対応付けられている。また、ハズレのテーブルでは、保留表示変化演出シナリオHR49には演出用乱数値4が1つも対応付けられていない。
このように、遊技機1では、赤と保留数3の組み合わせ及び赤と保留数4の組み合わせについて、「成り下がり」の保留表示変化演出シナリオHR39及びHR49が大当たりのテーブルからのみ選択され得るようになっている。このため、遊技機1では、「成り下がり」の先読み保留表示変化演出は、最終変動大当たり確定演出(最終変動の図柄停止前に最終変動で大当たりになることを報知する演出)となる。
図62のステップS1622-7において、サブCPU120aは、先読み保留表示変化演出シナリオ決定処理で決定した先読み保留表示変化演出シナリオのシナリオデータを演出情報記憶領域内の記憶部に記憶する。
ここで、先読み保留表示変化演出選択処理では、先読み判定対象保留内に発展演出があって変動順が前の保留内に発展演出がない場合(S1622-1:Yes→S1622-2:No)に、先読み保留表示変化演出実行判定処理が行われる。このような処理の流れにより、演出制御部120mは、先読み保留表示変化演出を実行させる場合に、当該先読み保留表示変化演出の最終変動の変動表示中の演出として発展演出を実行させ、当該先読み保留表示変化演出の最終変動よりも前の変動表示中の演出として発展演出が実行されることを規制する。
図66は、ステージチェンジ判定処理の詳細を示すフローチャートである。図66において、サブCPU120aは、現在の遊技モードが通常モードであるか否かを判定する(S1655-1)。サブCPU120aは、現在の遊技モードが通常モードである場合(S1655-1:Yes)、ステップS1632-2に進み、現在の遊技モードが特訓モード及びライブモードの何れかである場合(S1655-1:No)、今回のステージチェンジ判定処理を終了する。
ステップS1655-2において、サブCPU120aは、始動入賞指定コマンド記憶処理において演出情報記憶領域に記憶した始動入賞指定コマンドが通常ハズレの入賞情報のものであるか否かを判定する。サブCPU120aは、始動入賞指定コマンドが通常ハズレの入賞情報のものである場合(S1655-2:Yes)、ステップS1655-4に進み、始動入賞指定コマンドが通常ハズレのものでない場合(S1655-2:No)、今回のステージチェンジ判定処理を終了する。
ステップS1655-4において、サブCPU120aは、ステージチェンジ実行判定処理を行う。ステージチェンジ実行判定処理では、サブCPU120aは、ステップS1100で更新した演出用乱数値5を取得する。サブCPU120aは、サブROM120bのステージチェンジ実行判定テーブルを参照し、前回のステージチェンジからの変動回数、及び、演出用乱数値5に基づいて、ステージチェンジの実行の要否を判定する。
図67は、ステージチェンジ実行判定テーブルを示す図である。ステージチェンジ実行判定テーブルには、演出用乱数値5と実行の要否(「実行する」及び「実行しない」)を示すデータの組が、前回のステージチェンジからの変動回数が0~9回のときに参照するものと、前回のステージチェンジからの変動回数が10回~19回のときに参照するものと、前回のステージチェンジからの変動回数が20回以上のときに参照するものに分けて記憶されている。
テーブルでは、前回のステージチェンジからの変動回数が多いほど、ステージチェンジを実行することを示すデータが選択され易くなっている。具体的には、0~9回については、20個(0~19)の演出用乱数値5がステージチェンジを実行することを示すデータと対応付けられており、80個(20~99)の演出用乱数値5がステージチェンジを実行しないことを示すデータと対応付けられている。10~19回については、50個(0~49)の演出用乱数値5がステージチェンジを実行することを示すデータと対応付けられており、50個(50~99)の演出用乱数値5がステージチェンジを実行しないことを示すデータと対応付けられている。20回以上については、80個(0~79)の演出用乱数値5がステージチェンジを実行することを示すデータと対応付けられており、20個(80~99)の演出用乱数値5がステージチェンジを実行しないことを示すデータと対応付けられている。
ステップS1655-4において、サブCPU120aは、ステージチェンジ演出実行判定処理の判定結果が「実行する」及び「実行しない」の何れであったかを判定する。サブCPU120aは、判定結果が「実行する」である場合(S1655-4:Yes)、ステップS1655-5に進む。判定結果が「実行しない」である場合(S1655-4:No)、今回のステージチェンジ判定処理を終了する。
ステップS1655-5において、サブCPU120aは、サブRAM120cのステージチェンジ待機フラグ記憶領域にステージチェンジ待機フラグをセットする。
ステップS1655-6において、サブCPU120aは、ステージチェンジタイミング決定処理を行う。ステージチェンジタイミング決定処理では、サブCPU120aは、当該変動内におけるステージチェンジの実行タイミングを決定する。ステップS1655-7において、サブCPU120aは、ステージチェンジの実行タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をサブRAM120cのステージチェンジ待機タイマカウンタにセットする。
ステップS1655-8において、サブCPU120aは、新ステージ決定処理を行う。新ステージ決定処理では、サブCPU120aは、ステップS1100で更新した演出用乱数値6を取得する。新ステージ決定処理では、サブCPU120aは、サブROM120bの新ステージ決定テーブルを参照し、演出用乱数値6に基づいて、新ステージを決定する。
図68は、新ステージ決定テーブルを示す図である。新ステージ決定テーブルには、演出用乱数値6と、ステージチェンジにおける変更後の新ステージを示すステージデータの各組が、現在の滞在ステージと対応するもの毎に記憶されている。
具体的には、現在のステージがマリンステージの場合の選択肢には、サバンナステージとコスモステージがあり、現在のステージがサバンナステージの場合の選択肢には、マリンステージとコスモステージがあり、現在のステージがコスモステージの場合の選択肢には、マリンステージとサバンナステージがある。各選択肢には、それぞれ50個の演出用乱数値6が対応付けられている。
ステップS1655-9において、サブCPU120aは、サブRAM120cのステージチェンジ情報記憶領域に、新ステージのデータを記憶する。
図69は、特別遊技演出選択処理(図50のステップS1691)の詳細を示すフローチャートである。図69において、サブCPU120aは、今回の特別遊技の契機となった大当たりの種類が2R確変当たりであるか否かを判定する(S1691-1)。サブCPU120aは、大当たりの種類が2R確変当たりである場合(S1691-1:Yes)、ステップS1691-2に進み、2R確変当たりでない場合(S1691-1:No)、ステップS1691-3に進む。
ステップS1691-2において、サブCPU120aは、2R当たりのオープニング演出を行うことを決定し、2R当たりのオープニング演出パターンの情報を演出パターン記憶領域に記憶する。
ステップS1691-3において、サブCPU120aは、今回の特別遊技の契機となった大当たりの種類が16R確変当たりであるか否かを判定する。サブCPU120aは、大当たりの種類が16R確変当たりである場合(S1691-3:Yes)、ステップS1691-4に進み、16R確変当たりでない場合(S1691-3:No)、ステップS1691-5に進む。
ステップS1691-4において、サブCPU120aは、16R当たりのオープニング演出を行うことを決定し、16R当たりのオープニング演出パターンの情報を演出パターン記憶領域に記憶する。
ステップS1691-5において、サブCPU120aは、今回の特別遊技の契機となった大当たりの種類が8R確変当たりであるか否かを判定する。サブCPU120aは、大当たりの種類が8R確変当たりである場合(S1691-5:Yes)、ステップS1691-6に進み、8R通常当たりである場合(S1691-5:No)、ステップS1691-7に進む。
ステップS1691-6において、サブCPU120aは、ランクアップ成功演出を行うことを決定し、サブRAM120cの第4ラウンドのラウンド別演出情報記憶領域に、ランクアップ成功演出を実行することを示すランクアップ演出実行データを記憶する。
ステップS1691-7において、サブCPU120aは、ランクアップ失敗演出を行うことを決定し、サブRAM120cの第4ラウンドのラウンド別演出情報記憶領域に、ランクアップ失敗演出を実行することを示すランクアップ演出実行データを記憶する。
ステップS1691-6又はS1691-7の実行後、サブCPU120aは、8R当たりのオープニング演出を行うことを決定し、8R当たりのオープニング演出パターンの情報を演出パターン記憶領域に記憶する(S1691-8)。
ステップS1691-9において、サブCPU120aは、ステップS1691-2、S1691-4、又はS1691-8で決定したオープニング演出の演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。その後、今回の特別遊技選択処理を終了する。
図70は、ラウンド演出制御処理の詳細を示すフローチャートである。図70において、サブCPU120aは、受信バッファ内のラウンド開始コマンドが第4ラウンドのものであるか否かを判定する(S1693-1)。サブCPU120aは、受信バッファ内のラウンド開始コマンドが第4ラウンドのものである場合(S1693-1:Yes)、ステップS1693-2に進み、第4ラウンド以外のラウンドのものである場合(S1693-1:No)、ステップS1963-6に進む。
ステップS1693-2において、サブCPU120aは、サブRAM120cのラウンド別演出情報記憶領域にランクアップ演出実行データが記憶されているか否かを判定する。サブCPU120aは、ランクアップ演出実行データが記憶されている場合(S1693-2:Yes)、ステップS1693-3に進み、ランクアップ演出実行データが記憶されていない場合(S1693-2:No)、ステップS1693-6に進む。
ステップS1693-3において、サブCPU120aは、ラウンド別演出情報記憶領域内のランクアップ演出実行データがランクアップ成功演出の実行を示すものか、それとも、ランクアップ失敗演出の実行を示すものであるかを判定する。サブCPU120aは、ランクアップ演出実行データがランクアップ成功演出の実行を示すものである場合(S1693-3:Yes)、ステップS1693-4に進み、ランクアップ演出実行データがランクアップ失敗演出の実行を示すものである場合(S1693-3:No)、ステップS1693-5に進む。
ステップS1693-4において、サブCPU120aは、サブRAM120cのランクアップ演出成功待機フラグ記憶領域にランクアップ成功演出待機フラグをセットする。その後、ステップS1693-5に進む。ランクアップ成功演出待機フラグは、ランクアップ成功演出の実行待ちであることを示すフラグである。
ステップS1693-5において、サブCPU120aは、今回のラウンド(第4ラウンド)のランクアップ演出における操作受付有効期間の開始タイミング(演出ボタン35の画像、インジケータ画像、及び操作案内画像が出現する時刻)までの残り時間を求め、この時間を2ミリ秒で除算した値をサブRAM120cのランクアップ演出用の操作受付有効期間開始タイマカウンタにセットする。また、サブCPU120aは、今回のラウンドのランクアップ演出における操作受付有効期間の終了時刻(インジケータ画像内の時間マーカが終端に到達する時刻)までの残り時間を求め、この時間を2ミリ秒で除算した値をサブRAM120cのランクアップ演出用の操作受付有効期間終了タイマカウンタにセットする。操作受付有効期間開始タイマカウンタ及び操作受付有効期間終了タイマカウンタは、ステップS1500のタイマ更新処理の実行の度にカウントダウンされる。操作受付有効期間開始タイマカウンタは、操作受付有効期間の開始タイミングにおいて0になる。操作受付有効期間終了タイマカウンタは、操作受付有効期間の終了時刻において0になる。
ステップS1693-6において、サブCPU120aは、今回のラウンドのラウンド演出の演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。
図71は、タイマ更新処理の詳細を示すフローチャートである。図71において、サブCPU120aは、サブRAM120cのタイマカウンタに0でないものがあればそれを-1して更新する(S1501)。
次のステップS1502において、サブCPU120aは、サブRAM120cのリーチ成立待機フラグ記憶領域にリーチ成立待機フラグがセットされているか否かを確認する。サブCPU120aは、リーチ成立待機フラグがセットされている場合(S1502:Yes)、ステップS1503に進み、リーチ成立待機フラグがセットされていない場合(S1503:No)、ステップS1506に進む。
ステップS1503において、サブCPU120aは、サブRAM120cのリーチ成立待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。サブCPU120aは、リーチ成立待機タイマカウンタが0である場合(S1503:No)、ステップS1504に進み、リーチ成立待機タイマカウンタが0より大きい場合(S1502:Yes)、ステップS1506に進む。
ステップS1504において、サブCPU120aは、ノーマルリーチ演出の実行を指示する演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。次のステップS1505において、サブCPU120aは、サブRAM120cのリーチ成立待機フラグをクリアする。
送信バッファにセットされたノーマルリーチ演出の演出パターン指定コマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、ノーマルリーチ演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1506において、サブCPU120aは、サブRAM120cのSPリーチ待機フラグ記憶領域にSPリーチ待機フラグがセットされているか否かを確認する。サブCPU120aは、SPリーチ待機フラグがセットされている場合(S1506:Yes)、ステップS1507に進み、SPリーチ待機フラグがセットされていない場合(S1507:No)、ステップS1510に進む。
ステップS1507において、サブCPU120aは、サブRAM120cのSPリーチ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。サブCPU120aは、SPリーチ待機タイマカウンタが0である場合(S1507:No)、ステップS1508に進み、SPリーチ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S1506:Yes)、ステップS1510に進む。
ステップS1508において、サブCPU120aは、SPリーチ演出の実行を指示する演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。次のステップS1509において、サブCPU120aは、サブRAM120cのSPリーチ待機フラグをクリアする。
送信バッファにセットされたSPリーチ演出の演出パターン指定コマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、SPリーチ演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1510において、サブCPU120aは、サブRAM120cのステージチェンジ待機フラグ記憶領域にステージチェンジ待機フラグがセットされているか否かを確認する。サブCPU120aは、ステージチェンジ待機フラグがセットされている場合(S1510:Yes)、ステップS1511に進み、ステージチェンジ待機フラグがセットされていない場合(S1511:No)、ステップS1510に進む。
ステップS1511において、サブCPU120aは、サブRAM120cのステージチェンジ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。サブCPU120aは、ステージチェンジ待機タイマカウンタが0である場合(S1511:No)、ステップS1512に進み、ステージチェンジ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S1510:Yes)、ステップS1510に進む。
ステップS1512において、サブCPU120aは、サブRAM120cのステージチェンジ情報記憶領域のデータが示すステージへのステージチェンジを指示する演出パターン指定コマンドを生成し、生成した演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。次のステップS1513において、サブCPU120aは、サブRAM120cのステージチェンジ待機フラグをクリアする。
送信バッファにセットされたステージチェンジの演出パターン指定コマンドは、ステップS1800のデータ出力処理において統括制御部141及びランプ/駆動制御部150に送信される。統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、このコマンドを受信すると、新ステージのステージ演出を画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
図72は、演出入力制御処理の詳細を示すフローチャートである。図72において、サブCPU120aは、操作情報記憶領域更新処理を行う(S1701)。操作情報記憶領域更新処理は、サブRAM120cの操作情報記憶領域の情報を更新する処理である。
図73(a)は、操作情報記憶領域を示す図である。図73(b)は、操作情報記憶領域の更新例を示す図である。図73(a)に示すように、操作情報記憶領域は、上カーソルキーサンプリング信号記憶領域、下カーソルキーサンプリング信号記憶領域、左カーソルキーサンプリング信号記憶領域、右カーソルキーサンプリング信号記憶領域、中央キーサンプリング信号記憶領域、演出ボタンサンプリング信号記憶領域、演出ボタンオンエッジ記憶領域、演出ボタンオフエッジ記憶領域、演出ボタンオフエッジ数記憶領域、及び演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域を有している。
演出ボタンサンプリング信号記憶領域、演出ボタンオンエッジ記憶領域、演出ボタンオフエッジ記憶領域、演出ボタンオフエッジ数記憶領域、及び演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域の各々は、最新のサンプリングタイミングの情報を記憶する最新サンプリング記憶部と、1つ前(2ミリ秒前)のサンプリングタイミングの情報を記憶する前サンプリング記憶部とを有している。
操作情報記憶領域更新処理では、サブCPU120aは、上カーソルキー39Aの検出スイッチ39aの入力信号に基づいて、上カーソルキーサンプリング信号記憶領域を更新する。また、下カーソルキー39Bの検出スイッチ39bの入力信号に基づいて、下カーソルキーサンプリング信号記憶領域を更新する。また、左カーソルキー39Cの検出スイッチ39cの入力信号に基づいて、左カーソルキーサンプリング信号記憶領域を更新する。また、右カーソルキー39Dの検出スイッチ39dの入力信号に基づいて、右カーソルキーサンプリング信号記憶領域を更新する。また、中央キー39Eの検出スイッチ39eの入力信号に基づいて、中央キーサンプリング信号記憶領域を更新する。また、演出ボタン35の検出スイッチ35aの入力信号に基づいて、演出ボタンサンプリング信号記憶領域、演出ボタンオンエッジ記憶領域、演出ボタンオフエッジ記憶領域、及び演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域を更新する。
より具体的に説明すると、2ミリ秒毎のサンプリングタイミングにおいて、サブCPU120aは、検出スイッチ39aの入力信号がONならば上カーソルキーサンプリング信号記憶領域に1を書き込み、検出スイッチ39aの入力信号がOFFならば上カーソルキーサンプリング信号記憶領域に0を書き込む。また、検出スイッチ39bの入力信号がONならば下カーソルキーサンプリング信号記憶領域に1を書き込み、検出スイッチ39bの入力信号がOFFならば下カーソルキーサンプリング信号記憶領域に0を書き込む。また、検出スイッチ39cの入力信号がONならば左カーソルキーサンプリング信号記憶領域に1を書き込み、検出スイッチ39cの入力信号がOFFならば左カーソルキーサンプリング信号記憶領域に0を書き込む。また、検出スイッチ39dの入力信号がONならば右カーソルキーサンプリング信号記憶領域に1を書き込み、検出スイッチ39dの入力信号がOFFならば右カーソルキーサンプリング信号記憶領域に0を書き込む。また、検出スイッチ39eの入力信号がONならば中央キーサンプリング信号記憶領域に1を書き込み、検出スイッチ39eの入力信号がOFFならば中央キーサンプリング信号記憶領域に0を書き込む。
サブCPU120aは、演出ボタンサンプリング信号記憶領域、演出ボタンオンエッジ記憶領域、演出ボタンオフエッジ記憶領域、及び演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域の最新サンプリング記憶部の情報を、前サンプリング記憶部にそれぞれコピーする。その上で、図73(b)の更新例に示すように、サブCPU120aは、検出スイッチ35aの入力信号がONならば演出ボタンサンプリング信号記憶領域の最新サンプリング記憶部に1を書き込み、検出スイッチ35aの入力信号がOFFならば演出ボタンサンプリング信号記憶領域の最新サンプリング記憶部に0を書き込む。サブCPU120aは、演出ボタンサンプリング信号記憶領域の前サンプリング信号記憶部が0で最新サンプリング記憶部が1であれば、演出ボタンオンエッジ信号記憶領域の最新サンプリング記憶部に1を書き込み、それ以外の組み合わせ(前サンプリング信号が1→最新サンプリング信号が1、前サンプリング信号が0→最新サンプリング信号が0、又は、前サンプリング信号が1→最新サンプリング信号が0)であれば、演出ボタンオンエッジ信号記憶領域の最新サンプリング記憶部に0を書き込む。
サブCPU120aは、演出ボタンサンプリング信号記憶領域の前サンプリング信号記憶部が1で最新サンプリング記憶部が0であれば、演出ボタンオフエッジ信号記憶領域の最新サンプリング記憶部に1を書き込み、それ以外の組み合わせ(前サンプリング信号が1→最新サンプリング信号が1、前サンプリング信号が0→最新サンプリング信号が0、又は、前サンプリング信号が0→最新サンプリング信号が1)であれば、演出ボタンオフエッジ信号記憶領域の最新サンプリング記憶部に0を書き込む。
サブCPU120aは、演出ボタンサンプリング信号記憶領域の最新サンプリング記憶部に1を書き込んだならば、演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域の最新サンプリング記憶部の数を+1して数に書き換え、演出ボタンサンプリング信号記憶領域の最新サンプリング記憶部に0を書き込んだならば、演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域の最新サンプリング記憶部を0にリセットする。
次のステップS1702において、サブCPU120aは、ランクアップ演出用の操作受付有効期間開始タイマカウンタが0であるかを判定する。ランクアップ演出内の連打演出の操作受付有効期間の開始タイミング以後は、このステップの判定結果は「Yes」になる。サブCPU120aは、操作受付有効期間開始タイマカウンタが0である場合(S1702:Yes)、ステップS1703に進む。操作受付有効期間開始タイマカウンタが0より大きい場合(S1702:No)、ステップS1713に進む。
ステップS1703において、サブCPU120aは、ランクアップ演出用の操作受付有効期間終了タイマカウンタが0であるかを判定する。ランクアップ演出の操作受付有効期間内であれば、このステップの判定結果は「No」となり、操作受付有効期間の終了時刻において、このステップの判定結果は「Yes」となる。サブCPU120aは、操作受付有効期間終了タイマカウンタが0より大きい場合(S1703:No)、ステップS1704に進む。操作受付有効期間終了タイマカウンタが0である場合(S1703:Yes)、ステップS1709に進む。
ステップS1704において、サブCPU120aは、演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域の最新サンプリング信号記憶部の値が所定値以上であるか否かを判定する。このステップにおける所定値は、演出ボタン35が継続操作されている(押しっぱなしにされている)と判定するのに十分な期間(例えば、1秒間とする)を2ミリ秒で除算した値とする。演出ボタン35が1秒以上に渡って継続操作(押しっぱなし)されていれば、このステップの判定結果は「Yes」となる。サブCPU120aは、演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域の最新サンプリング信号記憶部の値が所定値未満である場合(S1704:No)、ステップS1705に進む。演出ボタンオン-オフエッジ間信号数記憶領域の最新サンプリング信号記憶部の値が所定値以上である場合(S1704:Yes)、ステップS1713に進む。
ステップS1705において、サブCPU120aは、演出ボタンオンエッジ記憶領域の最新サンプリング信号記憶部に1が書き込まれているか否かを判定する。演出ボタン35が押された直後であれば、このステップの判定結果は「Yes」となる。サブCPU120aは、1が書き込まれている場合(S1705:Yes)、ステップS1706に進む。0が書き込まれている場合(S1705:No)、ステップS1713に進む。
ステップS1706において、サブCPU120aは、サブRAM120cの連打数記憶領域の連打数NRDを+1して更新する。その後、ステップS1707に進む。
ステップS1707において、サブCPU120aは、更新後の連打数NRDが30に達したか否かを判定する。「連打!」の案内画像の表示後の演出ボタン35の押下の回数が30回に達したならば、このステップの判定結果は「Yes」となり、30回に達していないならば、このステップの判定結果は「No」となる。サブCPU120aは、連打数NRDが30に達していない場合(S1707:No)、ステップS1708に進む。連打数NRDが30に達した場合(S1707:Yes)、ステップS1709に進む。
ステップS1708において、サブCPU120aは、演出進展指定コマンドを送信バッファにセットする。その後、ステップS1712に進む。
統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、ステップS1708において送信バッファにセットされたコマンドを受信すると、ゲージ画像のゲージ進展量を所定量だけ右に進める演出を、画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1709において、サブRAM120cのランクアップ成功演出待機フラグ記憶領域にランクアップ成功演出待機フラグがセットされているかを確認する。ランクアップ成功演出待機フラグは、8R確変当たりの特別遊技における第4ラウンドのラウンド遊技の開始時にセットされるものである。サブCPU120aは、ランクアップ成功演出待機フラグがセットされている場合(S1709:Yes)、ステップS1710に進む。ランクアップ成功演出待機フラグがセットされていない場合(S1709:No)、ステップS1713に進む。
ステップS1710において、サブCPU120aは、ランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。その後、ステップS1713に進む。
統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、ステップS1710において送信バッファにセットされたコマンドを受信すると、ランクアップ失敗演出の結果報知演出を、画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1711において、サブCPU120aは、ランクアップ成功の演出パターン指定コマンドを送信バッファにセットする。その後、ステップS1712に進む。
統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、ステップS1711において送信バッファにセットされたコマンドを受信すると、ランクアップ成功演出の結果報知演出を、画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
ステップS1712において、サブCPU120aは、サブRAM120cのランクアップ演出待機フラグ記憶領域をクリアする。その後、ステップS1713に進む。
ステップS1713において、サブCPU120aは、演出ボタン35、十字キー39、又は中央キー39Eの操作に応じた操作指定コマンドを生成し、生成した操作指定コマンドを送信バッファにセットする。
統括制御部141及びランプ/駆動制御部150は、ステップS1713において送信バッファにセットされたコマンドを受信すると、演出ボタン35、十字キー39、又は中央キー39Eの操作に応じた演出を、画像表示装置31、音声出力装置32、及び演出用照明装置340a、340b、340c、340dに実行させる。
図74は、遊技機1の統括制御部141のメイン処理を示すフローチャートである。メイン処理は、起動操作により電源基板170から統括CPU141aにシステムリセットが発生したことを契機として開始される。
図74において、統括CPU141aは、初期化処理を行う(S2010)。初期化処理では、統括CPU141aは、電源投入に応じて、統括制御部141の統括ROM141cから起動プログラムを読み込むとともに、統括RAM141bのフラグを初期化し、VDP145の初期設定を指示する。
次のステップS2020において、統括CPU141aは、受信バッファ内に演出制御部120mから受信した受信したコマンドがあるか否かを確認する。統括CPU141aは、受信バッファ内にコマンドがある場合(S2020:Yes)、ステップS2030に進み、受信バッファ内にコマンドがない場合(S2020:No)、ステップS2050に進む。
ステップS2030において、統括CPU141aは、アニメパターン設定処理を行う。アニメパターン設定処理では、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドを解析し、以後の一連の演出と対応する演出画像の内容と演出画像の表示開始タイミングまでの待機時間を求め、演出画像の表示開始タイミングにおいて、各演出画像のアニメパターンを決定して設定する。アニメパターン設定処理の詳細は、後述する。
ステップS2040において、統括CPU141aは、サウンド設定処理を行う。サウンド設定処理では、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドを解析し、以後の一連の演出と対応する演出音の内容と演出音の出力開始タイミングまでの待機時間を求め、演出音の出力開始タイミングにおいて、各演出音のサウンドパターンを決定して設定する。サウンド設定処理の詳細は、後述する。
ステップS2050において、統括CPU141aは、FB切換フラグ=01であるか否かを判定する。FB切換フラグは、1/30秒毎のVブランク割り込みにおいて、前回のディスプレイリストの描画が完了していれば、FB切換フラグ=01になる。統括CPU141aは、FB切換フラグ=01である場合(S2050:Yes)、ステップS2060に進み、FB切換フラグ=01でない場合(S2050:No)、ステップS2020に進む。
ステップS2060において、統括CPU141aは、FB切換フラグ=00をセットし(FB切換フラグをオフにし)、次のステップS2070に進む。ステップS2070において、統括CPU141aは、ディスプレイリスト生成・出力処理を行う。ディスプレイリスト生成・出力処理では、統括CPU141aは、アニメパターン設定処理で設定されたアニメパターンに従って、ディスプレイリストを生成し、VDP145に出力する。ディスプレイリストは、画像表示装置31に表示する演出画像を成型するための画像整形情報である。
ステップS2080において、統括CPU141aは、描画指令処理を行う。描画指令処理では、統括CPU141aは、VDP145に対して、ディスプレイリスト生成・出力処理で出力したディスプレイリストに基づく画像の描画を指示する。この描画指令により、VDP145は、ディスプレイリストに基づく演出画像を描画用フレームバッファに描画する処理と、表示用フレームバッファに描画されている演出画像を画像表示装置31に表示させる処理を行う。
ステップS2090において、統括CPU141aは、サウンドリスト生成・出力処理を行う。サウンドリスト生成・出力処理では、統括CPU141aは、サウンド制御コマンド群から構成されるサウンドリストを生成し、生成したサウンドリストを音声プロセッサ144に出力する。サウンドリストは、音声出力装置32から出力させる音声データや楽曲データ等のサウンド(BGM、サウンドエフェクト等)を指定するための音声出力情報である。
ステップS2100において、統括CPU141aは、音声出力指令処理を行う。音声出力指令処理では、統括CPU141aは、音声制御部に対して出力したサウンドリストに基づくサウンドの出力を指示する。この音出力指令処理が行われることで、音声制御部は、サウンドリストに基づくサウンドを音声出力装置32から出力させる。
ステップS2110において、統括CPU141aは、次のフレームのディスプレイリストを作成するための準備として、定済みのアニメパターン毎にアニメシーン情報(アドレス)を更新するアニメーション制御処理を行って、ステップS2020に戻る。この後、統括CPU141aは、ステップS2020以降のループ処理を繰り返す。また、このループ処理と併せて、統括CPU141aは、リセット用クロックパルス発生回路によるリセット用クロックパルス信号の発生の度にタイマ割込み処理を実行する。
図75は、統括制御部141の描画終了割込処理を示すフローチャートである。統括制御部141のVDP145は、1フレームの描画が終了すると、統括CPU141aに描画終了割込信号を出力する。統括CPU141aは、VDP145から描画終了割込信号が入力されると、描画終了割込処理を実行する。
描画終了割込処理では、統括CPU141aは、描画終了フラグ=01をセットする(ステップS2210)。その後、今回の描画終了割込処理を終了する。
図76は、統括制御部141のVブランク割込処理を示すフローチャートである。統括制御部141のVDP145は、1/30秒毎に、統括CPU141aにVブランク割込信号(垂直同期信号)を出力する。統括CPU141aは、VDP145からVブランク割込信号が入力されると、Vブランク割込処理を実行する。
Vブランク割込処理において、統括CPU141aは、シーン切替カウンタ、ウェイトフレーム、フレームカウンタの各種カウンタを更新する処理を行う(ステップS2310)。次のステップS2320において、統括CPU141aは、描画終了フラグ=01であるか否かを判定する。描画終了フラグは、所定単位のフレームの描画が終了していれば、描画終了フラグ=01になる。
統括CPU141aは、描画終了フラグ=01である場合(S2320;Yes)、ステップS2330に進み、描画終了フラグ=01である場合(S2320;No)、今回のVブランク割込処理を終了する。
ステップS2330において、統括CPU141aは、描画終了フラグ=00をセットする(描画終了フラグをオフにする)。ステップS2340において、統括CPU141aは、VDP145のメモリコントローラに、「表示用フレームバッファ」と「描画用フレームバッファ」とを切り替える指示を与える。
ステップS2350において、統括CPU141aは、FB切換フラグ=01をセットし(FB切換フラグをオンにし)、今回のVブランク割込処理を終了する。統括制御部141は、統括CPU141aから映像信号の作成指示があると、VRAM147の表示用フレームバッファに記憶された画像データ(デジタル信号)から、映像信号として画像データを示すRGB信号(アナログ信号)を生成し、生成した映像信号(RGB信号)と、画像表示装置31と同期を図るための同期信号(垂直同期信号、水平同期信号等)とを画像表示装置31に出力して、今回のVブランク割込処理を終了する。
図77は、統括制御部141のタイマ割込み処理を示すフローチャートである。統括制御部141の統括CPU141aは、演出制御部120m内のリセット用クロックパルス発生回路におけるリセット用クロックパルス信号の発生周期である4ミリ秒毎にタイマ割込み処理を実行する。
タイマ割込み処理において、統括CPU141aは、画像制御タイマ更新処理を行う(S2410)。画像制御タイマ更新処理では、統括CPU141aは、アニメパターン設定処理においてセットされているタイマカウンタがある場合にそれを-1して更新する。画像制御タイマ更新処理の詳細は、後述する。
次のステップS2420において、統括CPU141aは、音声制御タイマ更新処理を行う。音声制御タイマ更新処理では、統括CPU141aは、サウンド設定処理においてセットされているタイマカウンタがある場合にそれを-1して更新する。音声制御タイマ更新処理の詳細は、後述する。
図78は、ランプ/駆動制御部150のメイン処理を示すフローチャートである。図78において、ランプCPU150aは、初期化処理を行う(S2510)。初期化処理では、ランプCPU150aは、電源投入に応じて、ランプ/駆動制御部150のランプROM150cから起動プログラムを読み込むとともに、ランプROM150cに記憶されるフラグ等を初期化するなどの処理を行う。
次のステップS2520において、ランプCPU150aは、受信バッファ内に演出制御部120mから受信した受信したコマンドがあるか否かを確認する。ランプCPU150aは、受信バッファ内にコマンドがある場合(S2520:Yes)、ステップS2530に進み、受信バッファ内にコマンドがない場合(S2520:No)、ステップS2550に進む。
ステップS2530において、ランプCPU150aは、ランプ発光情報設定処理を行う。ランプ発光情報設定処理では、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドを解析し、以後の一連の演出と対応するランプ34a、34b、34c、34dの発光の内容と発光開始タイミングまでの待機時間を求め、ランプ34a、34b、34c、34dの発光開始タイミングにおいて、ランプ発光情報を決定して設定する。ランプ発光情報設定処理の詳細は、後述する。
ステップS2540において、ランプCPU150aは、役物駆動情報設定処理を行う。役物駆動情報設定処理では、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドを解析し、以後の一連の演出と対応する可動役物33a、33b、33c、33dの駆動の内容と駆動開始タイミングまでの待機時間を求め、可動役物33a、33b、33c、33dの駆動開始タイミングにおいて、役物駆動情報を決定して設定する。役物駆動情報設定処理の詳細は、後述する。
ステップS2550において、ランプCPU150aは、FB切換フラグ=01であるか否かを判定する。FB切換フラグは、1/30秒毎のVブランク割り込みにおいて、前回のディスプレイリストの描画が完了していれば、FB切換フラグ=01になる。ランプCPU150aは、FB切換フラグ=01である場合(S2550:Yes)、ステップS2560に進み、FB切換フラグ=01でない場合(S2550:No)、ステップS2520に進む。
ステップS2560において、ランプCPU150aは、FB切換フラグ=00をセットし(FB切換フラグをオフにし)、次のステップS2570に進む。
ステップS2570において、ランプCPU150aは、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ランプCPU150aは、ランプ発光情報設定処理で設定されたランプ発光情報に従った発光態様で、該当の演出用照明装置340a、340b、340c、340dのランプ34a、34b、34c、34dを発光させる。
ステップS2580において、ランプCPU150aは、役物駆動処理を行う。役物駆動処理では、ランプCPU150aは、役物駆動情報設定処理で設定された役物駆動情報に従った駆動態様で、該当の演出用駆動装置330a、330b、330c、330dの可動役物33a、33b、33c、33dを駆動させる。
この後、ランプCPU150aは、ステップS2520以降のループ処理を繰り返す。また、このループ処理と併せて、ランプCPU150aは、リセット用クロックパルス発生回路によるリセット用クロックパルス信号の発生の度にタイマ割込み処理を実行する。
図79は、ランプ/駆動制御部150の描画終了割込処理を示すフローチャートである。ランプ/駆動制御部150のVDP145は、1フレームの描画が終了すると、ランプCPU150aに描画終了割込信号を出力する。ランプCPU150aは、VDP145から描画終了割込信号が入力されると、描画終了割込処理を実行する。
描画終了割込処理では、ランプCPU150aは、描画終了フラグ=01をセットする(ステップS2610)。その後、今回の描画終了割込処理を終了する。
図80は、ランプ/駆動制御部150のVブランク割込処理を示すフローチャートである。ランプ/駆動制御部150のVDP145は、1/30秒毎に、ランプCPU150aにVブランク割込信号(垂直同期信号)を出力する。ランプCPU150aは、VDP145からVブランク割込信号が入力されると、Vブランク割込処理を実行する。
Vブランク割込処理では、ランプCPU150aは、FB切換フラグ=01をセットする(FB切換フラグをオンにする)(ステップS2710)。その後、今回のVブランク割込処理を終了する。
図81は、ランプ/駆動制御部150のタイマ割込み処理を示すフローチャートである。ランプ/駆動制御部150のランプCPU150aは、演出制御部120m内のリセット用クロックパルス発生回路におけるリセット用クロックパルス信号の発生周期である4ミリ秒毎にタイマ割込み処理を実行する。
タイマ割込み処理において、ランプCPU150aは、ランプ制御タイマ更新処理を行う(S2810)。ランプ制御タイマ更新処理では、ランプCPU150aは、ランプ発光情報設定処理においてセットされているタイマカウンタがある場合にそれを-1して更新する。ランプ制御タイマ更新処理の詳細は、後述する。
次のステップS2820において、ランプCPU150aは、役物制御タイマ更新処理を行う。役物制御タイマ更新処理では、ランプCPU150aは、役物駆動設定処理においてセットされているタイマカウンタがある場合にそれを-1して更新する。役物制御タイマ更新処理の詳細は、後述する。
図82~図93は、統括制御部141のアニメパターン設定処理(図74のステップS2040)の詳細を示すフローチャートである。図82において、統括CPU141aは、統括RAM141bの通常変動演出画像表示中フラグ記憶領域に通常変動演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する(S2030-1)。通常変動演出画像表示中フラグは、(図10(b)に示した、マリンステージ、サバンナステージ、コスモステージ、ライブモード、特訓モード、又はお助けモードの背景画像)の表示中であることを示すフラグである。通常変動画像表示中フラグは、演出制御部120mから変動開始の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2030-61において、セットされる。統括CPU141aは、通常変動演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-1:Yes)、ステップS2030-2に進み、通常変動演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-1:No)、ステップS2030-6に進む。
ステップS2030-2において、統括CPU141aは、通常変動演出画像制御態様決定処理を行う。通常変動演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cの通常変動演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、通常変動演出の演出画像の制御態様を決定する。
図94は、通常変動演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。通常変動演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、通常変動演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、通常変動演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、通常変動演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-3において、統括CPU141aは、通常変動演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-3:Yes)、ステップS2030-4に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-3:No)、ステップS2030-6に進む。
ステップS2030-4において、統括CPU141aは、通常変動演出のアニメパターンをクリアする。通常変動演出のアニメパターンは、演出制御部120mから変動開始の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2030-62において、セットされる。通常変動演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、(図10(b)に示した、マリンステージ、サバンナステージ、コスモステージ、ライブモード、特訓モード、又はお助けモードの背景画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-5において、統括CPU141aは、統括RAM141bの通常変動演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-6に進む。
ステップS2030-6において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出画像表示中フラグ記憶領域にステップアップ演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する(S2030-6)。ステップアップ演出画像表示中フラグは、ステップアップ演出の演出画像(図19に示したフォト画像)の表示中であることを示すフラグである。ステップアップ画像表示中フラグは、当該変動におけるステップアップ演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-5において、セットされる。統括CPU141aは、ステップアップ演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-6:Yes)、ステップS2030-7に進み、ステップアップ演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-6:No)、ステップS2030-11に進む。
ステップS2030-7において、統括CPU141aは、ステップアップ演出画像制御態様決定処理を行う。ステップアップ演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのステップアップ演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ステップアップ演出の演出画像の制御態様を決定する。
図95は、ステップアップ演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。ステップアップ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ステップアップ演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ステップアップ演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ステップアップ演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-8において、統括CPU141aは、ステップアップ演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-8:Yes)、ステップS2030-9に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-8:No)、ステップS2030-11に進む。
ステップS2030-9において、統括CPU141aは、ステップアップ演出のアニメパターンをクリアする。ステップアップ演出のアニメパターンは、当該変動におけるステップアップ演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-7において、セットされる。ステップアップ演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、ステップアップ演出の演出画像(図19に示したフォト画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-10において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-11に進む。
ステップS2030-11において、統括CPU141aは、統括RAM141bのノーマルリーチ演出画像表示中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。ノーマルリーチ演出画像表示中フラグは、ノーマルリーチ演出の演出画像(図15に示した冒険の様子の背景画像)の表示中であることを示すフラグである。ノーマルリーチ画像表示中フラグは、演出制御部120mからリーチ成立の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2030-96において、セットされる。統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-11:Yes)、ステップS2030-12に進み、ノーマルリーチ演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-11:No)、ステップS2030-16に進む。
ステップS2030-12において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出画像制御態様決定処理を行う。ノーマルリーチ演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのノーマルリーチ演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ノーマルリーチ演出の演出画像の制御態様を決定する。
図96は、ノーマルリーチ演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。ノーマルリーチ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ノーマルリーチ演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ノーマルリーチ演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ノーマルリーチ演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-13において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-13:Yes)、ステップS2030-14に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-13:No)、ステップS2030-16に進む。
ステップS2030-14において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出のアニメパターンをクリアする。ノーマルリーチ演出のアニメパターンは、演出制御部120mからリーチ成立の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2030-95において、セットされる。ノーマルリーチ演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、ノーマルリーチ演出の演出画像(図15に示した冒険の様子の背景画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-15において、統括CPU141aは、統括RAM141bのノーマルリーチ演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-16に進む。
ステップS2030-16において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像表示中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する(S2030-16)。キャラクタ登場演出画像表示中フラグは、キャラクタ登場演出の演出画像(図21に示したキャラクタの画像)の表示中であることを示すフラグである。キャラクタ登場画像表示中フラグは、当該変動におけるキャラクタ登場演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-11において、セットされる。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-16:Yes)、ステップS2030-17に進み、キャラクタ登場演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-16:No)、ステップS2030-23に進む。
ステップS2030-17において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムキャラクタ画像フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ画像フラグがセットされているか否かを確認する。プレミアムキャラクタ画像フラグは、キャラクタ登場演出で登場するキャラクタがプレミアムキャラクタである場合に、後述するステップS2030-68において、セットされる。統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ画像フラグがセットされている場合(S2030-17:Yes)、ステップS2030-18に進み、プレミアムキャラクタ画像フラグがセットされていない場合(S2030-17:No)、ステップS2030-19に進む。
ステップS2030-18において、統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ登場演出画像制御態様決定処理を行う。プレミアムキャラクタ登場演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのプレミアムキャラクタ登場演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の演出画像の制御態様を決定する。
図97は、プレミアムキャラクタ登場演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。プレミアムキャラクタ登場演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出の演出画像の表示を継続することを示す。
ステップS2030-19において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出画像制御態様決定処理を行う。キャラクタ登場演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのプレミアムキャラクタ登場演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、キャラクタA、B、又はCのキャラクタ登場演出の演出画像の制御態様を決定する。
図98は、キャラクタ登場演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。キャラクタ登場演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、キャラクタ登場演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、キャラクタ登場演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、キャラクタ登場演出の演出画像の表示を継続することを示す。
ステップS2030-20において、統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ登場演出制御態様決定処理、又は、キャラクタ登場演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-20:Yes)、ステップS2030-21に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-20:No)、ステップS2030-22に進む。
ステップS2030-21において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出のアニメパターンをクリアする。キャラクタ登場演出のアニメパターンは、当該変動におけるキャラクタ登場演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-13において、セットされる。キャラクタ登場演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、キャラクタ登場演出の演出画像(図21に示したキャラクタの画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-22において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-23に進む。
ステップS2030-23において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出画像表示中フラグ記憶領域にルーレット演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する(S2030-23)。ルーレット演出画像表示中フラグは、ルーレット演出の演出画像(図23に示したルーレットの画像)の表示中であることを示すフラグである。ルーレット画像表示中フラグは、当該変動におけるルーレット演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-17において、セットされる。統括CPU141aは、ルーレット演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-23:Yes)、ステップS2030-24に進み、ルーレット演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-23:No)、ステップS2030-28に進む。
ステップS2030-24において、統括CPU141aは、ルーレット演出画像制御態様決定処理を行う。ルーレット演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのルーレット演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ルーレット演出の演出画像の制御態様を決定する。
図99は、ルーレット演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。ルーレット演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ルーレット演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ルーレット演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ルーレット演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-25において、統括CPU141aは、ルーレット演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-25:Yes)、ステップS2030-26に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-25:No)、ステップS2030-28に進む。
ステップS2030-26において、統括CPU141aは、ルーレット演出のアニメパターンをクリアする。ルーレット演出のアニメパターンは、当該変動におけるルーレット演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-19において、セットされる。ルーレット演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、ルーレット演出の演出画像(図23に示したルーレットの画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-27において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-28に進む。
ステップS2030-28において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出画像表示中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。SP発展煽り演出画像表示中フラグは、SP発展煽り演出の演出画像(図25に示した砂嵐のエフェクトの画像)の表示中であることを示すフラグである。SP発展煽り画像表示中フラグは、当該変動におけるSP発展煽り演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-23において、セットされる。統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-28:Yes)、ステップS2030-29に進み、SP発展煽り演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-28:No)、ステップS2030-33に進む。
ステップS2030-29において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像制御態様決定処理を行う。SP発展煽り演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのSP発展煽り演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SP発展煽り演出の演出画像の制御態様を決定する。
図100は、SP発展煽り演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。SP発展煽り演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SP発展煽り演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展煽り演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展煽り演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-30において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-30:Yes)、ステップS2030-31に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-30:No)、ステップS2030-33に進む。
ステップS2030-31において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出のアニメパターンをクリアする。SP発展煽り演出のアニメパターンは、当該変動におけるSP発展煽り演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-25において、セットされる。SP発展煽り演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、SP発展煽り演出の演出画像(図25に示した砂嵐のエフェクトの画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-32において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-33に進む。
ステップS2030-33において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出画像表示中フラグ記憶領域にSP発展確定演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。SP発展確定演出画像表示中フラグは、SP発展確定演出の演出画像(図27に示したバブルのエフェクトの画像)の表示中であることを示すフラグである。SP発展確定画像表示中フラグは、当該変動におけるSP発展確定演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-29において、セットされる。統括CPU141aは、SP発展確定演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-33:Yes)、ステップS2030-34に進み、SP発展確定演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-33:No)、ステップS2030-38に進む。
ステップS2030-34において、統括CPU141aは、SP発展確定演出画像制御態様決定処理を行う。SP発展確定演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのSP発展確定演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SP発展確定演出の演出画像の制御態様を決定する。
図101は、SP発展確定演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。SP発展確定演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SP発展確定演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展確定演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展確定演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-35において、統括CPU141aは、SP発展確定演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-35:Yes)、ステップS2030-36に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-35:No)、ステップS2030-38に進む。
ステップS2030-36において、統括CPU141aは、SP発展確定演出のアニメパターンをクリアする。SP発展確定演出のアニメパターンは、当該変動におけるSP発展確定演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-31において、セットされる。SP発展確定演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、SP発展確定演出の演出画像(図27に示したバブルのエフェクトの画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-37において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-38に進む。
ステップS2030-38において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSPリーチ演出画像表示中フラグ記憶領域にSPリーチ演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。SPリーチ演出画像表示中フラグは、SPリーチ演出の演出画像(図17に示したバトルのアニメーションの画像)の表示中であることを示すフラグである。SPリーチ画像表示中フラグは、演出制御部120mからSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2030-93において、セットされる。統括CPU141aは、SPリーチ演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-38:Yes)、ステップS2030-39に進み、SPリーチ演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-38:No)、ステップS2030-43に進む。
ステップS2030-39において、統括CPU141aは、SPリーチ演出画像制御態様決定処理を行う。SPリーチ演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのSPリーチ演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SPリーチ演出の演出画像の制御態様を決定する。
図102は、SPリーチ演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。SPリーチ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SPリーチ演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SPリーチ演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SPリーチ演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-40において、統括CPU141aは、SPリーチ演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-40:Yes)、ステップS2030-41に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-40:No)、ステップS2030-43に進む。
ステップS2030-41において、統括CPU141aは、SPリーチ演出のアニメパターンをクリアする。SPリーチ演出のアニメパターンは、演出制御部120mからSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2030-100において、セットされる。SPリーチ演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、SPリーチ演出の演出画像(図17に示したバトルのアニメーションの画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-42において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSPリーチ演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-43に進む。
ステップS2030-43において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出画像表示中フラグ記憶領域にカットイン演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。カットイン演出画像表示中フラグは、カットイン演出の演出画像(図29に示したカットインの画像)の表示中であることを示すフラグである。カットイン画像表示中フラグは、当該変動におけるカットイン演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-35において、セットされる。統括CPU141aは、カットイン演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-43:Yes)、ステップS2030-44に進み、カットイン演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-43:No)、ステップS2030-50に進む。
ステップS2030-44において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムカットイン画像フラグ記憶領域にプレミアムカットイン画像フラグがセットされているか否かを確認する。プレミアムカットイン画像フラグは、カットイン演出の背景が虹色背景である場合に、後述するステップS2030-82において、セットされる。統括CPU141aは、プレミアムカットイン画像フラグがセットされている場合(S2030-44:Yes)、ステップS2030-45に進み、プレミアムカットイン画像フラグがセットされていない場合(S2030-44:No)、ステップS2030-46に進む。
ステップS2030-45において、統括CPU141aは、プレミアムカットイン演出画像制御態様決定処理を行う。プレミアムカットイン演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのプレミアムカットイン演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、虹色背景のカットイン演出の演出画像の制御態様を決定する。
図103は、プレミアムカットイン演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。プレミアムカットイン演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、虹色背景のカットイン演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、虹色背景のカットイン演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、虹色背景のカットイン演出の演出画像の表示を継続することを示す。
ステップS2030-46において、統括CPU141aは、カットイン演出画像制御態様決定処理を行う。カットイン演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのプレミアムカットイン演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の演出画像の制御態様を決定する。
図104は、カットイン演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。カットイン演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、カットイン演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、カットイン演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、カットイン演出の演出画像の表示を継続することを示す。
ステップS2030-47において、統括CPU141aは、プレミアムカットイン演出制御態様決定処理、又は、カットイン演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-47:Yes)、ステップS2030-48に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-47:No)、ステップS2030-49に進む。
ステップS2030-48において、統括CPU141aは、カットイン演出のアニメパターンをクリアする。カットイン演出のアニメパターンは、当該変動におけるカットイン演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-37において、セットされる。カットイン演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、カットイン演出の演出画像(図29に示したカットインの画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-49において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-50に進む。
ステップS2030-50において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像表示中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。確定役物作動第1演出画像表示中フラグは、確定役物作動第1演出の演出画像(図31に示した黄色の稲妻の画像)の表示中であることを示すフラグである。確定役物作動第1演出画像表示中フラグは、当該変動における確定役物作動第1演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-41において、セットされる。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-50:Yes)、ステップS2030-51に進み、確定役物作動第1演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-50:No)、ステップS2030-55に進む。
ステップS2030-51において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像制御態様決定処理を行う。確定役物作動第1演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cの確定役物作動第1演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、確定役物作動第1演出の演出画像の制御態様を決定する。
図105は、確定役物作動第1演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。確定役物作動第1演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、確定役物作動第1演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第1演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第1演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-52において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-52:Yes)、ステップS2030-53に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-52:No)、ステップS2030-55に進む。
ステップS2030-53において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出のアニメパターンをクリアする。確定役物作動第1演出のアニメパターンは、当該変動における確定役物作動第1演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-43において、セットされる。確定役物作動第1演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、確定役物作動第1演出の演出画像(図31に示した黄色の稲妻の画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-54において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-55に進む。
ステップS2030-55において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像表示中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。確定役物作動第2演出画像表示中フラグは、確定役物作動第2演出の演出画像(図31に示した金色の稲妻の画像)の表示中であることを示すフラグである。確定役物作動第2演出画像表示中フラグは、当該変動における確定役物作動第2演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-47において、セットされる。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-55:Yes)、ステップS2030-56に進み、確定役物作動第2演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-55:No)、ステップS2030-60に進む。
ステップS2030-56において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像制御態様決定処理を行う。確定役物作動第2演出画像制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cの確定役物作動第2演出画像制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、確定役物作動第2演出の演出画像の制御態様を決定する。
図106は、確定役物作動第2演出画像制御態様決定テーブルを示す図である。確定役物作動第2演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、確定役物作動第2演出の演出画像の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第2演出の演出画像の表示を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第2演出の演出画像の表示を継続することを示す。
次のステップS2030-57において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2030-57:Yes)、ステップS2030-58に進み、制御態様が「継続」である場合(S2030-57:No)、ステップS2030-60に進む。
ステップS2030-58において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出のアニメパターンをクリアする。確定役物作動第2演出のアニメパターンは、当該変動における確定役物作動第2演出の演出画像の表示タイミングが到来したときに、後述する画像制御タイマ更新処理(図107~図114)のステップS2410-49において、セットされる。確定役物作動第2演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、確定役物作動第2演出の演出画像(図31に示した金色の稲妻の画像)の表示が停止される。
次のステップS2030-59において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-60に進む。
ステップS2030-60において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、変動開始の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが変動開始の演出パターン指定コマンドである場合(S2030-60:Yes)、ステップS2030-61に進み、変動開始の演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-60:No)、ステップS2030-91に進む。
ステップS2030-61において、統括CPU141aは、統括RAM141bの通常変動演出画像表示中フラグ記憶領域に通常変動演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2030-62において、統括CPU141aは、通常変動演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、(図10(b)に示した、マリンステージ、サバンナステージ、コスモステージ、ライブモード、特訓モード、又はお助けモードの背景画像)が表示される。
次のステップS2030-63において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、ステップアップ演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、ステップアップ演出がある場合(S2030-63:Yes)、ステップS2030-64に進み、ステップアップ演出がない場合(S2030-63:No)、ステップS2030-66に進む。
次のステップS2030-64において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出画像待機フラグ記憶領域にステップアップ演出画像待機フラグをセットする。
次のステップS2030-65において、統括CPU141aは、ステップアップ演出の演出画像の表示タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのステップアップ演出画像待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2030-66において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、キャラクタ登場演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出がある場合(S2030-66:Yes)、ステップS2030-67に進み、キャラクタ登場演出がない場合(S2030-66:No)、ステップS2030-71に進む。
ステップS2030-67において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出で登場するキャラクタがプレミアムキャラクタであるか否かを判定する。統括CPU141aは、プレミアムキャラクタが登場する場合(S2030-67:Yes)、ステップS2030-68に進み、プレミアムキャラクタ以外のキャラクタが登場する場合(S2030-67:No)、ステップS2030-69に進む。
ステップS2030-68において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムキャラクタ画像フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ画像フラグをセットする。
次のステップS2030-69において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像待機フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出画像待機フラグをセットする。
次のステップS2030-70において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出の演出画像の表示タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2030-71において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、ルーレット演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、ルーレット演出がある場合(S2030-71:Yes)、ステップS2030-72に進み、ルーレット演出がない場合(S2030-71:No)、ステップS2030-74に進む。
次のステップS2030-72において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出画像待機フラグ記憶領域にルーレット演出画像待機フラグをセットする。
次のステップS2030-73において、統括CPU141aは、ルーレット演出の演出画像の表示タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのルーレット演出画像待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2030-74において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、SP発展煽り演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出がある場合(S2030-74:Yes)、ステップS2030-75に進み、SP発展煽り演出がない場合(S2030-74:No)、ステップS2030-77に進む。
次のステップS2030-75において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出画像待機フラグ記憶領域にSP発展煽り演出画像待機フラグをセットする。
次のステップS2030-76において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出の演出画像の表示タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのSP発展煽り演出画像待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2030-77において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、SP発展確定演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展確定演出がある場合(S2030-77:Yes)、ステップS2030-78に進み、SP発展確定演出がない場合(S2030-77:No)、ステップS2030-80に進む。
次のステップS2030-78において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出画像待機フラグ記憶領域にSP発展確定演出画像待機フラグをセットする。
次のステップS2030-79において、統括CPU141aは、SP発展確定演出の演出画像の表示タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのSP発展確定演出画像待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2030-80において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、カットイン演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、カットイン演出がある場合(S2030-80:Yes)、ステップS2030-81に進み、カットイン演出がない場合(S2030-80:No)、ステップS2030-85に進む。
ステップS2030-81において、統括CPU141aは、カットイン演出の背景が虹色であるか否かを判定する。統括CPU141aは、背景が虹色である場合(S2030-81:Yes)、ステップS2030-82に進み、背景が虹色でない場合(S2030-81:No)、ステップS2030-83に進む。
ステップS2030-82において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムカットイン画像フラグ記憶領域にプレミアムカットイン画像フラグをセットする。
次のステップS2030-83において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出画像待機フラグ記憶領域にカットイン演出画像待機フラグをセットする。
次のステップS2030-84において、統括CPU141aは、カットイン演出の演出画像の表示タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのカットイン演出画像待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2030-85において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、確定役物作動第1演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出がある場合(S2030-85:Yes)、ステップS2030-86に進み、確定役物作動第1演出がない場合(S2030-85:No)、ステップS2030-88に進む。
次のステップS2030-86において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像待機フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出画像待機フラグをセットする。
次のステップS2030-87において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出の演出画像の表示タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2030-88において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、確定役物作動第2演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出がある場合(S2030-88:Yes)、ステップS2030-89に進み、確定役物作動第2演出がない場合(S2030-88:No)、ステップS2030-91に進む。
次のステップS2030-89において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像待機フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出画像待機フラグをセットする。
次のステップS2030-90において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出の演出画像の表示タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2030-91において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、図柄確定の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが図柄確定の演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-91:No)、ステップS2030-92に進み、図柄確定の演出パターン指定コマンドである場合(S2030-91:Yes)、ステップS2030-98に進む。
ステップS2030-92において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、SPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドある場合(S2030-92:Yes)、ステップS2030-93に進み、SPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-92:No)、ステップS2030-95に進む。
ステップS2030-93において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSPリーチ演出画像表示中フラグ記憶領域にSPリーチ演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2030-94において、統括CPU141aは、SPリーチ演出のアニメパターンをセットし、ステップS2030-101に進む。これ以降、画像表示装置31において、SPリーチ演出の演出画像(図17に示したバトルのアニメーションの画像)が表示される。
ステップS2030-95において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、リーチ成立の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがリーチ成立の演出パターン指定コマンドある場合(S2030-95:Yes)、ステップS2030-96に進み、リーチ成立の演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-95:No)、ステップS2030-105に進む。
ステップS2030-96において、統括CPU141aは、統括RAM141bのノーマルリーチ演出画像表示中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2030-97において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出のアニメパターンをセットし、ステップS2030-103に進む。これ以降、画像表示装置31において、ノーマルリーチ演出の演出画像(図15に示した冒険の様子のアニメーションの画像)が表示される。
ステップS2030-98において、統括CPU141aは、図柄確定演出のアニメパターンをセットし、ステップS2030-99に進む。これ以降、画像表示装置31において、図柄確定演出の演出画像(左図柄36L、中図柄36C、右図柄36R、及び第4図柄36Zが完全停止した画像)が表示される。
ステップS2030-99において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSPリーチ演出画像表示中フラグ記憶領域にSPリーチ演出画像表示中フラグがセットされているかを確認する。統括CPU141aは、SPリーチ演出画像表示中フラグがセットされている場合(2030-99:Yes)、ステップS2030-100に進み、SPリーチ演出画像表示中フラグがセットされていない場合(2030-99:No)、ステップS2030-101に進む。
ステップS2030-100において、統括CPU141aは、SPリーチ演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-101に進む。
ステップS2030-101において、統括CPU141aは、統括RAM141bのノーマルリーチ演出画像表示中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出画像表示中フラグがセットされているかを確認する。統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-101:Yes)、ステップS2030-102に進み、ノーマルリーチ演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-101:No)、ステップS2030-103に進む。
ステップS2030-102において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-103に進む。
ステップS2030-103において、統括CPU141aは、統括RAM141bの通常変動画像表示中フラグ記憶領域に通常変動演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、通常変動演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2030-103:Yes)、ステップS2030-104に進み、通常変動演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2030-103:No)、ステップS2030-105に進む。
ステップS2030-104において、統括CPU141aは、通常変動演出画像表示中フラグをクリアし、ステップS2030-105に進む。
ステップS2030-105において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、オープニングの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがオープニングの演出パターン指定コマンドである場合(S2030-105:Yes)、ステップS2030-106に進み、オープニングの演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-105:No)、ステップS2030-107に進む。
ステップS2030-106において、統括CPU141aは、オープニング演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、オープニング演出の演出画像が表示される。
ステップS2030-107において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、ラウンドの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがラウンドの演出パターン指定コマンドである場合(S2030-107:Yes)、ステップS2030-108に進み、ラウンドの演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-107:No)、ステップS2030-109に進む。
ステップS2030-108において、統括CPU141aは、ラウンド演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、ラウンド演出の演出画像が表示される。
ステップS2030-109において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、エンディングの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがエンディングの演出パターン指定コマンドである場合(S2030-109:Yes)、ステップS2030-110に進み、エンディングの演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-109:No)、ステップS2030-111に進む。
ステップS2030-110において、統括CPU141aは、エンディング演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、エンディング演出の演出画像が表示される。
ステップS2030-111において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、保留表示変化の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが保留表示変化の演出パターン指定コマンドである場合(S2030-111:Yes)、ステップS2030-112に進み、保留表示変化の演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-111:No)、ステップS2030-113に進む。
ステップS2030-112において、統括CPU141aは、保留表示変化演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、保留表示変化演出の演出画像が表示される。
ステップS2030-113において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、ランクアップ成功の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがランクアップ成功の演出パターン指定コマンドである場合(S2030-113:Yes)、ステップS2030-114に進み、ランクアップ成功の演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-113:No)、ステップS2030-115に進む。
ステップS2030-114において、統括CPU141aは、ランクアップ成功演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、ランクアップ成功演出の演出画像が表示される。
ステップS2030-115において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、ランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドである場合(S2030-115:Yes)、ステップS2030-116に進み、ランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-115:No)、ステップS2030-117に進む。
ステップS2030-116において、統括CPU141aは、ランクアップ失敗演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、ランクアップ失敗演出の演出画像が表示される。
ステップS2030-117において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、ステージチェンジの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがステージチェンジの演出パターン指定コマンドである場合(S2030-117:Yes)、ステップS2030-118に進み、ステージチェンジの演出パターン指定コマンドでない場合(S2030-117:No)、今回のアニメパターン設定処理を終了する。
ステップS2030-118において、統括CPU141aは、ステージチェンジ演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、新ステージの演出画像が表示される。
図107~図114は、統括制御部141の画像制御タイマ更新処理(図77のステップS2410)の詳細を示すフローチャートである。図107において、統括CPU141aは、アニメパターン設定処理で参照される統括RAM141bのタイマカウンタに0でないものがあればそれを-1して更新する。
次のステップS2410-2において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出画像待機フラグ記憶領域にステップアップ演出画像待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、ステップアップ演出画像待機フラグがセットされている場合(S2410-2:Yes)、ステップS2410-3に進み、ステップアップ演出画像待機フラグがセットされていない場合(S2410-2:No)、ステップS2410-8に進む。
ステップS2410-3において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出画像待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、ステップアップ演出画像待機タイマカウンタが0である場合(S2410-3:No)、ステップS2410-4に進み、ステップアップ演出画像待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-3:Yes)、ステップS2410-8に進む。
ステップS2410-4において、統括CPU141aは、ステップアップ演出画像待機フラグをクリアする。
次のステップS2410-5において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出画像表示中フラグ記憶領域にステップアップ演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2410-6において、統括CPU141aは、ステップアップ演出の演出画像の表示終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのステップアップ演出画像終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2410-7において、統括CPU141aは、ステップアップ演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、ステップアップ演出の演出画像が表示される。
次のステップS2410-8において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像待機フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出画像待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出画像待機フラグがセットされている場合(S2410-8:Yes)、ステップS2410-9に進み、キャラクタ登場演出画像待機フラグがセットされていない場合(S2410-8:No)、ステップS2410-14に進む。
ステップS2410-9において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出画像待機タイマカウンタが0である場合(S2410-9:No)、ステップS2410-10に進み、キャラクタ登場演出画像待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-9:Yes)、ステップS2410-14に進む。
ステップS2410-10において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出画像待機フラグをクリアする。
次のステップS2410-11において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像表示中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2410-12において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出の演出画像の表示終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2410-13において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、キャラクタ登場演出の演出画像が表示される。
次のステップS2410-14において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出画像待機フラグ記憶領域にルーレット演出画像待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、ルーレット演出画像待機フラグがセットされている場合(S2410-14:Yes)、ステップS2410-15に進み、ルーレット演出画像待機フラグがセットされていない場合(S2410-14:No)、ステップS2410-20に進む。
ステップS2410-15において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出画像待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、ルーレット演出画像待機タイマカウンタが0である場合(S2410-15:No)、ステップS2410-16に進み、ルーレット演出画像待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-15:Yes)、ステップS2410-20に進む。
ステップS2410-16において、統括CPU141aは、ルーレット演出画像待機フラグをクリアする。
次のステップS2410-17において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出画像表示中フラグ記憶領域にルーレット演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2410-18において、統括CPU141aは、ルーレット演出の演出画像の表示終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのルーレット演出画像終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2410-19において、統括CPU141aは、ルーレット演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、ルーレット演出の演出画像が表示される。
次のステップS2410-20において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出画像待機フラグ記憶領域にSP発展煽り演出画像待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像待機フラグがセットされている場合(S2410-20:Yes)、ステップS2410-21に進み、SP発展煽り演出画像待機フラグがセットされていない場合(S2410-20:No)、ステップS2410-26に進む。
ステップS2410-21において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出画像待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像待機タイマカウンタが0である場合(S2410-21:No)、ステップS2410-22に進み、SP発展煽り演出画像待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-21:Yes)、ステップS2410-26に進む。
ステップS2410-22において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像待機フラグをクリアする。
次のステップS2410-23において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出画像表示中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2410-24において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出の演出画像の表示終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのSP発展煽り演出画像終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2410-25において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、SP発展煽り演出の演出画像が表示される。
次のステップS2410-26において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出画像待機フラグ記憶領域にSP発展確定演出画像待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、SP発展確定演出画像待機フラグがセットされている場合(S2410-26:Yes)、ステップS2410-27に進み、SP発展確定演出画像待機フラグがセットされていない場合(S2410-26:No)、ステップS2410-32に進む。
ステップS2410-27において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出画像待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展確定演出画像待機タイマカウンタが0である場合(S2410-27:No)、ステップS2410-28に進み、SP発展確定演出画像待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-27:Yes)、ステップS2410-32に進む。
ステップS2410-28において、統括CPU141aは、SP発展確定演出画像待機フラグをクリアする。
次のステップS2410-29において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出画像表示中フラグ記憶領域にSP発展確定演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2410-30において、統括CPU141aは、SP発展確定演出の演出画像の表示終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのSP発展確定演出画像終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2410-31において、統括CPU141aは、SP発展確定演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、SP発展確定演出の演出画像が表示される。
次のステップS2410-32において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出画像待機フラグ記憶領域にカットイン演出画像待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、カットイン演出画像待機フラグがセットされている場合(S2410-32:Yes)、ステップS2410-33に進み、カットイン演出画像待機フラグがセットされていない場合(S2410-32:No)、ステップS2410-38に進む。
ステップS2410-33において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出画像待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、カットイン演出画像待機タイマカウンタが0である場合(S2410-33:No)、ステップS2410-34に進み、カットイン演出画像待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-33:Yes)、ステップS2410-38に進む。
ステップS2410-34において、統括CPU141aは、カットイン演出画像待機フラグをクリアする。
次のステップS2410-35において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出画像表示中フラグ記憶領域にカットイン演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2410-36において、統括CPU141aは、カットイン演出の演出画像の表示終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのカットイン演出画像終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2410-37において、統括CPU141aは、カットイン演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、カットイン演出の演出画像が表示される。
次のステップS2410-38において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像待機フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出画像待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像待機フラグがセットされている場合(S2410-38:Yes)、ステップS2410-39に進み、確定役物作動第1演出画像待機フラグがセットされていない場合(S2410-38:No)、ステップS2410-44に進む。
ステップS2410-39において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像待機タイマカウンタが0である場合(S2410-39:No)、ステップS2410-40に進み、確定役物作動第1演出画像待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-39:Yes)、ステップS2410-44に進む。
ステップS2410-40において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像待機フラグをクリアする。
次のステップS2410-41において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像表示中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2410-42において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出の演出画像の表示終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2410-43において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、確定役物作動第1演出の演出画像が表示される。
次のステップS2410-44において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像待機フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出画像待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像待機フラグがセットされている場合(S2410-44:Yes)、ステップS2410-45に進み、確定役物作動第2演出画像待機フラグがセットされていない場合(S2410-44:No)、ステップS2410-50に進む。
ステップS2410-45において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像待機タイマカウンタが0である場合(S2410-45:No)、ステップS2410-46に進み、確定役物作動第2演出画像待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-45:Yes)、ステップS2410-50に進む。
ステップS2410-46において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像待機フラグをクリアする。
次のステップS2410-47において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像表示中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出画像表示中フラグをセットする。
次のステップS2410-48において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出の演出画像の表示終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2410-49において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出のアニメパターンをセットする。これ以降、画像表示装置31において、確定役物作動第2演出の演出画像が表示される。
ステップS2410-50において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出画像表示中フラグ記憶領域にステップアップ演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、ステップアップ演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2410-50:Yes)、ステップS2410-51に進み、ステップアップ演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2410-50:No)、ステップS2410-54に進む。
ステップS2410-51において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、ステップアップ演出画像終了待機タイマカウンタが0である場合(S2410-51:No)、ステップS2410-52に進み、ステップアップ演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-51:Yes)、ステップS2410-54に進む。
ステップS2410-52において、統括CPU141aは、ステップアップ演出画像表示中フラグをクリアする。
ステップS2410-53において、統括CPU141aは、ステップアップ演出のアニメパターンをクリアする。ステップアップ演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、ステップアップ演出の演出画像の表示が停止される。
ステップS2410-54において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像表示中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2410-54:Yes)、ステップS2410-55に進み、キャラクタ登場演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2410-54:No)、ステップS2410-60に進む。
ステップS2410-55において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出画像終了待機タイマカウンタが0である場合(S2410-55:No)、ステップS2410-56に進み、キャラクタ登場演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-55:Yes)、ステップS2410-60に進む。
ステップS2410-56において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムキャラクタ画像フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ画像フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ画像フラグがセットされている場合(S2410-56:Yes)、ステップS2410-57に進み、プレミアムキャラクタ画像フラグがセットされていない場合(S2410-56:No)、ステップS2410-58に進む。
ステップS2410-57において、統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ画像フラグをクリアする。
ステップS2410-58において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出画像表示中フラグをクリアする。
ステップS2410-59において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出のアニメパターンをクリアする。キャラクタ登場演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、キャラクタ登場演出の演出画像の表示が停止される。
ステップS2410-60において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出画像表示中フラグ記憶領域にルーレット演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、ルーレット演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2410-60:Yes)、ステップS2410-61に進み、ルーレット演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2410-60:No)、ステップS2410-64に進む。
ステップS2410-61において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、ルーレット演出画像終了待機タイマカウンタが0である場合(S2410-61:No)、ステップS2410-62に進み、ルーレット演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-61:Yes)、ステップS2410-64に進む。
ステップS2410-62において、統括CPU141aは、ルーレット演出画像表示中フラグをクリアする。
ステップS2410-63において、統括CPU141aは、ルーレット演出のアニメパターンをクリアする。ルーレット演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、ルーレット演出の演出画像の表示が停止される。
ステップS2410-64において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出画像表示中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2410-64:Yes)、ステップS2410-65に進み、SP発展煽り演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2410-64:No)、ステップS2410-68に進む。
ステップS2410-65において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像終了待機タイマカウンタが0である場合(S2410-65:No)、ステップS2410-66に進み、SP発展煽り演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-65:Yes)、ステップS2410-68に進む。
ステップS2410-66において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出画像表示中フラグをクリアする。
ステップS2410-67において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出のアニメパターンをクリアする。SP発展煽り演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、SP発展煽り演出の演出画像の表示が停止される。
ステップS2410-68において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出画像表示中フラグ記憶領域にSP発展確定演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、SP発展確定演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2410-68:Yes)、ステップS2410-69に進み、SP発展確定演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2410-68:No)、ステップS2410-72に進む。
ステップS2410-69において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展確定演出画像終了待機タイマカウンタが0である場合(S2410-69:No)、ステップS2410-70に進み、SP発展確定演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-69:Yes)、ステップS2410-72に進む。
ステップS2410-70において、統括CPU141aは、SP発展確定演出画像表示中フラグをクリアする。
ステップS2410-71において、統括CPU141aは、SP発展確定演出のアニメパターンをクリアする。SP発展確定演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、SP発展確定演出の演出画像の表示が停止される。
ステップS2410-72において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出画像表示中フラグ記憶領域にカットイン演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、カットイン演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2410-72:Yes)、ステップS2410-73に進み、カットイン演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2410-72:No)、ステップS2410-78に進む。
ステップS2410-73において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、カットイン演出画像終了待機タイマカウンタが0である場合(S2410-73:No)、ステップS2410-74に進み、カットイン演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-73:Yes)、ステップS2410-78に進む。
ステップS2410-74において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムカットイン画像フラグ記憶領域にプレミアムカットイン画像フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、プレミアムカットイン画像フラグがセットされている場合(S2410-74:Yes)、ステップS2410-75に進み、プレミアムカットイン画像フラグがセットされていない場合(S2410-74:No)、ステップS2410-76に進む。
ステップS2410-75において、統括CPU141aは、プレミアムカットイン画像フラグをクリアする。
ステップS2410-76において、統括CPU141aは、カットイン演出画像表示中フラグをクリアする。
ステップS2410-77において、統括CPU141aは、カットイン演出のアニメパターンをクリアする。カットイン演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、カットイン演出の演出画像の表示が停止される。
ステップS2410-78において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像表示中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2410-78:Yes)、ステップS2410-79に進み、確定役物作動第1演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2410-78:No)、ステップS2410-82に進む。
ステップS2410-79において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像終了待機タイマカウンタが0である場合(S2410-79:No)、ステップS2410-80に進み、確定役物作動第1演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-79:Yes)、ステップS2410-82に進む。
ステップS2410-80において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出画像表示中フラグをクリアする。
ステップS2410-81において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出のアニメパターンをクリアする。確定役物作動第1演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、確定役物作動第1演出の演出画像の表示が停止される。
ステップS2410-82において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像表示中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出画像表示中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像表示中フラグがセットされている場合(S2410-82:Yes)、ステップS2410-83に進み、確定役物作動第2演出画像表示中フラグがセットされていない場合(S2410-82:No)、今回の画像制御タイマ更新処理を終了する。
ステップS2410-83において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像終了待機タイマカウンタが0である場合(S2410-83:No)、ステップS2410-84に進み、確定役物作動第2演出画像終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2410-83:Yes)、今回の画像制御タイマ更新処理を終了する。
ステップS2410-84において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出画像表示中フラグをクリアする。
ステップS2410-85において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出のアニメパターンをクリアする。確定役物作動第2演出のアニメパターンがクリアされると、画像表示装置31において、確定役物作動第2演出の演出画像の表示が停止される。
図115~図126は、統括制御部141のサウンドパターン設定処理(図74のステップS2040)の詳細を示すフローチャートである。図115において、統括CPU141aは、統括RAM141bの通常変動演出効果音出力中フラグ記憶領域に通常変動演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する(S2040-1)。通常変動演出効果音出力中フラグは、通常変動演出の演出効果音(図10(b)に示した、楽曲(1)、楽曲(2)、楽曲(3)、楽曲(4)、楽曲(5)、又は、楽曲(6)の演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。通常変動効果音出力中フラグは、演出制御部120mから変動開始の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2040-61において、セットされる。統括CPU141aは、通常変動演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-1:Yes)、ステップS2040-2に進み、通常変動演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-1:No)、ステップS2040-6に進む。
ステップS2040-2において、統括CPU141aは、通常変動演出効果音制御態様決定処理を行う。通常変動演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cの通常変動演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、通常変動演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図127は、通常変動演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。通常変動演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、通常変動演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、通常変動演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、通常変動演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-3において、統括CPU141aは、通常変動演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-3:Yes)、ステップS2040-4に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-3:No)、ステップS2040-6に進む。
ステップS2040-4において、統括CPU141aは、通常変動演出のサウンドパターンをクリアする。通常変動演出のサウンドパターンは、演出制御部120mから変動開始の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2040-62において、セットされる。通常変動演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、通常変動演出の演出効果音(図10(b)に示した、楽曲(1)、楽曲(2)、楽曲(3)、楽曲(4)、楽曲(5)、又は、楽曲(6)の演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-5において、統括CPU141aは、統括RAM141bの通常変動演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-6に進む。
ステップS2040-6において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出効果音出力中フラグ記憶領域にステップアップ演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する(S2040-6)。ステップアップ演出効果音出力中フラグは、ステップアップ演出の演出効果音(図19に示した演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。ステップアップ効果音出力中フラグは、当該変動におけるステップアップ演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-5において、セットされる。統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-6:Yes)、ステップS2040-7に進み、ステップアップ演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-6:No)、ステップS2040-11に進む。
ステップS2040-7において、統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音制御態様決定処理を行う。ステップアップ演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのステップアップ演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ステップアップ演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図128は、ステップアップ演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。ステップアップ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ステップアップ演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ステップアップ演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ステップアップ演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-8において、統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-8:Yes)、ステップS2040-9に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-8:No)、ステップS2040-11に進む。
ステップS2040-9において、統括CPU141aは、ステップアップ演出のサウンドパターンをクリアする。ステップアップ演出のサウンドパターンは、当該変動におけるステップアップ演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-7において、セットされる。ステップアップ演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、ステップアップ演出の演出効果音(図19に示した演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-10において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-11に進む。
ステップS2040-11において、統括CPU141aは、統括RAM141bのノーマルリーチ演出効果音出力中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。ノーマルリーチ演出効果音出力中フラグは、ノーマルリーチ演出の演出効果音(図15に示した楽曲(7))の出力中であることを示すフラグである。ノーマルリーチ効果音出力中フラグは、演出制御部120mからリーチ成立の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2040-96において、セットされる。統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-11:Yes)、ステップS2040-12に進み、ノーマルリーチ演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-11:No)、ステップS2040-16に進む。
ステップS2040-12において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出効果音制御態様決定処理を行う。ノーマルリーチ演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのノーマルリーチ演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ノーマルリーチ演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図129は、ノーマルリーチ演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。ノーマルリーチ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ノーマルリーチ演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ノーマルリーチ演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ノーマルリーチ演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-13において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-13:Yes)、ステップS2040-14に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-13:No)、ステップS2040-16に進む。
ステップS2040-14において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出のサウンドパターンをクリアする。ノーマルリーチ演出のサウンドパターンは、演出制御部120mからリーチ成立の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2040-95において、セットされる。ノーマルリーチ演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、ノーマルリーチ演出の演出効果音(図15に示した楽曲(7))の出力が停止される。
次のステップS2040-15において、統括CPU141aは、統括RAM141bのノーマルリーチ演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-16に進む。
ステップS2040-16において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音出力中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する(S2040-16)。キャラクタ登場演出効果音出力中フラグは、キャラクタ登場演出の演出効果音(図23に示した演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。キャラクタ登場効果音出力中フラグは、当該変動におけるキャラクタ登場演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-11において、セットされる。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-16:Yes)、ステップS2040-17に進み、キャラクタ登場演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-16:No)、ステップS2040-23に進む。
ステップS2040-17において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムキャラクタ効果音フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ効果音フラグがセットされているか否かを確認する。プレミアムキャラクタ効果音フラグは、キャラクタ登場演出で登場するキャラクタがプレミアムキャラクタである場合に、後述するステップS2040-68において、セットされる。統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ効果音フラグがセットされている場合(S2040-17:Yes)、ステップS2040-18に進み、プレミアムキャラクタ効果音フラグがセットされていない場合(S2040-17:No)、ステップS2040-19に進む。
ステップS2040-18において、統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ登場演出効果音制御態様決定処理を行う。プレミアムキャラクタ登場演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのプレミアムキャラクタ登場演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図130は、プレミアムキャラクタ登場演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。プレミアムキャラクタ登場演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
ステップS2040-19において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出効果音制御態様決定処理を行う。キャラクタ登場演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのプレミアムキャラクタ登場演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、キャラクタA、B、又はCのキャラクタ登場演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図131は、キャラクタ登場演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。キャラクタ登場演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、キャラクタ登場演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、キャラクタA、B、又はCのキャラクタ登場演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、キャラクタA、B、又はCのキャラクタ登場演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
ステップS2040-20において、統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ登場演出制御態様決定処理、又は、キャラクタ登場演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-20:Yes)、ステップS2040-21に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-20:No)、ステップS2040-22に進む。
ステップS2040-21において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出のサウンドパターンをクリアする。キャラクタ登場演出のサウンドパターンは、当該変動におけるキャラクタ登場演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-13において、セットされる。キャラクタ登場演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、キャラクタ登場演出の演出効果音(図23に示した演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-22において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-23に進む。
ステップS2040-23において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出効果音出力中フラグ記憶領域にルーレット演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する(S2040-23)。ルーレット演出効果音出力中フラグは、ルーレット演出の演出効果音(図22に示した演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。ルーレット効果音出力中フラグは、当該変動におけるルーレット演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-17において、セットされる。統括CPU141aは、ルーレット演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-23:Yes)、ステップS2040-24に進み、ルーレット演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-23:No)、ステップS2040-28に進む。
ステップS2040-24において、統括CPU141aは、ルーレット演出効果音制御態様決定処理を行う。ルーレット演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのルーレット演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ルーレット演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図132は、ルーレット演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。ルーレット演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ルーレット演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ルーレット演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ルーレット演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-25において、統括CPU141aは、ルーレット演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-25:Yes)、ステップS2040-26に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-25:No)、ステップS2040-28に進む。
ステップS2040-26において、統括CPU141aは、ルーレット演出のサウンドパターンをクリアする。ルーレット演出のサウンドパターンは、当該変動におけるルーレット演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-19において、セットされる。ルーレット演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、ルーレット演出の演出効果音(図22に示した演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-27において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-28に進む。
ステップS2040-28において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音出力中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。SP発展煽り演出効果音出力中フラグは、SP発展煽り演出の演出効果音(図25に示した演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。SP発展煽り効果音出力中フラグは、当該変動におけるSP発展煽り演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-23において、セットされる。統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-28:Yes)、ステップS2040-29に進み、SP発展煽り演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-28:No)、ステップS2040-33に進む。
ステップS2040-29において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音制御態様決定処理を行う。SP発展煽り演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのSP発展煽り演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SP発展煽り演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図133は、SP発展煽り演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。SP発展煽り演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SP発展煽り演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展煽り演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展煽り演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-30において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-30:Yes)、ステップS2040-31に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-30:No)、ステップS2040-33に進む。
ステップS2040-31において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出のサウンドパターンをクリアする。SP発展煽り演出のサウンドパターンは、当該変動におけるSP発展煽り演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-25において、セットされる。SP発展煽り演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、SP発展煽り演出の演出効果音(図25に示した演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-32において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-33に進む。
ステップS2040-33において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出効果音出力中フラグ記憶領域にSP発展確定演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。SP発展確定演出効果音出力中フラグは、SP発展確定演出の演出効果音(図27に示した演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。SP発展確定効果音出力中フラグは、当該変動におけるSP発展確定演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-29において、セットされる。統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-33:Yes)、ステップS2040-34に進み、SP発展確定演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-33:No)、ステップS2040-38に進む。
ステップS2040-34において、統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音制御態様決定処理を行う。SP発展確定演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのSP発展確定演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SP発展確定演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図134は、SP発展確定演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。SP発展確定演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SP発展確定演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展確定演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展確定演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-35において、統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-35:Yes)、ステップS2040-36に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-35:No)、ステップS2040-38に進む。
ステップS2040-36において、統括CPU141aは、SP発展確定演出のサウンドパターンをクリアする。SP発展確定演出のサウンドパターンは、当該変動におけるSP発展確定演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-31において、セットされる。SP発展確定演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、SP発展確定演出の演出効果音(図27に示した演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-37において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-38に進む。
ステップS2040-38において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSPリーチ演出効果音出力中フラグ記憶領域にSPリーチ演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。SPリーチ演出効果音出力中フラグは、SPリーチ演出の演出効果音(図17に示した楽曲(8))の出力中であることを示すフラグである。SPリーチ効果音出力中フラグは、演出制御部120mからSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2040-93において、セットされる。統括CPU141aは、SPリーチ演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-38:Yes)、ステップS2040-39に進み、SPリーチ演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-38:No)、ステップS2040-43に進む。
ステップS2040-39において、統括CPU141aは、SPリーチ演出効果音制御態様決定処理を行う。SPリーチ演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのSPリーチ演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SPリーチ演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図135は、SPリーチ演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。SPリーチ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SPリーチ演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SPリーチ演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SPリーチ演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-40において、統括CPU141aは、SPリーチ演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-40:Yes)、ステップS2040-41に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-40:No)、ステップS2040-43に進む。
ステップS2040-41において、統括CPU141aは、SPリーチ演出のサウンドパターンをクリアする。SPリーチ演出のサウンドパターンは、演出制御部120mからSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2040-100において、セットされる。SPリーチ演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、SPリーチ演出の演出効果音(図17に示したバトルの演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-42において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSPリーチ演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-43に進む。
ステップS2040-43において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出効果音出力中フラグ記憶領域にカットイン演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。カットイン演出効果音出力中フラグは、カットイン演出の演出効果音(図28に示した演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。カットイン効果音出力中フラグは、当該変動におけるカットイン演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-35において、セットされる。統括CPU141aは、カットイン演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-43:Yes)、ステップS2040-44に進み、カットイン演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-43:No)、ステップS2040-50に進む。
ステップS2040-44において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムカットイン効果音フラグ記憶領域にプレミアムカットイン効果音フラグがセットされているか否かを確認する。プレミアムカットイン効果音フラグは、カットイン演出の背景が虹色背景である場合に、後述するステップS2040-82において、セットされる。統括CPU141aは、プレミアムカットイン効果音フラグがセットされている場合(S2040-44:Yes)、ステップS2040-45に進み、プレミアムカットイン効果音フラグがセットされていない場合(S2040-44:No)、ステップS2040-46に進む。
ステップS2040-45において、統括CPU141aは、プレミアムカットイン演出効果音制御態様決定処理を行う。プレミアムカットイン演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのプレミアムカットイン演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、虹色背景のカットイン演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図136は、プレミアムカットイン演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。プレミアムカットイン演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、虹色背景のカットイン演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、虹色背景のカットイン演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、虹色背景のカットイン演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
ステップS2040-46において、統括CPU141aは、カットイン演出効果音制御態様決定処理を行う。カットイン演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cのプレミアムカットイン演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図137は、カットイン演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。カットイン演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、カットイン演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
ステップS2040-47において、統括CPU141aは、プレミアムカットイン演出制御態様決定処理、又は、カットイン演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-47:Yes)、ステップS2040-48に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-47:No)、ステップS2040-49に進む。
ステップS2040-48において、統括CPU141aは、カットイン演出のサウンドパターンをクリアする。カットイン演出のサウンドパターンは、当該変動におけるカットイン演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-37において、セットされる。カットイン演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、カットイン演出の演出効果音(図28に示した演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-49において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-50に進む。
ステップS2040-50において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音出力中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。確定役物作動第1演出効果音出力中フラグは、確定役物作動第1演出の演出効果音(図31に示した演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。確定役物作動第1演出効果音出力中フラグは、当該変動における確定役物作動第1演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-41において、セットされる。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-50:Yes)、ステップS2040-51に進み、確定役物作動第1演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-50:No)、ステップS2040-55に進む。
ステップS2040-51において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音制御態様決定処理を行う。確定役物作動第1演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cの確定役物作動第1演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、確定役物作動第1演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図138は、確定役物作動第1演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。確定役物作動第1演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、確定役物作動第1演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第1演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第1演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-52において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-52:Yes)、ステップS2040-53に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-52:No)、ステップS2040-55に進む。
ステップS2040-53において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出のサウンドパターンをクリアする。確定役物作動第1演出のサウンドパターンは、当該変動における確定役物作動第1演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-43において、セットされる。確定役物作動第1演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、確定役物作動第1演出の演出効果音(図31に示した演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-54において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-55に進む。
ステップS2040-55において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音出力中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。確定役物作動第2演出効果音出力中フラグは、確定役物作動第2演出の演出効果音(図31に示した演出効果音)の出力中であることを示すフラグである。確定役物作動第2演出効果音出力中フラグは、当該変動における確定役物作動第2演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-47において、セットされる。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2040-55:Yes)、ステップS2040-56に進み、確定役物作動第2演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2040-55:No)、ステップS2040-60に進む。
ステップS2040-56において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音制御態様決定処理を行う。確定役物作動第2演出効果音制御態様決定処理では、統括CPU141aは、統括ROM141cの確定役物作動第2演出効果音制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、確定役物作動第2演出の演出効果音の制御態様を決定する。
図139は、確定役物作動第2演出効果音制御態様決定テーブルを示す図である。確定役物作動第2演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mから統括制御部141が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、確定役物作動第2演出の演出効果音の制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第2演出の演出効果音の出力を直ちに停止することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第2演出の演出効果音の出力を継続することを示す。
次のステップS2040-57において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。統括CPU141aは、制御態様が「終了」である場合(S2040-57:Yes)、ステップS2040-58に進み、制御態様が「継続」である場合(S2040-57:No)、ステップS2040-60に進む。
ステップS2040-58において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出のサウンドパターンをクリアする。確定役物作動第2演出のサウンドパターンは、当該変動における確定役物作動第2演出の演出効果音の出力タイミングが到来したときに、後述する音声制御タイマ更新処理(図140~図147)のステップS2420-49において、セットされる。確定役物作動第2演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、確定役物作動第2演出の演出効果音(図31に示した演出効果音)の出力が停止される。
次のステップS2040-59において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音出力中フラグをクリアし、ステップS2040-60に進む。
ステップS2040-60において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、変動開始の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが変動開始の演出パターン指定コマンドである場合(S2040-60:Yes)、ステップS2040-61に進み、変動開始の演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-60:No)、ステップS2040-91に進む。
ステップS2040-61において、統括CPU141aは、統括RAM141bの通常変動演出効果音出力中フラグ記憶領域に通常変動演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2040-62において、統括CPU141aは、通常変動演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、通常変動演出の演出効果音(図10(b)に示した、楽曲(1)、楽曲(2)、楽曲(3)、楽曲(4)、楽曲(5)、又は、楽曲(6)の演出効果音)が出力される。
次のステップS2040-63において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、ステップアップ演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、ステップアップ演出がある場合(S2040-63:Yes)、ステップS2040-64に進み、ステップアップ演出がない場合(S2040-63:No)、ステップS2040-66に進む。
次のステップS2040-64において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出効果音待機フラグ記憶領域にステップアップ演出効果音待機フラグをセットする。
次のステップS2040-65において、統括CPU141aは、ステップアップ演出の演出効果音の出力タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのステップアップ演出効果音待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2040-66において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、キャラクタ登場演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出がある場合(S2040-66:Yes)、ステップS2040-67に進み、キャラクタ登場演出がない場合(S2040-66:No)、ステップS2040-71に進む。
ステップS2040-67において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出で登場するキャラクタがプレミアムキャラクタであるか否かを判定する。統括CPU141aは、プレミアムキャラクタが登場する場合(S2040-67:Yes)、ステップS2040-68に進み、プレミアムキャラクタ以外のキャラクタが登場する場合(S2040-67:No)、ステップS2040-69に進む。
ステップS2040-68において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムキャラクタ効果音フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ効果音フラグをセットする。
次のステップS2040-69において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音待機フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出効果音待機フラグをセットする。
次のステップS2040-70において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出の演出効果音の出力タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2040-71において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、ルーレット演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、ルーレット演出がある場合(S2040-71:Yes)、ステップS2040-72に進み、ルーレット演出がない場合(S2040-71:No)、ステップS2040-74に進む。
次のステップS2040-72において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出効果音待機フラグ記憶領域にルーレット演出効果音待機フラグをセットする。
次のステップS2040-73において、統括CPU141aは、ルーレット演出の演出効果音の出力タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのルーレット演出効果音待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2040-74において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、SP発展煽り演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出がある場合(S2040-74:Yes)、ステップS2040-75に進み、SP発展煽り演出がない場合(S2040-74:No)、ステップS2040-77に進む。
次のステップS2040-75において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音待機フラグ記憶領域にSP発展煽り演出効果音待機フラグをセットする。
次のステップS2040-76において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出の演出効果音の出力タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2040-77において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、SP発展確定演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展確定演出がある場合(S2040-77:Yes)、ステップS2040-78に進み、SP発展確定演出がない場合(S2040-77:No)、ステップS2040-80に進む。
次のステップS2040-78において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出効果音待機フラグ記憶領域にSP発展確定演出効果音待機フラグをセットする。
次のステップS2040-79において、統括CPU141aは、SP発展確定演出の演出効果音の出力タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのSP発展確定演出効果音待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2040-80において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、カットイン演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、カットイン演出がある場合(S2040-80:Yes)、ステップS2040-81に進み、カットイン演出がない場合(S2040-80:No)、ステップS2040-85に進む。
ステップS2040-81において、統括CPU141aは、カットイン演出の背景が虹色であるか否かを判定する。統括CPU141aは、背景が虹色である場合(S2040-81:Yes)、ステップS2040-82に進み、背景が虹色でない場合(S2040-81:No)、ステップS2040-83に進む。
ステップS2040-82において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムカットイン効果音フラグ記憶領域にプレミアムカットイン効果音フラグをセットする。
次のステップS2040-83において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出効果音待機フラグ記憶領域にカットイン演出効果音待機フラグをセットする。
次のステップS2040-84において、統括CPU141aは、カットイン演出の演出効果音の出力タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのカットイン演出効果音待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2040-85において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、確定役物作動第1演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出がある場合(S2040-85:Yes)、ステップS2040-86に進み、確定役物作動第1演出がない場合(S2040-85:No)、ステップS2040-88に進む。
次のステップS2040-86において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音待機フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出効果音待機フラグをセットする。
次のステップS2040-87において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出の演出効果音の出力タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2040-88において、統括CPU141aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、確定役物作動第2演出があるか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出がある場合(S2040-88:Yes)、ステップS2040-89に進み、確定役物作動第2演出がない場合(S2040-88:No)、ステップS2040-91に進む。
次のステップS2040-89において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音待機フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出効果音待機フラグをセットする。
次のステップS2040-90において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出の演出効果音の出力タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2040-91において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、図柄確定の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが図柄確定の演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-91:No)、ステップS2040-92に進み、図柄確定の演出パターン指定コマンドである場合(S2040-91:Yes)、ステップS2040-98に進む。
ステップS2040-92において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、SPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドある場合(S2040-92:Yes)、ステップS2040-93に進み、SPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-92:No)、ステップS2040-95に進む。
ステップS2040-93において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSPリーチ演出音声出力中フラグ記憶領域にSPリーチ演出音声出力中フラグをセットする。
次のステップS2040-94において、統括CPU141aは、SPリーチ演出のサウンドパターンをセットし、ステップS2040-101に進む。これ以降、音声出力装置31において、SPリーチ演出の演出効果音(図17に示した楽曲(8))が出力される。
ステップS2040-95において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、リーチ成立の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがリーチ成立の演出パターン指定コマンドある場合(S2040-95:Yes)、ステップS2040-96に進み、リーチ成立の演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-95:No)、ステップS2040-105に進む。
ステップS2040-96において、統括CPU141aは、統括RAM141bのノーマルリーチ演出音声出力中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出音声出力中フラグをセットする。
次のステップS2040-97において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出のサウンドパターンをセットし、ステップS2040-103に進む。これ以降、音声出力装置31において、ノーマルリーチ演出の演出効果音(図15に示した楽曲(7))が出力される。
ステップS2040-98において、統括CPU141aは、ミュートのサウンドパターンをセットし、ステップS2040-99に進む。これ以降、音声出力装置31において、音がミュートされる。
ステップS2040-99において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSPリーチ演出音声出力中フラグ記憶領域にSPリーチ演出音声出力中フラグがセットされているかを確認する。統括CPU141aは、SPリーチ演出音声出力中フラグがセットされている場合(2040-99:Yes)、ステップS2040-100に進み、SPリーチ演出音声出力中フラグがセットされていない場合(2040-99:No)、ステップS2040-101に進む。
ステップS2040-100において、統括CPU141aは、SPリーチ演出音声出力中フラグをクリアし、ステップS2040-101に進む。
ステップS2040-101において、統括CPU141aは、統括RAM141bのノーマルリーチ演出音声出力中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出音声出力中フラグがセットされているかを確認する。統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出音声出力中フラグがセットされている場合(S2040-101:Yes)、ステップS2040-102に進み、ノーマルリーチ演出音声出力中フラグがセットされていない場合(S2040-101:No)、ステップS2040-103に進む。
ステップS2040-102において、統括CPU141aは、ノーマルリーチ演出音声出力中フラグをクリアし、ステップS2040-103に進む。
ステップS2040-103において、統括CPU141aは、統括RAM141bの通常変動音声出力中フラグ記憶領域に通常変動演出音声出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、通常変動演出音声出力中フラグがセットされている場合(S2040-103:Yes)、ステップS2040-104に進み、通常変動演出音声出力中フラグがセットされていない場合(S2040-103:No)、ステップS2040-105に進む。
ステップS2040-104において、統括CPU141aは、通常変動演出音声出力中フラグをクリアし、ステップS2040-105に進む。
ステップS2040-105において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、オープニングの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがオープニングの演出パターン指定コマンドである場合(S2040-105:Yes)、ステップS2040-106に進み、オープニングの演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-105:No)、ステップS2040-107に進む。
ステップS2040-106において、統括CPU141aは、オープニング演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、オープニング演出の演出音が出力される。
ステップS2040-107において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、ラウンドの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがラウンドの演出パターン指定コマンドである場合(S2040-107:Yes)、ステップS2040-108に進み、ラウンドの演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-107:No)、ステップS2040-109に進む。
ステップS2040-108において、統括CPU141aは、ラウンド演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、ラウンド演出の演出音が出力される。
ステップS2040-109において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、エンディングの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがエンディングの演出パターン指定コマンドである場合(S2040-109:Yes)、ステップS2040-110に進み、エンディングの演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-109:No)、ステップS2040-111に進む。
ステップS2040-110において、統括CPU141aは、エンディング演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、エンディング演出の演出音が出力される。
ステップS2040-111において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、保留表示変化の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが保留表示変化の演出パターン指定コマンドである場合(S2040-111:Yes)、ステップS2040-112に進み、保留表示変化の演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-111:No)、ステップS2040-113に進む。
ステップS2040-112において、統括CPU141aは、保留表示変化演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、保留表示変化演出の演出効果音が出力される。
ステップS2040-113において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、ランクアップ成功の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがランクアップ成功の演出パターン指定コマンドである場合(S2040-113:Yes)、ステップS2040-114に進み、ランクアップ成功の演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-113:No)、ステップS2040-115に進む。
ステップS2040-114において、統括CPU141aは、ランクアップ成功演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、ランクアップ成功演出の演出効果音が出力される。
ステップS2040-115において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、ランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドである場合(S2040-115:Yes)、ステップS2040-116に進み、ランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-115:No)、ステップS2040-117に進む。
ステップS2040-116において、統括CPU141aは、ランクアップ失敗演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、ランクアップ失敗演出の演出効果音が出力される。
ステップS2040-117において、統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドが、ステージチェンジの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。統括CPU141aは、受信バッファ内のコマンドがステージチェンジの演出パターン指定コマンドである場合(S2040-117:Yes)、ステップS2040-118に進み、ステージチェンジの演出パターン指定コマンドでない場合(S2040-117:No)、今回のサウンドパターン設定処理を終了する。
ステップS2040-118において、統括CPU141aは、ステージチェンジ演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、新ステージの演出音が出力される。
図140~図147は、統括制御部141の音声制御タイマ更新処理(図77のステップS2420)の詳細を示すフローチャートである。図140において、統括CPU141aは、サウンドパターン設定処理で参照される統括RAM141bのタイマカウンタに0でないものがあればそれを-1して更新する。
次のステップS2420-2において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出効果音待機フラグ記憶領域にステップアップ演出効果音待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音待機フラグがセットされている場合(S2420-2:Yes)、ステップS2420-3に進み、ステップアップ演出効果音待機フラグがセットされていない場合(S2420-2:No)、ステップS2420-8に進む。
ステップS2420-3において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出効果音待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音待機タイマカウンタが0である場合(S2420-3:No)、ステップS2420-4に進み、ステップアップ演出効果音待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-3:Yes)、ステップS2420-8に進む。
ステップS2420-4において、統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音待機フラグをクリアする。
次のステップS2420-5において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出効果音出力中フラグ記憶領域にステップアップ演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2420-6において、統括CPU141aは、ステップアップ演出の演出効果音の出力終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのステップアップ演出効果音終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2420-7において、統括CPU141aは、ステップアップ演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、ステップアップ演出の演出効果音が出力される。
次のステップS2420-8において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音待機フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出効果音待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出効果音待機フラグがセットされている場合(S2420-8:Yes)、ステップS2420-9に進み、キャラクタ登場演出効果音待機フラグがセットされていない場合(S2420-8:No)、ステップS2420-14に進む。
ステップS2420-9において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出効果音待機タイマカウンタが0である場合(S2420-9:No)、ステップS2420-10に進み、キャラクタ登場演出効果音待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-9:Yes)、ステップS2420-14に進む。
ステップS2420-10において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出効果音待機フラグをクリアする。
次のステップS2420-11において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音出力中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2420-12において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出の演出効果音の出力終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2420-13において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、キャラクタ登場演出の演出効果音が出力される。
次のステップS2420-14において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出効果音待機フラグ記憶領域にルーレット演出効果音待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、ルーレット演出効果音待機フラグがセットされている場合(S2420-14:Yes)、ステップS2420-15に進み、ルーレット演出効果音待機フラグがセットされていない場合(S2420-14:No)、ステップS2420-20に進む。
ステップS2420-15において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出効果音待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、ルーレット演出効果音待機タイマカウンタが0である場合(S2420-15:No)、ステップS2420-16に進み、ルーレット演出効果音待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-15:Yes)、ステップS2420-20に進む。
ステップS2420-16において、統括CPU141aは、ルーレット演出効果音待機フラグをクリアする。
次のステップS2420-17において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出効果音出力中フラグ記憶領域にルーレット演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2420-18において、統括CPU141aは、ルーレット演出の演出効果音の出力終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのルーレット演出効果音終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2420-19において、統括CPU141aは、ルーレット演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、ルーレット演出の演出効果音が出力される。
次のステップS2420-20において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音待機フラグ記憶領域にSP発展煽り演出効果音待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音待機フラグがセットされている場合(S2420-20:Yes)、ステップS2420-21に進み、SP発展煽り演出効果音待機フラグがセットされていない場合(S2420-20:No)、ステップS2420-26に進む。
ステップS2420-21において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音待機タイマカウンタが0である場合(S2420-21:No)、ステップS2420-22に進み、SP発展煽り演出効果音待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-21:Yes)、ステップS2420-26に進む。
ステップS2420-22において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音待機フラグをクリアする。
次のステップS2420-23において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音出力中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2420-24において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出の演出効果音の出力終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2420-25において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、SP発展煽り演出の演出効果音が出力される。
次のステップS2420-26において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出効果音待機フラグ記憶領域にSP発展確定演出効果音待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音待機フラグがセットされている場合(S2420-26:Yes)、ステップS2420-27に進み、SP発展確定演出効果音待機フラグがセットされていない場合(S2420-26:No)、ステップS2420-32に進む。
ステップS2420-27において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出効果音待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音待機タイマカウンタが0である場合(S2420-27:No)、ステップS2420-28に進み、SP発展確定演出効果音待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-27:Yes)、ステップS2420-32に進む。
ステップS2420-28において、統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音待機フラグをクリアする。
次のステップS2420-29において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出効果音出力中フラグ記憶領域にSP発展確定演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2420-30において、統括CPU141aは、SP発展確定演出の演出効果音の出力終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのSP発展確定演出効果音終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2420-31において、統括CPU141aは、SP発展確定演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、SP発展確定演出の演出効果音が出力される。
次のステップS2420-32において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出効果音待機フラグ記憶領域にカットイン演出効果音待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、カットイン演出効果音待機フラグがセットされている場合(S2420-32:Yes)、ステップS2420-33に進み、カットイン演出効果音待機フラグがセットされていない場合(S2420-32:No)、ステップS2420-38に進む。
ステップS2420-33において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出効果音待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、カットイン演出効果音待機タイマカウンタが0である場合(S2420-33:No)、ステップS2420-34に進み、カットイン演出効果音待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-33:Yes)、ステップS2420-38に進む。
ステップS2420-34において、統括CPU141aは、カットイン演出効果音待機フラグをクリアする。
次のステップS2420-35において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出効果音出力中フラグ記憶領域にカットイン演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2420-36において、統括CPU141aは、カットイン演出の演出効果音の出力終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bのカットイン演出効果音終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2420-37において、統括CPU141aは、カットイン演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、カットイン演出の演出効果音が出力される。
次のステップS2420-38において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音待機フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出効果音待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音待機フラグがセットされている場合(S2420-38:Yes)、ステップS2420-39に進み、確定役物作動第1演出効果音待機フラグがセットされていない場合(S2420-38:No)、ステップS2420-44に進む。
ステップS2420-39において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音待機タイマカウンタが0である場合(S2420-39:No)、ステップS2420-40に進み、確定役物作動第1演出効果音待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-39:Yes)、ステップS2420-44に進む。
ステップS2420-40において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音待機フラグをクリアする。
次のステップS2420-41において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音出力中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2420-42において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出の演出効果音の出力終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2420-43において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、確定役物作動第1演出の演出効果音が出力される。
次のステップS2420-44において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音待機フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出効果音待機フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音待機フラグがセットされている場合(S2420-44:Yes)、ステップS2420-45に進み、確定役物作動第2演出効果音待機フラグがセットされていない場合(S2420-44:No)、ステップS2420-50に進む。
ステップS2420-45において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音待機タイマカウンタが0である場合(S2420-45:No)、ステップS2420-46に進み、確定役物作動第2演出効果音待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-45:Yes)、ステップS2420-50に進む。
ステップS2420-46において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音待機フラグをクリアする。
次のステップS2420-47において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音出力中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出効果音出力中フラグをセットする。
次のステップS2420-48において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出の演出効果音の出力終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値を統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2420-49において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出のサウンドパターンをセットする。これ以降、音声出力装置32において、確定役物作動第2演出の演出効果音が出力される。
ステップS2420-50において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出効果音出力中フラグ記憶領域にステップアップ演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2420-50:Yes)、ステップS2420-51に進み、ステップアップ演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2420-50:No)、ステップS2420-54に進む。
ステップS2420-51において、統括CPU141aは、統括RAM141bのステップアップ演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音終了待機タイマカウンタが0である場合(S2420-51:No)、ステップS2420-52に進み、ステップアップ演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-51:Yes)、ステップS2420-54に進む。
ステップS2420-52において、統括CPU141aは、ステップアップ演出効果音出力中フラグをクリアする。
ステップS2420-53において、統括CPU141aは、ステップアップ演出のサウンドパターンをクリアする。ステップアップ演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、ステップアップ演出の演出効果音の出力が停止される。
ステップS2420-54において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音出力中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2420-54:Yes)、ステップS2420-55に進み、キャラクタ登場演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2420-54:No)、ステップS2420-60に進む。
ステップS2420-55において、統括CPU141aは、統括RAM141bのキャラクタ登場演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、キャラクタ登場演出効果音終了待機タイマカウンタが0である場合(S2420-55:No)、ステップS2420-56に進み、キャラクタ登場演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-55:Yes)、ステップS2420-60に進む。
ステップS2420-56において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムキャラクタ効果音フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ効果音フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ効果音フラグがセットされている場合(S2420-56:Yes)、ステップS2420-57に進み、プレミアムキャラクタ効果音フラグがセットされていない場合(S2420-56:No)、ステップS2420-58に進む。
ステップS2420-57において、統括CPU141aは、プレミアムキャラクタ効果音フラグをクリアする。
ステップS2420-58において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出効果音出力中フラグをクリアする。
ステップS2420-59において、統括CPU141aは、キャラクタ登場演出のサウンドパターンをクリアする。キャラクタ登場演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、キャラクタ登場演出の演出効果音の出力が停止される。
ステップS2420-60において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出効果音出力中フラグ記憶領域にルーレット演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、ルーレット演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2420-60:Yes)、ステップS2420-61に進み、ルーレット演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2420-60:No)、ステップS2420-64に進む。
ステップS2420-61において、統括CPU141aは、統括RAM141bのルーレット演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、ルーレット演出効果音終了待機タイマカウンタが0である場合(S2420-61:No)、ステップS2420-62に進み、ルーレット演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-61:Yes)、ステップS2420-64に進む。
ステップS2420-62において、統括CPU141aは、ルーレット演出効果音出力中フラグをクリアする。
ステップS2420-63において、統括CPU141aは、ルーレット演出のサウンドパターンをクリアする。ルーレット演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、ルーレット演出の演出効果音の出力が停止される。
ステップS2420-64において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音出力中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2420-64:Yes)、ステップS2420-65に進み、SP発展煽り演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2420-64:No)、ステップS2420-68に進む。
ステップS2420-65において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展煽り演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音終了待機タイマカウンタが0である場合(S2420-65:No)、ステップS2420-66に進み、SP発展煽り演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-65:Yes)、ステップS2420-68に進む。
ステップS2420-66において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出効果音出力中フラグをクリアする。
ステップS2420-67において、統括CPU141aは、SP発展煽り演出のサウンドパターンをクリアする。SP発展煽り演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、SP発展煽り演出の演出効果音の出力が停止される。
ステップS2420-68において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出効果音出力中フラグ記憶領域にSP発展確定演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2420-68:Yes)、ステップS2420-69に進み、SP発展確定演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2420-68:No)、ステップS2420-72に進む。
ステップS2420-69において、統括CPU141aは、統括RAM141bのSP発展確定演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音終了待機タイマカウンタが0である場合(S2420-69:No)、ステップS2420-70に進み、SP発展確定演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-69:Yes)、ステップS2420-72に進む。
ステップS2420-70において、統括CPU141aは、SP発展確定演出効果音出力中フラグをクリアする。
ステップS2420-71において、統括CPU141aは、SP発展確定演出のサウンドパターンをクリアする。SP発展確定演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、SP発展確定演出の演出効果音の出力が停止される。
ステップS2420-72において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出効果音出力中フラグ記憶領域にカットイン演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、カットイン演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2420-72:Yes)、ステップS2420-73に進み、カットイン演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2420-72:No)、ステップS2420-78に進む。
ステップS2420-73において、統括CPU141aは、統括RAM141bのカットイン演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、カットイン演出効果音終了待機タイマカウンタが0である場合(S2420-73:No)、ステップS2420-74に進み、カットイン演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-73:Yes)、ステップS2420-78に進む。
ステップS2420-74において、統括CPU141aは、統括RAM141bのプレミアムカットイン効果音フラグ記憶領域にプレミアムカットイン効果音フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、プレミアムカットイン効果音フラグがセットされている場合(S2420-74:Yes)、ステップS2420-75に進み、プレミアムカットイン効果音フラグがセットされていない場合(S2420-74:No)、ステップS2420-76に進む。
ステップS2420-75において、統括CPU141aは、プレミアムカットイン効果音フラグをクリアする。
ステップS2420-76において、統括CPU141aは、カットイン演出効果音出力中フラグをクリアする。
ステップS2420-77において、統括CPU141aは、カットイン演出のサウンドパターンをクリアする。カットイン演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、カットイン演出の演出効果音の出力が停止される。
ステップS2420-78において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音出力中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2420-78:Yes)、ステップS2420-79に進み、確定役物作動第1演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2420-78:No)、ステップS2420-82に進む。
ステップS2420-79において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第1演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音終了待機タイマカウンタが0である場合(S2420-79:No)、ステップS2420-80に進み、確定役物作動第1演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-79:Yes)、ステップS2420-82に進む。
ステップS2420-80において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出効果音出力中フラグをクリアする。
ステップS2420-81において、統括CPU141aは、確定役物作動第1演出のサウンドパターンをクリアする。確定役物作動第1演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、確定役物作動第1演出の演出効果音の出力が停止される。
ステップS2420-82において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音出力中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出効果音出力中フラグがセットされているか否かを確認する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音出力中フラグがセットされている場合(S2420-82:Yes)、ステップS2420-83に進み、確定役物作動第2演出効果音出力中フラグがセットされていない場合(S2420-82:No)、今回の音声制御タイマ更新処理を終了する。
ステップS2420-83において、統括CPU141aは、統括RAM141bの確定役物作動第2演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音終了待機タイマカウンタが0である場合(S2420-83:No)、ステップS2420-84に進み、確定役物作動第2演出効果音終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2420-83:Yes)、今回の音声制御タイマ更新処理を終了する。
ステップS2420-84において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出効果音出力中フラグをクリアする。
ステップS2420-85において、統括CPU141aは、確定役物作動第2演出のサウンドパターンをクリアする。確定役物作動第2演出のサウンドパターンがクリアされると、音声出力装置32において、確定役物作動第2演出の演出効果音の出力が停止される。
図148~図159は、統括制御部141のランプ発光情報設定処理(図78のステップS2530)の詳細を示すフローチャートである。図148において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの通常変動演出ランプ発光中フラグ記憶領域に通常変動演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する(S2530-1)。通常変動演出ランプ発光中フラグは、通常変動演出の発光態様(図10(b)に示した、発光パターン(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、又は、(6))でのランプ34dの発光中であることを示すフラグである。通常変動ランプ発光中フラグは、演出制御部120mから変動開始の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2530-61において、セットされる。ランプCPU150aは、通常変動演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-1:Yes)、ステップS2530-2に進み、通常変動演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-1:No)、ステップS2530-6に進む。
ステップS2530-2において、ランプCPU150aは、通常変動演出ランプ制御態様決定処理を行う。通常変動演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cの通常変動演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、通常変動演出のランプ34dの制御態様を決定する。
図160は、通常変動演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。通常変動演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、通常変動演出のランプ34dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、通常変動演出のランプ34dの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、通常変動演出のランプ34dの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-3において、ランプCPU150aは、通常変動演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-3:Yes)、ステップS2530-4に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-3:No)、ステップS2530-6に進む。
ステップS2530-4において、ランプCPU150aは、通常変動演出のランプ発光情報をクリアする。通常変動演出のランプ発光情報は、演出制御部120mから変動開始の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2530-62において、セットされる。通常変動演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34dにおいて、通常変動演出の発光態様(図10(b)に示した、発光パターン(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、又は、(6))の発光が終了する。
次のステップS2530-5において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの通常変動演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-6に進む。
ステップS2530-6において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にステップアップ演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する(S2530-6)。ステップアップ演出ランプ発光中フラグは、ステップアップ演出の発光態様(図19に示した発光パターン(9))でのランプ34cの発光中であることを示すフラグである。ステップアップランプ発光中フラグは、当該変動におけるステップアップ演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-5において、セットされる。ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-6:Yes)、ステップS2530-7に進み、ステップアップ演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-6:No)、ステップS2530-11に進む。
ステップS2530-7において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ制御態様決定処理を行う。ステップアップ演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのステップアップ演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ステップアップ演出のランプ34cの制御態様を決定する。
図161は、ステップアップ演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。ステップアップ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ステップアップ演出のランプ34cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ステップアップ演出のランプ34cの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ステップアップ演出のランプ34cの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-8において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-8:Yes)、ステップS2530-9に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-8:No)、ステップS2530-11に進む。
ステップS2530-9において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出のランプ発光情報をクリアする。ステップアップ演出のランプ発光情報は、当該変動におけるステップアップ演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-7において、セットされる。ステップアップ演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34cにおいて、ステップアップ演出の発光態様(図19に示した発光パターン(9))の発光が終了する。
次のステップS2530-10において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-11に進む。
ステップS2530-11において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグは、ノーマルリーチ演出の発光態様(図15に示した発光パターン(7))でのランプ34dの発光中であることを示すフラグである。ノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグは、演出制御部120mからリーチ成立の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2530-96において、セットされる。ランプCPU150aは、ノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-11:Yes)、ステップS2530-12に進み、ノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-11:No)、ステップS2530-16に進む。
ステップS2530-12において、ランプCPU150aは、ノーマルリーチ演出ランプ制御態様決定処理を行う。ノーマルリーチ演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのノーマルリーチ演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ノーマルリーチ演出のランプ34dの制御態様を決定する。
図162は、ノーマルリーチ演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。ノーマルリーチ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ノーマルリーチ演出のランプ34dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ノーマルリーチ演出のランプ34dの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ノーマルリーチ演出のランプ34dの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-13において、ランプCPU150aは、ノーマルリーチ演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-13:Yes)、ステップS2530-14に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-13:No)、ステップS2530-16に進む。
ステップS2530-14において、ランプCPU150aは、ノーマルリーチ演出のランプ発光情報をクリアする。ノーマルリーチ演出のランプ発光情報は、演出制御部120mからリーチ成立の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2530-95において、セットされる。ノーマルリーチ演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34dにおいて、ノーマルリーチ演出の発光態様(図15に示した発光パターン(7))の発光が終了する。
次のステップS2530-15において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-16に進む。
ステップS2530-16において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ発光中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する(S2530-16)。キャラクタ登場演出ランプ発光中フラグは、キャラクタ登場演出の発光態様(図23に示した発光パターン(12))でのランプ34cの発光中であることを示すフラグである。キャラクタ登場ランプ発光中フラグは、当該変動におけるキャラクタ登場演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-11において、セットされる。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-16:Yes)、ステップS2530-17に進み、キャラクタ登場演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-16:No)、ステップS2530-23に進む。
ステップS2530-17において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムキャラクタランプフラグ記憶領域にプレミアムキャラクタランプフラグがセットされているか否かを確認する。プレミアムキャラクタランプフラグは、キャラクタ登場演出で登場するキャラクタがプレミアムキャラクタである場合に、後述するステップS2530-68において、セットされる。ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタランプフラグがセットされている場合(S2530-17:Yes)、ステップS2530-18に進み、プレミアムキャラクタランプフラグがセットされていない場合(S2530-17:No)、ステップS2530-19に進む。
ステップS2530-18において、ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定処理を行う。プレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのプレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出のランプ34cの制御態様を決定する。
図163は、プレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。プレミアムキャラクタ登場演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出のランプ34cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出のランプ34cの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出のランプ34cの発光を継続することを示す。
ステップS2530-19において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出ランプ制御態様決定処理を行う。キャラクタ登場演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのプレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、キャラクタ登場演出のランプ34cの制御態様を決定する。
図164は、キャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。キャラクタ登場演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、キャラクタ登場演出のランプ34cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、キャラクタ登場演出のランプ34cの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、キャラクタ登場演出のランプ34cの発光を継続することを示す。
ステップS2530-20において、ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタ登場演出制御態様決定処理、又は、キャラクタ登場演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-20:Yes)、ステップS2530-21に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-20:No)、ステップS2530-22に進む。
ステップS2530-21において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出のランプ発光情報をクリアする。キャラクタ登場演出のランプ発光情報は、当該変動におけるキャラクタ登場演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-13において、セットされる。キャラクタ登場演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34cにおいて、キャラクタ登場演出の発光態様(図21に示した発光パターン(10)、(11))の発光が終了する。
次のステップS2530-22において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-23に進む。
ステップS2530-23において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出ランプ発光中フラグ記憶領域にルーレット演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する(S2530-23)。ルーレット演出ランプ発光中フラグは、ルーレット演出の発光態様(図23に示した発光パターン(12))でのランプ34cの発光中であることを示すフラグである。ルーレットランプ発光中フラグは、当該変動におけるルーレット演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-17において、セットされる。ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-23:Yes)、ステップS2530-24に進み、ルーレット演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-23:No)、ステップS2530-28に進む。
ステップS2530-24において、ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ制御態様決定処理を行う。ルーレット演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのルーレット演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ルーレット演出のランプ34cの制御態様を決定する。
図165は、ルーレット演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。ルーレット演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ルーレット演出のランプ34cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ルーレット演出のランプ34cの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ルーレット演出のランプ34cの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-25において、ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-25:Yes)、ステップS2530-26に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-25:No)、ステップS2530-28に進む。
ステップS2530-26において、ランプCPU150aは、ルーレット演出のランプ発光情報をクリアする。ルーレット演出のランプ発光情報は、当該変動におけるルーレット演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-19において、セットされる。ルーレット演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34cにおいて、ルーレット演出の発光態様(図23に示した発光パターン(12))の発光が終了する。
次のステップS2530-27において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-28に進む。
ステップS2530-28において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。SP発展煽り演出ランプ発光中フラグは、SP発展煽り演出の発光態様(図25に示した発光パターン(13))でのランプ34cの発光中であることを示すフラグである。SP発展煽りランプ発光中フラグは、当該変動におけるSP発展煽り演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-23において、セットされる。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-28:Yes)、ステップS2530-29に進み、SP発展煽り演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-28:No)、ステップS2530-33に進む。
ステップS2530-29において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ制御態様決定処理を行う。SP発展煽り演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのSP発展煽り演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SP発展煽り演出のランプ34cの制御態様を決定する。
図166は、SP発展煽り演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。SP発展煽り演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SP発展煽り演出のランプ34cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展煽り演出のランプ34cの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展煽り演出のランプ34cの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-30において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-30:Yes)、ステップS2530-31に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-30:No)、ステップS2530-33に進む。
ステップS2530-31において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出のランプ発光情報をクリアする。SP発展煽り演出のランプ発光情報は、当該変動におけるSP発展煽り演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-25において、セットされる。SP発展煽り演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34cにおいて、SP発展煽り演出の発光態様(図25に示した発光パターン(13))の発光が終了する。
次のステップS2530-32において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-33に進む。
ステップS2530-33において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSP発展確定演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。SP発展確定演出ランプ発光中フラグは、SP発展確定演出の発光態様(図27に示した発光パターン(14))でのランプ34cの発光中であることを示すフラグである。SP発展確定ランプ発光中フラグは、当該変動におけるSP発展確定演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-29において、セットされる。ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-33:Yes)、ステップS2530-34に進み、SP発展確定演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-33:No)、ステップS2530-38に進む。
ステップS2530-34において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ制御態様決定処理を行う。SP発展確定演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのSP発展確定演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SP発展確定演出のランプ34cの制御態様を決定する。
図167は、SP発展確定演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。SP発展確定演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SP発展確定演出のランプ34cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展確定演出のランプ34cの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展確定演出のランプ34cの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-35において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-35:Yes)、ステップS2530-36に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-35:No)、ステップS2530-38に進む。
ステップS2530-36において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出のランプ発光情報をクリアする。SP発展確定演出のランプ発光情報は、当該変動におけるSP発展確定演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-31において、セットされる。SP発展確定演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34cにおいて、SP発展確定演出の発光態様(図27に示した発光パターン(14))の発光が終了する。
次のステップS2530-37において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-38に進む。
ステップS2530-38において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSPリーチ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSPリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。SPリーチ演出ランプ発光中フラグは、SPリーチ演出の発光態様(図17に示した発光パターン(8))でのランプ34dの発光中であることを示すフラグである。SPリーチランプ発光中フラグは、演出制御部120mからSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2530-93において、セットされる。ランプCPU150aは、SPリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-38:Yes)、ステップS2530-39に進み、SPリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-38:No)、ステップS2530-43に進む。
ステップS2530-39において、ランプCPU150aは、SPリーチ演出ランプ制御態様決定処理を行う。SPリーチ演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのSPリーチ演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SPリーチ演出のランプ34dの制御態様を決定する。
図168は、SPリーチ演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。SPリーチ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SPリーチ演出のランプ34dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SPリーチ演出のランプ34dの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SPリーチ演出のランプ34dの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-40において、ランプCPU150aは、SPリーチ演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-40:Yes)、ステップS2530-41に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-40:No)、ステップS2530-43に進む。
ステップS2530-41において、ランプCPU150aは、SPリーチ演出のランプ発光情報をクリアする。SPリーチ演出のランプ発光情報は、演出制御部120mからSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、後述するステップS2530-100において、セットされる。SPリーチ演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34dにおいて、SPリーチ演出の発光態様(図17に示した発光パターン(8))の発光が終了する。
次のステップS2530-42において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSPリーチ演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-43に進む。
ステップS2530-43において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出ランプ発光中フラグ記憶領域にカットイン演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。カットイン演出ランプ発光中フラグは、カットイン演出の発光態様(図29に示した発光パターン(15)、(16))でのランプ34cの発光中であることを示すフラグである。カットインランプ発光中フラグは、当該変動におけるカットイン演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-35において、セットされる。ランプCPU150aは、カットイン演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-43:Yes)、ステップS2530-44に進み、カットイン演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-43:No)、ステップS2530-50に進む。
ステップS2530-44において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムカットインランプフラグ記憶領域にプレミアムカットインランプフラグがセットされているか否かを確認する。プレミアムカットインランプフラグは、カットイン演出の背景が虹色背景である場合に、後述するステップS2530-82において、セットされる。ランプCPU150aは、プレミアムカットインランプフラグがセットされている場合(S2530-44:Yes)、ステップS2530-45に進み、プレミアムカットインランプフラグがセットされていない場合(S2530-44:No)、ステップS2530-46に進む。
ステップS2530-45において、ランプCPU150aは、プレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定処理を行う。プレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのプレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、虹色背景のカットイン演出のランプ34cの制御態様を決定する。
図169は、プレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。プレミアムカットイン演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、虹色背景のカットイン演出のランプ34cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、虹色背景のカットイン演出のランプ34cの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、虹色背景のカットイン演出のランプ34cの発光を継続することを示す。
ステップS2530-46において、ランプCPU150aは、カットイン演出ランプ制御態様決定処理を行う。カットイン演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのプレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、カットイン演出のランプ34cの制御態様を決定する。
図170は、カットイン演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。カットイン演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、カットイン演出のランプ34cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、カットイン演出のランプ34cの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、カットイン演出のランプ34cの発光を継続することを示す。
ステップS2530-47において、ランプCPU150aは、プレミアムカットイン演出制御態様決定処理、又は、カットイン演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-47:Yes)、ステップS2530-48に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-47:No)、ステップS2530-49に進む。
ステップS2530-48において、ランプCPU150aは、カットイン演出のランプ発光情報をクリアする。カットイン演出のランプ発光情報は、当該変動におけるカットイン演出のランプ34cの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-37において、セットされる。カットイン演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34cにおいて、カットイン演出の発光態様(図29に示した発光パターン(15)、(16))の発光が終了する。
次のステップS2530-49において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-50に進む。
ステップS2530-50において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグは、確定役物作動第1演出の発光態様(図31に示した発光パターン(17))でのランプ34a、34bの発光中であることを示すフラグである。確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグは、当該変動における確定役物作動第1演出のランプ34a、34bの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-41において、セットされる。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-50:Yes)、ステップS2530-51に進み、確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-50:No)、ステップS2530-55に進む。
ステップS2530-51において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ制御態様決定処理を行う。確定役物作動第1演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cの確定役物作動第1演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、確定役物作動第1演出のランプ34a、34bの制御態様を決定する。
図171は、確定役物作動第1演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。確定役物作動第1演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、確定役物作動第1演出のランプ34a、34bの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第1演出のランプ34a、34bの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第1演出のランプ34a、34bの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-52において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-52:Yes)、ステップS2530-53に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-52:No)、ステップS2530-55に進む。
ステップS2530-53において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出のランプ発光情報をクリアする。確定役物作動第1演出のランプ発光情報は、当該変動における確定役物作動第1演出のランプ34a、34bの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-43において、セットされる。確定役物作動第1演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34a、34bにおいて、確定役物作動第1演出の発光態様(図31に示した発光パターン(17))の発光が終了する。
次のステップS2530-54において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-55に進む。
ステップS2530-55において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグは、確定役物作動第2演出の発光態様(図31に示した発光パターン(18))でのランプ34a、34bの発光中であることを示すフラグである。確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグは、当該変動における確定役物作動第2演出のランプ34a、34bの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-47において、セットされる。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-55:Yes)、ステップS2530-56に進み、確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-55:No)、ステップS2530-60に進む。
ステップS2530-56において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定処理を行う。確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cの確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、確定役物作動第2演出のランプ34a、34bの制御態様を決定する。
図172は、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルを示す図である。確定役物作動第2演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、確定役物作動第2演出のランプ34a、34bの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第2演出のランプ34a、34bの発光を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第2演出のランプ34a、34bの発光を継続することを示す。
次のステップS2530-57において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2530-57:Yes)、ステップS2530-58に進み、制御態様が「継続」である場合(S2530-57:No)、ステップS2530-60に進む。
ステップS2530-58において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出のランプ発光情報をクリアする。確定役物作動第2演出のランプ発光情報は、当該変動における確定役物作動第2演出のランプ34a、34bの発光タイミングが到来したときに、後述するランプ制御タイマ更新処理(図173~図180)のステップS2810-49において、セットされる。確定役物作動第2演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ34a、34bにおいて、確定役物作動第2演出の発光態様(図31に示した発光パターン(18))の発光が終了する。
次のステップS2530-59において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-60に進む。
ステップS2530-60において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、変動開始の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが変動開始の演出パターン指定コマンドである場合(S2530-60:Yes)、ステップS2530-61に進み、変動開始の演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-60:No)、ステップS2530-91に進む。
ステップS2530-61において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの通常変動演出ランプ発光中フラグ記憶領域に通常変動演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2530-62において、ランプCPU150aは、通常変動演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34dにおいて、通常変動演出の発光態様(図10(b)に示した発光パターン(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、又は、(6))の発光が開始される。
次のステップS2530-63において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、ステップアップ演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出がある場合(S2530-63:Yes)、ステップS2530-64に進み、ステップアップ演出がない場合(S2530-63:No)、ステップS2530-66に進む。
次のステップS2530-64において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出ランプ待機フラグ記憶領域にステップアップ演出ランプ待機フラグをセットする。
次のステップS2530-65において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出のランプ34cの発光タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのステップアップ演出ランプ待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2530-66において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、キャラクタ登場演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出がある場合(S2530-66:Yes)、ステップS2530-67に進み、キャラクタ登場演出がない場合(S2530-66:No)、ステップS2530-71に進む。
ステップS2530-67において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出で登場するキャラクタがプレミアムキャラクタであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタが登場する場合(S2530-67:Yes)、ステップS2530-68に進み、プレミアムキャラクタ以外のキャラクタが登場する場合(S2530-67:No)、ステップS2530-69に進む。
ステップS2530-68において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムキャラクタランプフラグ記憶領域にプレミアムキャラクタランプフラグをセットする。
次のステップS2530-69において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ待機フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出ランプ待機フラグをセットする。
次のステップS2530-70において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出のランプ34cの発光タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2530-71において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、ルーレット演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、ルーレット演出がある場合(S2530-71:Yes)、ステップS2530-72に進み、ルーレット演出がない場合(S2530-71:No)、ステップS2530-74に進む。
次のステップS2530-72において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出ランプ待機フラグ記憶領域にルーレット演出ランプ待機フラグをセットする。
次のステップS2530-73において、ランプCPU150aは、ルーレット演出のランプ34cの発光タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのルーレット演出ランプ待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2530-74において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、SP発展煽り演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出がある場合(S2530-74:Yes)、ステップS2530-75に進み、SP発展煽り演出がない場合(S2530-74:No)、ステップS2530-77に進む。
次のステップS2530-75において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ待機フラグ記憶領域にSP発展煽り演出ランプ待機フラグをセットする。
次のステップS2530-76において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出のランプ34cの発光タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2530-77において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、SP発展確定演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出がある場合(S2530-77:Yes)、ステップS2530-78に進み、SP発展確定演出がない場合(S2530-77:No)、ステップS2530-80に進む。
次のステップS2530-78において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ待機フラグ記憶領域にSP発展確定演出ランプ待機フラグをセットする。
次のステップS2530-79において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出のランプ34cの発光タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2530-80において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、カットイン演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、カットイン演出がある場合(S2530-80:Yes)、ステップS2530-81に進み、カットイン演出がない場合(S2530-80:No)、ステップS2530-85に進む。
ステップS2530-81において、ランプCPU150aは、カットイン演出の背景が虹色であるか否かを判定する。ランプCPU150aは、背景が虹色である場合(S2530-81:Yes)、ステップS2530-82に進み、背景が虹色でない場合(S2530-81:No)、ステップS2530-83に進む。
ステップS2530-82において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムカットインランプフラグ記憶領域にプレミアムカットインランプフラグをセットする。
次のステップS2530-83において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出ランプ待機フラグ記憶領域にカットイン演出ランプ待機フラグをセットする。
次のステップS2530-84において、ランプCPU150aは、カットイン演出のランプ34cの発光タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのカットイン演出ランプ待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2530-85において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、確定役物作動第1演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出がある場合(S2530-85:Yes)、ステップS2530-86に進み、確定役物作動第1演出がない場合(S2530-85:No)、ステップS2530-88に進む。
次のステップS2530-86において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ待機フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出ランプ待機フラグをセットする。
次のステップS2530-87において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出のランプ34a、34bの発光タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2530-88において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、確定役物作動第2演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出がある場合(S2530-88:Yes)、ステップS2530-89に進み、確定役物作動第2演出がない場合(S2530-88:No)、ステップS2530-91に進む。
次のステップS2530-89において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ待機フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出ランプ待機フラグをセットする。
次のステップS2530-90において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出のランプ34a、34bの発光タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2530-91において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、図柄確定の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが図柄確定の演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-91:No)、ステップS2530-92に進み、図柄確定の演出パターン指定コマンドである場合(S2530-91:Yes)、ステップS2530-98に進む。
ステップS2530-92において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、SPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドがSPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドある場合(S2530-92:Yes)、ステップS2530-93に進み、SPリーチ演出への発展の演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-92:No)、ステップS2530-95に進む。
ステップS2530-93において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSPリーチ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSPリーチ演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2530-94において、ランプCPU150aは、SPリーチ演出のランプ発光情報をセットし、ステップS2530-101に進む。これ以降、ランプ34dにおいて、SPリーチ演出の発光態様(図17に示した発光パターン(8))の発光が開始される。。
ステップS2530-95において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、リーチ成立の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドがリーチ成立の演出パターン指定コマンドある場合(S2530-95:Yes)、ステップS2530-96に進み、リーチ成立の演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-95:No)、ステップS2530-105に進む。
ステップS2530-96において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2530-97において、ランプCPU150aは、ノーマルリーチ演出のランプ発光情報をセットし、ステップS2530-103に進む。これ以降、ランプ34dにおいて、ノーマルリーチ演出の発光態様(図15に示した発光パターン(7))の発光が開始される。
ステップS2530-98において、ランプCPU150aは、図柄確定演出のランプ発光情報をセットし、ステップS2530-99に進む。これ以降、ランプ34dにおいて、図柄確定演出の発光態様の発光が開始される。
ステップS2530-99において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSPリーチ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSPリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされているかを確認する。ランプCPU150aは、SPリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(2530-99:Yes)、ステップS2530-100に進み、SPリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(2530-99:No)、ステップS2530-101に進む。
ステップS2530-100において、ランプCPU150aは、SPリーチ演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-101に進む。
ステップS2530-101において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされているかを確認する。ランプCPU150aは、ノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-101:Yes)、ステップS2530-102に進み、ノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-101:No)、ステップS2530-103に進む。
ステップS2530-102において、ランプCPU150aは、ノーマルリーチ演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-103に進む。
ステップS2530-103において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの通常変動ランプ発光中フラグ記憶領域に通常変動演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、通常変動演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2530-103:Yes)、ステップS2530-104に進み、通常変動演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2530-103:No)、ステップS2530-105に進む。
ステップS2530-104において、ランプCPU150aは、通常変動演出ランプ発光中フラグをクリアし、ステップS2530-105に進む。
ステップS2530-105において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、オープニングの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドがオープニングの演出パターン指定コマンドである場合(S2530-105:Yes)、ステップS2530-106に進み、オープニングの演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-105:No)、ステップS2530-107に進む。
ステップS2530-106において、ランプCPU150aは、オープニング演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34dにおいて、オープニング演出の発光態様の発光が開始される。
ステップS2530-107において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、ラウンドの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドがラウンドの演出パターン指定コマンドである場合(S2530-107:Yes)、ステップS2530-108に進み、ラウンドの演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-107:No)、ステップS2530-109に進む。
ステップS2530-108において、ランプCPU150aは、ラウンド演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34dにおいて、ラウンド演出の発光態様の発光が開始される。
ステップS2530-109において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、エンディングの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドがエンディングの演出パターン指定コマンドである場合(S2530-109:Yes)、ステップS2530-110に進み、エンディングの演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-109:No)、ステップS2530-111に進む。
ステップS2530-110において、ランプCPU150aは、エンディング演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34dにおいて、エンディング演出の発光態様の発光が開始される。
ステップS2530-111において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、保留表示変化の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが保留表示変化の演出パターン指定コマンドである場合(S2530-111:Yes)、ステップS2530-112に進み、保留表示変化の演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-111:No)、ステップS2530-113に進む。
ステップS2530-112において、ランプCPU150aは、保留表示変化演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34dにおいて、保留表示変化演出の発光態様の発光が開始される。
ステップS2530-113において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、ランクアップ成功の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドがランクアップ成功の演出パターン指定コマンドである場合(S2530-113:Yes)、ステップS2530-114に進み、ランクアップ成功の演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-113:No)、ステップS2530-115に進む。
ステップS2530-114において、ランプCPU150aは、ランクアップ成功演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34dにおいて、ランクアップ成功演出の発光態様の発光が開始される。
ステップS2530-115において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、ランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドがランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドである場合(S2530-115:Yes)、ステップS2530-116に進み、ランクアップ失敗の演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-115:No)、ステップS2530-117に進む。
ステップS2530-116において、ランプCPU150aは、ランクアップ失敗演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34dにおいて、ランクアップ失敗演出の発光態様の発光が開始される。
ステップS2530-117において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、ステージチェンジの演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドがステージチェンジの演出パターン指定コマンドである場合(S2530-117:Yes)、ステップS2530-118に進み、ステージチェンジの演出パターン指定コマンドでない場合(S2530-117:No)、今回のランプ発光情報設定処理を終了する。
ステップS2530-118において、ランプCPU150aは、ステージチェンジ演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34dにおいて、ステージチェンジ演出の発光態様の発光が開始される。
以上のランプ発光情報設定処理において、図160に示した通常変動演出ランプ制御態様決定テーブルは、通常変動演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図161に示したステップアップ演出ランプ制御態様決定テーブルは、ステップアップ演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図162に示したノーマルリーチ演出ランプ制御態様決定テーブルは、ノーマルリーチ演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図163に示したプレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルは、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図164に示したキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルは、キャラクタA、B、又はCのキャラクタ登場演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図165に示したルーレット演出ランプ制御態様決定テーブルは、ルーレット演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図166に示したSP発展煽り演出ランプ制御態様決定テーブルは、SP発展煽り演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図167に示したSP発展確定演出ランプ制御態様決定テーブルは、SP発展確定演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図168に示したSPリーチ演出ランプ制御態様決定テーブルは、SPリーチ演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図169に示したプレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルは、虹色背景のカットイン演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図170に示したカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルは、カットイン演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図171に示した確定役物作動第1演出ランプ制御態様決定テーブルは、確定役物作動第1演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図172に示した確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルは、確定役物作動第2演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照される。
ここで、図161のステップアップ演出ランプ制御態様決定テーブルと図172の確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルを比較すると、ステップアップ演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
また、コマンドが変動開始のものである場合、ランプ発光情報設定処理では、ステップS2530-60:YesからステップS2530-62に処理が進んで、通常変動演出のランプ発光情報がセットされる。コマンドが図柄確定のものである場合、ランプ発光情報設定処理では、ステップS2530-91:YesからステップS2530-98に処理が進んで、図柄確定演出のランプ発光情報がセットされる。このため、ステップアップ演出の発光パターンの終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の発光パターンが始まる。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、ステップアップ演出の実行中であった場合、ランプ34cは、ステップアップ演出の発光態様を終了して、ランプ34dが、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、ランプ34a、34bは、確定役物作動第2演出の発光態様を継続する。
図166のSP発展煽り演出ランプ制御態様決定テーブルと図172の確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルを比較すると、SP発展煽り演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされるため(ステップS2530-62やステップS2530-98)、SP発展煽り演出の発光パターンの終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の発光パターンが始まる。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展煽り演出の実行中であった場合、ランプ34cは、SP発展煽り演出の発光態様を終了して、ランプ34dが、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、ランプ34a、34bは、確定役物作動第2演出の発光態様を継続する。
図167のSP発展確定演出ランプ制御態様決定テーブルと図172の確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルを比較すると、SP発展確定演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされるため(ステップS2530-62やステップS2530-98)、SP発展確定演出演出の発光パターンの終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の発光パターンが始まる。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展確定演出の実行中であった場合、ランプ34cは、SP発展確定演出の発光態様を終了して、ランプ34dが、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、ランプ34a、34bは、確定役物作動第2演出の発光態様を継続する。
図170のカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルと図172の確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルを比較すると、カットイン演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされるため(ステップS2530-62やステップS2530-98)、カットイン演出演出の発光パターンの終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の発光パターンが始まる。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、カットイン演出の実行中であった場合、ランプ34cは、カットイン演出の発光態様を終了して、ランプ34dが、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、ランプ34a、34bは、確定役物作動第2演出の発光態様を継続する。
図163のプレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルと図172の確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルを比較すると、プレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされるため(ステップS2530-62やステップS2530-98)、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の発光パターンの終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の発光パターンが始まる。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の実行中であった場合、ランプ34cは、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の発光態様を終了して、ランプ34dが、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、ランプ34a、34bは、確定役物作動第2演出の発光態様を継続する。
図169のプレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルと図172の確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルを比較すると、プレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされるため(ステップS2530-62やステップS2530-98)、虹色背景のカットイン演出の発光パターンの終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の発光パターンが始まる。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、虹色背景のカットイン演出の実行中であった場合、ランプ34cは、虹色背景のカットイン演出の発光態様を終了して、ランプ34dが、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、ランプ34a、34bは、確定役物作動第2演出の発光態様を継続する。
図173~図180は、ランプ/駆動制御部150のランプ制御タイマ更新処理(図81のステップS2810)の詳細を示すフローチャートである。図173において、ランプCPU150aは、ランプ発光情報設定処理で参照されるランプRAM150bのタイマカウンタに0でないものがあればそれを-1して更新する。
次のステップS2810-2において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出ランプ待機フラグ記憶領域にステップアップ演出ランプ待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ待機フラグがセットされている場合(S2810-2:Yes)、ステップS2810-3に進み、ステップアップ演出ランプ待機フラグがセットされていない場合(S2810-2:No)、ステップS2810-8に進む。
ステップS2810-3において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ待機タイマカウンタが0である場合(S2810-3:No)、ステップS2810-4に進み、ステップアップ演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-3:Yes)、ステップS2810-8に進む。
ステップS2810-4において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ待機フラグをクリアする。
次のステップS2810-5において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にステップアップ演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2810-6において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出の発光態様の発光終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのステップアップ演出ランプ終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2810-7において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34cにおいて、ステップアップ演出の発光態様の発光が開始される。
次のステップS2810-8において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ待機フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出ランプ待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出ランプ待機フラグがセットされている場合(S2810-8:Yes)、ステップS2810-9に進み、キャラクタ登場演出ランプ待機フラグがセットされていない場合(S2810-8:No)、ステップS2810-14に進む。
ステップS2810-9において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出ランプ待機タイマカウンタが0である場合(S2810-9:No)、ステップS2810-10に進み、キャラクタ登場演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-9:Yes)、ステップS2810-14に進む。
ステップS2810-10において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出ランプ待機フラグをクリアする。
次のステップS2810-11において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ発光中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2810-12において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出の発光態様の発光終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2810-13において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34cにおいて、キャラクタ登場演出の発光態様の発光が開始される。
次のステップS2810-14において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出ランプ待機フラグ記憶領域にルーレット演出ランプ待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ待機フラグがセットされている場合(S2810-14:Yes)、ステップS2810-15に進み、ルーレット演出ランプ待機フラグがセットされていない場合(S2810-14:No)、ステップS2810-20に進む。
ステップS2810-15において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ待機タイマカウンタが0である場合(S2810-15:No)、ステップS2810-16に進み、ルーレット演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-15:Yes)、ステップS2810-20に進む。
ステップS2810-16において、ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ待機フラグをクリアする。
次のステップS2810-17において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出ランプ発光中フラグ記憶領域にルーレット演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2810-18において、ランプCPU150aは、ルーレット演出の発光態様の発光終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのルーレット演出ランプ終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2810-19において、ランプCPU150aは、ルーレット演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34cにおいて、ルーレット演出の発光態様の発光が開始される。
次のステップS2810-20において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ待機フラグ記憶領域にSP発展煽り演出ランプ待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ待機フラグがセットされている場合(S2810-20:Yes)、ステップS2810-21に進み、SP発展煽り演出ランプ待機フラグがセットされていない場合(S2810-20:No)、ステップS2810-26に進む。
ステップS2810-21において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ待機タイマカウンタが0である場合(S2810-21:No)、ステップS2810-22に進み、SP発展煽り演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-21:Yes)、ステップS2810-26に進む。
ステップS2810-22において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ待機フラグをクリアする。
次のステップS2810-23において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2810-24において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出の発光態様の発光終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2810-25において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34cにおいて、SP発展煽り演出の発光態様の発光が開始される。
次のステップS2810-26において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ待機フラグ記憶領域にSP発展確定演出ランプ待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ待機フラグがセットされている場合(S2810-26:Yes)、ステップS2810-27に進み、SP発展確定演出ランプ待機フラグがセットされていない場合(S2810-26:No)、ステップS2810-32に進む。
ステップS2810-27において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ待機タイマカウンタが0である場合(S2810-27:No)、ステップS2810-28に進み、SP発展確定演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-27:Yes)、ステップS2810-32に進む。
ステップS2810-28において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ待機フラグをクリアする。
次のステップS2810-29において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSP発展確定演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2810-30において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出の発光態様の発光終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2810-31において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34cにおいて、SP発展確定演出の発光態様の発光が開始される。
次のステップS2810-32において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出ランプ待機フラグ記憶領域にカットイン演出ランプ待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、カットイン演出ランプ待機フラグがセットされている場合(S2810-32:Yes)、ステップS2810-33に進み、カットイン演出ランプ待機フラグがセットされていない場合(S2810-32:No)、ステップS2810-38に進む。
ステップS2810-33において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、カットイン演出ランプ待機タイマカウンタが0である場合(S2810-33:No)、ステップS2810-34に進み、カットイン演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-33:Yes)、ステップS2810-38に進む。
ステップS2810-34において、ランプCPU150aは、カットイン演出ランプ待機フラグをクリアする。
次のステップS2810-35において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出ランプ発光中フラグ記憶領域にカットイン演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2810-36において、ランプCPU150aは、カットイン演出の発光態様の発光終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのカットイン演出ランプ終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2810-37において、ランプCPU150aは、カットイン演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34cにおいて、カットイン演出の発光態様の発光が開始される。
次のステップS2810-38において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ待機フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出ランプ待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ待機フラグがセットされている場合(S2810-38:Yes)、ステップS2810-39に進み、確定役物作動第1演出ランプ待機フラグがセットされていない場合(S2810-38:No)、ステップS2810-44に進む。
ステップS2810-39において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ待機タイマカウンタが0である場合(S2810-39:No)、ステップS2810-40に進み、確定役物作動第1演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-39:Yes)、ステップS2810-44に進む。
ステップS2810-40において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ待機フラグをクリアする。
次のステップS2810-41において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2810-42において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出の発光態様の発光終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2810-43において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34a、34bにおいて、確定役物作動第1演出の発光態様の発光が開始される。
次のステップS2810-44において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ待機フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出ランプ待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ待機フラグがセットされている場合(S2810-44:Yes)、ステップS2810-45に進み、確定役物作動第2演出ランプ待機フラグがセットされていない場合(S2810-44:No)、ステップS2810-50に進む。
ステップS2810-45において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ待機タイマカウンタが0である場合(S2810-45:No)、ステップS2810-46に進み、確定役物作動第2演出ランプ待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-45:Yes)、ステップS2810-50に進む。
ステップS2810-46において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ待機フラグをクリアする。
次のステップS2810-47において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグをセットする。
次のステップS2810-48において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出の発光態様の発光終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2810-49において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出のランプ発光情報をセットする。これ以降、ランプ34a、34bにおいて、確定役物作動第2演出の発光態様の発光が開始される。
ステップS2810-50において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出ランプ発光中フラグ記憶領域にステップアップ演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2810-50:Yes)、ステップS2810-51に進み、ステップアップ演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2810-50:No)、ステップS2810-54に進む。
ステップS2810-51において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ終了待機タイマカウンタが0である場合(S2810-51:No)、ステップS2810-52に進み、ステップアップ演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-51:Yes)、ステップS2810-54に進む。
ステップS2810-52において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出ランプ発光中フラグをクリアする。
ステップS2810-53において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出のランプ発光情報をクリアする。ステップアップ演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ33cにおいて、ステップアップ演出の発光態様の発光が終了する。
ステップS2810-54において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ発光中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2810-54:Yes)、ステップS2810-55に進み、キャラクタ登場演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2810-54:No)、ステップS2810-60に進む。
ステップS2810-55において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出ランプ終了待機タイマカウンタが0である場合(S2810-55:No)、ステップS2810-56に進み、キャラクタ登場演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-55:Yes)、ステップS2810-60に進む。
ステップS2810-56において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムキャラクタランプフラグ記憶領域にプレミアムキャラクタランプフラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタランプフラグがセットされている場合(S2810-56:Yes)、ステップS2810-57に進み、プレミアムキャラクタランプフラグがセットされていない場合(S2810-56:No)、ステップS2810-58に進む。
ステップS2810-57において、ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタランプフラグをクリアする。
ステップS2810-58において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出ランプ発光中フラグをクリアする。
ステップS2810-59において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出のランプ発光情報をクリアする。キャラクタ登場演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ33cにおいて、キャラクタ登場演出の発光態様の発光が終了する。
ステップS2810-60において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出ランプ発光中フラグ記憶領域にルーレット演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2810-60:Yes)、ステップS2810-61に進み、ルーレット演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2810-60:No)、ステップS2810-64に進む。
ステップS2810-61において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ終了待機タイマカウンタが0である場合(S2810-61:No)、ステップS2810-62に進み、ルーレット演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-61:Yes)、ステップS2810-64に進む。
ステップS2810-62において、ランプCPU150aは、ルーレット演出ランプ発光中フラグをクリアする。
ステップS2810-63において、ランプCPU150aは、ルーレット演出のランプ発光情報をクリアする。ルーレット演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ33cにおいて、ルーレット演出の発光態様の発光が終了する。
ステップS2810-64において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2810-64:Yes)、ステップS2810-65に進み、SP発展煽り演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2810-64:No)、ステップS2810-68に進む。
ステップS2810-65において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ終了待機タイマカウンタが0である場合(S2810-65:No)、ステップS2810-66に進み、SP発展煽り演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-65:Yes)、ステップS2810-68に進む。
ステップS2810-66において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出ランプ発光中フラグをクリアする。
ステップS2810-67において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出のランプ発光情報をクリアする。SP発展煽り演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ33cにおいて、SP発展煽り演出の発光態様の発光が終了する。
ステップS2810-68において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ発光中フラグ記憶領域にSP発展確定演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2810-68:Yes)、ステップS2810-69に進み、SP発展確定演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2810-68:No)、ステップS2810-72に進む。
ステップS2810-69において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ終了待機タイマカウンタが0である場合(S2810-69:No)、ステップS2810-70に進み、SP発展確定演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-69:Yes)、ステップS2810-72に進む。
ステップS2810-70において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出ランプ発光中フラグをクリアする。
ステップS2810-71において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出のランプ発光情報をクリアする。SP発展確定演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ33cにおいて、SP発展確定演出の発光態様の発光が終了する。
ステップS2810-72において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出ランプ発光中フラグ記憶領域にカットイン演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、カットイン演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2810-72:Yes)、ステップS2810-73に進み、カットイン演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2810-72:No)、ステップS2810-78に進む。
ステップS2810-73において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、カットイン演出ランプ終了待機タイマカウンタが0である場合(S2810-73:No)、ステップS2810-74に進み、カットイン演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-73:Yes)、ステップS2810-78に進む。
ステップS2810-74において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムカットインランプフラグ記憶領域にプレミアムカットインランプフラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、プレミアムカットインランプフラグがセットされている場合(S2810-74:Yes)、ステップS2810-75に進み、プレミアムカットインランプフラグがセットされていない場合(S2810-74:No)、ステップS2810-76に進む。
ステップS2810-75において、ランプCPU150aは、プレミアムカットインランプフラグをクリアする。
ステップS2810-76において、ランプCPU150aは、カットイン演出ランプ発光中フラグをクリアする。
ステップS2810-77において、ランプCPU150aは、カットイン演出のランプ発光情報をクリアする。カットイン演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ33cにおいて、カットイン演出の発光態様の発光が終了する。
ステップS2810-78において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2810-78:Yes)、ステップS2810-79に進み、確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2810-78:No)、ステップS2810-82に進む。
ステップS2810-79において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ終了待機タイマカウンタが0である場合(S2810-79:No)、ステップS2810-80に進み、確定役物作動第1演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-79:Yes)、ステップS2810-82に進む。
ステップS2810-80において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出ランプ発光中フラグをクリアする。
ステップS2810-81において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出のランプ発光情報をクリアする。確定役物作動第1演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ33a、33bにおいて、確定役物作動第1演出の発光態様の発光が終了する。
ステップS2810-82において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグがセットされている場合(S2810-82:Yes)、ステップS2810-83に進み、確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグがセットされていない場合(S2810-82:No)、今回のランプ制御タイマ更新処理を終了する。
ステップS2810-83において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ終了待機タイマカウンタが0である場合(S2810-83:No)、ステップS2810-84に進み、確定役物作動第2演出ランプ終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2810-83:Yes)、今回のランプ制御タイマ更新処理を終了する。
ステップS2810-84において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出ランプ発光中フラグをクリアする。
ステップS2810-85において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出のランプ発光情報をクリアする。確定役物作動第2演出のランプ発光情報がクリアされると、ランプ33a、33bにおいて、確定役物作動第2演出の発光態様の発光が終了する。
図181~図188は、ランプ/駆動制御部150の役物駆動情報設定処理(図78のステップS2540)の詳細を示すフローチャートである。図181において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出役物動作中フラグ記憶領域にステップアップ演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する(S2540-6)。ステップアップ演出役物動作中フラグは、ステップアップ演出の動作態様(図19、図4に示した第1動作態様)で可動役物33cが動作中であることを示すフラグである。ステップアップ役物動作中フラグは、当該変動におけるステップアップ演出の可動役物33cの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-5において、セットされる。ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2540-6:Yes)、ステップS2540-7に進み、ステップアップ演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2540-6:No)、ステップS2540-16に進む。
ステップS2540-7において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物制御態様決定処理を行う。ステップアップ演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのステップアップ演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ステップアップ演出の可動役物33cの制御態様を決定する。
図189は、ステップアップ演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。ステップアップ演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ステップアップ演出の可動役物33cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ステップアップ演出の可動役物33cの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ステップアップ演出の可動役物33cの動作を継続することを示す。
次のステップS2540-8において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2540-8:Yes)、ステップS2540-9に進み、制御態様が「継続」である場合(S2540-8:No)、ステップS2540-16に進む。
ステップS2540-9において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出の役物駆動情報をクリアする。ステップアップ演出の役物駆動情報は、当該変動におけるステップアップ演出の可動役物33cの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-7において、セットされる。ステップアップ演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33cにおいて、ステップアップ演出の動作態様(図19、図4に示した第1動作態様)の動作が終了する。
次のステップS2540-10において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出役物動作中フラグをクリアし、ステップS2540-16に進む。
ステップS2540-16において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物動作中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する(S2540-16)。キャラクタ登場演出役物動作中フラグは、キャラクタ登場演出の動作態様(図23、図4に示した第1動作態様)で可動役物33cが動作中であることを示すフラグである。キャラクタ登場役物動作中フラグは、当該変動におけるキャラクタ登場演出の可動役物33cの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-11において、セットされる。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2540-16:Yes)、ステップS2540-17に進み、キャラクタ登場演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2540-16:No)、ステップS2540-23に進む。
ステップS2540-17において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムキャラクタ役物フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ役物フラグがセットされているか否かを確認する。プレミアムキャラクタ役物フラグは、キャラクタ登場演出で登場するキャラクタがプレミアムキャラクタである場合に、後述するステップS2540-68において、セットされる。ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタ役物フラグがセットされている場合(S2540-17:Yes)、ステップS2540-18に進み、プレミアムキャラクタ役物フラグがセットされていない場合(S2540-17:No)、ステップS2540-19に進む。
ステップS2540-18において、ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定処理を行う。プレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのプレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の可動役物33cの制御態様を決定する。
図190は、プレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。プレミアムキャラクタ登場演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出の可動役物33cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出の可動役物33cの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、プレミアムキャラクタが登場するキャラクタ登場演出の可動役物33cの動作を継続することを示す。
ステップS2540-19において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出役物制御態様決定処理を行う。キャラクタ登場演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのプレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、キャラクタA、B、又はCのキャラクタ登場演出の可動役物33cの制御態様を決定する。
図191は、キャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。キャラクタ登場演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、キャラクタ登場演出の可動役物33cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、キャラクタ登場演出の可動役物33cの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、キャラクタ登場演出の可動役物33cの動作を継続することを示す。
ステップS2540-20において、ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタ登場演出制御態様決定処理、又は、キャラクタ登場演出役物制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2540-20:Yes)、ステップS2540-21に進み、制御態様が「継続」である場合(S2540-20:No)、ステップS2540-22に進む。
ステップS2540-21において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出の役物駆動情報をクリアする。キャラクタ登場演出の役物駆動情報は、当該変動におけるキャラクタ登場演出の可動役物33cの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-13において、セットされる。キャラクタ登場演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33cにおいて、キャラクタ登場演出の動作態様(図21、図4に示した第1動作態様)の動作が終了する。
次のステップS2540-22において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物動作中フラグをクリアし、ステップS2540-23に進む。
ステップS2540-23において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出役物動作中フラグ記憶領域にルーレット演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する(S2540-23)。ルーレット演出役物動作中フラグは、ルーレット演出の動作態様(図23、図4に示した第1動作態様)で可動役物33cが動作中であることを示すフラグである。ルーレット役物動作中フラグは、当該変動におけるルーレット演出の可動役物33cの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-17において、セットされる。ランプCPU150aは、ルーレット演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2540-23:Yes)、ステップS2540-24に進み、ルーレット演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2540-23:No)、ステップS2540-28に進む。
ステップS2540-24において、ランプCPU150aは、ルーレット演出役物制御態様決定処理を行う。ルーレット演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのルーレット演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、ルーレット演出の可動役物33cの制御態様を決定する。
図192は、ルーレット演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。ルーレット演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、ルーレット演出の可動役物33cの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ルーレット演出の可動役物33cの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、ルーレット演出の可動役物33cの動作を継続することを示す。
次のステップS2540-25において、ランプCPU150aは、ルーレット演出役物制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2540-25:Yes)、ステップS2540-26に進み、制御態様が「継続」である場合(S2540-25:No)、ステップS2540-28に進む。
ステップS2540-26において、ランプCPU150aは、ルーレット演出の役物駆動情報をクリアする。ルーレット演出の役物駆動情報は、当該変動におけるルーレット演出の可動役物33cの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-19において、セットされる。ルーレット演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33cにおいて、ルーレット演出の動作態様(図23、図4に示した第1動作態様)の動作が終了する。
次のステップS2540-27において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出役物動作中フラグをクリアし、ステップS2540-28に進む。
ステップS2540-28において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出役物動作中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。SP発展煽り演出役物動作中フラグは、SP発展煽り演出の動作態様(図25、図5に示した第2動作態様)で可動役物33c、33dが動作中であることを示すフラグである。SP発展煽り役物動作中フラグは、当該変動におけるSP発展煽り演出の可動役物33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-23において、セットされる。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2540-28:Yes)、ステップS2540-29に進み、SP発展煽り演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2540-28:No)、ステップS2540-33に進む。
ステップS2540-29において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物制御態様決定処理を行う。SP発展煽り演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのSP発展煽り演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SP発展煽り演出の可動役物33c、33dの制御態様を決定する。
図193は、SP発展煽り演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。SP発展煽り演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SP発展煽り演出の可動役物33c、33dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展煽り演出の可動役物33c、33dの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展煽り演出の可動役物33c、33dの動作を継続することを示す。
次のステップS2540-30において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2540-30:Yes)、ステップS2540-31に進み、制御態様が「継続」である場合(S2540-30:No)、ステップS2540-33に進む。
ステップS2540-31において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出の役物駆動情報をクリアする。SP発展煽り演出の役物駆動情報は、当該変動におけるSP発展煽り演出の可動役物33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-25において、セットされる。SP発展煽り演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33c、33dにおいて、SP発展煽り演出の動作態様(図25、図5に示した第2動作態様)の動作が終了する。
次のステップS2540-32において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出役物動作中フラグをクリアし、ステップS2540-33に進む。
ステップS2540-33において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出役物動作中フラグ記憶領域にSP発展確定演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。SP発展確定演出役物動作中フラグは、SP発展確定演出の動作態様(図27、図5に示した第2動作態様)で可動役物33c、33dが動作中であることを示すフラグである。SP発展確定役物動作中フラグは、当該変動におけるSP発展確定演出の可動役物33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-29において、セットされる。ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2540-33:Yes)、ステップS2540-34に進み、SP発展確定演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2540-33:No)、ステップS2540-43に進む。
ステップS2540-34において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物制御態様決定処理を行う。SP発展確定演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、SP発展確定演出の可動役物33c、33dの制御態様を決定する。
図194は、SP発展確定演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。SP発展確定演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、SP発展確定演出の可動役物33c、33dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展確定演出の可動役物33c、33dの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、SP発展確定演出の可動役物33c、33dの動作を継続することを示す。
次のステップS2540-35において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2540-35:Yes)、ステップS2540-36に進み、制御態様が「継続」である場合(S2540-35:No)、ステップS2540-43に進む。
ステップS2540-36において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出の役物駆動情報をクリアする。SP発展確定演出の役物駆動情報は、当該変動におけるSP発展確定演出の可動役物33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-31において、セットされる。SP発展確定演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33c、33dにおいて、SP発展確定演出の動作態様(図27、図5に示した第2動作態様)の動作が終了する。
次のステップS2540-37において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出役物動作中フラグをクリアし、ステップS2540-43に進む。
ステップS2540-43において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出役物動作中フラグ記憶領域にカットイン演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。カットイン演出役物動作中フラグは、カットイン演出の動作態様(図29、図5に示した第2動作態様)で可動役物33c、33dが動作中であることを示すフラグである。カットイン役物動作中フラグは、当該変動におけるカットイン演出の可動役物33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-35において、セットされる。ランプCPU150aは、カットイン演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2540-43:Yes)、ステップS2540-44に進み、カットイン演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2540-43:No)、ステップS2540-50に進む。
ステップS2540-44において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムカットイン役物フラグ記憶領域にプレミアムカットイン役物フラグがセットされているか否かを確認する。プレミアムカットイン役物フラグは、カットイン演出の背景が虹色背景である場合に、後述するステップS2540-82において、セットされる。ランプCPU150aは、プレミアムカットイン役物フラグがセットされている場合(S2540-44:Yes)、ステップS2540-45に進み、プレミアムカットイン役物フラグがセットされていない場合(S2540-44:No)、ステップS2540-46に進む。
ステップS2540-45において、ランプCPU150aは、プレミアムカットイン演出役物制御態様決定処理を行う。プレミアムカットイン演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのプレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、虹色背景のカットイン演出の可動役物33c、33dの制御態様を決定する。
図195は、プレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。プレミアムカットイン演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、虹色背景のカットイン演出の可動役物33c、33dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、虹色背景のカットイン演出の可動役物33c、33dの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、虹色背景のカットイン演出の可動役物33c、33dの動作を継続することを示す。
ステップS2540-46において、ランプCPU150aは、カットイン演出役物制御態様決定処理を行う。カットイン演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cのプレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、カットイン演出の可動役物33c、33dの制御態様を決定する。
図196は、カットイン演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。カットイン演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、カットイン演出の可動役物33c、33dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、カットイン演出の可動役物33c、33dの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、カットイン演出の可動役物33c、33dの動作を継続することを示す。
ステップS2540-47において、ランプCPU150aは、プレミアムカットイン演出制御態様決定処理、又は、カットイン演出役物制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2540-47:Yes)、ステップS2540-48に進み、制御態様が「継続」である場合(S2540-47:No)、ステップS2540-49に進む。
ステップS2540-48において、ランプCPU150aは、カットイン演出の役物駆動情報をクリアする。カットイン演出の役物駆動情報は、当該変動におけるカットイン演出の可動役物33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-37において、セットされる。カットイン演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33c、33dにおいて、カットイン演出の動作態様(図29、図5に示した第2動作態様)の動作が終了する。
次のステップS2540-49において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出役物動作中フラグをクリアし、ステップS2540-50に進む。
ステップS2540-50において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物動作中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。確定役物作動第1演出役物動作中フラグは、確定役物作動第1演出の動作態様(図31、図6に示した第3動作態様)で可動役物33a、33c、33dが動作中であることを示すフラグである。確定役物作動第1演出役物動作中フラグは、当該変動における確定役物作動第1演出の可動役物33a、33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-41において、セットされる。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2540-50:Yes)、ステップS2540-51に進み、確定役物作動第1演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2540-50:No)、ステップS2540-55に進む。
ステップS2540-51において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物制御態様決定処理を行う。確定役物作動第1演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cの確定役物作動第1演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、確定役物作動第1演出の可動役物33a、33c、33dの制御態様を決定する。
図197は、確定役物作動第1演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。確定役物作動第1演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、確定役物作動第1演出の可動役物33a、33c、33dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第1演出の可動役物33a、33c、33dの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第1演出の可動役物33a、33c、33dの動作を継続することを示す。
次のステップS2540-52において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2540-52:Yes)、ステップS2540-53に進み、制御態様が「継続」である場合(S2540-52:No)、ステップS2540-55に進む。
ステップS2540-53において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出の役物駆動情報をクリアする。確定役物作動第1演出の役物駆動情報は、当該変動における確定役物作動第1演出の可動役物33a、33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-43において、セットされる。確定役物作動第1演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33a、33c、33dにおいて、確定役物作動第1演出の動作態様(図31、図6に示した第3動作態様)の動作が終了する。
次のステップS2540-54において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物動作中フラグをクリアし、ステップS2540-55に進む。
ステップS2540-55において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物動作中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。確定役物作動第2演出役物動作中フラグは、確定役物作動第2演出の動作態様(図31、図7に示した第4動作態様)で可動役物33a、33b、33c、33dが動作中であることを示すフラグである。確定役物作動第2演出役物動作中フラグは、当該変動における確定役物作動第2演出の可動役物33a、33b、33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-47において、セットされる。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2540-55:Yes)、ステップS2540-56に進み、確定役物作動第2演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2540-55:No)、ステップS2540-60に進む。
ステップS2540-56において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物制御態様決定処理を行う。確定役物作動第2演出役物制御態様決定処理では、ランプCPU150aは、ランプROM150cの確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルを参照し、受信バッファ内の演出パターン指定コマンドの種類に基づいて、確定役物作動第2演出の可動役物33a、33b、33c、33dの制御態様を決定する。
図198は、確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルを示す図である。確定役物作動第2演出制御態様決定テーブルには、演出制御部120mからランプ/駆動制御部150が受信し得る演出パターン指定コマンドの種類と、確定役物作動第2演出の可動役物33a、33b、33c、33dの制御態様(「終了」又は「継続」)を示すデータの各組が記憶されている。「終了」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第2演出の可動役物33a、33b、33c、33dの動作を直ちに終了することを示し、「継続」のデータは、該当の演出パターン指定コマンドを受信した場合に、確定役物作動第2演出の可動役物33a、33b、33c、33dの動作を継続することを示す。
次のステップS2540-57において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物制御態様決定処理で決定された制御態様が「終了」及び「継続」の何れであったかを判定する。ランプCPU150aは、制御態様が「終了」である場合(S2540-57:Yes)、ステップS2540-58に進み、制御態様が「継続」である場合(S2540-57:No)、ステップS2540-60に進む。
ステップS2540-58において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出の役物駆動情報をクリアする。確定役物作動第2演出の役物駆動情報は、当該変動における確定役物作動第2演出の可動役物33a、33b、33c、33dの動作タイミングが到来したときに、後述する役物制御タイマ更新処理(図199~図206)のステップS2820-49において、セットされる。確定役物作動第2演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33a、33b、33c、33dにおいて、確定役物作動第2演出の動作態様(図31、図6に示した第4動作態様)の動作が終了する。
次のステップS2540-59において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物動作中フラグをクリアし、ステップS2540-60に進む。
ステップS2540-60において、ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが、変動開始の演出パターン指定コマンドであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、受信バッファ内のコマンドが変動開始の演出パターン指定コマンドである場合(S2540-60:Yes)、ステップS2540-63に進み、変動開始の演出パターン指定コマンドでない場合(S2540-60:No)、ステップS2540-91に進む。
次のステップS2540-63において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、ステップアップ演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出がある場合(S2540-63:Yes)、ステップS2540-64に進み、ステップアップ演出がない場合(S2540-63:No)、今回の役物駆動情報設定処理を終了する。
次のステップS2540-64において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出役物待機フラグ記憶領域にステップアップ演出役物待機フラグをセットする。
次のステップS2540-65において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出の可動役物33cの動作タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのステップアップ演出役物待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2540-66において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、キャラクタ登場演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出がある場合(S2540-66:Yes)、ステップS2540-67に進み、キャラクタ登場演出がない場合(S2540-66:No)、ステップS2540-71に進む。
ステップS2540-67において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出で登場するキャラクタがプレミアムキャラクタであるか否かを判定する。ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタが登場する場合(S2540-67:Yes)、ステップS2540-68に進み、プレミアムキャラクタ以外のキャラクタが登場する場合(S2540-67:No)、ステップS2540-69に進む。
ステップS2540-68において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムキャラクタ役物フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ役物フラグをセットする。
次のステップS2540-69において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物待機フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出役物待機フラグをセットする。
次のステップS2540-70において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出の可動役物33cの動作タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2540-71において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、ルーレット演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、ルーレット演出がある場合(S2540-71:Yes)、ステップS2540-72に進み、ルーレット演出がない場合(S2540-71:No)、ステップS2540-74に進む。
次のステップS2540-72において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出役物待機フラグ記憶領域にルーレット演出役物待機フラグをセットする。
次のステップS2540-73において、ランプCPU150aは、ルーレット演出の可動役物33cの動作タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのルーレット演出役物待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2540-74において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、SP発展煽り演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出がある場合(S2540-74:Yes)、ステップS2540-75に進み、SP発展煽り演出がない場合(S2540-74:No)、ステップS2540-77に進む。
次のステップS2540-75において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出役物待機フラグ記憶領域にSP発展煽り演出役物待機フラグをセットする。
次のステップS2540-76において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出の可動役物33c、33dの動作タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのSP発展煽り演出役物待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2540-77において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、SP発展確定演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出がある場合(S2540-77:Yes)、ステップS2540-78に進み、SP発展確定演出がない場合(S2540-77:No)、ステップS2540-80に進む。
次のステップS2540-78において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出役物待機フラグ記憶領域にSP発展確定演出役物待機フラグをセットする。
次のステップS2540-79において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出の可動役物33c、33dの動作タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのSP発展確定演出役物待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2540-80において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、カットイン演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、カットイン演出がある場合(S2540-80:Yes)、ステップS2540-81に進み、カットイン演出がない場合(S2540-80:No)、ステップS2540-85に進む。
ステップS2540-81において、ランプCPU150aは、カットイン演出の背景が虹色であるか否かを判定する。ランプCPU150aは、背景が虹色である場合(S2540-81:Yes)、ステップS2540-82に進み、背景が虹色でない場合(S2540-81:No)、ステップS2540-83に進む。
ステップS2540-82において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムカットイン役物フラグ記憶領域にプレミアムカットイン役物フラグをセットする。
次のステップS2540-83において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出役物待機フラグ記憶領域にカットイン演出役物待機フラグをセットする。
次のステップS2540-84において、ランプCPU150aは、カットイン演出の可動役物33c、33dの動作タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのカットイン演出役物待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2540-85において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、確定役物作動第1演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出がある場合(S2540-85:Yes)、ステップS2540-86に進み、確定役物作動第1演出がない場合(S2540-85:No)、ステップS2540-88に進む。
次のステップS2540-86において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物待機フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出役物待機フラグをセットする。
次のステップS2540-87において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出の可動役物33a、33c、33dの動作タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2540-88において、ランプCPU150aは、変動開始の演出パターン指定コマンドを解析し、当該変動において実行する一連の演出の中に、確定役物作動第2演出があるか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出がある場合(S2540-88:Yes)、ステップS2540-89に進み、確定役物作動第2演出がない場合(S2540-88:No)、ステップS2540-91に進む。
次のステップS2540-89において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物待機フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出役物待機フラグをセットする。
次のステップS2540-90において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出の可動役物33a、33b、33c、33dの動作タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物待機タイマカウンタにセットする。
以上の役物駆動情報設定処理において、図189に示したステップアップ演出役物制御態様決定テーブルは、ステップアップ演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図190に示したプレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルは、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図191に示したキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルは、キャラクタA、B、又はCのキャラクタ登場演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図192に示したルーレット演出役物制御態様決定テーブルは、ルーレット演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図193に示したSP発展煽り演出役物制御態様決定テーブルは、SP発展煽り演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図194に示したSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルは、SP発展確定演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図195に示したプレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルは、虹色背景のカットイン演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図196に示したカットイン演出役物制御態様決定テーブルは、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図197に示した確定役物作動第1演出役物制御態様決定テーブルは、確定役物作動第1演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照され、図198に示した確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルは、確定役物作動第2演出の実行中にコマンドを受信した場合に参照される。
ここで、図189のステップアップ演出役物制御態様決定テーブルと図194のSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、ステップアップ演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、SP発展確定演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、ステップアップ演出の実行中であった場合、可動役物33cは、ステップアップ演出の動作態様を終了させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展確定演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、SP発展確定演出の動作態様を継続させる。
また、図193のSP発展煽り演出役物制御態様決定テーブルと図194のSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、SP発展煽り演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、SP発展確定演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展煽り演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、SP発展煽り演出の動作態様を終了させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展確定演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、SP発展確定演出の動作態様を継続させる。
また、図194のSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルと図196のカットイン演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、SP発展確定演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータであり、カットイン演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展確定演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、SP発展確定演出の動作態様を継続させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、カットイン演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、カットイン演出の動作態様を終了させる。
また、図194のSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルと図190のプレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、SP発展確定演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータであり、プレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展確定演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、SP発展確定演出の動作態様を継続させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の実行中であった場合、可動役物33cは、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の動作態様を終了させる。
また、図194のSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルと図195のプレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、SP発展確定演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータであり、プレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展確定演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、SP発展確定演出の動作態様を継続させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、虹色背景のカットイン演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、虹色背景のカットイン演出の動作態様を終了させる。
また、図189のステップアップ演出役物制御態様決定テーブルと図198の確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、ステップアップ演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、ステップアップ演出の実行中であった場合、可動役物33cは、ステップアップ演出の動作態様を終了させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、可動役物33a、33b、33c、33dは、確定役物作動第2演出の動作態様を継続させる。
また、図193のSP発展煽り演出役物制御態様決定テーブルと図198の確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、SP発展煽り演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、SP発展煽り演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、SP発展煽り演出の動作態様を終了させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、可動役物33a、33b、33c、33dは、確定役物作動第2演出の動作態様を継続させる。
また、図196のカットイン演出役物制御態様決定テーブルと図198の確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、カットイン演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の動作態様を終了させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、可動役物33a、33b、33c、33dは、確定役物作動第2演出の動作態様を継続させる。
また、図190のプレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルと図198の確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、プレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の実行中であった場合、可動役物33cは、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の動作態様を終了させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、可動役物33a、33b、33c、33dは、確定役物作動第2演出の動作態様を継続させる。
また、図195のプレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルと図198の確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルを比較すると、プレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであり、確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
よって、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、虹色背景のカットイン演出の実行中であった場合、可動役物33c、33dは、虹色背景のカットイン演出の動作態様を終了させ、演出制御部120mが変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信したタイミングが、確定役物作動第2演出の実行中であった場合、可動役物33a、33b、33c、33dは、確定役物作動第2演出の動作態様を継続させる。
ここで、ステップアップ演出の実行中に、演出制御部120mからコマンドを受信した場合、役物駆動情報設定処理では、図189のステップアップ演出役物制御態様決定テーブルが参照され、アニメパターン設定処理では、図95のステップアップ演出画像制御態様決定テーブルが参照され、ランプ発光情報設定処理では、図161のステップアップ演出ランプ制御態様決定テーブルが参照され、サウンドパターン設定処理では、図128のステップアップ演出効果音制御態様決定テーブルが参照される。4つのテーブルを比較すると、ステップアップ演出役物制御態様決定テーブル、ステップアップ演出画像制御態様決定テーブル、及び、ステップアップ演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「終了」のデータであるのに対し、ステップアップ演出効果音制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「継続」のデータである。
また、コマンドが変動開始のものである場合、アニメパターン設定処理では、ステップS2030-60:YesからステップS2030-62に処理が進んで、通常変動演出のアニメパターンがセットされる。コマンドが図柄確定のものである場合、アニメパターン設定処理では、ステップS2030-91:YesからステップS2030-98に処理が進んで、図柄確定演出のアニメパターンがセットされる。このため、SP発展確定演出の演出画像の表示の終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の演出画像の表示が行われる。また、上述したように、この場合、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされるため(ステップS2530-62やステップS2530-98)、ステップアップ演出の発光パターンの終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の発光パターンが始まる。これに対し、役物駆動情報設定処理には、変動開始や図柄確定に対応する役物駆動情報をセットするステップ自体がないため、コマンドが変動開始や図柄確定のものであったとしても、通常変動演出や図柄確定の役物駆動情報はセットされない。
よって、可動役物33cがステップアップ演出の動作態様で動作しており、画像表示装置31がステップアップ演出の演出画像を表示しており、ランプ34cがステップアップ演出の発光態様で発光しており、音声出力装置32がステップアップ演出の演出効果音を出力しているときに、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信した場合、可動役物33cはステップアップ演出の動作態様を終了させ、画像表示装置31はステップアップ演出の演出画像の表示を停止して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた演出画像の表示を行い、ランプ34cはステップアップ演出の発光態様を終了して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、音声出力装置32はステップアップ演出の演出効果音の出力を継続させる。
また、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の実行中に、演出制御部120mからコマンドを受信した場合、役物駆動情報設定処理では、図190のプレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブルが参照され、アニメパターン設定処理では、図97のプレミアムキャラクタ登場演出画像制御態様決定テーブルが参照され、ランプ発光情報設定処理では、図163のプレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルが参照され、サウンドパターン設定処理では、図130のプレミアムキャラクタ登場演出効果音制御態様決定テーブルが参照される。4つのテーブルを比較すると、プレミアムキャラクタ登場演出役物制御態様決定テーブル、プレミアムキャラクタ登場演出画像制御態様決定テーブル、及びプレミアムキャラクタ登場演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「終了」のデータであるのに対し、プレミアムキャラクタ登場演出効果音制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、アニメパターン設定処理では、変動開始や図柄確定のアニメパターンがセットされ(ステップS2030-62やステップS2030-98)、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされ(ステップS2530-62やステップS2530-98)、役物駆動情報設定処理では、通常変動演出や図柄確定の役物駆動情報はセットされない。
よって、可動役物33cが、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の動作態様で動作しており、画像表示装置31がプレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の演出画像を表示しており、ランプ34cが、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の発光態様で発光しており、音声出力装置32が、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の演出効果音を出力しているときに、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信した場合、可動役物33cは、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の動作態様を終了させ、画像表示装置31は、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の演出画像の表示を停止して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた演出画像の表示を行い、ランプ34cは、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の発光態様を終了して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、音声出力装置32は、プレミアムキャラクタのキャラクタ登場演出の演出効果音の出力を継続させる。
また、SP発展煽り演出の実行中に、演出制御部120mからコマンドを受信した場合、役物駆動情報設定処理では、図193のSP発展煽り演出役物制御態様決定テーブルが参照され、アニメパターン設定処理では、図100のSP発展煽り演出画像制御態様決定テーブルが参照され、ランプ発光情報設定処理では、図166のSP発展煽り演出ランプ制御態様決定テーブルが参照され、サウンドパターン設定処理では、図133のSP発展煽り演出効果音制御態様決定テーブルが参照される。4つのテーブルを比較すると、SP発展煽り演出役物制御態様決定テーブル、SP発展煽り演出画像制御態様決定テーブル、及びSP発展煽り演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「終了」のデータであるのに対し、SP発展煽り演出効果音制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、アニメパターン設定処理では、変動開始や図柄確定のアニメパターンがセットされ(ステップS2030-62やステップS2030-98)、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされ(ステップS2530-62やステップS2530-98)、役物駆動情報設定処理では、通常変動演出や図柄確定の役物駆動情報はセットされない。
よって、可動役物33c、33dがSP発展煽り演出の動作態様で動作しており、画像表示装置31がSP発展煽り演出の演出画像を表示しており、ランプ34cがSP発展煽り演出の発光態様で発光しており、音声出力装置32がSP発展煽り演出の演出効果音を出力しているときに、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信した場合、可動役物33c、33dはSP発展煽り演出の動作態様を終了させ、画像表示装置31はSP発展煽り演出の演出画像の表示を停止して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた演出画像の表示を行い、ランプ34cはSP発展煽り演出の発光態様を終了して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、音声出力装置32はSP発展煽り演出の演出効果音の出力を継続させる。
また、SP発展確定演出の実行中に、演出制御部120mからコマンドを受信した場合、アニメパターン設定処理では、図101のSP発展確定演出画像制御態様決定テーブルが参照され、ランプ発光情報設定処理では、図167のSP発展確定演出ランプ制御態様決定テーブルが参照され、サウンドパターン設定処理では、図134のSP発展確定演出効果音制御態様決定テーブルが参照され、役物駆動情報設定処理では、図194のSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルが参照される。4つのテーブルを比較すると、SP発展確定演出画像制御態様決定テーブル、及びSP発展確定演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであるのに対し、SP発展確定演出効果音制御態様決定テーブ及びSP発展確定演出役物制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、アニメパターン設定処理では、変動開始や図柄確定のアニメパターンがセットされ(ステップS2030-62やステップS2030-98)、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされる(ステップS2530-62やステップS2530-98)。
よって、画像表示装置31がSP発展確定演出の演出画像を表示しており、ランプ34cがSP発展確定演出の発光態様で発光しており、音声出力装置32がSP発展確定演出の演出効果音を出力しており、可動役物33c、33dがSP発展確定演出の動作態様で動作しているときに、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンドまたは図柄確定コマンドを受信した場合、画像表示装置31はSP発展確定演出の演出画像の表示を停止して、変動開始コマンドまたは図柄確定コマンドの実行に応じた演出画像の表示を行い、ランプ34cはSP発展確定演出の発光態様を終了して、変動開始コマンドまたは図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、音声出力装置32は、SP発展確定演出の演出効果音の出力を継続させ、可動役物33c、33dはSP発展確定演出の動作態様を継続させる。
また、虹色背景のカットイン演出の実行中に、演出制御部120mからコマンドを受信した場合、役物駆動情報設定処理では、図195のプレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブルを参照し、アニメパターン設定処理では、図103のプレミアムカットイン演出画像制御態様決定テーブルを参照し、ランプ発光情報設定処理では、図169のプレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、サウンドパターン設定処理では、図136のプレミアムカットイン演出効果音制御態様決定テーブルを参照する。4つのテーブルを比較すると、プレミアムカットイン演出役物制御態様決定テーブル、プレミアムカットイン演出画像制御態様決定テーブル、及びプレミアムカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「終了」のデータであるのに対し、プレミアムカットイン演出効果音制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、アニメパターン設定処理では、変動開始や図柄確定のアニメパターンがセットされ(ステップS2030-62やステップS2030-98)、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされ(ステップS2530-62やステップS2530-98)、役物駆動情報設定処理では、通常変動演出や図柄確定の役物駆動情報はセットされない。
よって、可動役物33c、33dが虹色背景のカットイン演出の動作態様で動作しており、画像表示装置31が虹色背景のカットイン演出の演出画像を表示しており、ランプ34cが虹色背景のカットイン演出の発光態様で発光しており、音声出力装置32が虹色背景のカットイン演出の演出効果音を出力しているときに、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信した場合、可動役物33c、33dは虹色背景のカットイン演出の動作態様を終了させ、画像表示装置31は虹色背景のカットイン演出の演出画像の表示を停止して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた演出画像の表示を行い、ランプ34cは虹色背景のカットイン演出の発光態様を終了して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、音声出力装置32は虹色背景のカットイン演出の演出効果音の出力を継続させる。
また、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の実行中に、演出制御部120mからコマンドを受信した場合、役物駆動情報設定処理では、図196のカットイン演出役物制御態様決定テーブルを参照し、アニメパターン設定処理では、図104のカットイン演出画像制御態様決定テーブルを参照し、ランプ発光情報設定処理では、図170のカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルを参照し、サウンドパターン設定処理では、図137のカットイン演出効果音制御態様決定テーブルを参照する。4つのテーブルを比較すると、カットイン演出役物制御態様決定テーブル、カットイン演出画像制御態様決定テーブル、及びカットイン演出ランプ制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「終了」のデータであるのに対し、カットイン演出効果音制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応付けられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、アニメパターン設定処理では、変動開始や図柄確定のアニメパターンがセットされ(ステップS2030-62やステップS2030-98)、ランプ発光情報設定処理では、変動開始や図柄確定のランプ発光情報がセットされ(ステップS2530-62やステップS2530-98)、役物駆動情報設定処理では、通常変動演出や図柄確定の役物駆動情報はセットされない。
よって、可動役物33c、33dが、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の動作態様で動作しており、画像表示装置31が、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の演出画像を表示しており、ランプ34cが、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の発光態様で発光しており、音声出力装置32が、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の演出効果音を出力しているときに、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンド又は図柄確定コマンドを受信した場合、可動役物33c、33dは、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の動作態様を終了させ、画像表示装置31は、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の演出画像の表示を停止して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた演出画像の表示を行い、ランプ34cは、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の発光態様を終了して、変動開始コマンド又は図柄確定コマンドの実行に応じた発光態様で発光し、音声出力装置32は、緑、赤、又はゼブラ柄の背景のカットイン演出の演出効果音の出力を継続させる。
また、確定役物作動第2演出の実行中に、演出制御部120mからコマンドを受信した場合、アニメパターン設定処理では、図106の確定役物作動第2演出画像制御態様決定テーブルが参照され、ランプ発光情報設定処理では、図172の確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブルが参照され、役物駆動情報設定処理では、図198の確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブルが参照され、サウンドパターン設定処理では、図139の確定役物作動第2演出効果音制御態様決定テーブルが参照される。4つのテーブルを比較すると、確定役物作動第2演出画像制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「終了」のデータであるのに対し、確定役物作動第2演出ランプ制御態様決定テーブル、確定役物作動第2演出役物制御態様決定テーブル、及び確定役物作動第2演出効果音制御態様決定テーブルでは、変動開始及び図柄確定のコマンドと対応づけられているのは「継続」のデータである。
また、上述したように、変動開始や図柄確定のコマンドを受信したときは、アニメパターン設定処理では、変動開始や図柄確定のアニメパターンがセットされるため(ステップS2030-62やステップS2030-98)、確定役物作動第2演出の演出画像の表示の終了と同時に、変動開始や図柄確定のコマンドの実行に応じた変動開始や図柄確定の演出画像の表示が行われる。
よって、画像表示装置31が確定役物作動第2演出の演出画像を表示しており、ランプ34a、ランプ34bが確定役物作動第2演出の発光態様で発光しており、可動役物33a、33b、33c、33dが確定役物作動第2演出の動作態様で動作しており、音声出力装置32が確定役物作動第2演出の演出効果音を出力しているときに、演出制御部120mが所定コマンドである変動開始コマンドまたは図柄確定コマンド受信した場合、画像表示装置31は確定役物作動第2演出の演出画像の表示を停止して、変動開始コマンドまたは図柄確定コマンドの実行に応じた演出画像の表示を行い、ランプ34a、34bは確定役物作動第2演出の発光態様を継続し、可動役物33a、33b、33c、33dは確定役物作動第2演出の動作態様を継続させ、音声出力装置32は、確定役物作動第2演出の演出効果音の出力を継続させる。
図199~図206は、ランプ/駆動制御部150の役物制御タイマ更新処理(図81のステップS2820)の詳細を示すフローチャートである。図199において、ランプCPU150aは、役物駆動情報設定処理で参照されるランプRAM150bのタイマカウンタに0でないものがあればそれを-1して更新する。
次のステップS2820-2において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出役物待機フラグ記憶領域にステップアップ演出役物待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物待機フラグがセットされている場合(S2820-2:Yes)、ステップS2820-3に進み、ステップアップ演出役物待機フラグがセットされていない場合(S2820-2:No)、ステップS2820-8に進む。
ステップS2820-3において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出役物待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物待機タイマカウンタが0である場合(S2820-3:No)、ステップS2820-4に進み、ステップアップ演出役物待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-3:Yes)、ステップS2820-8に進む。
ステップS2820-4において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物待機フラグをクリアする。
次のステップS2820-5において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出役物動作中フラグ記憶領域にステップアップ演出役物動作中フラグをセットする。
次のステップS2820-6において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出の動作態様の動作終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのステップアップ演出役物終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2820-7において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出の役物駆動情報をセットする。これ以降、可動役物33cにおいて、ステップアップ演出の動作態様の動作が開始される。
次のステップS2820-8において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物待機フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出役物待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出役物待機フラグがセットされている場合(S2820-8:Yes)、ステップS2820-9に進み、キャラクタ登場演出役物待機フラグがセットされていない場合(S2820-8:No)、ステップS2820-14に進む。
ステップS2820-9において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出役物待機タイマカウンタが0である場合(S2820-9:No)、ステップS2820-10に進み、キャラクタ登場演出役物待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-9:Yes)、ステップS2820-14に進む。
ステップS2820-10において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出役物待機フラグをクリアする。
次のステップS2820-11において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物動作中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出役物動作中フラグをセットする。
次のステップS2820-12において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出の動作態様の動作終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2820-13において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出の役物駆動情報をセットする。これ以降、可動役物33cにおいて、キャラクタ登場演出の動作態様の動作が開始される。
次のステップS2820-14において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出役物待機フラグ記憶領域にルーレット演出役物待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、ルーレット演出役物待機フラグがセットされている場合(S2820-14:Yes)、ステップS2820-15に進み、ルーレット演出役物待機フラグがセットされていない場合(S2820-14:No)、ステップS2820-20に進む。
ステップS2820-15において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出役物待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、ルーレット演出役物待機タイマカウンタが0である場合(S2820-15:No)、ステップS2820-16に進み、ルーレット演出役物待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-15:Yes)、ステップS2820-20に進む。
ステップS2820-16において、ランプCPU150aは、ルーレット演出役物待機フラグをクリアする。
次のステップS2820-17において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出役物動作中フラグ記憶領域にルーレット演出役物動作中フラグをセットする。
次のステップS2820-18において、ランプCPU150aは、ルーレット演出の動作態様の動作終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのルーレット演出役物終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2820-19において、ランプCPU150aは、ルーレット演出の役物駆動情報をセットする。これ以降、可動役物33cにおいて、ルーレット演出の動作態様の動作が開始される。
次のステップS2820-20において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出役物待機フラグ記憶領域にSP発展煽り演出役物待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物待機フラグがセットされている場合(S2820-20:Yes)、ステップS2820-21に進み、SP発展煽り演出役物待機フラグがセットされていない場合(S2820-20:No)、ステップS2820-26に進む。
ステップS2820-21において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出役物待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物待機タイマカウンタが0である場合(S2820-21:No)、ステップS2820-22に進み、SP発展煽り演出役物待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-21:Yes)、ステップS2820-26に進む。
ステップS2820-22において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物待機フラグをクリアする。
次のステップS2820-23において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出役物動作中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出役物動作中フラグをセットする。
次のステップS2820-24において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出の動作態様の動作終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのSP発展煽り演出役物終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2820-25において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出の役物駆動情報をセットする。これ以降、可動役物33c、33dにおいて、SP発展煽り演出の動作態様の動作が開始される。
次のステップS2820-26において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出役物待機フラグ記憶領域にSP発展確定演出役物待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物待機フラグがセットされている場合(S2820-26:Yes)、ステップS2820-27に進み、SP発展確定演出役物待機フラグがセットされていない場合(S2820-26:No)、ステップS2820-32に進む。
ステップS2820-27において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出役物待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物待機タイマカウンタが0である場合(S2820-27:No)、ステップS2820-28に進み、SP発展確定演出役物待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-27:Yes)、ステップS2820-32に進む。
ステップS2820-28において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物待機フラグをクリアする。
次のステップS2820-29において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出役物動作中フラグ記憶領域にSP発展確定演出役物動作中フラグをセットする。
次のステップS2820-30において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出の動作態様の動作終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのSP発展確定演出役物終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2820-31において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出の役物駆動情報をセットする。これ以降、可動役物33c、33dにおいて、SP発展確定演出の動作態様の動作が開始される。
次のステップS2820-32において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出役物待機フラグ記憶領域にカットイン演出役物待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、カットイン演出役物待機フラグがセットされている場合(S2820-32:Yes)、ステップS2820-33に進み、カットイン演出役物待機フラグがセットされていない場合(S2820-32:No)、ステップS2820-38に進む。
ステップS2820-33において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出役物待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、カットイン演出役物待機タイマカウンタが0である場合(S2820-33:No)、ステップS2820-34に進み、カットイン演出役物待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-33:Yes)、ステップS2820-38に進む。
ステップS2820-34において、ランプCPU150aは、カットイン演出役物待機フラグをクリアする。
次のステップS2820-35において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出役物動作中フラグ記憶領域にカットイン演出役物動作中フラグをセットする。
次のステップS2820-36において、ランプCPU150aは、カットイン演出の動作態様の動作終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bのカットイン演出役物終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2820-37において、ランプCPU150aは、カットイン演出の役物駆動情報をセットする。これ以降、可動役物33c、33dにおいて、カットイン演出の動作態様の動作が開始される。
次のステップS2820-38において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物待機フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出役物待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物待機フラグがセットされている場合(S2820-38:Yes)、ステップS2820-39に進み、確定役物作動第1演出役物待機フラグがセットされていない場合(S2820-38:No)、ステップS2820-44に進む。
ステップS2820-39において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物待機タイマカウンタが0である場合(S2820-39:No)、ステップS2820-40に進み、確定役物作動第1演出役物待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-39:Yes)、ステップS2820-44に進む。
ステップS2820-40において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物待機フラグをクリアする。
次のステップS2820-41において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物動作中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出役物動作中フラグをセットする。
次のステップS2820-42において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出の動作態様の動作終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2820-43において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出の役物駆動情報をセットする。これ以降、可動役物33a、33c、33dにおいて、確定役物作動第1演出の動作態様の動作が開始される。
次のステップS2820-44において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物待機フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出役物待機フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物待機フラグがセットされている場合(S2820-44:Yes)、ステップS2820-45に進み、確定役物作動第2演出役物待機フラグがセットされていない場合(S2820-44:No)、ステップS2820-50に進む。
ステップS2820-45において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物待機タイマカウンタが0である場合(S2820-45:No)、ステップS2820-46に進み、確定役物作動第2演出役物待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-45:Yes)、ステップS2820-50に進む。
ステップS2820-46において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物待機フラグをクリアする。
次のステップS2820-47において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物動作中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出役物動作中フラグをセットする。
次のステップS2820-48において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出の動作態様の動作終了タイミングまでの残り時間を求め、この時間をリセット用クロックパルスの発生周期である2ミリ秒で除算した値をランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物終了待機タイマカウンタにセットする。
次のステップS2820-49において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出の役物駆動情報をセットする。これ以降、可動役物33a、33b、33c、33dにおいて、確定役物作動第2演出の動作態様の動作が開始される。
ステップS2820-50において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出役物動作中フラグ記憶領域にステップアップ演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2820-50:Yes)、ステップS2820-51に進み、ステップアップ演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2820-50:No)、ステップS2820-54に進む。
ステップS2820-51において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのステップアップ演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物終了待機タイマカウンタが0である場合(S2820-51:No)、ステップS2820-52に進み、ステップアップ演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-51:Yes)、ステップS2820-54に進む。
ステップS2820-52において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出役物動作中フラグをクリアする。
ステップS2820-53において、ランプCPU150aは、ステップアップ演出の役物駆動情報をクリアする。ステップアップ演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33cにおいて、ステップアップ演出の動作態様の動作が終了する。
ステップS2820-54において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物動作中フラグ記憶領域にキャラクタ登場演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2820-54:Yes)、ステップS2820-55に進み、キャラクタ登場演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2820-54:No)、ステップS2820-60に進む。
ステップS2820-55において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのキャラクタ登場演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出役物終了待機タイマカウンタが0である場合(S2820-55:No)、ステップS2820-56に進み、キャラクタ登場演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-55:Yes)、ステップS2820-60に進む。
ステップS2820-56において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムキャラクタ役物フラグ記憶領域にプレミアムキャラクタ役物フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタ役物フラグがセットされている場合(S2820-56:Yes)、ステップS2820-57に進み、プレミアムキャラクタ役物フラグがセットされていない場合(S2820-56:No)、ステップS2820-58に進む。
ステップS2820-57において、ランプCPU150aは、プレミアムキャラクタ役物フラグをクリアする。
ステップS2820-58において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出役物動作中フラグをクリアする。
ステップS2820-59において、ランプCPU150aは、キャラクタ登場演出の役物駆動情報をクリアする。キャラクタ登場演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33cにおいて、キャラクタ登場演出の動作態様の動作が終了する。
ステップS2820-60において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出役物動作中フラグ記憶領域にルーレット演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、ルーレット演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2820-60:Yes)、ステップS2820-61に進み、ルーレット演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2820-60:No)、ステップS2820-64に進む。
ステップS2820-61において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのルーレット演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、ルーレット演出役物終了待機タイマカウンタが0である場合(S2820-61:No)、ステップS2820-62に進み、ルーレット演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-61:Yes)、ステップS2820-64に進む。
ステップS2820-62において、ランプCPU150aは、ルーレット演出役物動作中フラグをクリアする。
ステップS2820-63において、ランプCPU150aは、ルーレット演出の役物駆動情報をクリアする。ルーレット演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33cにおいて、ルーレット演出の動作態様の動作が終了する。
ステップS2820-64において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出役物動作中フラグ記憶領域にSP発展煽り演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2820-64:Yes)、ステップS2820-65に進み、SP発展煽り演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2820-64:No)、ステップS2820-68に進む。
ステップS2820-65において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展煽り演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物終了待機タイマカウンタが0である場合(S2820-65:No)、ステップS2820-66に進み、SP発展煽り演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-65:Yes)、ステップS2820-68に進む。
ステップS2820-66において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出役物動作中フラグをクリアする。
ステップS2820-67において、ランプCPU150aは、SP発展煽り演出の役物駆動情報をクリアする。SP発展煽り演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33c、33dにおいて、SP発展煽り演出の動作態様の動作が終了する。
ステップS2820-68において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出役物動作中フラグ記憶領域にSP発展確定演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2820-68:Yes)、ステップS2820-69に進み、SP発展確定演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2820-68:No)、ステップS2820-72に進む。
ステップS2820-69において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのSP発展確定演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物終了待機タイマカウンタが0である場合(S2820-69:No)、ステップS2820-70に進み、SP発展確定演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-69:Yes)、ステップS2820-72に進む。
ステップS2820-70において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出役物動作中フラグをクリアする。
ステップS2820-71において、ランプCPU150aは、SP発展確定演出の役物駆動情報をクリアする。SP発展確定演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33c、33dにおいて、SP発展確定演出の動作態様の動作が終了する。
ステップS2820-72において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出役物動作中フラグ記憶領域にカットイン演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、カットイン演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2820-72:Yes)、ステップS2820-73に進み、カットイン演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2820-72:No)、ステップS2820-78に進む。
ステップS2820-73において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのカットイン演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、カットイン演出役物終了待機タイマカウンタが0である場合(S2820-73:No)、ステップS2820-74に進み、カットイン演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-73:Yes)、ステップS2820-78に進む。
ステップS2820-74において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bのプレミアムカットイン役物フラグ記憶領域にプレミアムカットイン役物フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、プレミアムカットイン役物フラグがセットされている場合(S2820-74:Yes)、ステップS2820-75に進み、プレミアムカットイン役物フラグがセットされていない場合(S2820-74:No)、ステップS2820-76に進む。
ステップS2820-75において、ランプCPU150aは、プレミアムカットイン役物フラグをクリアする。
ステップS2820-76において、ランプCPU150aは、カットイン演出役物動作中フラグをクリアする。
ステップS2820-77において、ランプCPU150aは、カットイン演出の役物駆動情報をクリアする。カットイン演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33c、33dにおいて、カットイン演出の動作態様の動作が終了する。
ステップS2820-78において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物動作中フラグ記憶領域に確定役物作動第1演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2820-78:Yes)、ステップS2820-79に進み、確定役物作動第1演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2820-78:No)、ステップS2820-82に進む。
ステップS2820-79において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第1演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物終了待機タイマカウンタが0である場合(S2820-79:No)、ステップS2820-80に進み、確定役物作動第1演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-79:Yes)、ステップS2820-82に進む。
ステップS2820-80において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出役物動作中フラグをクリアする。
ステップS2820-81において、ランプCPU150aは、確定役物作動第1演出の役物駆動情報をクリアする。確定役物作動第1演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33a、33c、33dにおいて、確定役物作動第1演出の動作態様の動作が終了する。
ステップS2820-82において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物動作中フラグ記憶領域に確定役物作動第2演出役物動作中フラグがセットされているか否かを確認する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物動作中フラグがセットされている場合(S2820-82:Yes)、ステップS2820-83に進み、確定役物作動第2演出役物動作中フラグがセットされていない場合(S2820-82:No)、今回の役物制御タイマ更新処理を終了する。
ステップS2820-83において、ランプCPU150aは、ランプRAM150bの確定役物作動第2演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きいか否かを判定する。ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物終了待機タイマカウンタが0である場合(S2820-83:No)、ステップS2820-84に進み、確定役物作動第2演出役物終了待機タイマカウンタが0より大きい場合(S2820-83:Yes)、今回の役物制御タイマ更新処理を終了する。
ステップS2820-84において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出役物動作中フラグをクリアする。
ステップS2820-85において、ランプCPU150aは、確定役物作動第2演出の役物駆動情報をクリアする。確定役物作動第2演出の役物駆動情報がクリアされると、可動役物33a、33b、33c、33dにおいて、確定役物作動第2演出の動作態様の動作が終了する。
以上が、本実施形態の詳細である。本実施形態によると、遊技機1における特別図柄の変動中の興趣をより一層高めることができる。本実施形態では、特定の確定役物作動演出である確定役物作動第2演出役物では、第1可動役物33aの落下→第2可動役物33bの上昇→第2可動役物33bの左右への分離→分離した第2可動役物33bの揺動、という複数の可動役物による連続した動作が行われる。このような可動役物の複雑な動作を伴う演出の実行中に、演出制御部120mが変動開始や図柄確定のコマンドを受信した場合、可動役物の動作を直ちに止め、初期位置への復帰動作を始めてしまうと、可動役物の退避の順番を誤ったり、複数の可動役物が干渉し、壊れてしまう恐れがある。本実施形態では、図柄変動表示内の特定の演出中に、演出制御部120mが変動開始や図柄確定のコマンドを受信した場合、可動役物の動作を継続させるので、可動役物が壊れてしまうことが無くなる。