JP2022118621A - 充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電インレットを介する接続異常から復帰させる。【解決手段】充電装置10は、車両12に設けられ、車外の充電コネクタ32と接続可能な充電インレット40と、充電インレット40に設けられ、充電コネクタ32の端子と電気的に接続可能であり、修復温度以上の温度を加えると予め設定された形状に修復される金属で形成される充電インレットピンと、充電インレットピンの温度を検出する温度検出部と、充電インレットピンを通じて車外から供給される電力によって車載バッテリ20の充電を行う充電制御部44と、を備え、充電制御部44は、充電インレットピンの温度変化量が所定変化量以上の場合、充電インレットピンの温度を修復温度以上にさせる修復処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、車載バッテリの充電装置に関する。
例えば、特許文献1には、車両の充電インレットに車外の充電コネクタが接続され、充電コネクタおよび充電インレットを通じて車外の充電器から供給される電力によって車載バッテリの充電を行う技術の一例が開示されている。
特開2019-129671号公報
特許文献1の技術では、充電インレット端子と充電コネクタ端子との間の接触不良による異常発熱を温度センサで検出することで、充電インレットと充電コネクタとの接続異常が診断される。このような接続異常が生じた場合、接続異常から遅滞なく復帰させることが望まれる。
そこで、本発明は、充電インレットを介する接続異常から復帰させることが可能な充電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の充電装置は、車両に設けられ、車外の充電コネクタと接続可能な充電インレットと、充電インレットに設けられ、充電コネクタの端子と電気的に接続可能であり、修復温度以上の温度を加えると予め設定された形状に修復される金属で形成される充電インレットピンと、充電インレットピンの温度を検出する温度検出部と、充電インレットピンを通じて車外から供給される電力によって車載バッテリの充電を行う充電制御部と、を備え、充電制御部は、充電インレットピンの温度変化量が所定変化量以上の場合、充電インレットピンの温度を修復温度以上にさせる修復処理を実行する。
また、充電制御部は、修復処理を1回の充電中に複数回実行するとしてもよい。
また、充電制御部は、修復処理において、充電インレットピンの温度を、修復温度以上であり、かつ、修復温度より高い所定の上限温度未満の温度範囲内に収まらせるとしてもよい。
また、充電インレットピンを冷却する冷却機構をさらに備え、充電制御部は、修復処理において、充電インレットピンの温度が、修復温度以上であり、かつ、上限温度未満の温度範囲内に収まるように冷却機構を制御するとしてもよい。
また、充電制御部は、充電時間が所定時間未満の場合、自車両の消費電力を充電電力以上とさせるとしてもよい。
本発明によれば、充電インレットを介する接続異常から復帰させることが可能となる。
図1は、本実施形態にかかる充電システムの構成を示す概略図である。 図2は、充電インレットの拡大図である。 図3は、DC充電口の温度検出部の配置例を示す水平断面図である。 図4は、冷却機構の構成例を示す鉛直断面図である。図4Aは、冷却機構の一例を示し、図4Bは、冷却機構の他の例を示す。 図5は、充電インレットピンの折れ曲がりについて説明する水平断面図である。図5Aは、正常な状態のDC充電インレットピンの一例を示す。図5Bは、折れ曲がった状態のDC充電インレットピンの一例を示す。 図6は、充電インレットピンを通じて電力が供給されているときの、充電インレットピンの温度の時間推移の一例を示す図である。図6Aは、充電インレットピンが正常な場合を示す。図6Bは、充電インレットピンが折れ曲がっている場合を示す。 図7は、充電インレットピンの折れ曲がりを修復する一例を示す図である。図7Aは、修復処理の結果、充電インレットピンの修復が成功した場合の一例を示す。図7Bは、修復処理の結果、充電インレットピンの修復が失敗した場合の一例を示す。 図8は、充電制御部の動作の流れを説明するフローチャートである。 図9は、温度変化量導出処理の流れを説明するフローチャートである。 図10は、修復サブルーチンの流れを説明するフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる充電システム1の構成を示す概略図である。充電システム1は、充電装置10が適用された車両12と、車外の給電設備14とを含む。
車両12は、例えば、電気自動車またはハイブリッド車である。車両12には、車載バッテリ20が設けられている。車載バッテリ20は、車両12の駆動源である不図示のモータに電力を供給する。充電装置10は、後に詳述するが、給電設備14と電気的に接続可能であり、給電設備14から供給される電力によって車載バッテリ20を充電する。すなわち、充電装置10は、所謂、プラグイン充電を実行可能である。
給電設備14は、給電部30、充電コネクタ32および設備制御部34を含む。給電部30は、電力供給源36に接続されている。電力供給源36は、例えば、商用の電力系統である。充電コネクタ32は、ケーブル38を通じて給電部30に接続されている。充電コネクタ32は、車両12の充電装置10と電気的に接続可能である。給電部30は、電力供給源36から供給される交流電力を直流電力に変換して、充電コネクタ32を通じて車両12の充電装置10に供給する。なお、給電部30は、直流電力を充電装置10に供給する構成に限らず、交流電力を充電装置10に供給する構成であってもよい。また、充電コネクタ32は、直流給電用と交流給電用とで、端部の端子配列またはソケット形状などが異なっている。
設備制御部34は、中央処理装置、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路から構成されるコンピュータである。設備制御部34は、プログラムと協働して給電設備14全体を制御する。また、設備制御部34は、充電コネクタ32およびケーブル38を通じて、車両12の充電装置10と通信可能である。設備制御部34は、充電の開始が指示されると、給電部30に車両12への給電を開始させ、充電の終了が指示されると、給電部30に車両12への給電を終了させる。また、設備制御部34は、給電部30から供給する電力量を制御可能となっている。
充電装置10は、充電インレット40、充電部42および充電制御部44を含む。充電インレット40は、例えば、車両12のボディの側面に設けられる。充電インレット40は、充電コネクタ32と接続可能となっており、充電コネクタ32が接続されることで給電設備14から受電可能である。
充電インレット40は、充電部42を介して車載バッテリ20と電気的に接続される。充電部42は、充電インレット40と車載バッテリ20との電気的な接続をオンオフするスイッチを含む。また、充電部42は、車載バッテリ20に供給される充電電力を測定する電力測定部を含む。また、充電部42は、交流電力で受電した場合には、直流電力に変換して車載バッテリ20に供給する。
図2は、充電インレット40の拡大図である。充電インレット40は、インレット筐体50、充電リッド52、DC充電口54、AC充電口56、温度検出部58および冷却機構60を含む。
インレット筐体50は、中空の箱状に形成され、車両12のボディに設置されている。インレット筐体50の前面は、車外に開口している。充電リッド52は、インレット筐体50の前面の開口を開閉可能に設けられている。
DC充電口54およびAC充電口56は、インレット筐体50内に収容されており、充電リッド52が開かれると車外に露出する。DC充電口54およびAC充電口56は、それぞれ円形状に形成されている。DC充電口54は、直流給電用の充電コネクタ32と接続可能となっている。AC充電口56は、交流給電用の充電コネクタ32と接続可能となっている。
DC充電口54には、2個のDC充電インレットピン70と、8個のDC充電通信ピン72が設けられる。DC充電通信ピン72は、4個1組で区分され、2組設けられる。1組を構成する4個のDC充電インレットピン70は、受け口73内に配置されて纏められている。受け口73内の4個のDC充電インレットピン70は、受け口73の中心軸周りに90度毎に配置される。2個のDC充電インレットピン70および2個の受け口73は、DC充電口54の中心軸周りに90度毎に交互に配置される。
AC充電口56には、2個のAC充電インレットピン74と、3個のAC充電通信ピン76が設けられる。2個のAC充電インレットピン74および3個のAC充電通信ピン76は、AC充電口56の中心軸周りに配置される。2個のAC充電インレットピン74は、AC充電口56の上寄りに配置され、3個のAC充電通信ピン76は、AC充電口56の下寄りに配置される。
以後、DC充電口54およびAC充電口56を総称して、単に、充電口と呼ぶ場合がある。また、DC充電インレットピン70およびAC充電インレットピン74を総称して、単に、充電インレットピンと呼ぶ場合がある。また、DC充電通信ピン72およびAC充電通信ピン76を総称して、単に、通信ピンと呼ぶ場合がある。
充電インレットピンは、充電部42を通じて車載バッテリ20に電気的に接続される。また、充電インレットピンは、充電コネクタ32の電力用端子と電気的に接続可能となっている。すなわち、給電部30は、充電インレットピンを通じて車両12に電力を供給する。
通信ピンは、充電制御部44に接続される。また、通信ピンは、充電コネクタ32の通信用端子と電気的に接続可能となっている。すなわち、充電制御部44は、通信ピンを通じて設備制御部34と通信可能となっている。
温度検出部58は、例えば、サーミスタである。温度検出部58は、DC充電口54およびAC充電口56のそれぞれに設けられる。
DC充電口54の温度検出部58は、図2で示すように充電インレット40の正面から見て、2個のDC充電インレットピン70の間の中央に配置される。DC充電口54の温度検出部58は、2個のDC充電インレットピン70の近傍に配置されるため、DC充電インレットピン70の温度を検出することができる。また、DC充電口54の温度検出部58は、2個のDC充電インレットピン70の間に配置されるため、2個のDC充電インレットピン70のうち発熱量の多い方の温度を検出することができる。
AC充電口56の温度検出部58は、図2で示すように充電インレット40の正面から見て、2個のAC充電インレットピン74の間であり、AC充電口56の中央寄りに配置される。AC充電口56の温度検出部58は、2個のAC充電インレットピン74の近傍に配置されるため、AC充電インレットピン74の温度を検出することができる。また、AC充電口56の温度検出部58は、2個のAC充電インレットピン74の間に配置されるため、2個のAC充電インレットピン74のうち発熱量の多い方の温度を検出することができる。
図3は、DC充電口54の温度検出部58の配置例を示す水平断面図である。図3に示すように、インレット筐体50の車体内部側には、支持部材78が設けられる。DC充電インレットピン70の車体内部側の端部は、支持部材78内に埋め込まれている。DC充電インレットピン70において、支持部材78内に埋め込まれている部分を、基端部と呼ぶ場合がある。DC充電インレットピン70の基端部には、不図示の電線などが接続される。DC充電インレットピン70は、基端部が支持部材78に支持されており、支持部材78から垂直に起立している。
温度検出部58は、支持部材78内に埋め込まれており、2個のDC充電インレットピン70の基端部同士の間に位置する。なお、図3ではDC充電口54の温度検出部58の例を示したが、AC充電口56の温度検出部58もDC充電口54の温度検出部58と同様に、支持部材78内に埋め込まれる。
図4は、冷却機構60の構成例を示す鉛直断面図である。図4Aは、冷却機構60の一例を示し、図4Bは、冷却機構60の他の例を示す。冷却機構60は、DC充電口54およびAC充電口56のそれぞれに設けられる。図4Aおよび図4Bでは、DC充電口54の冷却機構60を例に説明するが、AC充電口56にもDC充電口54の冷却機構60と同様の冷却機構60が設けられる。
図4Aの例の冷却機構60は、ブロア80および冷却流路82を含む。ブロア80は、例えば、車体内部の支持部材78に取り付けられる。冷却流路82は、ブロア80からDC充電インレットピン70の基端部の周囲を経由して支持部材78を貫通するように形成される。ブロア80は、冷却流路82内に冷却風を送風する。つまり、図4Aの例の冷却機構60は、ブロア80の冷却風によってDC充電インレットピン70を冷却する。なお、図2では、図4Aの例の冷却機構60が例示されている。
図4Bの例の冷却機構60は、ラジエータ84、ポンプ86および冷却流路88を含む。冷却流路88は、ラジエータ84から、ポンプ86、および、DC充電インレットピン70の基端部の周囲を経由してラジエータ84に戻る経路で形成される。ラジエータ84は、冷却流路88を流れる冷却水を、熱交換によって冷却する。ポンプ86は、冷却流路88内の冷却水を循環させる。つまり、図4Bの例の冷却機構60は、冷却水によってDC充電インレットピン70を冷却する。
図5は、充電インレットピンの折れ曲がりについて説明する水平断面図である。図5Aは、正常な状態のDC充電インレットピン70の一例を示す。図5Bは、折れ曲がった状態のDC充電インレットピン70の一例を示す。図5Aで示すように、DC充電インレットピン70は、正常な状態では支持部材78から垂直に起立している。
ここで、例えば、DC充電口54に不適合な充電コネクタ32が無理に接続される、または、充電コネクタ32が乱雑に扱われてDC充電口54に接続されるというようなことが起こり得る。このようなことが起こると、DC充電インレットピン70の起立方向に交差する方向の意図しない力がDC充電インレットピン70にかかることがある。そうすると、DC充電インレットピン70は、図5Bで示すように、基端部に対して先端部が起立方向に交差する方向に相対的に変位するように折れ曲がることがある。
DC充電インレットピン70が折れ曲がると、DC充電インレットピン70が正常な状態と比べ、DC充電インレットピン70と充電コネクタ32の電力用端子との間の接触抵抗が高くなる。接触抵抗が高くなると、接触部分で発熱し、発熱によってDC充電インレットピン70の温度が過度に高くなるおそれがある。その結果、充電インレット40が損傷するおそれがある。
なお、AC充電インレットピン74もDC充電インレットピン70と同様に折れ曲がることがある。AC充電インレットピン74が折れ曲がると、AC充電インレットピン74の温度が過度に高くなるおそれがあり、その結果、充電インレット40が損傷するおそれがある。
そこで、本実施形態の充電インレットピンは、所定の修復温度以上の温度を加えると予め設定された形状に修復される金属、所謂、形状記憶合金、で形成される。充電インレットピンは、支持部材78から垂直に起立する正常な状態の形状が予め記憶される。仮に、充電インレットピンが外気温程度の通常の温度で図5Bのように意図せずに折れ曲がったとする。この場合、充電インレットピンの温度を修復温度以上に上昇させる。そうすることで、充電インレットピンを、図5Aで示す予め記憶させておいた正常な形状に復帰させることができる。
所定の修復温度は、例えば、80℃などに設定される。つまり、充電インレットピンは、修復温度が所望の温度(80℃など)となるように、形状記憶合金の構成金属の種類および配合比率が決定されている。なお、上述の修復温度の数値は、一例であり、充電インレットピンのサイズなどを考慮して任意に設定することができる。
図1に戻って、充電制御部44は、中央処理装置、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路から構成されるコンピュータである。充電制御部44は、プログラムと協働して、充電インレットピンを通じて車外から供給される電力によって車載バッテリ20の充電を行う。この際、充電制御部44は、温度検出部58から充電インレットピンの温度を取得する。そして、充電制御部44は、充電インレットピンの温度変化量が所定変化量以上の場合、充電インレットピンの温度を修復温度以上にさせる修復処理を実行する。充電制御部44は、修復処理において、充電インレットピンの温度が修復温度以上となるように充電電力を制御する。例えば、充電制御部44は、充電電力を現在値よりも上昇させることで、充電インレットピンの温度を早期に修復温度以上にさせる。
図6は、充電インレットピンを通じて電力が供給されているときの、充電インレットピンの温度の時間推移の一例を示す図である。図6Aは、充電インレットピンが正常な場合を示す。図6Bは、充電インレットピンが折れ曲がっている場合を示す。
充電インレットピンが正常な場合、充電インレットピンと充電コネクタ32の電力用端子との間の接触抵抗が比較的低く、接触部分での単位時間当たりの発熱量が少ない。このため、図6Aで示すように、充電インレットピンの単位時間当たりの温度変化量は、比較的少ない。
これに対し、充電インレットピンが折れ曲がっている場合、充電インレットピンと充電コネクタ32の電力用端子との間の接触抵抗が高くなり、接触部分での単位時間当たりの発熱量が多くなる。このため、図6Bで示すように、充電インレットピンの単位時間当たりの温度変化量は、正常な場合と比べて多くなる。
このことから、充電制御部44は、電力が供給されているときの充電インレットピンの温度変化量に基づいて、充電インレットピンが折れ曲がっているか否かをチェックすることができる。
具体的には、充電の開始後、充電インレットピンの折れ曲がりの有無のチェックを開始するチェック開始タイミングにおける充電インレットピンの温度を、基準温度とする。チェック開始タイミングから所定時間経過したときのチェック終了タイミングにおける充電インレットピンの温度を、変化後温度とする。充電制御部44は、基準温度と変化後温度とを温度検出部58からそれぞれ取得する。充電制御部44は、変化後温度から基準温度を減算して、所定時間における温度変化量を導出する。充電制御部44は、導出した温度変化量と、予め設定された所定変化量とを比較する。
図6Aで示すように、温度変化量が所定変化量未満であれば、充電インレットピンが正常であるとみなせる。一方、図6Bで示すように、温度変化量が所定変化量以上であれば、充電インレットピンが折れ曲がっているとみなせる。そして、温度変化量が所定変化量以上の場合、充電制御部44は、充電インレットピンの折れ曲がりを修復するための修復処理を行う。
なお、チェック開始タイミングからチェック終了タイミングまでの所定時間、および、温度の所定変化量は、充電インレットピンの折れ曲がりに起因する温度変化量の差異を十分に区別可能な任意の値に設定される。
また、充電制御部44は、チェック開始タイミングからチェック終了タイミングまでのチェック期間において、充電インレットピンを通じて供給される充電電力を一定値に維持させる。これにより、充電制御部44は、温度変化量と所定変化量との比較を、より正確に行うことができる。
図7は、充電インレットピンの折れ曲がりを修復する一例を示す図である。図7Aは、修復処理の結果、充電インレットピンの修復が成功した場合の一例を示す。また、充電インレットピンが、形状記憶合金の修復許容範囲を超えて折れ曲がっている場合、修復が失敗することがある。図7Bは、修復処理の結果、充電インレットピンの修復が失敗した場合の一例を示す。
図7Aの例では、タイミングT10において充電が開始され、タイミングT10からタイミングT11までのチェック期間の温度変化量が所定変化量以上であったとする。これを受け、充電制御部44は、タイミングT11において修復処理を開始する。
修復処理において、充電制御部44は、充電インレット40の温度が、早期に修復温度以上となるように、充電電力を増加させる。具体的には、充電制御部44は、充電電力を増加させるような電力指令値を、充電インレット40の通信ピンを通じて設備制御部34に送信する。設備制御部34は、電力指令値に従った電力を給電部30から供給させる。これにより、充電インレットピンを流れる電流が増加する。
そうすると、充電インレットピンと充電コネクタ32の電力用端子との間の発熱量が増加し、充電インレットピンの温度を迅速に修復温度以上にさせることができる。充電インレットピンは、形状記憶合金で形成されているため、修復温度以上となると、予め記憶された正常な形状に変位する。
充電制御部44は、タイミングT11からタイミングT12までの所定の修復期間中、充電インレット40の温度を修復温度以上にさせる修復処理を継続させる。これにより、充電制御部44は、修復期間において充電インレットピンの温度を確実に修復温度以上にさせることが可能となる。
さらに、修復処理において、充電制御部44は、充電インレット40の温度が上限温度以上とならないように充電電力を制御してもよい。上限温度は、修復温度より所定値だけ高い値であり、充電時の各機器の保護要件、および、充電規格要件を考慮して予め設定される。
例えば、修復温度と上限温度との間において、二点鎖線C1で示す上側閾値、および、二点鎖線C2で示す下側閾値が設定される。上側閾値は、上限温度付近であり、上限温度より所定値だけ低い値に設定される。下側閾値は、修復温度付近であり、修復温度より所定値だけ高い値に設定される。充電制御部44は、修復期間中、温度検出部58による充電インレットピンの温度と、電力測定部による充電電力とを逐次監視する。
充電制御部44は、充電インレットピンの温度が上側閾値以上となったら、現在の充電電力よりも小さな電力指令値を設備制御部34に送信することで、充電電力を低下させる。これにより、充電インレットピンの温度を上限温度以上となる前に低下させることができる。また、充電制御部44は、充電インレットピンの温度が上側閾値以上となったら、冷却機構60を作動させて充電インレットピンの温度を強制的に低下させてもよい。
また、充電制御部44は、充電インレットピンの温度が下側閾値未満となったら、現在の充電電力よりも大きな電力指令値を設備制御部34に送信することで、充電電力を上昇させる。これにより、充電インレットピンの温度を修復温度未満となる前に上昇させることができる。また、充電制御部44は、充電インレットピンの温度が下側閾値未満となったら、冷却機構60を停止させて充電インレットピンの冷却を中止させてもよい。
修復期間が終了すると、充電制御部44は、タイミングT12からタイミングT13までの所定のチェック期間において充電インレットピンの折れ曲がりを再度チェックする。具体的には、充電制御部44は、タイミングT13において、タイミングT13の変化後温度からタイミングT12の基準温度を減算した温度変化量が、所定変化量以上であるか否かを判断する。
図7Aの例では、タイミングT12とタイミングT13との間のチェック期間の温度変化量が所定変化量未満となっており、充電インレットピンの折れ曲がりが修復処理によって修復されている。そこで、充電制御部44は、以後、充電終了となるまで、上限温度制限制御により充電を継続させる。上限温度制限制御は、充電インレット40の温度が上限温度未満となるように充電電力を制限する制御を示す。また、修復が完了しているため、上限温度制限制御は、充電インレットピンの温度が修復温度未満となることを許容する。
図7Bの例では、タイミングT20において充電が開始され、タイミングT20からタイミングT21までのチェック期間の温度変化量が所定変化量以上であったとする。これを受け、充電制御部44は、タイミングT21において修復処理を開始する。充電制御部44は、タイミングT21からタイミングT22までの修復期間中、充電インレット40の温度が、修復温度以上、かつ、上限温度未満となるように充電電力を制御する。
図7Bの例では、修復処理後、タイミングT22とタイミングT23との間のチェック期間の温度変化量が再び所定変化量以上となっている。この場合、十分に修復できなかったとみなし、充電制御部44は、修復処理を再度繰り返す。すなわち、充電制御部44は、タイミングT23からタイミングT24の修復期間において、充電インレット40の温度が、修復温度以上、かつ、上限温度未満となるように充電電力を制限する。
図7Bの例では、2回目の修復処理後、タイミングT24とタイミングT25との間のチェック期間の温度変化量が所定変化量以上となった。これは、今回の充電において、複数回の修復処理を繰り返しても修復が失敗したことを示す。修復が失敗した場合、充電制御部44は、以後、充電終了となるまで、修復温度制限制御により充電を継続させる。修復温度制限制御は、充電インレットピンの温度が修復温度未満となるように充電電力を制限する制御を示す。これにより、充電制御部44は、意図しない異常が生じるリスクを減少させつつ、充電を完了させることが可能となる。
なお、図7Bの例では、修復処理を2回繰り返していた。しかし、修復が失敗したと判断するまでの修復処理の繰り返し回数は、2回に限らず、3回以上としてもよい。また、修復処理を繰り返し行う態様に限らず、修復処理を1回行った後のチェックにおいて温度変化量が所定温度変化量未満とならなかった場合に、修復が失敗したとみなして修復温度制限制御に移行してもよい。
また、場合によっては、車載バッテリ20のSOC(State Of Charge)が比較的高い状態で充電が行われることもある。この場合、車載バッテリ20のSOCが比較的低い状態での充電と比べ、充電開始から充電終了までの充電時間が短くなる。充電時間が短いと、充電インレットピンが折れ曲がっているか否かのチェック、および、修復処理を十分に実行できないおそれがある。
そこで、充電制御部44は、充電開始時の車載バッテリ20のSOCに基づいて、充電時間を予測し、充電時間が所定時間未満である場合、自車両の消費電力を充電電力以上とさせてもよい。ここでの所定時間は、例えば、チェック期間の長さ、修復期間の長さ、および、修復の繰り返し回数に基づいて設定される。また、自車両の消費電力は、例えば、車両12の空調装置の消費電力などであるが、車両12に搭載される任意の電気機器の消費電力であってもよい。また、自車両の消費電力を充電電力以上とさせる期間は、充電開始時の車載バッテリ20のSOCが高いほど長くしてもよい。
この態様では、車外から供給される電力以上に、自車両で電力が消費されるため、結果的に、車載バッテリ20の充電時間を延長することができる。これにより、充電開始時の車載バッテリ20のSOCが高くても、修復処理を実行することができ、より確実に充電インレットピンを修復させることが可能となる。
図8は、充電制御部44の動作の流れを説明するフローチャートである。充電制御部44は、充電コネクタ32が充電口に接続され、充電の開始指示に応じて、図8の一連の処理を実行する。充電制御部44は、まず、温度変化量導出処理を実行する(S10)。これにより、充電インレットピンの温度変化量が導出される。温度変化量導出処理の流れについては、後に詳述する。
充電制御部44は、温度変化量が所定量以上であるか否かを判断する(S11)。温度変化量が所定量未満である場合(S11におけるNO)、充電制御部44は、上限温度制限制御を行う(S12)。そして、充電制御部44は、充電終了条件が満たされるまで上限温度制限制御を継続する(S13におけるNO)。充電終了条件は、例えば、車載バッテリ20のSOCが充電終了を示す所定SOC以上となることである。充電終了条件が満たされた場合(S13におけるYES)、充電制御部44は、ステップS15の処理に進む。
また、温度変化量が所定量以上である場合(S11におけるYES)、充電制御部44は、修復サブルーチンを実行し(S14)、ステップS15の処理に進む。修復サブルーチンの流れについては、後に詳述する。
ステップS15において、充電制御部44は、通知要求フラグがオンであるか否かを判断する(S15)。通知要求フラグは、修復結果の通知が必要であるか否かを示し、通知が必要である場合にオンとされ、オフされるまでオン状態が維持される。具体的には、通知要求フラグは、修復サブルーチンにおいて修復が失敗した場合にオンされる。
通知要求フラグがオフである場合(S15におけるNO)、充電制御部44は、一連の処理を終了する。また、通知要求フラグがオンである場合(S15におけるYES)、充電制御部44は、修復失敗を通知する(S16)。例えば、充電制御部44は、修復が失敗した旨をナビゲーション装置のディスプレイに表示させる。なお、充電制御部44は、この通知方法に限らず、車両12のユーザが認識できる任意の方法で通知してもよい。そして、充電制御部44は、通知要求フラグをオフさせて(S17)、一連の処理を終了する。
図9は、温度変化量導出処理(S10)の流れを説明するフローチャートである。まず、充電制御部44は、充電電力が一定値で維持される制御を示す電力一定制御を開始する(S20)。次に、充電制御部44は、チェック開始タイミングの温度を示す基準温度を温度検出部58から取得する(S21)。次に、充電制御部44は、基準温度の取得から所定時間が経過したか否かを判断する(S22)。充電制御部44は、基準温度の取得から所定時間が経過するまで待機する(S22におけるNO)。
基準温度の取得から所定時間が経過した場合(S22におけるYES)、充電制御部44は、チェック終了タイミングの温度を示す変化後温度を温度検出部58から取得する(S23)。
次に、充電制御部44は、変化後温度から基準温度を減算して温度変化量を導出する(S24)。次に、充電制御部44は、電力一定制御を終了して(S25)、温度変化量導出処理を終了する。
図10は、修復サブルーチン(S14)の流れを説明するフローチャートである。まず、充電制御部44は、修復実行回数を0に初期化する(S30)。次に、充電制御部44は、修復実行回数が所定回数以上であるか否かを判断する(S31)。
修復実行回数が所定回数未満の場合(S31におけるNO)、充電制御部44は、修復処理(S32)を所定時間が経過するまで継続して行う(S33におけるNO)。具体的には、充電制御部44は、充電インレットピンの温度が、修復温度以上、かつ、上限温度未満の範囲に収まるような電力指令値を設備制御部34に送信する。設備制御部34は、給電部30から充電コネクタ32を通じて供給する電力を、電力指令値に従った電力値に制御する。そうすると、所定時間が経過するまで、充電インレットピンの温度が、修復温度以上、かつ、上限温度未満の範囲で維持される。これにより、充電インレットピンは、形状記憶合金の修復許容範囲内の折れ曲がりであれば修復される。
修復処理の開始から所定時間が経過すると(S33におけるYES)、充電制御部44は、温度変化量導出処理を行う(S34)。ステップS34の温度変化量導出処理では、ステップS10の温度変化量導出処理と同様の流れで、ステップS34の温度変化量導出処理の開始タイミングから所定期間内の充電インレットピンの温度変化量が導出される。
次に、充電制御部44は、ステップS34で導出された温度変化量が所定量以上であるか否かを判断する(S35)。温度変化量が所定量以上である場合(S35におけるYES)、充電制御部44は、修復されなかったとみなして修復実行回数をインクリメントし(S36)、ステップS31の処理に戻る。
温度変化量が所定量未満となった場合(S35におけるNO)、充電制御部44は、修復されたとみなして、上限温度制限制御(S37)を充電終了条件が満たされるまで継続して行う(S38におけるNO)。そして、充電終了条件が満たされると(S38におけるYES)、充電制御部44は、修復サブルーチンを終了して、ステップS15の処理に進む。
また、ステップS31において、修復実行回数が所定回数以上となった場合(S31におけるYES)、充電制御部44は、修復が失敗したとみなし、通知要求フラグをオンさせる(S40)。その後、充電制御部44は、修復温度制限制御(S41)を充電終了条件が満たされるまで継続して行う(S42におけるNO)。そして、充電終了条件が満たされると(S42におけるYES)、充電制御部44は、修復サブルーチンを終了して、ステップS15の処理に進む。
以上のように、本実施形態の充電装置10では、充電インレットピンが、修復温度以上の温度を加えると予め設定された形状に修復される金属で形成されている。そして、充電制御部44は、充電インレットピンの温度変化量が所定変化量以上の場合、充電インレットピンの温度を修復温度以上にさせる修復処理を実行する。
これにより、本実施形態の充電装置10では、充電インレットピンが意図せずに折れ曲がっても、充電インレットピンの温度を修復温度以上とすることで充電インレットピンを正常な状態に修復することができる。したがって、本実施形態の充電装置10によれば、充電インレットを介する接続異常から復帰させることが可能となる。
また、充電制御部44は、修復処理を1回の充電中に複数回実行する。これにより、本実施形態の充電装置10では、1回の充電中に1回の修復処理を行う態様に比べ、修復の機会が多くなり、より確実に修復させることが可能となる。
また、充電制御部44は、修復処理において、充電インレットピンの温度が、修復温度以上であり、かつ、修復温度より高い所定の上限温度未満の温度範囲内に収まらせる。このため、本実施形態の充電装置10では、充電時に各機器を保護しつつ、充電インレットピンを修復させることができる。
また、本実施形態の充電装置10では、充電インレットピンを冷却する冷却機構60が設けられる。そして、充電制御部44は、修復処理において、充電インレットピンの温度が、修復温度以上であり、かつ、上限温度未満の温度範囲内に収まるように、冷却機構60を制御する。これにより、本実施形態の充電装置10では、充電インレットピンの温度が上限温度以上となることを、より確実に防止することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 充電装置
12 車両
20 車載バッテリ
32 充電コネクタ
40 充電インレット
44 充電制御部
58 温度検出部
60 冷却機構
70 DC充電インレットピン
74 AC充電インレットピン

Claims (5)

  1. 車両に設けられ、車外の充電コネクタと接続可能な充電インレットと、
    前記充電インレットに設けられ、前記充電コネクタの端子と電気的に接続可能であり、修復温度以上の温度を加えると予め設定された形状に修復される金属で形成される充電インレットピンと、
    前記充電インレットピンの温度を検出する温度検出部と、
    前記充電インレットピンを通じて車外から供給される電力によって車載バッテリの充電を行う充電制御部と、
    を備え、
    前記充電制御部は、前記充電インレットピンの温度変化量が所定変化量以上の場合、前記充電インレットピンの温度を前記修復温度以上にさせる修復処理を実行する充電装置。
  2. 前記充電制御部は、前記修復処理を1回の充電中に複数回実行する請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記充電制御部は、前記修復処理において、前記充電インレットピンの温度を、前記修復温度以上であり、かつ、前記修復温度より高い所定の上限温度未満の温度範囲内に収まらせる請求項1または2に記載の充電装置。
  4. 前記充電インレットピンを冷却する冷却機構をさらに備え、
    前記充電制御部は、前記修復処理において、前記充電インレットピンの温度が、前記修復温度以上であり、かつ、前記上限温度未満の温度範囲内に収まるように前記冷却機構を制御する請求項3に記載の充電装置。
  5. 前記充電制御部は、充電時間が所定時間未満の場合、自車両の消費電力を充電電力以上とさせる請求項1から4のいずれか1項に記載の充電装置。
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