JP2022118403A - 液体収容部の注入口構造 - Google Patents

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要 塚本
Kaname Tsukamoto
正範 須藤
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Abstract

【課題】液体収容部を画成する壁部に形成された液体注入口にキャップおよび注入管を選択的に装着可能にして、部品点数の増加や誤組み付けの発生によるコストアップを抑制する。【解決手段】液体収容部の注入口構造を構成する壁部は、環状のシール面と、複数のボルト孔と、キャップ逃がし凹部とを含み、シール面は、液体注入口を包囲すると共にキャップのキャップシール溝および注入管のフランジシール溝の双方と対向可能になるように壁部に形成され、複数のボルト孔は、それぞれシール面の外側に形成され、キャップ逃がし凹部は、キャップの環状壁部を受け入れるようにシール面よりも窪んでいる。【選択図】図1

Description

本開示は、液体を収容する液体収容部の注入口構造に関する。
従来、エンジンのシリンダヘッドカバーやタンクといった液体容器の内部に液体を注入するために当該液体容器の注入口に接続される注入接続具(注入管)が知られている(例えば、特許文献1参照)。この注入接続具は、筒状の本体部と、当該本体部の下端側に一体に形成されると共に本体部内の注入路の下端開口部を液体容器の注入口に整合させて接続可能な下端接続部と、本体部の上端側に一体に形成されると共に注入路の上端開口部を開閉可能に塞ぐ蓋が装着される蓋装着部とを含む。また、下端接続部の外周部には、注入接続具をシリンダヘッドカバーといった壁部に取り付けるために、複数の取付部が径方向外側に突出するように一体に形成されている。各取付部には、貫通孔が形成されており、各貫通孔には、取付ボルトが挿通される孔を有する金属製カラーが嵌め込まれる。これにより、金属製カラー以外の各取付部に過度の応力が発生するのを抑制することができる。
特開2008-8280号公報
上述のような注入接続具は、液体容器の注入口に対するアクセス性を良好に確保し得ない場合に、当該注入口に装着されるものである。従って、同一のエンジンやタンク等が複数の車種間で共用される場合、注入口に対するアクセス性を良好に確保し得る車種では、注入接続具が不要となり、注入口にキャップが直接装着されることになる。ただし、シリンダヘッドカバーやタンクといった注入口を含む部材がキャップを使用する製品と注入接続具を使用する製品とでそれぞれ専用のものとされると、部品点数の増加や、注入接続具が用いられるにも拘わらずキャップ用の注入口を含む部材が誤って組み付けられてしまうといったような誤組み付けの発生によりコストアップを招くおそれがある。
そこで、本開示は、液体収容部を画成する壁部に形成された液体注入口にキャップおよび注入管を選択的に装着可能にして、部品点数の増加や誤組み付けの発生によるコストアップを抑制することを主目的とする。
本開示の液体収容部の注入口構造は、液体収容部を画成する壁部に形成された液体注入口にキャップおよび注入管を選択的に装着可能にする液体収容部の注入口構造であって、前記キャップが、前記液体注入口内に嵌め込まれるキャップ本体と、前記キャップ本体の一端に設けられた蓋部と、前記キャップ本体を包囲するように前記蓋部に形成されて環状のキャップシール溝を画成する環状壁部と含み、前記注入管が、先端が前記キャップまたは他のキャップにより閉鎖される筒体と、前記筒体の基端に形成されると共に、前記筒体の内部に連通する開口、複数のボルト挿通孔、および前記複数のボルト挿通孔の内側で前記開口を包囲する環状のフランジシール溝を有するフランジ部とを含み、前記壁部が、前記液体注入口を包囲すると共に前記キャップの前記キャップシール溝および前記注入管の前記フランジシール溝の双方と対向可能な環状のシール面と、それぞれ前記シール面の外側に形成されると共に前記注入管の前記フランジ部の前記ボルト挿通孔に挿通された対応するボルトが螺合される複数のボルト孔と、前記キャップの前記環状壁部を受け入れるように前記シール面よりも窪んだキャップ逃がし凹部とを含むものである。
本開示の液体収容部の注入口構造を構成する壁部は、液体注入口に加えて、環状のシール面と、複数のボルト孔と、キャップ逃がし凹部とを含む。シール面は、液体注入口を包囲すると共にキャップのキャップシール溝および注入管のフランジシール溝の双方と対向可能になるように壁部に形成される。また、複数のボルト孔は、それぞれシール面の外側に形成される。更に、キャップ逃がし凹部は、キャップの環状壁部を受け入れるようにシール面よりも窪んでいる。
かかる壁部の液体注入口にキャップを装着する場合には、当該キャップのキャップシール溝にシール部材を装着し、キャップ本体を液体注入口内に嵌め込む。キャップ本体が液体注入口内に嵌め込まれると、キャップシール溝内のシール部材が壁部のシール面に当接し、キャップの環状壁部は、シール面の周辺に接触することなくキャップ逃がし凹部内に受け入れられる。これにより、キャップシール溝の底面と壁部のシール面とでシール部材をしっかりと潰すことができるので、液体注入口のシール性を良好に確保しつつキャップを液体注入口に装着することが可能となる。また、壁部の液体注入口に注入管を装着する場合には、当該注入管のフランジ部のフランジシール溝にシール部材を装着し、複数のボルトを介してフランジ部を壁部に締結する。フランジ部が壁部に締結されると、フランジシール溝内のシール部材は、壁部のシール面に当接し、フランジシール溝の底面と当該シール面とでしっかりと潰される。これにより、液体注入口のシール性を良好に確保しつつ注入管を液体注入口に装着することが可能となる。
このように、本開示の注入口構造によれば、キャップを使用する製品と注入管を使用する製品とで上記壁部を含む部材を共用させることができる。この結果、液体収容部を画成する壁部に形成された液体注入口にキャップおよび注入管を選択的に装着可能にして、部品点数の増加や誤組み付けの発生によるコストアップを抑制することができる。
また、フランジ部の上記壁部側の表面は、平坦に形成されてもよく、シール面とボルト孔の周囲とが同一平面に含まれてもよい。更に、壁部は、液体注入口を包囲する筒状部を含むものであってもよく、シール面は、当該筒状部の端面であってもよく、複数のキャップ逃がし凹部がシール面と複数のボルト孔との間に位置するように壁部に形成されてもよい。
本開示の液体収容部の注入口構造の要部を示す斜視図である。 キャップを例示する断面図である。 注入管を例示する斜視図である。 本開示の液体収容部の注入口構造の一使用態様を示す断面図である。 本開示の液体収容部の注入口構造の他の使用態様を示す断面図である。
次に、図面を参照しながら、本開示の発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本開示の液体収容部の注入口構造1の要部を示す斜視図である。同図に示す注入口構造1は、車両に搭載される図示しないエンジン(内燃機関)のエンジンブロック(図示省略)と共にエンジンオイル(液体)の収容部(液体収容部)Aを画成する壁部を含むシリンダヘッドカバー2に適用されたものである。そして、注入口構造1は、シリンダヘッドカバー2に形成された開口部である液体注入口3に対する図2に示すフィラーキャップ10および図3に示すフィラータワー(注入管)20の選択的な装着を可能にする。
フィラーキャップ10は、例えば樹脂により形成されており、図2に示すように、液体注入口3内に嵌め込まれるキャップ本体11と、当該キャップ本体11の一端に設けられた蓋部12とを含む。キャップ本体11は、一端が蓋部12により閉鎖されると共に、他端が開放された比較的短尺の筒体である。また、本実施形態において、キャップ本体11の外周面には、液体注入口3を画成するシリンダヘッドカバー2の内周面に形成された雄ねじ部3m(図1参照)と係合する雌ねじ部11fが形成されており、キャップ本体11は、液体注入口3内に螺合される。
蓋部12は、キャップ本体11の外周面よりも径方向外側に張り出すように形成されており、図2における上側の表面からキャップ本体11とは反対側に突出するハンドル部13と、キャップ本体11を包囲するように形成された環状壁部14とを含む。環状壁部14は、キャップ本体11の外周面および蓋部12の図2における下面と共に環状のキャップシール溝15を画成する。キャップシール溝15内には、ガスケット等のシール部材S1(図4参照)が配置される。また、本実施形態において、環状壁部14は、その端面(図2における下端面)がキャップシール溝15内に配置されたシール部材S1のシール面と同一平面内に含まれるように形成されている。
フィラータワー20は、上記エンジンがシリンダヘッドカバー2の液体注入口3に対するアクセス性を良好に確保し得ない車両に搭載される場合に、当該液体注入口3に装着されるものである。フィラータワー20は、例えば樹脂の射出成形によって一体に成形されたものであり、図3に示すように、筒体21とフランジ部22とを含む。筒体21は、内部にエンジンオイルの通路を画成するものであり、その先端(図3における右端)は、図示しないキャップにより閉鎖される。フィラータワー20の筒体21に装着されるキャップは、上記フィラーキャップ10と同一のものであってもよく、フィラーキャップ10とは異なるものであってもよい。また、筒体21の先端部からは、図示しないボルトを介してシリンダヘッドカバー2に固定される固定部21aが延出されている。
フランジ部22は、筒体21の基端(図3における左端)から径方向外側に延出されており、当該フランジ部22のシリンダヘッドカバー2側の表面は、平坦に形成されている。図3に示すように、フランジ部22は、筒体21の内部すなわちエンジンオイルの通路に連通する開口23と、複数の貫通孔24と、環状のフランジシール溝25とを含む。本実施形態では、2つの貫通孔24が開口23の外側に位置すると共に当該開口23を介して対向するように例えば180°間隔でフランジ部22に形成されている。ただし、フランジ部22に3つ以上の貫通孔24が形成されてもよい。
更に、各貫通孔24内には、ボルト挿通孔27Hを有する金属製のカラー27が固定されている。各カラー27のボルト挿通孔27H内には、フィラータワー20(フランジ部22)をシリンダヘッドカバー2に固定(締結)するためのボルトB(図5参照)が挿通される。このように各貫通孔24内に金属製のカラー27を固定することで、各貫通孔24の周辺に大きな応力が作用するのを抑制することができる。ただし、フランジ部22からカラー27が省略されてもよく、貫通孔24がボルト挿通孔として利用されてもよい。フランジシール溝25は、複数の貫通孔24の内側(開口23と各貫通孔24との間)で開口23を包囲するようにフランジ部22のシリンダヘッドカバー2側の表面に形成されている。フランジシール溝25内には、ガスケット等のシール部材S2(図5参照)が配置される。
フィラーキャップ10またはフィラータワー20が取り付けられるシリンダヘッドカバー2は、例えば樹脂により形成されており、図1に示すように、液体注入口3に加えて、当該液体注入口3を包囲する筒状部4と、複数の締結部6と、キャップ逃がし凹部8とを含む。筒状部4は、シリンダヘッドカバー2の上面から上方に突出する比較的短尺かつ略円筒状の突出部である。筒状部4の上端面は、液体注入口3を包囲するように環状かつ平坦に形成され、フィラーキャップ10のキャップシール溝15およびフィラータワー20のフランジシール溝25の双方と対向可能である。以下、筒状部4の上端面をシール面5という。
また、本実施形態において、シリンダヘッドカバー2は、2つの締結部6を含む。当該2つの締結部6は、それぞれシール面5の外側に位置すると共に液体注入口3を介して対向するように例えば180°間隔でシリンダヘッドカバー2に形成されている。各締結部6には、貫通孔が1つずつ形成されており、当該貫通孔内には、雌ねじ孔であるボルト孔7Hを有する金属製のカラー7が固定されている。各締結部6(カラー7)のボルト孔7Hには、フィラータワー20のフランジ部22のボルト挿通孔27Hに挿通された対応するボルトBが螺合される。このように各締結部6の貫通孔内に金属製のカラー7を固定することで、各締結部6に大きな応力が作用するのを抑制することができる。ただし、上記フランジ部22の構成に応じて、シリンダヘッドカバー2に3つ以上の締結部6が設けられてもよく、シリンダヘッドカバー2の材質によっては、複数のボルト孔7Hがシリンダヘッドカバー2に直接形成されてもよい。
更に、2つの締結部6の上端面(カラー7の上端面を含む)すなわちボルト孔7Hの周囲は、平坦に形成されており、筒状部4のシール面5と同一平面内に含まれる。そして、シリンダヘッドカバー2には、それぞれシール面5および各締結部6の上端面よりも窪んだ複数のキャップ逃がし凹部8が形成されている。本実施形態では、2つのキャップ逃がし凹部8が、それぞれシール面5の外側に位置すると共に液体注入口3を介して対向するように例えば180°間隔でシリンダヘッドカバー2に形成されている。すなわち、各キャップ逃がし凹部8は、フィラーキャップ10の環状壁部14に接触することなく当該環状壁部14を受け入れるように、筒状部4すなわちシール面5と対応する締結部6すなわちボルト孔7Hとの間に配置される。
上述のような注入口構造1を構成するシリンダヘッドカバー2の液体注入口3に対して図2のフィラーキャップ10を装着する場合には、当該フィラーキャップ10のキャップシール溝15にシール部材S1を装着し、キャップ本体11をシリンダヘッドカバー2の液体注入口3内に螺合(嵌合)する。キャップ本体11が液体注入口3内に完全に嵌め込まれると、図4に示すように、キャップシール溝15内のシール部材S1がシリンダヘッドカバー2のシール面5に当接し、フィラーキャップ10の環状壁部14の端部(図4における下端部)は、シール面5の周辺に接触することなく各キャップ逃がし凹部8内に受け入れられる。これにより、キャップシール溝15の底面とシリンダヘッドカバー2のシール面5とでシール部材S1をしっかりと潰すことができるので(図4において破線で示す潰し代参照)、液体注入口3のシール性を良好に確保しつつフィラーキャップ10を液体注入口3に装着することが可能となる。
また、シリンダヘッドカバー2の液体注入口3にフィラータワー20を装着する場合には、図5に示すように、当該フィラータワー20のフランジ部22のフランジシール溝25にシール部材S2を装着し、複数のボルトBを介してフランジ部22をシリンダヘッドカバー2の各締結部6に対して締結する。フランジ部22が各締結部6に締結されると、フランジシール溝25内のシール部材S2は、シリンダヘッドカバー2のシール面5に当接し、フランジシール溝25の底面と当該シール面5とでしっかりと潰される(図5において破線で示す潰し代参照)。これにより、液体注入口3のシール性を良好に確保しつつフィラータワー20を当該液体注入口3に装着することができる。
上述のように、注入口構造1によれば、フィラーキャップ10を使用する車両(エンジン)とフィラータワー20を使用する車両(エンジン)とで、エンジンブロックと共にエンジンオイルの収容部Aを画成する壁部を含む部材であるシリンダヘッドカバー2を共用させることができる。この結果、シリンダヘッドカバー2に形成された液体注入口3にフィラーキャップ10およびフィラータワー20を選択的に装着可能にして、車両(エンジン)の部品点数の増加や、誤組み付けの発生による車両(エンジン)のコストアップを抑制することができる。
以上説明したように、本開示の液体収容部の注入口構造は、液体収容部(A)を画成する壁部(2)に形成された液体注入口(3)にキャップ(10)および注入管(20)を選択的に装着可能にする液体収容部(A)の注入口構造(1)であって、前記キャップ(10)が、前記液体注入口(3)内に嵌め込まれるキャップ本体(11)と、前記キャップ本体(11)の一端に設けられた蓋部(12)と、前記キャップ本体(11)を包囲するように前記蓋部(12)に形成されて環状のキャップシール溝(15)を画成する環状壁部(14)と含み、前記注入管(20)が、先端が前記キャップ(10)または他のキャップにより閉鎖される筒体(21)と、前記筒体(21)の基端に形成されると共に、前記筒体(21)の内部に連通する開口(23)、複数のボルト挿通孔(27H)、および前記複数のボルト挿通孔(27H)の内側で前記開口(23)を包囲する環状のフランジシール溝(25)を有するフランジ部(22)とを含み、前記壁部(2)が、前記液体注入口(3)を包囲すると共に前記キャップ(10)の前記キャップシール溝(15)および前記注入管(20)の前記フランジシール溝(25)の双方と対向可能な環状のシール面(5)と、それぞれ前記シール面(5)の外側に形成されると共に前記注入管(20)の前記フランジ部(22)の前記ボルト挿通孔(27H)に挿通された対応するボルト(B)が螺合される複数のボルト孔(7H)と、前記キャップ(10)の前記環状壁部(14)を受け入れるように前記シール面(5)よりも窪んだキャップ逃がし凹部(8)とを含むものである。
これにより、キャップを使用する製品と注入管を使用する製品とで上記壁部を含む部材を共用させることができる。この結果、液体収容部を画成する壁部に形成された液体注入口にキャップおよび注入管を選択的に装着可能にして、部品点数の増加や誤組み付けの発生によるコストアップを抑制することができる。
なお、上記実施形態では、複数のキャップ逃がし凹部8が、それぞれシール面5(筒状部4)と対応するボルト孔7H(締結部6)との間に位置するようにシリンダヘッドカバー2に形成されるが、これに限られるものではない。すなわち、シリンダヘッドカバー2の構成によっては、シール面5を包囲する環状のキャップ逃がし凹部8が当該シリンダヘッドカバー2に形成されてもよい。また、上記注入口構造1は、エンジンブロックと共にエンジンオイルの収容部Aを画成するシリンダヘッドカバー2に適用されたものであるが、これに限られるものではない。すなわち、注入口構造1は、液体収容部および液体注入口を含むタンクや容器に適用されてもよい。
そして、本開示の発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の外延の範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。更に、上記実施形態は、あくまで発明の概要の欄に記載された発明の具体的な一形態に過ぎず、発明の概要の欄に記載された発明の要素を限定するものではない。
本開示の発明は、液体収容部および液体注入口を含む製品の製造産業等において利用可能である。
1 注入口構造、2 シリンダヘッドカバー(壁部)、3 液体注入口、3m 雄ねじ部、4 筒状部、5 シール面、6 締結部、7 カラー、7H ボルト孔、8 キャップ逃がし凹部、10 フィラーキャップ、11 キャップ本体、11f 雌ねじ部、12 蓋部、13 ハンドル部、14 環状壁部、15 キャップシール溝、20 フィラータワー(注入管)、21 筒体、21a 固定部、22 フランジ部、23 開口、24 貫通孔、25 フランジシール溝、27 カラー、27H ボルト挿通孔、A 収容部、S1,S2 シール部材。

Claims (1)

  1. 液体収容部を画成する壁部に形成された液体注入口にキャップおよび注入管を選択的に装着可能にする液体収容部の注入口構造であって、
    前記キャップは、前記液体注入口内に嵌め込まれるキャップ本体と、前記キャップ本体の一端に設けられた蓋部と、前記キャップ本体を包囲するように前記蓋部に形成されて環状のキャップシール溝を画成する環状壁部と含み、
    前記注入管は、先端が前記キャップまたは他のキャップにより閉鎖される筒体と、前記筒体の基端に形成されると共に、前記筒体の内部に連通する開口、複数のボルト挿通孔、および前記複数のボルト挿通孔の内側で前記開口を包囲する環状のフランジシール溝を有するフランジ部とを含み、
    前記壁部は、前記液体注入口を包囲すると共に前記キャップの前記キャップシール溝および前記注入管の前記フランジシール溝の双方と対向可能な環状のシール面と、それぞれ前記シール面の外側に形成されると共に前記注入管の前記フランジ部の前記ボルト挿通孔に挿通された対応するボルトが螺合される複数のボルト孔と、前記キャップの前記環状壁部を受け入れるように前記シール面よりも窪んだキャップ逃がし凹部とを含む液体収容部の注入口構造。
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