JP2022111431A - サイドメンバ構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一のメンバと第二のメンバとが前後方向に互いに部分的に重なり合う結合領域を有し、第一のメンバは、第一底壁部と、一対の第一側壁部と、第一底壁部と第一側壁部とがなす第一角部とを有し、第二のメンバは、第二底壁部と、一対の第二側壁部と、第二底壁部と第二壁部とがなす第二角部とを有し、結合領域は、第一のメンバ及び第二のメンバの一方が他方の外側に重なるように配置され、第一角部と第二角部との間には隙間を有し、第一側壁部は第一凹部を有し、第二側壁部は第二凹部を有し、結合領域の前後方向に直交する断面において、第一凹部と第二凹部とは、互いの開口同士が部分的に重なるように、上下にずれて配置され、第一凹部及び第二凹部のうち、下側に位置する凹部の開口は隙間に連通する、サイドメンバ構造。
【選択図】図3
Description
車両の前後方向に連結された第一のメンバ及び第二のメンバを備え、
前記第一のメンバと前記第二のメンバとが前記前後方向に互いに部分的に重なり合う結合領域を有し、
前記第一のメンバは、第一底壁部と、前記第一底壁部の両側縁から前記車両の上方に延びる一対の第一側壁部と、前記第一底壁部と前記第一側壁部とがなす第一角部とを有し、
前記第二のメンバは、第二底壁部と、前記第二底壁部の両側縁から前記車両の上方に延びる一対の第二側壁部と、前記第二底壁部と前記第二壁部とがなす第二角部とを有し、
前記結合領域は、前記第一底壁部と前記第二底壁部とが前記車両の下方に向くと共に、前記第一側壁部と前記第二側壁部とが対面するように、前記第一のメンバ及び前記第二のメンバの一方が他方の外側に重なるように配置され、
前記結合領域における前記第一角部と前記第二角部との間には隙間を有し、
前記第一側壁部は、前記第二側壁部と対面する部分に第一凹部を有し、
前記第二側壁部は、前記第一側壁部と対面する部分に第二凹部を有し、
前記結合領域の前記前後方向に直交する断面において、前記第一凹部と前記第二凹部とは、互いの開口同士が部分的に重なるように、上下にずれて配置され、
前記第一凹部及び前記第二凹部のうち、下側に位置する凹部の開口は、前記隙間に連通する。
図1から図7を参照して、実施形態に係るサイドメンバ構造を説明する。本実施形態では、フロントサイドメンバ1の構造を例示する。フロントサイドメンバ1は、図1、図2に示すように、第一のメンバ10及び第二のメンバ20を備える。第一のメンバ10と第二のメンバ20とは前後方向に連結される。フロントサイドメンバ1は、第一のメンバ10と第二のメンバ20とが前後方向に互いに部分的に重なり合う結合領域50を有する。結合領域50は、図3に示すように、第一のメンバ10及び第二のメンバ20の一方が他方の外側に重なるように配置されている。フロントサイドメンバ1の特徴の一つは、結合領域50において、第一のメンバ10の第一側壁部12と第二のメンバ20の第二側壁部22とが対面する部分に、水抜き流路を形成する第一凹部15と第二凹部25とを有する点にある。
以下、図1、図2を主に参照して、フロントサイドメンバ1の概要を説明する。その後、フロントサイドメンバ1の構成を詳しく説明する。
フロントサイドメンバ1は車両前側の下部に設けられる。フロントサイドメンバ1は車両の左右両側に配置される。フロントサイドメンバ1は車両の前後方向に沿って延びる。フロントサイドメンバ1の長手方向は、概ね前後方向に沿った方向である。左右のフロントサイドメンバ1は概ね左右対称に構成されている。図1、図2では、車両右側のフロントサイドメンバ1を示す。左右のフロントサイドメンバ1の上方には、図示しないフロアパネルが配置される。
第一のメンバ10は、図3に示すように、第一底壁部11と、一対の第一側壁部12と、第一角部13とを有する。図3は、フロントサイドメンバ1を結合領域50の位置で前後方向、即ち長手方向に直交する方向に切断した断面を示している。この点は、図5から図7でも同じである。一対の第一側壁部12は第一底壁部11の両側縁から上方に延びる。第一角部13は第一底壁部11と第一側壁部12とがなす角部である。第一のメンバ10における第一底壁部11と向かい合う側は開口している。つまり、第一のメンバ10は上向きに開口する。第一のメンバ10の断面形状は](スクエアブラケット)状である。
第二のメンバ20は第一のメンバ10と類似の形状である。本実施形態では、図3に示すように、第一のメンバ10が第二のメンバ20の外側に重なるように配置される。換言すれば、第二のメンバ20が第一のメンバ10の内側に重なるように配置される。そのため、第二のメンバ20の外幅が第一のメンバ10の内幅よりも狭い。第一のメンバ10の内幅とは、一対の第一側壁部12の内側面同士の間隔である。第二のメンバ20の外幅とは、一対の第二側壁部22の外側面同士の間隔である。本実施形態とは異なり、第二のメンバ20が第一のメンバ10の外側に重なるように配置されていてもよい。この場合、外側に配置される第二のメンバ20の内幅が第一のメンバ10の外幅よりも広くなる。
結合領域50は、図1に示すように、第一のメンバ10と第二のメンバ20とが前後方向に互いに部分的に重なり合う領域である。本実施形態では、図2に示すように、第一のメンバ10の後端部に第二のメンバ20の前端部が嵌め込まれることによって、第一のメンバ10が第二のメンバ20の外側に重なるように配置されている。結合領域50では、第一底壁部11と第二底壁部21とが下方に向くと共に、第一側壁部12と第二側壁部22とが対面する。つまり、第一のメンバ10と第二のメンバ20のそれぞれの開口が上向きになるように配置される。本実施形態では、結合領域50において、内側に配置される第二側壁部22の上下方向の長さが外側に配置される第一側壁部12の上下方向の長さよりも短い。そのため、第二側壁部22の上縁が第一側壁部12の上縁よりも低い位置に設定されている。
図3に示すように、結合領域50における第一角部13と第二角部23との間には隙間30を有する。隙間30は、第一角部13の曲率半径と第二角部23の曲率半径との差によって形成される。通常、外側に位置する第一角部13の内周面の曲率半径は内側に位置する第二角部23の外周面の曲率半径よりも小さく設定されている。そのため、第一角部13と第二角部23との間には隙間30が存在する。隙間30は結合領域50の前後方向に連続している。
第一側壁部12は、第二側壁部22と対面する部分に第一凹部15を有する。第一凹部15は、第一側壁部12に少なくとも1つ形成されている。本実施形態では、図1、図2に示すように、第一凹部15として、第一側壁部12の前後方向に複数の第一凹部151、152、153、154が配置されている。第一凹部15は、図3に示すように、第二側壁部22から離れる方向に凹んでいる。本実施形態のように、第一のメンバ10が第二のメンバ20の外側に重なる、即ち第一側壁部12が第二側壁部22の外側に配置される場合、第一凹部15は外側に向けて凹んでいる。本実施形態とは異なり、第二のメンバ20が第一のメンバ10の外側に重なる場合は。第一凹部15は内側に向けて凹むように形成される。
第二側壁部22は、第一側壁部12と対面する部分に第二凹部25を有する。第二凹部25は、第二側壁部22に少なくとも1つ形成されている。本実施形態では、図1、図2に示すように、第二凹部25として、第二側壁部22の前後方向に複数の第二凹部251、252、253が配置されている。第二凹部25は、図3に示すように、第一側壁部12から離れる方向に凹んでいる。本実施形態のように、第二のメンバ20が第一のメンバ10の内側に重なる、即ち第二側壁部22が第一側壁部12の内側に配置される場合、第二凹部25は内側に向けて凹んでいる。本実施形態とは異なり、第二のメンバ20が第一のメンバ10の外側に重なる場合は、第二凹部25は外側に向けて凹むように形成される。
結合領域50の前後方向に直交する断面において、第一凹部15と第二凹部25とは、互いの開口同士が部分的に重なるように、上下にずれて配置される。そのため、第一凹部15の開口と第二凹部25の開口とは、上下方向に部分的に重なる位置で連通している。ここでは、図3を参照して、第一凹部151と第二凹部251について説明する。第一凹部151と第二凹部251との上下の位置関係は、第一凹部151が下側に位置し、第二凹部251が上側に位置する。第一凹部151は、第一側壁部12の上下方向の途中から下端部にわたって形成されている。第二凹部251は、第二側壁部22の上端部から上下方向の途中にわたって形成されている。第二凹部251の上端は、上方に向けて開口している。第一凹部151と第二凹部251とは、互いの開口が重なる位置で連通している。第一凹部151と第二凹部251との上下の位置関係は逆であってもよい。つまり、第一凹部151が上側に位置し、第二凹部251が下側に位置してもよい。
本実施形態のフロントサイドメンバ1の構造は、次の効果を奏する。
結合領域50において、第一側壁部12と第二側壁部22との間に浸入した水が抜け易い。フロントサイドメンバ1の内部に水が浸入することがある。水の浸入経路としては、例えば、フランジ部12fとフロアパネルとの間の隙間が挙げられる。そのため、第一側壁部12と第二側壁部22との間に上方から水が浸入することがある。第一側壁部12と第二側壁部22とが対面する部分に第一凹部15と第二凹部25とが形成されている。第一凹部15及び第二凹部25が形成さている箇所では、第一側壁部12と第二側壁部22との隙間が大きいため、水が流れ易い。また、第一凹部15の開口と第二凹部25の開口とは、上下方向に部分的に重なる位置で連通している。更に、第一凹部15及び第二凹部25のうち、下側に位置する凹部の開口が隙間30に連通している。第一凹部15と第二凹部25と隙間30とが上下方向に連通した状態となることで、第一側壁部12と第二側壁部22との間に水抜き流路が形成される。そのため、第一側壁部12と第二側壁部22との間に浸入した水を隙間30へ速やかに水抜きすることができる。
第一のメンバ10及び第二のメンバ20において、プレス加工時に皺が発生することを抑制できる。第一凹部15及び第二凹部25はビードによって形成されている。第一凹部15及び第二凹部25が形成されていることで、第一のメンバ10及び第二のメンバ20の材料である鋼板をプレス加工する際に鋼板の流入を抑えることによって、プレス加工時に第一側壁部12及び第二側壁部22に発生する皺を抑制できる。
10 第一のメンバ
11 第一底壁部 12 第一側壁部 13 第一角部
12f フランジ部
15、151、152、153、154 第一凹部
15a、15b、15c、15d 稜線
20 第二のメンバ
21 第二底壁部 22 第二側壁部 23 第二角部
22f フランジ部
25、251、252、253 第二凹部
25a、25b、25c、25d 稜線
30 隙間
50 結合領域
Claims (1)
- 車両の前後方向に連結された第一のメンバ及び第二のメンバを備え、
前記第一のメンバと前記第二のメンバとが前記前後方向に互いに部分的に重なり合う結合領域を有し、
前記第一のメンバは、第一底壁部と、前記第一底壁部の両側縁から前記車両の上方に延びる一対の第一側壁部と、前記第一底壁部と前記第一側壁部とがなす第一角部とを有し、
前記第二のメンバは、第二底壁部と、前記第二底壁部の両側縁から前記車両の上方に延びる一対の第二側壁部と、前記第二底壁部と前記第二壁部とがなす第二角部とを有し、
前記結合領域は、前記第一底壁部と前記第二底壁部とが前記車両の下方に向くと共に、前記第一側壁部と前記第二側壁部とが対面するように、前記第一のメンバ及び前記第二のメンバの一方が他方の外側に重なるように配置され、
前記結合領域における前記第一角部と前記第二角部との間には隙間を有し、
前記第一側壁部は、前記第二側壁部と対面する部分に第一凹部を有し、
前記第二側壁部は、前記第一側壁部と対面する部分に第二凹部を有し、
前記結合領域の前記前後方向に直交する断面において、前記第一凹部と前記第二凹部とは、互いの開口同士が部分的に重なるように、上下にずれて配置され、
前記第一凹部及び前記第二凹部のうち、下側に位置する凹部の開口は、前記隙間に連通する、
サイドメンバ構造。
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JP2021006849A JP7511314B2 (ja) | 2021-01-20 | サイドメンバ構造 |
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