JP2022110957A - Vehicular side airbag - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用サイドエアバッグに関する。 The present invention relates to a vehicle side airbag.
特許文献1には、側面衝突時に乗員の側方で膨張展開されるサイドエアバッグが開示されている。この特許文献1に開示されているサイドエアバッグは、乗員の頭部を拘束する頭部保護膨張部と、乗員の腰部を拘束する腰部保護膨張部と、頭部保護膨張部と腰部保護膨張部とを繋ぐ中間膨張部とを含んで構成されている。また、特許文献1では、中間膨張部の内部にインナチューブ(ダクト部材)が配置されており、このインナチューブによって、インフレータで発生したガスが頭部保護膨張部及び腰部保護膨張部に分配される。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたサイドエアバッグでは、頭部保護膨張部(上部チャンバ)が乗員の頭部から離れた位置に膨張展開されるため、側面衝突時の初期拘束性能を向上させる観点で改善の余地がある。
However, in the side airbag described in
本発明は上記事実を考慮し、側面衝突時の初期拘束性能を向上することができる車両用サイドエアバッグを得ることを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a vehicle side airbag capable of improving initial restraint performance in the event of a side collision.
請求項1に係る車両用サイドエアバッグは、車両用シートの内部に収納され、側面衝突の予知時又は検知時にインフレータからガスの供給を受けて乗員の側方で膨張展開されると共に、膨張展開状態で乗員の頭部の側方を覆う上部チャンバと乗員の頭部よりも下側の側方を覆う下部チャンバとを備えたバッグ本体を有し、前記バッグ本体は、膨張展開状態でシート前方に位置する前側基布とシート後方に位置する後側基布とをシート幅方向から見て前記バッグ本体の車両前後方向中央部で縫製することにより形成されており、前記前側基布及び前記後側基布は、膨張展開状態で前記下部チャンバよりも前記上部チャンバの方がシート幅方向内側に位置する形状に形成されている。
A vehicle side airbag according to
請求項1に係る車両用サイドエアバッグでは、車両用シートの内部にバッグ本体が収納されており、このバッグ本体は、側面衝突の予知時又は検知時にインフレータからガスの供給を受けて乗員の側方で膨張展開される。また、バッグ本体は、上部チャンバと下部チャンバとを備えており、上部チャンバによって乗員の頭部の側方が覆われ、下部チャンバによって乗員の頭部よりも下側が覆われる。これにより、側面衝突時に乗員を保護することができる。
In the vehicle side airbag according to
また、バッグ本体は、前側基布と後側基布とを車両前後方向中央部で縫製することにより形成されている。さらに、前側基布及び後側基布は、膨張展開状態で下部チャンバよりも上部チャンバの方がシート幅方向内側に位置する形状に形成されている。これにより、側面衝突直後の状態で上部チャンバが乗員の頭部の近くに膨張展開されることとなり、頭部を早期に拘束することができる。 Further, the bag main body is formed by sewing a front side base cloth and a rear side base cloth together at the central portion in the longitudinal direction of the vehicle. Further, the front side base fabric and the rear side base fabric are formed in such a shape that the upper chamber is positioned more inward in the seat width direction than the lower chamber in the inflated and unfolded state. As a result, the upper chamber is inflated and deployed near the occupant's head in the state immediately after the side collision, and the head can be restrained early.
以上説明したように、本発明に係る車両用サイドエアバッグによれば、側面衝突時の初期拘束性能を向上することができる。 As explained above, according to the vehicle side airbag of the present invention, it is possible to improve the initial restraint performance in the event of a side collision.
以下、図面を参照して実施形態に係る車両用サイドエアバッグ10について説明する。なお、各図の矢印FR、矢印UP及び矢印RHはそれぞれ、車両用サイドエアバッグ10が搭載された車両用シート14のシート前側、シート上側及びシート右側を示している。前後左右上下の方向を用いて説明する場合、特に断りのない限り、シート前後方向の前後、シート幅方向の左右、シート上下方向の上下を示すものとする。
Hereinafter, a
(車両用シート14)
図1及び図2に示されるように、本実施形態の車両用サイドエアバッグ10(以下、単に「サイドエアバッグ10」と称する。)が搭載された車両用シート14は、シートクッション16、シートバック18及びヘッドレスト20を含んで構成されている。なお、車両用シート14は一例として、車両左側の運転席に配置されており、シート前方と車両前方とが一致した状態となっている。また、シート幅方向の左右と車両幅方向の左右とが一致した状態となっている。
(Vehicle seat 14)
As shown in FIGS. 1 and 2, a
図1及び図2に示される車両用シート14には、実際の乗員の代わりに、衝突試験用のダミーPが着座している。このダミーPは、例えばWorldSID(国際統一側面衝突ダミー:World Side Impact Dummy)のAM50(米国人成人男性の50パーセンタイル)である。以下、説明の便宜上、ダミーPを「乗員P」と称する。
A dummy P for a crash test is seated on the
シートクッション16は、シート前後方向及びシート幅方向に延在されており、乗員Pの臀部及び大腿部を支持可能に構成されている。シートバック18は、シートクッション16の後端部に回動可能に連結されてシート上下方向に延在されており、乗員Pの背部を支持可能に構成されている。ヘッドレスト20は、シートバック18の上端部に設けられて乗員Pの頭部Hを支持可能に構成されている。
The
(シートベルト装置24)
図1に示されるように、乗員Pは、シートベルト装置24によって車両用シート14に拘束されている。シートベルト装置24は、ウェビング26、タングプレート30、バックル32及び図示しないリトラクタを含んで構成されている。
(Seat belt device 24)
As shown in FIG. 1 , the occupant P is restrained on the
ウェビング26は、長尺帯状に形成されており、装着された状態で乗員Pの上体をシートバック18に拘束するショルダベルト26Aと、乗員Pの腰部Lを拘束するラップベルト26Bとを備えている。ショルダベルト26Aは、乗員Pの左側の肩部Sから右側の腰部Lにかけて斜めに延在されている。そして、ショルダベルト26Aの下端部は、タングプレート30に通されている。
The
タングプレート30は、ウェビング26に通されており、シート右側に設けられたバックル32に着脱可能に構成されている。そして、タングプレート30をバックル32に装着することで、ウェビング26によって乗員Pが拘束された状態となる。
The
ウェビング26は、タングプレート30からシート左側へ延在されており、このシート幅方向に延在された部分によってラップベルト26Bが構成されている。このため、ラップベルト26Bの右側端部は、ショルダベルト26Aの下端部に繋がっている。また、ラップベルト26Bの左側端部は、フロアパネル40上に設けられたベルトアンカ34に固定されている。
The
ショルダベルト26Aの上端部は、車体に設けられた図示しないショルダアンカに巻き掛けられている。また、ウェビング26の端部は、図示しないリトラクタに巻き取られている。ここで、ウェビング26の急な引出し時には、リトラクタの緊急時ロック機構が作動してウェビング26の引出しをロックさせる構成となっている。また、リトラクタには、衝突検知時に作動してウェビング26を強制的に巻き取るプリテンショナ機構が設けられている。
The upper end of the
(サイドエアバッグ10)
図2に示されるように、サイドエアバッグ10は、バッグ本体12と、インフレータ42と、ソック44とを含んで構成されている。
(Side airbag 10)
As shown in FIG. 2, the
バッグ本体12は、シートバック18の内部に収納されており、インフレータ42で発生したガスが供給されることで膨張し、サイドエアバッグ12の膨張圧によってシートバック18の表皮が破断することで乗員Pに対してシート幅方向外側の側方に膨張展開される。
The bag
また、バッグ本体12は、乗員Pの頭部Hのシート幅方向外側で膨張展開されて頭部Hの側方を覆う上部チャンバ12Aと、乗員Pの頭部Hよりも下側で膨張展開されて肩部Sから腰部Lのシート幅方向外側を覆う下部チャンバ12Bとを含んで構成されている。そして、バッグ本体12は、上部チャンバ12Aと下部チャンバ12Bとが連通した一体の袋体として構成されている。バッグ本体12の詳細については、後述する。
In addition, the bag
インフレータ42は、略円筒形状に形成されたシリンダー型のガス発生装置であり、軸方向がシートバック18の骨格を構成するサイドフレーム54(図3参照)に沿った方向とされている。また、インフレータ42には図示しないガス噴出部が設けられており、車両の側面衝突が予知又は検知された場合にガス噴出部からガスが発生してサイドエアバッグ12へガスが供給される。
The
図3に示されるように、インフレータ42は、バッグ本体12の内部に配置されている。また、インフレータ42の外面からシート幅方向内側へ図示しないスタッドボルトが延出されており、このスタッドボルトをサイドフレーム54に挿通させてナットで締めることでサイドフレーム54にインフレータ42が締結される。
As shown in FIG. 3, the
図1及び図2に示されるように、バッグ本体12の内部には、ソック44が設けられている。なお、ソック44は、ダクト、インナチューブ、整流布、ディフューザともいう。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
ソック44は、上下端部が開放された略筒状に形成されており、上部チャンバ12Aから下部チャンバ12Bまでシート上下方向に延在されている。このため、インフレータ42から発生したガスは、ソック44を通じて上部チャンバ12A及び下部チャンバ12Bへ流れるように構成されている。
The
図3に示されるように、ソック44は、シート幅方向に配設された二枚の基布を縫製することによって形成されている。具体的には、ソック44を構成する二枚の基布は、それぞれ前端が縫製部S2で縫製されており、後端が縫製部S3で縫製されている。また、図示はしないが、ソック44を構成するシート幅方向内側の基布は、複数個所でバッグ本体12に縫製されている。
As shown in FIG. 3, the
(バッグ本体12)
次に、バッグ本体12の詳細について説明する。図2及び図3に示されるように、バッグ本体12は、膨張展開状態でシート前方に位置する前側基布50とシート後方に位置する後側基布52とを含んで構成されている。
(Bag body 12)
Next, details of the
前側基布50は、膨張展開状態におけるバッグ本体12の前半分を構成している。また、後側基布52は、膨張展開状態におけるバッグ本体12の後半分を構成している。そして、前側基布50と後側基布52は、シート幅方向から見てバッグ本体12の車両前後方向中央部の縫製部S1で縫製されている。すなわち、一般的なサイドエアバッグでは、バッグ本体のシート前後方向で縫製されるのに対して、本実施形態のバッグ本体12は、シート幅方向で縫製されている。
The
また、前側基布50及び後側基布52は、図1に示されるように、膨張展開状態で下部チャンバ12Bよりも上部チャンバ12Aの方がシート幅方向内側に位置する形状に形成されている。具体的には、前側基布50及び後側基布52は、下部チャンバ12Bの下端から乗員Pの肩の高さまで略直線状に形成されており、肩の高さからシート幅方向内側へ屈曲又は湾曲した外形形状に形成されている。
Further, as shown in FIG. 1, the
このため、上部チャンバ12Aは、ショルダベルト26Aの上部後面とヘッドレスト20との間の空間に膨張展開されるように構成されている。本実施形態では一例として、上部チャンバ12Aは、ソック44と共にシートバック18の上端部にシート幅方向に沿って折り畳んだ状態で収納されている。そして、上部チャンバ12Aへガスが供給されることで、上部チャンバ12Aの膨張圧によりシートバック18の上端部の表皮が破断され、ショルダベルト26Aとヘッドレスト20との間の空間に向けて上部チャンバ12Aが膨張展開するように構成されている。上部チャンバ12A及びソック44の折り畳み方は特に限定せず、種々の折り畳み方を採用し得る。
Therefore, the
(作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
(action)
Next, the operation of this embodiment will be described.
本実施形態の車両用サイドエアバッグ10では、車両用シート14の内部にバッグ本体12が収納されており、このバッグ本体12は、側面衝突の予知時又は検知時にインフレータ42からガスの供給を受けて乗員Pの側方で膨張展開される。また、バッグ本体12は、上部チャンバ12Aと下部チャンバ12Bとを備えており、上部チャンバ12Aによって乗員Pの頭部Hの側方が覆われ、下部チャンバ12Bによって乗員Pの頭部Hよりも下側が覆われる。これにより、側面衝突時に乗員Pを保護することができる。
In the
また、バッグ本体12は、前側基布50と後側基布52とを車両前後方向中央部の縫製部S1で縫製することにより形成されている。そして、前側基布50及び後側基布52は、膨張展開状態で下部チャンバ12Bよりも上部チャンバ12Aの方がシート幅方向内側に位置する形状に形成されている。これにより、側面衝突直後の状態で上部チャンバ12Aが乗員Pの頭部Hの近くに膨張展開されることとなり、頭部Hを早期に拘束することができる。この結果、側面衝突時の初期拘束性能を向上することができる。
Further, the
ここで、一般的なサイドエアバッグは、二枚の基布の外周端部をシート前後方向に沿って縫製することで形成される。このようなサイドエアバッグでは、上部チャンバをシート幅方向内側へ屈曲又は湾曲させる形状に形成することができない。これに対して、本実施形態のバッグ本体12は、二枚の基布(前側基布50及び後側基布52)をシート幅方向で縫製して形成されているため、上部チャンバ12Aを容易にシート幅方向内側へ屈曲又は湾曲した形状に形成することができる。
Here, a general side airbag is formed by sewing the outer peripheral edges of two base fabrics along the seat front-rear direction. In such a side airbag, the upper chamber cannot be formed into a shape that bends or curves inward in the seat width direction. On the other hand, the bag
また、本実施形態のように前側基布50及び後側基布52をシート幅方向で縫製してバッグ本体12を形成することにより、膨張展開時のバッグ本体12のシート幅方向の厚みを自由に調整することができる。例えば、側面衝突時には、乗員Pの腰部Lから入力される荷重が大きいため、下部チャンバ12Bの腰部Lに対応する部分が厚くなるように前側基布50及び後側基布52の形状を変更すれば、腰部Lの保護性能を向上させることができる。
Further, by forming the
さらに、本実施形態のサイドエアバッグ10は、図1に示されるように、ショルダベルト26Aの上部後面とヘッドレスト20との間の空間に膨張展開されるように構成されている。これにより、上部チャンバ12Aは、乗員Pの頭部Hとショルダベルト26Aとの間に挟まれた状態で頭部Hを拘束するため、上部チャンバ12Aがショルダベルト26Aの外側に膨張展開される構成と比較して、より良好に頭部Hを保護することができる。
Further, the
なお、本実施形態では、図3に示されるように、サイドエアバッグ10をサイドフレーム54のシート幅方向外側に配設したが、これに限定されない。例えば、図4に示される変形例の構造を採用してもよい。
In this embodiment, as shown in FIG. 3, the
(変形例)
図4に示されように、本変形例に係る車両用サイドエアバッグ11(以下、単に「サイドエアバッグ11」と称する。)は、実施形態と同様にバッグ本体12とソック44とを含んで構成されている。
(Modification)
As shown in FIG. 4, a vehicle side airbag 11 (hereinafter simply referred to as "
ここで、バッグ本体12は、シートバック18の骨格を構成するサイドフレーム54のシート幅方向内側に配設されている。具体的には、バッグ本体12は、折り畳まれた状態でサイドフレーム54のシート幅方向内側の空間に収納されており、インフレータ42がサイドフレーム54のシート幅方向内側から取り付けられている。その他の構成は実施形態と同様である。
Here, the bag
以上説明した変形例に係るサイドエアバッグ11では、バッグ本体12の収納位置が実施形態よりもシート幅方向内側であるため、より乗員Pの近くに膨張展開時させることができる。この結果、初期拘束性能を向上させることができる。
In the
以上、実施形態及び変形例に係るサイドエアバッグ10、11について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、ソック44は、上部チャンバ12Aの上部から下部チャンバ12Bの下部まで延在されているが、これに限定されない。例えば、ソック44の上端部を乗員Pの肩部Sの位置にしてもよい。
Although the
また、上記実施形態では、図1に示されるように、上部チャンバ12Aをショルダベルト26Aとヘッドレスト20との間の空間に膨張展開させる構成について説明したが、これに限定されない。例えば、上部チャンバ12Aがショルダベルト26Aよりもシート幅方向外側に膨張展開される構造に採用してもよい。この場合であっても、上部チャンバ12Aをシート幅方向内側へ屈曲又は湾曲した形状に形成すれば、上部チャンバ12Aが下部チャンバ12Bからシート上方へ略直線状に延在された構成と比較して、初期拘束性能を向上させることができる。
Further, in the above-described embodiment, as shown in FIG. 1, the configuration in which the
さらに、上部チャンバ12A及び下部チャンバ12Bの形状は、図1及び図2で図示した形状に限定されない。例えば、上部チャンバ12Aのシート幅方向の厚みを薄く形成して、上部チャンバ12Aがショルダベルト26Aとヘッドレスト20との間の空間に入り込み易い構成としてもよい。
Furthermore, the shape of
10、11 車両用サイドエアバッグ
12 バッグ本体
12A 上部チャンバ
12B 下部チャンバ
14 車両用シート
42 インフレータ
50 前側基布
52 後側基布
P 乗員
H 頭部
REFERENCE SIGNS
Claims (1)
前記バッグ本体は、膨張展開状態でシート前方に位置する前側基布とシート後方に位置する後側基布とをシート幅方向から見て前記バッグ本体の車両前後方向中央部で縫製することにより形成されており、
前記前側基布及び前記後側基布は、膨張展開状態で前記下部チャンバよりも前記上部チャンバの方がシート幅方向内側に位置する形状に形成されている車両用サイドエアバッグ。
An upper part that is housed inside a vehicle seat, receives gas supplied from an inflator when a side collision is predicted or detected, is inflated and deployed on the side of the occupant, and covers the side of the occupant's head in the inflated and deployed state. Having a bag body with a chamber and a lower chamber that covers the side below the occupant's head,
The bag body is formed by sewing a front side base fabric positioned in front of the seat in an inflated and unfolded state and a rear side base fabric positioned behind the seat at the central portion of the bag body in the longitudinal direction of the vehicle when viewed from the seat width direction. has been
A side airbag for a vehicle, wherein the front side base fabric and the rear side base fabric are formed in such a shape that the upper chamber is positioned more inward in the seat width direction than the lower chamber in an inflated and unfolded state.
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JP2021006719A Pending JP2022110957A (en) | 2021-01-19 | 2021-01-19 | Vehicular side airbag |
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