JP2022110064A

JP2022110064A - ストリーミングメディアの伝送方法、ストリーミングメディアサーバ及びストリーミングメディアシステム

Info

Publication number: JP2022110064A
Application number: JP2022078060A
Authority: JP
Inventors: チェンハイマ，; Chenghai Ma
Original assignee: Apollo Intelligent Connectivity Beijing Technology Co Ltd
Current assignee: Apollo Intelligent Connectivity Beijing Technology Co Ltd
Priority date: 2021-05-12
Filing date: 2022-05-11
Publication date: 2022-07-28
Also published as: KR20220050104A; CN113285931A; EP4013018A2; US20220232058A1; EP4013018A3; US11601489B2; CN113285931B

Abstract

【課題】インテリジェント交通、コンピュータビジョン技術に適した、ストリーミングメディアに適用される伝送方法、ストリーミングメディアサーバ及びストリーミングメディアシステムを提供する。【解決手段】方法は、ストリーミングメディアサーバによってストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求のタイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに基づいて、ストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。【効果】これにより、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性が向上する。【選択図】図１

Description

本開示は、人工知能技術の分野に関し、具体的に、インテリジェント交通、コンピュータビジョン技術の分野に関し、特にストリーミングメディアの伝送方法、ストリーミングメディアサーバ及びストリーミングメディアシステムに関する。

インテリジェント交通情報制御プロジェクでは、大量の交差点の防犯カメラを組み込むことにより、ストリーミングメディアデータ（例えば、ビデオ画像データ）を取得し、後続のＡＩアルゴリズム処理のために使用され、ブラウザ側でストリーミングメディアを処理する（例えば、ビデオを再生して車線のマークを行うなど）。

関連技術では、主にプライベートストリーミングメディアサーバを採用し、各メーカーのＳＤＫ（ＳｏｆｔｗａｒｅＤｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔＫｉｔ、ソフトウェア開発ツールパッケージ）を統合することにより、異なるメーカーストリーミングメディアサービスからストリーミングメディア（例えば、ビデオストリーム）を導出する。しかしながら、カメラの仕入先が多く、アクセスプロトコルが様々であり、異なるメーカーのＳＤＫで実現され、品質がばらつきになり、プロトコルがそれぞれ通用しなく、ストリーミングメディアがブラウザ側で直接処理できず、ストリーミングメディアのリアルタイム性が低下した。

本開示は、ストリーミングメディアに適用される伝送方法、ストリーミングメディアサーバ及びストリーミングメディアシステムを提供する。

本開示の一態様によれば、ストリーミングメディアの伝送方法を提供し、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信するステップであって、前記ストリーミングメディア要求に、ストリーミングメディア識別子及び前記ストリーミングメディア受信側のタイプが含まれるステップと、前記タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従って、前記ストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化された前記ストリーミングメディアを得るステップと、カプセル化された前記ストリーミングメディアを前記ストリーミングメディア受信側に伝送するステップと、を含む。

本開示の別の態様によれば、ストリーミングメディアサーバを提供し、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信する第１の受信モジュールであって、前記ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及び前記ストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる第１の受信モジュールと、前記タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従って、前記ストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化された前記ストリーミングメディアを得るカプセル化モジュールと、カプセル化された前記ストリーミングメディアを前記ストリーミングメディア受信側に伝送する伝送モジュールと、を備える。

本開示の別の態様によれば、ストリーミングメディアシステムを提供し、ストリーミングメディアサーバクラスタとシグナリングサーバクラスタを含み、前記ストリーミングメディアサーバクラスタが、前記シグナリングサーバクラスタ、ストリーミングメディア受信側、及びサードパーティのプラットフォームにそれぞれ接続され、上記に記載のストリーミングメディアの伝送方法を実行する。

本開示の別の態様によれば、電子機器を提供し、少なくとも１つのプロセッサと、該少なくとも１つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を備え、前記メモリには、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される場合、前記少なくとも１つのプロセッサが上記に記載のストリーミングメディアの伝送方法を実行できる。

本開示の別の態様によれば、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、コンピュータに上記に記載のストリーミングメディアの伝送方法を実行させる。

本開示の別の態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、上記に記載のストリーミングメディアの伝送方法を実現する。

なお、この部分に記載の内容は、本開示の実施例の肝心または重要な特徴を特定することを意図しておらず、本開示の範囲を限定することも意図していないことを理解されたい。本開示の他の特徴は、以下の説明を通して容易に理解される。

図面は、本技術案をよりよく理解するために使用され、本開示を限定するものではない。
本開示の第１の実施例に係る概略図である。本開示の第２の実施例に係る概略図である。本開示の実施例に係るストリーミングメディアの伝送タイミング図である。本開示の第３の実施例に係る概略図である。本開示の第４の実施例に係る概略図である。本開示の第５の実施例に係る概略図である。本開示の第６の実施例に係る概略図である。本開示の第７の実施例に係る概略図である。本開示の第８の実施例に係る概略図である。本開示の第９の実施例に係る概略図である。本開示の実施例に係るストリーミングメディアシステムの概略構成図である。本開示の実施例に係るストリーミングメディアの伝送を実現するための電子機器のブロック図である。

以下、図面と併せて本開示の例示的な実施例を説明する。理解を容易にするように、本開示の実施例の様々な詳細事項が含まれており、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本開示の範囲及び精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができることを認識されたい。同様に、明確及び簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。

ビデオ識別に基づくインテリジェント交通情報制御システムは高精度の交通指標をサポート用データとする必要があるため、ストリーミングメディアのリアルタイム性に対する要求が極めて高く、インテリジェント交通情報制御プロジェクは通常、大量の高精細かつ高解像度のビデオカメラを組み込み、高コンカレント、高性能のストリーミングメディアサーバがストリーミングメディアの転送を行う必要がある。

関連技術では、ストリーミングメディアサーバは、主に以下の３つの方式でストリーミングメディアを取得し、１番目の方式は、ＲＴＳＰ（ＲｅａｌＴｉｍｅＳｔｒｅａｍｉｎｇＰｒｏｔｏｃｏｌ、リアルタイムストリーミングプロトコル）プロトコルによってフロントエンドカメラに直接接続し、フロントエンドカメラＲＴＳＰストリーミングメディア（例えば、ビデオストリーム）を直接取得することである。２番目の方式は、セキュリティメーカーのプライベートプロトコルに基づいて、ＳＤＫによってサードパーティのストリーミングメディアプラットフォームに接続し、サードパーティのストリーミングメディアプラットフォームに関連するＳＤＫを使用し、ＴＣＰとプライベートプロトコルを使用し、サードパーティのストリーミングメディアプラットフォームとインタラクションし、ストリーミングメディアを導出することである。３番目の方式では、ＧＢ２８１８１プロトコルによってサードパーティのメーカープラットフォームに接続し、ＲＴＳＰプロトコルに基づくリアルタイムビデオストリーム転送サービスを提供することである。

しかしながら、上記１番目の方式では、少量のデバイスメーカーを組み込むシーンにしか適用できず、ストリーミングメディアサーバは、フロントエンド機器と接続するネットワークにある必要があり、ネットワークが隔離されている場合、ストリーミングメディアサーバがフロントエンドカメラと直接接続できない場合、ストリーミングメディアを取得することができない、フロントエンド機器の帯域幅と処理能力が限られており、同じ機器に同時にアクセスする場合、通常、フロントエンド機器が応答できないなどの問題が発生する。上記２番目の方式では、セキュリティメーカーが多く、プロトコルが煩雑かつ複雑であり、開発サイクルが長く、ＳＤＫ出力コードストリームフォーマットの多くがプライベートプロトコルであるため、専ら解析データベースを使用する必要がある。ストリーミングメディアを再生するには、ブラウザ側で再生できず、専用クライアントをインストールする必要がある。上記３番目の方式では、ブラウザ側の再生プロトコルを提供できず、ＩＥブラウザに基づく再生プラグインが主流ブラウザで車線表示などの操作を行うことができない。

上記より、カメラの仕入先が多く、アクセスプロトコルが様々であり、異なるメーカーのＳＤＫで実現され、品質がばらつきであり、プロトコルがそれぞれ通用しないため、ストリーミングメディアがブラウザ側で処理できず、ストリーミングメディアのリアルタイム性が低下する問題があり、本開示は、ストリーミングメディアの伝送方法、ストリーミングメディアサーバ及びストリーミングメディアシステムを提供する。

図１は、本開示の第１の実施例に係る概略図である。なお、本開示の実施例のストリーミングメディアの伝送方法はストリーミングメディアサーバに適用可能であり、つまり、本開示の実施例のストリーミングメディアの伝送方法は、ストリーミングメディアサーバ側から説明する。

図１に示すように、当該ストリーミングメディアの伝送方法は以下のステップを含む。

ステップ１０１、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。

本開示の実施例では、ストリーミングメディア受信側は、ストリーミングメディアを取得するために、ストリーミングメディアサーバにストリーミングメディア要求を送信することができ、ストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディア受信側から送信されたストリーミングメディア要求を受信することができる。なお、ストリーミングメディア要求には、ストリーミングメディア識別子およびストリーミングメディア受信側のタイプが含まれることができるが、これに限定されない。
ストリーミングメディア識別子は、ストリーミングメディアを識別することができ、例えば、ストリーミングメディア識別子はストリーミングメディアＩＤ（Ｉｄｅｎｔｉｔｙｄｏｃｕｍｅｎｔ、識別子）であってもよく、ストリーミングメディア受信側のタイプは、ブラウザタイプ、非ブラウザタイプなどを含むことができるが、これに限定されない。

ステップ１０２、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。

なお、ストリーミングメディア受信側のタイプは異なり、対応するストリーミングメディアプロトコルも異なり、例えば、ブラウザタイプに対応するストリーミングメディアプロトコルは、ＲＴＭＰ（ＲｅａｌＴｉｍｅＭｅｓｓａｇｉｎｇＰｒｏｔｏｃｏｌ、リアルタイムメッセージングプロトコル）、ＨＴＴＰ－ＦＬＶ（ハイパーテキスト転送プロトコル）などであってもよく、非ブラウザタイプに対応するストリーミングメディアプロトコルは、ＲＴＳＰ（ＲｅａｌＴｉｍｅＳｔｒｅａｍｉｎｇＰｒｏｔｏｃｏｌ、リアルタイムストリーミングプロトコル）などであってもよい。

本開示の実施例の１つの可能な実施形態として、ストリーミングメディア受信側がストリーミングメディアサーバから転送されたストリーミングメディアを直接処理することを容易するために、ストリーミングメディアサーバは、複数種類のプロトコルのストリーミングメディアを提供するために、ストリーミングメディア受信側のタイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化することができる。

例えば、ＲＴＳＰプロトコルでビデオストリームをカプセル化することにより、ビデオストリームにおける画像情報を識別することを容易にする。ＲＴＭＰ、ＨＴＴＰ－ＦＬＶプロトコルでカプセル化して、ブラウザ側で再生可能な標準ビデオストリームを提供する。

ステップ１０３、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。

ストリーミングメディア受信側がストリーミングメディアを処理することを容易するために、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に提供するために、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させる。本開示の実施例では、ストリーミングメディアサーバは、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。ストリーミングメディア受信側は、ストリーミングメディアを直接処理でき、例えば、ストリーミングメディア受信側がブラウザであり、ストリーミングメディアがビデオストリームであることを例として、ブラウザは、カプセル化されたビデオストリームを受信した後、当該ビデオを直接再生することができる。また、例えば、ストリーミングメディア受信側は、非ブラウザタイプであり、ＲＴＳＰプロトコルカプセル化されたビデオストリームを受信した場合、ＲＴＳＰプロトコルカプセル化されたビデオストリームに対して、画像情報の認識とマークを行うことができる。

以上より、ストリーミングメディアサーバを介してストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求のタイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに基づいて、ストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。これにより、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

なお、ストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信した後、ストリーミングメディア要求に基づいてストリーミングメディアをカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送し、そのため、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信する前に、ストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディアを予め取得する必要がある。図２に示すように、図２は、本開示の第２の実施例に係る概略図である。本開示の実施例では、ストリーミングメディアサーバは、シグナリングサーバとインタラクションすることができ、受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定し、サードパーティのプラットフォームは、受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートに従ってストリーミングメディアをストリーミングメディアサーバにプッシュする。図２実施例のステップは以下の通りである。

ステップ２０１、シグナリングサーバのストリーミングメディアアドレス申請の要求を受信した場合、ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定する。

なお、シグナリングサーバは、国の基準に規定されているプロトコル（例えば、ＧＢ２８１８１）に従ってサードパーティのプラットフォーム、ストリーミングメディアサーバとインタラクションすることができ、ストリーミングメディアサーバは、国の基準に規定されているプロトコルに従って、サードパーティのプラットフォームとインタラクションし、サードパーティのプラットフォームによって提供されるストリーミングメディアを取得することができる。ストリーミングメディアサーバは、国の基準プロトコルに従ってストリーミングメディア受信側とインタラクションすることができる。

ストリーミングメディアサーバがストリーミングメディアを正確に受信できるように、ストリーミングメディア受信側がストリーミングメディアサーバにストリーミングメディア要求を送信する場合、シグナリングサーバはストリーミングメディアサーバにストリーミングメディアアドレス申請の要求を送信することができ、ストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディアアドレス申請の要求に基づいてストリーミングメディアを受信するためのアドレス及びポートを決定する。

ステップ２０２、アドレス及びポートをシグナリングサーバに送信して、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをプッシュするように要求する。

次に、ストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディアを受信するためのアドレス及びポートをシグナリングサーバに送信でき、シグナリングサーバは、サードパーティのプラットフォームとインタラクションし、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをストリーミングメディアサーバにプッシュするように要求する。

ステップ２０３、サードパーティのプラットフォームがアドレス及びポートに従ってプッシュしたストリーミングメディアを受信する。

さらに、サードパーティのプラットフォームは、サーバストリーミングメディアを受信するためのストリーミングメディアのアドレスとポートに従ってストリーミングメディアをストリーミングメディアサーバにプッシュする。

ステップ２０４、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。

ステップ２０５、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。

ステップ２０６、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。

本開示の実施例では、ステップ２０４～２０６は、本開示の各実施例のいずれかの方式を用いて実現することができ、本開示の実施例はこれに対して限定しなくて、これ以上も説明しない。

本開示の実施例をより明確に説明するために、例を挙げて説明する。

例えば、図３に示すように、図３では、国の基準サーバは本開示の実施例のシグナリングサーバに相当し、Ｃｌｉｅｎｔは本開示の実施例のストリーミングメディア受信側に相当し、国の基準サーバがストリーミングメディアサーバにストリーミングメディアアドレス申請の要求を送信する前に、サードパーティのプラットフォームは国の基準サーバを介して登録センターに登録を提出することができ、国の基準サーバは、サードパーティのプラットフォームのプラットフォームリストをキャッシュサーバに送信し、登録に成功すると、国の基準サーバは、サードパーティのプラットフォームのチャネルリスト（例えば、カメラリスト）を取得でき、チャネルリストをキャッシュサーバに送信する。また、ストリーミングメディアサーバのコンカレントを向上させるために、国の基準サーバは、登録センターを介してストリーミングメディアサーバのリストを取得し、ストリーミングメディアサーバのリストをキャッシュサーバに送信することもできる。Ｃｌｉｅｎｔは、国の基準サーバを介してキャッシュサーバにチャネルに対応するストリーミングメディアアドレスをクエリすることができる。例えば、Ｃｌｉｅｎｔは、国の基準サーバを介してチャネル及びＲＴＭＰであるストリーミングメディアプロトコルに対応するストリーミングメディアアドレスをクエリし、キャッシュサーバはストリーミングメディアアドレスを返し、対応するストリーミングメディアアドレスが存在しない場合、ヌルを返すことができる。また、国の基準サーバは、新しいチャネルのために、ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを申請することができる。例えば、国の基準サーバは、ストリーミングメディアサーバにストリーミングメディアアドレス申請の要求を送信し、ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定することができ、ストリーミングメディアサーバはアドレス及びポートを国の基準サーバに送信し、国の基準サーバは、受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートが含まれるＰｌａｙ命令要求を送信し、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをプッシュするように要求し、サードパーティのプラットフォームはアドレス及びポートに従ってストリーミングメディアをストリーミングメディアサーバにプッシュし、ストリーミングメディアサーバは、ブラウザタイプであるＣｌｉｅｎｔのタイプ及びストリーミングメディア識別子が含まれるＣｌｉｅｎｔのストリーミングメディア要求を受信し、ブラウザに対応するプロトコルはＲＴＭＰであり、ストリーミングメディアサーバタイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得て、カプセル化されたストリーミングメディア（リアルタイムビデオストリーム）をＣｌｉｅｎｔに送信する。Ｃｌｉｅｎｔは当該カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができる。

以上より、シグナリングサーバのストリーミングメディアアドレス申請の要求を受信した場合、ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定する。アドレス及びポートをシグナリングサーバに送信して、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをプッシュするように要求する。サードパーティのプラットフォームがアドレス及びポートに従ってプッシュしたストリーミングメディアを受信する。ストリーミングメディア受信側の、ストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれるストリーミングメディア要求を受信する。タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。これにより、ストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディアを正確に取得し、ストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に転送することができ、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

ストリーミングメディアのタイムラグを低減し、ストリーミングメディアのリアルタイム性をさらに向上させるために、図４に示すように、図４は、本開示の第３の実施例に係る概略図である。本開示の実施例では、ストリーミングメディアサーバは、サードパーティのプラットフォームがアドレス及びポートに従ってプッシュしたストリーミングメディアを受信する時、ストリーミングメディアサーバのキャッシュキューの容量を調整することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性をさらに向上させる。図４に示す実施例は以下のステップ４０１～４０８を含む。

ステップ４０１、シグナリングサーバのストリーミングメディアアドレス申請の要求を受信した場合、ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定する。

ステップ４０２、アドレス及びポートをシグナリングサーバに送信して、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをプッシュするように要求する。

ステップ４０３、ストリーミングメディアのタイプに基づいて、キャッシュキューの容量を調整する。

本開示の実施例では、ストリーミングメディアのタイプは異なり、対応するストリーミングメディアのリアルタイム性の要件も異なる。そのため、異なるストリーミングメディアに対するリアルタイム性の要件に対して、ストリーミングメディアのタイプに基づいてキャッシュキューの容量を動的に調整することができる。

一例として、ストリーミングメディアタイプがモニタリング型のストリーミングメディアである場合、ストリーミングメディアのリアルタイム性に対する要求が厳しく、キャッシュキューの容量を短く調整することができる。例えば、ブラウザ側でビデオにより道路モニタリングを行う時、ＧＯＰ－ｃａｃｈｅ（フレーム間キャッシュ）をキャンセルすることにより、ストリーミングメディアサーバキャッシュキュー容量を短く調整でき、ビデオフレームレートを低減し、ストリーミングメディアのタイムラグを低減し、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させる。

別の例として、ストリーミングメディアタイプが非モニタリング型のストリーミングメディアである場合、ストリーミングメディアのリアルタイム性に対する要求は甘く、ストリーミングメディアサーバのキャッシュキューの容量を調整しなくてもよい。

ステップ４０４、サードパーティのプラットフォームがアドレス及びポートに従ってプッシュしたストリーミングメディアパケットを受信し、ストリーミングメディアパケットをキャッシュキューにキャッシュする。

ストリーミングメディアサーバの性能を向上させ、関連リソースの消費を低減するために、本開示の実施例では、ストリーミングメディアサーバは、サードパーティのプラットフォームがアドレス及びポートに従ってプッシュしたストリーミングメディアパケットを受信する時に、ストリーミングメディアパケットをキャッシュキューにキャッシュすることができる。

ステップ４０５、キャッシュキューにおけるストリーミングメディアパケットが容量を満たす場合、キャッシュキューにおける複数のストリーミングメディアパケットを１つのストリーミングメディアに統合し、キャッシュキューをクリアする。

関連リソースの消費をさらに低減するために、本開示の実施例では、キャッシュキューにおけるストリーミングメディアパケットが容量を満たす場合、ストリーミングメディアサーバがストリーミングメディアの転送を行うことを容易するために、キャッシュキューにおける複数のストリーミングメディアパケットを１つのストリーミングメディアに統合すると共に、キャッシュキューをクリアし、関連リソースを節約する。

ステップ４０６、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。

ステップ４０７、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。

ステップ４０８、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。

本開示の実施例では、ステップ４０１～４０２、４０６～４０８はそれぞれ、本開示の各実施例のいずれかの方式を用いて実現することができ、本開示の実施例はこれに対して限定しなく、詳しく説明しない。

以上より、シグナリングサーバのストリーミングメディアアドレス申請の要求を受信した場合、ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定する。アドレス及びポートをシグナリングサーバに送信して、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをプッシュするように要求する。ストリーミングメディアのタイプに基づいて、キャッシュキューの容量を調整する。サードパーティのプラットフォームがアドレス及びポートに従ってプッシュしたストリーミングメディアパケットを受信し、ストリーミングメディアパケットをキャッシュキューにキャッシュする。キャッシュキューにおけるストリーミングメディアパケットが容量を満たす場合、キャッシュキューにおける複数のストリーミングメディアパケットを１つのストリーミングメディアに統合し、キャッシュキューをクリアする。ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。これにより、ストリーミングメディアタイプに基づいて、キャッシュキューの長さを調整し、ストリーミングメディアのタイムラグを低減し、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、さらにストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

ストリーミングメディアサーバの性能を向上させると共に、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させるために、図５に示すように、図５は本開示の第４の実施例に係る概略図である。本開示の実施例では、ストリーミングメディアサーバは、複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送することができ、図５に示す実施例は、以下のステップ５０１～５０４を含む。

ステップ５０１、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。

ステップ５０２、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。

ステップ５０３、カプセル化されたストリーミングメディアに基づいて、ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットを決定する。

なお、ストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディアを伝送する時、ストリーミングメディアを複数のストリーミングメディアパケットに分割することができ、ストリーミングメディアサーバが１つのストリーミングメディアパケットを送信するごとに、ストリーミングメディア受信側は、ストリーミングメディアパケットを受信する時、ＡＣＫ（Ａｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅｃｈａｒａｃｔｅｒ、肯定応答文字）を送信してストリーミングメディアサーバにフィードバックする。ストリーミングメディア受信側がＡＣＫを送信する回数を減少させ、ストリーミングメディアサーバに関連するリソース消費を減らすために、本開示の実施例では、カプセル化されたストリーミングメディアが得られると、ストリーミングメディアサーバがストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送することを容易にするために、ストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットをキャッシュすることができる。例えば、ストリーミングメディアサーバはＭＳＧ＿ＭＯＲＥマークを設定することにより、ストリーミングメディア受信側に各バッチ伝送されたパケット数をマークする。

ステップ５０４、複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送する。

さらに、ストリーミングメディアサーバのスループットを向上させるために、ストリーミングメディアサーバは、キャッシュされた複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送することができる。

本開示の実施例では、ステップ５０１～５０２はそれぞれ、本開示の各実施例のいずれかの方式を用いて実現することができ、本開示の実施例は、これに対して限定しなくて、詳しく説明しない。

以上より、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。カプセル化されたストリーミングメディアに基づいて、ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットを決定する。複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送する。これにより、ストリーミングメディアサーバは、カプセル化されたストリーミングメディアを複数のストリーミングメディアパケットに分割し、ストリーミングメディア受信側にバッチ伝送し、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、これにより、ストリーミングメディアサーバの性能を向上させ、関連するリソースの消費を減らすと共に、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

ストリーミングメディアサーバの性能を向上させる共に、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させるために、図６に示すように、図６は、本開示の第５の実施例に係る概略図である。本開示の実施例では、ストリーミングメディアサーバは、応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送することができる。図６に示す実施例は、以下のステップ６０１～６０４を含むことができる。

ステップ６０１、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。

ステップ６０２、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。

ステップ６０３、カプセル化されたストリーミングメディアに基づいて、ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットを決定する。

ステップ６０４、応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送する。

ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させ、伝送効率を向上させるために、ストリーミングメディアサーバは、応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送することができる。例えば、ＴＣＰ＿ＮＯＤＥＬＡＹをオフにして複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送することができる。

本開示の実施例では、ステップ６０１～６０３はそれぞれ、本開示の各実施例のいずれかの方式を用いて実現することができ、本開示の実施例はこれに対して限定しなくて、詳しく説明しない。

以上より、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。カプセル化されたストリーミングメディアに基づいて、ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットを決定する。応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送する。これにより、ストリーミングメディアサーバは、カプセル化されたストリーミングメディアを複数のストリーミングメディアパケットに分割し、応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送する。ストリーミングメディアサーバの伝送効率を向上させ、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

ストリーミングメディアサーバの性能を向上させ、伝送効率を向上させる共に、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させるために、図７に示すように、図７は本開示の第６の実施例に係る概略図である。本開示の実施例では、ストリーミングメディアサーバは、複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送すると共に、応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送することができる。図７に示す実施例は以下のステップ７０１～７０４を含むことができる。

ステップ７０１、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。

ステップ７０２、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。

ステップ７０３、カプセル化されたストリーミングメディアに基づいて、ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットを決定する。

ステップ７０４、複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送する。応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送する。

例えば、ストリーミングメディアサーバはＭＳＧ＿ＭＯＲＥマークを設定することにより、ストリーミングメディア受信側に各バッチ伝送されたパケット数をマークする。ＭＳＧ＿ＭＯＲＥマークをオンにして、複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送すると共に、ＴＣＰ＿ＮＯＤＥＬＡＹをオフにして複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送することができる。

本開示の実施例では、ステップ７０１～７０３はそれぞれ、本開示の各実施例のいずれかの方式を用いて実現することができ、本開示の実施例はこれに対して限定しなくて、詳しく説明しない。

以上より、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。カプセル化されたストリーミングメディアに基づいて、ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットを決定する。複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送する。応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送する。これにより、ストリーミングメディアサーバがストリーミングメディアを伝送する効率を向上させると共に、ストリーミングメディアサーバの性能を向上させ、関連するリソース消費を減らすことができ、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

ストリーミングメディアサーバの性能を向上させると共に、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させるために、図８に示すように、図８は、本開示の第７の実施例に係る概略図である。本開示の実施例では、ストリーミングメディア伝送プロセスのスレッド切り替え回数を減少させることにより、ストリーミングメディアサーバの性能を向上させることができる。図８に示す実施例は以下のステップ８０１～８０３を含むことができる。

ステップ８０１、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。

ステップ８０２、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。

ステップ８０３、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送し、ストリーミングメディア伝送のスレッドが複数である。カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する間に、複数のスレッドの切り替え方式は、１回のスレッドスケジューリングによって複数のスレッドをスレッド切り替え処理する。

なお、ストリーミングメディアサーバは、スレッド切り替えでストリーミングメディア受信側に伝送し、スレッドスケジューリングのオーバーヘッドが大きいため、スレッド切り替えごとにスレッドスケジューリングを行うと、ストリーミングメディアサーバの性能に厳しく影響するため、ストリーミングメディアサーバの性能を向上させるために、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する間に、１回のスレッドスケジューリングによって複数のスレッドに対してスレッド切り替え処理を行うことができる。例えば、この１０Ｋのユーザが３２つのＣＰＵ（ＣｅｎｔｒａｌＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ、中央処理ユニット）コアに分散すると、多くとも３２回のスレッド切り替えを行い、１回に複数のスレッドの切り替え処理に対してスレッドスケジューリングを行い、これによってスレッドスケジューリングの回数を減少させ、ストリーミングメディアサーバの性能を向上させた。

本開示の実施例では、ステップ８０１～８０２はそれぞれ、本開示の各実施例のいずれかの方式を用いて実現することができ、本開示の実施例はこれに対して限定しなくて、詳しく説明しない。

以上より、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送し、ストリーミングメディア伝送のスレッドが複数である。カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する間に、複数のスレッドの切り替え方式は、１回のスレッドスケジューリングによって複数のスレッドに対してスレッド切り替え処理を行うことである。これにより、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する間に、１回のスレッドスケジューリングによって複数のスレッドに対してスレッド切り替え処理を行うことができ、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、これにより、ストリーミングメディアサーバの性能を向上させると共に、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

ストリーミングメディアサーバの性能を向上させると共に、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させるために、図９に示すように、図９は、本開示の第８の実施例に係る概略図である。本開示の実施例では、ストリーミングメディアのコピーが存在する場合、ストリーミングメディアの繰り返しコピーを停止でき、ストリーミングメディアサーバの性能を向上させると共に、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させる。図９に示す実施例は、以下のステップ９０１～９０３を含む。

ステップ９０１、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。

ステップ９０２、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。

ステップ９０３、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。ストリーミングメディア伝送のスレッドが複数である。カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する間に、複数のスレッドの切り替え方式は、１回のスレッドスケジューリングによって複数のスレッドに対してスレッド切り替え処理を行うことである。スレッド切り替え処理を行う間に、ストリーミングメディアのコピーが存在する場合、ストリーミングメディアの繰り返しコピーを停止する。

なお、スレッド切り替え処理の間に、スレッドセーフを確保するために、トリーミングメディアをコピーすることによってスレッドセーフを確保することができ、スレッド切り替え処理ごとに伝送されたストリーミングメディアをコピーすると、ストリーミングメディアサーバの性能オーバーヘッドが大きい。ストリーミングメディアサーバの性能オーバーヘッドを低減するために、スレッド切り替え処理を行う間に、ストリーミングメディアのコピーが存在する場合、ストリーミングメディアの繰り返しコピーを停止でき、複数のスレッドが同じストリーミングメディアを共有する。例えば、ストリーミングメディアがビデオストリームであることを例として、同じビデオストリームが複数のクライアントに転送される場合、Ｃ＋＋１１の参照カウント技術を用いてカウントすることができ、当該ビデオストリームにコピーが存在すると発見すると、当該ビデオストリームの繰り返しコピーを停止し、複数のクライアントが同じビデオストリームを共有する。

本開示の実施例では、ステップ９０１～９０２はそれぞれ、本開示の各実施例のいずれかの方式を用いて実現することができ、本開示の実施例はこれに対して限定しなくて、詳しく説明しない。

以上より、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。ストリーミングメディア伝送のスレッドが複数である。カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する間に、複数のスレッドの切り替え方式は、１回のスレッドスケジューリングによって複数のスレッドに対してスレッド切り替え処理を行うことである。スレッド切り替え処理を行う間に、ストリーミングメディアのコピーが存在する場合、ストリーミングメディアの繰り返しコピーを停止する。これにより、ストリーミングメディアサーバの性能オーバーヘッドを低減し、ストリーミングメディアサーバの性能を向上させ、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

本開示の実施例のストリーミングメディアの伝送方法は、ストリーミングメディアサーバを介してストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求のタイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに基づいてストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。これにより、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

上記実施例を実現するために、本開示の実施例は、ストリーミングメディアサーバをさらに提案する。

図１０は、本開示の第９の実施例に係る概略図であり、図１０に示すように、当該ストリーミングメディアサーバ１０００は、第１の受信モジュール１０１０、カプセル化モジュール１０２０、伝送モジュール１０３０を備えることができる。
第１の受信モジュール１０１０は、ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求にストリーミングメディア識別子及びストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる。カプセル化モジュール１０２０は、タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従ってストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアを得る。伝送モジュール１０３０は、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。

本開示の実施例の１つの可能な実施形態として、ストリーミングメディアサーバ１０００は、決定モジュール、プッシュモジュール、第２の受信モジュールをさらに備える。
決定モジュールは、シグナリングサーバのストリーミングメディアアドレス申請の要求を受信した場合、ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定する。プッシュモジュールは、アドレス及びポートを前記シグナリングサーバに送信して、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをプッシュするように要求する。第２の受信モジュールは、サードパーティのプラットフォームがアドレス及びポートに従ってプッシュしたストリーミングメディアを受信する。

本開示の実施例の１つの可能な実施形態として、第２の受信モジュールは、具体的に、ストリーミングメディアのタイプに基づいて、キャッシュキューの容量を調整する。サードパーティのプラットフォームがアドレス及びポートに従ってプッシュしたストリーミングメディアパケットを受信し、ストリーミングメディアパケットをキャッシュキューにキャッシュする。キャッシュキューにおけるストリーミングメディアパケットが前記容量を満たす場合、キャッシュキューにおける複数のストリーミングメディアパケットを１つのストリーミングメディアに統合し、キャッシュキューをクリアする。

本開示の実施例の１つの可能な実施形態として、伝送モジュール１０３０は、具体的に、カプセル化されたストリーミングメディアに基づいて、ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットを決定する。複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側にバッチ伝送する。および／または、応答指示をオフにする方式で複数のストリーミングメディアパケットをストリーミングメディア受信側に伝送する。

本開示の実施例の１つの可能な実施形態として、ストリーミングメディア伝送のスレッドが複数である。前記のストリーミングメディアサーバは、切り替え処理モジュールをさらに備える。
切り替え処理モジュールは、カプセル化された前記ストリーミングメディアを前記ストリーミングメディア受信側に伝送する間に、１回のスレッドスケジューリングによって複数の前記スレッドに対してスレッド切り替え処理を行う。

本開示の実施例の１つの可能な実施形態として、切り替え処理モジュールは、さらに、スレッド切り替え処理を行う間に、ストリーミングメディアのコピーが存在する場合、ストリーミングメディアの繰り返しコピーを停止する。

本開示の実施例のストリーミングメディアサーバは、ストリーミングメディアサーバを介してストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信し、ストリーミングメディア要求のタイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに基づいてストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化されたストリーミングメディアをストリーミングメディア受信側に伝送する。これにより、ストリーミングメディア受信側は、カプセル化されたストリーミングメディアを直接処理することができ、ストリーミングメディアのリアルタイム性を向上させた。

上記の実施例を実現するために、本開示の実施例は、ストリーミングメディアシステムをさらに提案し、ストリーミングメディアサーバクラスタとシグナリングサーバクラスタを含み、ストリーミングメディアサーバクラスタは、それぞれシグナリングサーバクラスタ、ストリーミングメディア受信側およびサードパーティのプラットフォームと接続され、本開示の実施例前記的ストリーミングメディアの伝送方法を実行する。

本開示の実施例の１つの可能な実施形態として、シグナリングサーバは、国の基準に規定されているサードパーティのプラットフォームとインタラクションするプロトコルに従って、サードパーティのプラットフォームとインタラクションする。ストリーミングメディアサーバは、国の基準に規定されているサードパーティのプラットフォームとインタラクションするプロトコルに従って、サードパーティのプラットフォームとインタラクションする。

例えば、図１１に示すように、図１１は、本開示の実施例に係るストリーミングメディアシステムの概略構成図である。図１１では、サードパーティの国の基準プラットフォームは、本開示の実施例のサードパーティのプラットフォームに相当し、国の基準サービスクラスタは、本開示の実施例のシグナリングサーバクラスタに相当し、クライアントはストリーミングメディア受信側に相当する。ストリーミングメディアサーバクラスタはそれぞれ、国の基準サービスクラスタ（シグナリングサーバクラスタ）、クライアント（ストリーミングメディア受信側）及びサードパーティの国の基準プラットフォーム（サードパーティのプラットフォーム）と接続されることができ、シグナリングサーバクラスタは、国の基準に規定されているサードパーティの国の基準プラットフォームとインタラクションするプロトコルに従って、サードパーティの国の基準プラットフォームとインタラクションする。ストリーミングメディアサーバクラスタは、国の基準に規定されているサードパーティの国の基準プラットフォームとインタラクションするプロトコルに従って、サードパーティの国の基準プラットフォームとインタラクションする。

本開示の実施例によれば、本開示は、電子機器、読み取り可能な記憶媒体、及びコンピュータプログラムをさらに提供する。

図１２は、本開示の実施例を実行するための例示的な電子機器１２００の概略ブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、および他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタル処理、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、および他の同様のコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示される部品、それらの接続と関係、およびそれらの機能は、単なる例であり、本明細書の説明および／または求められる本開示の実現を制限することを意図したものではない。

図１２に示すように、電子機器１２００は、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）１２０２に記憶されているコンピュータプログラムまたは記憶ユニット１２０８からランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）１２０３にロードされたコンピュータプログラムに従って様々な適切な動作および処理を実行する計算ユニット１２０１を備える。ＲＡＭ１２０３には、電子機器１２００の動作に必要な各種のプログラムやデータも記憶されてもよい。計算ユニット１２０１、ＲＯＭ１２０２、及びＲＡＭ１２０３は、バス１２０４を介して互いに接続されている。パス１２０４には、入力／出力（Ｉ／Ｏ）インタフェース１２０５も接続されている。

電子機器１２００の複数のコンポーネントはＩ／Ｏインタフェース１２０５に接続され、キーボード、マウスなどの入力ユニット１２０６、各タイプのディスプレイ、スピーカなどの出力ユニット１２０７、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶ユニット１２０８、およびネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバなどの通信ユニット１２０９を備える。通信ユニット１２０９は、電子機器１２００が、インターネットなどのコンピュータネットワークおよび／または各種の電信ネットワークを介して他のデバイスと情報／データを交換することを可能にする。

計算ユニット１２０１は、処理および計算能力を有する様々な汎用および／または専用の処理コンポーネントであってもよい。計算ユニット１２０１のいくつかの例は、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、グラフィック処理ユニット（ＧＰＵ）、各種の専用の人工知能（ＡＩ）計算チップ、各種の機械学習モデルアルゴリズムの計算ユニット、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、およびいずれかの適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラなどを備えるが、これらに限定されない。計算ユニット１２０１は、前文に記載の各方法及び処理、例えば、ストリーミングメディアの伝送方法を実行する。例えば、いくつかの実施例では、ストリーミングメディアの伝送方法を、記憶ユニット１２０８などの機械読み取り可能な媒体に有形的に含まれるコンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。いくつかの実施例では、コンピュータプログラムの一部または全部はＲＯＭ１２０２および／または通信ユニット１２０９を介して電子機器１２００にロードおよび／またはインストールされてもよい。コンピュータプログラムがＲＡＭ１２０３にロードされ、計算ユニット１２０１によって実行される場合、前文に記載のストリーミングメディアの伝送方法の１つのまたは複数のステップが実行されてもよい。代替的に、他の実施例では、計算ユニット１２０１はストリーミングメディアの伝送方法を実行するように、他のいずれかの適切な方式（例えば、ファームウェアを介して）によって構成されてもよい。

本明細書で上記記載されたシステムと技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、特定用途向け標準製品（ＡＳＳＰ）、システムオンチップ（ＳＯＣ）、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス（ＣＰＬＤ）、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および／またはそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、１つ又は複数のコンピュータプログラムで実施されることを含むことができ、当該１つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも１つのプログラマブルプロセッサを備えるプログラム可能なシステムで実行および／または解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、特定用途向け又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも１つの入力装置、および少なくとも１つの出力装置からデータおよび命令を受信し、データおよび命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも１つの入力装置、および当該少なくとも１つの出力装置に伝送することができる。

本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、１つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書くことができる。これらのプログラムコードは、プロセッサ又はコントローラによって実行された際に、フローチャートおよび／またはブロック図に規定された機能／操作が実施されるように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供されてもよい。プログラムコードは、完全に機械上で実行されるか、部分的に機械上で実行されるか、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的に機械上で実行され、部分的にリモート機械上で実行され又は完全にリモート機械又はサーバ上で実行されてもよい。

本開示のコンテクストでは、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるために、又は命令実行システム、装置、またはデバイスと組み合わせて使用するためのプログラムを含むか、又は記憶することができる有形の媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体または機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線的、又は半導体システム、装置又はデバイス、または上記コンテンツのいずれかの適切な組み合わせを備えることができるが、これらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、１つ又は複数のラインに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ（ＥＰＲＯＭ又はフラッシュメモリ）、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光学記憶装置、磁気記憶装置、または上記コンテンツのいずれかの適切な組み合わせを含む。

ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータに説明されるシステム及び技術を実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置（例えば、ＣＲＴ（陰極線管）又はＬＣＤ（液晶ディスプレイ）モニタ）と、キーボード及びポインティングデバイス（例えば、マウス又はトラックボール）とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式のセンシングフィードバック（例えば、ビジョンフィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック）であってもよく、任意の形式（音響入力と、音声入力、または、触覚入力とを含む）でユーザからの入力を受信することができる。

ここで説明されるシステムおよび技術は、バックエンドコンポーネントを備えるコンピューティングシステム（例えば、データサーバとする）、又はミドルウェアコンポーネントを備えるコンピューティングシステム（例えば、アプリケーションサーバ）、又はフロントエンドコンポーネントを備えるコンピューティングシステム（例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステムおよび技術の実施形態とインタラクションできる）、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントのいずれかの組み合わせを備えるコンピューティングシステムで実行することができる。いずれかの形式又は媒体のデジタルデータ通信（例えば、通信ネットワーク）によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）と、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）と、インターネットと、ブロックチェーンネットワークを含む。

コンピュータシステムは、クライアントとサーバを備えることができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、互いにクライアント－サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアントとサーバとの関係が生成される。サーバは分散システムのサーバであってもよく、ブロックチェーンを組み込んだサーバであってもよい。

なお、人工知能はコンピュータに人間のある考慮過程と知能行為（学習、推理、思考、計画など）をシミュレートさせることを研究する学科であり、ハードウェアレベルの技術とソフトウェアレベルの技術ともある。人工知能ハードウェア技術は一般にセンサ、専用人工知能チップ、クラウド計算、分散記憶、ビッグデータ処理などの技術を含む。人工知能ソフトウェア技術は主にコンピュータ視覚技術、音声認識技術、自然言語処理技術及び機械学習／深層学習、ビッグデータ処理技術、ナレッジグラフ技術などのいくつかの方向を含む。

なお、上記に示される様々な形式のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除することができると理解されたい。例えば、本開示に記載の各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本開示で開示されている技術案が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定されない。

上記具体的な実施形態は、本開示の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要求と他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができると理解されたい。任意の本開示の精神と原則内で行われる修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれなければならない。

Claims

ストリーミングメディアの伝送方法であって、ストリーミングメディアサーバに適用され、
ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信するステップであって、前記ストリーミングメディア要求に、ストリーミングメディア識別子及び前記ストリーミングメディア受信側のタイプが含まれるステップと、
前記タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従って前記ストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化された前記ストリーミングメディアを得るステップと、
カプセル化された前記ストリーミングメディアを前記ストリーミングメディア受信側に伝送するステップと、
を含む、ストリーミングメディアの伝送方法。
ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信するステップの前に、
シグナリングサーバのストリーミングメディアアドレス申請の要求を受信した場合、前記ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定するステップと、
前記アドレス及び前記ポートを前記シグナリングサーバに送信して、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをプッシュするように要求するステップと、
前記サードパーティのプラットフォームによって前記アドレス及び前記ポートに従ってプッシュされた前記ストリーミングメディアを受信するステップと、
を含む請求項１に記載の方法。
前記サードパーティのプラットフォームによって前記アドレス及び前記ポートに従ってプッシュされた前記ストリーミングメディアを受信するステップが、
前記ストリーミングメディアのタイプに基づいて、キャッシュキューの容量を調整するステップと、
前記サードパーティのプラットフォームによって前記アドレス及び前記ポートに従ってプッシュされたストリーミングメディアパケットを受信し、前記ストリーミングメディアパケットを前記キャッシュキューにキャッシュするステップと、
前記キャッシュキューにおけるストリーミングメディアパケットが前記容量を満たす場合、前記キャッシュキューにおける複数のストリーミングメディアパケットを前記ストリーミングメディアのセグメントに統合し、前記キャッシュキューをクリアするステップと、
を含む請求項２に記載の方法。
前記カプセル化された前記ストリーミングメディアを前記ストリーミングメディア受信側に伝送するステップが、
カプセル化された前記ストリーミングメディアに基づいて、前記ストリーミングメディア受信側に送信対象である複数のストリーミングメディアパケットを決定するステップと、
前記複数のストリーミングメディアパケットを前記ストリーミングメディア受信側にバッチ伝送するステップと、
および／または、
応答指示をオフにする方式で前記複数のストリーミングメディアパケットを前記ストリーミングメディア受信側に伝送するステップと、
を含む請求項１に記載の方法。
ストリーミングメディア伝送のスレッドが複数であり、
カプセル化された前記ストリーミングメディアを前記ストリーミングメディア受信側に伝送する間に、複数の前記スレッドの切り替え方式が、１回のスレッドスケジューリングによって複数の前記スレッドに対してスレッド切り替え処理を行うことである請求項１に記載の方法。
スレッド切り替え処理を行う間に、前記ストリーミングメディアのコピーが存在する場合、前記ストリーミングメディアの繰り返しコピーを停止する請求項５に記載の方法。
ストリーミングメディア受信側のストリーミングメディア要求を受信する第１の受信モジュールであって、前記ストリーミングメディア要求に、ストリーミングメディア識別子及び前記ストリーミングメディア受信側のタイプが含まれる第１の受信モジュールと、
前記タイプに対応するストリーミングメディアプロトコルに従って前記ストリーミングメディア識別子に対応するストリーミングメディアをプロトコルカプセル化し、カプセル化された前記ストリーミングメディアを得るカプセル化モジュールと、
カプセル化された前記ストリーミングメディアを前記ストリーミングメディア受信側に伝送する伝送モジュールと、
を備えるストリーミングメディアサーバ。
シグナリングサーバのストリーミングメディアアドレス申請の要求を受信した場合、前記ストリーミングメディアサーバにおける受信対象であるストリーミングメディアのアドレス及びポートを決定する決定モジュールと、
前記アドレス及び前記ポートを前記シグナリングサーバに送信して、サードパーティのプラットフォームがストリーミングメディアをプッシュするように要求するプッシュモジュールと、
前記サードパーティのプラットフォームによって前記アドレス及び前記ポートに従ってプッシュされた前記ストリーミングメディアを受信する第２の受信モジュールと、
を備える請求項７に記載のストリーミングメディアサーバ。
前記第２の受信モジュールが、
前記ストリーミングメディアのタイプに基づいて、キャッシュキューの容量を調整し、
前記サードパーティのプラットフォームによって前記アドレス及び前記ポートに従ってプッシュされたストリーミングメディアパケットを受信し、前記ストリーミングメディアパケットを前記キャッシュキューにキャッシュし、
前記キャッシュキューにおけるストリーミングメディアパケットが前記容量を満たす場合、前記キャッシュキューにおける複数のストリーミングメディアパケットを前記ストリーミングメディアのセグメントに統合し、前記キャッシュキューをクリアする請求項８に記載のストリーミングメディアサーバ。
前記伝送モジュールが、
カプセル化された前記ストリーミングメディアに基づいて、前記ストリーミングメディア受信側に送信すべき複数のストリーミングメディアパケットを決定し、
前記複数のストリーミングメディアパケットを前記ストリーミングメディア受信側にバッチ伝送し、
および／または、
応答指示をオフにする方式で前記複数のストリーミングメディアパケットを前記ストリーミングメディア受信側に伝送する請求項７に記載のストリーミングメディアサーバ。
ストリーミングメディア伝送のスレッドが複数であり、
カプセル化された前記ストリーミングメディアを前記ストリーミングメディア受信側に伝送する間に、１回のスレッドスケジューリングによって複数の前記スレッドをスレッド切り替え処理を行う切り替え処理モジュールを備える請求項７に記載のストリーミングメディアサーバ。
前記切り替え処理モジュールが、
スレッド切り替え処理を行う間に、前記ストリーミングメディアのコピーが存在する場合、前記ストリーミングメディアの繰り返しコピーを停止する請求項１１に記載のストリーミングメディアサーバ。
ストリーミングメディアシステムであって、ストリーミングメディアサーバクラスタとシグナリングサーバクラスタを含み、
前記ストリーミングメディアサーバクラスタが、前記シグナリングサーバクラスタ、ストリーミングメディア受信側、及びサードパーティのプラットフォームにそれぞれ接続され、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるストリーミングメディアシステム。
前記シグナリングサーバクラスタは、国の基準に規定された前記サードパーティのプラットフォームとインタラクションするプロトコルに従って、前記サードパーティのプラットフォームとインタラクションし、
前記ストリーミングメディアサーバクラスタが、国の基準に規定された前記サードパーティのプラットフォームとインタラクションするプロトコルに従って、前記サードパーティのプラットフォームとインタラクションする請求項１３に記載のシステム。
少なくとも１つのプロセッサと、
該少なくとも１つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、
を備え、
前記メモリには、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令が、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される場合、前記少なくとも１つのプロセッサが請求項１から６のいずれか一項に記載の方法を実行できる電子機器。
コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ命令が、コンピュータに請求項１から６のいずれか一項に記載の方法を実行させる非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
プロセッサによって実行される場合、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法を実現するコンピュータプログラム。