JP2022108116A - 第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局 - Google Patents

第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】サイドリンク送信のための無線リソースをより適切に選択することを可能にする。【解決手段】本開示の一態様に係る第1のユーザ機器は、上記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を第2のユーザ機器から受信する通信処理部と、上記無線リソースに関するタイマの制御を行う制御部と、を備える。上記制御は、所定の条件が満たされる場合に上記タイマをリセット又はストップすることを含む。【選択図】図12

Description

本開示は、第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において移動体通信技術が提案され、技術仕様(Technical Specification:TS)として標準化されている。とりわけ現在では、5G(5th Generation)の技術が提案され、標準化されている。
非特許文献1に記載されているように、3GPP Release 17では、3GPP Release 16までに仕様化されたサイドリンク通信のさらなる拡張のため、“NR sidelink enhancement”というワークアイテム(WI)が立ち上げられている。当該WIの主なモチベーションとして、“Power saving”及び“Enhanced reliability and reduced latency”が挙げられている。さらに、“Enhanced reliability and reduced latency”のための手段の1つとして、“Inter-UE coordination”が挙げられている。“Inter-UE coordination”では、ユーザ機器(user equipment:UE)がリソースのセットを決定し、当該セットを他のUEに通知し、当該他のUEは、当該セットを考慮して送信のためのリソースを選択する。
さらに、例えば、非特許文献2及び非特許文献3では、“Inter-UE coordination”のための具体的な手続きが記載されている。
3GPP TSG RAN Meeting #89e, Electronic Meeting, September 14 - 18, 2020, RP-201516 (revision of RP-201385), LG Electronics, "WID revision: NR sidelink enhancement" 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #102-e, e-Meeting, August 17th - 28th, 2020, R1-2006445, Ericsson, "Feasibility and benefits of mode 2 enhancements for inter-UE coordination" 3GPP TSG RAN WG1 meeting #103-e, e-Meeting, October 26th - November 13th, 2020, R1-2007834, CATT, "Discussion on feasibility and benefits for mode 2 enhancements"
上述のとおり、非特許文献1~3によれば、UEがリソースセットを他のUEに通知し、当該他のUEは当該リソースセットを考慮して無線リソースを選択する。しかし、発明者の詳細な検討の結果、以下の課題が見出された。即ち、上記リソースセットは、状況によっては、すぐに有効ではなくなるかもしれないし、又は、しばらく有効であるかもしれないにも関わらず、どの程度の期間にわたって上記リソースセットを考慮すべきかを柔軟に調整できず、無線リソースが適切に選択されない可能性がある。
本開示の目的は、サイドリンク送信のための無線リソースをより適切に選択することを可能にする第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局を提供することにある。
本開示の一態様に係る第1のユーザ機器は、上記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を第2のユーザ機器から受信する通信処理部と、上記無線リソースに関するタイマの制御を行う制御部と、を備える。上記制御は、所定の条件が満たされる場合に上記タイマをリセット又はストップすることを含む。
本開示の一態様に係る第2のユーザ機器は、第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得する情報取得部と、上記無線リソースに関するタイマの制御を行う上記第1のユーザ機器へ上記リソース情報を送信する通信処理部と、を備える。上記制御は、所定の条件が満たされる場合に上記タイマをリセット又はストップすることを含む。
本開示の一態様に係る基地局は、第1のユーザ機器により制御が行われるタイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報を取得する情報取得部と、上記タイマ情報を送信する通信処理部と、を備える。上記タイマは、上記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースであって、第2のユーザ機器(200)により上記第1のユーザ機器へ送信されるリソース情報により示される当該無線リソースに関するタイマである。上記制御は、所定の条件が満たされる場合に上記タイマをリセット又はストップすることを含む。
本開示によれば、サイドリンク送信のための無線リソースをより適切に選択することが可能になる。なお、本開示により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
本開示の実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す図である。 本開示の実施形態に係る第1のユーザ機器の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る第1のユーザ機器の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る第2のユーザ機器の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る第2のユーザ機器の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る基地局の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る基地局の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係るタイマのストップによる干渉の回避の例を説明するための図である。 本開示の実施形態に係る特定の情報の送信の例を説明するための図である。 本開示の実施形態に係る特定の情報に対する応答の送信の例を説明するための図である。 本開示の実施形態に係る特定の情報の継続的な送信の例を説明するための図である。 本開示の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 本開示の実施形態の第1の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 本開示の実施形態の第2の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 本開示の実施形態の第4の変形例に係る特定の情報の送信の例を説明するための図である。
以下、添付の図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.システムの構成
2.第1のユーザ機器の構成
3.第2のユーザ機器の構成
4.基地局の構成
5.動作例
6.変形例
<1.システムの構成>
図1を参照して、本開示の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1を参照すると、システム1は、UE100、UE200、UE40及び基地局300を含む。ここでは、UE100、UE200及びUE40は、それぞれ、第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び第3のユーザ機器と呼ばれてもよい。
例えば、システム1は、3GPPのTSに準拠したシステムである。より具体的には、例えば、システム1は、5G又はNR(New Radio)のTSに準拠したシステムである。当然ながら、システム1は、この例に限定されない。
(1)基地局300
基地局300は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードであり、基地局300のカバレッジエリア内に位置するUE(例えば、UE100、UE200又はUE40)と通信する。
例えば、基地局300は、RANのプロトコルスタックを使用してUE(例えば、UE100、UE200又はUE40)と通信する。例えば、当該プロトコルスタックは、RRC(Radio Resource Control)レイヤ、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、MAC(Medium Access Control)レイヤ及び物理(Physical:PHY)レイヤを含む。あるいは、上記プロトコルスタックは、これらのレイヤの全てを含まず、これらのレイヤの一部を含んでもよい。
例えば、基地局300は、gNBである。gNBは、UEに対するNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端(NR user plane and control plane protocol terminations towards the UE)を提供し、NGインターフェースを介して5GC(5G Core Network)に接続されるノードである。あるいは、基地局300は、en-gNBであってもよい。
基地局300は、複数のノードを含んでもよい。当該複数のノードは、上記プロトコルスタックに含まれる上位レイヤ(higher layer)をホストする第1のノードと、当該プロトコルスタックに含まれる下位レイヤ(lower layer)をホストする第2のノードとを含んでもよい。上記上位レイヤは、RRCレイヤ、SDAPレイヤ及びPDCPレイヤを含んでもよく、上記下位レイヤは、RLCレイヤ、MACレイヤ及びPHYレイヤを含んでもよい。上記第1のノードは、CU(central unit)であってもよく、上記第2のノードは、DU(Distributed Unit)であってもよい。なお、上記複数のノードは、PHYレイヤの下位の処理を行う第3のノードを含んでもよく、上記第2のノードは、PHYレイヤの上位の処理を行ってもよい。当該第3のノードは、RU(Radio Unit)であってもよい。
あるいは、基地局300は、上記複数のノードのうちの1つであってもよく、上記複数のノードのうちの他のユニットと接続されていてもよい。
基地局300は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ドナー又はIABノードであってもよい。
(2)UE100、UE200及びUE40
UE100、UE200及びUE40の各々は、基地局300のカバレッジエリア内に位置する場合に、基地局300と通信する。UE100、UE200及びUE40の各々は、ダウンリンクで基地局300から信号を受信し、アップリンクで基地局300へ信号を送信する。換言すると、UE100、UE200及びUE40の各々は、Uuインターフェースを介して基地局300と通信する。
UE100、UE200及びUE40の各々は、サイドリンクで他のUEと通信する。換言すると、UE100、UE200及びUE40の各々は、PC5インターフェースを介して他のUEと通信する。
とりわけ、UE100は、サイドリンクリソースアロケーションモード2で動作する。即ち、UE100は、サイドリンク用のリソースプール内の無線リソースを選択し、選択した当該無線リソースを使用して、サイドリンクで信号を送信する。例えば、UE100は、サイドリンクでUE40へ信号を送信する。
さらに、UE200は、UE間のコーディネーション(Inter-UE coordination)を行う。例えば、UE200は、サイドリンクリソースアロケーションモード2で動作するUEによるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを当該UEに通知する。より具体的には、例えば、UE200は、UE200の周辺に位置する複数のUEがそれぞれ異なる無線リソースを使用するように、サイドリンクリソースアロケーションモード2で動作する当該複数のUEの各々に無線リソースを通知する。
例えば、UE200は、無線リソースをUE100に通知する。UE100は、当該無線リソースを考慮して、上記リソースプール内の無線リソースを選択する。そして、UE100は、選択した無線リソースを使用してサイドリンクでUE40へ信号を送信する。UE40は、UE100による送信のレシーバである。
UE200は、上述したようなコーディネーション(coordination)を行うので、コーディネーティング(coordinating)UEと呼ばれ得る。一方、UE100は、コーディネイテッド(coordinated)UEと呼ばれ得る。
例えば、UE100、UE200及びUE40の各々は、上記プロトコルスタックを使用して基地局300と通信する。例えば、UE100、UE200及びUE40の各々は、上記プロトコルスタックを使用して他のUEと通信する。
<2.第1のユーザ機器の構成>
図2及び図3を参照して、本開示の実施形態に係るUE100の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図2を参照して、本開示の実施形態に係るUE100の機能構成の例を説明する。図2を参照すると、UE100は、無線通信部110、記憶部120及び処理部130を備える。
無線通信部110は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部110は、基地局からの信号を受信し、基地局への信号を送信する。例えば、無線通信部110は、他のUEからの信号を受信し、他のUEへの信号を送信する。
記憶部120は、様々な情報を記憶する。
処理部130は、UE100の様々な機能を提供する。処理部130は、通信処理部131及び制御部133を含む。なお、処理部130は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部130は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。通信処理部131及び制御部133の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部130(通信処理部131)は、無線通信部110を介して基地局(例えば、基地局300)又は他のUE(例えば、UE200又はUE40)と通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図3を参照して、本開示の実施形態に係るUE100のハードウェア構成の例を説明する。図3を参照すると、UE100は、アンテナ181、RF(radio frequency)回路183、プロセッサ185、メモリ187及びストレージ189を備える。
アンテナ181は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ181は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ181は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ181は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路183は、アンテナ181を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路183は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
プロセッサ185は、アンテナ181及びRF回路183を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ185は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ187は、プロセッサ185により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリ187は、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ187の全部又は一部は、プロセッサ185内に含まれていてもよい。
ストレージ189は、様々な情報を記憶する。ストレージ189は、SSD(Solid State Drive)及びHDD(Hard Disc Drive)の少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部110は、アンテナ181及びRF回路183により実装されてもよい。記憶部120は、ストレージ189により実装されてもよい。処理部130は、プロセッサ185及びメモリ187により実装されてもよい。
処理部130は、プロセッサ185及びメモリ187を含むSoC(System on Chip)により実装されてもよい。当該SoCは、RF回路183を含んでもよく、無線通信部110も、当該SoCにより実装されてもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、UE100は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ187)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ185)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部130の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部130の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<3.第2のユーザ機器の構成>
図4及び図5を参照して、本開示の実施形態に係るUE200の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図4を参照して、本開示の実施形態に係るUE200の機能構成の例を説明する。図4を参照すると、UE200は、無線通信部210、記憶部220及び処理部230を備える。
無線通信部210は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部210は、基地局からの信号を受信し、基地局への信号を送信する。例えば、無線通信部210は、他のUEからの信号を受信し、他のUEへの信号を送信する。
記憶部220は、様々な情報を記憶する。
処理部230は、UE200の様々な機能を提供する。処理部230は、情報取得部231及び通信処理部233を含む。なお、処理部230は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部230は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部231及び通信処理部233の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部230(通信処理部233)は、無線通信部210を介して基地局(例えば、基地局300)又は他のUE(例えば、UE100又はUE40)と通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図5を参照して、本開示の実施形態に係るUE200のハードウェア構成の例を説明する。図5を参照すると、UE200は、アンテナ281、RF回路283、プロセッサ285、メモリ287及びストレージ289を備える。
アンテナ281は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ281は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ281は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ281は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路283は、アンテナ281を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路283は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
プロセッサ285は、アンテナ281及びRF回路283を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ285は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ287は、プロセッサ285により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリ287は、ROM、EPROM、EEPROM、RAM及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ287の全部又は一部は、プロセッサ285内に含まれていてもよい。
ストレージ289は、様々な情報を記憶する。ストレージ289は、SSD及びHDDの少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部210は、アンテナ281及びRF回路283により実装されてもよい。記憶部220は、ストレージ289により実装されてもよい。処理部230は、プロセッサ285及びメモリ287により実装されてもよい。
処理部230は、プロセッサ285及びメモリ287を含むSoCにより実装されてもよい。当該SoCは、RF回路283を含んでもよく、無線通信部210も、当該SoCにより実装されてもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、UE200は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ287)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ285)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部230の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部230の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.基地局の構成>
図6及び図7を参照して、本開示の実施形態に係る基地局300の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図6を参照して、本開示の実施形態に係る基地局300の機能構成の例を説明する。図6を参照すると、基地局300は、無線通信部310、ネットワーク通信部320、記憶部330及び処理部340を備える。
無線通信部310は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部310は、UEからの信号を受信し、UEへの信号を送信する。
ネットワーク通信部320は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
記憶部330は、様々な情報を記憶する。
処理部340は、基地局300の様々な機能を提供する。処理部340は、情報取得部341及び通信処理部343を含む。なお、処理部340は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部340は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部341及び通信処理部343の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部340(通信処理部343)は、無線通信部310を介してUE(例えば、UE100、UE200又はUE40)と通信する。例えば、処理部340は、ネットワーク通信部320を介して他のノード(例えば、コアネットワーク内のネットワークノード又は他の基地局)と通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図7を参照して、本開示の実施形態に係る基地局300のハードウェア構成の例を説明する。図7を参照すると、基地局300は、アンテナ381、RF回路383、ネットワークインターフェース385、プロセッサ387、メモリ389及びストレージ391を備える。
アンテナ381は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ381は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ381は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ381は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路383は、アンテナ381を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路383は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
ネットワークインターフェース385は、例えばネットワークアダプタであり、ネットワークへ信号を送信し、ネットワークから信号を受信する。
プロセッサ387は、アンテナ381及びRF回路383を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ387は、ネットワークインターフェース385を介して送受信される信号の処理も行う。プロセッサ387は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ389は、プロセッサ387により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリ389は、ROM、EPROM、EEPROM、RAM及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ389の全部又は一部は、プロセッサ387内に含まれていてもよい。
ストレージ391は、様々な情報を記憶する。ストレージ391は、SSD及びHDDの少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部310は、アンテナ381及びRF回路383により実装されてもよい。ネットワーク通信部320は、ネットワークインターフェース385により実装されてもよい。記憶部330は、ストレージ391により実装されてもよい。処理部340は、プロセッサ387及びメモリ389により実装されてもよい
処理部340の一部又は全部は、仮想化されていてもよい。換言すると、処理部340の一部又は全部は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、処理部340の一部又は全部は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(即ち、ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、基地局300は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ389)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ387)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部340の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部340の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<5.動作例>
図8~図12を参照して、本開示の実施形態に係るUE100、UE200及び基地局300の動作の例を説明する。
(1)リソース情報
UE200(情報取得部231)は、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得する。UE200(通信処理部233)は、UE100へ上記リソース情報を送信する。UE100(通信処理部131)は、当該リソース情報をUE200から受信する。
-無線リソース
例えば、上記無線リソースは、サイドリンク用のリソースプールに含まれる。例えば、当該リソースプールは、基地局400により構成(configure)される。
例えば、上記無線リソースは、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない時間周波数リソースである。あるいは、上記無線リソースは、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない周波数リソースであってもよい。
上記リソース情報は、UE100によるサイドリンク送信に好ましい無線リソースを示してもよく、又は、UE100によるサイドリンク送信に好ましくない無線リソースを示してもよい。あるいは、上記リソース情報は、UE100によるサイドリンク送信に好ましい無線リソースと、UE100によるサイドリンク送信に好ましくない無線リソースとを、それぞれ示してもよい。
なお、UE100によるサイドリンク送信に好ましい無線リソースは、UE100によるサイドリンク送信に利用可能な無線リソースと言い換えられてもよい。同様に、UE100によるサイドリンク送信に好ましくない無線リソースは、UE100によるサイドリンク送信に利用不能な無線リソースと言い換えられてもよい。
-無線リソースの決定
UE200(処理部230)は、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない上記無線リソースを決定する。
例えば、UE200は、他のUEによりサイドリンクで送信される信号のセンシングを行う。UE200(処理部230)は、当該センシングの結果に基づいて、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない上記無線リソースを決定する。
例えば、UE200は、他のUEによるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない他の無線リソースを決定し、当該他の無線リソースを当該他のUEに通知する。UE200は、当該他の無線リソースに基づいて、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない上記無線リソースを決定する。
当然ながら、UE200は、他の情報にさらに基づいて、上記無線リソースを決定してもよい。
-リソース情報の送信
例えば、UE200(通信処理部233)は、上記リソース情報を含むRRCメッセージをUE100へ送信する。あるいは、UE200(通信処理部233)は、上記リソース情報を含むMAC制御エレメント(MAC CE)、又は、上記リソース情報を含むサイドリンク制御情報(sidelink control information:SCI)をUE100へ送信してもよい。
UE200からUE100へ送信される情報は、コーディネーション情報と呼ばれてもよい。この場合に、上記リソース情報は、当該コーディネーション情報に含まれてもよい。あるいは、上記リソース情報は、上記コーディネーション情報そのものであってもよい。
(2)タイマ制御
とりわけ本開示の実施形態では、UE100(制御部133)は、上記リソース情報により示される上記無線リソースに関するタイマの制御(以下、「タイマ制御」と呼ぶ)を行う。
-タイマ
例えば、上記タイマは、上記無線リソースが有効である期間を示すタイマである。あるいは、上記タイマは、上記リソース情報が有効である期間を示すタイマであってもよい。
-制御
--タイマ値のセット
例えば、上記タイマ制御は、上記タイマにタイマ値をセットすることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、上記タイマにタイマ値をセットする。これにより、例えば、所望の期間の経過をチェックすることが可能になる。
例えば、上記タイマ値は、予め構成(preconfigure)されているタイマ値である。この場合に、上記タイマ値は、UE100(記憶部120)に予め記憶されている。上記タイマ値は、常に使用される固定のタイマ値であってもよく、他のタイマ値を示すタイマ情報を受信するまで使用されるデフォルトのタイマ値であってもよい。このようなタイマ値により、タイマ値を示すタイマ情報を受信することなく、上記タイマにタイマ値をセットすることができる。
--タイマのスタート
上記タイマ制御は、上記リソース情報の受信に応じて上記タイマをスタートすることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、上記リソース情報の受信に応じて、上記タイマをスタートする。これにより、例えば、UE100とUE200との両方が知るタイミングで上記タイマをスタートすることができる。
例えば、上記タイマのスタート後、上記タイマが切れる(expire)まで、上記タイマは動作(run)する。
例えば、UE100(通信処理部131)は、上記タイマが動作している間、上記リソース情報を考慮して、サイドリンク送信のための無線リソースを選択する。即ち、UE100(通信処理部131)は、上記リソース情報により示される上記無線リソースを考慮して、サイドリンク送信のための無線リソースを選択する。
例えば、UE100(通信処理部131)は、上記タイマが切れた後には、上記リソース情報を考慮してサイドリンク送信のための無線リソースを選択しない。即ち、UE100(通信処理部131)は、上記リソース情報により示される上記無線リソースを考慮してサイドリンク送信のための無線リソースを選択しない。
--タイマのリセット
上記タイマ制御は、所定の条件が満たされる場合に上記タイマをリセットすることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、所定の条件が満たされる場合に、上記タイマをリセットする。
例えば、上記タイマがリセットされると、上記タイマに上記タイマ値が再びセットされる。即ち、上記タイマは、最初にセットされたタイマ値まで戻る。
これにより、例えば、サイドリンク送信のための無線リソースをより適切に選択することが可能になる。例えば、UE200により送信されたリソース情報がしばらく有効であると想定される場合に、UE100は、より長い期間にわたり、当該リソース情報を考慮してリソース選択を行うことができる。
なお、上記タイマのリセットは、後に詳細に説明する。
--タイマのストップ
上記タイマ制御は、所定の条件が満たされる場合に上記タイマをストップすることを含む。UE100(制御部133)は、所定の条件が満たされる場合に、上記タイマをストップする。
例えば、UE100(通信処理部131)は、上記タイマがストップされた後には、上記リソース情報を考慮してサイドリンク送信のための無線リソースを選択しない。即ち、UE100(通信処理部131)は、上記リソース情報により示される上記無線リソースを考慮してサイドリンク送信のための無線リソースを選択しない。
これにより、例えば、サイドリンク送信のための無線リソースをより適切に選択することが可能になる。例えば、UE200により送信されたリソース情報が有効ではなくなると想定される場合に、UE100は、当該リソース情報を考慮してリソース選択を行うのを止めることができる。即ち、UE100は、有効ではない情報を考慮した誤ったリソース選択を回避し得る。
図8の例を参照すると、それぞれ車両に搭載されたUE100、UE200、UE40、UE11、UE13、UE15及びUE17が示されている。UE100、UE40及びUE17は、左方向に移動しており、UE200、UE11、UE13及びUE15は、右方向に移動している。時間T1において、UE100は、UE200により送信されたリソース情報により示される周波数リソースF2を使用して、サイドリンクでUE40へ信号を送信している。UE11は、周波数リソースF1を使用して、サイドリンクでUE200及びUE13へ信号を送信している。UE15は、周波数リソースF2を使用して、サイドリンクでUE13へ信号を送信している。その後、時間T2において、周波数リソースF2を使用しているUE100及びUE15が接近する。仮にUE100が周波数リソースF2を使用し続けると、UE100によるサイドリンク送信がUE15によるサイドリンク送信に干渉し得る。しかし、例えば、UE100は、上述のように上記タイマをストップし、上記リソース情報を考慮してリソース選択を行うのを止める。その結果、UE100は、周波数リソースF2を選択せず、周波数リソースF2を使用せず、上記干渉が回避され得る。
さらに、例えば、UE100(通信処理部131)は、上記タイマがストップされた後には、上記タイマのストップをUE200に通知する。これにより、UE100は、上記リソース情報により示される無線リソースをより早く解放することができる。
なお、上記タイマのストップは、後に詳細に説明する。
(3)タイマのリセット
例えば、上記タイマ制御は、1つ以上の所定のリセット条件のいずれかが満たされる場合に上記タイマをリセットすることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、1つ以上の所定のリセット条件のいずれかが満たされる場合に、上記タイマをリセットする。
(3-1)UE200からの特定の情報の受信
例えば、上記1つ以上の所定のリセット条件は、UE200により送信される特定の情報をUE100が受信することを含む。即ち、UE100(制御部133)は、UE200により送信される特定の情報をUE100が受信する場合に、上記タイマをリセットする。
例えば、UE200(通信処理部233)は、UE100に上記タイマをリセットさせる特定の情報をUE100へ送信する。
これにより、例えば、UE200が、上記リソース情報が引き続き有効であると想定する場合に、UE100は、上記タイマをリセットし、引き続き上記リソース情報を考慮してリソース選択を行うことができる。
-特定の情報
例えば、上記特定の情報は、UE200により送信される所定のフラグである。例えば、当該所定のフラグは、上記リソース情報又は上記無線リソースが有効であることを示す。一例として、上記所定のフラグは、1ビット又は数ビットの情報である。
これにより、例えば、少ないオーバーヘッドでの送信が可能になる。
-UE200による送信のタイミング
例えば、上記特定の情報は、上記タイマが切れる前にUE200により送信される情報である。即ち、UE200(通信処理部233)は、上記タイマが切れる前に、上記特定の情報をUE100へ送信する。これにより、例えば、上記タイマが切れる前に、上記タイマをリセットすることができる。
例えば、上記特定の情報は、上記リソース情報の送信の所定期間後にUE200により送信される情報である。即ち、UE200(通信処理部233)は、上記リソース情報の送信の所定期間後に、上記特定の情報をUE100へ送信する。当該所定期間は、上記タイマにセットされるタイマ値に対応する期間よりも短い。これにより、例えば、UE100は、上記特定の情報が送信されるタイミングを知ることができ、上記特定の情報をより容易に受信することができる。
図9の例を参照すると、まず、UE200は、リソース情報をUE100へ送信する。その後、UE200は、タイマが動作している期間51の間に(即ち、当該タイマが切れる前に)、特定の情報(例えば、所定のフラグ)をUE100へ送信する。例えば、UE200は、上記リソース情報の送信の所定期間後に上記特定の情報をUE100へ送信する。UE100は、上記特定の情報を受信し、上記タイマをリセットする。
なお、上記特定の情報は、上記タイマが切れる前にUE200により複数回送信される情報であってもよい。即ち、UE200(通信処理部233)は、上記タイマが切れる前に、UE100へ上記特定の情報を複数回送信してもよい。これにより、例えば、UE100は、上記特定の情報をより確実に受信することができる。即ち、UE100は、より確実に上記タイマをリセットすることができる。
-UE200による送信とUE100による応答
例えば、上記特定の情報は、UE200により自発的に送信される情報である。即ち、UE200(通信処理部233)は、上記特定の情報を自発的に送信する。
例えば、UE100(通信処理部131)は、上記特定の情報を受信し、上記特定の情報に対する応答をUE200へ送信する。UE200(通信処理部233)は、当該応答を受信する。これにより、例えば、UE200は、UE100が引き続き上記リソース情報を使用することを知ることができる。
例えば、UE100(通信処理部131)は、上記リソース情報により示される上記無線リソースがUE100によるサイドリンク送信に必要である場合に、上記応答をUE200へ送信する。UE200(通信処理部233)は、上記応答を受信する。一方、UE100(通信処理部131)は、上記リソース情報により示される上記無線リソースがUE100によるサイドリンク送信に不要である場合に、上記応答をUE200へ送信しない。UE200(通信処理部233)は、上記応答を受信しない。これにより、例えば、UE200は、応答の有無によって、UE100にとって上記無線リソースが必要か否かを判定することができる。UE100にとって上記無線リソースが不要であれば、UE200は、他のUEにとって好ましい無線リソースとして上記無線リソースを当該他のUEに通知することもできる。その結果、上記無線リソースが有効利用され得る。
例えば、UE100(通信処理部131)は、上記タイマが切れる前に、上記応答をUE200へ送信する。これにより、例えば、上記無線リソースが最大限に有効利用され得る。
例えば、UE100(通信処理部131)は、上記特定の情報の受信の所定期間後に、上記応答をUE200へ送信する。これにより、例えば、UE200は、上記応答が送信されるタイミングを知ることができ、上記応答をより容易に受信することができる。
図10の例を参照すると、まず、UE200は、リソース情報をUE100へ送信する。その後、UE200は、タイマが動作している期間51の間に(即ち、当該タイマが切れる前に)、特定の情報(例えば、所定のフラグ)をUE100へ送信する。例えば、UE100は、期間51の間に、上記特定の情報に対する応答をUE200へ送信する。
なお、UE100(通信処理部131)は、上記タイマが切れる前に、上記応答をUE200へ複数回送信してもよい。これにより、例えば、UE200は、上記応答をより確実に受信することができる。
-継続
例えば、UE200(通信処理部233)は、リセットされた上記タイマが切れる前に、上記特定の情報をUE100へ送信する。即ち、UE200(通信処理部233)は、上記タイマがリセットされる限り、継続的に上記特定の情報をUE100へ送信する。
これにより、例えば、UE200が、上記リソース情報が引き続き有効であると想定する限り、UE100は、上記タイマをリセットし続けることができる。
図11の例を参照すると、まず、UE200は、リソース情報をUE100へ送信する。その後、UE200は、タイマが動作している期間51の間に(即ち、当該タイマが切れる前に)、特定の情報(例えば、所定のフラグ)をUE100へ送信する。UE100は、上記特定の情報を受信し、上記タイマをリセットする。その結果、上記タイマは、期間53の間動作するようになる。UE100は、上記特定の情報に対する応答をUE200へ送信し、UE200も、上記タイマがリセットされたことを知る。UE200は、期間53の間に(即ち、当該タイマが切れる前に)、上記特定の情報をUE100へ再び送信する。UE100は、上記特定の情報を受信し、上記タイマを再びリセットする。UE100は、上記特定の情報に対する応答をUE200へ送信し、UE200も、上記タイマが再びリセットされたことを知る。
-送信の手法
--PHYレイヤ
例えば、UE200(通信処理部233)は、上記特定の情報を含むSCIをUE100へ送信する。当該SCIは、物理サイドリンク制御チャネル(physical sidelink control channel:PSCCH)において送信される第1ステージSCI(1st-stage SCI)であってもよい。あるいは、上記SCIは、物理サイドリンク共有チャネル(physical sidelink shared channel:PSSCH)において送信される第2ステージSCI(2nd-stage SCI)であってもよい。
例えば、UE100(通信処理部131)も、上記応答を含むSCIをUE200へ送信する。当該SCIは、PSCCHにおいて送信される第1ステージSCIであってもよく、PSSCHにおいて送信される第2ステージSCIであってもよい。
これにより、例えば、より迅速に上記特定の情報及び上記応答を送信することが可能になる。
--上位レイヤ
あるいは、UE200(通信処理部233)は、上記特定の情報を含むMAC CE又はRRCメッセージをUE100へ送信してもよい。
UE100(通信処理部131)も、上記応答を含むMAC CE又はRRCメッセージをUE200へ送信してもよい。
これにより、例えば、PHYレイヤにおけるオーバーヘッドを回避することができる。
なお、SCIを送信するよりも、MAC CE及びRRCメッセージを送信する方がより時間がかかるので、上記タイマが切れるタイミングから所定マージンだけ前に、MAC CE又はRRCメッセージが送信されてもよい。当該所定マージンは、上記タイマ値の所定パーセントに相当する期間であってもよい。一例として、当該所定パーセントは、20%であってもよい。
(3-2)サイドリンクでの送信への応答の受信
例えば、上記1つ以上の所定のリセット条件は、UE100によるサイドリンク送信への応答をUE100が受信することを含む。即ち、UE100(制御部133)は、UE100によるサイドリンク送信への応答をUE100が受信する場合に、上記タイマをリセットする。
例えば、UE100は、上記リソース情報を考慮して選択した無線リソースを使用して、UE40へのサイドリンク送信を行う。UE40は、当該サイドリンク送信への応答をUE100へ送信する。UE100は、当該応答を受信し、上記タイマをリセットする。
これにより、例えば、UE100によるサイドリンク送信が実際に成功している場合に、UE100は、上記タイマをリセットし、引き続き上記リソース情報を考慮してリソース選択を行うことができる。
例えば、上記応答は、UE100によるサイドリンク送信へのHARQ ACK(hybrid automatic repeat request acknowledge)である。
あるいは、上記応答は、UE100によるサイドリンク送信へのACK(acknowledge)を含むRLCステータスレポートであってもよい。
なお、上記応答は、上記HARQ ACK及び上記RLCステータスレポートのいずれかであってもよい。UE100(制御部133)は、上記HARQ ACK又は上記RLCステータスレポートのいずれかをUE100が受信する場合に、上記タイマをリセットしてもよい。即ち、上記1つ以上の所定のリセット条件は、UE100が上記HARQ ACK及び上記RLCステータスレポートのいずれかを受信すること(即ち、1つの条件)を含んでもよい。あるいは、上記1つ以上の所定のリセット条件は、UE100が上記HARQ ACKを受信することと、UE100が上記RLCステータスレポートを受信することと(即ち、2つの条件)を含んでもよい。
(3-3)その他
上記1つ以上の所定のリセット条件は、UE100によるサイドリンク送信のレシーバである他のUE(例えば、UE40)によりサイドリンクでUE100へ送信される信号(例えば、PSCCH又はPSSCHの信号)をUE100が受信することを含んでもよい。即ち、UE100(制御部133)は、上記他のUEによりサイドリンクでUE100へ送信される信号をUE100が受信する場合に、上記タイマをリセットしてもよい。
上記1つ以上の所定のリセット条件は、UE100がサイドリンクで信号(例えば、PSCCH又はPSSCHの信号)を送信することを含んでもよい。即ち、UE100(制御部133)は、UE100がサイドリンクで信号を送信する場合に、上記タイマをリセットしてもよい。
(4)タイマのストップ
例えば、上記タイマ制御は、1つ以上の所定のストップ条件のいずれかが満たされる場合に上記タイマをストップすることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、1つ以上の所定のストップ条件のいずれかが満たされる場合に、上記タイマをストップする。
(4-1)測定結果
例えば、上記1つ以上の所定のストップ条件は、UE100とUE200との間のサイドリンクの測定結果が閾値(以下、「測定閾値」と呼ぶ)を下回ることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、UE100とUE200との間のサイドリンクの測定結果が測定閾値を下回る場合に、上記タイマをストップする。
例えば、上記測定結果は、UE200により送信される信号に基づく測定であって、UE100(通信処理部131)により行われる当該測定の結果である。
例えば、上記測定結果は、SINR(signal-to-interference-plus-noise ratio)又はRSRP(reference signal received power)である。
これにより、例えば、UE100は、UE200と通信できなくなり、上記リソース情報が有効ではなくなると想定される場合に、上記タイマをストップし、上記リソース情報を考慮してリソース選択を行うのを止めることができる。
-測定閾値
例えば、UE200(通信処理部233)が、上記測定閾値を示す閾値情報をUE100へ送信し、UE100(通信処理部131)は、当該閾値情報をUE200から受信する。これにより、例えば、UE200が上記タイマのストップを少し制御することができる。例えば、UE200(通信処理部233)は、上記リソース情報とともに、上記閾値情報をUE100へ送信する。
あるいは、基地局300(通信処理部343)が、上記測定閾値を示す閾値情報をUE100へ送信してもよく、UE100(通信処理部131)は、当該閾値情報を基地局300から受信してもよい。これにより、例えば、基地局300が上記タイマのストップを少し制御することができる。
あるいは、上記測定閾値は、予め構成された閾値であってもよい。この場合に、上記測定閾値は、UE100(記憶部120)に予め記憶されていてもよい。上記測定閾値は、常に使用される固定の閾値であってもよく、閾値情報を受信するまで使用されるデフォルトの閾値であってもよい。このような測定閾値により、閾値情報を受信することなく、ストップ条件が満たされるかを判定することができる。
(4-2)距離
例えば、上記1つ以上の所定のストップ条件は、UE100とUE200との間の距離が閾値(以下、「距離閾値」と呼ぶ)を超えることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、UE100とUE200との間の距離が距離閾値を下回る場合に、上記タイマをストップする。
例えば、UE200(通信処理部233)は、UE200の位置を示す位置情報をUE100へ送信し、UE100(制御部133)は、UE200の位置とUE100の位置とに基づいて、上記距離を算出する。あるいは、UE200は、UE100により送信される信号の減衰又は伝搬時間等に基づいて上記距離を算出し、又は推定してもよい。
これにより、例えば、UE100は、UE100がUE200から離れ、上記リソース情報が有効ではなくなると想定される場合に、上記タイマをストップし、上記リソース情報を考慮してリソース選択を行うのを止めることができる。
-距離閾値
例えば、UE200(通信処理部233)が、上記距離閾値を示す閾値情報をUE100へ送信し、UE100(通信処理部131)は、当該閾値情報をUE200から受信する。これにより、例えば、UE200が上記タイマのストップを少し制御することができる。例えば、UE200(通信処理部233)は、上記リソース情報とともに、上記閾値情報をUE100へ送信する。
あるいは、基地局300(通信処理部343)が、上記距離閾値を示す閾値情報をUE100へ送信してもよく、UE100(通信処理部131)は、当該閾値情報を基地局300から受信してもよい。これにより、例えば、基地局300が上記タイマのストップを少し制御することができる。
あるいは、上記距離閾値は、予め構成された閾値であってもよい。この場合に、上記距離閾値は、UE100(記憶部120)に予め記憶されていてもよい。上記距離閾値は、常に使用される固定の閾値であってもよく、閾値情報を受信するまで使用されるデフォルトの閾値であってもよい。このような距離閾値により、閾値情報を受信することなく、ストップ条件が満たされるかを判定することができる。
(4-3)データの不在
例えば、上記1つ以上の所定のストップ条件は、サイドリンクでUE100から他のUEへ送信されるデータが存在しない期間が閾値(以下、「期間閾値」と呼ぶ)よりも長くなることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、サイドリンクでUE100から他のUEへ送信されるデータが存在しない期間が期間閾値よりも長くなる場合に、上記タイマをストップする。
これにより、例えば、UE100は、無線リソースが不要である場合に、上記タイマをストップし、上記リソース情報により示される上記無線リソースをより早く解放することができる。
-期間閾値
例えば、UE200(通信処理部233)が、上記期間閾値を示す閾値情報をUE100へ送信し、UE100(通信処理部131)は、当該閾値情報をUE200から受信する。これにより、例えば、UE200が上記タイマのストップを少し制御することができる。例えば、UE200(通信処理部233)は、上記リソース情報とともに、上記閾値情報をUE100へ送信する。
あるいは、基地局300(通信処理部343)が、上記期間閾値を示す閾値情報をUE100へ送信してもよく、UE100(通信処理部131)は、当該閾値情報を基地局300から受信してもよい。これにより、例えば、基地局300が上記タイマのストップを少し制御することができる。
あるいは、上記期間閾値は、予め構成された閾値であってもよい。この場合に、上記期間閾値は、UE100(記憶部120)に予め記憶されていてもよい。上記期間閾値は、常に使用される固定の閾値であってもよく、閾値情報を受信するまで使用されるデフォルトの閾値であってもよい。このような期間閾値により、閾値情報を受信することなく、ストップ条件が満たされるかを判定することができる。
(4-4)無線リンク障害
例えば、上記1つ以上の所定のストップ条件は、UE100とUE200との間での無線リンク障害(radio link failure:RLF)が生じることを含む。即ち、UE100(制御部133)は、UE100とUE200との間でのRLFが生じる場合に、上記タイマをストップする。例えば、UE100(通信処理部131)が、上記RLFを検出する。
これにより、例えば、UE100は、UE200と通信できず、上記リソース情報が有効ではなくなると想定される場合に、上記タイマをストップし、上記リソース情報を考慮してリソース選択を行うのを止めることができる。
(5)無線リソースの選択
上述したように、例えば、UE100(通信処理部131)は、上記タイマが動作している間、上記リソース情報を考慮して、サイドリンク送信のための無線リソースを選択する。
より具体的には、例えば、UE100(通信処理部131)は、他のUEによりサイドリンクで送信される信号のセンシングの結果と、上記リソース情報とを考慮して、サイドリンク送信のための無線リソースを選択する。一例として、UE100(通信処理部131)は、上記センシングの結果から他のUEにより使用されないと想定される無線リソースと、上記リソース情報により示される好ましい無線リソースとの重複部分の中から、サイドリンク送信のための無線リソースを選択する。
例えば、UE100(通信処理部131)は、選択された上記無線リソースを使用して、サイドリンクで他のユーザ機器(例えば、UE40)へ信号を送信する。例えば、当該信号は、PSCCHの信号、及び、PSSCHの信号を含む。
(6)処理の流れ
図12を参照して、本開示の実施形態に係る処理の例を説明する。
UE200は、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得し、当該リソース情報をUE100へ送信する(S410)。UE100は、当該リソース情報を受信する。
UE100は、上記リソース情報により示される上記無線リソースに関するタイマの制御(即ち、タイマ制御)を開始する(S420)。これ以降、UE100は、当該タイマ制御を行う。
UE100は、上記タイマが動作している間、上記リソース情報を考慮して、サイドリンク送信のための無線リソースを選択し、選択した当該無線リソースを使用して、サイドリンクでUE40へ信号を送信する(S430)。例えば、当該信号は、PSCCHの信号、及び、PSSCHの信号を含む。
<6.変形例>
図13~図15を参照して、本開示の実施形態に係る第1~第6の変形例を説明する。なお、これらの変形例のうちの2つ以上が組み合わせられてもよい。
(1)第1の変形例
本開示の実施形態の上述した例では、上記タイマにセットするタイマ値は、予め構成されているタイマ値である。しかし、本開示の実施形態に係るタイマ値は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第1の変形例として、UE200(通信処理部233)は、上記タイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報をUE100へ送信してもよく、UE100(通信処理部131)は、上記タイマ情報をUE200から受信してもよい。即ち、上記タイマ値は、UE200により決定され、構成(configure)されてもよい。これにより、例えば、UE200がリソース情報の有効期限を調整することができる。
上記タイマ情報は、上記タイマ値として、スロット数又はサブフレーム数等の具体的な数値を示してもよい。あるいは、上記タイマ情報は、上記タイマ値として、複数のタイマ値の候補のうちの1つを示してもよい。この場合に、上記タイマ情報は、当該複数のタイマ値の候補のうちの1つに対応するインデックスであってもよい。
UE200(通信処理部233)は、上記リソース情報と上記タイマ情報とを含む情報(例えば、コーディネーション情報)をUE100へ送信してもよく、UE100(通信処理部131)は、当該情報を受信してもよい。これにより、例えば、リソース情報ごとにタイマ値を構成することができる。
-タイマ値:測定結果
上記タイマ値は、UE100とUE200との間のサイドリンクの測定結果に基づいて決定されてもよい。例えば、当該測定結果がより高いほど、上記タイマ値は大きくなってもよく、当該測定結果がより低いほど、上記タイマ値は小さくなってもよい。
上記タイマ値は、UE100と上記第2のユーザ機器との間のサイドリンクの測定結果の変動に基づいて決定されてもよい。例えば、当該測定結果が上がっていれば、上記タイマ値は大きくてもよく、当該測定結果が下がっていれば、上記タイマ値は小さくてもよい。
上記測定結果は、SINR又はRSRPであってもよい。
これにより、例えば、UE100が長期間にわたりUE200と通信できると想定される場合に、タイマ値を大きくし、UE100が短期間でUE200と通信できなくなると想定される場合に、タイマ値を小さくすることができる。
-タイマ値:距離
上記タイマ値は、UE100とUE200との間の距離に基づいて決定されてもよい。例えば、当該距離がより短いほど、上記タイマ値は大きくなってもよく、当該距離がより長いほど、上記タイマ値は小さくなってもよい。
上記タイマ値は、UE100とUE200との間の距離の変動に基づいて決定されてもよい。例えば、当該距離が短くなっていれば、上記タイマ値は大きくてもよく、当該距離が長くなっていれば、上記タイマ値は小さくてもよい。
これにより、例えば、UE100が長期間にわたりUE200と通信できると想定される場合に、タイマ値を大きくし、UE100が短期間でUE200と通信できなくなると想定される場合に、タイマ値を小さくすることができる。
-タイマ値:UEセットの変更
上記タイマ値は、UE200が通信可能なUEのセットの変更に基づいて決定されてもよい。当該UEのセットは、UE200がセンシング可能なUEのセットであってもよい。例えば、上記UEのセットの変更頻度が高いほど、上記タイマ値は小さくなってもよく、当該変更頻度が低いほど、上記タイマ値は大きくなってもよく、
これにより、例えば、短時間でUE200によるコーディネーションの更新が必要になると想定される場合に、タイマ値を小さくし、長時間UE200によるコーディネーションの更新が必要にはならないと想定される場合に、タイマ値を大きくすることができる。
-タイマ値:通信/リソース使用の変更
上記タイマ値は、他のUEによる通信又は無線リソースの使用の変更に基づいて決定されてもよい。当該他のUEは、UE200がセンシング可能なUEであってもよい。例えば、上記通信又は上記無線リソースの使用の変更頻度が高いほど、上記タイマ値は小さくなってもよく、当該変更頻度が低いほど、上記タイマ値は大きくなってもよい。
これにより、例えば、短時間でUE200によるコーディネーションの更新が必要になると想定される場合に、タイマ値を小さくし、長時間UE200によるコーディネーションの更新が必要にはならないと想定される場合に、タイマ値を大きくすることができる。
-シーケンス図
図13を参照して、本開示の実施形態の第1の変形例に係る処理の例を説明する。
UE200は、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報と、当該無線リソースに関するタイマにセットされるタイマ値を示すタイマ情報とを取得し、当該リソース情報及び当該タイマ情報をUE100へ送信する(S415)。UE100は、当該リソース情報及び当該タイマ情報を受信する。
UE100は、上記リソース情報により示される上記無線リソースに関するタイマの制御(即ち、タイマ制御)を開始する(S425)。これ以降、UE100は、当該タイマ制御を行う。とりわけ、UE100は、上記タイマ情報により示される上記タイマ値を上記タイマにセットする。
UE100は、上記タイマが動作している間、上記リソース情報を考慮して、サイドリンク送信のための無線リソースを選択し、選択した当該無線リソースを使用して、サイドリンクでUE40へ信号を送信する(S430)。例えば、当該信号は、PSCCHの信号、及び、PSSCHの信号を含む。
(2)第2の変形例
本開示の実施形態の第1の変形例では、UE200(通信処理部233)が、上記タイマにセットする上記タイマ値を示すタイマ情報をUE100へ送信する。しかし、本開示の実施形態の変形例は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第2の変形例として、基地局300(情報取得部341)が、上記タイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報を取得し、基地局300(通信処理部343)が、上記タイマ情報を送信してもよい。UE100(通信処理部131)は、上記タイマ情報を基地局300から受信してもよい。即ち、上記タイマ値は、基地局300により決定され、構成されてもよい。これにより、例えば、基地局300がリソース情報の有効期限を調整することができる。
上記タイマ情報は、上記タイマ値として、スロット数又はサブフレーム数等の具体的な数値を示してもよい。あるいは、上記タイマ情報は、上記タイマ値として、複数のタイマ値の候補のうちの1つを示してもよい。この場合に、上記タイマ情報は、当該複数のタイマ値の候補のうちの1つに対応するインデックスであってもよい。
-エリア内で共通のタイマ値
上記タイマ値は、エリア内で共通のタイマ値であってもよい。
一例として、上記エリアは、基地局300のカバレッジエリア又はセクタであってもよい。基地局300(通信処理部343)は、上記エリア内で、上記タイマ情報を含む報知情報を送信してもよい。即ち、基地局300(通信処理部343)は、上記エリア内で、上記タイマ情報を報知(broadcast)してもよい。UE100は、上記エリア内に位置してもよく、UE100(通信処理部131)は、上記報知情報を受信してもよい。
別の例として、上記エリアは、複数の地理的なエリアのうち、UE100が位置するエリアであってもよい。上記タイマ情報は、上記複数の地理的なエリアにそれぞれ対応する複数のタイマ値を示してもよく、上記タイマ値は、上記複数のタイマ値のうち、UE100が位置する上記エリアに対応するタイマ値であってもよい。UE100(制御部133)は、上記タイマ情報と、UE100の位置とに基づいて、上記タイマ値を選択し、上記タイマに上記タイマ値をセットしてもよい。
これにより、例えば、エリア内で共通のタイマ値を使用することが可能になる。例えば、高速で移動するUEが多いエリア、及び、高密度でUEが位置するエリアでは、小さいタイマ値を示すタイマ情報を使用することができる。
-UEに固有のタイマ値
上記タイマ値は、UE100に固有のタイマ値であってもよい。具体的には、上記タイマ値は、UE100の位置又は速度に基づいて決定されるタイマ値であってもよい。UE200が、UE100の位置又は速度を検出してもよく、UE100が、UE100の位置又は速度をUE200に通知してもよい。
基地局300(情報取得部341)は、UE100の位置又は速度に基づいて、上記タイマ値を決定し、上記タイマ値を示す上記タイマ情報を取得してもよい。さらに、基地局300(通信処理部343)は、上記タイマ情報を含むメッセージをUE100へ送信してもよい。UE100(通信処理部131)は、当該メッセージを受信してもよい。
これにより、例えば、UE100に固有のタイマ値を使用することが可能になる。例えば、高密度でUEが位置するエリアにUE100が位置する場合、又は、UE100が高速で移動する場合には、タイマ値は、小さい値であってもよい。
-シーケンス図
図14を参照して、本開示の実施形態の第2の変形例に係る処理の例を説明する。
基地局300は、タイマ値を示すタイマ情報を取得し、当該タイマ情報を送信する(S440)。UE100は、当該タイマ情報を受信する。
UE200は、UE100によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得し、当該リソース情報をUE100へ送信する(S410)。UE100は、当該リソース情報を受信する。
UE100は、上記リソース情報により示される上記無線リソースに関するタイマの制御(即ち、タイマ制御)を開始する(S425)。これ以降、UE100は、当該タイマ制御を行う。とりわけ、UE100は、上記タイマ情報により示される上記タイマ値を上記タイマにセットする。
UE100は、上記タイマが動作している間、上記リソース情報を考慮して、サイドリンク送信のための無線リソースを選択し、選択した当該無線リソースを使用して、サイドリンクでUE40へ信号を送信する(S430)。例えば、当該信号は、PSCCHの信号、及び、PSSCHの信号を含む。
(3)第3の変形例
本開示の実施形態の上述した例では、UE100(制御部133)は、UE200により送信される特定の情報をUE100が受信する場合に、上記タイマをリセットする。例えば、上記特定の情報は、UE200により送信される所定のフラグである。しかし、本開示の実施形態に係る特定の情報は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第3の変形例として、上記特定の情報は、UE200により送信されるさらなるリソース情報であってもよい。
上記さらなるリソース情報は、上記リソース情報と同じであってもよい。即ち、上記さらなるリソース情報は、上記リソース情報と同じ無線リソースを示してもよい。
あるいは、上記さらなるリソース情報は、上記リソース情報と異なっていてもよい。即ち、上記リソース情報は、上記無線リソースを示し、上記さらなるリソース情報は、他の無線リソースを示してもよい。この場合に、上記タイマは、上記さらなるリソース情報の受信に応じてリセットされ、上記他の無線リソースに関するタイマとなってもよい。即ち、上記タイマは、リセット時に、上記他の無線リソース又は上記さらなるリソース情報が有効である期間を示すタイマとなってもよい。
これにより、例えば、リソース情報の送信のみで、上記タイマのスタート及びリセットを実現することができる。
なお、上記特定の情報として、上記所定のフラグと上記さらなるリソース情報との両方が使用されてもよい。具体的には、UE100(制御部133)は、UE200により送信される所定のフラグをUE100が受信する場合に、上記タイマをリセットし、UE200により送信されるさらなるリソース情報をUE100が受信する場合に、上記タイマをリセットしてもよい。換言すると、上記1つ以上の所定のリセット条件は、UE200により送信される所定のフラグをUE100が受信することと、UE200により送信されるさらなるリソース情報をUE100が受信することと(即ち、2つの条件)を含んでもよい。
(4)第4の変形例
本開示の実施形態の上述した例では、UE100(制御部133)は、UE200により送信される特定の情報をUE100が受信する場合に、上記タイマをリセットする。例えば、UE200(通信処理部233)は、上記特定の情報を自発的に送信する。しかし、本開示の実施形態に係る特定の情報の送信は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第4の変形例として、上記特定の情報は、UE100からの通知又は要求に応じてUE200により送信される情報であってもよい。即ち、UE100(通信処理部131)が、UE200への通知又は要求を行い、UE200(通信処理部233)は、当該通知又は当該要求に応じて、上記特定の情報をUE100へ送信してもよい。
UE100(通信処理部131)は、1つ以上のイベントのいずれかが発生した場合に、UE200への上記通知又は上記要求を行ってもよい。上記通知は、発生したイベントの通知であってもよく、上記要求は、上記特定の情報の送信の要求であってもよい。
上記1つ以上のイベントは、UE100によるサイドリンク送信への応答をUE100が受信することを含んでもよい。当該応答は、UE100によるサイドリンク送信へのHARQ ACKであってもよく、UE100によるサイドリンク送信へのACKを含むRLCステータスレポートであってもよい。
上記1つ以上のイベントは、UE100によるサイドリンク送信のレシーバである他のUE(例えば、UE40)によりサイドリンクでUE100へ送信される信号(例えば、PSCCH又はPSSCHの信号)をUE100が受信することを含んでもよい。
上記1つ以上のイベントは、UE100がサイドリンクで信号(例えば、PSCCH又はPSSCHの信号)を送信することを含んでもよい。
図15の例を参照すると、まず、UE200は、リソース情報をUE100へ送信する。その後、UE100は、UE200への通知又は要求を行ってもよい。UE200は、当該通知又は当該要求に応じて、タイマが動作している期間51の間に(即ち、当該タイマが切れる前に)、特定の情報(例えば、所定のフラグ)をUE100へ送信してもよい。UE100は、上記特定の情報を受信し、上記タイマをリセットする。
なお、UE200は、上該通知又は上該要求に応じて、UE100が上記リソース情報を引き続き使用すべきではない(即ち、UE100が上記タイマをリセットすべきではない)と判定し、上記特定の情報をUE100に送らなくてもよい。
これにより、例えば、UE200の許可に応じた上記タイマのリセットが可能になる。
(5)第5の変形例
本開示の実施形態の上述した例では、UE100によるサイドリンク送信のレシーバは、例えばUE40である。しかし、本開示の実施形態に係るレシーバは、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第5の変形例として、UE100によるサイドリンク送信のレシーバは、UE200であってもよい。即ち、UE200は、コーディネーティングUEであり、且つ、UE100によるサイドリンク送信のレシーバであってもよい。
(6)第6の変形例
本開示の実施形態の上述した例では、システム1は、5G又はNRのTSに準拠したシステムである。しかし、本開示の実施形態に係るシステム1は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第6の変形例として、システム1は、3GPPの他のTSに準拠したシステムであってもよい。一例として、システム1は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE Advanced)又は4GのTSに準拠したシステムであってもよく、基地局300は、eNB(evolved Node B)であってもよい。別の例として、システム1は、3GのTSに準拠したシステムであってもよく、基地局300は、NodeBであってもよい。さらに別の例として、システム1は、次世代(例えば、6G)のTSに準拠したシステムであってもよい。
あるいは、システム1は、移動体通信についての他の標準化団体のTSに準拠したシステムであってもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は当該実施形態に限定されるものではない。当該実施形態は例示にすぎないということ、及び、本開示のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
例えば、本明細書において説明した装置の1つ以上の構成要素の動作を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体が提供されてもよい。当然ながら、このような方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible computer-readable storage medium)も、本開示に含まれる。
例えば、本開示において、ユーザ機器(UE)は、移動局(mobile station)、移動端末、移動装置、移動ユニット、加入者局(subscriber station)、加入者端末、加入者装置、加入者ユニット、ワイヤレス局、ワイヤレス端末、ワイヤレス装置、ワイヤレスユニット、リモート局、リモート端末、リモート装置、又はリモートユニット等の別の名称で呼ばれてもよい。
例えば、本開示において、「送信する(transmit)」は、送信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に送信することを意味してもよい。あるいは、「送信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に送信することとの組合せを意味してもよい。同様に、「受信する(receive)」は、受信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に受信することを意味してもよい。あるいは、「受信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に受信することとの組合せを意味してもよい。
例えば、本開示において、「取得する(obtain/acquire)」は、記憶されている情報の中から情報を取得することを意味してもよく、他のノードから受信した情報の中から情報を取得することを意味してもよく、又は、情報を生成することにより当該情報を取得することを意味してもよい。
例えば、本開示において、「~を含む(include)」及び「~を備える(comprise)」は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。
例えば、本開示において、「又は(or)」は、排他的論理和を意味せず、論理和を意味する。
なお、上述した実施形態に含まれる技術的特徴は、以下のような特徴として表現されてもよい。当然ながら、本開示は以下のような特徴に限定されない。
(特徴1)
第1のユーザ機器(100)であって、
前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を第2のユーザ機器(200)から受信する通信処理部(131)と、
前記無線リソースに関するタイマの制御を行う制御部(133)と、
を備え、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
第1のユーザ機器。
(特徴2)
前記タイマは、前記無線リソース又は前記リソース情報が有効である期間を示すタイマである、特徴1に記載の第1のユーザ機器。
(特徴3)
前記無線リソースは、サイドリンク用のリソースプールに含まれる、特徴1又は2に記載の第1のユーザ機器。
(特徴4)
前記無線リソースは、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない時間周波数リソースである、特徴1~3のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴5)
前記制御は、前記リソース情報の受信に応じて前記タイマをスタートすることを含む、特徴1~4のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴6)
前記通信処理部は、前記タイマが動作している間、前記リソース情報を考慮して、サイドリンク送信のための無線リソースを選択する、特徴1~5のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴7)
前記制御は、1つ以上の所定のリセット条件のいずれかが満たされる場合に前記タイマをリセットすることを含む、特徴1~6のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴8)
前記1つ以上の所定のリセット条件は、前記第2のユーザ機器により送信される特定の情報を第1のユーザ機器が受信することを含む、特徴7に記載の第1のユーザ機器。
(特徴9)
前記特定の情報は、前記タイマが切れる前に前記第2のユーザ機器により送信される情報である、特徴8に記載の第1のユーザ機器。
(特徴10)
前記特定の情報は、前記タイマが切れる前に前記第2のユーザ機器により複数回送信される情報である、特徴9に記載の第1のユーザ機器。
(特徴11)
前記特定の情報は、前記リソース情報の送信の所定期間後に前記第2のユーザ機器により送信される情報である、特徴8~10のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴12)
前記特定の情報は、前記第2のユーザ機器により自発的に送信される情報である、特徴8~11のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴13)
前記通信処理部は、前記特定の情報を受信し、前記特定の情報に対する応答を前記第2のユーザ機器へ送信する、特徴12に記載の第1のユーザ機器。
(特徴14)
前記通信処理部は、前記無線リソースが前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に必要である場合に、前記応答を前記第2のユーザ機器へ送信し、前記無線リソースが前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に不要である場合に、前記応答を前記第2のユーザ機器へ送信しない、特徴13に記載の第1のユーザ機器。
(特徴15)
前記通信処理部は、前記タイマが切れる前に、前記応答を前記第2のユーザ機器へ送信する、特徴13又は14に記載の第1のユーザ機器。
(特徴16)
前記通信処理部は、前記タイマが切れる前に、前記応答を前記第2のユーザ機器へ複数回送信する、特徴15に記載の第1のユーザ機器。
(特徴17)
前記通信処理部は、前記特定の情報の受信の所定期間後に、前記応答を前記第2のユーザ機器へ送信する、特徴13~16のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴18)
前記特定の情報は、前記第1のユーザ機器からの通知又は要求に応じて前記第2のユーザ機器により送信される情報である、特徴8~11のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴19)
前記特定の情報は、前記第2のユーザ機器により送信される所定のフラグである、特徴8~18のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴20)
前記所定のフラグは、前記リソース情報又は前記無線リソースが有効であることを示す、特徴19に記載の第1のユーザ機器。
(特徴21)
前記特定の情報は、前記第2のユーザ機器により送信されるさらなるリソース情報である、特徴8~18のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴22)
前記1つ以上の所定のリセット条件は、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信への応答を前記第1のユーザ機器が受信することを含む、特徴7~21のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴23)
前記応答は、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信へのHARQ ACK(hybrid automatic repeat request acknowledge)である、特徴22に記載の第1のユーザ機器。
(特徴24)
前記応答は、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信へのACK(acknowledge)を含むRLC(Radio Link Control)ステータスレポートである、特徴22に記載の第1のユーザ機器。
(特徴25)
前記1つ以上の所定のリセット条件は、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信のレシーバである他のユーザ機器(40)によりサイドリンクで前記第1のユーザ機器へ送信される信号を前記第1のユーザ機器が受信することを含む、特徴7~24のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴26)
前記1つ以上の所定のリセット条件は、前記第1のユーザ機器がサイドリンクで信号を送信することを含む、特徴7~25のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴27)
前記制御は、1つ以上の所定のストップ条件のいずれかが満たされる場合に前記タイマをストップすることを含む、特徴1~26のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴28)
前記1つ以上の所定のストップ条件は、前記第1のユーザ機器と前記第2のユーザ機器との間のサイドリンクの測定結果が閾値を下回ることを含む、特徴27に記載の第1のユーザ機器。
(特徴29)
前記測定結果は、SINR(signal-to-interference-plus-noise ratio)又はRSRP(reference signal received power)である、特徴28に記載の第1のユーザ機器。
(特徴30)
前記1つ以上の所定のストップ条件は、前記第1のユーザ機器と前記第2のユーザ機器との間の距離が閾値を超えることを含む、特徴27~29のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴31)
前記1つ以上の所定のストップ条件は、サイドリンクで前記第1のユーザ機器から他のユーザ機器へ送信されるデータが存在しない期間が閾値よりも長くなることを含む、特徴27~30のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴32)
前記通信処理部は、前記閾値を示す閾値情報を基地局(300)又は前記第2のユーザ機器から受信する、特徴28~31のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴33)
前記1つ以上の所定のストップ条件は、前記第1のユーザ機器と前記第2のユーザ機器との間での無線リンク障害(radio link failure)が生じることを含む、特徴27~32のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴34)
前記通信処理部は、前記タイマがストップされた後には、前記リソース情報を考慮してサイドリンク送信のための無線リソースを選択しない、特徴1~33のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴35)
前記制御は、前記タイマにタイマ値をセットすることを含む、特徴1~34のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴36)
前記通信処理部は、前記タイマ値を示すタイマ情報を前記第2のユーザ機器から受信する、特徴35に記載の第1のユーザ機器。
(特徴37)
前記通信処理部は、前記リソース情報と前記タイマ情報とを含む情報を前記第2のユーザ機器から受信する、特徴36に記載の第1のユーザ機器。
(特徴38)
前記タイマ値は、前記第1のユーザ機器と前記第2のユーザ機器との間のサイドリンクの測定結果、又は当該測定結果の変動に基づいて決定されるタイマ値である、特徴36又は37に記載の第1のユーザ機器。
(特徴39)
前記測定結果は、SINR又はRSRPである、特徴38に記載の第1のユーザ機器。
(特徴40)
前記タイマ値は、前記第1のユーザ機器と前記第2のユーザ機器との間の距離、又は当該距離の変動に基づいて決定されるタイマ値である、特徴36~39のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴41)
前記タイマ値は、前記第2のユーザ機器が通信可能なユーザ機器のセットの変更に基づいて決定されるタイマ値である、特徴36~40のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴42)
前記タイマ値は、他のユーザ機器による通信又は無線リソースの使用の変更に基づいて決定されるタイマ値である、特徴36~41のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴43)
前記通信処理部は、前記タイマ値を示すタイマ情報を基地局(300)から受信する、特徴35に記載の第1のユーザ機器。
(特徴44)
前記タイマ値は、エリア内で共通のタイマ値である、特徴43に記載の第1のユーザ機器。
(特徴45)
前記エリアは、前記基地局のカバレッジエリア又はセクタであり、
前記通信処理部は、前記エリア内で前記基地局により送信される報知情報を受信し、
前記報知情報は、前記タイマ情報を含む、
特徴44に記載の第1のユーザ機器。
(特徴46)
前記エリアは、複数の地理的なエリアのうち、前記第1のユーザ機器が位置するエリアであり、
前記タイマ情報は、前記複数の地理的なエリアにそれぞれ対応する複数のタイマ値を示し、
前記タイマ値は、前記複数のタイマ値のうち、前記エリアに対応するタイマ値であり、
前記制御部は、前記タイマ情報と、前記第1のユーザ機器の位置とに基づいて、前記タイマ値を選択し、前記タイマに前記タイマ値をセットする、
特徴44に記載の第1のユーザ機器。
(特徴47)
前記タイマ値は、前記第1のユーザ機器に固有のタイマ値である、特徴43に記載の第1のユーザ機器。
(特徴48)
前記タイマ値は、前記第1のユーザ機器の位置又は速度に基づいて決定されるタイマ値である、特徴47に記載の第1のユーザ機器。
(特徴49)
前記通信処理部は、前記基地局により前記第1のユーザ機器へ送信されるメッセージを受信し、
前記メッセージは、前記タイマ情報を含む、
特徴47又は48に記載の第1のユーザ機器。
(特徴50)
前記タイマ値は、予め構成されているタイマ値である、特徴35に記載の第1のユーザ機器。
(特徴51)
第2のユーザ機器(200)であって、
第1のユーザ機器(100)によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得する情報取得部(231)と、
前記無線リソースに関するタイマの制御を行う前記第1のユーザ機器へ前記リソース情報を送信する通信処理部(233)と、
を備え、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
第2のユーザ機器。
(特徴52)
前記通信処理部は、前記第1のユーザ機器に前記タイマをリセットさせる特定の情報を前記第1のユーザ機器へ送信する、特徴51に記載の第2のユーザ機器。
(特徴53)
前記通信処理部は、前記タイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報を前記第1のユーザ機器へ送信する、特徴51又は52に記載の第2のユーザ機器。
(特徴54)
第1のユーザ機器(100)により制御が行われるタイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報を取得する情報取得部(341)と、
前記タイマ情報を送信する通信処理部(343)と、
を備え、
前記タイマは、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースであって、第2のユーザ機器(200)により前記第1のユーザ機器へ送信されるリソース情報により示される当該無線リソースに関するタイマであり、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
基地局(300)。
(特徴55)
第1のユーザ機器(100)により行われる方法であって、
前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を第2のユーザ機器(200)から受信することと、
前記無線リソースに関するタイマの制御を行うことと、
を含み、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
方法。
(特徴56)
第2のユーザ機器(200)により行われる方法であって、
第1のユーザ機器(100)によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得することと、
前記無線リソースに関するタイマの制御を行う前記第1のユーザ機器へ前記リソース情報を送信することと、
を含み、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
方法。
(特徴57)
基地局(300)により行われる方法であって、
第1のユーザ機器(100)により制御が行われるタイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報を取得することと、
前記タイマ情報を送信することと、
を含み、
前記タイマは、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースであって、第2のユーザ機器(200)により前記第1のユーザ機器へ送信されるリソース情報により示される当該無線リソースに関するタイマであり、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
方法。
(特徴58)
第1のユーザ機器(100)によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を第2のユーザ機器(200)から受信することと、
前記無線リソースに関するタイマの制御を行うことと、
をコンピュータに実行させるプログラムであり、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
プログラム。
(特徴59)
第1のユーザ機器(100)によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得することと、
前記無線リソースに関するタイマの制御を行う前記第1のユーザ機器へ前記リソース情報を送信することと、
をコンピュータに実行させるプログラムであり、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
プログラム。
(特徴60)
第1のユーザ機器(100)により制御が行われるタイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報を取得することと、
前記タイマ情報を送信することと、
をコンピュータに実行させるプログラムであり、
前記タイマは、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースであって、第2のユーザ機器(200)により前記第1のユーザ機器へ送信されるリソース情報により示される当該無線リソースに関するタイマであり、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
プログラム。
(特徴61)
第1のユーザ機器(100)によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を第2のユーザ機器(200)から受信することと、
前記無線リソースに関するタイマの制御を行うことと、
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体であり、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
コンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
(特徴62)
第1のユーザ機器(100)によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得することと、
前記無線リソースに関するタイマの制御を行う前記第1のユーザ機器へ前記リソース情報を送信することと、
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体であり、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
コンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
(特徴63)
第1のユーザ機器(100)により制御が行われるタイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報を取得することと、
前記タイマ情報を送信することと、
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体であり、
前記タイマは、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースであって、第2のユーザ機器(200)により前記第1のユーザ機器へ送信されるリソース情報により示される当該無線リソースに関するタイマであり、
前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
コンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
1 システム
40 ユーザ機器(UE)
100 ユーザ機器(UE)
131 通信処理部
133 制御部
200 ユーザ機器(UE)
231 情報取得部
233 通信処理部
300 基地局
341 情報取得部
343 通信処理部

Claims (15)

  1. 第1のユーザ機器(100)であって、
    前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を第2のユーザ機器(200)から受信する通信処理部(131)と、
    前記無線リソースに関するタイマの制御を行う制御部(133)と、
    を備え、
    前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
    第1のユーザ機器。
  2. 前記タイマは、前記無線リソース又は前記リソース情報が有効である期間を示すタイマである、請求項1に記載の第1のユーザ機器。
  3. 前記制御は、1つ以上の所定のリセット条件のいずれかが満たされる場合に前記タイマをリセットすることを含む、請求項1又は2に記載の第1のユーザ機器。
  4. 前記1つ以上の所定のリセット条件は、前記第2のユーザ機器により送信される特定の情報を第1のユーザ機器が受信することを含む、請求項3に記載の第1のユーザ機器。
  5. 前記特定の情報は、前記第2のユーザ機器により自発的に送信される情報である、請求項4に記載の第1のユーザ機器。
  6. 前記通信処理部は、前記特定の情報を受信し、前記特定の情報に対する応答を前記第2のユーザ機器へ送信する、請求項5に記載の第1のユーザ機器。
  7. 前記特定の情報は、前記第1のユーザ機器からの通知又は要求に応じて前記第2のユーザ機器により送信される情報である、請求項4に記載の第1のユーザ機器。
  8. 前記特定の情報は、前記第2のユーザ機器により送信される所定のフラグである、請求項4~7のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  9. 前記制御は、1つ以上の所定のストップ条件のいずれかが満たされる場合に前記タイマをストップすることを含む、請求項1~8のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  10. 前記1つ以上の所定のストップ条件は、前記第1のユーザ機器と前記第2のユーザ機器との間のサイドリンクの測定結果が閾値を下回ることを含む、請求項9に記載の第1のユーザ機器。
  11. 前記1つ以上の所定のストップ条件は、前記第1のユーザ機器と前記第2のユーザ機器との間の距離が閾値を超えることを含む、請求項9又は10に記載の第1のユーザ機器。
  12. 前記1つ以上の所定のストップ条件は、サイドリンクで前記第1のユーザ機器から他のユーザ機器へ送信されるデータが存在しない期間が閾値よりも長くなることを含む、請求項9~11のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  13. 前記1つ以上の所定のストップ条件は、前記第1のユーザ機器と前記第2のユーザ機器との間での無線リンク障害(radio link failure)が生じることを含む、請求項9~12のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  14. 第2のユーザ機器(200)であって、
    第1のユーザ機器(100)によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースを示すリソース情報を取得する情報取得部(231)と、
    前記無線リソースに関するタイマの制御を行う前記第1のユーザ機器へ前記リソース情報を送信する通信処理部(233)と、
    を備え、
    前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
    第2のユーザ機器。
  15. 第1のユーザ機器(100)により制御が行われるタイマにセットするタイマ値を示すタイマ情報を取得する情報取得部(341)と、
    前記タイマ情報を送信する通信処理部(343)と、
    を備え、
    前記タイマは、前記第1のユーザ機器によるサイドリンク送信に好ましい又は好ましくない無線リソースであって、第2のユーザ機器(200)により前記第1のユーザ機器へ送信されるリソース情報により示される当該無線リソースに関するタイマであり、
    前記制御は、所定の条件が満たされる場合に前記タイマをリセット又はストップすることを含む、
    基地局(300)。
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