JP2022106570A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、装着された吸収性物品が適切なサイズであるか否かをユーザが認識可能な技術を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、吸収性物品の後身頃において幅方向の両端の夫々から幅方向に延在するテープ部材と、前身頃の外装面に設けられテープ部材が貼り付け可能な貼り付け部と、貼り付け部において幅方向に並んで設けられる第1表示部と、第1表示部と並んで設けられる第2表示部と、を備え、第1表示部は貼り付け部の中心軸に対して対称に配置され、対称に配置された夫々の第1表示部は所定の間隔を空けて複数個並び、所定の規則性を有して関連し、第2表示部は、対称に配置された夫々の第1表示部の幅方向における最も外側の最外第1表示部よりもさらに外側に、最外第1表示部から間隔を空けて配置され、対称に配置された夫々の第1表示部のうち近接する第1表示部とは所定の規則性を有して関連しない、吸収性物品である。【選択図】図3
Description
本発明は、吸収性物品に関する。
使い捨ておむつ、尿パッド、生理用品等の吸収性物品が開発されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載されるおむつは、後身頃で幅方向に突出する止着テープが前身頃のフロントパッチに止付けられることでユーザに固定される。
止着テープが適切な位置に貼り付けられるために、例えばアルファベット順や連続する数字などの所定の規則を有する複数のマークが貼り付け目標として貼り付け領域に幅方向に並んで配置されることが想定される。ところで、これらのマークのうち幅方向における最も外側のマークに止着テープの先端が貼り付けられた場合に、おむつのサイズが適切ではないことをユーザに伝達したい場合が考えられる。しかしながら、このように所定の規則でマークが並んでいると、止着テープの先端が最も外側のマークに貼り付けられた場合に、最も外側のマークと内側のマークとは所定の規則を有して関連しているため、おむつのサイズが適切ではないことがユーザに認識されない可能性がある。そこで、最も外側のマークに止着テープの先端が貼り付けられた場合にサイズ交換を促す文章を貼り付け領域に表示することが考えられる。しかしながら、貼り付け領域の大きさには制限があるため、情報量の多い文章を貼り付け領域に表示することは困難と想定される。
そこで、本発明は、前身頃に対して後身頃をテープ部材で固定するタイプの吸収性物品であって、テープ部材の貼り付け領域に貼り付け目標が並んで表示されている吸収性物品において、装着された吸収性物品が適切なサイズであるか否かをユーザが認識可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、所定の規則性を有する複数の第1表示部を貼り付け領域の幅方向に並べ、第1表示部よりも外側に第1表示部と所定の規則性を有さない第2表示部を配置することとした。
詳細には、本開示の一側面に係る吸収性物品は、ユーザの股下に装着され、前身頃に対して後身頃がテープ部材を介して固定される吸収性物品であって、前記吸収性物品の前身頃あるいは後身頃において幅方向の両端の夫々から幅方向に延在するテープ部材と、前記テープ部材が設けられていない前身頃あるいは後身頃の外装面に設けられ、前記テープ部材が貼り付け可能な貼り付け部と、前記貼り付け部において幅方向に並んで設けられる第1表示部と、幅方向において前記第1表示部と並んで設けられる第2表示部と、を備え、前記第1表示部は、前記吸収性物品あるいは前記貼り付け部の幅方向における中心を通り、奥行き方向に延びる軸を中心軸として対称に配置され、対称に配置された夫々の前記第1表示部は、所定の間隔を空けて複数個並び、所定の規則性を有して関連し、前記第2表示部は、対称に配置された夫々の前記第1表示部の幅方向における最も外側の最外第1表示部よりもさらに外側に、前記最外第1表示部から前記間隔を空けて配置され、対称に配
置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部とは前記所定の規則性を有して関連しない。
置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部とは前記所定の規則性を有して関連しない。
上記一側面に係る吸収性物品において、前記所定の規則性は、連続する数字、あるいはアルファベットの順序のうちの何れか一方を含んでもよい。
上記一側面に係る吸収性物品において、前記第2表示部の色と、前記第2表示部に近接する前記第1表示部の色は、夫々単色であり、前記第2表示部の色と、前記第2表示部に近接する前記第1表示部の色は、同系色であってもよい。
上記一側面に係る吸収性物品において、前記第1表示部は、図形および文字を含み、対称に配置された夫々の前記第1表示部に含まれる図形の種類および図形の大きさは同じであり、前記第2表示部は、対称に配置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部に含まれる図形と同じ種類および同じ大きさの図形を含んでもよい。
上記一側面に係る吸収性物品において、前記第1表示部は、図形および文字を含み、前記第2表示部は、対称に配置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部に含まれる図形とは異なる種類の図形を含んでもよい。
上記一側面に係る吸収性物品において、前記第2表示部の大きさは、対称に配置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部の大きさよりも小さくともよい。
上記一側面に係る吸収性物品において、前記テープ部材は、後身頃において幅方向の両端の夫々から幅方向に延在し、肌面側に凸となるフック部を有し、前記貼り付け部は、前身頃に設けられ、前記フック部と繰り返し係合可能なループ部を有してもよい。
本発明によれば、前身頃に対して後身頃をテープ部材で固定するタイプの吸収性物品であって、テープ部材の貼り付け領域に貼り付け目標が並んで表示されている吸収性物品において、装着された吸収性物品が適切なサイズであるか否かをユーザが認識可能な技術を提供することができる。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施の形態の構成に限定されるものではない。
<実施形態>
本実施形態では、テープ型使い捨ておむつ(本願でいう「吸収性物品」の一例であり、以下、単に「おむつ」という)について、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に
配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
本実施形態では、テープ型使い捨ておむつ(本願でいう「吸収性物品」の一例であり、以下、単に「おむつ」という)について、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に
配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
図1は、本実施形態に係るおむつの斜視図である。おむつ1は、装着状態において着用者の陰部を覆う股下領域に対応する部位である股下領域1Bと、股下領域1Bの前側に位置し、着用者の前身頃に対応する部位である前身頃領域1Fと、股下領域1Bの後ろ側に位置し、着用者の後身頃に対応する部位である後身頃領域1Rとを有する。後身頃領域1Rの左右両側の縁には、前身頃領域1Fの非着用者側の面に設けられたフロントパッチ2F(本開示の「貼り付け部」の一例)へ貼着可能なテープ2L,2R(本開示の「テープ部材」の一例)が設けられている。
なお、テープ2L,2Rの肌面側には微細なフックが設けられている。一方、フロントパッチ2Fの表面には、フックを引っかけるための微細なループが配列されている。つまり、フロントパッチ2Fは、テープ2L、2Rの貼り付けが可能な面ファスナーとして機能を発揮する。
また、フロントパッチ2Fには、テープ2L、2Rを貼り付ける際に目標となる貼り付け目標マーク21(本開示の「第1表示部」の一例)が設けられている。また、幅方向において貼り付け目標マーク21の外側にはサイズアウトマーク22(本開示の「第2表示部」の一例)が設けられいる(詳細は後述する)。よって、おむつ1は、前身頃領域1Fが着用者の腹側に配置され、後身頃領域1Rが着用者の背側に配置された状態でテープ2L,2Rがフロントパッチ2Fに貼着されると、着用者の腹囲と大腿部を取り巻く状態で着用者の身体に固定される。おむつ1がこのような形態で着用者の身体に固定されるので、着用者はおむつ1を着用した状態で立ち歩き可能である。
おむつ1には、液体を吸収して保持することができる吸収体が主に股下領域1B付近を中心に配置されている。また、おむつ1には、おむつ1と着用者の肌との間に液体の流出経路となる隙間が形成されるのを抑制するべく、着用者の大腿部を取り巻く部位に立体ギャザー3BL,3BRが設けられ、着用者の腹囲を取り巻く部位にウェストギャザー3Rが設けられている。立体ギャザー3BL,3BRとウェストギャザー3Rは、糸ゴムの弾性力で着用者の肌に密着する。よって、着用者の陰部から排出される液体は、おむつ1から殆ど漏出することなくおむつ1の吸収体に吸収される。
図2は、フロントパッチ2F付近の部分拡大図の一例である。図2に示されるように、貼り付け目標マーク21は、フロントパッチ2Fの幅方向における中心軸O(本開示の「吸収性物品あるいは貼り付け部の幅方向における中心を通り、奥行き方向に延びる軸」の一例)を中心として左右対称に設けられる。また、貼り付け目標マーク21は二つの連続する数字「1」、「2」であり、色は黒色である。
また、貼り付け目標マーク21よりも幅方向においてさらに外側にはサイズアウトマーク22が設けられている。ここで、貼り付け目標マーク21が数字であるの対して、サイズアウトマーク22は図形である(本開示の「対称に配置された夫々の第1表示部のうち近接する第1表示部とは所定の規則性を有して関連しない」ことの一例)。
また、サイズアウトマーク22は、貼り付け目標マーク21同士の間の距離(以降、貼り付け目標マーク間距離という)と略同一の距離だけ、貼り付け目標マーク21の「2」(本開示の「最外第1表示部」の一例)よりも離れて設けられる。
ここで、貼り付け目標マーク間距離は、貼り付け目標マーク21の数字の夫々に外接する矩形の中心を結ぶ距離である。そして、サイズアウトマーク22は、自身に外接する矩形の中心と、貼り付け目標マーク21の「2」に外接する矩形の中心との距離が貼り付け目標マーク間距離となるように配置される。
また、サイズアウトマーク22の大きさは、貼り付け目標マーク21の大きさと略等しい。また、サイズアウトマーク22の色は、貼り付け目標マーク21の色と同じ黒色である。
図3は、フロントパッチ2Fにテープ2L、2Rが貼り付けられた状態の一例を例示する。おむつ1をユーザの腹囲と大腿部を取り巻く状態でユーザの身体に固定しようとする際に、ユーザは貼り付け目標マーク21およびサイズアウトマーク22を目安にテープ2L、2Rをフロントパッチ2Fに貼り付ける。
ところで、例えばおむつ1が乳児用のおむつの場合、テープ2L、2Rの先端部は当初貼り付け目標マーク21付近に貼り付けられる。しかしながら、乳児の体が発育すると乳児の胴回りが太くなる。よって、図3に示されるようにテープ2L、2Rの先端部がサイズアウトマーク22に重なるようになる。
[作用・効果]
図3に示されるように、貼り付け目標マーク21が連続する数字であるのに対してサイズアウトマーク22が図形である。よって、図3に示されるようにテープ2L、2Rの先端部がサイズアウトマーク22に重なる場合、乳児の保護者はテープ2L、2Rの貼り付け場所が不適当であると認識する。よって、乳児の保護者は、おむつ1のサイズを大きくした方がよいと思うようになる。一方で、比較例としてサイズアウトマーク22が「3」である場合、近接する貼り付け目標マーク21の「2」から連続する数字となる。よって、サイズアウトマーク22にテープ2L、2Rの先端部が重なる場合であっても、乳児の保護者はテープ2L、2Rの貼り付け場所が不適当であると認識することは困難と考えられる。
図3に示されるように、貼り付け目標マーク21が連続する数字であるのに対してサイズアウトマーク22が図形である。よって、図3に示されるようにテープ2L、2Rの先端部がサイズアウトマーク22に重なる場合、乳児の保護者はテープ2L、2Rの貼り付け場所が不適当であると認識する。よって、乳児の保護者は、おむつ1のサイズを大きくした方がよいと思うようになる。一方で、比較例としてサイズアウトマーク22が「3」である場合、近接する貼り付け目標マーク21の「2」から連続する数字となる。よって、サイズアウトマーク22にテープ2L、2Rの先端部が重なる場合であっても、乳児の保護者はテープ2L、2Rの貼り付け場所が不適当であると認識することは困難と考えられる。
[第1変形例]
図4は、第1変形例に係るおむつ1Aが有するフロントパッチ2Fの部分拡大図の一例である。図4に示されるようにフロントパッチ2Fには、貼り付け目標マーク21Aが、フロントパッチ2Fの幅方向における中心軸Oを中心として左右対称に設けられている。また、貼り付け目標マーク21Aは三つの連続する数字「1」、「2」、「3」であり、3つの連続する数字は丸で囲まれている。また、数字および丸の色は黒色である。また、貼り付け目標マーク21Aは、貼り付け目標マーク間の距離が略等しくなるように設けられている。
図4は、第1変形例に係るおむつ1Aが有するフロントパッチ2Fの部分拡大図の一例である。図4に示されるようにフロントパッチ2Fには、貼り付け目標マーク21Aが、フロントパッチ2Fの幅方向における中心軸Oを中心として左右対称に設けられている。また、貼り付け目標マーク21Aは三つの連続する数字「1」、「2」、「3」であり、3つの連続する数字は丸で囲まれている。また、数字および丸の色は黒色である。また、貼り付け目標マーク21Aは、貼り付け目標マーク間の距離が略等しくなるように設けられている。
また、貼り付け目標マーク21Aよりも幅方向における外側にはサイズアウトマーク22Aであるアルファベット「A」が設けられている。また、「A」は、貼り付け目標マーク21Aと同様に丸で囲まれている(本開示の「対称に配置された夫々の第1表示部のうち近接する第1表示部とは所定の規則性を有して関連しない」ことの一例)。なお、図4ではサイズアウトマーク22Aの「A」および「A」を囲む丸は点線で示されているが、これはテープ2L、2Rにより被覆されたことを示すものである。サイズアウトマーク22Aの「A」および「A」を囲む丸は実線でフロントパッチ2Fに表記される。
また、サイズアウトマーク22Aは、貼り付け目標マーク間距離と略同一の距離だけ、貼り付け目標マーク21Aの「3」よりも離れて設けられる。
ここで、貼り付け目標マーク間距離は、貼り付け目標マーク21Aの夫々を囲む丸の中心を結ぶ距離である。そして、サイズアウトマーク22Aは、自身の丸の中心と、貼り付け目標マーク21Aの「3」を囲む丸の中心との距離が、貼り付け目標マーク間距離となるように配置される。
また、サイズアウトマーク22Aの大きさは、貼り付け目標マーク21Aの大きさと略等しい。また、サイズアウトマーク22Aの色は、貼り付け目標マーク21Aの色と同じ黒色である。なお、サイズアウトマーク22Aの色は、貼り付け目標マーク21Aの色と異なっていてもよい。
[作用・効果]
このような第1変形例に係るおむつ1Aによれば、貼り付け目標マーク21Aに含まれる丸と、サイズアウトマーク22Aに含まれる丸とは同じ図形であり、大きさも同じである。しかしながら、サイズアウトマーク22Aは、貼り付け目標マーク21Aの数字の順序とは異なる「A」である。よって、実施形態のおむつ1と同様に、テープ2L、2Rの先端部がサイズアウトマーク22Aに重なる場合、乳児の保護者はテープ2L、2Rの貼り付け場所が不適当であると認識する。よって、乳児の保護者は、おむつ1Aのサイズを大きくした方がよいと思うようになる。
このような第1変形例に係るおむつ1Aによれば、貼り付け目標マーク21Aに含まれる丸と、サイズアウトマーク22Aに含まれる丸とは同じ図形であり、大きさも同じである。しかしながら、サイズアウトマーク22Aは、貼り付け目標マーク21Aの数字の順序とは異なる「A」である。よって、実施形態のおむつ1と同様に、テープ2L、2Rの先端部がサイズアウトマーク22Aに重なる場合、乳児の保護者はテープ2L、2Rの貼り付け場所が不適当であると認識する。よって、乳児の保護者は、おむつ1Aのサイズを大きくした方がよいと思うようになる。
[第2変形例]
図5は、第2変形例に係るおむつ1Bが有するフロントパッチ2FBの部分拡大図の一例である。図5に示されるように、フロントパッチ2FBは、おむつ1Bの前身頃領域1Fの外装面の幅方向において二つ並んで設けられる。そして、フロントパッチ2FBには、貼り付け目標マーク21Bが、おむつ1Bの幅方向における中心軸O1(本開示の「吸収性物品あるいは貼り付け部の幅方向における中心を通り、奥行き方向に延びる軸」の一例)を中心として左右対称に設けられている。また、貼り付け目標マーク21Bは三つの連続する数字「1」、「2」、「3」であり、3つの連続する数字は丸で囲まれている。また、数字および丸の色は黒色である。また、貼り付け目標マーク21Bは、貼り付け目標マーク間の距離が略等しくなるように設けられている。
図5は、第2変形例に係るおむつ1Bが有するフロントパッチ2FBの部分拡大図の一例である。図5に示されるように、フロントパッチ2FBは、おむつ1Bの前身頃領域1Fの外装面の幅方向において二つ並んで設けられる。そして、フロントパッチ2FBには、貼り付け目標マーク21Bが、おむつ1Bの幅方向における中心軸O1(本開示の「吸収性物品あるいは貼り付け部の幅方向における中心を通り、奥行き方向に延びる軸」の一例)を中心として左右対称に設けられている。また、貼り付け目標マーク21Bは三つの連続する数字「1」、「2」、「3」であり、3つの連続する数字は丸で囲まれている。また、数字および丸の色は黒色である。また、貼り付け目標マーク21Bは、貼り付け目標マーク間の距離が略等しくなるように設けられている。
また、貼り付け目標マーク21Bよりも幅方向における外側にはサイズアウトマーク22Bである星形の図形が設けられている(本開示の「対称に配置された夫々の第1表示部のうち近接する第1表示部とは所定の規則性を有して関連しない」ことの一例)。
また、サイズアウトマーク22Bは、貼り付け目標マーク間距離と略同一の距離だけ、貼り付け目標マーク21Bの「3」よりも離れて設けられる。
ここで、貼り付け目標マーク間距離は、貼り付け目標マーク21Bの夫々を囲む丸の中心を結ぶ距離である。そして、サイズアウトマーク22Bは、星形の中心と、貼り付け目標マーク21Bの「3」を囲む丸の中心との距離が、貼り付け目標マーク間距離となるように配置される。
また、サイズアウトマーク22Bの大きさは、貼り付け目標マーク21Bの大きさと略等しい。また、サイズアウトマーク22Bの色は、貼り付け目標マーク21Bの色と同じ黒色である。なお、サイズアウトマーク22Bの色は、貼り付け目標マーク21Bの色と異なっていてもよい。このような第2変形例に係るおむつによっても、実施形態のおむつ1と同様の効果を奏することができる。
[第3変形例]
図6は、第3変形例に係るおむつ1Cが有するフロントパッチ2Fの部分拡大図の一例である。図6に示されるように、第3変形例に係るフロントパッチ2Fに設けられる貼り付け目標マーク21Cおよびサイズアウトマーク22Cは、実施形態に係る貼り付け目標マーク21およびサイズアウトマーク22と同様である。しかしながら、第3変形例に係るサイズアウトマーク22Cの大きさは、貼り付け目標マーク21Cの大きさよりも小さい(本開示の「対称に配置された夫々の第1表示部のうち近接する第1表示部とは所定の規則性を有して関連しない」ことの一例)。このような第3変形例に係るおむつ1Cによっても、実施形態のおむつ1と同様の効果を奏することができる。なお、サイズアウトマーク22Cの大きさが、貼り付け目標マーク21Cの大きさよりも大きくともよい。
図6は、第3変形例に係るおむつ1Cが有するフロントパッチ2Fの部分拡大図の一例である。図6に示されるように、第3変形例に係るフロントパッチ2Fに設けられる貼り付け目標マーク21Cおよびサイズアウトマーク22Cは、実施形態に係る貼り付け目標マーク21およびサイズアウトマーク22と同様である。しかしながら、第3変形例に係るサイズアウトマーク22Cの大きさは、貼り付け目標マーク21Cの大きさよりも小さい(本開示の「対称に配置された夫々の第1表示部のうち近接する第1表示部とは所定の規則性を有して関連しない」ことの一例)。このような第3変形例に係るおむつ1Cによっても、実施形態のおむつ1と同様の効果を奏することができる。なお、サイズアウトマーク22Cの大きさが、貼り付け目標マーク21Cの大きさよりも大きくともよい。
[その他変形例]
所定の規則性は、上記の数字の順序に限定されず、アルファベットの順序、「あ」、「い」、「う」・・・等の文字の順序、色の濃淡の段階的変化等、規則性が認識できる物であれば何でもよい。また、上記の貼り付け目標マーク21およびサイズアウトマーク22は、貼り付け目標マーク21が所定の規則性を有して関連し、サイズアウトマーク22は貼り付け目標マーク21と所定の規則性を有して関連していなければよく、上記の実施形態および変形例に記載された例に限定されない。また、貼り付け目標マーク21およびサイズアウトマーク22は模様のみから形成されてもよい。また、おむつ1の前身頃領域1Fにテープ2L、2Rが設けられ、後身頃領域1Rの外装面にテープ2L、2Rと係合可能な領域が設けられてもよい。
所定の規則性は、上記の数字の順序に限定されず、アルファベットの順序、「あ」、「い」、「う」・・・等の文字の順序、色の濃淡の段階的変化等、規則性が認識できる物であれば何でもよい。また、上記の貼り付け目標マーク21およびサイズアウトマーク22は、貼り付け目標マーク21が所定の規則性を有して関連し、サイズアウトマーク22は貼り付け目標マーク21と所定の規則性を有して関連していなければよく、上記の実施形態および変形例に記載された例に限定されない。また、貼り付け目標マーク21およびサイズアウトマーク22は模様のみから形成されてもよい。また、おむつ1の前身頃領域1Fにテープ2L、2Rが設けられ、後身頃領域1Rの外装面にテープ2L、2Rと係合可能な領域が設けられてもよい。
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせる事ができる。
1・・おむつ
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2F・・フロントパッチ
2L,2R・・テープ
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー
21・・貼り付け目標マーク
22・・サイズアウトマーク
O・・中心軸
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2F・・フロントパッチ
2L,2R・・テープ
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー
21・・貼り付け目標マーク
22・・サイズアウトマーク
O・・中心軸
Claims (7)
- ユーザの股下に装着され、前身頃に対して後身頃がテープ部材を介して固定される吸収性物品であって、
前記吸収性物品の前身頃あるいは後身頃において幅方向の両端の夫々から幅方向に延在するテープ部材と、
前記テープ部材が設けられていない前身頃あるいは後身頃の外装面に設けられ、前記テープ部材が貼り付け可能な貼り付け部と、
前記貼り付け部において幅方向に並んで設けられる第1表示部と、
幅方向において前記第1表示部と並んで設けられる第2表示部と、を備え、
前記第1表示部は、前記吸収性物品あるいは前記貼り付け部の幅方向における中心を通り、奥行き方向に延びる軸を中心軸として対称に配置され、
対称に配置された夫々の前記第1表示部は、所定の間隔を空けて複数個並び、所定の規則性を有して関連し、
前記第2表示部は、
対称に配置された夫々の前記第1表示部の幅方向における最も外側の最外第1表示部よりもさらに外側に、前記最外第1表示部から前記間隔を空けて配置され、
対称に配置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部とは前記所定の規則性を有して関連しない、
吸収性物品。 - 前記所定の規則性は、連続する数字、あるいはアルファベットの順序のうちの何れか一方を含む、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記第2表示部の色と、前記第2表示部に近接する前記第1表示部の色は、夫々単色であり、
前記第2表示部の色と、前記第2表示部に近接する前記第1表示部の色は、同系色である、
請求項1又は2に記載の吸収性物品。 - 前記第1表示部は、図形および文字を含み、
対称に配置された夫々の前記第1表示部に含まれる図形の種類および図形の大きさは同じであり、
前記第2表示部は、対称に配置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部に含まれる図形と同じ種類および同じ大きさの図形を含む、
請求項1から3のうち何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記第1表示部は、図形および文字を含み、
前記第2表示部は、対称に配置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部に含まれる図形とは異なる種類の図形を含む、
請求項1から3のうち何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記第2表示部の大きさは、対称に配置された夫々の前記第1表示部のうち近接する前記第1表示部の大きさよりも小さい、
請求項1から5のうち何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記テープ部材は、後身頃において幅方向の両端の夫々から幅方向に延在し、肌面側に凸となるフック部を有し、
前記貼り付け部は、前身頃に設けられ、前記フック部と繰り返し係合可能なループ部を
有する、
請求項1から6のうち何れか一項に記載の吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001665A JP2022106570A (ja) | 2021-01-07 | 2021-01-07 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021001665A JP2022106570A (ja) | 2021-01-07 | 2021-01-07 | 吸収性物品 |
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ID=82457299
Family Applications (1)
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JP2021001665A Pending JP2022106570A (ja) | 2021-01-07 | 2021-01-07 | 吸収性物品 |
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-
2021
- 2021-01-07 JP JP2021001665A patent/JP2022106570A/ja active Pending
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