JP2022102848A - オンラインカウンセリングシステムおよびオンラインカウンセリング方法 - Google Patents

オンラインカウンセリングシステムおよびオンラインカウンセリング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】OTC医薬品の服薬カウンセリングに加え、食薬の考え方を導入し、生活習慣病や慢性疾患の改善効果が得られるオンラインカウンセリングシステムを提供。【解決手段】オンラインカウンセリングシステム及びオンラインカウンセリング方法に関し、オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末とをリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのOTC医薬品の服薬カウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおいて、サプリメント等の食品カウンセリングを行う手段を有し、患者の健康診断データを取得し、取得した患者の健康診断データを参照して上記服薬カウンセリング及び食品カウンセリングを行う。【選択図】図1

Description

本発明は、オンラインカウンセリングシステム及びオンラインカウンセリング方法に関し、特に保険診療を受けないで一般用医薬品と食薬で軽度な疾病を緩和するのに好適なオンラインカウンセリングシステムおよびオンラインカウンセリング方法に関する。
最近、新型コロナ感染症の拡大により、2020年4月10日から初診の電話・オンラインによる診療が限定的に解禁されました。以下、保険診療としてのオンライン診療について説明する。
<準備>
医療機関が電話やオンラインによる診療を行う場合は、都道府県の窓口に届け出をします。その際、対面診療が必要な場合に紹介する予定の医療機関がある場合は、事前に了承を得た上で、所定の欄に記入する。
ホームぺージ等において、オンラインによる診療を行う旨、診療料、担当する医師とその顔写真、対応可能な時間、予約方法等を記載する。以上で、オンラインによる診療の準備が完了する。オンライン診療では、パソコンやスマホ等のデバイスを用意して対応する。
<事前の予約>
医療機関はWeb予約管理機能があるシステムから予約を受け付ける。システムがない場合は電話でも予約可。患者に対し、症状によってはオンライン診療では診断や処方とならず、対面診療や、受信勧奨となることを伝える。この時に、当該患者の被保険者情報を入力してもらい、受給資格を確認する。あわせて、患者の利用する支払い方法を確認する。銀行振込、クレジットカード決済、その他電子決済等の支払いでも可能。
<診療>
アプリケーションやテレビ電話を用いて患者のデバイスに医師側から接続する。
まずは、顔写真付きの身分証明書や医師免許証を提示し、本人であることと医師であることを証明する。
次に、患者に被保険者証を提示させ、受給資格を確認し、確認できたら診察を開始する。
オンラインによる診療では診断や処方が困難な場合は、対面での受診を推奨する。なお、受診勧奨のみで終了した場合については、診療報酬は算定できない。
<診療後>
処方箋を発行する際に、患者が電話等による服薬指導等を希望する場合は、備考欄に「0410対応」と記載し、患者が希望する薬局に処方箋情報をファクシミリ等で送付する。処方箋原本は可能な時期に薬局に郵送等により送付する。
精算手続きを行う。領収証と明細書をファクシミリ、電子メール又は郵送等により無償で患者に交付する。
初診の患者を診療した場合は、所定の調査票に必要事項を記入し、月に1度の取りまとめて都道府県庁へ報告する。
以上のような一連のすべての処理を行うことにより、医療機関は保険診療報酬を受ける手続きを行うことができる。
新型コロナウイルス感染の懸念から、医療機関の診察を受けていない人でも、初診のオンライン診療の解禁により、患者自身の電話やスマホで医療機関に相談や受信ができるので、保険診療の適用範囲が広がり、患者にとっては便利になった。
一方、日本の高齢者人口の増加により、高齢者が生活習慣病や慢性疾患にかかり、医療機関を受診する機会が増え、社会保障費の医療費が増大傾向にある。更に便利なオンライン診療により医療機関を受診できるので、さらなる医療費の増大を招く恐れがある。
ここで、慢性疾患とは、皮膚炎、歯周病、片頭痛、膨満感、関節痛、鬱(うつ)、疲労感、脂肪肝、糖尿病、関節リウマチ、多発性硬化症、そのほか自己免疫疾患などをいう。また、生活習慣病とは、食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称をいう。具体的には、糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症)、高尿酸血症、痛風・動脈硬化などが含まれる。
例えば、オンライン診療に関する例としては、特開2020-160727号公報(特許文献1)が挙げられる。特許文献1は、通常のオンライン診療に加えて、薬剤の処方および発注の効率化を行うことができる診療支援システムが提案されている。
特開2020-160727号公報
上記特許文献1では、保険診療の範囲内での診療支援であるので、医療費の削減に貢献することはできない。患者の疾病の程度が進行した段階で、すなわち医療機関で治療しなければならない程度まで進行した段階で、医療機関で治療すると、治療費が増大してしまう。また、医療機関で治療しても、慢性疾患や生活習慣病の疾病では、食生活、運動、喫煙など生活習慣も同時に改善しないと、治療効果を十分に得ることができない。
国は、従来の医療費控除制度の特例として、2017年1月から新たに「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)が施行されました。この制度は、特定の成分を含んだOTC医薬品(要指導医薬品と一般用医薬品)の年間購入額が「合計1万2,000円」を超えた場合に適用される制度です。軽い各種病気の症状の場合は、薬局・薬店・ドラッグストアなどで購入できるOTC医薬品を利用し、自分自身で健康管理を行い、症状の改善・緩和などに活用するものである。
OTC医薬品には、発毛薬、解熱鎮痛薬、胃腸薬、睡眠改善薬、ビタミン剤、かぜ薬、ドリンク剤、点眼薬などが含まれる。
しかしながら、慢性疾患や生活習慣病の場合は、生活習慣(食生活・運動習慣・喫煙・ストレスなど)に起因する病気であるので、上記OTC医薬品を購入して処方しただだけでは、十分改善することができない場合がある。体によい食事をとることも大事である。
そこで、本発明者は、この体によい食事を、漢方の考え方、腸を整える考え方、栄養学の考え方の3つの柱を使って構築した「食薬」ということを提案している。
本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、OTC医薬品の服薬カウンセリングに加え、食薬の考え方を導入し、生活習慣病や慢性疾患の改善効果が得られるオンラインカウンセリングシステムおよびオンラインカウンセリング方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の発明は、以下のオンラインカウンセリングシステムである。
第1の発明として、オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末とをリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのOTC医薬品の服薬カウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおいて、サプリメント等の食品カウンセリングを行う手段を有し、患者の健康診断データを取得し、取得した患者の健康診断データを参照して上記服薬カウンセリング及び食品カウンセリングを行う(請求項1対応)。
前記構成に加え、前記食品カウンセリングには、食材、レシピ、簡易検査キットを含む(請求項2対応)。
前記構成に加え、前記患者の健康診断データの取得は、医院を含む健康診断検査機関、簡易検査キットの検査結果、外部の健康管理システム等を通して、又は患者から直接行う(請求項3対応)。
前記構成に加え、更に、健康管理システムとの連携を行うオンラインカウンセリング連携手段を有し、前記オンラインカウンセリング連携手段を介して患者の健康診断データを取得する(請求項4対応)。
前記構成に加え、更に、食薬ルールに基づく食薬カウンセリングを行う食薬カウンセリング手段を有する(請求項5対応)。
前記構成に加え、前記食薬カウンセリングには、OTC医薬品(漢方・西洋医学の薬)、サプリメント、食材、レシピ、簡易検査キットを含む(請求項6対応)。
前記構成に加え、食薬ルールに基づくAI解析手段と、上記AI解析手段により食薬カウンセリング結果を利用して食薬レシピの自動提案を行う食薬レシピ自動提案手段を有する(請求項7対応)。
前記構成に加え、上記患者のカウンセリングカルテ(履歴)と上記AI解析手段の解析結果に基づいて定期的な専門家の自動提案及び食薬レシピの自動提案を行う(請求項8対応)。
第2の発明として、オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末とをリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのOTC医薬品の服薬カウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおけるオンラインカウンセリング方法において、医院を含む健康診断検査機関、簡易検査キットの検査結果、外部の健康管理システム等を通して、又は患者から直接に患者の健康診断データを取得し、取得した患者の健康診断データを参照して上記服薬カウンセリング及びサプリメント等の食品カウンセリングを行う(請求項9対応)。
本発明によれば、OTC医薬品の服薬カウンセリングに加え、食薬の考え方を導入し、生活習慣病や慢性疾患の改善効果が得られるオンラインカウンセリングシステムを提供することができる。
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本実施形態のオンラインカウンセリングシステムの機能ブロック図 本実施形態のオンラインカウンセリングシステムと連携した健康管理システムの構成図 図2の健康管理システムの機能ブロック図 健康診断個人データの例を示す図(その1) 健康診断個人データの例を示す図(その2) 本実施形態のオンラインカウンセリングシステムのハードウェア構成例を示す図 本実施形態の健康管理システムのハードウェア構成例を示す図 本実施形態のオンラインカウンセリングシステムのシステム構成概略図 患者用端末(携帯端末)によるオンラインカウンセリング予約画面例を示す図 専門家端末のオンラインカウンセリング中の画面例を示す図 専門家端末のオンラインカウンセリング中の画面例を示す図 患者用端末のオンラインカウンセリング中の画面例を示す図 患者用端末が携帯端末のハードウェア構成例を示す図 専門家端末のハードウェア構成例を示す図 クラウドサロン専門家選択メニューの例を示す図 クラウドサロンカウンセリングメニュー例を示す図 一般用医薬品(市販薬)の分類を示す図 生活習慣病改善薬の分類例を示す図 オンラインカウンセリング実施機期間の概念図 オンラインカウンセリングサーバの処理の流れを示す図 サプリメントの分類例を示す図 食品・飲料分類例を示す図 レシピの分類例を示す図 薬膳レシピの分類例を示す図 オンラインカウンセリングにおける処理フローチャート 食薬のポイントを示す図 食薬レシピの分類例を示す図 図1のAI自動提案部の機能ブロック図 食薬レシピのカウンセリングにおける処理フローチャート 食薬習慣の食品提案例のフローチャート 食薬習慣の目的と効果と東洋医学(漢方)の説明例を示す図(ステップ0~ステップ4) 食薬習慣の西洋医学の説明と主な食材の例、ベース料理の例を示す図(ステップ0~ステップ4) 食薬習慣の目的と効果と東洋医学(漢方)の説明例を示す図(ステップ5~ステップ10) 食薬習慣の西洋医学の説明と主な食材の例、ベース料理の例を示す図(ステップ5~ステップ10) 食薬レシピにおける事前問診例としての免疫力低下度チェックシートを示す図 症状別スコア評価の例を示す図 症状別×類似した物品別スコア評価の例を示す図 症状別スコア評価を用いた患者のオンラインカウンセリング例を示す図 症状別スコア評価を用いた患者のオンラインカウンセリング例を示す図 症状別スコア評価を用いた患者のオンラインカウンセリング例を示す図 症状別スコア評価を用いた患者のオンラインカウンセリング例を示す図 オンラインカウンセリング結果の1年間の履歴を示す図
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について説明する。
<実施形態>
<実施形態 概要>
本実施形態のオンラインカウンセリングシステムは、オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末とをリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのOTC医薬品の服薬カウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおいて、サプリメント等の食品カウンセリングを行う手段を有し、患者の健康診断データを取得し、取得した患者の健康診断データを参照して上記服薬カウンセリング及び食品カウンセリングを行う。また、前記食品カウンセリングには、食材、レシピ、簡易検査キットなどを含むでも良い。さらに、前記患者の健康診断データの取得は、医院を含む健康診断検査機関、簡易検査キットの検査結果、外部の健康管理システム等を通して、又は患者から直接行っても良い。
一例として、本実施形態のオンラインカウンセリングシステムは、図2に示すように、ネットワークを介して企業や健診センタの健康管理システムと連携し、企業や健診センタに保管記録している患者の健診結果を活用して、医薬品等の提案と体調経過観察を行い、患者の生活習慣病や、慢性疾患の症状を緩和、改善し、ひいては医療費の削減に貢献できるシステムである。なるべく症状の軽い疾病状態のとき、または治療が完了し、市販の医薬品でも疾病の改善に資する状態のとき、OTC医薬品などの市販薬と食品等を活用して健康状態をセルフメディケーションを推進するものである。
<実施形態 構成 オンラインカウンセリングシステム>
図1は、本実施形態のオンラインカウンセリングシステムの機能ブロック図である。
オンラインカウンセリングシステム1は、専門家プロフィール作成管理部2と、専門家紹介・選択表示部3と、患者登録部4と、予約受付管理部5と、食薬カウンセリングメニュー管理部6と、食薬カウンセリング処理部7と、食薬オンラインカウンセリング回答部8と、電子カルテ記録部9と、購入決済管理部10と、健康管理システム連携部11と、AI自動提案部12とを有している。ここでは、上記した服薬カウンセリングと食品カウンセリングを合わせて食薬カウンセリングという。
<実施形態 構成の説明 オンラインカウンセリングシステム>
専門家プロフィール作成管理部2は、専門家のプロフィールを作成し、登録する。専門家のプロフィールは、編集、削除、追加が可能である。この専門家の例としては、各種専門家が含まれ、薬剤師(漢方薬剤師、認定漢方薬剤師)、管理栄養士、野菜マイスター、料理専門家・シェフ、薬膳料理専門家などが含まれる。専門家のプロフィール項目としては、「名前」(氏名(漢字、フリガナ、外国人の場合は、英語等でも可)、所属、タグ(資格、追加リクエスト)、資格は専門家を表す情報を意味する。薬剤師、漢方薬剤師、認定漢方薬剤師、管理栄養士、野菜マイスター、料理専門家・シェフ、薬膳料理専門家などの情報を資格として入力する。他の専門家を適宜追加しても良い。
さらに、専門家の画像ファイル(サムネイル)、SNSリンク情報(insta/Twitter)、報酬を振り込むための銀行口座情報(入力項目としては設定するが、専門家の紹介ページでは非開示とする)、専門家の電話番号や、住所、連絡先メールアドレスなども専門家のプロフィール作成時に入力を要求するが、非公開データとして扱う。
専門家がオンラインカウンセリングを終了後に、患者に対して専門家の評価入力要求がなされ、専門家のユーザ評価が入力される。このユーザ評価は専門家のプロフィールに事後的に追加される。患者はこの評価を参考にして専門家の選択を行うことができる。
専門家紹介・選択表示部3は、登録された患者(ユーザ)がログインすると、専門家紹介一覧が表示され、患者が一覧表示された専門家を選択すると、その専門家の詳細情報が表示され、図9に示すような専門家の予約受付画面が患者用端末(例えば、携帯端末等)に表示される。
患者登録部4は、ログイン情報の登録を行う。ログインIDは、通常のメールアドレス(パスワードの登録も必須)、Google、Facebook、LINEのメールアドレスでの登録も可能とする。登録時に必須のプロフィールとしては、名前、住所、生年月日、電話番号などである。OTC医薬品(要指導医薬品はインターネット販売が禁止されているので、インターネット販売の医薬品としては除く。)を購入する場合は、銀行口座番号やクレジットカードの登録も必須とする。基本的には、購入決済はキャッシュレス決済とする。具体的には、・・・・・の例などが挙げられる。
原則、オンラインカウンセリングは、登録したユーザ(患者)以外は受けられない。単なるユーザ登録は無料で行えるが、制限された情報しか閲覧できない。患者が登録ユーザしか見れない情報をアクセスした場合は、登録ボタンを表示させ、ユーザ登録を促す。
予約受付管理部5は、専門家ごとにスケジュール管理を行い、患者の予約受付を管理する。専門家ごとに予約状況一覧を作成し、予約済、空き(予約可能)、専門家の予定(カウンセリング可能時間、不可時間など)を設定する。専門家の予約不可時間は専門家の設定入力により、予約できない表示を行う。専門家の休日なども表示させる。
図9の例では、携帯端末などの患者用端末のオンラインカウンセリング予約画面を示している。携帯端末56を患者が片手58で持ち、クラウドサロン予約画面が表示されている。例えば、2020年12月10日に専門家の予約を行った場合は、12月10日の表示が状態が遷移する。色を変えて表示したり、反転表示させる。次に、カウンセリング時間設定に移行する。カウンセリング時間は、疾病や病気の程度によって、15分、30分、60分などの時間を設定する。時間が1時間を超えるような時間の場合は、対面カウンセリングを促し、オフラインカウンセリングを進める。カウンセリング設定時間は、一人当たり30分以下が好ましい。それ以上になると、一日にカウンセリングできる人数が限られるので、効率的なオペレーションができないからである。
食薬カウンセリングメニュー管理部6は、オンラインカウンセリングメニューー項目とその詳細内容の編集、追加、削除などの管理を行う。食薬カウンセリングの例としては、図16に示すようなクラウドサロンカウンセリングメニューが挙げられる。図16の例では、「OTC医薬品(漢方、西洋医学の薬)」、「OTC医薬品(漢方、西洋医薬の薬)+サプリメント」、「サプリメント」、「食材」、「レシピ」、「簡易検査キット」が示されている。カウンセリングを受けたい商品から適切な専門家を逆提案することもできるようになっている。例えば、患者が「医薬品」を選択すると、薬剤師の専門家一覧が表示されたり、患者が「漢方薬」を選択すると、漢方薬剤師や認定漢方薬剤師の専門家一覧が表示される。
そして、患者は一覧表示された専門家のプロフィールなどを閲覧し、専門家を選択する。専門家を選択すると、予約受付画面が表示され、専門家の予約を行う。
食薬カウンセリング処理部7は、専門家の予約時間が来たとき専門家へオンラインカウンセリング時間が近づいたことをメールで知らせる。専門家は、自ら又はシステムからのメールを見てアクションを起こす。基本は専門家から患者に対して指示を出し、専門家と患者がオンライン接続され、1対1もしくは、1対複数人のカウンセリングを行う。専門家は待機状態になっており、患者がオンラインカウンセリング招待メールにアクセスして、オンライン接続しても良い。患者とのカウンセリング中に、患者用端末の画面に医薬品などを表示させて提案することもできる。食薬カウンセリングには、OTC医薬品(漢方、西洋医学の薬)、サプリメント、食材、レシピ、簡易検査キット(提案)なども含まれる。
食薬オンラインカウンセリング回答部8は、オンラインカウンセリング結果を患者に対して送信(出力)するとともに、医薬品の提案などとともに、電子カルテ記録部9により患者のカルテに記録する。
電子カルテ記録部9は、オンラインカウンセリング結果と医薬品の提案情報を記録する。
購入決済管理部10は、提案した医薬品などを患者が購入したときに購入決済を行う。患者ごとの購入履歴なども管理し、次回の医薬品提案などに活用する。
健康管理システム連携部11は、患者が所属している企業や患者が受診した健診センターの健診結果を、健康管理システム13のオンラインカウンセリング連携部21を介して受信し、専門家のオンラインカウンセリングの問診データの付加情報として活用する。
AI自動提案部12は、患者が選択した専門家情報や医薬品の購入履歴、健康観察データから定期的に専門家や医薬品等のAI解析を行い、自動提案する。
<実施形態1 健康管理システム>
図3は、本実施形態における健康管理システムの機能ブロック図である。
健康管理システム13は、健康診断管理部14と、従業員カルテ15と、ストレスチェック管理部16と、長時間労働管理部17と、産業医面談記録部18と、報告書作成支援部19と、健康管理ダッシュボード部20と、オンラインカウンセリング連携部21とを有している。
健康診断管理部14は、企業などで毎年定期的に実施している定期健康診断、人間ドック、特定検診、再検査等の受診実施状況、受診進捗、産業医面談対象者の検索、従業員ごとの面談状況(進捗)、従業員の就業判定などの管理を行う。
従業員カルテ15は、従業員ごとの定期健康診断結果、人間ドック診断結果、特定検診結果が記録されている。また、従業員カルテ15には、健康診断結果で異常が見つかった人の産業医面談結果や、就業が困難で休職していた場合は、休職情報なども記録されている。
ストレスチェック管理部16は、オンラインでストレスチェックシートを表示させ、従業員のストレスチェックの実施、ストレスチェック結果、要注意ストレス者の把握などの管理を行うものである。
長時間労働管理部17は、36協定違反や従業員ごとの残業時間の記録などの管理を行う。従業員の就業状態の把握ができる。
産業医面談記録部18は、産業医が、定期健康診断結果で異常が見つかった従業員の面談した結果やストレスチェックで要注意ストレス者を面談した結果などが記録されている。
報告書作成支援部19は、労働基準監督署へ提出する報告書作成を支援する。例えば、提出用の報告書のテンプレートを表示させ、入力作業の省力化が行える。また、過去に労働基準監督署へ提出した報告書を表示させ、参照することにより省力化を図れる。
健康管理ダッシュボード部20は、管理者向けの健康管理ダッシュボードであり、部署別、年度別などの健康労務の一覧表示をさせて可視化したり、比較・分析などを行う。会社全体や部署ごとの健康状態の把握を短時間で確認でき、健康診断、ストレスチェックなどで健康問題を抱える従業員の人数、割合が把握できる。企業における法令遵守の漏れやミスを発見しやすくなる。
オンラインカウンセリング連携部21は、インターネットなどのネットワークを経由して上述したオンラインカウンセリングシステム1と接続され、健康管理システムと連携する。そして、オンラインカウンセリング連携部21は、健康診断結果要求に応じて企業や健診センターなどで記録保管している健康診断結果などの従業員カルテ(電子データ)をオンラインカウンセリングシステム1に送信する。オンラインカウンセリングシステム1は、健康診断結果がプライバシーにかかわる個人情報なので、予め企業や健診センターなどと健康診断結果の取り扱いの同意を得ておく。または、オンラインカウンセリングシステム1は、オンラインカウンセリングを受診する患者から都度同意を得て、健康管理システム13からの健康診断結果を受診するようにしても良い。
ここで、本実施形態では、健康管理システム13の構成のうち、オンラインカウンセリング連携部21に特徴があり、その他の構成は公知の健康管理システムにオンラインカウンセリング連携部21を追加して構成しても良い。
<実施形態 オンラインカウンセリングシステム>
<実施形態 作用:ハードウェア的構成>
図6に示すように、オンラインカウンセリングシステムの計算機の構成は、CPU22と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ23と、D-RAM等の主メモリ24と、インターフェース25とから構成されている。不揮発性メモリ23には専門家プロフィール作成管理プログラム、専門家紹介・選択表示プログラム、患者登録プログラム、予約受付管理プログラム、食薬カウンセリングメニュー管理プログラム、食薬カウンセリング処理プログラム、食薬カウンセリング回答プログラム、電子カルテ記録プログラム、購入決済管理プログラム、健康管理システム連携プログラム、AI自動提案プログラム等のプログラムが格納されている。
データとしては、専門家プロフィール作成データ、専門家紹介データ、専門家選択データ、患者データ、予約受付データ、カウンセリング時間設定データ、食薬カウンセリングメニューデータ、食薬カウンセリング処理結果データ、食薬カウンセリング回答データ、電子カルテデータ、健康管理システム連携データ、AI蓄積データ、AI解析データ、AI解析ルールデータ、AI自動提案データなどがある。
これらのプログラムやデータは、主メモリ24の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。また、インターフェース25には、ネットワークインターフェース26、ディスプレイインターフェース27、ディスクインターフェース28、画像入力インターフェース29、マウス入力インターフェース、キーボート入力インターフェース31などがある。これらのインタフェースに各種デバイス(通信機器、ディスプレイ、大容量のデータを蓄積するディスク、カメラ、マウス、キーボードなど)が接続されている。その他のインターフェースとしては、音声出力インタフェースなどが備えられている。音声出力インタフェースには、スピーカが接続される。
<実施形態 健康管理システム>
<実施形態 作用:ハードウェア的構成>
図7に示すように、健康管理システムの計算機の構成は、CPU32と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ33と、D-RAM等の主メモリ34と、インターフェース35とから構成されている。不揮発性メモリ33には健康診断管理プログラム、ストレスチェック管理プログラム、長時間労働管理プログラム、産業医面談記録プログラム、報告書作成支援プログラム、ダッシュボードプログラム(健康管理ダッシュボードプログラム)、オンラインカウンセリング連携プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、健診データ、従業員カルテデータ、ストレスチェック結果データ、長時間労働データ、産業医面談記録データ、ダッシュボードデータ(健康管理ダッシュボードデータ)、オンラインカウンセリング連携データなどがある。
これらのプログラムやデータは、主メモリ34の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。また、インターフェース35には、ネットワークインターフェース36、ディスプレイインターフェース37、ディスクインターフェース38、画像入力インターフェース39、マウス入力インターフェース40、キーボート入力インターフェース41などがある。これらのインタフェースに各種デバイス(通信機器、ディスプレイ、大容量のデータを蓄積するディスク、カメラ、マウス、キーボードなど)が接続されている。
<実施形態1 オンラインカウンセリングシステムの具体的ハードウェア構成>
上述したオンラインカウンセリングシステム1は、詳細には、図8に示すようなハードウェアにより構成される。
すなわち、オンラインカウンセリングシステム1は、オンラインカウンセリングサーバ51と、患者端末52a,52b,・・・,52n、インターネットやモバイル携帯ネットワーク(3G,4G、5G)などのネットワーク53と、専門家端末54a,54b,・・・,54n、管理者端末55とから構成される。オンラインカウンセリングサーバ51は、クラウド上に設置しても良く、サービス運営会社内に設置しても良い。クラウド上にサーバ51を仮想サーバとして設置した場合は、全国どこからでもアクセスでき、患者端末52a,52bや専門家端末54a,54bのOS(オペレーティングシステム)の影響を受けないので、使い勝手が良い。
管理者端末55は、オンラインカウンセリングサーバ51の管理や、患者のユーザ登録、医薬品、サプリメント、漢方薬、食材、レシピなどのマスター登録、カウンセリングメニューの登録管理(図16を参照)、オンラインカウンセリングシステムの全体の管理を行う。
<実施形態1 専門家の説明>
オンラインカウンセリングのカウンセラーである専門家について説明する。専門家選択メニュー例を図15に示す。例えば、図15に示すように、A専門家からJ専門家までいる場合、A専門家、B専門家、C専門家が薬剤師(薬剤師の国家資格を有する者)であるとき、薬剤師の専門家は医薬品やサプリメントのオンラインカウンセリングを行える。また、D専門家、E専門家が漢方薬剤師(ここでは、薬剤師の国家資格を有し、漢方薬に詳しい者をいう)であるとき、OTC医薬品やサプリメントに加えて、漢方薬のオンラインカウンセリングが行える。また、それ以外の専門家としては、医薬品の登録販売者の資格がある人や認定漢方薬剤師も専門家として、専門家登録を認める。ただし、医薬品の登録販売者の場合は、図17に示すように、法律の制限により第2類医薬品、指定第2類医薬品、第3類医薬品のオンラインカウンセリングしかできない。一般用医薬品のうち、第1類医薬品は法律の制限により薬剤師でないと販売できないからである。専門家の資格によってオンラインカウンセリングの担当メニューが異なる。認定漢方薬剤師の場合は、薬剤師の一部で漢方薬の専門家でもあるので、医薬品と漢方薬のオンラインカウンセリングを認める。
F専門家、G専門家が管理栄養士である場合、食材やレシピ(料理レシピ)の専門家として食材やレシピのオンラインカウンセリングを認める。
H専門家が野菜マスターである場合、野菜の専門家として野菜(食材、有機食材、産地、その他)のオンラインカウンセリングを認める。
I専門家が料理専門家・シェフである場合、レシピ(料理レシピや調理レシピなど)のオンラインカウンセリングを認める。
J専門家が薬膳料理専門家である場合、薬膳料理レシピのオンラインカウンセリングを認める。
このような専門家の登録は、一定の登録基準(図示省略)をクリアした専門家であれば、認定しても良い。また、オンラインカウンセリングの選択メニューに、美容ダイエットエステやスポーツジムのインストラクターなども専門家として追加し、オンラインカウンセリング専門家選択メニューに加えても良い。
<実施形態 医薬品 サプリメント 食品 レシピ 生活習慣病改善薬等>
オンラインカウンセリングサーバ51のデータ蓄積部(データベース)には、商品ごとに分類された新品マスターデータが蓄積されている。この蓄積データの一例を、図18、図21、図22、図23、図24に示す。図18の例では、生活習慣病改善薬の分類例を示す。図18は、動脈硬化症予防薬、高コレステロール血症改善薬、関節痛・腰痛緩和薬、禁煙補助薬、口腔咽喉薬、皮膚の保護剤、便秘症状緩和剤、液体絆創膏、しみ(肝班に限る)改善薬、消毒液、栄養剤、漢方薬などに分類分けされている。分類された薬(医薬品)の横にある「詳細ボタン」を押下すると、具体的な商品一覧が表示される。この一覧から専門家から患者に提案する薬を選択し、専門家端末から患者端末に表示させることができる。専門家独自におススメ医薬品データを作成しておき、専門家端末から選択表示させても良い。
図21の例では、サプリメント分類の一例を示す。図21は、ビタミンサプリメント、栄養補助食品、必須脂肪酸サプリメント、アミノ酸サプリメント、酵素サプリメント、ミネラルサプリメント、食物繊維サプリメント、プロティンに分けられる。これは一例であり、これに限定されるものではない。「詳細ボタン」を押下すると、具体的な商品一覧が表示されるのは、図18の例と同様である。
図22の例では、食材分類の一例を示す。図22は、食肉・魚類、野菜、米、卵、果物、牛乳、お茶、ヨーグルト・チーズ、水、特保茶、スープなどに分けられる。「詳細ボタン」の処理動作は、図18と同様であるので、省略する。
図23の例では、レシピ分類の一例を示す。和食レシピ、洋食レシピ、中華レシピ、薬膳レシピなどに分けられる。図23の「詳細ボタン」は、図18と同様である。
図24の例では、薬膳レシピ分類の一例を示す。薬膳スープ、薬膳茶、薬膳鍋、薬膳カレー、薬膳ごはんなどに分けられる。図24の「詳細ボタン」は、図18と同様である。
<実施形態1 オンラインカウンセリング実施の考え方>
本実施形態のオンラインカウンセリング実施の概念図を図19に示す。
本実施形態のオンラインカウンセリングシステムは、生活習慣病や慢性疾患の疾病の度合いが軽度の患者を対象としており、疾病が重度の場合、すなわち医師の診療(診察)による治療が必要な場合は、オンラインカウンセリングシステムを通じて病院、歯科医院等を患者に紹介する機能を備えても良い。
図19に示すように、オンラインカウンセリングは患者の疾病が軽度の場合、OTC医薬品(第1類医薬品、第2類医薬品、指定第2類医薬品、第3類医薬品)のオンラインカウンセリングを行い、専門家(薬剤師等)による医薬品の提案や販売提案を行う。その他、オンラインカウンセリングは、食薬の考え方を導入し、サプリメントや食品、レシピなども併せて提案する機能も有している。後記する食薬習慣のステップ0から10の食品レシピや食材、料理レシピのカウンセリングを行っても良い。
専門家が薬剤師であれば、OTC医薬品のうち、要指導医薬品も販売することができる。この場合は、インターネット販売はできないので、オフライン対応になる。患者の疾病の治療が必要な場合は、医師等による診療(オンライン診療や対面診療を含む)を行ってもらう。医師による診療の場合は、処方箋医薬品(医療用医薬品)を用いた治療を行う。医師による治療が完了し、または患者の疾病が軽度になった場合は、市販のOTC医薬品に切り替えて、オンラインカウンセリングを利用することができる。
以下、健康診断個人データを参照して、オンラインカウンセリングを実施する例について説明する。
<実施形態1 患者用携帯端末>
実施形態1の患者用携帯端末は、スマートフォン、タブレットPC、タッチ入力コンピュータ、タッチパネルディスプレイを接続した各種コンピュータ、クライアントサーバ型のコンピュータシステム、クラウドコンピュータと各種コンピュータ端末とをネットワークを介して構成されるネットワーク上で実現できる。
<実施形態 患者用携帯端末>
<実施形態 作用:ハードウェア的構成>
図13に示すように、携帯端末52の計算機の構成は、CPU71と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ72と、D-RAM等の主メモリ73と、ディスプレイ77と、ソフトウェアキーボード78と、通信インターフェース76と、カメラ74と、マイク79と、スピーカ75とを有し、システムバスに接続されている。携帯端末によるアクセスは、3G、4G、5Gモバイル無線ネットワークサービスや、WIFI無線接続など、通信環境に応じて適宜選択的にネットワーク接続される。
以上の構成は、一般的な携帯端末のハードウェア構成であるので、ここでは説明を省略する。
患者用携帯端末52は、通信インターフェース76を介してインターネット等の通信ネットワーク53経由で、オンラインカウンセリングサーバ51にログインすることができる。ログイン認証は、登録時のメールアドレスやパスワードなどである。患者がSNSメールアドレスで登録したときは、各SNSのメールアドレスやパスワードでログイン認証が行われる。
<実施形態 専門家端末>
<実施形態 作用:ハードウェア的構成>
図14に示すように、専門家端末54の計算機の構成は、CPU81と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ82と、D-RAM等の主メモリ83と、商品コンテンツ等を蓄積してディスク84(ハードディスク、シリコンディスク等)と、ディスプレイ90と、キーボード91と、マウス92と、ネットワークインターフェース89と、プリンタ93と、USBインターフェース85と、カメラ86と、スピーカ87と、マイク88を有し、システムバスに接続されている。
管理者端末55は、インターネットなどの通信ネットワーク53経由で、オンラインカウンセリングサーバ51と接続され、オンラインカウンセリングシステム全体の管理や商品データのマスター登録、サーバ51の管理を行う。管理者端末55のハードウェア構成は、図14に示した専門家端末54と同等な機能を有するコンピュータであるので、図示は省略している。
<実施形態 オンラインカウンセリングの具体例 専門家が薬剤師>
まず、専門家が薬剤師であり、OTC医薬品のオンラインカウンセリングを実施する具体例について説明する。
患者はすでに図9に示すオンラインカウンセリング予約がなされており。設定したオンラインカウンセリング予約時間が来た。
薬剤師の専門家は、図10、図11に示すように、オンラインカウンセリング専門家アプリを起動してオンラインカウンセリングを開始する。患者は患者用端末に患者用アプリをインストールしておく。
専門家は、コンピュータ63を起動し、予約時間に専門家端末のキーボード64により、ログインIDやパスワードを入力すると、オンラインカウンセリングサーバ51にログインでき、患者用端末とオンライン接続される。すると、図10、図11に示すように、ディスプレイ61の画面上に患者画像を表示した画面65と専門家自身の画像を表示した画面66が表示される。画面66の画像は、カメラ62で撮像されて表示される。
事前問診データとして、図4および図5に示すような健康診断個人データを入手しておく。図4及び図5の例は、定期健康診断診断結果の表である。図4、図5では、具体的な数値例については図示を省略しているが実際の健康診断個人データである。このような入手した健康診断個人データ68(図11)を専門家67の側に準備している。専門家67は、オンラインカウンセリングを健康診断個人データを見ながら一対一のカウンセリングを行う。
一方、患者は、図12に示すように、携帯端末56の画面69に専門家の画像が表示され、子画面70に患者自身の画像が表示されている。患者は手58を保持したり、図示していない携帯端末を保持台などに設置してオンラインカウンセリングを受けることができる。
例えば、血圧検査結果において、血圧が基準値より高いという検診結果であったとする。専門家は、動脈硬化症の疑いがあるとカウンセリングを行い、生活習慣病改善薬の動脈硬化症予防薬を提案する。専門家が医薬品のうち、動脈硬化症予防薬の一覧表示を専門家端末に行う。具体的な医薬品の商品を選択して患者用端末に表示させる。副作用や薬の処方の注意事項を説明し、患者に購入を促す。患者が購入を希望した場合は、患者が登録したクレジットカードなどで購入決済を行う。決済銀行口座やクレジットカードの登録がなされていない場合は、支払い方法の登録画面を表示させ、登録させた後に、購入決済を行う。提案した医薬品は、患者の電子カルテに記録する。購入を拒否した場合は、専門家評価の画面を表示させて患者による専門家の評価を入力する。専門家の評価は後で入力することができる。医薬品を購入した場合は、購入決済後に患者による専門家の評価をしてもらう。
また、医薬品の処方効果を確認するために、体調観察を行う。体調観察は、カウンセリング当日、カウンセリング3日後、カウンセリング一週間後、カウンセリング一か月後など定期的に行われる。専門家は、この結果を患者に回答するとともに、回答結果をデータベースに登録・蓄積する。これらのオンラインカウンセリングした医薬品の提案データなどもデータベースに登録・蓄積する。蓄積した患者毎のデータに基づいて定期的な専門家および薬の自動提案を行う。
これらの提案には、専門家が患者のカウンセリング結果や健診結果の数値データなどを見て、簡易検査キットの提案も含まれる。簡易検査キットの例としては、体の抗酸化度合いをみるカラダのサビ付き検査キット、腸内環境検査を行う腸活チェック検査キット、毛髪ミネラル検査キット、有害金属元素測定を行う爪有害金属検査キット、アレルギー検査キット、在宅型自己採血血液検査キット、生活習慣病12項目+糖尿病セルフチェック検査キット、尿糖検査キットなどが挙げられる。
このオンラインカウンセリングサーバ51によるオンラインカウンセリングの処理の流れを図20に示す。例えば、図20に示すフィーババックループにより、図42に示すような1年間のオンラインカウンセリング履歴を蓄積しておき、患者の昨年以前の履歴(ログ)から、その月に起こりうる不調と対策を月初めに通知したり、同年代・同じ性別の昨年以降の履歴(ログ)から、その月に起こりうる不調と対策を月初めに通知するようにしても良い。データの蓄積期間は、1年間に限定されるものではなく、任意に設定することができる。例えば、数か月、半年間、1年間、3年間、5年間、10年間などである。
専門家が漢方薬剤師の場合は、舌診アプリによる舌診画像を事前問診データとして、オンラインカウンセリングを行っても良い。また、予め患者から提供された舌診画像を事前問診データとして使用しても良い。患者からの舌診画像の提供は、メールなどに添付して提供された舌診断画像や、紙に印刷された舌診画像をオフライン(郵送など)で受けても良い。
上述したオンラインカウンセリングは、医薬品の提案だけであったが、サプリや食品の提案を更に追加しても良い。この場合のオンラインカウンセリングの処理の流れを図25に示す。
図25に示すように、まず、患者が専門家のオンラインカウンセリングをした場合(ステップ251)、OTC医薬品(漢方、西洋医学の薬)を提案する(ステップ252)。OTC医薬品の例としては、図18や図31~図34に示すような西洋医学の薬や漢方が挙げられる。
次に、図21に示すようなサプリメント等を提案し(ステップ253)、例えば図22に示すような食品(食材)提案(ステップ254)、図23、図24に示すようなレシピを提案する(ステップ255)。これらの提案した内容は、患者の電子カルテに記録する(ステップ256)。
また、上述したOTC医薬品提案(ステップ252)、サプリ(サプリメント)提案(ステップ253)、食品(食材)提案(ステップ254)、レシピ提案(ステップ255)などは全ステップを有している必要はなく、患者の症状に合わせて一部の提案ステップを適宜選択しても良い。さらに、各種提案ステップはこの順番に関係なく、順番を変更して適用することができるように構成しても良い。
ステップ252~ステップ255の提案は、患者の希望に応じて適宜選択したカウンセリングメニューに応じてなされる。
<実施形態 食薬オンラインカウンセリングの具体例>
本発明者は、食材、サプリメント、医薬品など健康に役立つものを「食薬」としますが、毎日とる(摂取する)食習慣を体に良いものを選択することを推奨している。このような食薬の食薬カウンセリングには、OTC医薬品(漢方、西洋医学の薬)、サプリメント、食材、レシピ、簡易検査キット(提案)なども含まれる。
4つの食薬ポイントを図26に示す。図26に示すように、4つの食薬ポイントは、(1)体を動かすために十分栄養をとる、(2)腸内の細菌が健やかに過ごせるように食事をとる、(3)炎症を起こすような食事を控える、(4)炎症を抑えるような食事をとる、である。
食材、サプリメント、医薬品などが食薬であり、それを症状や体質に応じて選択することが食薬レシピである。
食薬レシピの中でも、食材に関しては、図27に示すように、基礎食品(気・血・水)、消化補助食品、整腸食品、抗炎症食品、排毒食品、活血食品、リラックス食品、温活食品、体力強化食品、免疫向上食品、エイジングケア食品などから構成される。図31から図34にこれらの食品内容や説明を示す。これらの食品を食薬習慣としてステップ0~ステップ10まで実践すれば、生活習慣病や慢性疾患の症状を改善又は緩和することができる。
図28は、図1のAI自動提案部12の詳細ブロック図である。
AI自動提案部12は、図28に示すように、患者データ取得部125と、患者別電子カルテデータベース、患者別健康診断データベース127と、食薬ルール1,2,3,・・・からなる食薬ルール群128と、AI解析部129と、専門家自動提案部130と、食薬自動提案部131を有している。
上述した食薬ポイントをルール化して食薬ルール群1,2,3,4を作成する。摂取したほうが良い食材、漢方薬、野菜、サプリなどは、プラスルール、摂取がNGな食材、漢方薬、野菜、サプリなどはマイナスルールとする。調理方法によって栄養や効果が変わる調理方法は、良くないものから順に「揚げる」、「グリル・炒める」、「煮る・茹でる」、「蒸す」、「フレッシュ(生)」となる。これを例えば、フレッシュ(生)をマイナス「0」とし、揚げるをマイナス「1」とし、均等割りして5段階評価のスコアをつける。これを食薬ルールとして組み込む。
また、食薬ルールに適用するスコア評価の他の例を図36に示す。図36に示すように、症状を分類し、服用する品名ごとに10段階評価を行う。患者のオンラインカウンセリング時に、図36(b)に示すように、「サプリ」、「食品(食事)」、「医薬品」(漢方又は西洋医学の薬)などの評価項目を提示し、患者から聞き取る。または、質問シートに事前に記入しておいても良い。図37(a)(b)に食薬ルールに適用する症状別×類似した物品別スコア評価例を示す。図37(a)(b)の例では、「サプリ」、「食品(食事)」、「医薬品」ごとに、類似物品の服用品に対する10段階評価を行う。図37に対する患者のオンラインカウンセリング方法は、図36の説明と同様であるので、省略する。
図38から図41に症状別の患者に対するオンラインカウンセリング結果を示す。図38から図41中、評価ポイント欄の「-」の意味は、服用しなかったので、評価しないということを示す。
また、患者の症状に関係なく、「サプリ」、「食品(食事)」、「医薬品」に関する評価を10段階評価を行い、評価ポイントを付けてスコア評価を行っても良い。
次に分析評価の例を示す。
症状別に痛風トータルスコア平均で評価しても良い。サプリ「-」、食品(食事)「17ポイント」、医薬品漢方「8ポイント」、西洋医学の薬「14」の平均をとる。薬剤師の専門家は、その評価結果から推奨対処法として、一番目食事、二番目西洋医学の薬、三番目漢方などを提案することができる。患者の症状×服用による分析評価としては、患者が痛風でロキソプロフェンを服用したとする。日医工の医薬品は1~10の10段階評価のうち、評価ポイント10となり、沢井製薬の医薬品が評価ポイントが8となった。薬剤師の専門家は、その評価結果から痛風に対するロキソプロフェンの推奨メーカーとして、日医工を提案することができる。
類似品比較の分析評価の例としては、「クマザサ」の類似品として、上記のような10段階評価において、星製薬が評価ポイント5、大和生物が評価ポイント5となった。薬剤師の専門家は、その評価結果から「クマザサ」を製造しているメーカーである星製薬や大和生物は同等であるという提案ができる。
他の類似品比較の分析評価の例としては、「ロキソプロフェン」の類似品として、上記のような10段階評価において、日医工が評価ポイント10、沢井製薬が評価ポイント8となった。薬剤師の専門家は、その評価結果から「ロキソプロフェン」を製造しているメーカーである日医工を推奨メーカーとして提案することができる。
患者別電子カルテデータベー126と、患者別健康診断データベース127を活用し、食薬ルール群128に基づいてAI解析部129により解析を行い、専門家自動提案部130又は食薬自動提案部から、専門家の自動提案や食薬レシピの提案を行う。これらの食薬レシピの提案フローを図29に示す。基本的な提案フローは、図25と同様であるので、説明を省略することとし、相違点について説明する。
食薬レシピのオンラインカウンセリングの場合は(ステップ291)、患者に改善したい不調がある場合(ステップ292)、ステップ0からステップ10(図30を参照)選択し(ステップ293)、食薬レシピの提案を行う(ステップ294)。以降のステップは、図25と同様であるので、図25の説明を参照されたい。
食薬レシピのオンラインカウンセリングの具体例について図35に示す事前問診シートを用いて説明する。
専門家は、患者から図35に示した免疫力低下度チェックシートのチェック結果を入手しておく。
例えば、患者が気力がない、寝不足が続いている、風邪を引きやすく、長引きやすい、ちょっとした傷が化膿するにチェックされていたとする。
専門家は、患者の免疫力が低下していると、オンラインカウンセリングを行い、免疫力向上食品を提案する。
上述した実施形態では、専門家が1つの資格を保有している例について説明したが、1人の専門家が複数分野の専門家であり、複数の資格を有している場合は、複数のオンラインカウンセリングをまとめて総合的なオンラインカウンセリングを行うこともできる。
このように、本実施形態によれば、OTC医薬品の服薬カウンセリングに加え、食薬の考え方を導入し、生活習慣病や慢性疾患の改善効果が得られるオンラインカウンセリングシステムを提供することができる。
1 オンラインカウンセリングシステム
2 専門家プロフィール作成管理部
3 専門家紹介・選択表示部
4 患者登録部
5 予約受付管理部
6 食薬カウンセリングメニュー管理部
7 食薬カウンセリング処理部
8 食薬カウンセリング回答部
9 電子カルテ記録部
10 購入決済管理部
11 健康管理システム連携部
12 AI自動提案部
13 健康管理システム
21 オンラインカウンセリング連携部

第1の発明として、オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末と、管理者端末と、オンラインカウンセリングサーバとがネットワークを介して接続され、前記患者端末と、前記専門家端末とがリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのオンラインカウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおいて、前記管理者端末により予め食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)の情報を前記オンラインカウンセリングサーバにマスター登録をしておき、少なくとも薬剤師を含む専門家により前記専門家端末が前記患者端末とリアルタイム通信可能に接続され、前記専門家端末による食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)からなる食薬の食薬ルールに基づく食薬カウンセリングを行い、前記食薬カウンセリングは、患者の症状を分類し、食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)を前記症状毎にスコア評価を行い、
食薬カウンセリング結果をもとに患者端末に対して回答し、スコア評価に応じて前記カウンセリングサーバに登録された食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)を選択的に自動提案する(請求項1対応)。
前記構成に加え、前記スコア評価は、さらに予め作成された、下記に示す4つの食薬ポイントをルール化した食薬ルール群を食習慣に踏み込んでスコア評価する(請求項2対応)。
(a)体を動かすために十分栄養をとる、
(b)腸内の細菌が健やかに過ごせるように食事をとる、
(c)炎症を起こすような食事を控える、
(d)炎症を抑えるような食事をとる、
前記構成に加え、前記食薬ルール群は、摂取した方が良い食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)はプラスルール、摂取がNGな食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)はマイナスルールとし、スコア評価を付ける(請求項3対応)。
前記構成に加え、前記食薬カウンセリングは、さらに患者の健康診断データ又は患者のカウンセリング電子カルテ(履歴)を参照して行う(請求項4対応)。
前記構成に加え、前記自動提案は、前記食薬を患者の症状や体質に応じて選択する食薬レシピである(請求項5対応)。
前記構成に加え、前記食薬カウンセリングは、舌診アプリによる舌診画像又は予め患者から提供された舌診画像を事前問診データとして用いる(請求項6対応)。
第2の発明として、オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末と、管理者端末と、オンラインカウンセリングサーバとがネットワークを介して接続され、前記患者端末と、前記専門家端末とがリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのオンラインカウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおいて、前記管理者端末により予め食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)の情報を前記オンラインカウンセリングサーバにマスター登録する手段と、少なくとも薬剤師を含む専門家により前記専門家端末が前記患者端末とリアルタイム通信可能に接続する手段と、前記専門家端末による食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)からなる食薬の食薬ルールに基づく食薬カウンセリングを行う食薬カウンセリング手段と、前記食薬ルールに基づくAI解析手段と、前記AI解析手段により食薬カウンセリング結果を利用して、前記カウンセリングサーバに登録された食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)の中から患者の症状や体質に応じて食薬を選択した食薬レシピの自動提案を行う食薬レシピ自動提案手段とを、有する(請求項7対応)。
このオンラインカウンセリングサーバ51によるオンラインカウンセリングの処理の流れを図20に示す。例えば、図20に示すフィーバックループにより、図42に示すような1年間のオンラインカウンセリング履歴を蓄積しておき、患者の昨年以前の履歴(ログ)から、その月に起こりうる不調と対策を月初めに通知したり、同年代・同じ性別の昨年以降の履歴(ログ)から、その月に起こりうる不調と対策を月初めに通知するようにしても良い。データの蓄積期間は、1年間に限定されるものではなく、任意に設定することができる。例えば、数か月、半年間、1年間、3年間、5年間、10年間などである。
第1の発明として、オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末と、管理者端末と、オンラインカウンセリングサーバとがネットワークを介して接続され、前記患者端末と、患者へのオンラインカウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおいて、前記管理者端末により予め食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)の情報を前記オンラインカウンセリングサーバにマスター登録をしておき、前記オンラインカウンセリングサーバは、食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)からなる食薬が摂取した方が良い又はNGかでスコア評価を付ける食薬ルール群を記憶する手段を有し、少なくとも薬剤師を含む専門家により前記専門家端末が前記患者端末と通信可能に接続され、前記専門家端末による食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)からなる食薬の食薬ルールに基づく食薬カウンセリングを行い、前記食薬カウンセリングは、患者の症状を分類し、食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)を前記症状毎に前記患者端末から入力されたスコア評価を前記専門家端末に表示させて行い、前記オンラインカウンセリングサーバに患者別に食薬カウンセリング結果をスコア評価とともに、記録する患者別電子カルテデータベースに登録・蓄積しておき、前記患者別電子カルテデータベースに登録・蓄積されたスコア評価結果を含む前記食薬カウンセリング結果をもとに前記食薬ルール群に基づくAI解析を行い、AI解析された前記患者別電子カルテデータベースに登録・蓄積されたスコア評価結果を含む前記食薬カウンセリング結果を利用して、前記患者端末に対し前記カウンセリングサーバに登録された食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)を選択的に自動提案すると共に、蓄積した患者毎の電子カルテデータに基づいて定期的な専門家の自動提案を行う(請求項1対応)。
前記構成に加え、前記食薬ルール群は、摂取した方が良い食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)はプラスルール、摂取がNGな食材、サプリメント、OTC医薬品(漢方薬、西洋医薬の薬)はマイナスルールとし、スコア評価を付ける(請求項対応)。
前記構成に加え、前記食薬カウンセリングは、さらに患者の健康診断データを参照して行う(請求項対応)。
前記構成に加え、前記自動提案は、前記食薬を患者の症状や体質に応じて選択する食薬レシピである(請求項対応)。
前記構成に加え、前記食薬カウンセリングは、舌診アプリによる舌診画像又は予め患者から提供された舌診画像を事前問診データとして用いる(請求項対応)。
請求項1から請求項5のいずれか一記載のオンラインカウンセリング方法を用いたオンラインカウンセリングシステム(請求項対応)。
患者別電子カルテデータベー126と、患者別健康診断データベース127を活用し、食薬ルール群128に基づいてAI解析部129により解析を行い、専門家自動提案部130又は食薬自動提案部から、専門家の自動提案や食薬レシピの提案を行う。これらの食薬レシピの提案フローを図29に示す。基本的な提案フローは、図25と同様であるので、説明を省略することとし、相違点について説明する。

Claims (9)

  1. オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末とをリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのOTC医薬品の服薬カウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおいて、
    サプリメント等の食品カウンセリングを行う手段を有し、
    患者の健康診断データを取得し、取得した患者の健康診断データを参照して上記服薬カウンセリング及び食品カウンセリングを行うことを特徴とするオンラインカウンセリングシステム。
  2. 前記食品カウンセリングには、食材、レシピ、簡易検査キットなどを含むことを特徴とする請求項1記載のオンラインカウンセリングシステム。
  3. 前記患者の健康診断データの取得は、医院を含む健康診断検査機関、簡易検査キットの検査結果、外部の健康管理システム等を通して、又は患者から直接行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のオンラインカウンセリングシステム。
  4. 更に、健康管理システムとの連携を行うオンラインカウンセリング連携手段を有し、
    前記オンラインカウンセリング連携手段を介して患者の健康診断データを取得することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一に記載のオンラインカウンセリングシステム。
  5. 更に、食薬ルールに基づく食薬カウンセリングを行う食薬カウンセリング手段を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一に記載のオンラインカウンセリングシステム。
  6. 前記食薬カウンセリングには、OTC医薬品(漢方、西洋医学の薬)、サプリメント、食材、レシピ、簡易検査キットを含むことを特徴とする請求項5記載のオンラインカウンセリングシステム。
  7. 食薬ルールに基づくAI解析手段と、上記AI解析手段により食薬カウンセリング結果を利用して食薬レシピの自動提案を行う食薬レシピ自動提案手段を有することを特徴とする請求項5又は請求項6記載のオンラインカウンセリングシステム。
  8. 上記患者のカウンセリングカルテ(履歴)と上記AI解析手段の解析結果に基づいて定期的な専門家の自動提案及び食薬レシピの自動提案を行うことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一に記載のオンラインカウンセリングシステム。
  9. オンラインカウンセリングを受ける患者用の患者端末と、少なくとも薬剤師を含む専門家用の専門家端末とをリアルタイムに通信可能に接続され、患者へのOTC医薬品の服薬カウンセリングを行うオンラインカウンセリングシステムにおけるオンラインカウンセリング方法において、
    医院を含む健康診断検査機関、簡易検査キットの検査結果、外部の健康管理システム等を通して、又は患者から直接に患者の健康診断データを取得し、取得した患者の健康診断データを参照して上記服薬カウンセリング及びサプリメント等の食品カウンセリングを行うことを特徴とするオンラインカウンセリング方法。
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