JP2022091434A - 静翼セグメント - Google Patents

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Abstract

【課題】構造強度の向上と軽量化とを両立させることが可能な静翼セグメントを提供する。【解決手段】静翼セグメントは、軸線に対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列された複数の静翼と、複数の静翼の径方向外側の端部を支持し、周方向に延びる外側シュラウドと、を備え、外側シュラウドは、軸線方向、及び周方向に広がる外側シュラウド本体と、外側シュラウド本体から径方向外側に突出するとともに周方向に延びるシール部と、を有し、シール部は、周方向両側の端部を含む一対の端部領域と、一対の端部領域の間に位置する中央領域と、を有し、端部領域では板厚が相対的に小さく、中央領域には板厚が相対的に大きい第一厚肉部が少なくとも1つ形成されている。【選択図】図2

Description

本開示は、静翼セグメントに関する。
ガスタービンは、軸線に沿って延びるロータ本体、及び複数の動翼段を有するロータと、このロータを外周側から覆うケーシング本体、及び複数の静翼段を有するケーシングと、を主に備えている。それぞれの静翼段は、周方向に連結された複数の静翼セグメントによって構成されている。静翼セグメントは、複数の静翼と、これら静翼の径方向両側に設けられた外側シュラウド、及び内側シュラウドと、を有している。
ガスタービンの運転中には、外側シュラウドの内周側、及び内側シュラウドの外周側を高温高圧の燃焼ガスが流通する。この燃焼ガスの熱によって、外側シュラウドは、径方向内側に向かって凸となるように熱変形しようとする。同様に、内側シュラウドは、径方向外側に向かって凸となるように熱変形しようとする。しかしながら、これら外側シュラウド、及び内側シュラウドは複数の静翼によって拘束されているため、曲げ戻しの荷重が加わり、その結果として、熱応力が生じる。
ここで、特に航空機用エンジンに用いられるガスタービンでは、地上走行時から離陸、巡航といった局面ごとに回転数・出力が幅広く変化する。このような短期間のうちに上述の熱応力が繰り返し生じると低サイクル疲労による損傷が生じる可能性がある。そこで、下記特許文献1に示されるように、シュラウドに熱マスとしての補強部(外側リップ)を一体に形成して、構造強度を向上させる例が提案されている。
特許第4509287号公報
しかしながら、航空機用エンジンとしてガスタービンを用いる場合、燃料消費率を高めるために、構造強度の向上とともに、軽量化を図ることが特に必要となる。したがって、上記特許文献1のように大きな補強部をさらにシュラウドに追加形成することは、軽量化の観点から不利である。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、構造強度の向上と軽量化とを両立させることが可能な静翼セグメントを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る静翼セグメントは、軸線に対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列された複数の静翼と、前記複数の静翼の径方向外側の端部を支持し、周方向に延びる外側シュラウドと、を備え、前記外側シュラウドは、前記軸線方向、及び周方向に広がる外側シュラウド本体と、前記外側シュラウド本体から径方向外側に突出するとともに周方向に延びるシール部と、を有し、前記シール部は、周方向両側の端部を含む一対の端部領域と、前記一対の端部領域の間に位置する中央領域と、を有し、前記端部領域では板厚が相対的に小さく、前記中央領域には板厚が相対的に大きい第一厚肉部が少なくとも1つ形成されている。
本開示によれば、構造強度の向上と軽量化とを両立させることが可能な静翼セグメントを提供することができる。
本開示の実施形態に係る航空機用ガスタービンの構成を示す断面図である。 本開示の実施形態に係る静翼セグメントの構成を示す斜視図である。 図2のIII-III線における断面図である。 図2のIV-IV線における断面図である。 本開示の実施形態に係るシール部の拡大図である。 図2のVI-VI線における断面図である。 図2のVII-VII線における断面図である。 本開示の実施形態に係る内側シール部の拡大図である。 本開示の実施形態に係るシール部の変形例であって、軸線方向から見た図である。 本開示の実施形態の変形例であって、内側シール部の拡大図である。
(航空機用ガスタービンの構成)
以下、本開示の実施形態に係る航空機用ガスタービン100(ガスタービン)について、図1から図8を参照して説明する。図1に示すように、この航空機用ガスタービン100は、主に、圧縮機1と、燃焼室2と、タービン3と、を備えている。
圧縮機1は、吸気ダクト10から取り込まれた空気を圧縮することで高圧空気を生成する。この圧縮機1は、圧縮機ロータ軸11と、圧縮機ケーシング12と、圧縮機動翼段13と、圧縮機静翼段15と、を備えている。圧縮機ケーシング12は、圧縮機ロータ軸11を外周側から覆っており、軸線Amの延びる方向(以下、軸線方向Daと称する)に延びている。
圧縮機動翼段13は、圧縮機ロータ軸11に複数設けられている。これら圧縮機動翼段13は、軸線方向Daに間隔をあけて配列されている。複数の圧縮機動翼段13は、それぞれ複数の圧縮機動翼14を備えている。各圧縮機動翼段13の圧縮機動翼14は、圧縮機ロータ軸11の外周面上で軸線Amを中心とした方向(以下、周方向Dcと称する)に配列されている。
圧縮機静翼段15は、圧縮機ケーシング12に複数設けられている。これら圧縮機静翼段15は、軸線方向Daに間隔をあけて配列されている。圧縮機静翼段15は、軸線方向Daで上記圧縮機動翼段13と交互に配置されている。複数の圧縮機静翼段15は、それぞれ複数の圧縮機静翼16を備えている。各圧縮機静翼段15の圧縮機静翼16は、圧縮機ケーシング12の内周面上で周方向Dcに配列されている。
燃焼室2は、圧縮機1で生成された高圧空気に燃料Fを混合して燃焼させることで、燃焼ガスGを生成する。燃焼室2は、圧縮機ケーシング12とタービン3のタービンケーシング22との間に設けられている。この燃焼室2によって生成された燃焼ガスGは、タービン3に供給される。
タービン3は、燃焼室2で生成された高温高圧の燃焼ガスGによって駆動する。より具体的には、タービン3は、高温高圧の燃焼ガスGを膨張させて、燃焼ガスGの熱エネルギーを、回転エネルギーに変換する。このタービン3は、タービンロータ軸(ロータ軸)21と、タービン動翼段23と、タービンケーシング22と、タービン静翼段25と、を備えている。
タービンロータ軸21は、軸線方向Daに延びている。このタービンロータ軸21と、上述した圧縮機ロータ軸11とは、軸線方向Daに並んで相対移動不能にされている。これらタービンロータ軸21と圧縮機ロータ軸11とによって、ガスタービンロータ91が構成されている。このガスタービンロータ91は、ガスタービンケーシング92の内部で軸線Am回りに一体に回転可能とされている。
タービン動翼段23は、タービンロータ軸21の外周面に、軸線方向Daに間隔をあけて複数設けられている。これら複数のタービン動翼段23は、それぞれ複数のタービン動翼(動翼)24(詳細は後述する)を有している。一つのタービン動翼段23が備える複数のタービン動翼24は、周方向Dcに等ピッチで並んで配置されている。
タービンケーシング22は、タービンロータ軸21を外周側から覆っている。タービンケーシング22と、上述した圧縮機ケーシング12とは、軸線Amに沿って一体に接続されている。これら圧縮機ケーシング12とタービンケーシング22とによってガスタービンケーシング92が構成されている。
タービン静翼段25は、タービンケーシング22の内周面に、軸線方向Daに間隔をあけて複数設けられている。これら複数のタービン静翼段25は、軸線方向Daで上記タービン動翼段23と交互に配置されている。これらタービン静翼段25は、それぞれ複数のタービン静翼(静翼)26を備えている。各タービン静翼段25に設けられたタービン静翼26は、タービンケーシング22の内周面上で周方向Dcに等ピッチで並んで配列されている。
上述した構成の航空機用ガスタービン100を運転するに当たっては、まず外部の駆動源によって圧縮機ロータ軸11(ガスタービンロータ91)を回転駆動する。圧縮機ロータ軸11の回転に伴って外部の空気が順次圧縮され、高圧空気が生成される。この高圧空気は、圧縮機ケーシング12を通じて燃焼室2内に供給される。燃焼室2内では、この高圧空気に燃料が混合されたのち燃焼され、高温高圧の燃焼ガスが生成される。燃焼ガスGは、タービンケーシング22を通じてタービン3内に供給される。なお、以下では、軸線方向Daの両側のうち、燃焼ガスGの流れてくる側を単に「上流側」と呼び、その反対側を単に「下流側」と呼ぶことがある。
タービン3内では、タービン動翼段23、及びタービン静翼段25に燃焼ガスGが順次衝突することで、タービンロータ軸21(ガスタービンロータ91)に対して回転駆動力が与えられる。この回転エネルギーは、主に、圧縮機1の駆動に利用される。タービン3を駆動した燃焼ガスGは、排気ノズル4により流速が増加されて推力を生む噴流となり、噴射口27から外部に排出される。なお、この実施形態においては、航空機用ガスタービンとして1軸のターボジェットエンジンを一例にして説明した。しかし、1軸のターボジェットエンジンに限られず、航空機用ガスタービンであれば如何なる形態であっても良い。特に、多軸のターボファンエンジンの低圧タービンに好適である。
(タービン静翼、静翼セグメントの構成)
続いて、図2から図8を参照して、タービン静翼段25、及びタービン静翼段25を構成する静翼セグメント25Sの構成について説明する。タービン静翼段25は、それぞれ複数(一例として4つ)のタービン静翼26を有する複数の静翼セグメント25Sを環状に組み合わせることによって形成されている。つまり、図2に示すように、1つの静翼セグメント25Sは、径方向内側から外側に向かうに従って周方向Dcの寸法が次第に拡大するように形成されている。
静翼セグメント25Sは、外側シュラウド31と、複数(一例として4つ)のタービン静翼26と、内側シュラウド33と、を有している。外側シュラウド31は、複数のタービン静翼26の径方向外側の端部に固定されている。内側シュラウド33は、タービン静翼26の径方向内側の端部に固定されている。外側シュラウド31、内側シュラウド33はともに、軸線方向Daから見て周方向Dcに広がる円弧状をなしている。
(外側シュラウドの構成)
図2から図4に示すように、外側シュラウド31は、外側シュラウド本体31Aと、フック部31Bと、シール部31Cと、第一厚肉部4Aと、を有している。外側シュラウド本体31Aは、軸線方向Da、及び周方向Dcに広がる板状をなしている。
フック部31Bは、タービンケーシング22に対して静翼セグメント25Sを固定するための構造物である。フック部31Bは、外側シュラウド本体31Aの外周面から径方向外側に向かって突出している。具体的にはフック部31Bは、外側シュラウド本体31Aから径方向外側に向かうに従って軸線方向Daの上流側に向かって延びている。フック部31Bの内周面は外側シュラウド本体31Aの外周面に対向している。
シール部31Cは、外側シュラウド31の外周側を流れようとする燃焼ガスの流れ(漏れ流れ)をシールするために設けられている。シール部31Cは、外側シュラウド本体31Aの外周面から径方向外側に向かって突出するとともに、周方向Dcに広がる板状をなしている。また、シール部31Cは、上記のフック部31Bから下流側に間隔をあけて設けられている。一例として、シール部31Cの径方向の寸法(突出高さ)は、フック部31Bの突出高さよりも大きい。シール部31Cの外周側の端面は、シール部端面Caとされている。
シール部31Cは、周方向Dcの両端部を含む一対の端部領域P1と、これら端部領域P1によって周方向両側から囲まれている中央領域P2とによって構成されている。シール部31Cの周方向Dcにおける長さを100%とした場合、中央領域P2は、40%~80%を占めることが望ましい。端部領域P1におけるシール部31Cの板厚を基準とした場合、中央領域P2には、端部領域P1よりも板厚が大きい第一厚肉部4Aが少なくとも1つ形成されている。一例として、第一厚肉部4Aにおける最も板厚が大きい部分は、端部領域P1の板厚の2.0倍から5.0倍の板厚を有している。本実施形態では、この第一厚肉部4Aが中央領域P2における周方向Dcの中央位置に1つのみ形成されている。
図3に示すように、第一厚肉部4Aは、シール部31Cの両面のうち、軸線方向Daの上流側を向く面(シール主面Cm)に設けられている。第一厚肉部4Aは、シール主面Cmから上流側に向かって突出している。また、周方向Dcから見て、第一厚肉部4Aは径方向外側に向かうに従って軸線方向Daの寸法が次第に大きくなる三角形の断面形状を有している。なお、第一厚肉部4Aの軸線方向Daの寸法は径方向外側に向かうに従って連続的に増加していてもよいし、段階的に増加していてもよい。第一厚肉部4Aの径方向外側の端面(厚肉部端面4a)は、シール部端面Caと面一とされている。また、図4に示すように、第一厚肉部4Aが形成されていない端部領域P1では、シール部31Cの板厚(軸線方向Daの寸法)は、径方向の全域にわたって一定である。
さらに図5に示すように、第一厚肉部4Aは、軸線方向Daから見て、径方向外側に向かうに従って周方向Dcの寸法が次第に大きくなっている。言い換えれば、第一厚肉部4Aでは、周方向端部から周方向Dcの中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている。なお、第一厚肉部4Aの周方向Dcの寸法は、径方向外側に向かうに従って連続的に増加していてもよいし、段階的に増加していてもよい。第一厚肉部4Aの径方向内側の端縁は底辺部Lbとされている。第一厚肉部4Aの周方向両側の端縁はそれぞれ周方向端縁Laとされている。一対の周方向端縁Laは、径方向外側に向かうに従って周方向Dcに互いに離間する方向に延びている。なお、これら端縁のうち、底辺部Lbを設けず、一対の周方向端縁Laのみによって第一厚肉部4Aを形成することも可能である。この場合、軸線方向Daから見て第一厚肉部4Aは三角形状をなす。
(内側シュラウドの構成)
続いて、図2、及び図6から図8を参照して、内側シュラウド33の構成について説明する。図2又は図6に示すように、内側シュラウド33は、内側シュラウド本体33Aと、内側シール部33Bと、第二厚肉部4Bと、を有している。
内側シュラウド本体33Aは、軸線方向Da、及び周方向Dcに広がる板状をなしている。内側シュラウド本体33Aの外周面には複数のタービン静翼26の径方向内側の端部が固定されている。
図6に示すように、内側シール部33Bの両面のうち、軸線方向Daの上流側を向く面(内側シール部主面Bm)には、第二厚肉部4Bが設けられている。第二厚肉部4Bは、内側シール部主面Bmの周方向Dcにおける中央に設けられている。第二厚肉部4Bは、内側シール部主面Bmから上流側に向かって突出している。また、周方向から見て、第二厚肉部4Bは径方向内側に向かうに従って軸線方向Daの寸法が次第に大きくなる三角形の断面形状を有している。なお、第二厚肉部4Bの軸線方向Daの寸法は径方向内側に向かうに従って連続的に増加していてもよいし、段階的に増加していてもよい。第二厚肉部4Bの径方向内側の端面(厚肉部端面4b)は、係合凹部H,H2の内周面と面一とされている。また、図7に示すように、第二厚肉部4Aが形成されていない領域では、内側シール部33Bの板厚(軸線方向Daの寸法)は、径方向の全域にわたって一定である。
さらに図8に示すように、第二厚肉部4Bは、軸線方向Daから見て、径方向内側に向かうに従って周方向Dcの寸法が次第に大きくなっている。言い換えれば、第二厚肉部4Bでは、周方向端部から周方向Dcの中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている。なお、第二厚肉部4Bの周方向の寸法は中央に向かうに従って連続的に増加していてもよいし、段階的に増加していてもよい。第二厚肉部4Bの径方向外側の端縁は底辺部Ldとされている。第二厚肉部4Bの周方向両側の端縁はそれぞれ周方向端縁Lcとされている。一対の周方向端縁Lcは、径方向内側に向かうに従って周方向Dcに互いに離間する方向に延びている。なお、これら端縁のうち、底辺部Ldを設けず、一対の周方向端縁Lcのみによって第二厚肉部4Bを形成することも可能である。この場合、軸線方向Daから見て第二厚肉部4Bは三角形状をなす。
(作用効果)
ここで、ガスタービンの運転中には、外側シュラウド31の内周側、及び内側シュラウド33の外周側を高温高圧の燃焼ガスが流通する。この燃焼ガスの熱によって、外側シュラウド31は、径方向内側に向かって凸となるように熱変形しようとする。同様に、内側シュラウド33は、径方向外側に向かって凸となるように熱変形しようとする。しかしながら、これら外側シュラウド31、及び内側シュラウド33は複数のタービン静翼26によって拘束されているため、曲げ戻しの荷重が加わり、その結果として、熱応力が生じる。特に、外側シュラウド31のシール部31Cには大きな応力が生じる。
しかしながら、上記構成によれば、シール部31Cに端部領域P1と中央領域P2とが形成され、中央領域P2には、板厚の大きい第一厚肉部4Aが少なくとも1つ形成されている。これにより、シール部31Cの構造強度が向上し、上述の熱応力に対して十分に抗することができる。また、シール部31Cの一部の肉厚を大きくすることのみによって構造強度を増すため、静翼セグメント25Sとしての大幅な重量増加を回避することもできる。
さらに、上記構成によれば、第一厚肉部4Aは、径方向外側に向かうに従って軸線方向Daの寸法(つまり、板厚)が次第に大きくなっている。このように、シール部31Cのうち、最も大きな応力が加わる径方向外側の領域で板厚が大きくなっていることから、当該応力に対して十分に抗することができる。
また、上記構成によれば、第一厚肉部4Aでは、周方向端部から中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている。言い換えると、第一厚肉部4A、及びその周囲には垂直な段差等が形成されていない。これにより、例えばこのような段差や角部が形成されていた場合に生じる応力集中を回避することができる。
ここで、ガスタービンの運転中には、内側シュラウド33の外周側を高温高圧の燃焼ガスが流通する。この燃焼ガスの熱によって、内側シュラウド33は、径方向外側に向かって凸となるように熱変形しようとする。しかしながら、内側シュラウド33は複数の静翼(タービン静翼)によって拘束されているため、曲げ戻しの荷重が加わり、その結果として、熱応力が生じる。
しかしながら、上記構成によれば、内側シール部33Bに、板厚の大きい第二厚肉部4Bが形成されている。これにより、内側シール部33Bの構造強度が向上し、上述の圧縮応力に対して十分に抗することができる。
さらに、上記構成によれば、第二厚肉部4Bは、径方向内側に向かうに従って軸線方向Daの寸法(つまり、板厚)が次第に大きくなっている。このように、内側シール部のうち、最も大きな応力が加わる径方向内側の領域で板厚が大きくなっていることから、当該応力に対して十分に抗することができる。
また、上記構成によれば、第二厚肉部4Bでは、周方向端部から中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている。言い換えると、第二厚肉部4B、及びその周囲には垂直な段差等が形成されていない。これにより、例えば段差や角部が形成されていた場合に生じる応力集中を回避することができる。
(その他の実施形態)
以上、本開示の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記実施形態では、シール部31Cの中央領域P2に1つのみの第一厚肉部4Aが設けられている例について説明した。しかしながら、第一厚肉部4Aの数は1つに限定されず、図9に示すように周方向Dcに間隔をあけて2つの第一厚肉部4Aが形成されていてもよい。また、3つ以上の第一厚肉部4Aを形成することも可能である。
このような構成によれば、中央領域P2に複数の第一厚肉部4Aが設けられていることから、シール部31C(外側シュラウド31)の構造強度をさらに高めることができる。また、ガスタービンの運転中には、タービン内で燃焼ガスが周方向Dcに分散した温度分布を形成することがある。この場合、特に温度が高い領域では上述の熱応力も高まる虞がある。一方で、上記構成によれば、このような周方向Dcの温度分布に合わせて予め第一厚肉部4Aを形成しておくことで、高温部における高い応力に対して十分に抗することが可能となる。さらに、図10に示すように周方向にDcに間隔をあけて2つの第二厚肉部4Bが形成されていてもよい。また、3つ以上の第二厚肉部4Bを形成することも可能である。このような構成によれば、内側シュラウド33の先端部(つまり、内側シール部33B)に生じる応力に対してさらに十分に抗することができる。
<付記>
各実施形態に記載の静翼セグメント25Sは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る静翼セグメント25Sは、軸線Amに対する径方向に延びるとともに周方向Dcに間隔をあけて配列された複数の静翼(タービン静翼26)と、前記複数の静翼26の径方向外側の端部を支持し、周方向Dcに延びる外側シュラウド31と、を備え、前記外側シュラウド31は、前記軸線方向Da、及び周方向Dcに広がる外側シュラウド本体31Aと、前記外側シュラウド本体31Aから径方向外側に突出するとともに周方向Dcに延びるシール部31Cと、を有し、前記シール部31Cは、周方向両側の端部を含む一対の端部領域P1と、前記一対の端部領域P1の間に位置する中央領域P2と、を有し、前記端部領域P1では板厚が相対的に小さく、前記中央領域P2には板厚が相対的に大きい第一厚肉部4Aが少なくとも1つ形成されている。
ここで、ガスタービンの運転中には、外側シュラウド31の内周側、及び内側シュラウド33の外周側を高温高圧の燃焼ガスが流通する。この燃焼ガスの熱によって、外側シュラウド31は、径方向内側に向かって凸となるように熱変形しようとする。しかしながら、外側シュラウド31は複数の静翼(タービン静翼26)によって拘束されているため、曲げ戻しの荷重が加わり、その結果として、外側シュラウド31には熱応力が生じる。特に、外側シュラウド31のシール部31Cには大きな応力が生じる。上記構成によれば、シール部31Cに端部領域P1と中央領域P2とが形成され、中央領域P2には、板厚の大きい第一厚肉部4Aが少なくとも1つ形成されている。これにより、シール部31Cの構造強度が向上し、上述の圧縮応力に対して十分に抗することができる。また、シール部31Cの一部の肉厚を大きくすることのみによって構造強度を増すため、静翼セグメント25Sとしての大幅な重量増加を回避することもできる。
(2)第2の態様に係る静翼セグメント25Sでは、前記第一厚肉部4Aは、径方向外側に向かうに従って前記軸線方向Daの寸法が次第に大きくなっている。
上記構成によれば、第一厚肉部4Aは、径方向外側に向かうに従って軸線方向Daの寸法(つまり、板厚)が次第に大きくなっている。このように、シール部31Cのうち、最も大きな応力が加わる径方向外側の領域で板厚が大きくなっていることから、当該応力に対して十分に抗することができる。
(3)第3の態様に係る静翼セグメント25Sでは、前記第一厚肉部4Aでは、該第一厚肉部4Aの周方向端部から周方向Dcの中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている。
上記構成によれば、第一厚肉部4Aでは、周方向端部から中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている。言い換えると、第一厚肉部4A、及びその周囲には垂直な段差等が形成されていない。これにより、例えばこのような段差や角部が形成されていた場合に生じる応力集中を回避することができる。
(4)第4の態様に係る静翼セグメント25Sは、前記複数の静翼(タービン静翼26)の径方向内側の端部を支持し、周方向Dcに延びる内側シュラウド33をさらに備え、前記内側シュラウド33は、前記軸線方向Da、及び周方向に広がる内側シュラウド本体33Aと、前記内側シュラウド本体33Aから径方向内側に突出するとともに周方向Dcに延びる内側シール部33Bと、を有し、前記内側シール部33Bの周方向Dcの中央には、板厚が周方向両端部の板厚よりも大きい第二厚肉部4Bが形成されている。
ここで、ガスタービンの運転中には、内側シュラウド33の外周側を高温高圧の燃焼ガスが流通する。この燃焼ガスの熱によって、内側シュラウド33の先端側(つまり、内側シール部33B)には大きな応力が生じる。上記構成によれば、内側シール部33Bに、板厚の大きい第二厚肉部4Bが形成されている。これにより、内側シール部33Bの構造強度が向上し、上述の圧縮応力に対して十分に抗することができる。また、内側シール部33Bの一部の肉厚を大きくすることのみによって構造強度を増すため、静翼セグメント25Sとしての大幅な重量増加を回避することもできる。
(5)第5の態様に係る静翼セグメント25Sは、軸線Amに対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列された複数の静翼(タービン静翼26)と、前記複数の静翼の径方向外側の端部を支持し、周方向に延びる外側シュラウド31と、前記複数の静翼の径方向内側の端部を支持し、周方向に延びる内側シュラウド33と、を備え、前記内側シュラウド33は、前記軸線Am方向、及び周方向に広がる内側シュラウド本体33Aと、前記内側シュラウド本体33Aから径方向内側に突出するとともに周方向に延びる内側シール部33Bと、を有し、前記内側シール部33Bの周方向の中央には、板厚が周方向両端部の板厚よりも大きい第二厚肉部4Bが形成されている。
ここで、ガスタービンの運転中には、内側シュラウド33の外周側を高温高圧の燃焼ガスが流通する。この燃焼ガスの熱によって、内側シュラウド33の先端側(つまり、内側シール部33B)には大きな応力が生じる。上記構成によれば、内側シール部33Bに、板厚の大きい第二厚肉部4Bが形成されている。これにより、内側シール部33Bの構造強度が向上し、上述の圧縮応力に対して十分に抗することができる。また、内側シール部33Bの一部の肉厚を大きくすることのみによって構造強度を増すため、静翼セグメント25Sとしての大幅な重量増加を回避することもできる。
(6)第6の態様に係る静翼セグメント25Sでは、前記第二厚肉部4Bは、径方向内側に向かうに従って前記軸線方向Daの寸法が次第に大きくなっている。
上記構成によれば、第二厚肉部4Bは、径方向内側に向かうに従って軸線方向Daの寸法(つまり、板厚)が次第に大きくなっている。このように、内側シール部のうち、最も大きな応力が加わる径方向内側の領域で板厚が大きくなっていることから、当該応力に対して十分に抗することができる。
(7)第7の態様に係る静翼セグメント25Sにおいて、前記第二厚肉部4Bでは、該第二厚肉部4Bの周方向端部から周方向Dcの中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている。
上記構成によれば、第二厚肉部4Bでは、周方向端部から中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている。言い換えると、第二厚肉部4B、及びその周囲には垂直な段差等が形成されていない。これにより、例えば段差や角部が形成されていた場合に生じる応力集中を回避することができる。
(8)第8の態様に係る静翼セグメント25Sでは、前記内側シール部33Bには、周方向に間隔をあけて配列された複数の前記第二厚肉部4Bが設けられている。
上記構成によれば、内側シュラウド33の先端部(つまり、内側シール部33B)に生じる応力に対してさらに十分に抗することができる。
(9)第9の態様に係る静翼セグメント25Sでは、前記中央領域P2には、周方向Dcに間隔をあけて配列された複数の前記第一厚肉部4Aが設けられている。
上記構成によれば、中央領域P2に複数の第一厚肉部4Aが設けられていることから、シール部31C(外側シュラウド31)の構造強度をさらに高めることができる。また、ガスタービンの運転中には、タービン内で燃焼ガスが周方向Dcに分散した温度分布を形成することがある。この場合、特に温度が高い領域では上述の圧縮応力も高まる虞がある。一方で、上記構成によれば、このような周方向Dcの温度分布に合わせて予め第一厚肉部4Aを形成しておくことで、高温部における高い応力に対して十分に抗することが可能となる。
1 圧縮機
2 燃焼室
3 タービン
4 排気ノズル
4A 第一厚肉部
4B 第二厚肉部
10 吸気ダクト
11 圧縮機ロータ軸
12 圧縮機ケーシング
13 圧縮機動翼段
14 圧縮機動翼
15 圧縮機静翼段
16 圧縮機静翼
21 タービンロータ軸
22 タービンケーシング
23 タービン動翼段
24 タービン動翼
25 タービン静翼段
25S 静翼セグメント
26 タービン静翼
27 噴射口
31 外側シュラウド
31A 外側シュラウド本体
31B フック部
31C シール部
33 内側シュラウド
33A 内側シュラウド本体
33B 内側シール部
91 ガスタービンロータ
92 ガスタービンケーシング
100 航空機用ガスタービン
Bm 内側シール部主面
Ca シール部端面
Cm シール主面
H1,H2 係合凹部
La,Lc 周方向端縁
Lb,Ld 底辺部
P1 端部領域
P2 中央領域

Claims (9)

  1. 軸線に対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列された複数の静翼と、
    前記複数の静翼の径方向外側の端部を支持し、周方向に延びる外側シュラウドと、
    を備え、
    前記外側シュラウドは、
    前記軸線方向、及び周方向に広がる外側シュラウド本体と、
    前記外側シュラウド本体から径方向外側に突出するとともに周方向に延びるシール部と、
    を有し、
    前記シール部は、周方向両側の端部を含む一対の端部領域と、前記一対の端部領域の間に位置する中央領域と、を有し、
    前記端部領域では板厚が相対的に小さく、前記中央領域には板厚が相対的に大きい第一厚肉部が少なくとも1つ形成されている静翼セグメント。
  2. 前記第一厚肉部は、径方向外側に向かうに従って前記軸線方向の寸法が次第に大きくなっている請求項1に記載の静翼セグメント。
  3. 前記第一厚肉部では、該第一厚肉部の周方向端部から周方向の中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている請求項1又は2に記載の静翼セグメント。
  4. 前記複数の静翼の径方向内側の端部を支持し、周方向に延びる内側シュラウドと、
    を備え、
    前記内側シュラウドは、
    前記軸線方向、及び周方向に広がる内側シュラウド本体と、
    前記内側シュラウド本体から径方向内側に突出するとともに周方向に延びる内側シール部と、
    を有し、
    前記内側シール部の周方向の中央には、板厚が周方向両端部の板厚よりも大きい第二厚肉部が形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の静翼セグメント。
  5. 軸線に対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列された複数の静翼と、
    前記複数の静翼の径方向外側の端部を支持し、周方向に延びる外側シュラウドと、
    前記複数の静翼の径方向内側の端部を支持し、周方向に延びる内側シュラウドと、
    を備え、
    前記内側シュラウドは、
    前記軸線方向、及び周方向に広がる内側シュラウド本体と、
    前記内側シュラウド本体から径方向内側に突出するとともに周方向に延びる内側シール部と、
    を有し、
    前記内側シール部の周方向の中央には、板厚が周方向両端部の板厚よりも大きい第二厚肉部が形成されている静翼セグメント。
  6. 前記第二厚肉部は、径方向内側に向かうに従って前記軸線方向の寸法が次第に大きくなっている請求項5に記載の静翼セグメント。
  7. 前記第二厚肉部では、該第二厚肉部の周方向端部から周方向の中央に向かうに従って板厚が次第に大きくなっている請求項5又は6に記載の静翼セグメント。
  8. 前記内側シール部には、周方向に間隔をあけて配列された複数の前記第二厚肉部が設けられている請求項5から7のいずれか一項に記載の静翼セグメント。
  9. 前記中央領域には、周方向に間隔をあけて配列された複数の前記第一厚肉部が設けられている請求項1から8のいずれか一項に記載の静翼セグメント。
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