JP2022090812A - 活動管理システムとその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】業務活動を可視化して定量的な実行管理を行い、生産性を向上させる活動管理システム及び方法を提供する。【解決手段】コンピュータは、管理者により必要とされる業務タスクを抽出し、これら業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、採算の可否判別部は、設定された業務タスクをモデル化し、モデル化された業務タスクについて採算の可否を判別する。活動計画立案部は、採算可の業務タスクについて、以前の実績と算出モデルとに基づいて予算値を導き、業務タスクの予算を計画する。予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、活動折衝成果情報記録部は、人員の行った稼働情報を記録する。業務タスク分析部は、計画された業務タスクの予算と、記録された人員の稼働情報に基づいて、業務タスクの分析を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、事業の業務活動を可視化して定量的な実行管理を行う活動管理システムとその方法に関するものである。
一般に、業務を解析して生産効率を分析する活動管理システムとして、VQCD情報(品質Quality、コストCost、納期Deliveryに量的要素Volume(売上、受注量、開発量)の成果や目標を加えたもの)をリアルタイムで収集し、収集データを階層軸、時間軸で集約し、データベース中の計量データ・記録データから事象の追跡ができるようにし、全て同一形式の階層集約型プロセス情報でPDCAサイクル(計画(Plan)-実行(Do)-評価(Check)-改善(Act)という4段階の活動を繰り返し行なうことで、継続的にプロセスを改善・最適化していく手法)の階層を作るようにしたプロジェクト管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、営業を支援するシステムとして、PCから各商談の成約の可否を含む属性の異なる複数の営業情報を入力して商談管理データベースに登録した後、PCから業情報を利用する分析条件を入力し、入力される分析条件に基づいて、営業業務管理サーバが、商談管理データベースに登録されている営業情報を製品、顧客、地域別あるいはこれらの組み合わせに応じて営業成果(既納商品の商談の成否)を集計して営業活動を評価する営業分析結果情報を生成し、生成される前記営業分析結果情報をPCに送信して表示するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2016-62342号公報 特開2006-277470号公報
しかしながら、上記従来のプロジェクト管理システムでは、事業の業務タスクに対するコストの見極めが十分でないという問題がある。また、上記従来の営業支援システムでは、営業活動に伴う既納製品の動きに着目して受注商談及び失注商談全体の傾向を分析して営業員の適正配置を含む各組織レベル(全社、支店、セクション、セールス)で営業戦略を立案することはできるものの、人員と業務とを紐付けしてコストパフォーマンスを見える化し難いという問題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、簡素な構成で、業務活動を可視化して定量的な実行管理を行い、生産性とコストパフォーマンスを向上させ、事業活動の可視化と定量化と分析および計画をワンストップで管理することができる活動管理システムとその方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る活動管理システムは、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムであって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、必要とされる業務タスクに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する採算の可否判別部と、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する活動計画立案部と、計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される活動折衝成果情報記録部と、活動計画立案部で計画された業務タスクの予算と、活動折衝成果情報記録部に記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う業務タスク分析部とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る活動管理システムでは、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムであって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、必要とされる業務タスクに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する採算の可否判別部と、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する活動計画立案部と、計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される活動折衝成果情報記録部と、活動計画立案部で計画された業務タスクの予算と、活動折衝成果情報記録部に記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う業務タスク分析部とを備えたことにより、管理者により必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、採算の可否判別部で、必要と区分された業務タスクに対し、モデル化を行って業務タスクに関する段階についてコストを算出して採算の可否が判別される。活動計画立案部で、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとにより予算が計画される。活動折衝成果情報記録部で、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される。そして、業務タスク分析部により、活動計画立案部で計画された予算と活動折衝成果情報記録部に記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析が行われる。このため、分析の精度を向上させ、きめ細かい分析を行うことができ、業務活動を可視化して定量的な実行管理を行い、生産性とコストパフォーマンスを向上させることができる。
また、本発明の請求項2に係る活動管理システムは、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムであって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と区分けされた業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じて予算を算出し、予算化する予算化部と、必要と区分けされた業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じてモデルを算出し、モデル化するモデル化部と、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出するコスト算出部と、コスト算出部で算出された段階にかかるコストについて、管理者により採算が取れるか否かが判別され、管理者により採算が取れると判別された段階について、モデルを設定して計画値として適用する計画値適用部と、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する予算計画部と、このモデルに基づいて事業を行う人員の作業ログと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録とを関連付けしてデータベースに入力して稼働情報を記録する活動情報入力部と、このモデルに基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベースに入力して成果情報を記録する活動成果関連情報入力部と、予算計画部で計画された業務タスクの予算と、活動情報入力部に記録された人員の稼働情報と活動成果関連情報入力部に記録された成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う業務タスク分析部とを備え、事業を構成する業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析することを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る活動管理システムでは、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムであって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と区分けされた業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じて予算を算出し、予算化する予算化部と、必要と区分けされた業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じてモデルを算出し、モデル化するモデル化部と、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出するコスト算出部と、コスト算出部で算出された段階にかかるコストについて、管理者により採算が取れるか否かが判別され、管理者により採算が取れると判別された段階について、モデルを設定して計画値として適用する計画値適用部と、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する予算計画部と、このモデルに基づいて事業を行う人員の作業ログと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録とを関連付けしてデータベースに入力して稼働情報を記録する活動情報入力部と、このモデルに基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベースに入力して成果情報を記録する活動成果関連情報入力部と、予算計画部で計画された業務タスクの予算と、活動情報入力部に記録された人員の稼働情報と活動成果関連情報入力部に記録された成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う業務タスク分析部とを備え、事業を構成する業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析するようにしたことにより、管理者により必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、予算化部とモデル化部とコスト算出部とにより、必要と区分された業務タスクに対し、モデル化を行って業務タスクに関する段階についてコストを算出して採算の可否が判別される。計画値適用部と予算計画部とにより、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとにより予算が計画される。活動情報入力部と活動成果関連情報入力部とで、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される。そして、業務タスク分析部により、計画された予算と記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析が行われる。このため、分析の精度をより向上させ、よりきめ細かい分析を行うことができる。
また、本発明に係る活動管理システムは、業務タスク分析部が、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、要・不要の業務タスクの割合を算出する要・不要業務タスク割合算出部と、活動情報入力部に入力された情報に基づいて、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の稼働時間を導く稼働時間分析部と、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクの進捗率を導く業務タスク進捗率分析部と、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクの完了数を導く業務タスク完了数分析部と、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクについて効率的に成果が上がりやすいか否かを判別し、効率的に成果が上がりやすい業務タスクの案件情報を導く業務タスク案件情報分析部と、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクについて、生産効率を分析する業務タスク生産効率分析部とのうち少なくともいずれか1を備え、分析時、要・不要業務タスク割合算出部と稼働時間分析部と業務タスク進捗率分析部と業務タスク完了数分析部と業務タスク案件情報分析部と業務タスク生産効率分析部とのうち少なくともいずれか1に基づいて分析を行うようにすることが好ましい。係る構成とすることにより、多角的で多様な分析を行うことができる。
本発明の請求項4に係る活動管理方法は、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理方法であって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される第1のステップと、必要とされる業務タスクに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する第2のステップと、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する第3のステップと、計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される第4のステップと、第3のステップで計画された業務タスクの予算と、第4のステップで記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う第5のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る活動管理方法では、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理方法であって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される第1のステップと、必要とされる業務タスクに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する第2のステップと、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する第3のステップと、計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される第4のステップと、第3のステップで計画された業務タスクの予算と、第4のステップで記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う第5のステップとを有するようにしたことにより、第1のステップで、管理者により必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、第2のステップで、必要と区分された業務タスクに対し、モデル化を行って業務タスクに関する段階についてコストを算出して採算の可否が判別される。第3のステップで、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとにより予算が計画される。第4のステップで、計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される。そして、第5のステップでは、第3のステップで計画された業務タスクの予算と、第4のステップで記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析が行われる。このため、分析の精度を向上させ、きめ細かい分析を行うことができ、業務活動を可視化して定量的な実行管理を行い、生産性とコストパフォーマンスを向上させることができる。
また、本発明の請求項5に係る活動管理方法は、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理方法であって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される第1のステップと、予算化部により第1のステップで設定された時間と件数とに応じて予算を算出し、予算化する第2のステップと、モデル化部により第1のステップで必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じてモデルを算出し、モデル化する第3のステップと、コスト算出部により第3のステップでモデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出する第4のステップと、計画値適用部により第4のステップで算出された段階にかかるコストについて、管理者により採算が取れるか否かが判別され、管理者により採算が取れると判別された段階について、モデルを設定して計画値として適用する第5のステップと、予算計画部により以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する第6のステップと、活動情報入力部により第5のステップで適用されたモデルに基づいて事業を行う人員の作業ログと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録とを関連付けしてデータベースに入力して稼働情報を記録する第7のステップと、活動成果関連情報入力部により第5のステップで適用されたモデルに基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベースに入力して成果情報を記録する第8のステップと、業務タスク分析部により、予算計画部で計画された業務タスクの予算と、活動情報入力部に記録された人員の稼働情報と、活動成果関連情報入力部に記録された成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う第9のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る活動管理方法では、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理方法であって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される第1のステップと、予算化部により第1のステップで設定された時間と件数とに応じて予算を算出し、予算化する第2のステップと、 モデル化部により第1のステップで必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じてモデルを算出し、モデル化する第3のステップと、コスト算出部により第3のステップでモデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出する第4のステップと、計画値適用部により第4のステップで算出された段階にかかるコストについて、管理者により採算が取れるか否かが判別され、管理者により採算が取れると判別された段階について、モデルを設定して計画値として適用する第5のステップと、予算計画部により以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する第6のステップと、活動情報入力部により第5のステップで適用されたモデルに基づいて事業を行う人員の作業ログと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録とを関連付けしてデータベースに入力して稼働情報を記録する第7のステップと、活動成果関連情報入力部により第5のステップで適用されたモデルに基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベースに入力して成果情報を記録する第8のステップと、業務タスク分析部により、予算計画部で計画された業務タスクの予算と、活動情報入力部に記録された人員の稼働情報と、活動成果関連情報入力部に記録された成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う第9のステップとを有するようにしたことにより、先ず、第1のステップで、管理者により必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される。第2ないし第4のステップで、予算化部とモデル化部とコスト算出部とにより、必要と区分された業務タスクに対し、モデル化を行って業務タスクに関する段階についてコストを算出して採算の可否が判別される。第5、第6のステップで、計画値適用部と予算計画部とにより、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとにより予算が計画される。第7、第8のステップで、活動情報入力部と活動成果関連情報入力部とにより、人員の作業ログと人員の顧客折衝記録と人員の成果関連情報とが関連付けされて稼働情報として記録される。そして、第9のステップで、業務タスク分析部により、計画された予算と記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析が行われる。このため、分析の精度をより向上させ、よりきめ細かい分析を行うことができる。
本発明の請求項1に係る活動管理システムでは、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムであって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、必要とされる業務タスクに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する採算の可否判別部と、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する活動計画立案部と、計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される活動折衝成果情報記録部と、活動計画立案部で計画された業務タスクの予算と、活動折衝成果情報記録部に記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う業務タスク分析部とを備えたことにより、業務活動を可視化して定量的な実行管理を行い、生産性とコストパフォーマンスを向上させることができる。
また、本発明の請求項2に係る活動管理システムでは、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムであって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と区分けされた業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じて予算を算出し、予算化する予算化部と、必要と区分けされた業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じてモデルを算出し、モデル化するモデル化部と、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出するコスト算出部と、コスト算出部で算出された段階にかかるコストについて、管理者により採算が取れるか否かが判別され、管理者により採算が取れると判別された段階について、モデルを設定して計画値として適用する計画値適用部と、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する予算計画部と、このモデルに基づいて事業を行う人員の作業ログと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録とを関連付けしてデータベースに入力して稼働情報を記録する活動情報入力部と、このモデルに基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベースに入力して成果情報を記録する活動成果関連情報入力部と、予算計画部で計画された業務タスクの予算と、活動情報入力部に記録された人員の稼働情報と活動成果関連情報入力部に記録された成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う業務タスク分析部とを備え、事業を構成する業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析するようにしたことにより、どのような事業であっても分析の精度をより向上させ、よりきめ細かい分析を行うことができる。
さらに、本発明の請求項4に係る活動管理方法では、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理方法であって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される第1のステップと、必要とされる業務タスクに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する第2のステップと、採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する第3のステップと、計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される第4のステップと、第3のステップで計画された業務タスクの予算と、第4のステップで記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う第5のステップとを有することにより、業務活動を可視化して定量的な実行管理を行い、生産性とコストパフォーマンスを向上させることができる。
また、本発明の請求項5に係る活動管理方法では、事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理方法であって、管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される第1のステップと、予算化部により第1のステップで設定された時間と件数とに応じて予算を算出し、予算化する第2のステップと、 モデル化部により第1のステップで必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じてモデルを算出し、モデル化する第3のステップと、コスト算出部により第3のステップでモデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出する第4のステップと、計画値適用部により第4のステップで算出された段階にかかるコストについて、管理者により採算が取れるか否かが判別され、管理者により採算が取れると判別された段階について、モデルを設定して計画値として適用する第5のステップと、予算計画部により以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する第6のステップと、活動情報入力部により第5のステップで適用されたモデルに基づいて事業を行う人員の作業ログと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録とを関連付けしてデータベースに入力して稼働情報を記録する第7のステップと、活動成果関連情報入力部により第5のステップで適用されたモデルに基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベースに入力して成果情報を記録する第8のステップと、業務タスク分析部により、予算計画部で計画された業務タスクの予算と、活動情報入力部に記録された人員の稼働情報と、活動成果関連情報入力部に記録された成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う第9のステップとを有するようにしたことにより、どのような事業であっても分析の精度をより向上させ、よりきめ細かい分析を行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る活動管理システムの概念を示す説明図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る活動管理システムの構成を示すシステム構成図である。 図3は、図1の活動管理システムの工程を順に示すフローチャートである。 図4は、図1の活動管理システムの導入から可視化、分析、計画までのステップを順を追って概略化して示す説明図である。 図5は、事業モデルの定義について示す説明図である。 図6の(A)、(B)はそれぞれ、活動状況の可視化の機能について示す説明図および実績とモデル(予算値)との対比を示す説明図である。 図7は、予算と実績とに基づいて立案される計画立案について示す説明図である。 図8の(A)、(B)はそれぞれ、図1の活動管理システムの要不要の業務タスクの要不要を説明する説明図および分析結果の一部を示す説明図である。
以下、図面に示す一実施形態により本発明を説明する。本発明の一実施形態に係る活動管理システム2は、図1および図2に示すように、事業Bを構成する必須の段階F(図5参照)を抽出し、抽出された段階Fで実施する業務タスクTを抽出し、抽出された業務タスクTを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムである。図4は、この活動管理システム2の導入から可視化、分析、計画までのステップを順を追って概略化して示している。この活動管理システム2は、管理者Mにより事業Bを構成し必須と見なされる段階(フェーズ)Fx(例えば、図5では、F5、F6)を抽出し、抽出された段階Fxで実施すべき業務タスクTx(TxはT1a~T1c、T2a~T2c・・・T(n)a~T(n)cから抽出)を抽出し、これら抽出された業務タスクTxに対し、管理者Mにより抽出された段階Fx(例えば、図5のF5、F6)において要・不要が分類され、区分けされた業務タスクTxのうち、必要と分類された業務タスク(例えば、F5:T1b-e、F6:T2c-e)に対し、これら業務タスクT1b-e、T2c-eに要する時間tと件数Nとが設定される。段階Fには、段階F毎に実施すべき業務タスクT1a~T1c~T1z、T2a~T2c~T1z・・・T(n)a~T(n)z(nは任意の整数)が存在する。
管理者Mにより、この業務タスクT1b-e、T2c-eに要する時間tと件数Nとが設定されると、必要とされる業務タスクT1b-e、T2c-eに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクT1b-e[M]、T2c-e[M]に基づいて、これらの業務タスクT1b-e[M]、T2c-e[M]に関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する採算の可否判別部3と、採算が取れると判別された業務タスクT1b-e[M]:Pについて、以前の実績と算出されたモデルT1b-e[M]とに基づいて予算値Vesを導き、時間tと件数Nとが設定された業務タスクT1b-e(t、N)の予算Esを計画する活動計画立案部4と、計画された予算Esに基づいて人員により業務タスクT1bの業務が行われると、人員の行った作業情報I-Wと、人員が顧客と折衝した折衝情報I-Nと、その折衝の成果情報I-Rとが入力され記録される活動折衝成果情報記録部5と、活動計画立案部4で計画された業務タスクT1b-eの予算Esと、活動折衝成果情報記録部5に記録された人員の作業情報I-Wと折衝情報I-Nと成果情報I-Rとに基づいて、業務タスクTxの分析を行う業務タスク分析部6とを備えて構成される。つまり、管理者Mにより必要とされる業務タスクT1b-e、T2c-eを抽出してモデル化し、モデル化された業務タスクT1b-e[M]、T2c-e[M]について採算の可否を判別し、以前の実績と採算可のモデルT1b-e[M]:Pとにより予算Esを導いて計画を立案し、人員の活動情報I-W、I-N、I-Rに基づいて業務タスクTの分析を行うようにしたものである。
本実施形態に係る活動管理システム2は、図2に示すように、管理者Mにより事業Bを構成し必須と見なされる段階F(例えばF1、F2)を抽出し、抽出された段階F1、F2で実施すべき業務タスクT(この場合、Tは、T1a~T1c、T2a~T2c)を抽出し、これら抽出された業務タスクTx(T1a~T1c、T2a~T2c)に対し、管理者により要・不要が分類され、区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクT1b-e、T2c-eに対し(この場合、不要と分類された業務タスクT1a、T1c、T2a、T2b)、これら業務タスクT1b-e、T2c-eに要する時間tと件数Nとが設定される。ここでいう「事業」(事業B)とは、生産・営利などの一定の目的を持ち、継続的に行われる経済活動であって、例えば、「職業紹介事業」等が挙げられる。また、ここでいう「段階(フェーズ)」(段階F1~Fn(nは任意の整数))とは、事業上、成果物(生産、利益)を上げるまでに必要とされる段階のことで、例えば、職業紹介事業の例でいえば、成果(入社成約)までに、求職者との面談、求職者に対する求人情報の提案、企業への推薦、面接の斡旋、条件交渉、入社確約といった各段階が存在する。このような成果を上げるまでに必要とされる一連の各活動をいう。さらに、「業務タスク」(業務タスクT)とは、各段階に存在する最小単位の業務(実行内容)をいい、職業紹介事業の例で、「求職者との面談」の段階で言えば、日程調整、求人情報の準備等々のタスクが存在する。これらを業務タスクという。また、「管理者に分類される要・不要」とは、事業活動の利益に直結する、直結しないを指し、職業紹介事業の例でいえば、「求職者との面談」は要、「日程調整」は不要となる。さらに、「生産効率」とは、投下時間で得られた成果物を指し、職業紹介事業の例でいえば、〇〇成果(入社成約)までに合計〇〇時間を投下、従って1成果(入社成約)当たり〇〇時間がかかったとすると、これが生産効率の実績となる。
また、「モデル」とは、活動モデル(稼働と成果)は、1成果物を獲得するまでに必要な段階Fにかかる行動量と投下する時間を計画値として定義したものをいう。例えば、職業紹介事業で言えば、各段階F1~F(n)にあたる面談数、推薦数、面接数、内定数、決定数に対して行動量と稼働数を設定する。つまり、「面談数10件600分、推薦数10件150分、面接数5件450分、内定数1件120分、決定数1件120分」というように設定することを「モデル化」という。さらに、「コスト」とは、活動原価(成果に必要な稼働時間/月間所定労働時間)×人件費)をいう。例えば、職業紹介事業で言えば、1成約に必要な活動=「面談数10件600分、推薦数10件150分、面接数5件450分、内定数1件120分、決定数1件120分」のうち、稼働時間の合計は1,440分であり、この稼働時間1,440分/9,600分(月間160時間)×500,000円 = 75,000円が1成約にかかる活動原価である。
つまり、採算の可否判別部3は、1成果当たりのコストが成果から得られる売上に対して上回っているか下回っているかを判別するようになっている。例えば、職業紹介事業で言えば、1成約売上(1,000,000円)-活動原価(原価,活動原価,その他原価)(75,000円)=925、000円となれば、損益はプラスになる。
また、「以前の実績」とは、前期間で集計された行動量と稼働数をいい、例えば、現在が7月であれば前月6月の行動量と稼働数をいう。さらに、「予算値」とは、活動モデルで設定された行動量と稼働数のうち、月毎に立てた成果目標に合わせて予算化された値をいう。例えば、1成果に必要な行動量と稼働数×必要成果数 = 成果目標に必要な予算値となる。つまり、活動計画立案部4は、以前の実績値と組織平均値から当月に必要な予算値を計画するようになっている。例えば、以前の実績のうち、継続して進捗している案件をもとに、当月に必要な成果数から各段階における行動数と稼働数を設定して計画値を立てる。かつ上述のように6月の実績(そのうちの継続案件進捗、推薦数、面接数、内定数)を踏まえて、7月の予算に必要な各段階の行動量と稼働数を設定するようになっている。
また、「作業情報」とは、人員が使用しているパソコン上で操作された情報で、例えば、ある時間12:00-13:00の間にパワーポイント(登録商標)を使用して提案書作成をしていた場合、提案書作成タスクに1時間使用したことが作業情報として登録されるようになっている。登録されるロジックは、ツール名またはアプリ名(パワーポイント(登録商標))+各ツールのタイトル名(提案書とファイル名に記載がある状態)が揃ったタイミングで提案書作成タスクTに作業情報I-Wとして登録される。さらに、「折衝情報」とは、カレンダーツール上で登録されている予定情報をいう。例えば、カレンダーツールのカレンダー上で登録されている情報のうち、訪問という予定があった場合、訪問タスクTに折衝情報I-Nとして登録される。登録ロジックは予定の件名のうち任意のテキストを設定して合致する予定の場合は該当するタスクにマッピングするルールを設定するようになっている。また、「成果情報」とは、各段階Fの行動数をいう。例えば、折衝相手企業を訪問をした場合、訪問を1件実施したという成果情報I-Rを登録するようになっている。この場合、成果情報I-Rを入力をするか、外部システムから成果情報I-Rを連携して自動登録するかの二択がある。さらに、業務タスク分析部6は、業務タスクTの予実対比、業務タスクTの要不要の割合及び内訳等の分析をするようになっている。例えば、任意の期間、チーム、担当を設定することで計画通りに実績が進捗しているかどうかを、グラフや、数値の予実一覧として把握することができるようになっている。
本実施形態に係る活動管理システム2は、上述のように、可否判別部3と活動計画立案部4と活動折衝成果情報記録部5と業務タスク分析部6とが、ソフトウェアとしてハードウェア、コンピュータあるいはクラウドコンピュータ10に収納される。本実施例では、図2に示すように、情報処理部(CPU)11と記憶部(データベース)12と入出力部13と表示部14とを有するコンピュータ(PC)10を例に説明する。
採算の可否判別部3は、設定された時間tと件数Nとに応じて予算Esを算出し、予算化する予算化部31と、必要と分類された業務タスクT1b-e、T2c-eに対し、この業務タスクT1b-e、T2c-eに要する時間tと件数Nとが設定されると、設定された時間tと件数Nとに応じてモデルを算出し、モデル化するモデル化部32と、モデル化された業務タスクT1b-e[M]、T2c-e[M]に基づいて、この業務タスクT1b-e[M]、T2c-e[M]に関する段階Fにかかるコストを算出するコスト算出部33とを備えて構成される。
活動計画立案部4は、コスト算出部33で算出された段階F1、F2にかかるコストについて、管理者Mにより採算が取れるか否かが判別され、管理者Mにより採算が取れると判別された段階F:Pについて、モデルを設定して計画値Scとして適用する計画値適用部41と、以前の実績と算出されたモデルF:P[M]とに基づいて予算値Vesを導き、時間tと件数Nとが設定された業務タスクT1b-e[M]、T2c-e[M]の予算Esを計画する予算計画部42とを備えて構成される。
活動折衝成果情報記録部5は、このモデルT1b-e[M]、T2c-e[M]に基づいて事業を行う人員の作業ログI-Wと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録I-Nとを関連付けしてデータベース12に入力して稼働情報I-W、I-Nを記録する活動情報入力部51と、このモデルT1b-e[M]、T2c-e[M]に基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベース12に入力して成果情報I-Rを記録する活動成果関連情報入力部52とを備えて構成される。
業務タスク分析部6は、管理者Mにより要・不要が分類され、区分けされた業務タスクT1a~T1c、T2a~T2cのうち、要・不要の業務タスクの割合(要の業務タスクT1b、T2cに対し不要の業務タスクT1a、T1c、T2a、T2b)を算出する要・不要業務タスク割合算出部61と、活動情報入力部51に入力された情報I-W、I-N、I-Rに基づいて、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の稼働時間Tactを分析する稼働時間分析部62と、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクT1a~T1c、T2a~T2cのうち、必要と区分された業務タスクT(n)a-e~T(n)c-eの進捗率を導く業務タスク進捗率分析部63と、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクT1a~T1c、T2a~T2cのうち、必要と区分された業務タスクT(n)a-e~T(n)c-eの完了数を導く業務タスク完了数分析部64と、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクT1a~T1c、T2a~T2cのうち、必要と区分された業務タスクT(n)a-e~T(n)c-eについて効率的に成果が上がりやすいか否かを判別し、効率的に成果が上がりやすい業務タスクの案件情報を導く業務タスク案件情報分析部65と、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクT(n)a-e~T(n)c-eについて生産効率を分析する業務タスク生産効率分析部66とを備えて構成され、これら各分析部61~66のうち少なくともいずれか1に基づいて分析を行うようになっている。
要・不要業務タスク割合算出部61は、実行実績のうち業務タスクの要不要の割合及び内訳を参照し分析をするようになっている。例えば、月間160時間のうち要業務40%、不要業務60%と割合が表示され、かつ実際にどのタスクに何稼働したのか一覧表示することができるようになっている。また、稼働時間分析部62は、活動モデルのうち稼働予算と実績とを対比して予実分析するようになっている。例えば、各段階F1~F(n)における各稼働予算に対する稼働実績を時系列で予実対比して分析するようになっている。つまり、1週間の稼働実績が800分で、1週間の稼働予算が1000分とすると、達成率は80%になる(1週間の稼働実績800分/1週間の稼働予算1000分=達成率80%)。さらに、業務タスク進捗率とは、各段階が次の段階に進捗する確率をいう。業務タスク進捗率分析部63は、各段階F1~F(n)が次の段階に進捗する確率を分析するもので、例えば、折衝相手企業への訪問段階から受注段階に進捗する確率を時系列で予実対比して導き、分析するようになっている。つまり、ここでいう業務タスク進捗率は、受注数が1件で訪問回数が5回の場合、進捗率は20%になる(受注数1件/訪問回数5回=進捗率20%)。また、業務タスク完了数の分析とは、各段階が完了して次の段階に進捗する数(各段階の件数)をいう。つまり、業務タスク完了数分析部64は、例えば、訪問段階の件数(完了数)を時系列で予実対比して導き、分析するようになっている。さらに、業務タスク案件情報分析部65は、成果実績から案件情報に紐づく要素情報の共通項を抽出して成果が上がりやすい要素情報を保有している案件情報を判別できるようにしている。この成果が上がりやすいと判別された案件情報に基づいて、優先的に業務タスクを実行することができるようになっている。例えば、案件情報(顧客情報)のうち、要素情報(従業員数)がAの場合は、成果実績が多いためAの要素情報を保持している案件の進捗を優先的に進めるようにすることができる。また、業務タスク生産効率分析部66は、例えば、職業紹介事業で、ある成果を上げるまでに投入した合計時間が1成果当たりの生産効率実績として導かれる。
次に、上記実施形態に係る活動管理システム2を用いた活動管理方法について、活動管理システム2の動作に基づいて説明する。まず、図3に示すように、管理者Mが、事業Bを構成する多数の段階F1~F(n)(求職者との面談、求職者に対する求人情報の提案、企業への推薦、面接の斡旋、条件交渉、入社確約)から必須と見なされる段階F(例えば、F5:求職者との面談、F6:求職者に対する求人情報の提案)を抽出し、抽出された段階F5、F6の各業務タスクT1a~T1z、T(n)a~T(n)z(日程調整、求人情報の準備等々)から実施すべき業務タスク(例えば、段階F5では、業務タスクT1a~T1z、T(n)a~T(n)zのうちからT1b、T1d、T2a、T2b、T2c、段階F6では、T1a~T1z、T(n)a~T(n)zのうちから、T1a、T1c、T2b、T2c、T2d)を抽出する。これら抽出された業務タスク(F5:T1b、T1d、T2a、T2b、T2c、段階F6:T1a、T1c、T2b、T2c、T2d)に対し、管理者Mは、要・不要を分類して区分する(図8の(A)参照)。管理者Mにより要・不要が分類され区分けされた業務タスク(例えば、段階F5では、業務タスクT1b-e、F5:T1b-eと表記し、段階F6では、業務タスクT2c-e、F6:T2c-eと表記する)に対し、これら業務タスクF5:T1b-e、F6:T2c-eに要する時間tと件数Nとが管理者Mにより設定される(第1のステップS1)。
管理者Mにより、この業務タスクF5:T1b-e、F6:T2c-eに要する時間tと件数Nとが設定されると(図5のF5:T1b-e(t,N)、F6:T2c-e(t,N)参照)、次に、採算の可否判別部3により、必要とされる業務タスクF5:T1b-e、F6:T2c-eに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクF5:T1b-e[M]、F6:T2c-e[M]に基づいて、これらの業務タスクF5:T1b-e[M]、F6:T2c-e[M]に関する段階F5、F6にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する(第2のステップS2、図3参照)。つまり、この第2のステップS2では、予算化部31により、設定された時間tと件数Nとに応じて予算Esを算出して予算化する。そして、必要と分類された業務タスクF5:T1b-e、F6:T2c-eに対し、この業務タスクF5:T1b-e、F6:T2c-eに要する時間tと件数Nとが設定されるようになっている。
そして、モデル化部32により、設定された時間tと件数Nとに応じてモデルが算出され、モデル化が行われる。モデル化が行われると、コスト算出部33によりモデル化された業務タスクF5:T1b-e[M]、F6:T2c-e[M]に基づいて、この業務タスクF5:T1b-e[M]、F6:T2c-e[M]に関する段階F5、F6にかかるコストを算出するようになっている。
この第2のステップで、例えば、業務タスクF5:T1b-e[M]:Pが採算が取れると判別されると、次に、活動計画立案部4により、採算が取れると判別された業務タスクF5:T1b-e[M]:Pについて、以前の実績と算出されたモデルF5:T1b-e[M]とに基づいて予算値Vesが導かれ、時間tと件数Nとが設定された業務タスクF5:T1b-e(t、N)の予算Esが導かれて活動計画が立案される(第3のステップS3、図3、図7参照)。
この第3のステップS3では、計画値適用部41により、コスト算出部33で算出された段階F5、F6にかかるコストについて、管理者Mにより採算が取れるか否かが判別され、管理者Mにより採算が取れると判別された段階F5について、モデルF5:T1b-e[M]が設定され計画値Scとして適用される。計画値Scとして適用されると、予算計画部42により、以前の実績と算出されたモデルF5:T1b-e[M]とに基づいて予算値Vesが導かれ、時間tと件数Nとが設定された業務タスクF5:T1b-e(t、N)の予算Esが導かれて活動計画が立案される。
次に、計画された予算Esに基づいて人員により業務タスクF5:T1bの業務が行われると、活動折衝成果情報記録部5により、人員の行った作業情報I-W(人員が使用しているパソコン上で操作された情報)と、人員が顧客と折衝した折衝情報I-N(カレンダーツール上で登録されている予定情報)と、その折衝の成果情報I-R(各段階Fの行動数)とが入力され記憶部(データベース)12に記録される(第4のステップS4)。
この第4のステップS4では、図6の(A)に示すように、活動情報入力部51により、モデルF5:T1b-e[M]に基づいて事業を行う人員の作業ログI-Wと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録I-Nとを関連付けしてデータベース12に入力して稼働情報(作業情報I-W、折衝情報I-N)として記録される。また、活動成果関連情報入力部52により、このモデルF5:T1b-e[M]に基づいて事業を行う人員の成果関連情報(成果情報I-R)として記憶部(データベース)12に入力され記録される。
次に、業務タスク分析部6により、第3のステップS3で計画された業務タスクの予算Esと、第4のステップS4で記録された人員の作業情報I-Wと折衝情報I-Nと成果情報I-Rとに基づいて、業務タスクF5:T1bの分析を行う(第5のステップS5、図3、図6の(B)参照)。
この第5のステップS5では、要・不要業務タスク割合算出部61により、管理者Mにより要・不要が分類され、区分けされた業務タスクのうち、要・不要の業務タスクの割合が算出される。この割合から業務タスクの要不要の分析を行うことができる。業務タスクが段階F5でT1aからT1c、段階F6でT2aからT2cとすると、段階F5における要区分の業務タスクはF5:T1b-eの1件で、不要区分の業務タスクはF5:T1a、T1cの2件、段階F6における要区分の業務タスクはF6:T2c-eの1件で、不要区分の業務タスクはF6:T2a、T2bの2件となる。また、稼働時間分析部62により、記憶部(データベース)12に入力され記録された情報I-W、I-N、I-Rに基づいて、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の稼働時間Tactが導かれる。このため、稼働時間Tact(図7参照)を分析し、生産効率を分析することができる。さらに、業務タスク進捗率分析部63により、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクT1a~T1c、T2a~T2cのうち、要区分の業務タスクF5:T1b-eの進捗率を導くことができる。このため、導かれた進捗率に基づいて、生産効率を分析することができる。また、業務タスク完了数分析部64により、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクT1a~T1c、T2a~T2cのうち、必要と区分された業務タスクF5:T1b-eの完了数を導くことができる。このため、導かれた完了数に基づいて、生産効率を分析することができる。さらに、業務タスク案件情報分析部65により、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる必要と区分された業務タスクF5:T1b-eについて、効率的に成果が上がりやすいか否かを判別し、効率的に成果が上がりやすい業務タスクの案件情報を導くことができる。このため、成果の上がりやすい業務タスクの案件情報に基づいて、優先的に業務タスクを実行することができる。また、業務タスク生産効率分析部66により、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクT1a~T1c、T2a~T2cのうち、必要と区分された業務タスクF5:T1b-eについて生産効率を分析することができる(図8の(B)参照)。このように、本実施形態に係る活動管理システム2および活動管理システム2を用いた活動管理方法では、事業の段階と業務タスクを細分化し、細分化された業務タスクについて要不要を区分し、必要な業務タスクについてモデル化してコストを算出し、予算計画を立て、この予算計画と実際に活動した記録とを突き合わせて活動を分析するようにしている。このため、生産効率を容易かつ正確に把握することができる。このため、業務活動を可視化して定量的な実行管理を行い、生産性とコストパフォーマンスを向上させることができる。しかも、どのような事業であっても分析の精度をより向上させ、よりきめ細かい分析を行うことができる。
このように、本実施形態に係る活動管理システム2では、事業Bの段階Fと業務タスクTを細分化し、細分化された業務タスクTについて管理者Mが要不要を分類して区分し、必要な業務タスクT-eについて業務に要する時間tと件数Nとを設定しさえすれば、自動的にモデル化してコストを算出し、予算計画を立て、この予算計画と実際に活動した記録とを突き合わせて活動を分析することができるようになっている。このため、生産効率を容易かつ正確に把握することができる。なお、第5のステップSにおける分析については、各分析部61~66のうちいずれかを選択的に用いてもよいことは言うまでもない。
2 活動管理システム
3 採算の可否判別部
4 活動計画立案部
5 活動折衝成果情報記録部
6 業務タスク分析部
B 事業
Es 予算
F 段階
Fx 抽出された段階
I-W 作業情報
I-N 折衝情報
I-R 成果情報
M 管理者
T 業務タスク
Tx 抽出された段階で実施すべき業務タスク
T1b-e、T2c-e 必要と分類された業務タスク
T1b-e[M]、T2c-e[M] モデル化された業務タスク
T1b-e[M]:P 採算が取れると判別された業務タスク
T1b-e(t、N) 時間と件数とが設定された業務タスク
t 設定される時間
N 設定される件数
Ves 予算値

Claims (5)

  1. 事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムであって、
    管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、
    必要とされる業務タスクに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する採算の可否判別部と、
    採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する活動計画立案部と、
    計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される活動折衝成果情報記録部と、
    活動計画立案部で計画された業務タスクの予算と、活動折衝成果情報記録部に記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う業務タスク分析部とを備えたことを特徴とする活動管理システム。
  2. 事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理システムであって、
    管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と区分けされた業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、
    設定された時間と件数とに応じて予算を算出し、予算化する予算化部と、
    必要と区分けされた業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じてモデルを算出し、モデル化するモデル化部と、
    モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出するコスト算出部と、
    コスト算出部で算出された段階にかかるコストについて、管理者により採算が取れるか否かが判別され、管理者により採算が取れると判別された段階について、モデルを設定して計画値として適用する計画値適用部と、
    以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する予算計画部と、
    このモデルに基づいて事業を行う人員の作業ログと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録とを関連付けしてデータベースに入力して稼働情報を記録する活動情報入力部と、
    このモデルに基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベースに入力して成果情報を記録する活動成果関連情報入力部と、
    予算計画部で計画された業務タスクの予算と、活動情報入力部に記録された人員の稼働情報と活動成果関連情報入力部に記録された成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う業務タスク分析部とを備え、
    事業を構成する業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析することを特徴とする活動管理システム。
  3. 業務タスク分析部は、
    管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、要・不要の業務タスクの割合を算出する要・不要業務タスク割合算出部と、
    活動情報入力部に入力された情報に基づいて、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の稼働時間を導く稼働時間分析部と、
    任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクの進捗率を導く業務タスク進捗率分析部と、
    任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクの完了数を導く業務タスク完了数分析部と、
    任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクについて効率的に成果が上がりやすいか否かを判別し、効率的に成果が上がりやすい業務タスクの案件情報を導く業務タスク案件情報分析部と、
    任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方で行われる業務タスクのうち、必要と区分された業務タスクについて、生産効率を分析する業務タスク生産効率分析部とのうち少なくともいずれか1を備え、
    分析時、要・不要業務タスク割合算出部と稼働時間分析部と業務タスク進捗率分析部と業務タスク完了数分析部と業務タスク案件情報分析部と業務タスク生産効率分析部とのうち少なくともいずれか1に基づいて分析を行うことを特徴とする請求項2に記載の活動管理システム。
  4. 事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理方法であって、
    管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される第1のステップと、
    必要とされる業務タスクに対し、モデルを算出してモデル化を行い、モデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出し、採算が取れるか否かを判断する第2のステップと、
    採算が取れると判別された業務タスクについて、以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する第3のステップと、
    計画された予算に基づいて人員により業務タスクの業務が行われると、人員の行った作業情報と、人員が顧客と折衝した折衝情報と、その折衝の成果情報とが入力され記録される第4のステップと、
    第3のステップで計画された業務タスクの予算と、第4のステップで記録された人員の作業情報と折衝情報と成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う第5のステップとを有することを特徴とする活動管理方法。
  5. 事業を構成する必須の段階を抽出し、抽出された段階で実施する業務タスクを抽出し、抽出された業務タスクを解析して、任意の個人または組織のうち少なくともいずれか一方の生産効率を分析する活動管理方法であって、
    管理者により事業を構成し必須と見なされる段階を抽出し、抽出された段階で実施すべき業務タスクを抽出し、これら抽出された業務タスクに対し、管理者により要・不要が分類され区分けされた業務タスクのうち、必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定される第1のステップと、
    予算化部により第1のステップで設定された時間と件数とに応じて予算を算出し、予算化する第2のステップと、
    モデル化部により第1のステップで必要と分類された業務タスクに対し、この業務タスクに要する時間と件数とが設定されると、設定された時間と件数とに応じてモデルを算出し、モデル化する第3のステップと、
    コスト算出部により第3のステップでモデル化された業務タスクに基づいて、この業務タスクに関する段階にかかるコストを算出する第4のステップと、
    計画値適用部により第4のステップで算出された段階にかかるコストについて、管理者により採算が取れるか否かが判別され、管理者により採算が取れると判別された段階について、モデルを設定して計画値として適用する第5のステップと、
    予算計画部により以前の実績と算出されたモデルとに基づいて予算値を導き、時間と件数とが設定された業務タスクの予算を計画する第6のステップと、
    活動情報入力部により第5のステップで適用されたモデルに基づいて事業を行う人員の作業ログと電子カレンダーから人員の顧客折衝記録とを関連付けしてデータベースに入力して稼働情報を記録する第7のステップと、
    活動成果関連情報入力部により第5のステップで適用されたモデルに基づいて事業を行う人員の成果関連情報をデータベースに入力して成果情報を記録する第8のステップと、
    業務タスク分析部により、予算計画部で計画された業務タスクの予算と、活動情報入力部に記録された人員の稼働情報と、活動成果関連情報入力部に記録された成果情報とに基づいて、業務タスクの分析を行う第9のステップとを有することを特徴とする活動管理方法。
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