JP2022089386A - フィルタユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】ポータブル型送風装置から送風される空気を、より一層浄化することができるフィルタユニットを提供する。【解決手段】本発明のフィルタユニットは、少なくとも1つのフィルタと、前記フィルタを保持するとともに、ポータブル型送風装置の吸込口が形成された外周面に着脱可能な筒状のフレームと、前記フレームの内面に設けられ、前記フレームと前記外周面との隙間を塞ぐように前記外周面と接触する弾性部材と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明はフィルタユニットに関する。
例えば、特許文献1には、自動車内のドリンクホルダに収容するポータブル型空気清浄機が開示されている。上述のポータブル型空気清浄機では、機器本体に設けられた空気吸込口から空気を吸い込んで、イオン発生部にて発生させたイオンとともに空気をイオン吹出口から吹き出すことで、車内の空気を浄化している。
上述のポータブル型送風装置(ポータブル型空気清浄機)は、近年、衛生意識の向上により、車内において使用されることに限らず、様々な環境(例えば、居住スペース)において使用されることが想定されており、ポータブル型送風装置から送風される空気をより一層浄化することがもとめられている。
そこで、本発明は、例えば、ポータブル型送風装置から送風される空気を、より一層浄化することができるフィルタユニットを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るフィルタユニットは、少なくとも1つのフィルタと、前記フィルタを保持するとともに、ポータブル型送風装置の吸込口が形成された外周面に着脱可能な筒状のフレームと、前記フレームの内面に設けられ、前記フレームと前記外周面との隙間を塞ぐように前記外周面と接触する弾性部材と、を備える。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態について説明する。なお、本明細書及び図面において、同一又は同等の要素には同一の符号を付することにより重複する説明は省略し、また、本発明に直接関係のない要素は図示を省略する場合がある。さらに、かかる実施の形態に示す構成要素の形態はあくまでも例示であって、これらの形態に限定されるものではない。
以下では、図1及び図2を用いて、ポータブル型空気清浄機100について説明する。ポータブル型空気清浄機100は、ポータブル型送風装置の一例である。図1は、ポータブル型空気清浄機100を示す前方斜視図である。図2は、ポータブル型空気清浄機100を示す側面断面図である。以下では、ポータブル型空気清浄機100の載置側を下側とし、その反対側を上側とし、上面において吹出口122が設けられる側を前側とし、その反対側を後側と規定して説明する。
ポータブル型空気清浄機100は、例えば、車内の空気を浄化する。ポータブル型空気清浄機100は、例えば、車内に設けられたドリンクホルダに設置可能に構成されている。ポータブル型空気清浄機100への給電は、シガーソケットや、USBポートから行う構成としてもよい。その他、電池やバッテリーを搭載させてもよい。なお、ポータブル型空気清浄機100は、車内に設けられたドリンクホルダにおいて使用されることに限らない。
ポータブル型空気清浄機100は、各種の構造物を収容する筐体110を有する。筐体110は、例えば、円筒状に形成されたフレームである。筐体110は、底面部111と、周面部112と、上面部113と、を含む。
底面部111は、例えば、略円状に形成された板状部材である。底面部111は、平面により形成されることで、ポータブル型空気清浄機100を載置することができる。
周面部112は、例えば、筒状部材である。周面部112は、水平面で切断したときの外形の断面形状が略円状となるように形成されている。周面部112の下部には、空気を吸い込む吸込口120が形成されている。
吸込口120は、例えば、周方向に延びる孔120aが上下方向に並べて形成されている。吸込口120の内側には、例えば、空気に含まれる塵埃を捕集するフィルタ121が取り付けられている。吸込口120は、周方向に並べて、かつ左右に対向するように一対設けられている(図7参照)。
上面部113は、例えば、略楕円状に形成された板状部材である。上面部113は、前側よりも後側が高くなるように、後方上側に傾斜して設けられている。上面部113の前側には、空気を吹き出す吹出口122が形成されている。
筐体110の内部には、送風路130が設けられている。送風路130は、吸込口120及び吹出口122を連通している。送風路130は、ファン131を収容するケーシングから、吹出口122に向けて上方に向けて延びるように形成されている。送風路130には、ファン131とイオン発生部132とが設けられている。
ファン131は、例えば、遠心ファン(シロッコファン)である。ファン131は、回転軸131aの軸方向における両端部から吸い込んだ空気を上方に導いている。ファン131は、例えば、回転軸131aの軸方向が左右方向となるように収容されている。
イオン発生部132は、放電電極132aに高電圧を印加して放電を発生させることにより、イオンを放出している。放電電極132aは、正イオンを発生させる正放電電極と、負イオンを発生させる負放電電極と、を備える。正放電電極と負放電電極とは、左右方向に所定の間隔をあけて並べて配置されている。
以上の構成において、ファン131のモータ(図示せず)を駆動することで、吸込口120から吸い込んだ空気を、吹出口122から吹き出している。吸込口120から吸い込まれた空気は、フィルタ121を通過することで空気中に含まれる塵埃を捕集している。また、送風路130を流れる空気は、イオン発生部132により放出された正イオンと負イオンとが付加されて外部へ拡散することで、例えば、室内の殺菌や脱臭を行うことができる。
なお、ポータブル型空気清浄機100は、フィルタ121を有しているが、これに限らず、フィルタ121を有さなくてもよい。また、ポータブル型空気清浄機100は、イオン発生部132を有しているが、これに限らず、イオン発生部132を有さなくてもよい。
図3から図7までを用いて、フィルタユニット200について説明する。フィルタユニット200は、少なくとも1つのフィルタを内部に保持している。図3は、ポータブル型空気清浄機100に取り付けられたフィルタユニット200を示す前方斜視図である。図4は、フィルタユニット200を示す前方斜視図である。図5は、フィルタユニット200を示す分解斜視図である。図6は、フィルタユニット200を示す断面図である。図7は、ポータブル型空気清浄機100に取り付けられたフィルタユニット200を示す断面図である。
図3に示すように、フィルタユニット200は、ポータブル型空気清浄機100の外側に着脱可能に設けられている。フィルタユニット200は、ポータブル型空気清浄機100の吸込口120が形成された周面部112を囲うように設けられている。
フィルタユニット200は、例えば、有底、かつ円筒状に形成されている。フィルタユニット200は、筒軸方向における一方の端部に、ポータブル型空気清浄機100を挿入する開口部201を有する。また、フィルタユニット200は、筒軸方向における他方の端部に、ポータブル型空気清浄機100を載置する底板202を有する。フィルタユニット200内の深さは、少なくともポータブル型空気清浄機100の底部から吸込口120までの長さを有している。
図4から図6までに示すように、フィルタユニット200は、例えば、第1のフィルタ210と、第2のフィルタ220と、第1のフィルタ210と第2のフィルタ220とを保持するフレーム230と、を含む。
第1のフィルタ210は、例えば、通過する空気中の塵埃を捕集するフィルタである。第1のフィルタ210は、例えば、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタである。第1のフィルタ210は、略円筒状に形成されている。なお、第1のフィルタ210は、塵埃を捕集するフィルタであるが、これに限らず、例えば、空気に含まれる臭気成分を捕集する脱臭フィルタであってもよい。
第2のフィルタ220は、例えば、通過する空気中の塵埃を捕集するフィルタである。第2のフィルタ220は、例えば、プレフィルタである。第2のフィルタ220は、ポリプロピレン等のシート状のメッシュにより形成されている。第2のフィルタ220は、略円筒状に形成されている。第1のフィルタ210は、第2のフィルタ220よりも塵埃の捕集率の大きいフィルタである。
フレーム230は、例えば、有底、かつ円筒状に形成されたフレームである。上述の通り、フレーム230は、筒軸方向における一方の端部に、ポータブル型空気清浄機100を挿入する開口部201を有する。また、フレーム230は、筒軸方向における他方の端部に、ポータブル型空気清浄機100を載置する底板202を有する。フレーム230内の深さは、少なくともポータブル型空気清浄機100の底部から吸込口120までの長さを有している。
フレーム230は、第1のフィルタ210と、第2のフィルタ220とを保持する空間Sを有している(図6参照)。空間Sは、フレーム230の周方向に沿って延びるように形成された略円筒状の空間である。空間Sには、第1のフィルタ210と第2のフィルタ220とがフレーム230の径方向に並べて配置されている。第1のフィルタ210は、第2のフィルタ220の径方向の内側に配置されている。
図5及び図6に示すように、フレーム230は、第1のフィルタ210及び第2のフィルタ220よりも内側に位置する内フレーム231と、第1のフィルタ210及び第2のフィルタ220よりも外側に位置する外フレーム232と、を有する。空間Sは、内フレーム231と、外フレーム232と、により規定される空間である。
内フレーム231は、略円筒状に形成された上部フレーム231aと、略円筒状に形成された下部フレーム231bと、上部フレーム231aと下部フレーム231bとを連結する複数の縦フレーム231cと、を有する。上部フレーム231a及び下部フレーム231bの直径は、同一となるように形成されている。複数の縦フレーム231cは、周方向に沿って所定の間隔をあけて並べて配置されている。本実施形態では、4つの縦フレーム231cが周方向に沿って等間隔に並べて配置されている。
上部フレーム231aは、第1のフィルタ210の上端部に対応する高さに位置している。下部フレーム231bは、第1のフィルタ210の下端部に対応する高さに位置している。上部フレーム231aと下部フレーム231bと縦フレーム231cとは、第1のフィルタ210が内側に倒れ込まないように規制する規制面として機能している。
下部フレーム231bには、その下端部を閉じる底板202が固定されている。底板202は、略円状に形成された板状部材である。底板202の直径は、下部フレーム231bの直径よりも大きくなるように形成されている。
外フレーム232は、円筒状に形成された周面部232aと、周面部232aの上端部から内側に向けて延びる円環部232bと、を有する。周面部232aには、空気を取り入れるための吸込口233が形成されている。吸込口233は、周方向に延びる孔233aが上下方向に並べて形成されている。吸込口233は、周方向に沿って所定の間隔をあけて並べて配置されている。本実施形態では、4つの吸込口233が周方向に沿って等間隔に並べて配置されている。外フレーム232の周面部232aの内側には、係止機構(図示せず)によって第2のフィルタ220が取り付けられている。
以上の構成において、第1のフィルタ210を内フレーム231の上方から装着した後、第2のフィルタ220が取り付けられた外フレーム232を内フレーム231の上方からかぶせて係止機構(図示せず)によって係止することで、フィルタユニット200は組み立てられる。フィルタユニット200が組み立てられた状態において、底板202と外フレーム232の下端部とが接触し、内フレーム231と外フレーム232の円環部232bの内端とが接触しているものとする。
フィルタユニット200が組み立てられた状態において、第1のフィルタ210及び第2のフィルタ220は、内フレーム231と外フレーム232とに挟まれて保持されている。これにより、各種のフィルタを着実に保持することができる。また、内フレーム231と外フレーム232とを着脱可能とすることにより、内部に保持されるフィルタを容易に交換、清掃することができる。ゆえに、フィルタのメンテナンス性が向上される。
図6及び図7に示すように、フレーム230(本実施形態では、内フレーム231の上部フレーム231a)の内面には、上部フレーム231aとポータブル型空気清浄機100の周面部112との隙間を塞ぐようにポータブル型空気清浄機100の周面部112と接触する弾性部材240が設けられている。弾性部材240は、リング状に形成されている。弾性部材240は、少なくともポータブル型空気清浄機100の吸込口120よりも上方に設けられている。弾性部材240は、例えば、樹脂によって形成されたものである。ここでの樹脂とは、ウレタン樹脂であってもよく、シリコンゴムであってもよい。
フレーム230(内フレーム231)の内径D1は、66mmよりも大きく、弾性部材240の内径D2は、66mmよりも小さく構成されている。車載用のドリンクホルダは、直径が66mmのアルミ缶や、ペットボトル等を基準に作成されることが一般的である。ゆえに、車載用のドリンクホルダにおいて使用されるポータブル型空気清浄機についても、同様に、直径が66mmとなるように作成されている。ゆえに、内フレーム231の内径D1は、66mmよりも大きく、弾性部材240の内径D2は、66mmよりも小さくすることで、異なるメーカや機種のポータブル型空気清浄機100であっても、フレームとの間に生じる隙間を塞ぐことができるため、様々な種類のポータブル型空気清浄機に適用することができる。
以上の構成において、フレーム230は、開口部201を介してポータブル型空気清浄機100を挿入することで、ポータブル型空気清浄機100の吸込口120が形成された周面部112を囲うように設けられている。さらに、弾性部材240によって、フレーム230と、ポータブル型空気清浄機100との隙間を塞ぐことで、第1のフィルタ210、第2のフィルタ220を介さずに、ポータブル型空気清浄機100に空気が吸い込まれることを防止することができる。言い換えれば、後述のフレーム230の吸込口233から第2のフィルタ220、第1のフィルタ210を介してポータブル型空気清浄機100の吸込口120へ空気が流れるように構成している。なお、フレーム230と、周面部112との隙間を塞ぐとは、弾性部材240が周面部112の全周にわたって接触させることに限らず、例えば、周面部112の周方向の一部を除いて接触させることも含む。
また、フレーム230の吸込口233は、ポータブル型空気清浄機100の吸込口120よりも開口面積が大きくなるように形成されている。ここでの開口面積とは、例えば、吸込口233を空気が通過するときの通過する方向と直交する方向(例えば、上下方向)で切断したときの面積である。本実施形態では、フレーム230において周方向に4つ並べて吸込口233を配置することで、周方向に2つ並べて形成されるポータブル型空気清浄機100の吸込口120よりも開口面積を大きくしている。なお、上記の形態に限らず、例えば、フレーム230の高さを高くすることで、吸込口233の開口面積が大きくなるように形成してもよい。
図8を用いて、弾性部材の変形例について説明する。図8は、弾性部材の変形例を示す図である。図8は、ポータブル型空気清浄機100に取り付けられたフィルタユニット200を示す断面図である。
弾性部材250は、例えば、蛇腹状のブーツである。弾性部材250は、軸方向(上下方向)に伸縮性を有するとともに、各端部が軸方向と直交する方向(水平方向)に伸縮性を有するように構成されている。弾性部材250は、例えば、軸方向における一方の端部が、外フレーム232の周面部232aに付勢するように取り付けられており、軸方向における他方の端部が、ポータブル型空気清浄機100の周面部112に付勢するように取り付けられている。
以上のように、弾性部材250を軸方向に伸縮可能とすることで、フィルタユニット200(フレーム230)の高さがポータブル型空気清浄機100の吸込口120の高さに達していなくとも、弾性部材250にて吸込口120を囲うことができる。また、弾性部材250の端部を、軸方向と直交する方向に伸縮可能とすることで、周面部112とフレーム230との隙間を塞ぐことができる。
なお、フィルタユニット200は、第1のフィルタ210と第2のフィルタ220とを有しているが、これに限らず、例えば、第1のフィルタ210のみであってもよいし、第2のフィルタ220のみであってもよい。また、フィルタユニット200が保持するフィルタは、塵埃を捕集するフィルタに限らず、例えば、空気に含まれる臭気成分を捕集する脱臭フィルタであってもよいし、空気に含まれる菌やウイルス等を捕集するフィルタであってもよい。
また、第1のフィルタ210と第2のフィルタ220とは、塵埃を捕集する同一種類のフィルタであるが、これに限らず、異なる種類のフィルタを配置してもよい。例えば、第1のフィルタ210を、菌やウイルス等を捕集するフィルタとして、第2のフィルタ220を、塵埃を捕集するフィルタとしてもよい。
また、フィルタユニット200が保持するフィルタは、ポータブル型空気清浄機100が有するフィルタ121と異なる種類のフィルタを配置してもよい。例えば、フィルタ121を、塵埃を捕集するフィルタとし、フィルタユニット200が保持するフィルタを、菌やウイルス等を捕集するフィルタとしてもよい。
なお、フレーム230は、一方の端部にのみ開口部201が設けられているが、これに限らず、両方の端部に開口部201を有してもよい。この場合、開口部201を通じて、ポータブル型空気清浄機100を挿通させる。弾性部材240は、フレーム230の内面に上下に一対設けられる。弾性部材240は、ポータブル型空気清浄機100の吸込口120の上側と下側とにおいて、フレーム230との隙間を塞いでいる。
また、フレーム230にポータブル型空気清浄機100を挿入するように構成されているが、これに限らず、例えば、フレーム230を左右に分割する構成として、ポータブル型空気清浄機100の吸込口120の外側から挟み込んで、左右に分割されたフレーム230を組み合わせた上で、ポータブル型空気清浄機100に係止する構成としてもよい。
以上の構成において、フィルタユニット200は、少なくとも1つのフィルタと、フィルタを保持するとともに、ポータブル型空気清浄機100の吸込口120が形成された外周面(周面部112)に着脱可能な筒状のフレーム230と、フレーム230の内面に設けられ、フレーム230と外周面(周面部112)との隙間を塞ぐように外周面(周面部112)と接触する弾性部材240と、を備えることで、ポータブル型空気清浄機100において、より一層、空気を浄化することができる。
また、フレーム230の一方の端部に、ポータブル型空気清浄機100を挿入する開口部201を有し、フレーム230の他方の端部が閉じられていることで、ポータブル型空気清浄機100を挿入して安定的に据え置くことができる。
フレーム230は、フィルタの内側に位置する内フレーム231と、フィルタの外側に位置する外フレーム232と、を有し、フィルタは、内フレーム231と外フレーム232との間に挟まれて保持されることで、フィルタを着実に保持することができる。
フレーム230は、フィルタよりも外側に吸込口233を有し、フレーム230の吸込口233は、ポータブル型空気清浄機100の吸込口120よりも開口面積が大きくなるように形成されることで、フィルタユニット200を通過する際の圧損を低減することができる。ゆえに、フィルタユニット200の吸込口233からポータブル型空気清浄機100の吸込口120に向けて円滑に空気を吸い込むことができる。
フィルタは、第1のフィルタ210と、第1のフィルタ210よりも外側に位置する第2のフィルタ220と、を含み、第1のフィルタ210は、第2のフィルタ220よりも塵埃の捕集率が大きいフィルタであることで、フィルタユニット200を通過する空気に含まれる塵埃の捕集率を向上させることができる。
フィルタは、ポータブル型空気清浄機100が有する本体側フィルタ(フィルタ121)とは異なる種類のフィルタであることで、異なる種類のフィルタに空気を通過させることができるため、より一層、空気を浄化することができる。
フレーム230の内径は、66mmよりも大きく、弾性部材240の内径は、66mmよりも小さいことで、車載用のドリンクホルダにて使用される様々なタイプのポータブル型空気清浄機100に対して、フレーム230とポータブル型空気清浄機100の外周面との隙間を塞ぐことができる。
なお、フィルタユニット200は、ポータブル型空気清浄機100に着脱可能に設けられているが、これに限らず、筒状の外周面に吸込口が形成された送風装置であればよい。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
100 ポータブル型空気清浄機、112 周面部(外周面)、120 吸込口、121 フィルタ、200 フィルタユニット、201 開口部、210 第1のフィルタ、220 第2のフィルタ、230 フレーム、231 内フレーム、232 外フレーム、233 吸込口、240 弾性部材
Claims (7)
- 少なくとも1つのフィルタと、
前記フィルタを保持するとともに、ポータブル型送風装置の吸込口が形成された外周面に着脱可能な筒状のフレームと、
前記フレームの内面に設けられ、前記フレームと前記外周面との隙間を塞ぐように前記外周面と接触する弾性部材と、を備えるフィルタユニット。 - 前記フレームの一方の端部に、前記ポータブル型送風装置を挿入する開口部を有し、
前記フレームの他方の端部は閉じられている、請求項1に記載のフィルタユニット。 - 前記フレームは、前記フィルタの内側に位置する内フレームと、前記フィルタの外側に位置する外フレームと、を有し、
前記フィルタは、前記内フレームと前記外フレームとの間に挟まれて保持される、請求項1又は請求項2に記載のフィルタユニット。 - 前記フレームは、前記フィルタよりも外側に吸込口を有し、
前記フレームの前記吸込口は、前記ポータブル型送風装置の前記吸込口よりも開口面積が大きくなるように形成される、請求項1から請求項3の何れか一項に記載のフィルタユニット。 - 前記フィルタは、第1のフィルタと、前記第1のフィルタよりも外側に位置する第2のフィルタと、を含み、
前記第1のフィルタは、前記第2のフィルタよりも塵埃の捕集率が大きいフィルタである、請求項1から請求項4の何れか一項に記載のフィルタユニット。 - 前記フィルタは、前記ポータブル型送風装置が有する本体側フィルタとは異なる種類のフィルタである、請求項1から請求項4の何れか一項に記載のフィルタユニット。
- 前記フレームの内径は、66mmよりも大きく、
前記弾性部材の内径は、66mmよりも小さい請求項1から請求項6の何れか一項に記載のフィルタユニット。
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