JP2022085455A - 車両 - Google Patents

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怜志 大坪
Reiji Otsubo
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Abstract

【課題】車両の盗難に関する監視をより適切に行うことが可能な技術を提供する。【解決手段】本開示の一実施形態に係る車両100は、自車の移動状態に関する情報を取得する加速度センサ133と、外部と通信を行う通信装置130と、加速度センサ133及び通信装置130を含む、自車に搭載される機器に電力を供給するメインバッテリ110と、メインバッテリ110からの電力供給がない場合に、少なくとも加速度センサ133及び通信装置130に電力を供給するサブバッテリ135と、を備える。そして、通信装置130は、メインバッテリ110からの電力供給がなく、サブバッテリ135からの電力供給により駆動されている場合であって、加速度センサ133により取得される情報が、自車が移動していることを表している場合、サーバ200に対して自車の盗難発生に関する通報を行う。【選択図】図3

Description

本開示は、車両に関する。
従来、自車の盗難を監視し、盗難が発生したと判断したときに、所定の外部装置に自車の盗難発生を通知する信号を送信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-297867号公報
しかしながら、車両の駐車時間が相対的に長くなると、車両の駐車時に盗難監視装置が動作することでバッテリ上がりが発生し、バッテリ上がりの発生以降で、車両の盗難に関する監視を継続することができなくなってしまう可能性がある。また、車両のバッテリ上がりを抑制するために、車両の駐車時における盗難監視装置の動作頻度を相対的に低くすることも考えられるが、盗難監視装置の動作周期の合間で車両の盗難が発生すると、車両の盗難発生の検知が遅くなり、車両の追跡に支障が生じる可能性がある。また、バッテリが取り外された状態で車両が盗難されると、そもそも、盗難監視装置が動作せず、盗難発生を検知できなくなる可能性がある。
そこで、上記課題に鑑み、車両の盗難に関する監視をより適切に行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
自車の移動状態に関する情報を取得する移動情報取得装置と、
外部と通信を行う通信装置と、
前記移動情報取得装置及び前記通信装置を含む、自車に搭載される機器に電力を供給する第1のバッテリと、
前記第1のバッテリからの電力供給がない場合に、少なくとも前記移動情報取得装置及び前記通信装置に電力を供給する第2のバッテリと、を備え、
前記通信装置は、前記第1のバッテリからの電力供給がなく、前記第2のバッテリからの電力供給により駆動されている場合であって、前記移動情報取得装置により取得される情報が、自車が移動していることを表している場合、所定の外部装置に対して自車の盗難発生に関する通報を行う、
車両が提供される。
本実施形態によれば、車両は、第1のバッテリからの電力供給ができなくなっても、第2のバッテリからの電力で移動情報取得装置及び通信装置を動作させることができる。そのため、車両は、移動情報取得装置を用いて、例えば、第1のバッテリが上がってしまったり、取り外されてしまったりして、自走ができない状態で、車両が盗難された場合の車両の移動を表す情報を取得することができる。そして、車両は、通信装置を用いて、その情報に基づき、車両の盗難を判断し、車両の盗難発生に関する通報を行うことができる。よって、車両は、自車の盗難に関する監視をより適切に行うことができる。
上述の実施形態によれば、車両の盗難に関する監視をより適切に行うことができる。
車両盗難監視システムの構成の一例を示す図である。 車両の盗難監視に関するメイン処理の一例を概略的に示すフローチャートである。 車両の盗難監視に関するバックアップ処理の一例を概略的に示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
[車両盗難監視システムの構成]
まず、図1を参照して、本実施形態に係る車両盗難監視システム1の構成について説明する。
図1は、車両盗難監視システム1の構成の一例を示す図である。図中にて、細い実線は、信号伝達経路を表し、太い実線は、電力伝達経路を表す。
図1に示すように、車両盗難監視システム1は、車両100と、サーバ200と、端末装置300とを含む。
車両100は、メインバッテリ110と、盗難監視装置120と、通信装置130とを含む。
メインバッテリ110(第1のバッテリの一例)は、盗難監視装置120や通信装置130を含む車両100に搭載される各種機器に電力を供給する。メインバッテリ110は、例えば、約12V(ボルト)の出力電圧を有する鉛バッテリやリチウムイオンバッテリ等である。
例えば、車両100がエンジンのみを動力源とする場合、メインバッテリ110は、エンジンの動力で充電される。また、例えば、車両100が相対的に高い出力電圧(例えば、数百ボルト)を有する高圧バッテリを動力源として、電動機により駆動される場合、高圧バッテリからの電力で充電される。
盗難監視装置120は、車両100(自車)の盗難に関する監視を行う。
盗難監視装置120は、車両100の状態や車両100の周辺の状態を監視するための監視センサの出力に基づき、車両100の盗難発生の有無を判断する。
監視センサには、例えば、車両100の室内の様子を撮像する室内カメラや車両100の周辺の様子を撮像する室外カメラ等が含まれる。また、監視センサには、例えば、ドアの開閉を検知するセンサ、ボンネットの開閉を検知するセンサ、バックドアやトランクリッド等の荷室にアクセスするドアの開閉を検知するセンサ等が含まれてよい。
通信装置130は、所定の通信回線を通じて、車両100との外部との通信を行う。所定の通信回線には、例えば、基地局を末端とする移動体通信網が含まれてよい。また、所定の通信回線には、例えば、通信衛星を利用する衛星通信網が含まれてよい。また、所定の通信回線には、例えば、WiFiやブルートゥース(登録商標)等の無線通信規格に基づく近距離通信回線が含まれてよい。通信装置130は、例えば、DCM(Data Communication Module)である。
通信装置130は、通信部131と、制御部132と、加速度センサ133と、GNSS(Global Navigation Satellite System)センサ134とを含む。
通信部131は、制御部132の制御下で、所定の通信回線に接続し、外部との通信を行う。
制御部132は、通信装置130に関する制御を行う。制御部132は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置、ROM(Read Only Memory)等の補助記憶装置、及び外部との入出力用のインタフェース装置を含むコンピュータを中心に構成される。
加速度センサ133(移動情報取得装置の一例)は、制御部132の制御下で、通信装置130の加速度、即ち、通信装置130が搭載される車両100の加速度を計測する。
尚、加速度センサ133に代えて、或いは、加えて、車両100の移動状態に関する情報(データ)を取得可能な他のセンサ(例えば、角速度センサ等)が設けられてもよい。また、加速度センサ133や他のセンサは、サブバッテリ135の電力供給を受けることが可能であれば、通信装置130の外部に配置されてもよい。
GNSSセンサ134は、制御部132の制御下で、上空の複数の測位衛星からの測位信号を受信し、測位信号に基づき、車両100(自車)の位置情報を取得(演算)する。GNSSセンサ134は、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からの測位信号を用いるGPSセンサである。
尚、GNSSセンサ134は、サブバッテリ135の電力供給を受けることが可能であれば、通信装置130の外部に配置されてもよい。また、例えば、基地局測位等の他の方法で車両100の測位が可能であれば、GNSSセンサ134は省略されてもよい。
サブバッテリ135は、通信装置130に内蔵される。サブバッテリ135は、制御部132の制御下で、メインバッテリ110からの電力供給がない場合に、通信装置130に電力供給を行う。
例えば、制御部132は、メインバッテリ110からの通信装置130への電力供給がないと判断すると、サブバッテリ135からの電力供給で通信装置130の内部機器を駆動する状態に切り換える。
尚、サブバッテリ135は、メインバッテリ110からの電力供給がない場合に、通信装置130に電力供給可能であれば、通信装置130の外部に配置されてもよい。
サーバ200(所定の外部装置の一例)は、所定の通信回線を通じて、車両100と通信可能に接続される。サーバ200は、例えば、車両100の状態や盗難発生等を監視するための監視センタCT内に設置される。
端末装置300は、車両100の所有者OWが利用するユーザ端末である。端末装置300は、例えば、デスクトップ型のコンピュータ端末等の定置型の端末装置であってよい。また、端末装置300は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップ型のコンピュータ端末等の携帯型(可搬型)の端末装置(携帯端末)であってもよい。端末装置300は、サーバ200と通信可能に接続される。
尚、端末装置300は、サーバ200を経由することなく、車両100(通信装置130)と通信可能に接続されてもよい。
[車両盗難監視システムの動作]
次に、図2、図3を参照して、車両盗難監視システム1の動作について説明する。
<車両盗難監視に関するメイン処理>
図2は、車両盗難監視システム1による車両100の盗難監視に関するメイン処理の一例を概略的に示すフローチャートである。具体的には、図2は、左から順に、盗難監視装置120、通信装置130、サーバ200、及び端末装置300のそれぞれによる処理を概略的に示すフローチャートである。図2の盗難監視装置120に対応するフローチャート(ステップS102,S104)は、例えば、車両100の駐車時(即ち、イグニッションオフ状態の場合)に、所定の制御周期ごとに繰り返し実行される。図2の通信装置130に対応するフローチャート(ステップS106,S108)は、例えば、車両100の駐車時(即ち、イグニッションオフ状態の場合)に、所定の制御周期ごとに繰り返し実行される。図2のサーバ200に対応するフローチャート(ステップS110,S112)は、例えば、所定の制御周期ごとに実行される。図2の端末装置300に対応するフローチャート(ステップS114,S116)は、例えば、端末装置300が電源ONされている場合に、所定の制御周期ごとに繰り返し実行される。
<<盗難監視装置の処理>>
ステップS102にて、盗難監視装置120は、監視センサの出力に基づき、車両100の盗難発生の有無を判断し、車両100の盗難発生を検知したか否かを判定する。盗難監視装置120は、車両100の盗難発生を検知した場合、ステップS104に進み、車両100の盗難発生を検知していない場合、今回のフローチャートの処理を終了する。
ステップS104にて、盗難監視装置120は、通信装置130に盗難発生の通知を送信する。
盗難監視装置120は、ステップS104の処理が完了すると、今回のフローチャートを終了する。
<<通信装置(制御部)の処理>>
ステップS106にて、通信装置130の制御部132は、盗難監視装置120から盗難発生の通知(ステップS104参照)が受信されているか否かを判定する。制御部132は、盗難監視装置120から盗難発生の通知が受信されている場合、ステップS108に進み、受信されていない場合、今回のフローチャートの処理を終了する。
ステップS108にて、通信部131は、制御部132の制御下で、車両100(自車)の盗難発生を表す盗難発生信号をサーバ200に送信する。このとき、盗難発生信号には、GNSSセンサ134の出力に基づき取得される、現在の車両100の位置情報が含まれる。
尚、通信部131は、制御部132の制御下で、盗難発生信号とは、別に、現在の車両100の位置情報を含む信号をサーバ200に送信してもよい。以下、後述の図3のステップS216の処理の場合についても同様であってよい。
制御部132は、ステップS108の処理が完了すると、今回のフローチャートの処理を終了する。
<<サーバの処理>>
ステップS110にて、サーバ200は、車両100から盗難発生信号(ステップS108参照)を受信したか否かを判定する。サーバ200は、車両100から盗難発生信号を受信した場合、ステップS112に進み、車両100から盗難発生信号を受信していない場合、今回のフローチャートの処理を終了する。
ステップS112にて、サーバ200は、予め登録されている、車両100の所有者OWが所持する端末装置300に対して、車両100の盗難発生のプッシュ通知を送信する。プッシュ通知には、車両100の現在の位置情報が含まれる。
尚、サーバ200は、上記のプッシュ通知とは別に、現在の車両100の位置情報を端末装置300に送信してもよい。以下、後述の図3のステップS220の処理の場合についても同様であってよい。
サーバ200は、ステップS112の処理が完了すると、今回のフローチャートの処理を終了する。
<<端末装置の処理>>
ステップS114にて、端末装置300は、サーバ200から盗難発生のプッシュ通知(ステップS112参照)を受信したか否かを判定する。端末装置300は、サーバ200から盗難発生のプッシュ通知を受信した場合、ステップS116に進み、受信していない場合、今回のフローチャートを終了する。
ステップS116にて、端末装置300は、車両100の盗難発生、及び車両100の位置情報を表す通知をディスプレイに表示させる。これにより、車両100の所有者OWは、車両100の盗難発生を確認することができると共に、車両100の位置情報を確認し、車両100が移動しているか否かを判断することができる。そのため、車両100の所有者OWは、例えば、車両100が駐車位置から移動している場合、警察、監視センタCT、セキュリティ会社等に連絡し、車両100の追跡を行うことができる。
このように、車両盗難監視システム1は、車両100の盗難監視装置120による盗難発生の検知に応じて、自動で、車両100の所有者OWに車両100の盗難発生、及び現在の車両100の位置情報を通知することができる。
尚、盗難発生信号(車両100の盗難発生のプッシュ通知)は、車両100から直接的に端末装置300に送信される態様であってもよい。また、車両100の位置情報は、車両100(通信装置130)と通信が確立されている基地局の位置等に基づき、サーバ200により判断されてもよい。この場合、車両100(通信装置130)からサーバ200への車両100の位置情報の送信は、省略されてもよい。以下、図3のバックアップ処理の場合についても同様であってよい。
<車両盗難監視に関するバックアップ処理>
図3は、車両盗難監視システム1による車両100の盗難監視に関するバックアップ処理の一例を概略的に示すフローチャートである。具体的には、図3は、左から順に、通信装置130、サーバ200、及び端末装置300のそれぞれによる処理を概略的に示すフローチャートである。図3の通信装置130に対応するフローチャート(ステップS202~S216)は、例えば、車両100の駐車時(即ち、イグニッションオフ状態の場合)で、且つ、通信装置130がスリープモードでない場合に、所定の制御周期ごとに繰り返し実行される。図3のサーバ200に対応するフローチャート(ステップS218,S220)は、例えば、所定の制御周期ごとに実行される。図2の端末装置300に対応するフローチャート(ステップS222,S224)は、例えば、端末装置300が電源ONされている場合に、所定の制御周期ごとに繰り返し実行される。
<<盗難監視装置の処理>>
ステップS202にて、通信装置130の制御部132は、メインバッテリ110からの電力供給が遮断状態か否かを判定する。制御部132は、メインバッテリ110からの電力供給が遮断状態でない場合、ステップS204に進み、メインバッテリ110からの電力供給が遮断状態である場合、ステップS206に進む。
ステップS204にて、制御部132は、通信装置130にメインバッテリ110からの電力を使用させる。具体的には、制御部132は、通信装置130の各種構成要素がメインバッテリ110からの電力を使用するための電力供給経路を導通状態にし、サブバッテリ135からの電力を使用するための電力経路を遮断状態にする。これにより、通信装置130(通信部131、制御部132、加速度センサ133、及びGNSSセンサ134等)は、メインバッテリ110からの電力で駆動される。
制御部132は、ステップS204の処理が完了すると、今回のフローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS206にて、制御部132は、通信装置130にサブバッテリ135からの電力を使用させる。具体的には、制御部132は、通信装置130の各種構成要素がメインバッテリ110からの電力を使用するための電力供給経路を遮断状態にし、サブバッテリ135からの電力を使用するための電力経路を導通状態にする。これにより、通信装置130(通信部131、制御部132、加速度センサ133、及びGNSSセンサ134等)は、サブバッテリ135からの電力で駆動される。
制御部132は、ステップS206の処理が完了すると、ステップS208に進む。
ステップS208にて、制御部132は、サブバッテリ135の使用開始から所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、例えば、実験やコンピュータシミュレーション等を通じて、蓄電量が相対的に低下し通信装置130を駆動できなくなるまでのサブバッテリ135の使用時間の下限値、或いは、下限値に対してある程度の余裕分を考慮した値として予め規定される。制御部132は、サブバッテリ135の使用開始から所定時間が経過した場合、ステップS210に進み、所定時間が経過していない場合、ステップS212に進む。
ステップS210にて、制御部132は、サブバッテリ135の使用を停止し、通信装置130をスリープモードに移行させる。
制御部132は、ステップS210の処理が完了すると、今回のフローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS212にて、制御部132は、加速度センサ133に指令を出力し、加速度を計測させる。
制御部132は、ステップS212の処理が完了すると、ステップS214に進む。
ステップS214にて、制御部132は、加速度センサ133から取り込まれる計測結果に基づき、加速度センサ133により所定基準を超える加速度が計測されたか否かを判定する。所定基準は、例えば、実験やコンピュータシミュレーション等を通じて、車両100が移動していると判断可能な加速度の下限値、或いは、下限値に余裕分を加えた値として、予め規定される。制御部132は、加速度センサ133により所定基準を超える加速度が計測された場合、車両100の盗難発生の可能性が高いと判断し、ステップS216に進む。メインバッテリ110から通信装置130を含む車両100の各種機器への電力供給が遮断されている可能性が高い状況で、車両100が移動しているからである。一方、制御部132は、加速度センサ133により所定基準を超える加速度が計測されていない場合、今回のフローチャートの処理を終了する。
ステップS216にて、通信部131は、制御部132の制御下で、車両100(自車)の盗難発生を表す盗難発生信号をサーバ200に送信する。このとき、盗難発生信号には、GNSSセンサ134の出力に基づき取得される、現在の車両100の位置情報が含まれる。
<<サーバの処理>>
サーバ200の処理は、図2の場合と同じである。
ステップS218にて、サーバ200は、車両100から盗難発生信号(ステップS216参照)を受信したか否かを判定する。サーバ200は、車両100から盗難発生信号を受信した場合、ステップS220に進み、車両100から盗難発生信号を受信していない場合、今回のフローチャートの処理を終了する。
ステップS220にて、サーバ200は、予め登録されている、車両100の所有者OWが所持する端末装置300に対して、車両100の盗難発生のプッシュ通知を送信する。プッシュ通知には、車両100の現在の位置情報が含まれる。
サーバ200は、ステップS220の処理が完了すると、今回のフローチャートの処理を終了する。
<<端末装置の処理>>
端末装置300の処理は、図2の場合と同じである。
ステップS222にて、端末装置300は、サーバ200から盗難発生のプッシュ通知(ステップS220参照)を受信したか否かを判定する。端末装置300は、サーバ200から盗難発生のプッシュ通知を受信した場合、ステップS224に進み、受信していない場合、今回のフローチャートを終了する。
ステップS224にて、端末装置300は、車両100の盗難発生、及び車両100の位置情報を表す通知をディスプレイに表示させる。これにより、図2のメイン処理の場合と同様、車両100の所有者OWは、車両100の盗難発生を確認することができると共に、車両100の位置情報を確認し、車両100が移動しているか否かを判断することができる。そのため、車両100の所有者OWは、例えば、車両100が駐車位置から移動している場合、警察、監視センタCT、セキュリティ会社等に連絡し、車両100の追跡を行うことができる。
このように、車両盗難監視システム1は、例えば、メインバッテリ110のバッテリ上がりや取り外し等で、盗難監視装置120が動作できない場合であっても、サブバッテリ135の電力で通信装置130を駆動させ、車両100の盗難監視を継続することができる。
[作用]
次に、本例に係る車両盗難監視システム1の作用について説明する。
例えば、車両100の駐車時間が相対的に長くなると、車両100の駐車時に盗難監視装置120が動作することでメインバッテリ110にバッテリ上がりが発生する可能性がある。その結果、車両100では、バッテリ上がりの発生以降で、車両100の盗難に関する監視を継続することができなくなってしまう可能性がある。また、車両100におけるメインバッテリ110のバッテリ上がりを抑制するために、車両100の駐車時における盗難監視装置120の動作頻度を相対的に低くすることも考えられる。しかし、盗難監視装置120の動作周期の合間で車両100の盗難が発生すると、車両100の盗難発生の検知が遅くなり、車両100の追跡に支障が生じる可能性がある。また、メインバッテリ110が取り外された状態で車両100が盗難されると、そもそも、盗難監視装置120が動作せず、盗難発生を検知できなくなる可能性がある。
これに対して、本実施形態では、車両100は、加速度センサ133と、通信装置130と、メインバッテリ110と、サブバッテリ135とを備える。具体的には、加速度センサ133は、自車(車両100)の移動状態に関する情報(具体的には、車両100の加速度の計測結果に関する情報)を取得する。また、通信装置130は、外部と通信を行う。また、メインバッテリ110は、加速度センサ133及び通信装置130を含む、車両100(自車)に搭載される機器に電力を供給する。また、サブバッテリ135は、メインバッテリ110からの電力供給がない場合に、少なくとも及び加速度センサ133及び通信装置130に電力を供給する。そして、通信装置130は、メインバッテリ110からの電力供給がなく、サブバッテリ135からの電力供給により駆動されている場合であって、加速度センサ133により取得される情報が、自車が移動していることを表している場合、サーバ200に対して自車(車両100)の盗難発生に関する通報を行う。
これにより、車両100は、メインバッテリ110からの電力供給ができなくなっても、サブバッテリ135からの電力で加速度センサ133及び通信装置130を動作させることができる。そのため、車両100は、加速度センサ133を用いて、例えば、メインバッテリ110が上がってしまったり、取り外されてしまったりして、自走ができない状態で、車両100が盗難された場合の車両100の移動を表す情報を取得することができる。そして、車両100は、通信装置130(通信部131)を用いて、その情報に基づき、車両100の盗難を判断し、車両100の盗難発生に関する通報を行うことができる。よって、車両100は、自車の盗難に関する監視をより適切に行うことができる。
以上、実施形態について詳述したが、本開示はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された要旨の範囲内において、種々の変形・改良が可能である。
1 車両盗難監視システム
100 車両
110 メインバッテリ(第1のバッテリ)
120 盗難監視装置
130 通信装置
131 通信部
132 制御部
133 加速度センサ(移動情報取得装置)
134 GNSSセンサ
135 サブバッテリ(第2のバッテリ)
200 サーバ
300 端末装置
CT 監視センタ
OW 所有者

Claims (1)

  1. 自車の移動状態に関する情報を取得する移動情報取得装置と、
    外部と通信を行う通信装置と、
    前記移動情報取得装置及び前記通信装置を含む、自車に搭載される機器に電力を供給する第1のバッテリと、
    前記第1のバッテリからの電力供給がない場合に、少なくとも前記移動情報取得装置及び前記通信装置に電力を供給する第2のバッテリと、を備え、
    前記通信装置は、前記第1のバッテリからの電力供給がなく、前記第2のバッテリからの電力供給により駆動されている場合であって、前記移動情報取得装置により取得される情報が、自車が移動していることを表している場合、所定の外部装置に対して自車の盗難発生に関する通報を行う、
    車両。
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