JP2022082513A - カスタマイズされた電圧を有する宇宙用太陽電池 - Google Patents

カスタマイズされた電圧を有する宇宙用太陽電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2022082513A
JP2022082513A JP2021188388A JP2021188388A JP2022082513A JP 2022082513 A JP2022082513 A JP 2022082513A JP 2021188388 A JP2021188388 A JP 2021188388A JP 2021188388 A JP2021188388 A JP 2021188388A JP 2022082513 A JP2022082513 A JP 2022082513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
substrate
conductors
circuit
solar cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021188388A
Other languages
English (en)
Inventor
エリック レーダー,
Rehder Eric
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2022082513A publication Critical patent/JP2022082513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/04Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof adapted as photovoltaic [PV] conversion devices
    • H01L31/042PV modules or arrays of single PV cells
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/04Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof adapted as photovoltaic [PV] conversion devices
    • H01L31/042PV modules or arrays of single PV cells
    • H01L31/05Electrical interconnection means between PV cells inside the PV module, e.g. series connection of PV cells
    • H01L31/0504Electrical interconnection means between PV cells inside the PV module, e.g. series connection of PV cells specially adapted for series or parallel connection of solar cells in a module

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】様々な出力電圧を実現するように迅速に調整され得る市販の宇宙飛行可能な太陽電池アレイを提供する。【解決手段】太陽電池アレイは、プレハブフレックス回路などの基板104に取り付けられた1以上の太陽電池102で構成される。基板は、1以上の絶縁層、及び太陽電池との電気接続を形成するための1以上の導体としてパターニングされた1以上の導電層を含む。太陽電池の回路を太陽電池の所望の寸法及び所望の電圧にカスタマイズするために、基板は、導体への電気的導通を除去又は追加するための1以上の決定点124を含む。【選択図】図4A

Description

本開示は、広くは、太陽電池パネルに関し、特に、カスタマイズされた電圧を有する宇宙用太陽電池アレイに関する。
典型的な宇宙飛行可能な太陽電池パネルの組み立ては、直列に接続された太陽電池の長いストリングで構成される太陽電池アレイを構築することを含む。これらのストリングは、長さすなわち太陽電池の数が可変であり、非常に長くなり得る。
従来の太陽電池アレイは、必要とされる出力電圧を生成するために一定数の太陽電池で構築される。その数は、動作温度及び放射線量によっても変更される。例えば、直列に接続された50個の太陽電池のストリングは、100Vの出力電圧を生成し得る。
この出力電圧は、電力を供給するための電力システムの要件を満たす又は超える必要がある。温度及び放射線量は、ミッションによって決まる。一方で、回路内の太陽電池の数は、電力システムの要件の出力電圧を満たすために可変に設定される。
ミッションは変化するので、調整可能な太陽電池パネルが必要とされている。
上述の制限を克服するために、及び、本明細書を読み、理解すれば自明となるその他の制限を克服するために、本開示は、太陽電池アレイ、太陽電池アレイを製造する方法、及び太陽電池アレイを動作させる方法を説明する。太陽電池アレイは、プレハブフレックス(pre-fabricated flex)回路などの基板に取り付けられた1以上の太陽電池を備える。基板は、1以上の絶縁層、及び太陽電池との電気接続を形成するための1以上の導体としてパターニングされた1以上の導電層を含む。太陽電池の回路を太陽電池の所望の寸法及び所望の電圧にカスタマイズするために、基板は、導体への電気的導通を除去又は追加するための1以上の決定点を含む。
ここで、図面を参照する。各図面を通じて、類似の参照番号は対応する部品を表している。
図1A、図1B、及び図1Cは、基板に取り付けられた太陽電池を示す実施例を例示する断面側面図である。 図1A、図1B、及び図1Cは、基板に取り付けられた太陽電池を示す実施例を例示する断面側面図である。 図1A、図1B、及び図1Cは、基板に取り付けられた太陽電池を示す実施例を例示する断面側面図である。 基板に取り付けられた太陽電池のアレイを示す一実施例を例示する。 図3A、図3B、及び図3Cは、図2の変形例である基板の別の一実施例を例示する。 図3A、図3B、及び図3Cは、図2の変形例である基板の別の一実施例を例示する。 図3A、図3B、及び図3Cは、図2の変形例である基板の別の一実施例を例示する。 図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、及び図4Gは、図3の変形例である別の一実施例を例示する。 図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、及び図4Gは、図3の変形例である別の一実施例を例示する。 図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、及び図4Gは、図3の変形例である別の一実施例を例示する。 図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、及び図4Gは、図3の変形例である別の一実施例を例示する。 図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、及び図4Gは、図3の変形例である別の一実施例を例示する。 図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、及び図4Gは、図3の変形例である別の一実施例を例示する。 図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、及び図4Gは、図3の変形例である別の一実施例を例示する。 図4Aの変形例である基板の別の一実施例を例示する。 図5の変形例である基板の別の一実施例を例示する。 図7、図8、図9、図10、図11、及び図12は、各コーナー領域の詳細を提供する。それらは、太陽電池パネル用の12個の電池回路長さを実現するために形成されたコーナー領域における導電経路及び不連続性を示す。 図7、図8、図9、図10、図11、及び図12は、各コーナー領域の詳細を提供する。それらは、太陽電池パネル用の12個の電池回路長さを実現するために形成されたコーナー領域における導電経路及び不連続性を示す。 図7、図8、図9、図10、図11、及び図12は、各コーナー領域の詳細を提供する。それらは、太陽電池パネル用の12個の電池回路長さを実現するために形成されたコーナー領域における導電経路及び不連続性を示す。 図7、図8、図9、図10、図11、及び図12は、各コーナー領域の詳細を提供する。それらは、太陽電池パネル用の12個の電池回路長さを実現するために形成されたコーナー領域における導電経路及び不連続性を示す。 図7、図8、図9、図10、図11、及び図12は、各コーナー領域の詳細を提供する。それらは、太陽電池パネル用の12個の電池回路長さを実現するために形成されたコーナー領域における導電経路及び不連続性を示す。 図7、図8、図9、図10、図11、及び図12は、各コーナー領域の詳細を提供する。それらは、太陽電池パネル用の12個の電池回路長さを実現するために形成されたコーナー領域における導電経路及び不連続性を示す。 太陽電池アレイのサイズが、いかにしてカスタマイズされ得るかを例示する。 人工衛星用の太陽電池アレイを製造する方法の一実施例を例示する。 太陽電池アレイを含む人工衛星の一実施例を例示する。 機能ブロック図の形態を採る太陽電池アレイの一実施例を例示する。
以下の説明において、本明細書の一部分を形成している添付図面を参照する。これらの図面は、本開示が実践され得る具体例を例示する目的で示されている。他の実施例も利用可能であり、本開示の範囲を逸脱することなく、構造的な変更を加え得ることが理解されるべきである。
概要
多様な設定のミッション向けの迅速な供給のために、様々な出力電圧を実現するように迅速に調整され得る市販の太陽電池アレイが必要とされている。例えば、優先度の高いミッションは、しばしば、数週間での供給を必要とするが、現在のアプローチは、太陽電池アレイの広範な設計、製造、及び試験のために数カ月を要し得る。
本開示は、様々な出力電圧を実現するように迅速に調整され得る市販の宇宙飛行可能な太陽電池アレイを説明する。人工衛星用の太陽電池アレイは、各ミッションで異なり、太陽電池アレイを標準化するための先行の試みは、実現されることが模索される費用又はスケジュールの利点を台無しにする電力の損失をもたらしている。
本開示は、ミッション用の太陽電池の所望の寸法及び出力電圧にカスタマイズされ、迅速に供給され得る太陽光発電モジュール(SPM)において使用される、プレハブフレックス回路を備えた基板についての新しいレイアウト及び改善されたプロセスを説明する。具体的には、本開示は、最終的なレイアウトがどのようになるかについてインテリジェントな判断を行い、不要なトレースを除去する。既知のスイッチング技法も同様に使用され得る。
本開示の一態様は、導体及びトレース用の効率的なレイアウトを形成している。必要に応じて、導電経路が設定され、使用されない経路が除去され、柔軟性がスイッチによって実現され得る。具体的には、本開示は、一旦、市販の組の経路で開始し、任意の余剰な(すなわち、不必要な)経路を除去する。
電流経路の選択
2017年7月6日に、Eric Rehderによって出願された“PREFABRICATED CONDUCTORS ON A SUBSTRATE TO FACILITATE CORNER CONNECTIONS FOR A SOLAR CELL ARRAY,”という名称の米国実用特許出願第15/643,277号は、「関連出願の相互参照」という名称のセクションで上述されている。当該出願は、参照によって本明細書に組み込まれ、導電経路の間で橋渡しするために導電性要素をコーナー領域に追加することによって、又は導電経路を分離するために導電性要素をコーナー領域から除去することによって、太陽電池向けの電流経路を選択する方法を説明する。
コーナー領域内の太陽電池間の電気接続の使用は、製造を容易にするだけでなく、カスタマイズもサポートする。プレハブ導体の使用は、設計における柔軟性を可能にするために、回路全体を通して配置されるトレース及び導体をもたらす。パネル製造において助けとなり、電流又は電力を回路内の次の太陽電池に誘導し、又はストリングを終端させるために、電気接続が、あらゆる回路長さ向けにカスタマイズされ得る。しかし、これはまた、不要なトレース及び導体ももたらす。
所望の設計又は出力電圧を実現するために、導体要素を除去又は追加し、幾つの導体要素を除去又は追加するか判断し、どの位置から導体要素が除去又は追加されるべきか判断することが必要とされている。本開示は、これらの要求を満たす。
更に、例えば、切断、レーザー切断、堆積、溶接などのような技法を含む、除去及び追加の技法が、金属を除去及び/又は追加するために知られている。しかし、そのような技法の先行する使用は、所望の電力出力レベルを実現するために複雑さをもたらした。本開示は、その複雑さを低減させる。
カスタマイズされた電圧を有するプレハブフレックス回路
本開示は、導電経路を遮断又は形成することにおいて含まれる作業量を低減させることによって、製造時間を改善する。新しいレイアウト及び改善されたプロセスは、市販の太陽電池アレイが、様々な出力電圧を実現するために構築され、迅速に調整されることを可能にする。
図1A、図1B、及び図1Cは、断面側面図である。それらは、プレハブフレックス回路などの基板104の層及び構成要素のみならず、基板104に取り付けられた太陽電池102の回路を含む、太陽電池パネル100を示している実施例を例示する。
図1Aは、基板104に取り付けられた2つの太陽電池102を示している一実施例を例示する。その場合、基板104は、Kapton(登録商標)、ポリイミド、又は他の絶縁材料で構成された、1以上の絶縁層106、及び、絶縁層106の上に配置された銅(Cu)層などの少なくとも1つのパターニングされた導電性金属層で構成された、複数の導体108で構成される。太陽電池102は、接着剤112を使用して絶縁層106に取り付けられる。
図1Bは、基板104に取り付けられた2つの太陽電池102を示している一実施例を例示する。その場合、基板104は、複数の絶縁層106A、106Bで構成される。銅層などの1以上のパターニングされた導電性金属層で構成された少なくとも1つの導体110は、絶縁層106Aの上に堆積される。絶縁層106Bは、接着剤112Bを使用して導体110の上及び絶縁層106A上又はその上方に取り付けられる。導体110は、太陽電池102間の直列接続を形成するために基板104内に埋め込まれる。太陽電池102は、接着剤112Aを使用して絶縁層106Bに取り付けられる。
図1Cは、基板104に取り付けられた2つの太陽電池102を示している一実施例を例示する。その場合、基板104は、複数の絶縁層106A、106B、106Cで構成される。銅層などの1以上のパターニングされた導電性金属層で構成される少なくとも1つの導体110Aは、絶縁層106Cの底部に堆積され、銅層などの1以上のパターニングされた導電性金属層で構成される少なくとも1つの導体110Bは、絶縁層106Cの上に堆積される。絶縁層106Aは、接着剤112Cを使用して導体110Aの底部及び絶縁層106C又はその下方に取り付けられ、絶縁層106Bは、接着剤112Bを使用して導体110Bの上及び絶縁層106C上又はその上方に取り付けられる。太陽電池102は、接着剤112Aを使用して絶縁層106Bに取り付けられる。
図2、図3A、図3B、図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、図4G、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、及び図13は、導体110の配置及び機能を例示する目的で透明になっている太陽電池102及び基板104を示している上面図である。図1A、図1B、及び図1Cで上述されたように、導体110は、基板104内に実際に埋め込まれ、好適には、絶縁層106によって封入され、太陽電池102の下方で延在し、太陽電池102の群と電気的に相互接続される。
図2は、基板104に取り付けられた太陽電池102のアレイを示している一実施例を例示する。その場合、太陽電池102のアレイは、4つの行及び6つの列として配置された24個の太陽電池102を備える。太陽電池102のアレイは、48V(すなわち、動作温度及び寿命末期(EOL)放射損傷において、太陽電池102当たり約2V)の出力電圧を生成する。
この実施例では、各太陽電池102が、コーナー領域116を画定する少なくとも1つの、先端カットされたコーナー114を有する。4つの隣接する太陽電池102の群は、基板104に位置合わせされ、取り付けられている。それによって、各太陽電池102から1つずつ先端カットされた4つのコーナー114は、コーナー領域116で共にまとめられる。基板104は、太陽電池102の隣接するもののコーナー領域116が位置合わせされ、太陽電池102が基板104に取り付けられたときに、基板104のエリア118が露出されたままであるように構成される。露出されたままである基板104のエリア118は、導体110のうちの1以上を含み、太陽電池102と導体110との間の1以上の電気接続が、露出されたエリア118内で形成される。
太陽電池102と導体110との間の電気接続は、一実施例では、各太陽電池102との金属フォイル相互接続120を使用して形成される。金属フォイル相互接続120は、太陽電池102のnタイプ側に取り付けられた少なくとも1つの相互接続120、及び太陽電池102のpタイプ側に取り付けられた少なくとも1つの相互接続120を有する。図1A、図1B、及び図1Cで上述されたように、導体110は、例示目的でこの上面図において示されているが、導体110は、基板104内に埋め込まれ、好適には、絶縁層106によって封入され、太陽電池102の下方で延在し、太陽電池102の群と電気的に相互接続される。図2の実施例では、導体110及び相互接続120が、太陽電池102の全てを接続し、水平方向と垂直方向との両方で、導体110及び相互接続120が、太陽電池102の全てを接続する。
一実施例では、相互接続120と電気接続するために、導体110の端部が、露出されたままである基板104のエリア118内で基板104の表面を通して位置合わせされ、露出される。導体110はまた、基板104内のビアを使用して相互接続120に電気接続される。更に、導体110は、太陽電池102が基板104に取り付けられる前及び/又は取り付けられた後に、基板104の表面上に取り付けられ、プリントされ、又は堆積され得る。それはまた、太陽電池102間の接続も容易にする。
図3Aは、基板104の別の一実施例、すなわち、図2の変形例を例示する。それは、太陽電池102用の回路終端ラインである1以上の導体122を追加する。1以上の導体122もまた、導体110のように基板104内に埋め込まれる。上述されたように、図面は、この事例では導体110、122の両方の配置及び機能を例示する目的で、太陽電池102及び基板104を透明であるとして示している。導体122のうちの少なくとも幾つかは、それらの交差点で共に接続される。コーナー領域116では、導体122が導体110と交差する。その場合、導体122と導体110とは接続される。
導体110、122のうちの少なくとも幾つかは、基板104内の分離した複数の導電性金属層内にパターニングされ得る。その場合、基板104の複数の導電性金属層上の導体110、122は、基板104内のビアなどを使用して接続される。
更に、導体110、122のうちの少なくとも幾つかは、基板104内の1つの導電性金属層内で共に形成され得る。このレイアウトの強みは、単一の金属層で実現され得ることであり、それは好適である。単一の金属層は、製造がより安価であり、より軽く、より柔軟である。
図3Bは、太陽電池102のコーナー領域内で形成される接続の更なる詳細を提供する。金属フォイル相互接続120は、太陽電池102のnタイプ側又はpタイプ側に接続される。金属フォイル相互接続120は、導体110に接続される。導体110は、基板104内に埋め込まれ、絶縁層106によってカバーされ、太陽電池102の下で延在する。絶縁層106内に描かれていない開口部が存在する。それは、金属フォイル相互接続120が、導体110に接続されることを可能にする。
導体122もまた、基板104内に埋め込まれ、絶縁層106によってカバーされ、太陽電池102の下で延在する。導体122は、例えば、電気接続を形成し得る。その場合、導体122は、他の導体110又は122と交差し、接触し、又は隣接する。一実施例では、導体110、122が、基板104の1以上の金属層内でパターニングされ、導体110、122間の電気接続は、連続的な金属層を含む。にもかかわらず、導体110、122は、互いに異なる機能及び目的を有する。
図3Cは、図3Bの拡大図であり、導体110、122を更に例示している。この図では、太陽電池102が、接着剤112Aを使用して絶縁層106Bに取り付けられる。導体110、122は、絶縁層106Aの上に形成される。絶縁層106Bは、接着剤112Bを使用して導体110、122の上及び絶縁層106A上又はその上方に取り付けられる。したがって、導体110のように、導体122は、絶縁層106A、106Bの間に埋め込まれる。しかし、他の実施例では、導体110、122が、異なる絶縁層上に形成されてよく、異なる絶縁層の間に埋め込まれてよい。
図4Aは、基板104の別の一実施例、すなわち、図3Aの変形例を例示する。それは、太陽電池102の直列構成、太陽電池102の並列構成、又は太陽電池102の並列構成と直列構成との両方を規定するために、基板104にわたる多くの重要な点に位置付けられている決定点124を使用して、導体110、122への電気的導通を除去又は追加することを提供する。これらの決定点124は、導体110、122の数を最小化するために、導体110及び/又は導体122の電気的導通を形成するか又は遮断し、それによって、直列接続又は回路終端としての導体110、122に太陽電池102の各々を割り当てるよう、判断が行われ得る位置である。したがって、導体110のうちの少なくとも幾つかは、太陽電池102用の直列接続であり、導体122のうちの少なくとも幾つかは、太陽電池102用の回路終端である。
この図では、決定点124が円によって表されている。それは、基板104上に実際には存在しないが、解決策を明瞭にし説明するために単に使用されている。決定点124の円は、中実又は中空であってよい。その場合、中実の白円は、電気的導通が遮断される又は導体110、122用に存在しない決定点124を表し、一方、中空の円(導体110、122がそこを通るように示されている)は、電気的導通が導体110、122用に形成される又は遮断されない決定点124を表している。電気的導通は、例えば、トレースを切断すること、相互接続を除去すること、ヒューズを誘発することなどによって、決定点124において遮断され得る。代替的に、電気的導通は、例えば、ジャンパーを追加すること、相互接続を追加すること、アンチヒューズを誘発することなどによって、決定点124において維持され得るか又は形成され得る。
この実施例では、決定点124を使用して、導体122が、V1+及びV1-、V2+及びV2-、並びにV3+及びV3-としてそれぞれ符号が付けられている3つの組の終端ラインになるよう構成されている。太陽電池102は、直列接続で開始する。それによって、回路V1が形成され、回路V2及びV3が続く。各太陽電池102のコーナー領域116では、導体110、122が、各セルとセルとの接続を直列接続として、又はV+/-の対に対する回路終端として再割り当てするために形成又は遮断される。この実施例のレイアウトは、三つ(3個)の回路V1、V2、及びV3を形成するために遮断された導体122を有する。回路V1及びV2には九つ(9個)の太陽電池102があり、一方、回路V3には六つ(6個)の太陽電池がある。
例示目的で、太陽電池102の番号付けは、第1の列内の左上の太陽電池102(セル1)から開始し、第1の列の行を下って、第2の列の底から第2の列の行を上がって、第3の列内の上の太陽電池102(セル9)から第3の列の行(セル10及びセル10の下方の第3の列内の太陽電池102)を下って、並びに、第4及び第5の列(セル18及びセル19)を通って蛇のようなパターンで、第6の列内の右上の太陽電池102(セル24)まで継続する。
セル1用のコーナー領域116は、遮断されない導体122を有する決定点124を表す中空の円を有する。これは、セル1が、いかにしてV1-に接続され、セル2に直列接続されているかを示している。遮断された導体122を有する決定点124を表す中実の円もまた、V2-及びV3-の回路内のトレースから切断されたV1-を示している。バイパスダイオード(図示せず)が、太陽電池102を逆バイアスから保護するために、コーナー領域116内に位置付けられ得る。
この実施例では、セル9のポジティブな接点がV1+に接続し、セル10がV2-に接続し、セル18がV2+に接続し、セル19がV3-に接続し、セル24がV3+に接続する。V3回路は、より少ない太陽電池102を有し、V1及びV2回路よりも低い電圧を有し得る。電圧が、別のパネル上の別の回路(図示せず)を用いて、V3回路に追加され得る。代替的に、パネル100は、サイズが増加され得る。
行1と行2との間のコーナー領域116内のトレースの更なる詳細が、図4B、図4C、及び図4Dで提供される。
図4Bは、様々な導体110、122用のトレースを示し、決定点124を示す円を有する。したがって、各太陽電池102からの各導体110、122は、直列接続又は回路終端V+、V-を有してよく、各々は、独立して開いているか又は閉じていてよい。
図4Cは、決定点124の結果を分析している。この図では、結果が円126内に示されている。それは、基板104上に実際には存在しないが、解決策を明瞭にし説明するために単に使用されている。円126内の決定点124だけが、分析される。図4Cでは、セル間の直列接続用の接続が明示されている。円126内で、水平な導体122において、2つの間隙又は不連続128が存在する。これらの不連続128は、V+及びV-導体122への電流を遮断するために、決定点124が使用されている結果である。他の導体110、122は、無傷なままである。
図4Dは、これらの太陽電池102間の回路を終端させるための、円126内の決定点124の構成を示している。円126内で、単一の間隙又は不連続128が存在する。それは、導体122がこの点で遮断されたことを示している。この代替的なシナリオでは、太陽電池102間の直列接続が遮断されており、左上の太陽電池102はV+出力へと終端し、左下の太陽電池102はV-出力へと終端する。
図4Eは、決定点124を有する、行3と行4との間の導体110、122を示している。各太陽電池102からの導体122は、回路終端V+、V-である。
図4Fでは、太陽電池102用の直列接続を維持するために、接続が形成されている。直列接続は、左下と右下の太陽電池102の間の導体110を使用する。円126内で、V+及びV-出力に接続する導体122内で形成された不連続128が存在する。
図4Gでは、太陽電池102用のV+及びV-への回路終端を維持するために、接続が形成されている。円126内で、導体122の直列接続が、不連続128を有する。左下の太陽電池102は、V+出力に接続され、右下の太陽電池102は、V-出力に接続されている。右下の太陽電池102はまた、V+出力に接続する機会も有するが、この経路は同様に不連続128を有する。
これらの実施例は、多数の導体110、122、及び導体110、122が遮断され得る決定点124を有することに留意されたい。本開示は、この構成を修正する新しいやり方を説明する。具体的には、図4Aで説明された概念が、太陽電池102のアレイに対する接続を完全に制御する。実際、このレベルの制御は、必要ではなく、より多くの導体110、122及び決定点124が形成又は遮断される過度に複雑な解決策をもたらす。
図5は、基板104の別の一実施例、すなわち、図4Aの変形例を例示する。それは、広範な用途のアレイをサービスしながら、導体110、122のレイアウトを単純化して、構成を太陽電池の所望の寸法及び/又は所望の出力電圧へとより完全に最適化する。この実施例は、回路長さが8個から17個の太陽電池102に調整され得る様々な用途向けである。それらの太陽電池102は、約16Vから34Vの範囲の出力電圧を生成するが、それ以外の範囲も同様に使用され得る。太陽電池102のアレイの用途の知見は、16V未満の出力がありそうもなく、34Vを超える出力がありそうもないことを業者に知らせ得る。
したがって、設計は、予想されるニーズの変化に対応するために単純化され得る。用途における所望の出力電圧及び調整範囲が決定されることになる。これは、完全な構成の制御を提供する、図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、及び図4Gのベースラインからの大きな単純化を可能にする。
これは、しばしば、必要ではなく、図5のようなより単純な設計が好適であり得る。それは、多数の導体110、122、及び決定点124を排除する。各々が12個の太陽電池102を有する、2つの回路V1及びV2を形成するために、決定点124における中実及び中空の円で接続が特定される。結果は次のようなものである。すなわち、太陽電池102間の100個の決定点124を有する24個の太陽電池102のアレイよりもむしろ、この改善されたバージョンが、太陽電池102間に27個の決定点124のみを有する。回路終端を提供する導体122の数もまた、実質的に減少する。
図6の一実施例では、決定点124が、12個の太陽電池102の回路長さを生成するように設定される。それにより、セル1は、セル9までの回路内の各太陽電池102用の直列接続を用いてV-に直接的に接続される。セル1からセル8までは、変化する能力なしに直列接続される。セル8とセル24との間で、決定点124が存在する。その場合、導体110、122は、出力電圧を調整するように遮断され得る。セル9とセル10との間の直列接続が遮断される一方で、これらのセルは、それぞれV1+及びV2-に接続されている。決定点は、第2の回路用のセル10とセル18との間の直列接続向けに設定される。セル18とセル19との間で、直列接続が遮断される一方で、これらのセルは、それぞれV2+及びV3-に接続されている。決定点は、セル19からセル24への直列接続を有する。セル24は、V3+に直接的に接続されている。決定点の選択が異なると、第1の回路の終わりが、セル8からセル12までのうちの任意のセルに変化し得る。第2の回路及び第3の回路の長さ及び出力電圧を調整するために、同様の設定が行われ得る。
図7、図8、図9、図10、図11、及び図12は、コーナー領域116内の導体110、122、及び、12個の太陽電池102の回路長さを実現するために、決定点124において形成された不連続128を示す、各コーナー領域116の更なる詳細を提供する。これらの図面はまた、バイパスダイオードがこれらの例示内に含まれていないことも強調するが、バイパスダイオードは、ほとんどの用途で所望され得る。
図13で明示されているように、回路長さのカスタマイズに加えて、太陽電池102のアレイのサイズもまたカスタマイズされ得る。図6で示された太陽電池102のアレイは、図7、図8、図9、図10、図11、及び図12で示されているように電気的に再構成され得る。図13は、その長さがまた、いかにして調整され得るかを示している。この実施例では、セル13~セル24が除去され得る。次いで、基板104のサイズ及び太陽電池102の全体的な量を調整するために、導体110、122を有する基板が、垂直な破線に沿って切り取られ得る。露出された導体110、122の上の縁部に密封絶縁体を付けることが望ましいだろう。それは、接着剤又はテープによって実現され得る。
これらの実施例は、太陽電池102に取り付けられるために基板104の中に統合された直列の導電経路110、122の設計を明示している。結果として生じるソーラーパネル100が、構築され、試験され得る。それは、膨大な時間を必要とし、次いで、このアセンブリは保存され得る。将来の何時かの時点で、パネル100は、決定点124の構成を詳細に設定され得る。例えば、各決定点124は、中実の導体110、122であり得る。一旦、決定点が円の接続形態の周りで形成されると、導体110、122は、所望の決定点124において遮断され得る。逆に、パネル100は、各決定点124が開いた導体110、122であるように形成され得る。その決定点124では、開いた導体110、122を橋渡しするために、別の導体110、122が追加され得る。パネル100はまた、エンドユーザ向けに要求される長さに物理的に切断され得る。
この製造シーケンスにより、ソーラーパネル100のカスタマイズ、試験、及び供給が、迅速に完了することを可能にする。ソーラーパネル100を製造するための調達の長い遅延、組み立て、接着剤硬化、及び環境試験は、在庫内に保存されている材料を用いて以前に完了されている。供給が必要になると、カスタマイズは、数カ月ではなく数日で完了され得る。在庫は、常に、前倒しで構築されてよく、直ちに供給されるように保存されてよい。それは、単一のソーラーパネル100物品について実現可能である。しかし、ミッションは高度にカスタマイズされ、したがって、在庫のアプローチは、多くの回路長さ及び寸法の巨大な量のハードウェアを必要とする。このソーラーパネル100の設計は、単一のソーラーパネル100が在庫にされることを可能にし、次いで、必要とされたときに、そのソーラーパネル100が、数日での供給のために、必要なサイズ及び出力電圧の構成にカスタマイズされ得る。
実施例は、単一の先端カットされたコーナーが存在する略正方形である太陽電池を使用した。太陽電池は、より矩形であってよく、2つ又は4つの先端カットされたコーナーを有してよい。先端カットされたコーナーがない太陽電池も使用され得るが、それらは、接続が形成されることを可能にするために間隔を空けられる必要がある。組み立て及び試験後に物理的及び電気的構成を形成する、この接続のルーチン及び能力は、太陽電池の形状から独立している。しかし、これらの太陽電池のうちの幾つかは、nタイプ又はpタイプの接点のいずれかに対する複数の相互接続を有することになる。これらの複数の相互接続は、冗長性及びより低い抵抗の経路を提供する。これらは、トレースを共通タイプの各相互接続へ延ばすことによって、このソーラーパネル設計において利用され得る。
実施例は、先端カットされたコーナーが位置合わせされた太陽電池を使用している。幾つかのセルの形状寸法では、それは望ましくないだろう。これは、ソーラーパネルのレイアウトの要件ではない。フレックス回路ベースの配線は、それがどこであれ、太陽電池の単一の又は複数の相互接続に到達するために、容易に経路指定され得る。
製作
本開示の実施例は、図14で示されているステップ132~144を含む、太陽電池102、太陽電池アレイで構成される太陽電池パネル100、及び/又は人工衛星を製作する方法130の文脈で説明されてよい。その場合、結果として生じる人工衛星146は、太陽電池102のアレイで構成される太陽電池パネル100を有し、それは図15で示されている。
図14で示されているように、製造前段階では、例示的な方法130が、太陽電池102、太陽電池パネル100、及び/又は人工衛星146の仕様及び設計132、並びにこれらの材料の調達134を含んでもよい。製造段階では、太陽電池102、太陽電池パネル100、及び/又は人工衛星146の構成要素及びサブアセンブリの製造136、並びにシステムインテグレーション138が行われる。これらは、太陽電池102、太陽電池パネル100、及び/又は人工衛星146の製造を含んでいる。その後、太陽電池102、太陽電池パネル100、及び/又は人工衛星146は、運航142に供されるために認可及び納品140を経てよい。太陽電池102、太陽電池パネル100、及び/又は人工衛星146は、打ち上げ前に、(改造、再構成、改装などを含む)整備及び保守144が更に予定され得る。
方法130の各工程は、システムインテグレータ、第三者、及び/又はオペレータ(例えば、顧客)によって実行又は実施され得る。本明細書の目的に関しては、システムインテグレータは、限定しないが、ソーラーセル、ソーラーセルパネル、人工衛星または宇宙船の、任意の数の製造業者及び主要システムの下請業者を含んでいてよく、第三者は、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者及びサプライヤーを含んでいてよく、またオペレータは、衛星通信会社、軍事団体、サービス機関などであってよい。
図15で示されているように、例示的な方法130によって製作される人工衛星146は、システム148、本体150、太陽電池102のアレイで構成される太陽電池パネル100、及び1以上のアンテナ152を含み得る。人工衛星146と共に含まれるシステム148の実施例は、推進システム154、電気システム156、通信システム158、及び電力システム160のうちの1以上を含むが、これらに限定されるものではない。任意の数の他のシステム148も含まれ得る。
図16は、一実施例による機能ブロック図の形態を採る太陽電池パネル100の例示である。太陽電池パネル100は、基板104に個別に取り付けられた太陽電池102のうちの1以上のアレイで構成される。基板104は、絶縁層106、導体110、122、及び決定点124のうちの1以上を含む。太陽電池102のそれぞれは、光源164から光162を吸収し、それに応じて電気出力166を生成する。
更に本開示は、以下の条項による実施例を含む。
条項1.
太陽電池アレイを製作するための方法であって、1以上の太陽電池を基板に取り付けることを含み、前記基板は、1以上の絶縁層、及び前記太陽電池との電気接続を形成するための1以上の導体としてパターニングされた1以上の導電層を含み、前記太陽電池の回路をカスタマイズするために、前記基板は、前記導体への電気的導通についての1以上の決定点を含む、方法。
条項2.
前記基板は、プレハブフレックス回路である、条項1に記載の方法。
条項3.
前記太陽電池のうちの少なくとも1つは、コーナー領域を画定する少なくとも1つの、先端カットされたコーナーを有し、前記コーナー領域を画定する前記先端カットされたコーナーを有する前記太陽電池が、前記プレハブフレックス回路に取り付けられたときに、前記プレハブフレックス回路のうちのあるエリアが露出されたままであり、前記太陽電池と前記導体との間の前記電気接続が、露出されたままである前記プレハブフレックス回路の前記エリア上又は前記エリア内の前記コーナー領域内で、相互接続を使用して形成される、条項2に記載の方法。
条項4.
前記導体の端部が、前記相互接続と電気的に接続するために、露出されたままである前記プレハブフレックス回路の前記エリア内の前記プレハブフレックス回路の表面を通して位置合わせされ、露出される、条項3に記載の方法。
条項5.
前記プレハブフレックス回路の複数の層上の前記導体が、前記プレハブフレックス回路内のビアを使用して接続される、条項3又は4に記載の方法。
条項6.
前記太陽電池の直列構成、前記太陽電池の並列構成、又は前記太陽電池の並列構成と直列構成との両方を規定するために、前記決定点を使用して前記導体への電気的導通を除去又は追加することを更に含む、条項1から5のいずれか一項に記載の方法。
条項7.
前記導体の数を最小化するために、直列接続又は回路終端としての前記導体に前記太陽電池を割り当てることを更に含む、条項1から6のいずれか一項に記載の方法。
条項8.
前記導体のうちの少なくとも幾つかが、前記太陽電池用の直列接続である、条項7に記載の方法。
条項9.
前記導体のうちの少なくとも幾つかが、前記太陽電池用の回路終端である、条項7又は8に記載の方法。
条項10.
前記導体のうちの少なくとも幾つかが、それらの交差点において共に接続される、条項1から9のいずれか一項に記載の方法。
条項11.
前記導体のうちの少なくとも幾つかが、前記基板内の分離した複数の導電性金属層内にパターニングされる、条項1から10のいずれか一項に記載の方法。
条項12.
前記導体のうちの少なくとも幾つかが、前記基板内の1つの金属層内に形成される、条項1から11のいずれか一項に記載の方法。
条項13.
前記決定点は、前記太陽電池アレイ用の回路長さをカスタマイズするために使用される、条項1から12のいずれか一項に記載の方法。
条項14.
前記基板は、前記基板のサイズ及び前記太陽電池の全体的な量を調整するために切り取られる、条項1に記載の方法。
条項15.
基板に取り付けられた1以上の太陽電池を備える太陽電池アレイであって、前記基板は、1以上の絶縁層、及び前記太陽電池との電気接続を形成するための1以上の導体としてパターニングされた1以上の導電層を含み、前記太陽電池の回路をカスタマイズするために、前記基板は、前記導体への電気的導通についての1以上の決定点を含む、太陽電池アレイ。
条項16.
前記太陽電池の直列構成、前記太陽電池の並列構成、又は前記太陽電池の並列構成と直列構成との両方を規定するために、前記決定点を使用して前記導体への電気的導通を除去又は追加することを更に含む、条項15に記載の太陽電池アレイ。
条項17.
前記導体の数を最小化するために、直列接続又は回路終端としての前記導体に前記太陽電池を割り当てることを更に含む、条項15又は16に記載の太陽電池アレイ。
条項18.
前記決定点は、前記太陽電池アレイ用の回路長さをカスタマイズするために使用される、条項15から17のいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
条項19.
前記基板は、前記太陽電池の長さを調整するために切り取られる、条項15から17のいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
条項20.
太陽電池アレイを動作させる方法であって、基板に取り付けられた1以上の太陽電池を使用して電流を生成することを含み、前記基板は、1以上の絶縁層、及び前記太陽電池との電気接続を形成するための1以上の導体としてパターニングされた1以上の導電層を含み、前記太陽電池の回路をカスタマイズするために、前記基板は、前記導体への電気的導通についての1以上の決定点を含む、方法。
結論
上記に明示した例の説明は、例示及び説明を目的として提示されており、網羅的であることや、開示されている例に限定することを意図するものではない。上述した具体例の代わりに、多数の代替例、改変例、及び変形例が使用され得る。

Claims (18)

  1. 太陽電池(102)アレイを製作するための方法(130)であって、
    1以上の太陽電池(102)を基板(104)に取り付けることを含み、
    前記基板(104)は、1以上の絶縁層(106、106A、106B、106C)、及び前記太陽電池(102)との電気接続を形成するための1以上の導体(108、110、122)としてパターニングされた1以上の導電層を含み、
    前記太陽電池(102)の回路をカスタマイズするために、前記基板(104)は、前記導体(110、122)への電気的導通についての1以上の決定点(124)を含む、方法(130)。
  2. 前記基板(104)は、プレハブフレックス回路(104)である、請求項1に記載の方法(130)。
  3. 前記太陽電池(102)のうちの少なくとも1つは、コーナー領域(116)を画定する少なくとも1つの、先端カットされたコーナー(114)を有し、
    前記コーナー領域(116)を画定する前記先端カットされたコーナーを有する前記太陽電池(102)が、前記プレハブフレックス回路(104)に取り付けられたときに、前記プレハブフレックス回路(104)のうちのあるエリア(118)が露出されたままであり、
    前記太陽電池(102)と前記導体(110)との間の前記電気接続が、露出されたままである前記プレハブフレックス回路(104)の前記エリア(118)上又は前記エリア(118)内の前記コーナー領域(116)内で、相互接続(120)を使用して形成される、請求項2に記載の方法(130)。
  4. 前記導体(110)の端部が、前記相互接続(120)と電気的に接続するために、露出されたままである前記プレハブフレックス回路(104)の前記エリア(118)内の前記プレハブフレックス回路(104)の表面を通して位置合わせされ、露出される、請求項3に記載の方法(130)。
  5. 前記プレハブフレックス回路(104)の複数の層上の前記導体(110、122)が、前記プレハブフレックス回路(104)内のビアを使用して接続される、請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記太陽電池(102)の直列構成、前記太陽電池(102)の並列構成、又は前記太陽電池(102)の並列構成と直列構成との両方を規定するために、前記決定点(124)を使用して前記導体(110、122)への電気的導通を除去又は追加することを更に含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記導体(110、122)の数を最小化するために、直列接続又は回路終端としての前記導体(110、122)に前記太陽電池(102)を割り当てることを更に含み、前記導体(110、122)のうちの少なくとも幾つかが、任意選択的に、前記太陽電池(102)用の直列接続である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記導体(110、122)のうちの少なくとも幾つかが、前記太陽電池(102)用の回路終端である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記導体(122)のうちの少なくとも幾つかが、それらの交差点において共に接続される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記導体(110、122)のうちの少なくとも幾つかが、前記基板(104)内の分離した複数の導電性金属層内にパターニングされ、及び/又は、前記導体(110、122)のうちの少なくとも幾つかが、前記基板(104)内の1つの金属層内に形成される、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記決定点(124)は、前記太陽電池(102)アレイ用の回路長さをカスタマイズするために使用される、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記基板(104)は、前記基板(104)のサイズ及び前記太陽電池(102)の全体的な量を調整するために切り取られる、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 基板(104)に取り付けられた1以上の太陽電池(102)を備える太陽電池(102)アレイであって、
    前記基板(104)は、1以上の絶縁層(106、106A、106B、106C)、及び前記太陽電池(102)との電気接続を形成するための1以上の導体(108、110、122)としてパターニングされた1以上の導電層を含み、
    前記太陽電池(102)の回路をカスタマイズするために、前記基板(104)は、前記導体(110、122)への電気的導通についての1以上の決定点(124)を含む、太陽電池アレイ。
  14. 前記太陽電池(102)の直列構成、前記太陽電池(102)の並列構成、又は前記太陽電池(102)の並列構成と直列構成との両方を規定するために、前記決定点(124)を使用して前記導体(110、122)への電気的導通を除去又は追加することを更に含む、請求項13に記載の太陽電池アレイ。
  15. 前記導体(110、122)の数を最小化するために、直列接続又は回路終端としての前記導体(110、122)に前記太陽電池(102)を割り当てることを更に含む、請求項13又は14に記載の太陽電池アレイ。
  16. 前記決定点(124)は、前記太陽電池(102)アレイ用の回路長さをカスタマイズするために使用される、請求項13から15のいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
  17. 前記基板(104)は、前記太陽電池(102)の長さを調整するために切り取られる、請求項13から16のいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
  18. 太陽電池(102)アレイを動作させる方法(130)であって、
    基板(104)に取り付けられた1以上の太陽電池(102)を使用して電流を生成することを含み、
    前記基板(104)は、1以上の絶縁層(106、106A、106B、106C)、及び前記太陽電池との電気接続を形成するための1以上の導体(110、122)としてパターニングされた1以上の導電層を含み、
    前記太陽電池(102)の回路をカスタマイズするために、前記基板(104)は、前記導体(100、122)への電気的導通についての1以上の決定点(124)を含む、方法。
JP2021188388A 2020-11-21 2021-11-19 カスタマイズされた電圧を有する宇宙用太陽電池 Pending JP2022082513A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17/100,823 US20220165899A1 (en) 2020-11-21 2020-11-21 Space solar cell array with custom voltage
US17/100,823 2020-11-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022082513A true JP2022082513A (ja) 2022-06-02

Family

ID=78598936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021188388A Pending JP2022082513A (ja) 2020-11-21 2021-11-19 カスタマイズされた電圧を有する宇宙用太陽電池

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220165899A1 (ja)
EP (1) EP4002489B1 (ja)
JP (1) JP2022082513A (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI390747B (zh) * 2008-04-29 2013-03-21 Applied Materials Inc 使用單石模組組合技術製造的光伏打模組
JP2012186314A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Sharp Corp 太陽電池モジュール
US20180358497A1 (en) * 2017-06-12 2018-12-13 The Boeing Company Solar cell array with changeable string length

Also Published As

Publication number Publication date
EP4002489B1 (en) 2024-01-31
US20220165899A1 (en) 2022-05-26
EP4002489A1 (en) 2022-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220367741A1 (en) Solar cells for a solar cell array
EP3297035B1 (en) Solar cell array connections using corner conductors
JP7475804B2 (ja) ソーラーセルアレイ用の電力ルーティングモジュール
US11967923B2 (en) Single sheet foldout solar array
EP3416198A1 (en) Solar cell array with changeable string length
US20180358491A1 (en) Solar cell array with bypassed solar cells
EP3547372A1 (en) Wiring for a rigid panel solar array
CN110277960A (zh) 具有高封装密度的可卷曲太阳能电源模块
JP2022082513A (ja) カスタマイズされた電圧を有する宇宙用太陽電池
EP3297040A1 (en) Solar cells for a solar cell array
JP2019050350A (ja) 変更可能なストリング長を有するソーラーセルアレイ
US11967661B1 (en) Solar panel design and methods for magnetic cleanliness
WO2024035723A1 (en) Solar array system with electrically conductive adhesive and method of manufacturing