JP2022082278A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体の加熱条件を適切に設定可能な画像形成装置を提供すること。【解決手段】画像形成装置は、チューブ状の記録媒体を搬送する搬送手段と、搬送手段により搬送される記録媒体の温度が目標温度となるように記録媒体を加熱する加熱手段と、記録媒体の表面に画像を形成する画像形成手段と、加熱手段の温度を検知する検知手段と、加熱手段の熱がチューブ状の記録媒体に奪われることで発生する加熱手段の温度の低下量に基づき加熱手段の加熱条件を決定する決定手段とを有する。【選択図】図4
Description
本発明は、可撓性を有するチューブ状の記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
熱転写方式の画像形成装置はインクリボンをサーマルヘッドで加熱することで画像を記録媒体に転写する。このような画像形成装置の中には、平面状の記録媒体ではなく、電線やホース、パイプなど、チューブ状の記録媒体に画像を形成できるものがある。一般にチューブ状の記録媒体の表面は合成樹脂材料(例:塩化ビニル)等で形成されている。サーマルヘッドが記録媒体を押圧することで、記録媒体の表面(記録面)の一部が扁平して概ね平面となり、そこに画像が形成される。
ところで、外気温度が5℃から15℃までの低温環境下では、チューブ状の記録媒体の柔軟性が低下するため、表面が変形しにくくなり、良好な画像形成が困難となる。特許文献1によれば、記録材の挿入口からサーマルヘッドまでの搬送区間にヒータを設けることで、チューブ状の記録媒体を事前に加熱することが提案されている。とりわけ、特許文献1の発明は、外気温度が閾値よりも低いか否かに応じてヒータをオン/オフしている。
ところで、記録媒体の温度特性(大きさ、材質、厚み等に依存)は様々であり、たとえば、外径の異なる複数の記録媒体に画像が形成されることもある。外径の小さな記録媒体は少ない熱量を与えるだけで、記録媒体の温度が目標温度に到達する。一方、外径の大きな記録媒体の温度を目標温度に上昇させるには、より多くの電力または加熱時間が必要となる。従来技術では、外気温度が閾値よりも低ければ、常にヒータがオンされるため、細い記録媒体では温度が高くなりすぎて、記録媒体の剛性が低下し、搬送不良を招く。太い記録媒体では温度が低すぎて、記録媒体の表面が十分に扁平化されずに、画像形成が不十分となりうる。そこで、本発明は、記録媒体の加熱条件を適切に設定可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、たとえば、
チューブ状の記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記チューブ状の記録媒体の温度が目標温度となるように前記チューブ状の記録媒体を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段により加熱された前記チューブ状の記録媒体の表面に熱転写により画像を形成する画像形成手段と、
前記加熱手段の温度を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記加熱手段の温度に基づき前記チューブ状の記録媒体が前記加熱手段に供給されていることを判定する判定手段と、
前記チューブ状の記録媒体が前記加熱手段に供給されていると前記判定手段が判定すると、前記加熱手段の熱が前記チューブ状の記録媒体に奪われることで発生する、前記検知手段により検知される前記加熱手段の温度の低下量に基づき前記加熱手段の加熱条件を決定する決定手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置を提供する。
チューブ状の記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記チューブ状の記録媒体の温度が目標温度となるように前記チューブ状の記録媒体を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段により加熱された前記チューブ状の記録媒体の表面に熱転写により画像を形成する画像形成手段と、
前記加熱手段の温度を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記加熱手段の温度に基づき前記チューブ状の記録媒体が前記加熱手段に供給されていることを判定する判定手段と、
前記チューブ状の記録媒体が前記加熱手段に供給されていると前記判定手段が判定すると、前記加熱手段の熱が前記チューブ状の記録媒体に奪われることで発生する、前記検知手段により検知される前記加熱手段の温度の低下量に基づき前記加熱手段の加熱条件を決定する決定手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、記録媒体の加熱条件を適切に設定可能な画像形成装置が提供される。その結果、記録媒体の温度が目標温度に対して高すぎたり、低すぎたりすることが減るであろう。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[画像形成装置の構造]
図1は画像形成装置100の搬送機構および画像形成機構を示している。画像形成装置100は、可撓性を有するチューブ状の記録媒体1を搬送する搬送ローラ2、従動ローラ3およびプラテンローラ4を有している。ヒータ管12は記録媒体1を加熱する。ヒータ管12は、記録媒体1の搬送方向において、ヘッド5よりも上流側に配置されている。搬送ローラ2および従動ローラ3は、記録媒体1を挟持しながら搬送する。これにより、チューブ状の記録媒体1が扁平化させる。ヘッド5に対向して配置されたプラテンローラ4は、ヘッド5と協働して記録媒体1を挟持しながら搬送する。ヘッド5は、インクリボン6の裏側からインクリボン6を記録媒体1に向かって押圧することで、記録媒体1の表面に画像を形成する。これは熱転写方式と呼ばれる画像形成方式である。ヘッド5は記録ヘッドまたはサーマルヘッドと呼ばれてもよい。インクリボン6は、インクリボンカセット7に収容されている。インクリボンカセット7は、未使用状態のインクリボン6が巻回された供給リール8と、使用済みのインクリボン6を巻き取る巻取リール9と、を有する。
図1は画像形成装置100の搬送機構および画像形成機構を示している。画像形成装置100は、可撓性を有するチューブ状の記録媒体1を搬送する搬送ローラ2、従動ローラ3およびプラテンローラ4を有している。ヒータ管12は記録媒体1を加熱する。ヒータ管12は、記録媒体1の搬送方向において、ヘッド5よりも上流側に配置されている。搬送ローラ2および従動ローラ3は、記録媒体1を挟持しながら搬送する。これにより、チューブ状の記録媒体1が扁平化させる。ヘッド5に対向して配置されたプラテンローラ4は、ヘッド5と協働して記録媒体1を挟持しながら搬送する。ヘッド5は、インクリボン6の裏側からインクリボン6を記録媒体1に向かって押圧することで、記録媒体1の表面に画像を形成する。これは熱転写方式と呼ばれる画像形成方式である。ヘッド5は記録ヘッドまたはサーマルヘッドと呼ばれてもよい。インクリボン6は、インクリボンカセット7に収容されている。インクリボンカセット7は、未使用状態のインクリボン6が巻回された供給リール8と、使用済みのインクリボン6を巻き取る巻取リール9と、を有する。
外気温センサ10は、画像形成装置100の外気温度(環境温度)を測定する温度センサである。画像形成装置100は、外気温センサ10により検知された温度が閾値温度以下(又は未満)になると、ヒータ管12を用いて記録媒体1を加熱してもよい。画像形成装置100は、外気温センサ10により検知された温度を、記録媒体1の初期温度として利用してもよい。記録媒体1の初期温度とは、記録媒体1がヒータ管12により加熱される前の温度である。これは、加熱前の記録媒体1と大気とが熱平衡の状態にあることが仮定されていることを意味する。ヒータセンサ11は、ヒータ管12の温度を測定する温度センサである。画像形成装置100は、ヒータ管12の温度が目標温度に維持されるようにヒータ管12に供給される電力を制御する。
[コントローラ]
図2は画像形成装置100のコントローラを示している。CPU20は、ROM21に記憶されているプログラムを実行することで、画像形成装置100の各部を制御する。ROM21は、制御プログラムや制御テーブルなどを記憶する不揮発性のメモリである。RAM22は、制御プログラムが展開されるシステム領域、変数などを記憶する領域、およびプリントバッファとして機能する領域などを有するメモリである。キーボード23は、印刷情報(画像データ)をCPU20へ入力する入力装置である。記録制御部24はCPU20から供給される画像信号にしたがってヘッド5を制御して画像を形成する。
図2は画像形成装置100のコントローラを示している。CPU20は、ROM21に記憶されているプログラムを実行することで、画像形成装置100の各部を制御する。ROM21は、制御プログラムや制御テーブルなどを記憶する不揮発性のメモリである。RAM22は、制御プログラムが展開されるシステム領域、変数などを記憶する領域、およびプリントバッファとして機能する領域などを有するメモリである。キーボード23は、印刷情報(画像データ)をCPU20へ入力する入力装置である。記録制御部24はCPU20から供給される画像信号にしたがってヘッド5を制御して画像を形成する。
ヘッド5は、マトリクス状に配設された多数の発熱素子を有している。記録制御部24は発熱素子を選択的に発熱させることにより、インクリボン6の色素を記録媒体1に熱転写して画像を形成する。ヘッド5は、プラテンローラ4との間に形成されたニップ部で記録媒体1を挟持して扁平状に変形させて記録媒体1に画像を形成する。
記録制御部24は、CPU20からの命令に従ってモータ駆動回路25にメインモータ26およびサブモータ27を駆動させる。メインモータ26は搬送ローラ2を駆動する。サブモータ27は、プラテンローラ4に近づくようにヘッド5を移動させたり、プラテンローラ4から離間するようにヘッド5を移動させたりする。つまり、ヘッド5は、サブモータ27の駆動によりプラテンローラ4から離間してニップ部を開放する。このように、ヘッド5は画像を記録媒体1に転写するときにだけプラテンローラ4に近づく。また、画像形成中は、メインモータ26が停止する。
CPU20は、ヒータセンサ11により検知されたヒータ管12の温度に基づきヒータ駆動回路28を制御する。ヒータ管12の温度が目標温度よりも低ければ、ヒータ駆動回路28はヒータ管12に電力を供給してヒータ管12を発熱させる。ヒータ管12の温度が目標温度以上であれば、ヒータ駆動回路28はヒータ管12へ電力の供給を停止する。とりわけ、CPU20は、ヒータセンサ11の検知結果に基づき記録媒体1の温度特性を判別し、温度特性に応じて記録媒体1の加熱条件を制御する。これにより、記録媒体1が過剰に加熱されたり、加熱が不足したりすることが減少する。
[ヒータ管]
図3(A)はヒータ管12の断面図である。この断面図は、記録媒体1の搬送方向を法線とする断面を示している。図3(B)はヒータ管12の斜視図である。記録媒体1の搬送方向におけるヒータ管12の長さはLである。ヒータ管12の厚さはThである。ヒータ管12はヒータ線を、含むか、または、取り付けられている。ヒータ管12の材質は、例えば、熱伝導率の高いアルミ管等であってもよい。記録媒体1の外径は、ユーザの用途に応じて異なり、例えば、3mm、6mm、10mm等様々である。ヒータセンサ11は、記録媒体1とヒータ管12とが最も接触することが想定されている部分(例:ヒータ管12の入り口付近)に配置されている。断面における記録媒体1とヒータ管12との接触部の長さClは、記録媒体1の外径によって異なる。つまり、記録媒体1の外径が異なれば記録媒体1の温度を目標温度に制御するために必要となる温度が異なる。また、記録媒体1の素材が異なれば記録媒体1の温度を目標温度に制御するために必要となる温度が異なる。したがって、記録媒体1ごとの温度特性を取得することは、適切な加熱条件を決定する上で有用であろう。
図3(A)はヒータ管12の断面図である。この断面図は、記録媒体1の搬送方向を法線とする断面を示している。図3(B)はヒータ管12の斜視図である。記録媒体1の搬送方向におけるヒータ管12の長さはLである。ヒータ管12の厚さはThである。ヒータ管12はヒータ線を、含むか、または、取り付けられている。ヒータ管12の材質は、例えば、熱伝導率の高いアルミ管等であってもよい。記録媒体1の外径は、ユーザの用途に応じて異なり、例えば、3mm、6mm、10mm等様々である。ヒータセンサ11は、記録媒体1とヒータ管12とが最も接触することが想定されている部分(例:ヒータ管12の入り口付近)に配置されている。断面における記録媒体1とヒータ管12との接触部の長さClは、記録媒体1の外径によって異なる。つまり、記録媒体1の外径が異なれば記録媒体1の温度を目標温度に制御するために必要となる温度が異なる。また、記録媒体1の素材が異なれば記録媒体1の温度を目標温度に制御するために必要となる温度が異なる。したがって、記録媒体1ごとの温度特性を取得することは、適切な加熱条件を決定する上で有用であろう。
<実施例1>
図4は実施例1の制御方法を示している。画像形成装置100の電源スイッチがオンにされると、CPU20は制御プログラムにしたがって以下の処理を実行する。なお、記録媒体1は未装填であるものとする。
図4は実施例1の制御方法を示している。画像形成装置100の電源スイッチがオンにされると、CPU20は制御プログラムにしたがって以下の処理を実行する。なお、記録媒体1は未装填であるものとする。
S401でCPU20は、キーボード23を通じてユーザにより選択または入力された記録媒体1の外径を取得する。
S402でCPU20は外気温センサ10により外気温度を測定する。なお、CPU20は外気温度が十分に高い場合(例:15℃以上)、S403ないしS410をスキップしてS411に進み、記録媒体1への印刷を即座に開始してもよい。外気温度が低い場合(例:15℃未満)、CPU20は以下の処理を実行する。なお、外気温センサ10により検知された外気温度は、記録媒体1の初期温度として利用可能である。
S403でCPU20はヒータセンサ11によりヒータ管12の温度(ヒータ温度)を測定する。S404でCPU20はヒータ温度が目標温度よりも低いかどうかを判定する。ヒータ温度が目標温度以上であれば、CPU20はS406に進む。ヒータ温度が目標温度よりも低ければ、CPU20はS405に進む。
S405でCPU20はヒータ管12の加熱処理を開始する。ヒータ駆動回路28を通じてヒータ管12に供給される電力は、初期値が利用される。この初期値は、たとえば、ROM21に記憶されていてもよい。加熱処理では、ヒータ温度が目標温度に維持されるように、ヒータ管12のヒータ線へ供給される電力がON/OFF制御される。
S406でCPU20は、所定時間内に少なくとも二回にわたりヒータ温度を測定することで温度勾配ΔTを求める。記録媒体1は外気に晒されているため、記録媒体1の温度は外気温度に等しい。そのような記録媒体1がヒータ管12にセットされると、記録媒体1がヒータ管12の熱を奪う。そのため、ヒータ管12の温度は目標温度から急激に低下する。したがって、CPU20は温度勾配ΔTを監視することで、記録媒体1がヒータ管12にセットされたかどうかを判定できる。急激な温度低下が検知されなければ、まだ、記録媒体1がヒータ管12にセットされていないため、CPU20は、S403に戻る。急激な温度低下が検知されると、CPU20は、S408に進む。S408でCPU20はヒータ管12の加熱処理を中断する。
S409でCPU20は温度勾配ΔTに基づきヒータ管12に供給されるヒータ電力を変更する。ヒータ電力は加熱条件の一例である。温度勾配ΔTは記録媒体1の温度特性に相関している。そのため、CPU20は、温度勾配ΔTと、記録媒体1の外径Dと、記録媒体1の搬送速度Vとの関係からヒータ管12に与えるヒータ電力を決定してもよい。ROM21は、温度勾配ΔTと、記録媒体1の外径Dと、記録媒体1の搬送速度Vとから、ヒータ電力を決定する制御テーブル、関数またはプログラムモジュールを記憶していてもよい。ヒータ電力を決定する制御テーブル、関数またはプログラムモジュールは決定ルールと呼ばれてもよい。CPU20は、制御テーブル、関数またはプログラムモジュールに入力(温度勾配ΔT、外径D、搬送速度V)を与えることで出力(ヒータ電力P)を取得する。温度勾配ΔTは、記録媒体1の加熱しやすさ(温度特性)に相関している。外径Dは記録媒体1の質量に相関する。搬送速度Vは単位時間あたりの熱の与えやすさ(熱効率)に関与するパラメータである。
S410でCPU20は、変更されたヒータ電力Pに基づき加熱処理を再開する。たとえば、ヒータ管12におけるヒータセンサ11の取付位置からヒータ管12の下流側端部まで記録媒体1が搬送される時間は搬送時間tである。記録媒体1の温度が目標温度になるために必要となる電力量W(熱量Q)は、ヒータ電力Pと搬送時間tとの積として算出可能である。CPU20は、電力量Wが達成されるように、ヒータ管12をON/OFF制御する。S411でCPU20は記録媒体1への印刷をスタートする。
実施例1によれば記録媒体1の温度特性に応じてヒータ電力(記録媒体1の加熱条件)が制御される。その結果、記録媒体1の温度が目標温度に対して高すぎたり、低すぎたりすることが減るであろう。また、チューブ状の記録媒体1に対して形成される画像の品質が良好になろう。
実施例1では、ヒータセンサ11とは別に外気温センサ10が設けられているが、外気温センサ10は省略されてもよい。たとえば、記録媒体1の搬送方向において、ヒータセンサ11がヒータ管12の上流側端部(入り口付近)に配置されており、かつ、ヒータ管12がオフであれば、ヒータセンサ11は外気温度を測定できるであろう。この場合、ヒータセンサ11は外気温センサとして兼用可能である。
<実施例2>
実施例1では記録媒体1の搬送速度が固定されている。しかし、記録媒体1の搬送速度は可変であってもよい。そこで、実施例2は、必要に応じて搬送速度を変化させる。
実施例1では記録媒体1の搬送速度が固定されている。しかし、記録媒体1の搬送速度は可変であってもよい。そこで、実施例2は、必要に応じて搬送速度を変化させる。
図5は実施例2の制御方法を示している。図5において図4と共通するステップには同一の参照符号が付与されており、その説明は援用される。図5が示すように、ステップS409とS410との間にS500とS501とが挿入されている。
S500でCPU20は、S409で決定されたヒータ電力と現在の搬送速度との組み合わせに基づき、記録媒体1の加熱が間に合わないかどうかを判定する。上述されたように、記録媒体1は、ヒータ管12の内部を搬送速度Vで搬送されながらヒータ管12により加熱される。ヒータ管12の長さ(搬送距離)はLであるため、搬送時間はt=L/Vである。この搬送時間tの間に、記録媒体1の温度は初期温度T0(例:外気温度)から目標温度Ttargetまで上昇しなければならない。ここで、記録媒体1の比熱cは既知であり、ROM21に記憶されていてもよい。記録媒体1の質量mは記録媒体1の外径から推定可能である。よって、記録媒体1に必要な熱量Qは比熱c、質量m、初期温度T0および目標温度Ttargetから演算可能である(Q=c×m×(Ttarget-T0))。熱量Qはヒータ電力Pと加熱時間theatの積である(Q=P×theat)。よって、加熱時間theatは熱量Qをヒータ電力Pで除算することで得られる。ここで、搬送時間tが加熱時間theat以上であれば、記録媒体1は十分に加熱可能である。そこで、必要な搬送速度Vtargetは、搬送距離Lと加熱時間theatとの商(L/theat)以下であればよい。ここでは、加熱しすぎと加熱不足との両方を防止するために、VtargetはL/theatに等しいと仮定されてもよい。現在設定されている搬送速度VnowがVtarget以下であれば、加熱が間に合うため、CPU20は、S501をスキップしてS410に進む。一方、現在設定されている搬送速度VnowがVtargetを超えていれば、加熱が間に合わないため、CPU20は、S501に進む。
S501でCPU20は、記録媒体1の加熱が間に合うように、搬送速度Vを変更する。上記の複数の数式を用いることで、CPU20は、搬送速度Vtargetを演算してもよい。このような数式は事前に制御テーブル化されて、ROM21に記憶されていてもよい。
なお、搬送速度Vを所定の下限値まで低下させても、加熱が間に合わない場合、ヒータ電力Pが増加されてもよい。制御テーブルに入力を与えることで、出力である搬送速度Vtargetが得られてもよい。Vtarget=(L×P)/(c×m×(Ttareget-T0))である。よって、質量mを記録媒体1の外径Dの関数m(D)とすると、搬送速度Vtargetとヒータ電力Pとの組(ペア)は、変数である外気温度T0と外径Dとを入力とすることで得られることがわかる。なぜなら、搬送距離L、比熱c、目標温度Ttaregetは、画像形成装置100を設計する上で想定される既知の値だからである。たとえば、記録媒体1の素材としては塩化ビニル(PVC)が採用されることが多いため、塩化ビニルの比熱cに基づき制御テーブルが作成されていてもよい。ROM21には、外気温度T0と外径Dを入力し、搬送速度Vtargetとヒータ電力Pとの組を出力する制御テーブルが記憶されていてもよい。この場合、搬送速度Vtargetとヒータ電力Pとの組が複数個得られることがありうる。CPU20は、現在の搬送速度に最も近い搬送速度Vtargetを含む組を選択してもよいし、現在のヒータ電力Pnowに最も近いヒータ電力Pを含む組を選択してもよい。ここでは、搬送距離Lはヒータ管12の長さに等しいと仮定されている。しかし、搬送距離Lは、ヒータ管12に取り付けられたヒータセンサ11の位置からヒータ管12の下流側端部(出口)までの距離であってもよい。
このように外径Dが大きく、必要な熱量の多い記録媒体1については搬送速度Vを低下させることで、記録媒体1が十分に加熱されうる。記録媒体1の温度は目標温度になるため、ヘッド5において十分に扁平化されて正確に画像が形成されるようになる。なお、記録媒体1の温度が目標温度を超えてしまう場合、搬送速度Vが増加されるか、ヒータ電力Pが削減されてもよい。
<実施例3>
実施例1,2では、一度設定された制御テーブルがそのまま継続的にCPU20によって使用されうる。その一方で、画像形成装置100の使用環境に応じて制御テーブルが切り替えまたは更新されてもよい。
実施例1,2では、一度設定された制御テーブルがそのまま継続的にCPU20によって使用されうる。その一方で、画像形成装置100の使用環境に応じて制御テーブルが切り替えまたは更新されてもよい。
図6は、制御テーブルの適切性を確認する処理を示すフローチャートである。CPU20は、画像形成装置100が印刷ジョブを終了すると、この確認処理を実行してもよい。
S601でCPU20はヒータセンサ11の測定位置まで記録媒体1を戻すための搬送制御を実行する。ヘッド5からヒータセンサ11の測定位置までの距離は既知であるため、メインモータ26を逆回転させる回転回数も既知である。CPU20は記録制御部24およびモータ駆動回路25を通じて所定回転回数だけメインモータ26を逆回転させる。これにより、記録媒体1のうち、ヘッド5により画像を形成された部分が、ヒータセンサ11の測定位置まで戻る。
S602でCPU20は所定の測定時間にわたりヒータセンサ11で温度を測定する。この温度は実質的に記録媒体1の温度として利用される。測定時間は、ヒータセンサ11の温度が記録媒体1の温度と等しくなるように、ヒータセンサ11と記録媒体1とが熱平衡に達するのに要する時間である。測定時間は固定値であってもよいし、目標温度と外気温度との関係に基づきCPU20により決定されてもよい。
S603でCPU20は目標温度と測定温度との温度差を求める。S604でCPU20は温度差が想定範囲を超えているかどうかを判定する。理想的には、温度差はゼロであることが望ましい。しかし、測定誤差を低減するために所定のマージンを考慮して、温度差が所定のマージンを超えているかどうかが判定されてもよい。温度差が想定範囲内であれば、CPU20は、S605をスキップすることで、現在の制御テーブルを維持する。一方、温度差が想定範囲を超えていれば、CPU20は、S605に進む。
S605でCPU20は制御テーブルを再設定する。温度差が想定範囲を超えているケースは二通り存在する。一つ目は、ヒータ電力Pが多すぎるため、記録媒体1の温度が目標温度よりも高いケースである。二つ目は、ヒータ電力Pが少なすぎるため、記録媒体1の温度が目標温度よりも低いケースである。前者の場合、ある入力に対してより少ないヒータ電力Pを出力する制御テーブルに変更される。後者の場合、ある入力に対してより多いヒータ電力Pを出力する制御テーブルに変更される。このような変更は、複数の制御テーブルから適切な制御テーブルに切り替えることで達成されてもよいし、制御テーブルの内容を書き換えることで達成されてもよい。
このように実施例3では画像形成装置100の設置環境が変化しても、より適切な制御テーブルが選択されるようになる。その結果、記録媒体1の温度管理がより正確となり、適切な画像品質が維持されるようになろう。
ここで、印刷ジョブの終了後に制御テーブルの適切性が確認されているが、これは他のタイミングまたは実行条件が満たされたときに実行されてもよい。たとえば、実行条件は、キーボード23を通じてユーザにより実行を指示されたことであってもよい。
[実施例から導き出される技術思想]
図1が示すように搬送ローラ2やメインモータ26などは、可撓性を有するチューブ状の記録媒体1を搬送する搬送手段の一例である。ヒータ管12は搬送手段により搬送されるチューブ状の記録媒体の温度が目標温度となるようにチューブ状の記録媒体を加熱する加熱手段の一例である。ヘッド5は加熱手段により加熱されたチューブ状の記録媒体の表面に熱転写により画像を形成する画像形成手段の一例である。ヒータセンサ11は加熱手段の温度を検知する検知手段の一例である。CPU20は検知手段により検知された加熱手段の温度に基づきチューブ状の記録媒体が加熱手段に供給されていることを判定する判定手段の一例である。CPU20はチューブ状の記録媒体が加熱手段に供給されていると判定手段が判定すると、検知手段により検知される加熱手段の温度の低下量に基づき加熱手段の加熱条件を決定する決定手段の一例である。この低下量は加熱手段の熱がチューブ状の記録媒体に奪われることで発生するものである。上述された温度勾配ΔTは低下量の一例であり、温度特性と呼ばれてもよい。低下量は記録媒体の温めやすさを示すパラメータであるため、低下量を考慮して加熱条件を決定することで、記録媒体の温めすぎや温め不足が削減される。このように、実施例によれば、記録媒体の加熱条件を適切に設定可能な画像形成装置が提供される。
図1が示すように搬送ローラ2やメインモータ26などは、可撓性を有するチューブ状の記録媒体1を搬送する搬送手段の一例である。ヒータ管12は搬送手段により搬送されるチューブ状の記録媒体の温度が目標温度となるようにチューブ状の記録媒体を加熱する加熱手段の一例である。ヘッド5は加熱手段により加熱されたチューブ状の記録媒体の表面に熱転写により画像を形成する画像形成手段の一例である。ヒータセンサ11は加熱手段の温度を検知する検知手段の一例である。CPU20は検知手段により検知された加熱手段の温度に基づきチューブ状の記録媒体が加熱手段に供給されていることを判定する判定手段の一例である。CPU20はチューブ状の記録媒体が加熱手段に供給されていると判定手段が判定すると、検知手段により検知される加熱手段の温度の低下量に基づき加熱手段の加熱条件を決定する決定手段の一例である。この低下量は加熱手段の熱がチューブ状の記録媒体に奪われることで発生するものである。上述された温度勾配ΔTは低下量の一例であり、温度特性と呼ばれてもよい。低下量は記録媒体の温めやすさを示すパラメータであるため、低下量を考慮して加熱条件を決定することで、記録媒体の温めすぎや温め不足が削減される。このように、実施例によれば、記録媒体の加熱条件を適切に設定可能な画像形成装置が提供される。
外気温センサ10は画像形成装置100の設置環境の温度を測定する測定手段の一例である。設置環境の温度が閾値温度以上であれば、加熱手段は加熱を実行しなくてもよい。これにより、記録媒体の温めすぎが予防されよう。設置環境の温度が閾値温度未満であれば、加熱手段は加熱を実行する。これにより、低温環境下でのみ加熱手段が使用されるようになろう。
決定手段として機能するCPU20は、画像形成装置の設置環境の温度を、記録媒体を加熱手段により加熱する前の温度である初期温度として利用してもよい。記録媒体が外気にさらされている場合、記録媒体と外気とは熱平衡に達していると考えられるからである。CPU20は、低下量と初期温度とに基づき加熱条件を決定してもよい。
キーボード23は、チューブ状の記録媒体の外径を取得する取得手段の一例である。なお、外径を計測するセンサが取得手段として採用されてもよい。CPU20は、チューブ状の記録媒体の外径と、低下量と、初期温度とに基づき加熱条件を決定してもよい。記録媒体の外径は記録媒体の質量に相関すると考えられる。低下量は比熱に相関すると考えられる。初期温度と目標温度とは加熱時間に影響する。そのため、外径と、低下量と、初期温度は、記録媒体への熱量を特定するのに役立つであろう。
CPU20は、チューブ状の記録媒体の搬送速度と、チューブ状の記録媒体の外径と、低下量と、初期温度とに基づき加熱条件を決定してもよい。搬送速度は、記録媒体が加熱手段を通過する時間に影響するパラメータである。熱量(電力量)は電力と時間との積に相関するため、加熱条件の一例である電力は、熱量と時間とから求められる。このように、加熱条件は、加熱手段に供給される電力または電力量(熱量)を含んでもよい。
実施例2で説明されたように、決定手段により決定された加熱条件ではチューブ状の記録媒体の温度を目標温度に維持できない場合がある。たとえば、加熱手段が常時オンにされても(デューティ比=100%)も、搬送速度が速すぎれば、記録媒体の温度は目標温度に達することができない。同様に、環境温度が低い場合も、搬送速度が速すぎれば、記録媒体の温度は目標温度に達することができない。この場合、CPU20は、チューブ状の記録媒体の搬送速度を調整する調整手段として機能してもよい。
実施例3で説明されたように、CPU20は、加熱条件を決定するために使用される決定ルールを設定する設定手段として機能してもよい。CPU20は、画像形成手段により画像を形成されたチューブ状の記録媒体を加熱手段まで戻すように搬送手段を制御する。CPU20は、加熱手段を停止させた状態で検知手段により温度を検知させる。CPU20は、検知手段により検知された温度が目標温度に対して想定範囲であれば決定ルールを維持する。一方、CPU20は、検知手段により検知された温度が目標温度に対して想定範囲を超えていれば決定ルールを再設定する。これにより、加熱条件を決定するために使用される決定ルールが適切に更新されるようになり、加熱条件もさらに適切に決定されるようになろう。
検知手段と測定手段とは、加熱手段の入り口付近に設けられた同一の温度センサにより実現されてもよい。つまり、ヒータセンサ11が検知手段と測定手段として機能してもよい。この場合、外気温センサ10は省略可能となる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
2:搬送ローラ、12:ヒータ管、5:ヘッド、11:ヒータセンサ、20:CPU
Claims (9)
- チューブ状の記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記チューブ状の記録媒体の温度が目標温度となるように前記チューブ状の記録媒体を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段により加熱された前記チューブ状の記録媒体の表面に熱転写により画像を形成する画像形成手段と、
前記加熱手段の温度を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記加熱手段の温度に基づき前記チューブ状の記録媒体が前記加熱手段に供給されていることを判定する判定手段と、
前記チューブ状の記録媒体が前記加熱手段に供給されていると前記判定手段が判定すると、前記加熱手段の熱が前記チューブ状の記録媒体に奪われることで発生する、前記検知手段により検知される前記加熱手段の温度の低下量に基づき前記加熱手段の加熱条件を決定する決定手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置の設置環境の温度を測定する測定手段をさらに有し、
前記設置環境の温度が閾値温度以上であれば前記加熱手段は加熱を実行せず、前記設置環境の温度が前記閾値温度未満であれば前記加熱手段は加熱を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、前記画像形成装置の設置環境の温度を、前記記録媒体を前記加熱手段により加熱する前の温度である初期温度として利用して、前記低下量と前記初期温度とに基づき前記加熱条件を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記チューブ状の記録媒体の外径を取得する取得手段をさらに有し、
前記決定手段は、前記チューブ状の記録媒体の外径と、前記低下量と、前記初期温度とに基づき前記加熱条件を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、前記チューブ状の記録媒体の搬送速度と、前記チューブ状の記録媒体の外径と、前記低下量と、前記初期温度とに基づき前記加熱条件を決定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記加熱条件は、前記加熱手段に供給される電力または電力量を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記決定手段により決定された加熱条件では前記チューブ状の記録媒体の温度を前記目標温度に維持できない場合、前記チューブ状の記録媒体の搬送速度を調整する調整手段をさらに有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記加熱条件を決定するために使用される決定ルールを設定する設定手段をさらに有し、
前記設定手段は、前記画像形成手段により画像を形成された前記チューブ状の記録媒体を前記加熱手段まで戻すように前記搬送手段を制御し、前記加熱手段を停止させた状態で前記検知手段により温度を検知させ、前記検知手段により検知された温度が前記目標温度に対して想定範囲であれば前記決定ルールを維持し、前記検知手段により検知された温度が前記目標温度に対して想定範囲を超えていれば前記決定ルールを再設定することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記検知手段と前記測定手段とは、前記加熱手段の入り口付近に設けられた同一の温度センサにより実現されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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JP2020193750A JP2022082278A (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | 画像形成装置 |
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JP2020193750A Pending JP2022082278A (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2022082278A (ja) |
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2020
- 2020-11-20 JP JP2020193750A patent/JP2022082278A/ja active Pending
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