JP2022078645A - 二次電池システム - Google Patents

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健太郎 四方
Kentaro Yomo
心平 戸▲高▼
Shinpei Todaka
努 川水
Tsutomu Kawamizu
剛 北村
Takeshi Kitamura
拓 岡本
Taku Okamoto
顕弘 生田
Akihiro Ikuta
貴俊 廣野
Takatoshi Hirono
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Abstract

【課題】セルの異常な高温化が波及することによる、二次電池システム全体が損傷する事態の発生を抑制することを目的とする。【解決手段】二次電池システムは、所定の間隔で並んで配置される複数のセル31と、隣接するセル31同士の間に設けられる第1断熱材34と、内部に冷媒が流通し、各セル31と離間して配置される冷却配管と、各セル31と冷却配管とを熱的に接続する接続部33bと、を備え、接続部33bは、融点がセル31の通常の使用温度域の上限よりも高い低融点金属で形成されている。【選択図】図9

Description

本開示は、二次電池システムに関するものである。
リチウムイオン二次電池などの二次電池は、充放電時に発熱を伴う。このため、二次電池は、充放電を繰り返すことで温度が上昇し、所定温度を超えると劣化が進み、二次電池の寿命が短くなる。そのため、二次電池の通常使用時において、二次電池を冷却し、適切な温度範囲に保つ技術が開発されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、複数の冷却ファンによって、二次電池モジュールを冷却する二次電池システムが開示されている。
特開2015-56354号公報
二次電池システムを利用する際は、設置コスト及び設置面積を低減するために、セルの高密度化を行う場合がある。高密度化を行う場合には、二次電池システムは、セルを密に並べたモジュール単位で用いられることがある。このようなセルを高密度に並べた二次電池モジュールは、充放電時の発熱量が多い。このため、二次電池システム等を冷却する冷却装置として、冷却能力の高いものが望まれている。
冷却水等の液相の冷却媒体を用いた冷却装置では、セルの絶縁を保つために、セルと液相の冷媒とを接触させることが難しい。このため、熱伝導率の高い冷却プレート等を介して、液相の冷媒とセルとの熱交換を行う。セルを高密度に並べた二次電池モジュールにおいて冷却プレートを用いる場合には、冷却プレートをモジュールの複数のセルと接触するように配置することがある。
一方、セルは、製造時の異物混入や、使用中の外的要因(例えば、衝撃、振動、熱負荷等)によって、電極内で短絡が生じると、異常な高温化することが知られている。セルを高密度に並べた二次電池モジュールにおいて1つのセルが高温化すると、その熱が周囲のセルに伝搬し、次々とセルが高温化してしまう可能性がある。このため、隣接するセル同士の間には、断熱材を配置することが考えられる。
しかしながら、上述のように、冷却プレートを複数のセルと接触するように配置していた場合には、高温化したセルの熱が冷却プレートを介して他のセルに伝搬し、次々とセルが高温化してしまう可能性がある。セルの異常な高温化が波及すると、二次電池システム全体が損傷してしまう可能性があった。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、セルの異常な高温化が波及することによる、二次電池システム全体が損傷する事態の発生を抑制することができる二次電池システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の二次電池システムは以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る二次電池システムは、所定の間隔で並んで配置される複数の二次電池セルと、隣接する前記二次電池セル同士の間に設けられる第1断熱材と、内部に冷媒が流通し、各前記二次電池セルと離間して配置される冷却配管と、各前記二次電池セルと前記冷却配管とを熱的に接続する接続部と、を備え、前記接続部は、融点が前記二次電池セルの通常の使用温度域の上限よりも高い低融点金属で形成されている。
本開示によれば、セルの異常な高温化が波及することによる、二次電池システム全体が損傷する事態の発生を抑制することができる。
本開示の実施形態に係る二次電池システムを及び作業空間を示す模式的な上面図である。 本開示の実施形態に係る二次電池システムを及び作業空間を示す模式的な側面図である。 本開示の実施形態に係る二次電池システムの一部を示す正面図である。 図3の二次電池システムを示す斜視図である。 図4の要部を示す斜視図である。 図5の正面図である。 図4の上面図である。 本開示の実施形態に係る二次電池システムに設けられたセルの側面図である。 図8のセルの上面図である。 図8のセルの正面図である。
以下に、本開示に係る二次電池システムの一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面では、上下方向をZ軸方向とし、Z軸方向の直行する方向のうちの一方向をX軸方向とし、Z軸方向及びX軸方向と直行する方向をY軸方向としている。
以下、本開示の実施形態について、図1から図7を用いて説明する。
本実施形態に係る二次電池システム10は、例えば、設置スペースに制限がある装置に設けられる。具体的には、例えば、図1及び図2に示すように、二次電池システム10は、作業員200が入り込める作業空間100に面するように設置される。詳細には、二次電池システム10は、後述するラック20の収容開口22が作業空間100に開口するように設置されている。
作業空間100は、作業員200が所定の作業を行える程度の広さの空間である。所定の作業とは、例えば、二次電池システム10のメンテナンス作業等が挙げられる。
二次電池システム10が設置される空間(以下、「設置空間300」と称する)は、図2に示すように、上下方向(Z軸方向)が底面部301及び天井部302によって規定されているとともに、Y軸方向の両端が側壁部303によって規定されている。また、図1に示すように、設置空間300は、X軸方向についても、作業空間100に面していない側については、側壁部303によって規定されている。二次電池システム10は、設置空間300いっぱいに設置されている。すなわち、二次電池システム10は、底面部301、天井部302及び側壁部303との間に、可及的に隙間が形成されないように設置されている。すなわち、二次電池システム10よりも奥側には、作業員等が立ち入ることができないように、設置空間300に二次電池システム10が設置されている。
二次電池システム10は、図3に示すように、ラック(収容部)20と、ラック20に収容される複数の二次電池モジュール(二次電池)30と、複数の二次電池モジュール30を冷却する複数(本実施形態では、一例として5本)の冷却配管40と、を備えている。なお、図3は、作業空間100から二次電池システム10を見た状態を示している。
ラック20は、設置空間300に設置され、内部に複数の収容空間21を形成している。本実施形態では、図1に示すように、ラック20の内部には、Y軸方向に沿って5つの収容空間21が設けられているとともに、図2に示すように、Z軸方向に沿って4つの収容空間21が設けられている。各収容空間21の形状は略同一とされている。
ラック20は、図1及び図2に示すように、収容空間21のX軸方向の一端に形成されて作業空間100に開口する収容開口22と、収容空間21のX軸方向の他端を規定する奥壁部23と、を有している。また、ラック20は、収容空間21のZ軸方向の両端部を規定する水平壁部24と、収容空間21のY軸方向の両端部を規定する鉛直壁部25と、を有している。
収容空間21は、X軸方向に延在する直方体状の空間である。収容空間21は、X軸方向の一面のみが収容開口22として開口しており、他の五面が各壁部によって閉鎖されている。したがって、収容空間21には、収容開口22からのみアクセスすることができる。各収容空間21には、図4に示すように、X軸方向に並んで配置される4つの二次電池モジュール30が収容されている。なお、各収容空間21に収容される二次電池モジュール30の数は一例であり、4つに限定されない。例えば、各収容空間21に収容される二次電池モジュール30の数は、1つであってもよく、4つ以外の複数であってもよい。なお、以下の説明では、4つの二次電池モジュール30をまとめて、二次電池モジュール30群と称する場合もある。
水平壁部24は、図2に示すように、Z軸方向に隣接する収容空間21同士を隔てている。鉛直壁部25は、図1に示すように、Y軸方向に隣接する収容空間21同士を隔てている。
複数の二次電池モジュール30は、X軸方向に並んで配置されている。複数の二次電池モジュール30は、各二次電池モジュール30が備えるモジュールケース32のケース側壁部32bの外周面が面一となるように配置されている。各二次電池モジュール30の構造は同一とされている。
二次電池モジュール30は、図4及び図5に示すように、X軸方向に沿って延在している。二次電池モジュール30は、複数のセル(二次電池セル)31と、複数のセル31を収容するモジュールケース32と、隣接するセル31同士の間に設けられる複数の冷却プレート33と、を有している。なお、図4及び図5では、モジュールケース32を破線で図示し、モジュールケース32を透過するように図示している。
なお、二次電池モジュール30に設けられるセル31は、必ずしも複数でなくてもよい。二次電池モジュール30は、セル31を1つのみ備えていてもよい。
複数のセル31は、X軸方向に並んで配置されている。X軸方向に隣接するセル31同士は、冷却プレート33及び後述する第1断熱材34を介して接続されている。各セル31は、例えば、リチウムイオン二次電池などの二次電池である。なお、セル31は、リチウム二次電池に限定されず、例えば、鉛二次電池、ニッケル水素二次電池などであってもよい。各セル31は、X軸方向の側面及びY軸方向の側面が絶縁材(図示省略)で覆われている。セル31は、直方体状の本体部31aと、本体部31aの上部から上方に突出する2つの端子31bを有している。
モジュールケース32は、図5に示すように、箱状の部材である。モジュールケース32は、熱伝導率の高い金属材料(例えば、アルミニウム)で形成されている。図5及び図6に示すように、モジュールケース32の内側には、複数のセル31を収容する内部空間が形成されている。モジュールケース32は、内部空間の下方を規定するケース底面部32aと、内部空間のX軸方向及びY軸方向を規定するケース側壁部32bとを有している。モジュールケース32の上方は、開放されている。
図6に示すように、モジュールケース32のケース側壁部32bの内周面と、内部空間に収容されるセル31のY軸方向の両端部との間には、隙間Gが形成されている。
冷却プレート33は、図5及び図6に示すように、平板状の部材である。冷却プレート33は、熱伝導率の高い金属材料(例えば、アルミニウム)で形成されている。冷却プレート33は、図5に示すように、X軸方向に隣接するセル31同士の間に設けられる。冷却プレート33は、板面がX軸方向及びY軸方向で形成される面となるように配置されている。冷却プレート33の両板面は、各々、セル31のX軸方向の端面と面接触している。
図6に示すように、冷却プレート33のY軸方向の長さは、セル31のY軸方向の長さよりも長い。したがって、冷却プレート33とセル31とが面接触した状態において、冷却プレート33のY軸方向の両端部は、セル31のY軸方向の端部よりもY軸方向に突出している。冷却プレート33のY軸方向の両端は、ケース側壁部32bの内周面に接触している。
なお、冷却プレート33の詳細については、後述する。
複数の冷却配管40は、図3及び図4に示すように、Z軸方向に所定の間隔で並んで配置されている。各冷却配管40の構造は同一とされている。複数の冷却配管40は、収容空間21に収容されている。なお、図4では、ラック20を省略して図示している。
冷却配管40は、内部を冷却水(冷媒)が流通している。また、冷却配管40は、流路断面が矩形の配管部材である。なお、冷却配管40の流路断面の形状は一例であり、これに限定されない。例えば、冷却配管40の流路断面の形状は、円形状であってもよく、楕円形状や長円形状であってもよい。冷却配管40は、図4及び図7に示すように、X軸方向(所定方向)に沿って延在する往路部41と、X軸方向に沿って延在する復路部42と、往路部41の下流端と復路部42の上流端を接続する折返し部43と、を一体的に有している。
冷却配管40は、熱伝導率の高い金属(例えば、アルミニウム)で形成されている。冷却配管40は、一体物である。換言すれば、冷却配管40は、複数の配管を溶接等で接続したものではなく、連結部分等を有していない1本の配管である。したがって、往路部41と折返し部43及び復路部42と折返し部43との間に連結部分等は存在しない。冷却配管40は、二次電池モジュール30(セル31)と熱的に接触している。
往路部41は、直線状に形成されている。往路部41は、二次電池モジュール30に沿って配置されている。往路部41内を流通する冷媒は、X軸方向の一側(作業空間100側)から、他側(奥壁部23側)に向かって流通している。往路部41は、モジュールケース32のケース側壁部32bの外面と接触するように設けられている。詳細には、往路部41は、面一に配置された4つの二次電池モジュール30のケース側壁部32bの全てと接触するように設けられている。往路部41の上流端には供給口44が形成されている。往路部41の下流端には、折返し部43の上流端が接続されている。また、往路部41の外面(ケース側壁部32bと接触する面とは反対側の面)は、ラック20の鉛直壁部25の内周面と接触している(図3参照)。
供給口44は、冷却配管40内を流通する冷却水を導入する。供給口44には、冷却水を冷却配管40へ供給する供給配管(図示省略)が接続されている。供給配管には、冷却水を流通させる駆動源であるポンプ(図示省略)が設けられている。供給配管は、収容空間21には配置されていない。供給配管は、例えば、作業空間100に配置されている。供給口44は、作業空間100に開口している。すなわち、供給口44は、作業空間100からアクセス可能な位置に配置されている。
復路部42は、直線状に形成されている。復路部42は、二次電池モジュール30に沿って配置されている。復路部42内を流通する冷媒は、X軸方向の他側(奥壁部23側)から、一側(作業空間100側)に向かって流通している。復路部42は、モジュールケース32のケース側壁部32b(往路部41が接触するケース側壁部32bと対向するケース側壁部32b)の外面と接触するように設けられている。詳細には、復路部42は、面一に配置された4つの二次電池モジュール30のケース側壁部32bの全てと接触するように設けられている。復路部42の下流端には排出口45が形成されている。復路部42の上流端には、折返し部43の下流端が接続されている。また、復路部42の外面(ケース側壁部32bと接触する面とは反対側の面)は、ラック20の鉛直壁部25の内周面と接触している(図3参照)。
排出口45は、冷却配管40内を流通した冷却水を排出する。排出口45には、冷却配管40から排出された冷却水が流通する排出配管(図示省略)が接続されている。排出配管は、収容空間21には配置されていない。排出配管は、例えば、作業空間100に配置されている。排出口45は、作業空間100に開口している。すなわち、排出口45は、作業空間100からアクセス可能な位置に配置されている。
折返し部43は、往路部41の下流端から略直角に曲折してY軸方向に沿って直線状に延在している。復路部42は、二次電池モジュール30に沿って配置されている。詳細には、折返し部43は、収容部の最も奥に配置された二次電池モジュール30のケース側壁部32b(往路部41及び復路部42が接触するケース側壁部32bと直交するケース側壁部32b)の外面と接触するように設けられている。また、折返し部43の外面(ケース側壁部32bと接触する面とは反対側の面)は、ラック20の奥壁部23の内周面と接触している。
次に、冷却プレート33等の詳細について、図8から図10を用いて説明する。
上述のように、冷却プレート33は、隣接するセル31同士の間に設けられている。詳細には、図8及び図9に示すように、隣接するセル31同士の間に2枚配置されている。2枚の冷却プレート33の間には、板状の第1断熱材34が設けられている。すなわち、各冷却プレート33は、セル31と第1断熱材34との間に挟まれている。冷却プレート33は、第1断熱材34を介して、セル31と接触している。
第1断熱材34は、例えば、黒崎播磨株式会社が製造するWDSで形成されている。第1断熱材34は、Y軸方向の長さ及びZ軸方向の長さは、セル31のY軸方向の長さ及びZ軸方向の長さと略同一とされている。なお、図5では、図示の関係上第1断熱材34を省略して図示している。
上述のように、ラック20の水平壁部24上には、モジュールケース32のケース底面部32aが載置されている(図3参照)。また、図8に示すように、ケース底面部32aの上面には、第2断熱材35が載置されている。セル31は、第2断熱材35の上面に載置されている。すなわち、セル31と水平壁部24との間には、ケース底面部32a及び第2断熱材35が設けられている。第2断熱材35は、例えば、黒崎播磨株式会社が製造するWDSで形成されている。
冷却プレート33は、図10に示すように、セル31のX軸方向の端面と面接触している熱交換部33aと、熱交換部33aのY軸方向の両端に接合されている接続部33bと、を有している。上述のように、冷却プレート33のY軸方向の両端部は、セル31のY軸方向の端部よりもY軸方向に突出している。この突出部分が接続部33bとされている。すなわち、セル31のY軸方向の長さと、熱交換部33aのY軸方向の長さとは等しい。なお、熱交換部33aのY軸方向の長さは、セル31のY軸方向の長さと異なる長さでもよい。接続部33bのY軸方向の一端は、熱交換部33aと接合されている。また、接続部33bのY軸方向の他端は、ケース側壁部32bの内周面に固定されている(図6参照)。
熱交換部33aは、熱伝導率の高い金属材料(例えば、アルミニウム)で形成されている。
接続部33bは、低融点の金属材料から形成されている。接続部33bは、融点がセル31の通常の使用温度域の上限よりも高い。二次電池セルの通常の使用温度域の上限とは、例えば、60℃である。また、セル31の通常の使用温度域とは、セル31が機能を損なうことなく好適に充放電を行うことができる温度域であってもよい。
また、接続部33bは、セル31の負極と正極との間に設けられるセパレータ(図示省略)の耐熱温度以下とされている。セパレータの耐熱温度とは、リチウムイオン二次電池であれば、例えば、120℃である。したがって、接続部33bは、融点が60℃よりも高く、120℃以下の金属から形成されていると好適である。また、接続部33bは、融点が100℃程度の金属から形成されているとより好適である。また、接続部33bは、セラミックや絶縁材よりも熱伝導率の高い材料で形成されている。
具体的には、接続部33bは、例えば、すずを含む複数の金属から成る合金から形成される。なお、本開示に係る接続部33bの材料はすずを含む複数の金属から成る合金に限定されない。低融点の金属材料であればよく、すずを含まない複数の金属から成る合金であってもよい。
次に、本実施形態における冷却水の流れについて説明する。
供給配管(図示省略)から供給口44を介して冷却配管40内に流入した冷却水は、まず往路部41内を流通する。往路部41を流通する冷却水は、収容部のX軸方向の他端(奥壁部23近傍)まで流通した後に、往路部41の下流端から折返し部43へ流入する。折返し部43に流入した冷却水は、折返し部43の下流端から復路部42へ流入する。復路部42を流通する冷却水は、収容部のX軸方向の他端(奥壁部23近傍)から一端まで流通した後に、排出口45を介して冷却配管40から排出される。冷却配管40から排出された冷却水は、排出配管(図示省略)内を流通する。
このように、冷却配管40内を流通する冷却水は、まず、収容部のX軸方向の一端から他端まで流通し(図7の矢印A1参照)、その後に、収容部の他端で折り返して(図7の矢印A2参照)、他端から一端に戻ってくるように流通する(図7の矢印A3参照)。
また、冷却配管40内を流通する冷却水は、冷却配管40、モジュールケース32及び冷却プレート33を介して、セル31と熱交換を行っている。冷却水は、セル31と熱交換することで、セル31を冷却している。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
一般的に、配管内を流通する流体は、配管同士の連結部分から漏洩し易い。一方、本実施形態では、冷却配管40が一体物として形成されている。これにより、冷却配管40において、冷却水が漏洩し易い部分を、供給口44及び排出口45のみとすることができる。したがって、供給口44及び排出口45からの冷却水の漏洩を検知するだけで、冷却配管40から冷却水が漏洩しているか否かを判断することができる。したがって、冷却配管40の全体に亘って冷却水の漏洩を検知する場合と比較して、容易に冷却配管40から冷却水が漏洩しているか否かを判断することができる。
また、本実施形態では、収容開口22からのみしか収容空間21にアクセスすることができない。したがって、収容空間21に二次電池モジュール30が収容された状態において、ラック20内に設けられる冷却配管40には、アクセスし難い。したがって、冷却配管40は、冷却水の漏洩を検知し難い。一方、本実施形態では、冷却配管40の供給口44及び排出口45が、作業空間100側に配置されている。これにより、冷却水が漏洩し易い供給口44及び排出口45に、作業員200等が容易にアクセスすることができるので、供給口44及び排出口45からの冷却水の漏洩を容易に検知することができる。したがって、収容開口22からのみしか収容空間21にアクセスすることができないような場合であっても、冷却配管40から冷却水が漏洩しているか否かを容易に判断することができる。よって、冷却水が漏洩する事態の発生を抑制することができるので、冷却水の漏洩に起因した短絡の発生も抑制することができる。
また、本実施形態では、冷却配管40の折返し部43が二次電池モジュール30群のX軸方向の他端に設けられている。これにより、供給口44から導入された冷却水は、往路部41内を流通し、二次電池モジュール30群の他端に設けられた折返し部43に流入する。折返し部43内を流通することで折り返した冷却水は、復路部42を流通した後に排出口45から排出される。このように、冷却水が二次電池モジュール30群の他端まで流通するので、冷却水が二次電池モジュール30群の他端まで流通しない構成と比較して、二次電池モジュール30群のX軸方向の全域を冷却することができる。したがって、二次電池モジュール30群を好適に冷却することができる。
また、本実施形態では、往路部41及び復路部42が何れもX軸方向に沿って延在している。すなわち、往路部41及び復路部42が、二次電池モジュール30の延在方向に沿って延在している。また、冷却配管40が二次電池モジュール30群の他端側で折り返している。
これにより、二次電池モジュール30群の一端側は、往路部41のうち供給口44に近い部分と熱交換を行うとともに、復路部42のうち排出開口に近い部分と熱交換を行う。冷却配管40内を流通する冷却水は、二次電池モジュール30群と熱交換することで昇温するため、供給口44に近い領域を流通する冷却水ほど温度が低く、排出口45に近い領域を流通する冷却水ほど温度が高い。よって、二次電池モジュール30群の一端側は、供給口44から導入された直後の比較的温度の低い冷却水と熱交換するとともに、排出口45から排出される直前の比較的温度の高い冷却水と熱交換する。
一方、二次電池モジュール30群の他端側は、往路部41及び復路部42の何れにおいても、折返し部43に近い部分と熱交換を行う。すなわち、二次電池モジュール30群の他端側は、往路部41及び復路部42の何れにおいても、中程度の温度の冷却水と熱交換する。
このように、本実施形態では、冷却配管40が折り返していない場合と比較して、二次電池モジュール30群の一端側の冷却度合いと二次電池モジュール30群の他端側との冷却度合いとを近いものとすることができる。これにより、X軸方向における二次電池モジュール30群の冷却度合いの分布が小さくなる。したがって、X軸方向において二次電池モジュール30群を均一に冷却することができる。よって、二次電池モジュール30を構成するセル31毎冷却度合いを均一化することができる。以上から、各セル31の製品寿命のバラつきを抑制することができるので、二次電池モジュール30の製品寿命を長寿命化することができる。
本実施形態では、収容空間21に収容されている冷却配管40内を流通する冷却水によって二次電池モジュール30を冷却することができる。すなわち、冷却配管40と二次電池モジュール30とが同じ収容空間21に収容されている。これにより、冷却配管40が収容空間21に収容されていない場合と比較して、冷却配管40と二次電池モジュール30との距離を短くすることができる。したがって、冷却配管40と二次電池モジュール30とを熱的に接触させ易い。よって、二次電池モジュール30を好適に冷却することができる。
セル31は、製造時の異物混入や、使用中の外的要因(例えば、衝撃、振動、熱負荷等)によって、電極内で短絡が生じると、異常な高温化することがある。また、セル31内部で短絡が生じると、セル31内の内圧が高まり、高温の内容物の噴出やセル31の外殻を為す容器の膨張変形が起こる可能性がある。このように、二次電池モジュール30において1つのセル31が高温化すると、その熱が周囲のセル31に伝搬し、次々とセル31が高温化してしまう可能性がある。
本実施形態では、隣接するセル31同士の間に第1断熱材34が設けられている。これにより、いずれかのセル31が高温化した場合であっても、その熱を第1断熱材34が遮る。したがって、高温化したセル31の熱が、隣接するセル31に伝搬し難くすることができる。よって、セル31の異常な高温化が波及することによる、二次電池システム10全体の損傷を抑制することができる。
また、本実施形態では、冷却配管40がセル31と離間して配置されている。これにより、冷却配管40とセル31とは直接熱交換が抑制される。したがって、冷却配管40とセル31との主たる熱交換は接続部33bを介して行われる。
また、本実施形態では、接続部33bは、融点が、セル31の通常の使用温度域の上限よりも高い低融点金属で形成されている。これにより、セル31を通常に使用している状態においては、接続部33bを介して冷却配管40とセル31との熱交換を行うことができる。一方、いずれかのセル31が異常に高温化し、セル31から接続部33bに融点を超えた熱が伝搬した場合には、当該接続部33bは融解する。接続部33bが融解すると、冷却配管40とセル31との熱的な接続が解除される。すなわち、セル31から冷却配管40への熱伝導経路が遮断される。したがって、高温化したセル31の熱が、接続部33bよりも冷却配管40側の部材を介して、隣接するセル31に伝搬し難くすることができる。よって、セル31の異常な高温化が波及することによる、二次電池システム10全体が損傷する事態の発生を抑制することができる。よって、安全性を向上させることができる。
また、本実施形態では、接続部33bが、セラミックよりも熱伝導率の高い金属で形成されていてもよい。これにより、接続部33bをセラミックで形成する場合と比較して、冷却配管40とセル31との熱交換率を向上させることができる。したがって、セル31を通常に使用している状態(セル31が異常な高温化しておらず、冷却配管40内の冷媒によってセル31を冷却している状態)において、好適にセル31を冷却することができる。
また、本実施形態では、セル31とラック20の水平壁部24との間には第2断熱材35が設けられている。これにより、いずれか1つのセル31が異常に高温化した場合であっても、その熱がラック20の水平壁部(底面部)24へ伝搬するのを第2断熱材35が遮る。したがって、高温化したセル31の熱が、ラック20を介して、隣接するセル31に伝搬し難くすることができる。よって、セル31の異常な高温化が波及することによる、二次電池システム10全体の損傷を抑制することができる。
なお、本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、冷媒として冷却水を用いる例について説明したが、本開示はこれに限定されない。冷媒として、冷却水以外を用いてもよい。
また、上記実施形態では、各冷却配管40内を流通する冷却水の流通方向が同一である例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、Z軸方向に隣接する冷却配管40同士の冷却水の流通方向を反対としてもよい。すなわち、この場合には、複数の冷却配管40は、供給口44と排出口45とがZ軸方向に交互に並ぶように配置される。このように配置することで、二次電池モジュール30をY軸方向にも均一に冷却することができる。
以上説明した実施形態に記載の二次電池システムは、例えば以下のように把握される。
また、本開示の一態様に係る二次電池システムは、所定の間隔で並んで配置される複数の二次電池セル(31)と、隣接する前記二次電池セル同士の間に設けられる第1断熱材(34)と、内部に冷媒が流通し、各前記二次電池セルと離間して配置される冷却配管(40)と、各前記二次電池セルと前記冷却配管とを熱的に接続する接続部(33b)と、を備え、前記接続部は、融点が前記二次電池セルの通常の使用温度域の上限よりも高い低融点金属で形成されている。
上記構成では、隣接する二次電池セル同士の間に第1断熱材が設けられている。これにより、いずれかの二次電池セルが高温化した場合であっても、その熱を第1断熱材が遮る。したがって、高温化した二次電池セルの熱が、隣接する二次電池セルに伝搬し難くすることができる。よって、セルの異常な高温化が波及することによる、二次電池システム全体の損傷を抑制することができる。
また、上記構成では、冷却配管が二次電池セルと離間して配置されている。これにより、冷却配管と二次電池セルとは直接熱交換が抑制される。したがって、冷却配管と二次電池セルとの主たる熱交換は接続部を介して行われる。
また、上記構成では、接続部は、融点が、二次電池セルの通常の使用温度域の上限よりも高い低融点金属で形成されている。これにより、二次電池セルを通常に使用している状態においては、接続部を介して冷却配管と二次電池セルとの熱交換を行うことができる。一方、いずれかの二次電池セルが異常に高温化し、二次電池セルから接続部に融点を超えた熱が伝搬した場合には、当該接続部は融解する。接続部が融解すると、冷却配管と二次電池セルとの熱的な接続が解除される。すなわち、二次電池セルから冷却配管への熱伝導経路が遮断される。したがって、高温化した二次電池セルの熱が、接続部よりも冷却配管側の部材を介して、隣接する二次電池セルに伝搬し難くすることができる。よって、セルの異常な高温化が波及することによる、二次電池システム全体が損傷する事態の発生を抑制することができる。
なお、二次電池セルの通常の使用温度域とは、二次電池セルが機能を損なうことなく好適に充放電を行うことができる温度域を意味する。
また、接続部の融点は、二次電池セルの負極と正極との間に設けられるセパレータの耐熱温度以下であってもよい。
本開示の一態様に係る二次電池システムは、前記接続部は、セラミックよりも熱伝導率の高い材料で形成されている。
上記構成では、接続部が、セラミックよりも熱伝導率の高い金属で形成されていてもよい。これにより、接続部をセラミックで形成する場合と比較して、冷却配管と二次電池セルとの熱交換率を向上させることができる。したがって、二次電池セルを通常に使用している状態(二次電池が異常な高温化しておらず、冷却配管内の冷媒によって二次電池セルを冷却している状態)において、好適に二次電池セルを冷却することができる。
本開示の一態様に係る二次電池システムは、前記接続部は、すずを含む合金で形成されている。
上記構成では、接続部が低融点金属であるすずを含む合金で形成されている。これにより、二次電池セルを通常に使用している状態においては、すずを含む合金で形成された接続部を介して冷却配管と二次電池セルとの熱交換を行うことができる。また、いずれかの二次電池セルが異常に高温化し、二次電池セルから接続部に融点を超えた熱が伝搬した場合には、すずを含む合金で形成された接続部は融解する。これにより、セルの異常な高温化が波及することによる、二次電池システム全体が損傷する事態の発生を抑制することができる。
本開示の一態様に係る二次電池システムは、内部に複数の前記二次電池セルを収容する収容空間(21)が形成される収容部(20)、を備え、前記収容部は、前記収容空間の底面を規定する底面部(24)を有し、前記二次電池セルと前記底面部との間には第2断熱材(35)が設けられている。
上記構成では、二次電池と底面部との間には第2断熱材が設けられている。これにより、いずれか1つの二次電池セルが異常に高温化した場合であっても、その熱が収容部の底面部へ伝搬するのを第2断熱材が遮る。したがって、高温化した二次電池セルの熱が、収容部を介して、隣接する二次電池セルに伝搬し難くすることができる。よって、二次電池セルの異常な高温化が波及することによる、二次電池システム全体の損傷を抑制することができる。
10 :二次電池システム
20 :ラック
21 :収容空間
22 :収容開口
23 :奥壁部
24 :水平壁部
25 :鉛直壁部
30 :二次電池モジュール
31 :セル(二次電池セル)
32 :モジュールケース
32a :ケース底面部
32b :ケース側壁部
33 :冷却プレート
33a :熱交換部
33b :接続部
34 :第1断熱材
35 :第2断熱材
40 :冷却配管
41 :往路部
42 :復路部
43 :折返し部
44 :供給口
45 :排出口
100 :作業空間
200 :作業員
300 :設置空間
301 :底面部
302 :天井部
303 :側壁部

Claims (4)

  1. 所定の間隔で並んで配置される複数の二次電池セルと、
    隣接する前記二次電池セル同士の間に設けられる第1断熱材と、
    内部に冷媒が流通し、各前記二次電池セルと離間して配置される冷却配管と、
    各前記二次電池セルと前記冷却配管とを熱的に接続する接続部と、を備え、
    前記接続部は、融点が前記二次電池セルの通常の使用温度域の上限よりも高い低融点金属で形成されている二次電池システム。
  2. 前記接続部は、セラミックよりも熱伝導率の高い材料で形成されている請求項1に記載の二次電池システム。
  3. 前記接続部は、すずを含む合金で形成されている請求項1または請求項2に記載の二次電池システム。
  4. 内部に複数の前記二次電池セルを収容する収容空間が形成される収容部、を備え、
    前記収容部は、前記収容空間の底面を規定する底面部を有し、
    前記二次電池セルと前記底面部との間には第2断熱材が設けられている請求項1から請求項3のいずれかに記載の二次電池システム。
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