JP2022076854A - Hollow block - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、六面体より成るブロック本体の内部に中空部を有し、上記中空部とブロック本体の外部を通じる開口部を六面全部又は一部に有する中空ブロックに関するものである。 The present invention relates to a hollow block having a hollow portion inside a block body made of a hexahedron, and having an opening through the hollow portion and the outside of the block body on all or a part of the six faces.
立方体より成るブロック本体の内部に中空部を有し、上記中空部とブロック本体の外部を通じる円形の開口部を六面全部又は一部に有するコンクリート製の中空ブロックがあり、ポカラ(POKARA)という商品名で流通している。ポカラのような中空ブロックはほぼ73%の空隙率を有し、かつ、軽いという長所があり、また、その一方、重さが必要なときは内部に土やコンクリートなどを充填することも可能である。 There is a concrete hollow block having a hollow part inside a block body made of a cube and having a circular opening through the hollow part and the outside of the block body on all or a part of all six surfaces, which is called POKARA. It is distributed under the product name. Hollow blocks such as Pokhara have the advantage of having a porosity of approximately 73% and being light, while being able to fill the interior with soil or concrete when weight is required. be.
このような中空ブロックとして、例えば特開平11-5205号公報において、「六面以上の外面を有する多面体からなるコンクリート製ブロック内部に前記外面のうち二面以上の外面に連通した中空部を有するコンクリートブロック体であって、前記中空部はコンクリート硬化後に取り外し可能な複数の分割中子を用いて形成されたものであることを特徴とするコンクリートブロック体。」が開示されている。 As such a hollow block, for example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-5205, "a concrete having a hollow portion communicating with two or more outer surfaces of the outer surfaces inside a concrete block made of a polyhedron having six or more outer surfaces". It is a block body, wherein the hollow portion is formed by using a plurality of divided cores that can be removed after the concrete is hardened. "
一方で近年洪水が多発することから、空き地等に貯水施設を建設することが行われている。しかしながら空き地が少ないことから、例えば駐車場の地下を、貯水施設として活用することが行われている。この場合に地下に上述のブロックを積み上げて、その空隙に貯水する貯水施設として活用しつつ、地上は駐車場として活用する試みが行われている。 On the other hand, due to the frequent occurrence of floods in recent years, water storage facilities are being constructed in vacant lots and the like. However, since there are few vacant lots, for example, the basement of a parking lot is used as a water storage facility. In this case, attempts are being made to stack the above-mentioned blocks underground and utilize them as a water storage facility for storing water in the voids, while utilizing the above ground as a parking lot.
しかしながらコンクリートブロックは空隙率の向上とそのコンクリートブロックの強度とは両立しないものである。 However, the concrete block is incompatible with the improvement of the porosity and the strength of the concrete block.
そこで、本発明は前記の点に着目してなされたもので、空隙率の向上を図りつつその強度を向上させたコンクリートブロックを提供することである。 Therefore, the present invention has been made by paying attention to the above points, and is to provide a concrete block having an improved porosity and an improved strength thereof.
前記の課題を解決するために、第1観点のコンクリートブロックは、下端をそれぞれ有する4本の柱部と、4本の柱部を所定の間隔をあけて立設し、かつその4本の柱部の下部同士をそれぞれ連結する4本の下部連結部と、を有し、4本の柱部は、下部連結部よりも下方に突出する突出部をさらに有するというものである。 In order to solve the above-mentioned problems, in the concrete block of the first viewpoint, four pillars having lower ends and four pillars are erected at predetermined intervals, and the four pillars are erected. It has four lower connecting portions that connect the lower portions of the portions to each other, and the four pillar portions further have a protruding portion that protrudes downward from the lower connecting portion.
また、第2観点のコンクリートブロックは、第1観点において、4本の柱部はさらに上部を有し、4本の柱部の上部同士をそれぞれ連結する4本の上部連結部と、を有し、4本の柱部と、4本の下部連結部と、4本の上部連結部とが連結することで、開口する開口部を6か所具備する6面体形状を呈するとともに、6か所の開口部同士は、互いに連通するというものである。 Further, in the first viewpoint, the concrete block of the second viewpoint has four pillars further having an upper portion and four upper connecting portions for connecting the upper portions of the four pillars to each other. By connecting the four pillars, the four lower connecting portions, and the four upper connecting portions, a hexahedron shape having six openings to be opened is exhibited, and six places are exhibited. The openings communicate with each other.
また、第3観点のコンクリートブロックは、第2観点において、開口部は正面視四角形状を呈するとともに、四角形状の角部に円弧状の隅肉部をさらに有するというものである。 Further, in the concrete block of the third viewpoint, in the second viewpoint, the opening has a square shape in front view, and the corner portion of the square shape further has an arcuate fillet portion.
また、第4観点のコンクリートブロックは、第2観点または第3観点において、6か所の開口部のうち1か所の開口部を閉塞する閉塞部と、をさらに有するというものである。 Further, the concrete block according to the fourth aspect further has, in the second aspect or the third aspect, a closed portion that closes one of the six openings.
また、第5観点のコンクリートブロックは、第2観点または第3観点において、6か所の開口部のうち互いに隣接する2か所の開口部を閉塞する閉塞部と、をさらに有するというものである。 Further, the concrete block of the fifth aspect further has, in the second aspect or the third aspect, a closed portion that closes two openings adjacent to each other among the six openings. ..
また、第6観点のコンクリートブロックは、第2観点または第3観点において、6か所の開口部のうち互いに隣接する3か所の開口部を閉塞する閉塞部と、をさらに有するというものである。 Further, the concrete block of the sixth aspect further has, in the second aspect or the third aspect, a closed portion that closes three openings adjacent to each other among the six openings. ..
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、空隙率の向上を図りつつその強度を向上させたコンクリートブロックを提供することができる。 Since the present invention is configured and acts as described above, it is possible to provide a concrete block having an improved porosity and an improved strength thereof.
以下、図示の実施形態を参照して、第1実施例のコンクリートブロック10について説明する。コンクリートブロック10は、ほぼ立方体形状を呈し、4本の柱状を呈する柱部20と、4本の柱状を呈する下部連結部30と、を有する。また、コンクリートブロック10は、さらに4本の柱状を呈する上部連結部40と、を有する。第1実施例のコンクリートブロック10の空隙率は83パーセントである。
Hereinafter, the
4本の柱部20は、文字通り、柱となるものであって、平面視ほぼ正方形状の角部を構成するように所定の間隔をあけて立設している。また、4本の柱部20は、その下方に下部21をそれぞれ有する。また下部21のさらに下方に突出する突出部22を有する。また、4本の柱部20は、その上方に上部23をそれぞれ有する。
The four
また、4本の下部連結部30は、柱部20の下部21同士をそれぞれ連結する。また、4本の柱状を呈する上部連結部40は、柱部20の上部23同士をそれぞれ連結する。このように、コンクリートブロック10は、4本の柱状を呈する柱部20と、4本の柱状を呈する下部連結部30と、4本の柱状を呈する上部連結部40とを有し、それらを上述のように一体として成型することで、コンクリートブロック10は、6面体形状を呈するものである。なお、上部連結部40と柱部20の上部23は面一となるように構成されている。
Further, the four lower connecting
コンクリートブロック10は、4本の柱状を呈する柱部20と、4本の柱状を呈する下部連結部30と、4本の柱状を呈する上部連結部40と、を上述のように一体として成型することで、6面体形状を呈するものである。また、6面体形状を呈するコンクリートブロック10の各面にそれぞれ開口部60を有する。
In the
開口部60は、コンクリートブロック10の内部に連通するように配置されている。すなわちこのコンクリートブロック10を水中に配置した場合にその水が開口部60を通じて内部に流入可能となるというものである。また、開口部60は、正面視において角丸の四角形状を呈するものである。この角丸形状にするために、4本の柱状を呈する柱部20と、4本の柱状を呈する下部連結部30と、4本の柱状を呈する上部連結部40との連結部分に、隅肉部70を有している。すなわち、各開口部60は、正面視において、四角形状を呈するとともにその四角形状の各角部分に、円弧状の隅肉部70を有している。角部分が円弧状を呈しているので、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
The
上部連結部40にはジョイントピンを挿入するための穴部Pを有し、複数のコンクリートブロック10を積み上げた際に、それらを整列させるために配置している。従って、それぞれの複数のコンクリートブロック10における穴部Pに、図示しないジョイントピンを挿入することで、複数のコンクリートブロック10の位置ずれを防止している。
The upper connecting
上記の通り、第1実施例のコンクリートブロック10は、突出部22を4か所有している(図1参照)。この突出部22は、上述の柱部20の直下に配置されている。従って、第1実施例のコンクリートブロック10を上下に積み上げたときに上方に位置するコンクリートブロック10の重量を、下方に位置するコンクリートブロック10が支えることになるが、そのときに上方に位置するコンクリートブロック10の重量は、上述の4か所の突出部22を通じて下方のコンクリートブロック10における柱部20が支持することになる。柱部20は文字通りンクリート製の柱としての機能を有することから、突出部22を有することで、上方に位置するコンクリートブロック10の重量の圧縮荷重に耐えることができるというものである。従って、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
As described above, the
次に第2実施例のコンクリートブロック120について説明する。第1実施例のコンクリートブロック10と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
Next, the
第2実施例のコンクリートブロック120はさらに開口部を塞ぐ閉塞部121を有している。すなわち、コンクリートブロック120の開口部60は計5か所有している。具体的に閉塞部121は、上部連結部40aと、2本の柱部20aと、下部連結部30aとに囲まれた開口部を塞ぐというものである。すなわち、閉塞部121は、上部連結部40aと、2本の柱部20aと、下部連結部30aと一体として構成されている。このように、閉塞部121は、第2実施例のコンクリートブロック120の側面に配置されている。
The
上述の閉塞部121は、後述するように例えばこのコンクリートブロック120を地下調整池に適用する場合に壁面となる場合がある。
As will be described later, the above-mentioned
また、第2実施例のコンクリートブロック120は、突出部22を2か所有している(図4B参照)。また、閉塞部121の下部に、下方に突出する閉塞突出部122を有している。突出部22は、上述の柱部20の直下に配置されている。また、閉塞突出部122は、閉塞部121は2本の柱部20aと一体の閉塞部121の下部に配置されている。従って、コンクリートブロック120を上下に積み上げたときに上方に位置するコンクリートブロック120の重量を、下方に位置するコンクリートブロック120が支えることになるが、そのときに上方に位置するコンクリートブロック120の重量は、上述の2か所の突出部22と、閉塞突出部122を通じて下方のコンクリートブロック120が支持することになる。柱部20は文字通りンクリート製の柱としての機能を有し、かつ閉塞部121もコンクリート製であることから、突出部22と閉塞突出部122とを有することで、上方に位置するコンクリートブロック120の重量の圧縮荷重に耐えることができるというものである。従って、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
Further, the
次に、第3実施例のコンクリートブロック130について説明する。第1実施例のコンクリートブロック10と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
Next, the
第3実施例のコンクリートブロック130は開口部を塞ぐ第2閉塞部131を有している。すなわち、コンクリートブロック130の開口部60は計5か所有している。具体的に閉塞部131は、4本の上部連結部40bに囲まれた開口部を塞ぐというものである。従って、閉塞部131は、4本の上部連結部40bと一体として構成されている。このように、第2閉塞部131は、第3実施例のコンクリートブロック13のいわば天井部分に配置した開口部を塞ぐというものである。
The
上述の第2閉塞部131は、後述するように例えばコンクリートブロック130を地下調整池に適用する場合に天井となる部分である。
The second
また、第2閉塞部131に両端に切り欠き状を呈する切り欠き部132、132を有する。後述する蓋として平板状を呈するスラブ400を載置するためのものである。
Further, the second
上述の閉塞部131は、後述するように例えばこのコンクリートブロック130を地下調整池に適用する場合に天井となる部分である。
As will be described later, the above-mentioned
第3実施例のコンクリートブロック130は、第1実施例のコンクリートブロック10と同様に、突出部22を4か所有している(図7B参照)。この突出部22は、上述の柱部20の直下に配置されている。従って、第3実施例のコンクリートブロック130を上下に積み上げたときに上方に位置するコンクリートブロック130の重量を、下方に位置するコンクリートブロック130が支えることになるが、そのときに上方に位置するコンクリートブロック130の重量は、上述の4か所の突出部22を通じて下方のコンクリートブロック130における柱部20が支持することになる。柱部20は文字通りンクリート製の柱としての機能を有することから、突出部22を有することで、上方に位置するコンクリートブロック130の重量の圧縮荷重に耐えることができるというものである。従って、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
The
次に第4実施例のコンクリートブロック140について説明する。第1実施例のコンクリートブロック10と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
Next, the
第4実施例のコンクリートブロック140はさらに開口部を塞ぐ第3閉塞部141を有している。すなわち、コンクリートブロック140の開口部60は計5か所有している。具体的に閉塞部141は、4本の上部連結部40cに囲まれた開口部を塞ぐというものである。このように、第3閉塞部141は、第4実施例のコンクリートブロック140のいわば天井部分に配置した開口部を塞ぐというものである。
The
上述の第3閉塞部141は、後述するように例えばコンクリートブロック130を地下調整池に適用する場合に天井となる部分である。
The third
また、第3閉塞部141をとりかこむようにその周囲に切り欠き状を呈する切り欠き部142を有する。後述する蓋として平板状を呈するスラブ400を載置ためのものである。
Further, it has a
上述の閉塞部141は、後述するように例えばこのコンクリートブロック130を地下調整池に適用する場合に天井となる部分である。
As will be described later, the above-mentioned
第4実施例のコンクリートブロック140は、第1実施例のコンクリートブロック10と同様に、突出部22を4か所有している(図9B参照)。この突出部22は、上述の柱部20の直下に配置されている。従って、第4実施例のコンクリートブロック140を上下に積み上げたときに上方に位置するコンクリートブロック140の重量を、下方に位置するコンクリートブロック140が支えることになるが、そのときに上方に位置するコンクリートブロック140の重量は、上述の4か所の突出部22を通じて下方のコンクリートブロック140における柱部20が支持することになる。柱部20は文字通りンクリート製の柱としての機能を有することから、突出部22を有することで、上方に位置するコンクリートブロック140の重量の圧縮荷重に耐えることができるというものである。従って、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
The
次に第5実施例のコンクリートブロック200について説明する。第1実施例のコンクリートブロック10と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
Next, the
第5実施例のコンクリートブロック200はさらに2か所の開口部を塞ぐ第4閉塞部201を有している。すなわち、コンクリートブロック200は開口部60を計4か所有している。具体的に第4閉塞部201は、2本の上部連結部40dと、3本の柱部20dと、2本の下部連結部30dと一体であり、その2本の上部連結部40dと、3本の柱部20dと、2本の下部連結部30dとに囲まれた2か所の開口部を塞ぐというものである。また、第4閉塞部201は、平面視において直角くの字状を呈している。このように、第4閉塞部201は、第5実施例のコンクリートブロック200における互いに隣接する側面部に配置した2つの開口部を塞ぐというものである。
The
第4閉塞部201に下部に下方に突出する第4突出部222を有している。これについては後述する。
The fourth
上述の閉塞部201は、後述するように例えばこのコンクリートブロック120を地下調整池に適用する場合に擁壁となる部分である。
As will be described later, the above-mentioned
また、第5実施例のコンクリートブロック200は、突出部22を1か所有している(図11B参照)。また、第4閉塞部201に下部に下方に突出する第4突出部222を有している。突出部22は、上述の柱部20の直下に配置されている。また、第4突出部222は2本の柱部20dと一体の第4閉塞部201の下部に配置されている。従って、コンクリートブロック200を上下に積み上げたときに上方に位置するコンクリートブロック200の重量を、下方に位置するコンクリートブロック200が支えることになるが、そのときに上方に位置するコンクリートブロック200の重量は、上述の2か所の突出部22と、第4突出部222を通じて下方のコンクリートブロック200が支持することになる。柱部20は文字通りンクリート製の柱としての機能を有し、かつ第4閉塞部201もコンクリート製であることから、突出部22と第4突出部222とを有することで、上方に位置するコンクリートブロック200の重量の圧縮荷重に耐えることができるというものである。従って、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
Further, the
次に第6実施例のコンクリートブロック260について説明する。第1実施例のコンクリートブロック10と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
Next, the
第6実施例のコンクリートブロック260はさらに2か所の開口部を塞ぐ第6閉塞部261を有している。すなわち、コンクリートブロック260は開口部60を計4か所有している。具体的に第6閉塞部261は、4本の上部連結部40eと、2本の柱部20eと、下部連結部30eと一体であり、その4本の上部連結部40eと、3本の柱部20eと、下部連結部30eとに囲まれた2か所の開口部を塞ぐというものである。このように、第6閉塞部261は、第6実施例のコンクリートブロック260のいわばたがいに隣接する天井部分と側面部に配置した2つの開口部を塞ぐというものである。また、第6閉塞部261は、側面視において直角くの字状を呈している。
The
第6閉塞部261の下部に下方に突出する第6突出部262を有している。これについては後述する。また、第6閉塞部261に切り欠き状を呈する第6切り欠き部263を有する。後述する蓋として平板状を呈するスラブ400を載置ためのものである。
It has a sixth protruding
上述の第6閉塞部261は、後述するように例えばこのコンクリートブロック120を地下調整池に適用する場合に擁壁となる部分である。
The
また、第6実施例のコンクリートブロック260は、突出部22を1か所有している(図14B参照)。また、第6閉塞部261の下部に下方に突出する第6突出部262を有している。突出部22は、上述の柱部20の直下に配置されている。また、第6突出部262は2本の柱部20eと一体の第6閉塞部261の下部に配置されている。従って、コンクリートブロック260を上下に積み上げたときに上方に位置するコンクリートブロック260の重量を、下方に位置するコンクリートブロック260が支えることになるが、そのときに上方に位置するコンクリートブロック260の重量は、上述の2か所の突出部22と、第6突出部262を通じて下方のコンクリートブロック260が支持することになる。柱部20は文字通りンクリート製の柱としての機能を有し、かつ第6閉塞部261もコンクリート製であることから、突出部22と第6突出部262とを有することで、上方に位置するコンクリートブロック260の重量の圧縮荷重に耐えることができるというものである。従って、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
Further, the
次に第7実施例のコンクリートブロック300について説明する。第1実施例のコンクリートブロック10と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
Next, the
第7実施例のコンクリートブロック300はさらに3か所の開口部を塞ぐ第7閉塞部301を有している。すなわち、コンクリートブロック300は開口部60を計3か所有している。具体的に第7閉塞部301は、4本の上部連結部40fと、3本の柱部20fと、2本の下部連結部30fと一体であり、その4本の上部連結部40fと、3本の柱部20fと、2本の下部連結部30fとに囲まれた3か所の開口部を塞ぐというものである。このように、第7閉塞部301は、第7実施例のコンクリートブロック300のいわばたがいに隣接する天井部分と2つの側面部に配置した3つの開口部を塞ぐというものである。
The
第7閉塞部301の下方に突出する第7突出部302を有している。これについては後述する。上述の第7閉塞部301は、後述するように例えばこのコンクリートブロック301を地下調整池に適用する場合に天井や擁壁となる部分である。
It has a seventh protruding
また、第7実施例のコンクリートブロック300は、突出部22を1か所有している(図17B参照)。また、第7閉塞部301の下方に突出する第7突出部302を有している。突出部22は、上述の柱部20の直下に配置されている。また、する第7突出部302は3本の柱部20fと一体の第7閉塞部301の下部に配置されている。従って、コンクリートブロック300を上下に積み上げたときに上方に位置するコンクリートブロック300の重量を、下方に位置するコンクリートブロック300が支えることになるが、そのときに上方に位置するコンクリートブロック300の重量は、上述の1か所の突出部22と、第7突出部302を通じて下方のコンクリートブロック300が支持することになる。柱部20は文字通りンクリート製の柱としての機能を有し、かつ第7突出部302もコンクリート製であることから、突出部22と第7突出部302とを有することで、上方に位置するコンクリートブロック300の重量の圧縮荷重に耐えることができるというものである。従って、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
Further, the
次に第8実施例のコンクリートブロック380について説明する。第8実施例のコンクリートブロック380は、第7実施例のコンクリートブロック300とほぼ同様であり、相違する点は、第8閉塞部381に、第8切り欠き部383を有している点である。なお第1実施例のコンクリートブロック10と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
Next, the
第8実施例のコンクリートブロック380は、3か所の開口部を塞ぐ第8閉塞部381を有している。すなわち、コンクリートブロック380は開口部60を計3か所有している。具体的に第8閉塞部381は、4本の上部連結部40gと、3本の柱部20gと、2本の下部連結部30gと一体であり、その4本の上部連結部40gと、3本の柱部20gと、2本の下部連結部30gとに囲まれた3か所の開口部を塞ぐというものである。このように、第8閉塞部381は、第8実施例のコンクリートブロック380のいわばたがいに隣接する天井部分と2つの側面部に配置した3つの開口部を塞ぐというものである。
The
第8閉塞部381の下方に突出する第8突出部382を有している。これについては後述する。上述の第8閉塞部381は、後述するように例えばこのコンクリートブロック301を地下調整池に適用する場合に天井となる部分である(図25参照)。
It has an eighth protruding
また、第8実施例のコンクリートブロック380は、突出部22を1か所有している(図20B参照)。また、第8閉塞部381の下方に突出する第8突出部382を有している。突出部22は、上述の柱部20の直下に配置されている。また、第8突出部382は3本の柱部20gと一体の第8閉塞部381の下部に配置されている。従って、コンクリートブロック380を上下に積み上げたときに上方に位置するコンクリートブロック380の重量を、下方に位置するコンクリートブロック380が支えることになるが、そのときに上方に位置するコンクリートブロック380の重量は、上述の1か所の突出部22と、第8突出部382を通じて下方のコンクリートブロック380が支持することになる。柱部20は文字通りンクリート製の柱としての機能を有し、かつ第8突出部382もコンクリート製であることから、突出部22と第8突出部382とを有することで、上方に位置するコンクリートブロック380の重量の圧縮荷重に耐えることができるというものである。従って、強度を保ちつつ、上述の通り空隙率を従来のものより向上させ、水の貯留量を確保している。
Further, the
なお、スラブ400について説明する。スラブ400は上述のコンクリートブロックを配置する際に、コンクリートブロック間の隙間を埋めるために配置するものであって、上述の切り欠きに係合するように配置するものである。なお、スラブ400は平板形状を呈し、その両端に上述の各切り欠き部と係合する切り欠き受け部401を有する。なおコンクリートブロック間の隙間に応じてそのスラブ400の幅または奥行きは、適正な大きさとすることができる。
The
地下調整池800、801は、図に示す通り、上述のいずれかのコンクリートブロック複数を積み上げ、そのコンクリートブロックの上部を複数のスラブ400で塞ぐことで構成されている。その場合において、それらのコンクリートブロックは空隙率が高いために貯水率を向上させることができる。また、上述の突出部22あるいは各閉塞突出部を有するので、それらの各コンクリートブロックを積み上げた際においても、その強度を保つことができる。
As shown in the figure, the
また、第1実施例のコンクリートブロック10に、板状を呈する仕切り板450を取り付ければ、開口部60内を仕切ることができ、その空間にコックリートを詰め、柱部20との一体化を図るというものである。
Further, if the
また、このような仕切り板450を各ブロックに配置することで擁壁600あるいは他の擁壁610を構成することができる。なお、上述の突出部22あるいは各閉塞突出部を有するので、それらの各コンクリートブロックを積み上げた際においても、その強度を保つことができる。
Further, by arranging such a
10 第1実施例のコンクリートブロック
20 柱部
22 突出部
30 下部連結部
40 上部連結部
60 開口部
70 隅肉部
120 第2実施例のコンクリートブロック
121 閉塞部
30a 下部連結部
40a 上部連結部
20a 柱部
122 閉塞突出部
130 第3実施例のコンクリートブロック
131 第2閉塞部
40b 上部連結部
140 第4実施例のコンクリートブロック
141 第3閉塞部
40c 上部連結部
200 第5実施例のコンクリートブロック
201 第4閉塞部
40d 上部連結部
20d 柱部
30d 下部連結部
222 第4突出部
260 第6実施例のコンクリートブロック
261 第6閉塞部
40e 上部連結部
20e 柱部
30e 下部連結部
262 第6突出部
300 第7実施例のコンクリートブロック
301 第7閉塞部
40f 上部連結部
20f 柱部
30f 下部連結部
302 第7突出部
380 第8実施例のコンクリートブロック
40g 上部連結部
20g 柱部
30g 下部連結部
382 第8突出部
450 スラブ
10
Claims (6)
前記4本の柱部を所定の間隔をあけて立設し、かつその4本の柱部の下部同士をそれぞれ連結する4本の下部連結部と、を有し、
前記4本の柱部は、前記下部連結部よりも下方に突出する突出部をさらに有するコンクリートブロック。 Four pillars, each with a lower end,
The four pillars are erected at predetermined intervals, and the four pillars are provided with four lower connecting portions for connecting the lower portions of the four pillars to each other.
The four pillars are concrete blocks having a protrusion that protrudes downward from the lower connecting portion.
前記4本の柱部の上部同士をそれぞれ連結する4本の上部連結部と、を有し、
前記4本の柱部と、前記4本の下部連結部と、前記4本の上部連結部とが連結することで、開口する開口部を6か所具備する6面体形状を呈するとともに、
前記6か所の開口部同士は、互いに連通する請求項1記載のコンクリートブロック。 The four pillars have a further upper part and have an upper part.
It has four upper connecting portions that connect the upper portions of the four pillar portions to each other.
By connecting the four pillars, the four lower connecting portions, and the four upper connecting portions, a hexahedral shape having six openings to be opened is exhibited.
The concrete block according to claim 1, wherein the six openings communicate with each other.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020187471A JP2022076854A (en) | 2020-11-10 | 2020-11-10 | Hollow block |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020187471A JP2022076854A (en) | 2020-11-10 | 2020-11-10 | Hollow block |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022076854A true JP2022076854A (en) | 2022-05-20 |
Family
ID=81618404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020187471A Pending JP2022076854A (en) | 2020-11-10 | 2020-11-10 | Hollow block |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022076854A (en) |
-
2020
- 2020-11-10 JP JP2020187471A patent/JP2022076854A/en active Pending
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