JP2022076781A - 基地局及びユーザ機器 - Google Patents

基地局及びユーザ機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2022076781A
JP2022076781A JP2020187345A JP2020187345A JP2022076781A JP 2022076781 A JP2022076781 A JP 2022076781A JP 2020187345 A JP2020187345 A JP 2020187345A JP 2020187345 A JP2020187345 A JP 2020187345A JP 2022076781 A JP2022076781 A JP 2022076781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bwp
initial
base station
parameter
bandwidth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020187345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022076781A5 (ja
Inventor
秀明 ▲高▼橋
Hideaki Takahashi
正幸 星野
Masayuki Hoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2020187345A priority Critical patent/JP2022076781A/ja
Priority to CN202180075426.1A priority patent/CN116636277A/zh
Priority to PCT/JP2021/034910 priority patent/WO2022102257A1/ja
Priority to EP21891505.6A priority patent/EP4247079A4/en
Publication of JP2022076781A publication Critical patent/JP2022076781A/ja
Priority to US18/314,715 priority patent/US20230276419A1/en
Publication of JP2022076781A5 publication Critical patent/JP2022076781A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0457Variable allocation of band or rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/12Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using downlink control channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • H04L5/001Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT the frequencies being arranged in component carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0091Signaling for the administration of the divided path
    • H04L5/0094Indication of how sub-channels of the path are allocated
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/26025Numerology, i.e. varying one or more of symbol duration, subcarrier spacing, Fourier transform size, sampling rate or down-clocking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/11Allocation or use of connection identifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/27Transitions between radio resource control [RRC] states
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

Figure 2022076781000001
【課題】ユーザ機器に適した帯域幅をもつ初期の部分帯域を使用することを可能にする。
【解決手段】本開示の一態様に係る基地局は、システム情報ブロック1(SIB1)を取得する情報取得部と、上記SIB1を送信する通信処理部と、を備える。上記SIB1は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含む。
【選択図】図1

Description

本開示は、基地局及びユーザ機器に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において移動体通信技術が提案され、技術仕様(Technical Specification:TS)として標準化されている。とりわけ現在では、5G(5th Generation)の技術が提案され、標準化されている。
例えば非特許文献1に記載されているように、基地局は、システム情報(System Information)を報知し、ユーザ機器(User Equipment:UE)は、当該システム情報を受信する。当該システム情報として、マスター情報ブロック(Master Information:MIB)、システム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)及び他のSIBがある。
また、非特許文献2に記載されているように、低減されたケイパビリティをもつUEが検討されている。例えば、アンテナ数の低減、帯域幅の低減等のUEの複雑さの低減が検討され始めている。
非特許文献1に開示されている技術によれば、SIB1は、初期の部分帯域(Bandwidth Part:BWP)のためのパラメータセット(即ち、genericParameters)を含む。当該パラメータセットは、とりわけ当該初期の部分帯域の位置及び帯域幅を示すパラメータ(即ち、locationAndBandwidth)を含む。しかし、発明者の詳細な検討の結果、当該パラメータは、全てのUEに共通のパラメータであるため、上記初期のBWPの帯域幅は、非特許文献2に記載されるような狭い帯域幅をもつUEには適さなくなり得る、という課題が見出された。
本開示の目的は、ユーザ機器に適した帯域幅をもつ初期の部分帯域を使用することを可能にする基地局及びユーザ機器を提供することにある。
本開示の一態様に係る基地局は、システム情報ブロック1(SIB1)を取得する情報取得部と、上記SIB1を送信する通信処理部と、を備える。上記SIB1は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含む。
本開示の一態様に係るユーザ機器は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含むシステム情報ブロック1(SIB1)を受信する通信処理部と、上記SIB1に含まれる上記第1のパラメータ又は上記第2のパラメータを取得する情報取得部と、を備える。
本開示の一態様に係る基地局は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを取得する情報取得部と、上記RRCメッセージをユーザ機器へ送信する通信処理部と、を備える。
本開示の一態様に係るユーザ機器は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(BWP)を識別するための識別情報を含むRRCメッセージを基地局から受信する通信処理部と、上記RRCメッセージに含まれる上記識別情報を取得する情報取得部と、を備える。
本開示によれば、ユーザ機器に適した帯域幅をもつ初期の部分帯域を使用することが可能になる。なお、本開示により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
本開示の実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 本開示の実施形態に係る基地局の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る基地局の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係るユーザ機器の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係るユーザ機器の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。
以下、添付の図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.システムの構成
2.基地局の構成
3.ユーザ機器の構成
4.第1の実施形態
5.第2の実施形態
6.変形例
<1.システムの構成>
図1を参照して、本開示の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1を参照すると、システム1は、基地局100及びユーザ機器(UE)200を含む。
例えば、システム1は、3GPPの技術仕様(TS)に準拠したシステムである。より具体的には、例えば、システム1は、5G又はNR(New Radio)のTSに準拠したシステムである。当然ながら、システム1は、この例に限定されない。
(1)基地局100
基地局100は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードであり、基地局100のカバレッジエリア10内に位置するUE(例えば、UE200)と通信する。
例えば、基地局100は、RANのプロトコルスタックを使用してUE(例えば、UE200)と通信する。例えば、当該プロトコルスタックは、RRC(Radio Resource Control)レイヤ、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、MAC(Medium Access Control)レイヤ及び物理(Physical:PHY)レイヤを含む。あるいは、上記プロトコルスタックは、これらのレイヤの全てを含まず、これらのレイヤの一部を含んでもよい。
例えば、基地局100は、gNBである。gNBは、UEに対するNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端(NR user plane and control plane protocol terminations towards the UE)を提供し、NGインターフェースを介して5GC(5G Core Network)に接続されるノードである。あるいは、基地局100は、en-gNBであってもよい。
基地局100は、複数のノードを含んでもよい。当該複数のノードは、上記プロトコルスタックに含まれる上位レイヤ(higher layer)をホストする第1のノードと、当該プロトコルスタックに含まれる下位レイヤ(lower layer)をホストする第2のノードとを含んでもよい。上記上位レイヤは、RRCレイヤ、SDAPレイヤ及びPDCPレイヤを含んでもよく、上記下位レイヤは、RLCレイヤ、MACレイヤ及びPHYレイヤを含んでもよい。上記第1のノードは、CU(central unit)であってもよく、上記第2のノードは、DU(Distributed Unit)であってもよい。なお、上記複数のノードは、PHYレイヤの下位の処理を行う第3のノードを含んでもよく、上記第2のノードは、PHYレイヤの上位の処理を行ってもよい。当該第3のノードは、RU(Radio Unit)であってもよい。
あるいは、基地局100は、上記複数のノードのうちの1つであってもよく、上記複数のノードのうちの他のユニットと接続されていてもよい。
基地局100は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ドナー又はIABノードであってもよい。
(2)UE200
UE200は、基地局と通信する。例えば、UE200は、基地局100のカバレッジエリア10内に位置する場合に、基地局100と通信する。
例えば、UE200は、上記プロトコルスタックを使用して基地局(例えば、基地局100)と通信する。
<2.基地局の構成>
図2及び図3を参照して、本開示の実施形態に係る基地局100の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図2を参照して、本開示の実施形態に係る基地局100の機能構成の例を説明する。図2を参照すると、基地局100は、無線通信部110、ネットワーク通信部120、記憶部130及び処理部140を備える。
無線通信部110は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部110は、UEからの信号を受信し、UEへの信号を送信する。
ネットワーク通信部120は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
記憶部130は、様々な情報を記憶する。
処理部140は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部140は、情報取得部141及び通信処理部143を含む。なお、処理部140は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部140は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部141及び通信処理部143の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部140(通信処理部143)は、無線通信部110を介してUE(例えば、UE200)と通信する。例えば、処理部140は、ネットワーク通信部120を介して他のノード(例えば、コアネットワーク内のノード又は他の基地局)と通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図3を参照して、本開示の実施形態に係る基地局100のハードウェア構成の例を説明する。図3を参照すると、基地局100は、アンテナ181、RF回路183、ネットワークインターフェース185、プロセッサ187、メモリ189及びストレージ191を備える。
アンテナ181は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ181は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ181は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ181は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路183は、アンテナ181を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路183は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
ネットワークインターフェース185は、例えばネットワークアダプタであり、ネットワークへ信号を送信し、ネットワークから信号を受信する。
プロセッサ187は、アンテナ181及びRF回路183を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ187は、ネットワークインターフェース185を介して送受信される信号の処理も行う。プロセッサ187は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ189は、プロセッサ187により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリ189は、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ189の全部又は一部は、プロセッサ187内に含まれていてもよい。
ストレージ191は、様々な情報を記憶する。ストレージ191は、SSD(Solid State Drive)及びHDD(Hard Disc Drive)の少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部110は、アンテナ181及びRF回路183により実装されてもよい。ネットワーク通信部120は、ネットワークインターフェース185により実装されてもよい。記憶部130は、ストレージ191により実装されてもよい。処理部140は、プロセッサ187及びメモリ189により実装されてもよい
処理部140の一部又は全部は、仮想化されていてもよい。換言すると、処理部140の一部又は全部は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、処理部140の一部又は全部は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(即ち、ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、基地局100は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ189)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ187)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部140の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部140の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<3.ユーザ機器の構成>
図4及び図5を参照して、本開示の実施形態に係るUE200の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図4を参照して、本開示の実施形態に係るUE200の機能構成の例を説明する。図4を参照すると、UE200は、無線通信部210、記憶部220及び処理部230を備える。
無線通信部210は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部210は、基地局からの信号を受信し、基地局への信号を送信する。例えば、無線通信部210は、他のUEからの信号を受信し、他のUEへの信号を送信する。
記憶部220は、様々な情報を記憶する。
処理部230は、UE200の様々な機能を提供する。処理部230は、情報取得部231及び通信処理部233を含む。なお、処理部230は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部230は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部231及び通信処理部233の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部230(通信処理部233)は、無線通信部210を介して基地局(例えば、基地局100)又は他のUEと通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図5を参照して、本開示の実施形態に係るUE200のハードウェア構成の例を説明する。図5を参照すると、UE200は、アンテナ281、RF回路283、プロセッサ285、メモリ287及びストレージ289を備える。
アンテナ281は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ281は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ281は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ281は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路283は、アンテナ281を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路283は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
プロセッサ285は、アンテナ281及びRF回路283を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ285は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ287は、プロセッサ285により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリ287は、ROM、EPROM、EEPROM、RAM及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ287の全部又は一部は、プロセッサ285内に含まれていてもよい。
ストレージ289は、様々な情報を記憶する。ストレージ289は、SSD及びHDDの少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部210は、アンテナ281及びRF回路283により実装されてもよい。記憶部220は、ストレージ289により実装されてもよい。処理部230は、プロセッサ285及びメモリ287により実装されてもよい。
処理部230は、プロセッサ285及びメモリ287を含むSoC(System on Chip)により実装されてもよい。当該SoCは、RF回路283を含んでもよく、無線通信部210も、当該SoCにより実装されてもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、UE200は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ287)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ285)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部230の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部230の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.第1の実施形態>
図6を参照して、本開示の第1の実施形態を説明する。
(1)初期ダウンリンクBWP
-位置及び帯域幅を示すパラメータ
基地局100(情報取得部141)は、システム情報ブロック1(SIB1)を取得する。基地局100(通信処理部143)は、当該SIB1を送信する。とりわけ第1の実施形態では、当該SIB1は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含む。
UE200(通信処理部233)は、上記SIB1を受信する。UE200(情報取得部231)は、上記SIB1に含まれる上記第1のパラメータ又は上記第2のパラメータを取得する。
例えば、上記第1のパラメータは、locationAndBandwidthであり、上記第1の初期ダウンリンクBWPの周波数ドメイン位置と帯域幅とを示す。例えば、上記第2のパラメータも、locationAndBandwidthであり、上記第2の初期ダウンリンクBWPの周波数ドメイン位置と帯域幅とを示す。
例えば、上記第2の初期ダウンリンクBWPの帯域幅は、上記第1の初期ダウンリンクBWPの帯域幅よりも狭い。
これにより、例えば、UE200が、UE200に適した帯域幅をもつ初期ダウンリンクBWPを使用することが可能になる。より具体的には、例えば、UE200が、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEである場合に、当該UE用の初期ダウンリンクBWP(即ち、上記第2の初期ダウンリンクBWP)を使用することができる。一例として、UE200の最大帯域幅が50RBである場合に、UE200は、通常のUE用の初期ダウンリンクBWP(例えば、100RB)を使用できなくても、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の初期ダウンリンクBWP(例えば、40RB)を使用することができる。
-他のパラメータ
例えば、上記SIB1は、上記第1の初期ダウンリンクBWPのための第1のパラメータセットと、上記第2の初期ダウンリンクBWPのための第2のパラメータセットとを含む。上記第1のパラメータセットは、上記第1のパラメータを含み、上記第2のパラメータセットは、上記第2のパラメータを含む。
例えば、UE200(情報取得部231)は、上記SIB1に含まれる上記第1のパラメータセット又は上記第2のパラメータセットを取得する。
例えば、当該第1のパラメータセット及び当該第2のパラメータセットの各々は、genericParametersである。
--サブキャリア間隔(subcarrier Spacing)
例えば、上記第1のパラメータセットは、上記第1の初期ダウンリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータを含み、上記第2のパラメータセットは、上記第2の初期ダウンリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータを含む。
これにより、例えば、2つの初期ダウンリンクBWP間で異なるサブキャリア間隔を使用することが可能になる。
--サイクリックプレフィクス(cyclic prefix)
例えば、上記第1のパラメータセットは、上記第1の初期ダウンリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含み、上記第2のパラメータセットは、上記第2の初期ダウンリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含む。例えば、これらのパラメータの各々は、初期ダウンリンクBWPについて通常のサイクリックプレフィクスを使用するか、又は拡張サイクリックプレフィクスを使用するかを示す。
これにより、例えば、2つの初期ダウンリンクBWP間で異なるサイクリックプレフィクスを使用することが可能になる。
(2)初期アップリンクBWP
-位置及び帯域幅を示すパラメータ
例えば、上記SIB1は、第1の初期アップリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第3のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期アップリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第4のパラメータとをさらに含む。
例えば、UE200(情報取得部231)は、上記SIB1に含まれる上記第3のパラメータ又は上記第4のパラメータを取得する。
例えば、上記第3のパラメータは、locationAndBandwidthであり、上記第1の初期アップリンクBWPの周波数ドメイン位置と帯域幅とを示す。例えば、上記第4のパラメータも、locationAndBandwidthであり、上記第2の初期アップリンクBWPの周波数ドメイン位置と帯域幅とを示す。
例えば、上記第2の初期アップリンクBWPの帯域幅は、上記第1の初期アップリンクBWPの帯域幅よりも狭い。
これにより、例えば、UE200が、UE200に適した帯域幅をもつ初期アップリンクBWPを使用することが可能になる。より具体的には、例えば、UE200が、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEである場合に、当該UE用の初期アップリンクBWP(即ち、上記第2の初期アップリンクBWP)を使用することができる。一例として、UE200の最大帯域幅が50RBである場合に、UE200は、通常のUE用の初期アップリンクBWP(例えば、100RB)を使用できなくても、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の初期アップリンクBWP(例えば、40RB)を使用することができる。
-他のパラメータ
例えば、上記SIB1は、上記第1の初期アップリンクBWPのための第3のパラメータセットと、上記第2の初期アップリンクBWPのための第4のパラメータセットとを含む。上記第3のパラメータセットは、上記第3のパラメータを含み、上記第4のパラメータセットは、上記第4のパラメータを含む。
例えば、UE200(情報取得部231)は、上記SIB1に含まれる上記第3のパラメータセット又は上記第4のパラメータセットを取得する。
例えば、当該第3のパラメータセット及び当該第4のパラメータセットの各々は、genericParametersである。
--サブキャリア間隔(subcarrier Spacing)
例えば、上記第3のパラメータセットは、上記第1の初期アップリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータを含み、上記第4のパラメータセットは、上記第2の初期アップリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータを含む。
これにより、例えば、2つの初期アップリンクBWP間で異なるサブキャリア間隔を使用することが可能になる。
--サイクリックプレフィクス(cyclic prefix)
例えば、上記第3のパラメータセットは、上記第1の初期アップリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含み、上記第4のパラメータセットは、上記第2の初期アップリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含む。例えば、これらのパラメータの各々は、初期アップリンクBWPについて通常のサイクリックプレフィクスを使用するか、又は拡張サイクリックプレフィクスを使用するかを示す。
これにより、例えば、2つの初期アップリンクBWP間で異なるサイクリックプレフィクスを使用することが可能になる。
(3)制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE
制限された帯域幅のケイパビリティをもつ上記UEは、通常のUEよりも狭い最大帯域幅を有する。上記制限された帯域幅のケイパビリティは、低減された帯域幅のケイパビリティ(reduced bandwidth capability)と呼ばれてもよく、狭帯域幅のケイパビリティ(narrow bandwidth capability)と呼ばれてもよい。
なお、制限された帯域幅のケイパビリティをもつ上記UEは、制限された他のケイパビティも有していてもよく、単に、制限されたケイパビリティ(又は低減されたケイパビリティ)をもつUE、又はRedCap(Reduced Capability) UEと呼ばれてもよい。例えば、当該制限された他のケイパビティは、制限されたアンテナ数のケイパビティを含んでもよく、制限されたケイパビリティをもつUEは、通常のUEよりも少ないアンテナを有してもよい。上記制限された他のケイパビティは、制限された二重通信(duplex)のケイパビティを含んでもよく、制限されたケイパビリティをもつUEは、半二重通信(half-duplex)のみで通信可能であってもよい。当該半二重通信は、FDD(Frequency Division Duplex)の半二重通信(half-duplex-FDD)であってもよい。
制限された帯域幅のケイパビリティをもつ上記UEは、緩和されたケイパビティ(relaxed capability)を有してもよい。例えば、当該緩和されたケイパビティは、緩和された処理(processing)のケイパビリティを含んでもよく、制限された帯域幅のケイパビリティをもつ上記UEは、通常のUEよりも低い処理性能を有してもよい。
(4)パラメータに基づく動作
上述したように、UE200(情報取得部231)は、上記SIB1に含まれる上記第1のパラメータセット又は上記第2のパラメータセットを取得する。また、上述したように、UE200(情報取得部231)は、上記SIB1に含まれる上記第3のパラメータセット又は上記第4のパラメータセットを取得する。例えば、UE200が、通常のUEである場合には、UE200(通信処理部233)は、上記第1のパラメータセット及び上記第3のパラメータセットに基づいて、上記第1の初期ダウンリンクBWP及び上記第1の初期アップリンクBWPを使用して基地局100と通信する。例えば、UE200が、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEである場合には、UE200(通信処理部233)は、上記第2のパラメータセット及び上記第4のパラメータセットに基づいて、上記第2の初期ダウンリンクBWP及び上記第2の初期アップリンクBWPを使用して基地局100と通信する。
(4)アクセスの許可/制限
上記SIB1は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEのアクセスの許可又は禁止に関するアクセス情報を含んでもよい。これにより、例えば、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEのアクセスを制御することが可能になる。
一例として、上記アクセス情報は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEがセルにアクセスするのを許可(allow)されていることを示す情報である。この場合に、UE200(通信処理部233)は、上記SIB1が当該アクセス情報を含む場合に、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEはセルにアクセスできるとみなす。一方、UE200(通信処理部233)は、上記SIB1が上記アクセス情報を含まない場合に、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEはセルにアクセスするのを禁止(bar)されているとみなす。
別の例として、上記アクセス情報は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEがセルにアクセスするのを禁止されていることを示す情報であってもよい。この場合に、UE200(通信処理部233)は、上記SIB1が当該アクセス情報を含まない場合に、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEはセルにアクセスできるとみなしてもよい。一方、UE200(通信処理部233)は、上記SIB1が上記アクセス情報を含む場合に、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEはセルにアクセスするのを禁止されているとみなしてもよい。
さらに別の例として、上記アクセス情報は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEがセルにアクセスするのを許可(allow)されているか又は禁止(bar)されているかを示す情報であってもよい。この場合に、UE200(通信処理部233)は、上記アクセス情報に基づいて、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEはセルにアクセスするのを許可されているか、又は禁止されているかを判定してもよい。
(5)処理の流れ
図6を参照して、第1の実施形態に係る処理の例を説明する。
基地局100は、MIBを取得し、送信する(S310)。UE200は、当該MIBを受信する。
基地局100は、SIB1を取得し、送信する(S320)。当該SIB1は、第1の初期ダウンリンクBWPのための第1のパラメータセットと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の第2の初期ダウンリンクBWPのための第2のパラメータセットとを含む。さらに、上記SIB1は、第1の初期アップリンクBWPのための第3のパラメータセットと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の第2の初期アップリンクBWPのための第4のパラメータセットとを含む。
UE200は、上記SIB1を受信する。UE200は、上記第1のパラメータセット及び上記第3のパラメータセット、又は、上記第2のパラメータセット及び上記第4のパラメータセットを取得する。
(6)変形例
第1の実施形態の上述した例では、上記SIB1は、上記第1のパラメータセット、上記第2のパラメータセット、上記第3のパラメータセット及び上記第4のパラメータセットを含む。しかし、第1の実施形態は、この例に限定されない。
第1の実施形態の変形例として、上記SIB1は、初期ダウンリンクBWPのためのパラメータセット(例えば、genericParameters)を含み、当該パラメータセットは、上記第1のパラメータ及び上記第2のパラメータの両方を含んでもよい。さらに、当該パラメータセットは、上記第1の初期ダウンリンクBWPと上記第2の初期ダウンリンクBWPとに共通の他のパラメータを含んでもよい。当該他のパラメータは、サブキャリア間隔を示すパラメータと、サイクリックプレフィクスを示すパラメータとを含んでもよい。
また、上記SIB1は、初期アップリンクBWPのためのパラメータセット(例えば、genericParameters)を含み、当該パラメータセットは、上記第3のパラメータ及び上記第4のパラメータの両方を含んでもよい。さらに、当該パラメータセットは、上記第1の初期アップリンクBWPと上記第2の初期アップリンクBWPとに共通の他のパラメータを含んでもよい。当該他のパラメータは、サブキャリア間隔を示すパラメータと、サイクリックプレフィクスを示すパラメータとを含んでもよい。
これにより、例えば、SIB1の情報量の増加を少なくすることができる。
<5.第2の実施形態>
図7を参照して、本開示の第2の実施形態を説明する。
(1)初期ダウンリンクBWP
-識別情報
とりわけ第2の実施形態では、基地局100(情報取得部141)は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の初期ダウンリンクBWPを識別するための識別情報を含むRRCメッセージを取得する。基地局100(通信処理部143)は、当該RRCメッセージをUE200へ送信する。例えば、上記識別情報は、BWP IDである。
UE200(通信処理部233)は、上記RRCメッセージを基地局から受信する。UE200(情報取得部231)は、上記RRCメッセージに含まれる上記識別情報を取得する。
これにより、例えば、UE200が、UE200に適した帯域幅をもつ初期ダウンリンクBWPを使用することが可能になる。より具体的には、例えば、UE200が、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEである場合に、当該UE用の初期ダウンリンクBWPを使用することができる。一例として、UE200の最大帯域幅が50RBである場合に、UE200は、通常のUE用の初期ダウンリンクBWP(例えば、100RB)を使用できなくても、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の初期ダウンリンクBWP(例えば、40RB)を使用することができる。
-構成情報
例えば、上記RRCメッセージは、複数のダウンリンクBWPを構成(configure)する構成情報をさらに含み、上記初期ダウンリンクBWPは、上記複数のダウンリンクBWPのうちの1つのダウンリンクBWPである。上記識別情報は、当該1つのダウンリンクBWPの識別情報と同じである。
例えば、上記構成情報は、downlinkBWP-ToAddModListであり、複数のBWP-Downlinkを含む。各BWP-Downlinkは、BWP-ID及びgenericParameters等を含む。制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期ダウンリンクBWPを識別するための上記識別情報(例えば、redCap-InitialDownlinkBWP-Id-r17)は、BWP IDであるが、downlinkBWP-ToAddModListから独立した情報要素である。上記識別情報は、downlinkBWP-ToAddModListに含まれる1つのBWP-DownlinkのBWP-IDと同じである。
これにより、例えば、構成される複数のダウンリンクBWPの1つを上記初期ダウンリンクBWPとして使用することが可能になる。そのため、上記識別情報以外に新たな情報を追加する必要はなく、オーバーヘッドが抑えられ得る。
(2)初期アップリンクBWP
-識別情報
例えば、上記RRCメッセージは、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の初期アップリンクBWPを識別するための他の識別情報をさらに含む。例えば、上記他の識別情報も、BWP IDである。
例えば、UE200(情報取得部231)は、上記RRCメッセージに含まれる上記他の識別情報を取得する。
これにより、例えば、UE200が、UE200に適した帯域幅をもつ初期アップリンクBWPを使用することが可能になる。より具体的には、例えば、UE200が、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEである場合に、当該UE用の初期アップリンクBWPを使用することができる。一例として、UE200の最大帯域幅が50RBである場合に、UE200は、通常のUE用の初期アップリンクBWP(例えば、100RB)を使用できなくても、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の初期アップリンクBWP(例えば、40RB)を使用することができる。
-構成情報
例えば、上記RRCメッセージは、複数のアップリンクBWPを構成する構成情報をさらに含み、上記初期アップリンクBWPは、上記複数のアップリンクBWPのうちの1つのアップリンクBWPである。上記他の識別情報は、当該1つのアップリンクBWPの識別情報と同じである。
例えば、上記構成情報は、uplinkBWP-ToAddModListであり、複数のBWP-Uplinkを含む。各BWP-Uplinkは、BWP-ID及びgenericParameters等を含む。制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期アップリンクBWPを識別するための上記他の識別情報(例えば、redCap-InitialUplinkBWP-Id-r17)は、BWP IDであるが、uplinkBWP-ToAddModListから独立した情報要素である。上記他の識別情報は、uplinkBWP-ToAddModListに含まれる1つのBWP-UplinkのBWP-IDと同じである。
これにより、例えば、構成される複数のアップリンクBWPの1つを上記初期アップリンクBWPとして使用することが可能になる。そのため、上記他の識別情報以外に新たな情報を追加する必要はなく、オーバーヘッドが抑えられ得る。
(3)制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE
制限された帯域幅のケイパビリティをもつ上記UEについての説明は、第1の実施形態における説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
(4)RRCメッセージ
例えば、上記RRCメッセージは、RRC Setupメッセージ、RRC Resumeメッセージ、又は、RRC Reconfigurationメッセージである。例えば、当該RRC Reconfigurationメッセージは、RRC接続の確立又はセットアップの後に送信される。
これにより、例えば、SIB1の変更なしに、速やかに初期のBWPを使用することが可能になる。
なお、上記識別情報及び上記他の識別情報は、例えば、上記RRCメッセージ内のServingCellConfigに含まれる。
(5)SIB1
例えば、基地局100(情報取得部141)は、SIB1を取得する。基地局100(通信処理部143)は、当該SIB1を送信する。
-通常のUE用の初期BWP
とりわけ、上記SIB1は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期ダウンリンクBWPとは異なる他の初期ダウンリンクBWPに関する情報を含む。当該他の初期ダウンリンクBWPは、通常のUE用の初期ダウンリンクBWPである。例えば、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期ダウンリンクBWPの帯域幅は、通常のUE用の上記他の初期ダウンリンクBWPよりも狭い。例えば、通常のUE用の上記他の初期ダウンリンクBWPのBWP IDは、0であり、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期ダウンリンクBWPのBWP IDは、0以外である。
また、上記SIB1は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期アップリンクBWPとは異なる他の初期アップリンクBWPに関する情報を含む。当該他の初期アップリンクBWPは、通常のUE用の初期アップリンクBWPである。例えば、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期アップリンクBWPの帯域幅は、通常のUE用の上記他の初期アップリンクBWPよりも狭い。例えば、通常のUE用の上記他の初期アップリンクBWPのBWP IDは、0であり、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期アップリンクBWPのBWP IDは、0以外である。
-暫定的な使用
--ダウンリンク
例えば、UE200が、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEである場合に、基地局100(通信処理部143)は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期ダウンリンクBWPを使用して、UE200への送信を行う。また、UE200(通信処理部233)は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期ダウンリンクBWPを使用して、基地局100からの受信を行う。
ただし、基地局100(通信処理部143)は、UE200への上記RRCメッセージの送信前に、通常のUE用の上記他の初期ダウンリンクBWPを使用してUE200への送信を行う。UE200(通信処理部233)も、基地局100からの上記RRCメッセージの受信前に、通常のUE用の上記他の初期ダウンリンクBWPを使用して基地局100からの受信を行う。
これにより、例えば、上記RRCメッセージの送信前でも、基地局100からUE200への送信が可能になる。
--アップリンク
例えば、UE200が、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUEである場合に、基地局100(通信処理部143)は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期アップリンクBWPを使用して、UE200からの受信を行う。また、UE200(通信処理部233)は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の上記初期アップリンクBWPを使用して、基地局100への送信を行う。
ただし、基地局100(通信処理部143)は、UE200への上記RRCメッセージの送信前に、通常のUE用の上記他の初期アップリンクBWPを使用してUE200からの受信を行う。UE200(通信処理部233)も、基地局100からの上記RRCメッセージの受信前に、通常のUE用の上記他の初期アップリンクBWPを使用して基地局100への送信を行う。
これにより、例えば、上記RRCメッセージの送信前でも、UE200から基地局100への送信が可能になる。
(6)処理の流れ
図7を参照して、第2の実施形態に係る処理の例を説明する。
基地局100は、RRCメッセージを取得し、送信する(S410)。当該RRCメッセージは、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の初期ダウンリンクBWPを識別するための識別情報を含む。さらに、上記RRCメッセージは、制限された帯域幅のケイパビリティをもつUE用の初期アップリンクBWPを識別するための他の識別情報も含む。
UE200は、上記RRCメッセージを受信する。UE200は、上記初期ダウンリンクBWPを識別するための上記識別情報と、上記初期アップリンクBWPを識別するための上記他の識別情報とを取得する。
<<6.変形例>>
本開示の実施形態の上述した例では、システム1は、5G又はNRのTSに準拠したシステムである。しかし、本開示の実施形態に係るシステム1は、この例に限定されない。
システム1は、3GPPの他のTSに準拠したシステムであってもよい。一例として、システム1は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE Advanced)又は4GのTSに準拠したシステムであってもよく、基地局100は、eNB(evolved Node B)であってもよい。別の例として、システム1は、3GのTSに準拠したシステムであってもよく、基地局100は、NodeBであってもよい。さらに別の例として、システム1は、次世代(例えば、6G)のTSに準拠したシステムであってもよい。
あるいは、システム1は、移動体通信についての他の標準化団体のTSに準拠したシステムであってもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は当該実施形態に限定されるものではない。当該実施形態は例示にすぎないということ、及び、本開示のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
例えば、本明細書において説明した装置の1つ以上の構成要素の動作を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体が提供されてもよい。当然ながら、このような方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible computer-readable storage medium)も、本開示に含まれる。
例えば、本開示において、ユーザ機器(UE)は、移動局(mobile station)、移動端末、移動装置、移動ユニット、加入者局(subscriber station)、加入者端末、加入者装置、加入者ユニット、ワイヤレス局、ワイヤレス端末、ワイヤレス装置、ワイヤレスユニット、リモート局、リモート端末、リモート装置、又はリモートユニット等の別の名称で呼ばれてもよい。
例えば、本開示において、「送信する(transmit)」は、送信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に送信することを意味してもよい。あるいは、「送信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に送信することとの組合せを意味してもよい。同様に、「受信する(receive)」は、受信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に受信することを意味してもよい。あるいは、「受信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に受信することとの組合せを意味してもよい。
例えば、本開示において、「取得する(obtain/acquire)」は、記憶されている情報の中から情報を取得することを意味してもよく、他のノードから受信した情報の中から情報を取得することを意味してもよく、又は、情報を生成することにより当該情報を取得することを意味してもよい。
例えば、本開示において、「~を含む(include)」及び「~を備える(comprise)」は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。
例えば、本開示において、「又は(or)」は、排他的論理和を意味せず、論理和を意味する。
なお、上述した実施形態に含まれる技術的特徴は、以下のような特徴として表現されてもよい。当然ながら、本開示は以下のような特徴に限定されない。
(特徴1)
システム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を取得する情報取得部(141)と、
前記SIB1を送信する通信処理部(143)と、
を備え、
前記SIB1は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含む、
基地局(100)。
(特徴2)
前記SIB1は、前記第1の初期ダウンリンクBWPのための第1のパラメータセットと、前記第2の初期ダウンリンクBWPのための第2のパラメータセットとを含み、
前記第1のパラメータセットは、前記第1のパラメータ、前記第1の初期ダウンリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータ、及び、前記第1の初期ダウンリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含み、
前記第2のパラメータセットは、前記第2のパラメータ、前記第2の初期ダウンリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータ、及び、前記第2の初期ダウンリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含む、
特徴1に記載の基地局。
(特徴3)
前記SIB1は、第1の初期アップリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第3のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期アップリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第4のパラメータとをさらに含む、特徴1又は2に記載の基地局。
(特徴4)
前記SIB1は、前記第1の初期アップリンクBWPのための第3のパラメータセットと、前記第2の初期アップリンクBWPのための第4のパラメータセットとを含み、
前記第3のパラメータセットは、前記第3のパラメータ、前記第1の初期アップリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータ、及び、前記第1の初期アップリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含み、
前記第4のパラメータセットは、前記第4のパラメータ、前記第2の初期アップリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータ、及び、前記第2の初期アップリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含む、
特徴3に記載の基地局。
(特徴5)
前記SIB1は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器のアクセスの許可又は制限に関するアクセス情報を含む、特徴1~4のいずれか1項に記載の基地局。
(特徴6)
第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含むシステム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を受信する通信処理部(233)と、
前記SIB1に含まれる前記第1のパラメータ又は前記第2のパラメータを取得する情報取得部(231)と、
を備えるユーザ機器(200)。
(特徴7)
制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを取得する情報取得部(141)と、
前記RRCメッセージをユーザ機器(200)へ送信する通信処理部(143)と、
を備える基地局(100)。
(特徴8)
前記RRCメッセージは、RRC Setupメッセージ、RRC Resumeメッセージ、又は、RRC Reconfigurationメッセージである、特徴7に記載の基地局。
(特徴9)
前記RRCメッセージは、複数のダウンリンクBWPを構成する構成情報をさらに含み、
前記初期ダウンリンクBWPは、前記複数のダウンリンクBWPのうちの1つのダウンリンクBWPであり、
前記識別情報は、前記1つのダウンリンクBWPの識別情報と同じである、
特徴7又は8に記載の基地局。
(特徴10)
前記情報取得部は、前記初期ダウンリンクBWPとは異なる他の初期ダウンリンクBWPに関する情報を含むシステム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を取得し、
前記通信処理部は、前記SIB1を送信し、
前記通信処理部は、前記ユーザ機器への前記RRCメッセージの送信前に、前記他の初期ダウンリンクBWPを使用して前記ユーザ機器への送信を行う、
特徴7~9のいずれか1項に記載の基地局。
(特徴11)
前記RRCメッセージは、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期アップリンクBWPを識別するための他の識別情報をさらに含む、特徴7~10のいずれか1項に記載の基地局。
(特徴12)
前記RRCメッセージは、複数のアップリンクBWPを構成する構成情報をさらに含み、
前記初期アップリンクBWPは、前記複数のアップリンクBWPのうちの1つのアップリンクBWPであり、
前記他の識別情報は、前記1つのアップリンクBWPの識別情報と同じである、
特徴11に記載の基地局。
(特徴13)
前記情報取得部は、前記初期アップリンクBWPとは異なる他の初期アップリンクBWPに関する情報を含むシステム情報ブロック1(SIB1)を取得し、
前記通信処理部は、前記SIB1を送信し、
前記通信処理部は、前記ユーザ機器への前記RRCメッセージの送信前に、前記他の初期アップリンクBWPを使用して前記ユーザ機器からの受信を行う、
特徴11又は12に記載の基地局。
(特徴14)
制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局(100)から受信する通信処理部(233)と、
前記RRCメッセージに含まれる前記識別情報を取得する情報取得部(231)と、
を備えるユーザ機器(200)。
(特徴15)
基地局(100)により行われる方法であって、
システム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を取得することと、
前記SIB1を送信することと、
を含み、
前記SIB1は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含む、
方法。
(特徴16)
ユーザ機器(200)により行われる方法であって、
第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含むシステム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を受信することと、
前記SIB1に含まれる前記第1のパラメータ又は前記第2のパラメータを取得することと、
を含む方法。
(特徴17)
基地局(100)により行われる方法であって、
制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを取得することと、
前記RRCメッセージをユーザ機器(200)へ送信することと、
を含む方法。
(特徴18)
ユーザ機器(200)により行われる方法であって、
制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局(100)から受信することと、
前記RRCメッセージに含まれる前記識別情報を取得することと、
を含む方法。
(特徴19)
システム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を取得することと、
前記SIB1を送信することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
前記SIB1は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含む、
プログラム。
(特徴20)
第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含むシステム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を受信することと、
前記SIB1に含まれる前記第1のパラメータ又は前記第2のパラメータを取得することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(特徴21)
制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを取得することと、
前記RRCメッセージをユーザ機器(200)へ送信することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(特徴22)
制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局(100)から受信することと、
前記RRCメッセージに含まれる前記識別情報を取得することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(特徴23)
システム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を取得することと、
前記SIB1を送信することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体であり、
前記SIB1は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含む、
コンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
(特徴24)
第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含むシステム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を受信することと、
前記SIB1に含まれる前記第1のパラメータ又は前記第2のパラメータを取得することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
(特徴25)
制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを取得することと、
前記RRCメッセージをユーザ機器(200)へ送信することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
(特徴26)
制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局(100)から受信することと、
前記RRCメッセージに含まれる前記識別情報を取得することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
1 システム
10 カバレッジエリア
100 基地局
141 情報取得部
143 通信処理部
200 ユーザ機器
231 情報取得部
233 通信処理部

Claims (14)

  1. システム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を取得する情報取得部(141)と、
    前記SIB1を送信する通信処理部(143)と、
    を備え、
    前記SIB1は、第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含む、
    基地局(100)。
  2. 前記SIB1は、前記第1の初期ダウンリンクBWPのための第1のパラメータセットと、前記第2の初期ダウンリンクBWPのための第2のパラメータセットとを含み、
    前記第1のパラメータセットは、前記第1のパラメータ、前記第1の初期ダウンリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータ、及び、前記第1の初期ダウンリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含み、
    前記第2のパラメータセットは、前記第2のパラメータ、前記第2の初期ダウンリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータ、及び、前記第2の初期ダウンリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含む、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記SIB1は、第1の初期アップリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第3のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期アップリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第4のパラメータとをさらに含む、請求項1又は2に記載の基地局。
  4. 前記SIB1は、前記第1の初期アップリンクBWPのための第3のパラメータセットと、前記第2の初期アップリンクBWPのための第4のパラメータセットとを含み、
    前記第3のパラメータセットは、前記第3のパラメータ、前記第1の初期アップリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータ、及び、前記第1の初期アップリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含み、
    前記第4のパラメータセットは、前記第4のパラメータ、前記第2の初期アップリンクBWPのサブキャリア間隔を示すパラメータ、及び、前記第2の初期アップリンクBWPのサイクリックプレフィクスを示すパラメータを含む、
    請求項3に記載の基地局。
  5. 前記SIB1は、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器のアクセスの許可又は制限に関するアクセス情報を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の基地局。
  6. 第1の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)の位置及び帯域幅を示す第1のパラメータと、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の第2の初期ダウンリンクBWPの位置及び帯域幅を示す第2のパラメータとを含むシステム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を受信する通信処理部(233)と、
    前記SIB1に含まれる前記第1のパラメータ又は前記第2のパラメータを取得する情報取得部(231)と、
    を備えるユーザ機器(200)。
  7. 制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを取得する情報取得部(141)と、
    前記RRCメッセージをユーザ機器(200)へ送信する通信処理部(143)と、
    を備える基地局(100)。
  8. 前記RRCメッセージは、RRC Setupメッセージ、RRC Resumeメッセージ、又は、RRC Reconfigurationメッセージである、請求項7に記載の基地局。
  9. 前記RRCメッセージは、複数のダウンリンクBWPを構成する構成情報をさらに含み、
    前記初期ダウンリンクBWPは、前記複数のダウンリンクBWPのうちの1つのダウンリンクBWPであり、
    前記識別情報は、前記1つのダウンリンクBWPの識別情報と同じである、
    請求項7又は8に記載の基地局。
  10. 前記情報取得部は、前記初期ダウンリンクBWPとは異なる他の初期ダウンリンクBWPに関する情報を含むシステム情報ブロック1(System Information Block 1:SIB1)を取得し、
    前記通信処理部は、前記SIB1を送信し、
    前記通信処理部は、前記ユーザ機器への前記RRCメッセージの送信前に、前記他の初期ダウンリンクBWPを使用して前記ユーザ機器への送信を行う、
    請求項7~9のいずれか1項に記載の基地局。
  11. 前記RRCメッセージは、制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期アップリンクBWPを識別するための他の識別情報をさらに含む、請求項7~10のいずれか1項に記載の基地局。
  12. 前記RRCメッセージは、複数のアップリンクBWPを構成する構成情報をさらに含み、
    前記初期アップリンクBWPは、前記複数のアップリンクBWPのうちの1つのアップリンクBWPであり、
    前記他の識別情報は、前記1つのアップリンクBWPの識別情報と同じである、
    請求項11に記載の基地局。
  13. 前記情報取得部は、前記初期アップリンクBWPとは異なる他の初期アップリンクBWPに関する情報を含むシステム情報ブロック1(SIB1)を取得し、
    前記通信処理部は、前記SIB1を送信し、
    前記通信処理部は、前記ユーザ機器への前記RRCメッセージの送信前に、前記他の初期アップリンクBWPを使用して前記ユーザ機器からの受信を行う、
    請求項11又は12に記載の基地局。
  14. 制限された帯域幅のケイパビリティをもつユーザ機器用の初期ダウンリンク部分帯域(Bandwidth Part:BWP)を識別するための識別情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局(100)から受信する通信処理部(233)と、
    前記RRCメッセージに含まれる前記識別情報を取得する情報取得部(231)と、
    を備えるユーザ機器(200)。
JP2020187345A 2020-11-10 2020-11-10 基地局及びユーザ機器 Pending JP2022076781A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020187345A JP2022076781A (ja) 2020-11-10 2020-11-10 基地局及びユーザ機器
CN202180075426.1A CN116636277A (zh) 2020-11-10 2021-09-22 基站以及用户设备
PCT/JP2021/034910 WO2022102257A1 (ja) 2020-11-10 2021-09-22 基地局及びユーザ機器
EP21891505.6A EP4247079A4 (en) 2020-11-10 2021-09-22 BASE STATION AND USER DEVICE
US18/314,715 US20230276419A1 (en) 2020-11-10 2023-05-09 Base station and user equipment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020187345A JP2022076781A (ja) 2020-11-10 2020-11-10 基地局及びユーザ機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022076781A true JP2022076781A (ja) 2022-05-20
JP2022076781A5 JP2022076781A5 (ja) 2023-10-23

Family

ID=81601866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020187345A Pending JP2022076781A (ja) 2020-11-10 2020-11-10 基地局及びユーザ機器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230276419A1 (ja)
EP (1) EP4247079A4 (ja)
JP (1) JP2022076781A (ja)
CN (1) CN116636277A (ja)
WO (1) WO2022102257A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230164669A1 (en) * 2020-04-08 2023-05-25 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Configuration information transmission method, communication device
CN111885674A (zh) * 2020-06-30 2020-11-03 广东小天才科技有限公司 一种小区选择方法、轻量级终端及网络设备

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022102257A1 (ja) 2022-05-19
CN116636277A (zh) 2023-08-22
EP4247079A1 (en) 2023-09-20
US20230276419A1 (en) 2023-08-31
EP4247079A4 (en) 2024-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11664931B2 (en) Duplication transmission method and apparatus
JP7243873B2 (ja) 無線アクセスネットワークノード及び無線端末並びにこれらの方法
JP2022145872A (ja) 基地局の分散ユニット及びその方法
US20230276319A1 (en) Base station and user equipment
KR20230006834A (ko) 물리적 제어 채널 신뢰성 향상을 위한 제어 시그널링
WO2022153748A1 (ja) ユーザ機器及び基地局
WO2022102257A1 (ja) 基地局及びユーザ機器
WO2022102270A1 (ja) 基地局及びユーザ機器
WO2023013738A1 (ja) 装置及び方法
WO2022153749A1 (ja) ユーザ機器、ネットワークノード及び基地局
WO2023013737A1 (ja) 装置及び方法
WO2023027022A1 (ja) 装置及び方法
WO2022153750A1 (ja) 基地局、ユーザ機器、ネットワークノード及び方法
WO2023068350A1 (ja) 通信装置、基地局、及び通信方法
WO2023068356A1 (ja) 通信装置、基地局、及び通信方法
WO2023068353A1 (ja) 通信装置、基地局、及び通信方法
WO2022163375A1 (ja) 第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局
JP2023010213A (ja) ユーザ機器、基地局及び方法
CN116015576A (zh) 参考信号的资源映射方法与装置、终端和网络设备

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20221207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231013

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231013