JP2023010213A - ユーザ機器、基地局及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】割り当てられた周波数帯におけるユーザ機器が利用可能な周波数範囲の修正に対する拡張性を高めることを可能にする。【解決手段】本開示の一態様に係るユーザ機器(100)は、上記ユーザ機器と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び上記周波数帯における上記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得する情報取得部(131)と、上記周波数帯情報及び上記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を上記基地局へ送信する通信処理部(133)と、を備え、上記周波数範囲情報は、上記周波数帯における上記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、上記周波数範囲情報は、ビット列であり、上記ビット列を構成する各ビット又は上記ビット列を構成するビットの組は、上記修正された周波数範囲に対応する。【選択図】図6

Description

本開示は、ユーザ機器、基地局及び方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において移動体通信技術が提案され、技術仕様(Technical Specification:TS)として標準化されている。TSでは、ユーザ機器(UE:User Equipment)と基地局との間の通信のための周波数帯が規定されている。
例えば、非特許文献1には、NR(New Radio)における動作周波数帯(Operating band)が規定されている。当該動作周波数帯は、UEケイパビリティとして基地局へ報告される。さらに、特定の地域では当該動作周波数帯について利用可能な周波数範囲が限定される。例えば、動作周波数帯n77(3300-4200MHz)についてはUSAでは利用可能な周波数範囲が3700-3980MHzに限定されていた。
しかし、USAにおける法規制の変更により、動作周波数帯n77について3450-3550MHzが利用可能な周波数範囲として追加された。これにより、3450-3550MHzに対応しているUEと対応していないUEとが混在する可能性が生じた。これに対し、非特許文献2に記載されているように、UEが3450-3550MHzに対応しているか否かを区別するための方法が検討され始めている。具体的には、非特許文献2には、UEケイパビリティの1つであるmodified MPR behavior、又は新たなUEケイパビリティを用いて区別することが記載されている。
しかし、発明者の詳細な検討の結果、以下の課題が見出された。即ち、非特許文献2に記載されているmodified MPR behaviorを用いる方法では、拡張性が低くなるおそれがある。例えば、当該方法ではmodified MPR behaviorをMPR及び利用可能な周波数範囲で共用するため、MPR又は利用可能な周波数範囲のいずれか一方の修正が増加するとmodified MPR behaviorの残リソースが減る。換言すると、MPR及び利用可能な周波数範囲の修正の増加に対して拡張性が低いとも言える。とりわけ、利用可能な周波数範囲に関わる法規制の変更は各地域で発生し得るため、少なくとも利用可能な周波数範囲の修正に対する拡張性を確保することが求められる。他方で、非特許文献2では新たなUEケイパビリティは具体化されていない。
本開示の目的は、割り当てられた周波数帯におけるユーザ機器が利用可能な周波数範囲の修正に対する拡張性を高めることが可能なユーザ機器、基地局及び方法を提供することにある。
本開示の一態様に係るユーザ機器は、上記ユーザ機器と基地局との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び上記周波数帯における上記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得する情報取得部と、上記周波数帯情報及び上記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を上記基地局へ送信する通信処理部と、を備え、上記周波数範囲情報は、上記周波数帯における上記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、上記周波数範囲情報は、ビット列であり、上記ビット列を構成する各ビット又は上記ビット列を構成するビットの組は、上記修正された周波数範囲に対応する。
本開示の一態様に係る基地局は、ユーザ機器と上記基地局との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び上記周波数帯における上記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を上記ユーザ機器から受信する通信処理部と、上記ケイパビリティ情報から上記周波数帯情報及び上記周波数範囲情報を取得する情報取得部と、を備え、上記周波数範囲情報は、上記周波数帯における上記ユーザ機器に適用される最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、上記周波数範囲情報は、ビット列であり、上記ビット列を構成する各ビット又は上記ビット列を構成するビットの組は、上記修正された周波数範囲に対応する。
本開示の一態様に係るユーザ機器により行われる方法は、上記ユーザ機器と基地局との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び上記周波数帯における上記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得することと、上記周波数帯情報及び上記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を上記基地局へ送信することと、を含み、上記周波数範囲情報は、上記周波数帯における上記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、上記周波数範囲情報は、ビット列であり、上記ビット列を構成する各ビット又は上記ビット列を構成するビットの組は、上記修正された周波数範囲に対応する。
本開示の一態様に係る基地局により行われる方法は、ユーザ機器と上記基地局との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び上記周波数帯における上記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を上記ユーザ機器から受信することと、上記ケイパビリティ情報から上記周波数帯情報及び上記周波数範囲情報を取得することと、を含み、上記周波数範囲情報は、上記周波数帯における上記ユーザ機器に適用される最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、上記周波数範囲情報は、ビット列であり、上記ビット列を構成する各ビット又は上記ビット列を構成するビットの組は、上記修正された周波数範囲に対応する。
本開示によれば、割り当てられた周波数帯におけるユーザ機器が利用可能な周波数範囲の修正に対する拡張性を高めることが可能になる。なお、本開示により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
本開示の実施形態に係るシステムの概略的な構成の例を示す説明図である。 本開示の実施形態に係るユーザ機器の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係るユーザ機器の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る基地局の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る基地局の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報の例を説明するための図である。 本開示の実施形態に係る周波数範囲情報の例を説明するための図である。 本開示の実施形態に係る周波数範囲情報の有無に関する定義の例を説明するための図である。 本開示の実施形態に係る周波数範囲情報に基づくハンドオーバ処理の例を説明するための図である。 本開示の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。
以下、添付の図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.システムの構成
2.ユーザ機器の構成
3.基地局の構成
4.動作例
5.変形例
<1.システムの構成>
図1を参照して、本開示の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1を参照すると、システム1は、UE100(UE100A及びUE100B)及び基地局200(基地局200A及び基地局200B)を含む。
例えば、システム1は、3GPP(Third Generation Partnership Project)の技術仕様(Technical Specification:TS)に準拠したシステムである。より具体的には、例えば、システム1は、5G又はNR(New Radio)のTSに準拠したシステムである。当然ながら、システム1は、この例に限定されない。
(1)基地局200
基地局200は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードであり、基地局200のカバレッジエリア内に位置するUE(例えば、UE100)と通信する。
例えば、基地局200は、RANのプロトコルスタックを使用してUE(例えば、UE100)と通信する。例えば、当該プロトコルスタックは、RRC(Radio Resource Control)、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)、RLC(Radio Link Control)、MAC(Medium Access Control)、及び、物理(Physical:PHY)レイヤのプロトコルを含む。あるいは、上記プロトコルスタックは、これらのプロトコルの全てを含まず、これらのプロトコルの一部を含んでもよい。
例えば、基地局200は、gNBである。gNBは、UEに対するNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端(NR user plane and control plane protocol terminations towards the UE)を提供し、NGインターフェースを介して5GC(5G Core Network)に接続されるノードである。あるいは、基地局200は、en-gNBであってもよい。en-gNBは、UEに対するNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し、EN-DC(E-UTRA-NR Dual Connectivity)においてセカンダリノードとして動作するノードである。
基地局200は、複数のノードを含んでもよい。当該複数のノードは、上記プロトコルスタックに含まれる上位レイヤ(higher layer)をホストする第1のノードと、当該プロトコルスタックに含まれる下位レイヤ(lower layer)をホストする第2のノードとを含んでもよい。上記上位レイヤは、RRC、SDAP及びPDCPを含んでもよく、上記下位レイヤは、RLC、MAC、及びPHYレイヤを含んでもよい。上記第1のノードは、CU(central unit)であってもよく、上記第2のノードは、DU(Distributed Unit)であってもよい。なお、上記複数のノードは、PHYレイヤの下位の処理を行う第3のノードを含んでもよく、上記第2のノードは、PHYレイヤの上位の処理を行ってもよい。当該第3のノードは、RU(Radio Unit)であってもよい。
あるいは、基地局200は、上記複数のノードのうちの1つであってもよく、上記複数のノードのうちの他のユニットと接続されていてもよい。
基地局200は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ドナー又はIABノードであってもよい。
また、基地局200は、Xnインターフェースを介して他の基地局と通信する。Xnの制御プレーン(Xn-C)は、隣接する基地局間でのシグナリングに用いられる。例えば、Xn-Cのシグナリングは、XnAP(Xn Application Protocol)に基づく。Xnのユーザプレーン(Xn-U)は、隣接する基地局間でのアプリケーションデータの伝送に用いられる。
(2)UE100
UE100は、基地局200のカバレッジエリア内に位置する場合に、基地局200と通信する。UE100は、ダウンリンクで基地局200から信号を受信し、アップリンクで基地局200へ信号を送信する。換言すると、UE100は、Uuインターフェースを介して基地局200と通信する。
例えば、UE100は、上記プロトコルスタックを使用して基地局(例えば、基地局200)と通信する。
<2.ユーザ機器の構成>
図2及び図3を参照して、本開示の実施形態に係るUE100の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図2を参照して、本開示の実施形態に係るUE100の機能構成の例を説明する。図2を参照すると、UE100は、無線通信部110、記憶部120及び処理部130を備える。
無線通信部110は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部110は、基地局からの信号を受信し、基地局への信号を送信する。例えば、無線通信部110は、他のUEからの信号を受信し、他のUEへの信号を送信する。
記憶部120は、UE100のために様々な情報を記憶する。
処理部130は、UE100の様々な機能を提供する。処理部130は、情報取得部131及び通信処理部133を含む。なお、処理部130は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部130は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部131及び通信処理部133の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部130(通信処理部133)は、無線通信部110を介して基地局(例えば、基地局200)又は他のUEと通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図3を参照して、本開示の実施形態に係るUE100のハードウェア構成の例を説明する。図3を参照すると、UE100は、アンテナ181、RF(radio frequency)回路183、プロセッサ185、メモリ187及びストレージ189を備える。
アンテナ181は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ181は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ181は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ181は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路183は、アンテナ181を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路183は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
プロセッサ185は、アンテナ181及びRF回路183を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ185は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ187は、プロセッサ185により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、その他の様々な情報を記憶する。メモリ187は、ROM、EPROM、EEPROM、RAM及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ187の全部又は一部は、プロセッサ185内に含まれていてもよい。
ストレージ189は、様々な情報を記憶する。ストレージ189は、SSD及びHDDの少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部110は、アンテナ181及びRF回路183により実装されてもよい。記憶部120は、ストレージ189により実装されてもよい。処理部130は、プロセッサ185及びメモリ187により実装されてもよい。
処理部130は、プロセッサ185及びメモリ187を含むSoC(System on Chip)により実装されてもよい。当該SoCは、RF回路183を含んでもよく、無線通信部110も、当該SoCにより実装されてもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、UE100は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ187)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ185)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部130の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部130の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<3.基地局の構成>
図4及び図5を参照して、本開示の実施形態に係る基地局200の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図4を参照して、本開示の実施形態に係る基地局200の機能構成の例を説明する。図4を参照すると、基地局200は、無線通信部210、ネットワーク通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
無線通信部210は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部210は、UEからの信号を受信し、UEへの信号を送信する。
ネットワーク通信部220は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
記憶部230は、基地局200のために様々な情報を記憶する。
処理部240は、基地局200の様々な機能を提供する。処理部240は、情報取得部241、第1通信処理部243、第2通信処理部245を含む。なお、処理部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部241、第1通信処理部243、第2通信処理部245の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部240(第1通信処理部243)は、無線通信部210を介してUE(例えば、UE100)と通信する。例えば、処理部240(第2通信処理部245)は、ネットワーク通信部220を介して他のノード(例えば、コアネットワーク内のネットワークノード又は他の基地局)と通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図5を参照して、本開示の実施形態に係る基地局200のハードウェア構成の例を説明する。図5を参照すると、基地局200は、アンテナ281、RF回路283、ネットワークインターフェース285、プロセッサ287、メモリ289及びストレージ291を備える。
アンテナ281は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ281は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ281は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ281は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路283は、アンテナ281を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路283は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
ネットワークインターフェース285は、例えばネットワークアダプタであり、ネットワークへ信号を送信し、ネットワークから信号を受信する。
プロセッサ287は、アンテナ281及びRF回路283を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ287は、ネットワークインターフェース285を介して送受信される信号の処理も行う。プロセッサ287は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ289は、プロセッサ287により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、その他の様々な情報を記憶する。メモリ289は、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ289の全部又は一部は、プロセッサ287内に含まれていてもよい。
ストレージ291は、様々な情報を記憶する。ストレージ291は、SSD(Solid State Drive)及びHDD(Hard Disc Drive)の少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部210は、アンテナ281及びRF回路283により実装されてもよい。ネットワーク通信部220は、ネットワークインターフェース285により実装されてもよい。記憶部230は、ストレージ291により実装されてもよい。処理部240は、プロセッサ287及びメモリ289により実装されてもよい。
処理部240の一部又は全部は、仮想化されていてもよい。換言すると、処理部240の一部又は全部は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、処理部240の一部又は全部は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(即ち、ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、基地局200は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ289)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ287)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部240の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部240の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.動作例>
図6~図10を参照して、本開示の実施形態に係るUE100及び基地局200の動作の例を説明する。
(1)ケイパビリティ情報
UE100は、ケイパビリティ情報を基地局200へ送信する。具体的には、基地局200は、ケイパビリティ照会をUE100へ送信する。UE100は、ケイパビリティ照会の受信に応じて、ケイパビリティ情報を基地局200へ送信する。
ケイパビリティ情報は、UE100の様々な種類のケイパビリティを示す。例えば、ケイパビリティ情報は、周波数帯情報及び周波数範囲情報を含む。周波数帯情報は、UE100と基地局200との通信に割り当てられた周波数帯を示す。周波数範囲情報は、周波数帯におけるUE100が利用可能な修正された周波数範囲を示す。また、周波数範囲情報は、最大電力減衰情報と異なる。言い換えると、周波数範囲情報は、最大電力減衰情報とは別の情報である。
ここで、修正された周波数範囲は、TSで予め定義された特定の周波数帯における利用可能な周波数範囲が修正された周波数範囲、又はTSでは予め定義されなかったがTS策定後に当該特定の周波数帯において利用可能な周波数範囲として追加された周波数範囲である。そのため、修正された周波数範囲は、当該特定の周波数帯において制約された周波数範囲ともいえる。
最大電力減衰情報は、周波数帯におけるUE100に適用される修正された最大電力減衰(MPR:Maximum Power Reduction)を示す。最大電力減衰は、主に隣接システムとの共存のために規定される隣接漏洩電力に関する条件である。具体的には、最大電力減衰は、最大送信電力の減衰値及びリソースブロック数により規定される。なお、最大電力減衰は、A-MPR(Additional MPR)を含む。MPR又はA-MPRが法規制により変更された場合、最大電力減衰情報に修正されたMPR又はA-MPRが追加される。UE100は、修正されたMPR又はA-MPRをサポートする場合、当該修正されたMPR又はA-MPRを示す最大電力減衰情報を基地局200へ報告する。基地局200は、最大電力減衰情報に基づいてUE100のアップリンクに対するリソース割当て及び電力制御を行う。
ケイパビリティ情報は、RRCメッセージである。例えば、ケイパビリティ情報は、UECapabilityInformationである。ケイパビリティ情報は、UECapabilityInformationの要素であるRF-Parametersであってよい。図6を参照して、ケイパビリティ情報の例を説明する。図6の枠10には、RF-Parametersの一部が記載されている。RF-Parametersは、BandNRのリストであるsupportedBandListNRを含む。BandNRは、周波数帯情報であるbandNR及び周波数範囲情報であるmodifiedRestrictedRange-r16を含む。bandNRは特定の周波数帯を示し、modifiedRestrictedRange-r16は当該特定の周波数帯で利用可能な周波数範囲であって、特定のバージョンのTSの策定後に修正された周波数範囲を示す。modifiedRestrictedRangeはビット列である。
このように、RRCメッセージを利用することにより、静的な情報である周波数範囲情報を効率的に基地局200へ送信することができる。また、既存のRF-Parametersの追加的な情報要素として周波数範囲情報を定義することにより、シグナリングのための通信リソースの増加を抑制することができる。
周波数範囲情報は、通信の仕様のバージョンに対応してもよい。周波数範囲情報は、当該バージョンごとに用意され得る。例えば、図6で示されるmodifiedRestrictedRange-r16は、TSのrelease-16に対応する周波数範囲情報である。当然ながら、周波数範囲情報は、当該release以下の詳細なバージョンに対応してもよい。
このように、TSのバージョンごとに周波数範囲情報が用意されることにより、周波数範囲の修正の増加に対しての拡張性を向上させることができる。
図7を参照して、周波数範囲情報についてさらに詳細に説明する。周波数範囲情報は、上述したようにビット列であり、当該ビット列を構成する各ビットは修正された周波数範囲に対応する。図7のテーブル20では、NR Bandは周波数帯に対応し、Index of fieldはビット列の各ビットに対応し、Definitionは当該周波数帯についての修正された周波数範囲情報に対応している。さらに、ビット列を構成する各ビットは、修正された周波数範囲が適用される地域に対応する。例えば、図7のテーブル20では、周波数帯n77について、ビット列の0番目のビットが1である場合、USAでは利用可能な周波数範囲は3450-3550MHz及び3700-3980MHzであることが示されている。
なお、上記ビット列を構成するビットの組が修正された周波数範囲に対応してもよい。例えば、図7のテーブル20のIndex of fieldはビット列を構成するビットの組に対応してもよい。例えば、周波数帯n77について、ビット列が0番目のビットと1番目のビットが1である(即ちビット列が8ビットの場合11000000である)場合、USAで利用可能な周波数範囲は3450-3550MHz及び3700-3980MHzであると示されてもよい。
このように、修正された周波数範囲が地域に対応することにより、修正された周波数範囲の値についてだけでなく、当該修正された周波数範囲が適用される地域についてもUE100がサポートしているか否かを区別することができる。ここで、UEが動作する地域における電波法等についての認証が取得されたUEでなければ、当該地域でUEを動作させることは許可されない。本構成によれば、認証が取得されたUEであるか否か、即ち当該地域において当該周波数範囲で動作可能なUEであるか否かを区別することができる。
なお、図7の例では、0番目のビットについてのみ修正された周波数範囲が定義されているが、当該n77について、いずれかの地域における法規制の変更により周波数範囲が修正された場合は、未使用のビットについて修正された周波数範囲が追加的に定義される。
また、修正された周波数範囲が複数の地域で同一である場合は、当該複数の地域における修正された周波数範囲は1ビットで表現されてよい。例えば、周波数帯n77について、仮にUSAと同じ法規制が日本に適用された場合、図7のテーブル20における0番目のビットに対応する地域として日本が追加されてもよい。
また、修正された周波数範囲が複数の地域で同一である場合に、当該複数の地域における修正された周波数範囲は当該複数の地域ごとにそれぞれ1ビットで表現されてもよい。例えば、周波数帯n77について、仮にUSAと同じ法規制が日本に適用された場合、図7のテーブル20における0番目のビットに対応する地域はUSAのままであり、1番目のビットに対応する地域として日本が追加されてもよい。
また、各ビットについての修正された周波数範囲は、他のビットについての修正された周波数範囲と重複してもよい。例えば、図7のテーブル20における0番目のビットに対応する修正された周波数範囲が3700-3980MHzであり、1番目のビットに対応する修正された周波数範囲が3450-3550MHz及び3700-3980MHzであってもよい。
また、各ビットについての修正された周波数範囲は、他のビットについての修正された周波数範囲と排他的であってもよい。例えば、図7のテーブル20における0番目のビットに対応する修正された周波数範囲が3700-3980MHzであり、1番目のビットに対応する修正された周波数範囲が3450-3550MHzであってもよい。
また、異なる周波数帯について異なる修正された周波数範囲が定義されてもよい。例えば、図7のテーブル20において、周波数帯n77とは別に、2496MHz~2690MHzである周波数帯n41についての修正された周波数範囲が定義されてよい。具体的には、周波数帯n41についての周波数範囲情報(ビット列)において、0番目のビットが、日本における修正された周波数範囲が2500MHz~2550MHzであることを示し、1番目のビットが、日本、米国、及び欧州における修正された周波数範囲が2500MHz~2600MHzであることを示してもよい。
図8を参照して、周波数範囲情報の有無について説明する。周波数範囲情報は、オプション情報である。具体的には、修正された周波数範囲がある場合、UE100(通信処理部133)は、周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を基地局200へ送信する。修正された周波数範囲がない場合、UE100(通信処理部133)は、周波数範囲情報を含まないケイパビリティ情報を基地局200へ送信する。これにより、例えば、図8のテーブル30に示されるように、周波数範囲情報であるmodifiedRestrictedRange-r16がケイパビリティ情報(即ちRF-Parameters又はその構成要素であるBandNR)に含まれるか否かに応じて、UE100が修正された周波数範囲をさらにサポートするか又はTSで予め定義される周波数範囲のみをサポートするかが示めされる。なお、修正された周波数範囲がなくTSで周波数範囲が予め定義されない場合は、特定の周波数帯全体が利用可能な周波数範囲としてUE100に適用される。
基地局200は、周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報が受信された場合、当該ケイパビリティ情報に含まれる周波数範囲情報をUE100との通信に用いる。具体的には、基地局200(第1通信処理部243)は、受信されたケイパビリティ情報に含まれる周波数範囲情報が示す修正された周波数範囲をUE100に適用する。例えば、ケイパビリティ情報に含まれるmodifiedRestrictedRange-r16のビット列のうち値が1であるビットに対応する修正された周波数範囲がUE100に適用される。
基地局200は、周波数範囲情報を含まないケイパビリティ情報が受信された場合、予め定義された周波数範囲情報をUE100との通信に用いる。具体的には、基地局200(第1通信処理部243)は、周波数範囲情報を含まないケイパビリティ情報が受信された場合、通信の仕様で予め定義される周波数範囲をUE100に適用する。例えば、3GPP TS38.101-1及びTS38.101-2で定義される周波数範囲がUE100に適用される。
このように、周波数範囲情報がオプションであることにより、必須(mandatory)である場合と比べて通信量を削減することができる。また、周波数範囲情報が送信されないことにも意味付けられることにより、通信量を増やすことなくUE100に適用されるべき周波数範囲を基地局200へ報告することができる。とりわけ、シグナリングは固定的に発生するため、シグナリングの通信量の増加は抑制されることが望ましい。
また、ケイパビリティ情報は、最大電力減衰情報を含む。具体的には、ケイパビリティ情報は、周波数帯情報が示す周波数帯にそれぞれ対応する周波数範囲情報及び最大電力減衰情報を含む。例えば、図6では、RF-Parametersに含まれるBandNRは、最大電力減衰情報であるmodifiedMPR-Behaviorを含む。modifiedMPR-Behaviorは、bandNRが示す周波数帯で適用される最大電力減衰であって、TSの策定後に修正された最大電力減衰を示す。BandNRは、bandNRが示す周波数帯にそれぞれ対応するmodifiedRestrictedRange-r16及びmodifiedMPR-Behaviorを含む。
このように、周波数範囲情報を最大電力減衰情報とは別の情報としながら周波数帯情報に対応する情報として一括して扱うことにより、周波数範囲情報及び最大電力減衰情報をそれぞれ個別に扱う場合に比べて通信量を低減することができる。
また、最大電力減衰情報は、オプション情報であり、周波数範囲情報のオプション条件と最大電力減衰情報のオプション条件とは異なる。具体的には、修正された最大電力減衰がある場合、UE100(通信処理部133)は、最大電力減衰情報を含むケイパビリティ情報を基地局200へ送信する。修正された最大電力減衰がない場合、UE100(通信処理部133)は、最大電力減衰情報を含まないケイパビリティ情報を基地局200へ送信する。周波数範囲情報のオプション条件は、修正された周波数範囲の存在である一方で、最大電力減衰情報のオプション条件は、修正された最大電力減衰の存在である。したがって、周波数範囲情報のオプション条件と最大電力減衰情報のオプション条件とは異なる。そのため、図6に示したようなBandNRに周波数範囲情報又は最大電力減衰情報のいずれか一方が含まれる場合、BandNRに両方が含まれる場合、BandNRに両方とも含まれない場合、といったパターンが存在する。
このように、オプション条件が異なる周波数範囲情報及び最大電力減衰情報をそれぞれ別の情報として定義することにより、複雑性を回避することができる。例えば、最大電力減衰情報を利用して修正された周波数範囲が報告される場合は、修正された最大電力減衰がないときであっても修正された周波数範囲があるときは最大電力減衰情報が送信されることになり、情報の複雑性が増す。本構成によれば、当該複雑性を回避することができる。
(2)隣接基地局の情報の取得
基地局200は、隣接基地局の情報を取得する。具体的には、基地局200(第2通信処理部245)は、Xnインターフェースを介して隣接基地局の情報を取得する。例えば、基地局200は、XnAPに基づくGlobal Proceduresを実行することで隣接基地局の情報を取得する。例えば、基地局200は、Xn Setup又はNG-RAN Node Configuration Updateといったシグナリングプロシージャを実行する。当該シグナリングプロシージャでは、隣接基地局の情報としてNeighbor Information NRが隣接基地局から受信される。Neighbor Information NRには、隣接基地局の周波数情報であるNR Frequency Infoが含まれる。
(3)ハンドオーバ制御
基地局200は、UE100についてのハンドオーバ制御を行う。具体的には、基地局200は、UE100のケイパビリティ情報に基づいて当該UE100についてのハンドオーバ制御を行う。例えば、基地局200(第1通信処理部243)は、受信された周波数範囲情報が示す修正された周波数範囲に適応的な基地局(即ちセル)をUE100についてのハンドオーバ先として選択する。
図9を参照して、ハンドオーバ制御について詳細に説明する。例えば、基地局200Aは、接続しているUE100についてハンドオーバするか否かを判定する。ハンドオーバすると判定した場合、基地局200Aは、当該UE100についてのケイパビリティ情報に修正された周波数範囲があるか否かを判定する。
修正された周波数範囲があると判定した場合、基地局200Aは、取得した隣接する基地局200B及び基地局200Cの周波数情報それぞれと修正された周波数範囲とに基づき、基地局200B及び基地局200Cから当該UE100のハンドオーバ先を選択する。例えば、周波数帯n77について基地局200Bが適応する周波数範囲が3450-3550MHz、基地局200Cが適応する周波数範囲が3700-3980MHz、UE100の周波数範囲情報が示す修正された周波数範囲が3450-3550MHz及び3700-3980MHzである場合を考える。この場合、基地局200Aは、基地局200B又は基地局200Cのいずれかをハンドオーバ先として選択する。基地局200Aは、選択された基地局200へハンドオーバを要求する。
修正された周波数範囲がないと判定した場合、基地局200Aは、取得した隣接する基地局200B及び基地局200Cの周波数情報それぞれとUE100についてTSで予め定義される周波数範囲とに基づき、基地局200B及び基地局200Cから当該UE100のハンドオーバ先を選択する。例えば、周波数帯n77について基地局200Bが適応する周波数範囲が3450-3550MHz、基地局200Cが適応する周波数範囲が3700-3980MHz、TSで予め定義される周波数範囲が3700-3980MHzである場合を考える。この場合、基地局200Aは、基地局200Cをハンドオーバ先として選択する。UE100が動作可能な周波数範囲をカバーするのは基地局200Cであるからである。基地局200Aは、選択された基地局200Cへハンドオーバを要求する。
このように、修正された周波数範囲をカバーする基地局200がハンドオーバ先として選択されることにより、UE100が通信可能な基地局200にサービングセルをハンドオーバすることができる。
なお、上記ではXnに基づくハンドオーバ制御の例を説明したが、他のハンドオーバ制御が行われてもよい。例えば、N2に基づくハンドオーバ制御が行われてもよい。具体的には、NG(Next Generation)インターフェースを介した基地局200とコアネットワークとの間のシグナリングに基づきハンドオーバ制御が行われる。
(4)処理の流れ
図10を参照して、本開示の実施形態に係る処理の流れを説明する。図10の例では、UE100及び基地局200Aが通信接続している。
基地局200Aは、Xnシグナリングを基地局200Bへ送信する(S301)。例えば、基地局200Aは、Xn Setup RequestをXnAPで基地局200Bへ送信する。
基地局200Bは、Xnシグナリング応答を基地局200Aへ送信する(S303)。例えば、基地局200Bは、Xn Setup Requestを受信すると、基地局200Bの周波数情報であるNR Frequency Infoを含むXn Setup RequestをXnAPで基地局200Aへ送信する。
なお、図10では、XnAPに基づくシグナリングプロシージャがXn Setupである例を示したが、シグナリングプロシージャはNG-RAN Node Configuration Updateであってもよい。この場合、基地局200Aは、Xn Setup Requestの代わりにNG-RAN Node Configuration Updateを送信し、基地局200Bは、Xn Setup Responseの代わりにNG-RAN Node Configuration Acknowledgeを送信する。
基地局200Aは、ケイパビリティ照会をUE100へ送信する(S305)。例えば、基地局200Aは、UECapabilityEnquiryをUE100へ送信する。
UE100は、ケイパビリティ情報を基地局200Aへ送信する(S307)。例えば、修正された周波数範囲がある(即ち、修正された周波数範囲をUE100がサポートする)場合、UE100は、当該修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むUECapabilityInformationを基地局200Aへ送信する。修正された周波数範囲がない(即ち、修正された周波数範囲をUE100がサポートしない)場合、UE100は、周波数範囲情報を含まないUECapabilityInformationを基地局200Aへ送信する。
基地局200Aは、ハンドオーバ要求を基地局200Bへ送信する(S309)。例えば、基地局200Aは、基地局200Bから受信した周波数情報及びUE100Aから受信した周波数範囲情報に基づきハンドオーバ先として基地局200Bを選択する。そして、基地局200Aは、選択した基地局200BへXnAPでHandover Requestを送信する。
このように、本開示の実施形態によれば、周波数帯情報及び最大電力減衰情報と異なる周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報が基地局200へ送信され、周波数範囲情報はビット列であり、当該ビット列を構成する各ビットは修正された周波数範囲に対応する。ここで、周波数範囲はTS策定後も法規制により追加的に修正されるおそれがある。そのため、修正された周波数範囲が基地局200へ報告されることが求められる。しかし、最大電力減衰情報を利用して報告する場合は、最大電力減衰及び周波数範囲の修正の増加に対して拡張性が低くなる。
これに対し、本開示の実施形態によれば、最大電力減衰情報とは別に周波数範囲情報が修正された周波数範囲の報告に用いられることにより、周波数範囲の修正に対する適応キャパシティを拡張することができる。また、周波数範囲情報であるビット列を構成する各ビット又はビット列を構成するビットの組が修正された周波数範囲に対応することにより、法規制による追加的な周波数範囲の修正に対して追加的に適応することができる。したがって、割り当てられた周波数帯におけるUE100が利用可能な周波数範囲の修正に対する拡張性を高めることが可能になる。
<5.変形例>
本開示の実施形態の上述した例では、システム1は、5G又はNRのTSに準拠したシステムである。しかし、本開示の実施形態に係るシステム1は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の変形例では、システム1は、3GPPの他のTSに準拠したシステムであってもよい。一例として、システム1は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE Advanced)又は4GのTSに準拠したシステムであってもよく、基地局200は、eNB(evolved Node B)であってもよい。あるいは、基地局200は、ng-eNBであってもよい。別の例として、システム1は、3GのTSに準拠したシステムであってもよく、基地局200は、NodeBであってもよい。さらに別の例として、システム1は、次世代(例えば、6G)のTSに準拠したシステムであってもよい。
あるいは、システム1は、移動体通信についての他の標準化団体のTSに準拠したシステムであってもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は当該実施形態に限定されるものではない。当該実施形態は例示にすぎないということ、及び、本開示のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
例えば、本明細書において説明した装置の1つ以上の構成要素の動作を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体が提供されてもよい。当然ながら、このような方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible computer-readable storage medium)も、本開示に含まれる。
例えば、本開示において、ユーザ機器(UE)は、移動局(mobile station)、移動端末、移動装置、移動ユニット、加入者局(subscriber station)、加入者端末、加入者装置、加入者ユニット、ワイヤレス局、ワイヤレス端末、ワイヤレス装置、ワイヤレスユニット、リモート局、リモート端末、リモート装置、又はリモートユニット等の別の名称で呼ばれてもよい。
例えば、本開示において、「送信する(transmit)」は、送信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に送信することを意味してもよい。あるいは、「送信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に送信することとの組合せを意味してもよい。同様に、「受信する(receive)」は、受信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に受信することを意味してもよい。あるいは、「受信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に受信することとの組合せを意味してもよい。上記少なくとも1つのレイヤは、少なくとも1つのプロトコルと言い換えられてもよい。
例えば、本開示において、「取得する(obtain/acquire)」は、記憶されている情報の中から情報を取得することを意味してもよく、他のノードから受信した情報の中から情報を取得することを意味してもよく、又は、情報を生成することにより当該情報を取得することを意味してもよい。
例えば、本開示において、「~を含む(include)」及び「~を備える(comprise)」は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。
例えば、本開示において、「又は(or)」は、排他的論理和を意味せず、論理和を意味する。
なお、上述した実施形態に含まれる技術的特徴は、以下のような特徴として表現されてもよい。当然ながら、本開示は以下のような特徴に限定されない。
(特徴1)
ユーザ機器(100)であって、
前記ユーザ機器と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得する情報取得部(131)と、
前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記基地局へ送信する通信処理部(133)と、を備え、
前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する
ユーザ機器。
(特徴2)
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、さらに前記修正された周波数範囲が適用される地域に対応する
特徴1に記載のユーザ機器。
(特徴3)
前記周波数範囲情報は、オプション情報である
特徴1又は2に記載のユーザ機器。
(特徴4)
前記通信処理部は、前記修正された周波数範囲がない場合、前記周波数範囲情報を含まない前記ケイパビリティ情報を前記基地局へ送信する
特徴3に記載のユーザ機器。
(特徴5)
前記ケイパビリティ情報は、RRC(Radio Resource Control)メッセージである
特徴1~4のいずれか1項に記載のユーザ機器。
(特徴6)
前記ケイパビリティ情報は、RRCメッセージであるUECapabilityInformationの要素であるRF-Parametersである
特徴5に記載のユーザ機器。
(特徴7)
前記周波数範囲情報は、前記通信の仕様のバージョンに対応する
特徴1~6のいずれか1項に記載のユーザ機器。
(特徴8)
前記ケイパビリティ情報は、前記周波数帯情報が示す周波数帯にそれぞれ対応する前記周波数範囲情報及び前記最大電力減衰情報を含む
特徴1~7のいずれか1項に記載のユーザ機器。
(特徴9)
前記周波数範囲情報及び前記最大電力減衰情報はオプション情報であり、
前記周波数範囲情報のオプション条件と前記最大電力減衰情報のオプション条件とは異なる
特徴8に記載のユーザ機器。
(特徴10)
基地局(200)であって、
ユーザ機器(100)と前記基地局との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記ユーザ機器から受信する通信処理部(243)と、
前記ケイパビリティ情報から前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を取得する情報取得部(241)と、を備え、
前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する
基地局。
(特徴11)
前記通信処理部は、受信された前記ケイパビリティ情報に含まれる前記周波数範囲情報が示す前記修正された周波数範囲を前記ユーザ機器に適用する
特徴10に記載の基地局。
(特徴12)
前記通信処理部は、前記周波数範囲情報を含まない前記ケイパビリティ情報が受信された場合、前記通信の仕様で予め定義される周波数範囲又は前記周波数帯を前記ユーザ機器に適用する
特徴11に記載の基地局。
(特徴13)
前記通信処理部は、受信された前記周波数範囲情報が示す前記修正された周波数範囲に適応的な基地局を前記ユーザ機器についてのハンドオーバ先として選択する
特徴10~12のいずれか1項に記載の基地局。
(特徴14)
ユーザ機器(100)により行われる方法であって、
前記ユーザ機器と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得することと、
前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記基地局へ送信することと、を含み、
前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する
方法。
(特徴15)
基地局(200)により行われる方法であって、
ユーザ機器(100)と前記基地局との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記ユーザ機器から受信することと、
前記ケイパビリティ情報から前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を取得することと、を含み、
前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する
方法。
(特徴16)
ユーザ機器(100)と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得することと、
前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記基地局へ送信することと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する、プログラム。
(特徴17)
ユーザ機器(100)と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記ユーザ機器から受信することと、
前記ケイパビリティ情報から前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を取得することと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する、プログラム。
(特徴18)
ユーザ機器(100)と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得することと、
前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記基地局へ送信することと、をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体であって、
前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する、非遷移的実体的記録媒体。
(特徴19)
ユーザ機器(100)と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記ユーザ機器から受信することと、
前記ケイパビリティ情報から前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を取得することと、をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体であって、
前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する、非遷移的実体的記録媒体。
1 システム
100 ユーザ機器
131 情報取得部
133 通信処理部
200 基地局
241 情報取得部
243 第1通信処理部
245 第2通信処理部

Claims (12)

  1. ユーザ機器(100)であって、
    前記ユーザ機器と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得する情報取得部(131)と、
    前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記基地局へ送信する通信処理部(133)と、を備え、
    前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
    前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
    前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する
    ユーザ機器。
  2. 前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、さらに前記修正された周波数範囲が適用される地域に対応する
    請求項1に記載のユーザ機器。
  3. 前記周波数範囲情報は、オプション情報である
    請求項1又は2に記載のユーザ機器。
  4. 前記通信処理部は、前記修正された周波数範囲がない場合、前記周波数範囲情報を含まない前記ケイパビリティ情報を前記基地局へ送信する
    請求項3に記載のユーザ機器。
  5. 前記ケイパビリティ情報は、RRC(Radio Resource Control)メッセージである
    請求項1~4のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  6. 前記ケイパビリティ情報は、RRCメッセージであるUECapabilityInformationの要素であるRF-Parametersである
    請求項5に記載のユーザ機器。
  7. 前記周波数範囲情報は、前記通信の仕様のバージョンに対応する
    請求項1~6のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  8. 前記ケイパビリティ情報は、前記周波数帯情報が示す周波数帯にそれぞれ対応する前記周波数範囲情報及び前記最大電力減衰情報を含む
    請求項1~7のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  9. 前記周波数範囲情報及び前記最大電力減衰情報はオプション情報であり、
    前記周波数範囲情報のオプション条件と前記最大電力減衰情報のオプション条件とは異なる
    請求項8に記載のユーザ機器。
  10. 基地局(200)であって、
    ユーザ機器(100)と前記基地局との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記ユーザ機器から受信する通信処理部(243)と、
    前記ケイパビリティ情報から前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を取得する情報取得部(241)と、を備え、
    前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
    前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
    前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する
    基地局。
  11. ユーザ機器(100)により行われる方法であって、
    前記ユーザ機器と基地局(200)との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を取得することと、
    前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記基地局へ送信することと、を含み、
    前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される修正された最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
    前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
    前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する
    方法。
  12. 基地局(200)により行われる方法であって、
    ユーザ機器(100)と前記基地局との通信に割り当てられた周波数帯を示す周波数帯情報、及び前記周波数帯における前記ユーザ機器が利用可能な修正された周波数範囲を示す周波数範囲情報を含むケイパビリティ情報を前記ユーザ機器から受信することと、
    前記ケイパビリティ情報から前記周波数帯情報及び前記周波数範囲情報を取得することと、を含み、
    前記周波数範囲情報は、前記周波数帯における前記ユーザ機器に適用される最大電力減衰を示す最大電力減衰情報と異なり、
    前記周波数範囲情報は、ビット列であり、
    前記ビット列を構成する各ビット又は前記ビット列を構成するビットの組は、前記修正された周波数範囲に対応する
    方法。
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