JP2022074355A - 分析情報管理装置および分析情報管理方法 - Google Patents

分析情報管理装置および分析情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分析装置の適切な監査を容易にする分析情報管理装置および分析情報管理方法を提供する。【解決手段】分析装置に連続的な試料の分析を実行させるバッチファイルの選択が受付部1により受け付けられる。選択が受け付けられたバッチファイルに対応する分析結果を示すバッチ分析データが分析結果取得部3によりデータベース装置20から取得される。選択が受け付けられたバッチファイルに対応する分析装置による分析の妥当性を担保するための基準情報が基準情報取得部4によりデータベース装置20から取得される。取得されたバッチ分析データおよび基準情報に基づいて、バッチ分析データが示す分析結果と、分析装置による分析の妥当性についての評価結果とが記載されたレポートが作成部5により作成される。【選択図】図2

Description

本発明は、分析情報管理装置および分析情報管理方法に関する。
分析情報管理システムにおいては、データベースサーバ、1以上の分析機器、クライアント端末がネットワーク回線を介して相互に接続される。データベースサーバには、分析機器による試料の分析データファイルと、分析データファイルに関連した様々なログ情報を示す監査証跡レポートファイルとが対応付けられた状態で登録されている(例えば特許文献1参照)。
ユーザが所望の分析データファイルを選択するとともに、レポートセットの作成を指示すると、選択された分析データファイルおよび対応する監査証跡レポートファイルがデータベースサーバからクライアント端末へ送られる。クライアント端末において、分析データファイルの内容および監査証跡レポートファイルの内容が記載された最終結果記録レポートが作成される。作成された最終結果記録レポートは、データベースに登録される。
特許第6699669号公報
特許文献1に記載された分析情報管理システムにおいては、最終結果記録レポートに監査証跡レポートファイルの内容が記載される。そのため、分析機器の監査において作成された最終結果記録レポートを提示することにより、正しい操作で分析結果が得られたことを証明することができる。しかしながら、上記の最終結果記録レポートを提示するだけでは、分析機器を十分に監査することができない。
本発明の目的は、分析装置の適切な監査を容易にする分析情報管理装置および分析情報管理方法を提供することである。
本発明の一態様は、分析装置に連続的な試料の分析を実行させるバッチファイルが登録されたデータベース装置と通信可能な分析情報管理装置であって、前記データベース装置には、前記分析装置により得られた前記バッチファイルに対応する分析結果を示すバッチ分析データと、前記分析装置による分析の妥当性を担保するための基準情報とが前記バッチファイルに対応するように登録され、前記分析情報管理装置は、前記データベース装置に登録された前記バッチファイルの選択を受け付ける受付部と、前記受付部により選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記バッチ分析データを前記データベース装置から取得する分析結果取得部と、前記受付部により選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記基準情報を前記データベース装置から取得する基準情報取得部と、前記分析結果取得部により取得された前記バッチ分析データおよび前記基準情報取得部により取得された前記基準情報に基づいて、前記バッチ分析データが示す分析結果と、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果とを含むレポートを作成する作成部とを備える、分析情報管理装置に関する。
本発明の他の態様は、分析装置に連続的な試料の分析を実行させるバッチファイルが登録されたデータベース装置と通信する分析情報管理方法であって、前記データベース装置には、前記分析装置により得られた前記バッチファイルに対応する分析結果を示すバッチ分析データと、前記分析装置による分析の妥当性を担保するための基準情報とが前記バッチファイルに対応するように登録され、前記分析情報管理方法は、前記データベース装置に登録された前記バッチファイルの選択を受け付けるステップと、選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記バッチ分析データを前記データベース装置から取得するステップと、選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記基準情報を前記データベース装置から取得するステップと、取得された前記バッチ分析データおよび前記基準情報に基づいて、前記バッチ分析データが示す分析結果と、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果とが記載されたレポートを作成するステップとを含む、分析情報管理方法に関する。
本発明によれば、分析装置の適切な監査を容易に行うことが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る分析情報管理装置を含む分析システムの構成を示す図である。 図1の分析情報管理装置の構成を示す図である。 分析情報管理装置により作成された統合レポートを示す図である。 分析情報管理装置により実行されるレポート作成処理のアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。
(1)分析システムの構成
以下、本発明の実施の形態に係る分析情報管理装置および分析情報管理方法について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る分析情報管理装置を含む分析システムの構成を示す図である。図1に示すように、分析システム100は、分析情報管理装置10、データベース装置20および複数の分析装置30を含む。分析情報管理装置10、データベース装置20および各分析装置30は、互いに通信可能にネットワーク110に接続される。ネットワーク110には、複数の分析情報管理装置10が接続されてもよい。
分析情報管理装置10は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置により実現され、例えばCPU(中央演算処理装置)およびメモリを含む。分析情報管理装置10は、分析装置30による試料の分析シーケンスを実行するためのバッチファイルを生成する。分析情報管理装置10は、バッチファイルとは異なる単発的な試料の分析メソッドを設定することも可能である。
また、分析情報管理装置10は、分析装置30による分析の妥当性を担保するための基準情報を設定する。基準情報は、システムスータビリティ情報およびQA(品質保証)/QC(品質管理)情報を含む。システムスータビリティ情報は、分析装置30の安定性を規定する情報であり、分析装置30の構成部品についてのパラメータ(例えば分析カラムの温度または送液ポンプの圧力等)の範囲を含む。QA/QC情報は、分析結果の信頼性を規定する情報であり、例えば試料の定量値の範囲を含む。
さらに、分析情報管理装置10は、分析試料の種類または濃度等を示す試料情報、分析情報管理装置10の構成、分析装置30により得られた分析結果を示す分析データの処理方法および分析者等の種々の情報を設定する。また、分析情報管理装置10は、試料の分析条件、分析情報管理装置10の操作履歴、試料の分析結果、分析装置30の安定性または分析結果の信頼性等を示す各種レポートを作成可能である。分析情報管理装置10は、複数のレポートが統合された統合レポートを作成する。分析情報管理装置10の詳細については後述する。
分析情報管理装置10には、操作部11および表示部12が接続される。操作部11は、例えばマウス等のポインティングデバイスおよびキーボードを含み、分析情報管理装置10に各種設定、バッチファイルの生成指示、または各種レポートの作成指示等を行うために使用者により操作される。表示部12は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)パネルまたは有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルを含み、分析装置30による分析結果、各種レポートまたは統合レポート等を表示する。
データベース装置20は、サーバ等の大容量の記憶装置を含む。データベース装置20には、分析情報管理装置10により生成されたバッチファイルが登録される。また、データベース装置20には、分析装置30により得られた分析データが登録される。さらに、データベース装置20には、バッチファイルに対応付けられた基準情報および種々のバッチ関連情報が登録される。バッチ関連情報は、試料情報、分析情報管理装置10の操作履歴、分析情報管理装置10の構成、データの処理方法、分析者および分析日時等を含む。
各分析装置30は、ガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフまたは質量分析装置等を含む。複数の分析装置30の種別は同じでもよいし、異なってもよい。各分析装置30は、データベース装置20に登録されたバッチファイルに従って連続的な試料の分析(以下、バッチ分析と呼ぶ。)を行う。また、各分析装置30は、分析情報管理装置10により生成された分析メソッドに従って、単発的な試料の分析(以下、シングル分析と呼ぶ。)を行うことも可能である。
(2)分析情報管理装置
図2は、図1の分析情報管理装置10の構成を示す図である。図2に示すように、分析情報管理装置10は、機能部として、受付部1、関連情報取得部2、分析結果取得部3、基準情報取得部4および作成部5を含む。分析情報管理装置10のCPUがメモリに記憶されたレポート作成プログラムを実行することにより、分析情報管理装置10の機能部が実現される。分析情報管理装置10の機能部の一部または全部が電子回路等のハードウエアにより実現されてもよい。
受付部1は、統合レポート作成の指示を受け付ける。使用者は、表示部12に表示されたバッチファイルから所望のバッチファイルを選択し、操作部11を用いて所定の操作を行うことにより統合レポートの作成を指示することができる。使用者は、統合レポートの作成を指示する際に、バッチファイルに加えて、1以上のシングル分析により得られた分析結果をさらに選択することも可能である。
関連情報取得部2は、受付部1で選択されたバッチファイルに対応するバッチ関連情報をデータベース装置20から取得する。分析結果取得部3は、受付部1で選択されたバッチファイルに対応するバッチ分析の分析データ(以下、バッチ分析データと呼ぶ。)をデータベース装置20から取得する。受付部1でシングル分析の分析結果が選択された場合には、分析結果取得部3は、選択された分析結果を示す分析データ(以下、シングル分析データと呼ぶ。)をさらにデータベース装置20から取得する。基準情報取得部4は、受付部1で選択されたバッチファイルに対応する基準情報をデータベース装置20から取得する。
作成部5は、関連情報取得部2により取得されたバッチ関連情報、分析結果取得部3により取得された分析データおよび基準情報取得部4により取得された基準情報に基づいて統合レポートを作成する。統合レポートは、PDF(Portable Document Format)等の汎用的なファイル形式で作成されてもよい。また、作成部5は、作成された統合レポートをデータベース装置20に登録する。作成部5は、作成された統合レポートを表示部12に表示させてもよい。
図3は、分析情報管理装置10により作成された統合レポートを示す図である。図3に示すように、統合レポートRは、分析条件レポートR1、操作履歴レポートR2、分析結果レポートR3、QA/QCレポートR4およびシステムスータビリティレポートR5を含む。分析条件レポートR1、操作履歴レポートR2、分析結果レポートR3、QA/QCレポートR4およびシステムスータビリティレポートR5の各々は、複数頁で構成されてもよい。
分析条件レポートR1には、順次実行された各分析に関する分析データのファイル名、分析日時、分析者、分析データの識別子または分析装置30の識別子等のリストが記載される。また、分析条件レポートR1には、分析された試料に関する容器の番号、タイプ、濃度、名称または識別子等のリストが記載される。さらに、分析条件レポートR1には、分析装置30の各構成部品の装置パラメータ、分析データの処理方法または分析により生成された検量線を示す情報が記載される。
操作履歴レポートR2には、ログイン、ログアウト、ファイルの操作、分析の開始、分析の終了、分析データの採取、アプリケーションの起動またはアプリケーションの終了等の分析情報管理装置10の操作履歴が記載される。分析結果レポートR3には、各分析におけるクロマトグラムまたはマススペクトル等の分析結果が記載される。
QA/QCレポートR4には、各試料に対するQA/QC情報に基づいた分析結果の合否が記載される。システムスータビリティレポートR5には、各分析におけるシステムスータビリティ情報に基づいた分析装置30の安定性の合否が記載される。分析結果レポートR3、QA/QCレポートR4およびシステムスータビリティレポートR5の各々には、実行された分析に対応する分析条件がさらに記載されてもよい。
(3)レポート作成処理
図4は、分析情報管理装置10により実行されるレポート作成処理のアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。まず、受付部1は、使用者から統合レポートRの作成が指示されたか否かを判定する(ステップS1)。使用者は、統合レポートRの作成を指示する際には、所望のバッチファイルおよび0以上のシングル分析の分析結果を選択する。統合レポートRの作成が指示されていない場合、受付部1は、統合レポートRの作成が指示されるまで待機する。
統合レポートRの作成が指示された場合、関連情報取得部2は、ステップS1で選択されたバッチファイルに対応するバッチ関連情報をデータベース装置20から取得する(ステップS2)。分析結果取得部3は、ステップS1で選択されたバッチファイルに対応するバッチ分析データをデータベース装置20から取得する(ステップS3)。基準情報取得部4は、ステップS1で選択されたバッチファイルに対応する基準情報をデータベース装置20から取得する(ステップS4)。
ステップS2,S3,S4は、いずれが先に実行されてもよいし、同時に実行されてもよい。なお、ステップS1でシングル分析の分析結果が選択された場合には、ステップS3において、分析結果取得部3は、選択された分析結果を示すシングル分析データをさらにデータベース装置20から取得する。
作成部5は、ステップS2で取得されたバッチ関連情報、ステップS3で取得された分析データおよびステップS4で取得された基準情報に基づいて統合レポートRを作成する(ステップS5)。ステップS5において、作成部5は、分析条件レポートR1、操作履歴レポートR2、分析結果レポートR3、QA/QCレポートR4およびシステムスータビリティレポートR5を個別に作成し、作成された複数のレポートを統合することにより統合レポートRを作成してもよい。その後、作成部5は、ステップS5で作成された統合レポートRをデータベース装置20に登録し、レポート作成処理を終了する。
(4)効果
本実施の形態に係る分析情報管理装置10においては、分析装置30に連続的な試料の分析を実行させるバッチファイルの選択が受付部1により受け付けられる。受付部1により選択が受け付けられたバッチファイルに対応する分析結果を示すバッチ分析データが分析結果取得部3によりデータベース装置20から取得される。
受付部1により選択が受け付けられたバッチファイルに対応する分析装置30による分析の妥当性を担保するための基準情報が基準情報取得部4により取得される。分析結果取得部3により取得されたバッチ分析データおよび基準情報取得部4により取得された基準情報に基づいて作成部5により統合レポートRが作成される。
この構成によれば、バッチ分析データが示す分析結果と、分析装置30による分析の妥当性についての評価結果とが統合レポートRに含まれる。そのため、分析装置30の監査において、作成された統合レポートRを提示することにより、分析の妥当性を証明することができる。そのため、分析の妥当性を証明するためのレポートを別途提示する必要がない。
また、分析システム100においては、試行的な分析としてシングル分析がバッチ分析とは別に行われることがある。このような場合でも、シングル分析の結果が統合レポートRに含まれるので、分析装置30の監査において、シングル分析の結果を示すレポートを別途提示する必要がない。
したがって、監査における手間が低減される。また、バッチ分析データが示す分析結果に対応しないレポートを提示するミスが防止される。これにより、分析装置30の適切な監査を容易に行うことが可能になる。
(5)他の実施の形態
上記実施の形態において、統合レポートRは分析条件レポートR1、操作履歴レポートR2、分析結果レポートR3、QA/QCレポートR4およびシステムスータビリティレポートR5を含むが、実施の形態はこれに限定されない。統合レポートRは、分析条件レポートR1を含まなくてもよいし、操作履歴レポートR2を含まなくてもよい。また、統合レポートRは、QA/QCレポートR4およびシステムスータビリティレポートR5のいずれか一方を含まなくてもよい。
また、上記実施の形態において、統合レポートRはシングル分析の結果を含むが、実施の形態はこれに限定されない。統合レポートRは、シングル分析の結果を含まなくてもよい。
また、上記実施の形態において、分析情報管理装置10は、作成された統合レポートRを自動的にデータベース装置20に登録するが、実施の形態はこれに限定されない。分析情報管理装置10は、作成された統合レポートRをデータベース装置20に登録しなくてもよい。あるいは、分析情報管理装置10は、作成された統合レポートRを使用者の指示に応答してデータベース装置20に登録してもよい。
(6)態様
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(第1項)一態様に係る分析情報管理装置は、
分析装置に連続的な試料の分析を実行させるバッチファイルが登録されたデータベース装置と通信可能な分析情報管理装置であって、
前記データベース装置には、前記分析装置により得られた前記バッチファイルに対応する分析結果を示すバッチ分析データと、前記分析装置による分析の妥当性を担保するための基準情報とが前記バッチファイルに対応するように登録され、
前記分析情報管理装置は、
前記データベース装置に登録された前記バッチファイルの選択を受け付ける受付部と、
前記受付部により選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記バッチ分析データを前記データベース装置から取得する分析結果取得部と、
前記受付部により選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記基準情報を前記データベース装置から取得する基準情報取得部と、
前記分析結果取得部により取得された前記バッチ分析データおよび前記基準情報取得部により取得された前記基準情報に基づいて、前記バッチ分析データが示す分析結果と、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果とを含むレポートを作成する作成部とを備えてもよい。
この分析情報管理装置においては、バッチ分析データが示す分析結果と、分析装置による分析の妥当性についての評価結果とがレポートに含まれる。そのため、分析装置の監査において、作成されたレポートを提示することにより、分析の妥当性を証明することができる。そのため、分析の妥当性を証明するためのレポートを別途提示する必要がない。この場合、監査における手間が低減される。また、バッチ分析データが示す分析結果に対応しないレポートを提示するミスが防止される。これにより、分析装置の適切な監査を容易に行うことが可能になる。
(第2項)第1項に記載の分析情報管理装置において、
前記基準情報は、前記分析装置の安定性を規定するシステムスータビリティ情報を含み、
前記作成部は、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果として、分析における前記分析装置の安定性の合否を含む前記レポートを作成してもよい。
この場合、分析の妥当性として、分析における分析装置の安定性の合否をレポートにより容易に示すことができる。
(第3項)第1項または第2項に記載の分析情報管理装置において、
前記基準情報は、分析結果の信頼性を規定する品質保証/品質管理情報を含み、
前記作成部は、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果として、試料に対する分析結果の合否を含む前記レポートを作成してもよい。
この場合、分析の妥当性として、試料に対する分析結果の合否をレポートにより容易に示すことができる。
(第4項)第1項~第3項のいずれか一項に記載の分析情報管理装置において、
前記データベース装置には、前記分析情報管理装置の操作履歴を示す履歴情報がさらに登録され、
前記分析情報管理装置は、前記受付部により選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記履歴情報を前記データベース装置から取得する履歴情報取得部をさらに備え、
前記作成部は、前記履歴情報取得部により取得された前記履歴情報が示す操作履歴をさらに含む前記レポートを作成してもよい。
この場合、分析情報管理装置の操作履歴がレポートによりさらに示される。これにより、分析装置のより適切な監査を容易に行うことが可能になる。
(第5項)第1項~第4項のいずれか一項に記載の分析情報管理装置において、
前記データベース装置には、所定の分析メソッドに従う単発的な試料の分析結果を示すシングル分析データがさらに登録され、
前記受付部は、前記データベース装置に登録された前記シングル分析データの選択をさらに受け付け、
前記分析結果取得部は、前記受付部により選択が受け付けられた前記シングル分析データを前記データベース装置から取得し、
前記作成部は、前記分析結果取得部により取得された前記シングル分析データが示す分析結果をさらに含む前記レポートを作成してもよい。
この構成によれば、バッチファイルに従う連続的な試料の分析とは別に単発的な試料の分析が行われた場合でも、当該分析の結果がレポートに含まれる。そのため、分析装置の監査において、単発的な試料の分析結果を示すレポートを別途提示する必要がない。この場合、監査における手間が低減される。また、バッチ分析データが示す分析結果に対応しないレポートを提示するミスが防止される。これにより、分析装置のより適切な監査を容易に行うことが可能になる。
(第6項)他の態様に係る分析情報管理方法は、
分析装置に連続的な試料の分析を実行させるバッチファイルが登録されたデータベース装置と通信する分析情報管理方法であって、
前記データベース装置には、前記分析装置により得られた前記バッチファイルに対応する分析結果を示すバッチ分析データと、前記分析装置による分析の妥当性を担保するための基準情報とが前記バッチファイルに対応するように登録され、
前記分析情報管理方法は、
前記データベース装置に登録された前記バッチファイルの選択を受け付けるステップと、
選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記バッチ分析データを前記データベース装置から取得するステップと、
選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記基準情報を前記データベース装置から取得するステップと、
取得された前記バッチ分析データおよび前記基準情報に基づいて、前記バッチ分析データが示す分析結果と、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果とが記載されたレポートを作成するステップとを含んでもよい。
この分析情報管理方法によれば、分析装置の監査において、作成されたレポートを提示することにより、分析の妥当性を証明することができる。そのため、分析の妥当性を証明するためのレポートを別途提示する必要がない。この場合、監査における手間が低減される。また、バッチ分析データが示す分析結果に対応しないレポートを提示するミスが防止される。これにより、分析装置の適切な監査を容易に行うことが可能になる。
1…受付部,2…関連情報取得部,3…分析結果取得部,4…基準情報取得部,5…作成部,10…分析情報管理装置,11…操作部,12…表示部,20…データベース装置,30…分析装置,100…分析システム,110…ネットワーク,R…統合レポート,R1…分析条件レポート,R2…操作履歴レポート,R3…分析結果レポート,R4…QA/QCレポート,R5…システムスータビリティレポート

Claims (6)

  1. 分析装置に連続的な試料の分析を実行させるバッチファイルが登録されたデータベース装置と通信可能な分析情報管理装置であって、
    前記データベース装置には、前記分析装置により得られた前記バッチファイルに対応する分析結果を示すバッチ分析データと、前記分析装置による分析の妥当性を担保するための基準情報とが前記バッチファイルに対応するように登録され、
    前記分析情報管理装置は、
    前記データベース装置に登録された前記バッチファイルの選択を受け付ける受付部と、
    前記受付部により選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記バッチ分析データを前記データベース装置から取得する分析結果取得部と、
    前記受付部により選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記基準情報を前記データベース装置から取得する基準情報取得部と、
    前記分析結果取得部により取得された前記バッチ分析データおよび前記基準情報取得部により取得された前記基準情報に基づいて、前記バッチ分析データが示す分析結果と、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果とを含むレポートを作成する作成部とを備える、分析情報管理装置。
  2. 前記基準情報は、前記分析装置の安定性を規定するシステムスータビリティ情報を含み、
    前記作成部は、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果として、分析における前記分析装置の安定性の合否を含む前記レポートを作成する、請求項1記載の分析情報管理装置。
  3. 前記基準情報は、分析結果の信頼性を規定する品質保証/品質管理情報を含み、
    前記作成部は、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果として、試料に対する分析結果の合否を含む前記レポートを作成する、請求項1または2記載の分析情報管理装置。
  4. 前記データベース装置には、前記分析情報管理装置の操作履歴を示す履歴情報がさらに登録され、
    前記分析情報管理装置は、前記受付部により選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記履歴情報を前記データベース装置から取得する履歴情報取得部をさらに備え、
    前記作成部は、前記履歴情報取得部により取得された前記履歴情報が示す操作履歴をさらに含む前記レポートを作成する、請求項1~3のいずれか一項に記載の分析情報管理装置。
  5. 前記データベース装置には、所定の分析メソッドに従う単発的な試料の分析結果を示すシングル分析データがさらに登録され、
    前記受付部は、前記データベース装置に登録された前記シングル分析データの選択をさらに受け付け、
    前記分析結果取得部は、前記受付部により選択が受け付けられた前記シングル分析データを前記データベース装置から取得し、
    前記作成部は、前記分析結果取得部により取得された前記シングル分析データが示す分析結果をさらに含む前記レポートを作成する、請求項1~4のいずれか一項に記載の分析情報管理装置。
  6. 分析装置に連続的な試料の分析を実行させるバッチファイルが登録されたデータベース装置と通信する分析情報管理方法であって、
    前記データベース装置には、前記分析装置により得られた前記バッチファイルに対応する分析結果を示すバッチ分析データと、前記分析装置による分析の妥当性を担保するための基準情報とが前記バッチファイルに対応するように登録され、
    前記分析情報管理方法は、
    前記データベース装置に登録された前記バッチファイルの選択を受け付けるステップと、
    選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記バッチ分析データを前記データベース装置から取得するステップと、
    選択が受け付けられた前記バッチファイルに対応する前記基準情報を前記データベース装置から取得するステップと、
    取得された前記バッチ分析データおよび前記基準情報に基づいて、前記バッチ分析データが示す分析結果と、前記分析装置による分析の妥当性についての評価結果とが記載されたレポートを作成するステップとを含む、分析情報管理方法。
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