JP2022072432A - 保育業務支援システム及び保育業務支援システムの保育業務支援方法 - Google Patents

保育業務支援システム及び保育業務支援システムの保育業務支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の作業を簡素化するとともに、保育士の業務負担を軽減し、感染症対策にもなる保育業務支援システム及び保育業務支援方法を提供することにある。追加の補助サービスと連携可能とし、保護者や保育士の負担軽減につながる保育業務支援システムを提供。【解決手段】保育業務支援システムは、保育園における園児の登園管理部2と、前記保育園のお迎え管理部3と、前記保育園のドア開閉管理部4とを備え、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の登園又はお迎え作業が非接触で行え、前記ドア開閉管理部4の制御により前記保護者の登園時又はお迎え時に自動でドアが開閉する。【選択図】図1

Description

本発明は、保育業務支援システムに関し、特に保護者に同伴して保育園に通園する園児の登園時やお迎え時(降園時)の作業をスムーズにし、保育園のスタッフ(保育士など)の業務負担軽減に好適な保育業務支援システムに関する。
従来、保育園における保育業務を支援する種々の保育業務支援システムが開発されている。保育園の先生方の仕事には、園児の「保育」以外にも、多くの「事務作業」が含まれており、これら全般を含めたものが保育業務である。あらゆる保育業務のICT化を実現し、フルスペックの保育業務支援システムを導入すると、システムが複雑になり、保育現場の保育士などが使い方がわからない、又は事務作業の負担が増し、保育士の本来の仕事である保育実務に専念できないという問題が発生する。
また、一般的な保育業務支援システムは、園児の登園・降園時間の記録、保育費請求書の作成、園児の成長記録、保護者への一斉連絡機能などを有している。
例えば、特開2019-197419号公報(特許文献1)に示すように、保育園などの託児施設において、登降園管理を容易にする保育業務支援システムが提案されている。
特許文献1のシステムでは、託児施設または託児施設のスタッフが所有する施設側端末と、保護者が所有する携帯端末と、情報処理サーバと、を含み、施設側端末は表示部を有し、表示部は、送迎時間を管理するタイムテーブルを表示し、携帯端末は、情報処理サーバに送迎時間の変更情報を送信し、情報処理サーバは、タイムテーブルの表示に変更情報を反映するシステム構成を開示している。
他の保育業務支援システムでは、特許第5956701号公報(特許文献2)に示すように、就学前の子どもの登降園状況を簡便かつ確実に管理できる登降園管理システムが提案されている。特許文献2のシステムでは、就学前の子どもの施設への登降園状況を管理する登降園管理システムにおいて、前記施設内に設置されており登降園時に前記子どもの保護者が操作する少なくとも一つの入力端末と、前記入力端末と各種情報の送受信を行う通信部、前記子どもに関する情報を格納するデータベース及び前記入力端末からの指示に応じて種々の処理を行う制御部を備える情報処理サーバとから構成されている。前記入力端末には、前記子どもの氏名と当該子どもの在園又は降園を示すステータス情報が表示され、前記制御部は前記入力端末からの指示に応じて前記ステータス情報をクラス別表示と全員表示のいずれかに切り替えると共に、兄弟姉妹関係にある複数の子どもの前記ステータス情報をまとめて表示することを特徴とする登降園管理システムが開示されている。
特開2019-197419号公報 特許第5956701号
しかしながら、特許文献1の技術は、保育園などの託児施設において、登降園管理、緊急時の保護者への連絡、保育用品の発注と受け渡し、保育に関する情報の提供、行事に関する連絡などを容易にする保育業務支援システムである。
この場合、保育園が提供する掲示板等に保護者がアクセスする必要があり、保育園側の情報発信の頻度によっては煩雑さが増え、個別連絡の必要が生じた場合には必ずしも適切な業務管理を行えないことも考えられる。
また、特許文献2の技術では、登降園管理システムにおいて、入力端末は施設内に設置されており、保護者が直接入力する必要がある。したがって保護者から緊急の連絡があった場合、それに伴う変更操作は保育士が行わなければならないため、保育士の業務負担の大幅な軽減につながらない。また、施設内に設置された共用端末であるため登園時や降園時における保護者や園児の混雑が予想される。
保育園は、防犯上の対策から出入り口である玄関の門扉が閉められている。保護者が園児の登園時やお迎え時に、玄関チャイム(インターホン)を鳴らすと、保育園のスタッフ(保育士など)はインターホンに応答して、玄関の門扉を開錠してもらうことになる。保育園では、毎日、何十回、何百回も鳴るインターホンに応答し、「人物確認」、「あいさつ」、「お出迎え」を、毎回しなくてはならない。その都度、保育士などの業務が中断され、なかなか作業が進まず、保育士への負担が増大し、1日に何度も鳴る玄関チャイムの開閉ストレスを発生するという課題もある。
上記特許文献1や特許文献2の技術では、1日に何度も鳴る玄関チャイムの開閉ストレスの発生については、考慮されていなかった。
本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の作業を簡素化するとともに、保育士の業務負担を軽減し、公衆衛生上の配慮を十分に備えた感染症対策にもなる保育業務支援システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、追加の補助サービスと連携可能とし、保護者や保育士の負担軽減につながる保育業務支援システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明においいて、以下の保育業務支援システムを提供する。第1の発明として、保育園における園児の登園管理部と、前記保育園のお迎え管理部と、前記保育園のドア開閉管理部とを備え、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の登園又はお迎え作業が非接触で行え、前記ドア開閉管理部の制御により前記保護者の登園時又はお迎え時に自動でドアが開閉するようにした保育業務支援システム(請求項1対応)。
第2の発明として、保育園に入園している園児の保護者用携帯端末と、前記保護者用携帯端末と無線通信で接続され、保護者と保育園のスタッフとの間で各種情報のやり取りを行うための情報端末とからなり、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の作業が非接触で行え、前記保護者用携帯端末から入力された情報を用いて自動的に上記情報端末に記録することにより、保育業務支援を行うようにした保育業務支援システム(請求項2対応)。
第3の発明として、保育者用保育支援アプリをインストールした保護者用携帯端末と、保育園に設置され、保育園用保育業務支援システムアプリをインストールした情報端末とが無線ネットワーク経由で保育園に入園している園児の保護者と、前記保育園のスタッフ(保育士)との間で各種情報のやり取りを行い、保育業務支援を行うようにした保育業務支援システムにおいて、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の登園又はお迎え作業が非接触で行え、前記保護者用携帯端末から入力された情報を用いて自動的に上記情報端末に記録することにより、保育業務支援を行うようにした保育業務支援システム(請求項3対応)。
前記構成に加えて、更に追加の補助サービス連携を行う補助サービス連携手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一に記載の保育業務支援システム(請求項4対応)。
第4の発明として、保育園に入園している園児の保護者用携帯端末と、前記保護者用携帯端末と無線通信で接続され、前記保護者と保育園のスタッフとの間で各種情報のやり取りを行うための情報端末とを備えた保育業務支援方法において、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の作業が非接触で行え、保護者用携帯端末から入力された情報を用いて自動的に上記情報端末に記録することにより、保育業務支援を行うようにした保育業務支援方法(請求項5対応)。
本発明によれば、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の作業を簡素化するとともに、保育士の業務負担を軽減し、感染症対策にもなる保育業務支援システムを提供することができる。
また、本発明の別の発明によれば、追加の補助サービスと連携可能となり、保護者の負担軽減につながる保育業務支援システムを提供することができる。
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
実施形態1の保育業務支援システムの主要機能ブロック図。 実施形態1の保育業務支援システムの登園時の処理フローチャート。 実施形態1の保育業務支援システムのお迎え時(降園時)の処理フローチャート。 実施形態1の保育業務支援システムにおけるドア開閉管理の処理フローチャートの例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムにおける登園管理の保護者側アプリ画面(保護者用携帯端末)の例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムの保育園側システム画面の例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムにおけるQRコードドア開錠を説明するための図(アプリ画面例)二次元図表の例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムにおけるドアオープンQRコード取得例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムおけるドア開閉操作例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムとしてのにこにこノート管理システムの管理画面例を示す図。 図5における「にこにこノート管理システム」のにこにこノート管理システム」お知らせ設定画面例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムとしての「にこにこノートアプリ」の新規ユーザ登録画面例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムとしての「にこにこノートアプリ」の新規ユーザ登録完了メッセージ例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムとしての「にこにこノートアプリ」のログイン画面例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムとしての「にこにこノートアプリ」のデフォルト画面例を示す図。 図15の「にこにこノートアプリ」の登園前処理を説明するための図。 図15の「にこにこノートアプリ」の時間外保育(延長保育)発生時の操作画面例を示す図。 図15の「にこにこノートアプリ」のお迎え変更時の操作画面例を示す図。 図15の「にこにこノートアプリ」のお迎え変更時に時間外保育が発生する際のメッセージ画面例を示す図。 図15の「にこにこノートアプリ」の遅刻・欠席時の操作画面例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムの機能ブロック図。 実施形態1の保育業務支援システムのハードウェア構成例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムにおける保護者用携帯端末の機能ブロック図。 実施形態1の保育業務支援システムにおける保護者用携帯端末のハードウェア構成例を示す図。 実施形態1の保育業務支援システムとしてにこにこノート管理システムとにこにこノートアプリをインストールしたコンピュータシステム(タブレット等)の例を示す図。 図25の「にこにこノートアプリ」の起動画面例(a)とにこにこノート管理システムの起動画面例(b)を示す図。 園児の毎日の状態を管理するためのダッシュボードの一覧表を示す図。 修正を選択した場合の修正画面例を示す図。 登録実行する指導計画のフォーマット例を示す図。 保育日誌管理の新規登録画面例を示す図。 保護者管理の登録内容修正画面例を示す図。 保護者管理の修正登録画面例を示す図。 管理機能における職員管理画面例を示す図。 管理機能におけるクラス管理の登録内容修正画面例を示す図。 管理機能におけるお知らせ管理のお知らせ設定画面例を示す図。 管理機能におけるプッシュ通知設定画面例を示す図。 実施形態2の保育業務支援システムの概念説明図。 実施形態2の保育業務支援システムの機能ブロック図。 実施形態2の保育業務支援システムのハードウェア構成例を示す図。 実施形態2の保育業務支援システムにおける保護者用携帯端末の機能ブロック図。 実施形態2の保育業務支援システムにおける保護者用携帯端末のハードウェア構成例を示す図。 実施形態2の保育業務支援システムにおける補助サービス連携部の機能ブロック図。 図42の補助サービス連携部の園家事代行サービス連携部の処理フローチャート。 図42の補助サービス連携部の園病院手配サービス連携部及び園クリーニング手配サービス連携部の処理フローチャート。 図42の補助サービス連携部の園宅配商品受け取りサービス連携部の処理フローチャート。 図42の補助サービス連携部の園宅配クリーニングサービス連携部の処理フローチャート。 実施形態2の保育業務支援システムとしての「にこにこノートアプリ」のデフォルト画面例を示す図。 図47の実施形態2の保育業務支援システムにおける補助サービス連携メニュー画面例を示す図。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、以下に記載する本装置の機能ブロックは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPU(中央演算装置)や主メモリ、システムバス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクドライブや不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、例えばタブレットPC、タッチ入力コンピュータ、パーソナルコンピュータ、ディスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、スマートフォン、タッチパネルディスプレイ、ハードディスク、マイク、スピーカ、プリンタまたその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、タッチ入力インターフェース、画像入力インターフェース、マウス入力インターフェース、ディスプレイインターフェース、コード入力インターフェース、キーボード入力インターフェース、音声入出力インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、ユーザ・インターフェース用アプリケーションなどが挙げられる。そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。あるいは本装置の機能ブロックは専用ハードウェアによって実現されてもよい。また、本装置は一つのハードウェアやソフトウェアにより構成される場合に限られず、複数のハードウェアやソフトウェアの組み合わせによって構成されてもよく、ネットワークを介在したサーバ装置を含んで構成されてもよい。
また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるプログラム、及びプログラムを固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
<本発明の原理的説明>
図1に示すように、本実施形態1の保育業務支援システム1は、登園管理部2と、お迎え管理部3と、ドア開閉管理部4とが特徴的な構成であり、他の保育業務支援については通常の保育支援システムと類似した機能であるので、以下では登園管理部2、お迎え管理部3、ドア開閉管理部4について詳細に説明する。
保育業務支援システム1は、保護者用携帯端末にインストールして使用する保護者用アプリと、保育園用の情報端末(タブレットPC、携帯用コンピュータ、ノートパソコン、ディスクトップパソコン等)にインストールして使用する保育園用システムアプリとが無線ネットワークを介して双方向で情報を通信することにより、保育業務支援を行うものである。なお、本明細書において、携帯端末は、携帯型のスマートホン(スマホ)、PDA等の携帯情報端末を含む。
<登園管理フロー>
図2に示すように、保護者が、保育園への登園前に保護者用携帯端末の保育業務支援アプリを起動し、登園前処理ステップ201を実行し、園児(子ども)の体調・食欲・体温を保育園に送信する。同じ保育園に複数の子どもを通わせている場合は、子供ごとに体調・食欲・体温を保育園に送信する。具体的には、図5に示すような携帯端末画面9から体調・食欲を「良好・通常・やや不良・不良」から選び、体温を選んで「送信」ボタンを押す。図5の例では、体調「良好」、食欲「良好」、体温「36.0℃を選択した例を示している。これらの各園児の情報を保育園の情報端末にインストールされているシステムアプリに即時に反映される。その例を図6に示す。保育園側では、図6に示すようなシステム画面10から各園児の状態を確認することができる。
ドア開錠キーとしてのQRコード表示ステップ202を実行する。具体的には、図7に示すような携帯端末画面11の下側中央のQRコード表示ボタンを押すと、ドア開錠キーとしてのQRコードが発行される。QRコードの有効時間は、例えば1分間有効とし、セキュリティ対策を取っているので、保護者は園児を連れて保育園に到着したあとに操作する。図8に示すような携帯端末画面12に表示されたQRコードをコードリーダにかざすと、ドアが自動開錠される(ステップ203)。ドアが開錠されると、保護者は園児を連れて園内に入り、続いて園内のコードリーダにQRコードをかざし(図9参照)、登園が完了となる(ステップ204)。QRコードリーダ13が、図9に示すようなドア(門扉なども含まれる)14に設置されており、保護者は発行されたQRコードが表示された携帯端末15をかざすことにより、ドアの開錠が非接触で自動で行われる。
<ドア開錠フロー>
図4に示すように、保護者が保護者用アプリ5を起動し、QRコードが発行表示される。その発行されたQRコードをQRコードリーダにかざすと、保育園門扉自動開錠システム6のQRコードリーダコントローラからドア解除要求信号がクラウドWEBシステムの園サーバ7に送信され、園サーバ7はドア解除信号を送信し、ドアの自動開錠(ドア開錠)8が行われる。
<お迎え管理フロー>
図3に示すように、保護者が、保育園への登園前に保護者用携帯端末の保育業務支援アプリを起動し、お迎え前処理ステップ301を実行し、事前にお迎え時間とお迎え予定者を送信しておく。お迎え予定時間に変更がある場合は、お迎え予定変更時間を送信する。通常は事前に送信したお迎え予定時間に、お迎えに行く。
ステップ302、303、304の処理は、図2に示すステップ202、203、204と同じであるので、説明を省略する。
図10に保育園用システムアプリのシステム画面例を示す。保護者用アプリから送られた情報は保育園用システムアプリに即座に反映され、全体画面としては図10に示すような項目が表示されている。詳細については、後述する。簡単に説明すると、ダッシュボードにて、全ての園児の体調・食欲・体温を把握することができる。登園時やお迎え時のQRコードを園内コードリーダにかざすだけで、保育開始時間・お迎え予定時間などもすぐに確認することができる。
これにより、保育園のスタッフ(保育士など)は、事務作業の入力操作から解放され、本来の保育業務に専念することができる。また、保育園の各園児の状態把握が一覧できるので、各園児の状態に応じた保育が行えるようになる。保護者は保育園への登園やお迎えの際の作業が非接触で行えるので、公衆衛生上の観点から感染症対策にもなる。
図11に保育園用システムアプリのお知らせ設定画面例を示す。お知らせ設定画面17は、ID、タイトル、本文、写真1、写真2、写真3、公開日、種別(クラスだより、または園だより)、クラス(あひる組、ひつじ組、くま組)の項目があり、「修正登録」ボタンを押すと、修正登録が行われる。
これにより、連絡事項・緊急連絡などを保育園の全保護者の携帯端末に一斉送信できる。画像も送信することができるので、イベントで必要な物や、服装などを参考にするための添付物を送ることができる。
保護者用アプリの新規ユーザ登録と操作方法について説明する。
まず、保護者用アプリの新規ユーザ登録について説明する。
新規ユーザ登録は、図12に示すように、入力画面18に表示された項目を入力する。入力項目は、保育園名、クラス名、保護者氏名、園児名フリガナのみ、保護者携帯番号、メールアドレスなどである。これらは入力必須項目である。同じ保育園に兄弟が在籍している場合のみ、兄弟の園児名とクラス名を入力する。
新規ユーザ登録QRコードを読み取った後、上記入力項目を入力する。次に、{個人情報の取り扱いについてを読む}を確認し、同意のチェックを行う。同意できない場合は登録できない。すべての項目を入力した後に、「登録」ボタン19を押す。登録が完了したら、図13に示すような「新規ユーザ仮登録が完了しました。」と携帯端末画面21が表示される。後日、仮登録された新規ユーザである保護者へログインするための情報(にこにこノート登録情報)を郵送または手渡しで渡す。不正な新規ユーザ登録を防止するためである。
以上の新規ユーザ登録に間違いがあった場合、「リセット」」ボタン20を押すと、再度入力し直すことができる。
次に、保護者用アプリのログイン方法について説明する。
図14に保護者用アプリのログイン画面例を示す。初回アプリ起動の際に、図14に示すような画面22が表示される。園ID、ユーザID、パスワードを入力し、「ログイン」ボタンを押すことにより、アプリにログインすることができる。この入力は、保育園から入手したにこにこノート登録情報を基に入力を行う。
図15に保護者用アプリのデフォルト画面例を示す。保護者用アプリにログインすると、図15に示すような画面23が表示される。図15の例では、遅刻・欠席メニュー、体調・予定メニュー、お迎え変更メニューが示されている。画面23の最下端にはトップメニューに戻るための「トップ」ボタン、ドア開錠用キーとしてのQRコードを発行するための「QRコード表示」ボタン、園に連絡するための「園に連絡」ボタンが表示されている。連絡事項・トピックスを知らせるための表示エリアが設けられている。
図16に登園時の操作メニュー例を示す。登園前にデフォルト画面の「体調・予定」ボタンを押下すると、体調・予定の詳細入力画面に移る。登園前に図16に示すような携帯端末画面24の入力画面において、園児の「体調」、「食欲」、「体温」、「お迎え予定時間」、「お迎え予定者」を入力し、「送信」ボタンを押す。送信が完了した場合は、「園に通知されました」などのメッセージが表示される。ここで、お迎え予定者が、お母さんの場合は「母」、お父さんの場合は「父」などを入力する。祖父母の場合は、「祖父」、「祖母」などを入力する。
図17に登園時のお迎え予定時間が時間外保育の時間を選択した場合の例を示す。
図17の例では、お迎え予定時間を選択時、時間外保育が発生する時間を選ぶと、「時間外保育料金が発生します。ご了承の上、送信してください。」というメッセージが表示される。この時点では、時間外料金は発生しておらず、実際にお迎えに来た時間により発生するか、しないかを判断する。
図18にお迎え変更の場合の例を示す。お迎えの時間または、予定者が変更になる場合は、図18の入力画面26より変更時間を入力し、「送信」ボタンを押す。送信が完了した場合は、「園に通知されました」などのメッセージが表示される。
図19にお迎え時のお迎え予定時間が時間外保育の時間を選択した場合の例を示す。図19の例では、画面27において、お迎えの時間を変更した際に、時間外保育が発生する時間を選択すると、登園時のときと同様に、「時間外保育料金が発生します。ご了承の上、送信してください。」というメッセージが表示される。この時点では、時間外料金は発生しておらず、実際にお迎えに来た時間により発生するか、しないかを判断する。時間外保育料金の計算は実際にお迎えに来た時間で計算する。
図20に遅刻・欠席時の入力画面例を示す。図15のデフォルト画面において、「遅刻・欠席」ボタンを押すと、遅刻・欠席理由の入力画面28が表示される。「遅刻・欠席・その他のいずれかの項目を選択し、その理由を入力する。例えば、遅刻の場合、「病院へ行くため10時30分位になります。」、欠席の場合、「子供が体調不良のため、欠席します。」などが挙げられる。
<実施形態1>
<概要>
本実施形態1は、保護者が付添い保育園に通う園児の登降園管理と保育園の門扉(ドア)開閉が非接触(携帯端末のQRコードをかざすだけ)で行え、保育士の事務作業の負担も軽減できる保育業務支援システムである。保護者は登園時の作業やお迎え(降園)時の作業が非接触で行えるので、新型コロナ等の感染症対策にもなる。
<実施形態1 構成>
図21に示すように、実施形態1の保育業務支援システム30は、登降園管理部31と、在園状況確認部32と、延長保育管理部33と、保育日誌管理部34と、出欠管理部35と、園児台帳作成部36と、カレンダー機能部37と、一斉メール送信部38とを有する。
<実施形態1 構成の説明>
<実施形態1 保育業務支援システム>
実施形態1の保育業務支援システムは、タブレットPC、タッチ入力コンピュータ、パーソナルコンピュータ、ディスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、スマートフォン、タッチパネルディスプレイを接続した各種コンピュータ、クライアントサーバ型のコンピュータシステム、クラウドコンピュータと各種コンピュータ端末とをネットワークを介して構成されるネットワーク上で実現できる。
<実施形態1 登降園管理部>
「登降園管理部」31は、QRコードシステムを搭載したアプリで登園・降園時間を記録する管理部である。登園・降園時間がアプリに予め入力されているため、保護者の園児の送迎時にスムーズに打刻することができる。保護者が登園時および降園時に園内のQRコードリーダにアプリをかざした時刻がそれぞれ記録される。通常13:00までは登園、13:00以降は降園として自動的に振り分けられ、それぞれの時間帯で一度のみ有効である。複数回かざしても上書き不可となっている。したがって、防犯上、送迎時に配置する登園時における混雑を低減することができ、感染症防止を踏まえた公衆衛生上の対策としても効果がある。降園時には、保護者が設定したお迎え予定時間に応じて、予定時刻の20分前に自動的にメロディで通知し、色を反転させる。これにより事前に園児の帰宅準備や職員の人員配置の削減や最適化を図ることができる。
<実施形態1 在園状況確認部>
「在園状況確認部」32は、園児の現在・過去の在園状況を確認する確認部である。現在だけでなく過去の在園状況を把握することにより、今後の保育計画の作成を簡素化し管理業務の負担を軽減することができる。
<実施形態1 延長保育管理部>
「延長保育管理部」33は、共働き家庭の増加による延長保育のニーズに対応する管理部である。既定の保育時間を超えて延長保育の必要性が発生した場合には、保育料金の計算・管理や、「時間外保育料金が発生します」の注意文によって入力操作の誤りによるものかの再確認を促すことができる。また、利用した園児の日時や理由も管理しているため、今後のニーズを予め把握することができる。
<実施形態1 保育日誌管理部>
「保育日誌管理部」34は、保育日誌を作成し管理する作成部である。保育日誌管理を利用して、その日の「指導計画」との関連の中でポイントを定めて、園児の様子とともに保育者の行為や思いをデータ化し記録・管理することにより、今後の保育活動や指導計画作成に生かすことができる。保育日誌管理部に記録(入力)される項目は、天候、園児の健康状態、行事・催し、保護者への全体連絡、保育のねらい、反省点、本文である。必要な項目が独立して提示されており、一定のテンプレートに利用して入力できるため、簡単に記録することができ、1日の保育業務の把握や保育活動の振り返りをスムーズに行うことができる。保育日誌には各年度初めに撮影した園児の顔写真を表示させるようにして、園児一人一人の成長の記録や健康の記録としてのポートフォリオ機能を持たせてもよい。また、感染症対策や健康管理の一環として、たとえば毎日の検温結果を折れ線グラフで表示させ、各園児の健康状態をより把握しやすいようにしてもよい。
<実施形態1 出欠管理部>
「出欠管理部」35では、保護者のアプリに入力された出欠情報を管理する管理部である。保護者からの電話連絡への対応が不要となり、保育業務を軽減することができ、保育スタッフ全員で情報を共有することも可能である。
<実施形態1 園児台帳作成部>
「園児台帳作成部」36は、園児に関する様々な情報を作成する管理部である。たとえば、園児台帳の「身体測定」の項目では、各園児の身長、体重、胸囲、頭囲を記録し、これらのデータを園児ごとにグラフとして出力することもできる。
<実施形態1 カレンダー機能部>
「カレンダー機能部」37は、過去のイベント内容を簡単に抽出し閲覧可能とする機能である。過去のイベント内容を参考にすることによって、今後のイベントの行動計画に生かすことができる。
<実施形態1 一斉メール送信部>
「一斉メール送信部」38は、予め登録された保護者へのメールを一斉送信する機能である。作成した園便りやクラス便りを一斉配信し、保護者のアプリで閲覧できるようにすることができる。新規登録で園便りまたはクラス便りのタイトル、本文を入力し、掲載したい写真の選択、種別(クラス便りまたは園便り)、閲覧対象クラスを設定することができる。また、公開日を設定することによって、設定日に自動アップする機能を設けることによって、予め余裕のあるときに作成準備を行っておくことができる。自動アップできる添付ファイルは、3つまで登録可能である。これらのデータはすべてクラウドで保管されるため、保護者のアプリでの閲覧に携帯端末の内部ストレージは必要ない。新規のお知らせは、保護者アプリのトップページに表示されるため閲覧を促すことができる。急を要する連絡(遠足の持ち物追加や予定の変更)や、園便り・クラス便りの配信時の閲覧促進などを行いたい場合には、プッシュ通知設定を使用することができる。プッシュ通知設定は送信日だけでなく送信時間も設定可能であり、確実に連絡が行き届く時間帯を選ぶことができる。送信先はクラスごとに設定することが可能であり、情報の共有を避けたい場合や、連絡を必要としない情報を受け取る煩雑さの解消に有効である。また、通知の送信が行われると、保護者携帯端末に音と通知で知らせることができ、ロック画面の場合でも携帯端末画面に通知内容が表示され、アプリのアイコン上にもお知らせバッジ(赤丸などのマーク)が付くようになっているため、通知の見逃しや確認漏れを防止することができる。
<実施形態1 保育業務支援システム 保護者用携帯端末>
実施形態1の保護者用携帯端末は、スマートフォン、タブレットPC、タッチ入力コンピュータ、タッチパネルディスプレイを接続した各種コンピュータ、クライアントサーバ型のコンピュータシステム、クラウドコンピュータと各種コンピュータ端末とをネットワークを介して構成されるネットワーク上で実現できる。
<実施形態1 構成>
図23に示すように、実施形態1の保育業務支援システム50は、遅刻・欠席入力部51と、体調・予定入力部52と、お迎え変更入力部53と、入力データ送信部54と、無線通信部55と、QRコード表示部56と、園連絡部57とを有する。
<実施形態1 構成の説明>
<実施形態1 保育業務支援システム 保護者用携帯端末>
<実施形態1 遅刻・欠席入力部>
「遅刻・欠席入力部」51は、保護者が園児の「遅刻・欠席」について登園前に登録する入力部である。これらの情報は保護者が登園時に携帯端末アプリを園内の門扉に取り付けられたQRコードリーダにかざすことによって、即座に反映されるため、園児の状態をダッシュボードの一覧表で管理することができ、職員全体で効率よく情報を共有することができるようになっている。
<実施形態1 体調・予定入力部>
「体調・予定入力部」52は、保護者が園児の「体調・予定」について登園前に登録する入力部である。これらの情報は他の情報とともに、保護者が登園時に携帯端末アプリを園内の門扉に取り付けられたQRコードリーダにかざすことによって、即座に反映されるため、園児の状態をダッシュボードの一覧表で管理することができ、職員全体で効率よく情報を共有することができる。
<実施形態1 お迎え変更入力部>
「お迎え変更入力部」53は、事前に送信したお迎え予定時間に変更が生じた場合に保護者がお迎え時間を変更する入力部である。既定の保育時間を超えて延長保育の必要が発生した場合には、保育料金の計算・管理や、「時間外保育料金が発生します」の注意文によって入力操作の誤りによるものかの再確認を促すことができるようになっている。
<実施形態1 入力データ送信部>
「入力データ送信部」54は、各種入力データ、例えば体調、予定、体温、お迎え時間、お迎え予定者、遅刻、欠席などの入力データを送信するための送信部である。入力データ送信部54から無線通信部55から保育園へこれらの入力データが送信される。
<実施形態1 無線通信部>
「無線通信部」55は、保護者用携帯端末と、保育業務支援システムとの間で情報の無線通信を行う。携帯端末としては、市販のスマートフォンに搭載された機能である。4G携帯端末や5G携帯端末を利用することができる。
<実施形態1 QRコード表示部>
「QRコード表示部」56は、ドア開錠用キーとしてのQRコードを発行するためのボタンである。保育園に保護者が到着した場合、QRコード表示ボタンを押すと、QRコードが発行される。有効時間が短いので、保育園到着前に押すと、QRコードが無効化される。その時は、QRコードの再発行を行う。
<実施形態1 カレンダー機能部>
「園連絡部」57は、園に緊急連絡をしたい場合にメールで連絡するボタンである。電話をしても保育園のスタッフが忙しくつながらないことがあるので、メッセージをメールで送る機能である。
<実施形態1 保育業務支援システム>
<実施形態1 作用:ハードウェア的構成>
図22に示すように、保育業務支援システムの計算機の構成は、CPU39と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ40と、D-RAM等の主メモリ41と、インターフェース42とから構成されている。不揮発性メモリ40には登降園管理プログラム、在園状況確認プログラム、延長保育管理プログラム、保育日誌管理プログラム、出欠連絡プログラム、園児台帳作成プログラム、カレンダー機能プログラム、一斉メール送信プログラム等のプログラムが格納されている。無線通信プログラムなども有している。データとしては、園児登園データ、園児降園データ、在園状況データ、延長保育(時間外保育)データ、保育日誌データ、出欠データ、園児台帳データ、カレンダーデータ、メールデータなどがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ41の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。また、インターフェース42には、ネットワークインターフェース43、ディスプレイインターフェース44、タッチ入力インターフェース45、画像入力インターフェース46、マウス入力インターフェース47、キーボード入力インターフェース48などがある。これらのインターフェースに対応したデバイスが接続されて使用される。
<実施形態1 保育業務支援システム 保護者用携帯端末>
<実施形態1 作用:ハードウェア的構成>
図24に示すように、保護者用携帯端末の計算機の構成は、CPU58と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ59と、D-RAM等の主メモリ60と、インターフェース61とから構成されている。不揮発性メモリ59には遅刻・欠席入力プログラム、体調・予定入力プログラム、お迎え変更入力プログラム、QRコード表示プログラム、園連絡プログラム、入力データ送信プログラム、無線通信プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、遅刻データ、欠席データ、体調データ、お迎え予定時間、お迎え予定者、お迎え予定時間変更データ、お迎え予定者変更データ、ドア開錠キーとしてのQRコード(門扉が含まれる)、園連絡データなどがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ60の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。また、インターフェース61には、ネットワークインターフェース62、タッチ入力インターフェース63、ディスプレイインターフェース64、USBインターフェース65、ソフトウェアキーボード入力インターフェース66などがある。その他のインターフェースとしては、画像入力インターフェースなどを備えていても良い。
<実施形態1 処理の流れ>
図2、図3に示すように、このような保護者用携帯端末の計算機の動作は、登降園管理部31により保護者が園児の登園時やお迎え時(降園時)、登園時などに登園した旨、降園する旨の入力を受け付ける。登降園管理部31は、図1に示す登園管理部2とお迎え(降園)管理部3を合体して表現したものである。したがって、登降園管理部31の処理ステップは、図2および図3に示す内容と同様である。
次に登園時は、図2に示すように、ステップ201からステップ204の処理ステップを実行する。詳細説明は上述したので、ここでは説明を省略する。
次にお迎え時(降園時)は、図3に示すように、ステップ301からステップ304の処理ステップを実行する。詳細説明は上述したので、ここでは説明を省略する。
このように、本実施形態1によれば、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の作業を簡素化するとともに、保育士の業務負担を軽減し、感染症対策にもなる保育業務支援システムを提供することができる。
図25(a)(b)は本出願人が開発した保育業務支援システムである「にこにこノートアプリ」と「にこにこノート管理システムアプリ」をタブレット67にインストールして切り替えて使用可能な状態を表している。図25(a)はタブレットの電源を入れた状態の画面68を示す。図25(a)の例では、SIMカードが挿入されていない状態のマーク69が表示されている。SIMカードが挿入されていないと「にこにこノートアプリ」が使用不可である。SIMカードを装着すると、図25(b)に示すように、「にこにこノートアプリ」71と「にこにこノート管理システムアプリ」70のアイコンが表示されている。「にこにこノートアプリ」71を起動すると、図26(a)に示すようなデフォルト画面が表示される。保育園内でこの「にこにこノートアプリ」71が使用できるかテストすることができる。また、図25(b)に示す「にこにこノート管理システムアプリ」70を起動すると、図26(b)に示すようなデフォルト画面が表示される。保育園を複数経営している場合は、タブを切り替えて該当の保育園の保育業務支援管理を行うこともできる。
以下では、図25のタブレットにインストールした「にこにこノート管理システムアプリ」の機能について説明する。
図27に園児の毎日の状態を管理するためのダッシュボードの一覧表を示す。この画面は、保護者の携帯端末アプリから送られてくる体調・食欲・体温・お迎え予定の時刻・来園予定者の情報や、登降園時に携帯端末を園内のQRコードリーダにかざした時刻を、即座に反映して管理できるメイン画面である。保護者の携帯端末アプリから送られてくる情報(園児の体調、食欲、体温、お迎え予定時刻、来園予定者)は、保護者が予め入力し、登園時に携帯端末アプリを園内の門扉に取り付けられたQRコードリーダにかざすことによって、即座に反映されるため、園児の状態をダッシュボードの一覧表で管理することができ、職員全体で効率よく情報を共有することができる。
以下にメイン画面の主な特徴について説明する。過去の情報を知りたい場合は、日付(74)で過去に遡って表示させることができ、クラス(75)毎の表示も可能である。再読み込み(通常は5分毎)はリロード(76)にチェックを入れることでいつでも可能となる。CSV出力(77)によるエクセル形式での出力が可能となっており、バックアップデータの作成や管理、他資料への転記、利用も容易に行うことができる。
開始・終了(78)には、保護者が登園時(開始)および降園時(終了)に園内のQRコードリーダにアプリをかざした時刻がそれぞれ記録され表示される。通常13:00までは開始(登園)、13:00以降は終了(降園)として自動的に振り分けられ、それぞれの時間帯で一度のみ有効であり、複数回かざしても上書き不可となっている。
お迎え(79)には、保護者のお迎え予定時間が表示され、予定時刻の20分前に自動的にメロディで通知し、色が反転するようになっている。これにより事前に園児の帰宅準備や職員の人員配置をスムーズに行うことができる。内容を修正したい場合は、修正(80)を使用して、一覧表に表示されたデータ内容を手入力で修正することも可能である。
図28に修正を選択した場合の修正画面を示す。指導(81)では、園児ごとに年間・月間の指導計画を入力することができる。これらの内容は園児台帳と連動しており、園児台帳に記入された園児の様子や養護、健康に関する情報とリンクし、園児一人一人に合わせたきめ細やかな指導計画を作成できるフォーマットとなっている。図29に登録実行する指導計画のフォーマットを示す。
図30は保育日誌管理の新規登録画面である。保育日誌管理を利用して、園での保育日誌を簡単に記録・管理することができる。保育日誌管理に記録(入力)する項目は、天候、園児の健康状態、行事・催し、保護者への全体連絡、保育のねらい、反省点、本文である。必要な項目が独立して提示されているため、記録しやすく保育業務の把握や保育活動の振り返りにも利用しやすくなっている。保育日誌には各年度初めに撮影した園児の顔写真を表示させるようにして、園児一人一人の成長の記録や健康の記録としてのポートフォリオ機能を持たせてもよい。また、感染症対策や健康管理の一環として、たとえば毎日の検温結果を折れ線グラフで表示させ、各園児の健康状態をより把握しやすいようにしてもよい。
管理機能における保護者管理では、園児情報の新規登録および変更修正を行う。図31に保護者管理(85)の登録内容修正画面を示す。一覧表には、ID、保護者名、ログインID、電話番号、子供名の登録内容の項目が表示され、園児の新規登録あるいは登録内容の変更修正を行うことができる。
図32は、保護者管理の修正登録画面(86)である。この画面より園児の基本情報を入力する。ユーザ登録(必要な入力内容は保護者名、TEL、メールアドレス)は、園児の家族代表者一名によって行われ、新規ユーザ登録後にログインID、パスワードが発行され反映される。「保育時間」の選択(標準時間または短時間)によって、時間外の登園やお迎えが発生した場合には、「時間外保育料金が発生します」の注意文が表示され、利用する場合の保育料金の確認だけでなく、入力操作の誤りによるものかの再確認を促すためにも有効である。園児の入力基本情報(子供1)は、名前、フリガナ、クラス、子供No、生年月日、血液型、性別、郵便番号、都道府県、住所、入園日、第二連絡先、第二連絡先対象者の続柄と電話番号、アレルギー・持病、かかりつけ医の名称および電話番号である。園児情報に表示された「子供No」は、ダッシュボードに表示する園児の順番を管理するための番号である。同じ園に通園する兄弟姉妹がいる場合には「子供を追加」ボタンで入力することが可能であり、クラスが異なっていても一括して家庭ごとに把握し管理することができる。
図33は、管理機能における職員管理画面(87)である。職員管理は園のPCシステムにアクセスする職員に、ログインID、パスワードを作成して管理するためのものである。職員の登録・削除は、園の管理者の管理下においてのみ可能となっている。発行されたID・パスワードでログインした場合は、ダッシュボードの閲覧とCSV出力のみが可能となる。
図34は、管理機能におけるクラス管理の登録内容修正画面(88)である。クラス管理において、クラス名の修正や削除、新規登録を行う。
図35は、管理機能におけるお知らせ管理のお知らせ設定画面(89)である。作成した園便りやクラス便りを一斉配信し、保護者のアプリで閲覧できるようにすることができる。新規登録で園便りまたはクラス便りのタイトル、本文を入力し、掲載したい写真の選択、種別(クラス便りまたは園便り)、閲覧対象クラスを設定することができる。また、予め公開日を設定して、設定日に自動アップする機能を設けることによって、すぐにアップする必要がなくて比較的に時間の余裕があるときに作成準備を行っておくことができる。自動アップできる添付ファイルは、3つまで登録可能である。これらのデータはすべてクラウドで保管されるため、保護者のアプリでの閲覧に携帯端末の内部ストレージは必要ない。新規のお知らせは、保護者アプリのトップページに表示されるため閲覧を促すことができる。
図36は、管理機能におけるプッシュ通知設定画面(90)である。急を要する連絡(遠足の持ち物追加や予定の変更)や、園便り・クラス便りの配信時の閲覧促進などを行いたい場合には、プッシュ通知設定を使用することができる。プッシュ通知設定は送信日だけでなく送信時間も設定可能であり、確実に連絡が行き届く時間帯を選ぶことができる。送信先はクラスごとに設定することが可能であり、情報の共有を避けたい場合や、連絡を必要としない情報を受け取る煩雑さの解消に有効である。また、通知の送信が行われると、保護者携帯端末に音と通知で知らせることができ、ロック画面の場合でも携帯端末画面に通知内容が表示され、アプリのアイコン上にもお知らせバッジ(赤丸などのマーク)が付くようになっているため、通知の見逃しや確認漏れを防止することができる。
<実施形態2>
<概要>
本実施形態2は、実施形態1の保育業務支援システムに加えて、更に追加の補助サービス連携を行う補助サービス連携手段を有するものである。園児の保護者の家事負担を軽減するため、各種補助サービスを保育業務支援システムと連携して提供するものである。
図37に実施形態2の保育業務支援システムの外観図を示す。例えば、保育園120に宅配ボックス121を設置し、保育園120に通う園児の保護者124が受けられる補助サービスの一例を示している。詳細は後記するが、園宅配商品受け取りサービス連携と園宅配クリーニングサービス連携の補助サービスに宅配ボックス121を利用する。すなわち、保護者124が園児のお迎え時に、保育園120と連携した近所のスーパーに商品をネット注文し、保護者124が保育園への園児のお迎え時に、保護者用携帯端末123にて宅配ボックスの収納扉開錠用コード(QRコード等)をメールで受け取り、受け取ったQRコード等をQRコードリーダ122にかざして所定の宅配ボックスの収納扉を開錠する。図37の例は、保護者が宅配ボックスの収納扉を開けて商品を取り出す状態を開示している。
<実施形態2 構成>
図38に示すように、実施形態2の保育業務支援システム30は、登降園管理部31と、在園状況確認部32と、延長保育管理部33と、保育日誌管理部34と、出欠管理部35と、園児台帳作成部36と、カレンダー機能部37と、一斉メール送信部38とを有し、更に補助サービス連携部92を有する。実施形態1と同じ構成は同一の符号を表しているので、ここでは説明を省略する。以下では、実施形態2に特徴的な補助サービス連携部について説明する。
<実施形態2 構成の説明>
<実施形態2 保育業務支援システム 補助サービス連携部>
「補助サービス連携部」92は、園児の保護者が追加の各種補助サービスが連携して受けられるものである。補助サービス連携部92は、図42に示すように、園宅配商品受け取りサービス連携部114と、園宅配クリーニングサービス連携部115と、園病院手配サービス連携部116と、園家事代行サービス連携部117と、園レンタカーサービス連携部118と、園クリーニング手配サービス連携部119とを有する。
図48に実施形態2における保護者用携帯端末のデフォルト画面例を示す。デフォルト画面125は、図47に示すように、図15のデフォルト画面に補助サービス連携メニューボタンが追加されたものである。この補助サービス連携メニューボタンを押すと、図48に示すような補助サービス連携のサービス詳細メニューボタンの画面126が表示される。例えば、園宅配商品受け取りサービス連携ボタン、園宅配クリーニングサービス連携ボタン、園病院手配サービス連携ボタン、園家事代行サービス連携ボタン、園レンタカーサービス連携ボタン、園クリーニング手配サービス連携ボタンなどが設けられる。補助サービス連携は、保育園の立地によって補助サービス連携のサービス内容が異なってくる。例えば、駐車場がない保育園に園レンタカーサービス連携は適用できない。また、具体的な補助サービス連携内容については、後記する。
<実施形態2 保育業務支援システム 保護者用携帯端末>
実施形態2の保護者用携帯端末は、スマートフォン、タブレットPC、タッチ入力コンピュータ、タッチパネルディスプレイを接続した各種コンピュータ、クライアントサーバ型のコンピュータシステム、クラウドコンピュータと各種コンピュータ端末とをネットワークを介して構成されるネットワーク上で実現できる。
<実施形態2 構成>
図40に示すように、実施形態2の保護者用携帯端末103は、遅刻・欠席入力部51と、体調・予定入力部52と、お迎え変更入力部53と、入力データ送信部54と、無線通信部55と、QRコード表示部56と、園連絡部57とを有し、更に補助サービス連携部104を有する。実施形態2の構成と同じものは同一の符号で表しており、ここでは説明を省略する。以下では、補助サービス連携部104について説明する。
<実施形態2 構成の説明>
<実施形態2 保護者用携帯端末 補助サービス連携部>
「補助サービス連携部」104は、園児の保護者が追加の各種補助サービスが連携して受けられるものである。補助サービス連携部104は、図42に示すように、園宅配商品受け取りサービス連携部114と、園宅配クリーニングサービス連携部115と、園病院手配サービス連携部116と、園家事代行サービス連携部117と、園レンタカーサービス連携部118と、園クリーニング手配サービス連携部119とを有する。具体的なサービス連携内容については、後記する。これらの補助サービス連携部はすべて提供する必要はなく、適宜選択して補助サービスを選択することができる。
<実施形態2 保育業務支援システム>
<実施形態2 作用:ハードウェア的構成>
図39に示すように、保育業務支援システムの計算機の構成は、CPU93と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ94と、D-RAM等の主メモリ95と、インターフェース96とから構成されている。不揮発性メモリ94には補助サービス連携プログラム等のプログラムが格納されている。その他のプログラムについては、実施形態1の構成と同様であるので、説明を省略する。無線通信プログラムなども有している。データとしては、補助サービス連携データなどがある。その他のデータについては、実施形態1の構成と同様であるので、説明を省略する。これらのプログラムやデータは、主メモリ95の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。また、インターフェース96には、ネットワークインターフェース97、ディスプレイインターフェース98、タッチ入力インターフェース99、画像入力インターフェース100、マウス入力インターフェース101、キーボード入力インターフェース102などがある。これらのインターフェースに対応したデバイスが接続されて使用される。
<実施形態2 保育業務支援システム 保護者用携帯端末>
<実施形態2 作用:ハードウェア的構成>
図41に示すように、保護者用携帯端末の計算機の構成は、CPU105と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ106と、D-RAM等の主メモリ107と、インターフェース108とから構成されている。不揮発性メモリ106には補助サービス連携プログラム等のプログラムが格納されている。その他のプログラムは実施形態1と同様であるので、説明を省略する。データとしては、補助サービス連携データなどがある。その他のデータについては、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。これらのプログラムやデータは、主メモリ107の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。また、インターフェース108には、ネットワークインターフェース109、タッチ入力インターフェース110、ディスプレイインターフェース111、USBインターフェース112、ソフトウェアキーボート入力インターフェース113などがある。その他のインターフェースとしては、画像入力インターフェースなどを備えていても良い。
以下では、補助サービス連携の具体例について図43から図46の処理フローに従って説明する。補助サービス連携機能は該当する保育園の付加サービスであるので、前提条件として保育園の園児が在籍する保護者が利用できるサービス連携である。
図43に園家事代行サービス連携部117の処理フローを示す。
まず、園家事代行サービス連携部117では、保育園の園児が在籍する保護者であるか否の判断を行う処理ステップを実行する(ステップ431)。
次に、保育園の園児が在籍する場合は、延長保育(又は時間外保育)の利用回数が所定回数以上であるか否かの判断ステップに進む(ステップ432)。例えば、月10回以上利用している場合、その保護者に対して家事代行サービス通知を行う(ステップ433)。同時に家事代行の割引クーポン券を発行する(ステップ434)。この割引クーポンは電子クーポンやプリントした紙クーポンでもよい。より好ましくは電子クーポンであれば、非接触であるので、好適である。電子クーポンは保護者用携帯端末に保存しておき、割引された家事代行サービスが利用可能となる(ステップ435)。
なお、保育園に在籍する園児でない場合は(ステップ431)、当然園家事代行サービス連携は受けられない。以下のサービス連携処理においても、同様である。
図44に複数の補助サービス連携を適用する例を示す。園病院手配サービス連携部116と園クリーニング手配サービス連携部119の補助サービスを連携適用する場合には、まず、補助サービスの適用対象である保育園の園児であることを確認するために、保育園の園児が在籍する保護者であるか否の判断を行う処理ステップを実行する(ステップ441)。
保育園の園児の服が汚れたと判断されると(ステップ442)、続いて、園児がけがをしたか否かの判断ステップに進む(ステップ443)。園児がけがをしていた場合、園児の保護者への通知を行う(ステップ444)。病院への手配を行うとともに(ステップ445)、クリーニング店への手配を行う(ステップ446)。これらの手配は、保育園がおこなっても良いし、あらかじめ園児のかかりつけ医を登録しておき、補助サービス連携部が自動で行ってもよい。また、クリーニング店は保育園のセキュリティを考えると、クリーニング店の担当者は登録された人が望ましい。
図45に園宅配商品受け取りサービス連携部114の処理フローを示す。
まず、園宅配商品受け取りサービス連携部114では、保育園の園児が在籍する保護者であるか否の判断を行う処理ステップを実行する(ステップ451)。
次に、保育園の園児が在籍する場合は(ステップ451)、保育園と連携スーパーの登録があるか否かを判断する(ステップ452)。保育園のセキュリティを考慮すれば、身元のはっきりしたスーパーをあらかじめ登録しておく。この登録時には、スーパーの店員も登録しておけば、安全対策上良いと考えられる。
保育園と連携スーパーの登録があると判断された場合(ステップ452)、商品のネット注文が可能となる(ステップ453)。そして、園宅配商品受け取りサービスが利用可能となる(ステップ454)。宅配ボックスの扉開錠用キーとしてのQRコードを受信した場合(ステップ455)、保護者は園児のお迎え時に商品受け取りを行うことができる(ステップ456)。保育園のスタッフもこの園宅配商品受け取りサービスを利用しても良いことは言うまでもない。
図46に園宅配クリーニングサービス連携部115の処理フローを示す。
まず、園宅配クリーニングサービス連携部115では、保育園の園児が在籍する保護者であるか否の判断を行う処理ステップを実行する(ステップ461)。
次に、保育園の園児が在籍する場合は(ステップ461)、保育園とクリーニング契約・登録があるか否かを判断する(ステップ462)。保育園のセキュリティを考慮すれば、身元のはっきりしたクリーニング店をあらかじめ登録しておく。この登録時には、クリーニング店の店員も登録しておけば、安全対策上良いと考えられる。
保育園とクリーニング店の契約・登録があると判断された場合(ステップ462)、登園時に宅配ボックスにクリーニングする衣類を収納する(ステップ463)。登録クリーニング店が衣類を受け取る(ステップ464)。宅配ボックスの扉開錠用キーとしてのQRコードを受信した場合(ステップ465)、保護者は園児のお迎え時にクリーニング済の衣類受け取りを行うことができる(ステップ466)。保育園のスタッフもこの園宅クリーニングサービスを利用しても良いことは言うまでもない。
本実施形態1および実施形態2では、登降園管理をアプリで管理するため、保護者が各自のスマートフォンから場所や時間に制限されずに容易に入力や変更が可能となり、保育士の業務負担が大幅に軽減できる。また、登園時間の保護者の打刻の手間を省くことができ、登園時の混雑は著しく緩和できる。また、送迎時の時間は予め記録されているため、出入り口に配置する職員も減らすことができる。
本実施形態1、2では、保育園門扉自動開錠システムを使用することによって、登園時にQRコードをかざすだけで、登園時刻や保護者の携帯端末アプリから送られてくる「対象・食欲・体温・お迎えの時刻・来週予定者」の情報を即座に反映して管理することができる。このため、園児の健康状態をいち早く職員全体で共有することができ、迅速に適切に保育環境を整えることができるとともに、「お迎えの時刻」の情報により、送迎時の職員の配置や園児の準備などを効率よく行うことができる。降園時には同様に、QRコードをかざすだけで、降園時間が打刻されると同時に、保育園の門扉が施錠されるため、関係者以外の侵入を防ぐことができる。
今後は、感染症予防の観点から公衆衛生上の対策がますます重要になってくると考えられる。本発明の登降園管理システムによれば、アプリを利用することによって登園時や降園時における、保護者や園児の混雑を避けることができるとともに、保護者がアプリを登録した各自の端末を非接触で使用できるため、感染症予防の観点からも望ましい登降園管理システムが実現できる。
1 保育業務支援システム
2 登園管理部
3 お迎え(降園)管理部
4 ドア開閉管理部
30 保育業務支援システム
31 登降園管理部
32 在園状況確認部
33 延長保育管理部
34 保育日誌管理部
35 出欠管理部
36 園児台帳作成部
37 カレンダー機能部
38 一斉メール送信部
39 CPU
40 不揮発性メモリ
41 主メモリ
42 インターフェース
43 ネットワークインターフェース
44 ディスプレイインターフェース
45 タッチ入力インターフェース
46 画像入力インターフェース
47 マウス入力インターフェース
48 キーボード入力インターフェース
50 保護者用携帯端末
51 遅刻・欠席入力部
52 体調・予定入力部
53 お迎え変更入力部
54 入力データ送信部
55 無線通信部
58 CPU
59 不揮発性メモリ
60 主メモリ
61 インターフェース
62 ネットワークインターフェース
63 タッチ入力インターフェース
64 ディスプレイインターフェース
65 USBインターフェース
66 ソフトウェアキーボード入力インターフェース
91 保育業務支援システム
92 補助サービス連携部
93 CPU
94 不揮発性メモリ
95 主メモリ
96 インターフェース
97 ネットワークインターフェース
98 ディスプレイインターフェース
99 タッチ入力インターフェース
100 画像入力インターフェース
101 マウス入力インターフェース
102 キーボード入力インターフェース
103 保護者用携帯端末
51 遅刻・欠席入力部
52 体調・予定入力部
53 お迎え変更入力部
54 入力データ送信部
55 無線通信部
56 QRコード表示部
57 園連絡部
105 CPU
106 不揮発性メモリ
107 主メモリ
108 インターフェース
109 ネットワークインターフェース
110 タッチ入力インターフェース
111 ディスプレイインターフェース
112 USBインターフェース
113 ソフトウェアキーボード入力インターフェース
92、104 補助サービス連携部
114 園宅配商品受け取りサービス連携部
115 園宅配クリーニングサービス連携部
116 園病院手配サービス連携部
117 園家事代行サービス連携部
118 園レンタカーサービス連携部
119 園クリーニング手配サービス連携部

1の発明は、上記目的を達成する本発明の保育業務支援システムは以下に示す構成を備える。
保育園に入園している園児の保護者が使用する保護者用アプリがインストールされた携帯端末と保育園用アプリケーションがインストールされた情報端末とが通信可能な保育業務支援システムであって、前記情報端末は、前記保護者用アプリが発行するドア開錠キーを前記保護者用携帯端末の画面に表示し、該画面を読み取ることにより、入園する園児の登園状態を管理する登園管理部と、前記保護者用アプリが発行するドア開錠キーを前記保護者用携帯端末の画面に表示し、該画面を読み取ることにより、降園する園児のお迎え状態を管理するお迎え管理部と、前記保護者用アプリが発行するドア開錠キーを前記保護者用携帯端末の画面に表示し、該画面を読み取ることにより、前記保護者の登園時またはお迎え時におけるドア開閉状態を管理するドア開閉管理部と、を備えることを特徴とする
また、第2の発明は、上記目的を達成する本発明の保育業務支援システムは以下に示す構成を備える。
保育園に入園している園児の保護者が使用する保護者用アプリがインストールされた携帯端末と保育園のスタッフが使用する保育園用アプリケーションがインストールされた情報端末とが通信可能な保育業務支援システムであって、前記情報端末は、前記園児の保護者が前記携帯端末上で保護者用アプリを起動することで表示されるユーザインタフェースを介して選択される園児情報画面に入力される各種園児情報を前記携帯端末からリモート受信して園児毎に割り当てられ、前記スタッフが随時参照可能な管理テーブルに記録する記録部を備えることを特徴とする
また、第3の発明は、上記目的を達成する本発明の保育業務支援システムは第2の発明において、以下に示す構成を備える。
前記記録部は、前記携帯端末からリモート受信する最新の園児情報に基づいて、前記管理テーブルに記録した各種園児情報を更新することを特徴とする
また、第4の発明は、第1~第3の発明において、上記目的を達成する本発明の保育業務支援システムは以下に示す構成を備える。
前記園児の保護者が操作する前記携帯端末で起動する前記保護者用アプリに対して提供可能な補助サービスを連携させる連携手段を有することを特徴とする。
また、第5の発明は、上記目的を達成する本発明の保育業務支援システムの保育業務支援方法は以下に示す構成を備える。
保育園に入園している園児の保護者が使用する保護者用アプリがインストールされた携帯端末と保育園のスタッフが使用する保育園用アプリケーションがインストールされた情報端末とが通信可能な保育業務支援システムの保育業務支援方法であって、前記情報端末は、前記園児の保護者が前記携帯端末上で保護者用アプリを起動することで表示されるユーザインタフェースを介して入力される各種園児情報を前記携帯端末からリモート受信して園児毎に割り当てられ、前記スタッフが随時参照可能な管理テーブルに記録する記録ステップを備えることを特徴とする


第1の発明は、上記目的を達成する本発明の保育業務支援システムは以下に示す構成を備える。
保育園に入園している園児の保護者が操作する保護者用アプリがインストールされた携帯端末と、保育園に設置され、保育園用アプリケーションがインストールされた情報端末とが通信可能な保育業務支援システムであって、各携帯端末は、インストールされた保護者用アプリを起動して、前記携帯端末の表示部に表示する保護者が保育園に設置される前記情報端末に送信すべき項目があらかじめ設定された送信画面を表示する送信画面表示手段と、前記送信画面に表示される項目に対して入力される登園する園児の体調状態情報、食欲状態情報、選択される体温情報、お迎え予定時間、お迎え予定者を前記情報端末に送信する送信手段と、前記送信手段により前記体調状態情報、前記食欲状態情報、前記体温情報、お迎え予定時間、お迎え予定者が送信された後、前記情報端末が発行する前記園児が登園または降園する際に、前記保育園のドアの錠を解錠させるためのQRコードを取得する取得手段と、前記保育園に登園時または降園時に、前記保護者用アプリを起動して、前記保育園に出入りするために使用するドアの施錠を解除する鍵として前記携帯端末の表示部の画面に前記取得手段が取得した前記QRコードを表示させる鍵表示手段と、を備え、前記送信手段は、既に送信したお迎え予定時間に代えて、前記携帯端末の表示部に表示する送信画面に対して、保護者が入力する最新のお迎え予定時間を送信し、かつ、前記送信画面表示手段は、前記送信画面にお迎え予定時間の修正に伴う時間外保育料の発生の了解を求めるメッセージを表示し、前記情報端末は、前記情報端末の表示部に表示する管理システム画面に表示する各園児のクラス名、子供名、入園時間を示す開始、降園時間を示す終了、お迎え時間を示すお迎え、体調状態を示す体調、食欲状態を示す食欲、体温状態を示す体温、登園の遅延と欠席とを示す遅欠の各項目を各園児の識別情報に対応づけて記憶するための領域が確保された記憶手段と、各携帯端末の表示部に表示されたQRコードを読み取る読取手段と、各携帯端末から受信する前記体調状態情報、前記食欲状態情報、前記体温情報、入園時間を示す開始、降園時間を示す終了、お迎え予定時間を前記記憶手段に確保される各領域に合わせて記録することにより、登園するまたは欠席する全園児に関わる情報を管理する園児情報管理手段と、前記園児情報管理手段が管理している登園するまたは欠席する全園児に関わる情報を管理システム画面に表示するシステム画面表示手段と、各園児が登園するために、あるいは各園児のお迎えに伴って各園児の保護者が入園する際、前記読取手段が前記QRコードを読み取ることにより、各園児および各園児の保護者が前記保育園に出入りするために使用するドアの施錠を解除するドア開閉手段と、を備え、さらに、前記保育園に登園する園児の保護者が利用可能なサービス連携の依頼先をサービス連携記憶部に登録する登録手段と、前記園児の保護者から前記携帯端末に表示するメニュー画面を介して、利用したいサービス連携を受け付ける受付手段と、前記受付手段が前記保護者から受け付けたサービス連携を担う前記サービス連携記憶部に登録されたいずれかのまたは複数のサービス連携先に手配を行う手配手段と、を備え、前記サービス連携は、園宅配商品受け取りサービス連携、園宅配クリーニングサービス連携、園病院手配サービス連携、園レンタカーサービス連携、園家事代行サービス、園クリーニング手配サービス連携を含むことを特徴とする。
また、第2の発明は、上記目的を達成する本発明の保育業務支援システムの保育業務支援方法は以下に示す構成を備える。
保育園に入園している園児の保護者が操作する保護者用アプリがインストールされた携帯端末と、保育園に設置され、保育園用アプリケーションがインストールされた情報端末とが通信可能な保育業務支援システムであって、前記保育園に登園する園児の保護者が利用可能なサービス連携の依頼先をサービス連携記憶部に登録する登録ステップと、前記園児の保護者から前記携帯端末に表示するメニュー画面を介して、利用したいサービス連携を受け付ける受付ステップと、を備え、前記受付ステップが前記保護者から受け付けたサービス連携を担う前記サービス連携記憶部に登録されたいずれかのまたは複数のサービス連携先に手配を行う手配ステップを備え、前記サービス連携は、園宅配商品受け取りサービス連携、園宅配クリーニングサービス連携、園病院手配サービス連携、園レンタカーサービス連携、園家事代行サービス、園クリーニング手配サービス連携を含むことを特徴とする。

Claims (5)

  1. 保育園における園児の登園管理部と、前記保育園のお迎え管理部と、前記保育園のドア開閉管理部とを備え、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の登園又はお迎え作業が非接触で行え、前記ドア開閉管理部の制御により前記保護者の登園時又はお迎え時に自動でドアが開閉するようにした保育業務支援システム。
  2. 保育園に入園している園児の保護者用携帯端末と、前記保護者用携帯端末と無線通信で接続され、保護者と保育園のスタッフとの間で各種情報のやり取りを行うための情報端末とからなり、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の作業が非接触で行え、
    前記保護者用携帯端末から入力された情報を用いて自動的に上記情報端末に記録することにより、保育業務支援を行うようにした保育業務支援システム。
  3. 保育者用保育支援アプリをインストールした保護者用携帯端末と、保育園に設置され、保育園用保育業務支援システムアプリをインストールした情報端末とが無線ネットワーク経由で保育園に入園している園児の保護者と、前記保育園のスタッフ(保育士)との間で各種情報のやり取りを行い、保育業務支援を行うようにした保育業務支援システムにおいて、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の登園又はお迎え作業が非接触で行え、前記保護者用携帯端末から入力された情報を用いて自動的に上記情報端末に記録することにより、保育業務支援を行うようにした保育業務支援システム。
  4. 更に追加の補助サービス連携を行う補助サービス連携手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一に記載の保育業務支援システム。
  5. 保育園に入園している園児の保護者用携帯端末と、前記保護者用携帯端末と無線通信で接続され、保護者と保育園のスタッフとの間で各種情報のやり取りを行うための情報端末とを備えた保育業務支援方法において、園児の登園時やお迎え時(降園時)の保護者の作業が非接触で行え、前記保護者用携帯端末から入力された情報を用いて自動的に上記情報端末に記録することにより、保育業務支援を行うようにした保育業務支援方法。

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