JP2022067236A - ブレーカー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小さな定格電流値の設定に寄与することができるブレーカー装置を提供する。【解決手段】ブレーカー装置11は、遮断信号の受信に応じて通電を遮断するブレーカーモジュールと、通電に応じて交流電流から直流電力を生成するACDC電源モジュール48と、環状コアを貫通する電線に流通する交流電流に基づき電流値を検出するセンサーモジュール43と、ACDC電源モジュール48に被覆線52で接続されて、検出される電流値に基づきブレーカーモジュールに遮断信号を供給するコントローラーモジュール45とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、遮断信号の受信に応じて通電を遮断するブレーカーモジュールと、通電に応じて交流電流から直流電力を生成するACDC電源モジュールと、環状コアを貫通する電線に流通する交流電流に基づき電流値を検出するセンサーモジュールと、検出される電流値に基づきブレーカーモジュールに遮断信号を供給するコントローラーモジュールとを備えるブレーカー装置に関する。
特許文献1は電子ブレーカーを開示する。電子ブレーカーには、導入される交流電力で動作する負荷の消費電力に応じて定格電流が設定される。定格電流に基づき通電の遮断は制御される。小さな定格電流値で効率的な運用が望まれるものの、負荷の消費電力に対して定格電流値が小さすぎると負荷の動作中に頻繁に通電は遮断されてしまう。負荷は頻繁に停止してしまう。CPUの処理動作の精度が高められると、小さな定格電流値に対して効率的な運用は実現されることができる。
特許第4457379号公報
一般に知られる電子ブレーカーでは1枚のプリント基板上にマイクロコントローラー(マイコン)やACDC電源、ADコンバーターが混在する。マイクロコントローラーのCPU(中央演算処理装置)はACDC電源の電磁波(ノイズ)に曝される。CPUの誤作動が懸念される。しかも、マイクロコントローラーのCPUはACDC電源の熱に曝される。CPUでは過度の温度上昇は懸念される。電磁波(ノイズ)や熱に応じてCPUの処理動作の精度は低下してしまう。
本発明は、小さな定格電流値の設定に寄与することができるブレーカー装置を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、遮断信号の受信に応じて通電を遮断するブレーカーモジュールと、前記通電に応じて交流電流から直流電力を生成するACDC電源モジュールと、環状コアを貫通する電線に流通する前記交流電流に基づき電流値を検出するセンサーモジュールと、前記ACDC電源モジュールに被覆線で接続されて、検出される前記電流値に基づき前記ブレーカーモジュールに前記遮断信号を供給するコントローラーモジュールとを備えるブレーカー装置は提供される。
コントローラーモジュールのCPUはACDC電源モジュールから遠ざけられることができる。コントローラーモジュールのCPUはACDC電源モジュールの電磁波(ノイズ)から遠ざけられることができる。CPUの誤作動は効果的に防止されることができる。コントローラーモジュールのCPUはACDC電源モジュールの熱から遠ざけられることができる。CPUから効率的な放熱は実現されることができる。CPUでは過度の温度上昇は回避されることができる。こうしたブレーカー装置は小さな定格電流値の設定に大いに寄与することができる。
前記コントローラーモジュールは、前記センサーモジュールに組み込まれて前記電流値を反映するデジタル信号を生成するADコンバーターに被覆線で接続されてもよい。ACDC電源モジュールおよびセンサーモジュールはそれぞれ被覆線でコントローラーモジュールに接続されることから、コントローラーモジュールに対してそれぞれACDC電源モジュールおよびセンサーモジュールの配置の自由度は広がることができる。センサーモジュールのADコンバーターはACDC電源モジュールから遠ざけられることができる。ADコンバーターはACDC電源モジュールの電磁波(ノイズ)から遠ざけられることができる。ADコンバーターは良好に動作することができる。
本発明によれば、小さな定格電流値の設定に寄与することができるブレーカー装置は提供されることができる。
本発明の一実施形態に係るブレーカー装置の外観を概略的に示す平面図である。 筐体内の構造を概略的に示す平面図である。 支持板の裏側の構造を概略的に示す平面図である。 第2シールド板の配置を概略的に示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るブレーカー装置11の外観を概略的に示す。ブレーカー装置11は例えば樹脂製の筐体12を備える。筐体12は内部に収容空間を区画する。筐体12は、例えば建物の壁などに固定されて、収容空間の開口13を形成する本体12aと、本体12aに結合されて開口13を塞ぐ蓋体12bとを有する。
筐体12には、屋外の送電線から引き込まれる3本の電源線14が接続される。電源線14は例えば可撓性を有する被覆線で構成される。電源線14からブレーカー装置11に三相の交流電力は供給される。電源線14は、第1相(R)を特定する赤色と、第2相(S)を特定する白色と、第3相(T)を特定する青色とに色分けされる。
筐体12には、屋内の負荷(電化製品や工作機械その他)から延びる3相の配線15が接続される。配線15から個々の負荷に三相の交流電力は供給される。配線15は、電源線14に対応して、第1相(U)を特定する赤色と、第2相(V)を特定する白色と、第3相(W)を特定する青色とに色分けされる。
図2に示されるように、ブレーカー装置11は、3つの入力端子16と、入力端子16から個々に延びる電路に接続される3つの出力端子17とを有するブレーカーモジュール18を備える。入力端子16および出力端子17には例えばすずめっきされた銅板といった導電材が用いられる。入力端子16には個々に電源線14が結合される。電源線14の下流端には入力端子16に重ねられる端子金具19が結合される。入力端子16には例えばすずめっきされた銅板といった導電材が用いられる。個々の端子金具19は例えばねじ21で入力端子16に固定される。個々の端子金具19には柔軟な樹脂製の着色キャップ22が装着される。着色キャップ22は第1相(R)を特定する赤色と、第2相(S)を特定する白色と、第3相(T)を特定する青色とに色分けされる。
ブレーカーモジュール18の電路には例えば開閉接点が設置される。開閉接点が開くと電路の通電は遮断される。開閉接点が閉じると電路の通電は確立される。トリップコイルの動作に応じて物理的に開閉接点の開放は引き起こされる。開閉接点の開放にあたってトリップコイルにはトリガー回路からトリガー信号が供給される。トリガー回路は遮断信号の受信に応じてトリガー信号を出力する。
ブレーカー装置11は、3つの第1端子24と、第1端子24に個別に接続されて負荷側の配線15を受け止める第2端子25とを有する端子台モジュール26を備える。第1端子24および第2端子25には例えばすずめっきされた銅板といった導電材が用いられる。第1端子24は接続線27でブレーカーモジュール18の出力端子17に個別に接続される。接続線27は例えば可撓性を有する被覆線で構成される。
接続線27の上流端には出力端子17に重ねられる端子金具28が結合される。端子金具28には例えばすずめっきされた銅板といった導電材が用いられる。個々の端子金具28は例えばねじ29で出力端子17に固定される。
接続線27の下流端には第1端子24に重ねられる端子金具31が結合される。端子金具31には例えばすずめっきされた銅板といった導電材が用いられる。個々の端子金具31は例えばねじ32で第1端子24に固定される。個々の端子金具31には柔軟な樹脂製の着色キャップ33が装着される。着色キャップ33は第1相(R)を特定する赤色と、第2相(S)を特定する白色と、第3相(T)を特定する青色とに色分けされる。
配線15の上流端には第2端子25に重ねられる端子金具34が結合される。端子金具34には例えばすずめっきされた銅板といった導電材が用いられる。個々の端子金具34は例えばねじ35で第2端子25に固定される。個々の端子金具34には柔軟な樹脂製の着色キャップ36が装着される。着色キャップ36は第1相(U)を特定する赤色と、第2相(V)を特定する白色と、第3相(W)を特定する青色とに色分けされる。
ブレーカー装置11は、ブレーカーモジュール18および端子台モジュール26を共通に支持する導電材製の支持板37を備える。支持板37は例えば塗装で被膜されたステンレス板から成形されることができる。支持板37は建物の壁に重ねられる筐体12の1壁体38に固定される。支持板37は、直立姿勢で広がって表面でブレーカーモジュール18および端子台モジュール26を保持する平板37aと、平板37aの一端から折れ曲がって壁体38に結合され、壁体38および平板37aの間に決められた間隔を確保する第1立ち板37bと、平板37aの他端から折れ曲がって壁体38に結合され、壁体38および平板37aの間に決められた間隔を確保する第2立ち板37cとを有する。端子台モジュール26はブレーカーモジュール18から水平方向(横方向)にずれて配置される。その結果、ブレーカーモジュール18および端子台モジュール26が鉛直方向(縦方向)に連なる場合に比べて収容空間は鉛直方向に短縮されることができる。
ブレーカーモジュール18の下方で平板37aには開口41が形成される。接続線27は、ブレーカーモジュール18から開口41に進入し、平板37aと壁体38とに挟まれる空間で平板37aの裏面に沿って上向きに延びる第1域42aと、平板37aの上端から平板37aの表面に沿って下向きに延びる第2域42bと、第1域42aの上端および第2域42bの上端から連続し、湾曲しながら第1域42aおよび第2域42bを相互に連結する湾曲域42cとを有する。こうして接続線27の長さは稼がれる。接続線27の長さが確保されることで、接続線27の変形の自由度は広がることができる。
ブレーカー装置11は、接続線27に流通する交流電流に基づき電流値を検出するセンサーモジュール43を備える。センサーモジュール43は、個々の接続線27ごとに装着されて、線回りで接続線27を囲む環状コア43aを有する。環状コア43aにはコイルが巻かれる。接続線27に電流が流通すると、環状コア43a内に磁力線は誘導される。磁力線の作用に応じてコイルでは接続線27の電流値に比例して電流は生成される。
隣接するセンサーモジュール43同士は接続線27の線方向Lにずれた位置に配置される。こうしてセンサーモジュール43同士の干渉が回避されることで、接続線27同士の間隔はできる限り縮小されることができる。平板37aには個々のセンサーモジュール43を受け入れる小開口44が形成される。
ブレーカー装置11は、センサーモジュール43で検出される電流値に基づきブレーカーモジュール18に遮断信号を供給するコントローラーモジュール45を備える。コントローラーモジュール45はPLC(プログラマブルロジックコントローラー)で構成される。コントローラーモジュール45は支持板37の平板37aに連結される。ここでは、ブレーカーモジュール18は平板37aの表面に区画される第1列域46aに配置され、センサーモジュール43および端子台モジュール26は平板37aの表面で第1列域46aに並列に区画される第2列域46bに配置され、コントローラーモジュール45は平板37aの表面で第1列域46aおよび第2列域46bに並列に区画される第3列域46cに配置される。
コントローラーモジュール45は、決められたプログラム(シーケンス)に従って電流値の大きさおよび継続時間を判定し、判定に基づき遮断信号を生成する中央演算処理装置(CPU)と、センサーモジュール43に接続されて、センサーモジュール43から電流値を特定する検出信号を受信する入力ユニットと、ブレーカーモジュール18に接続されて、ブレーカーモジュール18に向けて遮断信号を出力する出力ユニットとを有する。コントローラーモジュール45は、30アンペア以下の定格電流であれば、定格電流の200%以上の電流が2分を超えて流通すると遮断信号を出力し、定格電流の125%以上の電流が60分を超えて流通すると遮断信号を出力する。30アンペアを超えて50アンペア以下の定格電流であれば、定格電流の200%以上の電流が4分を超えて流通すると遮断信号を出力し、定格電流の125%以上の電流が60分を超えて流通すると遮断信号を出力する。50アンペアを超える定格電流であれば、定格電流の200%以上の電流が6分を超えて流通すると遮断信号を出力し、定格電流の125%以上の電流が120分を超えて流通すると遮断信号を出力する。定格電流の200%の値や125%の値、時間の値は例えばコントローラーモジュール45内のデータテーブルに格納されればよい。
図3に示されるように、センサーモジュール43は、平板37aの小開口44に進入し、平板37aおよび壁体38に挟まれる空間内に配置されるAD(アナログデジタル)コンバーター43bを備える。ADコンバーター43bは、樹脂成形体に基づき環状コア43aに一体に付属し、接続線27の電流値を反映するデジタル信号の検出信号を生成する。ここでは、デジタル信号は電圧信号で構成される。ADコンバーター43bとコントローラーモジュール45の入力ユニットとは被覆線47で相互に接続される。
ブレーカー装置11は、通電に応じて交流電流から直流電力を生成するACDC(交流直流)電源モジュール48を備える。ACDC電源モジュール48は端子台モジュール26の裏側で平板37aの裏面に固定される。ACDC電源モジュール48は被覆線49でブレーカーモジュール18の出力端子17に接続される。1本の被覆線49は第1相の出力端子17(R)にACDC電源モジュール48の1入力端子51aを接続する。もう1本の被覆線49は第3相の出力端子17(T)にACDC電源モジュール48の1入力端子51bを接続する。ACDC電源モジュール48は例えば200Vの交流電力から24Vの直流電力を作り出す。直流電力はブレーカーモジュール18やコントローラーモジュール45の動作電力として使用される。ACDC電源モジュール48とコントローラーモジュール45とは被覆線52で相互に接続される。
ブレーカー装置11は、センサーモジュール43の環状コア43aからACDC電源モジュール48を隔てる第1シールド板53を備える。ここでは、第1シールド板53は平板37aの部分として形成される。したがって、第1シールド板53は支持板37から連続する。第1シールド板53はACDC電源モジュール48の一面に重ねられる。第1シールド板53はACDC電源モジュール48の一面から放出される電磁波をシールドする。
ブレーカー装置11は、ACDC電源モジュール48からセンサーモジュール43のADコンバーター43bを隔てる第2シールド板54を備える。ここでは、第2シールド板54は平板37aから切り起こされて形成されることができる。第2シールド板54の切り起こしに応じて小開口44は形成されることができる。こうして第2シールド板54は支持板37から連続する。第2シールド板54は平板37aから直立する。図4に示されるように、第2シールド板54にセンサーモジュール43は固定されることができる。第2シールド板54は、平板37aと壁体38とに挟まれる空間内でセンサーモジュール43とACDC電源モジュール48との間に配置される。
図3に示されるように、ブレーカー装置11は、センサーモジュール43のADコンバーター43bからコントローラーモジュール45を隔てる第3シールド板55を備える。第3シールド板55は平板37aから切り起こされて形成されることができる。第3シールド板55は平板37aから直立する。第3シールド板55の切り起こしに応じてコントローラーモジュール45の占有空間は確保されることができる。こうして第3シールド板55は支持板37から連続する。第3シールド板55はコントローラーモジュール45の一面に重ねられる。第3シールド板55は、平板37aと壁体38とに挟まれる空間内でコントローラーモジュール45とセンサーモジュール43との間に配置される。
第3シールド板55には、第3シールド板55から連続する固定板56が折り曲げ形成される。固定板56は第3シールド板55から直立する。固定板56は平板37aに平行に広がる。固定板56にコントローラーモジュール45は固定される。固定板56は第3シールド板55にコントローラーモジュール45を位置決めすることができる。
次にブレーカー装置11の動作を説明する。ブレーカー装置11の設置にあたってブレーカー装置11では定格電流[A]が決定される。定格電流に応じて200%の電流値および125%の電流値は特定される。個々の電流値に応じて許容される継続時間は特定される。これらはコントローラーモジュール45内のデータテーブルに格納される。格納にあたってコントローラーモジュール45の入力ユニットにはパソコンその他の入力装置が接続されることができる。設置の作業者は入力装置からデータテーブルに決められた値を入力する。
負荷の稼働に応じてブレーカーモジュール18および接続線27には三相の交流電流が流通する。交流電流は配線15(U)、15(V)、15(W)から負荷に供給される。接続線27に電流が流通すると、センサーモジュール43の環状コア43a内に磁力線は誘導される。コイルで電流は生成される。生成される電流に基づきADコンバーター43bは電圧信号のデジタル信号を生成する。デジタル信号は接続線27を流通する電流の電流値を反映する。デジタル信号は被覆線47からコントローラーモジュール45に供給される。コントローラーモジュール45は、被覆線52経由でACDC電源モジュール48から供給される直流電流に基づき動作する。
コントローラーモジュール45のCPUは供給されるデジタル信号に基づき流通する交流電流の計測値を判定する。CPUはデータテーブル内の125%の電流値に計測値を照らし合わせる。定格電流の125%の電流値が検出されると、CPUは第1タイマーで計時を開始する。計時がデータテーブルで決められた継続時間を超えるとCPUは遮断信号を出力する。遮断信号は被覆線(図示されず)を通じてブレーカーモジュール18に供給される。トリガー回路は遮断信号の受信に応じてトリガー信号を出力する。トリップコイルはトリガー信号の受信に応じて開閉接点を開放する。こうしてブレーカーモジュール18で電路の通電は遮断される。
定格電流の200%の電流値が検出されると、CPUは第2タイマーで計時を開始する。計時がデータテーブルで決められた継続時間を超えるとCPUは遮断信号を出力する。遮断信号は被覆線を通じてブレーカーモジュール18に供給される。トリガー回路は遮断信号の受信に応じてトリガー信号を出力する。トリップコイルはトリガー信号の受信に応じて開閉接点を開放する。こうしてブレーカーモジュール18で電路の通電は遮断される。
本実施形態では、コントローラーモジュール45は被覆線52でACDC電源モジュール48に接続される。コントローラーモジュール45のCPUはACDC電源モジュール48から遠ざけられることができる。コントローラーモジュール45のCPUはACDC電源モジュール48の電磁波(ノイズ)から遠ざけられることができる。CPUの誤作動は効果的に防止されることができる。その上、コントローラーモジュール45のCPUはACDC電源モジュール48の熱から遠ざけられることができる。CPUから効率的な放熱は実現されることができる。CPUでは過度の温度上昇は回避されることができる。こうしたブレーカー装置11は小さな定格電流値の設定に大いに寄与することができる。
加えて、コントローラーモジュール45は被覆線47でADコンバーター43bに接続される。コントローラーモジュール45のCPUはセンサーモジュール43から遠ざけられることができる。コントローラーモジュール45のCPUはセンサーモジュール43の電磁波(ノイズ)から遠ざけられることができる。CPUの誤作動は効果的に防止されることができる。CPUの信頼性は高められることができる。こうしたブレーカー装置11は小さな定格電流値の設定に大いに寄与することができる。
しかも、ACDC電源モジュール48およびセンサーモジュール43はそれぞれ被覆線52、47でコントローラーモジュール45に接続されることから、コントローラーモジュール45に対してそれぞれACDC電源モジュール48およびセンサーモジュール43の配置の自由度は広がることができる。センサーモジュール43のADコンバーター43bはACDC電源モジュール48から遠ざけられることができる。ADコンバーター43bはACDC電源モジュール48の電磁波(ノイズ)から遠ざけられることができる。ADコンバーター43bは良好に動作することができる。
本実施形態に係る支持板37は、環状コア43aからACDC電源モジュール48を隔てる第1シールド板53を備える。環状コア43aはACDC電源モジュール48の電磁波(ノイズ)からシールドされることができる。環状コア43aはACDC電源モジュール48から作用する電磁波の影響から解放されることができる。センサーモジュール43では電流値の検出精度は良好に維持されることができる。こうしたブレーカー装置11は小さな定格電流値の設定に大いに寄与することができる。しかも、支持板37は第1シールド板53を兼ねることから、第1シールド板53は簡単に確保されることができる。
加えて、本実施形態に係る支持板37は、ACDC電源モジュール48からADコンバーター43bを隔てる第2シールド板54を備える。ADコンバーター43bはACDC電源モジュール48の電磁波(ノイズ)からシールドされることができる。ADコンバーター43bはACDC電源モジュール48から作用する電磁波の影響から解放されることができる。センサーモジュール43では電流値の検出精度は良好に維持されることができる。こうしたブレーカー装置11は小さな定格電流値の設定に大いに寄与することができる。しかも、第2シールド板54は支持板37から連続することから、第2シールド板54は簡単に確保されることができる。
11…ブレーカー装置、18…ブレーカーモジュール、43…センサーモジュール、43a…環状コア、43b…ADコンバーター、45…コントローラーモジュール、47…(ADコンバーターにコントローラーモジュールを繋ぐ)被覆線、48…ACDC電源モジュール、52…(ACDC電源モジュールにコントローラーモジュールを繋ぐ)被覆線。

Claims (2)

  1. 遮断信号の受信に応じて通電を遮断するブレーカーモジュールと、
    前記通電に応じて交流電流から直流電力を生成するACDC電源モジュールと、
    環状コアを貫通する電線に流通する前記交流電流に基づき電流値を検出するセンサーモジュールと、
    前記ACDC電源モジュールに被覆線で接続されて、検出される前記電流値に基づき前記ブレーカーモジュールに前記遮断信号を供給するコントローラーモジュールと、
    を備えることを特徴とするブレーカー装置。
  2. 請求項1に記載のブレーカー装置において、前記コントローラーモジュールは、前記センサーモジュールに組み込まれて前記電流値を反映するデジタル信号を生成するADコンバーターに被覆線で接続されることを特徴とするブレーカー装置。
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