JP2022067060A - 保険契約支援システム及びこれを用いた保険契約支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保険申込手続の迅速化及び簡素化を図る。【解決手段】 本発明は、顧客の基本情報及び保険商品の申込のための申込フォームに関する情報を格納するデータベースと、前記顧客である申込者の情報端末装置から申込フォーム要求を受信する申込フォーム要求受信部と、前記申込フォーム要求に基づいて、前記データベースを参照し、前記申込者に適合した申込フォームを作成する申込フォーム作成部と、前記申込フォームを前記情報端末装置に送信する申込フォーム送信部と、前記申込フォームに基づいて前記申込者が前記情報端末装置を用いて所定の情報を入力した入力済み申込フォームを、前記情報端末装置から受信する入力済み申込フォーム受信部と、前記入力済み申込フォームに基づき、保険商品を所定の保険会社に申込むための申込書を作成する申込書作成部と、前記申込書を前記所定の保険会社に送信する申込書送信部とを備える保険契約支援サーバである。【選択図】 図2

Description

本発明は、保険契約支援システム及びこれを用いた保険契約支援方法に関する。
生命保険や損害保険等の各種の保険商品の契約にあたっては、一般に、保険会社又はその代理店の担当者は契約対象である保険商品の申込フォームを申込者に提示し、これを受けて、申込者は申込フォームに必要事項を記入し、署名及び捺印等するといった手続が行われる。昨今は、このような手続の負荷軽減、迅速化のため、例えばコンピュータ画面を介して行われている。
例えば、下記特許文献1は、生命保険や損害保険等の契約商品に関する契約情報を、ステータス情報を用いて管理する契約情報管理システムを開示している。すなわち、この契約情報管理システムでは、代理店の担当者がクライアントに表示した商品プランの中から所望の商品プランを選択すると、その商品プランに対応する契約書フォームが表示され、この契約書フォームに対して契約者が個人情報を入力すると、料金計算等のシミュレーションが行われ、契約書が印刷される。そして、この契約書に捺印、料金の収納等があった場合は、担当者は、その旨の情報を入力して、管理サーバに契約情報を送信する。
また、下記特許文献2は、インターネットを利用して保険申込の手続が可能な保険申込システムを開示している。すなわち、この保険申込システムでは、ユーザがサーバに接続して希望する保険商品を選択すると、その保険商品の申込書の電子フォームがデータベースから取得され、ユーザ端末上に表示される。ユーザが必要事項を入力すると、入力データがサーバへ送られ、申込データとされる。保険会社は、審査を行い、審査が完了すると引受通知発送指示が保険会社からサーバを介してユーザ端末へ送られる。口座振替やオンライン決済などによりユーザが保険料の支払いを完了すると、保険会社端末からサーバへ証券発行指示が送られ、サーバは証券データを作成する。証券データはユーザ端末へ送信される。
更に、下記特許文献3は、センターサーバと、センターサーバと接続された複数の保険会社サーバ及び複数の代理店端末とを備え、センターサーバは、各保険会社サーバから送信された保険商品に関する情報を格納しておく記憶手段と、各代理店端末に対して保険商品に関する情報を送信する手段と、代理店端末から特定の保険商品に対する加入リクエストが送信された場合に、当該保険商品の申込書フォームを送信し、必要な顧客情報の入力を促す手段と、代理店端末から送信された申込情報を保険会社サーバに転送し、保険申込の可否を照会する手段と、保険会社サーバから送信された結果情報を代理店端末に転送する手段とを備えた保険業務支援システムを開示している。
特開2001-125951号公報 特開2002-175410号公報 特開2005-100208号公報
現状、保険会社ごとに保険商品は異なり、また、その契約に関わる条件等も異なっている。とりわけ、複数の保険会社の種々の保険商品を取り扱う代理店(保険代理店)は、契約対象である保険会社及び/又は保険商品ごとに異なる申込フォームを扱う必要があった。
また、近年は、申込者が、保険会社のWebサイトにアクセスし、画面に表示された保険商品の申込フォームに必要事項を入力することにより、該保険商品の申込みを行うことができる。しかしながら、この申込フォームは、保険会社及び/又は保険商品ごとにフォーマットがバラバラであるため、申込者にとって非常に分かりにくく、使い勝手が良いとはいえなかった。
更に、例えば、申込者が家族等の関係者分の保険を申し込む場合、申し込む人数分の同一又は類似の申込フォームのそれぞれに必要事項を入力しなければならず、非常に煩雑で面倒であった。
更にまた、例えば、企業や組織、団体等における従業員が、申込者として、該企業が契約し加入している保険会社の保険(例えば生損保の団体保険等)に申し込む場合であっても、申込者自身が、企業の従業員に関する情報を所定の申込フォームに入力する必要があり、非常に煩雑で面倒であった。
そこで、本発明は、申込者が保険を申し込む際の種々の手続の簡素化及び/又は迅速化を図ることができる保険契約支援システムを提供することを目的とする。
より具体的には、本発明は、複数の保険会社が提供する各種の保険商品のそれぞれを、該保険商品を構成する保険要素に基づいてモデル化することにより、保険商品に適合する申込フォームを再定義することができる保険契約支援システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、異なる保険会社の保険商品を申し込む場合であっても、共通の申込フォームを用いて申し込みすることができる保険契約支援システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、異なる保険会社の保険商品を申し込む場合であっても、申込フォームへの重複した情報の入力を省略することができる保険契約支援システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、申込者が、自身を含めて家族等の関係者分の保険商品を申し込む場合に、共通の申込フォームを用いて申込可能とする保険契約支援システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、企業における従業員が、申込者として、該企業が契約し加入している保険会社の保険を申し込む場合に、従業員に関する情報の入力を省略可能にする保険契約支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、以下に示す発明特定事項乃至は技術的特徴を含んで構成される。
ある観点に従う本発明は、顧客である申込者の情報端末装置と通信可能に接続され、前記申込者が契約を希望する保険商品の契約を支援する保険契約支援サーバである。前記保険契約支援サーバは、複数の保険商品のそれぞれに対して該保険商品を構成する少なくとも1つの保険要素に基づいて構築された保険商品モデルを記憶する保険商品モデルデータベースと、前記保険商品モデルに基づいて、前記申込者が契約を希望する前記保険商品を申込むための申込画面を構成する画面データを前記申込者の前記情報端末装置に送信する申込画面送信部と、前記申込画面に対して前記申込者が前記情報端末装置を用いて入力した所定の申込情報を、前記情報端末装置から受信する申込情報受信部とを備える。
ここで、前記保険要素は、質問事項、保険説明、告知事項、及び保障内容の少なくとも1つを含み得る。
また、前記保険契約支援サーバは、前記保険要素の項目を設定することにより、前記保険商品モデルを構築するモデル化処理部を更に備え得る。
前記モデル化処理部は、前記保険商品のフレームワークに、前記項目が設定された前記保険要素を関連付けることにより、前記保険商品モデルを構築し得る。
また、別の観点に従う本発明は、顧客である申込者の情報端末装置と通信可能に接続され、申込者が申込を希望する少なくとも1つの保険商品の契約を支援する保険契約支援サーバである。前記保険契約支援サーバは、前記顧客の基本情報を格納する基本情報データベースと、前記保険商品の申込のための申込フォームに関する情報を格納する申込フォーム管理データベースとを備える。更に、前記保険契約支援サーバは、前記申込者の前記情報端末装置から申込フォーム要求を受信する申込フォーム要求受信部と、前記申込フォーム要求受信部により受信した前記申込フォーム要求に基づいて、前記基本情報データベース及び前記申込フォーム管理データベースを参照して、前記申込者に適合した所定の申込フォームを作成する申込フォーム作成部と、前記申込フォーム作成部により作成された前記所定の申込フォームを前記情報端末装置に送信する申込フォーム送信部と、前記所定の申込フォームに基づいて前記申込者が前記情報端末装置を用いて所定の情報を入力した入力済み申込フォームを、前記情報端末装置から受信する入力済み申込フォーム受信部と、前記入力済み申込フォーム受信部により受信した前記入力済み申込フォームに基づいて、前記少なくとも1つの保険商品を所定の保険会社に申し込むための申込書を作成する申込書作成部と、前記申込書作成部により作成された前記申込書を前記所定の保険会社に送信する申込書送信部と、を備え得る。
前記基本情報データベースは、前記顧客本人が従業員として所属する企業における前記顧客に対応する従業員情報を格納する本人データベースを含み構成され得る。また、前記基本情報データベースは、前記顧客本人に関係付けられた関係者に関する情報を格納する関係者データベースを更に含み構成され得る。
また、前記申込フォーム作成部は、前記申込フォーム要求に含まれる保険商品名に基づいて、前記申込フォーム管理データベースを参照し、少なくとも1つの申込テンプレートを特定し、前記特定した少なくとも1つの申込テンプレートに関連付けられたフォームタイプテンプレートを特定し、前記少なくとも1つの申込テンプレートに対して、前記特定したフォームタイプテンプレートに基づいて、前記基本情報データベースを参照し、所定の属性情報を埋め込むことにより、前記所定の申込フォームを作成し得るように構成される。
更に、別の観点に従う本発明は、顧客である申込者の情報端末装置と通信可能に接続され、申込者が申込を希望する少なくとも1つの保険商品の契約を支援する保険契約支援サーバにより実行される保険契約支援方法である。前記保険契約支援方法は、前記申込者の前記情報端末装置から申込フォーム要求を受信することと、受信した前記申込フォーム要求に基づいて、前記顧客の基本情報を格納した基本情報データベース及び前記保険商品の申込のための申込フォームに関する情報を格納した申込フォーム管理データベースを参照して、前記申込者に適合した所定の申込フォームを作成することと、作成された前記所定の申込フォームを前記情報端末装置に送信することと、前記所定の申込フォームに基づいて前記申込者が前記情報端末装置を用いて所定の情報を入力した入力済み申込フォームを、前記情報端末装置から受信することと、受信した前記入力済み申込フォームに基づいて、前記少なくとも1つの保険商品を所定の保険会社に申し込むための申込書を作成することと、作成された前記申込書を前記所定の保険会社に送信することとを含み得る。
更に、別の観点に従う本発明は、前記方法を実行するコンピュータプログラム及びこれを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体としても成立する。
なお、本開示において、「手段」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
また、本開示において、「システム」とは、複数の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が論理的に集合した物を含み、各装置や機能モジュールが物理的に単一の物として構成されるか又は別体の物として構成されるかは問わない。
本発明によれば、保険を申し込む際の種々の手続の簡素化及び/又は迅速化を図ることができるようになる。
とりわけ、本発明によれば、複数の保険会社が提供する各種の保険商品のそれぞれを、該保険商品を構成する保険要素に基づいてモデル化するので、保険商品に適合する申込フォームを再定義することができるようになる。
また、本発明によれば、異なる保険会社の保険商品を申し込む場合あっても、共通の申込フォームを用いて申し込むことができるようになる。
また、異なる保険会社の保険商品を申し込む場合であっても、申込フォームへの重複した情報の入力を省略することができるようになる。
また、本発明によれば、申込者が自身を含めて関係者分の保険商品を申し込む場合であっても、共通の申込フォームを用いて申し込むことができるようになる。
更に、本発明は、企業における従業員が、申込者として、該企業が契約し加入している保険会社の保険商品に申し込む場合であっても、従業員に関する情報の入力を省略することができるようになる。
本発明の他の技術的特徴、目的、及び作用効果乃至は利点は、添付した図面を参照して説明される以下の実施形態により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援システムの概略的構成の一例を示すブロックダイアグラムである。 図2は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバの機能的構成の一例を示すブロックダイアグラムである。 図3は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバの基本情報データベースのデータの一例を示す図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバのフォームデータベースのデータの一例を示す図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバにおいて用いられる申込フォームテンプレートの一例を示す図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバによる保険契約支援処理の一例を説明するフローチャートである。 図7Aは、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバにより作成された申込フォームを表示したユーザインターフェースの一例を示す図である。 図7Bは、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバにより作成された申込フォームを表示したユーザインターフェースの他の例を示す図である。 図7Cは、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバにより作成された申込フォームを表示したユーザインターフェースの更に他の例を示す図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバによる保険契約支援処理の一例を説明するフローチャートである。 図9Aは、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバにより作成された保険会社向け申込書の一例を示す図である。 図9Bは、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバにより作成された保険会社向け申込書の一例を示す図である。 図10は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバの機能的構成の一例を示すブロックダイアグラムである。 図11は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバの保険サービスモデルデータベースにおける保険商品モデルの一例を概念的に説明するための図である。/ 図12は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバによる保険サービスのモデル化処理の概略を示すフローチャートである。 図13は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバに接続される端末装置上に表示された管理画面の一例を示す図である。 図14は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバに接続される端末装置上に表示された管理画面の一例を示す図である。 図15は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバに接続される端末装置上に表示された管理画面の一例を示す図である。 図16は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバに接続される端末装置上に表示された管理画面の一例を示す図である。 図17は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバに接続される端末装置上に表示された管理画面の一例を示す図である。 図18は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援システムにおける情報端末装置上に表示されたマイページ画面の一例を示す図である。 図19は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援システムにおける情報端末装置上に表示されたマイページ画面の一例を示す図である。 図20は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援システムにおける情報端末装置上に表示されたマイページ画面の一例を示す図である。 図21は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援システムを構成するコンピューティングデバイスのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(例えば各実施形態を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
[第1の実施形態]
本実施形態は、顧客である申込者(ユーザ)が保険会社が提供する保険商品を申し込む際に、該保険会社が用意した申込書(申込画面)に必要事項を直接入力するのではなく、共通の申込フォームに従った申込画面を用いて必要事項を入力するようにしたことを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援システムの概略的構成の一例を示すブロックダイアグラムである。同図に示すように、保険契約支援システム1は、通信ネットワーク10を介して相互に通信可能に接続された、保険契約支援サーバ20と、情報端末装置30とを含み構成され得る。また、保険契約支援システム1は、各保険会社が管理・運営する保険管理サーバ40と、保険会社の顧客である企業の企業管理サーバ50とに通信可能に接続される。
通信ネットワーク10は、例えば、IPベースのコンピュータネットワーク及び移動通信システム規格に準拠した移動通信ネットワークを含み得る。本開示において、通信ネットワーク10は、IPネットワークによって構築されたインターネットを含む広い概念で用いられているが、IPネットワークに限らず、ノード間通信を可能とするあらゆるプロトコルのネットワークが適用可能である。また、通信ネットワーク10は、図示されていない無線基地局によって構築される無線ネットワーク(例えばWi-Fi(登録商標))を含み得る。本開示では、通信ネットワーク10上の装置(ノード)間の通信は、必要に応じて、SSL/TLS等のセキュアな通信技術が適用され得る。
保険契約支援サーバ20は、例えば保険会社や保険代理店の保険契約業務(いわゆる保険サービス)を支援するコンピューティングデバイスである。このようなコンピューティングデバイスのハードウェア構成は、図21に例示されるが、当業者にとって自明であるため、その詳細な説明は省略する。保険契約支援サーバ20は、例えば、基本情報データベース22とフォームデータベース24とを含む(図2参照)。基本情報データベース22は、例えば、保険代理店の顧客(申込者)に関する属性情報を管理するデータベースである。顧客の属性情報の少なくとも一部は、例えば、後述する人事情報データベース52から随時に又はバッチ処理で取得され得る。フォームデータベース24は、例えば、各保険会社が提供する各種の保険商品に申し込むための申込フォームテンプレートを格納する。申込フォームテンプレートは、例えば、フォームタイプごとに定義され記述されたスクリプトないしはデータであり得る。
また、保険契約支援サーバ20は、情報端末装置30からのリクエストに応じて所定の処理を実行する。一例として、保険契約支援サーバ20は、ユーザ(申込者)の情報端末装置30からログインを受け付けて、申込者の「マイページ」を提供する。申込者がマイページを登録していない場合、保険契約支援サーバ20は、マイページの登録を受け付ける。他の例として、保険契約支援サーバ20は、申込者のマイページ上で、情報端末装置30からの保険商品の申込リクエストに応じて、対象とする保険商品に関する所定の申込フォームを作成し、これを情報端末装置30に提供する。本開示では、所定の申込フォームは、申込者に関する必要事項が予め埋め込まれている。これにより、申込者は、必要事項の入力を省力することができ、また、重複する入力を回避することができる。更に他の例として、保険契約支援サーバ20は、全ての必要事項の入力が完了した申込フォーム(以下「入力済み申込フォーム」という。)を情報端末装置30から受信し、これを保険会社に対応した申込書類に整序ないしは変換して、保険管理サーバ40に送信する。保険契約支援サーバ20の機能的な構成については後述する。
情報端末装置30は、例えば、保険代理店の担当者及び/又は申込者等が操作するコンピューティングデバイスである。本開示では、情報端末装置30は、申込者本人によって操作されるものとする。情報端末装置30は、例えば、ノート型コンピュータやデスクトップ型コンピュータといったパーソナルコンピュータ、スマートフォン、又はタブレット型コンピュータ等であり得るが、通信ネットワーク10を介して、少なくとも保険契約支援サーバ20にアクセス可能なコンピューティングデバイスであれば良い。情報端末装置30は、典型的には、CPU(プロセッサ)やチップセット及びメモリ、通信ネットワークモジュール、ユーザインターフェース(例えばディスプレイないしはタッチパネル、及びスピーカー)等のハードウェア資源及びオペレーティングシステム(例えばカーネル、各種のデバイスドライバ、標準ライブラリ等を含み構成され得る。)(以下「OS」という。)等のソフトウェア資源から構成される。情報端末装置30は、プロセッサの制御の下、OS上で各種のアプリケーションプログラムを実行し、所望の機能を実現する。本開示では、情報端末装置30には、インターネット上のWebサーバにアクセスし得るWebブラウザプログラムが実装されているものとする。情報端末装置30は、Webブラウザプログラムを実行することにより、Webブラウザとして機能し、保険契約支援サーバ20や保険管理サーバ40にアクセスし得る。例えば、申込者は、情報端末装置30を操作して、保険契約支援サーバ20が提供するWebサイト上のマイページにログインし、申込を希望する保険商品に対する所定の申込フォームを取得し、これに必要事項を入力する。情報端末装置30は、必要事項が入力された申込フォーム(入力済み申込フォーム)を保険契約支援サーバ20に送信する。
保険管理サーバ40は、保険商品を提供する各保険会社が管理・運営するコンピューティングデバイスである。保険管理サーバ40は、例えば、図示していないが、保険商品に関する保険商品データベースと保険契約者に関する契約者データベースとを含み構成され得る。保険管理サーバ40は、例えば、保険契約支援サーバ20から保険商品に関する申込書を受信して、契約者データベースに格納する。なお、本開示では、保険契約支援サーバ20と保険管理サーバ40は、異なる主体により管理・運営されるものとしているが、これに限られず、同一の主体により管理・運営されても良い。この場合、保険契約支援サーバ20と保険管理サーバ40は、別体のコンピューティングデバイスとして構成されても良いし、一体として構成されても良い。
企業管理サーバ50は、保険会社の顧客である企業が管理・運営するコンピューティングデバイスである。本開示では、企業管理サーバ50は、例えば、企業の役員や従業員等(以下「従業員等」という。)の人事情報を管理する人事情報データベース52を含み構成されるものとする。企業管理サーバ50は、例えば、保険契約支援サーバ20からのアクセスに応じて、人事情報データベース52に登録されている保険代理店の顧客である従業員等の人事情報の一部を保険契約支援サーバ20に送信する。
図2は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバの機能的構成の一例を示すブロックダイアグラムである。このような機能的構成は、保険契約支援サーバ20が、プロセッサの制御の下、保険契約支援処理プログラムを実行することにより実現される。同図に示すように、保険契約支援サーバ20は、例えば、申込フォーム要求受信部201と、申込フォーム作成部202と、申込フォーム送信部203と、入力済み申込フォーム受信部204と、申込書作成部205と、申込書送信部206とを含み構成される。また、上述したように、保険契約支援サーバ20は、基本情報データベース22と、フォームデータベース24を含む。
申込フォーム要求受信部201は、情報端末装置30から申込フォーム要求を受信する。申込フォーム要求は、例えば、特定の保険会社が提供する特定の保険商品を示すID(例えば保険商品名)を含む。申込フォーム要求受信部201は、受信した申込フォーム要求を申込フォーム作成部202に引き渡す。
申込フォーム作成部202は、申込フォーム要求受信部201により受信した申込フォーム要求に基づいて、申込者に適合した所定の申込フォームを作成する。例えば、申込フォーム作成部202は、申込フォーム要求に基づいて、フォームデータベース24を参照して、特定のフォームタイプに従ったテンプレートを取得する。更に、申込フォーム作成部202は、基本情報データベース22を参照して、取得したテンプレートに必要な情報を埋め込むことにより、申込フォームを作成する。必要な情報とは、保険商品の申込みに必要な事項を含む。申込フォーム作成部202は、作成した申込フォームを申込フォーム送信部203に引き渡す。
このように、特定のフォームタイプに従ったテンプレートが用いられるため、異なる保険会社の保険商品を申し込む場合あっても、共通の申込フォームが得られることになる。また、例えば、申込者によって扶養される被扶養者に関する住所等の属性情報は、申込者本人と重複する場合が多い。このような場合であっても、申込フォーム作成部202は、申込者本人と関連付けられた被扶養者データベース22bの属性情報を適宜に用いて、取得したテンプレートに埋め込むことにより、入力の手間を省略することができるようになる。
申込フォーム送信部203は、申込フォーム作成部202により作成された申込フォームを、申込フォーム要求を送信した情報端末装置30に送信する。情報端末装置30は、申込フォームを受信すると、これをユーザインターフェースに表示して、申込者に対して、必要な追加の情報を入力するように促す。図7A~図7Cは、それぞれ、情報端末装置30のユーザインターフェース上に表示されたマイページ/申込画面の一例を示している。このとき、申込者は、例えば、ユーザインターフェースを用いて、表示された申込フォームに埋め込まれた情報を修正することができる。情報端末装置30は、申込フォームに必要な情報が入力されると、これを入力済み申込フォームとして保険契約支援サーバ20に送信する。
入力済み申込フォーム受信部204は、情報端末装置30から送信される入力済み申込フォームを受信する。入力済み申込フォーム受信部204は、受信した入力済み申込フォームを申込書作成部205に引き渡す。
申込書作成部205は、入力済み申込フォーム受信部204により受信した入力済み申込フォームに基づいて、保険会社ごとの申込書を作成する。例えば、申込書作成部205は、申込フォームテンプレートと保険会社の保険商品ごとの申込書との間の変換ルールデータベース(図示せず)を備え得る。一例として、入力済み申込フォームが、保険会社Aの保険商品aである場合、申込書作成部205は、入力済み申込フォームを保険商品aに適合するように変換した(つまり、保険会社Aが指定する)申込書αを作成する。申込書作成部205は、作成した申込書を申込書送信部206に引き渡す。他の例として、入力済み申込フォームが、保険会社A、B及びCのそれぞれに係る保険商品a、b及びcの申込みフォームを含む場合、申込書作成部205は、入力済み申込フォームを保険商品a、b及びcのそれぞれに適合した申込書α、β及びγを作成する。申込書作成部205は、作成した申込書を申込書送信部206に引き渡す。
申込書送信部206は、申込書作成部205により作成された申込書を対応する保険管理サーバ40に送信する。例えば、保険商品a、b及びcのそれぞれに適合した申込書α、β及びγは、保険会社A、B及びCのそれぞれの保険管理サーバ40に送信される。保険管理サーバ40は、受信した申込書に基づいて、保険契約の手続を完了させる。
図3は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバの基本情報データベースのデータの一例を示す図である。
同図に示すように、本例の基本情報データベース22は、複数のサブデータベースを含み構成される。例えば、基本情報データベース22は、本人データベース22aと、被扶養者データベース22bと、配偶者データベース22cとを含み、これらは互いに関連付けられて構成される。なお、本開示において、被扶養者データベース22b及び配偶者データベース22cは、関係者データベースの一態様である。
本人データベース22aは、申込者本人の属性情報を管理するデータベースである。本人データベース22aの各レコードは、例えば、本人ID、氏名、シメイ、生年月日、住所(都道府県、市区町村、番地・建物)、及び所属企業(所属企業名、所属企業都道府県、所属企業市区町村、所属企業番地・建物)等のフィールドを含む。
被扶養者データベース22bは、申込者本人が扶養する者(被扶養者)の属性情報を管理するデータベースである。被扶養者データベース22bの各レコードは、本人IDにより本人データベース22aと関連付けられる。被扶養者データベースの各レコードは、例えば、被扶養者ID、本人ID、氏名、シメイ、生年月日、及び住所(都道府県、市区町村、番地・建物)等のフィールドを含む。
配偶者データベース22cは、申込者本人の配偶者の属性情報を管理するデータベースである。配偶者データベース22cの各レコードは、本人IDにより本人データベース22aと関連付けられる。配偶者データベース22cの各レコードは、例えば、配偶者ID、本人ID、氏名、シメイ、生年月日、及び住所(都道府県、市区町村、番地・建物)等のフィールドを含む。
図4は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバのフォームデータベースのデータの一例を示す図である。同図に示すように、フォームデータベース24は、保険会社及び/又は保険商品ごとの申込フォームを管理するデータベースである。フォームデータベース24は、例えば、相互に関連付けられた、申込フォーム設定データベース24aと、テンプレートデータベース24bと、フォームタイプデータベース24cと、を含み構成され得る。
申込フォーム設定データベース24aは、申込フォーム番号、本人ID、保険会社/商品名、及び申込テンプレート番号等のフィールドを含む。また、テンプレートデータベース24bの各レコードは、例えば、申込テンプレート番号、本人ID、保険会社/保険商品、及びフォーム番号(フォームID)等のフィールドを含む。また、フォームタイプデータベース24cの各レコードは、例えば、フォーム番号、情報区分、及びフォームタイプ等のフィールドを含む。申込フォーム作成部202は、少なくとも1つ以上の保険商品名に対応する申込テンプレート番号のフォーム番号に従って、フォームタイプの構造データに基づいてフォームタイプテンプレートを作成し、作成したフォームタイプテンプレートに基づいて、少なくとも1つ以上の保険商品の申込に対応した複合的な申込フォームを生成する。例えば、図5は、フォームタイプに示される構造データを持つフォームタイプテンプレートを示している。申込フォーム作成部202は、このようなテンプレートから、例えばA社/団体長期障害所得補償保険(GLTD)及びA社/団体総合生活保険の申込のための複合型の申込フォームを作成する。このような申込フォームは、どのような申込テンプレートから構成されているかを示す構造データを含むため、個々の保険会社の保険商品に適した保険商品の申込書への変換が可能である。
図6は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバによる保険契約支援処理の一例を説明するフローチャートである。かかる処理は、例えば、保険契約支援サーバ20がプロセッサの制御の下で保険契約支援処理プログラムを実行することにより実現される図2に示したような機能的構成によって、遂行される。なお、かかる処理に先立ち、申込者は、情報端末装置30のブラウザを操作して、本人ID及びパスワードを用いて、保険契約支援サーバ20が提供するWebサイト上のマイページにログインしているものとする。マイページでは、申込者は、例えば、希望の保険商品を検索し、申込手続を行うことができる。保険契約支援サーバ20は、ログイン時の本人IDをキーにして、基本情報データベース22を参照し得る。
同図に示すように、申込フォーム要求受信部201は、情報端末装置30から申込フォーム要求を受信する(STEP601)。申込フォーム要求は、例えば、特定の保険会社が提供する少なくとも1つ以上の特定の保険商品を示すID(例えば保険商品名)を含む。保険商品名は、例えば、申込者が情報端末装置30のユーザインターフェースに表示されたマイページ画面で希望する保険商品名のチェックボックスにチェックを入れることで、選択され得る。申込フォーム要求受信部201は、受信した申込フォーム要求を申込フォーム作成部202に引き渡す。例えば、申込者は、マイページ画面上で、「○○社安心保険パックAタイプ」といった希望する保険商品名のチェックボックスをチェックし、決定ボタンを選択する。
次に、申込フォーム作成部202は、申込フォーム要求受信部201により受信した申込フォーム要求に基づいて、所定の申込フォームを作成する(STEP602)。例えば、保険商品名が「○○社安心保険パックAタイプ」であれば、申込フォーム番号「1」の申込フォームが作成される。申込フォームの作成処理の詳細は、後述する。
次に、申込フォーム送信部203は、申込フォーム作成部202により作成された申込フォームを、申込フォーム要求を送信した情報端末装置30に送信する(STEP603)。情報端末装置30は、申込フォームを受信すると、これを例えば図7A~7Cに示すような申込フォーム入力画面をユーザインターフェース上に表示して、申込者に対して、必要な追加の情報を入力するように促す。図7A~7Cのそれぞれは、選択された保険商品によって作成された各種の申込フォーム入力画面を示している。例えば、申込者が保険商品「○○社安心保険パックAタイプ」をチェックした場合、図7Aに示すような、「GLTD」(団体長期障害所得補償保険)と「団体総合生活保険」とがセットになった申込フォーム入力画面が表示される。情報端末装置30は、申込者によって必要な情報が入力された申込フォームを入力済み申込フォームとして保険契約支援サーバ20に送信する。
入力済み申込フォーム受信部204は、情報端末装置30から送信される入力済み申込フォームを受信する(STEP604)。入力済み申込フォーム受信部204は、受信した入力済み申込フォームを申込書作成部205に引き渡す。
続いて、申込書作成部205は、入力済み申込フォーム受信部204により受信した入力済み申込フォームに基づいて、図9A又は9Bに示すような保険会社ごとの申込書を作成する(STEP605)。申込書作成部205は、作成した申込書を申込書送信部206に引き渡す。
次に、申込書送信部206は、申込書作成部205により作成された申込書を対応する保険管理サーバ40に送信する(STEP606)。保険管理サーバ40は、受信した申込書に基づいて、保険契約の手続を完了させる。
図8は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバによる保険契約支援処理の一例を説明するフローチャートであり、具体的には、図6に示した申込フォーム作成処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
同図に示すように、申込フォーム作成部202は、申込フォーム要求から、そこに含まれる保険商品名を取得する(STEP801)。申込フォーム要求には、ユーザが選択した少なくとも1つ以上の保険商品名が含まれる。
次に、申込フォーム作成部202は、申込フォーム設定データベース24aを参照して、取得した保険商品名を含む申込テンプレート番号を特定し(STEP802)、更に、テンプレートデータベース24bそのフォーム番号を特定する(STEP803)。
続いて、申込フォーム作成部202は、フォームタイプデータベース24cを参照して、特定したフォーム番号に関連付けられたフォームタイプを特定し、フォームタイプに従って図5に示したようなフォームタイプテンプレートを生成する(STEP804)。
例えば、申込フォーム要求が保険商品名「○○社安心保険パックAタイプ」を含む場合、申込フォーム作成部202は、図4に示すような申込フォーム設定データベース24aを参照して、申込テンプレート番号「1」及び「2」を特定し、更に、申込テンプレート番号「1」について、フォーム番号「1」、「2」、及び「4」を特定するとともに、申込テンプレート番号「2」について、フォーム番号「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」を特定する。この場合、申込テンプレート番号「1」と「2」とのフォーム番号の和集合は、「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」であるから、フォーム番号「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」のフォームタイプの構造データを含むフォームタイプテンプレートを用いることで、共通の申込フォームを生成することができる。続いて、申込フォーム作成部202は、特定したフォーム番号に従って、フォームタイプ「Name1」、「Birthday」、「Job」、「Income」、及び「Address」を含む申込フォーム番号「1」のフォームタイプテンプレートを生成する。
次に、申込フォーム作成部202は、生成したフォームタイプテンプレートに基づいて、選択された保険商品に対応した申込フォーム構造を生成し(STEP805)、更に、その中の各ラベルについて、本人IDに従って基本情報データベース22を参照し、対応する属性情報を取得して、これを申込フォームに埋め込む(STEP806)。この場合、当業者にとって自明なように、申込フォーム作成部202は、申込者のマイページへのログインにより、申込者のID(本人ID)を認識ないしは特定している。本開示において、申込フォーム構造は、保険会社/保険商品ごとのフォームを示し、属性情報が埋め込まれる前のものをいう。例えば、申込フォーム作成部202は、フォームタイプテンプレートの「氏名」について、基本情報データベース22の「氏名」の属性情報を抽出し、これを申込フォーム構造に埋め込む。これにより、属性情報が埋め込まれた申込フォームが作成される(図9A及び9B参照)。
このようにして作成された申込フォームは、ユーザの情報端末装置30のユーザインターフェース上に表示され、ユーザによって必要な情報の追加入力が行われ、入力済み申込フォームとなる。申込書作成部205は、受信した入力済み申込フォームについて、申込フォーム設定データベース24aを参照して、保険商品ごとの申込書を作成し、対応する保険管理サーバ40に送信されることになる。
以上のように、本実施形態によれば、保険会社の保険商品を申し込む場合に、保険会社が用意した申込書(申込画面)に直接入力するのではなく、特定のフォームタイプに従ったテンプレートを用いるので、異なる保険会社の保険商品を申し込む場合あっても、共通の申込フォームを用いて入力をすることができるようになる。
また、申込者本人以外の関係者について、保険商品を申し込む場合であっても、申込者本人と重複するような属性情報は、申込フォームに予め埋め込まれるので、入力の手間を省略することができるようになる。
[第2の実施形態]
本実施形態は、複数の保険商品のそれぞれを、該保険商品を構成する保険要素に基づいてモデル化することにより、各種の保険商品に対して統一的な申込を可能にしたことを特徴とする。
図10は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバの機能的構成の一例を示すブロックダイアグラムである。
同図に示すように、本実施形態の保険契約支援サーバ20は、保険商品モデルデータベース26と、モデル化処理部207とを更に備える点で、第1の実施形態のものと異なっている。また、本実施形態では、保険契約支援サーバ20は、企業管理サーバ50から従業員等の人事情報を受信する代わりに、申込者の情報端末装置30からその情報(例えば、マイページ画面で入力された情報)を受信し、基本情報データベース22に記憶するものとしている。
モデル化処理部207は、複数の保険商品のそれぞれをいくつかの保険要素に基づいて定義することにより、保険商品モデルを構築する。保険要素とは、保険商品を構成する例えば申込者情報、加入資格情報、質問事項、保険説明、告知事項、保険料、保障内容(保障期間や保障金額等)、及び病歴等といった該保険商品の販売・契約に必要な要素である。保険商品には、例えば、医療保険、死亡保険、収入保障保険、介護保険、及び損害保険といったものがある。このような保険商品には、質問事項、保険説明、告知事項、保険料、及び保障内容等の保険要素から構成されているが、その内容は一律ではない。保険商品のモデル化は、各保険要素の内容を、その特性に従って、所定の項目に細分化・汎用化して、所定の項目どうしを関連付けることによって構築される。言い換えれば、保険サービスにおいて、モデル化とは、保険会社が提供する保障内容の価値とその対価、及び保障内容の提供によるリスクヘッジ(引受け条件)を、保険要素の組み合わせにより表現したものである。例えば、告知事項は、一般に、医療受信履歴や機能障害等といった項目(条件項目)を含むところ、いくつかの保険商品によっては質問の表現は異なってもその意味内容は同じであることが多い。したがって、告知事項における各種の項目を抽出して、保険商品との関係性を再定義することにより、保険商品がモデル化される。
図11は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバの保険サービスモデルデータベースにおける保険商品モデルの一例を概念的に説明するための図である。同図に示すように、保険商品モデル(データ関連構造)は、例えば、各保険要素どうしの関係性を有している。この例では、ユーザ情報、ユーザ詳細情報、加入資格情報、質問事項、保険説明、告知事項、保障内容、及び病歴等の各保険要素どうしが所定の関係性を有する。すなわち、保険商品モデルは、これを提供する保険会社、保険種別、質問事項、保険説明、告知事項、保障内容、及び病歴等といった各保険要素の組み合わせで表現される。保険商品の申込では、このような保険商品モデルに対して、申込者に関する情報、すなわち、所属企業情報、報酬、家族情報、告知情報に関連する病歴等を関連付けることによって、申込フォームへの入力が可能になる。
すなわち、モデル化処理部207は、保険会社により保険商品ごとに用意されている元の申込フォームの内容に基づいて、管理者の操作の下、保険要素ごとの観点で、共通化ないしは汎用化された各種の項目を設定することにより、共通化ないしは汎用化された該保険商品の申込フォームを再定義する。つまり、1つの保険商品に対する再定義された申込フォームは、項目が設定された保険要素の集まりからなる。したがって、別の申込フォームについて、既に項目が設定された保険要素を再利用することができる。
なお、モデル化処理部207は、再定義した申込フォームを保険商品モデルデータベース26に登録する。例えば、保険契約支援サーバ20は、保険契約支援サーバ20を管理する管理者の端末装置(図示せず)に管理画面を提供し、管理者は、端末装置上に表示された管理画面を操作して、申込フォームの入力事項を設定する。
図12は、本発明の一実施形態に係る保険契約支援サーバによる保険商品のモデル化処理の概略を示すフローチャートである。以下では、保険商品を構成する保険要素のうち、告知事項を例にして説明するが、他の保険要素についても、例えば管理者が必要な項目を設定する点で同じである。
同図に示すように、まず、保険契約支援サーバ20は、管理者の端末装置のログイン要求に従い、例えば図13に示すような、保険商品を管理するための管理画面のトップ画面1300を端末装置に提供する(S1201)。管理者は、例えば新規に保険商品モデルを定義(すなわち、申込フォームの再定義)する場合、トップ画面1300に対して、左側のメニューの「保険サービス管理」から保険サービス新規登録を選択する。なお、画面例で示される「保険サービス」という語は、「保険商品」と同義で用いられている。
保険契約支援サーバ20は、端末装置からの保険サービス新規登録の要求を受けて、例えば図14に示すような保険サービス新規登録画面1400を端末装置に提供する。管理者は、保険サービス新規登録画面1400に対して、「サービス名称」や「保険種別」等の項目を設定し、「作成」ボタンを選択する。これにより、保険契約支援サーバ20は、設定された項目に基づいて、新たな保険商品モデルのフレームワークを作成する(S1202)。
管理者は、続いて、新たに登録された保険商品について、保険要素の項目を新たに設定する場合、メニューから項目を設定すべき保険要素を選択する。これにより、保険契約支援サーバ20は、保険要素ごとの各種の項目を設定するための画面を端末装置に提供する(S1203)。図15は、介護保険のための告知事項の項目を設定するための告知事項設定画面1500の一例を示している。管理者は、告知事項設定画面1500に対して、告知事項の項目を一つずつ設定する。告知事項設定画面1500では、「医療受信履歴」及び「年齢上限」の項目が定義されている様子が例示されている。告知事項設定画面1500において、管理者により保険サービスの全ての告知事項の項目が設定されると、保険契約支援サーバ20は、設定された告知事項を保険商品モデルのフレームワークに関連付けて、保険商品モデルを構築する(S1204)。
管理者は、告知事項の設定後、同様に、保険料、保障内容、及び保険説明書等の設定を行う(ただし、その順番は問わない。)。例えば、保険料について、管理者は、保険料テーブル(図示せず)を参照して保険料の設定を行う。保険料は、保障金額に依存することに加え、例えば介護保険では、家族構成や配偶者の有無、性別、及び年齢等に依存するため、これらに応じた保険料が保険料テーブルとして定義される。管理者は、保険料テーブルを新たに作成しても良いし、又は既に作成された保険料テーブルを更新し、或いは再利用しても良い。保険契約支援サーバ20は、管理者の操作に従い、保険商品に対する各保険要素の設定及び関連付けを繰り返す(S1205のNo)。一方、保険契約支援サーバ20は、全ての保険要素の設定及び関連付けが完了すると(S1205のYes)、保険商品のモデル化処理を終了する。管理者によって設定された保険要素は再利用されても良い。すなわち、保険契約支援サーバ20は、管理者の操作の下、ある保険商品モデルの構築に際して、既に項目が設定された保険要素を保険商品に関連付けることができる。或いは、ある保険商品について、特定の保険要素(例えば告知事項のみ)の設定により、モデル化がなされても良い。
管理者はまた、これまでに登録した保険サービスについて、例えば図16に示すような保険サービス一覧画面1600で確認することができる。保険サービス一覧画面1600では、定義された保険商品モデルの一覧が示され、各保険商品モデルを構成する各保険要素へのリンクが示されている(図中、「操作」列の「?◇■◆△」の各記号にリンクが関連付けられている。)。つまり、各保険商品は、設定された保険要素によってモデル化されている。管理者が、例えば、告知事項のリンク(例えば、記号「◇」とする。)をクリックすることにより、端末装置上には、例えば図17に示すような、特定の保険商品における告知事項を示す告知事項一覧画面1700が表示される。したがって、保険契約支援サーバ20は、申込者に提供する保険サービスの申込画面(後述)では、該保険商品にリンクされた保険要素に基づく申込フォームに従って、申込者に入力を促すことができるようになる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、ユーザの情報端末装置30上に表示される各種のユーザ画面(マイページ)が説明される。ユーザは、例えばマイページにログインし、自身の住所や家族状況といった各種の情報を登録することができるとともに、希望する保険商品の申込を行うことができる。
上述したように、保険契約支援サーバ20は、ユーザの情報端末装置30からログインを受け付けて、ユーザのマイページを提供する。ユーザは、マイページから例えば図18に示すような保険新規申込画面1800に移動して、保険商品を新規に申し込むことができる。例えば、ユーザは、保険新規申込画面1800に対して、「被保険者」、「受取人」、及び「保障金額」等の必要事項を入力する。更に、ユーザは、告知事項を入力する。保険新規申込画面1800において入力される告知事項は、例えば、上記の実施形態で説明された、保険商品モデルデータベース26に登録された保険サービスモデルに従って構成されている。ユーザが、保険新規申込画面1800において全ての必要事項を入力し、「申請」ボタンを選択することにより、情報端末装置30は、入力済み申込フォームを保険契約支援サーバ20に送信する。これにより、上述したように、保険契約支援サーバ20は、申込書作成部205により保険会社ごとの申込書を作成し、申込書送信部206から対応する保険管理サーバ40に送信する。
また、ユーザは、マイページから例えば図19に示すような保険加入状況一覧画面1900に移動して、ユーザが加入している保険商品の一覧を確認することができる。また、本例では、ユーザ本人及びユーザに関係する配偶者等の関係者の加入状況を確認することができる。ユーザは、保険加入状況一覧画面1900で保障内容を確認したい保険商品を選択することにより、例えば図20に示すような保障内容確認画面2000で、加入している保険商品の保障内容を確認することができる。保障内容確認画面2000では、申込者は、保障内容の確認に加えて、保障額の変更の申込をすることができる。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザは、保険契約支援サーバ20が提供するサイトからログインして、そのマイページから保険商品を容易に申し込むことができ、また、申込により加入した保険商品を確認することができる。
上記各実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができる。
例えば、本明細書に開示される方法においては、その結果に矛盾が生じない限り、ステップ、動作又は機能を並行して又は異なる順に実施しても良い。説明されたステップ、動作及び機能は、単なる例として提供されており、ステップ、動作及び機能のうちのいくつかは、発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略でき、また、互いに結合させることで一つのものとしてもよく、また、他のステップ、動作又は機能を追加してもよい。
また、本明細書では、さまざまな実施形態が開示されているが、一の実施形態における特定のフィーチャ(技術的事項)を、適宜改良しながら、他の実施形態に追加し、又は該他の実施形態における特定のフィーチャと置換することができ、そのような形態も本発明の要旨に含まれる。
1…保険契約支援システム
10…通信ネットワーク
20…保険契約支援サーバ
22…基本情報データベース
22a…本人データベース
22b…被扶養者データベース
22c…配偶者データベース
24…フォームデータベース
24a…申込フォーム設定データベース
24b…テンプレートデータベース
24c…フォームタイプデータベース
26…保険商品モデルデータベース
201…申込フォーム要求受信部201
202…申込フォーム作成部
203…申込フォーム送信部
204…入力済み申込フォーム受信部
205…申込書作成部
206…申込書送信部
207…モデル化処理部
30…情報端末装置
40…保険管理サーバ
50…企業管理サーバ
52…人事情報データベース

Claims (14)

  1. 顧客である申込者の情報端末装置と通信可能に接続され、前記申込者が契約を希望する保険商品の契約を支援する保険契約支援サーバであって、
    複数の保険商品のそれぞれに対して該保険商品を構成する少なくとも1つの保険要素に基づいて構築された保険商品モデルを記憶する保険商品モデルデータベースと、
    前記保険商品モデルに基づいて、前記申込者が契約を希望する前記保険商品を申込むための申込画面を構成する画面データを前記申込者の前記情報端末装置に送信する申込画面送信部と、
    前記申込画面に対して前記申込者が前記情報端末装置を用いて入力した所定の申込情報を、前記情報端末装置から受信する申込情報受信部と、を備える、
    保険契約支援サーバ。
  2. 前記保険要素は、質問事項、保険説明、告知事項、保険料及び保障内容の少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の保険契約支援サーバ。
  3. 前記保険要素の項目を設定することにより、前記保険商品モデルを構築するモデル化処理部を更に備える、
    請求項1又は2に記載の保険契約支援サーバ。
  4. 前記モデル化処理部は、前記保険商品のフレームワークに、前記項目が設定された前記保険要素を関連付けることにより、前記保険商品モデルを構築する、
    請求項3に記載の保険契約支援サーバ。
  5. 顧客である申込者の情報端末装置と通信可能に接続され、前記申込者が申込を希望する少なくとも1つの保険商品の契約を支援する保険契約支援サーバであって、
    前記顧客の基本情報を格納する基本情報データベースと、
    前記保険商品の申込のための申込フォームに関する情報を格納する申込フォーム管理データベースと、
    前記申込者の前記情報端末装置から申込フォーム要求を受信する申込フォーム要求受信部と、
    前記申込フォーム要求受信部により受信した前記申込フォーム要求に基づいて、前記基本情報データベース及び前記申込フォーム管理データベースを参照して、前記申込者に適合した所定の申込フォームを作成する申込フォーム作成部と、
    前記申込フォーム作成部により作成された前記所定の申込フォームを前記情報端末装置に送信する申込フォーム送信部と、
    前記所定の申込フォームに基づいて前記申込者が前記情報端末装置を用いて所定の情報を入力した入力済み申込フォームを、前記情報端末装置から受信する入力済み申込フォーム受信部と、
    前記入力済み申込フォーム受信部により受信した前記入力済み申込フォームに基づいて、前記少なくとも1つの保険商品を所定の保険会社に申し込むための申込書を作成する申込書作成部と、
    前記申込書作成部により作成された前記申込書を前記所定の保険会社に送信する申込書送信部と、を備える、
    保険契約支援サーバ。
  6. 前記基本情報データベースは、前記顧客本人が従業員として所属する企業における前記顧客に対応する従業員情報を格納する本人データベースを含み構成される、
    請求項5に記載の保険契約支援サーバ。
  7. 前記基本情報データベースは、前記顧客本人に関係付けられた関係者に関する情報を格納する関係者データベースを更に含み構成される、
    請求項6に記載の保険契約支援サーバ。
  8. 前記申込フォーム作成部は、
    前記申込フォーム要求に含まれる保険商品名に基づいて、前記申込フォーム管理データベースを参照し、少なくとも1つの申込テンプレートを特定し、
    前記特定した少なくとも1つの申込テンプレートに関連付けられたフォームタイプテンプレートを特定し、
    前記少なくとも1つの申込テンプレートに対して、前記特定したフォームタイプテンプレートに基づいて、前記基本情報データベースを参照し、所定の属性情報を埋め込むことにより、前記所定の申込フォームを作成する、
    請求項5乃至7のいずれか一項に記載の保険契約支援サーバ。
  9. 顧客である申込者の情報端末装置と通信可能に接続され、申込者が申込を希望する少なくとも1つの保険商品の契約を支援する保険契約支援サーバにより実行される保険契約支援方法であって、
    前記申込者の前記情報端末装置から申込フォーム要求を受信することと、
    受信した前記申込フォーム要求に基づいて、前記顧客の基本情報を格納した基本情報データベース及び前記保険商品の申込のための申込フォームに関する情報を格納した申込フォーム管理データベースを参照して、前記申込者に適合した所定の申込フォームを作成することと、
    作成された前記所定の申込フォームを前記情報端末装置に送信することと、
    前記所定の申込フォームに基づいて前記申込者が前記情報端末装置を用いて所定の情報を入力した入力済み申込フォームを、前記情報端末装置から受信することと、
    受信した前記入力済み申込フォームに基づいて、前記少なくとも1つの保険商品を所定の保険会社に申し込むための申込書を作成することと、
    作成された前記申込書を前記所定の保険会社に送信することと、を含む、
    保険契約支援方法。
  10. 前記基本情報データベースは、前記顧客本人が従業員として所属する企業における前記顧客に対応する従業員情報を格納する本人データベースを含み構成される、
    請求項9に記載の保険契約支援方法。
  11. 前記基本情報データベースは、前記顧客本人に関係付けられた関係者に関する情報を格納する関係者データベースを更に含み構成される、
    請求項10に記載の保険契約支援方法。
  12. 前記所定の申込フォームを作成することは、
    前記申込フォーム要求に含まれる保険商品名に基づいて、前記申込フォーム管理データベースを参照し、少なくとも1つの申込テンプレートを特定することと、
    前記特定した少なくとも1つの申込テンプレートに関連付けられたフォームタイプテンプレートを特定すること、
    前記少なくとも1つの申込テンプレートに対して、前記特定したフォームタイプテンプレートに基づいて、前記基本情報データベースを参照し、所定の属性情報を埋め込むことにより、前記所定の申込フォームを作成することと、を含む、
    請求項9乃至11のいずれか一項に記載の保険契約支援方法。
  13. 請求項9乃至12のいずれか一項に記載の前記保険契約支援方法を、コンピューティングデバイスに、該コンピューティングデバイスのプロセッサの制御の下、実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 請求項13に記載の前記コンピュータプログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記録媒体。
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