JP2022066016A - 画像管理システム、画像管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子化された文書等のトレーサビリティを向上させる画像管理システムを提供する。【解決手段】 画像管理システムは、画像データを生成する画像読取装置と、前記画像読取装置に接続された読取管理装置とを含み、前記読取管理装置は、前記画像読取装置により生成された画像データを取得する取得部と、前記取得部により取得された画像データに関連付けて、前記画像読取装置により画像データが生成されたことを示す情報を、ブロックチェーンに書き込む書込み部とを有する。【選択図】図1
Description
本発明は、画像管理システム、画像管理方法、及びプログラムに関するものである。
例えば、特許文献1には、端末からの要求に応じてブロックチェーンを用いた取引を記録するコンピュータに、一連の複数の取引のうちの一の取引を特定するキーと、当該キーに対応する取引識別情報とを、ブロックチェーンを構成するブロックの外に登録し、複数の取引の内容及び順序を示すトレース情報又は当該トレース情報のハッシュ値と、キーと、直前のトランザクションを示すキー及び/又は直前のトランザクションを示す取引識別情報とを、前記ブロック内に登録する処理を実行する情報処理システムが開示されている。
また、特許文献2には、利用者端末12が、認証装置11等を使用したスキャナ13等の認証を行い、スキャナ13が、紙書類の画像データを取得すると、電子透かしデータを生成して、画像データに埋め込み、スキャナ13が、画像データに対してハッシュ計算を行い、得られたハッシュ値を含んだ電子文書を生成し、スキャナ13が、電子証明書を生成し、生成した電子証明書を電子文書に添付し、利用者端末12が、スキャナ13にて生成された電子文書を、LAN9を介して原本性保証保管装置2に送信し、原本管理DB22には、電子証明書が添付された電子文書が格納される電子文書システムが開示されている。
電子化された文書等のトレーサビリティを向上させる画像管理システムを提供する。
本発明に係る画像管理システムは、画像データを生成する画像読取装置と、前記画像読取装置に接続された読取管理装置とを含み、前記読取管理装置は、前記画像読取装置により生成された画像データを取得する取得部と、前記取得部により取得された画像データに関連付けて、前記画像読取装置により画像データが生成されたことを示す情報を、ブロックチェーンに書き込む書込み部とを有する。
好適には、前記読取管理装置は、前記画像読取装置の利用者を特定する利用者特定部
をさらに有し、前記書込み部は、前記画像読取装置が動作した日時及び場所の少なくとも一つと、前記利用者特定部により特定された利用者の識別情報とを、互いに関連付けてブロックチェーンに書き込む。
をさらに有し、前記書込み部は、前記画像読取装置が動作した日時及び場所の少なくとも一つと、前記利用者特定部により特定された利用者の識別情報とを、互いに関連付けてブロックチェーンに書き込む。
好適には、前記読取管理装置は、前記取得部により取得された画像データに関してハッシュ値を計算するハッシュ値生成部をさらに有し、前記書込み部は、前記画像読取装置が動作した日時及び場所の少なくとも一つと、前記利用者特定部により特定された利用者の識別情報と、前記ハッシュ値生成部により計算されたハッシュ値とを、ブロックチェーンに書き込む。
好適には、前記画像読取装置は、スキャナであり、前記読取管理装置は、スキャナを識別するための情報が含まれた画像コードを表示する表示部をさらに有し、前記スキャナと有線接続している。
好適には、前記読取管理装置は、前記画像読取装置により生成された画像データに対する編集を監視する編集監視部をさらに有し、前記書込み部は、前記編集監視部により画像データに対する編集が検知された場合に、編集された画像データのハッシュ値を、ブロックチェーンに追記する。
好適には、ブロックチェーンに書き込まれた情報に基づいて、画像データに関連付けられた利用者を、原本の所持人として通知する通知部をさらに含む。
また、本発明に係る画像管理方法は、画像読取装置が、画像データを生成するステップと、コンピュータが、前記画像読取装置により生成された画像データに関連付けて、前記画像読取装置により画像データが生成されたことを示す情報を、ブロックチェーンに書き込むステップとを有する。
また、本発明に係るプログラムは、画像読取装置に、画像データを生成させるステップと、前記画像読取装置により生成された画像データに関連付けて、前記画像読取装置により画像データが生成されたことを示す情報を、ブロックチェーンに書き込むステップとをコンピュータに実行させる。
電子化された文書等のトレーサビリティを向上させる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、画像読取装置がスキャナである場合を具体例として説明するが、これに限定されるものではなく、デジタルカメラ等の撮影装置であってもよい。また、本実施形態では、紙文書をスキャナ2によって電子文書に変換する場合を具体例として説明するが、電子化の対象は文書に限定されるものではない。
図1は、画像管理システム1の全体構成を例示する図である。
図1に例示するように、画像管理システム1は、複数の利用者により共用されるスキャナ2と、利用者が操作する利用者端末(スマートフォン3)と、スキャナ2に接続された読取管理装置4と、ブロックチェーン6と、Webアプリサーバ70と、スキャナクラウドマネージャー72と、第三者が運営するサービス74とを含む。
スマートフォン3、読取管理装置4、ブロックチェーン6、Webアプリサーバ70、スキャナクラウドマネージャー72、及び、第三者が運営するサービス74は、インターネット8を介して互いに接続している。
図1は、画像管理システム1の全体構成を例示する図である。
図1に例示するように、画像管理システム1は、複数の利用者により共用されるスキャナ2と、利用者が操作する利用者端末(スマートフォン3)と、スキャナ2に接続された読取管理装置4と、ブロックチェーン6と、Webアプリサーバ70と、スキャナクラウドマネージャー72と、第三者が運営するサービス74とを含む。
スマートフォン3、読取管理装置4、ブロックチェーン6、Webアプリサーバ70、スキャナクラウドマネージャー72、及び、第三者が運営するサービス74は、インターネット8を介して互いに接続している。
スキャナ2は、紙文書を電子文書(PDFファイルなど)に変換する画像読取装置である。
スマートフォン3は、利用者が操作する携帯端末であり、QRコードを読み取る機能を有する。
読取管理装置4は、スキャナ2に接続されたコンピュータ端末である。例えば、読取管理装置4は、スキャナ2に直接有線接続されたコンピュータ端末であり、スマートフォン3の利用者の認証、スキャナ2の制御、スキャンデータの転送、並びに、ブロックチェーン8の参照及び書込み等を行う。なお、スキャナ2と読取管理装置4の間の有線接続は、例えば、USBケーブルによって実現される。
ブロックチェーン6は、オープンな分散型台帳である。
スマートフォン3は、利用者が操作する携帯端末であり、QRコードを読み取る機能を有する。
読取管理装置4は、スキャナ2に接続されたコンピュータ端末である。例えば、読取管理装置4は、スキャナ2に直接有線接続されたコンピュータ端末であり、スマートフォン3の利用者の認証、スキャナ2の制御、スキャンデータの転送、並びに、ブロックチェーン8の参照及び書込み等を行う。なお、スキャナ2と読取管理装置4の間の有線接続は、例えば、USBケーブルによって実現される。
ブロックチェーン6は、オープンな分散型台帳である。
Webアプリサーバ70は、スマートフォン3からスキャナの利用要求を受け付けるウェブサーバである。さらに、Webアプリサーバ70は、利用者からの要求に応じて、電子文書の検証、及び、編集監視を行う。
スキャナクラウドマネージャー72は、読取管理装置4から転送された画像データ(スキャンデータ)を管理するクラウド上のサービスであり、例えば、第三者が運営するサービス74に画像データを転送する。
第三者が運営するサービス74は、インターネット上で提供される第三者のウェブサービスであり、例えば、領収書等の画像データを保管し、会計処理をサポートするサービスである。第三者のサービス74は、名刺の電子データを保管管理するサービスであってもよい。
スキャナクラウドマネージャー72は、読取管理装置4から転送された画像データ(スキャンデータ)を管理するクラウド上のサービスであり、例えば、第三者が運営するサービス74に画像データを転送する。
第三者が運営するサービス74は、インターネット上で提供される第三者のウェブサービスであり、例えば、領収書等の画像データを保管し、会計処理をサポートするサービスである。第三者のサービス74は、名刺の電子データを保管管理するサービスであってもよい。
上記画像管理システム1において、紙文書を電子文書に変換すると、複製や編集の容易性が変化する。例えば、電子文書の複製は紙文書よりも容易であり、かつ、電子文書が追加編集されても、追加編集の痕跡が見つけにくく区別できない。そのため、原本である紙文書の所持人を特定することが困難になる。また、電子文書の高精細な編集が比較的容易であるため、スキャンされた電子文書そのものであるか、スキャン後に編集された電子文書であるかを区別することも困難になる。
そこで、本実施形態の読取管理装置4は、スキャナ2によるスキャン処理に関する情報(例えば、利用者、スキャン日時、スキャン場所等)をブロックチェーン6に書き込み、スキャン処理を行った事実の検証を可能にする。
そこで、本実施形態の読取管理装置4は、スキャナ2によるスキャン処理に関する情報(例えば、利用者、スキャン日時、スキャン場所等)をブロックチェーン6に書き込み、スキャン処理を行った事実の検証を可能にする。
図2は、読取管理装置4のハードウェア構成を例示する図である。
図2に例示するように、読取管理装置4は、CPU400、メモリ402、HDD404、ネットワークインタフェース406(ネットワークIF406)、表示装置408、及び、入力装置410を有し、これらの構成はバス412を介して互いに接続している。
CPU400は、例えば、中央演算装置である。
メモリ402は、例えば、揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。
HDD404は、例えば、ハードディスクドライブ装置であり、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラム(例えば、図3の読取管理プログラム5)やその他のデータファイルを格納する。
ネットワークIF406は、有線又は無線で通信するためのインタフェースであり、例えば、スキャナ2との通信及びインターネット8への接続を実現する。
表示装置408は、例えば、液晶ディスプレイ(LCDパネル)である。
入力装置410は、例えば、タッチパネルである。
図2に例示するように、読取管理装置4は、CPU400、メモリ402、HDD404、ネットワークインタフェース406(ネットワークIF406)、表示装置408、及び、入力装置410を有し、これらの構成はバス412を介して互いに接続している。
CPU400は、例えば、中央演算装置である。
メモリ402は、例えば、揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。
HDD404は、例えば、ハードディスクドライブ装置であり、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラム(例えば、図3の読取管理プログラム5)やその他のデータファイルを格納する。
ネットワークIF406は、有線又は無線で通信するためのインタフェースであり、例えば、スキャナ2との通信及びインターネット8への接続を実現する。
表示装置408は、例えば、液晶ディスプレイ(LCDパネル)である。
入力装置410は、例えば、タッチパネルである。
図3は、読取管理装置4の機能構成を例示する図である。
図3に例示するように、本例の読取管理装置4には、読取管理プログラム5がインストールされ、動作する。読取管理プログラム5は、例えば、CD-ROM等の記録媒体に格納されており、この記録媒体を介して、読取管理装置4にインストールされる。
読取管理プログラム5は、利用者認証部500、制御部510、書込み部520、表示部530、画像転送部540、ハッシュ値生成部550、及び編集監視部560を有する。
なお、読取管理プログラム5の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよく、また、OS(Operating System)の機能を一部借用して実現されてもよい。
図3に例示するように、本例の読取管理装置4には、読取管理プログラム5がインストールされ、動作する。読取管理プログラム5は、例えば、CD-ROM等の記録媒体に格納されており、この記録媒体を介して、読取管理装置4にインストールされる。
読取管理プログラム5は、利用者認証部500、制御部510、書込み部520、表示部530、画像転送部540、ハッシュ値生成部550、及び編集監視部560を有する。
なお、読取管理プログラム5の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよく、また、OS(Operating System)の機能を一部借用して実現されてもよい。
読取管理プログラム5において、利用者認証部500は、文書の電子化を行う画像読取装置に関して、利用者を認証する。例えば、利用者認証部500は、ブロックチェーン6に書き込まれている利用権限情報に基づいて、利用者を認証する。本例の利用者認証部500は、利用者のスマートフォン3から受信した署名データと、ブロックチェーン6に書き込まれたライセンス情報とに基づいて、利用者がスキャナ2の利用権限を有するか否かを検証する。
制御部510は、利用者認証部500による認証結果に応じて、画像読取装置(スキャナ2)を制御し、画像読取装置により読み取られた画像データを取得する。制御部510は、本発明に係る取得部の一例である。例えば、制御部510は、利用者認証部500により利用者が利用権限を有すると判断した場合にのみ、利用権限に応じてスキャナ2を動作させ、スキャナ2により読み取られた電子文書を取得する。
書込み部520は、制御部510による制御によって画像読取装置(スキャナ2)が動作したことを示す情報を、画像データに関連付けてブロックチェーン6に書き込む。例えば、書込み部520は、制御部510が利用者の要求に応じてスキャナ2を動作させた場合に、このスキャナ2が動作した日時及び場所の少なくとも一方と、利用者の識別情報を、画像データのハッシュ値に関連付けてブロックチェーン6に書き込む。本例の書込み部520は、スキャナ2によるスキャンが完了した日時(年月日時分秒)、スキャナ2のID情報、利用者のID情報、及び、スキャンされた画像データのハッシュ値を互いに関連付けてブロックチェーン6に書き込む。
また、書込み部520は、電子文書の編集が編集監視部560により検知された場合に、編集後の画像データに関して、編集日時、編集者のID情報、及び、編集された画像データのハッシュ値をブロックチェーン6に追記する。
なお、書込み部520は、画像転送部540により他のサービスのサーバに画像データが転送されたことをブロックチェーン6に書き込むようにしてもよい。すなわち、書込み部520は、スキャナ2によりスキャンされた画像データの配布先である他のサービス74をブロックチェーン6に書き込んでもよい。これにより、電子文書の配布先を辿ることが可能になる。
表示部530は、スキャナ2を識別するための情報が含まれた画像コードを表示する。本例の表示部530は、読取管理装置4のID(すなわち、スキャナ2のID情報)と、Webアプリサーバ70のURLとが含まれたQRコードを、表示装置408に表示させる。
画像転送部540は、スキャナ2によりスキャンされた画像データを、ネットワーク上で提供される他のサービスのサーバに転送する。本例の画像転送部540は、スキャナ2によりスキャンされた画像データをスキャナクラウドマネージャー72に送信し、このスキャナクラウドマネージャー72を介して、第三者のサービス74に転送する。
ハッシュ値生成部550は、スキャナ2によりスキャンされた画像データのハッシュ値を計算する。
また、ハッシュ値生成部550は、編集監視部560により画像データの編集が検知された場合に、編集された画像データのハッシュ値を計算する。
また、ハッシュ値生成部550は、編集監視部560により画像データの編集が検知された場合に、編集された画像データのハッシュ値を計算する。
編集監視部560は、スキャナ2により生成された画像データに対する編集を監視し、画像データに対する編集を検知すると、ハッシュ値生成部550に対して、編集された画像データのハッシュ値を計算させ、書込み部520に対して、編集された画像データのハッシュ値をブロックチェーン6に書き込ませる。
図4は、Webアプリサーバ70の機能のうち、編集監視に関する部分を中心に機能構成を説明する図である。
図5は、編集監視の概要を説明する図である。
図4に例示するように、本例のWebアプリサーバ70には、サーバプログラム700がインストールされ、動作する。サーバプログラム700は、編集監視部702、ハッシュ値生成部704、書込み部706、及び通知部708を有する。なお、サーバプログラム700の編集監視部702、ハッシュ値生成部704、及び書込み部706は、読取管理プログラム5の編集監視部560、ハッシュ値生成部550、及び書込み部520と実質的に同じである。つまり、サーバプログラム700の編集監視部702、ハッシュ値生成部704、及び書込み部706は、図5に例示するように、画像データに対する編集を監視し、画像データに対する編集(更新)が検知されると、編集された画像データのハッシュ値を計算し、計算されたハッシュ値をブロックチェーン6に追記する。図5では、画像データが改版(01版→02版)されると、ハッシュ値02がブロックチェーン6に書き込まれる。
図5は、編集監視の概要を説明する図である。
図4に例示するように、本例のWebアプリサーバ70には、サーバプログラム700がインストールされ、動作する。サーバプログラム700は、編集監視部702、ハッシュ値生成部704、書込み部706、及び通知部708を有する。なお、サーバプログラム700の編集監視部702、ハッシュ値生成部704、及び書込み部706は、読取管理プログラム5の編集監視部560、ハッシュ値生成部550、及び書込み部520と実質的に同じである。つまり、サーバプログラム700の編集監視部702、ハッシュ値生成部704、及び書込み部706は、図5に例示するように、画像データに対する編集を監視し、画像データに対する編集(更新)が検知されると、編集された画像データのハッシュ値を計算し、計算されたハッシュ値をブロックチェーン6に追記する。図5では、画像データが改版(01版→02版)されると、ハッシュ値02がブロックチェーン6に書き込まれる。
通知部708は、要求に応じて、ブロックチェーン6に書き込まれた情報に基づいて、画像データに関連付けられた利用者を、原本の所持人として通知する。さらに、本例の通知部708は、図5に例示するように、ブロックチェーン6に書き込まれたハッシュ値に基づいて、画像データが改ざんされていないかを検証する。
図6は、文書の電子化処理を、読取管理装置4の動作を中心に説明するフローチャートである。
図6に示すように、ステップ100(S100)において、読取管理装置4の表示部530(図3)は、表示装置408(LCDパネル)に、QRコード(Webアプリサーバ70のURLとコネクタデバイスのIDを含む)を表示させる。利用者は、スマートフォン3を操作して、表示されたQRコードを読み取り、Webアプリサーバ70にアクセスする。Webアプリサーバ70は、アクセスに応じて、スマートフォン3上にアプリを起動させ、認証情報(署名データ)を読取管理装置4に送信するよう指示する。
図6に示すように、ステップ100(S100)において、読取管理装置4の表示部530(図3)は、表示装置408(LCDパネル)に、QRコード(Webアプリサーバ70のURLとコネクタデバイスのIDを含む)を表示させる。利用者は、スマートフォン3を操作して、表示されたQRコードを読み取り、Webアプリサーバ70にアクセスする。Webアプリサーバ70は、アクセスに応じて、スマートフォン3上にアプリを起動させ、認証情報(署名データ)を読取管理装置4に送信するよう指示する。
ステップ110(S110)において、利用者認証部500は、スマートフォン3から利用者の認証情報(署名データ)を受信する。
ステップ120(S120)において、利用者認証部500は、ブロックチェーン6に書き込まれたライセンス情報を、受信した署名データをもとに検証する。
ステップ130(S130)において、読取管理プログラム5は、利用者認証部500が検証に成功した場合に、S140の処理に移行し、利用者認証部500が検証に失敗した場合に、処理を終了する。
ステップ120(S120)において、利用者認証部500は、ブロックチェーン6に書き込まれたライセンス情報を、受信した署名データをもとに検証する。
ステップ130(S130)において、読取管理プログラム5は、利用者認証部500が検証に成功した場合に、S140の処理に移行し、利用者認証部500が検証に失敗した場合に、処理を終了する。
ステップ140(S140)において、利用者認証部500は、検証に成功した旨(すなわち、利用者がスキャナ2の利用権限を有する旨)をWebアプリサーバ70に通知すると、Webサプリサーバ70は、利用者が利用可能なサービスの一覧を、利用者のスマートフォン3に表示させて、利用したいサービスを選択させる。
ステップ150(S150)において、利用者がスキャナ2に原稿をセットして、利用したいサービスを選択すると、読取管理装置4の制御部510は、スキャナ2を制御して、スキャン動作を開始させる。
ステップ160(S160)において、ハッシュ値生成部550は、スキャナ2によりスキャンされた画像データ(スキャンデータ)のハッシュ値を計算する。
ステップ170(S170)において、画像転送部540は、スキャナ2により生成された画像データ(スキャンデータ)をWebアプリサーバ70に転送し、スキャンされた画像データをスマートフォン3上で確認させる。
利用者が画像データに問題が無いことを確認すると、画像転送部540は、スキャナクラウドマネージャー72に画像データを転送する。
ステップ160(S160)において、ハッシュ値生成部550は、スキャナ2によりスキャンされた画像データ(スキャンデータ)のハッシュ値を計算する。
ステップ170(S170)において、画像転送部540は、スキャナ2により生成された画像データ(スキャンデータ)をWebアプリサーバ70に転送し、スキャンされた画像データをスマートフォン3上で確認させる。
利用者が画像データに問題が無いことを確認すると、画像転送部540は、スキャナクラウドマネージャー72に画像データを転送する。
ステップ180(S180)において、書込み部520は、画像転送部540が画像データを転送すると同時に、スキャナ2のスキャン完了日時、スキャナ2のID情報(すなわち、読取管理装置4のID情報)、及び利用者のID情報と、ハッシュ値生成部550により計算されたハッシュ値とを互いに関連付けてブロックチェーン6に書き込む。
また、スキャナクラウドマネージャー72は、画像転送部540からの指示に応じて、転送された画像データを第三者のサービス74(会計サービスなど)に送り、サービス連携を実現する。
また、スキャナクラウドマネージャー72は、画像転送部540からの指示に応じて、転送された画像データを第三者のサービス74(会計サービスなど)に送り、サービス連携を実現する。
以上説明したように、本実施形態の画像管理システム1によれば、スキャナ2に接続された読取管理装置4が、スキャナ2の動作を制御し、かつ、スキャンした事実をスキャンデータに関連付けてブロックチェーン6に書き込むことにより、スキャンデータの生成時における事実(利用者、日時、場所等)を透明性の高い状態で管理することができる。
また、読取管理装置4がスキャナ2に有線で接続された状態で、これらのID情報(QRコード)を提示することにより、利用するスキャナ2との関係性を利用者に明示できる。
また、読取管理装置4がスキャナ2に有線で接続された状態で、これらのID情報(QRコード)を提示することにより、利用するスキャナ2との関係性を利用者に明示できる。
なお、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 画像管理システム
2 スキャナ
4 読取管理装置
5 読取管理プログラム
2 スキャナ
4 読取管理装置
5 読取管理プログラム
Claims (8)
- 画像データを生成する画像読取装置と、
前記画像読取装置に接続された読取管理装置と
を含み、
前記読取管理装置は、
前記画像読取装置により生成された画像データを取得する取得部と、
前記取得部により取得された画像データに関連付けて、前記画像読取装置により画像データが生成されたことを示す情報を、ブロックチェーンに書き込む書込み部と
を有する
画像管理システム。 - 前記読取管理装置は、
前記画像読取装置の利用者を特定する利用者特定部
をさらに有し、
前記書込み部は、前記画像読取装置が動作した日時及び場所の少なくとも一つと、前記利用者特定部により特定された利用者の識別情報とを、互いに関連付けてブロックチェーンに書き込む
請求項1に記載の画像管理システム。 - 前記読取管理装置は、
前記取得部により取得された画像データに関してハッシュ値を計算するハッシュ値生成部
をさらに有し、
前記書込み部は、前記画像読取装置が動作した日時及び場所の少なくとも一つと、前記利用者特定部により特定された利用者の識別情報と、前記ハッシュ値生成部により計算されたハッシュ値とを、ブロックチェーンに書き込む
請求項2に記載の画像管理システム。 - 前記画像読取装置は、スキャナであり、
前記読取管理装置は、
スキャナを識別するための情報が含まれた画像コードを表示する表示部
をさらに有し、
前記スキャナと有線接続している
請求項3に記載の画像管理システム。 - 前記読取管理装置は、
前記画像読取装置により生成された画像データに対する編集を監視する編集監視部
をさらに有し、
前記書込み部は、前記編集監視部により画像データに対する編集が検知された場合に、編集された画像データのハッシュ値を、ブロックチェーンに追記する
請求項3に記載の画像管理システム。 - ブロックチェーンに書き込まれた情報に基づいて、画像データに関連付けられた利用者を、原本の所持人として通知する通知部
をさらに含む請求項2に記載の画像管理システム。 - 画像読取装置が、画像データを生成するステップと、
コンピュータが、前記画像読取装置により生成された画像データに関連付けて、前記画像読取装置により画像データが生成されたことを示す情報を、ブロックチェーンに書き込むステップと
を有する画像管理方法。 - 画像読取装置に、画像データを生成させるステップと、
前記画像読取装置により生成された画像データに関連付けて、前記画像読取装置により画像データが生成されたことを示す情報を、ブロックチェーンに書き込むステップと
をコンピュータに実行させるプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020174905A JP2022066016A (ja) | 2020-10-16 | 2020-10-16 | 画像管理システム、画像管理方法、及びプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020174905A JP2022066016A (ja) | 2020-10-16 | 2020-10-16 | 画像管理システム、画像管理方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022066016A true JP2022066016A (ja) | 2022-04-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020174905A Pending JP2022066016A (ja) | 2020-10-16 | 2020-10-16 | 画像管理システム、画像管理方法、及びプログラム |
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