JP2022065826A - 操作方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】情報処理装置により行う操作の操作性を向上させた操作方法及びプログラムを提供する。【解決手段】外景を視認可能であって、DP外側カメラ61を搭載した、外景に重ねて画像を表示する画像表示部20及び画像表示部20及び制御装置300に接続する接続装置10を備え、画像表示部20が使用者Uの頭部に装着されるHMD100と、操作を受け付けるタッチパネル350を有する制御装置300と、を備える表示システム1の操作方法であって、タッチパネル350に使用者Uの操作を受け付ける操作画像を表示し、画像表示部20の画像の表示領域に、DP外側カメラ61が撮像する撮像画像を調整する調整画像を表示し、操作画像に対する操作により、調整画像の表示位置を変更し、操作画像に対する操作によりDP外側カメラ61に撮像を実行させる。【選択図】図1
Description
本発明は、操作方法及びプログラムに関する。
従来、使用者の頭部に装着された表示部を備え、表示部に搭載された撮像部が撮像した撮像画像を表示部に表示させる表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、表示装置に情報処理装置を接続し、使用者の操作を情報処理装置により受け付ける場合、使用者の頭部には表示部が装着されているため、情報処理装置の視認性が低下し、情報処理装置の操作性が低下する課題があった。
上記課題を解決する一態様は、外景を視認可能であって、前記外景に重ねて画像を表示する表示部、及び前記表示部に搭載された撮像部を備え、使用者の頭部に装着される表示装置と、操作を受け付ける操作面を有する情報処理装置と、を備える表示システムの操作方法であって、前記操作面に前記使用者の操作を受け付ける操作画像を表示し、前記表示部の画像の表示領域に、前記撮像部、又は前記撮像部が撮像する撮像画像を調整する調整画像を表示し、受け付けた前記操作画像に対する操作により前記調整画像の表示を変更し、受け付けた前記操作画像に対する操作により前記撮像部に撮像を実行させる操作方法である。
上記課題を解決する一態様は、外景を視認可能であって、前記外景に重ねて画像を表示する表示部、及び前記表示部に搭載された撮像部を備え、使用者の頭部に装着される表示装置と、操作を受け付ける操作面を有する情報処理装置と、が備えるコンピューターに実行させるプログラムであって、前記操作面に前記使用者の操作を受け付ける操作画像を表示し、前記表示部の画像の表示領域に、前記撮像部、又は前記撮像部が撮像する撮像画像を調整する調整画像を表示し、受け付けた前記操作画像に対する操作により前記調整画像の表示を変更し、受け付けた前記操作画像に対する操作により前記撮像部に撮像を実行させるプログラムである。
[1.表示システムの構成]
以下、図面を参照して、本発明を適用した実施形態について説明する。
図1は、表示システム1の概略構成を示す図である。
表示システム1は、HMD100と、制御装置300とを備える。HMD100は、使用者Uの頭部に装着される画像表示部20を備え、使用者Uに画像や映像を視認させる頭部装着型表示装置であり、本発明の表示装置の一例である。HMDは、Head Mounted Displayの略である。制御装置300は、本発明の情報処理装置の一例である。また、画像表示部20は、本発明の表示部の一例である。
以下、図面を参照して、本発明を適用した実施形態について説明する。
図1は、表示システム1の概略構成を示す図である。
表示システム1は、HMD100と、制御装置300とを備える。HMD100は、使用者Uの頭部に装着される画像表示部20を備え、使用者Uに画像や映像を視認させる頭部装着型表示装置であり、本発明の表示装置の一例である。HMDは、Head Mounted Displayの略である。制御装置300は、本発明の情報処理装置の一例である。また、画像表示部20は、本発明の表示部の一例である。
HMD100は、画像表示部20に接続された接続装置10を有する。接続装置10は、HMD100を、HMD100とは異なる装置に接続するインターフェイスとして機能する。表示システム1では、接続装置10に制御装置300が接続される。
以下の説明及び図面においては、説明の便宜のため、HMD100を構成するいくつかの機能部の名称に接頭辞DPを付し、制御装置300を構成するいくつかの機能部の名称に接頭辞COを付す。
以下の説明及び図面においては、説明の便宜のため、HMD100を構成するいくつかの機能部の名称に接頭辞DPを付し、制御装置300を構成するいくつかの機能部の名称に接頭辞COを付す。
制御装置300は、文字や画像を表示する表示画面、及び、タッチ操作や押圧操作を検出する操作部として機能するタッチパネル350を備え、携帯可能なサイズの端末装置であり、例えばスマートフォンを用いることができる。タッチパネル350は、表示パネル及びタッチセンサーにより構成される。LCDはLiquid Crystal Displayの略である。制御装置300は、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター等であってもよい。
接続装置10は、箱形のケースに、コネクター11A及びコネクター11Dを備える。コネクター11Aには接続ケーブル40を介して画像表示部20が接続され、コネクター11DにはUSBケーブル46を介して制御装置300が接続される。これにより、画像表示部20と制御装置300は相互にデータを送受信可能に接続される。例えば、制御装置300は、画像表示部20が映像を表示するための映像データや、音声データを画像表示部20に出力する。また、画像表示部20は、後述するように画像表示部20が備える各種センサーの検出データを制御装置300に送信する。制御装置300は、画像表示部20に対して電力を供給可能であってもよい。USBは、Universal Serial Busの略である。
USBケーブル46を用いて接続装置10と制御装置300とを接続する構成は一例にすぎず、接続装置10と制御装置300との具体的な接続形態は制限されない。例えば、他の種類のケーブルを用いて有線接続してもよいし、無線通信を介して接続してもよい。例えば、USBケーブル46がUSB-TypeC規格のコネクター11Dに接続される構成では、USBケーブル46により20ボルトの直流電流の供給が可能であり、USB-TypeCの代替モードの機能としてHDMI規格の映像データ等を伝送できる。HDMI及びMHLは、登録商標である。
画像表示部20は、右保持部21と、左保持部23と、前部フレーム27とを有する本体に、右表示部22、左表示部24、右導光板26、及び左導光板28を備える。
右保持部21及び左保持部23は、前部フレーム27の両端部から後方に延び、使用者Uの頭部に画像表示部20を保持する。右保持部21は、前部フレーム27において使用者Uの右側に位置する端部ERに連結され、左保持部23は使用者Uの左側に位置する端部ELに連結される。
右導光板26及び左導光板28は、前部フレーム27に設けられる。右導光板26は、画像表示部20の装着状態において使用者Uの右眼の眼前に位置し、右眼に画像を視認させる。左導光板28は、画像表示部20の装着状態において使用者Uの左眼の眼前に位置し、左眼に画像を視認させる。右導光板26及び左導光板28は、光透過性の樹脂等によって形成される光学部であり、右表示部22及び左表示部24が出力する画像光を、使用者Uの眼に導く。右導光板26及び左導光板28は、例えばプリズムである。
前部フレーム27は、右導光板26の一端と左導光板28の一端とを互いに連結した形状を有し、この連結位置は、使用者Uが画像表示部20を装着する装着状態で、使用者Uの眉間に対応する。前部フレーム27は、画像表示部20の装着状態で使用者Uの鼻に当接する鼻当て部を備えてもよく、右保持部21及び左保持部23にベルトを連結して、ベルトによって画像表示部20を使用者Uの頭部に保持する構成であってもよい。
右表示部22及び左表示部24は、それぞれ、光学ユニット及び周辺回路をユニット化したモジュールである。右表示部22は、右導光板26により画像を表示させ、左表示部24は左導光板28により画像を表示させる。右表示部22は右保持部21に設けられ、左表示部24は左保持部23に設けられる。
使用者Uの右眼には、右導光板26により導かれた画像光と、右導光板26を透過した外光とが入射する。同様に、左眼には、左導光板28により導かれた画像光と、左導光板28を透過した外光とが入射される。使用者Uの眼には、右導光板26及び左導光板28からの画像光と、右導光板26及び左導光板28を透過する外光とが入射される。つまり、画像表示部20を頭部に装着したまま外景を視認可能である。これにより、使用者Uは、画像表示部20が表示する画像を、右導光板26及び左導光板28を透過した外景に重ねて視認する。
前部フレーム27には、DP照度センサー65が配置される。DP照度センサー65は、画像表示部20を装着する使用者Uの前方からの外光を受光するセンサーである。DP照度センサー65によって、右導光板26及び左導光板28を透過して使用者Uの眼に入射する外光の照度や光量を検出できる。
DP外側カメラ61は、本発明の撮像部に相当する。DP外側カメラ61は、前部フレーム27において、右導光板26及び左導光板28を透過する外光を遮らない位置に設けられる。DP外側カメラ61は、CCDやCMOS等の撮像素子及び撮像レンズ等を備えるデジタルカメラであり、単眼カメラであってもよいし、ステレオカメラであってもよい。DP外側カメラ61の画角は、画像表示部20を装着した使用者Uが右導光板26及び左導光板28を透過して視認する外景の範囲の少なくとも一部を含む。DP外側カメラ61は広角カメラであってもよく、画像表示部20を装着した使用者Uが視認する外景の全体を撮像可能なものであってもよい。CCDは、Charge Coupled Deviceの略であり、CMOSは、Complementary Metal Oxide Semiconductorの略である。
前部フレーム27には、DP外側カメラ61の動作中に点灯するLEDインジケーター67が配置される。
前部フレーム27には、DP外側カメラ61の動作中に点灯するLEDインジケーター67が配置される。
前部フレーム27には、予め設定された測定方向に位置する測定対象物までの距離を検出する距離センサー64が設けられる。距離センサー64は、例えば、LEDやレーザーダイオード等を用いた光反射式距離センサー、赤外線式深度センサー、超音波式の距離センサー、或いは、レーザーレンジスキャナーである。距離センサー64は、画像検出と音声検出とを組み合わせた距離検出ユニットや、カメラによるステレオ撮影で得られる画像を処理して距離を検出する装置であってもよい。距離センサー64の測定方向は、例えば、右導光板26及び左導光板28を透過して使用者Uが視認する外景の方向である。
右表示部22及び左表示部24は、それぞれ、接続ケーブル40により接続装置10に接続される。接続ケーブル40は、オーディオコネクター36を備える。オーディオコネクター36には、ステレオヘッドホンを構成する右イヤホン32及び左イヤホン34と、マイク63とを有するヘッドセット30が接続される。右イヤホン32及び左イヤホン34は、接続装置10が出力する音声信号に基づき音声を出力する。マイク63は、音声を集音して音声信号を接続装置10に出力する。
[2.画像表示部の光学系の構成]
図2は、画像表示部20の光学系の構成を示す要部平面図である。図2には説明のため使用者Uの左眼LE及び右眼REを図示する。
右表示部22と左表示部24とは、例えば、左右対称に構成される。
右眼REに画像を視認させる構成として、右表示部22は、画像光を発するOLEDユニット221、及び、OLEDユニット221が発する画像光Lを右導光板26に導く右光学系251を備える。OLEDはOrganic Light Emitting Diodeの略である。
図2は、画像表示部20の光学系の構成を示す要部平面図である。図2には説明のため使用者Uの左眼LE及び右眼REを図示する。
右表示部22と左表示部24とは、例えば、左右対称に構成される。
右眼REに画像を視認させる構成として、右表示部22は、画像光を発するOLEDユニット221、及び、OLEDユニット221が発する画像光Lを右導光板26に導く右光学系251を備える。OLEDはOrganic Light Emitting Diodeの略である。
OLEDユニット221は、OLEDパネル223と、OLEDパネル223を駆動するOLED駆動回路225とを有する。OLEDパネル223は、例えばR、G、Bの色光をそれぞれ発する発光素子を配置した自発光型の表示パネルである。OLED駆動回路225は、DP制御部120の制御に従ってOLEDパネル223を駆動する。OLED駆動回路225は、例えばOLEDパネル223の裏面に固定される不図示の基板に実装され、この基板に、図3に示す温度センサー217が実装される。
右光学系251は、OLEDパネル223から射出された画像光Lをコリメートレンズによって並行状態の光束にし、右導光板26に入射させる。右導光板26の内部において画像光Lは複数の反射面で反射し、右眼REの眼前に位置するハーフミラー261で反射して、右眼REに向けて右導光板26から射出される。
左眼LEに画像を視認させる構成として、右表示部22は、画像光を発するOLEDユニット241、及び、OLEDユニット241が発する画像光Lを左導光板28に導く左光学系252を備える。
OLEDユニット241は、OLEDパネル243と、OLEDパネル243を駆動するOLED駆動回路245と、を有する。OLEDパネル243は、例えばR、G、Bの色光をそれぞれ発する発光素子を配置した自発光型の表示パネルである。OLED駆動回路245は、DP制御部120の制御に従ってOLEDパネル243を駆動する。OLED駆動回路245は、例えばOLEDパネル243の裏面に固定される不図示の基板に実装され、この基板には図3に示す温度センサー239が実装される。
左光学系252は、OLEDパネル243から射出された画像光Lをコリメートレンズによって並行状態の光束にし、左導光板28に入射させる。左導光板28の内部において画像光Lは複数の反射面で反射し、左眼LEの眼前に位置するハーフミラー261で反射して、左眼LEに向けて左導光板28から射出される。
HMD100は、透過型の表示装置として機能する。すなわち、使用者Uの右眼REには、ハーフミラー261で反射した画像光Lと右導光板26を透過した外光OLとが入射する。左眼LEには、ハーフミラー281で反射した画像光Lと、ハーフミラー281を透過した外光OLとが入射する。HMD100は、内部で処理した画像の画像光Lと外光OLとを重ねて使用者Uの眼に入射させる。このため、使用者Uには、右導光板26及び左導光板28を透かして外景が見え、この外景に重ねて、画像光Lによる画像が視認される。ハーフミラー261、281は、右表示部22及び左表示部24がそれぞれ出力する画像光を反射して画像を取り出す画像取り出し部であり、表示部を構成する。
[3.HMDの制御系]
図3は、表示システム1のブロック図であり、特に、HMD100の構成を詳細に示す。
画像表示部20において、右表示部22は、右表示部基板210を有する。右表示部基板210には、接続ケーブル40に接続される右I/F部211、右I/F部211を介して接続装置10から入力されるデータを受信する受信部213、及び、EEPROM215が実装される。右I/F部211は、受信部213、EEPROM215、温度センサー217、DP外側カメラ61、距離センサー64、DP照度センサー65、及びLEDインジケーター67を、接続装置10に接続する。受信部213は、OLEDユニット221を接続装置10に接続する。
図3は、表示システム1のブロック図であり、特に、HMD100の構成を詳細に示す。
画像表示部20において、右表示部22は、右表示部基板210を有する。右表示部基板210には、接続ケーブル40に接続される右I/F部211、右I/F部211を介して接続装置10から入力されるデータを受信する受信部213、及び、EEPROM215が実装される。右I/F部211は、受信部213、EEPROM215、温度センサー217、DP外側カメラ61、距離センサー64、DP照度センサー65、及びLEDインジケーター67を、接続装置10に接続する。受信部213は、OLEDユニット221を接続装置10に接続する。
左表示部24は、左表示部基板230を有する。左表示部基板230には、接続ケーブル40に接続される左I/F部231、及び、左I/F部231を介して接続装置10から入力されるデータを受信する受信部233が実装される。左表示部基板230には、DP6軸センサー235及びDP磁気センサー237が実装される。
左I/F部231は、受信部233、DP6軸センサー235、DP磁気センサー237及び温度センサー239を、接続装置10に接続する。受信部233は、OLEDユニット241を接続装置10に接続する。
左I/F部231は、受信部233、DP6軸センサー235、DP磁気センサー237及び温度センサー239を、接続装置10に接続する。受信部233は、OLEDユニット241を接続装置10に接続する。
本実施形態の説明及び図面において、I/Fはインターフェイスの略記である。EEPROMは、Electrically Erasable Programmable Read-Only Memoryの略記である。受信部213及び受信部233の各々を、Rx213、Rx233と記載する場合がある。
EEPROM215は、各種のデータを不揮発的に記憶する。EEPROM215は、例えば、画像表示部20が備えるOLEDユニット221、241の発光特性や表示特性に関するデータ、右表示部22又は左表示部24が備えるセンサーの特性に関するデータなどを記憶する。具体的には、OLEDユニット221、241のガンマ補正に係るパラメーター、温度センサー217、239の検出値を補償するデータ等をDP制御部120により読取り可能に記憶する。
DP外側カメラ61は、右I/F部211を介して入力される信号に従って撮像を実行し、撮像画像を右I/F部211に出力する。DP照度センサー65は、外光を受光し、受光量又は受光強度に対応する検出値を出力する。LEDインジケーター67は、右I/F部211を介して入力される制御信号又は駆動電流に従って点灯する。
温度センサー217は、OLEDユニット221の温度を検出し、検出温度に対応する電圧値あるいは抵抗値を、検出値として出力する。
温度センサー217は、OLEDユニット221の温度を検出し、検出温度に対応する電圧値あるいは抵抗値を、検出値として出力する。
距離センサー64は、距離を検出した検出結果を示す信号を、右I/F部211を介して接続装置10に出力する。
受信部213は、右I/F部211を介して接続装置10から伝送される表示用の映像データを受信し、OLEDユニット221に出力する。OLEDユニット221は、接続装置10が伝送する映像データに基づく映像を表示する。
受信部233は、左I/F部231を介して接続装置10から伝送される表示用の映像データを受信し、OLEDユニット241に出力する。OLEDユニット221、241は、接続装置10が伝送する映像データに基づく映像を表示する。
受信部233は、左I/F部231を介して接続装置10から伝送される表示用の映像データを受信し、OLEDユニット241に出力する。OLEDユニット221、241は、接続装置10が伝送する映像データに基づく映像を表示する。
DP6軸センサー235は、3軸加速度センサー、及び、3軸ジャイロセンサーを備えるモーションセンサーである。DP磁気センサー237は、例えば、3軸の地磁気センサーである。DP6軸センサー235及びDP磁気センサー237は、上記の各センサーがモジュール化されたIMUであってもよく、DP6軸センサー235及びDP磁気センサー237を一体化したモジュールであってもよい。IMUは、Inertial Measurement Unitの略記である。温度センサー239は、OLEDユニット241の温度を検出する。DP6軸センサー235、DP磁気センサー237、及び温度センサー239は、それぞれ、検出値を接続装置10に出力する。
画像表示部20の各部は、接続ケーブル40により接続装置10から供給される電力により動作する。画像表示部20は、右表示部22に電源部229を備え、左表示部24に電源部249を備える。電源部229は、接続装置10が接続ケーブル40を介して供給する電力を、右表示部基板210を含む右表示部22の各部に分配し、供給する。電源部249は、接続装置10が接続ケーブル40を介して供給する電力を、左表示部基板230を含む左表示部24の各部に分配し、供給する。電源部229、249は、電圧を変換する変換回路等を備えてもよい。
接続装置10は、I/F部110、DP制御部120、センサー制御部122、主制御部123、電源制御部126、不揮発性記憶部130、操作部140、接続部145、及び、音声処理部147を備える。主制御部123の詳細については、図4を参照しながら説明する。
I/F部110は、コネクター11D、及び、コネクター11Dにより各種通信規格に準拠した通信プロトコルを実行するインターフェイス回路を備える。I/F部110は、例えば、コネクター11D及びインターフェイス回路を実装したインターフェイス基板である。I/F部110は、外部の記憶装置や記憶媒体を接続可能なメモリーカード用インターフェイス等を備えてもよいし、I/F部110を無線通信インターフェイスで構成してもよい。
DP制御部120は、CPUやマイコン等のプロセッサーを備え、このプロセッサーがプログラムを実行することにより、接続装置10の各部を制御する。DP制御部120は、プロセッサーのワークエリアを構成するRAMを備えてもよい。RAMはRandom Access Memoryの略記である。
DP制御部120には、不揮発性記憶部130、操作部140、接続部145、及び音声処理部147が接続される。不揮発性記憶部130は、DP制御部120が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶するROMである。ROMは、Read Only Memoryの略記である。
センサー制御部122は、画像表示部20が備える各センサーを動作させる。ここで、各センサーとは、DP外側カメラ61、距離センサー64、DP照度センサー65、温度センサー217、DP6軸センサー235、DP磁気センサー237及び温度センサー239の各々を指す。各センサーは、少なくとも、DP外側カメラ61、DP照度センサー65、DP6軸センサー235、及びDP磁気センサー237のいずれか1以上を含む。センサー制御部122は、DP制御部120の制御に従って各センサーのサンプリング周期の設定及び初期化を行い、各センサーのサンプリング周期に合わせて、各センサーへの通電、制御データの送信、検出値の取得等を実行する。
センサー制御部122は、各センサーの検出値や検出結果を示す検出データを、予め設定されたタイミングでI/F部110に出力する。センサー制御部122は、アナログ信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバーターを備えてもよい。この場合、センサー制御部122は、画像表示部20のセンサーから取得した検出値や検出結果のアナログ信号を検出データに変換して出力する。センサー制御部122は、画像表示部20のセンサーから検出値や検出結果のデジタルデータを取得し、データフォーマットの変換や出力タイミングの調整等を行って、検出データをI/F部110に出力してもよい。
センサー制御部122の動作により、I/F部110に接続された制御装置300は、HMD100の各センサーの検出値や、DP外側カメラ61の撮像画像を取得できる。
センサー制御部122は、上述した各センサーの検出値をもとに演算処理した結果を、検出データとして出力してもよい。例えば、センサー制御部122は、複数のセンサーの検出値や検出結果を統合的に処理し、いわゆるセンサーフュージョン処理部として機能してもよい。この場合、センサー制御部122は、センサーフュージョンによって、画像表示部20の各センサーに含まれない仮想のセンサーの検出データを生成してもよい。例えば、センサー制御部122は、画像表示部20が移動した軌跡を示す軌跡データ、画像表示部20の3次元空間における位置を示す座標データ、画像表示部20の方向を示す方向データを、検出データとして出力してもよい。ここで、座標データは、接続装置10の位置を基準とする相対座標を示すデータであってもよいし、画像表示部20が存在する空間に設定された基準位置に対する位置を示すデータであってもよい。方向データは、接続装置10の位置や方向を基準とする方向を示すデータであってもよいし、画像表示部20が存在する空間に設定された基準位置に対する方向を示すデータであってもよい。
センサー制御部122は、コネクター11DにUSBケーブル46により接続された装置との間で通信プロトコルを実行し、検出データを出力する。
センサー制御部122は、コネクター11DにUSBケーブル46により接続された装置との間で通信プロトコルを実行し、検出データを出力する。
センサー制御部122及び主制御部123は、プロセッサーがプログラムを実行することにより、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現されてもよい。すなわち、センサー制御部122及び主制御部123は、プロセッサーにより構成され、プログラムを実行することで上記の動作を実行する。この例で、センサー制御部122及び主制御部123は、DP制御部120を構成するプロセッサーがプログラムを実行することで実現されてもよい。言い換えれば、プロセッサーがプログラムを実行することで、DP制御部120、主制御部123、及びセンサー制御部122として機能してもよい。ここで、プロセッサーは、コンピューターと言い換えることができる。センサー制御部122及び主制御部123は、データ処理を行うためのワークメモリーを具備してもよく、DP制御部120のメモリーを利用して処理を行ってもよい。
また、主制御部123及びセンサー制御部122は、DSPやFPGA等、プログラムされたハードウェアにより構成されてもよい。センサー制御部122及び主制御部123を統合して、SoC-FPGAとして構成してもよい。DSPはDigital Signal Processorの略記であり、FPGAはField Programmable Gate Arrayの略記であり、SoCはSystem-on-a-Chipの略記である。
電源制御部126は、コネクター11Dに接続され、コネクター11Dから供給される電力に基づき接続装置10の各部及び画像表示部20に電源を供給する回路である。
操作部140は、接続装置10が備えるスイッチ等の操作を検出し、操作内容を示すデータをDP制御部120に出力する。
音声処理部147は、DP制御部120から入力される音声データに従って、音声信号を生成し、接続部145に出力する。この音声信号は接続部145からオーディオコネクター36を介して右イヤホン32及び左イヤホン34に出力される。音声処理部147は、マイク63が集音した音声の音声データを生成し、DP制御部120に出力する。音声処理部147が出力する音声データは、画像表示部20が備えるセンサーの検出データと同様に、センサー制御部122により処理されてもよい。
[4.制御装置の構成]
図4は、制御装置300及び主制御部123のブロック図である。
まず、制御装置300について説明する。
制御装置300は、CO制御部310を備える。CO制御部310は、プロセッサー311、メモリー312、及び、不揮発性メモリー313を備える。プロセッサー311は、CPU、マイコン、DSP等で構成され、プログラムを実行することにより制御装置300の各部を制御する。メモリー312は、プロセッサー311のワークエリアを形成する。不揮発性メモリー313は、半導体メモリーデバイス等で構成され、プロセッサー311が実行するプログラムや、プロセッサー311により処理される各種データを不揮発的に記憶する。例えば、不揮発性メモリー313は、プロセッサー311が実行する基本制御プログラムとしてのオペレーティングシステム、及び、オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラム等を記憶する。不揮発性メモリー313は、アプリケーションプログラムの実行時に処理されるデータや処理結果のデータを記憶する。オペレーティングシステムを、以下、OSと略記する。
CO制御部310は、プロセッサー311、メモリー312、及び不揮発性メモリー313を統合したSoCであってもよい。
図4は、制御装置300及び主制御部123のブロック図である。
まず、制御装置300について説明する。
制御装置300は、CO制御部310を備える。CO制御部310は、プロセッサー311、メモリー312、及び、不揮発性メモリー313を備える。プロセッサー311は、CPU、マイコン、DSP等で構成され、プログラムを実行することにより制御装置300の各部を制御する。メモリー312は、プロセッサー311のワークエリアを形成する。不揮発性メモリー313は、半導体メモリーデバイス等で構成され、プロセッサー311が実行するプログラムや、プロセッサー311により処理される各種データを不揮発的に記憶する。例えば、不揮発性メモリー313は、プロセッサー311が実行する基本制御プログラムとしてのオペレーティングシステム、及び、オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラム等を記憶する。不揮発性メモリー313は、アプリケーションプログラムの実行時に処理されるデータや処理結果のデータを記憶する。オペレーティングシステムを、以下、OSと略記する。
CO制御部310は、プロセッサー311、メモリー312、及び不揮発性メモリー313を統合したSoCであってもよい。
CO制御部310には、GNSS321、COカメラ322、CO6軸センサー323、CO磁気センサー324、CO照度センサー325、バイブレーター326、音声出力部327、CO表示部330、及び、CO入力部335が接続される。
GNSS321は、衛星測位システムを利用して測位を行い、制御装置300の位置をCO制御部310に出力する。GNSSは、Global Navigation Satellite Systemの略である。
GNSS321は、衛星測位システムを利用して測位を行い、制御装置300の位置をCO制御部310に出力する。GNSSは、Global Navigation Satellite Systemの略である。
COカメラ322は、制御装置300の本体に設けられるデジタルカメラであり、例えば、タッチパネル350に隣接して配置され、タッチパネル350に対向する方向を撮像する。COカメラ322は、CO制御部310の制御に従って撮像を実行し、撮像画像をCO制御部310に出力する。
CO6軸センサー323は、3軸加速度センサー、及び、3軸ジャイロセンサーを備えるモーションセンサーであり、検出値を示す検出データをCO制御部310に出力する。CO磁気センサー324は、例えば、3軸の地磁気センサーであり、検出値を示す検出データをCO制御部310に出力する。CO6軸センサー323及びCO磁気センサー324は、上記の各センサーがモジュール化されたIMUであってもよく、CO6軸センサー323及びCO磁気センサー324を一体化したモジュールであってもよい。
CO照度センサー325は、外光を受光し、受光量又は受光強度に対応する検出値を示す検出データをCO制御部310に出力する。
CO照度センサー325は、外光を受光し、受光量又は受光強度に対応する検出値を示す検出データをCO制御部310に出力する。
バイブレーター326は、CO制御部310の制御に従って振動を発生し、制御装置300の本体の一部又は全部を振動させる。バイブレーター326は、例えば、偏心錘とモーターとを備えて構成される。
音声出力部327は、スピーカーを備え、CO制御部310の制御に従ってスピーカーから音声を出力する。音声出力部327は、CO制御部310が出力する音声信号を増幅してスピーカーに出力するアンプを備えてもよい。CO制御部310がデジタル音声データを出力する構成である場合、音声出力部327は、デジタル音声データをアナログ音声信号に変換するD/Aコンバーターを備えてもよい。
音声出力部327は、スピーカーを備え、CO制御部310の制御に従ってスピーカーから音声を出力する。音声出力部327は、CO制御部310が出力する音声信号を増幅してスピーカーに出力するアンプを備えてもよい。CO制御部310がデジタル音声データを出力する構成である場合、音声出力部327は、デジタル音声データをアナログ音声信号に変換するD/Aコンバーターを備えてもよい。
CO表示部330は、タッチパネル350を有し、CO制御部310の制御に従ってタッチパネル350に文字や画像を表示させる。タッチパネル350は、本発明の操作面の一例である。
CO入力部335は、スイッチ337に対する操作を検出し、検出した操作を示す操作データをCO制御部310に出力する。スイッチ337は、例えば、制御装置300の電源スイッチ、音量調整スイッチ等のハードウェアスイッチである。スイッチ337は、接触式又は非接触式のセンサーであってもよく、例えば、タッチパネル350に埋設された指紋センサー等であってもよい。また、スイッチ337は、タッチパネル350の一部又は全部を利用して形成されるソフトウェアスイッチであってもよい。
CO入力部335は、スイッチ337に対する操作を検出し、検出した操作を示す操作データをCO制御部310に出力する。スイッチ337は、例えば、制御装置300の電源スイッチ、音量調整スイッチ等のハードウェアスイッチである。スイッチ337は、接触式又は非接触式のセンサーであってもよく、例えば、タッチパネル350に埋設された指紋センサー等であってもよい。また、スイッチ337は、タッチパネル350の一部又は全部を利用して形成されるソフトウェアスイッチであってもよい。
CO制御部310には、バッテリー341、通信部342、及び、I/F部343が接続される。
バッテリー341は、制御装置300の本体に内蔵される二次電池であり、制御装置300の各部に電力を供給する。バッテリー341は、電力の出力や二次電池への充電を制御する不図示の制御回路を備えていてもよい。
バッテリー341は、制御装置300の本体に内蔵される二次電池であり、制御装置300の各部に電力を供給する。バッテリー341は、電力の出力や二次電池への充電を制御する不図示の制御回路を備えていてもよい。
通信部342は、BluetoothやWi-Fi等の無線通信プロトコルに対応し、表示システム1の外部の装置と無線通信を実行する。Bluetooth及びWi-Fiは登録商標である。通信部342は、LTEや第5世代移動体通信システム等の移動体通信ネットワークを利用して、モバイルデータ通信を実行する構成であってもよい。LTEは登録商標である。
I/F部343は、データ通信ケーブルが接続される不図示のコネクター、及び、コネクターにより各種通信規格に準拠した通信プロトコルを実行するインターフェイス回路を備える。例えば、I/F部343は、USB規格に準拠したコネクター及びインターフェイス回路を備え、USBケーブル46を通じてデータを送受信する。
本実施形態では、制御装置300は、I/F部343を介してHMD100に対し映像データを送信し、HMD100からセンサーの検出データを受信する。制御装置300は、I/F部343を介してHMD100に対し、電力を供給する。
本実施形態のI/F部343はUSBインターフェイスを備え、I/F部343に接続されるUSBケーブル46を用いて、制御装置300がHMD100とデータを送受信する構成を例示する。
制御装置300は、例えば、通信部342によってHMD100と無線データ通信を実行してもよい。
制御装置300は、例えば、通信部342によってHMD100と無線データ通信を実行してもよい。
主制御部123は、不揮発性メモリー124及びプロセッサー125を備える。
不揮発性メモリー124は、半導体メモリーデバイス等で構成され、プロセッサー125が実行するプログラムや、プロセッサー125により処理される各種データを不揮発的に記憶する。
プロセッサー125は、CPU、マイコン、DSP等で構成され、プログラムを実行することにより接続装置10を制御する。
不揮発性メモリー124は、半導体メモリーデバイス等で構成され、プロセッサー125が実行するプログラムや、プロセッサー125により処理される各種データを不揮発的に記憶する。
プロセッサー125は、CPU、マイコン、DSP等で構成され、プログラムを実行することにより接続装置10を制御する。
主制御部123は、機能ブロックとして、表示制御部125aを備える。
表示制御部125aは、I/F部110に入力される表示データに基づき、画像表示部20に画像を表示させるための各種処理を実行する。表示データは、例えば、映像データを含む。本実施形態では、USB-TypeCコネクターで構成されるコネクター11Dを通じて、USB-TypeCの代替モードで映像データが伝送される。表示制御部125aは、例えば、フレームの切り出し、解像度変換、スケーリング、中間フレーム生成、フレームレート変換等の各種処理を実行する。表示制御部125aは、OLEDユニット221、241に対応する映像データを接続部145に出力する。接続部145に入力された映像データは、コネクター11Aから、映像信号201として右I/F部211及び左I/F部231に伝送される。表示制御部125aは、制御装置300が送信する表示データに従って、右表示部22及び左表示部24に画像を表示させる。
画像表示部20の右表示部22及び左表示部24により画像が表示される領域を表示領域200という。表示領域200は、OLEDパネル223及び243により射出され、右導光板26及び左導光板28により使用者Uの右眼及び左眼に入射された画像光Lを使用者Uが視認できる範囲である。表示領域200は、図9に示すように、上下、左右及び前後の3軸の方向を有する3次元の領域である。以下では、使用者Uから見て表示領域200の上方向を+X方向、下方向を-X方向、左方向を-Y方向、右方向を+Y方向という。また、表示領域200の奥行方向である前方向を+Z方向、後ろ方向を-Z方向という。
画像表示部20の右表示部22及び左表示部24により画像が表示される領域を表示領域200という。表示領域200は、OLEDパネル223及び243により射出され、右導光板26及び左導光板28により使用者Uの右眼及び左眼に入射された画像光Lを使用者Uが視認できる範囲である。表示領域200は、図9に示すように、上下、左右及び前後の3軸の方向を有する3次元の領域である。以下では、使用者Uから見て表示領域200の上方向を+X方向、下方向を-X方向、左方向を-Y方向、右方向を+Y方向という。また、表示領域200の奥行方向である前方向を+Z方向、後ろ方向を-Z方向という。
図5~図8は、タッチパネル350に表示される仮想ジョイスティックコントローラー500を示す図である。図5~図8を参照しながら仮想ジョイスティックコントローラー500について説明する。
操作面であるタッチパネル350には、CO制御部310の制御により仮想ジョイスティックコントローラー500が表示される。
仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uの操作を受け付ける操作画像であり、実際のジョイスティックコントローラーが受け付け可能な操作と同等の操作を受け付けることが可能な操作画像である。特に、仮想ジョイスティックコントローラー500は、方向の入力を受け付けることが可能である。仮想ジョイスティックコントローラー500は、複数の表示形態を備え、表示形態に応じて受け付け可能な方向を変更することができる。具体的には、仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uの操作によりタッチパネル350での表示位置が変化する操作子画像501を備え、この操作子画像501が表示位置を変更できる方向に制限を設けることで、3つの表示形態を有する。
操作面であるタッチパネル350には、CO制御部310の制御により仮想ジョイスティックコントローラー500が表示される。
仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uの操作を受け付ける操作画像であり、実際のジョイスティックコントローラーが受け付け可能な操作と同等の操作を受け付けることが可能な操作画像である。特に、仮想ジョイスティックコントローラー500は、方向の入力を受け付けることが可能である。仮想ジョイスティックコントローラー500は、複数の表示形態を備え、表示形態に応じて受け付け可能な方向を変更することができる。具体的には、仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uの操作によりタッチパネル350での表示位置が変化する操作子画像501を備え、この操作子画像501が表示位置を変更できる方向に制限を設けることで、3つの表示形態を有する。
仮想ジョイスティックコントローラー500は、第1表示形態、第2表示形態及び第3表示形態の3つの表示形態を備える。主制御部123が表示領域200に表示させる表示画像に応じて、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500を、第1表示形態、第2表示形態及び第3表示形態のいずれかの形態で表示させる。
具体的には、表示領域200に表示された表示画像が、上下方向や左右方向等の2方向への入力を受け付ける画像である場合、CO制御部310は、第1表示形態又は第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。また、表示領域200に表示された表示画像が、全方向への入力を受け付ける画像である場合、CO制御部310は、第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。
具体的には、表示領域200に表示された表示画像が、上下方向や左右方向等の2方向への入力を受け付ける画像である場合、CO制御部310は、第1表示形態又は第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。また、表示領域200に表示された表示画像が、全方向への入力を受け付ける画像である場合、CO制御部310は、第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。
図5は、第1表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500を示す図である。特に、図5に示す(A)は、操作子画像501がスライダーバー503Aの中央に位置する場合を示し、(B)は、操作子画像501がスライダーバー503Aの上側に位置する場合を示す。
第1表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uにより操作される操作子画像501と、操作子画像501の移動範囲を示すスライダーバー503Aとを備える。操作子画像501は、使用者Uの操作に対応して表示位置が変更される画像である。本実施形態の操作子画像501の形状は正円形であるが、正円形に限定されることはなく、使用者Uが操作しやすい形状であればよい。スライダーバー503Aは、タッチパネル350の長手方向である上下方向に延伸した縦長形状であり、使用者Uの操作によって操作子画像501を移動させることが可能な移動範囲を示す。すなわち、操作子画像501をスライダーバー503Aの上側の上限まで移動させた場合、これ以上、操作子画像501を上側に移動させることはできず、操作子画像501をスライダーバー503Aの下側の下限まで移動させた場合、これ以上、操作子画像501を下側に移動させることはできない。
また、制御装置300としてタブレットPCを使用した場合、タブレットPCのタッチパネル350に占める操作子画像501の割合は小さく、制御装置300としてスマートフォンを使用した場合、スマートフォンのタッチパネル350に占める操作子画像501の割合は大きい。
第1表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uにより操作される操作子画像501と、操作子画像501の移動範囲を示すスライダーバー503Aとを備える。操作子画像501は、使用者Uの操作に対応して表示位置が変更される画像である。本実施形態の操作子画像501の形状は正円形であるが、正円形に限定されることはなく、使用者Uが操作しやすい形状であればよい。スライダーバー503Aは、タッチパネル350の長手方向である上下方向に延伸した縦長形状であり、使用者Uの操作によって操作子画像501を移動させることが可能な移動範囲を示す。すなわち、操作子画像501をスライダーバー503Aの上側の上限まで移動させた場合、これ以上、操作子画像501を上側に移動させることはできず、操作子画像501をスライダーバー503Aの下側の下限まで移動させた場合、これ以上、操作子画像501を下側に移動させることはできない。
また、制御装置300としてタブレットPCを使用した場合、タブレットPCのタッチパネル350に占める操作子画像501の割合は小さく、制御装置300としてスマートフォンを使用した場合、スマートフォンのタッチパネル350に占める操作子画像501の割合は大きい。
第1表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、操作子画像501を、スライダーバー503Aの延伸方向である上下方向にだけ移動させることが可能な態様である。上下方向は、本発明の第1の方向に対応する。CO制御部310は、主制御部123から画像表示部20が表示領域200に表示させた表示画像に関する情報を取得し、取得した情報に基づき仮想ジョイスティックコントローラー500の表示態様を決定する。例えば、CO制御部310は、表示画像が、上下方向の入力を受け付けて、受け付けた入力に対応した処理を実行したり、表示画像の表示形態を変更したりする画像である場合、第1表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。
図6は、第1表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500を示す図である。特に、図6に示す(A)は、操作子画像501がスライダーバー503Bの中央に位置する場合を示し、(B)は、操作子画像501がスライダーバー503Bの右側に位置する場合を示す。
第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uにより操作される操作子画像501と、操作子画像501が移動可能な範囲を示すスライダーバー503Bとを備える。第2表示形態の操作子画像501の形状も正円形であるが、正円形に限定されることはなく、使用者Uが操作しやすい形状であればよい。スライダーバー503Bは、タッチパネル350の短手方向である左右方向に延伸した横長形状であり、使用者Uの操作によって操作子画像501を移動させることが可能な移動範囲を示す。すなわち、操作子画像501をスライダーバー503Bの左端まで移動させた場合、これ以上、操作子画像501を左側に移動させることはできず、操作子画像501をスライダーバー503Bの右端まで移動させた場合、これ以上、操作子画像501を右側に移動させることはできない。
第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uにより操作される操作子画像501と、操作子画像501が移動可能な範囲を示すスライダーバー503Bとを備える。第2表示形態の操作子画像501の形状も正円形であるが、正円形に限定されることはなく、使用者Uが操作しやすい形状であればよい。スライダーバー503Bは、タッチパネル350の短手方向である左右方向に延伸した横長形状であり、使用者Uの操作によって操作子画像501を移動させることが可能な移動範囲を示す。すなわち、操作子画像501をスライダーバー503Bの左端まで移動させた場合、これ以上、操作子画像501を左側に移動させることはできず、操作子画像501をスライダーバー503Bの右端まで移動させた場合、これ以上、操作子画像501を右側に移動させることはできない。
第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、操作子画像501を、スライダーバー503Bの延伸方向である左右方向にだけ移動させることが可能な態様である。左右方向は、本発明の第2の方向に対応する。CO制御部310は、主制御部123から画像表示部20が表示領域200に表示させた表示画像に関する情報を取得し、取得した情報に基づき仮想ジョイスティックコントローラー500の表示態様を決定する。例えば、CO制御部310は、表示画像が、左右方向の入力を受け付けて、受け付けた入力に対応した処理を実行したり、表示画像の表示形態を変更したりする画像である場合、第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。
また、CO制御部310は、CO6軸センサー323から入力される検出データに基づいて制御装置300の姿勢を判定し、判定した姿勢に応じて仮想ジョイスティックコントローラー500の表示を変更してもよい。
例えば、使用者Uが制御装置300を手に持った状態で、制御装置300を回転させ、タッチパネル350の短手方向が鉛直方向に平行になるように、制御装置300を持ち替えたと仮定する。この場合、CO制御部310は、スライダーバー503Aの延伸方向が、タッチパネル350の短手方向になるように第1表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500の表示を変更する。また、CO制御部310は、スライダーバー503Bの延伸方向が、タッチパネル350の長手方向になるように第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500の表示を変更する。
例えば、使用者Uが制御装置300を手に持った状態で、制御装置300を回転させ、タッチパネル350の短手方向が鉛直方向に平行になるように、制御装置300を持ち替えたと仮定する。この場合、CO制御部310は、スライダーバー503Aの延伸方向が、タッチパネル350の短手方向になるように第1表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500の表示を変更する。また、CO制御部310は、スライダーバー503Bの延伸方向が、タッチパネル350の長手方向になるように第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500の表示を変更する。
また、図5には、スライダーバー503Aの延伸方向がタッチパネル350の長手方向であり、図6には、スライダーバー503Bの延伸方向がタッチパネル350の短手方向である場合を示したが、スライダーバー503A及びスライダーバー503Bの延伸方向は、タッチパネル350の長手方向及び短手方向に限定されない。例えば、スライダーバー503A及びスライダーバー503Bを、タッチパネル350の対角線方向に平行になるように表示させてもよい。
図7は、第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500の構成を示す図である。
第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uにより操作される操作子画像501と、操作子画像501が移動可能な範囲を示す範囲画像505とを備える。操作子画像501及び範囲画像505の形状は正円形であり、範囲画像505の半径は、操作子画像501の半径よりも大きい。
第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、使用者Uにより操作される操作子画像501と、操作子画像501が移動可能な範囲を示す範囲画像505とを備える。操作子画像501及び範囲画像505の形状は正円形であり、範囲画像505の半径は、操作子画像501の半径よりも大きい。
第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500は、第1及び第2表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500とは異なり、操作子画像501を移動可能な方向に制限がなく、範囲画像505の範囲内で360°全方向に移動させることができる。
図7に示す(A)は、操作子画像501が範囲画像505の中央に位置し、使用者Uの操作を受ける前の操作子画像501の表示位置を示す。また、図7に示す(B)は、操作子画像501が範囲画像505の左側に位置し、使用者Uの操作を受ける前の操作子画像501の表示位置を示す。CO制御部310は、操作を受ける前の操作子画像501の表示位置と、操作を受けた後の操作子画像501の表示位置と、に基づいて、使用者Uにより入力された方向を特定する。すなわち、CO制御部310は、操作を受ける前の操作子画像501の表示位置を基準として、この基準位置から操作子画像501が移動した方向を特定して、使用者Uにより入力された方向を特定する。
図7に示す(A)は、操作子画像501が範囲画像505の中央に位置し、使用者Uの操作を受ける前の操作子画像501の表示位置を示す。また、図7に示す(B)は、操作子画像501が範囲画像505の左側に位置し、使用者Uの操作を受ける前の操作子画像501の表示位置を示す。CO制御部310は、操作を受ける前の操作子画像501の表示位置と、操作を受けた後の操作子画像501の表示位置と、に基づいて、使用者Uにより入力された方向を特定する。すなわち、CO制御部310は、操作を受ける前の操作子画像501の表示位置を基準として、この基準位置から操作子画像501が移動した方向を特定して、使用者Uにより入力された方向を特定する。
また、第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500において、操作子画像501に対する操作には、操作子画像501を右回り又は左回りに回転させたり、左回りに回転させたり、タップしたり、長押したりする操作が含まれる。これらの操作についても、CO制御部310は、操作を受ける前の操作子画像501の表示位置と、操作を受けた後の操作子画像501の表示位置と、に基づいて、使用者Uにより入力された方向を特定する。
CO制御部310は、主制御部123から画像表示部20が表示領域200に表示させた表示画像に関する情報を取得し、取得した情報に基づき仮想ジョイスティックコントローラー500の表示態様を決定する。
例えば、CO制御部310は、表示画像が、上下及び左右の4方向の入力を受け付けて、受け付けた入力に対応した処理を実行したり、表示画像の表示形態を変更したりする画像である場合、第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。使用者Uが、操作子画像501を操作することで、例えば、後述する図9に示すキャプチャー範囲画像710の表示領域200での表示位置を、±X方向、±Y方向及び±Z方向に移動させることができる。
例えば、CO制御部310は、表示画像が、上下及び左右の4方向の入力を受け付けて、受け付けた入力に対応した処理を実行したり、表示画像の表示形態を変更したりする画像である場合、第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。使用者Uが、操作子画像501を操作することで、例えば、後述する図9に示すキャプチャー範囲画像710の表示領域200での表示位置を、±X方向、±Y方向及び±Z方向に移動させることができる。
第3表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500の場合、使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500の表示位置に指をタッチさせ、タッチさせた指をタッチパネル350から離すことなく、入力したい方向に移動させる。このため、十字キーのように、操作のたびにキーの位置を確認する場合と比べて、使用者Uがタッチパネル350を確認する回数を低減することができる。従って、画像表示部20を頭部に装着し、画像表示部20越しにタッチパネル350を視認する使用者Uにとっての操作性を向上させることができる。
図8は、使用者Uが制御装置300を片手で持った状態を示す図であり、特に、使用者Uの親指がタッチした位置に仮想ジョイスティックコントローラー500を表示した状態を示す図である。
図5~図7には、仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350の画面中央に表示した場合を示した。図8には、指示体である使用者Uの指が最初に触れたタッチパネル350の位置を基準として、仮想ジョイスティックコントローラー500を表示した場合を示す。
CO制御部310は、タッチパネル350から入力される信号が示すタッチパネル350の座標位置を中心にして仮想ジョイスティックコントローラー500を表示する。例えば、タッチパネル350の座標位置に、操作子画像501の中心が表示されるように仮想ジョイスティックコントローラー500を表示させる。
図5~図7には、仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350の画面中央に表示した場合を示した。図8には、指示体である使用者Uの指が最初に触れたタッチパネル350の位置を基準として、仮想ジョイスティックコントローラー500を表示した場合を示す。
CO制御部310は、タッチパネル350から入力される信号が示すタッチパネル350の座標位置を中心にして仮想ジョイスティックコントローラー500を表示する。例えば、タッチパネル350の座標位置に、操作子画像501の中心が表示されるように仮想ジョイスティックコントローラー500を表示させる。
使用者Uの手の大きさには個人差があり、タッチパネル350の画面中央に仮想ジョイスティックコントローラー500を表示させた場合、片手での操作が難しい場合もある。このため、使用者Uの指の接触が検出されたタッチパネル350の位置を基準として、仮想ジョイスティックコントローラー500を表示することで、仮想ジョイスティックコントローラー500の片手での操作性を向上させることができる。また、使用者Uは、指をタッチパネル350にタッチさせ、タッチさせた指をタッチパネル350から離すことなく、入力したい方向に移動させる。使用者Uがタッチした位置に仮想ジョイスティックコントローラー500が表示されるため、使用者Uは、タッチパネル350を見ることなく、ブライドタッチによる操作が可能になる。
図5~図8に示すように、タッチパネル350には、仮想ジョイスティックコントローラー500の他に、戻るボタン520や、OKボタン530が表示される。戻るボタン520は、現在表示中の画面の1つ前の画面に戻す操作を受け付けるボタンである。OKボタンは、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により変更した表示画像の表示や、DP外側カメラ61の設定を確定させる操作を受け付けるボタンである。
以上のような第1表示形態、第2表示形態及び第3表示形態を備える仮想ジョイスティックコントローラー500により操作可能な操作対象には、画像表示部20により表示領域200に表示される表示画像や、DP外側カメラ61の撮像に関する設定が含まれる。
CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の予め設定された操作を受け付けた場合に、操作対象を表示画像又はDP外側カメラ61に切り替える。例えば、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を1回タップする操作を受け付けた場合、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象を表示画像に設定する。また、CO制御部310は、操作子画像501を2回タップする操作を受け付けた場合、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象をDP外側カメラ61に設定する。この場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。
CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の予め設定された操作を受け付けた場合に、操作対象を表示画像又はDP外側カメラ61に切り替える。例えば、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を1回タップする操作を受け付けた場合、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象を表示画像に設定する。また、CO制御部310は、操作子画像501を2回タップする操作を受け付けた場合、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象をDP外側カメラ61に設定する。この場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。
また、CO制御部310は、主制御部123が実行するアプリケーションプログラムや、画像表示部20に表示された表示画像に基づいて、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象を変更してもよい。例えば、CO制御部310は、画像表示部20が表示領域200に表示画像を表示した場合、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象を表示画像に変更する。また、CO制御部310は、主制御部123からカメラアプリを起動させたとの通知を受信した場合、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象をDP外側カメラ61に変更する。
図9及び図10は、仮想ジョイスティックコントローラー500により、画像表示部20が表示する表示画像を操作する場合について説明する説明図である。
以下では、使用者Uが仮想ジョイスティックコントローラー500を操作して、表示画像の一例であるキャプチャー範囲画像710を、DP外側カメラ61により画像を撮像したい範囲に移動させる場合について説明する。キャプチャー範囲画像710は、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像のうち、キャプチャー画像として取り込む範囲を示す画像である。なお、本実施形態では、キャプチャー範囲画像710を用いて、DP外側カメラ61の撮像画像のうちキャプチャー画像として取り込む範囲を変更する場合について説明するが、実際に、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により、DP外側カメラ61の画角等を調整して、DP外側カメラ61の撮像範囲を変更するようにしてもよい。
図9及び図10において、画像表示部20を頭部に装着した使用者Uには、実空間の物体として机610及びボトル620が視認できる。また、使用者Uは、画像表示部20が表示する表示画像として、キャプチャー範囲画像710が視認できる。図9及び図10に破線で示すキャプチャー範囲画像710は、半球形状の画像であり、表示領域200の3軸であるX、Y及びZ軸の方向に領域を有する3次元画像である。
以下では、使用者Uが仮想ジョイスティックコントローラー500を操作して、表示画像の一例であるキャプチャー範囲画像710を、DP外側カメラ61により画像を撮像したい範囲に移動させる場合について説明する。キャプチャー範囲画像710は、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像のうち、キャプチャー画像として取り込む範囲を示す画像である。なお、本実施形態では、キャプチャー範囲画像710を用いて、DP外側カメラ61の撮像画像のうちキャプチャー画像として取り込む範囲を変更する場合について説明するが、実際に、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により、DP外側カメラ61の画角等を調整して、DP外側カメラ61の撮像範囲を変更するようにしてもよい。
図9及び図10において、画像表示部20を頭部に装着した使用者Uには、実空間の物体として机610及びボトル620が視認できる。また、使用者Uは、画像表示部20が表示する表示画像として、キャプチャー範囲画像710が視認できる。図9及び図10に破線で示すキャプチャー範囲画像710は、半球形状の画像であり、表示領域200の3軸であるX、Y及びZ軸の方向に領域を有する3次元画像である。
表示領域200には、キャプチャー範囲画像710の他に、第1アイコン810及び第2アイコン830が表示される。第1アイコン810は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象が、表示画像であるキャプチャー範囲画像710であることを示すアイコンである。第2アイコン830は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象が、DP外側カメラ61であることを示すアイコンである。図9及び図10では、第1アイコン810の表示領域にハッチングを付すことで、第1アイコン810が選択され、点灯又は点滅した状態を示す。
制御装置300のタッチパネル350には、仮想ジョイスティックコントローラー500、戻るボタン520及びOKボタン530に加え、案内表示540が表示される。案内表示540には、仮想ジョイスティックコントローラー500による操作内容が表示される。例えば、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象が表示画像である場合、案内表示540には、操作内容として表示位置又は表示サイズが表示される。
表示位置は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作が、キャプチャー範囲画像710の表示位置を変更する操作であることを示す。
表示サイズは、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作が、キャプチャー範囲画像710の表示サイズである大きさを拡大又は縮小する操作であることを示す。
表示位置は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作が、キャプチャー範囲画像710の表示位置を変更する操作であることを示す。
表示サイズは、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作が、キャプチャー範囲画像710の表示サイズである大きさを拡大又は縮小する操作であることを示す。
仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容の切り替えは、例えば、案内表示540に対するタッチ操作により行うことができる。タッチパネル350の案内表示540に「表示位置」が表示された状態で、案内表示540へのタッチ操作が検出された場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を「表示サイズ」に変更する。このとき、案内表示540の表示も、表示サイズに変更される。
また、タッチパネル350の案内表示540に「表示サイズ」が表示された状態で、案内表示540へのタッチ操作が検出された場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を「表示位置」に変更する。このとき、案内表示540の表示も、表示位置に変更される。
また、タッチパネル350の案内表示540に「表示サイズ」が表示された状態で、案内表示540へのタッチ操作が検出された場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を「表示位置」に変更する。このとき、案内表示540の表示も、表示位置に変更される。
図9に示す表示領域200の表示例では、キャプチャー範囲画像710が、ボトル620から外れた位置に表示されており、図9に示すキャプチャー範囲画像710が示す範囲の撮像画像をキャプチャーしても、ボトル620の全体画像をキャプチャーすることができない。このため、使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を操作して、キャプチャー範囲画像710を±X、±Y及び±Z方向に移動させ、図10に示すように、キャプチャー範囲画像710が撮像対象のボトル620の全体を覆うように表示位置を変更する。
例えば、使用者Uが、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を上方向に移動させたと仮定する。CO制御部310は、操作子画像501を上方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の上方向である+X方向に移動する。
使用者Uが、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を下方向に移動させたと仮定する。CO制御部310は、操作子画像501を下方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の下方向である-X方向に移動する。
以下、同様に、CO制御部310は、操作子画像501を左方向又は右方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の左方向である-Y方向、又は右方向である+Y方向に移動する。
使用者Uが、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を下方向に移動させたと仮定する。CO制御部310は、操作子画像501を下方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の下方向である-X方向に移動する。
以下、同様に、CO制御部310は、操作子画像501を左方向又は右方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の左方向である-Y方向、又は右方向である+Y方向に移動する。
また、使用者Uが、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を右回転させたと仮定する。CO制御部310は、操作子画像501を右回転させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の前方向である+Z方向に移動する。
同様に、使用者Uが、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を左回転させたと仮定する。CO制御部310は、操作子画像501を左回転させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の後ろ方向である-Z方向に移動する。
同様に、使用者Uが、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を左回転させたと仮定する。CO制御部310は、操作子画像501を左回転させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の後ろ方向である-Z方向に移動する。
また、CO制御部310は、CO6軸センサー323から入力される検出データに基づいて制御装置300の姿勢を判定し、判定した姿勢に応じてキャプチャー範囲画像710を+Z方向又は-Z方向に移動させてもよい。
例えば、制御装置300を手に持った使用者Uが、タッチパネル350の長手方向の上側を、使用者Uの方向とは反対側に傾くように、制御装置300を操作したと仮定する。CO制御部310は、CO6軸センサー323から入力される検出データに基づいて制御装置300の姿勢である傾きを検出し、検出した傾きに対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の後ろ方向である-Z方向に移動する。
また、使用者Uが、タッチパネル350の長手方向の上側を、使用者Uの方向に傾くように、制御装置300を操作したと仮定する。CO制御部310は、CO6軸センサー323から入力される検出データに基づいて制御装置300の姿勢である傾きを検出し、検出した傾きに対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の前方向である+Z方向に移動する。
使用者Uは、キャプチャー範囲画像710の表示位置の変更が完了すると、OKボタン530を押下し、キャプチャー範囲画像710の表示位置の変更が完了したことを入力する。
例えば、制御装置300を手に持った使用者Uが、タッチパネル350の長手方向の上側を、使用者Uの方向とは反対側に傾くように、制御装置300を操作したと仮定する。CO制御部310は、CO6軸センサー323から入力される検出データに基づいて制御装置300の姿勢である傾きを検出し、検出した傾きに対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の後ろ方向である-Z方向に移動する。
また、使用者Uが、タッチパネル350の長手方向の上側を、使用者Uの方向に傾くように、制御装置300を操作したと仮定する。CO制御部310は、CO6軸センサー323から入力される検出データに基づいて制御装置300の姿勢である傾きを検出し、検出した傾きに対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710が表示領域200の前方向である+Z方向に移動する。
使用者Uは、キャプチャー範囲画像710の表示位置の変更が完了すると、OKボタン530を押下し、キャプチャー範囲画像710の表示位置の変更が完了したことを入力する。
次に、使用者Uは、キャプチャー範囲画像710の表示位置の変更が完了すると、操作子画像501を2回タップする等の所定の操作を入力して、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象をDP外側カメラ61に切り替える。
使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500により所定の操作を入力して、DP外側カメラ61に撮像を実行させる。所定の操作は、例えば、操作子画像501を長押しする操作である。CO制御部310は、操作対象がDP外側カメラ61に切り替えられた状態で、操作子画像501を長押しする操作が検出された場合、主制御部123に撮像指示を出力する。主制御部123は、CO制御部310から撮像指示が入力されると、DP外側カメラ61に撮像を実行させる。また、主制御部123は、DP外側カメラ61の撮像画像から、キャプチャー範囲画像710に対応する領域の画像を切り出し、切り出した画像を不揮発性記憶部130に記憶させる。これにより、不揮発性記憶部130には、ボトル620の撮像が保存される。DP外側カメラ61の撮像画像から、キャプチャー範囲画像710に対応する領域の画像を切り出すことで、撮像画像の取得範囲が変更される。
使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500により所定の操作を入力して、DP外側カメラ61に撮像を実行させる。所定の操作は、例えば、操作子画像501を長押しする操作である。CO制御部310は、操作対象がDP外側カメラ61に切り替えられた状態で、操作子画像501を長押しする操作が検出された場合、主制御部123に撮像指示を出力する。主制御部123は、CO制御部310から撮像指示が入力されると、DP外側カメラ61に撮像を実行させる。また、主制御部123は、DP外側カメラ61の撮像画像から、キャプチャー範囲画像710に対応する領域の画像を切り出し、切り出した画像を不揮発性記憶部130に記憶させる。これにより、不揮発性記憶部130には、ボトル620の撮像が保存される。DP外側カメラ61の撮像画像から、キャプチャー範囲画像710に対応する領域の画像を切り出すことで、撮像画像の取得範囲が変更される。
また、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作によりキャプチャー範囲画像710の表示サイズを変更する場合、まず、使用者Uは、案内表示540にタッチして、案内表示540の表示内容を「表示サイズ」に変更する。
次に、使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500により所定の操作を入力して、キャプチャー範囲画像710の表示サイズを変更する。所定の操作は、例えば、操作子画像501を上下方向に移動させる操作である。
CO制御部310は、操作子画像501を上方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710の表示サイズが拡大される。また、CO制御部310は、操作子画像501を下方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710の表示サイズが縮小される。
次に、使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500により所定の操作を入力して、キャプチャー範囲画像710の表示サイズを変更する。所定の操作は、例えば、操作子画像501を上下方向に移動させる操作である。
CO制御部310は、操作子画像501を上方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710の表示サイズが拡大される。また、CO制御部310は、操作子画像501を下方向に移動させる操作を検出すると、検出した操作に対応した操作信号を主制御部123に出力する。これにより、キャプチャー範囲画像710の表示サイズが縮小される。
また、DP外側カメラ61に撮像を実行させる場合に、左表示部24にだけキャプチャー範囲画像710を表示させ、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作によりキャプチャー範囲画像710の表示位置を調整した状態で、DP外側カメラ61に撮像を実行させてもよい。主制御部123は、このときDP外側カメラ61が撮像した撮像画像を、左眼用画像として不揮発性記憶部130に記憶させる。
同様に、DP外側カメラ61に撮像を実行させる場合に、右表示部22にだけキャプチャー範囲画像710を表示させ、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作によりキャプチャー範囲画像710の表示位置を調整した状態で、DP外側カメラ61に撮像を実行させてもよい。主制御部123は、このときDP外側カメラ61が撮像した撮像画像を、右眼用画像として不揮発性記憶部130に記憶させる。
同様に、DP外側カメラ61に撮像を実行させる場合に、右表示部22にだけキャプチャー範囲画像710を表示させ、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作によりキャプチャー範囲画像710の表示位置を調整した状態で、DP外側カメラ61に撮像を実行させてもよい。主制御部123は、このときDP外側カメラ61が撮像した撮像画像を、右眼用画像として不揮発性記憶部130に記憶させる。
図11及び図12は、仮想ジョイスティックコントローラー500によりDP外側カメラ61を操作する場合について説明する説明図である。
次に、図11及び図12を参照しながら、仮想ジョイスティックコントローラー500によりDP外側カメラ61を操作する場合について説明する。
以下では、使用者Uが仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により、DP外側カメラ61の撮像範囲や、DP外側カメラ61の焦点調整を行う場合について説明する。
図11及び図12において、画像表示部20を装着した使用者Uには、実空間の物体として、撮像対象者650である赤ちゃんが視認される。また、画像表示部20が表示する表示画像としてキャプチャー範囲画像730が視認される。キャプチャー範囲画像730も、DP外側カメラ61の撮像画像のうち、キャプチャー画像として取り込む範囲を示す画像である。
図11に破線で示す画像がキャプチャー範囲画像730である。図11及び図12に示すキャプチャー範囲画像730は、矩形の画像であり、X軸方向及びY軸方向である表示領域200の上下方向及び左右方向に領域を有する2次元画像である。
また、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象が、DP外側カメラ61である場合、表示領域200の第2アイコン830が点灯又は点滅した状態となる。図11及び図12には、第2アイコン830の表示領域にハッチングを付し、第2アイコン830が選択され、点滅又は点灯した状態を示す。
次に、図11及び図12を参照しながら、仮想ジョイスティックコントローラー500によりDP外側カメラ61を操作する場合について説明する。
以下では、使用者Uが仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により、DP外側カメラ61の撮像範囲や、DP外側カメラ61の焦点調整を行う場合について説明する。
図11及び図12において、画像表示部20を装着した使用者Uには、実空間の物体として、撮像対象者650である赤ちゃんが視認される。また、画像表示部20が表示する表示画像としてキャプチャー範囲画像730が視認される。キャプチャー範囲画像730も、DP外側カメラ61の撮像画像のうち、キャプチャー画像として取り込む範囲を示す画像である。
図11に破線で示す画像がキャプチャー範囲画像730である。図11及び図12に示すキャプチャー範囲画像730は、矩形の画像であり、X軸方向及びY軸方向である表示領域200の上下方向及び左右方向に領域を有する2次元画像である。
また、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象が、DP外側カメラ61である場合、表示領域200の第2アイコン830が点灯又は点滅した状態となる。図11及び図12には、第2アイコン830の表示領域にハッチングを付し、第2アイコン830が選択され、点滅又は点灯した状態を示す。
仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象が、DP外側カメラ61である場合、タッチパネル350に表示される案内表示540には、キャプチャー範囲又はフォーカス調整が表示される。
仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象が、DP外側カメラ61である場合も、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容の切り替えは、案内表示540に対するタッチ操作により行うことができる。タッチパネル350の案内表示540に「キャプチャー範囲」が表示された状態で、案内表示540へのタッチ操作が検出された場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を「フォーカス調整」に変更する。このとき、案内表示540の表示も、フォーカス調整に変更される。
また、タッチパネル350の案内表示540に「フォーカス調整」が表示された状態で、案内表示540へのタッチ操作が検出された場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を「キャプチャー範囲」に変更する。このとき、案内表示540の表示も、キャプチャー範囲に変更される。
仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象が、DP外側カメラ61である場合も、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容の切り替えは、案内表示540に対するタッチ操作により行うことができる。タッチパネル350の案内表示540に「キャプチャー範囲」が表示された状態で、案内表示540へのタッチ操作が検出された場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を「フォーカス調整」に変更する。このとき、案内表示540の表示も、フォーカス調整に変更される。
また、タッチパネル350の案内表示540に「フォーカス調整」が表示された状態で、案内表示540へのタッチ操作が検出された場合、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を「キャプチャー範囲」に変更する。このとき、案内表示540の表示も、キャプチャー範囲に変更される。
使用者Uは、図11に示すように、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を上下、又は左右に移動させて、キャプチャー範囲画像730内に撮像対象者650が入るようにキャプチャー範囲画像730の表示位置を変更する。
次に、使用者Uは、案内表示540にタッチして、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を、フォーカス調整に変更する。
次に、使用者Uは、案内表示540にタッチして、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容を、フォーカス調整に変更する。
図12は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作がフォーカス調整に変更された場合に、表示領域200に表示される画像を示す図である。
仮想ジョイスティックコントローラー500の操作がフォーカスの調整に変更された場合、表示領域200には、複数のフォーカスポイント750が表示される。フォーカスポイント750は、本発明の調整画像であり、焦点調整用の画像である。主制御部123は、表示領域200に複数のフォーカスポイント750を表示させる場合、いずれか1つのフォーカスポイント750を点滅させた状態で表示する。使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500を操作して、点滅した状態のフォーカスポイント750を変更する。点滅した状態のフォーカスポイント750が変更されることで、DP外側カメラ61が焦点を合わせる位置を変更することができる。使用者Uは、フォーカスポイント750を変更すると、OKボタン530を押下し、フォーカスポイント750の調整が完了したことを入力する。
仮想ジョイスティックコントローラー500の操作がフォーカスの調整に変更された場合、表示領域200には、複数のフォーカスポイント750が表示される。フォーカスポイント750は、本発明の調整画像であり、焦点調整用の画像である。主制御部123は、表示領域200に複数のフォーカスポイント750を表示させる場合、いずれか1つのフォーカスポイント750を点滅させた状態で表示する。使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500を操作して、点滅した状態のフォーカスポイント750を変更する。点滅した状態のフォーカスポイント750が変更されることで、DP外側カメラ61が焦点を合わせる位置を変更することができる。使用者Uは、フォーカスポイント750を変更すると、OKボタン530を押下し、フォーカスポイント750の調整が完了したことを入力する。
次に、使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を長押しして、DP外側カメラ61に撮像を実行させる。
CO制御部310は、操作子画像501を長押しする操作が検出された場合、主制御部123に撮像指示を出力する。主制御部123は、CO制御部310から撮像指示が入力されると、DP外側カメラ61に撮像を実行させる。主制御部123は、DP外側カメラ61に撮像を実行させると、DP外側カメラ61の撮像画像から、キャプチャー範囲画像730に対応する領域の画像を切り出し、切り出した画像を不揮発性記憶部130に記憶させる。これにより、不揮発性記憶部130には、撮像対象者650の赤ちゃんの画像が保存される。DP外側カメラ61の撮像画像から、キャプチャー範囲画像730に対応する領域の画像を切り出すことで、撮像画像の取得範囲が変更される。
CO制御部310は、操作子画像501を長押しする操作が検出された場合、主制御部123に撮像指示を出力する。主制御部123は、CO制御部310から撮像指示が入力されると、DP外側カメラ61に撮像を実行させる。主制御部123は、DP外側カメラ61に撮像を実行させると、DP外側カメラ61の撮像画像から、キャプチャー範囲画像730に対応する領域の画像を切り出し、切り出した画像を不揮発性記憶部130に記憶させる。これにより、不揮発性記憶部130には、撮像対象者650の赤ちゃんの画像が保存される。DP外側カメラ61の撮像画像から、キャプチャー範囲画像730に対応する領域の画像を切り出すことで、撮像画像の取得範囲が変更される。
また、画像表示部20の左表示部24にだけキャプチャー範囲画像730やフォーカスポイント750を表示して、使用者Uの左眼の視点から見た左眼用の撮像画像を生成してもよい。
主制御部123は、まず、左表示部24にだけキャプチャー範囲画像730を表示させ、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、入力された操作情報によりキャプチャー範囲画像730の表示位置を変更する。
次に、主制御部123は、左表示部24にだけフォーカスポイント750を表示させ、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、入力された操作情報によりDP外側カメラ61が焦点を合わせる位置を変更する。
次に、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により撮像指示を受け付けると、受け付けた情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、DP外側カメラ61に撮像を実行させ、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像を、左眼用画像として不揮発性記憶部130に記憶させる。
従って、画像表示部20を装着した使用者U用に調整された右眼用の撮像画像を取得することができる。
主制御部123は、まず、左表示部24にだけキャプチャー範囲画像730を表示させ、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、入力された操作情報によりキャプチャー範囲画像730の表示位置を変更する。
次に、主制御部123は、左表示部24にだけフォーカスポイント750を表示させ、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、入力された操作情報によりDP外側カメラ61が焦点を合わせる位置を変更する。
次に、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により撮像指示を受け付けると、受け付けた情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、DP外側カメラ61に撮像を実行させ、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像を、左眼用画像として不揮発性記憶部130に記憶させる。
従って、画像表示部20を装着した使用者U用に調整された右眼用の撮像画像を取得することができる。
同様に、画像表示部20の右表示部22にだけキャプチャー範囲画像730やフォーカスポイント750を表示して、使用者Uの右眼の視点から見た左眼用の撮像画像を生成する。
主制御部123は、まず、右表示部22にだけキャプチャー範囲画像730を表示させ、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、入力された操作情報によりキャプチャー範囲画像730の表示位置を変更する。
次に、主制御部123は、右表示部22にだけフォーカスポイント750を表示させ、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、入力された操作情報によりDP外側カメラ61が焦点を合わせる位置を変更する。
次に、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により撮像指示を受け付けると、受け付けた情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、DP外側カメラ61に撮像を実行させ、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像を、右眼用画像として不揮発性記憶部130に記憶させる。
従って、画像表示部20を装着した使用者U用に調整された右眼用の撮像画像を取得することができる。
主制御部123は、まず、右表示部22にだけキャプチャー範囲画像730を表示させ、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、入力された操作情報によりキャプチャー範囲画像730の表示位置を変更する。
次に、主制御部123は、右表示部22にだけフォーカスポイント750を表示させ、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により受け付けた操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、入力された操作情報によりDP外側カメラ61が焦点を合わせる位置を変更する。
次に、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により撮像指示を受け付けると、受け付けた情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、DP外側カメラ61に撮像を実行させ、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像を、右眼用画像として不揮発性記憶部130に記憶させる。
従って、画像表示部20を装着した使用者U用に調整された右眼用の撮像画像を取得することができる。
[5.動作]
図13は、CO制御部の動作を示すフローチャートである。
図13に示すフローチャートを参照しながらCO制御部310の動作について説明する。以下では、図9及び図10を参照して説明したキャプチャー範囲画像710によりキャプチャー範囲を設定し、DP外側カメラ61の撮像画像のうち、キャプチャー範囲画像710に対応した範囲の画像をキャプチャーする場合について説明する。
まず、CO制御部310は、画像表示部20により表示領域200に表示画像が表示されたか否かを判定する(ステップS1)。例えば、CO制御部310は、タッチパネル350の操作により、キャプチャー範囲画像710の表示を要求する操作を受け付けたか否かを判定する。CO制御部310は、キャプチャー範囲画像710の表示を要求する操作を受け付けた場合、表示領域200に表示画像であるキャプチャー範囲画像710が表示されたと判定する(ステップS1/YES)。CO制御部310は、表示領域200にキャプチャー範囲画像710が表示されていない場合(ステップS1/NO)、キャプチャー範囲画像710が表示されるまで待機する。
図13は、CO制御部の動作を示すフローチャートである。
図13に示すフローチャートを参照しながらCO制御部310の動作について説明する。以下では、図9及び図10を参照して説明したキャプチャー範囲画像710によりキャプチャー範囲を設定し、DP外側カメラ61の撮像画像のうち、キャプチャー範囲画像710に対応した範囲の画像をキャプチャーする場合について説明する。
まず、CO制御部310は、画像表示部20により表示領域200に表示画像が表示されたか否かを判定する(ステップS1)。例えば、CO制御部310は、タッチパネル350の操作により、キャプチャー範囲画像710の表示を要求する操作を受け付けたか否かを判定する。CO制御部310は、キャプチャー範囲画像710の表示を要求する操作を受け付けた場合、表示領域200に表示画像であるキャプチャー範囲画像710が表示されたと判定する(ステップS1/YES)。CO制御部310は、表示領域200にキャプチャー範囲画像710が表示されていない場合(ステップS1/NO)、キャプチャー範囲画像710が表示されるまで待機する。
CO制御部310は、表示領域200にキャプチャー範囲画像710が表示されると(ステップS1/YES)、仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる(ステップS2)。
次に、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容として表示位置の変更が設定されたか否かを判定する(ステップS3)。CO制御部310は、タッチパネル350に表示された案内表示540がタッチされ、案内表示540の表示が「表示位置」に変更された場合に、表示位置の変更が設定されたと判定する。
次に、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作内容として表示位置の変更が設定されたか否かを判定する(ステップS3)。CO制御部310は、タッチパネル350に表示された案内表示540がタッチされ、案内表示540の表示が「表示位置」に変更された場合に、表示位置の変更が設定されたと判定する。
CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作が、表示位置の変更に設定された場合(ステップS3/YES)、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS4)。CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作を受け付けていない場合(ステップS4/NO)、ステップS6の判定に移行する。また、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作を受け付けた場合(ステップS4/YES)、受け付けた操作に応じて、キャプチャー範囲画像710の表示位置を変更する(ステップS5)。CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、CO制御部310から入力される操作情報に従い、キャプチャー範囲画像710の表示位置を変更する。
次に、CO制御部310は、OKボタン530の押下操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS6)。CO制御部310は、OKボタン530の押下操作を受け付けていない場合(ステップS6/NO)、ステップS4の判定に戻る。また、CO制御部310は、OKボタン530の操作を受け付けた場合(ステップS6/YES)、ステップS7の判定に移行する。
CO制御部310は、ステップS3の判定が否定判定であった場合、又はステップS6でOKボタン530の操作を受け付けた場合、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作として、キャプチャー範囲画像710の表示サイズを変更する操作が設定されたか否かを判定する(ステップS7)。CO制御部310は、タッチパネル350に表示された案内表示540がタッチされ、案内表示540の表示が「表示サイズ」に変更された場合に、表示サイズの変更が設定されたと判定する。
CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作が、表示サイズの変更に設定されると(ステップS7/YES)、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS8)。CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作を受け付けていない場合(ステップS8/NO)、ステップS10の判定に移行する。また、CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作を受け付けた場合(ステップS10/YES)、受け付けた操作に応じて、キャプチャー範囲画像710の表示サイズを変更する。CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作情報を主制御部123に出力する。主制御部123は、CO制御部310から入力される操作情報に従い、キャプチャー範囲画像710の表示サイズを変更する。
次に、CO制御部310は、OKボタン530の押下操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS10)。CO制御部310は、OKボタン530の押下操作を受け付けていない場合(ステップS10/NO)、ステップS7の判定に戻る。また、CO制御部310は、OKボタン530の操作を受け付けた場合(ステップS10/YES)、ステップS11の判定に移行する。
CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象を、DP外側カメラ61に切り替える操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS11)。例えば、CO制御部310は、操作子画像501が2回タップされた場合、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象をDP外側カメラ61に切り替える。
CO制御部310は、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象を、DP外側カメラ61に切り替える操作を受け付けていない場合(ステップS11/NO)、ステップS3の判定に戻る。また、CO制御部310は、DP外側カメラ61に切り替える操作を受け付けた場合(ステップS11/YES)、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により撮像指示に対応する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。
CO制御部310は、撮像指示に対応する操作を受け付けていない場合(ステップS11/NO)、ステップS3の判定に戻る。また、CO制御部310は、撮像指示に対応する操作を受け付けた場合(ステップS11/YES)、主制御部123に撮像指示を出力する(ステップS12)。主制御部123は、CO制御部310から撮像指示が入力されると、DP外側カメラ61に撮像を実行させる。
主制御部123は、DP外側カメラ61から撮像画像が入力されると、入力された撮像画像から、キャプチャー範囲画像710に対応する領域の画像を切り出す(ステップS13)。その後、主制御部123は、切り出した画像を不揮発性記憶部130に記憶させる(ステップS14)。また、主制御部123は、画像表示部20を制御して、K切り出した画像を表示領域200に表示させる(ステップS14)。
[6.効果]
以上説明したように本実施形態の表示システム1は、HMD100と、HMD100に接続された制御装置300とを備える。
HMD100は、外景を視認可能であって、外景に重ねて画像を表示する画像表示部20、及び画像表示部20に搭載されたDP外側カメラ61を備え、使用者Uの頭部に装着される。制御措置300は、操作を受け付けるタッチパネル350を有する。
制御装置300のタッチパネル350に使用者Uの操作を受け付ける操作画像である仮想ジョイスティックコントローラー500を表示し、画像表示部20の画像の表示領域200に、DP外側カメラ61、又はDP外側カメラ61が撮像する撮像画像を調整する調整画像を表示する。
表示システム1は、受け付けた仮想ジョイスティックコントローラー500に対する操作により調整画像の表示を変更し、受け付けた仮想ジョイスティックコントローラー500に対する操作によりDP外側カメラ61に撮像を実行させる。
以上説明したように本実施形態の表示システム1は、HMD100と、HMD100に接続された制御装置300とを備える。
HMD100は、外景を視認可能であって、外景に重ねて画像を表示する画像表示部20、及び画像表示部20に搭載されたDP外側カメラ61を備え、使用者Uの頭部に装着される。制御措置300は、操作を受け付けるタッチパネル350を有する。
制御装置300のタッチパネル350に使用者Uの操作を受け付ける操作画像である仮想ジョイスティックコントローラー500を表示し、画像表示部20の画像の表示領域200に、DP外側カメラ61、又はDP外側カメラ61が撮像する撮像画像を調整する調整画像を表示する。
表示システム1は、受け付けた仮想ジョイスティックコントローラー500に対する操作により調整画像の表示を変更し、受け付けた仮想ジョイスティックコントローラー500に対する操作によりDP外側カメラ61に撮像を実行させる。
従って、タッチパネル350に表示された仮想ジョイスティックコントローラー500を操作することで、DP外側カメラ61、又はDP外側カメラ61が撮像する撮像画像を調整することができる。タッチパネル350に表示される仮想ジョイスティックコントローラー500は、ジョイスティックコントローラーに対応した操作を受け付けることができる。このため、使用者Uは、仮想ジョイスティックコントローラー500の表示位置に指をタッチさせ、タッチさせた指をタッチパネル350から離すことなく、入力したい方向に移動させる。このため、十字キーのように、操作のたびにキーの位置を確認する場合と比べて、使用者Uがタッチパネル350を確認する回数を低減することができる。従って、画像表示部20を頭部に装着し、画像表示部20越しにタッチパネル350を視認する使用者Uにとっての操作性を向上させることができる。
画像表示部20により表示領域200に表示される調整画像は、DP外側カメラ61の撮像画像の取得範囲を調整する画像であり、受け付けた操作画像に対する操作により、表示領域に表示された調整画像の表示位置又は大きさを変更することで調整画像の表示を変更して、撮像画像の取得範囲を変更する。
従って、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作によりDP外側カメラ61が撮像した撮像画像の取得範囲を変更することができる。このため、使用者Uは、使用者Uの頭部を動かすことなく、画像表示部20に搭載されたDP外側カメラ61が撮像する撮像画像の取得範囲を変更することができる。また、使用者Uは、ジョイスティックコントローラーを操作するような直感的な操作により、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像の取得範囲を変更することができ、操作性を向上させることができる。
従って、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作によりDP外側カメラ61が撮像した撮像画像の取得範囲を変更することができる。このため、使用者Uは、使用者Uの頭部を動かすことなく、画像表示部20に搭載されたDP外側カメラ61が撮像する撮像画像の取得範囲を変更することができる。また、使用者Uは、ジョイスティックコントローラーを操作するような直感的な操作により、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像の取得範囲を変更することができ、操作性を向上させることができる。
画像表示部20により表示領域に表示される調整画像は、複数の焦点位置を有する焦点調整用のフォーカスポイント750であり、受け付けた操作画像に対する操作によりDP外側カメラ61の焦点を合わせる焦点位置を選択することで調整画像の表示を変更し、DP外側カメラ61が焦点を合わせる位置を変更する。
従って、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作によりDP外側カメラ61の焦点位置を変更することができる。このため、使用者Uは、使用者Uの頭部を動かすことなく、画像表示部20に搭載されたDP外側カメラ61の焦点位置を変更することができる。
従って、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作によりDP外側カメラ61の焦点位置を変更することができる。このため、使用者Uは、使用者Uの頭部を動かすことなく、画像表示部20に搭載されたDP外側カメラ61の焦点位置を変更することができる。
制御装置300は、指示体である使用者Uの指が接触したタッチパネル350の位置を検出する。制御装置300は、使用者Uの指の接触が検出されたタッチパネル350の位置を基準として、仮想ジョイスティックコントローラー500を表示させる。
従って、使用者Uの操作が容易なタッチパネル350の位置に、仮想ジョイスティックコントローラー500を表示させることができ、操作性を向上させることができる。
従って、使用者Uの操作が容易なタッチパネル350の位置に、仮想ジョイスティックコントローラー500を表示させることができ、操作性を向上させることができる。
仮想ジョイスティックコントローラー500は、操作に対応して表示位置が変更される操作子画像501を有する。仮想ジョイスティックコントローラー500は、表示形態として第1表示形態、第2表示形態及び第3表示形態を有する。
第1表示形態は、操作子画像501の移動方向が上下方向に制限される形態である。
第2表示形態は、操作子画像501の移動方向が左右方向に制限される形態である。
第3表示形態は、操作子画像501をタッチパネル350の全方向に移動可能な形態である。
制御装置300は、画像表示部20により表示領域200に表示されたキャプチャー範囲画像710に対応して、第1表示形態、第2表示形態及び第3表示形態のいずれかの表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。
従って、表示領域200に表示されるキャプチャー範囲画像710が受け付け可能な方向を入力可能な表示形態の可能な仮想ジョイスティックコントローラー500を表示させることができる。
第1表示形態は、操作子画像501の移動方向が上下方向に制限される形態である。
第2表示形態は、操作子画像501の移動方向が左右方向に制限される形態である。
第3表示形態は、操作子画像501をタッチパネル350の全方向に移動可能な形態である。
制御装置300は、画像表示部20により表示領域200に表示されたキャプチャー範囲画像710に対応して、第1表示形態、第2表示形態及び第3表示形態のいずれかの表示形態の仮想ジョイスティックコントローラー500をタッチパネル350に表示させる。
従って、表示領域200に表示されるキャプチャー範囲画像710が受け付け可能な方向を入力可能な表示形態の可能な仮想ジョイスティックコントローラー500を表示させることができる。
[7.変形例]
上述の実施形態では、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象となる表示画像が、撮像画像のキャプチャー範囲を示すキャプチャー範囲画像710又は730である場合について説明した。この変形例では、表示画像が実空間の実物体に対応づけられ、実物体に重畳表示される画像であり、この表示画像の表示位置を変更する操作を仮想ジョイスティックコントローラー500により行う場合について説明する。
上述の実施形態では、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作対象となる表示画像が、撮像画像のキャプチャー範囲を示すキャプチャー範囲画像710又は730である場合について説明した。この変形例では、表示画像が実空間の実物体に対応づけられ、実物体に重畳表示される画像であり、この表示画像の表示位置を変更する操作を仮想ジョイスティックコントローラー500により行う場合について説明する。
主制御部123は、DP外側カメラ61に撮像を実行させ、撮像画像から予め登録された登録物体を検出する。主制御部123は、撮像画像から登録物体が検出されると、この登録物体に対応づけられた表示画像を画像表示部20に表示させる。
使用者Uは、実物体に対応づけて表示される表示画像が画像表示部20により表示されると、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を予め設定された時間以上長押しする。CO制御部310は、操作子画像501が長押しされる操作を受け付けると、実物体に対応づけられた表示画像の表示位置の変更を許可する。
次に、使用者Uは、操作子画像501を長押ししたまま、表示画像を表示させたい位置に移動する。CO制御部310は、操作子画像501が長押しされたまま、CO6軸センサー323のセンサデータにより、制御装置300の移動が検出されると、CO6軸センサー323のセンサデータにより制御装置300が移動した移動量を検出する。
使用者Uは、実物体に対応づけて表示される表示画像が画像表示部20により表示されると、仮想ジョイスティックコントローラー500の操作子画像501を予め設定された時間以上長押しする。CO制御部310は、操作子画像501が長押しされる操作を受け付けると、実物体に対応づけられた表示画像の表示位置の変更を許可する。
次に、使用者Uは、操作子画像501を長押ししたまま、表示画像を表示させたい位置に移動する。CO制御部310は、操作子画像501が長押しされたまま、CO6軸センサー323のセンサデータにより、制御装置300の移動が検出されると、CO6軸センサー323のセンサデータにより制御装置300が移動した移動量を検出する。
使用者は、表示画像を表示させたい位置まで移動すると、操作子画像501の長押し操作を終了させる。CO制御部310は、操作子画像501の長押しが検出されなくなると、表示画像の表示位置を、CO6軸センサー323のセンサデータにより検出した移動量により移動させる。
すなわち、変形例は、DP外側カメラ61が撮像した撮像画像から、外景に含まれる予め設定された登録物体を検出し、登録物体が検出された場合に、画像表示部20により、登録物体に対応づけられた表示画像を登録物体に対応する位置に表示させ、操作画像に対する予め設定された操作を受け付けた場合、制御装置300の移動量を検出し、検出した制御装置300の移動量に対応して表示画像の表示位置を変更する。
従って、可能な仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により登録物体に対応づけられた表示画像の表示位置を調整することができる。
従って、可能な仮想ジョイスティックコントローラー500の操作により登録物体に対応づけられた表示画像の表示位置を調整することができる。
本発明は上記各実施形態で説明した構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
例えば、表示システム1は頭部装着型の表示装置であるHMD100を備える構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、各種の表示装置を採用できる。例えば、画像表示部20に代えて、例えば帽子のように装着する画像表示部等の他の方式の画像表示部を採用してもよく、使用者Uの左眼に対応して画像を表示する表示部と、使用者Uの右眼に対応して画像を表示する表示部とを備えていればよい。また、表示装置は、例えば、自動車や飛行機等の車両に搭載されるヘッドマウントディスプレイとして構成されてもよい。また、例えば、ヘルメット等の身体防護具に内蔵されたヘッドマウントディスプレイとして構成されてもよい。この場合、使用者Uの身体に対する位置を位置決めする部分、及び、当該部分に対し位置決めされる部分を装着部とすることができる。
例えば、表示システム1は頭部装着型の表示装置であるHMD100を備える構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、各種の表示装置を採用できる。例えば、画像表示部20に代えて、例えば帽子のように装着する画像表示部等の他の方式の画像表示部を採用してもよく、使用者Uの左眼に対応して画像を表示する表示部と、使用者Uの右眼に対応して画像を表示する表示部とを備えていればよい。また、表示装置は、例えば、自動車や飛行機等の車両に搭載されるヘッドマウントディスプレイとして構成されてもよい。また、例えば、ヘルメット等の身体防護具に内蔵されたヘッドマウントディスプレイとして構成されてもよい。この場合、使用者Uの身体に対する位置を位置決めする部分、及び、当該部分に対し位置決めされる部分を装着部とすることができる。
HMD100は、本発明の適用対象となる表示装置の一例であり、図3に示す構成に限定されない。例えば、上記実施形態では、画像表示部20と接続装置10とが分離された構成を例に挙げて説明したが、接続装置10と画像表示部20とが一体に構成され、使用者Uの頭部に装着される構成とすることも可能である。また、画像表示部20の光学系の構成は任意であり、例えば、使用者Uの眼の前方に位置して使用者Uの視界の一部又は全部に重なる光学部材を用いてもよい。或いは、レーザー光等を走査させて画像光とする走査方式の光学系を採用してもよい。或いは、光学部材の内部で画像光を導光させるものに限らず、使用者Uの眼に向けて画像光を屈折及び/又は反射させて導く機能のみを有するものであってもよい。
また、表示装置として、液晶表示パネルに画像を表示する液晶モニター又は液晶テレビを採用してもよい。プラズマディスプレイパネル、有機EL表示パネルを備えた表示装置を用いてもよい。また、表示装置として、画像光をスクリーン等に投射するプロジェクターを用いてもよい。
また、表示装置として、液晶表示パネルに画像を表示する液晶モニター又は液晶テレビを採用してもよい。プラズマディスプレイパネル、有機EL表示パネルを備えた表示装置を用いてもよい。また、表示装置として、画像光をスクリーン等に投射するプロジェクターを用いてもよい。
また、例えば、図3に示したHMD100において、接続装置10を、USB-TypeCコネクター、USB-TypeCコントローラー、及び、USBハブを利用して構成してもよい。この場合、DP外側カメラ61や、その他のセンサーを、USBハブに接続してもよい。また、画像表示部20における右表示部22と左表示部24の表示を制御するコントローラーとして、表示データを右表示部22及び左表示部24に出力するFPGAを、右表示部22又は左表示部24のいずれかに配置してもよい。この場合、接続装置10は、USB-TypeCコントローラーとFPGAとを接続するブリッジコントローラーを備えてもよい。また、画像表示部20において、DP6軸センサー235、DP磁気センサー237、EEPROM215等をFPGAと同じ基板に実装した構成としてもよい。その他のセンサーの配置についても適宜に変更可能である。例えば、距離センサー64やDP照度センサー65は、測定又は検出に適した位置に配置されて、FPGAやUSB-TypeCコントローラーに接続される構成としてもよい。
また、OLEDユニット221、241を含む表示装置の具体的な仕様についても制限はなく、例えば、OLEDユニット221、241が共通の構成を有していてもよい。
また、OLEDユニット221、241を含む表示装置の具体的な仕様についても制限はなく、例えば、OLEDユニット221、241が共通の構成を有していてもよい。
図3、図4に示した各機能ブロックのうち少なくとも一部は、ハードウェアで実現してもよいし、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現される構成としてもよく、図に示した通りに独立したハードウェア資源を配置する構成に限定されない。また、プロセッサー311が実行するプログラムは、外部の装置に記憶されたプログラムを通信部342又はI/F部343を介して取得して実行する構成としてもよい。
1…表示システム、11A…コネクター、11D…コネクター、20…画像表示部、21…右保持部、22…右表示部、23…左保持部、24…左表示部、26…右導光板、27…前部フレーム、28…左導光板、30…ヘッドセット、32…右イヤホン、34…左イヤホン、36…オーディオコネクター、40…接続ケーブル、46…USBケーブル、61…DP外側カメラ、63…マイク、64…距離センサー、65…DP照度センサー、67…LEDインジケーター、100…HMD、110…I/F部、120…DP制御部、122…センサー制御部、123…主制御部、124…不揮発性メモリー、125…プロセッサー、125a…表示制御部、126…電源制御部、130…不揮発性記憶部、140…操作部、145…接続部、147…音声処理部、201…映像信号、210…右表示部基板、211…右I/F部、213…受信部、215…EEPROM、217…温度センサー、221…OLEDユニット、223…OLEDパネル、225…OLED駆動回路、229…電源部、230…左表示部基板、231…左I/F部、233…受信部、235…DP6軸センサー、237…DP磁気センー、239…温度センサー、241…OLEDユニット、243…OLEDパネル、245…OLED駆動回路、249…電源部、251…右光学系、252…左光学系、261…ハーフミラー、281…ハーフミラー、300…制御装置、310…CO制御部、311…プロセッサー、312…メモリー、313…不揮発性メモリー、321…GNSS、322…COカメラ、323…CO6軸センサー、324…CO磁気センサー、325…CO照度センサー、326…バイブレーター、327…音声出力部、330…CO表示部、335…CO入力部、337…スイッチ、341…バッテリー、342…通信部、343…I/F部、350…タッチパネル、500…仮想ジョイスティックコントローラー、501…操作画像、503A、503B…スライダーバー、505…範囲画像、520…戻るボタン、530…OKボタン、540…案内表示、610…机、620…ボトル、650…対象者、710、730…キャプチャー範囲画像、750…フォーカスポイント、810…第1アイコン、830…第2アイコン。
Claims (9)
- 外景を視認可能であって、前記外景に重ねて画像を表示する表示部、及び前記表示部に搭載された撮像部を備え、使用者の頭部に装着される表示装置と、操作を受け付ける操作面を有する情報処理装置と、を備える表示システムの操作方法であって、
前記操作面に前記使用者の操作を受け付ける操作画像を表示し、
前記表示部の画像の表示領域に、前記撮像部、又は前記撮像部が撮像する撮像画像を調整する調整画像を表示し、
受け付けた前記操作画像に対する操作により前記調整画像の表示を変更し、
受け付けた前記操作画像に対する操作により前記撮像部に撮像を実行させる、
操作方法。 - 前記操作画像は、操作により前記操作面の表示位置が変更される操作子を有し、
前記操作を受ける前の前記操作子の表示位置と、前記操作を受けた後の前記操作子の表示位置とに基づき、前記使用者の入力を特定する、請求項1記載の操作方法。 - 前記表示部により前記表示領域に表示される前記調整画像は、前記撮像部の撮像画像の取得範囲を調整する画像であり、
受け付けた前記操作画像に対する操作により、前記表示領域に表示された前記調整画像の表示位置又は大きさを変更することで前記調整画像の表示を変更して、前記撮像画像の取得範囲を変更する、請求項1又は2記載の操作方法。 - 前記表示部により前記表示領域に表示される前記調整画像は、複数の焦点位置を有する焦点調整用の画像であり、
受け付けた前記操作画像に対する操作により前記撮像部の焦点を合わせる焦点位置を選択することで前記調整画像の表示を変更し、前記撮像部が焦点を合わせる位置を変更する、請求項1又は2記載の操作方法。 - 指示体が接触した前記操作面の位置を検出し、
検出した前記操作面の位置を基準として前記操作画像を表示させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の操作方法。 - 前記操作画像は、操作に対応して表示位置が変更される操作子を有し、
前記操作子の移動方向が第1の方向に制限される第1表示形態と、
前記操作子の移動方向が前記第1の方向とは異なる第2の方向に制限される第2表示形態と、
前記操作子を前記操作面の全方向に移動可能な第3表示形態と、を備え、
前記表示部により前記表示領域に表示された前記調整画像に対応して、前記第1表示形態、第2表示形態及び前記第3表示形態のいずれかの表示形態の前記操作画像を前記操作面に表示させる、請求項1から5のいずれか一項に記載の操作方法。 - 前記撮像部が撮像した撮像画像から、前記外景に含まれる予め設定された登録物体を検出し、
前記登録物体が検出された場合に、前記表示部により、前記登録物体に対応づけられた表示画像を前記登録物体に対応する位置に表示させ、
前記操作画像に対する予め設定された操作を受け付けた場合、前記情報処理装置の移動量を検出し、
検出した前記情報処理装置の移動量に対応して前記表示画像の表示位置を変更する、請求項1から6のいずれか一項に記載の操作方法。 - 前記表示部は、前記使用者の左眼に画像を視認させる左表示部と、前記使用者の右眼に画像を視認させる右表示部と、を備え、
前記左表示部に前記調整画像を表示させた状態で、前記操作画像に対する操作を受け付けて、受け付けた前記操作により前記調整画像の表示を変更し、
前記操作画像に対する操作を受け付けて、受け付けた前記操作により前記撮像部に撮像を実行させて左眼用の撮像画像を取得し、
前記右表示部に前記調整画像を表示させた状態で、前記操作画像に対する操作を受け付けて、受け付けた前記操作により前記調整画像の表示を変更し、
前記操作画像に対する操作を受け付けて、受け付けた前記操作により前記撮像部に撮像を実行させて右眼用の撮像画像を取得する、請求項1記載の操作方法。 - 外景を視認可能であって、前記外景に重ねて画像を表示する表示部、及び前記表示部に搭載された撮像部を備え、使用者の頭部に装着される表示装置と、操作を受け付ける操作面を有する情報処理装置と、が備えるコンピューターに実行させるプログラムであって、
前記操作面に前記使用者の操作を受け付ける操作画像を表示し、
前記表示部の画像の表示領域に、前記撮像部、又は前記撮像部が撮像する撮像画像を調整する調整画像を表示し、
受け付けた前記操作画像に対する操作により前記調整画像の表示を変更し、
受け付けた前記操作画像に対する操作により前記撮像部に撮像を実行させる、
プログラム。
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