JP2022064282A - ケース及び光学ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光学モジュール12と光学モジュール12に一端が接続されるフレキシブル配線基板51とを備える可動ユニット100を、光学モジュール12を揺動可能に、保持するケース200であって、光学モジュール12とともに揺動可能であって光学モジュール12を収容するホルダ22と、ホルダ22に設けられ、フレキシブル配線基板51を固定する固定部70と、ホルダ22に設けられ、フレキシブル配線基板51における固定部70に固定される領域511よりも一端側とは反対側において、フレキシブル配線基板51を沿わせる載置面72aを有する台座72と、を備え、台座72は、載置面72aの延長線R上に光学モジュール12の揺動中心C1が位置する構成で設けられているケース200。
【選択図】図7
Description
図1から図4を用いて、本実施例に係る光学ユニット10の構成についての概略を説明する。光学ユニット10は、レンズ12aなどの光学モジュール12及び撮像素子50を備える可動体14と、Y軸方向を回転軸(揺動軸)とする方向(ピッチング方向)及びX軸方向を回転軸(揺動軸)とする方向(ヨーイング方向)に変位可能な状態で保持する固定体16と、を備えている。また、可動体14をピッチング方向及びヨーイング方向に駆動する回転駆動機構18と、固定体16に対して可動体14をピッチング方向及びヨーイング方向に回転(揺動)可能に支持する支持機構20とを備えている。さらに、光学ユニット10は、第1軸線L1周りに回動可能に可動体14を支持する第1支持部19aを第1支持部用延設部27aに備えると共に、第2軸線L2周りに固定体16側の部材に回動可能に支持される第2支持部19bを第2支持部用延設部27bに備えるジンバル機構21を備えている(図3参照)。
本実施例において、光学モジュール12は略矩形筐体状に形成されており、例えばカメラ付携帯電話機やタブレット型PC等に搭載される薄型カメラ等として用いられる。光学モジュール12は、被写体側にレンズ12aを備え、矩形筐体状のハウジング12bの内部に撮像を行うための光学機器等が内蔵されている。本実施例における光学モジュール12は、一例として、光学モジュール12に生じたピッチングの振れ(Y軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)及びヨーイングの振れ(X軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)の補正を行うアクチュエーターを内蔵し、ピッチングの振れの補正及びヨーイングの振れの補正が可能な構成となっている。
図1から図4において、可動体14は、光学モジュール12と、ホルダ22と、磁石24A及び24Bとを備えている。ホルダ22は、光学モジュール12のレンズ12aが設けられる前面(被写体側の面)と、反対側の後面を除く、残りの4面を取り囲むように設けられる矩形枠状の部材として構成されている。本実施例のホルダ22は、一例として光学モジュール12を着脱可能に構成されている。ただし、光学モジュール12とホルダ22とが一体的に構成されていてもよい。ホルダ22において固定体16と対向する2面を利用して、ピッチング及びヨーイングの補正用の磁石24A及び24Bがこれらの外面に取り付けられている。
図1から図4において、固定体16は、固定枠28と、コイル32A及び32Bと、を備えている。本実施例において、固定枠28は、光軸周り方向(R方向)において可動体14のホルダ22の少なくとも3面を取り囲むように設けられる矩形枠状の部材128と、X軸方向に沿って外側に延設される壁部228a、壁部228b、壁部228c及び壁部228dを有する延設部228と、から構成されている。ここで、壁部228aは前面(被写体側の面)を覆う壁部であり、壁部228b及び壁部228cはY軸方向を覆う壁部であり、壁部228dはX軸方向における可動体14が配置される側とは反対側を覆う壁部である。なお、図1から図4では省略されているが、Z軸方向において壁部228aと対向する側にも壁部が設けられる。
支持機構20は、光学ユニット10の外側に向けて半球状の凸曲面を形成する板金20aと、光学ユニット10の内側に向けて半球状の凸曲面を形成する板金20bと、を有している。そして、板金20aは固定体16の矩形枠状の部材128の4隅のうちの対向する2か所に配置され、板金20bは矩形枠状の可動体14の4隅にうちの対向する2か所に配置される。なお、矩形枠状の部材128と矩形枠状の可動体14とは4隅の位置が揃うように配置され、板金20a及び板金20bは該4隅に1つずつ配置される。
ジンバル機構21は、金属製平板材料を折り曲げることによって形成されるバネ性を兼ね備えた機構である。具体的には、ジンバル機構21は、一例として被写体側に設けられるジンバルフレーム部25と、ジンバルフレーム部25の四方のコーナー部から光軸方向に90°折り曲げられて形成される第1支持部用延設部27aと、第2支持部用延設部27bと、を備えることによって構成されている。なお、第1支持部用延設部27aと第2支持部用延設部27bについては、必ずしもその全部が板状でなくてもよく、その一部のみを板状に形成してバネ性を発揮させるようにしてもよい。また、第1支持部用延設部27aと第2支持部用延設部27bの一方を板状以外の他の形状(例えばロッド形状等)にすることも可能である。
図3及び図4に示すように、光学モジュール12は、被写体側とは反対側に撮像素子50を備えている。そして、図4で表されるように、撮像素子50の接続部50aには、フレキシブル配線基板51が接続されている。ここで、本実施例の撮像素子50の接続部50aは、延設部228側に形成されており、延設部228の壁部228a、壁部228b及び壁部228cで被写体側とは反対側以外の方向においてフレキシブル配線基板51をカバーする構成になっている。なお、フレキシブル配線基板51の接続部50aは、撮像素子50に設けられていなくてもよく、可動体14の撮像素子50以外の部分に設けられていてもよい。
図4に示すように、フレキシブル配線基板51は、可動体14に設けられた接続部50aに一端が接続されている。そして、上記のように、フレキシブル配線基板51は、可動体14に対して+X方向側に配置されている。ここで、フレキシブル配線基板51の一端側(接続部50a側)には、フレキシブル配線基板51の面510に補強板60が接着されることにより固定され、補強板60が固定部70においてホルダ22に固定されている。また、フレキシブル配線基板51の他端側(位置決め部52側)は、位置決め部52により延設部228に固定されることで、固定枠28に対して位置決めされている。なお、本実施例のフレキシブル配線基板51は、3層で構成されている(図6参照)。
以下に、図1から図4に加えて、図5から図7を用いて、固定部70のさらに詳細な構成について説明する。図5及び図6などで表されるように、固定部70は、ホルダ22に形成されている。固定部70は、平板状の補強板60を、+Y方向側及び-Y方向側の両側に形成された溝部71で挟み込むことで、固定する。溝部71はZ軸方向に延設され、補強板60の端部61が溝部71に嵌るように溝部71に対して+Z方向に補強板60を挿入することで、補強板60は固定部70に固定される。
Claims (14)
- 光学モジュールと前記光学モジュールに一端が接続されるフレキシブル配線基板とを備える可動ユニットを、前記光学モジュールを揺動可能に、保持するケースであって、
前記光学モジュールとともに揺動可能であって前記光学モジュールを収容するホルダと、
前記ホルダに設けられ、前記フレキシブル配線基板を固定する固定部と、
前記ホルダに設けられ、前記フレキシブル配線基板における前記固定部に固定される領域よりも前記一端側とは反対側において、前記フレキシブル配線基板を沿わせる載置面を有する台座と、
を備え、
前記台座は、前記載置面の延長線上に前記光学モジュールの揺動中心が位置する構成で設けられていることを特徴とするケース。 - 前記ホルダに前記光学モジュールを揺動可能に収容し、前記固定部に前記フレキシブル配線基板を固定することで、請求項1に記載のケースに前記可動ユニットを保持させていることを特徴とする光学ユニット。
- 請求項2に記載の光学ユニットにおいて、
前記フレキシブル配線基板の面には補強板が固定され、
前記固定部は、前記補強板が挿入される溝部を有することを特徴とする光学ユニット。 - 請求項3に記載の光学ユニットにおいて、
前記溝部は、前記補強板の長手方向の両端部に対応する位置であって前記補強板の挿入方向と交差する方向における両脇に構成されるとともに、前記載置面に向かって前記補強板の挿入方向に沿う方向に延設されていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項3または4に記載の光学ユニットにおいて、
前記補強板は、溝部に圧入されたうえで、接着剤で接着されていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項3から5のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記補強板は、ステンレス製またはポリイミド製であることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項2に記載の光学ユニットにおいて、
前記固定部は、前記フレキシブル配線基板とは別体で構成され前記載置面に載置された状態の前記フレキシブル配線基板を前記ホルダの一面に向けて押さえる押さえ部と、前記押さえ部が挿入される溝部と、を有することを特徴とする光学ユニット。 - 請求項7に記載の光学ユニットにおいて、
前記溝部は、前記押さえ部の長手方向の両端部に対応する位置であって前記押さえ部の挿入方向と交差する方向における両脇に構成されるとともに、前記載置面に向かって前記押さえ部の挿入方向に沿う方向に延設されていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項8に記載の光学ユニットにおいて、
前記押さえ部は、前記押さえ部の挿入方向における上流側端部が前記固定部に固定された状態の前記フレキシブル配線基板に対して突出していることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項8または9に記載の光学ユニットにおいて、
前記押さえ部は、前記押さえ部の挿入方向における下流側端部と前記載置面との距離が前記フレキシブル配線基板の厚みよりも大きい配置となっていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項10に記載の光学ユニットにおいて、
前記フレキシブル配線基板は、複数枚のフレキシブル配線基板が重ねられて構成されており、重ねられた前記複数枚のフレキシブル配線基板の全体の厚みよりも前記距離が大きい配置となっていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項10に記載の光学ユニットにおいて、
前記フレキシブル配線基板は、1枚のフレキシブル配線基板で構成されていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項7から12のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記押さえ部は、溝部に圧入されたうえで、接着剤で接着されていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項7から13のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記押さえ部は、ステンレス製またはポリイミド製であることを特徴とする光学ユニット。
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