JP2022061464A - 居住環境制御システム、建物、サーバー、及び制御方法 - Google Patents

居住環境制御システム、建物、サーバー、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】居住者に適した居住環境を精度よく構成することができる居住環境制御システムを提供する。【解決手段】1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置と、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御するサーバーとを備える居住環境制御システムであって、前記サーバーは、前記第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御する、を備える居住環境制御システム。【選択図】図4

Description

本発明は、居住環境制御システム、建物、サーバー、及び制御方法に関する。
住戸の居住者の快適性を向上させるように住戸内の居住環境を構成する居住環境構成装置についての研究、開発が行われている。居住環境構成装置は、例えば、表示装置、オーディオ装置、光環境装置、空気環境制御装置等のことである。表示装置は、例えば、テレビジョン、デジタルサイネージ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のことである。オーディオ装置は、例えば、スピーカー、プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、イコライザー等のことである。光環境制御装置は、例えば、照明装置、遮光装置等のことである。照明装置は、シーリングライト、シャンデリア、ダウンライト、スポットライト、フットライト、ブラケット、フロアスタンド、ロースタンド等により照明を行う装置のことである。遮光装置は、例えば、カーテン、シャッター等により遮光を行う装置のことである。空気環境制御装置は、例えば、空気清浄機、エアーコンディショナー、減圧機、増圧機等のことである。
これに関し、表示装置及びオーディオ装置により再生される映像コンテンツ(例えば、コンサートの映像、ライヴの映像等)に応じて、照明装置により室内の明るさ等を制御するシステムが知られている(特許文献1参照)。
特表2016-502236号公報
ここで、特許文献1に記載されているシステムを使用するユーザーは、ユーザーの体調、気分等により、映像コンテンツに応じた明るさにおいて表示装置及びオーディオ装置により再生される映像コンテンツを観ることを快適と感じないことがある。すなわち、当該システムは、ユーザーに適した居住環境を構成することができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、居住者に適した居住環境を精度よく構成することができる居住環境制御システム、建物、サーバー、及び制御方法を提供することを課題とする。
本発明の一態様は、1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置と、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御するサーバーとを備える居住環境制御システムであって、前記サーバーは、前記第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御する、居住環境制御システムである。
本発明の一態様は、上記に記載の居住環境制御システムの前記サーバーにより制御される前記1つ以上の居住環境構成装置を備える前記第1住戸を含む、建物である。
本発明の一態様は、1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置を制御するサーバーであって、前記サーバーは、前記第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御する、サーバーである。
本発明の一態様は、1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置を制御する制御方法であって、前記制御方法は、前記第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御する制御ステップ、を有する制御方法である。
本発明によれば、居住者に適した居住環境を精度よく構成することができる。
居住環境制御システム1の構成の一例を示す図である。 サーバー20が行うこのような処理のイメージ図である。 サーバー20のハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバー20の機能構成の一例を示す図である。 サーバー20が居住環境構成装置10を制御する処理の流れの一例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
ここで、実施形態において、住戸は、マンション、アパート等の集合住宅における複数戸のうちの一戸、又は、一戸の戸建て住宅そのものを示す。また、以下では、説明の便宜上、ある住戸に居住する居住者の当該住戸内における環境を、居住環境と称して説明する。また、実施形態では、ある住戸の居住環境は、例えば、当該住戸内において表示される画像、当該住戸内において再生される音声、当該住戸内の光環境、当該住戸内の空気環境等によって構成される環境のことである。当該住戸内の光環境は、当該住戸内の照明の照度、当該住戸内の照明の色等によって構成される環境のことである。当該住戸内の空気環境は、当該住戸内の温度、当該住戸内の湿度、当該住戸内の気圧、当該住戸内の芳香等によって構成される環境のことである。また、以下では、説明の便宜上、ある住戸の居住環境を構成する装置(すなわち、当該住戸の居住環境を変化させる装置、当該住戸の居住環境を調整する装置等)を、居住環境構成装置と称して説明する。
居住環境構成装置は、例えば、表示装置、オーディオ装置、光環境制御装置、空気環境制御装置等のことである。表示装置は、例えば、テレビジョン、デジタルサイネージ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のことである。オーディオ装置は、例えば、スピーカー、プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、イコライザー等のことである。光環境制御装置は、例えば、照明装置、遮光装置等のことである。照明装置は、例えば、シーリングライト、シャンデリア、ダウンライト、スポットライト、フットライト、ブラケット、フロアスタンド、ロースタンド等により照明を行う装置のことである。遮光装置は、例えば、カーテン、シャッター等により遮光を行う装置のことである。空気環境制御装置は、例えば、湿度制御装置、温度制御装置、気圧制御装置、芳香制御装置等のことである。湿度制御装置は、例えば、加湿器、除湿器等のことである。温度制御装置は、例えば、ヒーター、クーラー、エアーコンディショナー等のことである。気圧制御装置は、例えば、減圧機、増圧機等のことである。芳香制御装置は、例えば、エッセンシャルオイル等の1つ以上の芳香成分のそれぞれを気化させる量を制御し、各種の芳香を出力する装置のことである。芳香制御装置が芳香成分を気化させる量の基準は、本明細書執筆時において、国際的な規格によって決められているわけではない。このため、当該基準は、任意に決められた基準であってもよく、将来定義される規格によって決められてもよい。なお、芳香制御装置は、他の方法により芳香を出力可能な他の装置であってもよい。
<居住環境制御システムの概要>
まず、実施形態に係る居住環境制御システムの概要について説明する。
居住環境制御システムは、1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置と、1つ以上の居住環境構成装置を制御するサーバーとを備える居住環境制御システムである。そして、サーバーは、第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、1つ以上の居住環境構成装置を制御する。これにより、居住環境制御システムは、ユーザーに適した居住環境を精度よく構成することができる。
以下では、実施形態に係る居住環境制御システムの構成と、当該居住環境制御システムが行う処理とについて詳しく説明する。
<居住環境制御システムの構成>
以下、居住環境制御システム1を例に挙げて、実施形態に係る居住環境制御システムの構成について説明する。図1は、居住環境制御システム1の構成の一例を示す図である。
居住環境制御システム1は、1つ以上の住戸のそれぞれに備えられた1つ以上の居住環境構成装置10と、当該1つ以上の住戸のそれぞれに備えられた1つ以上の居住環境構成装置10を制御するサーバー20とを備える。なお、サーバー20は、1つの情報処理装置により構成されてもよく、複数の情報処理装置により構成されてもよい。以下では、一例として、サーバー20が、1つの情報処理装置により構成される場合について説明する。なお、サーバー20が複数の情報処理装置により構成される場合、当該複数の情報処理装置のそれぞれは、例えば、当該1つ以上の住戸のそれぞれに重複しないように対応付けられ、対応付けられた住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置10を制御する構成であってもよい。
以下では、一例として、それぞれに1つ以上の居住環境構成装置10が備えられた1つ以上の住戸が、図1に示した集合住宅Mに含まれる複数の住戸のことである場合について説明する。なお、当該1つ以上の住戸は、1つ以上の戸建て住宅のことであってもよい。また、当該1つ以上の住戸は、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のうちの一部又は全部と、1つ以上の戸建て住宅とを含む構成であってもよい。また、当該1つ以上の住戸は、複数の集合住宅のそれぞれに含まれる複数の住戸のうちの一部又は全部を含む構成であってもよい。
図1に示した例では、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれには、1つ以上の居住環境構成装置10の一例として、N個の居住環境構成装置10が備えられている。ただし、図1では、図が煩雑になるのを防ぐため、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれに含まれるN個の居住環境構成装置10のうち、第1住戸RMに含まれるN個の居住環境構成装置10のみが示されている。第1住戸RMは、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のうちの一戸である。ここで、Nは、1以上の整数であれば、如何なる整数であってもよい。図1に示した居住環境構成装置10-1~居住環境構成装置10-Nは、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10それぞれの一例を示す。なお、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれには、互いに異なる数の居住環境構成装置10が備えられている構成であってもよい。
集合住宅Mに含まれる各住戸が備えるN個の居住環境構成装置10には、例えば、1つ以上の表示装置、1つ以上のオーディオ装置、1つ以上の光環境制御装置、1つ以上の空気環境制御装置等のうちの一部又は全部が含まれている。また、当該1つ以上の光環境制御装置には、1つ以上の照明装置、1つ以上の遮光装置等のうちの一部又は全部が含まれている。また、当該1つ以上の空気環境制御装置には、1つ以上の空気清浄機、1つ以上の湿度制御装置、1つ以上の温度制御装置、1つ以上の気圧制御装置、1つ以上の芳香制御装置等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、N個の居住環境構成装置10には、表示装置、オーディオ装置、照明装置、遮光装置、空気清浄機、湿度制御装置、温度制御装置、気圧制御装置、芳香制御装置のうちの一部又は全部が一体に構成された装置が含まれる構成であってもよい。
図1に示した例では、集合住宅Mに含まれる各住戸が備えるN個の居住環境構成装置10のそれぞれは、ネットワークNWを介して、サーバー20と通信可能に接続される。ただし、図1では、図が煩雑になるのを防ぐため、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10のそれぞれとネットワークNWとの通信接続を示す線については、省略している。ネットワークNWは、例えば、インターネットである。この場合、サーバー20は、クラウド上のサーバーである。なお、ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)であってもよく、専用線によるネットワークであってもよく、他の種類のネットワークであってもよい。ネットワークNWがLANである場合、サーバー20は、集合住宅Mに備えられる構成であってもよい。また、N個の居住環境構成装置10のうちの一部又は全部は、無線によりネットワークNWに接続される構成であってもよく、有線によりネットワークNWに接続される構成であってもよい。
ここで、集合住宅Mに含まれる各住戸は、1つ以上の部屋を有する。このため、当該各住戸が有する1つ以上の部屋のうちの一部又は全部には、N個の居住環境構成装置10のうちの一部又は全部が備えられている。これにより、居住環境制御システム1は、当該各住戸内において、居住者がどこの位置に位置していたとしても、快適な居住環境を提供することができる。
サーバー20は、ワークステーション、デスクトップPC(Personal Computer)等の1つの情報処理装置により構成される。なお、サーバー20は、ノートPC、タブレットPC、多機能携帯電話端末(スマートフォン)、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)等の他の情報処理装置であってもよい。また、前述した通り、サーバー20は、ワークステーション、デスクトップPC等の複数の情報処理装置により構成されてもよい。
サーバー20は、集合住宅Mに含まれる複数の住戸毎に、住戸に居住する居住者に関する居住者関連情報に基づいて、住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置10を制御する。例えば、サーバー20は、第1住戸RMの居住者である第1居住者に関する居住者関連情報に基づいて、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10を制御する。
ある居住者に関する居住者関連情報には、例えば、当該居住者のバイタル情報、当該居住者の住戸内における位置を示す住戸内位置情報、当該居住者の住戸外における位置を示す住戸外位置情報、当該居住者のスケジュールを示すスケジュール情報、当該居住者の嗜好を示す嗜好情報のうちの一部又は全部が含まれている。なお、当該居住者関連情報には、当該バイタル情報、当該住戸内位置情報、当該住戸外位置情報、当該スケジュール情報、当該嗜好情報のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該バイタル情報、当該住戸内位置情報、当該住戸外位置情報、当該スケジュール情報、当該嗜好情報のうちの一部又は全部に加えて、当該居住者に関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
以下では、一例として、ある居住者関連情報には、当該居住者のバイタル情報、当該巨樹者の住戸内位置情報、当該居住者の住戸外位置情報、当該居住者のスケジュール情報、当該居住者の嗜好情報の全部が含まれている場合について説明する。この場合、例えば、第1居住者に関する居住者関連情報には、第1居住者のバイタル情報、第1居住者の住戸内位置情報、第1居住者の住戸外位置情報、第1居住者のスケジュール情報、第1居住者の嗜好情報が含まれている。
ここで、ある居住者のバイタル情報には、例えば、当該居住者の睡眠に関する睡眠関連情報、当該居住者の身体に関する身体情報、当該居住者の血圧を示す血圧情報、当該居住者の脈拍を示す脈拍情報、当該居住者の体温を示す体温情報、当該居住者の酸素飽和度を示す酸素飽和度情報、当該居住者の血糖値を示す血糖値情報等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、当該バイタル情報には、当該睡眠関連情報、当該身体情報、当該血圧情報、当該脈拍情報、当該体温情報、当該酸素飽和度情報、当該血糖値情報のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該睡眠関連情報、当該身体情報、当該血圧情報、当該脈拍情報、当該体温情報、当該酸素飽和度情報、当該血糖値情報のうちの一部又は全部に加えて、当該居住者のバイタルに関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
また、ある居住者の睡眠関連情報には、例えば、当該居住者の睡眠時間を示す睡眠時間情報、当該居住者の睡眠の深さを示す睡眠深度情報等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、当該睡眠関連情報には、当該睡眠時間情報と当該睡眠深度情報とのうちのいずれか一方又は両方に代えて、又は、当該睡眠時間情報と当該睡眠深度情報とのうちのいずれか一方又は両方に加えて、当該居住者の睡眠に関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
また、ある居住者の身体情報には、例えば、当該居住者の体重を示す体重情報、当該居住者の体脂肪を示す体脂肪情報等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、当該身体情報には、当該体重情報と当該体脂肪情報とのうちのいずれか一方又は両方に代えて、当該体重情報と当該体脂肪情報とのうちのいずれか一方又は両方に加えて、当該居住者の身体に関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、サーバー20は、例えば、ある居住者のバイタル情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)、スマートウォッチ、体組成計、血圧計、脈拍計、体温計、酸素飽和度を計測する機器、血糖値を計測する機器等のうちの一部又は全部を介して取得する。なお、スマートウォッチ、体組成計、血圧計、脈拍計、体温計、酸素飽和度を計測する機器、血糖値を計測する機器等は、無線又は有線を介して、当該情報処理端末と通信可能に接続される構成であってもよい。この場合、サーバー20は、当該バイタル情報を、当該情報処理端末を介して取得する。この場合、例えば、サーバー20は、図1に示した情報処理端末30から、第1居住者のバイタル情報を取得する。情報処理端末30は、第1居住者が使用する情報処理端末の一例である。情報処理端末30は、例えば、多機能携帯電話端末、携帯電話端末、タブレットPC、ノートPC等であるが、これらに限られるわけではない。なお、居住環境制御システム1は、情報処理端末30のような情報処理端末を備える構成であってもよい。
また、サーバー20は、例えば、ある居住者の住戸内位置情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)のGPS(Global Positioning System)、当該居住者が居住する住戸内に設けられた人感センサー等のうちの一部又は全部を介して取得する。なお、人感センサー等は、無線又は有線を介して、当該情報処理端末と通信可能に接続される構成であってもよい。この場合、サーバー20は、当該住戸内位置情報を、当該情報処理端末を介して取得する。この場合、例えば、サーバー20は、図1に示した情報処理端末30から、第1居住者の住戸内位置情報を取得する。
また、サーバー20は、例えば、ある居住者の住戸外位置情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)のGPS等から取得する。
また、ある居住者のスケジュール情報には、例えば、当該居住者の業務タスクの総量を示す業務タスク総量情報、当該居住者の業務タスク毎の締め切りを示す業務タスク締切情報、当該居住者の業務タスク毎の進行度を示す業務タスク進行度情報、当該居住者の勤務時間を示す勤務時間情報、当該居住者の勤務の予定を示す勤務予定情報、当該居住者のプライベートの予定を示すプライベート予定情報、当該居住者の移動予定毎の経路探索情報、登録されている共用使用品の空き状況を示す情報等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、スケジュール情報には、当該居住者の業務タスクの総量を示す業務タスク総量情報、当該居住者の業務タスク毎の締め切りを示す業務タスク締切情報、当該居住者の業務タスク毎の進行度を示す業務タスク進行度情報、当該居住者の勤務時間を示す勤務時間情報、当該居住者の勤務の予定を示す勤務予定情報、当該居住者のプライベートの予定を示すプライベート予定情報、当該居住者の移動予定毎の経路探索情報、登録されている共用使用品の空き状況を示す情報等のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該居住者の業務タスクの総量を示す業務タスク総量情報、当該居住者の業務タスク毎の締め切りを示す業務タスク締切情報、当該居住者の業務タスク毎の進行度を示す業務タスク進行度情報、当該居住者の勤務時間を示す勤務時間情報、当該居住者の勤務の予定を示す勤務予定情報、当該居住者のプライベートの予定を示すプライベート予定情報、当該居住者の移動予定毎の経路探索情報、登録されている共用使用品の空き状況を示す情報等のうちの一部又は全部に加えて、他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、サーバー20は、例えば、ある居住者のスケジュール情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC等のうちの一部又は全部を介して取得する。なお、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC等は、無線又は有線を介して、当該情報処理端末と通信可能に接続される構成であってもよい。この場合、サーバー20は、当該スケジュール情報を、当該情報処理端末を介して取得する。この場合、例えば、サーバー20は、図1に示した情報処理端末30から、第1居住者のスケジュール情報を取得する。
また、ある居住者の嗜好情報には、例えば、当該居住者の好きな飲食物を示す情報、当該居住者の好きな音楽を示す情報、当該居住者の好きな映画を示す情報、当該居住者の好きな本を示す情報、当該居住者の好きな地域を示す情報、当該居住者の好きな国を示す情報、当該居住者の好きなファッションを示す情報、当該居住者の好きな趣味を示す情報、当該居住者の嫌いな飲食物を示す情報、当該居住者の嫌いな音楽を示す情報、当該居住者の嫌いな映画を示す情報、当該居住者の嫌いな本を示す情報、当該居住者の嫌いな地域を示す情報、当該居住者の嫌いな国を示す情報、当該居住者の嫌いなファッションを示す情報、当該居住者の嫌いな趣味を示す情報等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、嗜好情報には、当該居住者の好きな飲食物を示す情報、当該居住者の好きな音楽を示す情報、当該居住者の好きな映画を示す情報、当該居住者の好きな本を示す情報、当該居住者の好きな地域を示す情報、当該居住者の好きな国を示す情報、当該居住者の好きなファッションを示す情報、当該居住者の好きな趣味を示す情報、当該居住者の嫌いな飲食物を示す情報、当該居住者の嫌いな音楽を示す情報、当該居住者の嫌いな映画を示す情報、当該居住者の嫌いな本を示す情報、当該居住者の嫌いな地域を示す情報、当該居住者の嫌いな国を示す情報、当該居住者の嫌いなファッションを示す情報、当該居住者の嫌いな趣味を示す情報等のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該居住者の好きな飲食物を示す情報、当該居住者の好きな音楽を示す情報、当該居住者の好きな映画を示す情報、当該居住者の好きな本を示す情報、当該居住者の好きな地域を示す情報、当該居住者の好きな国を示す情報、当該居住者の好きなファッションを示す情報、当該居住者の好きな趣味を示す情報、当該居住者の嫌いな飲食物を示す情報、当該居住者の嫌いな音楽を示す情報、当該居住者の嫌いな映画を示す情報、当該居住者の嫌いな本を示す情報、当該居住者の嫌いな地域を示す情報、当該居住者の嫌いな国を示す情報、当該居住者の嫌いなファッションを示す情報、当該居住者の嫌いな趣味を示す情報等のうちの一部又は全部に加えて、他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、サーバー20は、例えば、ある居住者の嗜好情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC等のうちの一部又は全部を介して取得する。なお、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC等は、無線又は有線を介して、当該情報処理端末と通信可能に接続される構成であってもよい。この場合、サーバー20は、当該嗜好情報を、当該情報処理端末を介して取得する。この場合、例えば、サーバー20は、図1に示した情報処理端末30から、第1居住者のスケジュール情報を取得する。
なお、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる複数の住戸毎に、住戸の居住者の居住者関連情報と、当該居住者関連情報以外の他の情報とに基づいて、N個の居住環境構成装置10を制御する構成であってもよい。ある住戸についての当該他の情報としては、例えば、当該住戸に関する住戸情報、当該住戸を含む所定範囲の環境に関する環境情報等が挙げられる。当該所定範囲は、当該住戸を中心とした所定半径の円領域内を示す構成であってもよく、当該住戸に応じた他の方法によって決められた範囲であってもよい。以下では、当該所定範囲を、当該住戸の周辺と称して説明する。
ある住戸に関する住戸情報には、例えば、当該住戸の間取りを示す間取り情報、当該住戸の階数を示す階数情報、当該住戸の住所を示す住所情報、当該住戸の周辺に位置する施設を示す周辺施設情報、当該住戸に設けられている設備を示す設備情報、当該住戸の管理会社を示す管理会社情報等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、当該住戸情報には、当該住戸の間取りを示す間取り情報、当該住戸の階数を示す階数情報、当該住戸の住所を示す住所情報、当該住戸の周辺に位置する施設を示す周辺施設情報、当該住戸に設けられている設備を示す設備情報、当該住戸の管理会社を示す管理会社情報等のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該住戸の間取りを示す間取り情報、当該住戸の階数を示す階数情報、当該住戸の住所を示す住所情報、当該住戸の周辺に位置する施設を示す周辺施設情報、当該住戸に設けられている設備を示す設備情報、当該住戸の管理会社を示す管理会社情報等のうちの一部又は全部に加えて、他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、ある住戸の周辺施設情報が示す施設としては、例えば、当該住戸の周辺に位置するスポーツジム、飲食店、スーパーマーケット、駅、カーシェアリングの車両の貸出場所等が挙げられるが、これらに限られるわけではない。
また、ある住戸の設備情報が示す設備としては、例えば、当該住戸に備え付けられた調理器具、当該住戸に備え付けられた給湯器、浴室、エアーコンディショナー、空気清浄機等が挙げられるが、これらに限られるわけではない。
サーバー20は、例えば、ある住戸の住戸情報を、ネットワークNWを介して、当該住戸の管理会社のサーバー等から取得する。なお、サーバー20は、当該住戸情報を、他の方法により取得する構成であってもよい。
また、ある住戸の周辺の環境に関する環境情報には、例えば、当該住戸の周辺の気象、風速、気圧等を示す気象関連情報、当該住戸の周辺の季節を示す季節情報、当該住戸に備え付けられた各種のセンサーから出力されるセンサー情報、当該住戸の周辺における事件を示す事件情報、当該住戸の周辺における景気を示す景気情報、当該住戸の周辺における感染症の発生の有無を示す感染症情報、当該住戸の周辺の現在時刻を示す現在時刻情報等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、当該環境情報には、当該気象関連情報、当該季節情報、当該センサー情報、当該事件情報、当該景気情報、当該感染症情報、当該現在時刻情報等のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該気象関連情報、当該季節情報、当該センサー情報、当該事件情報、当該景気情報、当該感染症情報、当該現在時刻情報等のうちの一部又は全部に加えて、当該住戸の周辺の環境に応じた他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、当該住戸に備え付けられた各種のセンサーとしては、例えば、照度計、色温度計、温度計、湿度計、塵埃を計測する機器、花粉を計測する機器等が挙げられるが、これらに限られるわけではない。
サーバー20は、例えば、ある住戸の環境情報を、ネットワークNW、当該住戸に備え付けられた各種のセンサー等を介して取得する。なお、サーバー20は、当該環境情報を、他の方法により取得する構成であってもよい。
以下では、一例として、サーバー20が、集合住宅Mに含まれる複数の住戸毎に、住戸の居住者の居住者関連情報と、当該住戸の住戸情報と、当該住戸の環境情報とに基づいて、N個の居住環境構成装置10を制御する場合について説明する。これにより、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、住戸の居住者に適した居住環境を、より高い精度で構成することができる。図2は、サーバー20が行うこのような処理のイメージ図である。
図2に示したように、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、居住者関連情報D1と、住戸情報D2と、環境情報D3とを取得する。居住者関連情報D1は、居住者関連情報の一例である。住戸情報D2は、住戸情報の一例である。環境情報D3は、環境情報の一例である。そして、居住者関連情報D1には、バイタル情報D11と、住戸内位置情報D12と、住戸外位置情報D13と、スケジュール情報D14と、嗜好情報D15が含まれている。サーバー20は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に取得した居住者関連情報D1、住戸情報D2、環境情報D3に基づいて、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、表示装置の制御S1と、オーディオ装置の制御S2と、光環境装置の制御S3と、空気環境装置の制御S4とを行う。
なお、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる複数の住戸毎に、当該住戸の住戸情報と、当該住戸の環境情報とのうちのいずれか一方又は両方に基づいて、N個の居住環境構成装置10を制御する構成であってもよい。この場合、サーバー20は、居住者関連情報を取得しない。
<サーバーのハードウェア構成>
以下、図3を参照し、サーバー20のハードウェア構成について説明する。図3は、サーバー20のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバー20は、例えば、プロセッサー21と、記憶部22と、通信部23を備える。これらの構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。また、サーバー20は、通信部23を介して、集合住宅Mに含まれる各住戸が備えるN個の居住環境構成装置10、情報処理端末30のそれぞれ等と通信を行う。
プロセッサー21は、例えば、サーバー20の全体を制御する。例えば、プロセッサー21は、CPU(Central Processing Unit)である。なお、プロセッサー21は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の他のプロセッサーであってもよい。プロセッサー21は、記憶部22に格納された各種のプログラムを実行する。
記憶部22は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む。なお、記憶部22は、サーバー20に内蔵されるものに代えて、USB(Universal Serial Bus)等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置であってもよい。記憶部22は、サーバー20が処理する各種の情報、各種の画像、各種のプログラム等を格納する。
通信部23は、例えば、アンテナ、USB等のデジタル入出力ポート、イーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
なお、サーバー20は、キーボード、マウス、タッチパッド等の入力装置を備える構成であってもよい。また、サーバー20は、液晶ディスプレイパネル、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイパネル等を含む表示装置を備える構成であってもよい。
<サーバーの機能構成>
以下、図4を参照し、サーバー20の機能構成について説明する。図4は、サーバー20の機能構成の一例を示す図である。
サーバー20は、記憶部22と、通信部23と、制御部24を備える。
制御部24は、サーバー20の全体を制御する。制御部24は、例えば、情報取得部241と、記憶制御部242と、特定部243と、装置制御部244と、課金部245を備える。制御部24が備えるこれらの機能部は、例えば、プロセッサー21が、記憶部22に記憶された各種のプログラムを実行することにより実現される。また、当該機能部のうちの一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
情報取得部241は、通信部23を介して、他の装置から各種の情報を取得する。例えば、情報取得部241は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、住戸の居住者に関する居住者関連情報と、住戸の住戸情報と、住戸の環境情報との3つの情報を取得する。
記憶制御部242は、記憶部22への情報の記憶を制御する。例えば、記憶制御部242は、情報取得部241により住戸毎に取得された3つの情報を記憶部22に記憶させる。
特定部243は、情報取得部241により住戸毎に取得された3つの情報に基づいて、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、住戸が備えるN個の居住環境構成装置10それぞれを制御する制御パラメータとして好適なパラメータを特定する。特定部243は、例えば、ニューラルネットワーク、深層学習等の機械学習のモデルを用いて、このような制御パラメータの特定を行う。なお、特定部243は、機械学習のモデルを用いる方法に代えて、他の方法を用いて、このような制御パラメータの特定を行う構成であってもよい。
装置制御部244は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、特定部243により特定された制御パラメータに基づいて、住戸が備えるN個の居住環境構成装置10のそれぞれを制御する。
課金部245は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、住戸における装置制御部244によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて、住戸の居住者に居住環境制御システム1の使用料等の料金を課金する。課金部245が行う処理については、後述する。
<サーバーが居住環境構成装置を制御する処理>
以下、図5を参照し、サーバー20が居住環境構成装置10を制御する処理について説明する。図5は、サーバー20が居住環境構成装置10を制御する処理の流れの一例を示す図である。以下では、一例として、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10をサーバー20が制御する処理を例に挙げて、サーバー20が居住環境構成装置10を制御する処理について説明する。また、以下では、一例として、図5に示したステップS110の処理が行われるよりも前のタイミングにおいて、居住環境構成装置10を制御する処理をサーバー20に開始させる処理開始操作をサーバー20が受け付けている場合について説明する。例えば、サーバー20は、処理開始操作を、情報処理端末30から受け付ける。情報処理端末30は、例えば、第1居住者からの操作に応じて、サーバー20にログインする。そして、情報処理端末30は、第1居住者からの操作に応じて、処理開始操作を示す情報をサーバー20に送信する。サーバー20は、当該情報を取得した場合、当該情報が示す処理開始操作を受け付ける。この場合、サーバー20は、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10を制御する処理として、図5に示したフローチャートの処理を開始する。なお、当該情報処理端末がサーバー20にログインする方法は、既知の方法であってもよく、これから開発される方法であってもよい。また、サーバー20は、例えば、図5に示したフローチャートの処理を終了させる操作を受け付けるまで、当該処理を繰り返し行う。
情報取得部241は、情報処理端末30、ネットワークNW等を介して、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を取得する(ステップS110)。
次に、記憶制御部242は、ステップS110において取得した3つの情報を記憶部22に記憶させる(ステップS120)。なお、サーバー20は、ステップS120の処理を省略する構成であってもよい。
次に、特定部243は、ステップS120において記憶部22に記憶させた3つの情報に基づいて、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10それぞれを制御する制御パラメータとして好適なパラメータを特定する(ステップS130)。
次に、装置制御部244は、ステップS130において特定した制御パラメータに基づいて、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10それぞれを制御する(ステップS140)。
次に、課金部245は、ステップS140におけるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて、第1居住者に居住環境制御システム1の使用料等の料金を課金するか否かを判定する(ステップS150)。
情報取得部241は、第1居住者に居住環境制御システム1の使用料等の料金を課金しないと課金部245が判定した場合(ステップS150-NO)、ステップS110に遷移し、情報処理端末30、ネットワークNW等を介して、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を再び取得する。
一方。課金部245は、第1居住者に居住環境制御システム1の使用料等の料金を課金すると判定した場合(ステップS150-YES)、ステップS140におけるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて、第1居住者に居住環境制御システム1の使用料等の料金を課金する(ステップS160)。そして、情報取得部241は、ステップS110に遷移し、情報処理端末30、ネットワークNW等を介して、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を再び取得する。
以上のように、サーバー20は、第1住戸に備えられたN個の居住環境構成装置10のそれぞれを制御する。これにより、サーバー20は、居住者に適した居住環境を精度よく構成することができる。
<サーバーによる居住環境構成装置の制御の具体例>
以下、サーバー20による居住環境構成装置10の制御の具体例について説明する。以下では、一例として、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10のサーバー20による制御を例に挙げて、サーバー20による居住環境構成装置10の制御の具体例について説明する。なお、当該具体例は、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例でもある。
<表示装置の制御>
まず、第1住戸RMに備えられた1以上の表示装置の制御の具体例について説明する。例えば、サーバー20は、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作に応じて、第1住戸RMに備えられた1以上の表示装置の制御についての映像再生動作モードを切り替える。以下では、一例として、映像再生動作モードとして、自動映像再生モードと、非自動映像再生モードと、半自動映像再生モードとの3つのモードのいずれかにサーバー20の映像再生動作モードを切り替え可能な場合について説明する。
サーバー20は、自動映像再生モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を取得し、取得した3つの情報に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる1つ以上の映像コンテンツを特定する。なお、映像コンテンツは、例えば、映画、テレビジョン番組、コンサートの映像、ライヴの映像、広告の映像、静止画像のスライドショー、焚き火の動画等の動画像、静止画像等により構成されるコンテンツのことである。この場合、サーバー20が特定する映像コンテンツは、第1住戸に備えられた1つ以上の表示装置それぞれを制御する制御パラメータの一例である。サーバー20は、特定した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。なお、サーバー20は、特定した1つ以上の映像コンテンツのうちの一部又は全部を、インターネット上の映像コンテンツ配信サーバーから取得し、取得した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、特定した1つ以上の映像コンテンツのうちの一部又は全部を、記憶部22に予め記憶された1つ以上の映像コンテンツの中から読み出し、読み出した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、他の方法により、特定した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、互いに異なる映像コンテンツを再生させる構成であってもよく、互いに同じ映像コンテンツを再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられた表示装置に映像コンテンツを再生させる構成であってもよく、当該1つ以上の部屋のそれぞれに備えられた表示装置の中から、他の方法によって映像コンテンツを再生させる表示装置を切り替える構成であってもよい。
サーバー20は、非自動映像再生モードにおいて、第1居住者が所望する映像コンテンツを示す情報を、情報処理端末30を介して取得し、取得した映像コンテンツを、第1住戸RMに備えられた1つ以上の表示装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された表示装置に再生させる。
サーバー20は、半自動映像再生モードにおいて、第1居住者が所望する映像コンテンツを示す情報と、当該映像コンテンツを再生させたいタイミングを示す情報とを情報処理端末30を介して取得する。また、サーバー20は、半自動映像再生モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を取得し、取得した3つの情報に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる1つ以上の映像コンテンツを特定する。サーバー20は、特定した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。ただし、サーバー20は、現在時刻と当該タイミングが示す時刻とが一致した場合、情報処理端末30を介して取得した映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。なお、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられた表示装置に映像コンテンツを再生させる構成であってもよく、当該1つ以上の部屋のそれぞれに備えられた表示装置の中から、他の方法によって映像コンテンツを再生させる表示装置を切り替える構成であってもよい。
ここで、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードにおけるサーバー20の処理が、前述した通り、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例である。
例えば、サーバー20は、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードにおいて、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報、第1居住者の嗜好情報等と、機械学習のモデル等に基づいて、勤務後のプライベートな時間帯における第1居住者が緊張状態であると推定された場合、第1居住者をリラックスさせる映像コンテンツ(例えば、焚き火の映像コンテンツ等)を、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、機械学習のモデル等とに基づいて、勤務の時間帯における第1居住者が集中している状態であると推定された場合、第1居住者の集中を持続させる映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよく、第1居住者の集中を持続させるために映像コンテンツの再生を停止させる構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報等と、機械学習のモデル等とに基づいて、体重が増加傾向にあると推定された場合、料理が登場しない映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報等と、機械学習のモデル等とに基づいて、血圧が高いと推定された場合、運動を促す映像コンテンツ(例えば、フィットネス番組等)を、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、機械学習のモデル等とに基づいて、現在が睡眠導入時であると推定された場合、睡眠導入を促す映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、機械学習のモデル等とに基づいて、現在が起床時であると推定された場合、第1居住者がレム睡眠状態であると推定されるタイミングにおいて、起床を促す映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者の嗜好情報、第1住戸RMの環境情報と、機械学習のモデル等とに基づいて、晴れている夏の日において第1居住者がハワイ好きであると推定された場合、ハワイに関する映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
このように、サーバー20は、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードにおいて、第1居住者の状態を推定し、推定した状態に応じた表示装置の制御パラメータとして、推定した状態に適した映像コンテンツを特定する。そして、サーバー20は、特定した映像コンテンツを、第1居住者による映像コンテンツの視聴に適した表示装置に再生させる。なお、映像コンテンツに音声が伴う場合、サーバー20は、第1住戸RMに備えられたオーディオ装置を制御し、表示装置に再生させた映像コンテンツの音声をオーディオ装置に再生させる構成であってもよく、表示装置が備えるスピーカーに当該音声を再生させる構成であってもよい。
すなわち、サーバー20は、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードにおいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうちのどの部屋の表示装置にどのような映像コンテンツをどのタイミングで再生させるかを、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報に基づいて好適に制御することができる。
また、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、表示装置に映像コンテンツを再生させる際、表示装置に再生させる映像コンテンツの種類、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯に応じて、表示装置の表示状態の制御を行う。
表示装置の表示状態は、表示装置の白表示時の輝度(明るさ)、表示装置の白表示時のホワイトバランス、表示装置のフレームレート等によって規定される。表示装置の白表示時の輝度、表示装置の白表示時のホワイトバランス、表示装置のフレームレート等のそれぞれも、表示装置の制御パラメータの一例である。
例えば、サーバー20は、表示装置に再生させる映像コンテンツが第1居住者をリラックスさせる種類の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、表示装置の白表示時の輝度(明るさ)を低く(暗く)する。また、例えば、サーバー20は、当該場合、表示装置の白表示時のホワイトバランスを低温側に変化させる。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させる映像コンテンツが第1居住者を集中させる種類の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が昼間帯である場合、表示装置の白表示時のホワイトバランスを高温側に変化させる。
また、例えば、サーバー20は、動画視認性が落ちても問題なく第1居住者が視認可能な映像コンテンツを表示装置に再生させる場合、表示装置のフレームレートを30Hzにする。また、例えば、サーバー20は、映像コンテンツが映画等である場合、表示装置のフレームレートを60Hzにする。また、例えば、サーバー20は、映像コンテンツがスポーツである場合、表示装置のフレームレートを120Hzにする。また、例えば、サーバー20は、映像コンテンツが高い動画視認性を必要とする映像コンテンツである場合、表示装置のフレームレートを120Hzにする。また、例えば、サーバー20は、映像コンテンツがゲームである場合、表示装置の表示を明滅表示に切り替える。
このように、サーバー20は、表示装置に再生させる映像コンテンツの種類等に応じて、表示装置の表示状態を変化させ、第1居住者による映像コンテンツの視認を補助することができる。その結果、サーバー20は、第1居住者の居住環境として好適な居住環境を構成することができる。
また、サーバー20は、例えば、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が近づいている部屋の表示装置の電源をオンにし、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が遠ざかる部屋の表示装置の電源をオフにする。より具体的には、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者がリビングから寝室に移動した場合、リビングの表示装置の電源をオフにし、寝室の表示装置の電源をオンにする。この際、サーバー20は、リビングの表示装置によって再生されていた映像コンテンツの再生先を、寝室の表示装置に切り替える。これにより、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者が視認不可能な位置に位置する表示装置への映像コンテンツの再生による不要な消費電力の増大を抑制することができる。なお、サーバー20は、リビングから寝室への移動が確定するまでの間、リビングの表示装置の電源を所定時間オフにしない構成であってもよい。
また、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、表示装置の電源をオンにし、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、表示装置の電源をオフにする。これにより、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時における表示装置への映像コンテンツの再生による不要な消費電力の増大を抑制することができる。
第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報に基づくサーバー20による表示装置の制御の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該制御の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。また、サーバー20の映像再生動作モードは、1つのみであり、切り替え不可能であってもよい。
<オーディオ装置の制御>
次に、第1住戸RMに備えられた1以上のオーディオ装置の制御の具体例について説明する。例えば、サーバー20は、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作に応じて、第1住戸RMに備えられた1以上の表示装置の制御についての音声再生動作モードを切り替える。以下では、一例として、音声再生動作モードとして、自動音声再生モードと、非自動音声再生モードと、半自動音声再生モードとの3つのモードのいずれかにサーバー20の音声再生動作モードを切り替え可能な場合について説明する。
サーバー20は、自動音声再生モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を取得し、取得した3つの情報に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる1つ以上のオーディオコンテンツを特定する。なお、オーディオコンテンツは、例えば、音楽、ラジオ番組、コンサートの音声、ライヴの音声、広告の音声、環境音、ヒーリングミュージック等の音声等により構成されるコンテンツのことである。この場合、サーバー20が特定するオーディオコンテンツは、第1住戸に備えられた1つ以上のオーディオ装置それぞれを制御する制御パラメータの一例である。サーバー20は、特定した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。なお、サーバー20は、特定した1つ以上のオーディオコンテンツのうちの一部又は全部を、インターネット上のオーディオコンテンツ配信サーバーから取得し、取得した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、特定した1つ以上のオーディオコンテンツのうちの一部又は全部を、記憶部22に予め記憶された1つ以上のオーディオコンテンツの中から読み出し、読み出した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、他の方法により、特定した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、互いに異なるオーディオコンテンツを再生させる構成であってもよく、互いに同じオーディオコンテンツを再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられたオーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる構成であってもよく、当該1つ以上の部屋のそれぞれに備えられたオーディオ装置の中から、他の方法によってオーディオコンテンツを再生させるオーディオ装置を切り替える構成であってもよい。
サーバー20は、非自動音声再生モードにおいて、第1居住者が所望するオーディオコンテンツを示す情報を、情報処理端末30を介して取得し、取得したオーディオコンテンツを、第1住戸RMに備えられた1つ以上のオーディオ装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択されたオーディオ装置に再生させる。
サーバー20は、半自動音声再生モードにおいて、第1居住者が所望するオーディオコンテンツを示す情報と、当該オーディオコンテンツを再生させたいタイミングを示す情報とを情報処理端末30を介して取得する。また、サーバー20は、半自動音声再生モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を取得し、取得した3つの情報に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる1つ以上のオーディオコンテンツを特定する。サーバー20は、特定した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。ただし、サーバー20は、現在時刻と当該タイミングが示す時刻とが一致した場合、情報処理端末30を介して取得したオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。なお、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられたオーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる構成であってもよく、当該1つ以上の部屋のそれぞれに備えられたオーディオ装置の中から、他の方法によってオーディオコンテンツを再生させるオーディオ装置を切り替える構成であってもよい。
ここで、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードにおけるサーバー20の処理が、前述下通り、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例である。
例えば、サーバー20は、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードにおいて、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報、第1居住者の嗜好情報等と、機械学習のモデル等に基づいて、勤務後のプライベートな時間帯における第1居住者が緊張状態であると推定された場合、第1居住者をリラックスさせるオーディオコンテンツ(例えば、ヒーリングミュージック等)を、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、機械学習のモデル等とに基づいて、勤務の時間帯における第1居住者が集中している状態であると推定された場合、第1居住者の集中を持続させるオーディオコンテンツ(例えば、環境音等)を、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する構成であってもよく、第1居住者の集中を持続させるためにオーディオコンテンツの再生を停止させる構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、機械学習のモデル等とに基づいて、現在が睡眠導入時であると推定された場合、睡眠導入を促すオーディオコンテンツを、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、機械学習のモデル等とに基づいて、現在が起床時であると推定された場合、第1居住者がレム睡眠状態であると推定されるタイミングにおいて、起床を促すオーディオコンテンツを、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者の嗜好情報、第1住戸RMの環境情報と、機械学習のモデル等とに基づいて、晴れている夏の日において第1居住者がハワイ好きであると推定された場合、ハワイに関するオーディオコンテンツを、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する構成であってもよい。
このように、サーバー20は、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードにおいて、第1居住者の状態を推定し、推定した状態に応じたオーディオ装置の制御パラメータとして、推定した状態に適したオーディオコンテンツを特定する。そして、サーバー20は、特定したオーディオコンテンツを、第1居住者によるオーディオコンテンツの聴取に適したオーディオ装置に再生させる。
すなわち、サーバー20は、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードにおいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうちのどの部屋のオーディオ装置にどのようなオーディオコンテンツをどのタイミングで再生させるかを、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報に基づいて好適に制御することができる。
また、サーバー20は、例えば、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、オーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる際、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツの種類、オーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる時間帯に応じて、オーディオ装置の再生状態の制御を行う。
オーディオ装置の再生状態は、スピーカーから再生される音声コンテンツの音量、スピーカーから再生される音声コンテンツの音質等によって規定される。
例えば、サーバー20は、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツが第1居住者をリラックスさせる種類のオーディオコンテンツであり、オーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、アンプを制御し、スピーカーから再生されるオーディオコンテンツの音量を低くする。また、例えば、サーバー20は、当該場合、イコライザーを制御し、スピーカーから再生されるオーディオコンテンツの低音及び高音を弱小化させる。
このように、サーバー20は、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツの種類等に応じて、オーディオ装置の再生状態を変化させ、第1居住者によるオーディオコンテンツの聴取を補助することができる。その結果、サーバー20は、第1居住者の居住環境として好適な居住環境を構成することができる。
また、サーバー20は、例えば、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が近づいている部屋のオーディオ装置の電源をオンにし、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が遠ざかる部屋のオーディオ装置の電源をオフにする。より具体的には、サーバー20は、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者がリビングから寝室に移動した場合、リビングのオーディオ装置の電源をオフにし、寝室のオーディオ装置の電源をオンにする。この際、サーバー20は、リビングのオーディオ装置によって再生されていたオーディオコンテンツの再生先を、寝室のオーディオ装置に切り替える。これにより、サーバー20は、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者が聴取不可能な位置に位置するオーディオ装置へのオーディオコンテンツの再生による不要な消費電力の増大を抑制することができる。なお、サーバー20は、リビングから寝室への移動が確定するまでの間、リビングのオーディオ装置の電源を所定時間オフにしない構成であってもよい。
また、サーバー20は、例えば、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、オーディオ装置の電源をオンにし、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、オーディオ装置の電源をオフにする。これにより、サーバー20は、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時におけるオーディオ装置へのオーディオコンテンツの再生による不要な消費電力の増大を抑制することができる。
第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報に基づくサーバー20によるオーディオ装置の制御の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該制御の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。また、サーバー20の音声再生動作モードは、1つのみであり、切り替え不可能であってもよい。
<光環境制御装置の制御>
次に、第1住戸RMに備えられた1以上の光環境制御装置の制御の具体例について説明する。例えば、サーバー20は、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作に応じて、第1住戸RMに備えられた1以上の光環境制御装置の制御についての光環境制御動作モードを切り替える。以下では、一例として、光環境制御動作モードとして、自動光環境制御モードと、非自動光環境制御モードとの2つのモードのいずれかにサーバー20の光環境制御動作モードを切り替え可能な場合について説明する。
サーバー20は、自動光環境制御モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を取得し、取得した3つの情報に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれを制御する制御パラメータを特定する。なお、光環境制御装置の制御パラメータは、例えば、光環境制御装置が照明装置である場合、照明の照度を示す値、照明の色を示す値等のことであり、光環境制御装置がカーテンにより遮光を行う装置である場合、カーテンの開閉の度合いを示す値等のことであり、光環境制御装置がシャッターにより遮光を行う装置である場合、シャッターの開閉の度合いを示す値等のことである。サーバー20は、特定した1つ以上の制御パラメータに基づいて、当該1つ以上の光環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれを制御する。なお、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられた光環境制御装置を制御する構成であってもよい。
サーバー20は、非自動光環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する開閉の度合いを示す値を、情報処理端末30を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された遮光装置を制御する。また、サーバー20は、非自動光環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する照明の照度を示す値を、情報処理端末30を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された照明装置を制御する。また、サーバー20は、非自動光環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する照明の色を示す値を、情報処理端末30を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された照明装置を制御する。
ここで、自動光環境制御モードにおけるサーバー20の処理が、前述下通り、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例である。
例えば、サーバー20は、自動光環境制御モードにおいて、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、機械学習のモデル等に基づいて、ランチタイムの休憩中において第1居住者の体調が悪いと推定された場合、第1居住者に休息を補助するため、照明の照度を下げる制御パラメータ、カーテン又はシャッターを閉める制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、自動光環境制御モードにおいて、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、第1住戸RMの環境情報と、機械学習のモデル等に基づいて、晴れている日の勤務中において第1居住者が眠くなっていると推定された場合、第1居住者を覚醒させるため、照明の照度を上げる制御パラメータ、照明の色を青に近づける制御パラメータ、カーテン又はシャッターを開く制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが第1居住者をリラックスさせる種類の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、照明の照度を下げる制御パラメータ、照明の色を暖色に近づける制御パラメータ、カーテン又はシャッターを閉じる制御パラメータ等を特定する。
このように、サーバー20は、自動光環境制御モードにおいて、第1居住者の状態を推定し、推定した状態に応じた光環境制御装置の制御パラメータとして、推定した状態に適したパラメータを特定する。そして、サーバー20は、特定した制御パラメータに基づいて、光環境制御装置に第1住戸RM内の光環境を構成させる。
また、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が近づいている部屋の照明装置の電源をオンにし、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が遠ざかる部屋の照明装置の電源をオフにする。より具体的には、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者がリビングから寝室に移動した場合、リビングの照明装置の電源をオフにし、寝室の照明装置の電源をオンにする。これにより、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者が位置していない部屋の照明装置の点灯による不要な消費電力の増大を抑制することができる。なお、サーバー20は、リビングから寝室への移動が確定するまでの間、リビングの照明装置の電源を所定時間オフにしない構成であってもよい。
また、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、照明装置の電源をオンにし、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、照明装置の電源をオフにする。これにより、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時における照明装置の点灯による不要な消費電力の増大を抑制することができる。
また、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、遮光装置による遮光を解除し、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、遮光装置によって遮光する。これにより、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時において第1住戸RM内を外部から見ることができないようにすることができ、その結果、防犯性を向上させることができる。
以上のように、サーバー20は、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報に基づいて、1つ以上の光環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、当該3つの情報に応じた光環境を構成させる。第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報に基づくサーバー20による光環境制御装置の制御の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該制御の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。また、サーバー20の光環境制御動作モードは、1つのみであり、切り替え不可能であってもよい。
<空気環境制御装置の制御>
次に、第1住戸RMに備えられた1以上の空気環境制御装置の制御の具体例について説明する。例えば、サーバー20は、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作に応じて、第1住戸RMに備えられた1以上の空気環境制御装置の制御についての空気環境制御動作モードを切り替える。以下では、一例として、空気環境制御動作モードとして、自動空気環境制御モードと、非自動空気環境制御モードとの2つのモードのいずれかにサーバー20の空気環境制御動作モードを切り替え可能な場合について説明する。
サーバー20は、自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報を取得し、取得した3つの情報に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれを制御する制御パラメータを特定する。なお、空気環境制御装置の制御パラメータは、例えば、空気環境制御装置が空気清浄機である場合、空気清浄の強さを示す値等のことであり、空気環境制御装置が湿度制御装置である場合、湿度を示す値等のことであり、空気環境制御装置が温度制御装置である場合、温度を示す値等のことであり、空気環境制御装置が気圧制御装置である場合、気圧を示す値等のことであり、空気環境制御装置が芳香制御装置である場合、芳香を示す値等のことである。サーバー20は、特定した1つ以上の制御パラメータに基づいて、当該1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれを制御する。なお、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられた空気環境制御装置を制御する構成であってもよい。
サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する空気清浄の強さを示す値を、情報処理端末30を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された空気清浄機を制御する。また、サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する湿度を示す値を、情報処理端末30を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された湿度制御装置を制御する。また、サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する温度を示す値を、情報処理端末30を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された温度制御装置を制御する。また、サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する気圧を示す値を、情報処理端末30を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された気圧制御装置を制御する。また、サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する芳香を示す値を、情報処理端末30を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された芳香制御装置を制御する。
ここで、自動空気環境制御モードにおけるサーバー20の処理が、前述下通り、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例である。
例えば、サーバー20は、自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、機械学習のモデル等に基づいて、ランチタイムの休憩中において第1居住者の体調が悪いと推定された場合、第1居住者に休息を補助するため、空気清浄の強さを強くする制御パラメータ、湿度を高くする制御パラメータ、温度を25℃にする制御パラメータ、気圧を1気圧にする制御パラメータ、リラックスさせる芳香(例えば、ラベンダーの芳香等)を示す制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者のバイタル情報、第1居住者のスケジュール情報等と、第1住戸RMの環境情報と、機械学習のモデル等に基づいて、晴れている日の勤務中において第1居住者が眠くなっていると推定された場合、空気の清々しさを上げるために空気清浄の強さを強くする制御パラメータ、不快感を下げるために湿度を低くする制御パラメータ、眠さを解消するために温度を23℃にする制御パラメータ、集中力を上げる芳香(例えば、ペパーミントの芳香等)を示す制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが第1居住者をリラックスさせる種類の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、不必要に空気の清々しさを上げないようにするために空気清浄の強さを弱くする制御パラメータ、不快感を下げるために湿度を低くする制御パラメータ、暖かさを感じさせるために温度を28℃にする制御パラメータ、リラックスさせる芳香(例えば、ラベンダーの芳香等)を示す制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが第1居住者を怖がらせるホラー映画の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、不快感を上げるために湿度を高くする制御パラメータ、寒気を感じさせるために温度を23℃にする制御パラメータ、ホラー映画に登場する芳香を示す制御パラメータ等を特定する。
このように、サーバー20は、自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者の状態を推定し、推定した状態に応じた空気環境制御装置の制御パラメータとして、推定した状態に適したパラメータを特定する。そして、サーバー20は、特定した制御パラメータに基づいて、空気環境制御装置に第1住戸RM内の空気環境を構成させる。
また、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸内位置情報に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が近づいている部屋の空気環境制御装置の電源をオンにし、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が遠ざかる部屋の空気環境制御装置の電源をオフにする。より具体的には、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者がリビングから寝室に移動した場合、リビングの空気環境制御装置の電源をオフにし、寝室の空気環境制御装置の電源をオンにする。これにより、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者が位置していない部屋の空気環境制御装置の稼働による不要な消費電力の増大を抑制することができる。なお、サーバー20は、リビングから寝室への移動が確定するまでの間、リビングの空気環境制御装置の電源を所定時間オフにしない構成であってもよい。
また、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、空気環境制御装置の電源をオンにし、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、空気環境制御装置の電源をオフにする。これにより、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時における空気環境制御装置の稼働による不要な消費電力の増大を抑制することができる。
以上のように、サーバー20は、第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報に基づいて、1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、当該3つの情報に応じた空気環境を構成させる。第1居住者の居住者関連情報と、第1住戸の住戸情報と、第1住戸の環境情報との3つの情報に基づくサーバー20による空気環境制御装置の制御の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該制御の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。また、サーバー20の空気環境制御動作モードは、1つのみであり、切り替え不可能であってもよい。
<課金の制御>
次に、図5に示したフローチャートのステップS160における課金の処理について説明する。なお、課金の方法は、クレジットカード、住戸の家賃、銀行の口座への課金等の既知の方法であってもよく、これから開発される方法であってもよい。また、サーバー20は、以下において説明する課金の処理の具体例のうちの一部又は全部を行わない構成であってもよい。また、サーバー20は、以下において説明する課金の処理の具体例のうちの一部又は全部に代えて、又は、以下において説明する課金の処理の具体例のうちの一部又は全部に加えて、他の課金の処理を行う構成であってもよい。また、サーバー20は、以下において説明する課金の処理に加えて、他の課金の処理も含めたすべての課金の処理を行わない構成であってもよい。この場合、サーバー20は、課金部245を備えない構成であってもよい。
例えば、サーバー20(すなわち、課金部245)は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した電気料金を、第1居住者へ課金する。より具体的には、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生する電気料金の支払いについて、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、サーバー20は、当該契約に応じて規定されている一定の金額を、第1居住者へ毎月課金する。また、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生する電気料金の支払いについて、第1居住者が従量制の契約を行っていた場合、サーバー20は、当該制御に応じて従量加算される電気料金を、第1居住者へ毎月課金する。なお、サーバー20は、他の方法によって、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生する電気料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20(すなわち、課金部245)は、第1住戸RMにおける電気料金、水道料金、ガス料金等の光熱費を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、前述の自動映像再生モード又は半自動映像再生モードによって表示装置に1つ以上の映像コンテンツを再生させる制御をサーバー20に行わせる場合、当該1つ以上の映像コンテンツに、有料の映像コンテンツを含ませることもできる。有料の映像コンテンツの再生には、映像コンテンツ毎に割り当てられた再生料金の支払いが必要となる。このため、例えば、サーバー20は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した有料の映像コンテンツの再生料金を、第1居住者へ課金する。より具体的には、有料の映像コンテンツの再生について、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、サーバー20は、有料の映像コンテンツの再生が行われたか否かにかかわらず、当該契約に応じて規定されている一定の金額を、第1居住者へ毎月課金する。また、有料の映像コンテンツの再生について、第1居住者が従量制の契約を行っていた場合、サーバー20は、有料の映像コンテンツの再生の回数、時間等に応じて従量加算される再生料金を、第1居住者へ毎月課金する。なお、サーバー20は、他の方法によって、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した有料の映像コンテンツの再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。また、サーバー20は、有料の映像コンテンツの再生について、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、有料の映像コンテンツの再生を行おうとする毎に、有料の映像コンテンツの再生を行うか否かを示す操作を第1居住者から受け付け、受け付けた当該操作に応じて有料の映像コンテンツを再生する構成であってもよく、当該操作を受け付けることなく、有料の映像コンテンツを再生する構成であってもよい。
また、例えば、非自動映像再生モードによって表示装置に1つ以上の映像コンテンツを再生させる制御をサーバー20に行わせる場合において、サーバー20は、第1居住者により有料の映像コンテンツが選択された場合、選択された有料の映像コンテンツを表示装置に再生させるとともに、選択された有料の映像コンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する。なお、サーバー20は、このような場合において、他の方法により、選択された有料の映像コンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、無料の映像コンテンツを表示装置に再生させている最中において、有料の映像コンテンツの広告を表示装置に再生させる。この場合、サーバー20は、当該広告を介して第1居住者から、当該有料の映像コンテンツを再生させる操作を受け付け可能な構成であってもよい。当該操作を受け付けた場合、サーバー20は、当該有料の映像コンテンツを表示装置に再生させるとともに、当該有料の映像コンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する。なお、サーバー20は、当該場合、他の方法によって、当該有料の映像コンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、前述の自動音声再生モード又は半自動音声再生モードによってオーディオ装置に1つ以上のオーディオコンテンツを再生させる制御をサーバー20に行わせる場合、当該1つ以上のオーディオコンテンツに、有料のオーディオコンテンツを含ませることもできる。有料のオーディオコンテンツの再生には、オーディオコンテンツ毎に割り当てられた再生料金の支払いが必要となる。このため、例えば、サーバー20は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した有料のオーディオコンテンツの再生料金を、第1居住者へ課金する。より具体的には、有料のオーディオコンテンツの再生について、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、サーバー20は、有料のオーディオコンテンツの再生が行われたか否かにかかわらず、当該契約に応じて規定されている一定の金額を、第1居住者へ毎月課金する。また、有料のオーディオコンテンツの再生について、第1居住者が従量制の契約を行っていた場合、サーバー20は、有料のオーディオコンテンツの再生を行おうとする毎に、有料のオーディオコンテンツの再生の回数、時間等に応じて従量加算される再生料金を、第1居住者へ毎月課金する。なお、サーバー20は、他の方法によって、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した有料のオーディオコンテンツの再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。また、サーバー20は、有料のオーディオコンテンツの再生について、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、有料のオーディオコンテンツの再生を行おうとする毎に、有料のオーディオコンテンツの再生を行うか否かを示す操作を第1居住者から受け付け、受け付けた当該操作に応じて有料のオーディオコンテンツを再生する構成であってもよく、当該操作を受け付けることなく、有料のオーディオコンテンツを再生する構成であってもよい。
また、例えば、非自動音声再生モードによってオーディオ装置に1つ以上のオーディオコンテンツを再生させる制御をサーバー20に行わせる場合において、サーバー20は、第1居住者により有料のオーディオコンテンツが選択された場合、選択された有料のオーディオコンテンツをオーディオ装置に再生させるとともに、選択された有料のオーディオコンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する。なお、サーバー20は、このような場合において、他の方法により、選択された有料のオーディオコンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、無料のオーディオコンテンツをオーディオ装置に再生させている最中において、有料のオーディオコンテンツの広告をオーディオ装置に再生させる構成であってもよい。この場合、サーバー20は、情報処理端末30を介して第1居住者から、当該有料のオーディオコンテンツを再生させる操作を受け付け可能な構成であってもよい。当該操作を受け付けた場合、サーバー20は、当該有料のオーディオコンテンツをオーディオ装置に再生させるとともに、当該有料のオーディオコンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する。なお、サーバー20は、当該場合、他の方法によって、当該有料のオーディオコンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した消耗品の発注料金を、第1居住者へ課金する。この場合、サーバー20は、当該発注料金を第1居住者へ課金するとともに、当該証文品の宅配業者へ当該消耗品の発注処理を行う。これにより、サーバー20は、第1住戸RMへ郵送によって当該消耗品の新品が毎月届けられるようにすることができる。なお、サーバー20は、他の方法によって、当該発注料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御の使用料を、第1居住者に課金する。この場合、サーバー20は、第1住戸RMにおける第1居住者の滞在時間、サーバー20がN個の居住環境構成装置10を制御した時間等に応じた使用料を、第1居住者へ課金する構成であってもよく、毎月一定の金額を第1居住者へ課金する構成であってもよい。なお、サーバー20は、他の方法によって、当該使用料を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
以上のように、サーバー20は、N個の居住環境構成装置10の制御に応じて、第1居住者へ課金を行う。上記において説明した課金の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該課金の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。
<居住環境構成装置の制御方法の具体例>
以下、N個の居住環境構成装置10の制御方法の具体例について説明する。
例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが「南極物語」のような寒冷地における物語についての映像コンテンツである場合、例えば、冷気を感じさせるために温度を18℃にする制御パラメータ、白夜を演出するために照明の照度を上げる制御パラメータ等を特定する。そして、サーバー20は、特定した制御パラメータに基づいて、光環境制御装置、空気環境制御装置等を制御し、第1住戸RM内の空気環境、光環境等を構成させる。すなわち、サーバー20は、表示装置に再生されるコンテンツに応じて、空気環境、光環境等の構成を、N個の居住環境構成装置10のうちの複数種類の居住環境構成装置10に行わせる。この際、サーバー20は、例えば、表示装置に再生させるコンテンツに対応付けられた対応情報に基づいて、このような制御を行う。ここで、対応情報は、例えば、表示装置に再生させるコンテンツに対応付けられたメタデータのうちの1つであり、当該コンテンツに含まれる各フレーム(すなわち、表示装置に表示される各場面)毎に、光環境制御装置の制御パラメータ、空気環境制御装置の制御パラメータ等が対応付けられた情報である。なお、対応情報は、テーブル形式の情報であってもよく、他の形式の情報であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが温泉を紹介する映像コンテンツである場合、例えば、第1住戸RM内の湿度を温泉の浴室内の湿度とほぼ同じ湿度にする制御パラメータ、第1住戸RM内の温度を温泉の浴室内の温度とほぼ同じ湿度にする制御パラメータ、温泉の芳香(例えば、硫黄の芳香)を示す制御パラメータ、第1住戸RM内の照明の照度を温泉の浴室内の照明の照度とほぼ同じ照度にする制御パラメータ等を特定する。そして、サーバー20は、特定した制御パラメータに基づいて、光環境制御装置、空気環境制御装置等を制御し、第1住戸RM内の空気環境、光環境等を構成させる。すなわち、サーバー20は、表示装置に再生されるコンテンツに応じて、空気環境、光環境等の構成を、N個の居住環境構成装置10のうちの複数種類の居住環境構成装置10に行わせる。この場合も、サーバー20は、例えば、前述の対応情報に基づいて、このような制御を行う。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが料理番組の映像コンテンツである場合、例えば、食材、調味料、料理等の芳香(例えば、カレーのスパイスの芳香等)を示す制御パラメータ、第1住戸RM内の温度をコンロの前において調理人が感じている温度とほぼ同じ温度にする制御パラメータ等を特定する。そして、サーバー20は、特定した制御パラメータに基づいて、空気環境制御装置等を制御し、第1住戸RM内の空気環境等を構成させる。すなわち、サーバー20は、表示装置に再生されるコンテンツに応じて、空気環境等の構成を、N個の居住環境構成装置10のうちの複数種類の居住環境構成装置10に行わせる。この場合も、サーバー20は、例えば、前述の対応情報に基づいて、このような制御を行う。なお、この場合、対応情報では、例えば、表示装置に再生させるコンテンツに含まれる各フレーム(すなわち、表示装置に表示される各場面)毎に、複数の芳香のそれぞれを示す制御パラメータ同士が対応付けられていてもよい。
なお、上記において説明したN個の居住環境構成装置10のサーバー20による制御方法は、如何様に組み合わせられてもよい。これにより、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツに応じて、第1住戸RM内の各種の環境(例えば、光環境、空気環境等)を構成することができる。
以上のように、実施形態に係る居住環境制御システム(上記において説明した例では、居住環境制御システム1)は、1つ以上の住戸(上記において説明した例では、集合住宅Mに含まれる複数の住戸)のうちの第1住戸(上記において説明した例では、第1住戸RM)に備えられた1つ以上の居住環境構成装置(上記において説明した例では、N個の居住環境構成装置10)と、1つ以上の居住環境構成装置を制御するサーバー(上記において説明した例では、サーバー20)とを備える居住環境制御システムであって、サーバーは、第1住戸の居住者(上記において説明した例では、第1居住者)に関する居住者関連情報に基づいて、1つ以上の居住環境構成装置を制御する。これにより、居住環境制御システムは、居住者に適した居住環境を精度よく構成することができる。
また、居住環境制御システムでは、1つ以上の住戸は、集合住宅に含まれる複数の住戸であり、第1住戸は、当該複数の住戸のうちの1つである、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムは、複数の住戸のうちの第2住戸に備えられた1つ以上の第2居住環境構成装置を更に備え、サーバーは、第2住戸の居住者に関する第2居住者関連情報に基づいて、1つ以上の第2居住環境構成装置を制御する、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、1つ以上の居住環境構成装置には、1つ以上の表示装置、1つ以上のオーディオ装置、1つ以上の光環境制御装置、1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、1つ以上の居住環境構成装置には、少なくとも、1つ以上の表示装置と、1つ以上の光環境制御装置とが含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、1つ以上の居住環境構成装置には、少なくとも、1つ以上の表示装置と、1つ以上の空気環境制御装置とが含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、1つ以上の光環境制御装置には、1つ以上の照明装置、1つ以上の遮光装置のうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、1つ以上の空気環境制御装置には、1つ以上の空気清浄機、1つ以上の湿度制御装置、1つ以上の温度制御装置、1つ以上の気圧制御装置、1つ以上の芳香制御装置のうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、1つ以上の居住環境構成装置に1つ以上の表示装置が含まれている場合、1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、居住者関連情報に応じた1つ以上の映像コンテンツを再生させる、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、1つ以上の居住環境構成装置に1つ以上の表示装置が含まれている場合、1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれの表示状態を制御する、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、1つ以上の居住環境構成装置に1つ以上のオーディオ装置が含まれている場合、1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、居住者関連情報に応じた1つ以上のオーディオコンテンツを再生させる、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、1つ以上の居住環境構成装置に1つ以上のオーディオ装置が含まれている場合、1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれの再生状態を制御する、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、1つ以上の居住環境構成装置に1つ以上の光環境制御装置が含まれている場合、1つ以上の光環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、居住者関連情報に応じた光環境を構成させる、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、1つ以上の光環境制御装置には、照明装置と、遮光装置とのうちのいずれか一方又は両方が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、1つ以上の居住環境構成装置に1つ以上の空気環境制御装置が含まれている場合、1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、居住者関連情報に応じた空気環境を構成させる、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、1つ以上の空気環境制御装置には、湿度制御装置と、温度制御装置と、気圧制御装置と、芳香制御装置とのうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、居住者関連情報には、居住者のバイタル情報、居住者の第1住戸内における位置を示す住戸内位置情報、居住者の第1住戸外における位置を示す住戸外位置情報、居住者のスケジュールを示すスケジュール情報、居住者の嗜好を示す嗜好情報のうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、バイタル情報には、居住者の睡眠に関する睡眠関連情報、居住者の身体に関する身体情報、居住者の血圧を示す血圧情報、居住者の脈拍を示す脈拍情報、居住者の体温を示す体温情報、居住者の酸素飽和度を示す酸素飽和度情報、居住者の血糖値を示す血糖値情報とのうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、睡眠関連情報には、居住者の睡眠時間を示す睡眠時間情報と、居住者の睡眠の深さを示す睡眠深度情報とのうちのいずれか一方又は両方が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、身体情報には、居住者の体重を示す体重情報、居住者の体脂肪を示す体脂肪情報とのうちのいずれか一方又は両方が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、バイタル情報を、情報処理端末、スマートウォッチ、体組成計、血圧計、脈拍計、体温計、酸素飽和度を計測する機器、血糖値を計測する機器のうちの一部又は全部を介して取得する、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、住戸内位置情報を、GPS(Global Positioning System)と、人感センサーとのうちのいずれか一方又は両方を介して取得する、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、スケジュール情報には、居住者の業務タスクの総量を示す業務タスク総量情報と、居住者の業務タスク毎の締め切りを示す業務タスク締切情報と、居住者の業務タスク毎の進行度を示す業務タスク進行度情報と、居住者の勤務時間を示す勤務時間情報と、居住者の勤務の予定を示す勤務予定情報と、居住者のプライベートの予定を示すプライベート予定情報と、居住者の移動予定毎の経路探索情報と、登録されている共用使用品の空き状況を示す情報とのうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、スケジュール情報を、情報処理端末、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPCのうちの一部又は全部を介して取得する、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、嗜好情報には、居住者の好きな飲食物を示す情報、居住者の好きな音楽を示す情報、居住者の好きな映画を示す情報、居住者の好きな本を示す情報、居住者の好きな地域を示す情報、居住者の好きな国を示す情報、居住者の好きなファッションを示す情報、居住者の好きな趣味を示す情報、居住者の嫌いな飲食物を示す情報、居住者の嫌いな音楽を示す情報、居住者の嫌いな映画を示す情報、居住者の嫌いな本を示す情報、居住者の嫌いな地域を示す情報、居住者の嫌いな国を示す情報、居住者の嫌いなファッションを示す情報、居住者の嫌いな趣味を示す情報のうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、嗜好情報を、情報処理端末、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPCのうちの一部又は全部を介して取得する、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、第1住戸に関する住戸情報と、第1住戸を含む所定範囲の環境に関する環境情報とのうちのいずれか一方又は両方と、居住者関連情報とに基づいて、1つ以上の居住環境構成装置を制御する、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、住戸情報には、第1住戸の間取りを示す間取り情報、第1住戸の階数を示す階数情報、第1住戸の住所を示す住所情報、第1住戸の周辺に位置する施設を示す周辺施設情報、第1住戸に設けられている設備を示す設備情報、第1住戸の管理会社を示す管理会社情報のうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、環境情報には、第1住戸の周辺の気象関連情報、第1住戸の周辺の季節情報、第1住戸のセンサー情報、第1住戸の周辺における事件情報、第1住戸の周辺における景気情報、第1住戸の周辺における感染症情報、第1住戸の周辺の現在時刻情報のうちの一部又は全部が含まれている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、第1住戸は、1つ以上の部屋を有し、1つ以上の部屋のうちの一部又は全部には、1つ以上の居住環境構成装置のうちの一部又は全部が備えられている、構成が用いられてもよい。
また、居住環境制御システムでは、サーバーは、1つ以上の居住環境構成装置の制御に応じて、居住者への課金を行う、構成が用いられてもよい。
また、実施形態に係る建物(上記において説明した例では、集合住宅M)は、上記に記載の居住環境制御システムのサーバーにより制御される1つ以上の居住環境構成装置が備えられた第1住戸を含む。これにより、建物は、居住者に適した居住環境を精度よく構成することができる。
また、実施形態に係るサーバーは、1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置を制御するサーバーであって、サーバーは、第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、1つ以上の居住環境構成装置を制御する。これにより、サーバーは、居住者に適した居住環境を精度よく構成することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、N個の居住環境構成装置10、サーバー20、情報処理端末30等)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disk)-ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…居住環境制御システム、10…、10-1…、10-N…居住環境構成装置、20…サーバー、21…プロセッサー、22…記憶部、23…通信部、24…制御部、30…情報処理端末、241…情報取得部、242…記憶制御部、243…特定部、244…装置制御部、245…課金部、M…集合住宅、NW…ネットワーク、RM…第1住戸

Claims (38)

  1. 1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置と、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御するサーバーとを備える居住環境制御システムであって、
    前記サーバーは、前記第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御する、
    居住環境制御システム。
  2. 前記1つ以上の住戸は、集合住宅に含まれる複数の住戸であり、
    前記第1住戸は、前記複数の住戸のうちの1つである、
    請求項1に記載の居住環境制御システム。
  3. 前記複数の住戸のうちの第2住戸に備えられた1つ以上の第2居住環境構成装置を更に備え、
    前記サーバーは、前記第2住戸の居住者に関する第2居住者関連情報に基づいて、前記1つ以上の第2居住環境構成装置を制御する、
    請求項2に記載の居住環境制御システム。
  4. 前記1つ以上の居住環境構成装置には、1つ以上の表示装置が含まれている、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  5. 前記サーバーは、前記1つ以上の居住環境構成装置に前記1つ以上の表示装置が含まれている場合、前記1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、前記居住者関連情報に応じた1つ以上の映像コンテンツを再生させる、
    請求項4に記載の居住環境制御システム。
  6. 前記サーバーは、前記1つ以上の居住環境構成装置に前記1つ以上の表示装置が含まれている場合、前記1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれの表示状態を制御する、
    請求項4又は5に記載の居住環境制御システム。
  7. 前記1つ以上の居住環境構成装置には、1つ以上のオーディオ装置が含まれている、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  8. 前記サーバーは、前記1つ以上の居住環境構成装置に前記1つ以上のオーディオ装置が含まれている場合、前記1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、前記居住者関連情報に応じた1つ以上のオーディオコンテンツを再生させる、
    請求項7に記載の居住環境制御システム。
  9. 前記サーバーは、前記1つ以上の居住環境構成装置に前記1つ以上のオーディオ装置が含まれている場合、前記1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれの再生状態を制御する、
    請求項7又は8に記載の居住環境制御システム。
  10. 前記1つ以上の居住環境構成装置には、1つ以上の光環境制御装置が含まれている、
    請求項4から9のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  11. 前記1つ以上の光環境制御装置には、1つ以上の照明装置、1つ以上の遮光装置のうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項10に記載の居住環境制御システム。
  12. 前記1つ以上の光環境制御装置には、照明装置と、遮光装置とのうちのいずれか一方又は両方が含まれている、
    請求項10又は11に記載の居住環境制御システム。
  13. 前記サーバーは、前記1つ以上の居住環境構成装置に前記1つ以上の光環境制御装置が含まれている場合、前記1つ以上の光環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、前記居住者関連情報に応じた光環境を構成させる、
    請求項10から12のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  14. 前記1つ以上の居住環境構成装置には、1つ以上の空気環境制御装置が含まれている、
    請求項4から13のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  15. 前記1つ以上の空気環境制御装置には、1つ以上の芳香制御装置が含まれている、
    請求項14に記載の居住環境制御システム。
  16. 前記サーバーは、前記1つ以上の居住環境構成装置に前記1つ以上の芳香制御装置が含まれている場合、前記1つ以上の芳香制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、前記居住者関連情報に応じた1つ以上の芳香を出力させる、
    請求項15に記載の居住環境制御システム。
  17. 前記1つ以上の空気環境制御装置には、1つ以上の空気清浄機、1つ以上の湿度制御装置、1つ以上の温度制御装置、1つ以上の気圧制御装置のうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項14から16のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  18. 前記1つ以上の空気環境制御装置には、湿度制御装置と、温度制御装置と、気圧制御装置と、芳香制御装置とのうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項14から17のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  19. 前記サーバーは、前記1つ以上の居住環境構成装置に前記1つ以上の空気環境制御装置が含まれている場合、前記1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、前記居住者関連情報に応じた空気環境を構成させる、
    請求項14から18のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  20. 前記居住者関連情報には、前記居住者のバイタル情報、前記居住者の前記第1住戸内における位置を示す住戸内位置情報、前記居住者の前記第1住戸外における位置を示す住戸外位置情報、前記居住者のスケジュールを示すスケジュール情報、前記居住者の嗜好を示す嗜好情報のうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項1から19のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  21. 前記バイタル情報には、前記居住者の睡眠に関する睡眠関連情報、前記居住者の身体に関する身体情報、前記居住者の血圧を示す血圧情報、前記居住者の脈拍を示す脈拍情報、前記居住者の体温を示す体温情報、前記居住者の酸素飽和度を示す酸素飽和度情報、前記居住者の血糖値を示す血糖値情報とのうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項20に記載の居住環境制御システム。
  22. 前記睡眠関連情報には、前記居住者の睡眠時間を示す睡眠時間情報と、前記居住者の睡眠の深さを示す睡眠深度情報とのうちのいずれか一方又は両方が含まれている、
    請求項21に記載の居住環境制御システム。
  23. 前記身体情報には、前記居住者の体重を示す体重情報、前記居住者の体脂肪を示す体脂肪情報とのうちのいずれか一方又は両方が含まれている、
    請求項21又は22に記載の居住環境制御システム。
  24. 前記サーバーは、前記バイタル情報を、情報処理端末、スマートウォッチ、体組成計、血圧計、脈拍計、体温計、酸素飽和度を計測する機器、血糖値を計測する機器のうちの一部又は全部を介して取得する、
    請求項20から23のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  25. 前記サーバーは、前記住戸内位置情報を、GPS(Global Positioning System)と、人感センサーとのうちのいずれか一方又は両方を介して取得する、
    請求項20から24のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  26. 前記スケジュール情報には、前記居住者の業務タスクの総量を示す業務タスク総量情報と、前記居住者の業務タスク毎の締め切りを示す業務タスク締切情報と、前記居住者の業務タスク毎の進行度を示す業務タスク進行度情報と、前記居住者の勤務時間を示す勤務時間情報と、前記居住者の勤務の予定を示す勤務予定情報と、前記居住者のプライベートの予定を示すプライベート予定情報と、前記居住者の移動予定毎の経路探索情報と、登録されている共用使用品の空き状況を示す情報とのうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項20から25のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  27. 前記サーバーは、前記スケジュール情報を、情報処理端末、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPCのうちの一部又は全部を介して取得する、
    請求項20から26のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  28. 前記嗜好情報には、前記居住者の好きな飲食物を示す情報、前記居住者の好きな音楽を示す情報、前記居住者の好きな映画を示す情報、前記居住者の好きな本を示す情報、前記居住者の好きな地域を示す情報、前記居住者の好きな国を示す情報、前記居住者の好きなファッションを示す情報、前記居住者の好きな趣味を示す情報、前記居住者の嫌いな飲食物を示す情報、前記居住者の嫌いな音楽を示す情報、前記居住者の嫌いな映画を示す情報、前記居住者の嫌いな本を示す情報、前記居住者の嫌いな地域を示す情報、前記居住者の嫌いな国を示す情報、前記居住者の嫌いなファッションを示す情報、前記居住者の嫌いな趣味を示す情報のうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項20から27のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  29. 前記サーバーは、前記嗜好情報を、情報処理端末、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPCのうちの一部又は全部を介して取得する、
    請求項20から28のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  30. 前記サーバーは、前記第1住戸に関する住戸情報と、前記第1住戸を含む所定範囲の環境に関する環境情報とのうちのいずれか一方又は両方と、前記居住者関連情報とに基づいて、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御する、
    請求項1から29のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  31. 前記住戸情報には、前記第1住戸の間取りを示す間取り情報、前記第1住戸の階数を示す階数情報、前記第1住戸の住所を示す住所情報、前記第1住戸の周辺に位置する施設を示す周辺施設情報、前記第1住戸に設けられている設備を示す設備情報、前記第1住戸の管理会社を示す管理会社情報のうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項30に記載の居住環境制御システム。
  32. 前記環境情報には、前記第1住戸の周辺の気象関連情報、前記第1住戸の周辺の季節情報、前記第1住戸のセンサー情報、前記第1住戸の周辺における事件情報、前記第1住戸の周辺における景気情報、前記第1住戸の周辺における感染症情報、前記第1住戸の周辺の現在時刻情報のうちの一部又は全部が含まれている、
    請求項30又は31に記載の居住環境制御システム。
  33. 前記第1住戸は、1つ以上の部屋を有し、
    前記1つ以上の部屋のうちの一部又は全部には、前記1つ以上の居住環境構成装置のうちの一部又は全部が備えられている、
    請求項1から32のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  34. 前記サーバーは、前記1つ以上の居住環境構成装置の制御に応じて、前記居住者への課金を行う、
    請求項1から33のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  35. 前記サーバーは、前記第1住戸の光熱費を前記居住者へ課金する、
    請求項1から34のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システム。
  36. 請求項1から35のうちいずれか一項に記載の居住環境制御システムの前記サーバーにより制御される前記1つ以上の居住環境構成装置が備えられた前記第1住戸を含む、
    建物。
  37. 1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置を制御するサーバーであって、
    前記サーバーは、前記第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御する、
    サーバー。
  38. 1つ以上の住戸のうちの第1住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置を制御する制御方法であって、
    前記制御方法は、前記第1住戸の居住者に関する居住者関連情報に基づいて、前記1つ以上の居住環境構成装置を制御する制御ステップ、
    を有する制御方法。
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