JP2022061049A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】泡立ち、泡質(クリーミィ性)が良好であり、皮膚に刺激がなく、すすぎ時にのきしみ感が無く、タオルドライ後のしっとり感を与える保湿効果に優れ、経時安定性にも優れた皮膚洗浄剤組成物を提供することを課題とする。【解決手段】下記成分(A)~(C)を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物により上記課題を解決する。(A)炭素数14~22の高級脂肪酸塩(B)ポリクオタニウム-67(C)N-アシルグルタミン酸エステル【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関し、詳しくは、泡立ち、泡質(クリーミィ性)が良好であり、皮膚に刺激が無く、すすぎ時のきしみ感が無く、タオルドライ後のしっとり感を与える保湿効果に優れ、経時安定性にも優れた皮膚洗浄剤組成物に関する。
従来、皮膚洗浄剤組成物において脂肪酸アルカリ金属塩を用いることが知られており、泡立ちや泡質(クリーミィ性)、すすぎ時のぬるつきの無さから多用されている。脂肪酸アルカリ金属塩は一般にナトリウム塩を指すが、水溶性等の問題から液体洗浄剤とするには不向きであり、液体洗浄剤とする場合には脂肪酸のカリウム塩(カリ石けん)が用いられている。すなわち、ラウリン酸カリウムやオレイン酸カリウム等のクラフト点の低いカリ石けんを主成分とした液体洗浄剤とするのが一般的である(例えば、特許文献1~6参照。)。
しかしながら、特許文献1~6に開示のラウリン酸カリウムやオレイン酸カリウムを主体とするカリウム塩を基剤とした液体洗浄剤組成物は、低温安定性は良好であるものの、一般にキメの粗い泡しか得られず、洗い上がりの感触(かさつきがある、しっとり感がたりない)という欠点を有している。キメの細かな泡を得るためには、カリ石けんの脂肪酸組成をラウリン酸やオレイン酸よりも高融点の脂肪酸をより多く含むものにしたり、脂肪酸(未中和石けん)を添加する等の方法が考えられるが、いずれも低温で結晶化したり、ゲル化するなどの問題があった。
一方、すすぎ時のきしみ感の低減や泡質(クリーミィ性)向上の目的で特定のポリマーを配合することが知られている(例えば、特許文献7、8参照)。
しかし、特許文献7、8に開示の洗浄剤は、経時で変臭するという問題があった。
さらに、タオルドライ後のしっとり感を付与する目的で、シリコーン類、炭化水素類、植物性、動物性等の液状油を配合することが知られている(例えば、特許文献9~11参照)。
しかし、特許文献9~11に開示の洗浄剤は、泡立ちの低下やすすぎ時のぬるつきを生じさせる等の欠点があった。
特開昭61-300号公報 特開平3-179098号公報 特開平2-142900号公報 特開昭57-109900号公報 特開昭57-115500号公報 特開平4-173729号公報 特開平10-310798公報 特開2005-272658公報 特許第2796362号公報 特開2008-137904号公報 特開2002-356699号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、泡立ち、泡質(クリーミィ性)が良好であり、皮膚に刺激がなく、すすぎ時にのきしみ感が無く、タオルドライ後のしっとり感を与える保湿効果に優れ、経時安定性にも優れた皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
発明者は上記課題に対して鋭意検討した結果、特定の高級脂肪酸塩と、疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロースと、N-アシルグルタミン酸エステルを組み合わせることにより、泡立ち、泡質(クリーミィ性)が良好であり、皮膚に刺激がなく、すすぎ時にのきしみ感が無く、タオルドライ後のしっとり感を与える保湿効果に優れ、経時安定性にも優れた皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、(A)炭素数14~22の高級脂肪酸塩、(B)ポリクオタニウム-67、(C)N-アシルグルタミン酸エステルを含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。
好ましくは、前記(A)成分が全体質量中5~40%、又は/及び(C)成分が全体質量中0.05~2%である皮膚洗浄剤組成物である。
さらに好ましくは、前記(A)(B)(C)成分に加え、(D)成分を含有する皮膚洗浄剤組成物である。
下記一般式(1)で表されるN-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤
R1CO-NR2-CH2CH2SO3M ……… (1)
〔上式中、R1は炭素数炭素数7~19の飽和または不飽和の炭化水素基を表し、R2は水素原子または炭素数1~3のアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム、有機アンモニウム、または塩基性アミノ酸を表す。〕
本発明によれば、泡立ち、泡質(クリーミィ性)が良好であり、皮膚に刺激がなく、すすぎ時にのきしみ感が無く、タオルドライ後のしっとり感を与える保湿効果に優れ、経時安定性にも優れた皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明の皮膚洗浄剤組成物について詳細に説明する。
[洗浄料]
本発明の皮膚洗浄剤は、例えば、ボディソープ、洗顔フォーム、ハンドソープ等に用いることができる。
皮膚洗浄剤の剤型は、公知の剤型の中から、その用途や使用目的等に応じて任意に選択することができる。例えば、液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状等とすることができる。
<(A)成分>
本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる(A)成分は、炭素数14~22の高級級脂肪酸塩である。当該成分は、泡立ち、泡質(クリーミー性)に寄与する成分として加えられる。
(A)成分として、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸等の炭素数14~22の高級脂肪酸;オリーブ油、綿実油等の植物性油脂;魚油、牛脂等の動物性油脂等が挙げられ、これらは、それぞれ1種単独で、又は二種以上を適宜組合せて用いることができる。
本発明においては、洗浄力および起泡力の観点から、炭素数14~18の高級脂肪酸を用いるのが好ましく、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸がより好ましく用いられる。炭素数が12以下の低温安定性は良好であるものの、一般にキメの粗い泡しか得られず、また皮膚に刺激を感じることがある。
(A)成分の塩としては、高級脂肪酸をアルカリ剤でケン化、又は中和した、アルカリ金属塩や有機アミン塩等が挙げられる。用いられるアルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機アルカリ、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン等の有機アルカリ等が挙げられる。
本発明においては、起泡力の観点から、無機アルカリを用いることが好ましく、水酸化カリウムがより好ましく用いられる。
(A)成分の配合量は、全組成中5~40質量%(以下、単に「%」と記す。)が好ましく、より好ましくは5~30%である。配合量が5%以上であれば、泡立ち、泡質(クリーミー性)が良好であり、40%以下であれば低温での安定性、すすぎ時のきしみ感、タオルドライ後のカサつきが改善する傾向にある。
<成分(B)>
本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる(B)成分は、INCI(International Nomenclature of Cosmetic Ingredient)名で、ポリクオタニウム-67(Polyquaternium-67)と表示される化合物である。当該成分は、泡立ち、泡質(クリーミィ性)、すすぎ時のきしみ感、タオルドライ後のしっとり感に寄与する成分として加えられる。
(B)成分は、ヒドロキシエチルセルロースにトリメチルアンモニウム置換エポキシド及びジメチルドデシルアンモニウム置換エポキシドを付加反応させて得られる4級アンモニウム塩の重合体であり、カチオン化ヒドロキシエチルセルロース誘導体である。(B)成分は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
(B)成分の市販品としては、「SoftCAT SX-1300H」、「SoftCAT SX-400H」等のSoftCAT SXシリーズ、「SoftCAT Polymer SL-30」、「SoftCAT Polymer SL-60」等のSoftCAT SLシリーズ、SoftCAT SKシリーズ(以上、ダウ・ケミカル社製)等が挙げられ、これらを好適に使用することができる。
(B)成分の配合量は0.01~2%が好ましく、0.05~1%がより好ましい。配合量が0.01%以上であれば、泡立ち、泡質(クリーミィ性)が良好で、すすぎ時のきしみ感、タオルドライ後のしっとり感が改善される。一方、2%以下であれば高温安定性が良好になる。
<成分(C)>
本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる(C)成分は、N-アシルグルタミン酸エステ
ルである。当該成分は、植物由来のエステルであり、抱水性が高く、保湿性に優れているため、泡質(クリーミィ性)、タオルドライ後のしっとり感に寄与する成分として加えられる。
(C)成分は、特に限定されないが、例えばラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)等が挙げられ、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)がより好ましい。これらのN-アシルグルタミン酸エステルは、単独で使用しても良いし、2種類以上を組み合わせて用いることもできる。
市販のものとしては、例えば「Plandool-LG1」、「Plandool-LG2」(いずれも日本精化社製)、エルデュウPS-203(味の素社製)等が挙げられる。
(C)成分の配合量は、0.05~2%が好ましく、0.1~1%がより好ましい。配合量が0.05%以上であれば、泡質(クリーミィ性)が良好で、タオルドライ後のカサつきを改善することができる。一方、2%以下であれば泡立ちが良好となる。
<成分(D)>
本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる(D)成分は、下記一般式(1)で表されるN-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤である。当該成分は、泡立ち、低温安定性に寄与する成分として加えられる。
R1CO-NR2-CH2CH2SO3M ……… (1)
〔上式中、R1は炭素数炭素数7~19の飽和または不飽和の炭化水素基を表し、R2は水素原子または炭素数1~3のアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム、有機アンモニウム、または塩基性アミノ酸を表す。〕
(D)成分の具体例としては、例えば、N-ラウロイル-N-メチルタウリン塩、N-ミリストイル-N-メチルタウリン塩、N-ココイル-N-メチルタウリン塩、N-ラウロイル-N-エチルタウリン塩、N-ミリストイル-N-エチルタウリン塩、N-ココイル-N-エチルタウリン塩、N-ラウロイルタウリン塩、N-ココイルタウリン塩等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、これらの成分は、1種単独又は2種以上を混合して使用することができる。
N-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤の対イオンとしては、アルカリ金属(例えば、リチウム、カリウム、ナトリウム等)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウム、マグネシウム等)、アンモニウム、有機アミン(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等)が挙げられる。中でもカリウムが好ましい。
N-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤は市販品を使用することができ、例えばダイヤポンK-SF(日油社製)、アンホレックスAM-1(ミヨシ油脂社製)等が挙げられる。
(D)の配合量は、好ましくは全組成中0.3%以上であり、より好ましくは0.5以上%以上である。配合量が0.3%以上であれば、泡立ち、低温安定性においてより優れた効果を得ることができる。
<その他の成分>
本発明の洗浄剤組成物は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の
成分、例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、水溶性高分子化合物、生理活性成分、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、防腐剤、紫外線吸収剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、中和剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
上記アニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばN-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム、N-パーム核油脂肪酸アシルグリシンアンモニウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン、N-ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N-ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N-ラウロイルアラニンナトリウム、N-ステアロイルアラニンナトリウム、ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム、α-ラウロイルスルホン酸ナトリウム、ミリストイルアリルスルホン酸ナトリウム、ラウリルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸カリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、β-アミノプロピオン酸ナトリウム、N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記ノニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンジオレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリルモノアルキルエーテル等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記水溶性高分子としては、特に限定されるものではないが、例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、高重合ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリグルタミン酸、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸アルキル共重合体、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、及びアクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性
の点で好ましい。
上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アロエエキス、アンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カキョクエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クロレラエキス、クワエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コラーゲン、サルビアエキス、サボンソウエキス、サンザシエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シャクヤクエキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウニンエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、ブクリョウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ホップエキス、マドンナリリー花エキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えばデオキシリボ核酸、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、ε-アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β-グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、B2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4-アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α-ヒドロキシ酸、β-ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ-オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、l-メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
次に本発明について実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
(1)起泡力試験(泡立ち)
1,000mL容器の攪拌機つき円筒形シリンダーに、実施例及び比較例の皮膚洗浄剤組成物の1%水溶液を80mL入れ、5,000rpmで30秒間攪拌した後の泡容積を測定した。また、評価の基準を次のように設定した。
◎:泡立ち極めて良好 泡容積500mL以上
○:泡立ち良好 泡容積400mL以上,500mL未満
△:泡立ち普通 泡容積300mL以上,400mL未満
×:泡立ち不良 泡容積300mL未満
(2)泡質、すすぎ時の感触及び仕上がり感試験法
20名の専門パネルにより、実施例及び比較例の皮膚洗浄剤組成物を使用し、使用時の泡質(クリーミィ性)、すすぎ時のきしみ感の無さ、タオルドライ後のしっとり感の各項目について官能評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
[使用時の泡質(クリーミィ性)]
◎:極めて良好 泡質(クリーミィ性)が良いと答えた被験者の数が16人以上
○:良好 泡質(クリーミィ性)が良いと答えた被験者の数が12~15人
△:やや悪い 泡質(クリーミィ性)が良いと答えた被験者の数が8~11人
×:悪い 泡質(クリーミィ性)が良いと答えた被験者の数が8人未満
[すすぎ時のきしみ感の無さ]
◎:極めて良好 すすぎ時にきしみ感がないと答えた被験者の数が16人以上
○:良好 すすぎ時にきしみ感がないと答えた被験者の数が12~15人
△:やや悪い すすぎ時にきしみ感がないと答えた被験者の数が8~11人
×:悪い すすぎ時にきしみ感がないと答えた被験者の数が8人未満
[タオルドライ後のしっとり感]
◎:極めて良好 しっとりすると答えた被験者の数が16人以上
○:良好 しっとりすると答えた被験者の数が12~15人
△:やや悪い しっとりすると答えた被験者の数が8~11人
×:悪い しっとりすると答えた被験者の数が8人未満
(3)低温安定性試験(外観評価)
実施例及び比較例の皮膚洗浄剤組成物をガラス瓶に充填し、5℃で1ヶ月静置したときの経時安定性について、下記に示す判断基準により評価を行った。判断基準は以下の通りである。
○:結晶化、ゲル化なし
×:結晶化、ゲル化有り
(4)高温安定性試験(におい評価)
実施例及び比較例の皮膚洗浄剤組成物をガラス瓶に充填し、45℃で1か月静置したときの経時安定性について、10名の専門パネルにより下記に示す判断基準により評価を行った。判断基準は以下の通りである。
〇:変臭がないと答えた被験者の数が9人以上
△:変臭がないと答えた被験者の数が5~8人
×:変臭がないと答えた被験者の数が5人未満
(5)使用時の皮膚の刺激性
20名の専門パネルに、実施例及び比較例の3gの皮膚洗浄剤組成物を用いて、皮膚洗浄剤組成物を前腕に塗布してから洗い流した際の刺激性を下記評価基準に従って室温にて官能評価した。
<評価基準>
◎:使用時に刺激がないと答えた被験者の数が18人以上
○:使用時に刺激がないと答えた被験者の数が14~17人
△:使用時に刺激がないと答えた被験者の数が9~13人
×:使用時に刺激がないと答えた被験者の数が8人未満
実施例1~16及び比較例1~11
表1、2に示す組成のボディシャンプー組成物を調製し、これらを使用したときの起泡性、泡質(クリーミィ性)、すすぎ時のきしみ感のなさ、タオルドライ後のしっとり感、慶所安定性(外観、におい)について調べ、その結果を表1、2に示した。なお、以下の全ての実施例及び比較例における配合量は全て質量%である。
Figure 2022061049000001
Figure 2022061049000002
表1、2より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1~16のボディシャンプー組成物は、比較例1~11の組成物に比べていずれも優れた性能を見出した。
以下、本発明の皮膚洗浄剤組成物のその他の処方例を挙げる。なお、これらの処方例の
皮膚洗浄剤組成物についても、上記の起泡性、泡質(クリーミィ性)、すすぎ時のきしみ感のなさ、タオルドライ後のしっとり感、経時安定性(外観、におい)の各項目を検討した。
処方例1 ボディシャンプー
(1)ミリスチン酸 8.0
(2)パルミチン酸 3.0
(3)ステアリン酸 0.5
(4)水酸化カリウム 2.7
(5)ソルビトール 4.0
(6)DPG 4.0
(7)N-ココイル-N-メチルタウリンナトリウム 1.5
(8)ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 1.0
(9)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
(10)ラウリルヒドロキシスルホベタイン 2.0
(11)ラウリルグルコシド 3.0
(12)ポリクオタニウム-67 0.5
(13)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1
(14)アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体
0.1
(15)ジステアリン酸エチレングリコール 1.0
(16)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 0.5
(17)セラミド2 0.1
(18)セラミド5 0.1
(19)トリメチルグリシン 1.0
(20)ポリグリセリル-4ラウリルエーテル 0.5
(21)N-アセチルグルコサミン 0.01(22)塩化カリウム 0.1
(23)塩化ナトリウム 0.2
(24)エデト酸二ナトリウム 0.1
(25)香料 0.5
(26)精製水 残 余
常法により上記組成のボディシャンプーを調製し、起泡性、泡質(クリーミィ性)、すすぎ時のきしみ感のなさ、タオルドライ後のしっとり感、経時安定性(外観、におい)を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果(◎又は〇)を得た。
処方例2 ボディシャンプー
(1)ミリスチン酸 9.0
(2)パルミチン酸 4.0
(3)ステアリン酸 1.0
(4)水酸化カリウム 3.3
(5)グリセリン 8.0
(6)ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル 2.0
(7)N-ラウロイル-N-メチルタウリンナトリウム 2.5
(8)ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 0.5
(9)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
(10)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 1.0
(11)ラウリルグルコシド 2.0
(12)ポリクオタニウム-67 0.3
(13)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1
(14)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.3
(15)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
(16)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 0.5
(17)カオリン 0.5
(18)グルコシルセラミド 0.01(19)トリメチルグリシン 1.0
(20)ポリグリセリル-4ラウリルエーテル 0.5
(21)グリコシルトレハロース 2.0
(22)塩化カリウム 0.1
(23)塩化ナトリウム 0.1
(24)エデト酸二ナトリウム 0.1
(25)香料 0.5
(26)精製水 残 余
常法により上記組成のボディシャンプーを調製し、起泡性、泡質(クリーミィ性)、すすぎ時のきしみ感のなさ、タオルドライ後のしっとり感、経時安定性(外観、におい)を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果(◎又は〇)を得た。
処方例3 洗顔フォーム
(1)ミリスチン酸 30.0
(2)パルミチン酸 5.0
(3)ステアリン酸 5.0
(4)水酸化カリウム 7.3
(5)グリセリン 25.0
(6)N-ココイル-N-メチルタウリンナトリウム 2.0
(7)ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 0.5
(8)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 1.0
(9)ポリクオタニウム-67 0.2
(10)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.3
(11)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 0.5
(12)カオリン 0.5
(13)グルコシルセラミド 0.01
(14)トリメチルグリシン 0.5
(15)グリコシルトレハロース 0.1
(16)エデト酸四ナトリウム 0.1
(25)香料 0.4
(26)精製水 残 余
常法により上記組成の洗顔フォームを調製し、起泡性、泡質(クリーミィ性)、すすぎ時のきしみ感のなさ、タオルドライ後のしっとり感、経時安定性(外観、におい)を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果(◎又は〇)を得た。

Claims (4)

  1. 下記(A)~(C)成分を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
    (A)炭素数14~22の高級脂肪酸塩
    (B)ポリクオタニウム-67
    (C)N-アシルグルタミン酸エステル
  2. 前記(A)成分が全体質量中5~40%である請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
  3. 前記(C)成分が全体質量中0.05~2%である請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
  4. さらに下記(D)成分を含有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の皮膚洗浄剤組成物。
    (D)下記一般式(1)で表されるN-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤
    R1CO-NR2-CH2CH2SO3M ……… (1)
    〔上式中、R1は炭素数炭素数7~19の飽和または不飽和の炭化水素基を表し、R2は水素原子または炭素数1~3のアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム、有機アンモニウム、または塩基性アミノ酸を表す。〕

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