JP2022059493A - モデル生成方法、モデル生成装置、画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

モデル生成方法、モデル生成装置、画像処理方法及び画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】機械学習モデルを利用した診断又は治療のための医療画像の画像処理技術を提供する。【解決手段】モデル生成装置100において、1つ以上のプロセッサが、生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、撮像画像内のオブジェクトを示すオブジェクト画像とから、訓練画像を生成し、訓練画像からオブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を生成する第1生成モデルを訓練し、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから、解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを生成する第2生成モデルを訓練する。【選択図】図2

Description

本開示は、モデル生成方法、モデル生成装置、画像処理方法及び画像処理装置に関する。
現在の医療分野において、X線検査、CT(Computed Tomography)検査、MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査、PET(Positron Emission Tomography)検査、RI(Radio Isotope)検査等の画像診断検査が必要となっている。例えば、画像診断検査によって病変を検出又は特定することが可能である。また、カテーテル治療では、医師はイメージング装置によって患者の体内を撮像した画像を見ながら、カテーテル、ガイドワイヤー、ステント等の医療デバイスを患者の体内に挿入し、病変を治療する。
一方、画像処理技術の進歩によって、イメージング装置によって撮像された画像に対して様々な画像処理を実行し、臓器、器官、部位、組織等の特定の解剖学的構造にフォーカスした画像を生成することが可能になっている。
米国特許第7,545,965号公報
https://www.konicaminolta.jp/healthcare/imaging_service/service_bone-suppression.html http://www.sart.jp/wp/wp-content/uploads/2016/11/8.Gijutukaisetu.pdf https://openreview.net/forum?id=rkgHu5GglV https://link.springer.com/content/pdf/10.1007%2F978-3-030-32226-7_31.pdf
本開示の課題は、機械学習モデルを利用した診断又は治療のための医療画像の画像処理技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本開示の一態様は、
1つ以上のプロセッサが、生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、前記撮像画像内のオブジェクトを示すオブジェクト画像とから、訓練画像を生成し、
前記1つ以上のプロセッサが、前記訓練画像から前記オブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を生成する第1生成モデルを訓練し、
前記1つ以上のプロセッサが、前記訓練画像と前記第1オブジェクト予測画像とから、前記解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを生成する第2生成モデルを訓練する、
モデル生成方法に関する。
本開示の一実施例によるモデル生成装置及び画像処理装置を示す概略図である。 本開示の一実施例によるモデル生成装置を示す概略図である。 本開示の一実施例によるモデル生成装置の機能構成を示すブロック図である。 本開示の一実施例による訓練画像生成処理を示す概略図である。 本開示の一実施例による擬似デバイス画像を示す図である。 本開示の一実施例によるカテーテルの形状例を示す図である。 本開示の一実施例によるカテーテルのモデリング例を示す図である。 本開示の一実施例による第1生成モデルの訓練処理を示す概略図である。 本開示の一実施例による第2生成モデルの訓練処理を示す概略図である。 本開示の一実施例によるモデル訓練処理を示すフローチャートである。 本開示の一実施例による第2生成モデルの訓練処理を示すフローチャートである。 本開示の他の実施例によるモデル生成装置を示す概略図である。 本開示の他の実施例によるモデル生成装置の機能構成を示すブロック図である。 本開示の他の実施例による第3生成モデル及び第4生成モデルの訓練処理を示す概略図である。 本開示の他の実施例によるモデル訓練処理を示すフローチャートである。 本開示の一実施例による第3生成モデルの訓練処理を示すフローチャートである。 本開示の一実施例による第4生成モデルの訓練処理を示すフローチャートである。 本開示の一実施例による訓練済み生成モデルを利用した画像生成処理を示す概略図である。 本開示の一実施例による画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本開示の他の実施例による訓練済み生成モデルを利用した画像生成処理を示す概略図である。 本開示の他の実施例による画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本開示の一実施例による画像処理装置のシミュレーション結果を示す図である。 本開示の一実施例によるモデル生成装置及び画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面に基づいて本開示の実施の形態を説明する。
[本開示の概略]
以下の実施例では、機械学習モデルを利用した診断又は治療のための医療画像の画像処理装置と、当該機械学習モデルを生成するモデル生成装置とが開示される。
本開示の実施例によるモデル生成装置100は、図1に示されるように、撮像画像データベース(DB)50から取得した撮像画像によって訓練対象の生成モデルを訓練してもよい。撮像画像は、例えば、X線装置、CT装置、MRI装置、RI装置などのイメージング装置によって撮像された人間、動物等の生物の解剖学的構造(例えば、臓器、器官、部位、組織など)を表す。モデル生成装置100は、医療器具(例えば、カテーテル、ガイドワイヤー、ステント、コリメータなど)の擬似器具画像を生成し、取得した撮像画像に生成した擬似器具画像を重畳し、訓練画像を生成してもよい。例えば、モデル生成装置100は、各種医療器具の様々な形状、向き等に対応する多数の擬似器具画像を生成し、生成した擬似器具画像を撮像画像に重畳し、各撮像画像から様々な訓練画像を生成してもよい。そして、モデル生成装置100は、生成した訓練画像によって、イメージング装置の撮像範囲内に医療器具を含む入力画像から、生体内に挿入された医療器具を含むと共に、所定の解剖学的構造に着目した生体画像を予測する生成モデルを訓練してもよい。
生成モデルの訓練及び検証が完了すると、訓練済み生成モデルは画像処理装置200に提供され、画像処理装置200は、提供された訓練済み生成モデルを利用して、イメージング装置によって撮像された診断又は治療対象の患者の入力画像から、生体内に挿入された医療器具を含むと共に、所定の解剖学的構造に着目した出力画像を生成してもよい。図示された例では、入力画像は、医療器具が挿入された患者の胸部X線画像であり、出力画像は、骨部を排除すると共に、挿入されている医療器具を強調した胸部X線画像である。
これにより、医師、技師、研究者などのユーザは、自らが着目する解剖学的構造にフォーカスした生体画像を観察できると共に、体内における医療器具の位置等をより明確に把握することが可能になる。
[モデル生成装置]
次に、図2~11を参照して、本開示の一実施例によるモデル生成装置100を説明する。図2は、本開示の一実施例によるモデル生成装置100を示す概略図である。
図2に示されるように、モデル生成装置100は、訓練画像によって第1生成モデル110及び第2生成モデル120を訓練してもよい。
具体的には、第1生成モデル110は、人間、動物などの生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、当該撮像画像内のオブジェクトを示すオブジェクト画像とを含む訓練画像から、当該オブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を生成してもよい。第1生成モデル110は、例えば、畳み込みニューラルネットワーク等のニューラルネットワークとして実現されてもよい。
例えば、解剖学的構造は、人間、動物などの骨、臓器、器官、部位、組織等であってもよく、オブジェクトは、生体内に挿入されるカテーテル、ガイドワイヤー、ステント等の医療デバイス、撮像に利用されるコリメータ等であってもよい。
例えば、訓練画像は、患者の生体の注目領域を撮像することによって生成される撮像画像と、医療デバイスとコリメータとを含む医療器具を擬似的に示す擬似器具画像との合成画像であってもよい。図示された例では、訓練画像は、擬似器具が重畳された患者の胸部X線画像である。
第1オブジェクト予測画像は、訓練画像からオブジェクトを抽出することによって生成されてもよい。換言すると、第1オブジェクト予測画像は、訓練画像から解剖学的構造を排除し、訓練画像に含まれるオブジェクトのみを示す画像であってもよい。図示された例では、第1オブジェクト予測画像は、患者に挿入されたカテーテル又はガイドワイヤーと、コリメータとを含むオブジェクトの胸部X線画像における位置を示す。
一方、第2生成モデル120は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから、解剖学的構造を予測する構造予測画像と第2オブジェクト予測画像とを生成してもよい。第2生成モデル120は、例えば、畳み込みニューラルネットワーク等のニューラルネットワークとして実現されてもよい。
例えば、構造予測画像は、訓練画像から所定の解剖学的構造を抽出することによって生成されてもよい。換言すると、構造予測画像は、訓練画像からオブジェクトを排除し、更に訓練画像に含まれる所定の解剖学的構造を抽出又は排除することによって生成される画像であってもよい。図示された例では、構造予測画像は、胸部X線画像における患者の解剖学的構造のうち骨部を抽出することによって生成された画像である。
第2オブジェクト予測画像は、訓練画像から所定のオブジェクトを抽出又は排除することによって生成されてもよい。換言すると、第2オブジェクト予測画像は、訓練画像から解剖学的構造を排除し、更に訓練画像に含まれる所定のオブジェクトを示す画像であってもよい。図示された例では、第2オブジェクト予測画像は、胸部X線画像における患者に挿入されたカテーテル等の医療デバイスを抽出することによって生成されたものであり、コリメータは排除されていることに留意されたい。
図3は、本開示の一実施例によるモデル生成装置100の機能構成を示すブロック図である。図3に示されるように、モデル生成装置100は、訓練画像生成部101、第1生成モデル訓練部102及び第2生成モデル訓練部103を有してもよい。
訓練画像生成部101は、生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、オブジェクトを示すオブジェクト画像とから、訓練画像を生成してもよい。具体的には、訓練画像生成部101は、撮像画像DB50から撮像画像を取得すると、撮像画像から排除対象の解剖学的構造を排除し、排除対象の解剖学的構造を含まない撮像画像を生成してもよい。また、訓練画像生成部101は、訓練画像に含めるオブジェクトを擬似的に含むオブジェクト画像を生成し、撮像画像DB50から取得した生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、当該撮像画像から所定の解剖学的構造を排除した撮像画像とのそれぞれに対してオブジェクト画像を重畳することによって訓練画像を生成してもよい。
例えば、図4に示されるように、撮像画像は3次元CT画像であってもよく、訓練画像生成部101は、シミュレーションを利用して、3次元CT画像から骨部を排除してもよく、骨部を含む生体画像と骨部を含まない生体画像とをペア画像として取得してもよい。一方、訓練画像生成部101は、図示されるように、カテーテル、ガイドワイヤー、ステント等の生体内に挿入される医療デバイスの擬似デバイス画像と、撮像のために利用されるコリメータの擬似コリメータ画像とを生成してもよい。例えば、訓練画像生成部101は、図5に示されるように、各種医療デバイスの様々な形状、向き等に対応する多数の擬似デバイス画像を生成してもよい。すなわち、オブジェクト画像は、異なるタイプのオブジェクトを表し、これら異なるタイプのオブジェクトを撮像画像に重畳することによって訓練画像を生成してもよい。
一例として、訓練画像生成部101は、ベジエ曲線を利用して擬似デバイス画像を生成してもよい。すなわち、訓練画像生成部101は、カテーテル及びガイドワイヤーをベジエ曲線によって表現してもよい。
まず、ベジエ曲線を生成するため、訓練画像生成部101は、例えば、3次元空間上に5個の制御点B,・・・,Bを設定し、B=(0,0,0),B=(1,1,1)として、B,B,Bの各座標を[0,1)の区間内のランダムな点とする。また、4次ベジエ曲線Pを、
Figure 2022059493000002
として定義する。ここで、J4,iはバーンスタイン基底関数であり、
Figure 2022059493000003
である。
訓練画像生成部101は、区間[0,1]を1000分割し、曲線P上の各点
Figure 2022059493000004
の座標を上述したP(t)の式に従って決定する。簡単化のため、3×1001の行列Pを以下のように定義する。
Figure 2022059493000005
次に、訓練画像生成部101は、sを[100,1000)内のランダムな整数とし、s×s×sのサイズの一様な3次元グリッドDを、各点と行列sPの各列との最短距離として決定する。すなわち、
Figure 2022059493000006
であり、ここで、0≦i,j,k<sである。
なお、以降の説明から理解されるように、当該値がr+1(rについては後述する)以上であるような点sP・,tについては興味がなく、各点から少なくとも距離r+1以上離れている点については無視することにし、計算効率の向上を図る。
rを2≦r≦5の範囲のランダムな実数とし、Dの各要素(ボクセル)に対応する強度Iを以下のように定義する。
Figure 2022059493000007
すなわち、点(i,j,k)が行列sPのある列と十分近い(距離がr以下)場合、対応するボクセルIi,j,kは1になる。直観的には、ベジエ曲線を中心とした半径r程度の医療デバイスを想定した際、Iは各ボクセルがどの程度医療デバイス成分を含むかを表す。従って、Iは擬似デバイスをグリッド上で表現したものとみなすことができる。
なお、実際にはより多用な擬似デバイスを生成するため、訓練画像生成部101は、例えば、カテーテルからガイドワイヤーが出ている状況を再現するため、点列Pをランダムな箇所で二分割し、前半と後半で異なるr値を用いてもよい。
また、訓練画像生成部101は、カテーテル、化学療法中に留置されるCVポート等の円筒形状を再現するため、一定確率で中央を空洞化してもよい。すなわち、訓練画像生成部101は、0<r'<rなる実数r'をランダムに選び、Di,j,k<r'である場合、Ii,j,k=0とする。また、訓練画像生成部101は、ガイドワイヤー上のマーカー(数カ所のみ強度が高い点)を再現するため、一定確率で点列Pからランダムに1~6個の点を選択し、選択した点の近傍のボクセルのみ強度を加算してもよい。
次に、訓練画像生成部101は、取得した擬似デバイス画像を撮像画像に重畳するため、Iの一方向への射影を求める。すなわち、訓練画像生成部101は、2次元グリッドLを以下の式に従って決定してもよい。
Figure 2022059493000008
訓練画像生成部101は、決定したLを撮像画像の画素値に加算し、擬似デバイス画像を撮像画像に重畳してもよい。
しかしながら、本開示による擬似デバイス画像の生成は、ベジエ曲線の利用に限定されず、訓練画像生成部101は、他の曲線を利用して擬似デバイス画像を生成してもよい。例えば、訓練画像生成部101は、図6に示されるような曲線を利用して擬似デバイス画像を生成してもよい。特に、ベジエ曲線による擬似デバイス画像は、カテーテルからガイドワイヤーが出ていない場合、誤検知を生じさせる確率が高い。すなわち、ガイドワイヤーがない場合、ベジエ曲線はカテーテルの自然なカーブ(ピッグテール)を十分に表現できていない可能性が考えられる。
例えば、カテーテルを全長1の曲線と考え、始点(ピッグテールのない方の端点)から曲線に沿って長さt(0≦t≦1)だけ進んだ点の3次元空間内での位置をx(t)とする。このとき、曲線上の何れの点も位置の変化率が一定であるため、
Figure 2022059493000009
が導かれる。
次に、曲率
Figure 2022059493000010
について考える。静置した場合のカテーテルは、図6に示されるように、始点近くはほぼ直線であり、比較的緩やかな第1カーブと、比較的急峻な第2カーブとを経て終点に達する。この形状を模倣するため、
Figure 2022059493000011
としたとき、θ(t)を図7に示されるように、2つのガウス関数を用いてモデリングした。実際は、図示されるパラメータa、b、l、p、q、r、sの各値をランダムに選択し、θ(t)自体にガウス分布に従うノイズを加えることによって、擬似デバイスのバリエーションを十分に担保してもよい。
また、初期値については、
Figure 2022059493000012
と設定する。以上の条件を充足するx(t)を1つ求めることによって、カテーテルを模倣した1つの曲線を生成することができる。
式(1)によって、3次元ベクトル
Figure 2022059493000013
は、原点を中心とする半径1の球面上に常に存在する。時刻tの変化に伴って、当該3次元ベクトルがこの球面上を移動すると考えると、微小時間Δtでの移動については、3次元ベクトル
Figure 2022059493000014
の移動は、ある回転軸まわりの回転と捉えることができる。このときの回転角は、
Figure 2022059493000015
となる。回転軸を表す単位ベクトルu(t)を以下のように定義する。
Figure 2022059493000016
すなわち、uは常に平面x=0上にあると仮定している。初期値は、
Figure 2022059493000017
とし、変化率
Figure 2022059493000018
を適当な正規分布に従う乱数として生成する。
このようにして、回転軸を設定すると、微小時間Δt経過後の3次元ベクトル
Figure 2022059493000019
の値
Figure 2022059493000020
は、以下のように記述できる。まず、
Figure 2022059493000021
を純虚四元数と同一視する。すなわち、
Figure 2022059493000022
である。ただし、i,j,kは四元数単位である。
Figure 2022059493000023
を回転軸u(t)まわりにノルム
Figure 2022059493000024
だけ回転させることによって、
Figure 2022059493000025
は以下のように決定される。
Figure 2022059493000026
ここで、q(t,Δt)は回転を表す単位四元数である。以上の処理を十分小さいΔtに対して繰り返し計算することによって、任意の時刻tについて、
Figure 2022059493000027
の値が決定される。
最後に、
Figure 2022059493000028
に従って、任意の時刻tについてx(t)の値を決定し、カテーテルの形状を再現してもよい。そして、訓練画像生成部101は、決定した擬似デバイス画像を撮像画像の画素値に加算し、擬似デバイス画像を撮像画像に重畳してもよい。
また、他の例として、訓練画像生成部101は、デバイスが挿入された患者を撮影することによって取得したX線画像から当該デバイスを示す画像を抽出し、抽出した画像に基づき擬似デバイス画像を生成してもよい。例えば、デバイスがステントである場合、訓練画像生成部101は、患者の体内にあるステントのX線画像を抽出し、抽出した画像を台形などの何れかの形状に変形させることによって、3次元画像の奥行きを表現してもよい。
また、更なる他の例として、訓練画像生成部101は、3Dモデリングソフトウェアを利用してステントなどの比較的単純な繰り返し構造を再現し、擬似デバイス画像を生成してもよい。例えば、ステントの断面方向からの擬似デバイス画像に対応することが可能である。
一方、擬似コリメータ画像については、訓練画像生成部101は、図4に示されるように、所定の角度でコーナをカットすることによって、擬似コリメータ画像を生成してもよい。
一実施例では、訓練画像生成部101は、撮像画像とオブジェクト画像との一方又は双方に拡張処理を実行し、拡張された撮像画像と拡張されたオブジェクト画像とを重畳し、訓練画像を生成してもよい。例えば、図4に示されるように、訓練画像生成部101は、骨あり撮像画像と骨なし撮像画像とに対して、ランダムクロップ、リサイズ、ガウシアンノイズの付加、コントラスト調整、特定の解剖学的構造(骨など)の強度調整などの拡張処理を実行し、拡張された撮像画像を生成してもよい。また、訓練画像生成部101は、擬似コリメータ画像に対して、ぼかし(blur)やノイズを付加してもよい。このようして拡張処理を実行した後、訓練画像生成部101は、拡張された撮像画像に拡張された擬似器具画像を重畳し、訓練画像を生成してもよい。例えば、生成された訓練画像は、擬似器具画像が重畳された骨あり擬似X線画像と、擬似器具画像が重畳された骨なし擬似X線画像とのペアであってもよく、それぞれ訓練時又は検証時の入力画像及び正解画像として利用されてもよい。
また、訓練画像生成部101は、第1生成モデル110を訓練するための正解画像として利用される第1オブジェクト画像として、重畳した擬似器具画像を保持してもよい。また、訓練画像生成部101は、第2生成モデル120を訓練するための正解画像として利用される、排除対象の解剖学的構造を示す構造画像と、重畳した擬似デバイス画像を示す第2オブジェクト画像とを保持してもよい。なお、構造画像が骨部を示す画像である場合、構造画像は、例えば、骨あり擬似X線画像から骨なし擬似X線画像を減算することによって取得されてもよい。
第1生成モデル訓練部102は、訓練画像からオブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を生成する第1生成モデル110を訓練してもよい。具体的には、第1生成モデル訓練部102は、図8に示されるように、訓練画像の入力画像を第1生成モデル110に入力し、第1生成モデル110から第1オブジェクト予測画像を取得する。例えば、図示されるように、入力画像が擬似器具画像が重畳された骨あり擬似X線画像である場合、第1生成モデル110は、擬似デバイス画像と擬似コリメータ画像とを重畳することによって生成された第1オブジェクト予測画像を生成してもよい。
そして、第1生成モデル訓練部102は、第1生成モデル110によって予測された第1オブジェクト予測画像と、訓練画像生成部101によって保持される正解画像としての第1オブジェクト画像とを比較してもよく、これらの誤差に従って第1生成モデル110のパラメータを更新してもよい。
例えば、第1生成モデル110がニューラルネットワークによって実現されている場合、第1生成モデル訓練部102は、第1オブジェクト予測画像と第1オブジェクト画像との誤差から算出される損失値に基づき、誤差逆伝播法に従ってニューラルネットワークのパラメータを更新してもよい。
第2生成モデル訓練部103は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから、解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを生成する第2生成モデルを訓練してもよい。具体的には、第2生成モデル訓練部103は、図9に示されるように、第1生成モデル110から取得した第1オブジェクト予測画像と、第1生成モデル110に入力された訓練画像の入力画像とを第2生成モデル120に入力してもよく、第2生成モデル120から構造予測画像と第2オブジェクト予測画像とを取得してもよい。訓練画像が擬似器具画像が重畳された骨あり擬似X線画像である場合、図示されるように、構造予測画像は骨部を示す画像であり、第2オブジェクト予測画像は擬似コリメータを排除した擬似医療デバイスを示す画像である。
一実施例では、第2生成モデル訓練部103は、GANs(Generative Adversarial Networks)の生成器として第2生成モデル120を訓練してもよい。この場合、第2生成モデル訓練部103は、第1識別器130を利用して、第2生成モデル120を訓練してもよい。具体的には、第2生成モデル訓練部103は、図示されるように、第2生成モデル120から出力された構造予測画像と第2オブジェクト予測画像との予測ペアと、正解画像としての構造画像と第2オブジェクト画像との正解ペアとの何れか一方を第1識別器130に入力してもよく、入力されたペアが構造予測画像と第2オブジェクト予測画像との予測ペアと構造画像と第2オブジェクト画像との正解ペアとの何れであるかの識別結果を第1識別器130から取得してもよい。そして、第2生成モデル訓練部103は、第1識別器130が正しい識別結果を出力するよう第1識別器130のパラメータを更新してもよく、第1識別器130が誤った識別結果を出力するよう第2生成モデル120のパラメータを更新してもよい。
図10は、本開示の一実施例によるモデル訓練処理を示すフローチャートである。当該モデル訓練処理は、上述したモデル生成装置100によって実行されてもよく、具体的には、モデル生成装置100の1つ以上のプロセッサが記憶部に格納されているプログラムを実行することによって実現されてもよい。
図10に示されるように、ステップS101において、モデル生成装置100は、生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、撮像画像内のオブジェクトを示すオブジェクト画像とから、訓練画像を生成してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、撮像画像DB50から生体を示す撮像画像を取得してもよく、取得した撮像画像から特定の解剖学的構造(例えば、骨部など)を排除することによって撮像画像を生成してもよい。一方、モデル生成装置100は、患者の体内に挿入されるカテーテル、ガイドワイヤー、またはステントなどの各種形状及び方向の医療デバイスを擬似的に示す擬似デバイス画像と、撮像用に用いられるコリメータを擬似的に示す擬似コリメータ画像とを生成してもよい。
そして、モデル生成装置100は、排除対象の解剖学的構造を含む撮像画像と当該解剖学的構造を排除した撮像画像とのそれぞれに擬似デバイス画像及び擬似コリメータ画像を重畳し、入力用の訓練画像と正解用の訓練画像とをそれぞれ取得してもよい。すなわち、入力用の訓練画像は、排除対象の解剖学的構造を含む撮像画像(例えば、骨あり画像)に擬似器具画像を重畳することによって生成されてもよく、正解用の訓練画像は、排除対象の解剖学的構造を含まない撮像画像(例えば、骨なし画像)に擬似器具画像を重畳することによって生成されてもよい。
また、モデル生成装置100は、第1生成モデル110を訓練するのに利用される第1オブジェクト画像としての擬似器具画像を保持してもよい。また、モデル生成装置100は、第2生成モデル120を訓練するのに利用される構造画像としての排除対象の解剖学的構造を示す撮像画像と、第2オブジェクト画像としての擬似デバイス画像とを保持してもよい。
ステップS102において、モデル生成装置100は、訓練画像からオブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を生成する第1生成モデル110を訓練してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、ステップS101において生成した入力用の訓練画像(例えば、擬似器具画像が重畳された骨部を含む撮像画像)を第1生成モデル110に入力してもよく、第1生成モデル110から第1オブジェクト予測画像(例えば、予測された擬似器具画像)を取得してもよい。そして、モデル生成装置100は、取得した第1オブジェクト予測画像と、正解画像としての第1オブジェクト画像(例えば、入力用の訓練画像を生成する際に重畳した擬似器具画像)との間の誤差を決定し、決定した誤差が小さくなるよう第1生成モデル110のパラメータを更新してもよい。
ステップS103において、モデル生成装置100は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから、解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを生成する第2生成モデル120を訓練してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、図11に示されるような詳細なフローチャートに従ってステップS103を実行してもよい。
図11に示されるように、ステップS103_1において、モデル生成装置100は、入力用の訓練画像(例えば、擬似器具画像が重畳された骨部を含む撮像画像)と、ステップS102において取得した第1オブジェクト予測画像(例えば、予測された擬似器具画像)とを第2生成モデル120に入力してもよく、第2生成モデル120から構造予測画像(例えば、予測された骨部を示す撮像画像)と第2オブジェクト予測画像(例えば、予測された擬似デバイス画像)とを取得してもよい。
ステップS103_2において、モデル生成装置100は、ステップS103_1において取得した構造予測画像と第1オブジェクト予測画像との予測ペアと、正解画像としての構造画像と第1オブジェクト画像との正解ペアとの何れか一方を第1識別器130に入力してもよく、入力されたペアが構造予測画像と第1オブジェクト予測画像との予測ペアと、構造画像と第1オブジェクト画像との正解ペアとの何れであるかの識別結果を取得してもよい。
ステップS103_3において、モデル生成装置100は、ステップS103_2において取得した識別結果の正否に応じて、第2生成モデル120及び第1識別器130のパラメータを更新してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、第1識別器130が正しい識別結果を出力するよう第1識別器130のパラメータを更新してもよく、また、第1識別器130が誤った識別結果を出力するよう第2生成モデル120のパラメータを更新してもよい。
ステップS103_4において、モデル生成装置100は、準備された全ての訓練画像に対してステップS103_1~S103_3を実行したなどの所定の終了条件を充足したか判定してもよい。終了条件を充足した場合(S103_4:YES)、モデル生成装置100は、当該第2生成モデル120の訓練処理を終了してもよい。他方、終了条件を充足していない場合(S103_4:NO)、モデル生成装置100は、ステップS103_1に戻ってもよく、次の訓練画像に対してステップS103_1~S103_3を繰り返してもよい。
このようにして、第1生成モデル110及び第2生成モデル120の訓練を終了すると、モデル生成装置100は、最終的に取得した第1生成モデル110及び第2生成モデル120を画像処理装置200に提供してもよい。
次に、図12~21を参照して、本開示の他の実施例によるモデル生成装置100を説明する。図12は、本開示の他の実施例によるモデル生成装置の構成を示す概略図である。
図12に示されるように、モデル生成装置100は、訓練画像によって第1生成モデル110、第3生成モデル121及び第4生成モデル122を訓練してもよい。本実施例による第3生成モデル121及び第4生成モデル122は一緒になって、上述した第2生成モデル120と同様の機能を提供してもよい。すなわち、第3生成モデル121は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから構造予測画像を生成してもよく、第4生成モデル121は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから第2オブジェクト予測画像を生成してもよい。第3生成モデル121及び第4生成モデル122は、例えば、畳み込みニューラルネットワークなどのニューラルネットワークとして実現されてもよい。なお、本実施例による第1生成モデル110は、上述した第1生成モデル110と同様の機能を提供してもよい。
図13は、本開示の他の実施例によるモデル生成装置100の機能構成を示すブロック図である。図13に示されるように、モデル生成装置100は、訓練画像生成部101、第1生成モデル訓練部102、第3生成モデル訓練部104及び第4生成モデル訓練部105を有してもよい。ここで、訓練画像生成部101及び第1生成モデル訓練部102は、上述したものと同様の機能を提供してもよい。
第3生成モデル訓練部104は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから、解剖学的構造を予測する構造予測画像を生成する第3生成モデル121を訓練してもよい。具体的には、第3生成モデル訓練部104は、図14に示されるように、第1生成モデル110から取得した第1オブジェクト予測画像と、第1生成モデル110に入力された訓練画像とを第3生成モデル121に入力し、第3生成モデル121から構造予測画像を取得してもよい。訓練画像が擬似器具画像が重畳された骨あり擬似X線画像である場合、図示されるように、構造予測画像は骨部を示す画像であってもよい。
第4生成モデル訓練部105は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから、第2オブジェクト予測画像を生成する第4生成モデル122を訓練してもよい。具体的には、第4生成モデル訓練部105は、図14に示されるように、第1生成モデル110から取得した第1オブジェクト予測画像と、第1生成モデル110に入力される訓練画像とを第4生成モデル122に入力し、第4生成モデル122から第2オブジェクト予測画像を取得してもよい。訓練画像が擬似器具画像が重畳された骨あり擬似X線画像である場合、図示されるように、第2オブジェクト予測画像は擬似デバイスを示す擬似デバイス画像であってもよい。
一実施例では、第3生成モデル訓練部104及び第4生成モデル訓練部105は、GANs(Generative Adversarial Networks)の生成器として第3生成モデル121及び第4生成モデル122をそれぞれ訓練してもよい。この場合、第3生成モデル訓練部104は、第2識別器131を利用して第3生成モデル121を訓練し、第4生成モデル訓練部105は、第3識別器132を利用して第4生成モデル122を訓練してもよい。
具体的には、第3生成モデル訓練部104は、図示されるように、第3生成モデル121から出力された構造予測画像と、正解画像としての構造画像との何れか一方を第2識別器131に入力してもよく、入力画像が構造予測画像と構造画像との何れであるかの識別結果を第2識別器131から取得してもよい。そして、第3生成モデル訓練部104は、第2識別器131が正しい識別結果を出力するよう第2識別器131のパラメータを更新してもよく、第2識別器131が誤った識別結果を出力するよう第3生成モデル121のパラメータを更新してもよい。
一実施例では、第3生成モデル訓練部104は、解剖学的構造の異なる注目領域に応じた複数の第2識別器131を利用して、第3生成モデル121を訓練してもよい。例えば、1つの第2識別器131は、入力画像全体に着目し、入力画像が構造予測画像と構造画像との何れであるか識別し、他の1つ以上の第2識別器131は、入力画像の一部である所定の画像領域のみに着目し、入力画像が構造予測画像と構造画像との何れであるか識別してもよい。この場合、第3生成モデル訓練部104は、これら複数の第2識別器131が正しい識別結果を出力するよう第2識別器131のパラメータを更新するようにしてもよく、これら複数の第2識別器131が誤った識別結果を出力するよう第3生成モデル121のパラメータを更新するようにしてもよい。本実施例によると、例えば、特定の解剖学的構造の画像領域をより詳細に予測することが可能になる。
他方、第4生成モデル訓練部105は、図示されるように、第4生成モデル122から出力された第2オブジェクト予測画像と、正解画像としての第2オブジェクト画像との何れか一方を第3識別器132に入力し、入力画像が第2オブジェクト予測画像と第2オブジェクト画像との何れであるかの識別結果を第3識別器132から取得してもよい。そして、第4生成モデル訓練部105は、第3識別器132が正しい識別結果を出力するよう第3識別器132のパラメータを更新してもよく、第3識別器132が誤った識別結果を出力するよう第4生成モデル122のパラメータを更新してもよい。
図15は、本開示の他の実施例によるモデル訓練処理を示すフローチャートである。当該モデル訓練処理は、上述したモデル生成装置100によって実行されてもよい。具体的には、モデル生成装置100の1つ以上のプロセッサが記憶部に格納されているプログラムを実行することによって実現されてもよい。
図15に示されるように、ステップS201において、モデル生成装置100は、生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、撮像画像内のオブジェクトを示すオブジェクト画像とから、訓練画像を生成してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、撮像画像DB50から患者の体内を示す撮像画像を取得し、取得した撮像画像から特定の解剖学的構造(例えば、骨部など)を排除することによって撮像画像を生成してもよい。一方、モデル生成装置100は、患者の体内に挿入されたカテーテル、ガイドワイヤー、ステントなどの各種形状及び方向の医療デバイスを擬似的に示す擬似デバイス画像と、撮像用に用いられるコリメータを擬似的に示す擬似コリメータ画像とを生成してもよい。
そして、モデル生成装置100は、排除対象の解剖学的構造を含む撮像画像と当該解剖学的構造を排除した撮像画像とに擬似デバイス画像及び擬似コリメータ画像を重畳し、入力用の訓練画像と正解用の訓練画像とをそれぞれ取得してもよい。すなわち、入力用の訓練画像は、排除対象の解剖学的構造を含む撮像画像に擬似器具画像を重畳することによって生成されてもよく、正解用の訓練画像は、排除対象の解剖学的構造を含まない撮像画像に擬似器具画像を重畳することによって生成されてもよい。
また、モデル生成装置100は、第1生成モデル110を訓練するのに利用される第1オブジェクト画像としての擬似器具画像を保持してもよい。また、モデル生成装置100は、第2生成モデル120を訓練するのに利用される構造画像としての排除対象の解剖学的構造を示す撮像画像と、第2オブジェクト画像としての擬似デバイス画像とを保持してもよい。
ステップS202において、モデル生成装置100は、訓練画像からオブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を生成する第1生成モデル110を訓練してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、ステップS201において生成した入力用の訓練画像(例えば、擬似器具画像が重畳された骨部を含む撮像画像)を第1生成モデル110に入力し、第1生成モデル110から第1オブジェクト予測画像(例えば、予測された擬似器具画像)を取得してもよい。そして、モデル生成装置100は、取得した第1オブジェクト予測画像と、正解画像としての第1オブジェクト画像(例えば、入力用の訓練画像を生成する際に重畳した擬似器具画像)との間の誤差を決定してもよく、決定した誤差が小さくなるよう第1生成モデル110のパラメータを更新してもよい。
ステップS203において、モデル生成装置100は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから、解剖学的構造を予測する構造予測画像を生成する第3生成モデル121を訓練してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、図16に示されるような詳細フローチャートに従ってステップS203を実行してもよい。
図16に示されるように、ステップS203_1において、モデル生成装置100は、入力用の訓練画像(例えば、擬似器具画像が重畳された骨部を含む撮像画像)と、ステップS202において取得した第1オブジェクト予測画像(例えば、予測された擬似器具画像)とを第3生成モデル121に入力し、第3生成モデル121から構造予測画像(例えば、予測された骨部を示す撮像画像)を取得してもよい。
ステップS203_2において、モデル生成装置100は、ステップS203_1において取得した構造予測画像と、正解画像としての構造画像との何れか一方を第2識別器131に入力し、入力画像が構造予測画像と構造画像との何れであるかの識別結果を取得してもよい。
ステップS203_3において、モデル生成装置100は、ステップS203_2において取得した識別結果の正否に応じて、第3生成モデル121及び第2識別器131のパラメータを更新してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、第2識別器131が正しい識別結果を出力するよう第2識別器131のパラメータを更新してもよく、また、第2識別器131が誤った識別結果を出力するよう第3生成モデル121のパラメータを更新してもよい。
ステップS203_4において、モデル生成装置100は、準備された全ての訓練画像に対してステップS203_1~S203_3を実行したなどの所定の終了条件を充足したか判定してもよい。終了条件を充足した場合(S203_4:YES)、モデル生成装置100は、当該第3生成モデル121の訓練処理を終了してもよい。他方、終了条件を充足していない場合(S203_4:NO)、モデル生成装置100は、ステップS203_1に戻り、次の訓練画像に対してステップS203_1~S203_3を繰り返してもよい。
第3生成モデル121の訓練が終了すると、処理ステップS204に戻って、モデル生成装置100は、訓練画像と第1オブジェクト予測画像とから、第2オブジェクト予測画像を生成する第4生成モデル122を訓練してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、図17に示されるような詳細フローチャートに従ってステップS204を実行する。
図17に示されるように、ステップS204_1において、モデル生成装置100は、入力用の訓練画像(例えば、擬似器具画像が重畳された骨部を含む撮像画像)と、ステップS202において取得した第1オブジェクト予測画像(例えば、予測された擬似器具画像)とを第4生成モデル122に入力し、第4生成モデル122から第2オブジェクト予測画像(例えば、予測された擬似デバイス画像)を取得してもよい。
ステップS204_2において、モデル生成装置100は、ステップS204_1において取得した第1オブジェクト予測画像と、正解画像としての第1オブジェクト画像との何れか一方を第3識別器132に入力し、入力画像が第1オブジェクト予測画像と第1オブジェクト画像との何れであるかの識別結果を取得してもよい。
ステップS204_3において、モデル生成装置100は、ステップS204_2において取得した識別結果の正否に応じて、第4生成モデル122及び第3識別器132のパラメータを更新してもよい。具体的には、モデル生成装置100は、第3識別器132が正しい識別結果を出力するよう第3識別器132のパラメータを更新してもよく、また、第3識別器132が誤った識別結果を出力するよう第4生成モデル122のパラメータを更新してもよい。
ステップS204_4において、モデル生成装置100は、準備された全ての訓練画像に対してステップS204_1~S204_3を実行したなどの所定の終了条件を充足したか判定してもよい。終了条件を充足した場合(S204_4:YES)、モデル生成装置100は、当該第4生成モデル122の訓練処理を終了してもよい。他方、終了条件を充足していない場合(S204_4:NO)、モデル生成装置100は、ステップS204_1に戻り、次の訓練画像に対してステップS204_1~S204_3を繰り返してもよい。
このようにして、第1生成モデル110、第3生成モデル121及び第4生成モデル122の訓練を終了すると、モデル生成装置100は、最終的に取得した第1生成モデル110、第3生成モデル121及び第4生成モデル122を画像処理装置200に提供してもよい。
なお、図示された実施例では、2次元のX線画像が示されているが、本開示はこれに限定されず、撮像画像、構造予測画像、第1オブジェクト予測画像及び第2オブジェクト予測画像は、3次元画像であってもよい。例えば、撮像画像がCT、MRI等の3次元イメージング装置によって取得された場合、上述した生成手法を利用して擬似デバイス画像及び擬似コリメータ画像もまた3次元画像として生成可能である。従って、生成された3次元の擬似デバイス画像及び擬似コリメータ画像を3次元撮像画像に重畳することによって、構造予測画像、第1オブジェクト予測画像及び第2オブジェクト予測画像は3次元画像として取得できる。
[画像処理装置]
次に、図18及び19を参照して、本開示の一実施例による画像処理装置200を説明する。本実施例による画像処理装置200は、モデル生成装置100によって訓練された第1生成モデル210及び第2生成モデル220を利用して、生物の解剖学的構造とオブジェクトとを示す入力画像から、特定の解剖学的構造を排除した出力画像を生成してもよい。例えば、画像処理装置200は、カテーテル、ガイドワイヤー、ステントなどの医療デバイスが体内に挿入された患者の撮像画像から、当該医療デバイスを含み、骨部などの特定の解剖学的構造を排除した出力画像を生成してもよい。
図18は、本開示の一実施例による訓練済み生成モデルを利用した画像処理を示す概略図である。図18に示されるように、画像処理装置200は、生物の解剖学的構造とオブジェクトとを示す撮像画像を入力画像として取得すると、取得した撮像画像を訓練済み第1生成モデル210に入力し、第1生成モデル210から第1オブジェクト予測画像を取得してもよい。例えば、図示されるように、撮像画像が、コリメータを利用して撮像された、医療デバイスが挿入された患者の胸部X線画像である場合、第1オブジェクト予測画像は、コリメータと医療デバイスとを示す画像である。
画像処理装置200は、生成した第1オブジェクト予測画像と撮像画像とを訓練済み第2生成モデル220に入力し、第2生成モデル220から構造予測画像と第2オブジェクト予測画像とを取得してもよい。例えば、図示されるように、構造予測画像は、胸部X線画像から骨部を抽出することによって生成された画像であり、第2オブジェクト予測画像は、第1オブジェクト予測画像からコリメータを排除することによって生成された医療デバイス画像である。
画像処理装置200は、取得した構造予測画像を撮像画像から減算すると共に、第2オブジェクト予測画像を実数倍し(α>1)、生成された2つの画像を合成することによって出力画像を生成してもよい。例えば、胸部X線画像の骨部を示す構造予測画像を撮像画像から減算することによって生成される画像は、骨部を排除した胸部X線画像となる。また、第2オブジェクト予測画像を実数倍することによって生成される画像は、医療デバイスを示す画像部分のコントラストを強調した胸部X線画像となる。画像処理装置200は、これら2つの胸部X線画像を重畳することによって、出力画像を生成してもよい。
図19は、本開示の一実施例による画像処理装置100の機能構成を示すブロック図である。図19に示されるように、画像処理装置100は、第1生成モデル処理部201、第2生成モデル処理部202及び出力画像生成部203を有してもよい。
第1生成モデル処理部201は、訓練済み第1生成モデル210によって、生物の解剖学的構造とオブジェクトとを示す入力画像から、オブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を取得してもよい。具体的には、第1生成モデル処理部201は、訓練済み第1生成モデル210を利用して、生物の解剖学的構造とオブジェクトとを示す撮像画像を入力画像として取得すると、取得した撮像画像を第1生成モデル210に入力し、撮像画像内のオブジェクトを抽出することによって第1オブジェクト予測画像を生成してもよい。第1オブジェクト予測画像は、撮像画像における撮像範囲に存在する医療デバイスと、撮像に利用されたコリメータとを示す。第1生成モデル処理部201は、取得した第1オブジェクト予測画像を第2生成モデル処理部202に渡してもよい。
第2生成モデル処理部202は、訓練済み第2生成モデル220によって、入力画像と第1オブジェクト予測画像とから、解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを取得してもよい。具体的には、第2生成モデル処理部202は、訓練済み第2生成モデル220を利用して、入力画像としての撮像画像と第1生成モデル処理部202から取得した第1オブジェクト予測画像とから、所定の解剖学的構造を抽出することによって生成された構造予測画像と、第1オブジェクト予測画像からコリメータを排除することによって生成される医療デバイスを示す第2オブジェクト予測画像とを取得してもよい。そして、第2生成モデル処理部202は、取得した構造予測画像と第2オブジェクト予測画像とを出力画像生成部203に渡してもよい。
出力画像生成部203は、入力画像から構造予測画像を減算し、差分画像を取得し、差分画像と第2オブジェクト予測画像とを合成し、出力画像を取得してもよい。例えば、入力画像がコリメータを利用して撮像され、医療デバイスが挿入された患者の胸部X線画像である場合、構造予測画像は、胸部X線画像から骨部を抽出することによって生成された画像であり、差分画像は、入力画像から骨部が排除された胸部X線画像になる。一方、出力画像生成部203は、第2オブジェクト予測画像の医療デバイス部分のコントラストを強調するため、第2オブジェクト予測画像に何れか適当な実数(α>1)を乗算してもよい。出力画像生成部203は、差分画像とコントラストが強調された第2オブジェクト予測画像とを重畳し、所定の解剖学的構造を排除すると共に、医療デバイスを明確化した出力画像を生成してもよい。
次に、図20及び21を参照して、本開示の他の実施例による画像処理装置200を説明する。本実施例による画像処理装置200は、モデル生成装置100によって訓練された第1生成モデル210、第3生成モデル221及び第4生成モデル222を利用して、生物の解剖学的構造とオブジェクトとを示す入力画像から、特定の解剖学的構造を排除した出力画像を生成してもよい。例えば、画像処理装置200は、カテーテル、ガイドワイヤー、ステントなどの医療デバイスが体内に挿入された患者の撮像画像から、骨部などの特定の解剖学的構造を排除した出力画像を生成してもよい。
図20は、本開示の他の実施例による訓練済み生成モデルを利用した画像処理を示す概略図である。図20に示されるように、画像処理装置200は、生物の解剖学的構造とオブジェクトとを示す撮像画像を入力画像として取得すると、取得した撮像画像を訓練済み第1生成モデル210に入力し、第1生成モデル210から第1オブジェクト予測画像を取得してもよい。例えば、図示されるように、撮像画像が、コリメータを利用して撮像され、医療デバイスが挿入された患者の胸部X線画像である場合、第1オブジェクト予測画像は、コリメータと医療デバイスとを示す画像である。
画像処理装置200は、生成した第1オブジェクト予測画像と撮像画像とを訓練済み第3生成モデル221と第4生成モデル222とに入力し、第3生成モデル221から構造予測画像を取得し、第4生成モデル222から第2オブジェクト予測画像を取得してもよい。例えば、図示されるように、構造予測画像は、胸部X線画像から骨部を抽出することによって生成された画像であり、第2オブジェクト予測画像は、第1オブジェクト予測画像からコリメータを排除することによって生成された医療デバイス画像である。
画像処理装置200は、取得した構造予測画像を撮像画像から減算すると共に、第2オブジェクト予測画像を実数倍し(α>1)、生成された2つの画像を合成することによって出力画像を生成してもよい。例えば、胸部X線画像の骨部を示す構造予測画像を撮像画像から減算することによって生成される画像は、骨部を排除した胸部X線画像となり、第2オブジェクト予測画像を実数倍することによって生成される画像は、医療デバイスを示す画像部分のコントラストを強調した胸部X線画像となる。画像処理装置200は、これら2つの胸部X線画像を重畳することによって、出力画像を生成してもよい。
図21は、本開示の他の実施例による画像処理装置100の機能構成を示すブロック図である。図21に示されるように、画像処理装置100は、第1生成モデル処理部201、第3生成モデル処理部204、第4生成モデル処理部205及び出力画像生成部203を有する。なお、第1生成モデル処理部201及び出力画像生成部203は、上述したものと同様であるため、重複を避けるために、その説明を省略する。
第3生成モデル処理部204は、訓練済み第3生成モデル221によって、入力画像と第1オブジェクト予測画像とから、解剖学的構造を予測する構造予測画像を取得してもよい。具体的には、第3生成モデル処理部204は、訓練済み第3生成モデル221を利用して、入力画像としての撮像画像と第1生成モデル処理部202から取得した第1オブジェクト予測画像とから、所定の解剖学的構造を抽出することによって生成された構造予測画像を取得してもよい。そして、第3生成モデル処理部204は、取得した構造予測画像を出力画像生成部203に渡してもよい。
第4生成モデル処理部205は、訓練済み第4生成モデル222によって、入力画像と第1オブジェクト予測画像とから、第2オブジェクト予測画像を取得してもよい。具体的には、第4生成モデル処理部205は、訓練済み第4生成モデル222を利用して、入力画像としての撮像画像と第1生成モデル処理部202から取得した第1オブジェクト予測画像とから、第1オブジェクト予測画像からコリメータを排除することによって生成される医療デバイスを示す第2オブジェクト予測画像を取得してもよい。そして、第4生成モデル処理部205は、取得した第2オブジェクト予測画像を出力画像生成部203に渡してもよい。
このようにして、第3生成モデル処理部204及び第4生成モデル処理部205から構造予測画像及び第2オブジェクト予測画像をそれぞれ取得すると、出力画像生成部203は、上述した方法と同様にして出力画像を生成してもよい。
[シミュレーション結果]
次に、図22を参照して、本開示の一実施例による画像処理装置200による画像処理のシミュレーション結果を説明する。図22は、本開示の一実施例による画像処理装置200の画像処理のシミュレーション結果を示す図である。
図示されたシミュレーションでは、ベースラインモデルと画像処理装置200とに対して、医療デバイス及びコリメータの医療器具画像を擬似的に重畳させることによって生成されたX線画像の50枚のサンプルを入力し、出力画像をMSE、PSNR、MSSIM及びUQIの周知の各種画像類似度指標によって評価した。なお、MSE及びPSNRは、同じ位置のピクセル輝度値の差を数値化したものであり、MSSIM及びUQIは、画像の局所的な違いをスコアとして反映させたものである。
図22に示されるように、画像処理装置200によって生成された出力画像は、全ての画像類似度指標についてベースラインモデルの出力画像より高い品質を有していることが分かる。
[ハードウェア構成]
前述した実施形態におけるモデル生成装置100及び画像処理装置200の一部又は全部は、ハードウェアで構成されていてもよいし、CPU(Central Processing Unit)、又はGPU(Graphics Processing Unit)等が実行するソフトウェア(プログラム)の情報処理で構成されてもよい。ソフトウェアの情報処理で構成される場合には、前述した実施形態における各装置の少なくとも一部の機能を実現するソフトウェアを、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的な記憶媒体(非一時的なコンピュータ可読媒体)に収納し、コンピュータに読み込ませることにより、ソフトウェアの情報処理を実行してもよい。また、通信ネットワークを介して当該ソフトウェアがダウンロードされてもよい。さらに、ソフトウェアがASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の回路に実装されることにより、情報処理がハードウェアにより実行されてもよい。
ソフトウェアを収納する記憶媒体の種類は限定されるものではない。記憶媒体は、磁気ディスク、又は光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク、又はメモリ等の固定型の記憶媒体であってもよい。また、記憶媒体は、コンピュータ内部に備えられてもよいし、コンピュータ外部に備えられてもよい。
図23は、前述した実施形態におけるモデル生成装置100及び画像処理装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。モデル生成装置100及び画像処理装置200は、一例として、プロセッサ71と、主記憶装置72(メモリ)と、補助記憶装置73(メモリ)と、ネットワークインタフェース74と、デバイスインタフェース75と、を備え、これらがバス76を介して接続されたコンピュータ7として実現されてもよい。
図23のコンピュータ7は、各構成要素を一つ備えているが、同じ構成要素を複数備えていてもよい。また、図23では、1台のコンピュータ7が示されているが、ソフトウェアが複数台のコンピュータにインストールされて、当該複数台のコンピュータそれぞれがソフトウェアの同一の又は異なる一部の処理を実行してもよい。この場合、コンピュータそれぞれがネットワークインタフェース74等を介して通信して処理を実行する分散コンピューティングの形態であってもよい。つまり、前述した実施形態におけるモデル生成装置100及び画像処理装置200は、1又は複数の記憶装置に記憶された命令を1台又は複数台のコンピュータが実行することで機能を実現するシステムとして構成されてもよい。また、端末から送信された情報をクラウド上に設けられた1台又は複数台のコンピュータで処理し、この処理結果を端末に送信するような構成であってもよい。
前述した実施形態におけるモデル生成装置100及び画像処理装置200の各種演算は、1又は複数のプロセッサを用いて、又は、ネットワークを介した複数台のコンピュータを用いて、並列処理で実行されてもよい。また、各種演算が、プロセッサ内に複数ある演算コアに振り分けられて、並列処理で実行されてもよい。また、本開示の処理、手段等の一部又は全部は、ネットワークを介してコンピュータ7と通信可能なクラウド上に設けられたプロセッサ及び記憶装置の少なくとも一方により実行されてもよい。このように、前述した実施形態における各装置は、1台又は複数台のコンピュータによる並列コンピューティングの形態であってもよい。
プロセッサ71は、コンピュータの制御装置及び演算装置を含む電子回路(処理回路、Processing circuit、Processing circuitry、CPU、GPU、FPGA、又はASIC等)であってもよい。また、プロセッサ71は、専用の処理回路を含む半導体装置等であってもよい。プロセッサ71は、電子論理素子を用いた電子回路に限定されるものではなく、光論理素子を用いた光回路により実現されてもよい。また、プロセッサ71は、量子コンピューティングに基づく演算機能を含むものであってもよい。
プロセッサ71は、コンピュータ7の内部構成の各装置等から入力されたデータやソフトウェア(プログラム)に基づいて演算処理を行い、演算結果や制御信号を各装置等に出力することができる。プロセッサ71は、コンピュータ7のOS(Operating System)や、アプリケーション等を実行することにより、コンピュータ7を構成する各構成要素を制御してもよい。
前述した実施形態におけるモデル生成装置100及び画像処理装置200は、1又は複数のプロセッサ71により実現されてもよい。ここで、プロセッサ71は、1チップ上に配置された1又は複数の電子回路を指してもよいし、2つ以上のチップあるいは2つ以上のデバイス上に配置された1又は複数の電子回路を指してもよい。複数の電子回路を用いる場合、各電子回路は有線又は無線により通信してもよい。
主記憶装置72は、プロセッサ71が実行する命令及び各種データ等を記憶する記憶装置であり、主記憶装置72に記憶された情報がプロセッサ71により読み出される。補助記憶装置73は、主記憶装置72以外の記憶装置である。なお、これらの記憶装置は、電子情報を格納可能な任意の電子部品を意味するものとし、半導体のメモリでもよい。半導体のメモリは、揮発性メモリ、不揮発性メモリのいずれでもよい。前述した実施形態におけるモデル生成装置100及び画像処理装置200において各種データを保存するための記憶装置は、主記憶装置72又は補助記憶装置73により実現されてもよく、プロセッサ71に内蔵される内蔵メモリにより実現されてもよい。例えば、前述した実施形態における記憶部は、主記憶装置72又は補助記憶装置73により実現されてもよい。
記憶装置(メモリ)1つに対して、複数のプロセッサが接続(結合)されてもよいし、単数のプロセッサが接続されてもよい。プロセッサ1つに対して、複数の記憶装置(メモリ)が接続(結合)されてもよい。前述した実施形態におけるモデル生成装置100及び画像処理装置200が、少なくとも1つの記憶装置(メモリ)とこの少なくとも1つの記憶装置(メモリ)に接続(結合)される複数のプロセッサで構成される場合、複数のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサが、少なくとも1つの記憶装置(メモリ)に接続(結合)される構成を含んでもよい。また、複数台のコンピュータに含まれる記憶装置(メモリ))とプロセッサによって、この構成が実現されてもよい。さらに、記憶装置(メモリ)がプロセッサと一体になっている構成(例えば、L1キャッシュ、L2キャッシュを含むキャッシュメモリ)を含んでもよい。
ネットワークインタフェース74は、無線又は有線により、通信ネットワーク8に接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース74は、既存の通信規格に適合したもの等、適切なインタフェースを用いればよい。ネットワークインタフェース74により、通信ネットワーク8を介して接続された外部装置9Aと情報のやり取りが行われてもよい。なお、通信ネットワーク8は、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、PAN(Personal Area Network)等の何れか、又は、それらの組み合わせであってよく、コンピュータ7と外部装置9Aとの間で情報のやり取りが行われるものであればよい。WANの一例としてインターネット等があり、LANの一例としてIEEE802.11やイーサネット(登録商標)等があり、PANの一例としてBluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)等がある。
デバイスインタフェース75は、外部装置9Bと直接接続するUSB等のインタフェースである。
外部装置9Aはコンピュータ7とネットワークを介して接続されている装置である。外部装置9Bはコンピュータ7と直接接続されている装置である。
外部装置9A又は外部装置9Bは、一例として、入力装置であってもよい。入力装置は、例えば、カメラ、マイクロフォン、モーションキャプチャ、各種センサ、キーボード、マウス、又はタッチパネル等のデバイスであり、取得した情報をコンピュータ7に与える。また、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、又はスマートフォン等の入力部とメモリとプロセッサを備えるデバイスであってもよい。
また、外部装置9A又は外部装置9Bは、一例として、出力装置でもよい。出力装置は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、PDP(Plasma Display Panel)、又は有機EL(Electro Luminescence)パネル等の表示装置であってもよいし、音声等を出力するスピーカ等であってもよい。また、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、又はスマートフォン等の出力部とメモリとプロセッサを備えるデバイスであってもよい。
また、外部装置9Aまた外部装置9Bは、記憶装置(メモリ)であってもよい。例えば、外部装置9Aはネットワークストレージ等であってもよく、外部装置9BはHDD等のストレージであってもよい。
また、外部装置9A又は外部装置9Bは、前述した実施形態におけるモデル生成装置100及び画像処理装置200の構成要素の一部の機能を有する装置でもよい。つまり、コンピュータ7は、外部装置9A又は外部装置9Bの処理結果の一部又は全部を送信又は受信してもよい。
本明細書(請求項を含む)において、「a、b及びcの少なくとも1つ(一方)」又は「a、b又はcの少なくとも1つ(一方)」の表現(同様な表現を含む)が用いられる場合は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、又はa-b-cのいずれかを含む。また、a-a、a-b-b、a-a-b-b-c-c等のように、いずれかの要素について複数のインスタンスを含んでもよい。さらに、a-b-c-dのようにdを有する等、列挙された要素(a、b及びc)以外の他の要素を加えることも含む。
本明細書(請求項を含む)において、「データを入力として/データに基づいて/に従って/に応じて」等の表現(同様な表現を含む)が用いられる場合は、特に断りがない場合、各種データそのものを入力として用いる場合や、各種データに何らかの処理を行ったもの(例えば、ノイズ加算したもの、正規化したもの、各種データの中間表現等)を入力として用いる場合を含む。また「データに基づいて/に従って/に応じて」何らかの結果が得られる旨が記載されている場合、当該データのみに基づいて当該結果が得られる場合を含むとともに、当該データ以外の他のデータ、要因、条件、及び/又は状態等にも影響を受けて当該結果が得られる場合をも含み得る。また、「データを出力する」旨が記載されている場合、特に断りがない場合、各種データそのものを出力として用いる場合や、各種データに何らかの処理を行ったもの(例えば、ノイズ加算したもの、正規化したもの、各種データの中間表現等)を出力とする場合も含む。
本明細書(請求項を含む)において、「接続される(connected)」及び「結合される(coupled)」との用語が用いられる場合は、直接的な接続/結合、間接的な接続/結合、電気的(electrically)な接続/結合、通信的(communicatively)な接続/結合、機能的(operatively)な接続/結合、物理的(physically)な接続/結合等のいずれをも含む非限定的な用語として意図される。当該用語は、当該用語が用いられた文脈に応じて適宜解釈されるべきであるが、意図的に或いは当然に排除されるのではない接続/結合形態は、当該用語に含まれるものして非限定的に解釈されるべきである。
本明細書(請求項を含む)において、「AがBするよう構成される(A configured to B)」との表現が用いられる場合は、要素Aの物理的構造が、動作Bを実行可能な構成を有するとともに、要素Aの恒常的(permanent)又は一時的(temporary)な設定(setting/configuration)が、動作Bを実際に実行するように設定(configured/set)されていることを含んでよい。例えば、要素Aが汎用プロセッサである場合、当該プロセッサが動作Bを実行可能なハードウェア構成を有するとともに、恒常的(permanent)又は一時的(temporary)なプログラム(命令)の設定により、動作Bを実際に実行するように設定(configured)されていればよい。また、要素Aが専用プロセッサ又は専用演算回路等である場合、制御用命令及びデータが実際に付属しているか否かとは無関係に、当該プロセッサの回路的構造が動作Bを実際に実行するように構築(implemented)されていればよい。
本明細書(請求項を含む)において、含有又は所有を意味する用語(例えば、「含む(comprising/including)」及び有する「(having)等)」が用いられる場合は、当該用語の目的語により示される対象物以外の物を含有又は所有する場合を含む、open-endedな用語として意図される。これらの含有又は所有を意味する用語の目的語が数量を指定しない又は単数を示唆する表現(a又はanを冠詞とする表現)である場合は、当該表現は特定の数に限定されないものとして解釈されるべきである。
本明細書(請求項を含む)において、ある箇所において「1つ又は複数(one or more)」又は「少なくとも1つ(at least one)」等の表現が用いられ、他の箇所において数量を指定しない又は単数を示唆する表現(a又はanを冠詞とする表現)が用いられているとしても、後者の表現が「1つ」を意味することを意図しない。一般に、数量を指定しない又は単数を示唆する表現(a又はanを冠詞とする表現)は、必ずしも特定の数に限定されないものとして解釈されるべきである。
本明細書において、ある実施例の有する特定の構成について特定の効果(advantage/result)が得られる旨が記載されている場合、別段の理由がない限り、当該構成を有する他の1つ又は複数の実施例についても当該効果が得られると理解されるべきである。但し当該効果の有無は、一般に種々の要因、条件、及び/又は状態等に依存し、当該構成により必ず当該効果が得られるものではないと理解されるべきである。当該効果は、種々の要因、条件、及び/又は状態等が満たされたときに実施例に記載の当該構成により得られるものに過ぎず、当該構成又は類似の構成を規定したクレームに係る発明において、当該効果が必ずしも得られるものではない。
本明細書(請求項を含む)において、「最大化(maximize)」等の用語が用いられる場合は、グローバルな最大値を求めること、グローバルな最大値の近似値を求めること、ローカルな最大値を求めること、及びローカルな最大値の近似値を求めることを含み、当該用語が用いられた文脈に応じて適宜解釈されるべきである。また、これら最大値の近似値を確率的又はヒューリスティックに求めることを含む。同様に、「最小化(minimize)」等の用語が用いられる場合は、グローバルな最小値を求めること、グローバルな最小値の近似値を求めること、ローカルな最小値を求めること、及びローカルな最小値の近似値を求めることを含み、当該用語が用いられた文脈に応じて適宜解釈されるべきである。また、これら最小値の近似値を確率的又はヒューリスティックに求めることを含む。同様に、「最適化(optimize)」等の用語が用いられる場合は、グローバルな最適値を求めること、グローバルな最適値の近似値を求めること、ローカルな最適値を求めること、及びローカルな最適値の近似値を求めることを含み、当該用語が用いられた文脈に応じて適宜解釈されるべきである。また、これら最適値の近似値を確率的又はヒューリスティックに求めることを含む。
本明細書(請求項を含む)において、複数のハードウェアが所定の処理を行う場合、各ハードウェアが協働して所定の処理を行ってもよいし、一部のハードウェアが所定の処理の全てを行ってもよい。また、一部のハードウェアが所定の処理の一部を行い、別のハードウェアが所定の処理の残りを行ってもよい。本明細書(請求項を含む)において、「1又は複数のハードウェアが第1の処理を行い、前記1又は複数のハードウェアが第2の処理を行う」等の表現が用いられている場合、第1の処理を行うハードウェアと第2の処理を行うハードウェアは同じものであってもよいし、異なるものであってもよい。つまり、第1の処理を行うハードウェア及び第2の処理を行うハードウェアが、前記1又は複数のハードウェアに含まれていればよい。なお、ハードウェアは、電子回路、又は電子回路を含む装置等を含んでよい。
本明細書(請求項を含む)において、複数の記憶装置(メモリ)がデータの記憶を行う場合、複数の記憶装置(メモリ)のうち個々の記憶装置(メモリ)は、データの一部のみを記憶してもよいし、データの全体を記憶してもよい。
以上、本開示の実施形態について詳述したが、本開示は上記した個々の実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲において種々の追加、変更、置き換え及び部分的削除等が可能である。例えば、前述した全ての実施形態において、数値又は数式を説明に用いている場合は、一例として示したものであり、これらに限られるものではない。また、実施形態における各動作の順序は、一例として示したものであり、これらに限られるものではない。
100 モデル生成装置
101 訓練画像生成部
102 第1生成モデル訓練部
103 第2生成モデル訓練部
104 第3生成モデル訓練部
105 第4生成モデル訓練部
110 第1生成モデル
120 第2生成モデル
121 第3生成モデル
122 第4生成モデル
130 第1識別器
131 第2識別器
132 第3識別器
200 画像処理装置
201 第1生成モデル処理部
202 第2生成モデル処理部
203 出力画像生成部
204 第3生成モデル処理部
205 第4生成モデル処理部
210 訓練済み第1生成モデル
220 訓練済み第2生成モデル
221 訓練済み第3生成モデル
222 訓練済み第4生成モデル

Claims (13)

  1. 1つ以上のメモリと、
    1つ以上のプロセッサと、
    を有し、
    前記1つ以上のプロセッサは、
    生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、前記撮像画像内のオブジェクトを示すオブジェクト画像とから生成された訓練画像から前記オブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を生成する第1生成モデルを訓練し、
    前記訓練画像と前記第1オブジェクト予測画像とから、前記解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを生成する第2生成モデルを訓練する、
    モデル生成装置。
  2. 前記オブジェクト画像は、第1のタイプのオブジェクトと第2のタイプのオブジェクトとを示し、
    前記1つ以上のプロセッサは、前記第1のタイプのオブジェクトと前記第2のタイプのオブジェクトとを前記撮像画像に重畳し、前記訓練画像を生成する、請求項1記載のモデル生成装置。
  3. 前記第1オブジェクト予測画像は、前記第1のタイプのオブジェクトと前記第2のタイプのオブジェクトとを示し、
    前記第2オブジェクト予測画像は、前記第1のタイプのオブジェクトを示す、請求項2記載のモデル生成装置。
  4. 前記第1のタイプのオブジェクトは、前記生物内に挿入されるデバイスであり、
    前記第2のタイプのオブジェクトは、コリメータである、請求項2又は3記載のモデル生成装置。
  5. 前記1つ以上のプロセッサは、前記撮像画像と前記オブジェクト画像との一方又は双方に拡張処理を実行し、拡張された撮像画像と拡張されたオブジェクト画像とを重畳し、前記訓練画像を生成する、請求項1乃至4何れか一項に記載のモデル生成装置。
  6. 前記1つ以上のプロセッサは、前記オブジェクト画像と前記第1オブジェクト予測画像との間の誤差に従って前記第1生成モデルを訓練する、請求項1乃至5何れか一項に記載のモデル生成装置。
  7. 前記1つ以上のプロセッサは、GANs(Generative Adversarial Networks)の生成器として前記第2生成モデルを訓練する、請求項1乃至6何れか一項に記載のモデル生成装置。
  8. 前記第2生成モデルは、
    前記訓練画像と前記第1オブジェクト予測画像とから、前記構造予測画像を生成する第3生成モデルと、
    前記訓練画像と前記第1オブジェクト予測画像とから、前記第2オブジェクト予測画像を生成する第4生成モデルと、を含む、請求項1乃至7何れか一項に記載のモデル生成装置。
  9. 前記1つ以上のプロセッサは、前記解剖学的構造の異なる注目領域に応じた複数の識別器を利用して、前記第3生成モデルを訓練する、請求項8記載のモデル生成装置。
  10. 前記撮像画像、前記構造予測画像、前記第1オブジェクト予測画像及び前記第2オブジェクト予測画像は、3次元画像である、請求項1乃至9何れか一項に記載のモデル生成装置。
  11. 1つ以上のプロセッサが、第1訓練済み生成モデルによって、生物の解剖学的構造とオブジェクトとを示す入力画像から、前記オブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を取得し、
    前記1つ以上のプロセッサが、第2訓練済み生成モデルによって、前記入力画像と前記第1オブジェクト予測画像とから、前記解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを取得し、
    前記1つ以上のプロセッサが、前記入力画像から前記構造予測画像を減算し、差分画像を取得し、
    前記1つ以上のプロセッサが、前記差分画像と前記第2オブジェクト予測画像とを合成し、出力画像を取得する、
    画像処理方法。
  12. 1つ以上のメモリと、
    1つ以上のプロセッサと、
    を有し、
    前記1つ以上のプロセッサは、
    第1訓練済み生成モデルによって、生物の解剖学的構造とオブジェクトとを示す入力画像から、前記オブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を取得し、
    第2訓練済み生成モデルによって、前記入力画像と前記第1オブジェクト予測画像とから、前記解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを取得し、
    前記入力画像から前記構造予測画像を減算し、差分画像を取得し、
    前記差分画像と前記第2オブジェクト予測画像とを合成し、出力画像を取得する、
    画像処理装置。
  13. 1つ以上のプロセッサが、生物の解剖学的構造を示す撮像画像と、前記撮像画像内のオブジェクトを示すオブジェクト画像とから生成された訓練画像から前記オブジェクトを予測する第1オブジェクト予測画像を生成する第1生成モデルを訓練し、
    前記1つ以上のプロセッサが、前記訓練画像と前記第1オブジェクト予測画像とから、前記解剖学的構造を予測する構造予測画像と、第2オブジェクト予測画像とを生成する第2生成モデルを訓練する、
    モデル生成方法。
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