JP2022057969A - カードケース - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカードに装着した状態で容易に指紋認証を行うとともに高い認証率を維持することが可能なカードケースを提供する。【解決手段】カードケースは、指紋読み取り部を有するICカードの少なくとも一部を収容するカードケースであって、前記指紋読み取り部を露出させる開口部を有するケース本体を含み、前記開口部は指先の形状に合わせた形状を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、カードケースに関する。
従来より、利用者の身体の一部から生体情報を検出する検出部と、前記検出部が検出した第1の生体情報を記憶する生体情報記憶部と、前記検出部が検出した第2の生体情報と、前記生体情報記憶部が記憶する前記第1の生体情報とに基づいて、前記利用者を認証する処理部と、少なくとも前記処理部及び前記検出部が埋め込まれたカード本体と、前記検出部が前記第1の生体情報を検出した際に取得された、前記身体の一部と前記カード本体との位置関係を示す画像情報に基づいて、前記カード本体に配置されたガイド部であって、前記検出部が前記第2の生体情報を検出する際に前記身体の一部を前記カード本体上に置く位置を示すガイド部とを備えるICカードがある。ガイド部は、カード本体に印刷されていて、指の置き方を固定することで高い認証率を維持することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-009245号公報
ところで、ICカードの利用に際しては、ICカードの破損や傷つき等を抑制するためにカードケースが用いられることが多い。
しかしながら、従来のICカードをカードケースに入れると、指紋認証を行う場合にはカードケースから取り出す必要があり、使い勝手が良好ではない。また、カード本体に印刷されたガイド部に対して、指先のような身体の一部の位置を合わせるのは容易ではないため、指紋認証を行うことが容易ではない。さらに、位置を合わせやすくするため、ガイド部を凹凸によって構成すると、カードケースに入れることが困難になる。
そこで、ICカードに装着した状態で容易に指紋認証を行うとともに高い認証率を維持することが可能なカードケースを提供することを目的とする。
本発明の実施形態のカードケースは、指紋読み取り部を有するICカードの少なくとも一部を収容するカードケースであって、前記指紋読み取り部を露出させる開口部を有するケース本体を含み、前記開口部は指先の形状に合わせた形状を有する。
ICカードに装着した状態で容易に指紋認証を行うとともに高い認証率を維持することが可能なカードケースを提供することができる。
実施形態1のカードケース100をICカード10に取り付けた状態を示す図である。 カードケース100をICカード10に取り付けた状態を示す図である。 カードケース100をICカード10に取り付けた状態を示す図である。 カードケース100をICカード10に取り付けた状態を示す図である。 ICカード10をリーダライタ50に差し込んで指紋認証を行っている状態を示す図である。 実施形態2のカードケース200をICカード10に取り付けた状態を示す図である。 実施形態3のカードケース300をICカード10に取り付けた状態を示す図である。 カードケース300をICカード10に取り付けた状態を示す図である。
以下、本発明のカードケースを適用した実施形態について説明する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1のカードケース100をICカード10に取り付けた状態を示す図である。以下では、XYZ座標系を用いて説明する。また、平面視とはXY面視することをいう。
カードケース100は、利用に際して指紋認証を行うIC(Integrated Circuit)カード10を収納するケースである。図1では、ICカード10は、カードケース100の内部に収納されているため、破線で示す。ICカード10は、カード本体11、コンタクト部12、ICチップ12A、指紋読み取り部13を有する。ICカード10は、例えば、社員証、職員証、学生証、個人に関する情報を記録したID(Identifier)カード、又はクレジットカード等であり、利用に際して指紋読み取り部13に指先を押し当てて指紋認証を行う。ICカード10の利用とは、例えば、勤怠や入退室等の管理のためにICカード10をリーダに読み取らせること、又は、クレジットカードでの支払い等のためにカード情報を端末機で読み取ること等のように、リーダや端末機でICチップ12Aのメモリに格納されたデータを読み出すことをいう。
ここでは、一例として、ICチップ12Aのメモリに認証用の指紋データを登録する場合には、コンタクト部12をリーダライタの端子に接触させた状態において、コンタクト部12を介してリーダライタから供給される電力でICチップ12A及び指紋読み取り部13が起動して、指紋読み取り部13で読み取った指紋データをICチップ12Aのメモリに登録することとする。また、指紋認証を利用してICカード10を利用する場合には、近距離無線通信で受信した電波の電力でICチップ12A及び指紋読み取り部13が起動して指紋読み取り部13で読み取った指紋データの認証を行うこととする。
ICカード10は、一例として平面視で長方形であり、一例としてコンタクト部12はカード本体11のX方向における中央よりも-X方向側に配置され、指紋読み取り部13はカード本体11のX方向における中央よりも+X方向側に配置されている。ICカード10は、コンタクト部12を介してリーダライタ等の外部装置と通信可能である。
カード本体11は、一例として樹脂製のカード型の部材であり、例えばNFC(Near Field Communication)のような近距離無線通信用のアンテナ、コンタクト部12、ICチップ12A、及び指紋読み取り部13を接続する配線等を有する。このため、ICカード10は非接触でリーダに翳すことで利用可能である。コンタクト部12は、ICチップ12Aの端子に接続されている端子の一例であり、リーダライタ等の外部装置の端子と接触する部分である。
ICチップ12Aは、一例としてコンタクト部12の裏側(-Z方向側)に設けられており、平面視でコンタクト部12と重なっている。ICチップ12Aは、ICカード10の利用者に割り当てられるID等の識別情報を表すデータの他、指紋読み取り部13で読み取った認証用の指紋データをメモリに格納している。ICチップ12Aは、ICカード10の利用時に指紋読み取り部13で読み取られた指紋データをメモリに格納した認証用の指紋データと照合することにより、指紋認証を行う。指紋読み取り部13は、指先の指紋を読み取る指紋センサである。なお、指先とは、指の第1関節よりも先の部分である。
カードケース100は、ケース本体100Aを含む。ケース本体100Aは、絶縁体製であり、ここでは一例として透明な樹脂製のケースである。ケース本体100Aは、一例としてICカード10の全体を収納して(覆って)おり、X方向、Y方向、及びZ方向の寸法は、ケース本体100Aの樹脂の厚さや内部の隙間等の分だけICカード10よりも一回り大きい。
ケース本体100Aは、X方向において第1ケース部110と第2ケース部120とに分割されており、第1ケース部110と第2ケース部120は着脱式である。以下では、図1に加えて図2乃至図4を用いて説明する。図2乃至図4は、図1に示すようにカードケース100をICカード10に取り付けた状態から、第1ケース部110と第2ケース部120とを分離して第1ケース部110からICカード10を途中まで引き抜いた状態を示す。
第1ケース部110は、X方向においてケース本体100Aの-X方向の端から約2/3の部分である。第1ケース部110は、ICカード10を収納する収納部111、ホルダ112、突出部113、及び係合部114を有する。ICカード10におけるコンタクト部12の位置は規格等によって決まっていることが多い。第1ケース部110は、ICカード10のうちのコンタクト部12が位置する側を収容する。なお、ICカード10のうち第1ケース部110の収納部111に収納される部分は、第1部分の一例である。
収納部111は、図1乃至図4に一点鎖線で示すように、ICカード10の-X方向側の端部から約2/3の部分を収納する穴部である。収納部111は、第1ケース部110の+X方向側の側面に設けられる入口111Aと、入口111AからX方向の所定の長さにわたって設けられる段差部111Bと、奥部111Cと、2つの孔部111Dとを有する。収納部111は、ICカード10の-X方向側の端部から約2/3の部分を収納するため、ICカード10のX方向の長さの約2/3の長さと略等しいX方向の奥行きを有する。
入口111Aは、第1ケース部110の+X方向側の側面にあり(特に図4参照)、収納部111の入口になる開口である。段差部111Bは、収納部111の入口111AからX方向における所定の長さの区間に設けられており、奥部111CよりもY方向の幅が広く、かつ、Z方向の高さが高いため、奥部111Cに対する段差を形成している。
段差部111Bは、第2ケース部120の-X方向側の端部に設けられる突出部120Aを収納する部分である。第2ケース部120の突出部120Aは、X方向における所定の長さと、ICカード10のY方向の幅よりも広い幅と、ICカード10のZ方向の寸法(厚さ)よりも大きい寸法(高さ)とを有する。第1ケース部110の段差部111BのX方向における所定の長さ、Y方向の幅、Z方向の寸法(高さ)は、第2ケース部120の突出部120AのX方向における所定の長さと、Y方向の幅と、Z方向の寸法(高さ)とに略等しい。このような構成により、第1ケース部110の段差部111Bには、第2ケース部120の突出部120Aが殆ど隙間なく収納される。
奥部111Cは、収納部111のうち段差部111Bよりも奥側(-X方向側)に設けられており、ICカード10のX方向の長さの約2/3の長さから段差部111BのX方向の所定の長さを引いた残りのX方向の長さと、ICカード10のY方向の幅と略等しいY方向の幅と、ICカード10のZ方向の寸法(厚さ)と略等しい高さとを有する。奥部111Cには、ICカード10の-X方向側の端部側が殆ど隙間なく収納される。
孔部111Dは、第1ケース部110の-X方向側の側面と奥部111Cとを接続する貫通孔であり、Y方向に並べて2つ設けられている。2つの孔部111Dは、収納部111にICカード10を挿入する際と、収納部111に収納されたICカード10を抜き取る際に、奥部111Cの-X方向側において通気を行う通気孔として設けられている。孔部111Dを設けることにより、収納部111へのICカード10の挿入と、収納部111からのICカード10の抜き取りとが行い易くなる。
ホルダ112は、第1ケース部110の+Y方向側の側面において、ケース本体100Aの全体のX方向における中央部に位置するように設けられている。ホルダ112は、ストラップやクリップ等を挿通させる3つの貫通孔112Aを有する。
突出部113は、第1ケース部110の+X方向側の側面の+Y方向側の端部から+X方向に突出している。突出部113は、第2ケース部120の係合部123の孔部123A(図3参照)に挿入される。突出部113は、第1ケース部110と第2ケース部120との位置決めのために設けられている。
係合部114は、第1ケース部110の-Y方向側の側面の+X方向側の端部から-Y方向に突出しており、X方向に貫通する孔部114A(図2乃至図4参照)を有する。係合部114は、第2ケース部120の爪部124と係合する。
第2ケース部120は、X方向においてケース本体100Aの+X方向の端から約1/3の部分である。第2ケース部120は、突出部120A、収納部121、押圧部122、係合部123、爪部124、及び開口部125を有する。ICカード10におけるコンタクト部12の位置は規格等によって決まっていることが多いため、指紋読み取り部13は、ICカード10の長手方向(X方向)においてコンタクト部12とは逆側に配置されることが多いと想定される。第2ケース部120は、ICカード10のうちの指紋読み取り部13が位置する側を収容する。なお、ICカード10のうち第2ケース部120の収納部121に収納される部分は、第2部分の一例である。
突出部120Aは、第2ケース部120の-X方向側の側面から-X方向に突出し、収納部121の入口121Aを囲むように設けられている。突出部120AはX方向における所定の長さと、Y方向におけるICカード10の幅よりも広い幅と、Z方向におけるICカード10の厚さよりも厚い厚さを有する。図1に示すように第1ケース部110に第2ケース部120が取り付けられた状態では、突出部120Aは第1ケース部110の収納部111のうちの段差部111Bに収納される。突出部120Aが段差部111Bに収納されることにより、第2ケース部120と第1ケース部110との位置決めを正確に行うことができるとともに、ガタつき等を抑制することができる。
収納部121は、図1乃至図4に一点鎖線で示すように、ICカード10の+X方向側の端部から約1/3の部分を収納する穴部である。収納部121は、第2ケース部120の-X方向側の側面に設けられる入口121Aを有する。入口121Aは、段差部120Bの-X方向側の側面に設けられる開口である。収納部121は、ICカード10の+X方向側の端部から約1/3の部分を収納するため、ICカード10のX方向の長さの約1/3の長さと略等しいX方向の奥行きと、ICカード10のY方向の幅と略等しいY方向の幅と、ICカード10のZ方向の寸法(厚さ)と略等しい寸法(高さ)とを有する。収納部121は、入口121A(図3参照)から第2ケース部120の+X方向側の端部付近まで延在している。
押圧部122は、第2ケース部120の+Z方向側の壁部にコの字型の切り欠きを設けて形成される片持ち式の細長い板バネ状の部分であり、Y方向に間隔を隔てて2つ設けられている。押圧部122は、-X方向側の端部が第2ケース部120の+Z方向側の壁部に接続され、+X方向側の先端に向かって-Z方向に折り曲げられたような形状を有する。このため、押圧部122は、第2ケース部120の+Z方向側の壁部に対して、+X方向側の先端が-Z方向に沈み込むような角度を有する板バネを構成する。押圧部122は、収納部121の内部に突出しており、収納部121に挿入されるICカード10を-Z方向に押圧し、抜け落ちを抑制するために設けられている。
詳細は後述するが、ICカード10の利用時にはカードケース100を付けた状態で利用することを想定している。このため、ICカード10の利用時には、開口部125を介して指先を指紋読み取り部13に押し当てることになる。第2ケース部120の開口部125は、利用者の指先を指紋読み取り部13に対して適切な位置に誘導可能にするために、指先の形状に合わせた形状を有する。指紋読み取り部13は、指先の位置や向きが異なると、指紋データを正しく読み取れないおそれがあるからである。このため、ICカード10と第2ケース部120の位置がずれにくいようにして、ICカード10を何度も利用するときに、指紋読み取り部13と開口部125との位置がずれにくくするために、押圧部122を設けている。
また、詳細は後述するがICカード10をリーダライタに接続する際には、第1ケース部110をICカード10から取り外して、第2ケース部120をICカード10に取り付けた状態でICカード10の-X方向側の約2/3の部分をリーダライタに挿入する。このような事情から、ICカード10から第1ケース部110を取り外す際に、第2ケース部120からICカード10が抜けにくくするために、ICカード10の+Z方向側の表面に係合する押圧部122を設けている。
係合部123は、第2ケース部120の+Y方向側の側面の-X方向側の端部から+Y方向に突出しており、X方向に貫通する孔部123A(図3参照)を有する。係合部123の孔部123Aには、第1ケース部110の突出部113が挿入される。このようにして、係合部123には突出部113が係合する。
爪部124は、第2ケース部120の-Y方向側の側面の-X方向側の端部から+Y方向に突出し、-X方向に延在している。爪部124は、先端側がバネになっており、Y方向に撓むことができる。爪部124は、先端から平面視で三角形状に突出する凸部124Aを有する。第1ケース部110と第2ケース部120とを固定する際には、爪部124の先端を+Y方向に撓ませながら係合部114の孔部114Aに挿入する。そして、完全に挿入したときに凸部124Aが孔部114Aの-X方向側から突出し、爪部124の先端が-Y方向側に戻る。このときに凸部124Aが孔部114Aの-X方向側の端部に係合することで、第1ケース部110と第2ケース部120とは固定される。第1ケース部110と第2ケース部120とを分離する際には、爪部124を+Y方向に押圧して凸部124Aを孔部114Aに通して第2ケース部120から第1ケース部110を引き抜けば、図2乃至図4に示すように、ICカード10が第2ケース部120に完全に押し込まれた状態で固定され、ICカード10から第1ケース部110を引き抜くことができる。
開口部125は、ICカード10の指紋読み取り部13を囲む位置に設けられている。より具体的には、開口部125は、第2ケース部120の収納部121内にICカード10を完全に挿入した状態で、第2ケース部120の+Z方向側の壁部のうち指紋読み取り部13の上側に位置する部分に設けられている。開口部125は、第2ケース部120から指紋読み取り部13を露出させる。ここで、図1乃至4に加えて図5を用いて説明する。
図5は、ICカード10をリーダライタ50に差し込んで指紋登録を行っている状態を示す図である。図5には、一例として開口部125を介して右手の親指THの腹をICカード10の指紋読み取り部13に当てている状態を示す。ここでは、一例として、カードケース100の利用時のルールとして親指THを用いることを前提としている場合について説明する。なお、左手の親指THを用いてもよい。
カードケース100は、コンタクト部12を介してICカード10のICチップ12Aのメモリに認証用の指紋データを登録するためにリーダライタ50の挿入口51にICカード10を挿入する際に、第2ケース部120をICカード10に取り付けた状態で指紋認証を行うことを前提としたカードケースである。
ICカード10を利用する際には、図1に示すようにICカード10にカードケース100を取り付けた状態で開口部125を通じて親指THの腹を指紋読み取り部13に押し当てて指紋認証を行う。指紋読み取り部13は、指先の当て方や指先の向きによって指紋の読み取り結果が異なる場合がある。利用時における指紋認証の成功率を向上させるために、ICカード10に第2ケース部120を取り付けた状態で認証用の指紋データを登録することとしている。利用時に指紋読み取り部13で指紋を読み取る状況と同等の状況で認証用の指紋データを取得できるようにすれば、利用時における指紋認証の成功率を向上させることができるからである。
このような事情に鑑みて、ここでは一例として、開口部125は親指THの形状に合わせた形状を有する。図1乃至図5には円形の開口部125を示すが、親指THの形状に合わせた形状とは、一例として、一般的な大人の平均的な親指の腹の形状に合わせて、指紋読み取り部13が指紋を読み取ることができるような開口形状であればよい。一例として、開口部125の直径は20mmである。
また、指紋読み取り部13で指紋を読み取る際の親指THの方向は、一例としてカードケース100の利用ルールとして定めておけばよく、一例として+Y方向に指定すればよい。+Y方向は、ICカード10のうちコンタクト部12がある側(-X方向側)をリーダライタ50の挿入口51に差し込んだ状態で、第2ケース部120の爪部124から係合部123に向かう方向である。第2ケース部120は、平面視でY方向に長手方向を有するため、第2ケース部120の長手方向に沿って爪部124から係合部123に向かう方向に親指THを向けて、開口部125の中央と親指THの腹の中央とが一致するように親指THを指紋読み取り部13に押し当てればよい。一例として利用者がこのようなルールに従って指紋認証を行えば、開口部125の形状は+Y方向に向けた親指THの形状に合わせているため、さらに利用時における指紋認証の成功率を向上させる(高い認証率を維持する)ことができる。
以上のように、実施形態1によれば、ICカード10の利用時にカードケース100を取り付けた状態で開口部125を介して指先を指紋読み取り部13に押し当てて指紋認証を行うことができる。開口部125は、親指THの形状に合わせた形状を有するため、利用者は親指の向きや位置をルールに従って指紋読み取り部13に対して容易に合わせることができる。
したがって、ICカード10に装着した状態で容易に指紋認証を行うとともに高い認証率を維持することが可能なカードケース100を提供することができる。
なお、ここでは、親指THを用いて指紋認証を行う形態について説明したが、親指THに限られるものでなく、他の指をルールで指定して開口部125の形状の最適化を行ってもよい。また、指を指定しなくても大丈夫な場合は、利用者自身が指定した指を用いて指紋認証を行ってもよい。
また、指先のサイズは、性別や体格差等によって異なるため、開口部125のサイズを複数種類設けてもよい。このような場合には、個人個人の指先のサイズの違いにより細やかに対応して、より使い勝手が良好なカードケース100を提供することができる。
また、以上では、カードケース100が開口部125を除いてICカード10の全体を収納する(覆う)形態について説明した。しかしながら、カードケース100は、ICカード10の一部分を露出させるような構造であってもよい。例えば、ICカード10の角部を露出させて他の部分を収納するように、少なくとも一部を収納する構成であればよい。このため、第1ケース部110はICカード10のうちの第1部分の少なくとも一部を収納していればよく、第2ケース部120はICカード10のうちの第2部分の少なくとも一部を収納していればよい。
また、以上では、一例として、認証用の指紋データを登録する場合にはコンタクト部12をリーダライタの端子に接触させ、指紋認証を利用してICカード10を利用する場合には近距離無線通信を利用する形態について説明した。しかしながら、認証用の指紋データを登録する場合にはコンタクト部12をリーダライタの端子に接触させ、ICカードの利用時にもコンタクト部12をリーダの端子と接触させて通信するICカードもある。このようなICカードをICカード10の代わりに用いてよい。また、認証用の指紋データを登録するときと、ICカードの利用するときとの両方の場合に近距離無線通信を利用するICカードもある。このようなICカードをICカード10の代わりに用いてよく、この場合には、カードケース100は第1ケース部110と第2ケース部120とに分割されない一体型の構成であってもよい。
<実施形態2>
図6は、実施形態2のカードケース200をICカード10に取り付けた状態を示す図である。ここでは、カードケース200の構成要素のうち、実施形態1のカードケース100の構成要素と同様の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。ここでは、実施形態1のカードケース100との相違点について説明する。
カードケース200は、ケース本体200Aを含み、ケース本体200Aは、X方向において第1ケース部110と第2ケース部220に分割されている。換言すれば、カードケース200は、実施形態1のカードケース100の第2ケース部120の代わりに第2ケース部220を含む。
第2ケース部220は、実施形態1の第2ケース部120の開口部125の代わりに開口部225を有し、さらに、開口部225にサポート部226が設けられた構成を有する。開口部225の開口形状及びサイズは、開口部125の開口形状及びサイズと異なっていてもよいし、同一であってもよい。ここでは一例として、開口部225は、開口部125よりも開口径が大きく、開口部225自体は親指の形状に合わせた形状を有していないこととして説明する。
サポート部226は、開口部225の円周状の縁に沿って設けられている。図6では、一例として開口部225の-Y方向側の縁を除いた円弧部分に逆U字状に設けられている。サポート部226は、カードケース200の利用者の所定の指(ここでは一例として親指)の形状に合わせた形状を有している。サポート部226は、より具体的には、一例として実際に開口部225を通じて利用者の親指を+Y方向に向けて指紋読み取り部13に押し当てた状態で、開口部225と親指との間の隙間を埋める樹脂を設けることによって作製される。図6では、逆U字型のサポート部226と、開口部225の-Y方向側の円弧の部分とによって、利用者の指先の形状に合わせた開口部が実現される。
このようなサポート部226を実現する樹脂としては、一例として紫外線硬化樹脂が挙げられる。実際に開口部225を通じて利用者の親指を+Y方向に向けて指紋読み取り部13に押し当てた状態で、開口部225と親指との間の隙間に紫外線硬化樹脂を充填し、紫外線照射器で紫外線を照射すれば、利用者の+Y方向に向けた親指にフィットするサポート部226を開口部225の周囲に形成することができる。なお、ここでは一例として親指にフィットするサポート部226について説明したが、親指以外の指であってもよいし、左右のどちらの手の指であってもよい。
コンタクト部12を介してICカード10のICチップ12Aのメモリに認証用の指紋データを登録するためにリーダライタ50の挿入口51にICカード10を挿入する前に、カードケース200にサポート部226を形成する作業を行っておけばよい。そして、リーダライタ50を利用して認証用の指紋データをICチップ12Aのメモリに登録する際にサポート部226を利用すればよい。その後にICカード10を利用するときには、カードケース200のサポート部226に合わせて+Y方向に向けた指先を添えて指紋読み取り部13に指先を押し当てれば、指紋読み取り部13に対して容易に正しい向き及び位置で指先を押し当てることができるので、容易に指紋認証を成功させることができる。
以上のように、実施形態2によれば、ICカード10の利用時にカードケース200を取り付けた状態で、開口部225のサポート部226の形状に合わせて指先を添えれば、指紋読み取り部13に対してより正しい向き及び位置に容易に合わせることができる。
したがって、ICカード10に装着した状態で容易に指紋認証を行うとともに高い認証率を維持することが可能なカードケース200を提供することができる。サポート部226の形状は、利用者の指先の形状に合わせてあるため、指紋読み取り部13に対するより正しい位置に容易に指先を押し当てることができ、指紋認証の成功率を向上させることができる。このため、指紋認証機能付きのICカード10の使い勝手を大幅に向上させることができる。
なお、ここでは、逆U字型のサポート部226と、開口部225の-Y方向側の円弧の部分とによって、利用者の指先の形状に合わせた開口部が実現される形態について説明したが、利用者の指先の形状によってサポート部226の形状は異なることになる。サポート部226が開口部225の円周状の縁に沿って一周するように設けられる場合も有り得る。この場合は、利用者の指先の形状に合わせた開口部は、サポート部226のみによって実現されることになる。また、以上では一例として指先を+Y方向に向けた状態でサポート部226を形成する形態について説明したが、指先を向ける方向は+Y方向に限らず、他の方向であってもよい。
<実施形態3>
図7は、実施形態3のカードケース300をICカード10に取り付けた状態を示す図である。ここでは、カードケース300の構成要素のうち、実施形態1、2のカードケース100、200の構成要素と同様の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。ここでは、実施形態2のカードケース200との相違点について説明する。
カードケース300は、ケース本体300Aを含み、ケース本体300Aは、X方向において第1ケース部110と第2ケース部320に分割されている。換言すれば、カードケース300は、実施形態2のカードケース200の第2ケース部220の代わりに第2ケース部320を含む。
以下では、図7に加えて図8を用いて説明する。図8は、カードケース300をICカード10に取り付けた状態を示す図である。図8では、第1ケース部110からICカード10が途中まで引き抜かれた状態を示す。
第2ケース部320は、実施形態2の第2ケース部220の開口部225を開口部325に置き換え、サポート部226を省き、2つの突起326を追加した構成を有する。開口部325の開口形状及びサイズは、開口部125の開口形状及びサイズと異なっていてもよいし、同一であってもよい。
開口部325は、実施形態2の開口部225と比べると、開口部225の円周状の縁のうちの-Y方向側の部分がX方向にわたって-Z方向に凹んだ凹部320Bを追加した構成を有する。より具体的には、開口部325は、円周状の縁(周縁部)の2つの端部325Aの間の区間において、開口部225の円周状の縁を除去して、第2ケース部320の-Y方向側の側壁320Aによって2つの端部325Aの間を繋げた形状を有する。2つの端部325Aの間と側壁320Aとは、第2ケース部320の+Z方向側の表面から見ると、X方向にわたって-Z方向側に凹んでいて凹部320Bを形成する。凹部320Bは、2つの端部325Aの間でX方向にわたって-Z方向に凹むように形成されており、開口部325の周縁部の一部の区間に設けられている。開口部325は、このような凹部320Bを有する。
凹部320Bは、一例として、図5に示す親指THと同様に、図7及び図8に示すカードケース300の開口部325に親指を+Y方向に向けて添えたときに、親指の指先のうちの根元側の特に第一関節の部分を案内する凹部であり、溝部として捉えることもできる。凹部320BのX方向の幅は、平均的な日本人の親指の第一関節の幅に合わせてある。また、凹部320Bの三次元的な形状は、平均的な日本人の親指の第一関節の三次元的な形状に合わせてある。親指の第一関節を案内するためである。凹部320Bを有する開口部325は、+Y方向に向けた指先の形状に合わせた形状を有する。
なお、ここでは凹部320Bの幅が平均的な日本人の親指の第一関節の幅に合わせてあり、凹部320Bの三次元的な形状が平均的な日本人の親指の第一関節の三次元的な形状に合わせてある形態について説明する。しかしながら、凹部320Bの幅は、平均的な日本人の親指の指先のうちの根元の部分(第一関節よりも指先側の部分)の幅に合わせてあってもよく、凹部320Bの三次元的な形状は、平均的な日本人の親指の指先のうちの根元の部分の三次元的な形状に合わせてあってもよい。
また、2つの突起326は、第2ケース部320の+Z方向側の表面の2つの端部325Aの脇に配置されている。換言すれば、2つの突起326は、凹部320BのX方向における両脇において第2ケース部320の+Z方向側の表面に設けられている。2つの突起326は、円柱状の突起であり、指先の第一関節の部分を案内し、主にX方向における位置決めを補助する。2つの突起326は、凹部320Bの両脇に設けられることによって、+Y方向に向けた指先の形状に合わせた形状を有する開口部325に対して、利用者がより正確な位置に指先を案内できるように補助する。
以上のように、実施形態3によれば、ICカード10の利用時にカードケース300を取り付けた状態で、開口部325の凹部320Bと突起326とに案内されるように指先を添えれば、指紋読み取り部13に対してより正しい向き及び位置に容易に合わせることができる。
したがって、ICカード10に装着した状態で容易に指紋認証を行うとともに高い認証率を維持することが可能なカードケース300を提供することができる。凹部320Bは、平均的な日本人の親指の第一関節の幅及び三次元的な形状に合わせた幅及び三次元的な形状を有する。このような凹部320Bを有する開口部325は、利用者の指先の形状に合わせてあるため、指紋読み取り部13に対するより正しい位置に容易に指先を押し当てることができ、指紋認証の成功率を向上させることができる。このため、指紋認証機能付きのICカード10の使い勝手を大幅に向上させることができる。
また、突起326は、指紋読み取り部13に対して指を押し当てる際のX方向の位置を分かり易く案内できる。2つの突起326の間に指先を合わせれば、指紋読み取り部13に対するX方向における位置ずれが生じにくくなるからである。このため、ICカード10に装着した状態でより容易に指紋認証を行うことが可能なカードケース300を提供することができる。
また、凹部320Bは、指紋読み取り部13に対して指を押し当てる際の向きとX方向の位置を分かり易く案内できる。凹部320Bがあれば、凹部320Bを跨いで指先を開口部325に添えるように直感的に分かり、凹部320Bが形成されていない方向から指先を開口部325に添えにくくできるからである。また、凹部320BはZ方向において凹んでいるため、指紋読み取り部13に対するX方向における位置ずれが生じにくくすることができる。このため、ICカード10に装着した状態でより容易に指紋認証を行うことが可能なカードケース300を提供することができる。
なお、ここでは突起326が円柱状である形態について説明したが、突起326は、指先の第一関節の部分を案内できれば、どのような形状であってもよい。また、凹部320Bの形状も図7及び図8に示す形状に限られるものではなく、指先の第一関節の部分を案内できれば、どのような形状であってもよい。
また、指先のサイズは、性別や体格差等によって異なるため、凹部320Bのサイズを複数種類設けてもよい。このような場合には、個人個人の指先のサイズの違いにより細やかに対応して、より使い勝手が良好なカードケース300を提供することができる。
また、2つの突起326は、実施形態1の開口部125又は実施形態2の開口部225について、開口部325に対する2つの突起326と同様の位置に設けてもよい。
なお、実施形態1乃至3では、コンタクト部12を備えるICカード10を使用するため第1ケース部110と第2ケース部120、220、320とに分離する形態について説明したが、コンタクト部12を備えずに近距離無線通信用のアンテナのみを備えるICカードを使用する場合は分離せず一体型のカードケースであってもよい。
なお、ここでは指紋読み取り部13を露出させているが、保護のために開閉する蓋を設け、指紋を読み取るときだけ指紋読み取り部13を露出させてもよい。このような蓋としては、例えば、XY平面内でX方向又はY方向にスライドすることにより、第2ケース部120、220、320の開口部125、225、325を覆っていない状態と、覆っている状態とを切り替えられる蓋を設ければよい。
以上、本発明の例示的な実施形態のカードケースについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 カードケース
100A ケース本体
110 第1ケース部
120 第2ケース部
125 開口部
200 カードケース
200A ケース本体
220 第2ケース部
225 開口部
226 サポート部
300 カードケース
300A ケース本体
320 第2ケース部
320B 凹部
325 開口部
326 突起

Claims (7)

  1. 指紋読み取り部を有するICカードの少なくとも一部を収容するカードケースであって、
    前記指紋読み取り部を露出させる開口部を有するケース本体を含み、
    前記開口部は指先の形状に合わせた形状を有する、カードケース。
  2. 前記開口部は、利用者の指先の形状に応じて硬化した樹脂部が設けられることによって、前記指先の形状に合わせた形状を有する、請求項1に記載のカードケース。
  3. 指紋読み取り部を有するICカードの少なくとも一部を収容するカードケースであって、
    前記指紋読み取り部を露出させる開口部を有するケース本体を含み、
    前記開口部は、当該開口部の周縁部の一部の区間に設けられ指先の根元側又は指先よりも根元側の部分の形状に合わせて凹んだ凹部を有する、カードケース。
  4. 前記ケース本体は、前記開口部を介して前記指紋読み取り部に所定方向に向けた指先を当てたときに指をガイドする突起を有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカードケース。
  5. 前記開口部は、開閉可能な蓋を有し、指紋を読み取るときに前記蓋を開けた状態で前記指紋読み取り部を露出させる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のカードケース。
  6. 前記ケース本体は、
    前記ICカードのICチップに接続される端子が配置される第1部分の少なくとも一部を覆う第1ケース部と、
    前記ICカードのうちの前記第1部分以外の第2部分の少なくとも一部を覆う第2ケース部と
    を有し、
    前記第1部分は、前記ICカードのうち前記ICカード用のリーダライタに差し込まれる部分であり、
    前記第2ケース部は、前記開口部を有し、
    前記第1ケース部と前記第2ケース部とは着脱式であり、
    前記第2ケース部が前記ICカードに取り付けられた状態で当該ICカードが前記リーダライタに差し込み可能である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のカードケース。
  7. 前記第2ケース部は、前記ICカードの第2部分の少なくとも一部を覆った状態で前記ICカードを押圧する板バネ状の押圧部を有する、請求項6に記載のカードケース。
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