JP2022054502A - 液圧駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】液圧アクチュエータの高精度化と、省エネ化を実現することができる液圧駆動回路を提供する。【解決手段】圧液を吐出するメインポンプ2と、メインポンプ2より吐出された圧液が供給される液圧アクチュエータ4と、メインポンプ2と、液圧アクチュエータ4との間に配置され、該メインポンプ2より吐出された圧液を該液圧アクチュエータ4に供給するサーボ弁3と、サーボ弁3と、メインポンプ2との間に配置され、該メインポンプ2から吐出された圧液を、必要に応じて、所定分、増圧してサーボ弁3に供給するサブポンプ5と、を有し、サブポンプ5は、液圧アクチュエータ4に供給される圧液が所定圧以内であれば、サーボ弁3に圧液を供給せず、該所定圧以上になれば、サーボ弁3に圧液を供給してなる。【選択図】図1

Description

本発明は、液圧(油圧や水圧等)駆動機械に用いられる液圧駆動回路に関する。
近年、油圧システムは、大出力が必要な機器や装置に広く用いられている。例えば、一般産業用マニピュレータ、油圧ショベルや特装車のロボットアームなどのロボット、航空機、宇宙機、或いは、トラクター等の農業機械などの走行車両等に用いられている。
このような油圧システムとして、例えば、特許文献1に記載のようなものが知られている。この特許文献1に記載の発明は、液圧アクチュエータの一種であるシリンダと、ポンプが吐出する作動油をシリンダへ供給してシリンダを伸縮作動させるサーボ弁とを備えているものである。
特開2020-41649号公報
ところで、このような油圧システムをロボットに適用させる場合、ロボットは、昨今多軸化していることから、軸毎に、シリンダとサーボ弁を用意する必要がある。この際、メインポンプから吐出された作動油が分岐して、各軸に用意されているシリンダとサーボ弁に供給されることとなる。それゆえ、メインポンプで必要な圧力と流量を全て賄う必要があることから、メインポンプのサイズとコストが増大する。しかも、多軸で用いる場合、想定される最高圧力に設定しなければならないことから、負荷圧が低い軸では無駄にエネルギーが捨てられてしまうという問題があった。さらに、サーボ弁は、バルブを閉じていても、その構造上、中立位置における隙間が大きく、経年変化によって、隙間がさらに単調に増加することとなる。それゆえ、理想的には、電流0で流量も0であるが、隙間があるため漏れてしまい、もって、差圧が大きい場合に、タンクに捨てられる(熱となって失う)エネルギーが相当大きくなるといった問題があった。
そこで、このような問題を解決すべく、サーボ弁として、ロータリーサーボ弁を使用することが考えられる。ロータリーサーボ弁は、中立位置における漏れが少ないことが知られていることから、有用である。
しかしながら、サーボ弁として、ロータリーサーボ弁を使用したとしても、多軸で用いる場合におけるエネルギーロスを回避することができず、結局、上記のような問題を解決することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、液圧アクチュエータの高精度化と、省エネ化を実現することができる液圧駆動回路を提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1に係る液圧駆動回路は、圧液を吐出するメインポンプ(2)と、
前記メインポンプ(2)より吐出された圧液が供給される液圧アクチュエータ(4)と、
前記メインポンプ(2)と、前記液圧アクチュエータ(4)との間に配置され、該メインポンプ(2)より吐出された圧液を該液圧アクチュエータ(4)に供給するサーボ弁(3)と、
前記サーボ弁(3)と、前記メインポンプ(2)との間に配置され、該メインポンプ(2)から吐出された圧液を、所定分、増圧して前記サーボ弁(3)に供給するサブポンプ(5)と、
前記メインポンプ(2)から吐出された圧液が通るメイン経路(メイン配管経路10)と、
前記サーボ弁(3)より排出された圧液が通る排出経路(排出管路11)と、を有し、
前記サブポンプ(5)は、前記液圧アクチュエータ(4)に供給される圧液が所定圧(P)以内であれば、前記サーボ弁(3)に圧液を供給せず、該所定圧(P)以上になれば、前記サーボ弁(3)に圧液を供給してなることを特徴としている。
また、請求項2に係る液圧駆動回路は、上記請求項1に記載の液圧駆動回路において、前記サブポンプ(5)にて所定分増圧された圧液が通るサブ経路(サブ配管経路13)と、をさらに有し、
前記メイン経路(メイン配管経路10)と、前記サブ経路(サブ配管経路13)との間には、逆止弁(6)が配置されてなることを特徴としている。
一方、請求項3に係る液圧駆動回路は、上記請求項1又は2に記載の液圧駆動回路において、多軸ロボットで使用する場合、前記液圧アクチュエータ(4)と、前記サーボ弁(3)と、前記サブポンプ(5)と、前記メイン経路(メイン配管経路10)と、前記排出経路(排出管路11)と、を軸毎に用意し、並列に並べた上で、該軸毎のメイン経路(メイン配管経路10)同士を接続し、該軸毎の排出経路(排出管路11)同士を接続してなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1に係る発明によれば、液圧アクチュエータ(4)に供給される圧液が所定圧(P)以内であれば、サブポンプ(5)は、サーボ弁(3)に圧液を供給しないようになっている。それゆえ、所定圧(P)以内は、メインポンプ(2)のみによって、圧液がサーボ弁(3)に供給されることとなる。しかるに、メインポンプ(2)による圧力(P)内の負荷においては、サーボ弁(3)によって高応答、且つ、高速運動を実現することができる。これにより、液圧アクチュエータ(4)は、公知の油圧サーボ技術と同等の性能を発揮することができる。
また、液圧アクチュエータ(4)に供給される圧液が所定圧(P)以上になれば、サブポンプ(5)は、サーボ弁(3)に圧液を供給するようにしている。これにより、液圧駆動回路(1)を多軸ロボットに適用するにあたって、メイン経路(メイン配管経路10)は、他の軸に存するメイン経路(メイン配管経路10)と接続され、排出経路(排出管路11)は、他の軸に存する排出経路(排出管路11)と接続され、もって、所定圧(P)は共通の圧力となる。それゆえ、サブポンプ(5)によって、局所的に圧液が増圧されても、他の軸とは非干渉であることから、従来のようなエネルギーロスを回避することが可能となる。
しかして、本発明によれば、液圧アクチュエータの高精度化と、省エネ化を実現することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、メイン経路(メイン配管経路10)と、サブ経路(サブ配管経路13)との間に、逆止弁(6)が配置されているから、合流点(10b)にて合流した、増圧されていない圧液が、メインポンプ(2)に逆流してくる事態を防止することができる。これにより、液圧駆動回路(1)を多軸ロボットに適用している場合、他の軸に、所定圧(P)以上の圧液が流れることによる流体的な干渉を防ぐことができ、さらに、メインポンプ(2)が誤作動を起こしてしまう事態を低減させることができる。
一方、請求項3に係る発明によれば、多軸ロボットで使用する場合、液圧アクチュエータ(4)と、サーボ弁(3)と、サブポンプ(5)と、メイン経路(メイン配管経路10)と、排出経路(排出管路11)と、を軸毎に用意し、並列に並べた上で、該軸毎のメイン経路(メイン配管経路10)同士を接続し、該軸毎の排出経路(排出管路11)同士を接続している。これにより、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用することが可能となる。
本発明に係る液圧駆動回路の回路図である。 サブポンプとメインポンプが生成する供給パワーを示した図である。 同実施形態に係る液圧アクチュエータが伸長動作する場合について説明するための図である。 同実施形態に係る液圧駆動回路の制御手順を示すフローチャート図である。
以下、本発明に係る液圧駆動回路の一実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
本実施形態における液圧駆動回路は、一般産業用マニピュレータ、油圧ショベルや特装車のロボットアームなどのロボット、航空機、宇宙機、或いは、トラクター等の農業機械などの走行車両等に用いられるものである。具体的には、図1に示すように、液圧駆動回路1は、メインポンプ2と、サーボ弁3と、液圧アクチュエータ4と、サブポンプ5と、で主に構成されている。メインポンプ2は、図1に示すサーボモータM1によって駆動され、メインポンプ2に接続されているメイン配管経路10へ高圧の圧液を吐出する。この圧液は、例えば、作動油からなり、図1に示すタンクTに貯留されている。これにより、メインポンプ2は、サーボモータM1によって駆動されると、タンクTから圧液を吸入し、メイン配管経路10へ高圧の圧液を吐出することとなる。なお、タンクTは、図1に示すように、加圧エアポンプTaが接続されており、加圧エアポンプTaにて加圧されるようになっている。これにより、メインポンプ2による圧液の吸入が良くなり、もって、キャビテーションを防止することができると共に、騒音を低減させることができる。
サーボ弁3は、図1に示すように、4ポート3位置のサーボ弁であって、供給ポート3aがメイン配管経路10に、排出ポート3bが排出管路11に、制御ポート3cが、液圧アクチュエータ4の収縮側室4aに、制御ポート3dが、液圧アクチュエータ4の伸長側室4bに、それぞれ連通されている。なお、排出管路11は、図1に示すように、タンクTに接続されており、排出された圧液をタンクTに戻すようになっている。
また、サーボ弁3は、詳しくは図示しないが、ソレノイドによって駆動されるスプールを備えており、スプールの位置によって伸側供給ポジションから縮側供給ポジションまで流路と開口面積を連続的かつ高応答に変化させることができるようになっている。しかして、このようなサーボ弁3は、伸側供給ポジションでは、収縮側室4aを排出管路11へ連通すると共に、伸長側室4bを、メイン配管経路10へ連通する。そして、縮側供給ポジションでは、収縮側室4aをメイン配管経路10へ連通すると共に、伸長側室4bを、排出管路11へ連通する。そしてさらに、遮断ポジションでは、収縮側室4aと伸長側室4bを、メイン配管経路10と、排出管路11の双方への連通を阻止する。他方、サーボ弁3は、伸側供給ポジションと縮側供給ポジションとのそれぞれで通過流量の調整ができるようになっている。なお、このようなサーボ弁3は、応答性が良いことが知られており、負荷が急激にかかっても、圧液を逃がしたり、ブレーキをかけたりすることができるようになっている。
液圧アクチュエータ4は、例えば、シリンダからなり、図1に示すように、チューブ40と、チューブ40内に移動自在に挿入されるとともにチューブ40内を収縮側室4aと伸長側室4bとに区画するピストン41と、チューブ40内に移動自在に挿入されるとともにピストン41に連結されるロッド42とを備えている。しかして、このように構成される液圧アクチュエータ4は、メイン配管経路10を通って供給された圧液が、チューブ40内へ供給されることによって伸縮動作することとなる。具体的には、上述したサーボ弁3の制御によって、メイン配管経路10を通って供給された圧液が、収縮側室4aへ供給され、伸長側室4bが排出管路11へ連通されると、液圧アクチュエータ4は収縮動作することとなる。そして、反対に、上述したサーボ弁3の制御によって、メイン配管経路10を通って供給された圧液が、伸長側室4bへ供給されて、収縮側室4aが排出管路11へ連通されると、液圧アクチュエータ4は伸長動作することとなる。
サブポンプ5は、図1に示すサーボモータM2によって駆動され、メインポンプ2より吐出された圧液を所定分、増圧できるものである。より詳しく説明すると、図1に示すように、メイン配管経路10には、分岐点10aを経由して、分岐配管経路12が接続されている。この分岐配管経路12は、サブポンプ5に接続されていることから、メインポンプ2より吐出された圧液が、メイン配管経路10と分岐配管経路12を通って、サブポンプ5に供給されることとなる。そして、サーボモータM2によって、サブポンプ5が駆動されると、メイン配管経路10と分岐配管経路12を通って供給された圧液が増圧され、サブポンプ5に接続されているサブ配管経路13へ吐出される。なお、サブ配管経路13は、図1に示すように、合流点10bを経由して、メイン配管経路10に接続されることとなる。また、サブポンプ5の容量は、液圧アクチュエータ4の収縮側室4aの容量、及び、液圧アクチュエータ4の伸長側室4bの容量よりも小さくなっている。
ところで、図1に示すように、メイン配管経路10には、メイン配管経路10と、サブ配管経路13との間、すなわち、分岐点10aと合流点10bとの間に、逆止弁6が設けられている。そして、図1に示す符号A1は、メインポンプ2より吐出された圧液の圧力を計測する圧力計又は圧力センサであり、符号A2は、サブポンプ5より吐出された圧液の圧力を計測する圧力計又は圧力センサであり、符号Aaは、収縮側室4aの圧力を計測する圧力計又は圧力センサであり、符号Abは、伸長側室4bの圧力を計測する圧力計又は圧力センサである。
かくして、このようにして液圧駆動回路1は、構成されることとなる。なお、このように構成される液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用する場合、図1に示す破線Hで囲った部分が、軸毎に必要となる。すなわち、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用する際、図1に示すように、メインポンプ2と、タンクT以外のものが必要となる。それゆえ、メインポンプ2と、タンクT以外のもの(図1に示す破線Hで囲った部分)を並列に並べ、メイン配管経路10同士を接続し、排出管路11同士を接続するようにすれば、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用することが可能となる。
ここで、本実施形態の特徴とするところは、サブポンプ5に関するところであるため、このサブポンプとメインポンプとの関係について、図2を参照してより詳しく説明する。
図2は、サブポンプ5とメインポンプ2が生成する供給パワーを示している。図2に示すように、メインポンプ2の容量は、サブポンプ5の容量よりも大きくなっている。そして、このようなメインポンプ2を、図1に示すサーボモータM1によって駆動する一方で、サブポンプ5を、アイドリング又は停止させると、図2に示すように、供給圧は、Pに制限され、流量もQに制限されることとなる。これは、メインポンプ2の能力によるものである。なお、メインポンプ2の出口側にアキュムレータを設けた場合は、メインポンプ2と追加したアキュムレータの能力によるところとなる。
次いで、サブポンプ5を、図1に示すサーボモータM2によって駆動すると、メインポンプ2より吐出された圧液が所定分、増圧されることとなる。すなわち、メインポンプ2を、図1に示すサーボモータM1によって駆動させていると、メインポンプ2より吐出された圧液が、メイン配管経路10と分岐配管経路12を通って、サブポンプ5に供給される。この際、サブポンプ5は、アイドリング又は停止しているため、圧液は、サブポンプ5に供給されたまま、その場で滞留した状態となる。そして、この状態で、図1に示すサーボモータM2によって、サブポンプ5が駆動されると、滞留していた圧液が、サブポンプ5によって、サブ配管経路13へ吐出される。この際、差圧(ΔP)が発生し、その吐出圧は、メインポンプ2より吐出されるPを必ず超える(P+ΔP)こととなる。これにより、図1に示すように、逆止弁6を経由してメイン配管経路10を通って流れてくるメインポンプ2より吐出された圧液と、サブ配管経路13を通って流れてくるサブポンプ5より吐出された圧液とが、図1に示す合流点10bにて合流する。この際、サブポンプ5より吐出された圧液の方が、圧力が優勢になるため、メインポンプ2より吐出された圧液はせき止められることとなる。そのため、図2に示すように、供給流量はQに制限されるものの、供給圧は増圧(P)することとなる。
かくして、サブポンプ5とメインポンプ2とは、上記のような関係となる。なお、図2では、供給流量がQに制限される例を示したが、サブポンプ5の出口側にアキュムレータを設けて流量を一時的に増やすことは可能である。
次に、サブポンプ5とメインポンプ2との関係を踏まえ、サブポンプ5とメインポンプ2とサーボ弁3を選定し、その流量と圧力を制御する必要がある。この点について、図3を参照して具体的に説明する。
図3では、図1に示す液圧アクチュエータ4が運用(パワーを外界に「発揮」、又は、外界からパワーを「吸収」)できる「負荷パワー=負荷圧力×負荷流量」を、領域R1、領域R2、領域R3で示している。なお、図3に示す点α、点β、点γで結ばれた扇状の領域が使用できないのは、上述したように供給側であるサブポンプ5とメインポンプ2との都合によりものである。しかしながら、パワーを吸収する際、サブポンプ5とメインポンプ2の能力は無関係となるため、図3に示す左側の面積が広い領域R1が使用できることとなる。なお、以下の説明では、液圧アクチュエータ4が伸長動作(正方向)する場合について説明することとし、力の方向で場合分けすることとする。なおまた、液圧アクチュエータ4が収縮動作する場合も、液圧アクチュエータ4が伸長動作する場合と同様であるため、説明は省略することとする。
<Case1:ポジティブ負荷の場合>
負荷圧力が正で、圧力がP以下の場合、図3に示す領域R2を、メインポンプ2とサーボ弁3のみで制御することができる。以下では、これを、ノーマルモード(N-mode)という。
ところで、流せる負荷流量は、一般的に知られているように、オリフィスの式によって計算でき、サーボ弁3は、与えられた差圧(圧力降下)に対して、出力流量を電流によって連続的に制御できる。なお、図3に示す点αを通る曲線、点β,γを通る曲線は、オリフィスの式によって計算されたもので、サーボ弁3が最大開度(電流iが最大値)のとき、オリフィスの差圧PZLで流せる流量がQZLで、オリフィスの差圧PZHで流せる流量がQZHであることを示している。
一方、供給サイドであるサブポンプ5とメインポンプ2から見れば、上述したように、負荷圧力Pを超える場合、供給できる流量はQに制限される(図3に示す領域R3参照)。ところで、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用する場合、図1に示す破線Hで囲った部分が、軸毎に必要となるから、図3に示す領域R3では、各軸に独立配置されたサブポンプ5が各軸のパワー供給を担うこととなる。それゆえ、サブポンプ5による体積制御と、サーボ弁3による絞り制御とをうまく協調させることにより、エネルギー消費を抑えることが可能となる。なお、以下では、領域R3をブーストモード(B-mode)という。
かくして、サブポンプ5とメインポンプ2とサーボ弁3を選定するにあたっては、流量QZH、差圧PZH、そして、α点の圧力と流量が基準となる。これにより、まず、流量QZH、又は、差圧PZH、或いは、その両方から、サーボ弁3のサイズが決定される。そして、次に、α点によって、サブポンプ5のサイズが決定されることとなる。これにより、α点を基準にして、より力が必要なときは、図1に示すサーボモータM2によって、サブポンプ5を動作させてブーストモード(B-mode)で制御し、より速度が必要なときは、サブポンプ5をアイドリング、又は、停止させて、ノーマルモード(N-mode)で制御することとなる。
なお、図3においては、コストの観点から、サーボ弁3を必要以上に大きくしないように、圧力降下Pにおけるサーボ弁3の最大電流が、Qに一致するように、各コンポーネントを選定した場合を示している。また、液圧駆動回路1の最大流量Qは、サーボ弁3よりも大きくとるか否か、単軸ロボットか、多軸ロボットかも含め、液圧駆動回路1を適用するアプリケーションに応じて、適宜選択するようにすれば良い。なお、アキュムレータを用いて、平滑化することもできるが、コストやスペースとの兼ね合いを考慮して選択する必要がある。また、サブポンプ5の出口側にアキュムレータを設ける場合、一時的に、流量Qを、サブポンプ5の能力以上に増やすことができる。しかしながら、余った分は、サーボ弁3のバルブを通って、図1に示す排出管路11を通じてタンクTに絞り捨てられることとなる。そのため、エネルギーロスが生じる可能性があることに留意が必要である。
<Case2:ネガティブ負荷の場合>
負荷圧力が負の場合(ブレーキ動作)、流体エネルギーは、負荷から供給される。利用できるパワーは、サブポンプ5とメインポンプ2の能力と無関係となるが、実際には、サーボ弁3の容量に制約される。図3に示す領域R1がそれを示している。このパワー領域R1で、サーボ弁3の電流を連続的に制御することで、液圧アクチュエータ4にブレーキをかけることができる。なお、負の圧力は、ブレーキ動作における排圧を意味している。
ところで、ブレーキ時は、サブポンプ5をアイドリングさせるか止めておけば良いが、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用する場合、メインポンプ2は、他の軸で必要な最小共通圧力として、Pに維持しておく必要がある。そのため、負荷が、Pを下回った軸では、使われなかったエネルギーが、サーボ弁3のバルブを通って、図1に示す排出管路11を通ってタンクTに絞り捨てられることとなる。
ところで、上記のような制御は、図示しない制御装置によって制御されることとなる。この点、図4を参照して具体的に説明することとする。なお、以下では、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用することを想定して説明する。
まず、制御装置は、液圧アクチュエータ4の運動方向に対して、目標とする力、或いは、実際の力の符号から、Case1:ポジティブ負荷か、Case2:ネガティブ負荷かを判別する(ステップS1)。なお、本実施形態においては、力は、図1に示す圧力計又は圧力センサAa,Abから間接的に計測するか、もしくは、図1に示す液圧アクチュエータ4に設けられている図示しない力センサから直接的に計測する。
Case1:ポジティブ負荷の場合(ステップS1:Case1)、制御装置は、液圧アクチュエータ4に必要な圧力を確認し、図2,図3に示す圧力P以下であれば、N-modeであると判定し、Pを超える場合、B-modeであると判定する(ステップS2)。
B-modeである場合(ステップS2:B-mode)、制御装置は、各軸に設けられている図1に示す液圧アクチュエータ4のロッド42の目標位置や速度、力を達成するために必要な目標速度Vdesを計算する(ステップS3)。なお、目標速度Vdesを計算するにあたっては、例えば、フィードフォワード項と、誤差フィードバック項を計算して足し合わせた2段階制御等、既存の方法を用いれば良い。
次いで、制御装置は、目標速度Vdesから、各軸に設けられている図1に示す液圧アクチュエータ4に流入させる流入量Qinと、液圧アクチュエータ4から流出させる流出量Qoutを計算する(ステップS4)。
次いで、制御装置は、メインポンプ2の最低共通圧力として、Pを保ちつつ、全ての液圧アクチュエータ4の流入量Qinの合計流量が吐出できるように、図1に示すサーボモータM1の回転数を制御する(ステップS5)。なお、メインポンプ2として、可変容量ポンプを用いる場合は、サーボモータM1の回転数を制御する代わりに、容積を変化させても良い。
次いで、制御装置は、各軸に設けられたサブポンプ5について、各流入量Qinを吐出できるよう、サーボモータM2の回転数を制御する(ステップS6)。なお、必要に応じて、サーボモータM2の最低回転数を定めることで、低回転数領域における容量効率低下や、振動を避けることが可能となる。
次いで、制御装置は、メインポンプ2及びサブポンプ5で生成された流れが実際に必要な流れと一致するように、サーボ弁3を制御する(ステップS7)。具体的には、オリフィスの式を用いて、流入量Qinと流出量Qoutと、圧力降下PinとPoutに応じた弁開度を電流制御によって行うこととなる。ここで、圧力降下Pin,Poutとは、液圧アクチュエータ4が伸長動作する場合における、圧力降下Pin=図1に示す圧力計又は圧力センサA2の圧力値-図1に示す圧力計又は圧力センサAaの圧力値、圧力降下Pout=図1に示す圧力計又は圧力センサAbの圧力値-図1に示すタンクTの圧力(大気圧)を示すものである。なお、圧力計又は圧力センサの値ではなく、予測値を用いることも可能であるが、一般的に、負荷変動は予測できないため、実測値を利用する方が確実である。
かくして、このようにして、B-modeにおける制御が行われることとなる。
なお、本実施形態においては、フィードバック項は、目標速度Vdesに一括して組み込むようにしている。しかしながら、仮にサブポンプ5の回転数制御系の応答性が望ましくない場合は、メインポンプ2及びサブポンプ5側と、サーボ弁3側とで独立にフィードバック制御を行うのが好ましい。具体的には、目標速度Vdesは、フィードフォワード項のみとし、フィードバック制御については、メインポンプ2及びサブポンプ5側と、サーボ弁3側とで個別のフィードバック項を計算し、各指令値であるサーボモータM1の回転数、サーボモータM2の回転数、並びに、サーボ弁3のスプール電流にそれぞれ加算し、ゲインは、個別に設定することとする。この際、サブポンプ5の遅れによって、望ましい流入量Qinの供給に遅れが生じても、高応答のサーボ弁3は、その時点の圧力降下Pinの情報に基づいてバルブ開度を調製することで目標速度Vdesを達成しようとする。これにより、サブポンプ5におけるフィードバック制御と、サーボ弁3におけるフィードバック制御は、ともに誤差を打ち消す方向に働くため、相反せず、協調的に動作することとなる。
一方、N-modeである場合(ステップS2:N-mode)、制御装置は、各軸に設けられている図1に示す液圧アクチュエータ4のロッド42の目標位置や速度、力を達成するために必要な目標速度Vdesを計算する(ステップS8)。
次いで、制御装置は、目標速度Vdesから、各軸に設けられている図1に示す液圧アクチュエータ4に流入させる流入量Qinと、液圧アクチュエータ4から流出させる流出量Qoutを計算する(ステップS9)。
次いで、制御装置は、メインポンプ2の最低共通圧力として、Pを保ちつつ、全ての液圧アクチュエータ4の流入量Qinの合計流量が吐出できるように、図1に示すサーボモータM1の回転数を制御する(ステップS10)。
次いで、制御装置は、メインポンプ2で生成された流れが実際に必要な流れと一致するように、サーボ弁3を制御する(ステップS11)。
かくして、このようにして、N-modeにおける制御が行われることとなる。なお、N-modeにおける制御は、B-modeと同様で、サブポンプ5を使用しない点が異なるだけである。
他方、Case2:ネガティブ負荷の場合(ステップS1:Case2)、制御装置は、制御装置は、各軸に設けられている図1に示す液圧アクチュエータ4のロッド42の目標位置や速度、力を達成するために必要な目標速度Vdesを計算する(ステップS12)。
次いで、制御装置は、目標速度Vdesから、各軸に設けられている図1に示す液圧アクチュエータ4に流入させる流入量Qinと、液圧アクチュエータ4から流出させる流出量Qoutを計算する(ステップS13)。
次いで、制御装置は、メインポンプ2の最低共通圧力として、Pを保ちつつ、全ての液圧アクチュエータ4の流入量Qinの合計流量が吐出できるように、図1に示すサーボモータM1の回転数を制御する(ステップS14)。
次いで、制御装置は、メインポンプ2で生成された流れが実際に必要な流れと一致するように、サーボ弁3を制御する(ステップS15)。
かくして、このようにして、Case2:ネガティブ負荷の場合における制御が行われることとなる。なお、ネガティブ負荷では、液圧アクチュエータ4からタンクTに流出させる流出量Qoutは、メインポンプ2の能力とは無関係となるが、液圧アクチュエータ4の内部と、メイン配管経路10が圧液で満たされるよう、メインポンプ2は、Pを維持するようにしている。なお、上述したように、サブポンプ5は、アイドリング、もしくは、停止させておけば良い。
しかして、以上説明した本実施形態によれば、圧力P内の負荷においては、サブポンプ5を停止又はアイドリングさせ、メインポンプ2のみを駆動させているから、サーボ弁3によって高応答、且つ、高速運動を実現することができる。これにより、液圧アクチュエータ4は、公知の油圧サーボ技術と同等の性能を発揮することができる。
また、圧力P以上の負荷に対しては、サブポンプ5を用いて、増圧するようにしている。これにより、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用するにあたって、メイン配管経路10は、他の軸に存するメイン配管経路10と接続され、排出管路11は、他の軸に存する排出管路11と接続され、もって、圧力Pは共通の圧力となる。それゆえ、サブポンプ5によって、局所的に圧液が増圧されても、他の軸とは非干渉であることから、従来のようなエネルギーロスを回避することが可能となる。
しかして、本実施形態によれば、液圧アクチュエータの高精度化と、省エネ化を実現することができる。
また、本実施形態においては、エネルギーロスを回避するだけに限らず、サーボ弁3の寿命も向上することとなる。すなわち、サーボ弁3のスプールは、精密機械加工品であることから、高圧の圧液が狭い隙間を通る際に、摩耗することとなる。そのため、高圧で使用する期間が短くなればなるほど、スプール周辺部品の寿命は延びることとなり、もって、サーボ弁3の寿命も向上することとなる。なお、現在、市場に広く普及している産業用サーボ弁は、長時間の高圧にも耐えられるものであるが、高圧を短時間動作に限定すれば、構造を見直した廉価版を製造できる可能性がある。
さらに、本実施形態によれば、メインポンプ2として低圧の大流量ポンプを利用することができるため、ハイパワーなモータを必要とする高圧・大流量ポンプよりも、コスト面や騒音、発熱の面で有利である。なお、このことは、サブポンプ5の動作のDuty比が低ければ低いほど顕著となる。
一方、本実施形態においては、サブポンプ5の容量は、液圧アクチュエータ4の容量、すなわち、液圧アクチュエータ4の収縮側室4aの容量、及び、液圧アクチュエータ4の伸長側室4bの容量よりも小さくなっている。これにより、サブポンプ5として、安価な小型ポンプと、小型サーボモータを利用することができる。しかして、このようなサブポンプ5によって、液圧アクチュエータ4の圧力を簡単に増圧することができ、且つ、圧液を細かく送ることができる。そのため、サーボ弁3よりも分解能を高めることができる可能性がある。それゆえ、サーボ弁3は、応答性が高く、分解能が低いものを使用することができ、もって、コストを削減することが可能となる。また、サブポンプ5の容量を、液圧アクチュエータ4の容量、すなわち、液圧アクチュエータ4の収縮側室4aの容量、及び、液圧アクチュエータ4の伸長側室4bの容量よりも十分に小さく選べば、サブポンプ5は、液圧アクチュエータ4に対し、微小量の圧液を供給することが可能となる。例えば、液圧アクチュエータ4がシリンダの場合、ピストン面積が100平方ミリのシリンダにおいて、ポンプ1回転当たり1ミリの分解能を得たい場合、ポンプの容積は100立方ミリ、すなわち、0.1ccとなる。しかして、サブポンプ5をサーボモータM2で駆動すれば、1/1000回転程度の制御は容易であることから、シリンダは1ミクロンの位置分解能を実現することが可能となる。また、容量が小さくなればなるほど、小さいトルクで高圧を得ることが可能となる。
また、本実施形態においては、メイン配管経路10には、メイン配管経路10と、サブ配管経路13との間、すなわち、分岐点10aと合流点10bとの間に、逆止弁6が設けられている。これにより、逆止弁6を経由してメイン配管経路10を通って流れてくるメインポンプ2より吐出された圧液と、サブ配管経路13を通って流れてくるサブポンプ5より吐出された圧液とが、図1に示す合流点10bにて合流した際、せき止められるメインポンプ2より吐出された圧液が、メインポンプ2に逆流してくる事態を防止することができる。しかして、このように逆止弁6を設けることにより、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用している場合、他の軸に、圧力P以上の圧液が流れることによる流体的な干渉を防ぐことができ、さらに、メインポンプ2が誤作動を起こしてしまう事態を低減させることができる。
なお、本実施形態において示した形状等はあくまで一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、本実施形態においては、サーボモータM1、サーボモータM2を使用する例を示したが、それに限らず、モータであればどのようなものを用いても良い。
また、本実施形態においては、タンクTを加圧するにあたって、加圧エアポンプTaにて加圧する例を示したが、それに限らず、どのような方法を用いても良い。
さらに、本実施形態においては、液圧駆動回路1を多軸ロボットに適用するにあたり、メインポンプ2が一つの構成である例を示したが、それに限らず、メインポンプ2を必要に応じて増やすようにしても良い。この場合、圧力Pに限らず、圧力をメインポンプ2の台数分だけ設定可能となる。それゆえ、バルブで流路を切り替える等して、各軸は、複数のメインポンプ2の中から、所望のメインポンプ2を自由に選択して使用することが可能となる。
1 液圧駆動回路
2 メインポンプ
3 サーボ弁
4 液圧アクチュエータ
5 サブポンプ
6 逆止弁
10 メイン配管経路(メイン経路)
10b 合流点
11 排出管路(排出経路)
13 サブ配管経路(サブ経路)
T タンク

Claims (3)

  1. 圧液を吐出するメインポンプと、
    前記メインポンプより吐出された圧液が供給される液圧アクチュエータと、
    前記メインポンプと、前記液圧アクチュエータとの間に配置され、該メインポンプより吐出された圧液を該液圧アクチュエータに供給するサーボ弁と、
    前記サーボ弁と、前記メインポンプとの間に配置され、該メインポンプから吐出された圧液を、所定分、増圧して前記サーボ弁に供給するサブポンプと、
    前記メインポンプから吐出された圧液が通るメイン経路と、
    前記サーボ弁より排出された圧液が通る排出経路と、を有し、
    前記サブポンプは、前記液圧アクチュエータに供給される圧液が所定圧以内であれば、前記サーボ弁に圧液を供給せず、該所定圧以上になれば、前記サーボ弁に圧液を供給してなる液圧駆動回路。
  2. 前記サブポンプにて所定分増圧された圧液が通るサブ経路と、をさらに有し、
    前記メイン経路と、前記サブ経路との間には、逆止弁が配置されてなる請求項1に記載の液圧駆動回路。
  3. 液圧駆動回路を多軸ロボットで使用する場合、前記液圧アクチュエータと、前記サーボ弁と、前記サブポンプと、前記メイン経路と、前記排出経路と、を軸毎に用意し、並列に並べた上で、該軸毎のメイン経路同士を接続し、該軸毎の排出経路同士を接続してなる請求項1又は2に記載の液圧駆動回路。
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