JP2022053343A - 情報処理プログラム - Google Patents

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豊和 中嶋
Toyokazu Nakajima
貴之 羽鳥
Takayuki Hatori
修一 澤田
Shuichi Sawada
大輝 久保
Daiki Kubo
智基 石川
Tomomoto Ishikawa
尚哉 岡
Naoya Oka
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Abstract

【課題】ユーザにとって有用な食品を自動的に注文する技術を提供する。【解決手段】情報処理プログラムが、制御部に、ユーザが摂取した栄養素を示す摂取情報を取得することと、摂取情報に基づいて所定期間内にユーザが摂取した栄養素を求め、所定の目標値と比較して過不足のある栄養素を判定することと、不足している栄養素を含む食品又は過剰に摂取した栄養素を削減した食品を特定することと、特定した食品を注文することとを実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、食品を発注する技術に関する。
特許文献1に記載の商品注文システムでは、ビーコン装置が、商品と対応づけられた識別情報を含むビーコン信号を発し、通信端末がビーコン信号を受信してサーバへ送信する。また、サーバが、受信した識別情報と対応づけられた商品を商品情報データベースから検索し、その商品の商品情報をメールにより通信端末に送信し、この商品情報を見たユーザが、通信端末に対して注文操作を行うことにより、必要な商品を注文する。
特開2016-224650号公報
特許文献1の商品注文システムでは、ユーザが購入する商品を決め、購入するタイミングでビーコン装置のボタンを押すといったユーザの自発的な操作によって一連の注文プロセスが開始される。このため摂取する栄養がユーザの嗜好によって偏る或いは商品を買い忘れるといった問題が生じることがあった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ユーザにとって有用な食品を自動的に注文する技術の提供を目的とする。
本開示の一態様に係る情報処理プログラムは、
ユーザが摂取した栄養素を示す摂取情報を取得することと、
前記摂取情報に基づいて所定期間内にユーザが摂取した栄養素を求め、所定の目標値と比較して過不足のある栄養素を判定することと、
不足している前記栄養素を含む食品又は過剰に摂取した前記栄養素を削減した食品を特定することと、
前記特定した食品を注文することと、
を制御部に実行させる。
本開示によれば、ユーザにとって有用な食品を自動的に注文する技術を提供できる。
本実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 ユーザ端末及びECサーバの各ハードウェア構成を例示する図である。 ユーザ端末の機能構成を例示する図である。 目標値テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 食品データテーブルのデータ構成の一例を示す図である。 ユーザ端末が実行する処理の流れを例示する図である。
本実施形態に係る情報処理プログラムは、ユーザが摂取した栄養素を示す摂取情報を取
得することと、摂取情報に基づいて所定期間内にユーザが摂取した栄養素を求め、所定の目標値と比較して過不足のある栄養素を判定することとを制御部に実行させる。また、情報処理プログラムは、不足している栄養素を含む食品又は過剰に摂取した栄養素を削減した食品を特定することと、特定した食品を注文することとを制御部に実行させる。
これにより、情報処理プログラムは、ユーザにとって有用な食品を自動的に注文でき、必要な食品の買い忘れを抑制することや、摂取する栄養の偏りを抑制することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。以下の実施形態に記載されている構成要素の数、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<第一の実施形態>
(システム構成)
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。図1の例において、情報処理システム1は、ユーザ端末100、及び複数のEC(electronic commerce)サーバ200を含んで構成される。
情報処理システム1においては、ユーザ端末100と、各ECサーバ200が、ネットワークN1によって相互に接続される。ネットワークN1には、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用
されてもよい。なお、本実施形態において食品は、野菜、肉、及び魚などの食材の他、調理済みの加工食品、特定の栄養素を凝縮したサプリメント(栄養補助食品)などである。
ECサーバ200は、電子商取引を行うコンピュータであり、少なくとも食品の取り引きを行う。本実施形態ではユーザ端末100と複数のECサーバ200とが取り引きを行う例を示したが、これに限らず情報処理システム1におけるECサーバ200は一つのみであってもよい。また、ECサーバ200は、一つの企業の商品を取り引きするものであっても、複数の企業の商品を取り引きするもの、いわゆるオンラインモール或はネット商店街と呼ばれるサイトを運営するものであってもよい。
ECサーバ200は、ユーザ端末100から食品の注文を受ける処理を行い、受注した食品をユーザへ配送するための処理を行う。なお、食品を配送する処理は、例えば配送センター等に、配送する食品や配送先を通知するものであり、実際の配送は宅配サービス等、既存の手段が利用できるため説明を省略する。
ユーザ端末100は、ユーザによる入力等により、ユーザが摂取した栄養素を示す摂取情報を取得すると共に、ネットワークN1を介してECサーバ200へ食品を注文する処理を行う。
(ハードウェア構成)
図2は、ユーザ端末100、及びECサーバ200の各ハードウェア構成を例示する図である。
先ず、ユーザ端末100について説明する。ユーザ端末100は、一般的なコンピュータの構成を有している。ユーザ端末100は、プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、表示部104、入力部105、通信部106を有する。これらは、互いにバスによって接続される。主記憶部102および補助記憶部103は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。コンピュータのハードウェア構成は、図2に示される例に限らず、適宜構成要素の省略、置換、追加が行われてもよい。
ユーザ端末100は、プロセッサ101が記録媒体に記憶されたプログラムを主記憶部102の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各機能構成部等が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。
プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital
Signal Processor)である。プロセッサ101は、本実施形態における制御部の一形態
である。プロセッサ101は、ユーザ端末100を制御し、様々な情報処理の演算を行う。主記憶部102は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶部103は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM
)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。また、補助記憶部1
03は、リムーバブルメディア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。
補助記憶部103は、各種のプログラム、各種のデータおよび各種のテーブルを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部103には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種コンピュータプログラム、及び各種データベース等が格納される。補助記憶部103に格納される情報は、主記憶部102に格納されてもよい。また、主記憶部102に格納される情報は、補助記憶部103に格納されてもよい。補助記憶部103には、本実施形態に係る情報処理プログラム、ユーザの設定情報、及び食品の情報が格納される。
表示部104は、プロセッサ101による処理の結果等の情報を表示する手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)パネル等で
ある。入力部105は、タッチパネル、押しボタン等を含む。また、入力部105は、映像及び画像の入力を可能にするカメラや、マイクロフォンのような音声の入力部、各種センサ、現在地の入力を可能にする測位手段を含むことができる。
通信部106は、他の装置と接続し、ユーザ端末100と他の装置との間の通信を可能にするインターフェースである。通信部106は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、公衆通信網であるインターネット等のネットワークN1に接続される。通信部106は、例えば、携帯電話等の電話通信網、WiFi等の無線通信を利用してネットワークN1にアクセスし、ECサーバ200等と通信を行うことができる。
ユーザ端末100で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
次に、ECサーバ200について説明する。ECサーバ200は、公衆通信網であるインターネット等のネットワークN1を介してユーザ端末100と通信し、電子商取引を行うコンピュータである。
ECサーバ200は、ユーザ端末100と同様に、プロセッサ211、主記憶部212、補助記憶部213、通信部214を有する。プロセッサ211、主記憶部212、補助記憶部213、通信部214は、ユーザ端末100のプロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部106と同様であるため、説明は省略される。
(ユーザ端末の機能構成)
図3は、ユーザ端末100の機能構成を例示する図である。ユーザ端末100は、機能構成要素として、目標値設定部F11、情報取得部F12、過不足判定部F13、食品特定部F14、発注部F15、目標値テーブルD11、及び食品データテーブルD12を備える。ユーザ端末100のプロセッサ101は、補助記憶部103から主記憶部102上に読み出した情報処理プログラムにより、目標値設定部F11、情報取得部F12、過不足判定部F13、食品特定部F14、及び発注部F15の処理を実行する。ただし、各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。
また、ユーザ端末100は、ユーザの情報や食品の情報を補助記憶部103に記憶しており、これらの情報を各機能構成要素の処理に利用可能なように、目標値テーブルD11及び食品データテーブルD12として格納している。図4は、目標値テーブルD11のデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、目標値テーブルD11は、栄養素の種別と摂取量の目標値とが対応付けられて登録されている。
栄養素は、栄養のために摂取する物質であり、例えば、糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、及びミネラルである。本実施形態において栄養素の種別は、例えば、栄養素の種類及び栄養価を特定する情報であり、糖質、たんぱく質、脂質、ビタミンA、ビタミンB、ナトリウム、カルシウム、鉄、亜鉛など、栄養素の種類の他、エネルギー(熱量)などの栄養価が挙げられる。また、本実施形態の栄養素の種別は、糖類、塩化ナトリウム、及びプリン体、食物繊維など、過不足が健康状態に影響を及ぼす所定の物質であってもよい。目標値は、ユーザが所定期間(例えば一週間)内に摂取すべき量を示す情報である。
図5は、食品データテーブルD12のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、食品データテーブルD12は、食品の名称と、食品の摂取単位(例えばサービングサイズ)と、一単位の食品に含まれる栄養素の種別及び量と、補給栄養素と、削減栄養素とが対応付けて登録されている。食品の名称は、例えば、ハンバーガー、ラーメン、或はカレーライスといった料理名の他、キュウリ、レタス、或いはリンゴといった食材名など、食品を特定する名称である。食品の名称は、加工食品の場合、商品名であってもよい。食品の摂取単位は、例えばハンバーガー1個、ラーメン1杯、カレーライス一人前など、各食品が一回に提供されるサイズである。また、摂取単位は、リンゴ1個(250g)、コーラ一杯(250ml)等のように、換算可能な値を含んでもよい。補給栄養素は、当該食品を摂取することで補給できる栄養素の種別を示す情報である。即ち、栄養素が不足していると判定された場合に、この栄養素を含む食品として食品特定部F14が特定する際のインデックスとなる情報である。例えば、ビタミン又はミネラルのサプリメントの補給栄養素欄に、この栄養素の種別がインデックスとして登録される。削減栄養素は、当該食品から削減した栄養素を示す情報である。即ち、栄養素を過剰に摂取したと判定された場合に、この栄養素を削減した食品として食品特定部F14が特定する際のインデックスとなる情報である。例えば、低カロリー食品又は減塩食品の補給栄養素欄に、この栄養素の種別がインデックスとして登録される。
図3に示した目標値設定部F11は、ユーザによる入力を受けて目標値を設定する。例えば、目標値設定部F11は、目標値を入力するための入力フォームを表示部104に表示させ、入力された値を目標値テーブルD11に目標値として設定する。また、目標値設定部F11は、ユーザの身長、体重、年齢、及び持病など、身体の状態を示す身体情報の入力を受け、この身体情報に応じた値を求め、この値を目標値テーブルD11に目標値として設定してもよい。例えば、身長、体重及び年齢毎に、各栄養素の摂取量の標準値を記憶しておき、ユーザの身長、体重、及び年齢に対応した値を読み出し、この標準値について所定割合増減した範囲(例えば-30%~+30%)を目標値として設定する。また、この目標値は、ユーザの持病に応じて補正しても良い。例えば一週間に摂取する塩化ナト
リウムの標準値が35gであった場合、3割増減した目標値を24.5g~45.5gとし、ユーザの持病が高血圧であった場合、標準値を超えない範囲に補正し、24.5g~35gを目標値として設定する。また、目標値設定部F11は、情報取得部F12が取得したユーザの情報に基づいて目標値を更新してもよい。例えば、体重増加が続いている場合にはエネルギー(カロリー)の目標値を減少させる。
情報取得部F12は、ユーザが摂取した栄養素を示す摂取情報を取得する。また、情報取得部F12は、ユーザの体重、心拍数、血圧、歩数、車の利用の有無、外出の有無、消費エネルギーなど、ユーザの状態を示すユーザ情報を取得する。
情報取得部F12は、ユーザが飲食した食品の名称をユーザ端末100に入力すると、食品データテーブルD12を参照して、この食品に含まれる栄養素の種別と量を求める。情報取得部F12は、求めた栄養素の種別と量を摂取した日時と共に摂取情報として記憶する。なお、ユーザが店舗で食事をし、この店舗のWebサイトで食品の成分表が公開されている場合、このWebサイトからユーザが飲食した食品に含まれる栄養素の種別と量を取得し、摂取情報として記憶してもよい。
また、ユーザがWebブラウザを用いて食事の予約をした場合、情報取得部F12は、この操作履歴から、予約した食事で提供される食品を求め、この食品に含まれる栄養素の種別と量を予約した日時に摂取したものとし、摂取情報として記憶する。
ユーザがWebブラウザを用いて料理のレシピを検索した場合、情報取得部F12は、この閲覧履歴から、閲覧した料理の一覧を表示して、実際に料理して食べたものを選択させる。情報取得部F12は、選択された料理(食品)のレシピから、この食品に含まれる栄養素の種別と量を日時と共に摂取情報として記憶する。
ユーザが食品を購入した際、レシートをユーザ端末100のカメラで撮影すると、情報取得部F12は、撮影画像を文字認識し、レシートに印字されている文字から食品の名称を抽出し、この食品に含まれる栄養素の種別と量を日時と共に摂取情報として記憶する。更に、ユーザが家計簿アプリ(Application Program)を用いて、購入した食品の名称と
日時を入力した場合、又はユーザが電子マネーアプリを用いて食品を購入した場合、情報取得部F12は、この食品に含まれる栄養素の種別と量を日時と共に摂取情報として記憶する。
また、情報取得部F12は、ユーザの身体状態、及びユーザの行動を示す情報をユーザ情報として取得する。例えば、表示部104に入力フォームを表示させて、ユーザに身体状態の入力を促し、これをユーザ情報として取得する。また、ユーザの自宅や車両に備えられたセンサによってユーザの身体状態を検出し、これをユーザ情報として各センサから情報取得部F12が取得する。例えば、ユーザが、通信機能を有した体温計、血圧計、及び活動量計等の装置(センサ)を用いて状態情報を測定した場合に、情報取得部F12は、これらの装置からユーザ情報を取得してもよい。また、ユーザ端末100が、スマートウォッチ等のウェアラブル機器であり、体温、血圧、心拍数、歩数、及び血流等を測定するセンサを備えている場合、情報取得部F12は、これらのセンサによってユーザ情報を取得してもよい。
ユーザ端末100が、スマートフォン又はスマートウォッチ等、ユーザに携帯される端末であって、GNSS(Global Navigation Satellite System )等の測位手段を備える
場合、情報取得部F12は、測位手段で検出した位置情報に基づいてユーザが外出したか否かを判定する。例えば、検出した位置情報が、所定期間(例えば24時間)に所定距離(例えば20m)以上の移動を行わなかった場合、情報取得部F12は、ユーザが外出し
なかったことを示す情報をユーザ情報として取得する。一方、所定期間に所定距離以上の移動を行った場合、情報取得部F12は、ユーザが外出したことを示す情報をユーザ情報として取得する。
ユーザが、ユーザ端末100と通信可能な車両、所謂コネクティッドカーを利用している場合、情報取得部F12は、ユーザが車両を利用して移動したことを示す情報をユーザ情報として取得する。
過不足判定部F13は、情報取得部F12で取得した摂取情報に基づいて所定期間(例えば一週間)内にユーザが摂取した栄養素の種別と量を求め、目標値テーブルD11に設定した目標値と比較して過不足のある栄養素を判定する。過不足判定部F13は、摂取量が目標値未満であった栄養素の種別について不足と判定し、摂取量が目標値を超えた栄養素の種別について過剰と判定する。
食品特定部F14は、食品データテーブルD12を参照し、不足している栄養素を含む食品又は過剰に摂取した栄養素を削減した食品を特定する。本実施形態では、食品データテーブルD12の補給栄養素欄に不足している栄養素の種別が登録されている食品、又は補給栄養素欄に過剰に摂取した栄養素の種別が登録されている食品を特定する。例えば、食品特定部F14は、ビタミンAが不足している場合、ビタミンAのサプリメントを特定し、エネルギーを過剰に摂取した場合、低カロリー食品を選択する。
発注部F15は、食品特定部F14で特定した食品をECサーバ200に注文する。なお、既に発注した食品は、所定期間内は再度発注しないこととしてもよい。例えば、ビタミンAのサプリメントを30日分注文した場合、30日間このサプリメントを再度注文しない。
(処理の流れ)
本実施形態に係る情報処理の流れについて説明する。図6は、ユーザ端末100が実行する処理の流れを例示する図である。なお、ユーザ端末100は、図6の処理を実行する前に、ユーザによる入力を受けて目標値を設定する。例えば、ユーザ端末100は、目標値を入力するための入力フォームを表示部104に表示させてユーザに入力を促し、入力された値を目標値テーブルD11に目標値として設定する。この設定後、ユーザ端末100は、一日一度、又は一週間に一度など所定のタイミングで周期的に図6の処理を実行する。
ステップS10にて、ユーザ端末100は、ユーザが摂取した栄養素を示す摂取情報を取得する。例えば、ユーザ端末100は、ユーザが飲食した食品の名称をユーザ端末100に入力すると、食品データテーブルD12を参照して、この食品に含まれる栄養素の種別と量を求める。また、ユーザ端末100は、レシピの閲覧履歴、レストランの予約、及び食品を購入した際のレシート等から摂取情報を取得してもよい。
ステップS20にて、ユーザ端末100は、ユーザの体重、心拍数、血圧、歩数、車の利用の有無、外出の有無、消費エネルギーなど、ユーザの状態を示すユーザ情報を取得する。例えば、ユーザ端末100は、表示部104に入力フォームを表示させて、ユーザに身体状態の入力を促し、これをユーザ情報として取得する。また、ユーザ端末100は、ユーザの自宅や車両に備えられたセンサからユーザ情報を取得してもよい。
ステップS30にて、ユーザ端末100は、ステップS20で取得したユーザ情報に基づいて、目標値の更新が必要か否かを判定する。例えば、ユーザ端末100は、ユーザが所定日数以上外出していない、ユーザがコンビニや最寄り駅等、徒歩で移動していた地点
へ車で移動するようになった、体重の増加が続いているなど、所定の更新条件を満たした場合に目標値の更新が必要と判定する。
ステップS30で肯定判定であれば、ユーザ端末100は、ステップS40へ移行し、目標値を更新する。例えば、ユーザ端末100は、ユーザが所定日数以上外出していない場合、ビタミンDの目標値を所定割合増加させる。また、ユーザ端末100は、ユーザが徒歩で移動していた地点へ車で移動するようになった場合、或は体重の増加が続いているなど、運動不足の場合、エネルギーに係る目標値の上限を標準値まで低下させる。
ステップS40で目標値を更新した後、又はステップS30で否定判定であった場合、ユーザ端末100は、ステップS50へ移行する。ステップS50にて、ユーザ端末100は、ステップS10で取得した摂取情報に基づいて所定期間(例えば一週間)内にユーザが摂取した栄養素の種別と量を求め、目標値テーブルD11に設定した目標値と比較して過不足のある栄養素を判定する。例えば、ユーザ端末100は、摂取量が目標値未満であった栄養素の種別について不足と判定し、摂取量が目標値を超えた栄養素の種別について過剰と判定する。
ステップS60にて、ユーザ端末100は、食品データテーブルD12を参照し、不足している栄養素を含む食品又は過剰に摂取した栄養素を削減した食品を特定する。例えば、ユーザ端末100は、ビタミンAが不足している場合、ビタミンAのサプリメントを特定し、エネルギーを過剰に摂取した場合、低カロリー食品を選択する。
ステップS70にて、ユーザ端末100は、ステップS60で特定した食品をECサーバ200に注文する。なお、既に発注した食品は、所定期間内は再度発注しないこととしてもよい。
(実施形態の効果)
以上のように本実施形態によれば、ユーザ端末100は、ユーザが摂取した栄養素に基づいて、栄養素の過不足を求め、不足している前記栄養素を含む食品又は過剰に摂取した前記栄養素を削減した食品をECサーバ200に注文する。このように本実施形態の情報処理プログラムは、ユーザにとって有用な食品をユーザ端末100に自動的に注文させることができる。このため、摂取する栄養がユーザの嗜好によって偏る或いは商品を買い忘れるといった問題を抑制できる。
(記録媒体)
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上述したいずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる非一時的な記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスク、ROM(リードオンリーメモリ)等がある。さらに、SSD(Solid State Drive)は、コンピュータ等から取り外し可能な記録媒体としても、コン
ピュータ等に固定された記録媒体としても利用可能である。
1 :情報処理システム
100 :ユーザ端末
101 :プロセッサ
102 :主記憶部
103 :補助記憶部
104 :表示部
105 :入力部
106 :通信部
200 :ECサーバ
D11 :目標値テーブル
D12 :食品データテーブル
F11 :目標値設定部
F12 :情報取得部
F13 :過不足判定部
F14 :食品特定部
F15 :発注部
N1 :ネットワーク

Claims (1)

  1. ユーザが摂取した栄養素を示す摂取情報を取得することと、
    前記摂取情報に基づいて所定期間内に前記ユーザが摂取した前記栄養素を求め、所定の目標値と比較して過不足のある前記栄養素を判定することと、
    不足している前記栄養素を含む食品又は過剰に摂取した前記栄養素を削減した食品を特定することと、
    前記特定した食品を注文することと、
    を制御部に実行させるための情報処理プログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4254078A1 (en) 2022-03-29 2023-10-04 Seiko Epson Corporation Watch part, watch, and method for manufacturing watch part

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