JP2022053200A - 外国語学習装置、外国語学習システム、外国語学習方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

外国語学習装置、外国語学習システム、外国語学習方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】アルファベット外国語(例えば英語)をシャドーイングなどで学習する際、英文と、その音声、その日本語訳の単語、熟語、又はフレーズを、最も近くに表示して、判りやすい日本語で一つ一つ照合することを反映したアルファベット外国語の学習装置を提供する。【解決手段】英語順で前から順番に並べた通常の英語列に、「漢字とひらがな」で表現した膠着語訳を、その英語列に1対1で、長さがより短く、字形がより低く、ルビのような照合位置で表示する。さらにその英語列(必要ならば音声)と、その日本語訳を表示のオンオフ(必要ならば音声のオンオフ)で照合させ、またはそれを利用した照合クイズにより、英語の単語、熟語、フレーズをより早く簡単に学習者に記憶させることができる。【選択図】図12

Description

本発明は、外国語学習に利用される外国語学習装置、外国語学習システム、外国語学習方法、プログラム、および記録媒体に関する。
近年、日本の外国語の学習では、4技能(聞く、話す、読む、書く)の総合的な学習が重視されている。それには学習者が、聞く音声と読む文章及びその日本語訳がよく判るように密接に照合して、聞きかつ表示して覚えることが必要である。そして新型コロナウイルス禍の後、ますます遠隔での学習が重要になっている。代表的な外国語としてアルファベット使用の英語(屈折語として印欧語の代表)があり、以下ここでは、アルファベット外国語とは英語を指すものとする。英語と日本語では、1)基本構文(特に返り読みの語順)、2)言語形態分類(屈折語、孤立語と膠着語)3)連結語(連語、調音結合)4)字形と字画の比較(アルファベットと象形文字)、5)音韻(母音・子音、リズム)の、大きな5つの違いがある。英語と日本語の意味を対比させ照合させて覚えるのが学習の基本である。しかし英語をリスニングする際、この5)音韻の違いよりも、1)~4)の漢字を使う言語構造の違いによって英語と日本文の意味を対比、照合させることが難しい。日英単語を照合させる多くの英和辞書があるが、例文が載っているのみで英会話などの学習には直接効果がない。音響機器が発達していない昔には、文の照合によって日英会話の意味を理解させることは過去様々に工夫されて来た。例えば、1945年9月に発売されて爆発的にヒットした出版物には、左ページに「直に、間もなく」という日本語とその直下に「Jiki-ni, mamo-naku」というローマ字が書かれ、また右ページには、英単語「soon」とその直下にカタカナの「スウーン」が記載されている(たとえば非特許文献1、p40,41参照)。ここには英文中の英単語に最も距離の近い文字は振りカナのようなカナ文字である。つまり、英文と漢字交じりの日本語訳は、左右ページに遠く配置され、カナ列よりも照合距離が遠い。伝統的には英単語の上又は下にカナが併記されるのが普通である。しかしカタカナのみでは英語の意味を伝えることは出来ない。
最近のコンピュータ表示による例では、英語音声を聞く際英文と照合できる日本語訳文を同一画面上で行の上下に同時に表示し、耳と目によって聞く能力をサポートすることが提案されている。代表的な例として、英語短文と音声、その和訳短文と音声がそれぞれ個々に、学習者の好きなように照合して選択スイッチするソフトが公開されている(たとえば非特許文献2参照)。この文献では図1(従来の日英文選択スイッチ画面)に示すように上行「コーヒーを飲むのがすきです。」の日本文と、下行「I like to drink coffee.」の英文とは、上下に密接した意味の照合関係で表示され、それぞれの文章の横にある音声スイッチAとBのマーククリックで音声の出力有無を、また左右上の「日本語を表示」と「英語を表示」の表示スチッチAとBのクリックにより文章表示の有無を学習者に操作させる。それは照合される文や音声の出し入れを切り替える学習者操作により短文と音声を覚えて確認する方法として有効である。
上述の非特許文献1,2の照合の方法としては、短文では有効であるが長文では有効ではない。何故なら英語では通常主語は文章の前で、述語は後の位置にあり、日本語の語順は逆であるので返り読みしなければならない。また屈折語の英語は単語間で区切り(空白)があるが、日本語では区切りが無く連続した文字であるので、その直接的な対応(照合)が難しく覚えられないからである。そのため長文において英語順で短い「意味のあるまとまりフレーズ」を区切って、そのまとまりフレーズに応じた日本語順の和訳(日本語訳)を同時表示することにより、照合の言語間距離を縮めることの提案がなされている。それは長文を返り読みしないでその言語間距離が短いように耳と目の情報が同時に入力されることを意味しているからである。その一例として、返り読みしない同時通訳方式(SIM方式,Simultaneous Interpretation Method)によるSIM音読と呼ばれる方法が提案されている(たとえば非特許文献3参照)。それは、CD音声を聞きながら、意味のまとまった英語順英文の上下又は横に、それに対応する日本語順和訳を、書物の同一頁上に併記することにより、英語音声、英文及び和訳文の3言語の短い照合距離セットが同時に脳に入力されやすい方法を採用している。例えば同文献2のP26では、意味のまとまり英文を「/」で区切ってその上下又は横に対応する和文を併記する例として「I saw the painting/私はその絵を見た」と記述されている。すなわち「I saw the painting」が著者のいう意味のとれるまとまりである。この「/」で区切って表示することは、区切った中の音声がその英文と日本語訳の意味とが短い照合言語距離にあることを示し、学習者のリスニング能力を向上させるものである。この「区切られた意味の取れる長さ」をSIM方式ではセンスグループと呼んでいる。これは単なるテキストのみの学習ではなく、音声を聞いてシャドーイングなどの学習法には大変有効である。たしかに、英文では「/」で区切り、その区切りに応じて日本文を対応させている。しかし、その区切りの方法は、p108に、1)「初心者には短めに、上級者には長めに」、2)主語と動詞をひとまとめ、3)前置詞句、4)接続詞などと提示している。しかし、1)はあいまいさが残り、2)はそのまとまりであっても長い文字列があり、照合が難しい問題があった。また英文と和訳文は照合しにくい2行に併記されている。多くの学習者が求めている覚える語彙数の増加にはつながらない。因みに1対1の単語の照合関係で記されている単語辞書は、文章のリスニングや音読のためではなく、4技能の総合的学習には不向きである。
また、さらに意味の固まりの短い膠着語で日本訳文章が区切られて、シャドーイングを勧める方法が提案されている(たとえば非特許文献4参照)。例えば同文献p.26では、短文においてYesterday, I took a walk along the Charles River.の日本訳文として、その1行下に膠着語表現の日本語を「/」で区切って「昨日は/私は/散歩しました/チャールズ川沿いを」と英語順で訳されている。しかし、あまりにも区切りが短くて「/」が目障りである。しかもこれは通常英文は日本文よりも長いので2行となっていて、英語のフレーズの間に「/」の区切りが無い。従って日英単語間の1対1の照合ができない。さらにP097の10項の長文においては、英文4行、日本文3行があるので、シャドーイング中の単語間照合が大変むつかしいという問題があった。
また、外国語音声フレーズに対応したカタカナ及び和訳を表示して、音声と日本語を密接な関係に保つことが提案されている(たとえば特許文献1参照)。これは、同文献の図12に示すようにall my/ troubles seemed so/ far awayと歌詞に、音声の区切られたところに「/」で区切り、その上下にカタカナと日本語フレーズがルビのような小さな文字が振られている。たしかにこれは歌声の英語と日本語が短い照合言語距離にあることを示している。 しかしながら、これは音声による区切りであり、単語文字の照合関係による区切りではない。また上行にカタカナ、下行に日本文の3行も併記されているので、学習者にとっては上下の日本語が目障りで邪魔になるという恐れがあった。
上記のように4技能の総合的な学習の観点から以上5つの参考文献を引用した。しかしながらいずれも、長い文脈の英文では日英語照合による、単語、連語、熟語の獲得語彙数増加の学習効果の実証例は示してないという問題があった。また、いずれも英文とその和訳とに複数行を使用し、照合関係を示す言語距離間はまだ大きいという問題があった。また表示する和訳は、上級者の中には不要で邪魔になるので、「表示しない機能がない」という問題があった。さらには覚えた、獲得した語彙数を確認するための客観的な習得尺度測定機能がないという問題があった。さらに文脈の中で覚えた単語、連語、熟語、フレーズを確認するための遠隔手段が無いという問題があった。
朝日新聞社編「日米会話手帳はなぜ売れたか」、朝日新聞社、1995年8月15日 [7+English Online] info@7english-online.com[2020.06.07 Sun](https://gl-on.com/lessons/41) ダン上野Jr.著、「ネイティブ思考の英語勉強法」CD付、株式会社あさ出版、2015年4月21日 木内裕也・工藤紘実著、「同時通訳者のシャドーイング」CD付、株式会社KADOKAWA、2015年2月25日
特許第6449506号公報
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、外国語学習者のための利便性を向上することができる外国語学習装置、外国語学習システム、外国語学習方法、プログラム、および記録媒体を提供することを目的とする。
第1の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う制御ユニットと、
を備えたことを特徴とする外国語学習装置である。
第2の本発明は、前記外国語文の分割は、文節または単語に基づいて行われ、
前記日本語訳の表示に利用される文字長さ、文字高さ、および行間隔は、前記外国語文の表示に利用される文字長さ、文字高さ、および行間隔よりそれぞれ小さいことを特徴とする第1の本発明の外国語学習装置である。
第3の本発明は、前記外国語文は、語順が日本語の語順と異なる、アルファベット表記の言語の文であり、
前記日本語訳の表示が、前置詞に導かれる外国語列ブロックに照合するように行われることを特徴とする第1または第2の本発明の外国語学習装置である。
第4の本発明は、前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックの正しい日本語訳、および択一式クイズの問いを与えるための他の日本語訳の表示として行われることを特徴とする第1から第3のいずれかの本発明の外国語学習装置である。
第5の本発明は、前記選択された外国語列ブロックの表示は、強調されることを特徴とする第1から第4のいずれかの本発明の外国語学習装置である。
第6の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
外国語学習装置と、
を備え、
前記外国語学習装置は、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
を有し、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御が、行われることを特徴とする外国語学習システムである。
第7の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納し、
前記外国語文を表示し、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択し、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行うことを特徴とする外国語学習方法である。
第8の本発明は、第7の本発明の外国語学習方法の、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するステップと、前記外国語文を表示するステップと、ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択するステップと、前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行うステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第9の本発明は、第8の本発明のプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明により、外国語学習者のための利便性を向上することが可能な外国語学習装置、外国語学習システム、外国語学習方法、プログラム、および記録媒体を提供することができる。
従来の日英選択スイッチ画面の図 本発明の実施の形態に係るアルファベット外国語学習装置の構成図 本発明の実施の形態に係るアルファベット外国語学習ネットワークシステム100の1例を示す図 本発明の実施の形態に係る第1回ルビシャドーイングエビデンス実験結果データの図 本発明の実施の形態に係るシャドーイング学習コンテンツ構成例の図 本発明の実施の形態に係る学習ページ1画面の図 本発明の実施の形態に係る屈折語、膠着語、孤立語の比較の図 本発明の実施の形態に係る学習ページ2画面の図 本発明の実施の形態に係る第2回ルビシャドーイング実験データの図 本発明の実施の形態に係る第3回ルビシャドーイングエビデンス実験教材の図 本発明の実施の形態に係る第3回ルビシャドーイング実験結果データの図 本発明の実施の形態に係る学習ページ4(料理)及び7画面(むじな)の図 本発明の実施の形態に係る学習ページ4画面を作成するするフローチャート図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
図2はアルファベット外国語学習装置構成図であり、図3はアルファベット外国語学習ネットワークシステム100であり、図4は、第1回ルビシャドーイングエビデンス実験結果データの図であり、図5はシャドーイング学習コンテンツ構成例の図であり、図6は学習ページ1画面の図であり、図7は屈折語、膠着語、孤立語の比較表の図であり、図8は学習ページ2画面の図であり、図9は第2回ルビシャドーイングエビデンス実験データの図であり、図10は第3回ルビシャド-イングエビデンス実験教材の図であり、図11は第3回ルビシャドーイングエビデンス実験結果データの図であり、図12は学習ページ4(料理)及び7画面(むじな)の図であり、図13は学習ページ4を作成するするフローチャート図である。
本実施の形態のアルファベット外国語学習装置1の動作について説明しながら、本発明の外国語学習方法の一例である、アルファベット外国語学習の方法についても説明する。
はじめに、本発明の一実施形態にかかるアルファベット外国語学習装置1について、図面を参照して説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るアルファベット外国語学習装置1(装置1と略記)の構成を示す。ここで、以下の説明ではアルファベット外国語とはその代表として英語であり、その文は英文であり、その文に対応する音声は英語音声であるとする。つまり文と音はその単語が対応している。勿論英語に替わって他のアルファベット外国語でもかまわない。
学習情報DB7は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、得られた外国語列ブロックを格納する、本発明のデータベースの一例である。外国語学習サーバー装置102も、本発明のデータベースの一例である。
電子表示媒体17は、外国語文を表示する、本発明の表示ユニットの一例である。
画面操作入力部10は、ユーザ指示に基づいて、表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する、本発明の外国語列ブロック選択ユニットの一例である。
CPU2は、選択された外国語列ブロックに近接する位置に外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う、本発明の制御ユニットの一例である。
スマホ(1)103のような端末装置は、本発明の外国語学習装置の一例である。
ネットワークシステム100は、本発明の外国語学習システムの一例である。
テーマ音声41は、英語を学習するテーマ毎に使用される英語音声のデータの1例であり、それに対応するテーマ英文51も英文データの1例である。
装置1は、装置1を制御するCPU2(制御部)と、装置1を制御する制御プログラム31を記憶する主記憶部3と、テーマ音声41を記憶するテーマ音声記憶部4と、そのテーマ音声に対応する英文51を記憶する英文記憶部5と、学習ページ画面DB6と、学習情報DB7と、英文や操作命令などを入力する入力部8と、マイク接続端子のような入力端子を含む音声と音声操作命令などを入力する音声入力部9と、表示媒体に表示される文字又は図形をタッチして入力する画面操作入力部10と、表示出力部11と、音声出力部12と、有線・無線を介して通信する外部通信部13と、外部メモリ部14とを備え、これらはバス15に接続されている。さらに表示出力部11はプリンタ部16と電子表示媒体17に接続されている。
図3は、スマホ(1)103、スマホ(2)104,タブレットPC105,ポータブルPC106、デスクトップPC107、及び外国語学習サーバー装置102が、有線・無線ネットワーク101を介してお互いにつながっているアルファベット外国語学習ネットワークシステム100である。
各装置は、全てアルファベット外国語学習装置1を備えている。これらは応用のアルファベット外国語学習ネットワークシステム(以下略してネットワークシステム100)として複数の生徒や教師など指導者が使用するネットワークシステムである。勿論ネットワーク形態はクラウドシステムも含むものとする。
もちろん、アルファベット外国語学習プログラムの全体が端末装置にインストールされている実施の形態も考えられるし、アルファベット外国語学習プログラムの一部が外国語学習サーバー装置102にインストールされており、残りのアルファベット外国語学習プログラムの一部が端末装置にインストールされている実施の形態も考えられる。前者のような実施の形態においては、個々の端末装置は学習を行うための動作を独立的に実行できるので、外国語学習サーバー装置102には端末装置における学習進捗状況を管理するための付加的な機能のみがインストールされていてもよい。後者のような実施の形態においては、外国語学習サーバー装置102にインストールされているアルファベット外国語学習プログラムの一部を利用して学習を行うための補助的なプログラムが個々の端末装置にダウンロードされてインストールされてもよい。
始めに、英会話学習にとって大変学習効果のあるシャドーイング学習する際、装置1による学習法の使用実施例を説明する。シャドーイングとは学習者がアルファベット外国語(英文)の音声を聞いて、その真似をして、その影を追うように、少し遅れて、声を出すことである。話者音声が英文と密接に関係する昔から優れた学習法としてよく知られている。スピーカから流れるネイティブ音声とその英文と和訳文を見てシャドーイングする際、学習者は流れるネイティブ音声の速度に合わせて、単語が聞こえる瞬間に、意味が判らなければ、通常はその英単語とその訳を辞書で逐一照合しなければならない。この辞書引きの介入時間があると、シャドーイングの訓練にならない。装置1による学習法は、辞書によらず、英文の単語やフレーズに「漢字のある和訳」のルビを振ることにより、最も近い位置で照合させて英語の意味を理解させることである。その照合の方法により、次に説明する学習効果のエビデンス(evidence)実験の結果、上述された実施例が大変優れた学習効果を生んでいる。
図4は、この装置1を使用してルビ漢字単語を振った第1回ルビシャドーイングエビデンス実験(単語と学習回数)の結果表である。ある英会話学校のビジネスクラスの2名を含むビジネスパーソン男女5名(30才女性TOEIC700推定、33才女性TOEIC700推定、37才女性TOEIC800推定、46才男性TOEIC700推定、60才男性TOEIC800推定)の被験者により、この実験は行なわれた。単語学習効果のエビデンスはリスニング音声単語とその日本語訳との照合クイズの成否として現れることを利用した。シャドーイングする文章は図4(A)の英文2行例に示されるように、文章左横のスピーカマークのクリック操作と同時にネイティブ音声が流れるに従い、被験者がシャドーイングする。この文章はキーワード英語単語の上に漢字のあるルビの和訳単語が振られている。従ってその英単語とそのルビ和訳単語は極めて近い照合位置関係にある。シャドーイングが終わった後にこの英単語をリスニングさせ、和訳単語を3択クイズで当てることは、大変良いリスニングテストであり、単語学習効果が測定されることを利用したエビデンス実験である。まず初めに17行のネイティブ音声を聞かせ、シャドーイング前(0回シャドーイング)に名詞照合クイズをさせ、第1回~第3回までシャドーイングする毎に同じ名詞照合クイズをさせて、正解率の経過を調べたものである。図4(B)に図示するのは3択照合クイズ例である。それぞれ質問Q1~5の横にスピーカマークがあり、それをクリックすると、音声が出てその意味の3択クイズを被検者は当てねばならない。質問音声はQ1[risk], Q2[minimize], Q3[short], Q4[continuity], Q5[specific steps]である。初めにシャドーイングする前にこの照合クイズをする。その後図4(A)の英文の左にあるスピーカマークがクリックされると、その行の音声が出力されて、被験者はシャドーイングする。音声と照合すべき英語キーワードの単語毎に、このルビ和訳単語(ルビの用語定義を後述する)が振られている。例えば上の行ではshort・略、continuity・継続性、specific steps・具体的な措置、disaster・災害の照合例を示している。またクイズで、Q1は「リスク」、Q2は「最小化する」、Q3は「略」、Q4は「継続性」、Q5は「具体的な措置」などが照合されるべき正解である。実際の質問は30問であったが、図4(C)(回数ごと正解率)はシャドーイング回数直後の照合クイズごとの正解率が示されている。これはいずれもシャドーイング前後の正解率をみると、格段に上がっていることを示している。また平均してシャドーイング回数を重ねるごとに正解率が上がっている。シャドーイングすれば英会話の上達に良いことは、当然のこととして考えられるが、このように証拠(evidence)があれば、確実にそう言うことができる。また、以上の照合は英単語と日本単語の主として単語のみであった。しかし、両言語を照合比較する場合、日英それぞれ連語(collocation)があるが、英語には日本語と違い複数の単語列が1つの意味の多数の連語があり、学習者は英語の連語と日本語の単語を照合しなければならない。例えば英語には前置詞の使い方によって複数単語の[get in]は「乗車する」、[get out]は「下車する」などの意味が違う例が多い。それらの連語訳は文脈の中での解釈、翻訳が正しいとされる。
次に、学習コンテンツと共に連語学習のための、装置1の実施例を説明する。図5は、シャドーイング学習のための学習コンテンツの構成例である。音声が出力されるに伴い、学習者はその音声を聞ききながら、シャドーイング学習画面を見てシャドーイングすることにより学習する。学習画面は、目次ページ画面から始まり、学習ページ1画面、学習ページ2画面と続いて、学習ページN画面に至り、学習終了ページ画面までを、学習者が見て1授業の学習を終える。なお目次ページ画面は「シャドーイングとは?」「照合クイズとは?」などの学習を始める前の解説画面であり、学習終了ページ画面は、照合クイズの学習結果などを知らせる終了画面である。これらシャドーイングページ1~N画面は学習ページ画面DB6に格納され、制御プログラム31によって電子表示媒体17(たとえば液晶)の画面に順次表示されて、テーマ音声と共に学習者に提示される。またこれら学習ページ1~N画面は、テーマ音声記憶部4に格納されたテーマ音声41と、テーマ英文記憶部5に格納されたテーマ英文51の音声と英文から学習情報DB7を利用して作成される。なお、制御プログラム31によって、テーマ音声41は、音声入力部9又は外部通信部13または外部メモリ部14から入力されて、テーマ音声記憶部4に格納され、またテーマ英文51は、テーマ音声41に対応して予め文字化されて、入力部8又は外部通信部13或いは外部メモリ部14から入力されて、テーマ英文記憶部5に格納される。個々の学習ページは、例えば図6の学習ページ1のように複数(単数でもよい)のテーマ音声411(駅で/電車で)とテーマ音声412(街中で)であり、学習ページ2と3はシャドーイング前と後の照合クイズページである。
次に、図6の学習ページ1画面(ルビシャドーイング学習画面)を説明する。図6は装置1によって作成された電子表示媒体17のページ画面である。この画面を見て学習者は英語音声を聞き、シャドーイング訓練をする。ここで「ルビ」の用語説明をする。「ルビ」とは、活字印刷の明治時代に用いた振り仮名用の活字のことで、漢字の大きさを決める5号活字の横に小さな7号活字で振り仮名をしたことから来ている。ルビは通常、漢字1字の巾(高さ)に応じてほぼ同じ巾(高さ)の複数の「片カナ」または「ひらかな」を右横に振った照合関係の極めて近い位置に配置されている。漢字に極めて近接した場所にあるがために、学習効果抜群である。しかし最近は英語にも片カナルビが振られていることがある。そこでルビとは、「照合される文字列と並列に、その長さがより短く、より小さな文字で近接して記述する照合文字列」と定義する。「ルビを振る」とは、「照合される文字列と並列に、その長さがより短く、より小さな文字で、近接した照合文字列を配置する」と定義する。従って図6ではルビ文字が3種類あり、一つ目はQ1,A11,A12文の下のルビ通常和訳、2つ目はQ2,A21、A22文の上のルビ片カナであり、3つ目はQ2,A21,A21文の下のルビ膠着語訳(膠着語訳については後で詳述する)である。この3種のフォーマット(ルビ通常和訳、ルビ片カナ、ルビ膠着語訳)でシャドーイングが行われる。ここで説明を簡単にするために、Q1、A1,A12及びQ2、A21,A22の音声はそれぞれ4111,4112、4113、4121,4122,4123とし、英文はそれぞれ5111,5112,5113、5121、5122、5123とする。
次に図6の学習ページ1画面(ルビシャドーイング学習ページ画面)を作成する方法とそれに必要な学習情報DB7について説明する。テーマ音声記憶部4のテーマ411の各音声と、テーマ英文記憶部5にあるテーマ511の各文章は、制御プログラム31の学習ページ編集プログラム311によって、学習情報DB7に文章単位ファイルとして自動的に格納される。ここで、Q1文[What’s the announcement saying?]の音声は音声4111.mp3として音声学習DB71に、またその英文は英文5111.docとして英文学習DB72に夫々ファイルされる。続いてA11文[It’s late because someone got injured.]の音声は音声4112.mp3として音声学習DB71に、英文は英文5112.docとして英文学習DB72に、さらにA12文[It stopped because of an earthquake.]の音声は音声4113.mp3として音声学習DB71に、英文は英文5113.docxとして英文学習DB72に、また同様にテーマ412はのQ2文[How long /does it take /to get there の音声は音声4121.mp3として音声学習DB71に、英文は英文5121.docとして英文学習DB72に、A21文[It’s s five-minute walk]の音声は、音声4122.mp3として音声学習DB71に、英文は英文5122.docとして英文学習DB72に、またA22文[It’s more than /30 minutes on foot.]の音声は音声4123.mp3として音声学習DB71に、英文は英文5123.docとして英文学習DB72に、それぞれファイルされる。
ここで、図6学習ページ1画面の6行の英文の左横に図示されたスピーカマーク(マークSP4111~4123)は、音声の出力を学習者が繰り返し練習するためにつけられたものである。また画面右端に図示された⇔マークは文章5111~5123の表示をオン、オフして、文章を覚えるために付けられたものである。また、文中のスラッシュ「/」は連語の目安のためにつけられたものである。またページ操作のための「次へ」、「戻る」、「ホーム」のマークはページの操作のためのものである。これらマークは、それぞれマークDB75にファイルされる。
次いで、制御プログラム31の日本語変換プログラム312により、英文学習DB72のQ1英文5111を、外部通信部13から翻訳サイトにアクセスされて日本文に自動翻訳させ、その結果をファイル名「和訳文5111.doc」として、文和訳・カナ訳DB74にファイルさせる。この和訳文5111は自動翻訳されて「アナウンスは何と言っていますか?」であり、A11英文5112、A12英文5113も同様に「誰か負傷したので遅い。」「それは地震のために止まった。」と文和訳・カナ訳DB74にファイルされる。
同様に日本語変換プログラム312により、Q2英文5121、A21英文5122、A22英文5123は、英語カタカナ変換サイトにアクセスされて、カナ文5121,5122,5123と自動変換させ、カナ文5121、5122、5123として、文和訳・カナ訳DB74にファイルされる。このカナ文は5121「ハウロング ダズエテイク トウゲッゼア」、5122「エッツア ファイヴ・ミニット ウオーク」、5123「エッツ モアザン サーティーミニッツ オンフート」である。
次に日本語変換プログラム312により、Q2,A21,A22の英文5121,5122、5123は、ある一定の基準で分割される。いずれも1文が分割された文節であり、これらが照合すべき英語の文節である。その分割の第1基準は、文中にコンマ「、」と、前置詞と、接続詞がある場合、つまりコンマの左右文章節、前置詞節、接続節の3種の文節に分割される。ここではこれを第1基準照合文節という。第2基準はこれら3文節の中で、名詞句が一定の語数(たとえば3語)以上あったり、又は名詞の文字数が10字以上ある文節を第2基準照合文節とする。例えば、英文5121は、第1基準照合文節の文節5121Aの「How long does it take」と、文節5121Bの「to take there(前置詞句)」の(A,B)に2分割される。また英文5122は、第2基準文節の文節5122A「It’s a」、文節5122B「five minutes」、文節5122C「walk」の(A、B,C)に3分割され、また英文5123は文節5123A「It’s」、文節5123B「more than」、文節5123C「30 minutes」文節5123D「on foot」に(A,B,C,D)に4分割される。以上は第2基準である文字数の多い名詞がない例を挙げているが、合計分割9文節が照合すべき照合対象の英語文節である。
さらに、これらの分割9文節は、日本語変換プログラム312により、外部翻訳サイトにアクセスされ、自動翻訳される。これら自動翻訳された和訳は、すべて英語に照合できる膠着語訳となっている。何故なら英語から日本語への翻訳は、短文または文節訳では、膠着語(漢字+ひらがな)を持つ日本語であるからである。従ってこれら膠着語訳は、膠着語訳5121A(どの位、掛かりますか)、膠着語訳5121B(そこへ着くのには)、膠着語訳5122A(それは)、5122B(5分の)、5122C(徒歩だ)、5123A(それは)、5123B(より多い)、5123C(30分)、5123D(徒歩で)として膠着語訳DB73にファイルされる。但し、第2分割基準の字数の多い単語は一般に日本人によって明治以降翻訳された多くの翻訳語であり、膠着語の語幹として使われる。その場合は膠着語のひらがなをつけない場合があるが例外として、ここでは膠着語とみなす。上述のように、ここでは英語一文をある基準で分割された照合対象となる英語列をここでは照合英語列とする。またこの照合英語列が訳された日本語列を照合日本語訳とする。またこれら膠着語訳は英文と照合に極めて都合の良いルビ化することになるので、後述するルビ化編集プログラム313により、「ルビ膠着語訳」とすることができる。
次に膠着語について、ここで改めて説明する。世界の言語は、英語をはじめとする印欧語の屈折語inflecting languageと、中国語を代表とする孤立語isolating languageと、日本やトルコ語などの膠着語agglutinating languageの3大語族の言語に分かれている。屈折語は語幹stemと接尾辞suffixが密接に結合して切り離し不能な単語を作り、空白spaceを空けた語順の文脈contextで文章を作る。膠着語は語幹stemに接尾辞suffixをつけても、接尾辞suffixが文脈の役割を果たして空白無しで、文章を作る。孤立語は接辞affix無しで意味内容のある1単語を作り、語順と接続詞の連続の文脈で文章をつくる。漢字を語幹とし、ひらがなを接尾辞とする日本語は、(漢字+ひらがな)の組み合わせで最小の意味単位として、屈折語の単語及び連語を「文脈を作る接尾辞のある膠着語」の単語または連語で訳することができる。従って短い英文または英語文節(前置詞節、接続節)では、漢字(名詞、語幹)又は「漢字に文脈をつくるひらがなを付着した」膠着語で訳することができる。自動翻訳サイトの翻訳結果が良い例である。それは英文を短い文節で区切って膠着語に訳し、英語順に振った振り訳の日本文では、日本人は容易に文意を把握することができる。
その理由を図7(屈折語、膠着語、孤立語の比較)によって説明する。第1例と第2例のようにdogsは「犬が」と「が」が主語としての文脈を表す接尾辞をつけて膠着語訳となり、lookedは「見た」という過去形動詞文脈の品詞をつけた膠着語訳となり、at horsesはatが前置詞であるが「馬を」という目的格をつけた膠着語訳となっている。in spring もまた英語の文脈で多用する前置詞文節であるが、「春に」という「に」という接尾辞をつけて英語の語順と違う膠着語(漢字+ひらがな)で訳することができる。この接尾辞は「接尾辞」というよりは「文脈辞」という名前を変えて再定義したほうが良いと思われる。また前置詞を含む複数の英単語列でも一つの膠着語訳ができる。なお冠詞、複数などがない日本語表現にはこれらを省くことがより良い膠着語訳となる。また第3例では英文の構造を書いているが、A).B)は英文が語順で文脈を作っているのに対して、日本語の語順で書かれているC)では意味が通じない。一方第4例では、A)とC)のように語順を変えても日本語は通じることができる。つまり「が」は主格(主語)、「た」が過去形、「を」が目的格(目的語)と、文脈をつくる接尾辞(文脈辞)があるからである。従って第2例の正確な日本語順の和訳B)の「犬が春に馬を見た。」と語順を変えたA)のルビ膠着語訳の「犬が見た馬を春に」と同じ意味となる。従ってA)の英文をシャドーイングしても文の意味が日本人には理解できる。そして前から聞こえる英語語順の音声を追っかけるシャドーイングすればするほど、英単語、連語、熟語など複数の英単語列と膠着語訳がルビという理想的な照合位置で、その意味を理解できる。また、第2例C)の例では、画数の多い意味内容のある1孤立語の訳では4語で表現できる。これは第例2A)の例で、ひらがな無しで漢字のみ拾い読みすれば文の意味が理解できることを示している。そのため、シャドーイングする際、音声の速さのため意味が理解できないという問題を解決することができる。また、早く話されても逐一英単語と照合できるので、単語連語熟語の獲得語彙数を増加させ、英会話の上達度が上がることになる。さらにルビは小さい文字なので、行数を取らず、また英文を追っかけやすい。またもしすでに学習者が知っている単語のルビが邪魔になるならば、いつでも表示から外すこともできる。
次に膠着語訳をルビ化させて作成する方法を説明する。日本語のルビ化とは、照合対象の英語列よりも長さの短いかつ字の小さい文字列で、この英語列の上又は下に近接して併記できるように日本語列を変更することである。このルビ化は制御プログラム31のルビ化編集プログラム313によって行われる。まず、英文学習DB72の照合対象の英文5111に対する場合は、和訳5111「アナウンスは何と言っていますか?」は英文5111に文頭(「文位置」)をそろえて、よりも短く(文長)、上下の行間隔(行間隔)が適切に狭くするように、ルビ化編集プログラム313によって「文位置」「文長」「行間隔」の付加情報が設定される。この付加情報が付加されたルビ文和訳5111が文和訳・カナ訳DB74にファイルされる。以下、ルビ文和訳5112、ルビ文和訳5113も同様である。Q2のカナ文5121,5122,5123も、ルビ文和訳と同じ付加情報「文位置」「文長」「行間隔」が設定される。ルビ膠着語訳の場合は、照合対象の分割節5121A,B,分割節5122A,B,C5123A,B,C,Dと9節あるが、いずれも「文位置」は中央の位置に、「文長」はより短く、「行間隔は」は適切に狭く設定される。
このように、外国語文の分割は、文節または単語に基づいて行われてもよく、日本語訳の表示に利用される文字長さ、文字高さ、および行間隔は、外国語文の表示に利用される文字長さ、文字高さ、および行間隔よりそれぞれ小さいことが望ましい。
以上のように、図6の学習ページ1画面上のすべてマーク、付加情報をつけたすべての語列が学習情報DB7に格納されたので、それらを編集する学習ページ編集表示プログラム311により、学習ページ1画面が表示され学習ページ画面DBにファイルされる。
次に図5のシャドーイング学習コンテンツ構成例にある学習ページ2画面(前クイズ)の具体的な例を示す図8の学習ページ2画面の作成方法を説明する。リスニング質問Q1~Q16の英語の単語、連語を主とする英語フレーズを、図6に表示された英文学習DB72にある英語6文の中から、クイズ出題回答プログラム315により、任意に選んで照合クイズDB76にファイルされる。この場合英語フレーズはQ1(What’s), Q2(How long), Q3(saying),Q4 (does it take), Q5(late), Q6(to get there), Q7(because), Q8(minute), Q9(someone), Q10(walk), Q11(got injured), Q12(more than), Q13(stopped), Q14(thirty minutes), Q15(earthquake), Q16(on foot)の16フレーズである。これらのフレーズの音声もまた、音声学習DB71にある上記英文6文に相当する音声文の中からクイズ出題回答315プログラムにより、上記Q1~Q16の単語連語音声を切り出して、クイズsound(Q1~Q16)音声ファイルとして 照合クイズDB76にファイルされる。また、それら各音声ファイルに照合されるべき膠着語訳のA),B,C)もまた、クイズ答え(Q1A,B,C~16A,B,C)として照合クイズDB76にファイルされる。なお、(Q1A,B,C~16A,B,C)のの3つの正解を含む3種の答えは英語教師によって作成される。このようにしてQnの左のスピーカマークを含めて図8学習ペー2画面のすべての表示要素がそろったので、シャドーイングする前のクイズ画面の図8学習ページ2画面が、学習ページ編集表示プログラム311によって学習ページ2として学習ページ画面DB6にファイルされ、電子表示媒体17に表示される。同様に学習ページ2のシャドーイング前照合クイズ画面と全く同じ配置で、学習ページ3画面のシャドーイング後照合クイズ画面が作成される(学習ページ3画面は省略)。これらシャドーイング前後両画面で、ユーザによるスピーカマークがクリック操作され、A,B,Cのどれかがクリックされる度に、クイズ出題回答プログラム315により、正解、不正解が判断され、正解ならば青色に、不正解ならば赤色にA,B,Cの文字が変色される。またその正解不正解の結果もまた、照合クイズDB76にファイルされて、図5の学習終了ページに記載される。
次に装置1によって、上述の学習ページ1、2,3画面を使用した学習による図9 第2回シャドーイングエビデンス実験データ(連語学習効果とフォーマット比較)の結果表を説明する。この実験はある高齢者カレッジに通うAクラス30名、Bクラス32名の計62名の被検者によって行われた。シャドーイング回数は1度で、シャドーイング前後のクイズの正解率が測定された。Aクラスでは正解率がシャドーイング前後で75%から80%、Bクラスでは正解率が72%から81%上昇した。図9(A)アンケート結果によれば、カナ使用はABクラスとも良否の有意差は無く、スラッシュ使用もまた、Bクラスでは有意差が無い結果であった。しかし照合クイズは面白いという有意差のある評価が得られた。また(B)語順良否結果表のデータの取得は、次の手順で行われた。AクラスではQ1,A11,A12が通常の日本語順和訳で、Q2,A21,A22が英語順膠着語和訳とし、Bクラスではその逆であり、公平な語順の良否の比較を、クイズ正解率で求めた。これは明らかに英語順膠着語訳が優位であった。従って英語順シャドーイングすると英単語連語の獲得語彙数増加が早いという結論が得られた。また(C)トレーニングすべき音韻分析を不正解数の多い尺度で測定すると、明らかに子音を中心とする単語群が聴き取りにくい結果となった。これは9歳以上の日本人が誰でも聞けないカテゴリー知覚のマグネット効果によるものと推定できる。従って子音中心単語の聴き取りテストは行うべきでなく連語の中でのテストが有効である。従って右側の連語中心が日本人に必要なリスニング訓練であるという結論が得られた。
次に、装置1を使用することによる、フレーズの学習を目的とした図10 第3回ルビシャドーインエビデンス実験教材(フレーズ学習効果、教材とアンケート)を紹介する。
このフレーズ学習効果実験では、上述の連語学習効果実験で子音中心の短い英単語、カタカナ及び通常和文が、その学習効果にあまり効果が得られなかったので、文和訳・カナ訳DB74を使用せず、少し長いフレーズの入った学習効果実験となっている。図10の(A)各種分野教材リストは、テレビ番組の(料理、通販)、美術館音声ガイド、小泉八雲「怪談」(むじな、雪女)、ビジネス英会話の6テーマである。各テーマは図5シャドーイング学習コンテンツの中で、学習ページ4画面~9画面の各学習ページが制御プログラム31の各プログラムで作成された。図5では料理番組、むじなの2テーマが記載され、残りは記載を省略する。これらの画面は上述の学習ページ1画面~3画面でシャドーイング学習したと同じ方法で行われた結果が、図11 第3回シャドーイングエビデンス実験結果データ(フレーズ学習、要望と学習意欲)である。右下隅のグラフは英会話学習意欲が「なし」の被検者のグラフである。それは教材、語彙数獲得、語彙数自動測定はあいまい評価であったが、クイズとルビ表示の2つはプラス評価であった。そして後の4名の被験者も含めると全員が、6テーマともルビ表示がプラス評価であった。このことはルビ膠着語訳の表示をしたルビシャドーイング学習法が大いに学習効果のあるエビデンスとなった。また学習意欲のある4人の被験者には語彙数取得も訳に立ち、自動的に客観的な語彙数を測定して、学習尺度を知りたいと言う結果となった。英会話上達への道の最大の障壁は、長続きして自習ができなく、英語のインプット量が少ないという問題があった。しかし、上述された学習方法では、毎日のクイズが面白く、取得語彙数を自動で測定して、その数が増えるに従って満足感がもたらすことができる。従って学習のモチベーションの増加を得ることができる。
次に装置1による学習ページの作成方法を、説明がより簡単にできる図12学習ページ4画面(料理)&7画面(むじな)の上から2行について、図13 ページ4画面を作成するフローチャートによって説明する。まず、料理テーマ音声413が制御プログラム31によってテーマ音声記録部4に入力される。続いてその第1行目音声4131[Then, put the drumstick into the pan]が、ページ編集プログラム311によって音声学習DB71にファイルされる。同時に図12の英文5131の左位置にあるスピーカマークsp1の位置情報が付加される。同様に料理テーマ英文513が制御プログラム31によってテーマ英文記録部5に入力される。続いてその第1行目英文5131「Then, put the drumstick into the pan」がページ編集プログラム311によって英文学習DB72にファイルされる。同時に図12 英文5131の右位置にある文章マークse1の位置情報が付加される。続いて英文5131は、日本語変換312により、分割すべき第1の基準である、コンマ文節(、で区切られた文節)、前置詞節(前置詞で区切られた文節、接続詞文節(接続詞で区切られた文節)の3分割文節に区切られる。ここではそれを第1基準照合文節という。すなわち「Then」コンマ文節、「into the pan」前置詞文節、と「put the drumstick」の残りの文節である。そこで第2の分割すべき基準がある。それは、第1(基準)照合文節の中にある名詞節に、「品詞の数が多いか、文字数の多い単語か」での基準である。この基準によってさらに第1の文節を区分けされる。上記の例では「put the drumstick」の名詞句が「put」と12文字数の「the drumstick」であり、2分割されて第2(基準)照合文節と判断される。この第2基準判定も日本語変換プログラム312で為される。しかし、この第2基準は英語教師によって具体的に設定されてもよい。例えば英語の中の外国語とか、教えるべき単語であるとかである。従って英文5131は、日本語変換プログラム312のよって、第1照合文節「Then」,「into the pan」と第2照合文節「put」,「the drumstick」の合計の4つの単語又はフレーズとなる。これらが、照合英語列である。またそれぞれを囲む区域の位置情報を付加情報として付加される。これら照合英語列は、さらにそれぞれ日本語変換プログラム312により、自動翻訳サイトにアクセスして、膠着語に翻訳される。例えば「then」は「そして」「into the pan」は「フライパンの中に」、「put」は「入れて」、「the drumstick」は「鶏の脚」のように、膠着語の「漢字+ひらがな」と自動的に膠着語化される。なぜなら簡単な文章や前置詞節などは、自動翻訳によって膠着語(日本語)化されるからである。これら4つの膠着語は、前から順番に膠着語5131A,B,C,Dと名付けられる。これらは、さらにルビ化編集プログラム313により、前述のルビ化「文位置」「文長」「行間隔」の付加情報をつけられて、膠着語DB73にファイルされる。これらの4つの膠着語が、上述の4つ照合英語列に対する1対1の照合日本訳となる。またこれらのルビ膠着語即ち照合日本語列は音声学習DBからの音声出力と共に、学習ページ編集プログラム311により、第1行目のページ編集をされ、ページの中の表示位置を付加される。そして第1~N行あるページ編集を完成させる。因みにこれらの膠着語は、音声学習DB71にある音声文から切り出して照合クイズ76の音源とされる。
このように、外国語文は、語順が日本語の語順と異なる、アルファベット表記の言語の文であり、日本語訳の表示が、前置詞に導かれる外国語列ブロックに照合するように行われることが望ましい。
次に本学習法の学習者の操作方法について、図12の学習ページ4画面(料理番組)の上から2行を例に取り説明する。スピーカマーク(sp1)を学習者によってクリックされる度にユーザ操作314プロフラムにより、画面操作入力部10にマーク位置が検出されて、音声学習DB71にあるネイティブの1行音声[Then, put the drumstick into the pan.]が出力される。同様に文章マーク(se1)がクリックした場合には、同様に文の右端にあるトグルスイッチで表示がオン・オフされる。すなわち学習者は(sp1)クリックによりネイティブ音声のシャドーイングし、音声と右の文章を照合する。また同文章の右側の[se1]ボタンのトグルスイッチが、同文章がオン・オフ表示され、オフ表示の際文章なしで暗唱が可能な例を示している。またse1文の中にある[the drumstick]の照合英語列を囲む区域がトグルスイッチ「on/off switch X」となっており、「鶏の脚を」という照合日本語訳を表示したり、しなかったりするように学習者によって操作される。これらスピーカマークsp1クリック、文章マークse1のクリック、照合英語列区域トグルスイッチ「on/off switch X」のクリックが、区域センサーを持つ図2の画面操作入力部10によって検出されると、ユーザ操作プログラム314により、上記のような所定の動作がCPU2により、装置1が動作される。同様にsp2、se2, on/off switch Yの学習者によるクリック操作で同様な動作がされる。また、se1文の場合、照合日本語訳は、前からThen(膠着語訳「そして」)、put(膠着語訳「入れて」)、the drumstick(膠着語訳「鶏の脚」、into the pan(膠着語訳「フライパンの中に」)であり、照合英語列区域センサーによって検知される。図12の学習ページ4画面の(シャドーイング4画面)例では、[the drumstick]と[with the skin facing up]の2つのみが「鶏の脚を」「皮が上になるように」として照合日本語訳が表示されている。これは学習者が選べることになっている例である。図12(シャドーイング7画面)では3行の英文に全部照合日本語訳のルビが振られている。しかしこれでは学習者のすでに知っている単語までにルビを振ることになる。つまりルビが学習者の目障りになって邪魔になっている。これが普通ルビを振ることへの最大の障害であった。通常日本の書籍でも難しい漢字にルビを振っている例があるが、全ての漢字にルビを振っている例はない。これらは筆者の読者が難しい想定される漢字に限ってそうなっている。英文の場合学習者のレベルが大きくこの想定ができない。装置1のルビ表示例では、学習者の知らない単語のみを選定できる。これは書籍またはCDによる英会話学習と決定的に違う新しいコンピュータ学習のメリットでる。これは、アルファベットに画数の多い漢字を振る習慣のなかった日本人に、膠着語の中の漢字1文字でもヒントになるので、英会話学習の新しい方法である。
次に照合クイズの操作方法を説明する。図12の(照合クイズ5画面は、照合クイズDB76を利用して作成された、図5の学習ページ5及び6画面(料理番組)の中にある10問中3問の照合クイズ例である。リスニングクイズの1つQ3は、se3トグル表示マークで、「the drumstick」を表示せず、sp3のスピーカマークを学習者がクリックすると、音声の[the drumstick]が出力される。学習者は1)ももの肉、2)固いエビ、3)鶏の脚の3択で番号をクリックして当てるようにガイドされる。もし正解の3)鶏の脚がクリックされると、その番号が正解の青色に点灯される。もし1)または2)がクリックされると不正解の赤色に番号が点灯される。リスニングでなくプリント単語テストの場合は、スピーカ音声を利用せず、se3トグル表示マークで「the drumstick」が表示され、プリント単語クイズQ3が行われる。以下クイズQ4,Q5,Q7,Q8.Q9も同様に、学習者の操作に従い、ユーザ操作プログラム314によってCPU2が動作する。またクイズのクリックの正解又は不正解のデータは、クイズ出題回答プログラム315によって集計され、学習者個人の英会話上達レベルが自動的に測定される。その結果を学習終了ページの照合クイズ結果表に記載される。学習者はそれを見て、自分の上達度を客観的に観測でき、獲得語彙数を知ることができる。それは英会話学習の大変なモチベ―ション向上につながり、引き続き学習を続けることがで、英会話学習にとって最大の課題「自習による英語インプット量の増大ができない」という課題を解決することができる。例えば装置1を使用した図10の6テーマの学習は、料理番組、小泉八雲のむじな、雪女、通販番組、美術館音声ガイド、ビジネス英会話であり、1日30分3日間の学習期間で、総獲得語彙数は667語であった。図11のアンケート結果では、英会話学習意欲のある被験者全員が「語彙数獲得が役に立った」「語彙数自動測定がやりたい」という答えが得られた。ただ、教材とクイズは、個々の学習者の英会話レベルによって異なる。しかし上述された方法によれば、同じモデルで学習者に合わせてカリキュラムを組むことができ、迅速な応答で遠隔学習をすることができる。
このように、日本語訳の表示が、外国語列ブロックの正しい日本語訳、および択一式クイズの問いを与えるための他の日本語訳の表示として行われることが望ましい。
選択された外国語列ブロックの表示は、強調されてもよい。
上記目的を達成するために本実施の形態は、語順の異なるアルファベット外国文の中の照合すべき外国語列に対して、長さが短く、高さが低く、行間隔が狭く、上下に接して同じ英語順で配置させながら漢字を含むルビ化させた照合日本語訳を振り、かつこれら語列の表示と音声を学習者にオンオフさせる。
本実施の形態によれば、例えば外国語文を早いスピードで聞く場合にも、照合すべき外国語列、その音声及び漢字のあるルビ日本語訳を素早く照合できる。かつこれらをオンオフさせることにより、邪魔な日本語訳を表示せず、知らなかった単語でも容易に覚えることができる。
また、本実施の形態は、前記照合日本語訳を、前記外国語列の前置詞節の語訳で表示させる。
本実施の形態によれば、返り読みしなければならない形容詞節を、日本人に読みやすい漢字とひらがな列の訳で表示させるので、早く直感的に読み易くすることができる
また、本実施の形態は、外国語列または音声に、正しい照合日本語訳を照合させるクイズに応答させるように学習者に操作させる。
本実施の形態によれば、外国語列又はその音声と、その正しい照合日本語訳との照合クイズを学習者にさせるので、学習者は英語の単語、連語、フレーズの意味を覚えた語彙を獲得できる。
また、本実施の形態は、照合日本語訳と外国語列の表示又は音声をオンオフさせるための外国語オンオフスイッチを有するアルファベット外国語学習システムを提供する。
本実施の形態によれば、例えば外国語列又は音声と照合日本語訳の照合結果を遠隔の学習者または学習指導者に送信して共有することができる。
また、本実施の形態は、外国語列に、その長さがより短く、高さがより低く、行間隔が狭く、上又は下に近接して、かつ少なくとも漢字を含む前記照合日本語訳を配置させ、前記照合日本語訳の表示或いは前記外国語列又は音声をオンオフさせるための外国語オンオフスイッチを有することにより、学習効果を発揮する学習方法を提供する。
本実施の形態によれば、学習方法であるので、他の良い英会話学習法と共存して、もっと優れた学習法を提供できる。
以上においては、アルファベット使用の外国語とそれに対応する日本語とを密接な言語距離関係を保って出力させ、ユーザの選択に応じて入出力または停止させることにより、外国語学習能力を向上させるアルファベット外国語学習装置の提供に関して説明した。
日本文と語順の異なるアルファベット外国語文の外国語列に対して、照合する日本語訳を表示する外国語学習システムにおいて、前記アルファベット外国文が文節又は単語に分割された照合外国語列に、その長さがより短く、その高さがより低く、行間隔が狭く、上又は下に近接して、かつ少なくとも漢字を含む照合日本語訳を配置させ、前記照合日本語訳の表示、或いは前記照合該外国語列の表示又は音声をオンオフさせるためのオンオフスイッチを有することにより、学習効果を発揮するアルファベット外国語学習装置も、考えられる。
このようなアルファベット外国語学習装置は、前記照合日本語訳が、前記外国語列の前置詞節の語訳であるアルファベット外国語学習装置であってもよい。
このようなアルファベット外国語学習装置は、前記照合外国語列または音声に、正しい照合日本語訳を照合させるクイズに応答させる操作手段を有するアルファベット外国語学習装置であってもよい。
日本文と語順の異なるアルファベット外国語文の外国語列に対して、照合する日本語訳を表示する外国語学習システムであって、前記アルファベット外国文が文節又は単語に分割された照合外国語列に、その長さがより短く、その高さがより低く、行間隔が狭く、上又は下に近接して、かつ少なくとも漢字を含む照合日本語訳を配置させ、前記照合日本語訳の表示、或いは前記照合該外国語列の表示又は音声をオンオフさせるためのオンオフスイッチを有することにより、学習効果を発揮するアルファベット外国語学習システムも、考えられる。
日本文と語順の異なるアルファベット外国語文の外国語列に対して、照合する日本語訳を表示する外国語学習方法であって、前記アルファベット外国文が文節又は単語に分割された照合外国語列に、その長さがより短く、その高さがより低く、行間隔が狭く、上又は下に近接して、かつ少なくとも漢字を含む照合日本語訳を配置させ、前記照合日本語訳の表示、或いは該照合該外国語列の表示又は音声をオンオフさせるためのオンオフスイッチを有することにより、学習効果を発揮するアルファベット外国語学習方法も、考えられる。
このようなアルファベット外国語学習方法の、前記照合外国語列に接して前記照合日本語訳を表示させるステップと、前記照合日本語訳の表示或いは前記照合外国語文字列又は音声をオンオフさせるためステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムも、考えられる。
このようなプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体も、考えられる。
かくして、アルファベット外国語の音声、文章及び、日本語訳を照合する密接な距離で提示する際、該アルファベット外国語文章の単語や文節ごとに日本語のルビ文字列を付随して表示し、その提示をユーザに選択させるアルファベット外国語学習装置の提供を実現することができる。
なお、本発明のプログラムは、上述されたアルファベット外国語学習方法のような本発明の外国語学習方法の全部または1部のステップ(又は工程、動作および作用など)をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明の記録媒体は、上述されたアルファベット外国語学習方法のような本発明の外国語学習方法の全部または1部のステップ(又は工程、動作および作用など)をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、読み取られたプログラムがコンピュータと協働して利用されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
なお、上述された「1部のステップ(又は工程、動作および作用など)」は、それらの複数のステップの内の一つまたはいくつかのステップを意味する。
また、上述された「1部のステップ(又は工程、動作および作用など)の動作」は、上述されたステップの全部または1部の動作を意味する。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、インターネット、光、電波または音波などのような伝送媒体の中を伝送され、コンピュータにより読み取られ、コンピュータと協働して
動作するという形態であってもよい。
また、記録媒体としては、ROM(Read Only Memory)などが含まれる。
また、コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)などのような純然たるハードウェアに限らず、ファームウェア、OS(Operating System)、そしてさらに周辺機器を含んでもよい。
なお、上述されたように、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現されてもよいし、ハードウェア的に実現されてもよい。
本発明における外国語学習装置、外国語学習システム、外国語学習方法、プログラム、および記録媒体は、外国語学習者のための利便性を向上することができ、外国語学習に利用される外国語学習装置、外国語学習システム、外国語学習方法、プログラム、および記録媒体に利用する目的に有用である。
1 アルファベット外国語学習装置
2 CPU(制御部)
3 主記憶部
4 テーマ音声記憶部
5 テーマ英文記憶部
6 学習ページ画面DB
7 学習情報DB7
8 入力部
9 音声入力部
10 表示出力部
11 音声出力部
16 プリンタ部
17 電子表示部
31 制御プログラム
41 テーマ音声
51 テーマ英文
73 膠着語訳DB
76 照合クイズDB
311 学習ページ編集プログラム
312 日本語変換プログラム
313 ルビ化編集プログラム
314 ユーザ操作プログラム
315 クイズ出題回答プログラム
第1の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う制御ユニットと、
を備え、
前記外国語文の分割は、少なくとも前置詞節に基づいて行われ、
前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックと、対応する前記日本語訳と、の間の間隔は前記外国語文の行間隔より小さいように行われることを特徴とする外国語学習装置である。
第2の本発明は、前記外国語文の分割は、自動翻訳を利用して行われることを特徴とする第1の本発明の外国語学習装置である。
第3の本発明は、前記日本語訳の表示が、前記日本語訳の文字の大きさは前記外国語文の文字の大きさより小さいように行われることを特徴とする第1または第2の本発明の外国語学習装置である。
第4の本発明は、前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックの正しい日本語訳、および択一式クイズの問いを与えるための他の日本語訳の表示として行われることを特徴とする第1から第3のいずれかの本発明の外国語学習装置である。
第5の本発明は、前記表示される外国語文の音声出力が行われ、
前記選択された外国語列ブロックに対応する前記日本語訳の表示は、前記音声出力に応じて行われることを特徴とする第1から第4のいずれかの本発明の外国語学習装置である。
第6の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
外国語学習装置と、
を備え、
前記外国語学習装置は、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
を有し、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御が、行われ、
前記外国語文の分割は、少なくとも前置詞節に基づいて行われ、
前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックと、対応する前記日本語訳と、の間の間隔は前記外国語文の行間隔より小さいように行われることを特徴とする外国語学習システムである。
第7の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う制御ユニットと、
を備え、
前記外国語文の分割は、少なくとも前置詞節に基づいて行われ、
前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックと、対応する前記日本語訳と、の間の間隔は前記外国語文の行間隔より小さいように行われることを特徴とする外国語学習装置にて実行される外国語学習方法であって、
前記データベースが、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納し、
前記表示ユニットが、前記外国語文を表示し、
前記外国語列ブロック選択ユニットが、ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択し、
前記制御ユニットが、前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行い、
前記表示ユニットが、前記日本語訳の表示を、前記外国語列ブロックと、対応する前記日本語訳と、の間の間隔は前記外国語文の行間隔より小さいように行うことを特徴とするである。
第8の本発明は、第7の本発明の外国語学習方法の、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するステップと、前記外国語文を表示するステップと、ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択するステップと、前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行うステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第9の本発明は、第8の本発明のプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明に関連する第1の明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う制御ユニットと、
を備えたことを特徴とする外国語学習装置である。
本発明に関連する第2の明は、前記外国語文の分割は、文節または単語に基づいて行われ、
前記日本語訳の表示に利用される文字長さ、文字高さ、および行間隔は、前記外国語文の表示に利用される文字長さ、文字高さ、および行間隔よりそれぞれ小さいことを特徴とする本発明に関連する第1の明の外国語学習装置である。
本発明に関連する第3の明は、前記外国語文は、語順が日本語の語順と異なる、アルファベット表記の言語の文であり、
前記日本語訳の表示が、前置詞に導かれる外国語列ブロックに照合するように行われることを特徴とする本発明に関連する第1または第2の明の外国語学習装置である。
本発明に関連する第4の明は、前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックの正しい日本語訳、および択一式クイズの問いを与えるための他の日本語訳の表示として行われることを特徴とする本発明に関連する第1から第3のいずれかの明の外国語学習装置である。
本発明に関連する第5の明は、前記選択された外国語列ブロックの表示は、強調されることを特徴とする本発明に関連する第1から第4のいずれかの明の外国語学習装置である。
本発明に関連する第6の明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
外国語学習装置と、
を備え、
前記外国語学習装置は、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
を有し、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御が、行われることを特徴とする外国語学習システムである。
本発明に関連する第7の明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納し、
前記外国語文を表示し、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択し、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行うことを特徴とする外国語学習方法である。
本発明に関連する第8の明は、本発明に関連する第7の明の外国語学習方法の、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するステップと、前記外国語文を表示するステップと、ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択するステップと、前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行うステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明に関連する第9の明は、本発明に関連する第8の明のプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
第1の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う制御ユニットと、
を備え、
前記外国語文の分割は、少なくとも前置詞節に基づいて行われ、
前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックと、対応する前記日本語訳と、の間の間隔は前記外国語文の行間隔より小さいように行われ
前記外国語文は、外国語学習装置、又は当該装置が有するハードウェア資源によって、コンマ、前記前置詞節、及び、接続詞節に基づき分割され、且つ、自動翻訳されることを特徴とする外国語学習装置である。
第2の本発明は、前記外国語文の分割は、前記ハードウェア資源によって、自動翻訳を利用して行われることを特徴とする第1の本発明の外国語学習装置である。
第3の本発明は、前記日本語訳の表示が、前記日本語訳の文字の大きさは前記外国語文の文字の大きさより小さいように行われることを特徴とする第1または第2の本発明の外国語学習装置である。
第4の本発明は、前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックの正しい日本語訳、および択一式クイズの問いを与えるための他の日本語訳の表示として行われることを特徴とする請求項1から3のいずれかの本発明の外国語学習装置である。
第5の本発明は、前記表示される外国語文の音声出力が行われ、
前記選択された外国語列ブロックに対応する前記日本語訳の表示は、前記音声出力に応じて行われることを特徴とする第1から第4のいずれかの本発明の外国語学習装置である。
第6の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
外国語学習装置と、
を備え、
前記外国語学習装置は、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
を有し、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御が、行われ、
前記外国語文の分割は、少なくとも前置詞節に基づいて行われ、
前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックと、対応する前記日本語訳と、の間の間隔は前記外国語文の行間隔より小さいように行われ
前記外国語文は、前記外国語学習装置、又は当該装置が有するハードウェア資源によって、コンマ、前記前置詞節、及び、接続詞節に基づき分割され、且つ、自動翻訳されることを特徴とする外国語学習システムである。
第7の本発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う制御ユニットと、
を備え、
前記外国語文の分割は、少なくとも前置詞節に基づいて行われ、
前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックと、対応する前記日本語訳と、の間の間隔は前記外国語文の行間隔より小さいように行われ
前記外国語文は、外国語学習装置、又は当該装置が有するハードウェア資源によって、コンマ、前記前置詞節、及び、接続詞節に基づき分割され、且つ、自動翻訳されることを特徴とする前記外国語学習装置にて実行される外国語学習方法であって、
前記データベースが、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納し、
前記表示ユニットが、前記外国語文を表示し、
前記外国語列ブロック選択ユニットが、ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択し、
前記制御ユニットが、前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行い、
前記表示ユニットが、前記日本語訳の表示を、前記外国語列ブロックと、対応する前記日本語訳と、の間の間隔は前記外国語文の行間隔より小さいように行うことを特徴とする外国語学習方法である。
第8の本発明は、第7の本発明の外国語学習方法の、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するステップと、前記外国語文を表示するステップと、ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択するステップと、前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行うステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第9の本発明は、第8の本発明のプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明に関連する第1の発明は、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
前記外国語文を表示する表示ユニットと、
ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う制御ユニットと、
を備えたことを特徴とする外国語学習装置である。

Claims (9)

  1. 意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
    前記外国語文を表示する表示ユニットと、
    ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
    前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行う制御ユニットと、
    を備えたことを特徴とする外国語学習装置。
  2. 前記外国語文の分割は、文節または単語に基づいて行われ、
    前記日本語訳の表示に利用される文字長さ、文字高さ、および行間隔は、前記外国語文の表示に利用される文字長さ、文字高さ、および行間隔よりそれぞれ小さいことを特徴とする請求項1に記載の外国語学習装置。
  3. 前記外国語文は、語順が日本語の語順と異なる、アルファベット表記の言語の文であり、
    前記日本語訳の表示が、前置詞に導かれる外国語列ブロックに照合するように行われることを特徴とする請求項1または2に記載の外国語学習装置。
  4. 前記日本語訳の表示が、前記外国語列ブロックの正しい日本語訳、および択一式クイズの問いを与えるための他の日本語訳の表示として行われることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の外国語学習装置。
  5. 前記選択された外国語列ブロックの表示は、強調されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の外国語学習装置。
  6. 意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するデータベースと、
    外国語学習装置と、
    を備え、
    前記外国語学習装置は、
    前記外国語文を表示する表示ユニットと、
    ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択する外国語列ブロック選択ユニットと、
    を有し、
    前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御が、行われることを特徴とする外国語学習システム。
  7. 意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納し、
    前記外国語文を表示し、
    ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択し、
    前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行うことを特徴とする外国語学習方法。
  8. 請求項7記載の外国語学習方法の、意味に関する所定の基準に基づいて外国語文を分割することにより得られた外国語列ブロックの日本語訳とともに、前記得られた外国語列ブロックを格納するステップと、前記外国語文を表示するステップと、ユーザ指示に基づいて、前記表示された外国語文の外国語列ブロックを選択するステップと、前記選択された外国語列ブロックに近接する位置に前記外国語列ブロックの日本語訳を表示するための制御を行うステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8記載のプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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