JP2022052292A - 現場活性化支援システム、及び現場活性化支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 生産現場における作業者の働きがい向上を支援する現場活性化支援システムを提供する。【解決手段】現場活性化支援システムは、生産現場で作業する作業者の働きがいを示す働きがい評価情報を取得する働きがい取得部と、前記生産現場の生産性を示す生産性評価情報を取得する生産性取得部と、前記働きがい取得部により取得された働きがい評価情報と、前記生産性取得部により取得された生産性評価情報とに基づいて、前記生産現場を評価する現場評価情報を生成する現場評価部とを有する。働きがい取得部は、作業者によるアンケート結果又は報告書に基づいて、働きがい評価情報を生成し、前記生産性取得部は、生産現場に設置された生産機械の稼働状況を示す情報、生産現場で生産された生産物の不良率、又は、生産現場における作業時間に基づいて、生産性評価情報を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、現場活性化支援システム、及び現場活性化支援方法に関する。
例えば、特許文献1には、生産に関わる設備側のデータを取得する設備側データ取得部と、前記生産に関わる製品側のデータを取得する製品側データ取得部と、前記設備側データと前記製品側データを管理するデータ管理部とを備えた生産管理システムであって、作業者の状態に関するデータを取得する状態データ取得部をさらに備え、前記データ管理部は、前記状態データを、前記設備側データと前記製品側データの少なくとも一方に紐付けして管理することを特徴とする生産管理システムが開示されている。
特開2020-4098号公報
本発明は、生産現場における作業者の働きがい向上を支援する現場活性化支援システムを提供することを目的とする。
本発明に係る現場活性化支援システムは、生産現場で作業する作業者の働きがいを示す働きがい評価情報を取得する働きがい取得部と、前記生産現場の生産性を示す生産性評価情報を取得する生産性取得部と、前記働きがい取得部により取得された働きがい評価情報と、前記生産性取得部により取得された生産性評価情報とに基づいて、前記生産現場を評価する現場評価情報を生成する現場評価部とを有する。
好適には、前記働きがい取得部は、作業者によるアンケート結果又は報告書に基づいて、働きがい評価情報を生成し、前記生産性取得部は、生産現場に設置された生産機械の稼働状況を示す情報、生産現場で生産された生産物の不良率、又は、生産現場における作業時間に基づいて、生産性評価情報を生成する。
好適には、前記生産現場を撮影する撮影装置をさらに有し、前記働きがい取得部は、前記撮影装置により撮影された画像データに基づいて、作業者の特定部位の動き、又は、作業者間のコミュニケーション量を評価し、評価結果を前記働きがい評価情報とする。
好適には、前記生産現場に設置された出力装置と、前記現場評価部により生成された現場評価情報に基づいて、前記出力装置を制御する出力制御部とをさらに有し、前記出力装置は、前記出力制御部による制御に応じて、音楽の出力、光の出力、あるいは、文字又は画像からなるコンテンツの出力を行う。
好適には、前記出力制御部は、前記出力装置による出力を変化された時の、前記現場評価部による現場評価情報の変化を分析して、前記出力装置による出力の内容、タイミング、又は出力場所を最適化する。
好適には、前記現場評価部は、前記生産現場における作業者のグループ毎に、現場評価情報を生成し、前記現場評価部により生成されたグループ毎の現場評価情報を可視化する可視化部をさらに有する。
好適には、前記現場評価部は、時間帯毎に、各作業者の現場評価情報を生成し、前記現場評価部により生成された作業者の現場評価情報を時系列に可視化する可視化部をさらに有する。
好適には、前記可視化部により可視化された現場評価情報を配信する評価結果配信部と、前記評価結果配信部により配信された現場評価情報の活用度を評価する活用度評価部とをさらに有する。
また、本発明に係る現場活性化支援方法は、コンピュータが、生産現場で作業する作業者の働きがいを示す働きがい評価情報を取得するステップと、コンピュータが、前記生産現場の生産性を示す生産性評価情報を取得するステップと、コンピュータが、取得された前記働きがい評価情報と、取得された前記生産性評価情報とに基づいて、前記生産現場を活性化するための情報を出力するステップとを有する。
本発明によれば、生産現場における現場作業者の働きがい向上を支援できる。
現場活性化支援システム1のハードウェア構成を例示する図である。 管理サーバ2のハードウェア構成を例示する図である。 管理サーバ2の機能構成を例示する図である。 現場活性化支援処理(S10)を説明するフローチャートである。 デジタルサイネージ9Cの表示画面を例示する図である。
まず、本発明がなされた背景を説明する。
製造業において、労働人口が不足している昨今、作業者の十分な確保が難しく、また、製品製造に従事する作業者においては、単純作業が多くなるため、働きがいが低下する傾向にある。そうした中で、生産現場で働く作業者の働きがいと、工場の生産性とのどちらか一方にのみ着目する技術が多かった。しかしながら、上記の背景を踏まえると、作業者の働きがいと、工場の生産性との両方を両立させていくことが求められており、そういった課題を解決する手段は提供されていない。そこで、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本発明の実施形態によれば、作業者の働きがいと、工場の生産性とに基づいて、これらが最適な状態に近づくように、生産現場にて作業する作業者に対してアクションし、作業者の働きがい向上を支援することが可能である。以下、このような本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、現場活性化支援システム1のハードウェア構成を例示する図である。
図1に例示するように、現場活性化支援システム1は、管理サーバ2と、働きがい取得装置3と、工場設備情報管理装置5と、出力装置9とを有する。
管理サーバ2は、生産現場で作業する作業者の働きがいを示す評価情報(働きがい評価情報11)と、生産現場の生産性を示す評価情報(生産性評価情報12)とに基づいて、生産現場を活性化する情報を生成するサーバ装置である。また、管理サーバ2は、管理用端末2Aと通信可能に接続している。
働きがい取得装置3は、生産現場で作業する作業者の働きがいを示す情報を取得する装置であり、インターネット網を介して、管理サーバ2に接続している。働きがい取得装置3は、クライアント端末3A、撮影装置3B、及び、バイタルデータ測定装置3Cを含む。ここで、働きがいとは、作業を通した作業者の気持ちであり、やりがい、満足度、幸福度、ストレス疲労度、又は、メンタルヘルス評価尺度である。また、働きがいを示す情報とは、例えば、作業毎の気持ちを示すアンケート結果、作業中の気持ちを記した日報等の報告書、バイタルデータ、作業者の動作、及び、作業者間におけるコミュニケーション量を含む。
クライアント端末3Aは、例えば、作業者に配布された携帯情報端末、又は、作業工程毎に設置されたコンピュータ端末である。クライアント端末3Aは、作業者によるアンケート結果又は報告書を受け付ける。
撮影装置3Bは、作業中における作業者の動作を撮影するカメラであり、作業者の全身又は身体の一部における特定部位の動作、作業者間のコミュニケーション量、又は、作業者の表情を撮影する。
バイタルデータ測定装置3Cは、作業者の生体情報を取得する測定装置であり、作業者の身体に装着し、脈拍、血圧、体温、又は脳波等の生体情報を取得する。
マイクロフォン3Dは、無線型のマイクであり、作業中における作業者の音声を取得する。
工場設備情報管理装置5は、生産現場の生産性を示す情報を取得する装置であり、例えば、生産管理システムやIoTデバイスなどである。工場設備情報管理装置5は、インターネット網を介して、管理サーバ2に接続している。ここで、生産性を示す情報とは、生産現場に設置された生産機械の稼働状況を示す情報、生産現場で生産された生産物の不良率、及び、生産現場における作業時間を含む。
出力装置9は、生産現場を活性化する情報を出力する出力装置であり、スピーカー9A、照明装置9B、デジタルサイネージ9C、及び、クライアント端末9Dを含む。出力装置9は、インターネット網を介して、管理サーバ2に接続している。
スピーカー9Aは、生産現場に既設された音響機器であり、生産現場を活性化する情報をに基づいて、音楽や音声を出力する。
照明装置9Bは、生産現場に既設された照明装置であり、生産現場を活性化する情報をに基づいて、入切動作、電球色、温白色、白色、昼白色、又は、昼光色と光の色を変化させる。
デジタルサイネージ9C(サイネージ9Cと称呼することもある)は、全ての作業者が閲覧する位置に配置された表示装置であり、生産現場を活性化する情報に基づいた働きがいを向上させる内容を表示する。また、デジタルサイネージ9Cは、閲覧者情報を取得するためのカメラを具備する。
クライアント端末9Dは、特定の作業者(例えば正社員)に配布された携帯端末であり、ポータルサイトにて生産現場を活性化する情報をに基づいた働きがいを向上させる内容を表示する。
図2は、管理サーバ2のハードウェア構成を例示する図である。
図2に例示するように、管理サーバ2は、CPU200、メモリ202、HDD204、ネットワークインタフェース206(ネットワークIF206)、表示装置208、及び入力装置210を有し、これらの構成はバス212を介して互いに接続している。
CPU200は、例えば、中央演算装置である。
メモリ202は、例えば、揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。
HDD204は、例えば、ハードディスクドライブ装置であり、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラムやその他のデータファイルを格納する。
ネットワークIF206は、有線又は無線で通信するためのインタフェースであり、例えば、働きかい取得装置3との通信を実現する。
表示装置208は、例えば、液晶ディスプレイである。
入力装置210は、例えば、キーボード及びマウスである。
なお、管理サーバ2は、クラウドサーバであってもよい。
図3は、管理サーバ2の機能構成を例示する図である。
図3に例示するように、本例の管理サーバ2には、現場活性化支援プログラム22がインストールされる。
現場活性化支援プログラム22は、働きがい取得部220、生産性取得部222、現場評価部224、出力制御部226、可視化部228、評価結果配信部230、及び、活用度評価部232を有する。
なお、現場活性化支援プログラム22の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。また、現場活性化支援プログラム22は、例えば、CD-ROMなどの記録媒体に格納されており、この記録媒体を介してインストールされる。
働きがい取得部220は、働きがい取得装置3から取得した、生産現場で作業する作業者の働きがいを示す働きがい評価情報11を取得する。働きがい取得部220は、いわゆる作業者の主観的な働きがいに基づいた働きがい評価情報11Aと、いわゆる作業者の客観的な働きがいに基づいた働きがい評価情報11Bとの少なくとも一方を取得する。なお、働きがい評価情報11Aおよび働きがい評価情報11Bは、特に区別する必要がない場合は、単に働きがい評価情報11と称呼する。
働きがい取得部220は、例えば、クライアント端末3Aにより取得した作業者によるアンケート結果又は報告書に基づいて、働きがい評価情報11Aとして生成する。作業者によるアンケート結果又は報告書の評価は、いわゆる作業者の主観的な働きがいを評価することに相当する。本例の働きがい評価情報11Aは、週1又は月1の間隔で特定の作業者に実施し集計したアンケート結果と、各作業を行っている時の作業に対する感情を報告する報告書とに基づいて生成する。
また、働きがい取得部220は、撮影装置3Bにより撮影された画像データに基づいて、作業者の特定部位の動き、又は、作業者間のコミュニケーション量を評価し、評価結果を働きがい評価情報11Bとして生成する。作業者の特定部位の動き、又は、作業者間のコミュニケーション量の評価は、いわゆる作業者の客観的な働きがいの評価に相当する。ここで、特定部位の動きとは、例えば表情の変化、目の動き、又は作業者の骨格の動きである。本例の働きがい評価情報11は、作業者の特定部位の動き、及び、作業者間のコミュニケーション量を評価結果を働きがい評価情報11として生成する。具体的には、働きがい評価情報11は、集中度、眠気度、又は疲労度を示す表情の変化及び目の動きと、作業中における骨格移動距離や速度に基づいた作業のメリハリ度を示す作業者の骨格の動きと、作業者間との空間的な距離の近さと会話時間の長さを示す作業者間のコミュニケーション量を評価し、評価結果を働きがい評価情報11Bとして生成する。
また、働きがい取得部220は、バイタルデータ測定装置3Cにより測定されたバイタルデータを評価し、評価結果を働きがい評価情報11Bとして生成する。バイタルデータの評価は、いわゆる作業者の客観的な働きがいの評価に相当する。本例の働きがい取得部220は、脈拍や脳波から喜怒哀楽や眠い等の感情を取得し評価する。
また、働きがい取得部220は、マイクロフォン3Dにより取得された作業中における作業者の音声、又は、特定キーワードを評価し、評価結果を働きがい評価情報11Bとして生成する。作業中における作業者の音声、及び、特定キーワードの評価は、いわゆる作業者の客観的な働きがいの評価に相当する。本例の働きがい取得部220は、作業中における作業者の声色による感情分析、又は、例えば「大丈夫」「疲れた」等の特定キーワードから作業者の働きがいを評価し、働きがい評価情報11Bとして生成する。
生産性取得部222は、工場設備情報管理装置5から取得した、生産現場の生産性を示す生産性評価情報12を取得する。生産性取得部222は、生産管理システムやIoTデバイスなどにより取得された、生産現場に設置された生産機械の稼働状況を示す情報(以下、生産機械稼働情報)、生産現場で生産された生産物の不良率(以下、不良率)、又は、生産現場における作業時間(以下、作業時間)に基づいて、生産性評価情報12を生成する。本例の生産性取得部222は、例えば室内温度、室内CO濃度量、生産機械稼働情報、稼働時間、不良率、及び、作業時間に基づいて、生産性評価情報12を生成する。
現場評価部224は、働きがい取得部220により取得された働きがい評価情報11と、生産性取得部222により取得された生産性評価情報12とに基づいて、生産現場を評価する現場評価情報13を生成する。現場評価部224は、生産現場における作業者の個人毎、グループ毎、又はその両方の現場評価情報13を生成する。ここで、グループとは、例えば、ライン作業を行う生産ライン単位、又は作業工程単位等である。また、現場評価部224は、時間帯毎に現場評価情報13を生成する。また、現場評価部224は、スコアリングにより生産現場を評価する現場評価情報13を生成する。
出力制御部226は、現場評価部224により生成された現場評価情報13に基づいて、生産現場に設置された出力装置9を制御する。これにより、出力装置9は、出力制御部226による制御に応じて、音楽の出力、光の出力、あるいは、文字又は画像からなるコンテンツの出力を行う。具体的は、出力制御部226は、スピーカー9Aに音楽を出力させ、照明装置9Bに光を出力させ、サイネージ9C、及びクライアント端末9Dに文字又は画像からなるコンテンツの出力させるよう制御する。
また、出力制御部226は、出力装置9による出力を変化された時の、現場評価部224による現場評価情報13の変化を分析して、出力装置9による出力の内容、タイミング、又は出力場所を最適化する。例えば、出力制御部226は、休憩時間のタイミングにリラックス効果のある音楽をスピーカー9Aから出力したり、サイネージ9Cの更新や注目するタイミングでスピーカー9Aから音楽を出力してもよい。また、出力制御部226は、休憩時間と休憩後の作業時間とで照明装置9Bの色温度を変化させてもよい。具体的には、休憩時間中に温白色や白色となる色温度の照明とし、休憩後の作業時間中に昼白色や昼光色となる色温度の照明に切り替えて出力してもよい。また、出力制御部226は、作業者が見ると働きがいが向上する表示内容又は表示方法でサイネージ9Cに出力してもよい。なお、本例の出力制御部226は、サイネージ9Cに最適化した情報を出力させる。例えば、出力制御部226は、出力装置9に出力した内容と、出力した内容を視聴する作業者の情報(視聴時間、カメラで撮影された表情による感情解析等)から得点付けを行い、閲覧点数の高い表示方法にカスタマイズして出力する。これにより、作業者の働きがいと、工場の生産性とが最適な状態に近づくよう、出力装置9に最適化した情報を出力させることができる。
可視化部228は、時間毎に生成された現場評価情報13を時系列に可視化する。可視化部228は、可視化した現場評価情報13を日単位、週単位、月単位、又は年単位に並べて時系列に可視化する。本例の可視化部228は、現場評価情報13を個人毎、又は作業グルーブ毎に得点を付けて月単位で集計し可視化する。これにより、全体及び個人スコアを相対的に把握でき、現場評価情報13のうち向上させる項目も把握できる。また、可視化部228は、個人毎に可視化するうち、年齢や入社年数ごとの集計も可能であり、どの年代がどういった課題認識を持っているかなどがデータとして把握できる。
評価結果配信部230は、可視化部228により可視化された現場評価情報13を出力装置9に配信する。評価結果配信部230は、特定の作業者が視聴できるよう視聴範囲の制限を付与した現場評価情報13を配信してもよいし、配信先に応じて視聴範囲を定めた現場評価情報13を配信してもよい。例えば、評価結果配信部230は、可視化した現場評価情報13をサイネージ9C、又は、クライアント端末9Dに配信する場合において、特定の作業者が閲覧できるよう閲覧範囲の制限を付与した現場評価情報13を配信するとき、作業者の役職又は雇用形態に応じて閲覧範囲の制限を付与した現場評価情報13を配信してもよい。また、配信先に応じて閲覧範囲を定めた現場評価情報13を配信するとき、全ての作業者が閲覧可能な範囲の現場評価情報13をサイネージ9Cに配信し、閲覧範囲の制限を付与した現場評価情報13をクライアント端末9Dにて閲覧するポータルサイトに配信してもよい。
活用度評価部232は、評価結果配信部230により配信された現場評価情報13の活用度を評価する。活用度評価部232は、ポータルサイトへのアクセス数、又は、サイネージ9Cの閲覧者情報(年代、性別、閲覧時間、感情等)に基づいて現場評価情報13の活用度を評価する。
次に、評価結果配信部230により配信された現場評価情報13をデジタルサイネージ9Cの表示画面に表示した状態を説明する。デジタルサイネージ9Cの表示画面には、サンクスカード制度の運用時に表示する画面の図示例である。
図5は、デジタルサイネージ9Cの表示画面を例示する図である。
図5に例示するように、デジタルサイネージ9Cには、サンクスカード制度の運用時の集計結果を表示している。サイネージ9Cは、月毎のサンクスカードを送った人の総数順位、サンクスカードを送られた人の総数順位、及び、サンクスカードの合計提出数を表示する。サンクスカードを送った人の総数順位には、「順位」、「サンクスカードを送った人の名前」、及び「サンクスカードを送った枚数」を関連付け表として表示している。また、サンクスカードを送られた人の総数順位には、「順位」、「サンクスカードを送られた人の名前」、及び「サンクスカードを送られた枚数」を関連付け表として表示している。また、サンクスカードの合計提出数には、「月次累計」及び「月次累計」を関連付けグラフとして表示している。
次に、本実施形態における現場活性化支援処理(S10)を説明する。
なお、本処理を説明するにあたり、図4及び図5を参照しながら、サンクスカード制度の運用例を具体例として、デジタルサイネージ9Cに出力する場合を説明する。
図5は、現場活性化支援処理(S10)を説明するフローチャートである。
図5に例示するように、ステップS100(S100)において、働きがい取得装置3のクライアント端末3Aは、作業者から他の作業者に対する感謝や称賛内容を記載したアンケート結果又は報告書を受け付け、管理サーバ2に送信する。働きがい取得部220は、生産現場で作業する作業者から得たアンケート結果及び報告書から働きがい評価情報11を取得する。
ステップS102(S102)において、工場設備情報管理装置5は、工場の室内温度、工場内CO濃度量、生産機械稼働情報、稼働時間、不良率、及び、作業時間を管理サーバ2に送信する。生産性取得部222は、生産現場から得た生産性を示す情報から生産性評価情報12を取得する。
ステップS104(S104)において、現場評価部224は、働きがい取得部220により取得された働きがい評価情報11と、生産性取得部222により取得された生産性評価情報12とに基づいて、現場評価情報13を生成する。
ステップS106(S106)において、出力制御部226は、生成された現場評価情報13が文字又は画像からなるコンテンツであるか否かを判断する。出力制御部226は、現場評価情報13が文字又は画像からなるコンテンツであると判定した場合、S108の処理に移行する。また、出力制御部226は、現場評価情報13が文字又は画像からなるコンテンツでないと判定した場合、S110の処理に移行する。
ステップS108(S108)において、可視化部228は、現場評価部224により生成された現場評価情報13をグラフ、又は、表の形式に可視化する。
ステップS110(S110)において、評価結果配信部230は、可視化された現場評価情報13を出力装置9のサイネージ9Cに配信する。出力制御部226は、配信された現場評価情報13に基づいて、図4に例示したように、現場評価情報13をデジタルサイネージ9Cに出力し、デジタルサイネージ9Cは出力された、現場評価情報13を表示画面に表示する。
ステップS112(S112)において、出力制御部226は、サイネージ9Cに出力された現場評価情報13の表示内容を最適化する。出力制御部226は、サイネージ9Cに出力された表示画面と、表示画面を閲覧する作業者の情報(凝視時間、カメラで撮影された表情による感情解析)から得点付けを行い、閲覧点数の高い表示方法にて再表示する。すなわち、生産現場を活性化するための情報として出力する。
このように、本処理によれば、出力する内容をリコメンド表示することにより、作業者の働きがい向上を支援することができる。
以上説明したように、本実施形態における現場活性化支援システム1によれば、生産現場にて作業する作業者の働きがいと、工場の生産性とを最適な状態に近づくように、生産現場にて作業する作業者に対してアクションし、作業者の働きがい向上を支援することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態では、サンクスカード制度の運用を具体的に説明したが、作業グループ毎の現場評価情報13の評価をスコアリングし、スコアの低い作業グループを改善ポイントとして表示しアドバイスすることで作業グループとしての働きがい向上を支援してもよい。
1…現場活性化支援システム
2…管理サーバ
3…働きがい取得装置
5…工場設備情報管理装置
9…出力装置
22…現場活性化支援プログラム
220…働きがい取得部
222…生産性取得部
224…現場評価部
226…出力制御部
228…可視化部
230…評価結果配信部
232…活用度評価部

Claims (9)

  1. 生産現場で作業する作業者の働きがいを示す働きがい評価情報を取得する働きがい取得部と、
    前記生産現場の生産性を示す生産性評価情報を取得する生産性取得部と、
    前記働きがい取得部により取得された働きがい評価情報と、前記生産性取得部により取得された生産性評価情報とに基づいて、前記生産現場を評価する現場評価情報を生成する現場評価部と
    を有する現場活性化支援システム。
  2. 前記働きがい取得部は、作業者によるアンケート結果又は報告書に基づいて、働きがい評価情報を生成し、
    前記生産性取得部は、生産現場に設置された生産機械の稼働状況を示す情報、生産現場で生産された生産物の不良率、又は、生産現場における作業時間に基づいて、生産性評価情報を生成する
    請求項1に記載の現場活性化支援システム。
  3. 前記生産現場を撮影する撮影装置
    をさらに有し、
    前記働きがい取得部は、前記撮影装置により撮影された画像データに基づいて、作業者の特定部位の動き、又は、作業者間のコミュニケーション量を評価し、評価結果を前記働きがい評価情報とする
    請求項2に記載の現場活性化支援システム。
  4. 前記生産現場に設置された出力装置と、
    前記現場評価部により生成された現場評価情報に基づいて、前記出力装置を制御する出力制御部と
    をさらに有し、
    前記出力装置は、前記出力制御部による制御に応じて、音楽の出力、光の出力、あるいは、文字又は画像からなるコンテンツの出力を行う
    請求項3に記載の現場活性化支援システム。
  5. 前記出力制御部は、前記出力装置による出力を変化された時の、前記現場評価部による現場評価情報の変化を分析して、前記出力装置による出力の内容、タイミング、又は出力場所を最適化する
    請求項4に記載の現場活性化支援システム。
  6. 前記現場評価部は、前記生産現場における作業者のグループ毎に、現場評価情報を生成し、
    前記現場評価部により生成されたグループ毎の現場評価情報を可視化する可視化部
    をさらに有する請求項3に記載の現場活性化支援システム。
  7. 前記現場評価部は、時間帯毎に、各作業者の現場評価情報を生成し、
    前記現場評価部により生成された作業者の現場評価情報を時系列に可視化する可視化部
    をさらに有する請求項3に記載の現場活性化支援システム。
  8. 前記可視化部により可視化された現場評価情報を配信する評価結果配信部と、
    前記評価結果配信部により配信された現場評価情報の活用度を評価する活用度評価部と
    をさらに有する請求項6又は7に記載の現場活性化支援システム。
  9. コンピュータが、生産現場で作業する作業者の働きがいを示す働きがい評価情報を取得するステップと、
    コンピュータが、前記生産現場の生産性を示す生産性評価情報を取得するステップと、
    コンピュータが、取得された前記働きがい評価情報と、取得された前記生産性評価情報とに基づいて、前記生産現場を活性化するための情報を出力するステップと
    を有する現場活性化支援方法。
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