JP2022051968A - 情報処理装置および方法 - Google Patents

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智 隈
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Abstract

【課題】3次元形状のオブジェクトについて所望の解像度の属性情報をより容易に得る情報処理装置及び方法を提供する。【解決手段】符号化装置100において、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する。また、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する。【選択図】図3

Description

本開示は、情報処理装置および方法に関し、特に、所望の解像度の属性情報をより容易に得ることができるようにした情報処理装置および方法に関する。
従来、例えばポイントクラウド(Point cloud)のような3次元構造を表す3Dデータの符号化方法が考えられた(例えば非特許文献1参照)。
ポイントクラウドを符号化するにはまず基本的に全体が含まれるボクセル(voxel)を決め、それを分割することで細分化し、データをビット列に落としていく。その1つとしてOctreeを用いるOctree符号化が考えられた。Octree符号化において幅優先での符号化を行うと復号時に途中で打ち切ることで容易に所望の解像度の点(位置情報)を得ることができる。
R. Mekuria, Student Member IEEE, K. Blom, P. Cesar., Member, IEEE, "Design, Implementation and Evaluation of a Point Cloud Codec for Tele-Immersive Video",tcsvt_paper_submitted_february.pdf
しかしながら、この方法の場合、所望の解像度の属性情報を得るためには、結果的に最終解像度まで復号する必要があり、処理を軽減することは困難であった。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より容易に所望の解像度の属性情報を得ることができるようにするものである。
本技術の一側面の情報処理装置は、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する属性情報符号化部を備える情報処理装置である。
本技術の一側面の情報処理方法は、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する情報処理方法である。
本技術の他の側面の情報処理装置は、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する属性情報復号部を備える情報処理装置である。
本技術の他の側面の情報処理方法は、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する情報処理方法である。
本技術の一側面の情報処理装置および方法においては、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報が符号化される。
本技術の他の側面の情報処理装置および方法においては、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データが復号される。
符号化装置の例を説明する図である。 復号装置の例を説明する図である。 符号化装置の主な構成例を示すブロック図である。 符号化処理の流れの例を説明するフローチャートである。 判定処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ビットストリームの構造例を説明する図である。 復号装置の主な構成例を示すブロック図である。 復号処理の流れの例を説明するフローチャートである。 符号化装置の主な構成例を示すブロック図である。 コンピュータの主な構成例を示すブロック図である。
以下、本開示を実施するための形態(以下実施の形態とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.属性情報の解像度スケーラビリティ
2.第1の実施の形態(符号化装置)
3.第2の実施の形態(復号装置)
4.第3の実施の形態(符号化装置)
5.付記
<1.属性情報の解像度スケーラビリティ>
<技術内容・技術用語をサポートする文献等>
本技術で開示される範囲は、実施の形態に記載されている内容だけではなく、出願当時において公知となっている以下の非特許文献に記載されている内容も含まれる。
非特許文献1:(上述)
非特許文献2:TELECOMMUNICATION STANDARDIZATION SECTOR OF ITU(International Telecommunication Union), "Advanced video coding for generic audiovisual services", H.264, 04/2017
非特許文献3:TELECOMMUNICATION STANDARDIZATION SECTOR OF ITU(International Telecommunication Union), "High efficiency video coding", H.265, 12/2016
非特許文献4:Jianle Chen, Elena Alshina, Gary J. Sullivan, Jens-Rainer, Jill Boyce, "Algorithm Description of Joint Exploration Test Model 4", JVET-G1001_v1, Joint Video Exploration Team (JVET) of ITU-T SG 16 WP 3 and ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11 7th Meeting: Torino, IT, 13-21 July 2017
つまり、上述の非特許文献に記載されている内容もサポート要件を判断する際の根拠となる。例えば、非特許文献3に記載されているQuad-Tree Block Structure、非特許文献4に記載されているQTBT(Quad Tree Plus Binary Tree) Block Structureが実施の形態において直接的な記載がない場合でも、本技術の開示範囲内であり、特許請求の範囲のサポート要件を満たすものとする。また、例えば、パース(Parsing)、シンタックス(Syntax)、セマンティクス(Semantics)等の技術用語についても同様に、実施の形態において直接的な記載がない場合でも、本技術の開示範囲内であり、特許請求の範囲のサポート要件を満たすものとする。
<ポイントクラウド>
従来、点群の位置情報や属性情報等により3次元構造を表すポイントクラウド(Point cloud)や、頂点、エッジ、面で構成され、多角形表現を使用して3次元形状を定義するメッシュ(Mesh)等の3Dデータが存在した。
例えばポイントクラウドの場合、立体構造物(3次元形状のオブジェクト)を多数の点の集合(点群)として表現する。つまり、ポイントクラウドのデータ(ポイントクラウドデータとも称する)は、この点群の各点の位置情報や属性情報により構成される。属性情報には、例えば、色情報、反射率情報、法線情報等が含まれる。したがってデータ構造が比較的単純であるとともに、十分に多くの点を用いることにより任意の立体構造物を十分な精度で表現することができる。
<Octree符号化>
このようなポイントクラウドデータはそのデータ量が比較的大きいので、例えば非特許文献1に記載のように、符号化によるデータ量を圧縮することが考えられた。このポイントクラウドの符号化方法としてOctreeを構築することが考えられた。Octreeは、ポイントクラウドの3次元領域を木構造化したものである。このOctreeの各ノードの値が、ポイントクラウドの3次元領域の、そのノードに対応する部分領域におけるポイントの有無を示す。例えば、値「1」がポイントを内包する部分領域を示し、値「0」がポイントを内包しない部分領域を示す。Octreeでは、1ノードが8つの部分領域に対応する。つまり、Octreeの各ノードは、8ビットのデータにより構成され、その8ビットが8つの部分領域のポイントの有無を示す。
そして、Octreeの上位のノードは、そのノードに属する下位ノードに対応する8つの部分領域を1つにまとめた領域のポイントの有無を示す。つまり、下位ノードの部分領域の情報をまとめることにより上位ノードが生成される。なお、値が「0」のノード、すなわち、対応する8つの部分領域が全てポイントを内包しない場合、そのノードは削除される。
このようにすることにより、値が「0」でないノードからなる木構造(Octree)が構築される。つまり、Octreeは、各解像度の部分領域のポイントの有無を示すことができる。したがって、ポイントクラウドをOctree化して符号化することにより、復号の際により多様な解像度のポイントクラウドをより容易に復元することができる。つまり、より容易にポイントクラウドのスケーラビリティを実現することができる。
また、上述のように値が「0」のノードを省略することにより、ポイントが存在しない領域を低解像度化することができるので、さらなる情報量の増大の抑制(典型的には情報量の削減)を行うことができる。
<スケーラビリティの実現>
ところで、ポイントクラウドはその点の密度(つまり3次元空間における位置情報や属性情報の密度)が解像度となる。点の密度が高い程、高解像度となるが、情報量が増大するので処理の負荷が増大する。そのため、状況に応じて必要な解像度のポイントクラウドが得られる機能(解像度スケーラビリティとも称する)が求められた。
例えば、LiDARデータのような広範囲・大規模な点を含むポイントクラウドを再生する場合、一般的には、一部の範囲に注目しており、その他の範囲の情報の重要性は低い。したがって、全ての範囲を最高解像度で処理すると不要に処理の負荷を増大させてしまうおそれがあった。また遠近法としては、遠方に位置するオブジェクトは、手前のオブジェクトよりも低解像度である方が自然である。
このように、意図的に低解像度の情報が必要になる場合があり得る。例えば、データを全てscanし、最高解像度でポイントクラウドを再現してから必要な解像度となるように点を間引く方法が考えられるが、この方法では不要な処理が増大し、処理時間が不要に増大するおそれがあった。また多くのメモリを必要とする等、処理の負荷も増大するおそれがあった。
<符号化装置>
図1は、ポイントクラウドを符号化する従来の符号化装置の主な構成例を示すブロック図である。図1に示される符号化装置10において、Octree化部11は、外部からlod(Octreeの階層数)の指定を受け付け、ポイントクラウド21の位置情報のOctreeを、指定された階層数(lod)で生成する。Octreeはその階層数によって最下位層のノードの数が決まる。つまり、Octreeの階層数によって解像度が決定される。つまり、Octree化部11は、解像度の指定を受け付け、その指定された解像度の位置情報のOctreeを生成する。
点群再構成部12は、そのOctreeから点群を再構築する。つまり、lodで制約された位置情報、すなわち、指定された解像度の位置情報が得られる。リカラー部13は、再構築した点群(指定された解像度の位置情報)に対応するように、ポイントクラウド21の属性情報をリカラー処理する。これにより、指定された解像度の属性情報が得られる。
位置情報符号化部14は、Octree化部11が生成した、指定された解像度の位置情報(のOctree)を符号化し、位置情報の符号化データを生成する。属性情報符号化部15は、リカラー部13により生成された指定された解像度の属性情報を符号化し、属性情報の符号化データを生成する。ビットストリーム生成部16は、その位置情報の符号化データと属性情報の符号化データとを含むビットストリーム22を生成し、出力する。つまり、ビットストリーム22には、指定されたLoDで制約された解像度の符号化データが含まれる。
これに対してOctree符号化の場合、上位階層のノードから選択する幅優先で符号化を行うと復号時に途中で打ち切ることで容易に所望の解像度の点(位置情報)を得ることができる。
<復号装置>
図2は、ポイントクラウドの符号化データを復号する従来の復号装置の主な構成例を示すブロック図である。図2に示される復号装置30は、例えば図1の符号化装置10に対応し、符号化装置10が生成したビットストリーム22を復号する。
復号装置30において、位置情報復号部31は、ビットストリーム22に含まれる位置情報の符号化データを復号し、指定されたLoDで制約された解像度の位置情報のOctreeを生成する。点群再構成部32は、そのOctreeから点群を再構築する。つまり、指定されたLoDで制約された解像度の位置情報が得られる。
属性情報復号部33は、ビットストリーム22に含まれる属性情報の符号化データを復号し、指定されたLoDで制約された解像度の属性情報を生成する。ポイントクラウド生成部34は、点群再構成部32により生成された「指定されたLoDで制約された解像度の位置情報」に、属性情報復号部33により生成された「指定されたLoDで制約された解像度の属性情報」を対応付けて、指定されたLoDで制約された解像度のポイントクラウド23を生成する。
しかしながら、この方法の場合、所望の解像度の属性情報を得るためには、結果的に最終解像度まで復号する必要があり、処理を軽減することは困難であった。
例えば、Octree符号化の場合、元のボクセルを等分割し、その分割部分に含まれる点があるかないかをビットで表現していく。この分割レベルを制限することで解像度を変化させることができるが、元の点の位置情報をデコードした後の位置情報がずれる。そのために元の点が持つ色情報をそのまま使うことができなくなり、属性情報のマッピング(リカラー(recolor)とも称する)を行う必要が生じる。そのため、処理の負荷が増大するおそれがあった。
<属性情報の解像度スケーラビリティ>
そこで、属性情報も解像度で階層化して符号化・復号するようにする。このようにすることにより、属性情報の解像度スケーラビリティを実現することができ、より容易に所望の解像度の属性情報を得ることができるようにある。
<2.第1の実施の形態>
<符号化装置>
図3は、本技術を適用した情報処理装置の一態様である符号化装置の構成の一例を示すブロック図である。図3に示される符号化装置100は、ポイントクラウド(3Dデータ)を符号化する装置である。符号化装置100は、ポイントクラウドの属性情報を解像度に基づいて階層化して符号化する。
図3に示されるように、符号化装置100は、Octree化部101、点群再構成部102-0乃至点群再構成部102-n(nは自然数)、リカラー部103-0乃至リカラー部103-n、位置情報符号化部104、属性情報符号化部105-0乃至属性情報符号化部105-n、並びに、ビットストリーム生成部106を有する。
なお、以下において、点群再構成部102-0乃至点群再構成部102-nを互いに区別して説明する必要がない場合、点群再構成部102と称する。また、リカラー部103-0乃至リカラー部103-nを互いに区別して説明する必要がない場合、リカラー部103と称する。さらに、属性情報符号化部105-0乃至属性情報符号化部105-nを互いに区別して説明する必要がない場合、属性情報符号化部105と称する。
符号化装置100は、属性情報の符号化に関するこれらの処理部を(n+1)個ずつ有する。点群再構成部102-0乃至点群再構成部102-nは、互いに異なる解像度について処理を行う。同様にリカラー部103-0乃至リカラー部103-nは、互いに異なる解像度について処理を行う。同様に属性情報符号化部105-0乃至属性情報符号化部105-nは、互いに異なる解像度について処理を行う。つまり、符号化装置100は、属性情報を(n+1)種類の解像度に階層化して符号化する。
なお、点群再構成部102-0乃至点群再構成部102-nを一体化するようにしてもよい。つまり、1つの点群再構成部102が、(n+1)種類の解像度で処理を行うことができるようにしてもよい。同様に、リカラー部103-0乃至リカラー部103-nを一体化するようにしてもよい。つまり、1つのリカラー部103が、(n+1)種類の解像度で処理を行うことができるようにしてもよい。同様に、属性情報符号化部105-0乃至属性情報符号化部105-nを一体化するようにしてもよい。つまり、1つの属性情報符号化部105が、(n+1)種類の解像度で処理を行うことができるようにしてもよい。
Octree化部101は、符号化の処理対象であるポイントクラウド121の位置情報を取得する。Octree化部101は、その位置情報のOctreeを生成する。Octree化部101は、位置情報を最大解像度で(LoD制約無しに)Octree化する。Octree化部101は、生成したOctreeを点群再構成部102および位置情報符号化部104に供給する。
なお、Octree化部101によるOctreeは、解像度スケーラビリティを実現可能なものであればよい。例えばOctreeのスキャン方式は任意である。例えば、幅優先であってもよいし、深さ優先であってもよいし、それら以外であってもよいし、それらを組み合わせてもよい。内部構造的に分割するようにしてもよい。
点群再構成部102は、Octree化部101から供給されるOctreeを取得する。点群再構成部102は、そのOctreeから、所定の階層(レベル)で(所定のLoD制約の下)、点群を再構築する。つまり、点群再構成部102は、Octreeから所定の解像度の位置情報を生成する。点群再構成部102は、生成した点群(位置情報)をリカラー部103に供給する。
点群再構成部102-0乃至点群再構成部102-nは、互いに異なるLoD制約で(互いに異なる解像度で)、点群を再構築する。例えば、点群再構成部102-0は、レベルlod0で(lod0のLoD制約で)点群を再構築し、その点群(位置情報)をリカラー部103-0に供給する。点群再構成部102-1は、レベルlod1で(lod1のLoD制約で)点群を再構築し、その点群(位置情報)をリカラー部103-1に供給する。点群再構成部102-nは、レベルlodnで(lodnのLoD制約で)点群を再構築し、その点群(位置情報)をリカラー部103-nに供給する。このように、各点群再構成部102は、自身に設定されたレベルlodで(自身に設定されたLoD制約で)点群を再構築し、その点群(位置情報)を自身に対応するリカラー部103に供給する。
リカラー部103は、属性情報を解像度に基づいて階層化する。例えば、リカラー部103は、符号化の処理対象であるポイントクラウド121の属性情報を取得する。また、リカラー部103は、点群再構成部102から供給される点群(位置情報)を取得する。リカラー部103は、その属性情報を点群(位置情報)に対応させるようにリカラー処理する。
ここでリカラー処理は、属性情報を位置情報に対応付ける処理であり、この処理により、属性情報の解像度が位置情報と同一の解像度に変換される。具体的な処理内容は属性情報の内容等に依存する。例えば、属性情報が色情報(点の色を示す情報)を含む場合、リカラー処理は、その色の変換処理を含む。また、属性情報が法線や反射率等の情報を含む場合、それらの情報の変換処理を含む。また、これらの情報の変換方法は任意である。例えば、最近傍の点(処理対象の点に最も近い点)の情報を複製するようにしてもよいし、複数の近傍点(処理対象の点の近傍に位置する点)の情報を用いて導出する(例えば中央値や平均値等を適用する)ようにしてもよい。
つまり、リカラー部103は、属性情報の解像度を、点群(位置情報)と同一の解像度に変換する。換言するにリカラー部103は、点群(位置情報)と同一の解像度の属性情報を生成する。
リカラー部103-0乃至リカラー部103-nは、互いに異なるLoD制約で(互いに異なる解像度で)、リカラー処理を行う。つまり、リカラー部103-0乃至リカラー部103-nは、属性情報の解像度を互いに異なる解像度に変換する。例えば、リカラー部103-0は、点群再構成部102-0からlod0のLoD制約の点群(位置情報)を取得し、ポイントクラウド121の属性情報の解像度を、その位置情報の解像度であるレベルlod0の解像度に変換する(lod0のLoD制約で属性情報の解像度変換を行う)。リカラー部103-1は、点群再構成部102-1からlod1のLoD制約の点群(位置情報)を取得し、ポイントクラウド121の属性情報の解像度を、その位置情報の解像度であるレベルlod1の解像度に変換する(lod1のLoD制約で属性情報の解像度変換を行う)。リカラー部103-nは、点群再構成部102-nからlodnのLoD制約の点群(位置情報)を取得し、ポイントクラウド121の属性情報の解像度を、その位置情報の解像度であるレベルlodnの解像度に変換する(lodnのLoD制約で属性情報の解像度変換を行う)。このように、各リカラー部103は、自身に対応する点群再構成部102から点群(位置情報)を取得し、ポイントクラウド121の属性情報の解像度を、その位置情報と同じ解像度に変換する(自身に設定されたLoD制約で属性情報の解像度変換を行う)。
以上のように、リカラー部103は、属性情報を、Octreeの複数のレベルに対応させることにより、属性情報を階層化する。リカラー部103は、このように解像度を制御した属性情報を属性情報符号化部105に供給する。例えば、リカラー部103-0は、レベルlod0の解像度の属性情報(lod0のLoD制約の属性情報)を、属性情報符号化部105-0に供給する。リカラー部103-1は、レベルlod1の解像度の属性情報(lod1のLoD制約の属性情報)を、属性情報符号化部105-1に供給する。リカラー部103-nは、レベルlodnの解像度の属性情報(lodnのLoD制約の属性情報)を、属性情報符号化部105-nに供給する。このように、各リカラー部103は、生成した属性情報(自身に設定されたLoD制約の属性情報)を、自身に対応する属性情報符号化部105に供給する。
位置情報符号化部104は、Octree化部101から供給されるOctreeを取得する。位置情報符号化部104は、そのOctreeを符号化し、位置情報の符号化データを生成する。その際、LoD制約は不要である。例えば、位置情報符号化部104は、最大解像度で位置情報の符号化データを生成する。位置情報符号化部104は、生成した位置情報の符号化データをビットストリーム生成部106に供給する。
属性情報符号化部105は、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する。例えば、属性情報符号化部105は、リカラー部103から供給される、解像度に基づいて階層化された属性情報を取得し、それを符号化し、属性情報の符号化データを生成する。属性情報符号化部105は、生成した属性情報の符号化データをビットストリーム生成部106に供給する。
属性情報符号化部105-0乃至属性情報符号化部105-nは、互いに異なる解像度の(互いに異なるLoD制約の)属性情報を符号化する。例えば、属性情報符号化部105-0は、リカラー部103-0から供給されるレベルlod0の解像度の属性情報(lod0のLoD制約の属性情報)を取得し、符号化する。属性情報符号化部105-0は、生成したレベルlod0の解像度の属性情報の符号化データ(lod0のLoD制約の属性情報の符号化データ)をビットストリーム生成部106に供給する。属性情報符号化部105-1は、リカラー部103-1から供給されるレベルlod1の解像度の属性情報(lod1のLoD制約の属性情報)を取得し、符号化する。属性情報符号化部105-1は、生成したレベルlod1の解像度の属性情報の符号化データ(lod1のLoD制約の属性情報の符号化データ)をビットストリーム生成部106に供給する。属性情報符号化部105-nは、リカラー部103-nから供給されるレベルlodnの解像度の属性情報(lodnのLoD制約の属性情報)を取得し、符号化する。属性情報符号化部105-nは、生成したレベルlodnの解像度の属性情報の符号化データ(lodnのLoD制約の属性情報の符号化データ)をビットストリーム生成部106に供給する。このように、各属性情報符号化部105は、自身に対応するリカラー部103から供給される属性情報(自身に設定されたLoD制約の属性情報)を取得し、符号化し、生成した属性情報の符号化データをビットストリーム生成部106に供給する。
なお、この属性情報の符号化方法は任意である。例えば、属性情報を2次元に投影し、2次元画像として、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の2次元画像用の符号化方式を用いて符号化するようにしてもよい。また、属性情報を非圧縮としてもよい。つまり、属性情報符号化部105を省略してもよい。
ビットストリーム生成部106は、属性情報の符号化データを含むビットストリームを生成する。例えば、ビットストリーム生成部106は、属性情報符号化部105から供給される属性情報の符号化データを取得する。ビットストリーム生成部106は、取得した属性情報の符号化データを含むビットストリーム122を生成する。
この属性情報符号化部105から供給される属性情報の符号化データは、解像度に基づいて階層化されている。例えば、ビットストリーム生成部106は、属性情報符号化部105-0から供給される、レベルlod0の解像度の属性情報の符号化データ(lod0のLoD制約の属性情報の符号化データ)を取得する。ビットストリーム生成部106は、属性情報符号化部105-1から供給される、レベルlod1の解像度の属性情報の符号化データ(lod1のLoD制約の属性情報の符号化データ)を取得する。ビットストリーム生成部106は、属性情報符号化部105-nから供給される、レベルlodnの解像度の属性情報の符号化データ(lodnのLoD制約の属性情報の符号化データ)を取得する。このように、ビットストリーム生成部106は、各属性情報符号化部105から供給される各解像度の属性情報の符号化データを取得する。ビットストリーム生成部106は、このように取得した全ての解像度の属性情報の符号化データを含む1本のビットストリーム122を生成する。つまり、ビットストリーム122は、各解像度の属性情報(LoD(0~n)で制約された解像度の属性情報)を含む。
さらに、ビットストリーム生成部106は、位置情報符号化部104から供給される位置情報の符号化データを取得する。ビットストリーム生成部106は、この取得した位置情報の符号化データも、ビットストリーム122に含める。
ビットストリーム生成部106は、生成したビットストリーム122を符号化装置100の外部に出力する。
このような構成とすることにより、符号化装置100は、属性情報を解像度に基づいて階層化して符号化することができるので、復号の際に所望の解像度の属性情報をより容易に得ることができるようにすることができる。
例えば、上位階層(粗い解像度)のデータも、属性情報を最下位層(最高解像度)まで全て復号する必要なく、容易に得ることができる。したがって、復号の処理時間の増大を抑制することができる。これにより、ポイントクラウドを2次元画像化して表示する際の処理時間の増大を抑制することができる(典型的には処理時間を短縮することができる)。
なお、以上においては、各リカラー部103が、それぞれリカラー処理を行うことにより、属性情報を(n+1)階層に階層化するように説明したが、このnは任意の自然数であり、つまり属性情報の階層の設定(階層数)は任意である。例えば、位置情報の全ての階層について属性情報を生成する(属性情報の階層数を位置情報の階層数と同一にする)ようにしてもよいし、位置情報の一部の階層について属性情報を生成する(属性情報の階層数を位置情報の階層数よりも少なくする)ようにしてもよい。この属性情報の階層数は、予め定められていてもよいし、ユーザが設定することができるようにしてもよいし、符号化対象のポイントクラウド(の位置情報)に基づいて設定されるようにしてもよい。
属性情報の階層数を低減させる(属性情報の階層数を位置情報の階層数よりも少なくする)場合、位置情報に、自身に対応する属性情報が存在しない階層が生じる。そのような階層で復号する場合、属性情報は、任意の方法で導出するようにしてもよい。例えば、処理対象の階層よりも上位の階層の属性情報を用いて、処理対象の階層の属性情報を生成するようにしてもよい。例えば、上位の階層の属性情報を複製するようにしてもよいし、さらにフィルタリングを行ってより自然な変化となるようにしてもよい。また、例えば、処理対象の階層よりも下位の階層の属性情報を用いて、処理対象の階層の属性情報を生成するようにしてもよい。例えば、下位の階層の属性情報を複製するようにしてもよいし、下位の階層の複数の属性情報を用いて導出する(例えば平均値や中央値等を適用する)ようにしてもよいし、さらにフィルタリングを行ってより自然な変化となるようにしてもよい。
また、属性情報の階層数を位置情報の階層数よりも少なくする場合、属性情報を位置情報のどの階層に対応させるか(位置情報のどの階層に対応する属性情報を生成するか)は任意である。例えば、属性情報を位置情報のどの階層に対応させて生成するかが予め設定されているようにしてもよいし、ユーザ等が設定することができるようにしてもよい。
また、符号化するポイントクラウド(の位置情報)に応じて設定されるようにしてもよい。例えば、位置情報のOctreeの、所定の条件を満たす有効なレベルに対応させるように属性情報を生成するようにしてもよい。
例えば、点群再構成部102が、処理対象の階層がその有効なレベルであるか否かを判定し、有効なレベルであると判定された階層について、リカラー部103がリカラー処理を行うようにしてもよい。例えば、各点群再構成部102が、自身に設定された階層(LoD制約)が、位置情報のOctreeの有効なレベルであるか否かを判定し、有効なレベルであると判定した点群再構成部102に対応するリカラー部103が、その点群再構成部102から点群(位置情報)を取得し、リカラー処理を行うようにしてもよい。
なお、有効なレベルであるか否かの判定基準となる所定の条件は任意である。例えば、点群再構成部102が、点数が所定の閾値より多く、かつ、点数がOctreeの1つ上位のレベルの2倍以上であるレベルを有効なレベルと判定するようにしてもよい。
このようにすることにより、符号化するポイントクラウド(の位置情報)に応じて、より効果的な階層にのみ属性情報を生成することができる。したがって、上位の階層と比べて情報の変化が少ない階層について属性情報の作成を抑制することができるので、不要な符号化効率の低減を抑制することができる。
<符号化処理の流れ>
次に、この符号化装置100により実行される符号化処理の流れの例を、図4のフローチャートを参照して説明する。
符号化処理が開始されると、符号化装置100のOctree化部101は、ステップS101において、位置情報のOctreeを生成する。
ステップS102において、点群再構成部102は、処理対象の階層(レベル)を示す変数lodを初期値(例えば「0」)に設定する。
ステップS103において、点群再構成部102は、変数lodの値が最終解像度を超えたか否か、つまり最下位層まで処理したか否かを判定する。未処理の階層が存在すると判定された場合、処理はステップS104に進む。
ステップS104において、処理対象の階層に対応する点群再構成部102(変数lodのLoD制約の点群再構成部102)は、変数lodにより示される階層の点群(変数lodのLoD制約の点群)を生成する。
ステップS105において、点群再構成部102は、その変数lodにより示される階層が、所定の条件を満たす有効なレベルであるか否かを判定するための判定処理を実行する。そして、ステップS106において、点群再構成部102は、その処理結果に基づいて、変数lodにより示される階層が有効なレベルであるか否かを判定する。有効なレベルであると判定された場合、処理はステップS107に進む。
ステップS107において、リカラー部103は、その階層(変数lodにより示される階層)について、リカラー処理を行い、位置情報に属性情報を対応させる。ステップS108において、リカラー部103は、生成した属性情報(すなわち、変数lodにより示される階層の属性情報)を保存する。ステップS108の処理が終了すると、処理はステップS109に進む。
また、ステップS106において、変数lodにより示される階層が有効なレベルでないと判定された場合、ステップS107およびステップS108の処理が省略(スキップ)され、処理はステップS109に進む。
ステップS109において、点群再構成部102は、変数lodの値を「+1」インクリメントする(lod = lod + 1)。つまり、処理対象の階層を1つ下位に移動させる。ステップS109の処理が終了すると処理はステップS103に戻る。つまり、ステップS103乃至ステップS109の各処理が、適宜、位置情報のOctreeの各階層について実行される。
そして、ステップS103において、全ての階層について処理を行ったと判定された場合、処理はステップS110に進む。
ステップS110において、位置情報符号化部104は、位置情報のOctreeを符号化し、位置情報の符号化データを生成する。
ステップS111において、属性情報符号化部105は、ステップS108において保存された有効なレベルの属性情報を符号化し、有効なレベルの属性情報の符号化データを生成する。つまり、属性情報符号化部105は、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する。
ステップS112において、ビットストリーム生成部106は、ステップS110において生成された位置情報の符号化データと、ステップS111において生成された属性情報の符号化データとを含むビットストリームを生成し、出力する。
ステップS112の処理が終了すると、符号化処理が終了する。
<判定処理の流れ>
次に、図4のステップS105において実行される判定処理の流れの例を、図5のフローチャートを参照して説明する。
判定処理が開始されると、点群再構成部102は、ステップS131において、Octreeの処理対象の階層の1つ上位の階層のノード数(点数)を示す変数p_pointを初期化する。ステップS132において、点群再構成部102は、位置情報のOctreeの変数lodの階層のポイント数(ノード数)を、Octreeの処理対象の階層のノード数(点数)を示す変数pointにセットする。
ステップS133において、点群再構成部102は、変数pointが所定の閾値より大きいか否かを判定する。つまり、点群再構成部102は、Octreeの処理対象の階層のノード数(位置情報の数)が所定の閾値より多いか否かを判定する。変数pointが所定の閾値より大きいと判定された場合、処理はステップS134に進む。
ステップS134において、点群再構成部102は、変数pointが変数p_pointの2倍(2xp_point)より大きいか否かを判定する。つまり、点群再構成部102は、Octreeの処理対象の階層のノード数が、その1つ上位の階層のノード数の2倍より多いか否かを判定する。変数pointが変数p_pointの2倍より大きいと判定された場合、処理はステップS135に進む。
ステップS135において、点群再構成部102は、変数pointの値を変数p_pointにセットする。
ステップS136において、点群再構成部102は、処理対象の階層を有効なレベルであると判定する。つまり、点群再構成部102は、点数が十分に多く、かつ、1つ上位の階層に比べて点数が大幅に増大している階層を有効なレベルと判定する。ステップS136の処理が終了すると、判定処理が終了し、処理は図4に戻る。
また、ステップS133において、変数pointが所定の閾値以下である、すなわち、点数(ノード数)が少ないと判定された場合、処理はステップS137に進む。また、ステップS134において、変数pointが変数p_pointの2倍(2xp_point)以下である、すなわち、1つ上位の階層に比べて点数があまり増大していないと判定された場合、処理はステップS137に進む。
ステップS137において、点群再構成部102は、処理対象の階層を無効なレベルであると判定する。つまり、点群再構成部102は、点数が少ない階層、または、1つ上位の階層に比べて点数があまり増大していない階層を無効なレベルと判定する。ステップS137の処理が終了すると、判定処理が終了し、処理は図4に戻る。
以上のように各処理を実行することにより、符号化装置100は、属性情報を解像度に基づいて階層化して符号化することができる。したがって、復号の際に所望の解像度の属性情報をより容易に得ることができる。
<ビットストリーム構造>
図6は、以上のように符号化装置100により生成されたビットストリームの主な構成例を示す図である。図6に示されるビットストリーム200は、図3のビットストリーム122に対応する。
図6に示されるように、ビットストリーム200は、スタートコード(start_code)201、シーケンスヘッダ情報(seq_Header_info)202、位置情報(geo_data)203、並びに、属性情報(color_data(0))204-0乃至属性情報(color_data(n))204-nを有する。
スタートコード201は、ビットストリーム200の開始位置を示す所定のビット列により構成される。シーケンスヘッダ情報202は、シーケンスのヘッダ情報であり、このビットストリーム200の管理情報等を含む。位置情報203は、ポイントクラウドの点の位置情報であり、例えば座標等を含む。属性情報204-0乃至属性情報204-nは、ポイントクラウドの点の階層毎(解像度毎)の属性情報であり、それぞれ、例えば色情報、法線情報、反射率情報等を含む。なお、属性情報204-0乃至属性情報204-nを互いに区別して説明する必要が無い場合、属性情報204と称する。このように、ビットストリーム20において、属性情報204は階層毎(解像度毎)に分けて管理される。
例えば、シーケンスヘッダ情報202は、シーケンス情報(seq_info)211、解像度モードフラグ(reso_mode flag)212、並びに解像度情報(reso(0)_info)213-0乃至解像度情報(reso(n)_info)213-nを有する。
シーケンス情報211は、シーケンスに関する情報を含む。解像度モードフラグ212は、属性情報204のデータ構造のモード(例えば属性情報204が階層化されているか否か等)を示すフラグ情報である。解像度情報213-0乃至解像度情報213-nは、各解像度に関する情報を含む。つまり、各解像度に関する情報が、解像度毎にまとめられている。なお、解像度情報213-0乃至解像度情報213-nを互いに区別して説明する必要が無い場合、解像度情報213と称する。
例えば、解像度情報213は、解像度識別番号(reso_no)221、ポイントクラウドLoDレベル(point cloud LoD level)222、ポイントクラウド解像度情報(point cloud reslution)223、属性情報場所情報(color_data_location(offset/address))224、追加情報(additional_info)225を有する。
解像度識別番号221は、この解像度情報213を識別する識別情報(例えば番号)である。ポイントクラウドLoDレベル222は、この解像度情報213に対応するOctreeの階層を示す情報を含む。ポイントクラウド解像度情報223は、この解像度情報213に対応する解像度を示す情報を含む。属性情報場所情報224は、このビットストリーム200における各解像度の属性情報204の位置を示す情報(ポインタ)である。属性情報204の位置は、例えば、先頭からのオフセット(offset)で示すようにしてもよいし、アドレス(address)で示すようにしてもよい。追加情報225は、この解像度に関する任意の情報を含むことができる。
例えば、位置情報203は、スタートコード(start_code)231、ヘッダ情報(header_info)232、ポイントクラウド位置情報(point cloud position info)233、および追加プロパティ情報(additional property info)234を有する。
スタートコード231は、位置情報203の開始を示す所定のビット列により構成される。ヘッダ情報232は、この位置情報203のヘッダ情報であり、この位置情報203に関する管理情報等を含む。ポイントクラウド位置情報233は、各点の位置情報を含む。追加プロパティ情報234は、位置情報に関する任意の情報を含むことができる。
例えば、属性情報204は、スタートコード(start_code)241、ヘッダ情報(Header_info)242、ポイントクラウド属性情報(point cloud color info)243、および追加プロパティ情報(additional property info)244を有する。
スタートコード241は、この属性情報204の開始を示す所定のビット列により構成される。ヘッダ情報242は、この属性情報204のヘッダ医情報であり、この属性情報204に関する管理情報等を含む。ポイントクラウド属性情報243は、この解像度の各点の属性情報を含む。追加プロパティ情報244は、この解像度の属性情報に関する任意の情報を含むことができる。
<3.第2の実施の形態>
<復号装置>
図7は、本技術を適用した情報処理装置の一態様である復号装置の構成の一例を示すブロック図である。図7に示される復号装置300は、ポイントクラウド(3Dデータ)の符号化データを復号する装置である。復号装置300は、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する。つまり、復号装置300は、解像度スケーラビリティに対応する。例えば、復号装置300は、図3の符号化装置100により生成されたビットストリーム122を復号し、所望の解像度のポイントクラウドを生成する。
図7に示されるように、復号装置300は、ストリーム分解部301、lod指定受付部302、位置情報復号部303、点群再構成部304-0乃至点群再構成部304-n(nは自然数)、属性情報復号部305-0乃至属性情報復号部305-n、並びに、ポイントクラウド生成部306-0乃至ポイントクラウド生成部306-nを有する。
なお、以下において、点群再構成部304-0乃至点群再構成部304-nを互いに区別して説明する必要がない場合、点群再構成部304と称する。また、属性情報復号部305-0乃至属性情報復号部305-nを互いに区別して説明する必要がない場合、属性情報復号部305と称する。さらに、ポイントクラウド生成部306-0乃至ポイントクラウド生成部306-nを互いに区別して説明する必要がない場合、ポイントクラウド生成部306と称する。
復号装置300は、位置情報や属性情報の符号化データの復号に関するこれらの処理部を(n+1)個ずつ有する。点群再構成部304-0乃至点群再構成部304-nは、互いに異なる解像度について処理を行う。同様に属性情報復号部305-0乃至属性情報復号部305-nは、互いに異なる解像度について処理を行う。同様にポイントクラウド生成部306-0乃至ポイントクラウド生成部306-nは、互いに異なる解像度について処理を行う。つまり、復号装置300は、ビットストリーム(位置情報および属性情報の符号化データ)を(n+1)種類の解像度で復号することができる。
点群再構成部304-0、属性情報復号部305-0、およびポイントクラウド生成部306-0は、階層復号部310-0を構成する。点群再構成部304-1、属性情報復号部305-1、およびポイントクラウド生成部306-1は、階層復号部310-1を構成する。点群再構成部304-n、属性情報復号部305-n、およびポイントクラウド生成部306-nは、階層復号部310-nを構成する。このように、各解像度に対応する点群再構成部304、属性情報復号部305、およびポイントクラウド生成部306は、その解像度に対応する階層復号部310を構成する。
つまり、復号装置300は、互いに異なる解像度について処理を行う階層復号部310-0乃至階層復号部310-nを有する。以下において、階層復号部310-0乃至階層復号部310-nを互いに区別して説明する必要がない場合、階層復号部310と称する。
ストリーム分解部301は、ビットストリーム122を分解し、位置情報の符号化データおよび属性情報の符号化データを抽出する。ストリーム分解部301は、抽出した位置情報の符号化データを位置情報復号部303に供給する。また、ストリーム分解部301は、抽出した属性情報の符号化データを属性情報復号部305に供給する。
lod指定受付部302は、例えばユーザや外部の装置等により入力される、復号する解像度(レベル(lod))を指定する制御指示を受け付ける。lod指定受付部302は、受け付けた制御指示(lod)を位置情報復号部303および階層復号部310に供給する。
位置情報復号部303は、lod指定受付部302から供給される制御指示(lod)により指定される解像度(レベル)で、ストリーム分解部301から供給される位置情報の符号化データを復号し、制御指示により指定される解像度(レベル)の位置情報(Octree)を生成する。第1の実施の形態において説明したように、この符号化データにおいて位置情報はOctree化されて符号化されている。したがって、位置情報復号部303は、容易に所望のlodの位置情報(Octree)を生成することができる。なお、位置情報の符号化データの復号方法は任意である。例えば、幅優先のOctreeの符号化データの場合、位置情報復号部303が復号しながら指定されるレベルで復号を終了するようにしてもよい。また、符号化の際に階層別に終端コード等を入れておき、位置情報復号部303がこの終端コードを用いて終了位置を特定するようにしてもよい。このようにすることにより、終了判断を容易にすることができる。位置情報復号部303は、生成した位置情報(Octee)を点群再構成部304に供給する。
階層復号部310は、自身に設定された解像度でビットストリーム122を復号し、自身に設定された解像度のポイントクラウド323を生成する。例えば、階層復号部310-0は、ビットストリーム122を復号し、lod0で制約された解像度のポイントクラウド323-0を生成する。階層復号部310-1は、ビットストリーム122を復号し、lod1で制約された解像度のポイントクラウド323-1を生成する。階層復号部310-nは、ビットストリーム122を復号し、lodnで制約された解像度のポイントクラウド323-nを生成する。なお、以下において、ポイントクラウド323-1乃至ポイントクラウド323-nを互いに区別して説明する必要が無い場合、ポイントクラウド323と称する。
点群再構成部304は、位置情報復号部303から供給される位置情報を用いて点群を再構築する。つまり、点群再構成部304は、位置情報を変換して、制御指示により指定される解像度の点群を生成する。点群再構成部304は、その点群をポイントクラウド生成部306に供給する。
属性情報復号部305は、ストリーム分解部301から供給される属性情報の符号化データを復号し、制御指示により指定される解像度の属性情報を生成する。第1の実施の形態において説明したように、この符号化データにおいて、属性情報は解像度に基づいて階層化されている。つまり、属性情報復号部305は、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する。したがって、属性情報復号部305は、符号化データを最高解像度まで復号せずに、所望の解像度の属性情報を生成することができる。なお、属性情報の復号方法は、符号化装置100の符号化方法に対応するものであれば任意である。また、属性情報を符号化しない場合、この属性情報復号部305を省略することもできる。また、制御指示により指定される解像度に属性情報が存在しない場合、属性情報を生成するようにしてもよい。その方法は任意である。例えば、処理対象の階層よりも上位の階層の属性情報を用いて、処理対象の階層の属性情報を生成するようにしてもよい。例えば、上位の階層の属性情報を複製するようにしてもよいし、さらにフィルタリングを行ってより自然な変化となるようにしてもよい。また、例えば、処理対象の階層よりも下位の階層の属性情報を用いて、処理対象の階層の属性情報を生成するようにしてもよい。例えば、下位の階層の属性情報を複製するようにしてもよいし、下位の階層の複数の属性情報を用いて導出する(例えば平均値や中央値等を適用する)ようにしてもよいし、さらにフィルタリングを行ってより自然な変化となるようにしてもよい。属性情報復号部305は、生成した属性情報をポイントクラウド生成部306に供給する。
ポイントクラウド生成部306は、点群再構成部304から供給された位置情報に、属性情報復号部305から供給された属性情報を対応付け、指定された解像度(レベル)のポイントクラウド323を生成し、復号装置300の外部に出力する。
このような階層復号部310に対して、lod指定受付部302は、受け付けた制御指示(lod)を、その制御指示により指定される解像度に対応する階層復号部310に供給する。また、位置情報復号部303は、生成した位置情報を、その解像度(つまり制御指示により指定される解像度)に対応する階層復号部310に供給する。したがって、これらの情報を供給された階層復号部310、すなわち、制御指示により指定される解像度に対応する階層復号部310が、上述のように駆動し、ポイントクラウドを生成する。
例えば、制御指示によりレベルlod0が指定された場合、lod指定受付部302は、その制御指示を階層復号部310-0に供給する。また、位置情報復号部303は、位置情報の符号化データを復号し、lod0で制約された位置情報(Octree)を生成する。位置情報復号部303は、そのlod0で制約された位置情報(Octree)を点群再構成部304-0に供給する。点群再構成部304-0は、その位置情報を用いてlod0で制約された解像度の点群を再構築し、ポイントクラウド生成部306に供給する。また、属性情報復号部305-0は、ストリーム分解部301から供給される属性情報の符号化データを復号し、lod0で制約された解像度の属性情報を生成する。属性情報復号部305-0は、その属性情報をポイントクラウド生成部306に供給する。ポイントクラウド生成部306は、点群再構成部304-0から供給された点群に、属性情報復号部305-0から供給された属性情報を対応付け、lod0で制約された解像度のポイントクラウド323-0を生成し、出力する。
また、例えば、制御指示によりレベルlod1が指定された場合、lod指定受付部302は、その制御指示を階層復号部310-1に供給する。また、位置情報復号部303は、位置情報の符号化データを復号し、lod1で制約された位置情報(Octree)を生成する。位置情報復号部303は、そのlod1で制約された位置情報(Octree)を点群再構成部304-1に供給する。点群再構成部304-1は、その位置情報を用いてlod1で制約された解像度の点群を再構築し、ポイントクラウド生成部306に供給する。また、属性情報復号部305-1は、ストリーム分解部301から供給される属性情報の符号化データを復号し、lod1で制約された解像度の属性情報を生成する。属性情報復号部305-1は、その属性情報をポイントクラウド生成部306に供給する。ポイントクラウド生成部306は、点群再構成部304-1から供給された点群に、属性情報復号部305-1から供給された属性情報を対応付け、lod1で制約された解像度のポイントクラウド323-1を生成し、出力する。
また、例えば、制御指示によりレベルlodnが指定された場合、lod指定受付部302は、その制御指示を階層復号部310-nに供給する。また、位置情報復号部303は、位置情報の符号化データを復号し、lodnで制約された位置情報(Octree)を生成する。位置情報復号部303は、そのlodnで制約された位置情報(Octree)を点群再構成部304-nに供給する。点群再構成部304-nは、その位置情報を用いてlodnで制約された解像度の点群を再構築し、ポイントクラウド生成部306に供給する。また、属性情報復号部305-nは、ストリーム分解部301から供給される属性情報の符号化データを復号し、lodnで制約された解像度の属性情報を生成する。属性情報復号部305-nは、その属性情報をポイントクラウド生成部306に供給する。ポイントクラウド生成部306は、点群再構成部304-nから供給された点群に、属性情報復号部305-nから供給された属性情報を対応付け、lodnで制約された解像度のポイントクラウド323-nを生成し、出力する。
このようにビットストリーム122が復号され、制御指示により指定される解像度のポイントクラウドが生成される。
なお、点群再構成部304-0乃至点群再構成部304-nを一体化するようにしてもよい。つまり、1つの点群再構成部304が、(n+1)種類の解像度で処理を行うことができるようにしてもよい。同様に、属性情報復号部305-0乃至属性情報復号部305-nを一体化するようにしてもよい。つまり、1つの属性情報復号部305が、(n+1)種類の解像度で処理を行うことができるようにしてもよい。同様に、ポイントクラウド生成部306-0乃至ポイントクラウド生成部306-nを一体化するようにしてもよい。つまり、1つのポイントクラウド生成部306が、(n+1)種類の解像度で処理を行うことができるようにしてもよい。つまり、階層復号部310-0乃至階層復号部310-nを一体化するようにしてもよい。つまり、1つの階層復号部310が、(n+1)種類の解像度で処理を行うことができるようにしてもよい。
このような構成とすることにより、復号装置300は、所望の解像度の属性情報をより容易に得ることができる。
<復号処理の流れ>
図8のフローチャートを参照して、この復号装置300により実行される復号処理の流れの例を説明する。
復号処理が開始されると、lod指定受付部302は、ステップS301において、変数lodの指定を受け付ける。ステップS302において、属性情報復号部305は、ステップS301において指定された変数lodを変数do_lodにセットする。
ステップS303において、属性情報復号部305は、変数do_lodの階層の属性情報が存在するか否かを判定する。存在しないと判定された場合、処理はステップS304に進む。
ステップS304において、属性情報復号部305は、変数do_lodの値を「+1」インクリメントする(do_lod = do_lod + 1)。ステップS304の処理が終了すると、処理はステップS303に戻る。ステップS303において属性情報が存在すると判定された場合、処理はステップS305に進む。つまり、変数do_lodを属性情報が存在する階層に設定する。
ステップS305において、属性情報復号部305は、do_lodレベルの属性情報の符号化データを復号する。第1の実施の形態において説明したように、この符号化データにおいて、属性情報は解像度に基づいて階層化されている。つまり、属性情報復号部305は、3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する。
ステップS306において、位置情報復号部303は、do_lodレベルまで位置情報(Octree)の符号化データを復号する。
ステップS307において、点群再構成部304は、ステップS306において生成されたdo_lodレベルまでの位置情報(Octree)を用いてdo_lodで制約された解像度の点群を生成する。
ステップS308において、ポイントクラウド生成部306は、ステップS307において生成された点群と、ステップS305において生成された属性情報とを対応付けて、do_lodで制約された解像度のポイントクラウドを生成する。
ステップS309において、ポイントクラウド生成部306は、変数lodと変数do_lodとが不一致であるか否かを判定する。これらの変数の値が一致しない場合、処理はステップS310に進む。
ステップS310において、ポイントクラウド生成部306は、生成したポイントクラウドの解像度をdo_lodレベルからlodレベルに変換する。ステップS310の処理が終了すると復号処理が終了する。
また、ステップS309において、変数lodと変数do_lodとで値が一致すると判定された場合、復号処理が終了する。
このようにすることにより、復号装置300は、所望の解像度の属性情報をより容易に得ることができる。
<4.第3の実施の形態>
<符号化装置>
第1の実施の形態のように、属性情報を解像度に基づいて階層化して符号化する場合、属性情報の解像度毎に、ビットストリームを分けるようにしてもよい。
図9は、本技術を適用した情報処理装置の一態様である符号化装置の構成の一例を示すブロック図である。図9に示される符号化装置400は、符号化装置100と同様に、ポイントクラウドの属性情報を解像度に基づいて階層化して符号化する。ただし、符号化装置400は、解像度に基づいて階層化した属性情報の解像度毎にビットストリームを生成する。
符号化装置400は、基本的に符号化装置100と同様の構成を有する。ただし、符号化装置400は、符号化装置100のOctree化部101の代わりに、Octree化部401-0乃至Octree化部401-nを有する。Octree化部401-0乃至Octree化部401-nは、それぞれ自身に設定された解像度(レベル)で位置情報をOctree化する。また、符号化装置400は、符号化装置100の位置情報符号化部104の代わりに、位置情報符号化部404-0乃至位置情報符号化部404-nを有する。位置情報符号化部404-0乃至位置情報符号化部404-nは、Octree化部401-0乃至Octree化部401-nにより生成された位置情報(Octree)を符号化し、それぞれ自身に設定された解像度(レベル)の位置情報(Octree)の符号化データを生成する。
また、符号化装置400は、符号化装置100のビットストリーム生成部106の代わりに、ビットストリーム生成部406-0乃至ビットストリーム生成部406-nを有する。ビットストリーム生成部406-0乃至ビットストリーム生成部406-nは、それぞれ自身に設定された解像度(レベル)の符号化データを含むビットストリーム422(ビットストリーム422-0乃至ビットストリーム422-n)を生成する。つまり、ビットストリーム生成部406は、互いに異なる階層の属性情報の符号化データを含む複数のビットストリームを生成する。
つまり、階層符号化部410-0がレベルlod0で符号化を行い、階層符号化部410-1がレベルlod1で符号化を行い、階層符号化部410-nがレベルlodnで符号化を行う。
このような構成とすることにより、符号化装置400は、解像度毎のビットストリームを生成することができる。
<5.付記>
<制御情報>
以上の各実施の形態において説明した本技術に関する制御情報を符号化側から復号側に伝送するようにしてもよい。例えば、上述した本技術を適用することを許可(または禁止)するか否かを制御する制御情報(例えばenabled_flag)を伝送するようにしてもよい。また、例えば、上述した本技術を適用することを許可(または禁止)する範囲(例えばブロックサイズの上限若しくは下限、またはその両方、スライス、ピクチャ、シーケンス、コンポーネント、ビュー、レイヤ等)を指定する制御情報を伝送するようにしてもよい。
<コンピュータ>
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここでコンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータ等が含まれる。
図10は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
図10に示されるコンピュータ900において、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM(Random Access Memory)903は、バス904を介して相互に接続されている。
バス904にはまた、入出力インタフェース910も接続されている。入出力インタフェース910には、入力部911、出力部912、記憶部913、通信部914、およびドライブ915が接続されている。
入力部911は、例えば、キーボード、マウス、マイクロホン、タッチパネル、入力端子などよりなる。出力部912は、例えば、ディスプレイ、スピーカ、出力端子などよりなる。記憶部913は、例えば、ハードディスク、RAMディスク、不揮発性のメモリなどよりなる。通信部914は、例えば、ネットワークインタフェースよりなる。ドライブ915は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブルメディア921を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU901が、例えば、記憶部913に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース910およびバス904を介して、RAM903にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。RAM903にはまた、CPU901が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
コンピュータが実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア921に記録して適用することができる。その場合、プログラムは、リムーバブルメディア921をドライブ915に装着することにより、入出力インタフェース910を介して、記憶部913にインストールすることができる。
また、このプログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することもできる。その場合、プログラムは、通信部914で受信し、記憶部913にインストールすることができる。
その他、このプログラムは、ROM902や記憶部913に、あらかじめインストールしておくこともできる。
<本技術の適用対象>
以上においては、ポイントクラウドデータの符号化・復号に本技術を適用する場合について説明したが、本技術は、これらの例に限らず、任意の規格の3Dデータの符号化・復号に対して適用することができる。つまり、上述した本技術と矛盾しない限り、符号化・復号方式等の各種処理、並びに、3Dデータやメタデータ等の各種データの仕様は任意である。また、本技術と矛盾しない限り、上述した一部の処理や仕様を省略してもよい。
また、以上においては、本技術の適用例として符号化装置100、復号装置300、および符号化装置400について説明したが、本技術は、任意の構成に適用することができる。
例えば、本技術は、衛星放送、ケーブルTVなどの有線放送、インターネット上での配信、およびセルラー通信による端末への配信などにおける送信機や受信機(例えばテレビジョン受像機や携帯電話機)、または、光ディスク、磁気ディスクおよびフラッシュメモリなどの媒体に画像を記録したり、これら記憶媒体から画像を再生したりする装置(例えばハードディスクレコーダやカメラ)などの、様々な電子機器に適用され得る。
また、例えば、本技術は、システムLSI(Large Scale Integration)等としてのプロセッサ(例えばビデオプロセッサ)、複数のプロセッサ等を用いるモジュール(例えばビデオモジュール)、複数のモジュール等を用いるユニット(例えばビデオユニット)、または、ユニットにさらにその他の機能を付加したセット(例えばビデオセット)等、装置の一部の構成として実施することもできる。
また、例えば、本技術は、複数の装置により構成されるネットワークシステムにも適用することもできる。例えば、本技術を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングとして実施するようにしてもよい。例えば、コンピュータ、AV(Audio Visual)機器、携帯型情報処理端末、IoT(Internet of Things)デバイス等の任意の端末に対して、画像(動画像)に関するサービスを提供するクラウドサービスにおいて本技術を実施するようにしてもよい。
なお、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、全ての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、および、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
<本技術を適用可能な分野・用途>
本技術を適用したシステム、装置、処理部等は、例えば、交通、医療、防犯、農業、畜産業、鉱業、美容、工場、家電、気象、自然監視等、任意の分野に利用することができる。また、その用途も任意である。
<その他>
なお、本明細書において「フラグ」とは、複数の状態を識別するための情報であり、真(1)または偽(0)の2状態を識別する際に用いる情報だけでなく、3以上の状態を識別することが可能な情報も含まれる。したがって、この「フラグ」が取り得る値は、例えば1/0の2値であってもよいし、3値以上であってもよい。すなわち、この「フラグ」を構成するbit数は任意であり、1bitでも複数bitでもよい。また、識別情報(フラグも含む)は、その識別情報をビットストリームに含める形だけでなく、ある基準となる情報に対する識別情報の差分情報をビットストリームに含める形も想定されるため、本明細書においては、「フラグ」や「識別情報」は、その情報だけではなく、基準となる情報に対する差分情報も包含する。
また、符号化データ(ビットストリーム)に関する各種情報(メタデータ等)は、符号化データに関連づけられていれば、どのような形態で伝送または記録されるようにしてもよい。ここで、「関連付ける」という用語は、例えば、一方のデータを処理する際に他方のデータを利用し得る(リンクさせ得る)ようにすることを意味する。つまり、互いに関連付けられたデータは、1つのデータとしてまとめられてもよいし、それぞれ個別のデータとしてもよい。例えば、符号化データ(画像)に関連付けられた情報は、その符号化データ(画像)とは別の伝送路上で伝送されるようにしてもよい。また、例えば、符号化データ(画像)に関連付けられた情報は、その符号化データ(画像)とは別の記録媒体(または同一の記録媒体の別の記録エリア)に記録されるようにしてもよい。なお、この「関連付け」は、データ全体でなく、データの一部であってもよい。例えば、画像とその画像に対応する情報とが、複数フレーム、1フレーム、またはフレーム内の一部分などの任意の単位で互いに関連付けられるようにしてもよい。
なお、本明細書において、「合成する」、「多重化する」、「付加する」、「一体化する」、「含める」、「格納する」、「入れ込む」、「差し込む」、「挿入する」等の用語は、例えば符号化データとメタデータとを1つのデータにまとめるといった、複数の物を1つにまとめることを意味し、上述の「関連付ける」の1つの方法を意味する。
また、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。
また、例えば、上述したプログラムは、任意の装置において実行されるようにしてもよい。その場合、その装置が、必要な機能(機能ブロック等)を有し、必要な情報を得ることができるようにすればよい。
また、例えば、1つのフローチャートの各ステップを、1つの装置が実行するようにしてもよいし、複数の装置が分担して実行するようにしてもよい。さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合、その複数の処理を、1つの装置が実行するようにしてもよいし、複数の装置が分担して実行するようにしてもよい。換言するに、1つのステップに含まれる複数の処理を、複数のステップの処理として実行することもできる。逆に、複数のステップとして説明した処理を1つのステップとしてまとめて実行することもできる。
また、例えば、コンピュータが実行するプログラムは、プログラムを記述するステップの処理が、本明細書で説明する順序に沿って時系列に実行されるようにしても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで個別に実行されるようにしても良い。つまり、矛盾が生じない限り、各ステップの処理が上述した順序と異なる順序で実行されるようにしてもよい。さらに、このプログラムを記述するステップの処理が、他のプログラムの処理と並列に実行されるようにしても良いし、他のプログラムの処理と組み合わせて実行されるようにしても良い。
また、例えば、本技術に関する複数の技術は、矛盾が生じない限り、それぞれ独立に単体で実施することができる。もちろん、任意の複数の本技術を併用して実施することもできる。例えば、いずれかの実施の形態において説明した本技術の一部または全部を、他の実施の形態において説明した本技術の一部または全部と組み合わせて実施することもできる。また、上述した任意の本技術の一部または全部を、上述していない他の技術と併用して実施することもできる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1) 3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する属性情報符号化部
を備える情報処理装置。
(2) 前記属性情報を解像度に基づいて階層化する階層化部をさらに備え、
前記属性情報符号化部は、前記階層化部により解像度に基づいて階層化された前記属性情報を符号化する
(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記階層化部は、前記属性情報を、前記ポイントクラウドの位置情報のOctreeの複数のレベルに対応させることにより、前記属性情報を階層化する
(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記階層化部は、前記属性情報を、前記Octreeの、所定の条件を満たす有効なレベルに対応させることにより、前記属性情報を階層化する
(3)に記載の情報処理装置。
(5) 前記Octreeの各レベルについて、前記有効なレベルであるかを判定する判定部をさらに備え、
前記階層化部は、前記属性情報を、前記Octreeの、前記判定部により前記有効なレベルと判定されたレベルに対応させる
(4)に記載の情報処理装置。
(6) 前記判定部は、点数が所定の閾値より多く、かつ、点数が前記Octreeの1つ上位のレベルの2倍以上であるレベルを前記有効なレベルと判定する
(5)に記載の情報処理装置。
(7) 前記階層化部は、前記Octreeの、前記属性情報を対応させるレベルに応じて、前記属性情報に含まれる色情報の変換を行う
(3)に記載の情報処理装置。
(8) 前記位置情報の前記Octreeを生成するOctree生成部をさらに備える
(3)に記載の情報処理装置。
(9) 前記位置情報の前記Octreeを符号化する位置情報符号化部をさらに備える
(3)に記載の情報処理装置。
(10) 前記属性情報符号化部により生成された前記属性情報の符号化データを含むビットストリームを生成する生成部をさらに備える
(1)に記載の情報処理装置。
(11) 前記生成部は、前記属性情報符号化部により生成された、全階層の前記属性情報の符号化データを含む1本の前記ビットストリームを生成する
(10)に記載の情報処理装置。
(12) 前記生成部は、前記属性情報符号化部により生成された、互いに異なる階層の前記属性情報の符号化データを含む複数の前記ビットストリームを生成する
(10)に記載の情報処理装置。
(13) 前記生成部は、前記ポイントクラウドの位置情報の符号化データもさらに含む前記ビットストリームを生成する
(10)に記載の情報処理装置。
(14) 3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する
情報処理方法。
(15) 3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する属性情報復号部
を備える情報処理装置。
(16) 復号するレベルを指定する制御指示を受け付けるレベル指定受付部をさらに備え、
前記属性情報復号部は、前記レベル指定受付部により受け付けられた前記制御指示により指定されるレベルで前記属性情報を復号する
(15)に記載の情報処理装置。
(17) 前記属性情報復号部により前記符号化データが復号されて生成された前記属性情報を、点群に関連付け、ポイントクラウドを生成するポイントクラウド生成部をさらに備える
(15)に記載の情報処理装置。
(18) 前記ポイントクラウドの位置情報のOctreeを変換して点群を生成する点群生成部をさらに備え、
前記ポイントクラウド生成部は、前記点群生成部により生成された前記点群に前記属性情報を関連付け、前記ポイントクラウドを生成する
(17)に記載の情報処理装置。
(19) 前記ポイントクラウドの位置情報の符号化データを復号する位置情報復号部をさらに備え、
前記点群生成部は、前記位置情報復号部により前記符号化データが復号されて生成された前記位置情報のOctreeを変換して点群を生成する
(18)に記載の情報処理装置。
(20) 3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する
情報処理方法。
100 符号化装置, 101 Octree化部, 102 点群再構成部, 103 リカラー部, 104 位置情報符号化部, 105 属性情報符号化部, 106 ビットストリーム生成部, 300 復号装置, 301 ストリーム分解部, 302 lod指定受付部, 303 位置情報復号部, 304 点群再構成部, 305 属性情報復号部, 306 ポイントクラウド生成部, 310 階層復号部, 400 符号化装置, 401 Octree化部, 404 位置情報符号化部, 406 ビットストリーム生成部, 410 階層符号化部

Claims (20)

  1. 3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する属性情報符号化部
    を備える情報処理装置。
  2. 前記属性情報を解像度に基づいて階層化する階層化部をさらに備え、
    前記属性情報符号化部は、前記階層化部により解像度に基づいて階層化された前記属性情報を符号化する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記階層化部は、前記属性情報を、前記ポイントクラウドの位置情報のOctreeの複数のレベルに対応させることにより、前記属性情報を階層化する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記階層化部は、前記属性情報を、前記Octreeの、所定の条件を満たす有効なレベルに対応させることにより、前記属性情報を階層化する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記Octreeの各レベルについて、前記有効なレベルであるかを判定する判定部をさらに備え、
    前記階層化部は、前記属性情報を、前記Octreeの、前記判定部により前記有効なレベルと判定されたレベルに対応させる
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、点数が所定の閾値より多く、かつ、点数が前記Octreeの1つ上位のレベルの2倍以上であるレベルを前記有効なレベルと判定する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記階層化部は、前記Octreeの、前記属性情報を対応させるレベルに応じて、前記属性情報に含まれる色情報の変換を行う
    請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 前記位置情報の前記Octreeを生成するOctree生成部をさらに備える
    請求項3に記載の情報処理装置。
  9. 前記位置情報の前記Octreeを符号化する位置情報符号化部をさらに備える
    請求項3に記載の情報処理装置。
  10. 前記属性情報符号化部により生成された前記属性情報の符号化データを含むビットストリームを生成する生成部をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記生成部は、前記属性情報符号化部により生成された、全階層の前記属性情報の符号化データを含む1本の前記ビットストリームを生成する
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記生成部は、前記属性情報符号化部により生成された、互いに異なる階層の前記属性情報の符号化データを含む複数の前記ビットストリームを生成する
    請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 前記生成部は、前記ポイントクラウドの位置情報の符号化データもさらに含む前記ビットストリームを生成する
    請求項10に記載の情報処理装置。
  14. 3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報を符号化する
    情報処理方法。
  15. 3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する属性情報復号部
    を備える情報処理装置。
  16. 復号するレベルを指定する制御指示を受け付けるレベル指定受付部をさらに備え、
    前記属性情報復号部は、前記レベル指定受付部により受け付けられた前記制御指示により指定されるレベルで前記属性情報を復号する
    請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記属性情報復号部により前記符号化データが復号されて生成された前記属性情報を、点群に関連付け、ポイントクラウドを生成するポイントクラウド生成部をさらに備える
    請求項15に記載の情報処理装置。
  18. 前記ポイントクラウドの位置情報のOctreeを変換して点群を生成する点群生成部をさらに備え、
    前記ポイントクラウド生成部は、前記点群生成部により生成された前記点群に前記属性情報を関連付け、前記ポイントクラウドを生成する
    請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記ポイントクラウドの位置情報の符号化データを復号する位置情報復号部をさらに備え、
    前記点群生成部は、前記位置情報復号部により前記符号化データが復号されて生成された前記位置情報のOctreeを変換して点群を生成する
    請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 3次元形状のオブジェクトを点群として表現するポイントクラウドの、解像度に基づいて階層化された属性情報の符号化データを復号する
    情報処理方法。
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