JP2022045210A - 遮断器の通信ユニットおよび遮断器 - Google Patents

遮断器の通信ユニットおよび遮断器 Download PDF

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Abstract

Figure 2022045210000001
【課題】電路に流れる電流から電源電圧を生成する電源回路の電力または1次電池の電力を用いることなく、遮断器の開閉状態を示す情報を無線通信により出力することができる遮断器の通信ユニットを得ること。
【解決手段】遮断器100の通信ユニット1は、アクチュエータ21と、環境発電素子10と、無線通信部と、を備える。アクチュエータ21は、開閉接点2の開閉を行う開閉機構部3による開閉接点2の開閉動作に伴って動作する。環境発電素子10は、アクチュエータ21が動作した場合にアクチュエータ21によって駆動されて発電する。無線通信部は、環境発電素子10の発電電力が供給され、遮断器100の状態を示す状態情報を送信する。
【選択図】図4

Description

本開示は、遮断器の通信ユニットおよび遮断器に関する。
近年、工場またはビルなどにおける電力インフラでは、予防保全などを目的として設備監視を行うIoT(Internet of Things)システムの構築の需要が高まっている。かかる背景から、センサまたはI/O(Input/Output)などの機能を有する無線通信機器が注目されている。
例えば、特許文献1には、上述した無線通信機器の機能を備える遮断器が開示されている。かかる特許文献1には、電流を検出する電流検出回路と、電圧を検出する電圧検出回路と、電流検出回路および電圧検出回路の検出結果から電圧情報、電流情報、および電力情報を通電情報として演算する制御部と、通電情報を送信する通信部とを備える遮断器が開示されている。
特開2009-005564号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、遮断器に設けられた開閉接点の状態を示す情報を無線通信により出力する技術ではない。さらに、特許文献1に記載の通信部は、電路に流れる電流から電源電圧を生成する電源回路からの電力供給によって動作するため、電源回路と通信部との間に電源線が必要となる。
電源回路と通信部との間の電源線を不要とするために、1次電池から通信部へ電力供給を行う構成とした場合、電池寿命による交換が必要となってしまう。配電盤または受電盤のように必ずしも作業性が良好とは言えない環境において、遮断器に取り付けられた1次電池の定期的な交換を行うのは好ましくない。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電路に流れる電流から電源電圧を生成する電源回路の電力または1次電池の電力を用いることなく、遮断器の開閉状態を示す情報を無線通信により出力することができる遮断器の通信ユニットを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の遮断器の通信ユニットは、アクチュエータと、環境発電素子と、無線通信部と、を備える。アクチュエータは、開閉接点の開閉を行う開閉機構部による開閉接点の開閉動作に伴って動作する。環境発電素子は、アクチュエータが動作した場合にアクチュエータによって駆動されて発電する。無線通信部は、環境発電素子の発電電力が供給され、遮断器の状態を示す状態情報を送信する。
本開示によれば、電路に流れる電流から電源電圧を生成する電源回路の電力または1次電池の電力を用いることなく、遮断器の開閉状態を示す情報を無線通信により出力することができる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる遮断器と通信ユニットとの関係の一例を示す図 実施の形態1にかかる通信ユニットのブロック図 実施の形態1にかかるトリップ検出スイッチの状態と開閉検出スイッチの状態と遮断器の状態との関係を示す図 実施の形態1にかかる遮断器がオン状態である場合の内部構成を示す図 実施の形態1にかかる遮断器がトリップ状態である場合の内部構成を示す図 実施の形態1にかかる遮断器がオフ状態である場合の内部構成を示す図 実施の形態1にかかるアクチュエータと開閉検出スイッチと環境発電素子との関係の一例を示す図 実施の形態1にかかる通信ユニットの無線通信モジュールによる処理の一例を示すフローチャート 実施の形態2にかかる通信ユニットのブロック図 実施の形態2にかかる遮断器がオン状態である場合の内部構成を示す図 実施の形態2にかかる遮断器がトリップ状態である場合の内部構成を示す図 実施の形態2にかかる遮断器がオフ状態である場合の内部構成を示す図 実施の形態2にかかる通信ユニットにおける電気回路の一例を示す図 実施の形態2にかかる通信ユニットの無線通信モジュールによる処理の一例を示すフローチャート
以下に、遮断器の通信ユニットおよび遮断器を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる遮断器と通信ユニットとの関係の一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる遮断器100は、開閉接点2と、開閉接点2の開閉動作を行う開閉機構部3と、開閉機構部3にトリップ動作を実行させる引き外し装置4とを備える。
開閉接点2は、可動接点および固定接点を含み、開閉機構部3によって可動接点と固定接点との接触および開離が行われる。可動接点と固定接点とが接触することによって、開閉接点2が閉状態になり、電路5が閉状態になる。また、可動接点と固定接点とが開離することによって、開閉接点2が開状態になり、電路5が開状態になる。図1に示す電路5は、U相、V相、およびW相の電路5,5,5を有する3相電路であるが、単相電路またはその他の電路であってもよい。
遮断器100には、収納領域6が形成されており、収納領域6に通信ユニット1が着脱可能に配置される。通信ユニット1は、遮断器100の状態が変化した場合に、遮断器100の状態を示す状態情報を無線通信によって外部装置へ送信する。遮断器100の状態は、オフ状態、オン状態、およびトリップ状態のいずれかである。
通信ユニット1は、遮断器100の収納領域6に着脱可能に取り付け可能な複数種類のカセット付属装置の1つである。カセット付属装置には、通信ユニット1の他、補助スイッチ、警報スイッチ、または電圧引き外し装置などがある。
これにより、通信ユニット1は、カセット付属装置を着脱自在に配置可能な収納領域6を有している遮断器100であれば、既設の遮断器100であるか新設の遮断器100であるかにかかわらず、遮断器100に対して無線通信機能を付与することができる。
補助スイッチは、開閉接点2の開閉状態を示す情報を電気的に出力するためのスイッチを含むカセット付属装置である。警報スイッチは、遮断器100のトリップ状態の有無を示す情報を電気的に出力するためのスイッチを含むカセット付属装置である。電圧引き外し装置は、遮断器100を遠方から電気的にトリップさせるためのカセット付属装置である。
なお、通信ユニット1は、カセット付属装置に限定されず、着脱できないように遮断器100に組み込まれる構成であってもよく、また、補助スイッチ、警報スイッチ、および電圧引き外し装置などが着脱自在に配置される収納領域6とは別の専用の領域に着脱自在に配置される構成であってもよい。
遮断器100は、電源装置と負荷装置との間に設けられる。遮断器100の引き外し装置4は、電源装置と負荷装置との間の電路5に流れる電流が予め設定された条件を満たす場合に、開閉接点2の状態を閉状態から開状態にするトリップ動作を開閉機構部3に実行させる。これにより、遮断器100の状態がトリップ状態になる。
例えば、引き外し装置4は、遮断器100が配線用遮断器である場合、電路5に過電流または短絡電流が流れたときに開閉接点2の状態を閉状態から開状態にするトリップ動作を開閉機構部3に実行させる。また、引き外し装置4は、遮断器100が漏電遮断器である場合、電路5に過電流、短絡電流、または漏洩電流が流れたときに開閉接点2の状態を閉状態から開状態にするトリップ動作を開閉機構部3に実行させる。
遮断器100の状態は、開閉機構部3によって開閉接点2の状態が閉状態から開状態になった場合に、オン状態からオフ状態になり、開閉機構部3によって開閉接点2の状態が開状態から閉状態になった場合に、オフ状態からオン状態になる。遮断器100がオン状態である場合、開閉機構部3によって開閉接点2の状態が閉状態になっており、遮断器100がオフ状態である場合、開閉機構部3によって開閉接点2の状態が開状態になっている。
図2は、実施の形態1にかかる通信ユニットのブロック図である。図2に示す通信ユニット1は、環境発電素子10と、整流回路11と、直流直流コンバータ12と、無線通信部13と、トリップ検出スイッチ14と、開閉検出スイッチ15と、基板18,19と、アクチュエータ20,21とを備える。環境発電素子10、整流回路11、直流直流コンバータ12、および無線通信部13は、基板18に実装され、トリップ検出スイッチ14および開閉検出スイッチ15は、基板19に実装される。
環境発電素子10は、エネルギーハーベスティングと呼ばれる環境発電を行う素子であり、周囲の環境から比較的小さな機械エネルギーを収穫し、かかる機械エネルギーを電気エネルギーに変換する素子である。具体的には、環境発電素子10は、開閉機構部3において生じる機械エネルギーを電気エネルギーに変換する素子であり、遮断器100の状態の変化時に生じる機械的な変位または振動を電気エネルギーに変換する。例えば、環境発電素子10は、機械的な変位を電磁誘導で電気エネルギーを得る方式の素子であってもよく、圧電素子により振動から電気エネルギーを得る方式の素子であってもよい。
整流回路11は、環境発電素子10から出力される電圧を整流する。これにより、環境発電素子10は、遮断器100の状態の変化の方向に応じて電圧の正負が異なる場合であっても、整流回路11から直流直流コンバータ12へ正の電圧を出力することができる。遮断器100の状態の変化の方向には、例えば、オフ状態またはトリップ状態からオン状態へ変化する方向と、オン状態からオフ状態またはトリップ状態へ変化する方向とがある。
直流直流コンバータ12は、整流回路11によって整流された電圧を予め設定された電圧に変換し、変換した電圧を無線通信部13の電源電圧として出力する。
無線通信部13は、整流回路11および直流直流コンバータ12を介して環境発電素子10の発電電力が供給されて動作する。無線通信部13は、トリップ検出スイッチ14および開閉検出スイッチ15の状態に基づいて、遮断器100の状態を判定し、判定した遮断器100の状態を示す状態情報を無線通信によって外部装置へ送信する。無線通信部13は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)などの近距離無線通信方式またはWi-Fi(登録商標)などの無線LAN(Local Area Network)通信方式に対応しているが、これらの無線通信方式以外の無線通信方式で状態情報を送信する構成であってもよい。
トリップ検出スイッチ14の状態は、遮断器100の状態がトリップ状態ではない場合、オン状態であり、遮断器100の状態がトリップ状態である場合、オフ状態である。開閉検出スイッチ15の状態は、遮断器100がオン状態である場合、オフ状態であり、遮断器100がオフ状態またはトリップ状態である場合、オン状態である。
図3は、実施の形態1にかかるトリップ検出スイッチの状態と開閉検出スイッチの状態と遮断器の状態との関係を示す図である。図3に示すように、トリップ検出スイッチ14がオン状態であり且つ開閉検出スイッチ15がオフ状態である場合、遮断器100の状態は、オン状態である。また、トリップ検出スイッチ14がオフ状態であり且つ開閉検出スイッチ15がオン状態である場合、遮断器100の状態は、トリップ状態である。
また、トリップ検出スイッチ14がオン状態であり且つ開閉検出スイッチ15がオン状態である場合、遮断器100の状態は、オフ状態である。なお、遮断器100において、トリップ検出スイッチ14および開閉検出スイッチ15が共にオフ状態にはならない。
図4は、実施の形態1にかかる遮断器がオン状態である場合の内部構成を示す図であり、図5は、実施の形態1にかかる遮断器がトリップ状態である場合の内部構成を示す図であり、図6は、実施の形態1にかかる遮断器がオフ状態である場合の内部構成を示す図である。
図4~図6に示すように、遮断器100は、通信ユニット1と、開閉接点2と、開閉機構部3と、引き外し装置4とを備える。開閉接点2は、可動接点2aと固定接点2bとを備える。開閉機構部3は、可動接触子30と、トリップバー31と、クロスバー32とを備える。可動接触子30の先端部には、可動接点2aが取り付けられている。また、可動接触子30は、クロスバー32の軸心を中心に回転可能に基端部がクロスバー32に取り付けられる。
トリップバー31は、電源装置と負荷装置との間の電路5に流れる電流が予め設定された条件を満たす場合に引き外し装置4によって駆動される。トリップバー31が駆動されると、トリップバー31の作用によって開閉機構部3がトリップ動作を実行し、開閉接点2の状態が閉状態から開状態になって遮断器100がオン状態からトリップ状態になる。
遮断器100には、可動接触子30が図1に示す電路5,5,5毎に設けられており、クロスバー32は、電路5,5,5毎に設けられた可動接触子30に取り付けられる。かかるクロスバー32がその軸心を中心に回転することで、可動接触子30が回転し、可動接点2aと固定接点2bとの間の接触と開離とが行われる。遮断器100に設けられたハンドル7は、例えば、不図示のハンドルアームを介してクロスバー32に連結されており、ハンドル7の回転に応じてクロスバー32が回転する。ハンドル7は、不図示のメインばねによって付勢されており、かかるメインばねの付勢方向は、ハンドル7の回転方向によって変わる。
図4~図6に示すように、通信ユニット1は、環境発電素子10と、トリップ検出スイッチ14と、開閉検出スイッチ15と、基板18,19と、アクチュエータ20,21と、筐体22とを備える。基板18,19およびアクチュエータ20,21は、筐体22に回転可能に支持される。筐体22は、通信ユニット1がカセット付属装置である場合、カセット付属装置のケースである。なお、図4~図6では、整流回路11、直流直流コンバータ12、および無線通信部13は図示していない。アクチュエータ21は、第1のアクチュエータの一例であり、アクチュエータ20は、第2のアクチュエータの一例である。
アクチュエータ20は、中途部が通信ユニット1の筐体22に回転可能に支持されており、一端がトリップバー31に対向する位置に配置され、他端がトリップ検出スイッチ14に対向する位置に配置される。かかるアクチュエータ20は、遮断器100の状態がオン状態にある場合、トリップ検出スイッチ14を押圧している。そのため、遮断器100の状態がオン状態にある場合、トリップ検出スイッチ14はオン状態である。
アクチュエータ20は、遮断器100がトリップ動作を行う際に、トリップバー31によって一端が押圧され、中途部を中心に図4における反時計回りに回転し、他端がトリップ検出スイッチ14から離れる。これにより、トリップ検出スイッチ14の状態がオン状態からオフ状態になる。
アクチュエータ21は、開閉機構部3による開閉接点2の開閉動作に伴って動作する。アクチュエータ21は、中途部が通信ユニット1の筐体22に回転可能に支持されており、一端がクロスバー32に対向する位置に配置され、他端が開閉検出スイッチ15に対向する位置に配置される。アクチュエータ21の他端は、遮断器100の状態がオン状態にある場合、開閉検出スイッチ15を押圧しない位置にある。そのため、遮断器100がオン状態にある場合、開閉検出スイッチ15はオフ状態である。
利用者のハンドル7の操作によって開閉機構部3が操作されて遮断器100の状態が図4に示すオン状態から図6に示すオフ状態になる場合、遮断器100の状態がオン状態からオフ状態に移行する際に、開閉機構部3のクロスバー32が図4における時計回りに回転する。これにより、図6に示すように、クロスバー32が開閉検出スイッチ15を押圧し、開閉検出スイッチ15の状態がオフ状態からオン状態になる。また、遮断器100がトリップ動作を行う場合も同様に、開閉機構部3のクロスバー32が図4における時計回りに回転し、クロスバー32が開閉検出スイッチ15を押圧し、開閉検出スイッチ15の状態がオフ状態からオン状態になる。
また、遮断器100の状態が図6に示すオフ状態である場合において、利用者のハンドル7の操作によって開閉機構部3が操作されて遮断器100の状態がオフ状態からオン状態になる場合、開閉機構部3のクロスバー32が図6における反時計回りに回転する。これにより、図4に示すように、クロスバー32が開閉検出スイッチ15から離れ、開閉検出スイッチ15の状態がオン状態からオフ状態になる。
環境発電素子10は、アクチュエータ21によって駆動される。具体的には、環境発電素子10は、遮断器100の状態が変化する際に回転するアクチュエータ21によって駆動され、発電する。開閉機構部3には上述したメインばねが設けられており、かかるメインばねの付勢力によるアクチュエータ21の駆動によって環境発電素子10の発電量を高めることができる。通信ユニット1の無線通信部13は、環境発電素子10によって発電された電力で動作し、トリップ検出スイッチ14および開閉検出スイッチ15の状態に基づいて、遮断器100の状態を判定し、判定した遮断器100の状態を示す状態情報を無線通信によって外部装置へ送信する。
例えば、環境発電素子10は、遮断器100の状態がオフ状態からオン状態になる際にメインばねの付勢力によって回転するアクチュエータ21により駆動されて発電する。この場合、通信ユニット1の無線通信部13は、環境発電素子10によって発電された電力で動作し、トリップ検出スイッチ14および開閉検出スイッチ15の状態に基づいて、遮断器100の状態がオン状態になったと判定する。そして、無線通信部13は、遮断器100の状態がオン状態になったことを示す状態情報を無線通信によって外部装置へ送信する。
また、環境発電素子10は、遮断器100の状態がオン状態からオフ状態になる際にメインばねの付勢力によって回転するアクチュエータ21により駆動されて発電する。この場合、通信ユニット1の無線通信部13は、環境発電素子10によって発電された電力で動作し、トリップ検出スイッチ14および開閉検出スイッチ15の状態に基づいて、遮断器100の状態がオフ状態になったと判定する。そして、無線通信部13は、遮断器100の状態がオフ状態になったことを示す状態情報を無線通信によって外部装置へ送信する。
また、環境発電素子10は、遮断器100の状態がオン状態からトリップ状態になる際にメインばねの付勢力によって回転するアクチュエータ21により駆動されて発電する。この場合、通信ユニット1の無線通信部13は、環境発電素子10によって発電された電力で動作し、トリップ検出スイッチ14および開閉検出スイッチ15の状態に基づいて、遮断器100の状態がトリップ状態になったと判定する。そして、無線通信部13は、遮断器100の状態がトリップ状態になったことを示す状態情報を無線通信によって外部装置へ送信する。
アクチュエータ21による環境発電素子10による発電は、環境発電素子10がアクチュエータ21によって押圧される際に実行され、環境発電素子10に対するアクチュエータ21による押圧が解除される際に実行される。
図7は、実施の形態1にかかるアクチュエータと開閉検出スイッチと環境発電素子との関係の一例を示す図である。図7に示すように、遮断器100の状態がオン状態である場合、環境発電素子10は、アクチュエータ21によって押圧されていない状態である。遮断器100の状態がオン状態からオフ状態またはトリップ状態になった場合、アクチュエータ21によって環境発電素子10が押圧されて、環境発電素子10によって発電が実行される。
また、遮断器100の状態がオフ状態またはトリップ状態からオン状態になった場合、環境発電素子10は、アクチュエータ21によって押圧された状態から押圧されていない状態になって環境発電素子10によって発電が実行される。
このように、環境発電素子10は、アクチュエータ21によって押圧された場合と、アクチュエータ21による押圧が解除された場合とに各々発電する。環境発電素子10は、アクチュエータ21によって押圧された場合と、アクチュエータ21による押圧が解除された場合とで出力する電圧の正負が異なるが、いずれの場合においても出力する電圧の正負が同じであってもよい。
遮断器100の状態が変化する際に環境発電素子10で発電される電力によって無線通信部13が動作する期間は、予め設定された期間よりも長い期間である。予め設定された期間は、環境発電素子10により無線通信部13への電力供給が開始されてから無線通信部13によって状態情報が無線通信により出力されるまでの期間である。
このように、遮断器100の通信ユニット1は、遮断器100の状態が変化する際に環境発電素子10で発電される電力を用いて、遮断器100の状態を示す状態情報を無線通信によって外部装置へ送信する。したがって、通信ユニット1は、電路5に流れる電流から電源電圧を生成する電源回路の電力または1次電池の電力を用いることなく、遮断器100の状態を示す状態情報を無線通信により出力することができる。
つづいて、フローチャートを用いて通信ユニット1の無線通信部13による処理を説明する。図8は、実施の形態1にかかる通信ユニットの無線通信モジュールによる処理の一例を示すフローチャートである。図8に示す処理は、環境発電素子10による発電電力で無線通信部13が起動された後に行われる。
図8に示すように、無線通信部13は、トリップ検出スイッチ14の状態を検出する(ステップS10)。また、無線通信部13は、開閉検出スイッチ15の状態を検出する(ステップS11)。無線通信部13は、ステップS10で検出したトリップ検出スイッチ14の状態と、ステップS11で検出した開閉検出スイッチ15の状態とに基づいて、遮断器100の状態を判定する(ステップS12)。
そして、無線通信部13は、ステップS12で判定した遮断器100の状態を示す状態情報を無線通信によって外部装置へ出力し(ステップS13)、図8に示す処理を終了する。
上述した例では、遮断器100において環境発電素子10は1つである例を説明したが、遮断器100は、環境発電素子10を複数有する構成であってもよい。例えば、遮断器100は、アクチュエータ21によって駆動される環境発電素子10に加え、アクチュエータ20によって駆動される環境発電素子10を第2の環境発電素子として備える構成であってもよい。この場合、遮断器100には、アクチュエータ21によって駆動される環境発電素子10の電圧を整流する整流回路11に加え、アクチュエータ20によって駆動される第2の環境発電素子の電圧を整流する整流回路11が設けられる。また、アクチュエータ20は、例えば、不図示のばねで付勢されており、第2の環境発電素子は、ばねの付勢力によって回転するアクチュエータ20により駆動されて発電することができる。
なお、上述した例では、通信ユニット1は、遮断器100の状態を示す状態情報を無線通信により出力するが、トリップ検出スイッチ14および開閉検出スイッチ15の状態を示す状態を状態情報として無線通信により出力する構成であってもよい。すなわち、通信ユニット1は、遮断器100の状態を直接または間接的に示す情報を状態情報として送信できる構成であればよい。なお、通信ユニット1は、遮断器100のオフ状態、オン状態、およびトリップ状態のうちの1つまたは2つを示す情報を状態情報として送信する構成であってもよい。
以上のように、実施の形態1にかかる遮断器100の通信ユニット1は、アクチュエータ21と、環境発電素子10と、無線通信部13とを備える。アクチュエータ21は、開閉接点2の開閉を行う開閉機構部3による開閉接点2の開閉動作に伴って動作する。環境発電素子10は、アクチュエータ21が動作した場合にアクチュエータ21によって駆動されて発電する。無線通信部13は、環境発電素子10の発電電力が供給され、遮断器100の状態を示す情報を含む状態情報を送信する。これにより、通信ユニット1は、電路5に流れる電源回路からの電力または1次電池からの電力を用いることなく、遮断器100の状態を示す情報を無線通信により出力することができる。
また、通信ユニット1は、アクチュエータ21が動作した場合にアクチュエータ21によって駆動され、開閉接点2の開閉状態を検出する開閉検出スイッチ15を備える。無線通信部13は、開閉検出スイッチ15の検出結果に基づいて、開閉接点2の状態を遮断器100の状態として示す情報を含む状態情報を送信する。これにより、通信ユニット1は、環境発電素子10の発電に用いるアクチュエータ21の動作によって開閉接点2の開閉状態を遮断器100の状態として検出することができ、アクチュエータ21を環境発電素子10の発電と開閉接点2の開閉状態の検出とで共用することができる。
また、環境発電素子10は、アクチュエータ21によって押圧された場合と、アクチュエータ21による押圧が解除された場合とに各々発電する。これにより、通信ユニット1は、開閉接点2が閉状態から開状態へ変化した場合と開閉接点2が開状態から閉状態へ変化した場合とで各々環境発電素子10で発電することができることから、開閉接点2の閉状態から開状態の変化と、開閉接点2の開状態から閉状態の変化とを検出することができる。
また、通信ユニット1は、環境発電素子10から出力される電力を整流する整流回路11と、整流回路11から出力される電圧を予め設定された電圧に変換する直流直流コンバータ12とを備える。環境発電素子10は、アクチュエータ21によって押圧された場合と、アクチュエータ21による押圧が解除された場合とで出力する電圧の正負が異なる。無線通信部13は、環境発電素子10から整流回路11および直流直流コンバータ12を介して供給される電力によって動作する。これにより、通信ユニット1は、環境発電素子10から出力される電圧の正負がアクチュエータ21によって押圧された場合とアクチュエータ21による押圧が解除された場合とで異なる場合であっても、無線通信部13を動作させることができる。
また、通信ユニット1は、アクチュエータ21を第1のアクチュエータとした場合に、遮断器100のトリップ動作に伴って動作するアクチュエータ20を第2のアクチュエータとして備える。また、通信ユニット1は、アクチュエータ20が動作した場合にアクチュエータ20によって駆動され、トリップ動作を検出するトリップ検出スイッチ14を備える。無線通信部13は、トリップ検出スイッチ14の検出結果に基づいて、遮断器100の状態としてトリップ動作の有無を判定する。状態情報は、無線通信部13によって判定されたトリップ動作の有無を示す情報を含む。これにより、通信ユニット1は、トリップ動作の有無を示す情報を含む状態情報を出力することができる。なお、通信ユニット1は、アクチュエータ20を設けない構成であってもよい。この場合、状態情報にはトリップ動作の有無を示す情報が含まれない。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる遮断器の通信ユニットは、開閉検出スイッチに代えて環境発電素子が出力する電圧の正負に基づいて開閉接点の状態の判定を行う点で、実施の形態1にかかる遮断器100の通信ユニット1と異なる。以下においては、実施の形態1と同様の機能を有する構成要素については同一符号を付して説明を省略し、実施の形態1の通信ユニット1と異なる点を中心に説明する。
図9は、実施の形態2にかかる通信ユニットのブロック図である。図9に示す通信ユニット1Aは、開閉検出スイッチ15を有しない点、電圧判定回路23を備える点、および無線通信部13に代えて、無線通信部13Aを備える点で、通信ユニット1と異なる。
電圧判定回路23は、環境発電素子10から出力される電圧が正の場合に、環境発電素子10から出力される電力の一部を蓄積して正の電圧を一時的に保持し、環境発電素子10から出力される電圧が負である場合、環境発電素子10から出力される電力を蓄積しない。無線通信部13Aは、電圧判定回路23で一時的に保持される電圧に基づいて、開閉接点2の状態を判定する。
環境発電素子10が開閉接点2の状態が閉状態から開状態になる際に正の電圧を出力する。無線通信部13Aは、電圧判定回路23で保持されている電圧が予め定められた値以上である場合、開閉接点2の状態が閉状態から開状態になったと判定する。また、無線通信部13Aは、電圧判定回路23で保持されている電圧が予め定められた値未満である場合、開閉接点2の状態が開状態から閉状態になったと判定する。
環境発電素子10は、開閉接点2の状態が開状態から閉状態になる際に正の電圧を出力する構成であってもよい。この場合、無線通信部13Aは、電圧判定回路23で保持されている電圧が予め定められた値以上である場合、開閉接点2の状態が開状態から閉状態になったと判定する。また、無線通信部13Aは、電圧判定回路23で保持されている電圧が予め定められた値未満である場合、開閉接点2の状態が閉状態から開状態になったと判定する。
無線通信部13Aは、トリップ検出スイッチ14の状態がオン状態からオフ状態になった場合において、電圧判定回路23の電圧に基づいて開閉接点2の状態が閉状態から開状態になったと判定すると、遮断器100の状態がトリップ状態になったと判定する。また、無線通信部13Aは、トリップ検出スイッチ14の状態がオン状態のままである場合において、電圧判定回路23の電圧に基づいて開閉接点2の状態が閉状態から開状態になったと判定すると、遮断器100の状態がオフ状態になったと判定する。また、無線通信部13Aは、電圧判定回路23の電圧に基づいて開閉接点2の状態が開状態から閉状態になったと判定した場合、遮断器100の状態がオン状態になったと判定する。
図10は、実施の形態2にかかる遮断器がオン状態である場合の内部構成を示す図であり、図11は、実施の形態2にかかる遮断器がトリップ状態である場合の内部構成を示す図であり、図12は、実施の形態2にかかる遮断器がオフ状態である場合の内部構成を示す図である。図10~図12に示すように、遮断器100Aの通信ユニット1Aには、開閉検出スイッチ15が設けられていない。
図13は、実施の形態2にかかる通信ユニットにおける電気回路の一例を示す図である。図13に示す通信ユニット1Aは、電圧判定回路23を備える点で、通信ユニット1と異なる。
通信ユニット1Aにおいては、環境発電素子10の正側端子に整流回路11の正側入力端子が接続され、環境発電素子10の負側端子に整流回路11の負側入力端子が接続される。整流回路11の正側出力端子は、直流直流コンバータ12の入力端子に接続され、整流回路11の負側出力端子はグランドに接続される。
直流直流コンバータ12は、変換部12aと、コンデンサC2,C3とを備える。コンデンサC2は、変換部12aの入力端子とグランドとの間に接続され、整流回路11から出力される電荷を蓄積する。変換部12aは、コンデンサC2の電圧を予め設定された電圧に変換して出力する。コンデンサC3は、変換部12aの出力端子とグランドとの間に接続される。
電圧判定回路23は、コンデンサC1と、抵抗R1,R2の直列回路とが並列に接続された並列回路である。電圧判定回路23は、環境発電素子10の正側端子と整流回路11の負側出力端子との間に接続される。そのため、環境発電素子10の発電によって環境発電素子10から出力される電圧が正の場合に、コンデンサC1に環境発電素子10の電圧がダイオードを介して印加され、コンデンサC1に電荷が蓄積される。また、環境発電素子10の発電によって環境発電素子10から出力される電圧が負の場合、環境発電素子10の電圧は、コンデンサC1に印加されない。
環境発電素子10の発電が終了した後、抵抗R1,R2によってコンデンサC1の電荷が放電される。電圧判定回路23の時定数は、時間Taに基づいて設定される。時間Taは、環境発電素子10の発電が開始されてから、環境発電素子10の発電電力を用いて無線通信部13Aが無線通信により状態情報を外部装置へ送信するために必要な時間である。
例えば、環境発電素子10の発電が開始されてから抵抗R1と抵抗R2との間の電圧が閾値電圧V1以下になるまでの時間が時間Ta以上になるように、電圧判定回路23の時定数が設定される。
開閉接点2の状態が閉状態から開状態になる際に環境発電素子10が正の電圧を出力するため、無線通信部13Aは、抵抗R1と抵抗R2との間の電圧が閾値電圧V1以上であれば、開閉接点2の状態が閉状態から開状態になったと判定する。また、無線通信部13Aは、抵抗R1と抵抗R2との間の電圧が閾値電圧V1未満であれば、開閉接点2の状態が開状態から閉状態になったと判定する。
また、環境発電素子10は、開閉接点2の状態が開状態から閉状態になる際に正の電圧を出力する構成であってもよい。この場合、無線通信部13Aは、抵抗R1と抵抗R2との間の電圧が閾値電圧V1以上であれば、開閉接点2の状態が開状態から閉状態になったと判定する。また、無線通信部13Aは、抵抗R1と抵抗R2との間の電圧が閾値電圧V1未満であれば、開閉接点2の状態が閉状態から開状態になったと判定する。
つづいて、フローチャートを用いて通信ユニット1Aの無線通信部13Aによる処理を説明する。図14は、実施の形態2にかかる通信ユニットの無線通信モジュールによる処理の一例を示すフローチャートである。図14に示す処理は、環境発電素子10による発電電力で無線通信部13Aが起動された後に行われる。
図14に示すように、無線通信部13Aは、トリップ検出スイッチ14の状態を検出する(ステップS20)。また、無線通信部13Aは、電圧判定回路23の電圧を検出する(ステップS21)。無線通信部13Aは、ステップS20で検出したトリップ検出スイッチ14の状態と、ステップS21で検出した電圧判定回路23の電圧とに基づいて、遮断器100Aの状態を判定する(ステップS22)。
そして、無線通信部13Aは、ステップS22で判定した遮断器100Aの状態を示す状態情報を無線通信によって外部装置へ出力し(ステップS23)、図14に示す処理を終了する。
以上のように、実施の形態2にかかる遮断器100Aの通信ユニット1Aにおいて、環境発電素子10は、アクチュエータ21によって押圧された場合と、アクチュエータ21による押圧が解除された場合とに各々発電し、且つ、アクチュエータ21によって押圧された場合と、アクチュエータ21による押圧が解除された場合とで出力する電圧の正負が異なる。無線通信部13Aは、環境発電素子10が出力する電圧の正負に基づいて、開閉接点2の状態を判定する。これにより、通信ユニット1Aは、開閉検出スイッチ15を設けることなく、開閉接点2の状態を判定することができる。
上述した遮断器100,100Aの開閉接点2は、可動接点2aと固定接点2bとが各々1つずつで構成されるいわゆる1点切りの構成であるが、開閉接点2は、可動接点2aと固定接点2bとを各々2つずつで構成されるいわゆる2点切りの構成であってもよい。この場合、例えば、開閉機構部3の可動接触子30の中途部に回転軸を有し、可動接触子30の一端部と他端部とに各々可動接点2aが固定され、2つの固定接点2bの各々は、2つの可動接点2aのうち対応する可動接点2aに接触および開離できるように配置される。
また、上述した遮断器100,100Aは、環境発電素子10がメインばねの付勢力によって回転するアクチュエータ21により駆動されて発電するが、かかる例に限定されない。例えば、遮断器100,100Aは、状態が変化する際に、メインばね以外の付勢力または付勢力以外の力によってアクチュエータ21が回転し、かかるアクチュエータ21により環境発電素子10が駆動されて発電する構成であってもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1A 通信ユニット、2 開閉接点、2a 可動接点、2b 固定接点、3 開閉機構部、4 引き外し装置、5,5,5,5 電路、6 収納領域、7 ハンドル、10 環境発電素子、11 整流回路、12 直流直流コンバータ、12a 変換部、13,13A 無線通信部、14 トリップ検出スイッチ、15 開閉検出スイッチ、18,19 基板、20,21 アクチュエータ、22 筐体、23 電圧判定回路、30 可動接触子、31 トリップバー、32 クロスバー、100,100A 遮断器。

Claims (7)

  1. 遮断器の通信ユニットであって、
    開閉接点の開閉を行う開閉機構部による前記開閉接点の開閉動作に伴って動作するアクチュエータと、
    前記アクチュエータが動作した場合に前記アクチュエータによって駆動されて発電する環境発電素子と、
    前記環境発電素子の発電電力が供給され、前記遮断器の状態を示す状態情報を送信する無線通信部と、を備える
    ことを特徴とする遮断器の通信ユニット。
  2. 前記アクチュエータが動作した場合に前記アクチュエータによって駆動され、前記開閉接点の開閉状態を検出する開閉検出スイッチを備え、
    前記無線通信部は、
    前記開閉検出スイッチの検出結果に基づいて、前記開閉接点の状態を前記遮断器の状態として示す情報を含む前記状態情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遮断器の通信ユニット。
  3. 前記環境発電素子は、
    前記アクチュエータによって押圧された場合と、前記アクチュエータによる押圧が解除された場合とに各々発電する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遮断器の通信ユニット。
  4. 前記環境発電素子から出力される電力を整流する整流回路と、
    前記整流回路から出力される電圧を予め設定された電圧に変換する直流直流コンバータと、を備え、
    前記環境発電素子は、
    前記アクチュエータによって押圧された場合と、前記アクチュエータによる押圧が解除された場合とで出力する電圧の正負が異なり、
    前記無線通信部は、
    前記環境発電素子から前記整流回路および前記直流直流コンバータを介して供給される電力によって動作する
    ことを特徴とする請求項3に記載の遮断器の通信ユニット。
  5. 前記環境発電素子は、
    前記アクチュエータによって押圧された場合と、前記アクチュエータによる押圧が解除された場合とに各々発電し、且つ、前記アクチュエータによって押圧された場合と、前記アクチュエータによる押圧が解除された場合とで出力する電圧の正負が異なり、
    前記無線通信部は、
    前記環境発電素子が出力する前記電圧の正負に基づいて、前記開閉接点の状態を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遮断器の通信ユニット。
  6. 前記アクチュエータを第1のアクチュエータとした場合に、前記遮断器のトリップ動作に伴って動作する第2のアクチュエータと、
    前記第2のアクチュエータが動作した場合に前記第2のアクチュエータによって駆動され、前記トリップ動作を検出するトリップ検出スイッチと、を備え、
    前記無線通信部は、
    前記トリップ検出スイッチの検出結果に基づいて、前記遮断器の状態として前記トリップ動作の有無を判定し、
    前記状態情報は、
    前記無線通信部によって判定された前記トリップ動作の有無を示す情報を含む
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の遮断器の通信ユニット。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の遮断器の通信ユニットを備える
    ことを特徴とする遮断器。
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