JP2022041717A - 情報処理システム、情報処理システムの制御方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 仮想マシンのブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルを他の仮想マシンとの間で共有可能にするための技術を提供すること。【解決手段】 仮想マシンは、ブラウザと、該ブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルを、該仮想マシンが有する記憶領域とは異なり、該仮想マシンと異なる他の仮想マシンと共有可能なストレージに対して出力する。【選択図】 図4

Description

本発明は、ブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルの処理技術に関するものである。
現在、Webブラウザ(以下、ブラウザと称する)を搭載し、ブラウザ上でWebページを閲覧できる機能を有する通信端末が普及している。ブラウザを通して外部サービスのWebページを表示することにより、通信端末が外部サービスと連携できるようになる。
ところで、ブラウザの形態として、クラウドサーバ上でWebページの描画結果を生成するクラウドブラウザと呼ばれる形態がある。クラウドブラウザによれば、Webページの解析処理や実行処理といった計算負荷の高い処理をサーバ上で実行することにより、通信端末に計算負荷がかからなくなる。
クラウドブラウザでは、ブラウザはクラウドサーバ上で稼働する仮想マシン上で稼働する。仮想マシンには、PCに必要とされる様々な機器リソースが仮想的に割り当てられる。このため、仮想マシン上で稼働するブラウザは、PC上で稼働する場合と同じように動作することができる。クラウドブラウザの中には、プライバシーにかかわる情報を扱うか否かによって起動するブラウザの種類を切り替える手法が提案されている(特許文献1)。
特許第6369043号
特許文献1では、複数の通信端末に対して、単一の仮想マシン上で稼働するブラウザを利用していた。しかしながら、クラウドブラウザの可用性や耐久性を担保する施策を実施した場合、ローカルファイルを操作するWeb標準技術が正しく動作しなくなる、という問題があった。
例えば、クラウドブラウザの可用性や耐久性を担保するために、クラウドサーバ上に仮想マシンを複数用意して、ロードバランサにより利用する仮想マシンを振り分ける場合を考える。具体的には、仮想マシンAと仮想マシンBが用意されているとする。このとき、仮想マシンAと仮想マシンBとで同じブラウザが稼働している。
このとき、ブラウザが表示するWebページがlocalStorageと呼ばれるWeb標準仕様(以下、ローカルストレージ)を利用しているとする。ローカルストレージを利用すると、ブラウザはローカルファイルを生成し、その中にWebページが指定する情報を記録する。ローカルストレージは広く普及している仕様である。ローカルストレージは、HTML5から規定されたAPIであり、ユーザのデータをブラウザ(ローカル環境)に保存することができる仕組みである。ここで、ローカルファイルとは、Web標準仕様であるローカルストレージなどに従って、ブラウザ内(ローカル環境)に記憶すべきファイルである。
ここで、通信端末が最初にクラウドブラウザを利用したとき、ロードバランサは仮想マシンAに処理を依頼したとする。このときブラウザは仮想マシンA上にローカルファイルを生成し、その中にWebページの情報を記録する。ここで、通信端末が2度目にクラウドブラウザを利用したとき、ロードバランサは仮想マシンBに処理を依頼したとする。このときブラウザは仮想マシンB上でローカルファイルを参照するが、仮想マシンB上にローカルファイルは存在しないため、ローカルストレージが意図した挙動とならない。
このため、複数の仮想マシン上でクラウドブラウザを稼働させる際に、どの仮想マシン上でブラウザが稼働しても、既存のローカルファイルを参照できる方法が望まれている。本発明では、仮想マシンのブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルを他の仮想マシンとの間で共有可能にするための技術を提供する。
本発明の一様態は、情報処理システムであって、仮想マシンを有し、前記仮想マシンは、ブラウザと、前記ブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルを、前記仮想マシンが有する記憶領域とは異なり、前記仮想マシンと異なる他の仮想マシンと共有可能なストレージに対して出力する出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、仮想マシンのブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルを他の仮想マシンとの間で共有可能にすることができる。
仮想マシンのハードウェア構成例を示すブロック図。 従来のクラウドブラウザのシステムの構成例を示すブロック図。 従来のクラウドブラウザの可用性を向上させるシステムの構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係るクラウドブラウザのシステムの構成例を示すブロック図。 画像生成システム400の動作を示すフローチャート。 ローカルファイルを生成して保持している画像生成システム400の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るクラウドブラウザのシステムの構成例を示すブロック図。 第2の実施形態に係る画像生成システム700の動作を示すフローチャート。 (A)は問い合わせ画面の表示例を示す図、(B)は警告画面の表示例を示す図。 第3の実施形態に係るクラウドブラウザのシステムの構成例を示すブロック図。 第3の実施形態に係る画像生成システム1000の動作を示すフローチャート。 図11のフローチャートに従った処理の後における画像生成システム1000の動作を示すフローチャート。 変形例に係るクラウドブラウザのシステムの構成例を示すブロック図。 変形例に係る画像生成システム1300の動作を示すフローチャート。 第4の実施形態に係るクラウドブラウザのシステムの構成例を示すブロック図。 第4の実施形態に係る画像生成システム1500の動作を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
本実施形態では、ブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイルを、仮想マシンが有する記憶領域とは異なる複数のストレージのうち、該ローカルファイルのデータ型(データ形式)に対応するストレージに保存する。本実施形態で取り扱うローカルファイルのデータ形式は、キーバリュー形式、ドキュメント形式、オブジェクト形式、であるものとするが、これらに限らない。ローカルファイルのデータ形式に応じて該ローカルファイルの保存先(ストレージ)を切り替えることは、システムのメンテナンス性の向上、読込速度の向上、ストレージの利用料金の低減、などに繋がる。ここで、ローカルファイルとは、Web標準仕様であるローカルストレージなどに従って、ブラウザ内(ローカル環境)に記憶すべきファイルである。また、ローカルファイルは、Web標準仕様であるsessionStorageに従って、ブラウザ内(ローカル環境)に記憶すべきファイルであってもよい。即ち、ローカルファイルは、Web標準仕様であるWeb Storageにしたがって記憶されるファイルであってもよい。
ここで、Web標準技術によって仮想マシンにて生成されるキーバリュー形式のローカルファイルの保存先としては、ローカルストレージがある。一方で、Web標準技術によって仮想マシンにて生成されるオブジェクト形式のローカルファイルとしては、Indexed Database API仕様(以下、IndexedDB)により生成されるファイルがある。IndexedDBは値とオブジェクトをローカルデータベースに保持する仕様であり、この情報を記録しておくファイルが生成される。
本実施形態に係る情報処理システムにおいて動作する仮想マシンのハードウェア構成例について、図1のブロック図を用いて説明する。
CPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102やRAM(Random Access Memory)に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて各種の処理を実行する。これによりCPU101は、仮想マシン100全体の動作制御を行うとともに、仮想マシン100が行うものとして説明する各処理を実行もしくは制御する。
ROM102には、仮想マシン100の設定データ、仮想マシン100の起動に係るコンピュータプログラムやデータ、仮想マシン100の基本動作に係るコンピュータプログラムやデータ、等が格納されている。
RAM103は、ROM102からロードされたコンピュータプログラムやデータ、通信インターフェース105を介して外部装置から受信したデータ、を格納するためのエリアを有する。また、RAM103は、CPU101が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有する。このように、RAM103は、各種のエリア(記憶領域)を適宜提供することができる。
インターフェース104は、CPU101による処理結果を画像や文字などでもって表示するための表示部、ユーザが各種の操作入力を行うために操作する操作部、を含むインターフェースである。表示部は、液晶画面やタッチパネル画面を含む。操作部は、キーボード、マウス、タッチパネル画面などのユーザインターフェースを含む。
通信インターフェース105は、外部装置との間のデータ通信を行うためのインターフェースである。CPU101、ROM102、RAM103、インターフェース104、通信インターフェース105、は何れもバス110に接続されている。
なお、図1に示した構成は、本実施形態に係る仮想マシンに適用可能な構成の一例に過ぎず、図1に示した構成に限定することを意図したものではない。例えば、図1に示した構成において、バス110に更にメモリ装置を接続してもよい。メモリ装置は、例えば、ハードディスクドライブ、USBメモリ、磁気カード、光カード、ICカード、メモリカード、ドライブ装置(フレキシブルディスク(FD)、Compact Disk(CD)等の光ディスク、等の記憶媒体のドライブ装置)を含む。このようなメモリ装置によって、後述する「仮想マシンの記憶領域」を構成してもよい。なお、仮想マシン100は、いわゆる仮想化技術により構成され得るもので、コンピュータシステムを構成する様々な資源を、物理的な構成とは独立に論理的な単位に編成することが可能である。即ち、複数の資源を統合して仮想マシン100を構成したり、一つの資源を分割してその一つを仮想マシン100として構成したりすることが可能である。即ち、クラウドを構成する情報処理システムの複数の資源(複数の装置により構成され得る)の少なくとも一部を用いて仮想マシン100を構成することができる。
ここで、従来のクラウドブラウザのシステムの構成例について、図2のブロック図を用いて説明する。図2のシステムでは、ユーザは通信端末201の画面を閲覧しており、ユーザが通信端末201を操作して、閲覧したいWebページ202の閲覧要求を入力すると、通信端末201は、該Webページ202のアドレス(以下では一例としてURLとする)を、クラウド上に設置されている情報処理システムとしての画像生成システム203に対して送信する。
画像生成システム203の仮想マシンA205におけるブラウザ206は、通信端末201から送信されたWebページ202のURLを、ゲートウェイ204を介して受信する。そしてブラウザ206は、該受信したURLに対応するWebページ202にゲートウェイ204を介してアクセスして、該Webページ202の描画結果を生成する。そしてブラウザ206は、該生成したWebページ202の描画結果を、ゲートウェイ204を介して通信端末201に送信する。
通信端末201は、画像生成システム203から送信された該Webページ202の描画結果を受信し、該受信した描画結果を表示するなどしてユーザに該Webページ202を提示する。
続いて、従来のクラウドブラウザの可用性を向上させるシステムの構成例について、図3のブロック図を用いて説明する。図3のシステムは、図2のシステムにおいて、画像生成システム203の代わりに、該画像生成システム203にロードバランサ301および仮想マシンB302を追加した画像生成システム300を採用したものである。よって、画像生成システム300もまた、クラウド上に設置されている情報処理システムである。
ロードバランサ301は、ゲートウェイ204を通過する通信のデータ量や該通信の特性等に応じて、仮想マシンA205と仮想マシンB302のどちらを起動するかを判断し、該判断の結果に応じた一方の仮想マシンが起動する。仮想マシンB302は仮想マシンA205と同様の構成を有しており、起動すると、仮想マシンA205と同様の動作を行う。
図3の構成では、仮想マシンA205のブラウザ206と仮想マシンB302のブラウザ303のそれぞれは、自身が生成したローカルファイルを自身の仮想マシンの記憶領域に保存するため、仮想マシン間でローカルファイルの共有ができない。
続いて、本実施形態に係るクラウドブラウザのシステムの構成例について、図4のブロック図を用いて説明する。図4のシステムは、図3のシステムにおいて、画像生成システム300を画像生成システム400に置き換えたものである。画像生成システム400における仮想マシンA410は、画像生成システム300の仮想マシンA205にデータ型判定部401を加えたもので、仮想マシンB411は、画像生成システム300の仮想マシンB302にデータ型判定部402を加えたものである。また、画像生成システム400は、仮想マシンA410の記憶領域(RAM103や他のメモリ装置など)や仮想マシンB411の記憶領域(RAM103や他のメモリ装置など)とは別個のストレージであるオブジェクト型ストレージ403およびキーバリュー型ストレージ404を有する。よって、画像生成システム400もまた、クラウド上に設置されている情報処理システムである。オブジェクト型ストレージ403およびキーバリュー型ストレージ404は、複数の仮想マシン間で共有可能な記憶領域である。
図4のシステムにおいても、ユーザが通信端末201を操作して、閲覧したいWebページ202の閲覧要求を入力すると、通信端末201は、該Webページ202のURLを画像生成システム400に対して送信する。そしてロードバランサ301は、ゲートウェイ204を通過する通信のデータ量や該通信の特性等に応じて、仮想マシンA410と仮想マシンB411のどちらを起動するかを判断し、該判断の結果に応じた一方の仮想マシンが起動する。
ここでAmazon Web Services(登録商標)を例として、オブジェクト型ストレージ403とキーバリュー型ストレージ404の具体的名称を記載する。Amazon Web Servicesにおけるオブジェクト型ストレージにはAmazon S3(登録商標)がある。また、Amazon Web Servicesにおけるキーバリュー型ストレージにはAmazon DynamoDB(登録商標)がある。
次に、画像生成システム400の動作について、図5のフローチャートに従って説明する。以下では、ロードバランサ301は、図5のフローチャートに従った処理の開始前における通信端末201との通信のデータ量や該通信の特性などに応じて仮想マシンA410を起動すると判断したものとして説明する。なお、この判断のタイミングは特定のタイミングに限らない。よって、以下では、仮想マシンA410が起動しているものとする(仮想マシンB411については起動してもよいし、起動していなくてもよい)。
ステップS501では、仮想マシンA410におけるブラウザ206は、通信端末201から送信されたWebページ202のURLを、ゲートウェイ204およびロードバランサ301を介して受信する。
ステップS502では、ブラウザ206は、ステップS501で受信したURLに対応するWebページ202にゲートウェイ204を介してアクセスして、該Webページ202のデータを取得する。Webページ202のデータは、HTML文書、JavaScript(登録商標)、CSSファイル、外部フォント、画像などを含む。
ステップS503では、ブラウザ206は、ステップS502で取得したWebページ202のデータであるHTML文書の上段から順に、該HTML文書におけるHTML要素を解析する。
ステップS504では、データ型判定部401は、ステップS503における解析の結果、Webページ202のデータであるJavaScriptやCSSによってローカルファイルが生成される(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間にローカルファイルが生成される)か否かを判断する。
この判断の結果、ローカルファイルが生成されると判断された場合には、処理はステップS505に進み、ローカルファイルは生成されないと判断された場合には、処理はステップS508に進む。
ステップS505では、データ型判定部401は、JavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)がキーバリュー形式のデータであるか否かを判断する。
この判断の結果、JavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)がキーバリュー形式のデータである場合、処理はステップS506に進む。一方、JavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)がキーバリュー形式のデータではない場合には、処理はステップS507に進む。
ステップS506でデータ型判定部401は、JavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)をキーバリュー型ストレージ404に保存する。
ステップS507でデータ型判定部401は、JavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)をオブジェクト型ストレージ403に保存する。
ステップS508では、ブラウザ206は、ステップS502で取得したWebページ202のデータを用いて該Webページ202の描画結果を生成する。ステップS509では、ブラウザ206は、ステップS508で生成したWebページ202の描画結果を、ロードバランサ301およびゲートウェイ204を介して通信端末201に送信する。
なお、上記の説明は、仮想マシンA410が起動して動作したケースにおける説明であるが、仮想マシンB411が起動して動作しても同様の処理が達成される。つまり、ブラウザ206の代わりにブラウザ303が該ブラウザ206と同様に動作し、データ型判定部401の代わりにデータ型判定部402が該データ型判定部401と同様に動作する。 次に、ローカルファイルを生成して保持している画像生成システム400の動作について、図6のフローチャートに従って説明する。図6において、図5に示した処理ステップと同じ処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップに係る説明は省略する。
以下では、ロードバランサ301は、図6のフローチャートに従った処理の開始前における通信端末201との通信のデータ量や該通信の特性などに応じて仮想マシンB411を起動すると判断したものとして説明する。なお、この判断のタイミングは特定のタイミングに限らない。よって、以下では、仮想マシンB411が起動しているものとする(仮想マシンA410については起動してもよいし、起動していなくてもよい)。
ステップS604では、データ型判定部402は、ステップS503における解析の結果、Webページ202のデータであるJavaScriptやCSSによってローカルファイルが更新される(ブラウザ303がWebページ202を解釈して処理を行う間にローカルファイルが更新される)か否かを判断する。
この判断の結果、ローカルファイルが更新されると判断された場合には、処理はステップS605に進み、ローカルファイルは更新されないと判断された場合には、処理はステップS508に進む。
ステップS605では、データ型判定部402は、JavaScriptやCSSによって更新されるローカルファイル(ブラウザ303がWebページ202を解釈して処理を行う間に更新されるローカルファイル)がキーバリュー形式のデータであるか否かを判断する。
この判断の結果、JavaScriptやCSSによって更新されるローカルファイル(ブラウザ303がWebページ202を解釈して処理を行う間に更新されるローカルファイル)がキーバリュー形式のデータである場合、処理はステップS606に進む。一方、JavaScriptやCSSによって更新されるローカルファイル(ブラウザ303がWebページ202を解釈して処理を行う間に更新されるローカルファイル)がキーバリュー形式のデータではない場合には、処理はステップS608に進む。
ステップS606では、データ型判定部402は、キーバリュー型ストレージ404からローカルファイルを読みだす。そしてステップS607では、データ型判定部402は、ステップS606で読みだしたローカルファイルを、JavaScriptやCSSによって更新する。ステップS506では、データ型判定部402は、ステップS607で更新されたローカルファイルをキーバリュー型ストレージ404に保存する。
ステップS608では、データ型判定部402は、オブジェクト型ストレージ403からローカルファイルを読みだす。そしてステップS609では、データ型判定部402は、ステップS608で読みだしたローカルファイルを、JavaScriptやCSSによって更新する。ステップS507では、データ型判定部402は、ステップS609で更新されたローカルファイルをオブジェクト型ストレージ403に保存する。
このように、仮想マシン上で稼働するブラウザが生成するローカルファイルを、該仮想マシンの記憶領域とは異なるサーバ上のストレージに保存することで、仮想マシンA205上で稼働するブラウザ206が生成したローカルファイルを、仮想マシンB302上で稼働するブラウザ303から読み込むことが可能となる。これにより、クラウドブラウザの可用性を向上させた場合であっても、ローカルファイルを利用するWeb標準技術を正しく実行することが可能となる。なお、仮想マシン100は、Webページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルのうちローカルファイル以外を、仮想マシンが有する記憶領域であって、他の仮想マシンがアクセスできない領域に記憶する構成としてもよい。
<変形例>
本変形例では、ローカルファイルを、該ローカルファイルのデータサイズに対応するストレージに保存する。サーバ上で稼働するストレージには、安価で大容量保存することを特徴とするストレージや、高速アクセスが可能であるが利用料金が高額なストレージなどがある。ストレージを利用するクラウドブラウザの利用料金を抑制する方法の一つに、大容量のデータを安価なストレージに保存する方法がある。
本変形例に係るクラウドブラウザのシステムの構成例について、図13のブロック図を用いて説明する。図13のシステムは、図4のシステムにおいて、画像生成システム400を画像生成システム1300に置き換えたものである。画像生成システム1300における仮想マシンA1310は、画像生成システム400の仮想マシンA410においてデータ型判定部401をサイズ判定部1301に置き換えたものである。また、画像生成システム1300における仮想マシンB1311は、画像生成システム400の仮想マシンB411においてデータ型判定部402をサイズ判定部1302に置き換えたものである。また、画像生成システム1300は、オブジェクト型ストレージ403およびキーバリュー型ストレージ404の代わりに大容量ストレージ1303および高速アクセスストレージ1304、を有する。大容量ストレージ1303および高速アクセスストレージ1304は何れも、仮想マシンA1310の記憶領域や仮想マシンB1311の記憶領域とは別個に設けられたものである。大容量ストレージ1303は、安価で大容量保存することを特徴とするストレージであり、高速アクセスストレージ1304は、高速アクセスが可能であるが利用料金が高額なストレージである。
図13のロードバランサ301は、ゲートウェイ204を通過する通信のデータ量や該通信の特性等に応じて、仮想マシンA1310と仮想マシンB1311のどちらを起動するかを判断し、該判断の結果に応じた一方の仮想マシンが起動する。
本変形例における画像生成システム1300の動作について、図14のフローチャートに従って説明する。図14において、図5の処理ステップと同じ処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップに係る説明は省略する。
以下では、ロードバランサ301は、図14のフローチャートに従った処理の開始前における通信端末201との通信のデータ量や該通信の特性などに応じて仮想マシンA1310を起動すると判断したものとして説明する。なお、この判断のタイミングは特定のタイミングに限らない。よって、以下では、仮想マシンA1310が起動しているものとする(仮想マシンB1311については起動してもよいし、起動していなくてもよい)。
ステップS504における判断の結果、ローカルファイルが生成されると判断された場合には、処理はステップS1401に進み、ローカルファイルは生成されないと判断された場合には、処理はステップS508に進む。
ステップS1401でサイズ判定部1301はJavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)のデータサイズSが閾値以上か否かを判断する。
この判断の結果、ローカルファイルのデータサイズSが閾値以上であれば、処理はステップS1402に進み、ローカルファイルのデータサイズSが閾値未満であれば、処理はステップS1403に進む。
ステップS1402でサイズ判定部1301は、JavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)を大容量ストレージ1303に保存する。
ステップS1403でサイズ判定部1301はJavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)を高速アクセスストレージ1304に保存する。
[第2の実施形態]
本実施形態を含む以下の各実施形態では、第1の実施形態との差分について説明し、以下で特に触れない限りは第1の実施形態と同様であるものとする。本実施形態では、仮想マシンの記憶領域を利用して、ローカルファイルを生成するWeb標準技術を一時的に処理する事例を考える。一般的に、仮想マシンの他にサーバ上のストレージを利用すると、システムの利用料金が増加する。そのため、クラウドブラウザの顧客が、機能が制限されてもクラウドブラウザを利用したい場合、ある程度Web標準技術が実施でき、システムの利用料金を抑制できる構成が望まれる。ここで、仮想マシンとは異なるサーバ上のストレージよりも、仮想マシン内部の記憶領域は利用料金が低いことが多い。そこで仮想マシン内部の記憶領域を利用して、ローカルファイルを利用するWeb標準技術の一部を処理する構成を示す。
本実施形態に係るクラウドブラウザのシステムの構成例について、図7のブロック図を用いて説明する。画像生成システム700が有する仮想マシンA710は、図4の仮想マシンA410に記憶領域701を加えたものである。また、画像生成システム700が有する仮想マシンB711は,図4の仮想マシンB411に記憶領域702を加えたものである。
図7のロードバランサ301は、ゲートウェイ204を通過する通信のデータ量や該通信の特性等に応じて、仮想マシンA710と仮想マシンB711のどちらを起動するかを判断し、該判断の結果に応じた一方の仮想マシンが起動する。
本実施形態に係る画像生成システム700の動作について、図8のフローチャートに従って説明する。図8において図5の処理ステップと同じ処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップに係る説明は省略する。
以下では、ロードバランサ301は、図8のフローチャートに従った処理の開始前における通信端末201との通信のデータ量や該通信の特性などに応じて仮想マシンA710を起動すると判断したものとして説明する。なお、この判断のタイミングは特定のタイミングに限らない。よって、以下では、仮想マシンA710が起動しているものとする(仮想マシンB711については起動してもよいし、起動していなくてもよい)。
ステップS801では、ブラウザ206は、ローカルファイルの保存先として、仮想マシンとは異なるサーバ上のストレージの利用を希望するか否かをユーザに問い合わせるための画面(問い合わせ画面)を上記の表示部に表示する。問い合わせ画面の表示例を図9(A)に示す。
図9(A)に例示している問い合わせ画面は、追加料金は発生するが、仮想マシンとは異なるサーバ上のストレージの利用を希望するか否かをユーザに問い合わせている。ユーザが上記の操作部を操作して該問い合わせ画面の「YES」ボタンを指示する(仮想マシンとは異なるサーバ上のストレージの利用を希望する)と、処理はステップS505に進む。一方、ユーザが上記の操作部を操作して該問い合わせ画面の「NO」ボタンを指示する(仮想マシンとは異なるサーバ上のストレージの利用を希望しない)と、処理はステップS802に進む。ステップS802では、データ型判定部401は、ローカルファイルを仮想マシンA710の記憶領域である記憶領域701に保存する。
なお、ステップS802では、ブラウザ206は、ユーザに警告文を記した画面(警告画面)を上記の表示部に表示するようにしても良い。警告画面の表示例を図9(B)に示す。
図9(B)に例示している警告画面は、クラウドブラウザの利用を終了するまではローカルファイルに記録したデータは保存されているが、一旦クラウドブラウザの利用を終了すると、次回クラウドブラウザを利用した際に、ローカルファイルに記録したデータを読み込むことができない旨をユーザに通知するための画面である。
ローカルファイルを仮想マシンの記憶領域に保存する用途として、ローカルストレージを利用するチャットシステムを、低コストで利用する用途がある。チャットシステムは利用開始時にローカルストレージを利用してユーザ名を記録する。次回起動時にはローカルストレージからユーザ名を読み込む。
この場合、本実施形態では、ローカルストレージを使ってユーザ名を仮想マシンの記憶領域に記憶するため、チャットシステムの利用は可能である。一方で、クラウドブラウザの次回起動時に、ロードバランサが別の仮想マシンを指定した場合、ユーザ名を再度入力する手間が発生する。クラウドブラウザのシステムの利用料金を抑制するため利便性は低下するが、主要な機能であるチャット機能を利用することが可能となる。
本実施形態において、仮想マシンの稼働終了時に、該仮想マシンの記憶領域に保存したローカルファイルを消去しても良い。ローカルファイルを消去すれば、クラウドブラウザでWebページにアクセスする度に、該Webページの挙動が同一となる。チャットシステムの場合、毎回ユーザ名を入力する利用方法に統一できる。
一方で、仮想マシンの稼働終了時に、ローカルファイルを記憶領域に保存したままでもよい。チャットシステムの場合、ロードバランサが別の仮想マシンを指定した場合に、ユーザ名を入力する手間が発生するが、同一の仮想マシンを指定した場合は、ユーザ名がローカルファイルから読み込まれる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、ローカルファイルをユーザの機器に送信し、次回クラウドブラウザ利用時は、ユーザがアップロードしたローカルファイルを利用する例を示す。本実施形態に係るクラウドブラウザのシステムの構成例について、図10のブロック図を用いて説明する。図10の画像生成システム1000は、画像生成システム400において、仮想マシンA410および仮想マシンB411をそれぞれ仮想マシンA1010および仮想マシンB1011に置き換え、且つオブジェクト型ストレージ403およびキーバリュー型ストレージ404を削除した構成を有する。
図10のロードバランサ301は、ゲートウェイ204を通過する通信のデータ量や該通信の特性等に応じて、仮想マシンA1010と仮想マシンB1011のどちらを起動するかを判断し、該判断の結果に応じた一方の仮想マシンが起動する。
本実施形態に係る画像生成システム1000の動作について、図11のフローチャートに従って説明する。図11において図5の処理ステップと同じ処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップに係る説明は省略する。
以下では、ロードバランサ301は、図11のフローチャートに従った処理の開始前における通信端末201との通信のデータ量や該通信の特性などに応じて仮想マシンA1010を起動すると判断したものとして説明する。なお、この判断のタイミングは特定のタイミングに限らない。よって、以下では、仮想マシンA1010が起動しているものとする(仮想マシンB1011については起動してもよいし、起動していなくてもよい)。
ステップS504における判断の結果、ローカルファイルが生成されると判断された場合には、処理はステップS1101に進み、ローカルファイルは生成されないと判断された場合には、処理はステップS508に進む。ステップS1101では、ファイル送信部1001は、ローカルファイルを、ロードバランサ301およびゲートウェイ204を介して、ユーザの機器である通信端末201に対して送信する。つまり、本実施形態では、通信端末201をローカルファイルのストレージとして取り扱っている。
図11のフローチャートに従った処理の後における画像生成システム1000の動作について、図12のフローチャートに従って説明する。図12において図5,6と同じ処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップに係る説明は省略する。
以下では、ロードバランサ301は、図12のフローチャートに従った処理の開始前における通信端末201との通信のデータ量や該通信の特性などに応じて仮想マシンA1010を起動すると判断したものとして説明する。なお、この判断のタイミングは特定のタイミングに限らない。よって、以下では、仮想マシンA1010が起動しているものとする(仮想マシンB1011については起動してもよいし、起動していなくてもよい)。
ステップS1201における判断の結果、ローカルファイルを読み込むと判断された場合には、処理はステップS1202に進み、ローカルファイルは読み込まれないと判断された場合には、処理はステップS508に進む。
ステップS1202では、仮想マシンA1010におけるファイル受信部1002は、ローカルファイルをロードバランサ301およびゲートウェイ204を介して通信端末201から受信する。
ステップS604における判断の結果、ローカルファイルを更新すると判断された場合には、処理はステップS1204に進み、ローカルファイルを更新しないと判断された場合には、処理はステップS1203に進む。
ステップS1204では、ファイル受信部1002は、ステップS1202で受信したローカルファイルを、JavaScriptやCSSによって更新する。そしてステップS1205では、ファイル送信部1001は、ステップS1204で更新されたローカルファイルをロードバランサ301およびゲートウェイ204を介して通信端末201に対して送信する。
ステップS1203では、ファイル受信部1002は、ステップS1202で受信したローカルファイルを、JavaScriptやCSSによって参照する。更新せず、参照のみの場合、ユーザの機器にローカルファイルを送信しない。
このように、本実施形態によれば、クラウドブラウザ上にローカルファイルを保存する領域を一切持たなくとも、ローカルファイルを生成するWeb標準技術を実行可能である。ただし、この構成では、通信端末201上にローカルファイルを保存しておく手間が発生する。また、遠隔地からローカルファイルを通信して取得する必要があるため、Web標準技術の実行速度が低下する可能性がある。
[第4の実施形態]
本実施形態では、ローカルファイルを仮想マシン間で直接共有する例を示す。仮想マシンが多数配置されたクラウドブラウザ上でローカルファイルを共有すると、ネットワーク負荷やデータ管理コストが高くなってしまうため、第1の実施形態のように仮想マシンとは異なるサーバ上のストレージでローカルファイルを管理する方がよい。一方で、仮想マシンが数個しかなく、それらの仮想マシンが常時起動しているクラウドブラウザ上であれば、直接ローカルファイルを共有した方が、管理コストが低い場合がある。
本実施形態に係るクラウドブラウザのシステムの構成例について、図15のブロック図を用いて説明する。図15の画像生成システム1500は、図4の画像生成システム400の仮想マシンA410および仮想マシンB411をそれぞれ仮想マシンA1510および仮想マシンB1511に置き換え、且つオブジェクト型ストレージ403およびキーバリュー型ストレージ404を削除した構成を有する。
仮想マシンA1510は、ブラウザ206および送受信部1501を有する。仮想マシンB1511は、ブラウザ303および送受信部1502を有する。送受信部1501および送受信部1502は同様の動作を行うものであり、それぞれの間で直接通信を行ってローカルファイルの送受信を行う。
本実施形態に係る画像生成システム1500の動作について、図16のフローチャートに従って説明する。図16において図5と同じ処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップに係る説明は省略する。
以下では、ロードバランサ301は、図16のフローチャートに従った処理の開始前における通信端末201との通信のデータ量や該通信の特性などに応じて仮想マシンA1510を起動すると判断したものとして説明する。なお、この判断のタイミングは特定のタイミングに限らない。よって、以下では、仮想マシンA1510が起動しているものとする(仮想マシンB1511については起動してもよいし、起動していなくてもよい)。
ステップS504における判断の結果、ローカルファイルが生成されると判断された場合には、処理はステップS1601に進み、ローカルファイルは生成されないと判断された場合には、処理はステップS508に進む。
ステップS1601では、送受信部1501は、JavaScriptやCSSによって生成されるローカルファイル(ブラウザ206がWebページ202を解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル)を送受信部1502に対して送信する。
[第5の実施形態]
上記の各実施形態では、図4,7,10,13,15に示した仮想マシンの各機能部を処理の主体として説明した。しかし実際には、記憶領域701,702を除く各機能部の機能をCPU101に実行させるためのコンピュータプログラムをCPU101が実行することで、該機能部の機能が実現される。なお、図4,7,10,13,15に示した仮想マシンの各機能部をハードウェアで実装してもよい。
また、上記の各実施形態では、ローカルファイルの出力先(保存先、送信先)として様々な出力先を説明した。しかし、これらの実施形態は、「ブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイル」を、仮想マシンが有する記憶領域とは異なるストレージに対して出力することの一例に過ぎない。よって、データ型判定部401(402)、ファイル送信部1001(1003)、サイズ判定部1301(1302)、送受信部1501(1502)は、「ブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるローカルファイルを、仮想マシンが有する記憶領域とは異なるストレージに対して出力する出力部」の一例に過ぎない。
また、上記の実施形態で使用した数、処理タイミング、処理順、データ(情報)の送信先/送信元、画面の構成やその操作方法などは、具体的な説明を行うために一例として挙げたものであり、このような一例に限定することを意図したものではない。
また、以上説明した各実施形態や変形例の一部若しくは全部を適宜組み合わせて使用しても構わない。また、以上説明した各実施形態や変形例の一部若しくは全部を選択的に使用しても構わない。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
201:通信端末 202:Webページ 204:ゲートウェイ 206:ブラウザ 301:ロードバランサ 303:ブラウザ 400:画像生成システム 401:データ型判定部 402:データ型判定部 403:オブジェクト型ストレージ 404:キーバリュー型ストレージ 410:仮想マシンA 411:仮想マシンB

Claims (11)

  1. 情報処理システムであって、
    仮想マシンを有し、
    前記仮想マシンは、
    ブラウザと、
    前記ブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルを、前記仮想マシンが有する記憶領域とは異なり、前記仮想マシンと異なる他の仮想マシンと共有可能なストレージに対して出力する出力部と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記ストレージは複数のストレージを含み、
    前記出力部は、前記ファイルがキーバリュー形式のデータである場合には、該ファイルをキーバリュー型ストレージに保存し、前記ファイルがキーバリュー形式のデータではない場合には、該ファイルを、オブジェクト型ストレージに保存することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記ストレージは複数のストレージを含み、
    前記出力部は、前記ファイルのデータサイズが閾値以上である場合には、該ファイルを、大容量のストレージである大容量ストレージに保存し、前記ファイルのデータサイズが閾値未満であれば、該ファイルを、高速にアクセスが可能な高速アクセスストレージに保存することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記ブラウザは、前記仮想マシンが有する記憶領域とは異なるストレージの利用を希望するか否かをユーザに問い合わせ、
    前記出力部は、
    前記仮想マシンが有する記憶領域とは異なるストレージの利用を希望する旨の指示がユーザにより入力された場合には、前記ファイルを前記仮想マシンが有する記憶領域とは異なるストレージに保存し、
    前記仮想マシンが有する記憶領域とは異なるストレージの利用を希望しない旨の指示がユーザにより入力された場合には、前記ファイルを前記仮想マシンの記憶領域に保存する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記ストレージは、前記情報処理システムに対して前記Webページのアドレスを送信した通信端末であり、
    前記出力部は、前記ファイルを前記通信端末に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理システムは、
    前記情報処理システムが有する複数の仮想マシンのうち何れの仮想マシンを起動させるのかを判断するロードバランサを備え、
    前記ロードバランサによる判断に応じた仮想マシンが起動することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記Webページは、外部の通信端末から送信されたアドレスに対応するWebページであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記ブラウザは、前記Webページの描画結果を生成し、該生成した描画結果を前記通信端末に対して送信することを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記出力部は、Web標準仕様に定められるローカルストレージに従って記憶されるファイルを前記ストレージに対して出力することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記出力部は、前記ローカルストレージに従って記憶されるファイルと異なるファイルを前記他の仮想マシンがアクセスできない前記記憶領域に出力することを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 情報処理システムの制御方法であって、
    前記情報処理システムの仮想マシンが有するブラウザがWebページを解釈して処理を行う間に生成されるファイルを、前記仮想マシンが有する記憶領域とは異なり、前記仮想マシンと異なる他の仮想マシンと共有可能なストレージに対して出力する
    ことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
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