JP2022041616A - 回転式留具および空気清浄装置 - Google Patents

回転式留具および空気清浄装置 Download PDF

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Abstract

【課題】極めて容易に別部品の保持ないし保持解除を可能とする回転式留具を提供する。【解決手段】互いに組み合わさる円盤状の第1部品110と第2部品120とを有し、第1部品110にある各保持部材130は、それぞれ自由端132が各部品110,120の外周より外側に突出してフィルタ20を保持する保持位置と、各部品110,120の開口内部に収まる収納位置と、に揺動する。第2部品120にある各誘導部140は、第2部品120を第1部品110に対して回転させたとき、各保持部材130を押圧して収納位置ないし保持位置に変換させる。【選択図】図1

Description

本発明は、別部品を保持するための回転式留具、および該回転式留具を備えた空気清浄装置に関する。
従来より、この種の留具は様々な分野で活用されているが、例えば空気清浄機では、フィルタ等の別部品を保持することを目的として改良が望まれていた。一般に空気清浄機はフィルタを備えるが、フィルタは空気中に含まれる粉塵や微粒子等の浄化によって汚れたり目詰まりし、定期的な交換が必要となる。フィルタの交換は、空気清浄機の構造上、ケーシング等の外装部品の一部(パネル等)を外し、または簡易的な分解作業を伴う等、一定の作業的措置を要するものがほとんどであった(例えば特許文献1参照)。
また、空気清浄のためのフィルタは、なるべく処理空気に接する必要があるが、必ずしも空気清浄機のケーシング等の内部に密閉的に収納される必要はない。ただし、フィルタは、ファン等の生み出す風流にも効率良く接しなければならない構造上の要件がある。従って、フィルタを安定的に保持するためには、外装部品を要するのが通常であり、結果的にフィルタの交換を困難にせざるを得なくしていた。さらに、フィルタを安定的に保持するためには、そのための特別な構造を備えることが必要であった。
特開2013-217580号公報
前述した空気清浄機のケーシング等は、全体の外形を構成する場合が多く、デザインや美観等で外観から見た商品価値に直結するものである。よって、簡易的に構成することも叶わず、フィルタを安定的に保持するための構造に関しても、特別な工夫が求められていた。しかも、フィルタを安定的に保持できるだけでなく、フィルタの保持を容易に解除して、簡単に交換することができるようにするための操作性も重要であった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題点に着目してなされたものであり、空気清浄機等の各種装置において、フィルタ等の別部品を密閉的に封入せずに機能上必要な保持を実現し、かつ各種装置の外装にかかるデザイン性も損なわず、極めて容易に別部品の保持ないし保持解除を可能とする回転式留具、および、この回転式留具を備えた空気清浄装置を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]円盤状の2つの部品(110,120)を開口側同士で組み合わせて成り、該2つの部品(110,120)の外周側に配置させた別部品(20)を保持するための回転式留具(100)において、
前記2つの部品(110,120)として、複数の保持部材(130)を開口内部に備えた一方の第1部品(110)と、前記各保持部材(130)にそれぞれ係合する複数の誘導部(140)を開口内部に備えた他方の第2部品(120)と、を有し、
前記第1部品(110)における各保持部材(130)は、それぞれ自由端(132)が第1部品(110)と前記第2部品(120)との隙間(114)から、各部品(110,120)の外周より外側に突出して前記別部品(20)を保持する保持位置と、各部品(110,120)の開口内部に収まる収納位置と、に揺動可能に支持され、
前記第2部品(120)における各誘導部(140)は、該第2部品(120)を前記第1部品(110)に対して回転させたとき、前記各保持部材(130)を押圧して前記収納位置ないし前記保持位置に変換可能であることを特徴とする回転式留具(100)。
[2]前記第1部品(110)における各保持部材(130)は、それぞれ棒状に形成され、揺動中心となる支持端(131)が、前記第1部品(110)の軸心から偏心した位置で、かつ該軸心から等間隔で円周上に並ぶ位置に配置され、
前記第1部品(110)の開口内部には、前記各保持部材(130)ごとに自由端(132)が、前記保持位置ないし前記収納位置の間で揺動可能に前記揺動中心より所定角度に広がる扇形の可動域(113)が形成されたことを特徴とする前記[1]に記載の回転式留具(100)。
[3]前記第2部品(120)における各誘導部(140)は、それぞれ前記各保持部材(130)ごとに対応して突起状に形成され、前記各保持部材(130)の途中を両側から挟む状態で係合可能であり、間に挟んだ前記保持部材(130)を押圧して揺動させるように少なくとも一対ずつ形成されたことを特徴とする前記[1]または[2]に記載の回転式留具(100)。
[4]前記第2部品(120)を前記第1部品(110)に対して、初期位置から一方向へ所定角度まで回転させると、前記各保持部材(130)は前記誘導部(140)に押圧されて、前記収納位置から前記保持位置へ揺動する一方、
前記第2部品(120)を前記第1部品(110)に対して、前記所定角度から逆方向へ前記初期位置まで回転させると、前記各保持部材(130)は前記誘導部(140)に押圧されて、前記保持位置から前記収納位置へ揺動して戻るように設定されたことを特徴とする前記[1],[2]または[3]に記載の回転式留具(100)。
[5]前記第1部品(110)と前記第2部品(120)とが組み合わされた状態で、互いの軸方向における分離を規制する連結手段(150)を備えたことを特徴とする前記[1],[2],[3]または[4]に記載の回転式留具(100)。
[6]前記連結手段(150)は、前記第1部品(110)および前記第2部品(120)の一方の部品に設けられた係合部(151)と、前記第1部品(110)および前記第2部品(120)の他方の部品に設けられ、前記第2部品(120)が前記第1部品(110)に対して回転可能な角度範囲で、前記係合部(151)がスナップフィットにより係合した状態で案内される被係合部(152)と、から成ることを特徴とする前記[5]に記載の回転式留具(100)。
[7]前記[1],[2],[3],[4],[5]または[6]に記載の回転式留具(100)を備えた空気清浄装置(10)であって、
前記回転式留具(100)によって保持する前記別部品(20)は、前記回転式留具(100)の外周が収まる内径の中空部を備えた円筒形のフィルタであり、該フィルタの一端面に対して、前記各保持部材(130)の自由端(132)は保持位置にあるとき被さるように当接することを特徴とする空気清浄装置(10)。
次に、前述した解決手段に基づく作用を説明する。
前記[1]に記載の回転式留具(100)は、円盤状の2つの部品(110,120)を開口側同士で組み合わせて成り、各部品(110,120)の軸心は一致する。ここで一方の第1部品(110)に対して、他方の第2部品(120)は、互いの軸心周りに相対的に回転可能である。
第1部品(110)の開口内部には、複数の保持部材(130)が揺動可能に支持されている。各保持部材(130)は、それぞれ自由端(132)が、各部品(110,120)の外周より外側に突出する保持位置と、開口内部に収まる収納位置と、に揺動する。ここで各保持部材(130)が保持位置にあるとき、2つの部品(110,120)の外周側に配置させた別部品(20)を保持することができる。
第2部品(120)の開口内部には、前記各保持部材(130)にそれぞれ係合する複数の誘導部(140)が備わっている。ここで各誘導部(140)は、第2部品(120)を第1部品(110)に対して回転させると、第2部品(120)と共に回転し、前記各保持部材(130)を押圧して収納位置ないし保持位置に変換可能である。
このような回転式留具(100)によれば、別部品(20)を保持するときは、第1部品(110)に対して第2部品(120)を回転させる操作だけで足り、各保持部材(130)の自由端(132)を外周より外側に突出させれば良い。一方、別部品(20)の保持を解除するときは、第2部品(120)を逆回転させて、各保持部材(130)の開口内部に収めれば良く、別部品(20)を簡便に取り外すことができる。
前記[2]に記載の回転式留具(100)によれば、第1部品(110)の各保持部材(130)は、それぞれ棒状に形成される。各保持部材(130)は、揺動中心となる支持端(131)が、第1部品(110)の軸心から偏心した位置で、かつ軸心から等間隔で円周上に並ぶ位置に配置される。よって、各保持部材(130)の自由端(132)は、各部品(110,120)の外周より外側に向けて出没可能となる。
そして、第1部品(110)の開口内部には、各保持部材(130)ごとに自由端(132)が保持位置ないし収納位置の間で揺動可能に、前記揺動中心より所定角度に広がる扇形の可動域(113)を形成する。これにより、各保持部材(130)をスムーズに揺動させることができる。
前記[3]に記載の回転式留具(100)によれば、第2部品(120)の各誘導部(140)は、それぞれ各保持部材(130)ごとに対応して突起状に形成する。各誘導部(140)は、各保持部材(130)の途中を両側から挟む状態で係合可能であり、間に挟んだ保持部材(130)を両側へ択一的に押圧して揺動させるように、少なくとも一対ずつ形成される。これにより、各誘導部(140)によって、各保持部材(130)を両側へそれぞれ容易に揺動させることができる。
前記[4]に記載の回転式留具(100)によれば、第2部品(120)を第1部品(110)に対して、初期位置から一方向へ所定角度まで回転させると、各保持部材(130)は誘導部(140)により一方向へ押圧されて、収納位置から保持位置へ揺動する。これにより、各部品(110,120)の外周側に配置させた別部品(20)を保持することができる。
一方、第2部品(120)を第1部品(110)に対して、所定角度から逆方向へ初期位置まで回転させると、各保持部材(130)は誘導部(140)により他方向へ押圧されて、保持位置から収納位置へ揺動して戻る。これにより、別部品(20)の保持が解除され、別部品(20)を容易に取り外すことができる。
前記[5]に記載の回転式留具(100)によれば、第1部品(110)と第2部品(120)とが互いの軸方向に分離することを規制する連結手段(150)を備える。これにより、各部品(110,120)が不用意に外れて分離する事態を防ぐことができる。
前記[6]に記載の回転式留具(100)によれば、連結手段(150)は、第1部品(110)および第2部品(120)の一方の部品に設けられた係合部(151)と、他方の部品に設けられ被係合部(152)と、から成り、簡易に構成することができる。
ここで係合部(151)は、第2部品(120)が第1部品(110)に対して回転可能な角度範囲において、被係合部(152)にスナップフィットにより係合した状態で案内される。従って、係合部(151)と被係合部(152)との係合が、各部品(110,120)の相対的な回転に影響を受けることなく、各部品(110,120)が組み合わさった状態に確実に維持することができる。
以上のような回転式留具(100)は、例えば[7]に記載した空気清浄装置(10)において、交換部品である別部品(20)のフィルタの保持に最適に利用することができる。ここでフィルタは、前記回転式留具(100)の外周が収まる内径の中空部を備えた円筒形とする。そして、フィルタの一端面に対して、記各保持部材(130)の自由端(132)は保持位置にあるとき被さる状態で当接させる。
これにより、回転式留具(100)を空気清浄装置(10)に利用する場合、例えば空気清浄装置(10)の底面側に単純な取付筒(17)を設け、この取付筒(17)にフィルタ(20)の中空部を通すと共に、さらに下に回転式留具(100)を配置するだけで良い。かかる場合、各保持部材(130)の自由端(132)が保持位置にあるとき、これらの自由端(132)にフィルタの自重がかかることで、フィルタ(20)を外れないように確実に保持することができる。
本発明に係る回転式留具によれば、各種装置において極めて容易に別部品の保持ないし保持解除を可能とする。
また、本発明に係る回転式留具を備えた空気清浄装置によれば、フィルタを密閉的に封入せずに機能上必要な保持を実現し、かつ外装にかかるデザイン性も損なわず、極めて容易にフィルタの保持ないし保持解除を可能とする。
本発明の実施形態に係る回転式留具を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転式留具がフィルタを保持していない状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転式留具(第2部品は省略)がフィルタを保持していない状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転式留具がフィルタを保持している状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転式留具(第2部品は省略)がフィルタを保持している状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転式留具の第2部品を開口側から示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転式留具の第2部品を開口側から示す底面図である。 図7のVIII-VIII線断面図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄装置のフィルタを取り付ける状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転式留具がフィルタを保持を解除した状態を示す底面図である。 本発明の実施形態に係る回転式留具がフィルタの保持した状態を示す底面図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄装置を示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄装置の内部における仕切板より上方を示す平面図である。 図13のXIV-XIV線断面図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄装置の外観を示す斜視図である。
以下、図面に基づき、本発明を代表する実施形態を説明する。
本実施形態に係る回転式留具100は、円盤状の2つの部品110,120を開口側同士で上下に組み合わせて成り、2つの部品110,120の外周側に配置させた別部品を保持するものである。かかる回転式留具100は、各種の装置に用いることができるものであるが、本実施形態では、空気中の粉塵や微粒子等を捕集する空気清浄装置10に適用した場合を例にして説明する。
<空気清浄装置10の概要>
先ず、空気清浄装置10の概要について説明する。
図12,図15に示すように、空気清浄装置10は、縦型の四角柱状に形成されたケース11の内部に、フィルタ20やファン30等の関連部品を収納して構成されている。ケース11の底面側は開口しており、この底面側開口より、回転式留具100とフィルタ20が外部から見える状態にある。フィルタ20は、回転式留具100により保持される「別部品」に相当する。また、ケース11の上面部12は、後付けされている。なお、ケース11の材質は、上面部12も含めて、例えば硬質の合成樹脂である。
ケース11の底面側開口は、そのまま外部から空気を吸い込む吸込部となっている。ケース11の底面側には、その4隅に脚部13が一体に立設されている。各脚部13によって、底面側開口である吸込部は床面から離隔して配置される。ケース11の各側面の上側には、それぞれ空気を外部に吹き出す吹出部14が設けられている。吹出部14は、所定区画に穿設された例えば網目状の小孔群から成る。また、上面部12には、空気清浄装置10を操作するスイッチや表示部が設けられている。なお、ケース11の適所には、図示省略したが電源コードの差込口が設けられている。
フィルタ20は、定期的に交換される別部品であり、ケース11を逆さにした状態でケース11の底面側開口より内部に収納される。図12に示すように、ケース11の内部中段には、フィルタ20の収納空間を仕切る仕切板16が設けられ、仕切板16に、円筒形の網目構造の取付筒17が下向きに固定されている。フィルタ20は、例えば不織布や樹脂製の網目状のシート等から円筒形に形成され、その内側に取付筒17に合致する中空部を有する。フィルタ20は、その中空部を取付筒17に嵌める状態で取り付けられ、取付筒17の下端面に設けられた回転式留具100により抜け落ちないように保持される。
フィルタ20は ケース11の底面側開口(吸込部)から吸い込まれた空気が外周側より内周側に向けて通過するときに空気中の粉塵等を捕集する。ここで粉塵とは、綿ゴミ、糸屑、その他、除去されるべき粒子を広く含むものである。フィルタ20の上端面にある中空部開口は、後述の連通部材18を介してファン30と連通する。一方、フィルタ20の下端面にある中央部開口は、回転式留具100によって塞がれた状態となる。回転式留具100の回転操作によって、フィルタ20は容易に着脱できるように保持される。
図12に示すように、ケース11の内部において、フィルタ20の仕切板16の上側には略筒状の連通部材18が配設されている。連通部材18の下端開口は、仕切板16にある穴を間にしてフィルタ20の上端面にある中央開口と連通している。また、連通部材18の上側にはファン30が配設され、連通部材18の上端開口は、ファン30と連通している。
ファン30は、モータ40によって回転駆動され、吸込部から外部の空気が吸い込まれて、吹出部14から清浄した空気を吹き出す空気の流れを発生させる。ここでファン30は、遠心式ファンの一種であり、複数の羽根がそれぞれ回転方向と逆方向を向くように構成されて静圧が高く大風量のターボファンが採用されている。
<回転式留具100の構成>
図1から図3に示すように、回転式留具100は、円盤状の2つの部品として、一方の第1部品110と、他方の第2部品120と、を有する。第1部品110は、複数の保持部材130を開口内部に備えている。第2部品120は、前記各保持部材130にそれぞれ係合する複数の誘導部140を開口内部に備えている。
<<第1部品110>>
第1部品110は、前記取付筒17の下端面に固定されている。第2部品120は、第1部品110に対して、互いの開口側同士が上下に組み合わさる状態で着脱可能に取り付けられている。ここで第1部品110と第2部品120は、それぞれ軸心が互いの回転中心として一致し、この軸心が延びる方向を「軸方向」とする。
図1に示すように、第1部品110は、上面側が開口した円盤状であり、例えば合成樹脂により形成されている。第1部品110の底面部111の外周縁に沿って、フランジ状の周壁112が一体に設けられている。底面部111の外周縁のうち、後述する保持部材130の可動域113に相当する箇所には周壁112がなく、当該箇所には第2部品120が組み合わされたときに隙間114が形成される。
<<第1部品110の保持部材130>>
第1部品110は、本実施形態では2つの保持部材130を備えている。2つの保持部材130は、それぞれ自由端132が、第1部品110と第2部品120との隙間114から、各部品110,120の外周より外側に突出してフィルタ20(別部品)を保持する保持位置(図1参照)と、各部品110,120の開口内部に収まる収納位置(図3参照)と、に揺動可能に支持されている。
各保持部材130は、それぞれ棒状に形成されており、揺動中心となる支持端131が、第1部品110の軸心から偏心した位置で、かつ該軸心から等間隔で円周上に並ぶ位置に配置されている。すなわち、各保持部材130は、第1部品110の軸心を間にして点対称に配置されている。なお、各保持部材130の具体的な形状は、図示した棒状に限定されるものではなく、自由端132が前記隙間114より出没可能なものであれば、別の形状でも構わない。
第1部品110の開口内部の底面部111上には、各保持部材130ごとに自由端132が保持位置ないし収納位置の間で揺動可能に揺動中心より所定角度に広がる扇形の可動域113が形成されている。可動域113には、保持部材130の自由端132側の揺動軌跡に沿って、揺動中心より所定角度の範囲で延びる円弧状のガイドレール115が設けられている。
第1部品110の自由端132の裏側には、ガイドレール115に摺動可能に係合する段部133が切り欠かれている。また、ガイドレール115の一端は、前記隙間114の一端となる周壁112の端に連なっている。一方、ガイドレール115の他端は、前記隙間114の他端となる周壁112の端より半径方向に延びるストッパ壁116に連なっている。
保持部材130は、自由端132がガイドレール115の一端に位置するとき、この自由端132が隙間114から第1部品110の外周より外側に突出した保持位置(図4,図5参照)となる。一方、保持部材130は、自由端132がガイドレール115の他端に位置してストッパ壁116に当接したとき、この自由端132が第1部品110の開口内部に収まる収納位置(図2,図3参照)となる。
保持部材130の自由端132の具体的な形状は、保持部材130全体の形状と同様に特に限定されるものではないが、本実施形態では、自由端132のうち隙間114から外側に出没する部位は、先端に丸みをつけた三角形状としている。かかる部位は、保持位置にあるときは常にフィルタ20の重さが加わるため、フィルタ20の端面を支えるだけで良く、フィルタ20に引っ掛からないようにするためには角のない形状が適している。
従って、自由端132を円形(先端側を半円形)としても動作上は問題ないが、三角形状と同等の強度を実現しようとすると、外形が大きくなるため(三角形の辺の長さと同じ直径となる)、その分の揺動角度が増加するため、操作性が損なわれる。
なお、図1に示すように、第1部品110の開口内部の中央には、例えば間接照明用の光源として、LED101を設けても良い。かかる光源を備える場合、次述する第2部品120は透光性のある材質で形成することになる。
<<第2部品120>>
図2に示すように、第2部品120は、前記第1部品110よりも底浅で底面側が開口した円盤状であり、例えば合成樹脂により形成されている。図6から図8に示すように、第2部品120の上面部121の外周縁に沿って、フランジ状の周壁122が一体に設けられている。また、周壁122の内側の上面部121上にも、一回り小さい同心円となるフランジ状の内側周壁123が設けられている。
第2部品120の周壁122は、第1部品110の周壁112の外側に合わさり、第2部品120の内側周壁123は、第1部品110にある後述の被係合部152の外側に合わさるように設定されている。なお、内側周壁123の一部は切り欠かれており、該切り欠かれた部位には、後述の被係合部152に係合して案内される係合部151が設けられている。
<<第2部品120の誘導部140>>
第2部品120は、本実施形態では前記保持部材130の数に合わせて、2組の誘導部140を備えている。2組の誘導部140は、第2部品120を第1部品110に対して回転させたとき、それぞれ対応する各保持部材130を押圧して収納位置ないし保持位置に変換させるものである。
各誘導部140は、各保持部材130ごとに対応して突起状に形成されており、各保持部材130の途中を両側から挟む状態で係合可能に配置されている。各誘導部140は、第2部品120が第1部品110に対して軸心周りに正逆方向に回転したとき、それぞれ間に挟んだ保持部材130を押圧して両側へ揺動させるように、少なくとも一対ずつ形成されている。
図10,図11に示すように、各誘導部140は、本実施形態では保持部材130の自由端132に近い途中を両側から挟む状態で一対ずつ形成されている。図6,図7に示すように、各誘導部140ごとに対となる突起間は、その間に挟む保持部材130の揺動に干渉しない高さのリブ141で連結されている。
以上の第1部品110および第2部品120では、互いに組み合わされた状態で、第1部品110の各保持部材130が収納位置にあるときを「初期位置」とする。よって、第2部品120を第1部品110に対して、初期位置から一方向へ所定角度まで回転させると、各保持部材130は誘導部140に押圧されて収納位置から保持位置へ揺動する。一方、第2部品120を前記所定角度から逆方向へ初期位置まで回転させると、各保持部材130は誘導部140に押圧されて保持位置から収納位置へ揺動して戻る。
<<連結手段150>>
次に、第1部品110および第2部品120の連結手段150について説明する。連結手段150は、第1部品110と第2部品120とが組み合わされた状態で、互いの軸方向における分離を規制するものである。連結手段150は、第2部品120に設けられた係合部151と、第1部品110に設けられた被係合部152と、から成る。
図6から図8に示すように、第2部品120の内側周壁123のうち、直径方向に対向する位置に一対の係合部151が設けられている。各係合部151は、内側周壁123の一部が切り欠かれた箇所に、弾発的に半径方向へ変形可能な突片状に形成されている。各係合部151の上端には、内側(軸心側)に向かう爪が設けられている。
一方、図1に示すように、第1部品110の底面部111上には、前記係合部151の回転軌跡に沿って、第1部品110の軸心より所定角度の範囲で延びる円弧状のレールとして被係合部152が設けられている。被係合部152も、前記係合部151と同様に一対設けられている。各被係合部152は、第2部品120が第1部品110に対して回転可能な角度範囲で円弧状に延びており、その上端縁は、外側(外周側)に向かって直角に折れ曲がり所定幅で延出している。
被係合部152に対して前記係合部151を上から押し付けると、係合部151の爪が被係合部152の上端縁を乗り越えて、該上端縁が外側に折れ曲がった内側に当接してスナップフィットにより係合する。ここで係止部151は、被係合部152にスナップフィット係合した状態で摺動可能に案内され、第2部品120が第1部品110に対して回転可能な角度範囲で、第1部品110と第2部品120との軸方向の分離が規制される。
<回転式留具100の作用>
次に、回転式留具100の作用について説明する。
図12に示すように、本実施形態で回転式留具100を適用する空気清浄装置10は、ケース11の底面側が開口しており、この底面側開口より、フィルタ20の交換作業を行うことができる。従って、フィルタ20の交換に際しては、ケース11の一部を外したりする分解作業を伴うことはない。このようにフィルタ20は、必ずしも空気清浄装置10のケース11内部に密閉的に封入する必要はない。
ケース11の内部下側には、簡易な構成の取付筒17が下向きに固定されており、この取付筒17の下端面に、同径の回転式留具100が取り付けられている。そのため、フィルタ20(の中空部)を取付筒17に通すだけで、簡便に取り付けることができ、また、回転式留具100によって、フィルタ20を抜け落ちないように確実に保持することができる。このようなフィルタ20の取り付け構成によれば、ケース11のデザイン性を何ら損なうことなく、フィルタ20を極めて容易に交換することが可能となる。
フィルタ20を交換する場合は、空気清浄装置10を上下逆にしてケース11の底面側開口を上向きに載置する。かかる状態で、回転式留具100を回転操作すれば良い。図1に示すように、回転式留具100は、円盤状の2つの部品110,120を開口側同士で組み合わせて成り、各部品110,120の軸心は一致する。ここで一方の第1部品110に対して、他方の第2部品120は、互いの軸心周りに相対的に回転可能である。また、各部品110,120は、後述するが連結手段150によってスナップフィット係合しており、互いに分離することはない。
図1に示すように、第1部品110の開口内部には、一対の保持部材130が揺動可能に支持されている。各保持部材130は、それぞれ自由端132が、各部品110,120の外周より外側に突出する保持位置(図1参照)と、開口内部に収まる収納位置(図3参照)と、に揺動する。ここで各保持部材130が保持位置にあるとき、2つの部品110,120の外周側に配置させた別部品20を保持することができる。
また、第2部品120の開口内部には、各保持部材130にそれぞれ係合する2組の誘導部140が備わっている。各誘導部140は、それぞれ対応する保持部材130の途中を両側から挟む状態の突起として一対ずつ形成されている。これにより、第2部品120を第1部品110に対して回転させると、その回転方向に向けて各誘導部140の何れか一方の突起が各保持部材130を押圧して、収納位置または保持位置に揺動させる。
詳しくは、回転式留具100において、図10に示すように、各保持部材130の自由端132が、第1部品110の開口内部に収まる収納位置にあるときを「初期位置」とした場合、第2部品120を第1部品110に対して、初期位置から図10中で時計回り(一方向)へ所定角度まで回転させる。すると、各保持部材130は、誘導部140によって時計回り(一方向)に押圧される。その結果、図11に示すように、各保持部材130は、自由端132が第1部品110の外周外側に突出する保持位置まで揺動する。
これにより、図11,図14に示すように、各保持部材130の自由端132は、取付筒17に取り付けられたフィルタ20の一端面に対して、平面視で被さる状態で当接する。このように、各保持部材130が保持位置にあるとき、これらの自由端132にフィルタの自重がかかることにより、フィルタ20を外れないように確実に保持することができる。
一方、フィルタ20を交換するに際しては、図11において、第2部品120を第1部品110に対して、当該位置(所定角度)から図11中で反時計回り(逆方向)へ初期位置まで回転させる。すると、各保持部材130は、誘導部140によって反時計回り(逆方向)に押圧される。その結果、元の図10に示すように、各保持部材130は、自由端132が第1部品110の開口内部に収まる収納位置まで揺動して戻る。これにより、フィルタ20の保持が解除され、フィルタ20を取り外すことができる。
以上のように、本実施形態の回転式留具100によれば、別部品であるフィルタ20を保持するときは、第1部品110に対して第2部品120を回転させて、各保持部材130の自由端132を外周より外側に突出させれば良い。一方、フィルタ20の保持を解除するときは、第2部品120を逆回転させて、各保持部材130の開口内部に収めれば良く、フィルタ20を簡便に取り外すことが可能となる。このような回転式留具100は、空気清浄装置10において、交換部品である別部品20のフィルタの保持に最適に利用することができる。
特に、本実施形態の回転式留具100によれば、第1部品110の各保持部材130は、それぞれ棒状に形成され簡単な構成である。そして、各保持部材130は、揺動中心となる支持端131が、第1部品110の軸心から偏心した位置で、かつ軸心から等間隔で円周上に並ぶ位置に配置される。よって、各保持部材130の自由端132は、各部品110,120の外周より外側に向けて出没可能となる。
また、第1部品110の開口内部には、各保持部材130ごとに自由端132が保持位置ないし収納位置の間で揺動可能に広がる扇形の可動域113を形成している。これにより、各保持部材130をスムーズに揺動させることが可能となる。また、各誘導部140は、それぞれ各保持部材130ごとに対応させて、保持部材130の途中を両側から挟む状態の一対の突起状に形成したから、簡易な構成でもって、各保持部材130を正逆両方向へ押圧して容易に揺動させることが可能となる。
さらに、本実施形態の回転式留具100によれば、第1部品110と第2部品120とが互いの軸方向における分離を規制する連結手段150を備える。これにより、各部品110,120が不用意に外れて分離する事態を防ぐことができる。ここで連結手段150は、第2部品120に設けた係合部151と、第1部品110に設けた被係合部152と、から成り、簡易に構成することができる。
しかも、係合部151の爪は、第2部品120が第1部品110に対して回転可能な角度範囲において、円弧状のレールである被係合部152にスナップフィットにより係合した状態で案内される。従って、各部品110,120の相対的な回転に影響を受けることなく、各部品110,120が組み合わさった状態を確実に維持することができる。なお、各部品110,120を組み合わせるときは、係合部151の爪が弾性変形して被係合部152のレール内側に嵌るまで、各部品110,120同士を軸方向に重ね合わせるように押圧すれば良い。
<空気清浄装置10の作用>
次に、空気清浄装置10の作用について説明する。
図12に示すように、空気清浄装置10において、モータ40の駆動によりファン30が回転すると、空気は遠心力によってファン30の外周からケース11にある吹出部14(図15参照)を経て外部に吹き出される。
このとき、ケース11内は負圧となり、底面側開口である吸込部からケース11外部の空気が吸い込まれる。ケース11内に吸い込まれた空気は、フィルタ20を通過して粉塵が除去される。浄化された空気は、フィルタ20の内側から連通部材18を通って、再びファン30に引き込まれ、ファン30の外周より遠心方向へ吹き出される。
なお、空気清浄装置10の具体的な運転は、ケース11の上面部12にあるスイッチ類を操作することで適宜設定することができる。また、空気清浄装置10は、上面部12にあるスイッチや表示部における発光だけでなく、第1部品110にLED101を設けた場合には、回転式留具100をケース11の底面側より床面を照らす間接照明として活用することもできる。
以上、本発明の実施形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、回転式留具100を適用する装置は、空気清浄装置10に限られることなく、他にも様々な装置に適用することができる。
また、空気清浄装置10のデザインの要となるケース11は、図示した四角柱状に限定されるものではなく、他に例えば、円筒形や六角筒形等の各種筒状に構成することができる。また、2つの部材である第1部品110と第2部品120は、特にその具体的な形状は問わないが、互いに組み合わさる開口を備えた円盤状のものであれば足りる。
さらに、保持部材130および誘導部140に関しては、各部品110,120の直径方向に対向するように一対ずつ設けたが、これらの数は2組だけに限定されるものではなく、周方向に間隔をおいて3組以上設けても良い。また、連結手段150の係合部151および被係合部152の具体的な構成も、前述したスナップフィット係合を利用したものに限定されるものでなく、互いに係脱できる構成であれば、形状等を適宜変更しても良い。
本発明に係る回転式留具は、空気清浄装置に限られることなく、様々な装置における別部品の保持に適用することができる。また、本発明に係る空気清浄装置は、一般家庭で用いられるものに限られず、例えばホテル等の様々な施設で利用することができる。
10…空気清浄装置
11…ケース
20…フィルタ
30…ファン
40…モータ
100…回転式留具
110…第1部品
111…底面部
112…周壁
113…可動域
114…隙間
120…第2部品
121…上面部
122…周壁
123…内側周壁
130…保持部材
131…支持端
132…自由端
140…誘導部
141…リブ
150…連結手段
151…係合部
152…被係合部

Claims (7)

  1. 円盤状の2つの部品を開口側同士で組み合わせて成り、該2つの部品の外周側に配置させた別部品を保持するための回転式留具において、
    前記2つの部品として、複数の保持部材を開口内部に備えた一方の第1部品と、前記各保持部材にそれぞれ係合する複数の誘導部を開口内部に備えた他方の第2部品と、を有し、
    前記第1部品における各保持部材は、それぞれ自由端が第1部品と前記第2部品との隙間から、各部品の外周より外側に突出して前記別部品を保持する保持位置と、各部品の開口内部に収まる収納位置と、に揺動可能に支持され、
    前記第2部品における各誘導部は、該第2部品を前記第1部品に対して回転させたとき、前記各保持部材を押圧して前記収納位置ないし前記保持位置に変換可能であることを特徴とする回転式留具。
  2. 前記第1部品における各保持部材は、それぞれ棒状に形成され、揺動中心となる支持端が、前記第1部品の軸心から偏心した位置で、かつ該軸心から等間隔で円周上に並ぶ位置に配置され、
    前記第1部品の開口内部には、前記各保持部材ごとに自由端が、前記保持位置ないし前記収納位置の間で揺動可能に前記揺動中心より所定角度に広がる扇形の可動域が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の回転式留具。
  3. 前記第2部品における各誘導部は、それぞれ前記各保持部材ごとに対応して突起状に形成され、前記各保持部材の途中を両側から挟む状態で係合可能であり、間に挟んだ前記保持部材を押圧して揺動させるように少なくとも一対ずつ形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の回転式留具。
  4. 前記第2部品を前記第1部品に対して、初期位置から一方向へ所定角度まで回転させると、前記各保持部材は前記誘導部に押圧されて、前記収納位置から前記保持位置へ揺動する一方、
    前記第2部品を前記第1部品に対して、前記所定角度から逆方向へ前記初期位置まで回転させると、前記各保持部材は前記誘導部に押圧されて、前記保持位置から前記収納位置へ揺動して戻るように設定されたことを特徴とする請求項1,2または3に記載の回転式留具。
  5. 前記第1部品と前記第2部品とが組み合わされた状態で、互いの軸方向における分離を規制する連結手段を備えたことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の回転式留具。
  6. 前記連結手段は、前記第1部品および前記第2部品の一方の部品に設けられた係合部と、前記第1部品および前記第2部品の他方の部品に設けられ、前記第2部品が前記第1部品に対して回転可能な角度範囲で、前記係合部がスナップフィットにより係合した状態で案内される被係合部と、から成ることを特徴とする請求項5に記載の回転式留具。
  7. 前記請求項1,2,3,4,5または6に記載の回転式留具を備えた空気清浄装置であって、
    前記回転式留具によって保持する前記別部品は、前記回転式留具の外周が収まる内径の中空部を備えた円筒形のフィルタであり、該フィルタの一端面に対して、前記各保持部材の自由端は保持位置にあるとき被さるように当接することを特徴とする空気清浄装置。
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