JP2022041609A - 熱感知器 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022041609000001
【課題】設置面から露出する熱感知器の大きさを小型化することが容易な熱感知器を提供する。
【解決手段】熱感知器100は、下面に第一孔部31が形成されたケース蓋30と、ケース本体10で構成されるケース80と、ケース80に収納された基板20と、基板20に取り付けられ、第一孔部31を介して露出する感熱部を有するセンサ40と、感熱部を保護する、天板60、支柱63及びカバー部64から構成されるプロテクタ60と、を備える。基板20は、上下方向に配置され、センサは、基板20と平行に、又は基板20の延長線上に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱を検知するセンサを備えた熱感知器に関する。
従来、熱感知器は、熱を検知するサーミスタ等からなるセンサを備え、火災で生じる熱気流の熱を検出することにより火災の発生を感知する。熱感知器において、ケース(感知器本体)内に基板を配置し、感知器本体の下面に設けた開口部を介して感熱部が露出するように、基板にセンサが設置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の熱感知器において、基板は、熱感知器が設置される天井面等の設置面と平行となるようにケース内に配置されている。
特開平2-357399号公報
しかしながら、特許文献1の熱感知器のように、基板が設置面と平行に配置される構成では、基板が収納されるケースの幅を基板の面積以上確保する必要があり、利用者から見える熱感知器の大きさを小型化することが難しい。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、設置面から露出する熱感知器の大きさを小型化することが容易な熱感知器を提供することを目的としている。
本発明の熱感知器は、下面に孔部が形成されたケースと、前記ケースに収納された基板と、前記基板に取り付けられ、前記ケースの前記孔部を介して露出する感熱部を有するセンサと、前記感熱部を保護するプロテクタと、を備え、前記基板は、上下方向に配置され、前記センサは、前記基板と平行に、又は前記基板の延長線上に配置されるものである。
また、上記熱感知器において、前記基板には、前記センサが配置される切り欠き部が形成されている。
また、上記熱感知器において、前記孔部は、前記下面における前記基板側の面から前記プロテクタ側の面に向かって開口幅が次第に大きくなるすり鉢形状を有する。
また、上記熱感知器において、前記センサは、前記基板と平行に配置され、前記ケースの下面視において、前記センサが前記ケースの中心に位置するように、前記基板は前記ケース内に偏心して配置される。
本発明によれば、基板は上下方向に配置され、センサは、基板と平行に、又は基板の延長線上に配置されるので、基板は天井等の設置面に対して略垂直に配置される。したがって、従来のように設置面と平行に基板が配置される場合と比べて、設置面から露出する熱感知器の大きさを小型化することが容易となる。
実施の形態1に係る熱感知器の外観を示す斜視図である。 図1の熱感知器の構成を示す分解斜視図である。 図1の熱感知器を天井に設置した状態を示す側面図である。 図1の熱感知器の下面図である。 図4のA-A断面を示す断面図である。 図4のB-B断面を示す断面図である。 図4の熱感知器におけるプロテクタとケースとの位置関係を示す説明図である。 図5のD-D断面を示す断面図である。 図4のC-C断面を示す断面図である。 図5の熱感知器において光源が発光した状態を示す説明図である。 実施の形態2に係る熱感知器の外観を示す斜視図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る熱感知器の外観を示す斜視図である。熱感知器100は、例えば建物内の監視空間に設置され、周囲の温度を監視する。熱感知器100は、周囲の温度が一定温度以上となった場合に、不図示の火災受信機に火災である旨の信号を出力する。
図2は、図1の熱感知器の構成を示す分解斜視図である。図2に示されるように、熱感知器100は、開口部11を有するケース本体10と、基板20と、熱を検知するセンサ40と、光を放射する光源50と、ケース本体10の開口部11に配置されるケース蓋30と、センサ40を保護するプロテクタ60とを備える。
図2に示されるように、開口部11を介してケース本体10内に基板20が収納される。基板20には、センサ40及び光源50を含む各種電子部品が実装されている。ケース蓋30は、基板20が収納されたケース本体10に、着脱可能に取り付けられている。ケース蓋30の中央部30cには、センサ40が挿通される第一孔部31が形成されている。プロテクタ60は、熱感知器100において突出するセンサ40の先端部を保護するために設けられる。プロテクタ60には、気流が通過する第二孔部61が形成されている。第二孔部61については後述する。また、後述するプロテクタ60のカバー部64の中央に設けられた第三孔部64aよりケース蓋30の中央部30cを露出し、ケース蓋30の中央部30cは熱感知器100の中央部30cを形成し、同様に第一孔部31は熱感知器100の第一孔部31を形成する。
図3は、図1の熱感知器を天井に設置した状態を示す側面図である。図3に示されるように、熱感知器100は、例えば、凹部202が監視空間とは反対側に形成された天井200等に設置される。具体的には、ケース本体10が天井200の凹部202に収容され、プロテクタ60が天井面201から監視空間に突出するように、天井200に熱感知器100が設置されている。
各図中、矢印Z方向は、天井200に設置された場合における熱感知器100の高さ方向(上下方向)を表すものとして説明する。すなわち、図3に示されるように熱感知器100が天井200に設置された状態では、床に近い方を下と定義している。熱感知器100が天井200に設置された状態において、熱感知器100の上部外面を構成するケース本体10が天井200の凹部202の内面と対向し、熱感知器100の下部外面を構成するプロテクタ60が室内に露出する。また、各図中の矢印X方向は熱感知器100の幅方向(左右方向)を表し、矢印Y方向は熱感知器100の奥行方向(前後方向)を表すものと定義する。図2に示されるように、ケース本体10の開口部11はケース本体10の下面に形成されている。図2に示される例では、ケース本体10は、下面が開口した箱形状を有している。また、ケース蓋30において第一孔部31は中央部30cに形成されている。以下、ケース本体10とケース蓋30とにより、基板20を覆うケース80が構成される場合を例に説明するが、ケース蓋30を省略することも可能である。この場合、ケース80は例えば中空の箱形状とされ、ケース80の下面の中央部に、センサ40が挿通される第一孔部が形成される。
(プロテクタ60の構成)
図4は、図1の熱感知器の下面図である。図5は、図4のA-A断面を示す断面図である。図6は、図4のB-B断面を示す断面図である。図1、2、5~6に示されるように、プロテクタ60は、中央部30cと対向する天板62と、天板62よりも上方に設けられたカバー部64と、天板62を支持する複数の支柱63と、を有する。カバー部64は、ケース本体10に取り付けられ、熱感知器100が天井200に取り付けられた状態で、天井200の凹部202を覆うように、ケース本体10の下方に配置される。複数の支柱63は、天板62とカバー部64とを接続する。
また、図1、2、5~6に示されるように、カバー部64の中央には第三孔部64aが形成され、図1、2及び4に示されるように、カバー部64は円盤形状を有している。第三孔部64aには、中央部30cの第一孔部31を介してケース本体10から突出したセンサ40が挿通される。
また、図示していないが、プロテクタ60のカバー部64には、ケース本体10側の面から外周側へ延びるバネが2つ設けられている。図3に示されるようにケース本体10が天井200の凹部202に収容された状態において、プロテクタ60に設けられた2つのバネが凹部202の左右の内面を押すことにより、天井200の凹部202からケース本体10が抜け落ちない構成とされる。なお、熱感知器100の天井200への取り付け構成は、このような構成に限定されない。
図7は、図4の熱感知器におけるプロテクタとケースとの位置関係を示す説明図である。図3に示されるように、カバー部64の外径Do2はケース本体10の幅よりも大きい寸法とされ、ケース本体10及び凹部202が利用者から見えない構成とされる。具体的には、図7に示されるように、カバー部64の外径Do2は、断面が四角形状であるケース本体10の対角線の長さWよりも大きい寸法とされる。
図1、2、4~6に示されるように、天板62の中央には天板開口部61aが形成され、図1、2及び4に示されるように、天板62は円盤形状を有している。図3及び4に示されるように、プロテクタ60において天板62の外径Do1は、カバー部64の外径Do2よりも小さい寸法とされる。尚、天板62の外径Do1と、カバー部64の外径Do2を同径としてもよいし、天板62の外径Do1を、カバー部64の外径Do2よりも大きい寸法としてもよい。また、天板62の外径、内径、あるいは外径と内径との差は、所定の仰角で熱感知器100を利用者が見た場合に、プロテクタ60の第二孔部61(図2参照)を介して中央部30cが見えるように決定される。ここで、所定の仰角とは、熱感知器100を利用者が見上げる角度であり、例えば、床から3メートルの高さに設置された熱感知器100を、熱感知器100から横に15メートル離れた位置にいる利用者が見上げる角度としてもよい。図5に示されるように、天板62の内径Di1すなわち天板開口部61aの開口幅は、試験指等が入るのを防止できる寸法(例えば8mm以下)とされるのが好ましい。
図4に示されるように熱感知器100の下面視において、天板62の天板開口部61aの中心とカバー部64の第三孔部64a(図1参照)の中心とは一致している。また図5に示されるように、プロテクタ60における天板開口部61aの中心及び第三孔部64aの中心と、第一孔部31の中心とは、上下方向(矢印Z方向)に延びる直線上に位置し、この直線に沿ってセンサ40が配置される。
図5に示されるように、天板62の内径Di1すなわち天板開口部61aの開口幅は、カバー部64の内径Di2すなわち第三孔部64aの開口幅以下の寸法とされる。また天板開口部61a及び第三孔部64aの各開口幅は、挿通されるセンサ40の先端部の径Dsよりも大きく、好ましくは、ケース蓋30の第一孔部31の開口幅Di0よりも大きい寸法とされる。このような構成により、図4に示されるように熱感知器100の下面視において、プロテクタ60の天板開口部61aを介して、プロテクタ60よりも内側に位置するケース蓋30の中央部30cが熱感知器100の外部から視認可能となっている。
図1及び2に示されるように、プロテクタ60の支柱63は、例えば板状の部材で構成され、複数の支柱63は、隣り合う支柱63間に隙間Gを有して放射状に配置されている。隙間Gは、試験指等が入るのを防止できる寸法(例えば8mm以下)とされるのが好ましい。中央部30cよりも下方に設けられた複数の支柱63及び天板62により、指等からセンサ40の先端部を保護する保護部を構成する。実施の形態1において、支柱63は不透光部材で構成される。図1、5に示されるように、各支柱63は、カバー部64の下面において第三孔部64aの周部から下方へ延びて、天板62の上面における天板開口部61aの周部とつながっている。そして、図3に示されるように、天板62の外径Do1は、放射状に配置された複数の支柱63により形成される外径Do3よりも大きい寸法とされる。このような構成により、図1及び3に示されるように、熱感知器100の複数の支柱63を利用者から見えにくくすることができ、意匠性が向上する。
図5及び6に示されるように、プロテクタ60の天板62、複数の支柱63、及びカバー部64と、中央部30cとにより、プロテクタ60内に、気流の流通空間SPが形成されている。そして、熱感知器100が天井200に設置された状態において、天板開口部61aを介して垂直気流が流通空間SPに流入する。ここで垂直気流とは、天井面201と直角に交わる方向に流れる気流のことをいう。また、支柱63間に形成された隙間Gを介して、水平気流が流通空間SPに流入し、また流通空間SPの気流が熱感知器100の外へ流出する。ここで水平気流とは、天井面201と平行な方向に流れる気流のことをいう。つまり、天板62に設けられた天板開口部61a、及び複数の支柱63間の隙間Gはそれぞれ、プロテクタ60において気流が流通する第二孔部61(図2参照)として機能する。
(ケース蓋30の構成)
図5に示されるように、ケース蓋30に設けられている中央部30cに形成された第一孔部31は、熱感知器100の組み立て時においてセンサ40が挿通できるように、センサ40においてケース蓋30から突出する熱感知部の径Ds以上の大きさを有している。ケース蓋30は、枠部材34を有し、中央部30cの第一孔部31からセンサ40の感熱部41を外側へ露出させつつ基板20の下端を覆う構成とされる。ここで、ケース蓋30の中央部30cとは、具体的には、ケース蓋30において流通空間SPに露出した領域である。図2に示される例では、枠部材34は四角形状を有し、中央部30cは枠部材34の中央に形成されている。なお、ケース蓋30において枠部材34と中央部30cとを別部材で構成してもよい。また、枠部材34は四角形状に限定されない。
尚、ケース蓋30は、感熱部41を外側へ露出させつつ基板20の下端を覆うものであり、ケース蓋30を枠部材34のみで構成し、中央部30cをケース蓋30とは別個に構成してもよい。この場合において、中央部30cは、プロテクタ60のカバー部64と一体的に形成されてもよい。
ケース蓋30は、透光部材で構成されている。第一孔部31は、ケース蓋30の上面から下面に向かって開口幅が次第に大きくなるすり鉢形状を有する。換言すると、第一孔部31では、ケース80の下面における基板20側の面からプロテクタ60側の面に向かって開口幅が次第に大きくなる。尚、本実施例では第一孔部31がすり鉢形状を有するものとして説明したが、第一孔部31の形状はこれに限定されない。中央部30cの上側における第一孔部31の開口幅Di0は、第一孔部31に挿通されるセンサ40の先端部の太さDsよりも大きく、また、プロテクタ60の天板62の内径Di1と同径もしくは内径Di1よりも小さい寸法とされる。
またケース蓋30には、図2に示されるように、熱感知器100の製造時においてケース本体10内に充填剤を注入するための注入口32が形成されている。充填剤については後述する。注入口32は、ケース蓋30の中央に形成された第一孔部31よりも外側に設けられ、図2に示される例ではケース蓋30の四隅に設けられている。なお、注入口32は省略でき、注入口32を省略する場合、充填剤は第一孔部31を介して注入できる。
(基板20)
基板20には各種電子部品が実装されて制御回路が形成されている。図2に示されるように、基板20は、例えば、四角形状のプリント基板で構成される。図2に示される例では、基板20は、上下方向(矢印Z方向)に延びる長辺を有する略長方形状とされ、基板20の両面が前方及び後方を向くようにケース本体10内に配置される。換言すると、基板20は、ケース80の下面すなわちケース蓋30と、基板20の下端すなわち下側の短辺とが対向するように上下方向に配置されている。
このように、ケース本体10内に、基板20が天井面201と略垂直に配置されることにより、従来のように天井面と略平行に配置される場合と比べて、ケース本体10の対角線の長さWを小さく設定することができる。したがって、ケース80の下面を覆うプロテクタ60のカバー部64を従来よりも小さくすることも可能となり、設置面から露出する熱感知器100の大きさを小型化することが容易となる。
図8は、図5のD-D断面を示す断面図である。図5及び図8に示されるように、基板20の前面21において予め決められた位置に、光源50及びセンサ40が半田付けにより取り付けられている。基板20の下端部において左右方向(矢印X方向)の中央には、第一切り欠き部23が形成されている。また、基板20の下端部において左右方向(矢印X方向)の中央から一定の距離Kだけ左側及び右側に離れた各位置に第二切り欠き部24が形成されている。
基板20に形成された制御回路は、センサ40の出力値を受信し、出力値に基づいて周囲温度を判別する。そして、制御回路は、周囲温度が一定温度以上であると判別された場合に、不図示の受信機等へ火災信号を送信するとともに、光源50を点灯又は点滅するように制御する。なお、制御回路は、短時間に設定値以上の温度変化がある場合に、受信機へ火災信号を送信する構成であってもよいし、受信機に温度情報を送信し、受信機で火災判定をする構成であってもよい。
(センサ40)
図5及び6に示されるように、センサ40は、熱を検知する感熱部41を有し、流通空間SPに流入した気流の熱を検知する。感熱部41は、例えば気流から伝わる熱によって抵抗が変化するサーミスタ等で構成され、温度変化を電気信号に変換して出力する。
センサ40は、例えば、感熱部41と、リード線から成る棒状のリード部42と、基板20に取り付けられる2つのピンを有するセンサ基部44と、リード部42とセンサ基部44とを接続する接続部43とにより構成される。感熱部41は、リード部42の先端部に取り付けられており、感熱部41とリード部42とは一体的にコーティングされている。接続部43は、リード部42の基端部とセンサ基部44の2つのピンの先端部とを接続するものであって、樹脂等により被覆されている。そして、センサ基部44の2つのピンが基板20の前面21にそれぞれ半田付けにより固定されて、感熱部41が基板20の制御回路と電気的に接続されている。
感熱部41は、垂直気流の熱を検知するために、流通空間SPにおいて、プロテクタ60の天板開口部61aの中心の直上に配置されている。具体的には、センサ基部44と、センサ基部44に接続されたリード部42とにより、流通空間SPの予め設定された位置に感熱部41が配置される。図5及び6に示される例では、センサ40は、ケース本体10内に上下方向(矢印Z方向)に配置された基板20と平行に配置されている。
上記のように、センサ40は複数の構成部で構成されているので、上下方向においてセンサ40の太さは一定では無く、例えば、接続部43が最も太くなる。そこで、本実施の形態では、センサ40は基板20の第一切り欠き部23に配置される。より具体的には、図5及び6に示されるように、センサ40の接続部43が、基板20の第一切り欠き部23に配置される。このような構成により、太さが一定でないセンサ40が用いられる場合でも、センサ40がセンサ基部44以外の部分で基板20と接触することを回避しつつ、リード部42が上下方向(矢印Z方向)に延びるようにセンサ40を配置することができる。
なお、センサ40は、基板20を下方へ延長した延長線上に位置するように、基板20の前面21において下端にセンサ基部44を固定する構成としてもよい。この場合、基板20の下端とケース蓋30の内面との間にセンサ40の接続部43を配置すればよく、第一切り欠き部23を省略できる。
(光源50)
図9は、図4のC-C断面を示す断面図である。光源50は、例えばLED(Light Emitting Diode)等で構成される。図5、8~9に示されるように、光源50は、発光面51(図9参照)が下を向くように、光源50の上部において基板20の前面21に半田付けされている。光源50は、基板20の前面21において、ケース蓋30の中央部30c側の下端部に実装されているのが好ましい。上下方向(矢印Z方向)において光源50をこのように設けることで、光源50から放射された光が基板20によって遮られることを抑制できる。
図2、5及び8に示される例では、基板20に2つの光源50が実装され、一方の光源50はセンサ40よりも右側に、他方の光源50はセンサ40よりも左側に配置されている。具体的には、図5に示されるように基板20を前方から見た場合に、発光面51の少なくとも一部が、光源50の後方に配置された基板20と重複しないように、光源50の上部が基板20の第二切り欠き部24の周部で基板20の前面21に固定されている。このような構成により、光源50の発光面51から放射された光のうち後方且つ下方へ向かう光の進行が、基板20によって遮られることを抑制でき、第二切り欠き部24を設けない場合と比べてより多くの光を中央部30cへ入射させることができる。
尚、本実施例では、ケース蓋30に設けられている中央部30cを透光部材で構成するものとして説明したが、中央部30cを不透光部材で構成し、光を出射するための透光孔を中央部30cに設ける構成としてもよい。この場合において、第一孔部31を透光孔としてもよいし、あるいは、中央部30cに第一孔部31とは別に透光孔を設けてもよい。
図5に示される例では、左右方向(矢印X方向)において発光面51の中心と第二切り欠き部24の中心とが一致するように、光源50が設けられている。すなわち、センサ40の中心位置と各光源50の中心位置との距離は、第一切り欠き部23の中心と各第二切り欠き部24の中心との距離Kと同一であり、2つの光源50について同じである。左右方向(矢印X方向)における2つの光源50間の距離(2K)は、プロテクタ60のカバー部64の内径Di2すなわち第三孔部64aの開口幅以下であることが好ましい。この場合、第一孔部31を介して、各光源50の光をより視認しやすくすることができる。
さらに、本実施形態では中央部30cが透光部材で構成されているので中央部30cから流通空間SPを介して光を出射することができる。また、本実施例では透光部材で構成された中央部30cにおいて第一孔部31がすり鉢形状とされているので、光源50から出射した光を中央部30cにおいて拡散させることができる。
中央部30cが透光部材で構成される場合には、左右方向(矢印X方向)における2つの光源50間の距離(2K)を、第一孔部31の開口幅Di0よりも長くして2つの光源50の光がケース蓋30に入射するように配置してもよい。これにより、光源50が放射した光のうち特に強度の強い下方へ向かう光を、ケース蓋30の透光部材に入射させ拡散させることができるので、光の方向性を抑制できる。
また、左右方向(矢印X方向)における2つの光源50間の距離(2K)をさらに大きくし、天板開口部61aの開口幅(天板62の内径Di1)よりも大きい寸法としてもよい。これにより、中央部30cにおいて光源50直下の局所的に明るい部分を、天板62によって覆うことができる。
また、基板20の下端部に設けられた光源50が放射する光を、中央部30cのできるだけ広い範囲に入射させるためには、図5に示されるように、基板20の下端と中央部30cとが一定の距離を有していることが好ましい。
(ケース本体10)
図8に示されるように、ケース本体10(図5参照)は、下面が開口した箱形状を有するケース外郭12と、ケース外郭12の内面に形成され、基板20を保持する基板保持部13とを有する。熱感知器100が天井200に設置された状態では、ケース外郭12の外面と、天井200の凹部202の内面とが対向する(図3参照)。
図8に示されるように、基板保持部13は、ケース外郭12の左側壁及び右側壁それぞれの内面に設けられている。ケース外郭12の右側壁に設けられる基板保持部13は、右側壁の内面から突出した前後方向(矢印Y方向)に並ぶ2つの突起部13aと、2つの突起部13a間に形成される溝部13bとにより構成される。ケース外郭12の左側壁に設けられる基板保持部13は、左側壁の内面から突出した前後方向(矢印Y方向)に並ぶ2つの突起部13aと、2つの突起部13a間に形成される溝部13bとにより構成される。各溝部13bの幅は基板20の厚みよりも若干広く、2つの基板保持部13の溝部13bに基板20の右端部及び左端部がそれぞれ嵌合することにより、ケース本体10内において基板20が設定された位置に配置される。
また、図2に示されるように、各基板保持部13において2つの突起部13aはそれぞれ熱感知器100の上下方向(矢印Z方向)に延びており、開口部11を介してケース本体10内に基板20が挿入される際には、基板20のガイドとしても機能する。
図8に示されるように、各溝部13bの前後方向(矢印Y方向)における中心位置(点C1で表される)は、ケース外郭12の前後方向(矢印Y方向)における中心位置(仮想線L1で表される)から、若干後方にずれている。このように基板保持部13を設けることで、ケース本体10内において、仮想線L1で表されるケース外郭12の中心位置よりも若干後方に基板20を配置することができる。したがって、図8に示されるように、基板20の前面21にセンサ40が固定されている場合でも、熱感知器100の前後方向(矢印Y方向)における中心位置に、センサ40を配置することができる。また、センサ40と同じく基板20の前面21に固定された光源50についても、熱感知器100の前後方向(矢印Y方向)における略中心位置に配置することができ、中央部30cから視認することができる。
図示していないが、ケース本体10内の空間には、熱感知器100の製造時に、ケース蓋30の注入口32を介して充填剤が充填されており、充填剤が固まることにより、各種電子部品が実装された基板20とケース本体10とケース蓋30とが固定される。また充填剤が固まることにより、基板20に防水が施される。充填剤には、例えばポリウレタンといった透明又は半透明の、光を透過する部材が用いられる。充填剤は、基板20に実装された光源50が充填剤により覆われるように設けられることが好ましい。これにより、光源50が放射した光を充填剤において拡散させることができ、中央部30cの局所に光が集中して入射することを抑制できる。
図3及び6に基づき、火災時の気流の流れについて説明する。監視空間において火災が発生すると、火元から天井200へ向かって垂直気流が発生し、垂直気流が天井200に達した後は、気流の向きが天井200と平行となり、水平気流として天井200に沿って流れる。もし火元が熱感知器100の真下にある場合には、プロテクタ60の天板62又はカバー部64に垂直気流が到達する。また火元が熱感知器100の真下ではない位置にある場合、火元から上昇した垂直気流は、全て天井200に到達し、天井面201に沿って水平気流として流れて熱感知器100に達し、支柱63の隙間Gから流入する。支柱63の隙間Gから流通空間SPに流入した熱気流は、流通空間SPを通って、別の支柱63間の隙間Gから流出する。
火元からプロテクタ60に到達した熱気流のうち、天板62の中央部に到達した熱気流は、天板開口部61aから流通空間SPに流入し、流通空間SPを通り、別の支柱63間の隙間Gを介して熱感知器100の外へ流出する。またプロテクタ60に到達した熱気流のうち、天板62における天板開口部61aの周部に到着した熱気流は、天板62に沿って流れ、一部は天板開口部61aを介して流通空間SPに流入する。天板開口部61aを介して流通空間SPに流入した熱気流は、流通空間SPを通って、支柱63間の隙間Gから熱感知器100の外へ流出する。天板62に沿って流れた残りの熱気流は、天板62の外周面からカバー部64へ上昇し、支柱63間の隙間Gを介して流通空間SPから流出した熱気流と合流して、天井200を流れる。
火元からプロテクタ60に到達した熱気流のうち、カバー部64に到達した熱気流は、カバー部64に沿って進み、支柱63付近に到達すると、支柱63間の隙間Gを介してプロテクタ60内に流入し、流通空間SPを通って、別の支柱63間の隙間Gから流出する。
流通空間SPの中央部を通過する熱気流から、感熱部41に熱が伝わる。感熱部41に熱が伝わると、リード部42を介して基板20に送られた信号に基づき制御回路が温度変化を検出し、制御回路から不図示の受信機へ火災信号が送信されるとともに、制御回路により光源50が駆動され、発光する。
図10は、図5の熱感知器において光源が発光した状態を示す説明図である。図10中、破線矢印は、光源50が放射した光のうち、中央部30cを介して流通空間SPに出射される光線群の一例を表す。また図10中、一点鎖線矢印は、中央部30cを介して流通空間SPに出射された光のうち、プロテクタ60における保護部の第二孔部61(図2参照)を介して熱感知器100の外へ出射される光線群の一例を表す。
光源50が放射した光は、中央部30cに形成された円形状の第一孔部31を介してプロテクタ60内の流通空間SPに出射され、プロテクタ60において流通空間SPと面した部分を照明する。そして、流通空間SPに出射された光は、プロテクタ60の天板62の中央に形成された円形状の天板開口部61a、及びプロテクタ60の側面に放射状に配置された複数の支柱63間の隙間Gを介して、熱感知器100の外へ出射される。したがって、熱感知器100の中央部30c(図4参照)から光が出射するので、センサ40を中心として利用者がどの方向から見た場合でも、熱感知器100の作動を示す発光を視認することができる。前述したとおり、中央部30cが透光部材で構成される場合、熱感知器100は、第一孔部31を介して光を出射しなくても中央部30cを介して光を出射することができる。また、中央部30cが不透光部材で構成される場合には、中央部30cに設けられた透光孔を介して、利用者は光源50(図10)の発光を視認することができる。
また、中央部30cは透光部材で構成され、第一孔部31はすり鉢形状とされているので、中央部30cにおいて光が出射する表面積を大きくし、熱感知器100を側方(前方、後方、左又は右)から見た場合でも視認し易い構成とされている。また、本実施形態では、中央部30cがケース蓋30に設けられ、ケース蓋30全体が透光部材で構成されることにより、従来のように、ケース蓋30とは別にライトガイドを設ける必要が無い。また、従来のようにL字状のライトガイドにより導光する場合と比べて、光の損失を低減でき、光を高効率に利用できる。
図10中、2つの白抜き矢印E1及びE2はそれぞれ、仰角の異なる利用者の視線を表している。以下、それぞれの場合について、利用者が視認可能な構成部について説明する。以下、白抜き矢印E1で示される仰角を第一仰角といい、白抜き矢印E2で示される仰角を第二仰角と称す。第二仰角は、第一仰角よりも小さい仰角とする。
白抜き矢印E1で示される第一仰角で利用者が熱感知器100を見る場合、プロテクタ60の天板開口部61aを介して、中央部30cを視認でき、出射された光源50の光を確認できる。また、白抜き矢印E2で示される第二仰角で利用者が熱感知器100を見る場合、プロテクタ60の複数の支柱63間の隙間G(図2)を介して、中央部30cを視認できる。この場合において、図10に示されるように利用者が左側から熱感知器100を見上げる場合には、中央部30cにおいてすり鉢形状を有する第一孔部31の右側の内側面を略正面から見ることができ、光を確認できる。
以上のように、実施の形態1において、熱感知器100は、下面に孔部(第一孔部31)が形成されたケース80と、ケース80に収納された基板20と、感熱部41を有するセンサ40と、感熱部41を保護するプロテクタ60と、を備える。センサ40は基板20に取り付けられ、センサ40の感熱部41は、ケース80の第一孔部31を介して露出する。基板20は、ケース80内に上下方向(矢印Z方向)に配置される。センサ40は、基板20と平行に、又は基板20の延長線上に配置される。
これにより、基板20は、ケース80内に上下方向(矢印Z方向)に配置され、センサ40は、基板20と平行に、又は基板20の延長線上に配置されるので、基板20は天井面201に対して略垂直に配置される。したがって、従来のように天井面と平行に基板が配置される場合と比べて、天井面201から露出する熱感知器100の大きさを小型化することが容易となる。
なお、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されず、種々の変更を行うことができる。例えば、ケース外郭12の形状は上記の場合に限定されず、例えば上面を有する円筒形状とすることもできる。また例えば、ケース蓋30全体が透光部材で構成されている場合について説明したが、ケース蓋30における中央部30cのみを透光部材で構成し、ケース蓋30における中央部30c以外の部分を不透光部材で構成してもよい。また、第二孔部61について、天板開口部61aと隙間Gによる構成としたが、これに限定せず、天板開口部61aのみによる構成としてもよいし、隙間Gのみによる構成としてもよい。また、上述した熱感知器100は部屋の側壁に設置することも可能である。この場合、熱感知器100におけるプロテクタ60側すなわちセンサ40の感熱部41側が室内に向くように、熱感知器100が側壁に設置される。この場合においても、基板20は設置面である側壁に対して略垂直に配置されるので、従来のように設置面と平行に基板が配置される場合と比べて、設置面から露出する熱感知器100の大きさを小型化することが容易となる。
実施の形態2.
図11は、実施の形態2に係る熱感知器の外観を示す斜視図である。実施の形態2の熱感知器100は、ケース蓋30に2つの蓋突起部33が設けられ、複数の支柱63の一部を蓋突起部33で構成する点が実施の形態1の場合と異なる。また実施の形態2の熱感知器100は、ケース本体10の左側壁及び右側壁に外側へ延びる帯状のバネ70が設けられている点も、実施の形態1の場合と異なる。なお、バネ70の形状は特にこれに限定されない。
ケース本体10が天井200の凹部202に収容された状態において(図3参照)、ケース本体10に設けられた2つのバネ70が天井200における凹部202の左右の内面を押すので、天井200の凹部202からケース本体10が抜け落ちることを防止できる。
2つの蓋突起部33は、すり鉢形状の第一孔部31の右側と左側とに、プロテクタ60側へ突出して設けられている。より具体的には、2つの蓋突起部33は、基板20に固定された2つの光源50の直下に位置するように、ケース蓋30の前後方向(矢印Y方向)における中心線に沿って設けられている。2つの蓋突起部33を含め、ケース蓋30は透光部材で構成されている。
また、プロテクタ60のカバー部64には、第三孔部64aの右側と左側とに2つの第一貫通孔64bが設けられている。また、プロテクタ60の天板62において、カバー部64の2つの第一貫通孔64bと対向する位置には、2つの第二貫通孔62bが設けられている。ケース蓋30から下方へ延びる2つの蓋突起部33はそれぞれ、プロテクタ60のカバー部64の第一貫通孔64bに挿通され、天板62の第二貫通孔62bを介してプロテクタ60から露出している。つまり、実施の形態2の熱感知器100において、プロテクタ60の支柱は、不透明な支柱63と、透光部材で構成された2つの蓋突起部33とによって構成される。
これにより、ケース蓋30に設けられたI字状の蓋突起部33を介して光源50の光を真下に導き、プロテクタ60から出射させることができるので、従来のようにL字状のライトガイドを用いる場合と比べて、光源50の光を高効率に利用できる。
熱感知器100を設置壁から取り外す際、作業者はプロテクタ60の天板62及び支柱63を持つことがある。そのため、支柱の本数を一定以上とし、プロテクタ60の強度を確保することが好ましい。一方、光源50が発光しているときの熱感知器100の視認性を良くするためには、支柱間の隙間Gの大きさを一定以上とすることが好ましい。実施の形態2の熱感知器100では、支柱の一部を、透光部材で構成された2つの蓋突起部33で構成しているので、支柱の本数を一定以上にして強度を確保しつつ、プロテクタ60内を見易くして視認性を向上させることができる。
10 ケース本体、11 開口部、12 ケース外郭、13 基板保持部、13a 突起部、13b 溝部、20 基板、21 前面、23 第一切り欠き部、24 第二切り欠き部、30 ケース蓋、30c 中央部、31 第一孔部、32 注入口、33 蓋突起部、34 枠部材、40 センサ、41 感熱部、42 リード部、43 接続部、44 センサ基部、50 光源、51 発光面、60 プロテクタ、61 第二孔部、61a 天板開口部、62 天板、62b 第二貫通孔、63 支柱、64 カバー部、64a 第三孔部、64b 第一貫通孔、70 バネ、80 ケース、100 熱感知器、200 天井、201 天井面、202 凹部、Di0 開口幅、Di1 内径、Di2 内径、Do1 外径、Do2 外径、Do3 外径、Ds 径、G 隙間、K 距離、L1 仮想線、SP 流通空間。

Claims (4)

  1. 下面に孔部が形成されたケースと、
    前記ケースに収納された基板と、
    前記基板に取り付けられ、前記ケースの前記孔部を介して露出する感熱部を有するセンサと、
    前記感熱部を保護するプロテクタと、を備え、
    前記基板は、上下方向に配置され、
    前記センサは、前記基板と平行に、又は前記基板の延長線上に配置される
    熱感知器。
  2. 前記基板には、前記センサが配置される切り欠き部が形成されている
    請求項1に記載の熱感知器。
  3. 前記孔部は、前記下面における前記基板側の面から前記プロテクタ側の面に向かって開口幅が次第に大きくなるすり鉢形状を有する
    請求項1又は2に記載の熱感知器。
  4. 前記センサは、前記基板と平行に配置され、
    前記ケースの下面視において、前記センサが前記ケースの中心に位置するように、前記基板は前記ケース内に偏心して配置される
    請求項1~3のいずれか一項に記載の熱感知器。
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