JP2022037858A - ハンドヘルドジンバル、装置、ジンバルシステムおよびクイックリリースアセンブリ - Google Patents

Abstract

【課題】可搬型撮像装置への容易かつ堅牢な取り付けを可能にする。【解決手段】一実施形態によるハンドヘルドジンバルは、ハンドヘルド構造と、該ハンドヘルド構造に動作可能に結合されたジンバル本体と、該ジンバル本体に動作可能に結合されたコネクタアセンブリと、を備える。前記コネクタアセンブリは、電子デバイスを取り外し可能に前記ジンバル本体に取り付けるための１つまたは複数の吸着部材を含み、該吸着部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されるような方向に、前記コネクタアセンブリおよび取り付け構造の少なくとも１つを回転させるように構成される。【選択図】図１Ａ

Description

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本発明は、広くはハンドヘルドジンバルの技術分野に関し、より具体的には、クイックリリースコネクタアセンブリおよびジンバルシステムに関するものである。

ハンドヘルドジンバルは、携帯電話などのさまざまな可搬型撮像装置で使用して、動きのある状態で安定した画像をキャプチャできる。携帯電話のクリップをハンドヘルドジンバルに取り付けて、電話を所定の位置に保持することができる。

通常、携帯電話のクリップはハンドヘルドジンバルから取り外すことはできない。携帯電話をハンドヘルドジンバルに取り付ける場合は、ジンバルの重心が対応する軸上にくるように携帯電話を前後に調整する必要がある。たとえば、ヨーモータに接続されているジンバルの部分の重心はヨー軸上にある必要があり、かつ、ロールモータに接続されているジンバルの部分の重心はロール軸上にある必要がある。

したがって、ユーザが携帯電話をハンドヘルドジンバルに取り付けるたびに、ユーザは、ジンバルの重心が対応する軸上に必ず来るように電話の位置を調整する必要がある。

本開示は、可搬型撮像装置への容易かつ堅牢な取り付けを可能にするハンドヘルドジンバル、装置、ジンバルシステムおよびクイックリリースアセンブリを提供することを主な目的とする。

本発明の第１の態様によれば、ハンドヘルド構造と、前記ハンドヘルド構造と動作可能に結合されたジンバル本体と、前記ジンバル本体に動作可能に結合されたコネクタアセンブリと、を備えるハンドヘルドジンバルが提供される。前記コネクタアセンブリは、電子デバイスを取り外し可能に前記ジンバル本体に取り付けるための１つまたは複数の吸着部材を含み、前記吸着部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されるような方向に、前記コネクタアセンブリおよび取り付け構造の少なくとも１つを回転させるように構成される。

本発明の第２の態様によれば、ハンドヘルドジンバルに負荷を取り付けるための装置が提供される。前記装置は、前記負荷に取り付け可能であり、前記ハンドヘルドジンバルに取り外し可能に前記負荷を取り付けるための１つまたは複数の吸着部材を含む取り付け構造を備え、前記１つまたは複数の吸着部材は、前記ハンドヘルドジンバル上のコネクタアセンブリおよび前記取り付け構造の少なくともいずれかを、前記取り付け構造が前記コネクタアセンブリに結合されるような方向に回転させるように構成される。

本発明の第３の態様によれば、ハンドヘルドジンバルと、電子デバイスを取り外し可能に前記ジンバルジンバルに取り付けるための装置と、を備えるジンバルシステムが提供される。前記ハンドヘルドジンバルは、ハンドヘルド構造と、前記ハンドヘルド構造に動作可能に結合されたジンバル本体と、前記ジンバル本体に動作可能に結合されたコネクタアセンブリと、を含み、前記コネクタアセンブリは、電子デバイスを取り外し可能に前記ジンバル本体に取り付けるための第1セットの吸着部材を含み、前記装置は、前記電子デバイスに取付可能な取り付け構造を含み、前記取り付け構造は、前記電子デバイスを取り外し可能に前記ハンドヘルドジンバルに取り付けるための第２セットの吸着部材を含み、前記第1セットの吸着部材は、前記第２セットの吸着部材に取り付けるように構成され、前記第1セットの吸着部材および前記第２セットの吸着部材は、前記取り付け構造が前記コネクタアセンブリに結合されるような方向に、前記コネクタアセンブリおよび前記取り付け構造の少なくとも１つを回転させるように構成される。

本発明の第４の態様によれば、コネクタアセンブリと、回転機構と、取り付け構造と、を備えるクイックリリースアセンブリが提供される。前記コネクタアセンブリは、第１装置と動作可能に結合され、第１セットの吸着部材を含み、前記回転機構は、前記コネクタアセンブリと動作可能に結合され、前記コネクタアセンブリを回転させるように構成され、前記取り付け構造は、第２装置に取り付け可能で、前記第２装置を前記第１装置に取り外し可能に取り付けるための第２セットの吸着部材を含み、前記第１セットの吸着部材は、前記第２セットの引力部材に取り付けられるように構成され、前記第１セットの吸着部材および前記第２セットの吸着部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されるような方向に前記コネクタアセンブリを回転させるように構成される。

本発明の第５の態様によれば、コネクタアセンブリと、取り付け構造とを備えるクイックリリースアセンブリが提供される。前記コネクタアセンブリは、第１装置と動作可能に結合され、第１セットの吸着部材を含み、前記取り付け構造は、第２装置に取り付け可能であって、前記第２装置を前記第１装置に取り外し可能に取り付けるための第２セットの吸着部材を含み、 前記第１セットの吸着部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されるように、前記第２セットの吸着部材に取り付けるように構成される。

上述の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方は、例示的かつ説明的なものにすぎず、特許請求の範囲に規定されるような本発明を限定するものではないことを理解されたい。本発明の他の特徴および利点は、明細書、特許請求の範囲、および添付の図を検討することによって明らかになるであろう。

本開示によれば、可搬型撮像装置への容易かつ堅牢な取り付けを可能にするハンドヘルドジンバル、装置、ジンバルシステムおよびクイックリリースアセンブリが提供される。

本開示の一実施形態による、ハンドヘルドジンバル用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の一実施形態による、ハンドヘルドジンバル用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の一実施形態による、ハンドヘルドジンバル用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、例示的なコネクタアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、例示的な取り付け構造の背面を示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、例示的な取り付け構造の上面を示す概略図の一例である。 本開示の一実施形態による、例示的なコネクタアセンブリの構成要素を示す概略図の一例である。 本開示の一実施形態による、例示的なコネクタアセンブリの構成要素を示す概略図の一例である。 本開示の一実施形態による、例示的なコネクタアセンブリの構成要素を示す概略図の一例である。 本開示の一実施形態による、例示的なコネクタアセンブリの構成要素を示す概略図の一例である。 本開示の一実施形態による、例示的なコネクタアセンブリの構成要素を示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、携帯電話の例示的な取り付け構造を示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、例示的なカメラアダプタを示す概略図の一例である。 本開示のいくつかの実施形態による、例示的なハンドヘルドジンバルを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、例示的なジンバルシステムを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、リモートコントローラ用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、リモートコントローラ用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、リモートコントローラ用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、リモートコントローラ用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、三脚ヘッドの例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、三脚ヘッドの例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、三脚ハンドル用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、三脚ハンドル用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、延長ロッドのための例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、延長ロッドのための例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、延長ロッドのための例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。 本開示の実施形態による、延長ロッドのための例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の一例である。

以下、本発明の実施の形態のいくつかについて図面を参照しながら説明する。図面において同一または対応する要素・部材には同一の参照符号を付し、その重複説明は適宜省略する。

いくつかの例示的な実施形態が本明細書で説明されているが、修正、適合、および他の実装が可能である。例えば、置換、追加、または修正は、図面に示されている構成要素に対して行われ得る。したがって、以下の詳細な説明は、開示された実施形態および実施例に限定されない。代わりに、適切な範囲は、添付のクレームによって定義される。

また、図中の各部材の形状・サイズについては、説明を容易にするため、適宜に拡大・縮小・省略がなされ、このために現実の縮尺・比率とは合致していない場合がある。

また、以下で使用される「第１」、「第２」などのような序数を表す用語は、同一又は相応する構成要素を区別するための識別記号に過ぎなく、同一又は相応する構成要素が、こらの「第１」、「第２」などの用語によって何らの限定も受けるものではない。

また、用語「結合」は、各構成要素間の接触関係において、各構成要素間で物理的に直接接触される場合だけを意味するのではなく、他の構成が各構成要素間に介在され、その他の構成に構成要素がそれぞれ接触されている場合まで含む概念である。

本明細書で使用される場合、第１構成要素（またはユニット、要素、部材、部品、部品）が、第２構成要素に、または第２構成要素とともに「結合」、「取り付け」、「固定」、「固定」と呼ばれる場合、第１構成要素は、第２構成要素に直接結合、取り付け、固定、または固定され得るか、または別の中間構成要素を介して第２構成要素に間接的に結合、取り付け、または固定され得る。「結合」、「マウント」、「固定」、および「固定」という用語は、必ずしも第１コンポーネントが第２コンポーネントと永続的に結合されていることを意味するわけではない。これらの用語が使用される場合、第１構成要素は、第２構成要素と取り外し可能に結合され得る。第１構成要素が第２構成要素に「接続されている」と呼ばれる場合、第１構成要素は、第２構成要素に直接接続され得るか、または中間構成要素を介して第２構成要素に間接的に接続され得ることが意図される。接続には、機械的接続および電気的接続の少なくともいずれかが含まれる場合がある。接続は永続的または取り外し可能です。電気接続は有線または無線で行うことができる。第１コンポーネントが第２コンポーネントで「配置」、「配置」、または「提供」と呼ばれる場合、第１コンポーネントは、第２コンポーネントに直接配置、配置、または提供されるか、間接的に配置、配置、または提供される。中間コンポーネントを介して２番目のコンポーネントに提供される。第１構成要素が第２構成要素において「処分」、「配置」、または「提供」と呼ばれる場合、第１構成要素は、第２構成要素内、内部、または内部に部分的または全体的に配置、配置、または提供され得る。「垂直」、「水平」、「垂直」、「左」、「右」、「上」、「上向き」、「上向き」、「下向き」、「下向き」、「下向き」などの表現が使用されているが、ここでは、相対的な位置関係を説明することのみを目的とする。したがって、紙面の上下方向に即してそれぞれ「上」「下」の用語を便宜的に用いるために、重力加速度の方向と一致しない場合がある点に留意されたい。また、「実質的に」の用語は、測定誤差をも含む趣旨で使用される。

ハンドヘルドジンバルは、画像やビデオをキャプチャするために荷物（携帯電話やカメラなど）を保持する場合がある。ハンドヘルドジンバルは、負荷位置を調整し（たとえば、負荷の高さ、角度、および向きの少なくともいずれかを変更する）、特定の位置を維持するように負荷を安定させるよう構成することができる。たとえば、携帯電話をハンドヘルドジンバルに取り付けることができる。携帯電話をハンドヘルドジンバルに取り付けた後、カメラが他の構造物によって遮られないように、携帯電話のカメラをジンバルに対して特定の方向に向ける必要がある。一般的に、ジンバルの電源が入っているときは、ジンバルフレームなどのジンバルの他の構造がカメラに写らないように携帯電話のカメラを調整する必要がある。また、ジンバルの重心がジンバルモータの適切な軸上に来るように携帯電話を調整する必要もある。したがって、負荷ホルダはハンドヘルドジンバルから取り外し可能であり、ユーザが負荷をジンバルから取り外すときに負荷と負荷ホルダとの間の接続を維持し、電話がハンドヘルドジンバルに取り付けられるたびに電話の位置を繰り返し調整することを回避できることが望ましい。

本開示の実施形態に対応して、磁石ベースのクイックリリースアセンブリおよびジンバルシステムが提供される。ハンドヘルドジンバルには、荷物（携帯電話やカメラなど）に取り付け可能な取り付け構造に取り付けるためのコネクタアセンブリが用意されている。コネクタアセンブリおよび取り付け構造はそれぞれ、磁石などの１つまたは複数の吸着部材を含む。コネクタアセンブリ上の吸着部材は、取り付け構造上の吸着部材（例えば、磁石）を引き付けるように構成される。コネクタアセンブリおよび取り付け構造上の吸着部材はまた、コネクタアセンブリおよび取り付け構造の少なくともいずれかを、コネクタアセンブリが取り付け構造に結合されるような方向に回転させることができる。

本開示に記載された実施形態は、負荷を保持する取り付け構造がハンドヘルドジンバルから取り外し可能であり、最小限のユーザ操作でハンドヘルドジンバルに迅速に取り付けることを可能にする。例えば、本開示で説明される実施形態は、負荷が、プリセットされた方向でハンドヘルドジンバルのプリセットされた位置に取り付けられることを可能にする。

いくつかの実施形態では、ハンドヘルドジンバルは、負荷の姿勢を検出するために使用される慣性測定ユニット（inertial measurement unit；以下、適宜「ＩＭＵ」と称する。）を含む。ＩＭＵおよび吸着部材は、電気モータの固定子または回転子に設けることができる。いくつかの実施形態では、ＩＭＵは、コネクタアセンブリと取り付け構造との間の通信またはハンドヘルドジンバルのコントローラとの無線通信接続を介してハンドヘルドジンバルのコントローラと通信するために、負荷に取り付けられた取り付け構造で提供され得る。

いくつかの実施形態では、取り付け構造がハンドヘルドジンバルから分離されている場合、ハンドヘルドジンバルは、スリープモードに入るか、電源を切るか、または電気モータの低出力を維持することができる。取り付け構造がハンドヘルドジンバルに再取り付けされると、コネクタアセンブリの吸着部材と取り付け構造との間の吸着力が、コネクタアセンブリの吸着部材に接続されたモータの出力よりも大きくなる可能性があるため、コネクタアセンブリの吸着部材は、回転を実行して、ロードコネクタとハンドヘルドジンバルの取り付け位置を修正できる。
（１）ハンドヘルドジンバル

図１Ａは、本開示の一実施形態による、例示的なハンドヘルドジンバル１００を示す概略図の一例である。ハンドヘルドジンバル１００は、ジンバル本体１１０と、ジンバル本体１１０と動作可能に結合されたハンドヘルド構造１２０とを含む。ジンバル本体１１０は、コネクタアセンブリ１３０と動作可能に結合されている。負荷（例えば、電子デバイス）は、コネクタアセンブリ１３０を介してジンバル本体１１０に取り外し可能に取り付けられる。ジンバル本体１１０は、１つまたは複数のフレーム構成要素１１１および１１２を含む。ジンバル本体１１０は、フレーム構成要素を駆動して、ピッチ軸、ロール軸、およびヨー軸などの１つまたは複数の軸上を移動させるための１つまたは複数の電気モータ１１３および１１４をさらに含む。例えば、電気モータ１１３は、フレーム構成要素１１１を駆動してヨー軸の周りを回転させることができ、電気モータ１１４は、フレーム構成要素１１２を駆動してピッチ軸またはロール軸の周りを回転させることができる。ジンバル本体１１０は、図１Ａとは異なるいくつかのフレーム構成要素および電気モータを含み得る。

電気モータ１１３および１１４はそれぞれ、フレーム構成要素の位置または回転を感知するために使用される１つまたは複数の磁石センサを含み得る。例えば、電気モータ１１３は、フレーム構成要素１１１の位置または回転を検出するための磁石センサを含み得、電気モータ１１４は、フレーム構成要素１１２の位置または回転を検出するための別の磁石センサを含み得る。いくつかの実施形態では、磁石センサは、ホール効果センサであり得る。ホール効果センサは、ソリッドステート磁気センサデバイスであり、位置、速度および方向移動の少なくともいずれかを感知するために使用できる。ホール効果センサは、非接触の摩耗のない操作、メンテナンスの手間、堅牢な設計、堅牢なパッケージングの結果としての振動、ほこり、湿気に対する感受性の低さなどの利点を提供する。

コネクタアセンブリ１３０は、ジンバル本体１１０に負荷（例えば、電子デバイス）を取り外し可能に取り付けるための１つまたは複数の吸着部材を含む。例えば、吸着部材は、磁石、鉄、または両方の組み合わせを含むことができる。電子デバイスは、携帯電話、カメラ、可搬型電子デバイス（例えば、タブレット）などであり得る。いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ１３０は、電気モータ１１４などの電気モータの１つと動作可能に結合され得る。いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ１３０と結合された電気モータ１１４は、ロールモータであり得る。コネクタアセンブリ１３０は、負荷がハンドヘルドジンバルに取り付けられたときに回転するようにロールモータによって駆動され得る。ロールモータは、固定子および回転子を含み得、コネクタアセンブリ１３０は、ロールモータの回転子に動作可能に接続され得る。電気モータ１１４は、コネクタアセンブリ１３０を駆動して、特定の方向に移動または回転させることができる。いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ１３０は、ジンバルの回転軸などの回転機構に接続されている。いくつかの実施形態では、回転機構は、水平撮影と垂直撮影とを切り替えるためのモータ、または、水平撮影および垂直撮影を切り替えるための非モータ回転機構を含み得る。

いくつかの実施形態では、ジンバル本体１１０は、ハンドヘルド構造１２０に対して回転可能であり、ハンドヘルドジンバル１００を折り畳み状態と使用状態との間で切り替えるようにすることができる。ハンドヘルドジンバル１００が折り畳まれた状態にあるとき、１つまたは複数の吸着部材は、ハンドヘルド構造１２０と、コネクタアセンブリ１３０と結合された電気モータとの間に配置され得る。

図１Ａに示されるように、ハンドヘルド構造１２０は、フレーム構成要素の動きを制御するためのジョイスティック１１６を含み得、例えば、ジョイスティック１１６をトグルすることによって、ハンドヘルドジンバル１００のフレーム構成要素の１つをそれぞれのフレーム構成要素に対応する方向に回転させる。ハンドヘルド構造１２０はまた、ハンドヘルドジンバル１００の電源をオン／オフし、水平撮影モードまたは垂直撮影モードなどの動作モードを選択するための電源／モードボタン１１７を含み得る。ハンドヘルド構造１２０は、記録を開始または停止するため、またはハンドヘルドジンバルに取り付けられた電子デバイスによって写真を撮るためのシャッター／記録ボタン１１８をさらに含み得る。

図１Ａに示されるハンドヘルドジンバル１００は、例示的なものであり、ハンドヘルドジンバルは、本開示の精神から逸脱することなく、図１Ａに示されるハンドヘルドジンバル１００よりも多い構成要素または少ない構成要素を含み得る。例えば、ハンドヘルドジンバルは、フレーム構成要素と、フレーム構成要素を駆動してヨー軸、ピッチ軸、およびロール軸の周りを回転させるように構成された電気モータを含む３軸ジンバルであり得る。別の例として、ジンバル本体は、電子デバイスの実際の姿勢を決定するための慣性測定ユニット（ＩＭＵ）を含み得る。ジンバル本体はまた、電子デバイスのズームをもたらすことができる操作ボタン、およびハンドヘルドジンバルおよび電子デバイスの充電を可能にする電気的インターフェースを含み得る。ハンドヘルド構造はまた、ハンドヘルドジンバルまたは携帯電話の状態を表示するための表示画面を含み得る。

図１Ｂは、本開示の一実施形態による、例示的な携帯電話ホルダ２００を示す概略図の一例である。本開示では、携帯電話ホルダ２００は、取り付け構造とも呼ばれる。携帯電話ホルダ２００は、携帯電話に取り外し可能に取り付けることができる。携帯電話ホルダ２００は、ハンドヘルドジンバルのコネクタアセンブリ１３０内の磁石に取り付けるように構成された１つまたは複数の吸着部材（例えば、磁石、鉄）を含む中央部分２１０を含む。中央部分２１０は、図１Ｂでは円形で示されている。図１Ｂに示されるように、中央部分２１０は、本開示の精神から逸脱しない任意の他の形状（例えば、長方形、正方形、六角形）であり得る。携帯電話ホルダ２００はまた、携帯電話を保持するためのクランプ部分２２１および２２２を含む。クランプ部分２２１および２２２は、携帯電話を携帯電話ホルダ２００内に配置するために外側に引っ張ることができ、電話を所定の位置に保持するために解放することができる。
（２）ジンバルシステム

図１Ｃは、本開示の一実施形態による、例示的なジンバルシステム３００を示す概略図の一例である。ジンバルシステム３００は、ハンドヘルドジンバル１００およびハンドヘルドジンバルに取り付けられた携帯電話ホルダ２００を含む。携帯電話ホルダ２００の取り付け構造がハンドヘルドジンバル１００のコネクタアセンブリ１３０の近くにあるとき、コネクタアセンブリ１３０上の磁石は、磁石の吸着力によってコネクタアセンブリを正しい位置に自動的に案内することができる。さらに、ユーザが取り付け構造をコネクタアセンブリ１３０の近くに保持するとき、取り付け構造およびコネクタアセンブリ１３０上の磁石は、取り付け構造およびコネクタアセンブリ１３０の正しい吸着力を促進するためのガイド力を提供し得、そして自動的にコネクタアセンブリ１３０が取り付け構造にしっかりと接続されるように、取り付け構造およびコネクタアセンブリ１３０の位置および方向を修正する。磁気結合により、ハンドヘルドジンバル１００および携帯電話ホルダ２００のクイックリリースおよび取り付けが実現される。磁気結合はまた、写真またはビデオ撮影に適した事前設定された位置でのハンドヘルドジンバル１００および携帯電話ホルダ２００の結合を容易にする。
（３）クイックリリースアセンブリ

図２は、本開示の実施形態による、例示的なクイックリリースアセンブリ４００を示す概略図である。クイックリリースアセンブリは、コネクタアセンブリ４１０および取り付け構造４２０を含む。コネクタアセンブリ４１０は、ハンドヘルドジンバルなどの第１装置と動作可能に結合され、取り付け構造４２０は、電子デバイスなどの第２装置に取り付け可能である。いくつかの実施形態では、取り付け構造４２０は、第２装置に取り外し可能に取り付けることができる。コネクタアセンブリ４１０は、第１セットの吸着部材（例えば、磁石、鉄）を含み、取り付け構造４２０は、第２セットの吸着部材（例えば、磁石、鉄）を含む。第１セットの吸着部材は、コネクタアセンブリ４１０が取り付け構造４２０に結合されるように、磁気吸着力によって第２セットの吸着部材に取り付けるように構成される。コネクタアセンブリ４１０は、力を加えて第１セットの吸着部材を第２セットの吸着部材から分離することによって、取り付け構造４２０から取り外すことができる。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、コネクタアセンブリを、第１セットの吸着部材が第２セットの吸着部材を引き付ける位置に配置される方向に回転させる電気モータ（例えば、ロールモータ、ピッチモータ、またはコネクタアセンブリの近くに配置されたモータ）に接続することができる。いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、遠隔コントローラ、三脚ヘッド、または他のデバイスと動作可能に結合され得、取り付け構造４２０は、負荷とデバイスとの間で迅速な解放結合を達成するために、負荷に取り外し可能に取り付け可能であり得る。いくつかの実施形態では、同じコネクタアセンブリ４１０は、クイックリリース接続を介して様々なデバイスに取り付けることができ、取り付け構造４２０は、各様々なデバイスに提供され得る。いくつかの実施形態では、同じ取り付け構造４２０は、クイックリリース接続を介して様々なデバイスに取り付けることができ、コネクタアセンブリ４１０は、各様々なデバイスに提供され得る。

いくつかの実施形態では、第１装置はリモートコントローラを含み、第２装置は負荷を含む。例えば、リモートコントローラは、リモートコントローラに設けられたコネクタアセンブリ４１０を動かすための電気モータを含み得る。別の例として、リモートコントローラは電気モータを含まなくてもよく、吸着部材は、負荷に設けられた取り付け構造４２０を回転させて、事前設定された位置でリモートコントローラのコネクタアセンブリ４１０に結合させてもよい。いくつかの実施形態では、第１装置は三脚を含み、第２装置は手持ち式ジンバルを含む。例えば、三脚は、三脚に設けられたコネクタアセンブリ４１０を動かすための電気モータを含み得る。別の例として、三脚は電気モータを含まなくてもよく、吸着部材は、ハンドヘルドジンバルに設けられた取り付け構造４２０を回転させて、事前設定された位置で三脚のコネクタアセンブリ４１０に結合させてもよい。

いくつかの実施形態では、第１装置は手持ち式ジンバルを含み、第２装置は三脚を含む。例えば、ハンドヘルドジンバルは、ハンドヘルドジンバルに設けられたコネクタアセンブリ４１０を動かすための電気モータ（例えば、ヨーモータまたはハンドヘルドジンバルに取り付けられた負荷から離れて配置された電気モータ）を含み得る。別の例として、吸着部材は、三脚に設けられた取り付け構造４２０を回転させて、事前設定された位置でハンドヘルドジンバル上のコネクタアセンブリ４１０に結合させることができる。いくつかの実施形態では、第１装置は可動物体を含み、第２装置は負荷を含む。可動物体は、無人機、無人車両、無人ボート、ウェアラブルデバイスなどを含み得、負荷は、ジンバル、撮像装置、測距デバイス、マイクロフォン、および他の電子デバイスの少なくともいずれかを含む。

いくつかの実施形態では、クイックリリースアセンブリ４００は、回転機構を含む。回転機構は、第１装置に設けられ得、コネクタアセンブリ４１０は、回転機構に動作可能に接続され得る。回転機構は、モータベースの回転機構または非モータベースの回転機構であり得る。回転機構の設計により、第１装置が第２装置に接続されると、コネクタアセンブリおよび取り付け構造上の吸着部材により、回転機構が第１装置の本体に対して回転し、その結果、取り付けが可能になる。（例えば、取り付け構造４２０およびコネクタアセンブリ４１０が固有の接続位置を有する必要がある場合）構造４２０およびコネクタアセンブリ４１０は、事前設定された位置で接続することができる。

いくつかの実施形態では、回転機構の回転は、磁力以外の手段によっても達成することができる。例えば、第１装置が装置に接続されている場合、回転機構に対する取り付け構造４２０の位置をセンサによって検出することができ、センサは、回転機構に信号を送信することによって回転機構の回転をトリガーすることができる。

いくつかの実施形態では、クイックリリースアセンブリ４００が回転機構を含む場合、コネクタアセンブリ４１０および取り付け構造４２０は、吸着部材を含まなくてもよく、それらは、機械的構造（例えば、クランプ、ピン、アリ溝）によって接続およびロックされ得る。溝など）。したがって、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間の接続位置合わせは、機械的接続およびトリガー信号によって達成され得る。

いくつかの実施形態では、クイックリリースアセンブリ４００は、回転機構を含まなくてもよく、第１装置と第２装置との間のクイックリリース接続は、吸着部材間の磁気吸着力によって実現され得る。例えば、第１装置は、空中プラットフォーム、車載プラットフォーム、またはハンドヘルドプラットフォームに設置することができるジンバルであり得る。第２装置は、ジンバルと負荷との間の磁気クイックリリース接続を介してジンバルに接続される負荷であり得る。ジンバルと負荷との間のクイックリリース接続により、負荷は空中プラットフォーム、車両プラットフォーム、またはハンドヘルドプラットフォームの間で切り替えることができる。

いくつかの実施形態では、クイックリリースアセンブリ４００は、回転機構を含まなくてもよく、第１装置は、特殊効果を達成するために、磁気クイックリリース接続を介して複数の第２装置に接続され得る。例えば、ジンバルは、磁気クイックリリースを介して複数の負荷に接続することができ、異なる負荷を協調させて、可視光カメラおよび不可視光カメラによる画像化、または撮像装置およびマイクによるオーディオおよびビデオ記録などの対応する効果を達成することができる。第１装置および第２装置の具体的タイプは、上記の説明に限定されず、当業者によって知られている他のタイプのデバイスを含むことができる。

コネクタアセンブリ４１０および取り付け構造４２０内の吸着部材は、１つまたは複数の片面単極磁石および片面双極磁石の少なくともいずれかを含むことができる。磁石には通常、Ｎ極とＳ極の２つの磁極がある。磁石のために選択された金属は、軟磁性材料であり得る。一般に、極の異なる２つの磁石が互いに引き付けられる。片側単極磁化の場合、磁石が軸方向に磁化されると、磁石の片側がＮ極になり、磁石の反対側がＳ極になる。Ｓ極とＮ極は通常、片面単極磁石の両端にある。片側双極磁化の場合、１つの磁石は、内輪と外輪で構成される同心円など、同じ表面上で２つの極に分割される。軸の磁化後に、片側は内輪がＮ極、外輪がＳ極、反対側は内輪がＳ極、外輪がＮ極になる。

磁石の磁気誘導曲線または磁束線は、Ｎ極からＳ極に伝達される。単段磁石の誘導曲線の経路はより広く、影響範囲が大きいため、片面双極磁石の磁気回路は片面単極磁石よりも収束する。また、遠方の吸着力物（磁石、鉄、鋼等）に対する片面双極磁石の吸着力は片面単極磁石よりも小さく、近距離の鉄に対する片面双極磁石の吸着力は、片面単極磁石よりも大きい。

図３Ａは、本開示の実施形態による、例示的なコネクタアセンブリ４１０をより詳細に示す概略図である。コネクタアセンブリ４１０は、ハンドヘルドジンバルなどのデバイスに固定的に結合することができる。図３Ａに示すように、コネクタアセンブリ４１０は、２つの片面単極磁石４１１、片面双極磁石４１２、位置決め構造４１３、および金属片４１４を含み得る。片面単極磁石４１１のそれぞれは、片面単極磁石の両端に配置されたＮ極およびＳ極を含む。片面双極磁石４１２は、片面双極磁石の内輪に配置されたＮ極と、片面双極磁石の外輪に配置されたＳ極とを含む。内輪と外輪の面積は同じで、片面双極磁石のＳ極とＮ極で発生する吸着力が均等になる。位置決め構造４１３は、コネクタアセンブリ４１０が誤った位置で取り付け構造４２０に取り付けられないように、取り付け構造４２０上の対応する構造に適合するように構成される。金属片４１４は、磁石４１１および４１２に結合されて、磁気回路の漏れを低減し、それにより、ハンドヘルドジンバルの内部磁気センサ（例えば、ホール効果センサ）への干渉を低減する。いくつかの実施形態では、金属片４１４は、薄い金属シートであり得る。

図３Ａに示されるように、第１片面単極磁石の磁極は、第２片面単極磁石の磁極と反対の方向を有する。図３Ａに示されるように、片面双極磁石４１２および２つの片面単極磁石４１１の中心は、三角分布され得る。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、片面単極磁石４１１によって磁化された磁気ヨーク部材（例えば、鉄、鋼など）をさらに含み、磁気ヨーク部材および片面単極磁石４１１は、取り付け構造４２０上の１つまたは複数の吸着部材を引き付ける。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、磁石４１１および４１２に取り付けられた摩擦部材をさらに含み得る。他の実施形態では、摩擦部材は、取り付け構造４２０に取り付けられる。摩擦部材は、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間に配置することができる。摩擦部材を使用して、コネクタアセンブリ４１０と、コネクタアセンブリ４１０が結合されているデバイス（ハンドヘルドジンバルなど）との間の摩擦を増加させることができる。摩擦が増加すると、摩擦部材は、コネクタアセンブリ４１０がデバイスの表面上を移動することを防ぎ、負荷をさらに安定させ、負荷との揺れの問題を回避する。いくつかの実施形態では、摩擦部材は、シリコーンリングなどのシリコーン成分を含み得る。いくつかの実施形態では、摩擦部材は、磁石４１１および４１２の周囲に配置することができる。他の実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、負荷の安定化を容易にするために傾斜面または弾性構造を含み得る。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、１つまたは複数の片面単極磁石を含み得、片面双極磁石を含まない場合がある。他の実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、１つまたは複数の片面双極磁石を含むことができ、片面単極磁石を含まないことができる。図３Ａに示される実施形態などの他の実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、片面単極磁石および片面双極磁石の両方を含み得る。片面単極磁石および片面双極磁石におけるＳ極およびＮ極の配置は、本開示の範囲から逸脱することなく、図３Ａに示す実施形態とは異なる場合がある。たとえば、片面双極磁石の内輪をＳ極にすることができ、片面双極磁石の外輪をＮ極にすることができる。別の例として、片面単極磁石のＳ極とＮ極の配置を逆にすることができる。例えば、第１片面単極磁石の磁極は、第２片面単極磁石の磁極と反対の方向を有する。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、１つの片面単極磁石と、１つの片面単極磁石によって磁化された１つまたは複数の磁気ヨーク部材とを含み得る。片面単極磁石および磁気ヨーク部材は、取り付け構造４２０上の吸着部材を引き付けることができる。図４Ａは、本開示の実施形態による、コネクタアセンブリ４１０内の片面単極磁石４１１を示す。図４Ａに示されるように、コネクタアセンブリ４１０は、片面単極磁石４１１によって磁化される２つの磁気ヨーク部材４１５をさらに含む。片面単極磁石４１１および磁気ヨーク部材４１５は、取り付け構造４２０上の吸着部材を引き付けることができる。

図４Ｂは、本開示の実施形態による、コネクタアセンブリ４１０内の２つの片面双極磁石の様々な配置を示す。図４Ｂの左上に示されているように、コネクタアセンブリ４１０は、位置決め構造４１３を含み得、第１片面単極磁石の磁極は、第２片面単極磁石の磁極と同じ方向を有し得る。この例では、位置決め構造４１３および同じ磁極方向を有する２つの片面単極磁石４１１は、事前設定された位置で取り付け構造４２０内の磁石を引き付けるように動作することができる。図４Ｂに示されるように、コネクタアセンブリ４１０は、位置決め構造４１３を含み得、第１片面単極磁石の磁極は、第２片面単極磁石の磁極と反対の方向を有し得る。この例では、位置決め構造４１３および反対の磁極方向を有する２つの片面単極磁石４１１は、事前設定された位置で取り付け構造４２０内の磁石を引き付けるように動作することができる。図４Ｂの右下に示すように、コネクタアセンブリ４１０は、位置決め構造４１３を含まなくてもよく、第１片面単極磁石の磁極は、第２片面単極磁石の磁極と反対の方向を有し得る。この例では、反対の磁極方向を有する２つの片面単極磁石４１１は、事前設定された位置で取り付け構造４２０内の磁石を引き付けるように動作することができる。

図４Ｂの右上に示すように、コネクタアセンブリ４１０は、位置決め構造４１３を含まなくてもよく、第１片面単極磁石の磁極は、第２片面単極磁石の磁極と同じ方向を有し得る。この例では、同じ磁極方向を有する２つの片面単極磁石４１１は、事前設定された位置とは異なる位置で、取り付け構造４２０内の磁石を引き付けることができる。このように、図４Ｂの右上に示される磁気レイアウトは、図４Ａに示される他の例と比較して、好ましいレイアウトではない可能性がある。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、コネクタアセンブリ４１０を、取り付け構造４２０の対応する吸着部材（例えば、磁石）に接続するための２つ以上の位置で吸着力が生成されるように、２つ以上の位置に吸着部材（例えば、磁石）を含み得る。吸着力はまた、コネクタアセンブリ４１０を特定の方向に回転させて、取り付け構造４２０上の対応する吸着部材（例えば、磁石）に接続させることができる。いくつかの実施形態では、吸着力は、コネクタアセンブリ４１０上の３つの位置にある吸着部材（例えば、磁石）によって生成され得、そして３つの位置は、コネクタアセンブリ４１０の表面上に三角分布され得る。いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリが３つ以上の誘引部材を含む場合、３つ以上の誘引部材は、線形に、平面アレイに、円形に、または任意の形状に配置することができる。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０に片面双極磁石を含めることが有利であり得る。片面双極磁石の磁気回路収束特性により、携帯電話のコンパスへの影響を低減できる。さらに、片面双極磁石は同一平面内に２つの極を有するため、その磁気回路の自己収束により、コネクタアセンブリ４１０と近くの取り付け構造４２０との間の位置決め力を改善し、ミスアライメントを防ぐことができる。

いくつかの実施形態では、片面双極磁石は、図３Ａに示される内輪および外輪のレイアウトとは異なる磁極のレイアウトを含み得る。例えば、片面双極磁石は、片面双極磁石の側面に配置されたＳ極およびＮ極を有し得、ここで、Ｓ極およびＮ極は、側面の両端に配置される。図４Ｃに示されるように、片面双極磁石４１２は、片面双極磁石の片側の両端に配置されたＳ極およびＮ極を含み得る。

いくつかの実施形態では、磁石４１１および４１２は、ハンドヘルドジンバル内の磁気センサの上に配置することができる。収束磁気回路は外部への影響が少ないため、ホール効果センサなどの磁気センサを磁場の低エネルギー位置に配置して、ジンバル空間を最大限に活用することができる。いくつかの実施形態では、磁気センサは、片面双極磁石の磁気回路収束特性を利用して、片面双極磁石４１２の下に配置することができる。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、取り付け構造４２０上の対応する位置決め構造と適合するように構成された、位置決め構造４１３などの位置決め構造を含むことができる。例えば、位置決め構造は、取り付け構造４２０の凹状構造と結合するように構成された凸状構造を含み得る。別の例として、位置決め構造は、取り付け構造４２０上の傾斜面と一致するように構成された傾斜面を含み得る。別の例として、位置決め構造は、取り付け構造４２０上の対応する位置決め構造の形状と一致することができ、位置決め構造の形状は、非円形であり得る。コネクタアセンブリ４１０上の位置決め構造は、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間のカップリングの正しい位置での位置合わせを容易にする。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、取り付け構造４２０内の第２電気的インターフェースに電気的に接続するように構成された第１電気的インターフェースを含み得る。図４Ｄに示されるように、コネクタアセンブリ４１０は、電気的インターフェース４１６を含み得る。いくつかの実施形態では、電気的インターフェース４１６は、吸着部材（例えば、磁石）を配置するためにコネクタアセンブリ上に十分なスペースが残されるように、コネクタアセンブリ４１０の縁の近くに配置され得る。磁石４１１および４１２は、第１電気的インターフェースまたは第２電気的インターフェースのうちの少なくとも１つを、第１電気的インターフェースが第２電気的インターフェースに結合されるような方向に回転させるように構成され得る。第１電気的インターフェースは、第２電気的インターフェースから取り外し可能であり得る。電子機器またはハンドヘルドジンバルのバッテリ電力は、第１電気的インターフェースおよび第２電気的インターフェースを介して充電することができる。取り付け構造４２０と負荷との間の電気的接続は、図３Ｂに関連して後に説明される。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、取り付け構造４２０内の第２通信インターフェースと通信するように構成された第１通信インターフェースを含み得る。いくつかの実施形態では、第１通信インターフェースは、コネクタアセンブリ上に吸着部材（例えば、磁石）を配置するための十分なスペースが残されるように、コネクタアセンブリ４１０の縁の近くに配置され得る。第１通信インターフェースは、有線または無線の通信インターフェースを含み得る。第１通信インターフェースは、第２通信インターフェースから取り外し可能であり得る。第１セットの吸着部材は、第１通信インターフェースまたは第２通信インターフェースのうちの少なくとも１つを、第１通信インターフェースが第２通信インターフェースに結合されるような方向に回転させるように構成され得る。

いくつかの実施形態では、コントローラがジンバルに提供され、コントローラを使用して、ジンバルの第１電気的状態および通信インターフェースの接続状態の少なくともいずれかに基づいて異なるモードに入るようにジンバルを制御することができる。例えば、第１電気的インターフェースが第２電気的インターフェースに接続されている場合、ジンバル内のコントローラは、ジンバルを制御して充電モードに入ることができる。たとえば、ジンバルは、第１電気的インターフェースと第２電気的インターフェースを介して負荷に電力を供給することができる。第１電気的インターフェースが第２電気的インターフェースから切断されると、コントローラはジンバルを制御して充電モードを終了することができ、ジンバルは負荷への電力の供給を停止することができる。

いくつかの実施形態では、コントローラがジンバルに提供され、コントローラを使用して、第１電気および通信の少なくともいずれかのインターフェースを介して負荷の電力情報を監視し、負荷電力が特定の閾値より低いときに電力供給を開始することができる。そうすることで、ジンバルは低電力で負荷に電力を供給し、負荷が動作するために十分なバッテリ電力を確保できるようにする。

いくつかの実施形態では、コントローラがジンバルに提供され、コントローラを使用して、第１電気的および通信の少なくともいずれかのインターフェースを介して負荷変化を監視し、負荷変化に基づいてジンバルの制御を適合させることができる。このように、負荷の変化に応じてジンバルの制御パラメータを調整することができる。たとえば、さまざまな負荷には識別コードがあり、負荷の識別コードは負荷のタイプに対応している。第１インターフェースと第２インターフェースが接続されると、ジンバルは負荷の識別コードを取得できる。識別コードによって、ジンバルは、ジンバルの制御パラメータを調整することができる。たとえば、ジンバルは、負荷の識別コードと制御パラメータとの間の対応する関係を事前に保存できる。特定の負荷識別コードが取得されると、識別コードと制御パラメータとの間の対応する関係が、制御ジンバルに一致する。ジンバルの制御パラメータには、モータの姿勢角、撮影パラメータ、表示パラメータなどが含まれる場合がある。

いくつかの実施形態では、第１インターフェースは、可動物体を制御する制御端末に提供される。制御端末はコントローラを含み、コントローラは、ホバーなどの第１インターフェースの接続状態に基づいて異なるモードに入るように可動物体を制御するために使用される。

いくつかの実施形態では、第１インターフェースは、可動物体を制御する制御端末に提供される。制御端末はコントローラを含み、コントローラは、第１インターフェースの接続状態、例えば、特定の機能を無効にするなどのリモート制御端末の機能を制御するために使用される。

いくつかの実施形態では、第１インターフェースは、可動物体を制御する制御端末に提供される。制御端末にはコントローラが含まれており、コントローラは第１インターフェースを介して負荷の電力情報を監視し、電力が特定のレベルを下回ったときに電源を開始するために使用される。

いくつかの実施形態では、第１インターフェースは、可動物体に提供される。可動物体はコントローラを含み、コントローラは、第１インターフェースの接続状態に基づいて、例えば、ホバリング、帰宅、着陸などの異なるモードに入るようにして可動物体を制御し、または異なる障害物回避モードを採用するように可動物体を制御するために使用される。

いくつかの実施形態では、第１インターフェースは、可動物体に提供される。可動物体はコントローラを含み、コントローラは、第１インターフェースを介して負荷の電力情報を監視し、電力が特定の閾値よりも低いときに電力供給を開始するために使用される。

いくつかの実施形態では、第１インターフェースは、異なる負荷に適応するために可動物体に提供される。可動物体はコントローラを含み、コントローラは、第１インターフェースを介して負荷の変化を監視し、負荷の変化が負荷タイプの変化を含む場合、負荷の変化を介してモバイルプラットフォームの制御ロジックを適応的に切り替えるために使用される。ここで、負荷の変化は、例えばＬＩＤＡＲ、マイク、撮像装置における変化を含む。
いくつかの実施形態では、可動物体は無人航空機（ＵＡＶ）であり得、第１インターフェースは、ＵＡＶの本体またはＵＡＶのアーム上に設定され得る。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０は、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間の接続を案内するために、取り付け構造４２０上の第２マークと協働するように構成された第１マークをさらに含み得る。

図３Ａに示されるコネクタアセンブリは、例示的なものであり、コネクタアセンブリは、本開示の精神から逸脱することなく、図３Ａに示されるコネクタアセンブリ４１０よりも多いまたは少ない構成要素を含み得る。

図３Ｂは、本開示の実施形態による、例示的な取り付け構造４２０の背面図を示す概略図である。取り付け構造４２０は、携帯電話またはカメラなどの負荷に取り外し可能に取り付けることができる。図３Ｂに示されるように、取り付け構造４２０は、２つの片面単極磁石４２１、片面双極磁石４２２、位置決め構造４２３、およびクランプ部分４２５を含み得る。磁石４２１および４２２のレイアウトは、コネクタアセンブリ４１０の磁石４１１および４１２のレイアウトに逆に対応し、その結果、磁石４２１および４２２は、それぞれ、磁石４１１および４１２に引き付けられる。

図３Ｂに示されるように、片面単極磁石４２１のそれぞれは、片面単極磁石の両端に配置されたＮ極およびＳ極を含む。（例えば、取り付け構造４２０をひっくり返すことによって）取り付け構造４２０の背面が下向きになり、コネクタアセンブリ４１０の前面近くに配置されると、磁石４２１の１つのＮ極が１つの磁石４２１のＳ極に引き付けられる。磁石４１１の他方の磁石４２１のＳ極は、磁石４１１の他方のＮ極に引き付けられ、それにより、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間の結合を容易にする。片面双極磁石４２２は、片面双極磁石の内輪に位置するＳ極と、片面双極磁石の外輪に位置するＮ極とを含む。内輪と外輪の面積は同じである。（例えば、取り付け構造４２０をひっくり返すことによって）取り付け構造４２０の背面が下向きになり、コネクタアセンブリ４１０の前面近くに配置されると、磁石４２２のＳ極（内輪）が磁石４１２の（内輪）Ｎ極に引き付けられ、かつ、磁石４２２のＮ極（外輪）は、磁石４１２のＳ極（外輪）に引き付けられ、それによって、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間の結合を容易にする。

図３Ｂに示されるように、第１片面単極磁石の磁極は、第２片面単極磁石の磁極と反対の方向を有する。図３Ｂに示されるように、片面双極磁石４２２および２つの片面単極磁石４２１の中心は、三角分布され得る。いくつかの実施形態では、取り付け構造４２０は、片面単極磁石４２１によって磁化された磁気ヨーク部材をさらに含み、磁気ヨーク部材および片面単極磁石４２１は、コネクタアセンブリ４１０上の１つまたは複数の吸着部材を引き付ける。

いくつかの実施形態では、取り付け構造４２０は、１つまたは複数の片面単極磁石を含み得、片面双極磁石を含まない場合がある。例えば、コネクタアセンブリ４１０および取り付け構造４２０は、両方とも、片面単極磁石のみを含み得る。他の実施形態では、コネクタアセンブリ４１０および取り付け構造４２０は、両方とも、１つまたは複数の片面双極磁石を含み得、片面単極磁石を含まない場合がある。図１に示される実施形態などの他の実施形態では、図３Ａおよび３Ｂに示されるように、コネクタアセンブリ４１０および取り付け構造４２０は、両方とも、片面単極磁石および片面双極磁石を含み得る。近くに配置されると、コネクタアセンブリ４１０の磁石のＳ極は、取り付け構造４２０の磁石のＮ極を引き付け、コネクタアセンブリ４１０の磁石のＮ極は、取り付け構造４２０の磁石のＳ極を引き付ける。

位置決め構造４２３は、コネクタアセンブリ４１０および取り付け構造４２０が互いに取り付けるために正しい位置に案内されるように、コネクタアセンブリ４１０上の対応する位置決め構造４１３と適合するように構成される。上述したように、位置決め構造は、コネクタアセンブリ４１０の凸状構造と結合するように構成された凹状構造を含み得る。

位置決め構造はまた、コネクタアセンブリ４１０上の傾斜面と一致するように構成された傾斜面を含み得る。位置決め構造４２３は、コネクタアセンブリ４１０上の対応する位置決め構造の形状と一致することができ、位置決め構造の形状は、非円形であり得る。

クランプ部分４２５は、携帯電話またはカメラなどの負荷を保持するように構成される。クランプ部分４２５は、クランプ部分が外側に引っ張られて荷重を取り付け構造に配置し、クランプ部分が解放されたときに荷重を所定の位置に保持することができるように、弾性部材を含むことができる。いくつかの実施形態では、取り付け構造は、接着剤、ストラップ、または他の固定機構などを介して、他の機構を使用して荷重を保持することができる。

いくつかの実施形態では、取り付け構造４２０は、コネクタアセンブリ４１０の第２電気的インターフェースに電気的に接続するように構成された第１電気的インターフェースを含み得る。いくつかの実施形態では、第１電気的インターフェースは、吸着部材（例えば、磁石）を配置するために取り付け構造上に十分なスペースが残されるように、取り付け構造４２０の縁の近くに配置され得る。第１電気的インターフェースは、第２電気的インターフェースから取り外し可能であり得る。磁石４２１および４２２は、第１電気的インターフェースおよび第２電気的インターフェースのうちの少なくとも１つを、第１電気的インターフェースが第２電気的インターフェースに結合されるような方向に回転させるように構成され得る。電子機器またはハンドヘルドジンバルのバッテリ電力は、第１電気的インターフェースおよび第２電気的インターフェースを介して充電することができる。

いくつかの実施形態では、取り付け構造４２０は、コネクタアセンブリ４１０内の第２通信インターフェースと通信するように構成された第１通信インターフェースを含み得る。第１通信インターフェースは、有線または無線の通信インターフェースを含み得る。いくつかの実施形態では、第１通信インターフェースは、吸着部材（例えば、磁石）を配置するために取り付け構造上に十分なスペースが残されるように、取り付け構造４２０の縁の近くに配置され得る。第１通信インターフェースは、第２通信インターフェースから取り外し可能であり得る。第１セットの吸着部材は、第１通信インターフェースおよび第２通信インターフェースのうちの少なくとも１つを、第１通信インターフェースが第２通信インターフェースに結合されるような方向に回転させるように構成され得る。

いくつかの実施形態では、取り付け構造４２０は、取り付け構造４２０に取り付けられた負荷（例えば、電子デバイス）に電気的接続および通信の少なくともいずれかを行うように構成された第２インターフェースを含み得る。第２インターフェースは、吸着部材が配置されている場所の反対側など、第１電気的インターフェースまたは第１通信インターフェースとは異なる側に配置することができる。例えば、第２インターフェースは、負荷との電気的接続および通信の少なくともいずれかのためのポートおよび拡張可能なコードの少なくともいずれかを含み得る。別の例として、第２インターフェースは負荷との電気的接続および通信の少なくともいずれかのための無線インターフェースを含み得る。

図３Ｃは、本開示の実施形態による、例示的な取り付け構造４２０の上面図を示す概略図である。図３Ｃに示されるように、クランプ部分４２５は、荷重を保持するために使用され得る。磁石４２１および４２２は、コネクタアセンブリ４１０上の磁石４１１および４１２に取り付けるために、取り付け構造４２０の下側に配置されている。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間の相対位置は、取り付け構造４２０をコネクタアセンブリ４１０に取り付けるプロセスにおいて検出される。相対位置に基づいて、コネクタアセンブリ４１０が回転するように駆動され、その結果、取り付け構造４２０は、事前設定された位置でコネクタアセンブリ４１０に取り付けられる。例えば、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間の相対位置は、赤外線測距センサ、超音波測距センサ、位置合わせセンサなどのセンサによって検出され得る。取り付け構造４２０は、センサによって検出された相対位置に基づいて事前設定された位置でコネクタアセンブリ４１０に取り付けられ得る。

いくつかの実施形態では、取り付け構造４２０は、コネクタアセンブリ４１０と取り付け構造４２０との間の接続を案内するために、コネクタアセンブリ４１０上の第２マークと協働するように構成された第１マークをさらに含み得る。

図３Ａおよび図３Ｂに示す取り付け構造は、例示的なものであり、取り付け構造は、本開示の精神から逸脱することなく、図３Ａおよび図３Ｂに示される取り付け構造４２０よりも多い構成要素または少ない構成要素を含み得る。

図４Ｅは、本開示の実施形態による、コネクタアセンブリ内の金属片４１４を示す概略図の一例である。金属片は、コネクタアセンブリの磁石４１１および４１２の下に直接または間接的に配置することができる。図４Ｅに示すように、金属片４１４は薄い金属シートであり得る。磁石の後ろに金属片を追加することにより、磁石４１１、４１２、４２１、および４２２の磁気回路の漏れを減らすことができる。上述したように、磁石４１１および４２１の磁極は逆にされ、磁石４１２および４２２の磁極は逆にされる。金属片４１４の追加後、磁石４１１および４２１、磁石４１２および４２２の間の直接磁気回路が閉じられ、それにより、ハンドヘルドジンバルの内部磁気センサへの影響がさらに低減される。

図５は、本開示の実施形態による、携帯電話５１２の例示的な取り付け構造５１０を示す概略図の一例である。図５に示されるように、取り付け構造５１０の側面は、接着剤によって携帯電話５１２に取り付けられ得る。例えば、取り付け構造５１０は、携帯電話５１２に貼り付けるためのステッカーを含み得る。図３Ｂ～３Ｃに関連して上で論じた取り付け構造４２０と同様に、取り付け構造５１０は、コネクタアセンブリ上の磁石に取り付けるように構成された１つまたは複数の吸着部材（例えば、磁石）を含み得る。

いくつかの実施形態では、取り付け構造５１０はまた、携帯電話５１２を収容するケースに取り付けられ得る。したがって、取り付け構造５１０は、携帯電話５１２または携帯電話ケースに恒久的または半恒久的に取り付けられ得る。いくつかの実施形態では、取り付け構造５１０は、表面上で携帯電話５１２を支持するために使用することができるリングバックルをさらに含むことができる。リングバックルはまた、ユーザが携帯電話５１２を保持するときにリングバックルを横切って１本または複数の指を置くことを可能にし、それによって携帯電話が誤って落下するのを防ぐことによって携帯電話５１２を固定するために使用され得る。取り付け構造５１０はまた、タブレット、カメラなどの他のタイプの負荷に使用することができる。

図６Ａは、本開示の実施形態による、例示的なカメラアダプタ６１０を示す概略図である。図６Ａに示されるように、カメラアダプタ６１０は、カメラ６００（例えば、アクションカメラ）に取り外し可能に取り付けることができる。カメラアダプタ６１０は、ロック部材６１１、磁性部分６１２、および重量バランス構造６１３を含み得る。ロック部材６１１は、ロックスイッチ、ばねプランジャ、磁気的に引き付けられたピン構造、またはねじ接続を含み得る。磁性部分６１２は、ハンドヘルドジンバルのコネクタアセンブリ内の対応する磁石に取り付けるように構成された１つまたは複数の吸着部材（例えば、磁石）を含む。磁性部分６１２内の磁石は、取り付け構造４２０に関連して上で論じた磁石レイアウトと同様に構成することができる。

いくつかの実施形態では、磁性部分６１２は、ハンドヘルドジンバルへの取り付けを容易にするための位置決め構造を含み得る。磁性部分６１２内の位置決め構造は、取り付け構造４２０に関連して上で論じた位置決め構造と同様に構成することができる。重量バランス構造６１３は、カメラ６００の重量のバランスを取り、カメラがハンドヘルドジンバル上で水平になることを確実にする。重量バランス構造６１３は、カメラがロールモータから逸脱するときにレベリングを達成するためにカウンターウェイトを増加させることによって、ジンバルのフレーム構成要素をカメラが写真に取り込むことを回避するように動作する。重量バランス構造６１３は、指の配置を助け、指の滑りを防ぐために、１つまたは複数の溝６１４を含み得る。

図６Ａに示されるカメラアダプタ６１０は、例示的なものであり、カメラアダプタは、本開示の精神から逸脱することなく図６Ａに示されるカメラアダプタ６１０よりも多くの成要素または少ない構成要素を含み得る。たとえば、カメラアダプタには重量バランス構造がない場合がある。別の例として、カメラアダプタは、カメラをカメラアダプタに固定するための追加のコンポーネントを含み得る。

図６Ｂは、本開示のいくつかの実施形態による、カメラアダプタ６１０に取り付けるための例示的なハンドヘルドジンバル６２０を示す概略図の一例である。ハンドヘルドジンバル６２０は、図１Ａに関連して上記で説明されたハンドヘルドジンバル１００と同様の構成要素を含む。本開示の簡潔さのために、本明細書では説明を繰り返さない。

図６Ｃは、本開示の実施形態による、例示的なジンバルシステム６３０を示す概略図である。図６Ｃに示すように、カメラアダプタ６１０およびハンドヘルドジンバル６２０は、磁気吸着力によって接続されている。ハンドヘルドジンバル６２０内の電気モータは、ハンドヘルドジンバル内のコネクタアセンブリを駆動して、コネクタアセンブリがカメラアダプタの磁性部分に所定の位置に取り付けられるような方向に回転させることができる。いくつかの実施形態では、カメラアダプタ６１０内の磁性部分６１２は、カメラ６００に固定的に取り付けられ得る。

図７Ａ～７Ｄは、本開示の実施形態による、リモートコントローラ用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図である。クイックリリースアセンブリを使用すると、電子デバイス（携帯電話など）をリモートコントローラに取り外し可能に取り付けることができる。図７Ａは、本開示の実施形態による、例示的なリモートコントローラ７１０を示す概略図の一例である。リモートコントローラ７１０は、支持構造７１１、コネクタアセンブリ７１２、およびコントローラ本体７１３を含み得る。支持構造７１１は、電子デバイスをリモートコントローラに取り付けるために使用される。

いくつかの実施形態では、支持構造７１１は、コントローラ本体７１３の内側に折りたたむことができる。支持構造７１１は、コネクタアセンブリ７１２に結合されている。コネクタアセンブリ７１２は、電子デバイスを支持構造に取り外し可能に取り付けるための１つまたは複数の吸着部材（例えば、磁石）を含む。

コネクタアセンブリ７１２は、図３Ａに関連して上で論じたコネクタアセンブリ４１０と同様の構成要素を含み得る。本開示の簡潔さのために、本明細書では説明を繰り返さない。コントローラ本体７１３は、無人航空機（ＵＡＶ）などの可動物体の情報を表示するための表示画面、および物体の動きを制御するための１つまたは複数のジョイスティックの少なくともいずれかを含むことができる。いくつかの実施形態では、リモートコントローラ７１０は、コネクタアセンブリ７１２を、電子デバイス上の取り付け構造に取り付ける方向に回転させる電気モータを含むことができる。他の実施形態では、リモートコントローラ７１０は、電気モータを含まなくてもよく、吸着部材は、電子デバイス上の取り付け構造を回転させ、事前設定された位置でコネクタアセンブリ７１２に取り付けることができる。図７Ａに示されるリモートコントローラは、例示的なものであり、リモートコントローラは、本開示の精神から逸脱することなく、図７Ａに示されるリモートコントローラ７１０よりも多くの構成要素またはこれよりも少ない構成要素を含み得る。

図７Ｂは、本開示のいくつかの実施形態による、例示的な取り付け構造７２０を示す概略図の一例である。取り付け構造７２０は、ディスプレイ画面を備えた電子デバイス、例えば、携帯電話に取り外し可能に取り付けることができ、リモートコントローラ上のコネクタアセンブリ７１２に取り付けることができる。取り付け構造７２０は、磁石部分７２１およびクランプ部分７２２を含み得る。磁石部分７２１は、コネクタアセンブリ７１２上の対応する磁石に取り付けるための１つまたは複数の磁石を含む。取り付け構造７２０は、図３Ｂに関連して上で論じた取り付け構造４２０と同様の構成要素を含み得る。本開示の簡潔さのために、本明細書では説明を繰り返さない。

図７Ｃは、本開示の一実施形態による、例示的なリモートコントローラシステム７３０の上面図を示す概略図の一例である。図７Ｄは、本開示の実施形態による、例示的なリモートコントローラシステム７３０の側面図を示す概略図の一例である。図７Ｃおよび７Ｄに示されるように、取り付け構造７２０およびリモートコントローラ７１０は、磁気吸着力によって接続されている。リモートコントローラ７１０と取り付け構造７２０が互いに近接している場合、磁気吸着力により、携帯電話は、リモコンの所定の位置にしっかりと取り付けられる。

いくつかの実施形態では、リモートコントローラ上のコネクタアセンブリは、ハンドヘルドジンバル上のコネクタアセンブリと同じ磁気レイアウトを有し、その結果、取り付け構造７２０は、ハンドヘルドジンバルとリモートコントローラの両方に取り付けることができる。そうすることで、ユーザエクスペリエンスは、さまざまなデバイス間の取り付け構造の普遍性によって向上される。

図８Ａ～８Ｂは、本開示の実施形態による、三脚ヘッドの例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の例である。クイックリリースアセンブリを使用すると、携帯電話、カメラなどの電子機器を雲台に取り外し可能に取り付けることができる。図８Ａは、本開示の実施形態による、例示的な三脚８１０を示す概略図である。三脚８１０は、三脚部材８１１、ハンドル８１２、およびコネクタアセンブリ８１３を含み得る。コネクタアセンブリ８１３は、電子デバイスを三脚８１０に取り付けるために使用される。コネクタアセンブリ８１３は、電子デバイスを三脚に取り外し可能に取り付けるための１つまたは複数の磁石を含む。コネクタアセンブリ８１３は、図３Ａに関連して上で論じたコネクタアセンブリ４１０と同様の構成要素を含み得る。本開示の簡潔さのために、本明細書では説明を繰り返さない。

いくつかの実施形態では、三脚８１０は、三脚上に提供されるコネクタアセンブリ８１３を、電子デバイス上の取り付け構造に取り付ける方向に回転させる電気モータを含み得る。他の実施形態では、三脚８１０は電気モータを含まなくてもよく、吸着部材は、電子デバイス上の取り付け構造を回転させて、事前設定された位置でコネクタアセンブリ８１３に取り付けることができる。図８Ａに示す三脚は、例示的なものであり、三脚は、本開示の精神から逸脱することなく、図８Ａに示される三脚８１０よりも多くの構成要素または少ない構成要素を含み得る。

図８Ｂは、本開示の実施形態による、例示的な三脚システム８２０を示す概略図である。図８Ｂに示されるように、携帯電話に取り付けられた取り付け構造（例えば、上記の取り付け構造４２０）は、磁気吸着力によって三脚８１０上のコネクタアセンブリ８１３に接続されている。コネクタアセンブリ８１３と取り付け構造４２０が互いに近接している場合、磁気吸着力により、携帯電話は、所定の位置で三脚にしっかりと取り付けられる。いくつかの実施形態では、三脚上のコネクタアセンブリは、ハンドヘルドジンバル上のコネクタアセンブリおよびリモートコントローラ上のコネクタアセンブリの少なくともいずれかと同じ磁気レイアウトを有し、その結果、取り付け構造４２０は、例えばハンドヘルドジンバル、リモコン、三脚のような様々なデバイスに取り付けることができる。そうすることで、ユーザエクスペリエンスは、さまざまなデバイス間の取り付け構造の普遍性によって向上される。

図９Ａ～９Ｂは、本開示の実施形態による、三脚ハンドル用の例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図の例である。クイックリリースアセンブリにより、三脚ハンドルを三脚部材に取り外し可能に取り付けることができる。図９Ａは、本開示の実施形態による、例示的な三脚９１０を示す概略図の一例である。三脚９１０は、三脚部材９２０およびハンドル９３０を含み得る。三脚部材は、ハンドルの取り付け構造と取り外し可能に接続するためのコネクタアセンブリを含む。他の実施形態では、コネクタアセンブリは、ハンドル９３０上に配置されて、三脚部材９２０上の取り付け構造と取り外し可能に接続され得、コネクタアセンブリは、動作可能にコネクタアセンブリに接続されたハンドヘルドジンバルのヨーモータによって回転するように駆動され得る。コネクタアセンブリは、ねじ構造９２１、磁性部分９２２、および位置決め構造９２３を含み得る。取り付け構造はまた、ねじ構造９２１に対応するねじ構造９３１、磁性部分９３２、および位置決め構造９３３を含み得る。磁性部分９２２は、磁性部分９３２内の吸着部材（例えば、磁石）に引き付けるための１つまたは複数の吸着部材（例えば、磁石）を含む。ねじ構造９３１は、コネクタアセンブリと取り付け構造との間の結合を容易にするために、ねじ構造９２１にねじ込まれ得る。位置決め構造９２３は、位置決め構造９３３の溝に適合する突起を含む。

いくつかの実施形態では、磁性部分９２２と磁性部分９３２との間の吸着力のために、ねじ構造９２１および９３１は省略され得、それにより、ハンドルの設置がより便利になる。磁性部分９２２は、図３Ａに関連して上で論じたコネクタアセンブリ４１０のものと同様の磁気レイアウトを有し得る。本開示の簡潔さのために、本明細書では説明を繰り返さない。いくつかの実施形態では、三脚９１０は、コネクタアセンブリを三脚ハンドル上の取り付け構造に取り付ける方向に回転させる電気モータを含むことができる。

他の実施形態では、三脚９１０は電気モータを含まなくてもよく、吸着部材は、三脚ハンドル上の取り付け構造を回転させて、事前設定された位置でコネクタアセンブリに取り付けることができる。磁性部分９３２は、図３Ｂに関連して上で論じた取り付け構造４２０のものと同様の磁気レイアウトを有し得る。本開示の簡潔さのために、本明細書では説明を繰り返さない。図９Ａに示す三脚は、例示的なものであり、三脚は、本開示の精神から逸脱することなく、図９Ａに示される三脚９１０よりも多くの構成要素またはこれよりも少ない構成要素を含み得る。例えば、いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリおよび取り付け構造は、ねじ構造を含まなくてもよい。

図９Ｂは、本開示の実施形態による、例示的な三脚アセンブリ９４０を示す概略図である。図９Ｂに示されるように、ハンドル上の取り付け構造（例えば、上記の取り付け構造４２０）は、磁気吸着力によって三脚部材上のコネクタアセンブリに接続されている。ハンドルの端部の磁性部分９３２は、ハンドルを三脚部材の磁性部分９２２上に迅速に配置することを可能にする。コネクタアセンブリと取り付け構造が互いに近接している場合、磁気吸着力により、ハンドルを三脚部材にしっかりと取り付けることができる。

図１０Ａ～１０Ｄは、本開示の実施形態による、延長ロッドのための例示的なクイックリリースアセンブリを示す概略図である。図１０Ａは、本開示の実施形態による、例示的な延長ロッド１０１０を示す概略図である。延長ロッド１０１０は、コネクタアセンブリ１０１１およびポール１０１２を含み得る。コネクタアセンブリ１０１１は、電子デバイスを延長ロッドに取り外し可能に取り付けるための１つまたは複数の吸着部材（例えば、磁石）を含む。いくつかの実施形態では、延長ロッド１０１０は、コネクタアセンブリを電子デバイス上の取り付け構造に取り付ける方向に回転させる電気モータを含み得る。他の実施形態では、延長ロッド１０１０は、電気モータを含まなくてもよく、吸着部材は、電子デバイス上の取り付け構造を回転させて、事前設定された位置でコネクタアセンブリに取り付けることができる。コネクタアセンブリ１０１１は、図３Ａに関連して上で論じたコネクタアセンブリ４１０と同様の構成要素を含み得る。本開示の簡潔さのために、本明細書では説明を繰り返さない。

いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ１０１１は、延長ロッドと電子デバイス上の取り付け構造との間の接続を容易にするための機械的ロックを含み得る。図１０Ａに示す延長ロッド１０１０は、例示的なものであり、延長ロッドは、本開示の精神から逸脱することなく、図１０Ａに示される延長ロッド１０１０よりも多くの構成要素またはこれよりも少ない構成要素を含み得る。

図１０Ｂは、本開示のいくつかの実施形態による、例示的な取り付け構造１０２０を示す概略図である。取り付け構造１０２０は、電子デバイスに取り外し可能に取り付けることができ、延長ロッド上のコネクタアセンブリ１０１１に取り付けることができる。取り付け構造１０２０は、磁石部分１０２１およびクランプ部分１０２２を含み得る。磁石部分１０２１は、コネクタアセンブリ１０１１上の対応する磁石に取り付けるための１つまたは複数の磁石を含む。取り付け構造１０２０は、図３Ｂに関連して上で論じた取り付け構造４２０と同様の構成要素を含み得る。本開示の簡潔さのために、本明細書では説明を繰り返さない。

図１０Ｃは、本開示の実施形態による、例示的な延長ロッドシステム１０３０の正面図を示す概略図の一例である。図１０Ｄは、本開示の実施形態による、例示的な延長ロッドシステム１０３０の背面図を示す概略図である。

図１０Ａおよび図１０Ｂに示されるように、取り付け構造１０２０および延長ロッド１０１０は、磁気吸着力によって接続されている。コネクタアセンブリ１０１１と取り付け構造１０２０が互いに近接している場合、磁気吸着力により、携帯電話は延長ロッドにしっかりと取り付けられる。

いくつかの実施形態では、延長ロッド上のコネクタアセンブリは、ハンドヘルドジンバル上のコネクタアセンブリおよびリモートコントローラ上のコネクタアセンブリの少なくともいずれかと同じ磁気レイアウトを有し、その結果、取り付け構造１０２０は、例えばハンドヘルドジンバル、リモコン、三脚、延長ロッドのような様々なデバイスに取り付けることができる。そうすることで、ユーザエクスペリエンスは、さまざまなデバイス間の取り付け構造の普遍性によって向上される。いくつかの実施形態では、延長ロッド１０１０は、図９Ａに示されるハンドル９３０と同様に動作することができる。延長ロッド１０１０は、図９Ａに示される三脚部材９２０上のコネクタアセンブリに取り付けるための取り付け構造を含み得る。いくつかの実施形態では、延長ロッド１０１０の端部は、三脚部材を含み得る。

上記の実施形態では、クイックリリースアセンブリにより、コネクタアセンブリと取り付け構造との間の関係位置に関係なく、回転機構の回転に基づいて、コネクタアセンブリと取り付け構造を事前設定された位置に接続することができる。コネクタアセンブリおよび取り付け構造は、回転機構の回転に基づく最小限のユーザ介入で自動的に接続または切断することができ、コネクタアセンブリと取り付け構造との間の固有の接続位置は、クイックリリースアセンブリによって保証することができる。コネクタアセンブリと取り付け構造に接続位置の独自性が必要な場合は、回転機構により取り付け構造の位置を調整できる。三脚とハンドヘルドジンバルの接続など、状況によっては、クイックリリースアセンブリにより、ハンドヘルドジンバルの重心のバランスが三脚の中心に落ちるようになり、三脚からのサポートが安定する。

開示された実施形態は、それらの適用において、以下の説明に記載され、および図面および実施例の少なくともいずれかに示される構成要素の詳細および配置に必ずしも限定されないことを理解されたい。開示された実施形態は、変形することができるか、または様々な方法で実施または実行することができる。本開示で論じられるタイプのユーザ制御は、他のタイプの可動物体、または、表面、空気、水、レール、宇宙、地下などの適切な媒体上または内部を移動するように構成された任意の適切な物体、デバイス、機構、システム、または機械に等しく適用することができる。

開示されたデバイスおよびシステムに様々な修正および変形を行うことができることは、当業者には明らかであろう。他の実施形態は、開示されたデバイスおよびシステムの仕様および実施を考慮することから、当業者には明らかであろう。明細書および実施例は例示としてのみ考慮され、真の範囲は以下の特許請求の範囲およびそれらの同等物によって示されることが意図されている。
（４）付記
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。

（付記１）
前記ハンドヘルドジンバルは１つまたは複数の電気モータを含み、前記負荷は１つまたは複数の電気モータの１つに取り外し可能に接続され、前記１つまたは複数の電気モータの１つは、前記コネクタアセンブリを事前設定された軸の周りで動かすように構成される、
請求項２９に記載の装置。
（付記２）
前記取り付け構造は、前記コネクタアセンブリ上の対応する位置決め構造と適合するように構成された位置決め構造をさらに含む、
請求項２９に記載の装置。
（付記３）
前記１つまたは複数の吸着部材は、少なくとも２つの片面単極磁石を含む、
請求項２９に記載の装置。
（付記４）
前記取り付け構造は、前記コネクタアセンブリ上の対応する位置決め構造に適合するように構成された位置決め構造をさらに含む、
付記３に記載の装置。
（付記５）
前記少なくとも２つの片面単極磁石は、前記取り付け構造内の磁極と同じまたは反対の配向構成を有するように構成される、
付記３に記載の装置。
（付記６）
前記取り付け構造は、前記コネクタアセンブリ上の対応する第２位置決め構造と適合するように構成された第１位置決め構造をさらに含む、
請求項２９に記載の装置。
（付記７）
前記取り付け構造は、荷重を保持するためのクランプ構造をさらに含む、
請求項２９に記載の装置。
（付記８）

前記取り付け構造は、前記取り付け構造を負荷に接着するための、または前記取り付け構造を、負荷を収容するためのケースに接着するためのリングバックルをさらに含む、
請求項２９に記載の装置。
（付記９）
前記取り付け構造は、前記取り付け構造内の第２通信インターフェースと通信するように構成された第１通信インターフェースをさらに備える、
請求項２９に記載の装置。
（付記１０）
前記第1セットの吸着部材および前記第2セットの吸着部材は、それぞれ少なくとも１つの片面双極磁石を含む、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１１）
前記第1セットの吸着部材および前記第2セットの吸着部材は、それぞれ少なくとも１つの片面単極磁石および少なくとも１つの片面双極磁石を含む、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１２）
前記第1セットの吸着部材および前記第２セットの吸着部材は、それぞれ２つの片面単極磁石および１つの片面双極磁石を含む、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１３）

前記コネクタアセンブリは、前記第1セットの吸着部材に結合された金属部品、１つまたは複数の磁気センサと前記第1セットの吸着部材との間に配置された金属部品をさらに含む、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１４）

前記コネクタアセンブリは、前記第1セットの吸着部材に取り付けられた摩擦部材をさらに含み、前記摩擦部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されたときに前記取り付け構造の一部に接触するように構成される、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１５）

前記取り付け構造は、摩擦部材をさらに含み、前記摩擦部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されたときに前記コネクタアセンブリの一部に接触するように構成される、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１６）
前記コネクタアセンブリは、前記取り付け構造内の第２通信インターフェースと通信するように構成された第１通信インターフェースをさらに備え、

前記第1セットの吸着部材は、前記第１通信インターフェースまたは前記第２通信インターフェースのうちの少なくとも１つを、前記第１通信インターフェースが前記第２通信インターフェースに結合されるような方向に回転させるように構成される、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１７）
前記装置は、電子デバイスを保持するためのクランプ構造をさらに備える、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１８）

前記装置は、前記取り付け構造を電子デバイスのハウジングに接着するための、または電子デバイスを収容するためのケースに前記取り付け構造を接着するためのリングバックルをさらに備える、
請求項３０に記載のジンバルシステム。
（付記１９）
前記第１装置はハンドヘルドジンバルを含み、前記第２装置は負荷を含む、
請求項３１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２０）

前記コネクタアセンブリは、前記ハンドヘルドジンバル内の電気モータと動作可能に結合され、前記電気モータは、前記コネクタアセンブリを駆動して事前設定された軸の周りを回転するように構成される、
付記１９に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２１）
前記第１装置はリモートコントローラを含み、前記第２装置は電子装置を含む、
請求項３１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２２）
前記回転機構は、リモートコントローラ内に電気モータを含む、
付記２１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２３）
前記第１装置は三脚を含み、前記第２装置は手持ち式ジンバルを含む、
請求項３１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２４）
前記回転機構は、三脚の上部に配置された電気モータを含むｍ、
付記２３に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２５）
前記第１装置はハンドヘルドジンバルを含み、第２装置は三脚を含む、
請求項３１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２６）
前記ハンドヘルドジンバルは負荷を含み、前記回転機構は、前記負荷から離れて配置された電気モータを含む、
付記２５に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２７）
前記第１装置は延長ロッドを含み、前記第２装置は画像化装置または手持ち式ジンバルを含む、
請求項３１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２８）
前記第1セットの吸着部材および前記第２セットの吸着部材はそれぞれ、少なくとも１つの片面単極磁石を含む、
請求項３１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記２９）

前記コネクタアセンブリは、一方の片面単極磁石によって磁化された磁気ヨーク部材をさらに含み、前記磁気ヨーク部材および前記少なくとも１つの片面単極磁石は、前記取り付け構造上の１つまたは複数の吸着部材を引き付ける、
付記２８に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３０）
前記第1セットの吸着部材および前記第２セットの吸着部材はそれぞれ、少なくとも２つの片面単極磁石を含む、
請求項３１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３１）
前記コネクタアセンブリは、前記取り付け構造上の対応する位置決め構造と適合するように構成された位置決め構造をさらに含む、
付記３０に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３２）
前記少なくとも２つの片面単極磁石は、前記コネクタアセンブリ内の磁極と同じまたは反対の向きの構成を有するように構成される、
付記３０に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３３）

前記コネクタアセンブリは、前記取り付け構造内の第２電気的インターフェースに電気的に接続するように構成された第１電気的インターフェースをさらに備える、
請求項３１に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３４）

前記第1セットの吸着部材は、前記第１電気的インターフェースまたは前記第２電気的インターフェースのうちの少なくとも１つを、前記第１電気的インターフェースが前記第２電気的インターフェースに結合されるような方向に回転させるように構成される、
付記３３に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３５）
前記第の装置のバッテリ電力は、前記第１電気的インターフェースおよび前記第２電気的インターフェースを介して充電される、
付記３３に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３６）
コネクタアセンブリと、取り付け構造とを備えるクイックリリースアセンブリであって、
前記コネクタアセンブリは、第１装置と動作可能に結合され、第１セットの吸着部材を含み、
前記取り付け構造は、第２装置に取り付け可能であって、前記第２装置を前記第１装置に取り外し可能に取り付けるための第２セットの吸着部材を含み、
前記第１セットの吸着部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されるように、前記第２セットの吸着部材に取り付けるように構成される、
クイックリリースアセンブリ。
（付記３７）

前記第1セットの吸着部材および前記第２セットの吸着部材は、前記取り付け構造が前記コネクタアセンブリに結合されるような方向に前記取り付け構造を回転させるように構成される、
付記３６に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３７）
前記第１装置はハンドヘルドジンバルを含み、前記第２装置は負荷を含み、前記コネクタアセンブリは、ハンドヘルドジンバル内の電気モータと動作可能に結合され、前記電気モータは、前記コネクタアセンブリを駆動して事前設定された軸の周りを回転するように構成される、
付記３６に記載のクイックリリースアセンブリ。
（付記３８）
前記第１装置はリモートコントローラを含み、前記第２装置は電子装置を含む、
付記３６に記載のクイックリリースアセンブリ。

１００、２００、３００：ハンドヘルドジンバル
１２０：ハンドヘルド構造
１１０：ジンバル本体
１１３、１１４：電気モータ
２１０：中央部分
４００：クイックリリースアセンブリ
４１０：コネクタアセンブリ
４１１、４２１：片面単極磁石
４１２、４２２：片面双極磁石
４１３：位置決め構造
４１５：磁気ヨーク部材
４１６：電気的インターフェース
４２０：取り付け構造
６１３：重量バランス構造
７１０：リモートコントローラ
７３０：リモートコントローラシステム
１０１０：延長ロッド
１０３０：延長ロッドシステム

Claims (31)

1. ハンドヘルド構造と、
   前記ハンドヘルド構造と動作可能に結合されたジンバル本体と、
   前記ジンバル本体に動作可能に結合されたコネクタアセンブリと、
   を備えるハンドヘルドジンバルであって、
   前記コネクタアセンブリは、
   電子デバイスを取り外し可能に前記ジンバル本体に取り付けるための１つまたは複数の吸着部材を含み、
   前記吸着部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されるような方向に、前記コネクタアセンブリおよび取り付け構造の少なくとも１つを回転させるように構成される、
   ハンドヘルドジンバル。
2. 前記ジンバル本体は１つまたは複数の電気モータを含み、
   前記コネクタアセンブリは、１つまたは複数の電気モータの１つと動作可能に結合され、
   １つまたは複数の電気モータの前記１つは、前記コネクタアセンブリを駆動して事前設定された軸の周りを回転させるように構成される、
   請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
3. 前記１つまたは複数の吸着部材は、少なくとも１つの片面単極磁石を含み、
   前記コネクタアセンブリは、一つの前記片面単極磁石によって磁化された磁気ヨーク部材をさらに含み、
   前記磁気ヨーク部材および前記少なくとも１つの片面単極磁石は、前記取り付け構造上の前記１つまたは複数の吸着部材を引き付ける、
   請求項2に記載のハンドヘルドジンバル。
4. 前記コネクタアセンブリは、前記電子デバイスに取り付けられた前記取り付け構造上の対応する位置決め構造と適合するように構成された位置決め構造をさらに備える、
   請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
5. 前記１つまたは複数の吸着部材は、少なくとも２つの片面単極磁石を含み、
   前記少なくとも２つの片面単極磁石は、コネクタアセンブリ内の磁極の同じまたは反対の向きの構成を有するように構成される、
   請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
6. 前記１つまたは複数の吸着部材は、少なくとも１つの片面双極磁石を含み、
   前記少なくとも１つの片面双極磁石は、片面双極磁石の側面にＳ極とN極を含み、Ｓ極とN極は、側面の両端に位置する、
   請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
7. 前記１つまたは複数の吸着部材は、少なくとも１つの片面単極磁石および少なくとも１つの片面双極磁石を含む、
   請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
8. 前記片面双極磁石は、Ｓ極とＮ極を含み、Ｎ極は片面双極磁石の第１部分に位置し、Ｓ極は片面双極磁石の第２部分に位置する、
   請求項７に記載のハンドヘルドジンバル。
9. 前記第１部分は第１リングを含み、第２部分は第２リングを含む、
   請求項８に記載のハンドヘルドジンバル。
10. 前記第１部分のサイズは、前記第２部分のサイズと同一である、
    請求項８に記載のハンドヘルドジンバル。
11. 前記第１リングは内輪であり、第２リングは外輪であり、または、
    前記第１リングは外輪であり、第２リングは内輪である、
    請求項９に記載のハンドヘルドジンバル。
12. 前記１つまたは複数の吸着部材は、第1片面単極磁石および第２片面単極磁石並びに１つの片面双極磁石を含み、
    前記第１片面単極磁石の磁極は、前記第２片面単極磁石の磁極と反対の方向を有する、
    請求項１記載のハンドヘルドジンバル。
13. 前記第１片面単極磁石および第２片面単極磁石並びに前記片面双極磁石の各中心は三角分布している、
    請求項１２に記載のハンドヘルドジンバル。
14. 前記ジンバル本体は、１つまたは複数のフレーム構成要素および１つまたは複数の磁気センサをさらに含み、
    前記１つまたは複数の磁気センサのそれぞれは、１つまたは複数のフレーム構成要素のうちの１つの位置または回転を検出するように構成される、
    請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
15. 前記１つまたは複数の磁気センサは、１つまたは複数の引力部材の下に配置される、
    請求項１４に記載のハンドヘルドジンバル。
16. 前記磁気センサは、第１磁気センサおよび第２磁気センサを含み、
    前記１つまたは複数の吸着部材は、２つの片面単極磁石および１つの片面双極磁石を含み、
    前記第１磁気センサおよび前記第２磁気センサは、前記片面双極磁石の下に配置され、前記片面双極磁石に対して対称的に分布している、
    請求項１５に記載のハンドヘルドジンバル。
17. 前記コネクタアセンブリは、１つまたは複数の吸着部材に取り付けられた摩擦部材をさらに含み、
    前記摩擦部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されたときに前記取り付け構造の一部に接触するように構成される、
    請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
18. 前記コネクタアセンブリは、電子デバイスに取り付けられた取り付け構造上の第２位置決め構造と適合するように構成された第１位置決め構造をさらに備える、
    請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
19. 前記第１位置決め構造は、前記第２位置決め構造の第２傾斜面と一致するように構成された第１傾斜面を含む、
    請求項１８に記載のハンドヘルドジンバル。
20. 前記第１位置決め構造は、前記第２位置決め構造の凹状構造と結合するように構成された凸状構造を含む、
    請求項１８に記載のハンドヘルドジンバル。
21. 前記第１位置決め構造は、前記第２位置決め構造と同一の形状を有するように構成される、
    請求項１８に記載のハンドヘルドジンバル。
22. 前記コネクタアセンブリは、前記取り付け構造内の第２電気的インターフェースに電気に接続するように構成された第１電気的インターフェースをさらに備える
    請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
23. 前記第１電気的インターフェースは、前記第２電気的インターフェースに取り外し可能に接続される、
    請求項２２に記載のハンドヘルドジンバル。
24. 前記１つまたは複数の吸着部材は、前記第１電気的インターフェースまたは前記第２電気的インターフェースのうちの少なくとも１つを、前記第１電気的インターフェースが前記第２電気的インターフェースに結合されるような方向に回転させるように構成される、
    請求項２２に記載のハンドヘルドジンバル。
25. 前記コネクタアセンブリは、前記取り付け構造内の第２通信インターフェースと通信するように構成された第１通信インターフェースをさらに備え、
    前記１つまたは複数の吸着部材は、前記第１通信インターフェースまたは前記第２通信インターフェースのうちの少なくとも１つを、前記第１通信インターフェースが前記第２通信インターフェースに結合されるような方向に回転させるように構成される、
    請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
26. 前記コネクタアセンブリは、前記取り付け構造と前記電子デバイスとの間の接続を案内するために、前記取り付け構造上の第２マークと協働するように構成された第１マークをさらに備える、
    請求項１に記載のハンドヘルドジンバル。
27. 前記ジンバル本体は、前記ハンドヘルド構造に対して回転可能であり、前記ハンドヘルドジンバルを折り畳み状態と使用状態との間で切り替える、
    請求項１または２に記載のハンドヘルドジンバル。
28. 前記コネクタアセンブリは、電気モータと動作可能に結合され、電気モータは、コネクタアセンブリを回転させるように駆動するように構成され、ハンドヘルドジンバルが折り畳まれた状態にあるとき、１つまたは複数の引力部材は、電気モータとハンドヘルド構造
    請求項２７に記載のハンドヘルドジンバル。
29. ハンドヘルドジンバルに負荷を取り付けるための装置であって、
    前記負荷に取り付け可能であり、前記ハンドヘルドジンバルに取り外し可能に前記負荷を取り付けるための１つまたは複数の吸着部材を含む取り付け構造を備え、
    前記１つまたは複数の吸着部材は、前記ハンドヘルドジンバル上のコネクタアセンブリおよび前記取り付け構造の少なくともいずれかを、前記取り付け構造が前記コネクタアセンブリに結合されるような方向に回転させるように構成される、
    装置。
30. ハンドヘルドジンバルと、
    電子デバイスを取り外し可能に前記ハンドヘルドジンバルに取り付けるための装置と、
    を備えるジンバルシステムであって、
    前記ハンドヘルドジンバルは、
    ハンドヘルド構造と、
    前記ハンドヘルド構造に動作可能に結合されたジンバル本体と、
    前記ジンバル本体に動作可能に結合されたコネクタアセンブリと、
    を含み、
    前記コネクタアセンブリは、電子デバイスを取り外し可能に前記ジンバル本体に取り付けるための第1セットの吸着部材を含み、
    前記装置は、前記電子デバイスに取付可能な取り付け構造を含み、
    前記取り付け構造は、前記電子デバイスを取り外し可能に前記ハンドヘルドジンバルに取り付けるための第２セットの吸着部材を含み、
    前記第1セットの吸着部材は、前記第２セットの吸着部材に取り付けるように構成され、
    前記第1セットの吸着部材および前記第２セットの吸着部材は、前記取り付け構造が前記コネクタアセンブリに結合されるような方向に、前記コネクタアセンブリおよび前記取り付け構造の少なくとも１つを回転させるように構成される、
    ジンバルシステム。
31. コネクタアセンブリと、回転機構と、取り付け構造と、を備えるクイックリリースアセンブリであって、
    前記コネクタアセンブリは、第１装置と動作可能に結合され、第１セットの吸着部材を含み、
    前記回転機構は、前記コネクタアセンブリと動作可能に結合され、前記コネクタアセンブリを回転させるように構成され、
    前記取り付け構造は、第２装置に取り付け可能で、前記第２装置を前記第１装置に取り外し可能に取り付けるための第２セットの吸着部材を含み、
    前記第１セットの吸着部材は、前記第２セットの引力部材に取り付けられるように構成され、前記第１セットの吸着部材および前記第２セットの吸着部材は、前記コネクタアセンブリが前記取り付け構造に結合されるような方向に前記コネクタアセンブリを回転させるように構成される、
    クイックリリースアセンブリ。

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