JP2022036642A - wig - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、人体の頭部に装着されるかつらに関する。 The present invention relates to a wig worn on the head of a human body.
従来、かつらベースに毛を植設したかつらが利用されている。かつらベースには、頭部にかつらベースを装着するための補助具、例えば、頭部にかつらベースの周縁部を締め付けるための調整ベルト、頭部に残る毛を挟むためのクリップ等が設けられている(例えば、特許文献1、2)。
Conventionally, a wig in which hair is planted on a wig base has been used. The wig base is provided with an auxiliary tool for attaching the wig base to the head, for example, an adjustment belt for tightening the peripheral edge of the wig base on the head, a clip for pinching the hair remaining on the head, and the like. (For example,
新型コロナウィルス(covid-19)の流行に伴い、日常生活は一変し、外出時のマスク装着が強く要請される社会になっている。長時間、マスクの耳掛け部で耳が引っ張られると、耳の痛みに悩むことがある。この悩みは、かつら装着者にも起こり得る。 With the epidemic of the new coronavirus (covid-19), daily life has changed completely, and the society is strongly required to wear a mask when going out. If your ears are pulled by the ear hook of the mask for a long time, you may suffer from ear pain. This worry can also occur for wig wearers.
そこで、この発明が解決しようとする課題は、マスク着用による耳の痛みが起こらないかつらを提供することである。 Therefore, an object to be solved by the present invention is to provide a wig that does not cause ear pain due to wearing a mask.
上記の課題を達成するため、この発明は、かつらベースと、前記かつらベースに植設された毛とを備えるかつらにおいて、前記かつらベースは、表側からマスクの耳掛け部を引っ掛けられるように配置されたマスク掛け部を有し、前記毛は、前記マスク掛け部に覆い被さるように配置されている構成を採用した。 In order to accomplish the above task, the present invention is in a wig comprising a wig base and hairs planted on the wig base, the wig base is arranged so that the ear hook portion of the mask can be hooked from the front side. The hair has a mask hanging portion, and the hair is arranged so as to cover the mask hanging portion.
この発明は、上記構成の採用により、かつらベースのマスク掛け部にマスクの耳掛け部を引っ掛け、かつらベースに植設された毛をマスク掛け部に覆い被せてマスク掛け部をかつら装着時の外観上、目立ちにくくすることが可能なため、マスク着用による耳の痛みが起こらないかつらを提供することができる。 According to the present invention, by adopting the above configuration, the ear hook portion of the mask is hooked on the mask hook portion of the wig base, the hair planted on the wig base is covered with the mask hook portion, and the appearance of the mask hook portion when the wig is attached. In addition, since it can be made inconspicuous, it is possible to provide a wig that does not cause ear pain due to wearing a mask.
以下、この発明の一例としての実施形態に係るかつらを添付図面に基づいて説明する。 Hereinafter, a wig according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1に示すかつらは、かつらベース1と、かつらベース1に植設された毛2とを備える全かつらとして構成されている。かつら装着者は、口当て部M1と、左右一対に配置された環状のマスク掛け部M2とを有するマスクMを着用している。
The wig shown in FIG. 1 is configured as a whole wig including a
かつらベース1は、頭部に被るキャップ状になっている。かつらベース1の下端側の周縁部は、かつらベース1の周縁部に配置された調整ベルト(図示省略)を用いて頭部に締め付けることができるようになっている。
The
かつらベース1には、図2に示すようなマスク掛け部3が配置されている。マスク掛け部3は、かつらベース1を頭部に装着したとき、頭部の耳の上方ないし後方に位置する。マスク掛け部3には、かつらベース1に対して表側からマスクMの耳掛け部M2を引っ掛けられる。図1では、左側に位置するマスク掛け部3だけが描かれているが、かつらベース1には、左右対称に一対のマスク掛け部3が配置されている。
A
図3に示すように、かつらベース1は、頭部に接触させる裏側ベース部4と、裏側ベース部4に対して表側に配置された表側ベース部5とを有する。
As shown in FIG. 3, the
表側ベース部5は、キャップ状のネットに縁取り等の補強材を適宜に貼り付けた構造になっている。ネットは、網目を成すように交絡する繊維材5a,5bによって形成されている。
The
毛2は、表側ベース部5に植設されている。毛2は、表側ベース部5の網目を成す繊維材5a,5bに括り付けられている。毛2は、天然毛であるか、人工毛であるかを問わない。
The
図1、図3に示すように、毛2は、マスク掛け部3に覆い被さるように配置されている。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
図2、図3に示すように、マスク掛け部3は、かつらベース1に取り付けられた基板6と、基板6から表側に突き出た柱7と、柱7から後側に延びるカンチレバー8とを有する。マスク掛け部3の全体は、合成樹脂によって一体に形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
図3に示すように、基板6は、裏側ベース部4と表側ベース部5との間に配置されている。基板6は、図2、図3に示すように、前後に長く、上下に短い略矩形板状になっている。基板6は、柱7から前側に延びる部分を有し、この部分が基板6の全長の大部分を占めている。基板6のうち、柱7から前側に延びる部分は、柱7よりも上下両側に広がっている。
As shown in FIG. 3, the
基板6には、基板6をかつらベース1に縫着するための複数の貫通口6aが行列状に形成されている。これら貫通口6aは、かつらベース1に対する基板6の取り付けに使用したり、基板6の通気性を良くしたりするためのものである。基板6は、貫通口6aに通された繊維材9によって表側ベース部5に縫着されている。基板6とかつらベース1は、縫着以外、又は縫着に加えて他の結合手段を採用してもよく、例えば、鳩目を用いて基板をかつらベースに固定してよい。
A plurality of through
裏側ベース部4は、表側ベース部5に縫着された基板6を覆うネットからなる。裏側ベース部4の周囲部は、基板6の周囲を取り囲むように表側ベース部5に結合されている。この結合は、裏側ベース部4、表側ベース部5の材料や所要の結合強度に応じて、縫着、接着、融着等の適宜の手段で行えばよい。なお、裏側ベース部4及び表側ベース部5の材料は、ネットに限定されず、頭部Hの形状に倣わせることが可能な柔軟性を有するものであればよく、例えば、人工皮革を採用してもよい。
The back
柱7は、基板6の後側から基板6の厚さ方向に真っすぐ立っている。柱7は、表側ベース部5の網目に通されている。
The
カンチレバー8は、かつらベース1の表側との間にマスクMの耳掛け部M2を配置するための空間を形成するように柱7から自由端部8a(後方)に向かって延びている。また、カンチレバー8の自由端側は、後方に向かってかつらベース1に接近するように延びている。カンチレバー8の自由端部8aは、丸くなっている。自由端部8aは、球状を例示したが、かつらベース1や頭皮を突き破る懸念の無い、角のない形状にすればよい。
The
カンチレバー8の自由端部8aがかつらベース1から遠ざかる方向にカンチレバー8が反るようにカンチレバー8を弾性変形させると(図3中に一点鎖線で描いたカンチレバー8参照。)、自由端部8aとかつらベース1の表側との間にマスクMの耳掛け部M2を通して、耳掛け部M2を柱7に引っ掛けることができる。その耳掛け部M2を通した後、カンチレバー8を弾性復元させると、自由端部8aがかつらベース1の表側に接近する状態に戻るので、耳掛け部M2がマスク掛け部3から容易に外れることがなく、また、カンチレバー8に毛2を覆い被せることが容易になる。
When the
引っ掛けられた耳掛け部M2は柱7を前側へ引っ張る。その柱7からのモーメント荷重に基板6が抵抗する。耳掛け部M2から柱7が引っ張られることによって基板6が傾こうとしても、基板6が裏側ベース部4を介して頭部Hで支えられ、また、表側ベース部5の張りでも基板6が支えられるので、マスク掛け部3の姿勢は、柱7から耳掛け部M2が外れないように安定させられる。このとき、基板6は、柱7から上下両側に拡幅して前側に延びる部分において、柱7からのモーメント荷重を頭部H側へ分散して伝えることになる。このため、基板6からの圧力による頭部Hの痛みが防止される。また、基板6と頭部Hとの間には裏側ベース部4が介在するため、基板6の板縁が頭部Hを強く刺激することも避けられる。
The hooked ear hook M2 pulls the
例えば、かつらの外観上、マスク掛け部3を目立ちにくくするため、カンチレバー8の自由端部8aから基板6の前端までのマスク掛け部3の全長を30mm以下にすることができる。例えば、外観上、柱7、カンチレバー8を目立ちにくくしつつ、耳掛け部M2からの引っ張りに耐える柱7、カンチレバー8にするため、柱7やカンチレバー8の太さを2mm以上3mm以下にすることができる。例えば、外観上、基板6を目立ちにくくしつつ、基板6から頭部Hへの荷重を分散させるため、基板6の全長を16mm以上、基板6の幅を15mm以下、基板6の厚さを2mm以下にすることができる。
For example, in order to make the
なお、マスク掛け部3として基板6と柱7とカンチレバー8とを一体に形成したものを例示したが、柱やカンチレバーを着脱式に変更することも可能である。例えば、基板と柱を一体に形成してカンチレバーを柱に着脱可能に設けたり、柱とカンチレバーを一体に形成して柱を基板に着脱可能に設けたりすることができる。その着脱構造としては、例えば、カンチレバーの固定端部又は柱の裏側端部に雄ねじ部を設け、これに対応の雌ねじ部を柱又は基板に設けることが挙げられる。
Although the
図示のかつらは、上述のようにかつらベース1が表側からマスクMの耳掛け部M2を引っ掛けられるように配置されたマスク掛け部3を有するので、マスクMの着用の際、マスクMの耳掛け部M2をかつらベース1のマスク掛け部3に引っ掛けることができ、これにより、マスクMの着用による耳の痛みが起こらないようにすることができる。また、図示のかつらは、そのかつらベース1に植設された毛2がマスク掛け部3に覆い被さるように配置されているので、毛2をマスク掛け部3に覆い被せてマスク掛け部3をかつら装着時の外観上、目立ちにくくすることができ、かつらで重視される外観上の違和感の無さを損なわない。したがって、図示のかつらは、マスク着用による耳の痛みが起こらないかつらとして提供することができる。
As described above, the illustrated wig has a
また、図示のかつらは、マスク掛け部3がかつらベース1に取り付けられた基板6と、基板6から表側に突き出た柱7と、柱7から後側に延びるカンチレバー8とを有し、カンチレバー8が後方に向かってかつらベース1に接近するように延びているので、マスクMの耳掛け部M2を柱7に掛けてカンチレバー8で柱7から容易に外れないように保持しつつ、毛2をカンチレバー8に覆い被せてカンチレバー8を外観上、目立ちにくくすることができる。
Further, the illustrated wig has a
また、図示のかつらは、マスク掛け部3の基板6が柱7から前側に延びる部分を有し、かつ当該前側に延びる部分で当該柱7よりも上下両側に広がった形状であるので、耳掛け部M2によって前側へ押される柱7からのモーメント荷重を基板6から頭部H側へ分散して伝えて、基板6からの圧力による頭部Hの痛みを防止することができる。
Further, the wig shown in the figure has a portion in which the
また、図示のかつらは、かつらベース1が頭部Hに接触させる裏側ベース部4と、裏側ベース部4に対して表側に配置された表側ベース部5とを有し、毛2が表側ベース部5に植設されており、マスク掛け部3の基板6が裏側ベース部4と表側ベース部5との間に配置されているので、耳掛け部M2から柱7が引っ張られることによって基板6が傾こうとしても、頭部Hや表側ベース部5の張りで基板6を支えて基板6を安定させることができ、基板6と頭部Hとの間に介在する裏側ベース部4により、基板6の板縁が頭部Hを強く刺激することを避けることもできる。
Further, the illustrated wig has a back
なお、かつらベース1に植設された毛2によって構成される髪型は、マスク掛け部3に覆い被さる髪型であればよく、特に限定されない。また、かつらは全かつらに限定されず、左右の耳の上方近傍にマスク掛け部3を配置することが可能なかつらベースを有する部分かつらにしてもよい。今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
The hairstyle composed of the
1 かつらベース
2 毛
3 マスク掛け部
4 裏側ベース部
5 表側ベース部
6 基板
7 柱
8 カンチレバー
1
Claims (4)
前記かつらベース(1)は、表側からマスク(M)の耳掛け部(M2)を引っ掛けられるように配置されたマスク掛け部(3)を有し、
前記毛(2)は、前記マスク掛け部(3)に覆い被さるように配置されていることを特徴とするかつら。 In a wig provided with a wig base (1) and hair (2) planted on the wig base (1).
The wig base (1) has a mask hanging portion (3) arranged so that the ear hook portion (M2) of the mask (M) can be hooked from the front side.
The wig is characterized in that the hair (2) is arranged so as to cover the mask hanging portion (3).
前記毛(2)は、前記表側ベース部(5)に植設されており、
前記マスク掛け部(3)の基板(6)は、前記裏側ベース部(4)と前記表側ベース部(5)との間に配置されている請求項2又は3に記載のかつら。 The wig base (1) has a back side base portion (4) that comes into contact with the head and a front side base portion (5) that is arranged on the front side with respect to the back side base portion (4).
The hair (2) is planted on the front side base portion (5).
The wig according to claim 2 or 3, wherein the substrate (6) of the mask hanging portion (3) is arranged between the back side base portion (4) and the front side base portion (5).
Priority Applications (1)
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- 2020-08-24 JP JP2020140954A patent/JP2022036642A/en active Pending
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