本発明の実施形態は、ミリメートル波システムにおけるグループ化されたビームグループベースのアップリンク制御情報の報告およびビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題を解決するための、データ送信方法、無線アクセスネットワークデバイス、および端末を提供する。
第1の態様によれば、本出願の実施形態はデータ送信方法を提供する。方法は具体的には、端末によって、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するステップを含み、第1のフォーマットで送信されるUCIはビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は、第1のビームグループの測定結果および第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットを含み、第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。
複数の第2のビームグループがあるとき、第2のビームグループの測定結果に対応するビームグループは、複数のそれぞれ対応するビームグループである。すなわち、第2のビームグループは、第3のビームグループおよび第4のビームグループを含む。この場合、第2のビームグループの測定結果は、第3のビームグループに対応する測定結果および第4のビームグループに対応する測定結果を含む。第2のビームグループは、限定はされないが、第3のビームグループおよび第4のビームグループを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。本出願における「複数」は少なくとも2つを意味することに留意されたい。
この解決法では、ビームグループ化がビーム管理コストを減らすのを助ける。加えて、ミリメートル波システムにおけるグループ化されたビームグループベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、アップリンク制御情報を使用することによるグループ化されたビームグループ測定および測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用して報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、第1のビームグループは、ビームグループのうちの、最大の測定値に対応するビームグループ、または最小の測定値に対応するビームグループ、または中間の測定値に対応するビームグループを含む。
ビームグループは、そのビームグループの測定結果との1対1の対応関係にある。具体的には、第1のビームグループは第1のビームグループの測定結果を有し、または第1のビームグループは第1のビームグループの測定結果に対応し、または第1のビームグループの測定結果は第1のビームグループに属し、または第1のビームグループの測定結果に対応するビームグループは第1のビームグループである。第2のビームグループは第2のビームグループの測定結果を有し、または第2のビームグループは第2のビームグループの測定結果に対応し、または第2のビームグループの測定結果は第2のビームグループに属し、または第2のビームグループの測定結果に対応するビームグループは第2のビームグループである。
別の任意選択の実装では、中間の測定値は、ビームグループの測定値の計算された平均値、または最大の測定値および最小の測定値に基づいて計算された平均値、またはビームグループの測定値の中間にある値を含む。さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループは、ビームグループのうちで、最大のビームグループ番号に対応するビームグループ、または最小のビームグループ番号に対応するビームグループ、または中間のビームグループ番号に対応するビームグループを含み、中間のビームグループ番号を伴うビームグループは、複数のビームグループ番号の中間にあるビームグループ番号に対応するビームグループである。
別の任意選択の実装では、ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループ識別子を含み、ビームグループ識別子は、基準測定結果が属する第1のビームグループのビームグループ識別子および基準測定結果に対するオフセットが属する第2のビームグループのビームグループ識別子のうちの少なくとも1つである。
さらに別の任意選択の実装では、第2のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームグループの識別子は第2のビームグループの識別子自体であり、または、第2のビームグループの識別子は第1のビームグループの識別子に対するオフセットである。
さらに別の任意選択の実装では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の昇順もしくは降順で順番にソートされ、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の奇数もしくは偶数の昇順で順番にソートされ、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされ、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがあらかじめ設定されたソート方式でソートされる。
さらに別の任意選択の実装では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応する測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の降順で順番にソートされ、または、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の昇順で順番にソートされ、または、あらかじめ設定された閾値より大きいビームグループの測定結果があらかじめ設定されたソート方式でソートされる。
さらに別の任意選択の実装では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングおよび媒体アクセス制御(media access control、MAC)シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、無線アクセスネットワークデバイスから端末に送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、端末においてあらかじめ構成される。
さらに別の任意選択の実装では、端末によって、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するステップの前に、方法は、端末によって、無線アクセスネットワークデバイスから表示情報を受信するステップをさらに含み、表示情報は、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかを端末に命令するために使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを基準として使用するように端末に命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループを決定するための方法をさらに含むことがあり、または、第1のビームグループの測定結果を基準として使用するように端末に命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として決定するための方法をさらに含むことがある。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームグループの測定結果に対応するビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIが、ビームグループの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様によれば、本出願の実施形態はデータ送信方法を提供する。方法は具体的には、端末によって、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するステップを含み、第1のフォーマットで送信されるUCIはビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含み、第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、ビームの情報は第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法によれば、ミリメートル波システムにおけるビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、ビーム測定、およびアップリンク制御情報を使用することによる測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用し、報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、第1のビームは、ビームのうちで、最大の測定値に対応するビーム、または最小の測定値に対応するビーム、または中間の測定値に対応するビームを含む。ビームは、そのビームの測定結果との1対1の対応関係にある。具体的には、第1のビームは第1のビームの測定結果を有し、または第1のビームは第1のビームの測定結果に対応し、または第1のビームの測定結果は第1のビームに属し、または第1のビームの測定結果に対応するビームは第1のビームである。第2のビームは第2のビームの測定結果を有し、または第2のビームは第2のビームの測定結果に対応し、または第2のビームの測定結果は第2のビームに属し、または第2のビームの測定結果に対応するビームは第2のビームである。
別の任意選択の実装では、中間の測定値は、ビームの測定値の計算された平均値、または最大の測定値および最小の測定値に基づいて計算された平均値、またはビームの測定値の中間にある値を含む。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームは、ビームのうちで、最大のビーム番号に対応するビーム、または最小のビーム番号に対応するビーム、または中間のビーム番号に対応するビームを含み、中間のビーム番号を伴うビームは、複数のビーム番号の中間にあるビーム番号に対応するビームである。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビーム識別子を含み、ビーム識別子は、基準測定結果が属する第1のビームのビーム識別子および基準測定結果に対するオフセットが属する第2のビームのビーム識別子のうちの少なくとも1つである。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの情報は次のことを含む:第2のビームの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームの識別子は第2のビームの識別子自体であり、または、第2のビームの識別子が第1のビームの識別子に対するオフセットである。
さらに別の任意選択の実装では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の昇順もしくは降順で順番にソートされ、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の昇順で順番にソートされ、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされ、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがあらかじめ設定されたソート方式でソートされる。
さらに別の任意選択の実装では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、第1のビームに対応する基準測定結果が最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の降順で順番にソートされ、または、第1のビームに対応する基準測定結果が最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の昇順で順番にソートされ、または、あらかじめ設定された閾値より大きいビームの測定結果があらかじめ設定されたソート方式でソートされる。
さらに別の任意選択の実装では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、無線アクセスネットワークデバイスから端末に送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、端末上であらかじめ構成される。
さらに別の任意選択の実装では、端末によって、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するステップの前に、方法は、端末によって、無線アクセスネットワークデバイスから表示情報を受信するステップをさらに含み、表示情報は、UCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかを端末に命令するために使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームを基準として使用するように端末に命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームを決定するための方法をさらに含むことがあり、または、第1のビームの測定結果を基準として使用するように端末に命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームの測定結果を基準測定結果として決定するための方法をさらに含むことがある。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームの識別子を含むか、またはビームの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの測定結果に対応するビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIが、ビームの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、本出願の実施形態はデータ送信方法を提供する。方法は具体的には、無線アクセスネットワークデバイスによって、表示情報を端末に送信するステップであって、アップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはアップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報が使用される、ステップと、無線アクセスネットワークデバイスによって、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIを受信するステップとを含み、UCIは、ビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は、第1のビームグループの測定結果および第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットを含み、第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法では、ビームグループ化がビーム管理コストを減らすのを助ける。加えて、ミリメートル波システムにおけるグループ化されたビームグループベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、アップリンク制御情報を使用することによるグループ化されたビームグループ測定および測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用して報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
別の任意選択の実装では、複数のビームグループから第1のビームグループを決定することと、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用すること、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用することとを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを決定するための方法を使用することによって第1のビームグループを決定するかどうかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームグループの測定結果に対応するビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIが、ビームグループの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリング、および物理レイヤシグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって示される。
第4の態様によれば、本出願の実施形態はデータ送信方法を提供する。方法は具体的には、無線アクセスネットワークデバイスによって、表示情報を端末に送信するステップであって、アップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはアップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報が使用される、ステップと、無線アクセスネットワークデバイスによって、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIを受信するステップとを含み、UCIは、ビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は、第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含み、第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法によれば、ミリメートル波システムにおけるビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、ビーム測定、およびアップリンク制御情報を使用することによる測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用し、報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、UCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
別の任意選択の実装では、複数のビームから第1のビームを決定することと、UCI報告のための基準として第1のビームを使用すること、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用することとを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを決定するための方法を使用することによって第1のビームグループを決定するかどうかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームの識別子を含むか、またはビームの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの測定結果に対応するビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIが、ビームの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリング、および物理レイヤシグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって示される。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は端末を提供する。端末は具体的には、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するように構成されるトランシーバを含むことがあり、第1のフォーマットで送信されるUCIはビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は、第1のビームグループの測定結果と、第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットとを含み、第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。複数の第2のビームグループがあるとき、第2のビームグループの測定結果に対応するビームグループが複数のそれぞれ対応するビームグループである。すなわち、第2のビームグループは、第3のビームグループおよび第4のビームグループを含む。この場合、第2のビームグループの測定結果は、第3のビームグループに対応する測定結果および第4のビームグループに対応する測定結果を含む。第2のビームグループは、限定はされないが、第3のビームグループおよび第4のビームグループを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法では、ビームグループ化がビーム管理コストを減らすのを助ける。加えて、ミリメートル波システムにおけるグループ化されたビームグループベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、アップリンク制御情報を使用することによるグループ化されたビームグループ測定および測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用して報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、第1のビームグループは、ビームグループのうちの、最大の測定値に対応するビームグループ、または最小の測定値に対応するビームグループ、または中間の測定値に対応するビームグループを含む。ビームグループは、そのビームグループの測定結果との1対1の対応関係にある。具体的には、第1のビームグループは第1のビームグループの測定結果を有し、または第1のビームグループは第1のビームグループの測定結果に対応し、または第1のビームグループの測定結果は第1のビームグループに属し、または第1のビームグループの測定結果に対応するビームグループは第1のビームグループである。第2のビームグループは第2のビームグループの測定結果を有し、または第2のビームグループは第2のビームグループの測定結果に対応し、または第2のビームグループの測定結果は第2のビームグループに属し、または第2のビームグループの測定結果に対応するビームグループは第2のビームグループである。
別の任意選択の実装では、中間の測定値は、ビームグループの測定値の計算された平均値、または最大の測定値および最小の測定値に基づいて計算された平均値、またはビームグループの測定値の中間にある値を含む。さらに別の任意選択の実装では、ビームグループのうちで、第1のビームグループは最大のビームグループ番号に対応するビームグループ、または最小のビームグループ番号に対応するビームグループ、または中間のビームグループ番号に対応するビームグループを含み、中間のビームグループ番号を伴うビームグループは、複数のビームグループ番号の中間にあるビームグループ番号に対応するビームグループである。
さらに別の任意選択の実装では、ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループ識別子を含み、ビームグループ識別子は、基準測定結果が属する第1のビームグループのビームグループ識別子および基準測定結果に対するオフセットが属する第2のビームグループのビームグループ識別子のうちの少なくとも1つである。
さらに別の任意選択の実装では、プロセッサは、第2のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームグループの識別子が第2のビームグループの識別子自体であること、または、第2のビームグループの識別子が第1のビームグループの識別子に対するオフセットであることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、プロセッサは、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の昇順もしくは降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の奇数もしくは偶数の昇順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがあらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、プロセッサは、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最大のビームグループを伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の降順で順番にソートされること、または、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の昇順で順番にソートされること、または、あらかじめ設定された閾値より大きいビームグループの測定結果があらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、無線アクセスネットワークデバイスから端末に送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、端末上であらかじめ構成される。
さらに別の任意選択の実装では、トランシーバは、無線アクセスネットワークデバイスから表示情報を受信するようにさらに構成され、第1のビームグループをUCI報告のための基準として使用するか、または第1のビームグループの測定結果をUCI報告のための基準として使用するかをプロセッサに命令するために、表示情報が使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを基準として使用するようにプロセッサに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループを決定するための方法をさらに含むことがあり、または、第1のビームグループの測定結果を基準として使用するようにプロセッサに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として決定するための方法を含むことがある。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームグループの測定結果に対応するビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報はさらに、第1のフォーマットでトランシーバによって送信されるUCIが、ビームグループの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すために使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第6の態様によれば、本出願の実施形態は端末を提供する。端末は具体的には、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するように構成されるトランシーバを含むことがあり、第1のフォーマットで送信されるUCIはビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含み、第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、ビームの情報は第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法によれば、ミリメートル波システムにおけるビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、ビーム測定、およびアップリンク制御情報を使用することによる測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用し、報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、第1のビームは、ビームのうちで、最大の測定値に対応するビーム、または最小の測定値に対応するビーム、または中間の測定値に対応するビームを含む。ビームは、そのビームの測定結果との1対1の対応関係にある。具体的には、第1のビームは第1のビームの測定結果を有し、または第1のビームは第1のビームの測定結果に対応し、または第1のビームの測定結果は第1のビームに属し、または第1のビームの測定結果に対応するビームは第1のビームである。第2のビームは第2のビームの測定結果を有し、または第2のビームは第2のビームの測定結果に対応し、または第2のビームの測定結果は第2のビームに属し、または第2のビームの測定結果に対応するビームは第2のビームである。
別の任意選択の実装では、中間の測定値は、ビームの測定値の計算された平均値、または最大の測定値および最小の測定値に基づいて計算された平均値、またはビームの測定値の中間にある値を含む。さらに別の任意選択の実装では、プロセッサは次のように構成される:第1のビームは、ビームのうちで、最大のビーム番号に対応するビーム、または最小のビーム番号に対応するビーム、または中間のビーム番号に対応するビームを含み、中間のビーム番号を伴うビームは、複数のビーム番号の中間にあるビーム番号に対応するビームである。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビーム識別子を含み、ビーム識別子は、基準測定結果が属する第1のビームのビーム識別子および基準測定結果に対するオフセットが属する第2のビームのビーム識別子のうちの少なくとも1つである。
さらに別の任意選択の実装では、プロセッサは、第2のビームの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームの識別子が第2のビームの識別子自体であること、または、第2のビームの識別子が第1のビームの識別子に対するオフセットであることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、プロセッサは、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の昇順もしくは降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の昇順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがあらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、プロセッサは、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の降順で順番にソートされること、または、第1のビームに対応する基準測定結果が最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の昇順で順番にソートされること、または、あらかじめ設定された閾値より大きいビームの測定結果があらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、無線アクセスネットワークデバイスから端末に送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、端末上であらかじめ構成される。
さらに別の任意選択の実装では、トランシーバは、無線アクセスネットワークデバイスから表示情報を受信するようにさらに構成され、第1のビームをUCI報告のための基準として使用するか、または第1のビームの測定結果をUCI報告のための基準として使用するかをプロセッサに命令するために、表示情報が使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームを基準として使用するようにプロセッサに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームを決定するための方法をさらに含むことがあり、または、第1のビームの測定結果を基準として使用するようにプロセッサに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームの測定結果を基準測定結果として決定するための方法をさらに含むことがある。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームの識別子を含むか、またはビームの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの測定結果に対応するビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報はさらに、第1のフォーマットでトランシーバによって送信されるUCIが、ビームの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すために使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第7の態様によれば、本出願の実施形態は無線アクセスネットワークデバイスを提供する。無線アクセスネットワークデバイスは具体的には、表示情報を端末に送信するように構成されるトランシーバを含むことがあり、アップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはアップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報が使用され、トランシーバは、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIを受信するようにさらに構成され、UCIは、ビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は、第1のビームグループの測定結果および第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットを含み、第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法によれば、ミリメートル波システムにおけるビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、ビーム測定、およびアップリンク制御情報を使用することによる測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用し、報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
別の任意選択の実装では、複数のビームグループから第1のビームグループを決定することと、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用すること、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用することとを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを決定するための方法を使用することによって第1のビームグループを決定するかどうかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームグループの測定結果に対応するビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIが、ビームグループの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリング、および物理レイヤシグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって示される。
第8の態様によれば、本出願の実施形態は無線アクセスネットワークデバイスを提供する。無線アクセスネットワークデバイスは具体的には、表示情報を端末に送信するように構成されるトランシーバを含むことがあり、アップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはアップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報が使用され、トランシーバは、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIを受信するようにさらに構成され、UCIは、ビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は、第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含み、第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法によれば、ミリメートル波システムにおけるビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、ビーム測定、およびアップリンク制御情報を使用することによる測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用し、報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、UCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
別の任意選択の実装では、複数のビームから第1のビームを決定することと、UCI報告のための基準として第1のビームを使用すること、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用することとを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを決定するための方法を使用することによって第1のビームグループを決定するかどうかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームの識別子を含むか、またはビームの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの測定結果に対応するビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIが、ビームの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第9の態様によれば、本出願の実施形態は端末を提供する。端末は具体的には、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するように構成されるトランシーバユニットを含むことがあり、第1のフォーマットで送信されるUCIはビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は第1のビームグループの測定結果および第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットを含み、第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、ビームグループの情報は第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。複数の第2のビームグループがあるとき、第2のビームグループの測定結果に対応するビームグループが複数のそれぞれ対応するビームグループである。すなわち、第2のビームグループは、第3のビームグループおよび第4のビームグループを含む。この場合、第2のビームグループの測定結果は、第3のビームグループに対応する測定結果および第4のビームグループに対応する測定結果を含む。第2のビームグループは、限定はされないが、第3のビームグループおよび第4のビームグループを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法では、ビームグループ化がビーム管理コストを減らすのを助ける。加えて、ミリメートル波システムにおけるグループ化されたビームグループベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、アップリンク制御情報を使用することによるグループ化されたビームグループ測定および測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用して報告のオーバーヘッド(overhead)を減らす。
任意選択の実装では、端末は次のことをさらに含み得る:第1のビームグループは、ビームグループのうちの、最大の測定値に対応するビームグループ、または最小の測定値に対応するビームグループ、または中間の測定値に対応するビームグループを含む。ビームグループは、そのビームグループの測定結果との1対1の対応関係にある。具体的には、第1のビームグループは第1のビームグループの測定結果を有し、または第1のビームグループは第1のビームグループの測定結果に対応し、または第1のビームグループの測定結果は第1のビームグループに属し、または第1のビームグループの測定結果に対応するビームグループは第1のビームグループである。第2のビームグループは第2のビームグループの測定結果を有し、または第2のビームグループは第2のビームグループの測定結果に対応し、または第2のビームグループの測定結果は第2のビームグループに属し、または第2のビームグループの測定結果に対応するビームグループは第2のビームグループである。
別の任意選択の実装では、中間の測定値は、ビームグループの測定値の計算された平均値、または最大の測定値および最小の測定値に基づいて計算された平均値、またはビームグループの測定値の中間にある値を含む。さらに別の任意選択の実装では、ビームグループのうちで、第1のビームグループは最大のビームグループ番号に対応するビームグループ、または最小のビームグループ番号に対応するビームグループ、または中間のビームグループ番号に対応するビームグループを含み、中間のビームグループ番号を伴うビームグループは、複数のビームグループ番号の中間にあるビームグループ番号に対応するビームグループである。
さらに別の任意選択の実装では、ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループ識別子を含み、ビームグループ識別子は、基準測定結果が属する第1のビームグループのビームグループ識別子および基準測定結果に対するオフセットが属する第2のビームグループのビームグループ識別子のうちの少なくとも1つである。
さらに別の任意選択の実装では、処理ユニットは、第2のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームグループの識別子が第2のビームグループの識別子自体であること、または、第2のビームグループの識別子が第1のビームグループの識別子に対するオフセットであることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、処理ユニットは、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の昇順もしくは降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の奇数もしくは偶数の昇順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがあらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、処理ユニットは、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の降順で順番にソートされること、または、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の昇順で順番にソートされること、または、あらかじめ設定された閾値より大きいビームグループの測定結果があらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、無線アクセスネットワークデバイスから端末に送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、端末上であらかじめ構成される。
さらに別の任意選択の実装では、トランシーバユニットは、無線アクセスネットワークデバイスから表示情報を受信するようにさらに構成され、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかを処理ユニットに命令するために、表示情報が使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを基準として使用するように処理ユニットに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループを決定するための方法をさらに含むことがあり、または、第1のビームグループの測定結果を基準として使用するように処理ユニットに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として決定するための方法をさらに含むことがある。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームグループの測定結果に対応するビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報はさらに、第1のフォーマットでトランシーバユニットによって送信されるUCIが、ビームグループの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すために使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第10の態様によれば、本出願の実施形態は端末を提供する。端末は具体的には、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するように構成されるトランシーバユニットを含むことがあり、第1のフォーマットで送信されるUCIはビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含み、第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、ビームの情報は第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法によれば、ミリメートル波システムにおけるビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、ビーム測定、およびアップリンク制御情報を使用することによる測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用し、報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、第1のビームは、ビームのうちで、最大の測定値に対応するビーム、または最小の測定値に対応するビーム、または中間の測定値に対応するビームを含む。ビームは、そのビームの測定結果との1対1の対応関係にある。具体的には、第1のビームは第1のビームの測定結果を有し、または第1のビームは第1のビームの測定結果に対応し、または第1のビームの測定結果は第1のビームに属し、または第1のビームの測定結果に対応するビームは第1のビームである。第2のビームは第2のビームの測定結果を有し、または第2のビームは第2のビームの測定結果に対応し、または第2のビームの測定結果は第2のビームに属し、または第2のビームの測定結果に対応するビームは第2のビームである。
別の任意選択の実装では、中間の測定値は、ビームの測定値の計算された平均値、または最大の測定値および最小の測定値に基づいて計算された平均値、またはビームの測定値の中間にある値を含む。さらに別の任意選択の実装では、処理ユニットは次のようにさらに構成される:第1のビームは、ビームのうちで、最大のビーム番号に対応するビーム、または最小のビーム番号に対応するビーム、または中間のビーム番号に対応するビームを含み、中間のビーム番号を伴うビームは、複数のビーム番号の中間にあるビーム番号に対応するビームである。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビーム識別子を含み、ビーム識別子は、基準測定結果が属する第1のビームのビーム識別子および基準測定結果に対するオフセットが属する第2のビームのビーム識別子のうちの少なくとも1つである。
さらに別の任意選択の実装では、処理ユニットは、第2のビームの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームの識別子が第2のビームの識別子自体であること、または、第2のビームの識別子が第1のビームの識別子に対するオフセットであることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、処理ユニットは、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の昇順もしくは降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の昇順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがあらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、処理ユニットは、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の降順で順番にソートされること、または、第1のビームに対応する基準測定結果が最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の昇順で順番にソートされること、または、あらかじめ設定された閾値より大きいビームの測定結果があらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の実装では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、無線アクセスネットワークデバイスから端末に送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、端末上であらかじめ構成される。
さらに別の任意選択の実装では、トランシーバユニットは、無線アクセスネットワークデバイスから表示情報を受信するようにさらに構成され、処理ユニットがUCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかを示すために、表示情報が使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームを基準として使用するように処理ユニットに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームを決定するための方法をさらに含むことがあり、または、第1のビームの測定結果を基準として使用するように処理ユニットに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームの測定結果を基準測定結果として決定するための方法をさらに含むことがある。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームの識別子を含むか、またはビームの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの測定結果に対応するビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報はさらに、第1のフォーマットでトランシーバユニットによって送信されるUCIが、ビームの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すために使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第11の態様によれば、本出願の実施形態は無線アクセスネットワークデバイスを提供する。無線アクセスネットワークデバイスは具体的には、表示情報を端末に送信するように構成されるトランシーバユニットを含むことがあり、アップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはアップリンク制御情報UCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報が使用され、トランシーバユニットは、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIを受信するようにさらに構成され、UCIは、ビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は、第1のビームグループの測定結果および第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットを含み、第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法によれば、ミリメートル波システムにおけるビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、ビーム測定、およびアップリンク制御情報を使用することによる測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用し、報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
別の任意選択の実装では、複数のビームグループから第1のビームグループを決定することと、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用すること、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用することとを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを決定するための方法を使用することによって第1のビームグループを決定するかどうかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームグループの測定結果に対応するビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIが、ビームグループの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリング、および物理レイヤシグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって示される。
第12の態様によれば、本出願の実施形態は無線アクセスネットワークデバイスを提供する。無線アクセスネットワークデバイスは具体的には、表示情報を端末に送信するように構成されるトランシーバユニットを含むことがあり、第1のビームをアップリンク制御情報UCI報告のための基準として使用するか、または第1のビームの測定結果をアップリンク制御情報UCI報告のための基準として使用するかを端末に命令するために、表示情報が使用され、トランシーバユニットは、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIを受信するようにさらに構成され、UCIは、ビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は、第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含み、第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームである。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
この解決法によれば、ミリメートル波システムにおけるビームベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、ビーム測定、およびアップリンク制御情報を使用することによる測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用し、報告のオーバーヘッドを減らす。
任意選択の実装では、UCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
別の任意選択の実装では、複数のビームから第1のビームを決定することと、UCI報告のための基準として第1のビームを使用すること、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用することとを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、第1のビームグループを決定するための方法を使用することによって第1のビームグループを決定するかどうかを端末に命令するために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、UCIがビームの識別子を含むか、またはビームの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、ビームの測定結果に対応するビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、第1のフォーマットで端末によって送信されるUCIが、ビームの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
さらに別の任意選択の実装では、表示情報は、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第12の態様によれば、本発明の実施形態はコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で走らされるとき、コンピュータは、第1の態様および第2の態様のあらゆる可能な設計において方法を実行することが可能にされる。
第13の態様によれば、本発明の実施形態はコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品は命令を含み、プログラムがコンピュータによって実行されるとき、命令は、コンピュータが第1の態様および第2の態様のあらゆる可能な設計において方法を実行することを可能にする。
第14の態様によれば、本発明の実施形態はコンピュータプログラムを提供し、コンピュータプログラムは命令を含み、プログラムがコンピュータによって実行されるとき、命令は、コンピュータが第1の態様および第2の態様のあらゆる可能な設計において方法を実行することを可能にする。
本発明の実施形態の理解を促進するために、以下は、特定の実施形態を使用することによって添付の図面を参照して、さらなる説明および記述を提供する。実施形態は、本発明の実施形態に対するいかなる制約の構成要素ともならない。
本発明の実施形態は、グループ化されたビームグループについて測定を実行して第1のフォーマットでUCIを送信するために、データ送信方法、無線アクセスネットワークデバイス、および端末を提供する。これは、ミリメートル波システムにおけるビームグループベースのアップリンク制御情報の報告の問題を解決する。したがって、この解決法では、ビーム管理が効果的に実施されることが可能であり、第1のフォーマットでアップリンク制御情報の情報を報告することがより正確であり、報告のオーバーヘッドが減らされることが可能である。
図1は、本発明の実施形態による通信システムの概略アーキテクチャ図である。図1に示されるように、通信システムは、無線アクセスネットワークデバイス01および端末02を含む。可能な実施形態では、1つより多くの端末02があることがあり、図1は説明のための例として1つの端末02のみを示す。
本発明の実施形態で説明される技術は、高周波システム、または他の周波数領域のワイヤレス通信システムに適用され得る。加えて、技術は、第5世代5Gシステム、ニューラジオ(new radio、NR)システムなどにも適用可能であり得る。
本出願では、「システム」および「ネットワーク」という用語は通常は交互に使用され、当業者はそれらの意味を理解することができる。本出願における無線アクセスネットワークデバイス01は、端末のためのワイヤレス通信機能を提供するために、無線アクセスネットワークデバイスにおいて展開されるネットワークデバイスである。無線アクセスネットワークデバイス01は、様々な形態、たとえば、5G基地局、ニューラジオ基地局(new radio eNBまたはeNodeB)、送受信ポイント(transmission and reception point、TRP)、マクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、高周波基地局、およびロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)マクロ基地局を含み得る。異なる無線アクセス技術を使用するシステムでは、基地局機能を有するデバイスは異なる名前を有し得る。たとえば、デバイスは、LTEネットワークにおいて進化型NodeB(evolved NodeB、eNBまたはeNodeB)と呼ばれ、第5世代5GまたはNRネットワークにおいてはニューラジオNodeB(new radio NodeB、NR-NB)と呼ばれる。加えて、本出願における端末02は、様々なタイプ、たとえば、ハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス(wearable device、WD)、および、ワイヤレス通信機能を有するコンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続される別の処理デバイスを含むことがあり、様々な形態、たとえば、移動局(mobile station、MS)、端末(terminal)、および端末機器(terminal equipment)を含むことがある。
説明を簡単にするために、本出願における端末は、たとえばUEであることがあり、UEのためのワイヤレス通信機能を提供する無線アクセスネットワークデバイスは、たとえば基地局であることがある。
現在、グループベースのビームは5Gの背景で研究されている。本出願では、ビームグループは次のように定義される。1つまたは複数の送受信ポイントに対して、複数の送信ビームおよび/もしくは受信ビームがビームセットへとグループ化され、または、複数の送信ビームペアおよび/もしくは受信ビームペアがビームペアセットへとグループ化される。1つのUEに対して、複数の送信ビームおよび/もしくは受信ビームがビームセットへとグループ化され、または、複数の送信ビームペアおよび/もしくは受信ビームペアがビームペアセットへとグループ化される。ビームグループは少なくとも1人のビームを含み得る。グループ化は、ビームグループを決定するために基地局によってビームをグループ化すること、またはビームグループを決定するためにUEによってビームをグループ化することであり得る。しかしながら、グループベースの報告が実行されるかどうかは、表示情報を使用することによって基地局によって示され得る。それに対応して、図2は、本発明の実施形態によるビームグループベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。図2は、少なくとも1つのビームグループのうちの第1のビームグループと、第1のビームグループの測定結果とのうちの少なくとも1つを、UEがアップリンク制御情報UCI報告のための基準として使用する例を使用する。図2に示されるように、この実施形態はステップS210からS230を含む。詳細が以下で与えられる。
S210:UEが表示情報を取得する。
具体的には、UEは、基地局から表示情報を受信することによって、または、UEについてあらかじめ構成される情報に基づいて表示情報を取得することによって、表示情報を取得し得る。表示情報は、以下の内容のうちの任意の1つまたは複数を含み得る。以下の内容のうちの任意の1つまたは複数が基地局から取得されることがあり、残りはあらかじめ構成されることに留意されたい。
表示情報は、ビームグループベースの報告を実行するかどうかをUEに命令するために使用され得る。
表示情報はさらに、同一の特性を伴うビームを1つのグループへとグループ化するかどうかをUEに命令するために使用され得る。同一の特性は、同一のサブキャリア間隔、同一の波形、または1つのグループへとグループ化され得る測定値のうちの任意の1つまたは複数であり得る。
表示情報は、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかをUEに命令するためにさらに使用されることがあり、第1のビームグループの測定結果は基準測定結果である。第1のビームグループを基準として使用すると決定するための方法は次のことを含み得る:第1のビームグループは、最大のビームグループ番号を伴うビームグループ、または最小のビームグループ番号を伴うビームグループ、または中間のビームグループ番号を伴うビームグループであり得る。第1のビームグループは代替として、最大の測定値を伴うビームグループ、または最小の測定値を伴うビームグループ、または中間の測定値を伴うビームグループであり得る。第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として使用すると決定するための方法は次のことを含み得る:第1のビームグループの測定結果は、最大のビームグループ番号を伴うビームグループの測定結果、または最小のビームグループ番号を伴うビームグループの測定結果、または中間のビームグループ番号を伴うビームグループの測定結果であり得る。第1のビームグループの測定結果は、最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果、または最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果、または中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果であり得る。測定値は測定結果に対応する値であることがあり、または、測定値はマッピング関係に基づいて対応する測定結果を取得するために使用されることがある。中間の測定値を決定するための方法は、複数の測定値に基づいて計算される平均値、もしくは最大の測定値と最小の測定値に基づいて計算される平均値に基づいて、複数のビームグループの測定値のうちの、中間の測定値を決定するステップ、または、複数のビームグループの測定値の中間にある値を中間の測定結果値として選択するステップを含む。
表示情報は、ビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを、第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIが含むことを示すために、さらに使用され得る。
第1のビームグループを基準として使用することをUEに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループを決定するための方法をさらに含み得る。
第1のビームグループの測定結果を基準として使用するようにUEに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として決定するための方法をさらに含み得る。
表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
ビームグループの測定結果に対応するビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
表示情報は、第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIが、ビームグループの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
表示情報は、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
表示情報は、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(media access control、MAC)シグナリング、および物理レイヤシグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって示され得る。
S220:UEが、表示情報に基づいて、第1のビームグループを基準として使用すること、または第1のビームグループの測定結果を基準として使用することを決定する。
具体的には、UEは、各ビームを測定し、ビームをビームグループへとグループ化し、グループ化されたビームグループのためのビームグループ識別子およびビームグループの対応する測定結果を決定する。
可能な実施形態では、ビームグループをグループ化することは、UEが、表示情報に基づいて、同一の特性を収容するビームを1つのグループへとグループ化し、同一の特性を収容しない残りのビームを1つのグループへとグループ化することを意味する。同一の特性を収容しないビームに対して、1つだけのビームを伴うビームグループがあり得る。この場合、ビームグループは1つだけのビームを含む。同一の特性を収容するビームを1つのグループへとグループ化することは、同一のサブキャリア間隔を伴うビームを1つのビームグループへとグループ化するための、ビームが同一のサブキャリア間隔を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがあり、または、同一の波形を伴うビームを1つのビームグループへとグループ化するための、ビームが同一の波形を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがあり、または、近い測定値を伴うビームを1つのビームグループへとグループ化するための、ビームが近い測定値を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがある。
対応するビームグループの測定結果を決定することは、ビームの測定結果に基づいてビームグループの測定値を推測し、測定値と測定結果との間のマッピング関係または対応関係に基づいて、対応するビームグループの測定結果を取得することである。ビームの測定値に基づいてビームグループの測定値を推測することは、線形関数または非線形関数に基づいて推測することである。
UEによって第1のビームグループを決定する方式は次のことを含み得る:UEは、最大のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定し、または、UEは最小のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定し、または、UEは中間のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
別の可能な実施形態では、第1のビームグループを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームグループを決定するための方法が、最大のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて最大のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームグループを決定するための方法が、最小のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて最小のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームグループを決定するための方法が、中間のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて中間のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
UEによって第1のビームグループを決定する方式は次のことをさらに含み得る:UEは、最大の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定し、または、UEは、最小の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定し、または、UEは、中間の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームグループを決定するための方法が、最大の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて最大の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームグループを決定するための方法が、最小の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて最小の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームグループを決定するための方法が、中間の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて中間の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
UEは複数の方式で基準測定結果を決定することがあり、これらは具体的には以下の方式を含むことがある。
方式1:
複数のビームグループの測定値において、
最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、または、
最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、または、
中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択する。
中間の測定値を決定するための方法は、複数の測定値に基づいて計算される平均値、もしくは最大の測定値と最小の測定値に基づいて計算される平均値に基づいて、複数のビームグループの測定値のうちの、中間の測定値を決定するステップ、または、複数のビームグループの測定値の中間にある値を中間の測定結果値として選択するステップを含む。
第1のビームグループの決定の間に、複数のビームグループの中の第1のビームグループ以外のビームグループが第2のビームグループであり、第2のビームグループは複数のビームグループのうちの少なくとも1つを含み得ることに留意されたい。第1のビームグループの測定結果が基準測定結果として使用されることが決定されるとき、複数のビームグループの測定結果の中の第1のビームグループの測定結果以外のビームグループの測定結果は、第2のビームグループの測定結果である。
方式2:
複数のビームグループのビームグループ番号において、
最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、または、
最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、または、
中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、中間のビームグループ番号を伴うビームグループは、複数のビームグループのビームグループ番号の中間にあるビームグループ番号に対応するビームグループである。
UEは、複数のビームグループのビームグループ番号を決定するために、複数のビームグループのためのビームグループ番号を指定し得ることに留意されたい。代替として、基地局は、UEのためのビームグループをグループ化し、ビームグループ番号を伝え得る。
可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
S230:UEが、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで基地局に送信する。
第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIは、ビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含む。ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は、第1のビームグループの測定結果および第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットを含む。第1のビームグループの測定結果は基準測定結果である。ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。
可能な実施形態では、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームグループの情報を含む。具体的には、第1のフォーマットで送信されるUCIは、第1のビームグループの識別子および第2のビームグループの識別子を含み、第1のビームグループの識別子は基準として使用される。
実施形態では、UCIは第1のビームの識別子および第2のビームの識別子を収容し、第2のビームの識別子は第2のビームの識別子または第1のビームの識別子に対するオフセットである。1つまたは複数の第2のビームがあり得る。
実施形態では、UCIは、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果の各々に対応するビームの識別子を収容し、第1のビームの識別子は基準として使用される。
別の可能な実施形態では、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームグループの測定結果情報を含む。具体的には、ビームグループの測定結果が属するビームグループの識別子に基づいてUCI報告の方式を決定することは、次のことを含み得る。
方式1:第1のビームグループの測定結果、第1のビームグループの識別子、第2のビームグループの測定結果、および第2のビームグループの識別子、ここで第1のビームグループの識別子は明示的に示され、第2のビームグループの識別子は明示的に示される。
方式2:第1のビームグループの測定結果、第1のビームグループの識別子、第2のビームグループの測定結果、および第2のビームグループの識別子、ここで第1のビームグループの識別子は暗黙的に示され、第2のビームグループの識別子は明示的に示される。
方式3:第1のビームグループの測定結果、第1のビームグループの識別子、および第2のビームグループの測定結果、ここで第1のビームグループの識別子は明示的に示され、第2のビームグループの識別子は暗黙的に示される。
方式4:第1のビームグループの測定結果、および第2のビームグループの測定結果、ここで第1のビームグループの識別子は暗黙的に示され、第2のビームグループの識別子は暗黙的に示される。
前述の暗黙的な表示は、表示が必要ではないことを意味する。ビームグループとビームグループの測定結果との間の対応関係は、あらかじめ定められた方式またはデフォルトの方式で解析され得る。
前述の方式1から方式4において:
可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームグループの識別子は第2のビームグループの識別子自体であり、または、第2のビームグループの識別子は第1のビームグループの識別子に対するオフセットである。
たとえば、第2のビームグループの識別子が明示的に示され、第1のビームグループの識別子が「5」であるとき、第2のビームグループの識別子は「6」または「1」であり得る。
この場合、第1のビームグループの識別子は、第1のビームグループに対応する基準測定結果に対応する。言い換えると、第1のビームグループの識別子は「5」であり、第1のビームグループに対応する基準測定結果に対応する識別子も「5」である。この場合、第2のビームグループの識別子は「6」であることがあり、第2のビームグループに対応する測定結果に対応する識別子も「6」であることがある。代替として、第2のビームグループの識別子は「1」であり、すなわち、第2のビームグループの識別子は第1のビームグループの識別子に対するオフセットであり、第2のビームグループに対応する測定結果に対応する識別子も「1」である。
別の可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームグループは、ビームグループ番号の昇順または降順で順番にソートされる。UEは、複数のビームグループのビームグループ番号を決定するために、複数のビームグループのためのビームグループ番号を指定し得ることに留意されたい。代替として、基地局がビームグループ番号を伝え得る。たとえば、ビームグループ番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、2、3…Mは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビームグループ番号がx、x+1、…Nであるとき、ビームグループx、x+1、…Nは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビームグループ番号がM、M-1、…1であるとき、ビームグループM、M-1、…1は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビームグループ番号がN、N-1、…xであるとき、ビームグループN、N-1、…xは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームグループは、ビームグループ番号の奇数または偶数の昇順で順番にソートされる。
たとえば、ビームグループ番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、3、5、…M(Mが奇数である場合、最後のビームグループはビームグループMであり、Mが偶数である場合、最後のビームグループはビームグループM-1である)は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされ、以下同様である。ビームグループ番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ2、4、6、…M(Mが偶数である場合、最後のビームグループはビームグループMであり、Mが奇数である場合、最後のビームグループはビームグループM-1である)は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされ、以下同様である。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームグループは、ビームグループ番号の奇数または偶数の降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームグループは、あらかじめ設定されたソート方式、すなわち、あらかじめ設定された配列設計に対応する順序でソートされる。あらかじめ設定されたソート方式は、無線リソース制御RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御シグナリングを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定されたソート方式は、事前構成を通じてUE上で構成される。
たとえば、ビームグループ番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、3、5、…Mに対して、あらかじめ設定された配列設計は、周波数ホッピング配列に従った順序付けられない設計であり得る。
加えて、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報を含む。具体的には、ビームグループの測定結果に基づいてUCI報告の方式を決定することは、
第1のビームグループの測定結果、第1のビームグループの識別子、第2のビームグループの測定結果、および第2のビームグループの識別子を含むことがあり、ここで第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、第1のビームグループの情報は明示的または暗黙的に示されることがあり、第2のビームグループの情報も明示的または暗黙的に示されることがある。
可能な実施形態では、基準測定結果は、最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の降順または昇順で順番にソートされる。
別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、最小のビームグループ番号からのビームグループ番号の昇順であり、または最大のビームグループ番号からのビームグループ番号の降順であり、または中間のビームグループ番号から最大のビームグループ番号へのビームグループ番号の昇順でありそして中間のビームグループ番号から最小のビームグループ番号へのビームグループ番号の降順であり、または、中間のビームグループ番号から最小のビームグループ番号へのビームグループ番号の降順でありそして中間のビームグループ番号から最大のビームグループ番号へのビームグループ番号の昇順である。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の降順または昇順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示され得るとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の昇順または降順で順番にソートされ得る。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、あらかじめ設定された閾値より大きいビームグループの測定結果が報告される。あらかじめ設定された閾値は、無線リソース制御RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御シグナリングを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定された閾値は、事前構成を通じてUE上で構成される。ビームグループの識別子は明示的に示される。実施形態では、測定結果はあらかじめ設定されたソート方式でソートされて報告され、あらかじめ設定されたソート方式は、前述の方式の任意の逐次的なソート順序であり得る。
たとえば、基準測定結果に対する測定結果のオフセットがあらかじめ設定された閾値より大きいとき、基準測定結果に対する測定結果のオフセットはあらかじめ設定されたソート方式でソートされ、または、測定結果が閾値より大きいとき、測定結果はあらかじめ設定されたソート方式でソートされる。
前述の方法では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、UE上であらかじめ構成される。
加えて、第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIは、測定のための基準信号、およびビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号のうちの少なくとも1つをさらに含み、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。UEは代替として、基準信号を報告することをスキップすることがあり、表示情報において指定される基準信号に基づいて測定を実行する。
基地局は、UEによって送信されるUCIに基づいてビームグループを処理し得る。
前述の3つの可能なシナリオでは、第1のビームグループが複数のビームグループを含むとき、UEは、平均化アルゴリズムを使用することによって複数のビームグループのうちの1つを基準として決定できることに留意されたい。
上記の任意の事前設定、事前構成、または事前通知は、RRCシグナリングもしくはMACシグナリングを使用することによってネットワークデバイスによりUEに通知されることがあり、または前もってUE上で指定されることがある。
上で説明された識別子、番号、またはインデックスは等価であり交換可能である。
図3は、本発明の実施形態による別のビームグループベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。図3に示されるように、この実施形態はステップS310およびS320を含む。詳細が以下で与えられる。
S310:UEが、第1のビームグループを基準として使用すること、または第1のビームグループの測定結果を基準として使用することを決定する。
具体的には、UEは、各ビームを測定し、ビームをビームグループへとグループ化し、グループ化されたビームグループのためのビームグループ識別子およびビームグループの対応する測定結果を決定する。
可能な実施形態では、ビームグループをグループ化することは、UEが、同一の特性を収容するビームを1つのグループへとグループ化し、同一の特性を収容しない残りのビームを1つのグループへとグループ化することを意味する。同一の特性を収容しないビームに対して、1つだけのビームを伴うビームグループがあり得る。この場合、ビームグループは1つだけのビームを含む。同一の特性を収容するビームを1つのグループへとグループ化することは、同一のサブキャリア間隔を伴うビームを1つのビームグループへとグループ化するための、ビームが同一のサブキャリア間隔を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがあり、または、同一の波形を伴うビームを1つのビームグループへとグループ化するための、ビームが同一の波形を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがあり、または、近い測定値を伴うビームを1つのビームグループへとグループ化するための、ビームが近い測定値を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがある。
対応するビームグループの測定結果を決定することは、ビームの測定結果に基づいてビームグループの測定値を推測し、測定値と測定結果との間のマッピング関係または対応関係に基づいて、対応するビームグループの測定結果を取得することである。ビームの測定値に基づいてビームグループの測定値を推測することは、線形関数または非線形関数に基づいて推測することである。
UEによって第1のビームグループを決定する方式は次のことを含み得る:UEは、最大のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定し、または、UEは最小のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定し、または、UEは中間のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
別の可能な実施形態では、第1のビームグループが基準として使用され、第1のビームグループを決定するための方法が、最大のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、最大のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループが基準として使用され、第1のビームグループを決定するための方法が、最小のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、最小のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループが基準として使用され、第1のビームグループを決定するための方法が、中間のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、中間のビームグループ番号を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
UEによって第1のビームグループを決定する方式は次のことをさらに含み得る:UEは、最大の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定し、または、UEは、最小の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定し、または、UEは、中間の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループが基準として使用され、第1のビームグループを決定するための方法が、最大の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、最大の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループが基準として使用され、第1のビームグループを決定するための方法が、最小の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、最小の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループが基準として使用され、第1のビームグループを決定するための方法が、中間の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして選択することであるとき、UEは、中間の測定値を伴うビームグループを第1のビームグループとして決定する。
UEは複数の方式で基準測定結果を決定することがあり、これらは具体的には以下の方式を含むことがある。
方式1:
複数のビームグループの測定値において、
最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、または、
最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、または、
中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択する。
中間の測定値を決定するための方法は、複数の測定値に基づいて計算される平均値、もしくは最大の測定値と最小の測定値に基づいて計算される平均値に基づいて、複数のビームグループの測定値のうちの、中間の測定値を決定するステップ、または、複数のビームグループの測定値の中間にある値を中間の測定結果値として選択するステップを含む。
第1のビームグループの決定の間に、複数のビームグループの中の第1のビームグループ以外のビームグループが第2のビームグループであり、第2のビームグループは複数のビームグループのうちの少なくとも1つを含み得ることに留意されたい。第1のビームグループの測定結果が基準測定結果として使用されることが決定されるとき、複数のビームグループの測定結果の中の第1のビームグループの測定結果以外のビームグループの測定結果は、第2のビームグループの測定結果である。
方式2:
複数のビームグループのビームグループ番号において、
最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、または、
最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、または、
中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として選択し、中間のビームグループ番号を伴うビームグループは、複数のビームグループのビームグループ番号の中間にあるビームグループ番号に対応するビームグループである。
UEは、複数のビームグループのビームグループ番号を決定するために、複数のビームグループのためのビームグループ番号を指定し得ることに留意されたい。代替として、基地局は、UEのためのビームグループをグループ化し、ビームグループ番号を伝え得る。
可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームグループの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を選択することであるとき、UEは、中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果を基準測定結果として決定する。
S320:UEが、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで基地局に送信する。
第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIは、ビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含む。ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は、第1のビームグループの測定結果および第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットを含む。第1のビームグループの測定結果は基準測定結果である。ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。
可能な実施形態では、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームグループの情報を含む。具体的には、第1のフォーマットで送信されるUCIは、第1のビームグループの識別子および第2のビームグループの識別子を含み、第1のビームグループの識別子は基準として使用される。
実施形態では、UCIは第1のビームの識別子および第2のビームの識別子を収容し、第2のビームの識別子は第2のビームの識別子または第1のビームの識別子に対するオフセットである。1つまたは複数の第2のビームがあり得る。
実施形態では、UCIは、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果の各々に対応するビームの識別子を収容し、第1のビームの識別子は基準として使用される。
別の可能な実施形態では、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームグループの測定結果情報を含む。具体的には、ビームグループの測定結果に属するビームグループの識別子に基づいてUCIの報告の方式を決定することは、次のことを含み得る。
方式1:第1のビームグループの測定結果、第1のビームグループの識別子、第2のビームグループの測定結果、および第2のビームグループの識別子、ここで第1のビームグループの識別子は明示的に示され、第2のビームグループの識別子は明示的に示される。
方式2:第1のビームグループの測定結果、第1のビームグループの識別子、第2のビームグループの測定結果、および第2のビームグループの識別子、ここで第1のビームグループの識別子は暗黙的に示され、第2のビームグループの識別子は明示的に示される。
方式3:第1のビームグループの測定結果、第1のビームグループの識別子、および第2のビームグループの測定結果、ここで第1のビームグループの識別子は明示的に示され、第2のビームグループの識別子は暗黙的に示される。
方式4:第1のビームグループの測定結果、および第2のビームグループの測定結果、ここで第1のビームグループの識別子は暗黙的に示され、第2のビームグループの識別子は暗黙的に示される。
前述の暗黙的な表示は、表示が必要ではないことを意味する。ビームグループとビームグループの測定結果との間の対応関係は、あらかじめ定められた方式またはデフォルトの方式で解析され得る。
前述の方式1から方式4において:
可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームグループの識別子は第2のビームグループ自体の識別子であり、または、第2のビームグループの識別子は第1のビームグループの識別子に対するオフセットである。
たとえば、第2のビームグループの識別子が明示的に示され、第1のビームグループの識別子が「5」であるとき、第2のビームグループの識別子は「6」または「1」であり得る。
この場合、第1のビームグループの識別子は、第1のビームグループに対応する基準測定結果に対応する。言い換えると、第1のビームグループの識別子は「5」であり、第1のビームグループに対応する基準測定結果に対応する識別子も「5」である。この場合、第2のビームグループの識別子は「6」であり、第2のビームグループに対応する基準測定結果に対応する識別子も「6」である。代替として、第2のビームグループの識別子は「1」であり、すなわち、第2のビームグループの識別子は第1のビームグループの識別子に対するオフセットであり、第2のビームグループに対応する測定結果に対応する識別子も「1」である。
別の可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームグループは、ビームグループ番号の昇順または降順で順番にソートされる。UEは、複数のビームグループのビームグループ番号を決定するために、複数のビームグループのためのビームグループ番号を指定し得ることに留意されたい。代替として、基地局がビームグループ番号を伝え得る。たとえば、ビームグループ番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、2、3…Mは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビームグループ番号がx、x+1、…Nであるとき、ビームグループx、x+1、…Nは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビームグループ番号がM、M-1、…1であるとき、ビームグループM、M-1、…1は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビームグループ番号がN、N-1、…xであるとき、ビームグループN、N-1、…xは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームグループは、ビームグループ番号の奇数または偶数の昇順で順番にソートされる。
たとえば、ビームグループ番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、3、5、…M(Mが奇数である場合、最後のビームグループはビームグループMであり、Mが偶数である場合、最後のビームグループはビームグループM-1である)は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされ、以下同様である。ビームグループ番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ2、4、6、…M(Mが偶数である場合、最後のビームグループはビームグループMであり、Mが奇数である場合、最後のビームグループはビームグループM-1である)は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされ、以下同様である。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームグループは、ビームグループ番号の奇数または偶数の降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームグループは、あらかじめ設定されたソート方式、すなわち、あらかじめ設定された配列設計に対応する順序でソートされる。あらかじめ設定されたソート方式は、無線リソース制御RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御シグナリングを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定されたソート方式は、事前構成を通じてUE上で構成される。
たとえば、ビームグループ番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、3、5、…Mに対して、あらかじめ設定された配列設計は、周波数ホッピング配列に従った順序付けられない設計であり得る。
加えて、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報を含む。具体的には、ビームグループの測定結果に基づいてUCI報告の方式を決定することは、
第1のビームグループの測定結果、第1のビームグループの識別子、第2のビームグループの測定結果、および第2のビームグループの識別子を含むことがあり、ここで第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、第1のビームグループの情報は明示的または暗黙的に示されることがあり、第2のビームグループの情報も明示的または暗黙的に示されることがある。
可能な実施形態では、基準測定結果は、最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の降順または昇順で順番にソートされる。
別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、最小のビームグループ番号からのビームグループ番号の昇順であり、または最大のビームグループ番号からのビームグループ番号の降順であり、または中間のビームグループ番号から最大のビームグループ番号へのビームグループ番号の昇順でありそして中間のビームグループ番号から最小のビームグループ番号へのビームグループ番号の降順であり、または、中間のビームグループ番号から最小のビームグループ番号へのビームグループ番号の降順でありそして中間のビームグループ番号から最大のビームグループ番号へのビームグループ番号の昇順である。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の降順または昇順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示され得るとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の昇順または降順で順番にソートされ得る。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果である。第1のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームグループの識別子は第1のビームグループのインデックスである。第2のビームグループの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットは、ビームグループ番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、あらかじめ設定された閾値より大きいビームグループの測定結果が報告される。あらかじめ設定された閾値は、無線リソース制御RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御シグナリングを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定された閾値は、事前構成を通じてUE上で構成される。ビームグループの識別子は明示的に示される。実施形態では、測定結果はあらかじめ設定されたソート方式でソートされて報告され、あらかじめ設定されたソート方式は、前述の方式の任意の逐次的なソート順序であり得る。
たとえば、基準測定結果に対する測定結果のオフセットがあらかじめ設定された閾値より大きいとき、基準測定結果に対する測定結果のオフセットはあらかじめ設定されたソート方式でソートされ、または、測定結果が閾値より大きいとき、測定結果はあらかじめ設定されたソート方式でソートされる。
前述の方法では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、UE上であらかじめ構成される。
加えて、第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIは、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号のうちの少なくとも1つをさらに含み、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
基地局は、UEによって送信されるUCIに基づいてビームグループを処理し得る。
前述の3つの可能なシナリオでは、第1のビームグループが複数のビームグループを含むとき、UEは、平均化アルゴリズムを使用することによって複数のビームグループのうちの1つを基準として決定できることに留意されたい。
上記の任意の事前設定、事前構成、または事前通知は、RRCシグナリングもしくはMACシグナリングを使用することによってネットワークデバイスによりUEに通知されることがあり、または前もってUE上で指定されることがある。
上で説明された識別子、番号、またはインデックスは等価であり交換可能である。
図4は、本発明の実施形態によるビームベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。図4は、少なくとも1つのビームのうちの第1のビームと、第1のビームの測定結果とのうちの少なくとも1つを、UEがアップリンク制御情報UCI報告のための基準として使用する例を使用する。図4に示されるように、この実施形態はステップS410からS430を含む。詳細が以下で与えられる。
S410:UEが表示情報を取得する。
具体的には、UEは、基地局から表示情報を受信することによって、または、UEについてあらかじめ構成される情報に基づいて表示情報を取得することによって、表示情報を取得し得る。表示情報は、以下の内容のうちの任意の1つまたは複数を含み得る。以下の内容のうちの任意の1つまたは複数が基地局から取得されることがあり、残りはあらかじめ構成されることに留意されたい。
表示情報は、ビームベースの報告を実行するかどうかをUEに命令するために使用され得る。
表示情報はさらに、同一の特性を伴うビームを1つのグループへとグループ化するかどうかをUEに命令するために使用され得る。同一の特性は、同一のサブキャリア間隔、同一の波形、または1つのグループへとグループ化され得る測定値のうちの任意の1つまたは複数であり得る。
表示情報は、UCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかをUEに命令するためにさらに使用されることがあり、第1のビームの測定結果は基準測定結果である。第1のビームを基準として使用すると決定するための方法は次のことを含み得る:第1のビームは、最大のビーム番号を伴うビーム、または最小のビーム番号を伴うビーム、または中間のビーム番号を伴うビームであり得る。第1のビームは代替として、最大の測定値を伴うビーム、または最小の測定値を伴うビーム、または中間の測定値を伴うビームであり得る。第1のビームの測定結果を基準測定結果として使用すると決定するための方法は次のことを含み得る:第1のビームの測定結果は、最大のビーム番号を伴うビームの測定結果、または最小のビーム番号を伴うビームの測定結果、または中間のビーム番号を伴うビームの測定結果であり得る。第1のビームの測定結果は、最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果、または最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果、または中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果であり得る。測定値は測定結果に対応する値であることがあり、または、測定値はマッピング関係に基づいて対応する測定結果を取得するために使用されることがある。中間の測定値を決定するための方法は、複数の測定値に基づいて計算される平均値、もしくは最大の測定値と最小の測定値に基づいて計算される平均値に基づいて、複数のビームの測定値のうちの、中間の測定値を決定するステップ、または、複数のビームの測定値の中間にある値を中間の測定結果値として選択するステップを含む。
表示情報は、ビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを、第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIが含むことを示すために、さらに使用され得る。
第1のビームを基準として使用することをUEに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報はさらに、第1のビームを決定するための方法を含み得る。
第1のビームの測定結果を基準として使用することをUEに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報はさらに、第1のビームの測定結果を基準測定結果として決定するための方法を含み得る。
表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
ビームの測定結果に対応するビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
表示情報は、第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIが、ビームの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
表示情報は、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
表示情報は、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(media access control、MAC)シグナリング、および物理レイヤシグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって示され得る。
S420:UEが、表示情報に基づいて、第1のビームを基準として使用すること、または第1のビームの測定結果を基準として使用することを決定する。
具体的には、UEは、各ビームを測定し、ビームグループ化を実行し、グループ化されたビームのためのビーム識別子および対応するビームの測定結果を決定する。
可能な実施形態では、ビームグループ化は、UEが、表示情報に基づいて、同一の特性を収容するビームを1つのグループへとグループ化し、同一の特性を収容しない残りのビームを1つのグループへとグループ化することを意味する。同一の特性を収容しないビームに対して、1つだけのビームを伴うビームがあり得る。この場合、ビームは1つだけのビームを含む。同一の特性を収容するビームを1つのグループへとグループ化することは、同一のサブキャリア間隔を伴うビームを1つのビームへとグループ化するための、ビームが同一のサブキャリア間隔を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがあり、または、同一の波形を伴うビームを1つのビームへとグループ化するための、ビームが同一の波形を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがあり、または、近い測定値を伴うビームを1つのビームへとグループ化するための、ビームが近い測定値を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがある。
対応するビームの測定結果を決定することは、ビームの測定値に基づいてビームの測定値を推測し、測定値と測定結果との間のマッピング関係または対応関係に基づいて、対応するビームの測定結果を取得することである。ビームの測定値に基づいてビームの測定値を推測することは、線形関数または非線形関数に基づいて推測することである。
UEによって第1のビームを決定する方式は次のことを含み得る:UEは、最大のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定し、または、UEは最小のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定し、または、UEは中間のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定する。
別の可能な実施形態では、第1のビームを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームを決定するための方法が、最大のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて最大のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームを決定するための方法が、最小のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて最小のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームを決定するための方法が、中間のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて中間のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定する。
UEによって第1のビームを決定する方式は次のことをさらに含み得る:UEは、最大の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定し、または、UEは、最小の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定し、または、UEは、中間の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームを決定するための方法が、最大の測定値を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて最大の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームを決定するための方法が、最小の測定値を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて最小の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームを基準として使用することを表示情報が命令し、第1のビームを決定するための方法が、中間の測定値を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて中間の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定する。
UEは複数の方式で基準測定結果を決定することがあり、これらは具体的には以下の方式を含むことがある。
方式1:
複数のビームの測定値において、
最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、または、
最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、または、
中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択する。
中間の測定値を決定するための方法は、複数の測定値に基づいて計算される平均値、もしくは最大の測定値と最小の測定値に基づいて計算される平均値に基づいて、複数のビームの測定値のうちの、中間の測定値を決定するステップ、または、複数のビームの測定値の中間にある値を中間の測定結果値として選択するステップを含む。
第1のビームの決定の間に、複数のビームの中の第1のビーム以外のビームが第2のビームであり、第2のビームは複数のビームのうちの少なくとも1つを含み得ることに留意されたい。第1のビームの測定結果が基準測定結果として使用されることが決定されるとき、複数のビームの測定結果の中の第1のビームの測定結果以外のビームの測定結果は、第2のビームの測定結果である。
方式2:
複数のビームのビーム番号において、
最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、または、
最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、または、
中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、中間のビーム番号を伴うビームは、複数のビームのビーム番号の中間にあるビーム番号に対応するビームである。
UEは、複数のビームのビーム番号を決定するために、複数のビームのためのビーム番号を指定し得ることに留意されたい。代替として、基地局は、UEのためのビームグループ化を実行し、ビーム番号を伝え得る。
可能な実施形態では、第1のビームの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果を基準測定結果として使用することを表示情報が命令し、基準測定結果を決定するための方法が、中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、表示情報に基づいて、中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
S430:UEが、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで基地局に送信する。
第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIは、ビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含む。ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は、第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含む。第1のビームの測定結果は基準測定結果である。ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームである。
可能な実施形態では、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームの情報を含む。具体的には、第1のフォーマットで送信されるUCIは、第1のビームの識別子および第2のビームの識別子を含み、第1のビームの識別子は基準として使用される。
実施形態では、UCIは第1のビームの識別子および第2のビームの識別子を収容し、第2のビームの識別子は第2のビームの識別子または第1のビームの識別子に対するオフセットである。1つまたは複数の第2のビームがあり得る。
実施形態では、UCIは、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果の各々に対応するビームの識別子を収容し、第1のビームの識別子は基準として使用される。
別の可能な実施形態では、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームの測定結果情報を含む。具体的には、ビームの測定結果が属するビームの識別子に基づいてUCI報告の方式を決定することは、次のことを含み得る。
方式1:第1のビームの測定結果、第1のビームの識別子、第2のビームの測定結果、および第2のビームの識別子、ここで第1のビームの識別子は明示的に示され、第2のビームの識別子は明示的に示される。
方式2:第1のビームの測定結果、第1のビームの識別子、第2のビームの測定結果、および第2のビームの識別子、ここで第1のビームの識別子は暗黙的に示され、第2のビームの識別子は明示的に示される。
方式3:第1のビームの測定結果、第1のビームの識別子、および第2のビームの測定結果、ここで第1のビームの識別子は明示的に示され、第2のビームの識別子は暗黙的に示される。
方式4:第1のビームの測定結果、および第2のビームの測定結果、ここで第1のビームの識別子は暗黙的に示され、第2のビームの識別子は暗黙的に示される。
前述の暗黙的な表示は、表示が必要ではないことを意味する。ビームとビームの測定結果との間の対応関係は、あらかじめ定められた方式またはデフォルトの方式で解析され得る。
前述の方式1から方式4において:
可能な実施形態では、第2のビームの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームの識別子は第2のビーム自体の識別子であり、または、第2のビームの識別子は第1のビームの識別子に対するオフセットである。
たとえば、第2のビームの識別子が明示的に示され、第1のビームの識別子が「5」であるとき、第2のビームの識別子は「6」または「1」であり得る。
この場合、第1のビームの識別子は、第1のビームに対応する基準測定結果に対応する。言い換えると、第1のビームの識別子は「5」であり、第1のビームに対応する基準測定結果に対応する識別子も「5」である。この場合、第2のビームの識別子は「6」であることがあり、第2のビームに対応する測定結果に対応する識別子も「6」であることがある。代替として、第2のビームの識別子は「1」であり、すなわち、第2のビームの識別子は第1のビームの識別子に対するオフセットであり、第2のビームに対応する測定結果に対応する識別子も「1」である。
別の可能な実施形態では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームは、ビーム番号の昇順または降順で順番にソートされる。UEは、複数のビームのビーム番号を決定するために、複数のビームのためのビーム番号を指定し得ることに留意されたい。代替として、基地局がビーム番号を伝え得る。たとえば、ビーム番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、2、3…Mは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビーム番号がx、x+1、…Nであるとき、ビームグループx、x+1、…Nは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビーム番号がM、M-1、…1であるとき、ビームグループM、M-1、…1は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビーム番号がN、N-1、…xであるとき、ビームグループN、N-1、…xは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームは、ビーム番号の奇数または偶数の昇順で順番にソートされる。
たとえば、ビーム番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、3、5、…M(Mが奇数である場合、最後のビームグループはビームグループMであり、Mが偶数である場合、最後のビームグループはビームグループM-1である)は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされ、以下同様である。ビーム番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ2、4、6、…M(Mが偶数である場合、最後のビームグループはビームグループMであり、Mが奇数である場合、最後のビームグループはビームグループM-1である)は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされ、以下同様である。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームは、ビーム番号の奇数または偶数の降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームは、あらかじめ設定されたソート方式、すなわち、あらかじめ設定された配列設計に対応する順序でソートされる。あらかじめ設定されたソート方式は、無線リソース制御RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御シグナリングを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定されたソート方式は、事前構成を通じてUE上で構成される。
たとえば、ビーム番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、3、5、…Mに対して、あらかじめ設定された配列設計は、周波数ホッピング配列に従った順序付けられない設計であり得る。
加えて、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームの測定結果情報およびビームの情報を含む。具体的には、ビームの測定結果に基づいてUCI報告の方式を決定することは、
第1のビームの測定結果、第1のビームの識別子、第2のビームの測定結果、および第2のビームの識別子を含むことがあり、ここで第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、第1のビームの情報は明示的または暗黙的に示されることがあり、第2のビームの情報も明示的または暗黙的に示されることがある。
可能な実施形態では、基準測定結果は、最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示され、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の降順または昇順で順番にソートされる。
別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、最小のビーム番号からのビーム番号の昇順であり、または最大のビーム番号からのビーム番号の降順であり、または中間のビーム番号から最大のビーム番号へのビーム番号の昇順でありそして中間のビーム番号から最小のビーム番号へのビーム番号の降順であり、または、中間のビーム番号から最小のビーム番号へのビーム番号の降順でありそして中間のビーム番号から最大のビーム番号へのビーム番号の昇順である。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の降順または昇順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示され得るとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、あらかじめ設定された閾値より大きいビームの測定結果が報告される。あらかじめ設定された閾値は、無線リソース制御RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御シグナリングを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定された閾値は、事前構成を通じてUE上で構成される。ビームの識別子は明示的に示される。実施形態では、測定結果はあらかじめ設定されたソート方式でソートされて報告され、あらかじめ設定されたソート方式は、前述の方式の任意の逐次的なソート順序であり得る。
たとえば、基準測定結果に対する測定結果のオフセットがあらかじめ設定された閾値より大きいとき、基準測定結果に対する測定結果のオフセットはあらかじめ設定されたソート方式でソートされ、または、測定結果が閾値より大きいとき、測定結果はあらかじめ設定されたソート方式でソートされる。
前述の方法では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、UE上であらかじめ構成される。
加えて、第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIは、測定のための基準信号、およびビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号のうちの少なくとも1つをさらに含み、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。UEは代替として、基準信号を報告することをスキップすることがあり、表示情報において指定される基準信号に基づいて測定を実行する。
基地局は、UEによって送信されるUCIに従ってビームを処理し得る。
前述の3つの可能なシナリオでは、第1のビームが複数のビームを含むとき、UEは、平均化アルゴリズムを使用することによって複数のビームのうちの1つを基準として決定できることに留意されたい。
上記の任意の事前設定、事前構成、または事前通知は、RRCシグナリングもしくはMACシグナリングを使用することによってネットワークデバイスによりUEに通知されることがあり、または前もってUE上で指定されることがある。
上で説明された識別子、番号、またはインデックスは等価であり交換可能である。
図5は、本発明の実施形態による別のビームグループベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。図5に示されるように、この実施形態はステップS510およびS520を含む。詳細が以下で与えられる。
S510:UEが、第1のビームを基準として使用すること、または第1のビームの測定結果を基準として使用することを決定する。
具体的には、UEは、各ビームを測定し、ビームグループ化を実行し、グループ化されたビームのためのビーム識別子および対応するビームの測定結果を決定する。
可能な実施形態では、ビームグループ化は、UEが、同一の特性を収容するビームを1つのグループへとグループ化し、同一の特性を収容しない残りのビームを1つのグループへとグループ化することを意味する。同一の特性を収容しないビームに対して、1つだけのビームを伴うビームがあり得る。この場合、ビームは1つだけのビームを含む。同一の特性を収容するビームを1つのグループへとグループ化することは、同一のサブキャリア間隔を伴うビームを1つのビームへとグループ化するための、ビームが同一のサブキャリア間隔を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがあり、または、同一の波形を伴うビームを1つのビームへとグループ化するための、ビームが同一の波形を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがあり、または、近い測定値を伴うビームを1つのビームへとグループ化するための、ビームが近い測定値を有するかどうかに基づくビームグループ化であることがある。
対応するビームの測定結果を決定することは、ビームの測定値に基づいてビームの測定値を推測し、測定値と測定結果との間のマッピング関係または対応関係に基づいて、対応するビームの測定結果を取得することである。ビームの測定値に基づいてビームの測定値を推測することは、線形関数または非線形関数に基づいて推測することである。
UEによって第1のビームを決定する方式は次のことを含み得る:UEは、最大のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定し、または、UEは最小のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定し、または、UEは中間のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定する。
別の可能な実施形態では、第1のビームが基準として使用され、第1のビームを決定するための方法が、最大のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、最大のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームが基準として使用され、第1のビームを決定するための方法が、最小のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、最小のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームが基準として使用され、第1のビームを決定するための方法が、中間のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、中間のビーム番号を伴うビームを第1のビームとして決定する。
UEによって第1のビームを決定する方式は次のことをさらに含み得る:UEは、最大の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定し、または、UEは、最小の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定し、または、UEは、中間の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームが基準として使用され、第1のビームを決定するための方法が、最大の測定値を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、最大の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームが基準として使用され、第1のビームを決定するための方法が、最小の測定値を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、最小の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームが基準として使用され、第1のビームを決定するための方法が、中間の測定値を伴うビームを第1のビームとして選択することであるとき、UEは、中間の測定値を伴うビームを第1のビームとして決定する。
UEは複数の方式で基準測定結果を決定することがあり、これらは具体的には以下の方式を含むことがある。
方式1:
複数のビームの測定値において、
最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、または、
最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、または、
中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択する。
中間の測定値を決定するための方法は、複数の測定値に基づいて計算される平均値、もしくは最大の測定値と最小の測定値に基づいて計算される平均値に基づいて、複数のビームの測定値のうちの、中間の測定値を決定するステップ、または、複数のビームの測定値の中間にある値を中間の測定結果値として選択するステップを含む。
第1のビームの決定の間に、複数のビームの中の第1のビーム以外のビームが第2のビームであり、第2のビームは複数のビームのうちの少なくとも1つを含み得ることに留意されたい。第1のビームの測定結果が基準測定結果として使用されることが決定されるとき、複数のビームの測定結果の中の第1のビームの測定結果以外のビームの測定結果は、第2のビームの測定結果である。
方式2:
複数のビームのビーム番号において、
最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、または、
最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、または、
中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として選択し、中間のビーム番号を伴うビームは、複数のビームのビーム番号の中間にあるビーム番号に対応するビームである。
UEは、複数のビームのビーム番号を決定するために、複数のビームのためのビーム番号を指定し得ることに留意されたい。代替として、基地局は、UEのためのビームグループ化を実行し、ビーム番号を伝え得る。
可能な実施形態では、第1のビームの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームが測定結果を基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
さらに別の可能な実施形態では、第1のビームの測定結果が基準測定結果として使用され、基準測定結果を決定するための方法が、中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を選択することであるとき、UEは、中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果を基準測定結果として決定する。
S520:UEが、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで基地局に送信する。
第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIは、ビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含む。ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は、第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含む。第1のビームの測定結果は基準測定結果である。ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームである。
可能な実施形態では、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームの情報を含む。具体的には、第1のフォーマットで送信されるUCIは、第1のビームの識別子および第2のビームの識別子を含み、第1のビームの識別子は基準として使用される。
実施形態では、UCIは第1のビームの識別子および第2のビームの識別子を収容し、第2のビームの識別子は第2のビームの識別子または第1のビームの識別子に対するオフセットである。1つまたは複数の第2のビームがあり得る。
実施形態では、UCIは、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果の各々に対応するビームの識別子を収容し、第1のビームの識別子は基準として使用される。
別の可能な実施形態では、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームの測定結果情報を含む。具体的には、ビームの測定結果に属するビームの識別子に基づいてUCIの報告の方式を決定することは、次のことを含み得る。
方式1:第1のビームの測定結果、第1のビームの識別子、第2のビームの測定結果、および第2のビームの識別子、ここで第1のビームの識別子は明示的に示され、第2のビームの識別子は明示的に示される。
方式2:第1のビームの測定結果、第1のビームの識別子、第2のビームの測定結果、および第2のビームの識別子、ここで第1のビームの識別子は暗黙的に示され、第2のビームの識別子は明示的に示される。
方式3:第1のビームの測定結果、第1のビームの識別子、および第2のビームの測定結果、ここで第1のビームの識別子は明示的に示され、第2のビームの識別子は暗黙的に示される。
方式4:第1のビームの測定結果、および第2のビームの測定結果、ここで第1のビームの識別子は暗黙的に示され、第2のビームの識別子は暗黙的に示される。
前述の暗黙的な表示は、表示が必要ではないことを意味する。ビームとビームの測定結果との間の対応関係は、あらかじめ定められた方式またはデフォルトの方式で解析され得る。
前述の方式1から方式4において:
可能な実施形態では、第2のビームの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームの識別子は第2のビーム自体の識別子であり、または、第2のビームの識別子は第1のビームの識別子に対するオフセットである。
たとえば、第2のビームの識別子が明示的に示され、第1のビームの識別子が「5」であるとき、第2のビームの識別子は「6」または「1」であり得る。
この場合、第1のビームの識別子は、第1のビームに対応する基準測定結果に対応する。言い換えると、第1のビームの識別子は「5」であり、第1のビームに対応する基準測定結果に対応する識別子も「5」である。この場合、第2のビームの識別子は「6」であることがあり、第2のビームに対応する測定結果に対応する識別子も「6」であることがある。代替として、第2のビームの識別子は「1」であり、すなわち、第2のビームの識別子は第1のビームの識別子に対するオフセットであり、第2のビームに対応する測定結果に対応する識別子も「1」である。
別の可能な実施形態では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームは、ビーム番号の昇順または降順で順番にソートされる。UEは、複数のビームのビーム番号を決定するために、複数のビームのためのビーム番号を指定し得ることに留意されたい。代替として、基地局がビーム番号を伝え得る。たとえば、ビーム番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、2、3…Mは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビーム番号がx、x+1、…Nであるとき、ビームグループx、x+1、…Nは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビーム番号がM、M-1、…1であるとき、ビームグループM、M-1、…1は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。ビーム番号がN、N-1、…xであるとき、ビームグループN、N-1、…xは、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームは、ビーム番号の奇数または偶数の昇順で順番にソートされる。
たとえば、ビーム番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、3、5、…M(Mが奇数である場合、最後のビームグループはビームグループMであり、Mが偶数である場合、最後のビームグループはビームグループM-1である)は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされ、以下同様である。ビーム番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ2、4、6、…M(Mが偶数である場合、最後のビームグループはビームグループMであり、Mが奇数である場合、最後のビームグループはビームグループM-1である)は、報告のための1つのフォーマットで順番にソートされ、以下同様である。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームは、ビーム番号の奇数または偶数の降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、ビームは、あらかじめ設定されたソート方式、すなわち、あらかじめ設定された配列設計に対応する順序でソートされる。あらかじめ設定されたソート方式は、無線リソース制御RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御シグナリングを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定されたソート方式は、事前構成を通じてUE上で構成される。
たとえば、ビーム番号が1、2、3、…Mであるとき、ビームグループ1、3、5、…Mに対して、あらかじめ設定された配列設計は、周波数ホッピング配列に従った順序付けられない設計であり得る。
加えて、第1のフォーマットで送信されるUCIは、ビームの測定結果情報およびビームの情報を含む。具体的には、ビームの測定結果に基づいてUCI報告の方式を決定することは、
第1のビームの測定結果、第1のビームの識別子、第2のビームの測定結果、および第2のビームの識別子を含むことがあり、ここで第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、第1のビームの情報は明示的または暗黙的に示されることがあり、第2のビームの情報も明示的または暗黙的に示されることがある。
可能な実施形態では、基準測定結果は、最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の降順または昇順で順番にソートされる。
別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、最小のビーム番号からのビーム番号の昇順であり、または最大のビーム番号からのビーム番号の降順であり、または中間のビーム番号から最大のビーム番号へのビーム番号の昇順でありそして中間のビーム番号から最小のビーム番号へのビーム番号の降順であり、または、中間のビーム番号から最小のビーム番号へのビーム番号の降順でありそして中間のビーム番号から最大のビーム番号へのビーム番号の昇順である。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の降順または昇順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示され得るとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、基準測定結果は、中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果である。第1のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第1のビームの識別子が明示的に示されるとき、第1のビームの識別子は第1のビームのインデックスである。第2のビームの識別子は、明示的または暗黙的に示され得る。第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットは、ビーム番号の昇順または降順で順番にソートされる。
さらに別の可能な実施形態では、あらかじめ設定された閾値より大きいビームの測定結果が報告される。あらかじめ設定された閾値は、無線リソース制御RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御シグナリングを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定された閾値は、事前構成を通じてUE上で構成される。ビームの識別子は明示的に示される。実施形態では、測定結果はあらかじめ設定されたソート方式でソートされて報告され、あらかじめ設定されたソート方式は、前述の方式の任意の逐次的なソート順序であり得る。
たとえば、基準測定結果に対する測定結果のオフセットがあらかじめ設定された閾値より大きいとき、基準測定結果に対する測定結果のオフセットはあらかじめ設定されたソート方式でソートされ、または、測定結果が閾値より大きいとき、測定結果はあらかじめ設定されたソート方式でソートされる。
前述の方法では、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって基地局からUEに送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、UE上であらかじめ構成される。
加えて、第1のフォーマットでUEによって送信されるUCIは、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号のうちの少なくとも1つをさらに含み、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
基地局は、UEによって送信されるUCIに従ってビームを処理し得る。
前述の3つの可能なシナリオでは、第1のビームが複数のビームを含むとき、UEは、平均化アルゴリズムを使用することによって複数のビームのうちの1つを基準として決定できることに留意されたい。
上記の任意の事前設定、事前構成、または事前通知は、RRCシグナリングもしくはMACシグナリングを使用することによってネットワークデバイスによりUEに通知されることがあり、または前もってUE上で指定されることがある。
上で説明された識別子、番号、またはインデックスは等価であり交換可能である。
ビームグループまたはビームの測定結果がハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)と多重化される必要があるかどうかが、決定される必要があることに留意されたい。測定結果がHARQと多重化される必要がある場合、基地局は、対応する多重化フォーマットを用いて前もってUEのための構成を行う必要がある。たとえば、パラメータ同時HARQおよびBMR(ビーム管理結果)が、より高次のレイヤのシグナリングによって構成される。このパラメータが真(true)であるものとして構成されるとき、HARQとビームの測定結果との間の多重化は、アクティブ化または有効化される。すべてのより高次のレイヤのシグナリングが、基地局によってUEに送信されるRRCシグナリングである。報告は、定期的であることがあり、イベントによりトリガされることがあり、または定期的に時間でトリガされることがある。
コリジョンの場合、以下の規則が遵守されるべきである:物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)送信が実行される時間リソース単位において、周期的なビーム測定結果の報告およびHARQ-ACKがあるとき、UEがPUCCH送信およびPUSCH送信を同時に実行することが不可能であるものとしてより高次のレイヤのシグナリングによって構成される限り、または、一時的(偽)であるパラメータ同時HARQおよびBMRがより高次のレイヤのシグナリングによってUEのために構成される限り、周期的なビーム測定結果の報告は、1つのリソース単位の中のデータ送信(たとえば、PUSCH送信)におけるHARQ-ACKと多重化され得る。UEがPUCCH送信およびPUSCH送信を同時に実行することが可能であるものとしてより高次のレイヤのシグナリングによって構成される場合、かつ、PUCCHフォーマットが定期的なビーム測定結果の報告およびHARQ-ACKのために使用されないこと、または、偽であるパラメータ同時HARQおよびBMRがより高次のレイヤのシグナリングによってUEのために構成されることを、UEが決定する場合、HARQ-ACKはPUCCH上で送信され、定期的なCSIはPUSCH上で送信される。UEがPUCCH送信およびPUSCH送信を同時に実行することが可能であるものとしてより高次のレイヤのシグナリングによって構成される場合、かつ、PUCCHフォーマットが定期的なビーム測定結果の報告およびHARQ-ACKのために使用されること、および/または、真であるパラメータ同時HARQおよびBMRがより高次のレイヤのシグナリングによってUEのために構成されることを、UEが決定する場合、定期的なビーム測定結果の報告とHARQ-ACKの両方がPUCCH上で送信される。
図6は、本発明の実施形態によるビームグループベースの端末の概略構造図である。図6に示されるように、端末は具体的には、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するように構成されるトランシーバ610を含むことがあり、第1のフォーマットで送信されるUCIはビームグループの測定結果情報およびビームグループの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームグループは第1のビームグループおよび第2のビームグループを含み、ビームグループの測定結果情報は第1のビームグループの測定結果および第1のビームグループの測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットを含み、第1のビームグループの測定結果は基準測定結果であり、ビームグループの情報は第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループを示すために使用され、ビームグループは1つまたは複数のビームグループである。複数の第2のビームグループがあるとき、第2のビームグループの測定結果に対応するビームグループが複数のそれぞれ対応するビームグループである。すなわち、第2のビームグループは、第3のビームグループおよび第4のビームグループを含む。この場合、第2のビームグループの測定結果は、第3のビームグループに対応する測定結果および第4のビームグループに対応する測定結果を含む。第2のビームグループは、限定はされないが、第3のビームグループおよび第4のビームグループを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
端末は、複数のビームグループがあるときに基準測定結果を決定するように構成されるプロセッサ620をさらに含み得る。プロセッサ620は具体的には、複数のビームグループの測定値に基づいて基準測定結果を決定するように構成され、複数のビームグループの測定値の中の最大の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果が基準測定結果であり、または、最小の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果が基準測定結果であり、または、中間の測定値を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果が基準測定結果である。ビームグループは、そのビームグループの測定結果との1対1の対応関係にある。具体的には、第1のビームグループは第1のビームグループの測定結果を有し、または第1のビームグループは第1のビームグループの測定結果に対応し、または第1のビームグループの測定結果は第1のビームグループに属し、または第1のビームグループの測定結果に対応するビームグループは第1のビームグループである。第2のビームグループは第2のビームグループの測定結果を有し、または第2のビームグループは第2のビームグループの測定結果に対応し、または第2のビームグループの測定結果は第2のビームグループに属し、または第2のビームグループの測定結果に対応するビームグループは第2のビームグループである。
プロセッサ620は、中間の測定値を決定するようにさらに構成され、具体的には、複数のビームグループの測定値の平均値を計算するように、または、最大の測定値および最小の測定値に基づいて計算される平均値に基づいて中間の測定値を決定するように、または、複数のビームグループの測定値の中間にある値を中間の測定結果値として選択するように構成される。
プロセッサ620は、複数のビームグループがあるときに基準測定結果を決定するようにさらに構成され、具体的には、ビームグループ番号に基づいて基準測定結果を決定するように構成される。複数のビームグループ番号の中の最大のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果が基準測定結果であり、または、最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果が基準測定結果であり、または、中間のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果が基準測定結果であり、中間のビームグループ番号を伴うビームグループが、複数のビームグループのビームグループ番号の中間にあるビームグループ番号に対応するビームグループである。
ビームグループの情報は、第1のビームグループの測定結果および第2のビームグループの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビームグループ識別子を含み、ビームグループ識別子は、基準測定結果が属する第1のビームグループのビームグループ識別子および基準測定結果に対するオフセットが属する第2のビームグループのビームグループ識別子のうちの少なくとも1つである。
プロセッサ620は、第2のビームグループの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームグループの識別子が第2のビームグループの識別子自体であること、または、第2のビームグループの識別子が第1のビームグループの識別子に対するオフセットであることを決定するようにさらに構成される。
プロセッサ620は、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の昇順もしくは降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の奇数もしくは偶数の昇順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがあらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
プロセッサ620は、第2のビームグループの識別子が暗黙的に示されるとき、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最大のビームグループを伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の降順で順番にソートされること、または、第1のビームグループに対応する基準測定結果が最小のビームグループ番号を伴うビームグループに対応するビームグループ測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームグループの測定結果のオフセットがビームグループ番号の昇順で順番にソートされること、または、あらかじめ設定された閾値より大きいビームグループの測定結果があらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、無線アクセスネットワークデバイスから端末に送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、端末上であらかじめ構成される。
トランシーバ610は、無線アクセスネットワークデバイスから表示情報を受信するようにさらに構成され、UCI報告のための基準として第1のビームグループを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームグループの測定結果を使用するかをプロセッサに命令するために、表示情報が使用される。
第1のビームグループを基準として使用するようにプロセッサに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループを決定するための方法をさらに含むことがあり、または、第1のビームグループの測定結果を基準として使用するようにプロセッサに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームグループの測定結果を基準測定結果として決定するための方法を含むことがある。
表示情報は、UCIがビームグループの識別子を含むか、またはビームグループの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
ビームグループの測定結果に対応するビームグループの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
表示情報は、第1のフォーマットでトランシーバによって送信されるUCIが、ビームグループの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
表示情報は、測定のための基準信号、またはビームグループの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
図7は、本発明の実施形態によるビームベースの端末の概略構造図である。図7に示されるように、端末は具体的には、アップリンク制御情報UCIをUCIの第1のフォーマットで無線アクセスネットワークデバイスに送信するように構成されるトランシーバ710を含むことがあり、第1のフォーマットで送信されるUCIはビームの測定結果情報およびビームの情報のうちの少なくとも1つを含み、ビームは第1のビームおよび第2のビームを含み、ビームの測定結果情報は第1のビームの測定結果および第1のビームの測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットを含み、第1のビームの測定結果は基準測定結果であり、ビームの情報は第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応する1つまたは複数のビームを示すために使用され、ビームは1つまたは複数のビームであり得る。複数の第2のビームがあるとき、第2のビームの測定結果に対応するビームが複数のそれぞれ対応するビームである。すなわち、第2のビームは第3のビームおよび第4のビームを含む。この場合、第2のビームの測定結果は、第3のビームに対応する測定結果および第4のビームに対応する測定結果を含む。第2のビームは、限定はされないが、第3のビームおよび第4のビームを含み、代替としてN個のビームグループを含むことがあり、Nは正の整数であることに留意されたい。
端末は、複数のビームがあるときに基準測定結果を決定するように構成されるプロセッサ720をさらに含み得る。プロセッサ720は具体的には、複数のビームの測定値に基づいて基準測定結果を決定するように構成され、複数のビームの測定値の中の最大の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果が基準測定結果であり、または、最小の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果が基準測定結果であり、または、中間の測定値を伴うビームに対応するビーム測定結果が基準測定結果である。ビームは、そのビームの測定結果との1対1の対応関係にある。具体的には、第1のビームは第1のビームの測定結果を有し、または第1のビームは第1のビームの測定結果に対応し、または第1のビームの測定結果は第1のビームに属し、または第1のビームの測定結果に対応するビームは第1のビームである。第2のビームは第2のビームの測定結果を有し、または第2のビームは第2のビームの測定結果に対応し、または第2のビームの測定結果は第2のビームに属し、または第2のビームの測定結果に対応するビームは第2のビームである。
プロセッサ720は、中間の測定値を決定するようにさらに構成され、具体的には、複数のビームの測定値の平均値を計算するように、または、最大の測定値および最小の測定値に基づいて計算される平均値に基づいて中間の測定値を決定するように、または、複数のビームの測定値の中間にある値を中間の測定結果値として選択するように構成される。
プロセッサ720は、複数のビームがあるときに基準測定結果を決定するようにさらに構成され、具体的には、ビーム番号に基づいて基準測定結果を決定するように構成される。複数のビーム番号の中の最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果が基準測定結果であり、または、最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果が基準測定結果であり、または、中間のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果が基準測定結果であり、中間のビーム番号を伴うビームが、複数のビームのビーム番号の中間にあるビーム番号に対応するビームである。
ビームの情報は、第1のビームの測定結果および第2のビームの測定結果のうちの少なくとも1つに対応するビーム識別子を含み、ビーム識別子は、基準測定結果が属する第1のビームのビーム識別子および基準測定結果に対するオフセットが属する第2のビームのビーム識別子のうちの少なくとも1つである。
プロセッサ720は、第2のビームの識別子が明示的に示されるとき、第2のビームの識別子が第2のビーム自体の識別子であること、または、第2のビームの識別子が第1のビームの識別子に対するオフセットであることを決定するようにさらに構成される。
プロセッサ720は、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の昇順もしくは降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の昇順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされること、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の奇数もしくは偶数の降順で順番にソートされること、または、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがあらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
プロセッサ720は、第2のビームの識別子が暗黙的に示されるとき、第1のビームに対応する基準測定結果が最大のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の降順で順番にソートされること、または、第1のビームに対応する基準測定結果が最小のビーム番号を伴うビームに対応するビーム測定結果であり、基準測定結果に対する第2のビームの測定結果のオフセットがビーム番号の昇順で順番にソートされること、または、あらかじめ設定された閾値より大きいビームの測定結果があらかじめ設定されたソート方式でソートされることを決定するようにさらに構成される。
あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、無線リソース制御RRCシグナリングおよび媒体アクセス制御シグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、無線アクセスネットワークデバイスから端末に送信され、または、あらかじめ設定された閾値およびあらかじめ設定されたソート方式のうちの少なくとも1つが、端末上であらかじめ構成される。
トランシーバ710は、無線アクセスネットワークデバイスから表示情報を受信するようにさらに構成され、UCI報告のための基準として第1のビームを使用するか、またはUCI報告のための基準として第1のビームの測定結果を使用するかをプロセッサに命令するために、表示情報が使用される。
第1のビームを基準として使用するようにプロセッサに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームを決定するための方法をさらに含むことがあり、または、第1のビームの測定結果を基準として使用するようにプロセッサに命令するために表示情報が使用されるとき、表示情報は、第1のビームの測定結果を基準測定結果として決定するための方法をさらに含むことがある。
表示情報は、UCIがビームの識別子を含むか、またはビームの識別子のみを収容するかを示すためにさらに使用される。
ビームの測定結果に対応するビームの識別子が明示的に示されること、または暗黙的に示されることを示すために、表示情報がさらに使用される。
表示情報は、第1のフォーマットでトランシーバによって送信されるUCIが、ビームの測定結果情報がハイブリッド自動再送要求HARQと多重化されることを含むこと、またはHARQ多重化フォーマットを含むことを示すためにさらに使用される。
表示情報は、測定のための基準信号、またはビームの測定結果を報告するための基礎として使用される基準信号を示すためにさらに使用され、基準信号は、同期信号、同期信号リソース識別子、チャネル状態情報基準信号CSI-RS、およびCSI-RSリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態において提供される方法では、グループ化されたビームグループまたはビームは、測定結果を決定するために、表示メッセージに基づいて測定される。ビームグループ化がビーム管理コストを減らすのを助ける。加えて、ミリメートル波システムにおけるビームグループ化ベースのアップリンク制御情報の報告の問題が解決され、アップリンク制御情報を使用することによるグループ化されたビームグループおよびビームの測定ならびに測定結果の報告が実施され、それにより、リソースを適切に利用して報告のオーバーヘッドを減らす。
当業者は、本明細書で開示される実施形態に関して説明された例におけるユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組合せによって実装され得ることを、さらに認識し得る。ハードウェアとソフトウェアの交換可能性を明確に説明するために、上記は、機能に基づいて各例の組成およびステップを全般的に説明した。機能がハードウェアによって実行されるのか、またはソフトウェアによって実行されるのかは、技術的解決法の具体的な適用例および設計制約に依存する。当業者は、各々の具体的な適用例に対して説明される機能を実装するために異なる方法を使用し得るが、実装が本出願の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者は、実施形態の上記の方法の各々におけるステップのすべてまたは一部が、プロセッサに命令するプログラムによって実施され得ることを、理解し得る。上記のプログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリ、フラッシュメモリ、ハードディスク、ソリッドステートドライブ、磁気テープ(magnetic tape)、フロッピーディスク(floppy disk)、光学ディスク(optical disc)、またはこれらの任意の組合せなどの、非一時的(non-transitory)媒体であり得る。
上記の説明は、本出願の例示的な特定の実装にすぎず、本発明の保護範囲を限定することは意図されない。本出願で開示される技術範囲内で当業者によって容易に想到されるいかなる変形または置換も、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。