JP2022029335A - 配管施工情報作成装置およびプログラム、ならびに配管施工管理システム - Google Patents

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武司 金子
Takeshi Kaneko
哲夫 畑中
Tetsuo Hatanaka
雅之 山本
Masayuki Yamamoto
浩司 辻脇
Koji Tsujiwaki
俊也 田中
Toshiya Tanaka
栄一 有馬
Eiichi Arima
雄太 荒木
Yuta Araki
一晟 井田
Issei Ida
正師 伊賀
Masashi Iga
浩三 町田
Kozo Machida
悠人 青出木
Yuto Oteki
正己 岩橋
Masami Iwahashi
智弥 佐藤
Tomoya Sato
孝明 楠原
Takaaki Kusuhara
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Kurimoto Ltd
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Abstract

【課題】竣工図書類の作成に必要な配管施工情報を、施工現場で簡易に作成する。【解決手段】配管施工情報作成装置(10)は、管形状および接合形式を一意に表わした複数のシンボルを表示するシンボル表示手段(11,16)と、シンボル表示手段により表示された複数のシンボルから、施工現場で布設された配管に対応するシンボルを選択するシンボル選択手段(11,15)と、シンボル選択手段により一つのシンボルが選択される毎に、選択されたシンボルを描画領域上で順につなげるとともに、配管の向きに応じてシンボルの向きを調整することにより、配管図を描画する描画手段(32)と、配管図を構成する複数のシンボルの座標および向きを特定可能な描画情報を含む、配管施工情報を記憶する記憶手段(14)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、配管布設工事に係る配管施工情報を作成する配管施工情報作成装置およびプログラム、ならびに配管施工管理システムに関する。
一般的に、水道管などの配管布設工事において、施工業者(施工担当者)は、施工現場で工事内容を紙ベースの配管日報に記入し、事務所に戻った後で、パソコンを使って配管図を作成したり、使用資機材ごとの数量について数量計算ソフトを用いて整理したりすることで、水道事業者または工事管理者への提出用の竣工図書類を作成する。
一方で、特許第5271444号公報(特許文献1)のように、施工現場で日報情報を作成する装置も従来から提案されている。この装置では、ユーザが、配管部品を記号化した複数の図形の中から該当の図形を選択すると、日報入力画面の入力表示欄に、選択された図形(記号)が、テキスト情報とともに一列に表示されるようになっている。
また、特許第5557718号公報(特許文献2)では、配管布設工事の施工現場で、継手部の評価に必要な検査項目が欠落することを防ぐために、携帯端末またはサーバに、継手部の評価機能を持たせている。携帯端末が評価機能を有する場合、携帯端末は、管に予め付されたコード情報から取得される管情報と管の接合形態とから、継手部の評価に必要な固有の検査項目を生成して報知画面に表示し、各検査項目に対応して入力された検査情報に基づいて継手部の接合が適正に行なわれたか否かを評価し、継手部の接合が適正に行なわれたと評価したときに施工管理情報の外部への送信を許容する。
特許第5271444号公報 特許第5557718号公報
配管布設工事に係る竣工図書類は、非常に煩雑であるため、施工担当者にとって、竣工図書類の作成作業は相当な労力および時間を要する。また、それゆえに、完成した竣工図書類に記される情報の正確性が不十分であるケースも少なからず見受けられる。竣工図書類の中でも特に、配管詳細図および数量計算書の作成は、時間を要するとともに、作成ミスが生じ易い。
特許文献1の日報作成装置では、布設した配管部品の記号が、日報作成画面の入力表示欄に布設順序に従って表示されるものの、各記号が決められた枠内に個別に表示されるだけであるため、配管詳細図(竣工図)の元となる配管図は、別途、図面作成業者により作成される。
また、特許文献2のように管に予めコード情報が付され、GPS等を利用して位置情報を取得可能であれば、施工担当者の書類作成業務を軽減できると考えられるが、汎用性に欠ける。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、竣工図書類の作成に必要な配管施工情報を、施工現場で簡易に作成することのできる配管施工情報作成装置およびプログラム、ならびに、配管施工管理システムを提供することである。
この発明のある局面に従う配管施工情報作成装置は、配管布設工事に係る配管施工情報を作成する装置であって、管形状および接合形式を一意に表わした複数のシンボルを表示するシンボル表示手段と、シンボル表示手段により表示された複数のシンボルから、施工現場で布設された配管に対応するシンボルを選択するシンボル選択手段と、シンボル選択手段により一つのシンボルが選択される毎に、選択されたシンボルを描画領域上で順につなげるとともに、配管の向きに応じてシンボルの向きを調整することにより、配管図を描画する描画手段と、配管図を構成する複数のシンボルの座標および向きを特定可能な描画情報を含む、配管施工情報を記憶する記憶手段とを備える。
好ましくは、配管施工情報作成装置は、描画領域上において二つのシンボルをつなげる場合に、接合形式に応じた継手チェック情報の入力を受け付ける継手チェック手段をさらに備える。この場合、記憶手段に記憶される配管施工情報は、描画情報に加え、入力された継手チェック情報を含むことが望ましい。
継手チェック手段は、チェック完了と判定するまでの間、たとえば二つのシンボルの間に、継手チェックマークを表示することが望ましい。
好ましくは、描画手段は、選択されたシンボルの管形状が曲管である場合であって、曲管の向きが水平方向以外の上下方向またはひねり方向であることを示す情報が入力された場合に、描画領域上に配置されたシンボルの管部分に、上下方向またはひねり方向の曲げを示す所定のマークを重畳表示する。
また、描画手段は、配管の切管長さ情報が入力された場合に、入力された切管長さ情報に応じて、描画領域に配置されたシンボルの管部分の長さを調整することが望ましい。
配管施工情報作成装置は、接合形式、呼び径、および管形状を含む必須条件と、必須条件に付随する詳細条件とを、選択により入力する条件入力手段と、データベース上で管理されている複数の管データのうち、条件入力手段により入力された必須条件および詳細条件に合致する管データを検索する検索手段とをさらに備える。この場合、シンボル表示手段は、検索手段により検索された管データのシンボルのみを表示することができる。
この発明の他の局面に従う配管施工管理システムは、上記記載の配管施工情報作成装置と、データベースを保有する管理装置とを備える。
この発明のさらに他の局面に従う配管施工情報作成プログラムは、配管布設工事に係る配管施工情報を作成するためのプログラムであって、管形状および接合形式を一意に表わした複数のシンボルを、表示部に表示するステップと、表示部に表示された複数のシンボルから、施工現場で布設された配管に対応するシンボルを選択する選択ステップと、選択ステップにおいて一つのシンボルが選択される毎に、選択されたシンボルを描画領域上で順につなげるとともに、配管の向きに応じてシンボルの向きを調整することにより、配管図を描画するステップと、配管図を構成する複数のシンボルの座標および向きを特定可能な描画情報を含む、配管施工情報を記憶部に記憶させるステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、施工現場で簡易に、配管図の描画情報を含む配管施工情報を作成することができる。したがって、施工担当者の作業負荷および作業時間を低減することができる。また、竣工図書類の作成精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る配管施工管理システムの概略構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る配管施工情報作成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る配管施工情報作成装置の動作の概要を示すフローチャートである。 図3のステップ2に示す配管施工情報作成処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態における配管図作成画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における配管図作成画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における継手チェック画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態において生成される配管詳細図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態において各シンボルが持つ固有の情報を示す図である。 本発明の実施の形態において配管図に含まれる各シンボルを特定するための情報を示す図である。 本発明の実施の形態における描画情報および継手チェック情報のデータ構造例を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
<システムの概略構成>
図1は、本実施の形態に係る配管施工管理システムSYSの概略構成を示す模式図である。
配管施工管理システムSYSは、施工業者が使用する端末10と、管データベース21および継手チェックデータベース22を有する管理サーバ20と、水道事業者または工事管理者が使用する事業者端末30とを備えている。
端末10は、典型的には、タブレット端末やスマートフォンなど、タッチパネル11を有する携帯型端末である。端末10は、インターネットなどのネットワークを介して管理サーバ20および事業者端末30と接続されており、配管布設工事に係る配管施工情報を作成する。また、作成した配管施工情報に基づいて、日報および継手チェックシートを作成することができる。なお、端末10は、タッチパネル11を有さずに、マウス、キーボード等によりタッチパネルと同等の操作が可能となる入力手段とモニター等の表示手段とを備えたパソコン等であってもよい。以下の説明において、端末10を、「配管施工情報作成装置10」という。
管理サーバ20の管データベース21には、各管の基本情報(管形状、接合形式、寸法など)が格納されている。具体的には、後述の図9の表71に示されるように、固有の識別子(以下「管ID」という)に対応付けて、接合形式(GX形、NS形、など)、管形状(直管、曲管、など)、呼び径(75、100、150、など)、角度(90°、45°、22 1/2°、など)、接合部品(ライナ、G-Link、など)、管厚(8.0、8.5、10.5、など)、有効長(4000、5000、6000、など)、押しボルト本数(0、4、6、8、など)、数量単位(本、個、基、など)、呼称(「GX形直管φ75×4000」など)、および、シンボル情報(たとえばシンボルID)が、管の基本情報として記憶されている。
シンボル情報は、図9の表72に示されるように、固有の識別子であるシンボルIDに対応付けて、シンボルの画像(CAD)データとして記憶されている。「シンボル」とは、管形状および接合形式を一意に表わした図形または記号であり、スタンプとも呼ばれる。シンボルは、一部にアルファベット等の文字を含んでいてもよい。
図9の表71に示されるように、管IDを見出しとして管理される基本情報のうち、接合形式から角度までの項目、および有効長の項目は検索条件に用いられ、接合部品から数量単位までの項目は材料計算に用いられる。
なお、管データベース21で管理される管の種類(材料)は、ダクタイル鉄管、鋼管、ポリエチレン管のいずれであってもよい。また、管データベース21では、管の種類ごとに、各管の基本情報が管理されていてもよい。この場合、配管施工情報作成装置10において、対象の管の種類を選択できてもよい。
管理サーバ20の継手チェックデータベース22には、継手チェックタイプごとに必要なチェック項目の情報(チェックリスト)が格納されている。具体的には、後述の図9の表75に示されるように、継手チェックタイプを特定するための識別子(以下「継手チェックID」という)に対応付けて、チェックすべき複数の項目が記憶されている。管データベース21で管理されている管の継手ごとに、継手チェックIDが紐付けされている。
たとえば、GX形直管の場合、挿し口突部の有無、清掃・異物の除去、ライナの位置確認、受口溝(ロックリング)の確認、などが検査項目として記憶される。GX形異形管の検査項目は、たとえば、挿し口突部の有無、清掃・異物の除去は、直管と同様に含まれるが、ライナの位置確認は含まれず、代わりに、ストッパの確認が含まれる。
<配管施工情報作成装置の概略構成>
図2は、配管施工情報作成装置10の概略構成を示すブロック図である。
配管施工情報作成装置10は、タッチパネル11と、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサにより構成される制御部12と、インターネット等のネットワークを介してデータおよびプログラムを送受信する通信部13と、不揮発性の記憶部14とを備えている。タッチパネル11は、ユーザからの指示を受け付ける入力部15、および、各種情報を表示する表示部16の機能を一体的に備えている。
配管施工情報作成装置10は、主な機能構成として、検索部31、描画部32、継手チェック部33、および書類作成部34を含む。これらの機能は、制御部12が、記憶部14に記憶されたアプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
検索部31は、管データベース21上で管理されている複数の管データのうち、ユーザより入力された必須条件および詳細条件に合致する管データを検索し、検索した管データのシンボルをタッチパネル11に表示する。ユーザは、タッチパネル11に表示された複数のシンボルの中から、施工現場で布設された配管のシンボルを、指等で指示することにより選択する。タッチパネル11は、シンボル表示手段、シンボル選択手段、および条件入力手段として機能する。
描画部32は、タッチパネル11に表示された複数のシンボルのうち、配管に対応するシンボルが一つ選択される毎に、タッチパネル11の描画領域にシンボルを配置して、配管詳細図の一部をなす配管図を描画(生成)する。具体的には、選択されたシンボルを、タッチパネル11の描画領域上で順につなげるとともに、配管の向きに応じてシンボルの向きを調整することにより、配管図を描画する。
継手チェック部33は、描画領域上において二つのシンボルをつなげる場合に、接合形式に応じた継手チェック情報の入力を受け付けて、継手チェックを行う。具体的には、タッチパネル11に、接合部の継手タイプ(接合形式)に応じた複数の検査項目を含む継手チェック画面が表示されている際に、タッチパネル11への入力情報を取得して、全ての検査項目に対するチェックが適切に行われたか否かを判定する。
記憶部14は、配管施工情報を記憶する。配管施工情報は、描画部32により描画された配管図の情報、すなわち配管図を構成する複数のシンボルの座標および向きを特定可能な描画情報と、継手チェック部33のチェック判定で用いられた継手チェック情報とを含む。配管施工情報のデータ構造例については後述する。描画部32および継手チェック部33の処理は、施工現場において、管を布設する度に実行されるため、記憶部14の配管施工情報は、配管布設工事の進行に伴って更新される。
書類作成部34は、記憶部14に記憶された配管施工情報に基づいて、配管日報および継手チェックリストを含む各種書類を作成する。作成した各種書類は、通信部13を介して、施工業者の事務所PC(図示せず)や事業者端末30に送信される。なお、書類作成部34の機能は、施工業者の事務所PCなど、配管施工情報作成装置10とは別の装置によって実現されてもよい。
<配管施工情報作成装置の動作>
図3は、配管施工情報作成装置10の動作の概要を示すフローチャートである。
図3を参照して、工事期間中、配管施工情報作成装置10は、施工現場において、配管施工情報作成処理(ステップS2)を実行する。この処理は、たとえば、タッチパネル11に表示される初期画面から、「配管図作成メニュー」を選択した場合に開始される。配管施工情報作成処理については、図4にサブルーチンを挙げて説明する。
図4は、配管施工情報作成処理を示すフローチャートである。この処理の開始時には、図5に示されるような配管図作成画面がタッチパネル11に表示される。配管図作成画面は、条件入力領域51と、候補表示領域52と、キャンバスと称される描画領域53とを含む。図5の例では、条件入力領域51と候補表示領域52とが横並びで表示されており、これらの領域51,52の下方領域が、描画領域53となっている。
図4を参照して、施工現場において、作業員によって管の布設作業が行われると(ステップS22)、配管(布設した管)の候補を絞り込むために、配管施工情報作成装置10は、配管を特定するための複数の条件の入力を受け付ける(ステップS24)。
図5の条件入力領域51を参照して、複数の条件は、接合形式、呼び径、および管形状を含む必須条件と、必須条件に付随する詳細条件(特別な条件)とを含む。詳細条件としては、直管であれば「有効長」、曲管であれば「角度」、二受T字管であれば「枝管径」などが定められている。また、直管において切管が使用される場合には、その切管の有効長を入力できる。なお、各条件の選択方法は、プルダウンによる選択、ポップアップ画面からの選択など、公知の方法を採用できる。
タッチパネル11に対するユーザからの指示によって必須条件および詳細条件が入力(選択)されると、検索部31は、管理サーバ20の管データベース21上で管理されている複数の管データのうち、入力された条件に合致する管データを検索し、検索した管データのシンボルを抽出する。具体的には、検索した管データの管IDに対応付けられたシンボル(画像)を読み出し、読み出したシンボルのみを、候補表示領域52に表示する(ステップS26)。
候補表示領域52には、所定数(たとえば3個)のシンボルが表示される。所定数を超えるシンボルが候補として抽出された場合には、たとえば画面遷移により他のシンボルを表示可能である。
図6を参照して、候補表示領域52に表示された複数のシンボルSBのうち、ユーザにより一つが選択されると(ステップS28)、描画部32が、選択されたシンボルSBを、描画領域53上に配置されている直近のシンボルOBにつなげて、配管図を描画する(ステップS30)。配管図を描画する際、ユーザが候補表示領域52のシンボルSBをクリックまたはタップしたことに応じて、そのシンボルSBの挿し口側の接合点を、直近のシンボルOBの受口側の接合点に接合させるようにしてもよい。あるいは、ユーザが候補表示領域52のシンボルSBを描画領域53にドラッグアンドドロップしたことに応じて、そのシンボルSBの挿し口側の接合点を、直近のシンボルOBの受口側の接合点に接合させるようにしてもよい。あるいは、シンボル同士の接合は、ユーザにより手動で行われてもよい。
図9を参照して、描画領域53に配置されるシンボルOBが持つ固有の情報は、表71~75に示されるようなものである。表71,72には、シンボルOBが表わす管に固有の情報が記されている。表73には、シンボルOBの挿し口側の接合点P1の情報が記され、表74には、シンボルOBの受口側の接合点P2の情報が記されている。表73,74に示されるように、シンボルOBの接合点情報は、各接合点IDに対応付けて、座標情報(X座標、Y座標)、次のシンボルの角度(左、右、上)、接合先リスト(他のシンボルの接合点ID)を含む。受口側の接合点P2の接合点情報は、チェックリストIDをさらに含む。
表75には、チェックリストIDを見出しとするチェックリスト情報が記されている。チェックリスト情報は、チェックリストIDに対応付けて、後述する継手チェックリストに表示すべき検査項目(たとえば、挿し口突部の有無、清掃・異物の除去、など)を含んでいる。
図10を参照して、描画領域53に配置された(描画された)各シンボルOBの情報は、表81~84に示されるようなものである。図10には、複数のシンボルOB(OB11~OB15)を含む配管図80が一例として示されている。なお、図10では、理解を容易にするために、シンボル間に若干の隙間を設けている。
表81には、シンボルOB自体を特定するための特定情報が記されている。特定情報は、検査IDに対応付けて、描画領域53に配置されたことに応じて自動で採番される管No.、管の種類を示す管ID、描画領域53内の位置情報(座標情報)、角度(回転角)、測点(管のグルーピング)、切管長さ、および据付日(施工日)を含む。
表82には、シンボルOBの挿し口側の接合点の特定情報が記され、表83には、シンボルOBの受口側の接合点の特定情報が記されている。表82に示される挿し口側の接合点の特定情報は、自身の接合点IDに対応付けて、他のシンボル(接合先のシンボル)の接合点IDを含む。表83に示される受口側の接合点の特定情報は、自身の接合点IDに対応付けて、描画領域53に配置されたことに応じて自動で採番される継手No.、他のシンボル(接合先のシンボル)の接合点ID、および、継手チェックの結果(継手チェック情報)を含む。継手チェック情報は、表84に示されるように、継手チェックIDに対応付けて、図9の表75に示された検査項目に対するチェック結果と、接合日とを含む。
描画部32は、配管の切管長さ情報が入力された場合に、入力された切管長さ情報(シンボルOBの特定情報に含まれる切管長さ)に応じて、シンボルOBの管部分41の長さを調整して描画領域53(配管図80)に表示することが望ましい。あるいは、ユーザが、手動により管部分41の長さを調整できるようにしてもよいし、描画領域53(配管図80)上においては、シンボルOBの管部分41の長さを調整しなくてもよい。
ここで、配管図80のシンボルOB11のように、管形状が曲管である場合、ユーザは、曲管の向き(管の曲げ方向)が水平方向以外の上下方向またはひねり方向であることを示す情報を入力可能である。ユーザによりこのような情報が入力された場合、描画部32は、シンボルOB11の管部分41に、上下方向またはひねり方向の曲げを示すマーク43を重畳表示することが望ましい。マーク43は、一例として「▲」で示されている。たとえば、上向きのマークを「▲」、下向きのマークを「▼」、上方ひねりのマークを「△」、下方ひねりのマークを「▽」として定めることができる。したがって、上記のマークが表示されない曲管の向き(管の曲げ方向)は水平方向のみであることが分かる。
再び図4を参照して、描画部32により描画領域53上で二つのシンボルが接合されると、継手チェック部33が、配管図に重畳するように継手チェックマークを表示するとともに、画面上に継手チェックリストを表示する(ステップS32)。
本実施の形態では、描画領域53上で二つのシンボルが接合されると、タッチパネル11の表示画面が、図7に示すような継手チェック画面に切り替えられる。継手チェック画面は、描画領域53と同等の配管図表示領域61と、チェックリスト表示領域62とを含む。配管図表示領域61に、二つのシンボルOB1,OB2間に、継手チェックマークMが表示された例が示されている(ステップS32)。チェックリスト表示領域62には、接合先のシンボルOB1の接合形式に応じて予め定められた複数の検査項目(図9の表75に示された項目)が表示されている。
各検査項目に対して、メモ入力や写真撮影が可能となっており、継手チェック部33は、全ての検査項目に対し、継手チェック情報の入力を受け付ける(ステップS34)。継手チェック画面には、チェック完了を示すボタン63が表示されている。ユーザによりボタン63が指示され、各項目への入力が過不足なく行われていることが検出されると、継手チェック部33はチェック完了と判定する(ステップS36)。一方、入力漏れが検出された場合には、エラーメッセージが表示される。
継手チェック部33によりチェック完了と判定されると(ステップS36にてYES)、チェック完了が報知されるとともに、配管図に重畳させていた継手チェックマークを消去する(ステップS38)。言い換えると、継手チェック部33は、チェック完了と判定するまでの間、配管図表示領域61の二つのシンボルの間に、継手チェックマークを表示する。本実施の形態では、継手チェックマークの消去に伴い、タッチパネル11の表示画面を元の配管図作成画面に切り替える。
ここで、本実施の形態では、配管図作成画面に戻った後も、所定の指示が入力された場合には、チェック完了の継手も含めて継手チェックマークが配管図に重畳表示され、そのマークを選択すれば、チェック済の継手チェック情報が表示される。これにより、チェック済の継手チェック情報を施工現場で容易に確認することができる。
上述のステップS22~S38の処理は、各施工日において、施工現場での管布設作業が完了するまで繰り返される(ステップS40にてNO)。
再び図3に戻って、施工現場での管布設作業が完了すると、上記ステップS30において生成された配管図の描画情報と、ステップS34において入力された継手チェック情報とが、施工日の配管施工情報として記憶部14に記憶される(ステップS4)。
図11は、描画情報および継手チェック情報のデータ構造例を示す図である。図11(A)に示されるように、描画情報は、図10の表81~83に示した情報に基づいて、スタンプID101ごとに、管No.102、管ID103、描画領域上の座標情報(X座標、Y座標)104、描画領域上の反転情報(X反転、Y反転)105、描画領域上の回転情報106、測点情報107、切管長さ108、据付日109、継手No.リスト110、接合点リスト111、接合先リスト112、および、検査リスト113を含む。このように、描画情報は、座標情報104、反転情報105、および回転情報106を含むため、描画情報によって、配管図を構成する複数のシンボルOBの座標および向きを特定することができる。検査リスト113に、検査IDが記録されている。
図11(B)に示されるように、継手チェック情報は、図10の表84に示した情報に基づいて、検査ID201ごとに、接合日202および検査結果情報203を含む。検査結果情報203に、継手チェック情報が含まれる。
なお、記憶部14には、スタンプIDに対応付けて、各シンボルが表わす管の基本情報(図9の表71に示した情報)も記憶されているものとする。
その後、配管施工情報作成装置10の書類作成部34は、記憶部14に記憶された当日の配管施工情報(特に、描画情報)および当日施工された配管の基本情報に基づいて、日報の作成処理を実行する(ステップS6)。日報には、当日の配管図および数量計算書が含まれる。数量計算書は、配管の基本情報に含まれる接合部品や押しボルト本数などの情報に基づいて計算される。また、図9の表71に示した管の基本情報および接合部品の基本情報には重量も記憶されており、数量計算書の作成時に、その当日に使用した管、接合部品などの総重量が計算される。これにより、トラックでの運搬回数が算出されることにより、水道事業者において工事費の精査が容易となる。なお、この処理は、ユーザにより「書類作成メニュー」が選択され、書類の種類として「日報」が選択された場合に実行されてもよい。
上述の配管施工情報作成処理(ステップS2)、配管施工情報の記憶処理(ステップS4)、および日報作成処理(ステップS6)は、工事が完了するまで繰り返される(ステップS8にてNO)。
工事が完了すると(ステップS8にてYES)、施工日ごとに描画された配管図をつなぎ合わせた配管詳細図が完成する(ステップS10)。配管詳細図の一例が、図8に示される。配管詳細図では、図9の表71に示した各シンボルの称呼も表示されている。直管のシンボルの呼称には有効長が含まれており、切管のシンボルに対しては切管長さが示される。なお、配管図の接続は自動で行われてもよいし、手動で行われてもよい。
また、書類作成部34は、記憶部14に記憶された工事期間中の配管施工情報(描画情報および継手チェック情報)に基づいて、継手チェックシートの作成処理を実行する(ステップS12)。この処理は、ユーザにより「書類作成メニュー」が選択され、書類の種類として「継手チェックシート」が選択された場合に実行されてもよい。また、継手チェックシートの作成は、工事完了前の日報作成処理(ステップS6)と一緒に行ってもよい。
上述のように、本実施の形態によれば、施工現場で用いられる配管施工情報作成装置10において、配管図または配管詳細図の描画情報および継手チェック情報を含む配管施工情報を作成することができるので、施工担当者は、一日の業務を施工現場で終わらせることができる。これにより、施工担当者の作業負荷および作業時間を低減することができる。また、竣工図書類の作成精度を向上させることができる。
また、記憶部14に記憶されている配管施工情報を、随時、管理サーバ20などクラウド上にアップすることにより、施工業者だけでなく工事管理者や水道事業者も、事業者端末30においてリアルタイムで配管の施工状況を確認することができる。
また、本実施の形態に係る配管施工情報作成装置10は、たとえば記憶部14に記憶された写真を自動的に整理する自動写真整理機能を有している。これにより、撮影日や撮影者ごとに、継手チェックの際などに撮影された写真を整理して写真台帳等を作成することも可能である。
本実施の形態に係る配管施工情報作成装置10により実行される配管施工情報作成方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、CD-ROM(Compact Disc-ROM)などの光学媒体や、メモリカードなどのコンピュータ読取り可能な一時的でない(non-transitory)記録媒体にて記録させて提供することができる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 配管施工情報作成装置、11 タッチパネル、12 制御部、13 通信部、14 記憶部、15 入力部、16 表示部、20 管理サーバ、21 管データベース、22 継手チェックデータベース、30 事業者端末、31 検索部、32 描画部、33 継手チェック部、34 書類作成部、51 条件入力領域、52 候補表示領域、53 描画領域、61 配管図表示領域、62 チェックリスト表示領域、63 ボタン、OB,SB シンボル、M 継手チェックマーク、SYS 配管施工管理システム。

Claims (8)

  1. 配管布設工事に係る配管施工情報を作成する装置であって、
    管形状および接合形式を一意に表わした複数のシンボルを表示するシンボル表示手段と、
    前記シンボル表示手段により表示された複数のシンボルから、施工現場で布設された配管に対応するシンボルを選択するシンボル選択手段と、
    前記シンボル選択手段により一つのシンボルが選択される毎に、選択されたシンボルを描画領域上で順につなげるとともに、配管の向きに応じてシンボルの向きを調整することにより、配管図を描画する描画手段と、
    前記配管図を構成する複数のシンボルの座標および向きを特定可能な描画情報を含む、配管施工情報を記憶する記憶手段とを備える、配管施工情報作成装置。
  2. 前記描画領域上において二つのシンボルをつなげる場合に、接合形式に応じた継手チェック情報の入力を受け付ける継手チェック手段をさらに備え、
    前記記憶手段に記憶される前記配管施工情報は、前記描画情報に加え、入力された前記継手チェック情報を含む、請求項1に記載の配管施工情報作成装置。
  3. 前記継手チェック手段は、チェック完了と判定するまでの間、前記二つのシンボルの間に、継手チェックマークを表示する、請求項2に記載の配管施工情報作成装置。
  4. 前記描画手段は、前記選択されたシンボルの管形状が曲管である場合であって、曲管の向きが上下方向またはひねり方向であることを示す情報が入力された場合に、前記描画領域上に配置されたシンボルの管部分に、上下方向またはひねり方向の曲げを示す所定のマークを重畳表示する、請求項1~3のいずれかに記載の配管施工情報作成装置。
  5. 前記描画手段は、配管の切管長さ情報が入力された場合に、入力された切管長さ情報に応じて、前記描画領域に配置されたシンボルの管部分の長さを調整する、請求項1~4のいずれかに記載の配管施工情報作成装置。
  6. 接合形式、呼び径、および管形状を含む必須条件と、前記必須条件に付随する詳細条件とを、選択により入力する条件入力手段と、
    データベース上で管理されている複数の管データのうち、前記条件入力手段により入力された前記必須条件および前記詳細条件に合致する管データを検索する検索手段とをさらに備え、
    前記シンボル表示手段は、前記検索手段により検索された管データのシンボルのみを表示する、請求項1~5のいずれかに記載の配管施工情報作成装置。
  7. 請求項6に記載の配管施工情報作成装置と、前記データベースを保有する管理装置とを備えた、配管施工管理システム。
  8. 配管布設工事に係る配管施工情報を作成するためのプログラムであって、
    管形状および接合形式を一意に表わした複数のシンボルを、表示部に表示するステップと、
    前記表示部に表示された複数のシンボルから、施工現場で布設された配管に対応するシンボルを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて一つのシンボルが選択される毎に、選択されたシンボルを描画領域上で順につなげるとともに、配管の向きに応じてシンボルの向きを調整することにより、配管図を描画するステップと、
    前記配管図を構成する複数のシンボルの座標および向きを特定可能な描画情報を含む、配管施工情報を記憶部に記憶させるステップとをコンピュータに実行させる、配管施工情報作成プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024135430A1 (ja) * 2022-12-22 2024-06-27 株式会社クボタ 管路図作成支援装置、管路工事施工情報管理装置、管路図作成支援システム、管路図作成支援システム制御方法及び管路図作成支援システム制御用プログラム

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