JP2022027595A - 化粧品を分配するための再充填可能組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧品を分配するための再充填可能組立体を提供する。【解決手段】化粧品を分配するための再充填可能組立体(100、200、300)が、基部(12、112、212、312)と、基部と選択的に連結可能なカートリッジ(14、114、214、314)とを備える。基部はカートリッジ受入要素(132、232、332)とカートリッジ係止要素(148、248、348)とを備える。係止要素は、少なくとも、開位置に向かう第1の方向(D1)、および、閉位置に向かう第2の方向(D2)への長手方向軸の周りでの回転において、受入要素に対して移動可能である。開位置において、カートリッジは長手方向軸に沿って基部に対して移動可能であり、閉位置において、カートリッジが基部内に挿入されるとき、カートリッジは長手方向軸に沿って基部と一体となる。【選択図】図1

Description

本明細書は、化粧品のための容器の分野に関する。より詳細には、本明細書は、互いに取り外し可能に結合されるように構成される基部およびカートリッジを備える化粧品を分配するための装置に関する。本明細書は、詳細には、口紅分配装置に関する。
化粧品を分配するための装置は、基部と、基部に結合されるカートリッジとを備え得る。これは、具体的には口紅分配装置のためのケースである。カートリッジは口紅のスティックを含み、基部は、口紅分配装置を掴むことを可能にする。
カートリッジと基部とは、分配装置の長手方向軸に沿って並べられる。組み合わされたとき、口紅を分配するために、基部はカートリッジに対して回転させることができる。したがって、カートリッジ制御ソケットを介してカートリッジに対する基部の回転を付与することで、口紅のスティックのための受部(カップとも呼ばれる)を分配装置の長手方向軸に沿って移動させることが可能である。
通常、基部とカートリッジとは永久的に結合されている。このため、口紅のスティックが消費されると、新しい分配装置全体を購入することが必要である。
そのため、上記の欠点を克服するために、基部とカートリッジとが取り外し可能に結合される分配装置が製作されている。したがって、口紅のスティックが消費されると、基部とカートリッジとを分離し、カートリッジだけを交換することが可能であり、これはより環境にやさしい。このシステムであれば、使用者は、単一の基部と、異なる色の口紅に対応するいくつかのカートリッジとを有することができる。
カートリッジと基部との間の連結部は、いくつかの種類であり得る。例えば、結合は磁気的であり得る。カートリッジは、強磁性材料から成る要素を有することができ、基部は、強磁性要素と協働することができる磁石を有することができる。この種類の結合は、使用者による不適切な取り扱いのために使用中にカートリッジが基部から外れるという欠点があり得る。
カートリッジと基部との間の別の種類の連結部は、一方の他方への弾性的な相互係止(スナップ留め)を伴う。この連結部は、時間と共に緩くなり、カートリッジと基部との時ならぬ連結解除を引き起こす可能性がある。
長手方向軸を定める具体的には口紅といった化粧品を分配するための再充填可能組立体が提案され、その組立体は、
- 基部と、
- 基部と選択的に連結可能なカートリッジであって、カートリッジは、外側の鞘体と、鞘体の内部にあり、カートリッジの下方部分に配置された制御ソケットとを有し、制御ソケットはカートリッジからの化粧品の引き出しを許容し、カートリッジは制御ソケットに開口を有する、カートリッジと
を備え、基部は、
- カートリッジの下方部分を内部の中に受け入れるのに適する袖体を有するカートリッジ受入要素と、
- カートリッジ係止要素であって、係止要素は、少なくとも、開位置に向かう第1の方向および閉位置に向かう第2の方向への長手方向軸の周りの回転において、受入要素に対して移動可能であり、開位置において、カートリッジは長手方向軸に沿って基部に対して移動可能であり、閉位置において、カートリッジが基部内に挿入されるとき、カートリッジは長手方向軸に沿って基部と一体となり、係止要素と受入要素との間の連結部は、閉位置において閉鎖当接部を備え、それにより、係止要素が閉位置にあり、基部が第2の方向に回転させられるとき、受入要素と係止要素とが回転において一体となり、カートリッジの制御ソケットが、カートリッジの制御ソケットと係合可能である基部の伝達要素によって駆動される、カートリッジ係止要素と
を備える。
化粧品を分配するための再充填可能組立体は、直感的であり、容易に指でアクセス可能であり、カートリッジを係止および係止解除するための機械的に信頼できるシステムを形成する。
以下の段落に述べられている特徴は、任意選択で実施され得る。それらの特徴は、互いから独立して、または互いとの組み合わせで、実施され得る。
- 伝達要素は受入要素に配置される。
- 基部は、係止要素の位置に応じてカートリッジの制御ソケットに係合可能である係止部材を備える。
- 係止部材は係止要素にあり、受入要素は、袖体の下方部分を部分的に閉鎖する、係止要素と接触している底部分を備え、底部分は開口を有し、開口は係止部材を受け入れる。
- 係止部材は受入要素の底部分に配置され、底部分は袖体の下方部分を部分的に閉鎖する。
- 係止要素と受入要素との間の連結部は、基部が第1の方向に回転させられるとき、開位置において開放当接部を備える。
- 係止要素と受入要素との間の連結部は、係止要素が閉位置にあり、基部が第1の方向に回転させられるときに抵抗を作り出すように、閉鎖当接部において閉鎖捕獲部をさらに備える。閉鎖捕獲部は、閉方向と反対の方向における係止要素の望ましくない回転を防止するのを助ける。
- 係止要素と受入要素との間の連結部は、係止要素および受入要素のうちの一方にあるスロットと、係止要素および受入要素のうちの他方にある指部とを備え、指部はスロットと係合させられ、スロット内で移動可能である。
- スロットは、固定された長手方向位置において延びる円弧の全体的形状を有する。円のスロットは、口紅分配機構を作動させるために実施されるものと同様の回転移動を許容する。
- スロットは、係止要素が第1の方向または第2の方向において受入要素に対して移動されるときに係止要素が螺旋運動に追従するように、変化可能な長手方向の位置において延びる円弧の全体的形状を有する。
- 係止要素と受入要素との間の回転が、長手方向軸の周りで、180度未満、好ましくは90度未満、さらにより好ましくは約75度の角度にわたって起こる。
- 伝達要素は、底部分において係止部材の周りに互いから等しい距離で配置された複数の突起を備え、突起は、カートリッジの制御ソケットの対応する窪みと係合可能である。
- 係止部材は、受入要素の底部分の開口を通ってカートリッジの開口内に延びる棒材を備え、棒材は自由端を有し、自由端は、長手方向軸に対して回転対称でない径方向の突出部を備え、カートリッジの開口は、突出部と相補的な形を有する。
- 係止部材は、長手方向軸に沿って、受入要素の底部分の開口を通ってカートリッジの開口内に延びる2つの柔軟なタブを備え、前記少なくとも2つの柔軟なタブは、底部分の開口の壁に当接しており、底部分の開口は、開口に対する柔軟なタブの相対位置が柔軟なタブ同士の間の可変距離を定めるように、長手方向軸に対して回転対称でない形を有し、係止要素の開位置において、2つの柔軟なタブは、係止要素の閉位置のときよりも互いと径方向において近い。
- 係止部材は、受入要素の底部分の開口を通って長手方向軸に沿って延びるスタッドを備え、受入要素は、長手方向軸に沿ってカートリッジの開口内に延びる複数の柔軟なタブを備え、複数の柔軟なタブは、スタッドがそれを通って延びる開口を定めるように、スタッドの周りにスタッドと接触して配置され、係止要素と受入要素との間の連結部は、係止要素と受入要素との間の回転が長手方向軸に沿ったスタッドの移動を引き起こし、長手方向軸に沿ったスタッドの移動は、開位置と閉位置との間で、複数の柔軟なタブの互いに対する増加する距離もたらす。
- 突出部とカートリッジの開口とは各々楕円形を有する。
- 受入要素の底部分の開口は、概して形が楕円であり、長軸と短軸とを備え、開位置において、2つの柔軟なタブの各々は長軸の端に位置決めされ、閉位置において、2つの柔軟なタブの各々は短軸の端に位置決めされる。
- 2つの柔軟なタブの各々は、カートリッジの対応する周縁と係合することができる突出部を備える。
- 複数の柔軟なタブは3つの柔軟なタブを備え、複数の突起は3つの突起を備える。
- 係止部材と伝達要素とは同じ要素である。
別の態様によれば、口紅のための取り外し可能なカートリッジと関連付けられるのに適する口紅のための再充填可能基部が提供され、基部は長手方向軸を定め、基部は、
- カートリッジの下方部分を内部の中に受け入れるのに適する袖体を有するカートリッジ受入要素であって、受入要素は、カートリッジの制御ソケットと係合するのに適する伝達要素を有する、カートリッジ受入要素と、
- 基部内でカートリッジを係止するための係止要素であって、係止要素は、少なくとも、カートリッジが長手方向軸に沿って基部から取り外し可能である開位置に向かう第1の方向、および、カートリッジが長手方向軸に沿って基部と一体となる閉位置に向かう第2の方向への長手方向軸の周りでの受入要素に対する回転において、移動可能であり、係止要素と受入要素との間の連結部は、係止要素が閉位置にあり、基部が第2の方向に回転させられるとき、カートリッジの制御ソケットを駆動するのに適する閉鎖当接部を備える、係止要素と
を備える。
本発明の他の特徴、詳細、および利点は、以下の詳細な記載を読むことから、および、添付の図面の分析から、明らかとなる。
口紅受部と、本発明の一実施形態による、口紅と適合する別体の取り付けられていない取り外し可能な口紅カートリッジとを備える、本発明の一実施形態による口紅組立体を備える口紅の正面図であり、受部は、その内側の口紅カートリッジを指し示す点線で示されている。 口紅が、一実施形態による取り外し可能な口紅カートリッジを内側に有する、第1の実施形態による口紅の断面図である。 口紅カートリッジの一部分が点線によって指示され、基部の様々な要素を明らかにするために基部の外側筐体が省略されている、図2の口紅のための本発明の一実施形態による基部の上方からの斜視図である。 図2の口紅の取り外し可能なカートリッジの下方からの斜視図である。 図3の基部の一部分の上方からの斜視図である。 図3の基部の一実施形態による係止要素の上方からの斜視図である。 図2の口紅の線6-6における断面図である。 口紅が、一実施形態による取り外し可能な口紅カートリッジを内側に有する、第2の実施形態による口紅の断面図である。 図8の口紅の基部の一実施形態による受入要素の下方からの斜視図である。 図8の口紅の基部の一実施形態による係止要素の上方からの斜視図である。 図8の口紅の一実施形態による基部の一部分の上方からの斜視図であり、図9の受入要素と図10の係止要素とを備える基部の一部分が図示されている。 図8の口紅の一実施形態による口紅カートリッジの下方からの斜視図である。 口紅が、一実施形態による取り外し可能な口紅カートリッジを内側に有する、第3の実施形態による口紅の断面図である。 基部の係止要素が閉位置にあるときの、係止要素と受入要素とを備える図13の口紅基部の側面図である。 係止要素が開位置にあるときの、図13の口紅基部の側面図である。 図13の口紅基部の係止要素の上方からの斜視図である。 図13の口紅基部の一部分の上方からの斜視図であり、図示されている一部分は基部の係止要素および受入要素を備える。
ほとんどの部品についての図面および以下の記載は、性質上明確である要素を含む。そのため、本発明のより良い理解を提供する役目を果たすだけでなく、適切である場合、その定義に寄与することもできる。
図1を参照すると、具体的には口紅といった化粧品のための再充填可能分配装置8が一実施形態により示されている。分配装置または口紅8は、口紅受部11と、別体の取り外し可能なカートリッジ14とを備える。受部11は分配装置8の外側筐体であり、カートリッジ14を受け入れるのに適する基部12と、カートリッジ14の周りに外側保護筐体を作り出すために基部と協働するキャップ16とを備える。例えば磁気的または機械的な装置によって、キャップ16が基部12と連結されているとき、カートリッジ14はアクセス可能ではない。カートリッジ14をアクセス可能にするために、キャップ16が基部12から係合解除される。
カートリッジ14は、交換カートリッジを挿入することによってそのように望まれるとき(例えば、カートリッジ14が空であるとき、または、別の色の口紅が望まれるとき)、基部12を再使用可能とするために、基部12に選択的に連結可能(つまり、取り外し可能)である。したがって、基部12とキャップ16とは再使用可能である。再充填可能な口紅8は、優れた品質の外側筐体(つまり、受部11)を使用することを可能にし、包装の消費を減らし、それによってプラスチックの消費を減らすことも可能にする。
図の例では、受部11は円形の断面である。しかしながら、組立体10が、正方形、楕円形、または六角形といった異なる断面を有することは可能である。
基部12とカートリッジ14との間の結合はいくつかの方法で達成できる。包括的でない列記として、結合は、磁気的連結によって、または、弾性的な相互係止によって実行され得る。好ましくは、基部12とカートリッジ14とは、所与のブランドまたはモデルのカートリッジ14だけが所定の基部と係合できるように構成された結合部を有する。したがって、鍵掛システムがカートリッジ14と基部12との間に設置され得る。
カートリッジ14と基部12とは、カートリッジ14が基部12に組み込まれるときに長手方向軸Lを定める組立体10を形成する。長手方向軸Lは、カートリッジ14の長手方向軸でもある。
カートリッジ14は、図に示されている実施形態において、口紅20のスティックまたは制御ソケット(図1に示されていない)などのカートリッジの内部要素を保護するように、カートリッジ14の全体の高さにわたって延びる保護鞘体18を有する。一実施形態によれば、制御ソケットは、カートリッジ14の底を通じてのみアクセス可能であり、そのため、保護鞘体18は口紅分配システムの時ならぬ動作を防止する。分配システムは、口紅20のスティックがカップにおいて配置され、制御ソケットの回転の間に長手方向軸Lに沿って移動可能である口紅の分野において知られているシステムである。
基部12は、基部12とカートリッジ14との結合解除を防止する係止システム(後で様々な実施形態で記載されている)を備える。係止システムは、2つの要素、つまり、カートリッジ14の下方部分を受け入れる受入要素と、受入要素に対して回転可能である係止要素とを本質的に備える。この係止システムは、基部からのカートリッジの意図しない分離を防止するために、基部とカートリッジとの間の第2の結合とできる。様々な係止システムが、図2~図17に関連して記載される。
使用者が口紅分配システムを作動させるために行うことと同様である単純な回転操作によって、使用者は再充填のカートリッジ14を基部12に固定することができる。カートリッジ14が基部12内に挿入されると、使用者は、2本の指を使用して基部12の受入要素と一体の係止リング30を保持し、反対の手の指で、基部12と一体である基部12の外側筐体33を、基部12とカートリッジ14との間の実際の係止が得られるまで回転させる。後に記載される各々の実施形態において、係止は、カートリッジ14が基部12で回転において固定されたままの間に行われる。
図2~図7を参照すると、具体的には口紅といった化粧品を分配するための再充填可能組立体100の第1の実施形態が提示されている。
図2は、取り外し可能な口紅カートリッジ114を内部の中に有する、第1の実施形態による口紅108の断面を示している。図1を参照して上記で説明されたように、口紅108は、口紅108の外側筐体である受部111を備える。受部111は、カートリッジ114を受け入れるのに適する基部112と、カートリッジ114の周りに外側保護筐体を作り出すために基部112と協働するキャップ116とを備える。例えば磁気的および/または機械的な装置117によって、キャップ116が基部112と連結されているとき、カートリッジ114はアクセス可能ではない。カートリッジ114をアクセス可能にするために、キャップ116が基部112から係合解除される。図における例では、装置117は機械的なものであり、基部112の周りに均等に分配され、基部112において所定位置で保持するためにキャップ116との摩擦を作り出すスタッドから成る(図3においてより見やすい)。
図3および図4を参照すると、分配のための組立体100は、口紅108の基部112と、取り外し可能なカートリッジ114とを備える。カートリッジ114は、外側の鞘体118(保護鞘体18と同様である)と、鞘体118の内部でカートリッジ114の下方部分123に設けられる制御ソケット122とを有する。制御ソケット122は、口紅分配システム126(図2において見られる)を作動させることで、カートリッジ114からの化粧品の引き出しを可能にする。分配システム126は、口紅の管における口紅のスティックを引き出すための従来のシステムであり、ここでは詳細に説明しない。カートリッジ114は、基部112との連結を許容するために、制御ソケット122に開口130を有する。この開口は、この開口と係合してカートリッジ114を固定するように適合された基部112だけが基部112とカートリッジ114との間の結合を許容することになるため、基部112とカートリッジ114との間の鍵掛システムとしても供することができる。
基部112は、カートリッジ114が基部112に配置されるときにカートリッジ114と協働するカートリッジ114のための受入要素132と、カートリッジ114を基部112内で固定するための係止要素148とを備える。受入要素132はリング130と一体であり(例えば、接着されている)、係止要素148は基部112の外側筐体133と一体である(例えば、接着されている)。したがって、長手方向軸Lの周りでの外側筐体133に対するリング130の相対回転が、カートリッジ114を固定する、または、カートリッジ114を基部112から係合解除するために、受入要素132と係止要素148との間に相対回転を作り出す。
ここで図5を参照すると、受入要素132は、カートリッジ114の下方部分123を内部136の中に受け入れるのに適する袖体134を有する。図2~図7の実施形態によれば、受入要素132は、袖体134の下方部分142を部分的に閉鎖する底部分140を備える。しかしながら、底部分140は省略されてもよい。底部分140は開口172を備える。
受入要素132は、カートリッジ114の制御ソケット122と係合させられ得る伝達要素138を有する。図2~図7の実施形態によれば、伝達要素138は底部分140に配置される。しかしながら、伝達要素138が、例えば袖体134または係止要素148など、底部分140ではなく基部112内のどこかに配置されることが可能である。図2~図7の実施形態によれば、伝達要素138は、互いから等しい距離において底部分140に配置された複数の突起144を備える。突起144は、カートリッジ114の制御ソケット122の対応する窪み146と係合させられ得る。図2~図7の実施形態では、組立体100は2つの突起144を備える。しかしながら、組立体100が1つのみまたは3つ以上の突起を有することが可能である。突起は正方形、円形、または他の断面であり得る。突起は、代替でカートリッジ114に配置されてもよく、そのため、受入要素132は、対応する窪みを有することになる。伝達要素138は、突起-窪みと異なるオス-メスのシステムであってもよい。
図3を再び参照すると、係止要素148は、少なくとも、開位置への第1の方向D1(または開方向)、および、閉位置への第2の方向D2(または閉方向)への長手方向軸Lの周りでの回転において、受入部材132に対して移動可能である。図における実施形態によれば、第2の方向D2は第1の方向D1と反対の方向にある。開位置において、カートリッジ114は長手方向軸Lに沿って基部112に対して移動可能である。そのため、開位置はカートリッジ114を変えることを可能にする。閉位置において、カートリッジ114が基部112内に挿入されるとき、カートリッジ114は長手方向軸Lに沿って基部112と一体である。閉位置は、カートリッジ114を基部112内で固定することを可能にし、したがって口紅を使用することを可能にする。
開位置から閉位置へと、および、閉位置から開位置へと変えることを可能にする係止要素148と受入要素132との間の連結部150は、閉位置において閉鎖当接部152を備え、それにより、係止要素148が閉位置にあり、基部112が閉方向D2(つまり、閉位置へと移動するために使用されるのと同じ方向)に回転させられるとき、受入要素132と係止要素148とが回転において一体となり、カートリッジ114の制御ソケット122が伝達要素138によって駆動される。係止要素148と受入要素132との間の連結部150は、基部112が開方向D1に回転させられるとき、開位置において開放当接部154も備え得る。開放当接部154は、係止要素148が開位置にあることと、そのため、カートリッジ114が基部112と係合/係合解除され得ることとを使用者に指示するように供する。
係止要素148と受入要素132との間の連結部150は、係止要素148が閉位置にあり、基部112が第1の方向D1に回転させられるときに抵抗を作り出すように、閉鎖当接部152において(つまり、閉鎖当接部152の直前に)閉鎖捕獲部156をさらに備え得る。係止要素148と受入要素132との間の連結部150は、係止要素148が開位置にあり、基部112が閉方向D2に回転させられるときに抵抗を作り出すように、開放当接部154において(つまり、開放当接部154の直前に)開放捕獲部158をさらに備え得る。捕獲部156、158は、望ましくない係止および係止解除への抵抗を提供することができる。連結部150は、使用者が、開位置から閉位置へと、および閉位置から開位置へと連結部150を移行させるとき、様々なクリック感を与えるために、一部がより小さい抵抗である、例えば複数の捕獲部といった3つ以上の捕獲部を含んでもよい。
より明確には、係止要素148と受入要素132との間の連結部150は、一実施形態に応じて、スロット160と、スロット160と係合させられ、スロット160の中で移動可能な指部162とを備える。組立体100のこの実施形態において、基部112には、指部162が各々設けられた2つのスロット160が備え付けられており、スロットは互いと反対に配置されている。しかしながら、簡潔にするために、単一のスロット160および指部162が後で説明される。連結部150が単一のスロット-指部のシステムまたは3つ以上のスロット-指部のシステムを備えてもよいことは理解される。連結部150は、スロット-指部のシステム以外の手段によって達成されてもよい。例えば、連結部150は、溝と、溝に係合されるピンとによって形成されてもよい。
スロット160は係止要素148および受入要素132の一方に位置し、指部162は係止要素148および受入要素132の他方に位置し得る。図2~図7の実施形態では、スロット160は受入要素132に位置し、指部162は係止要素148に位置している。スロット160は、固定された長手方向位置において延びる円弧の全体的形状を有する。スロット160の長さは、係止要素148と受入要素132との間の回転の振幅を定めている。一実施形態では、スロット160は、スロット160が位置する受入要素132または係止要素148の周辺の半円以下(例えば、円の4分の1、円の3分の1、または円の8分の6)にわたって延びる。したがって、一実施形態によれば、係止要素148と受入要素132との間の回転は、長手方向軸Lの周りで、180度以下、好ましくは90度未満、さらにより好ましくは約75度である角度にわたって行われる。角度は、例えば40度または50度といった、180度から30度の間の任意の角度であってもよい。
スロット160は、開閉され得る。図2~図7の例では、スロット160はその2つの長い側面の一方において開いており、開いている側面は係止要素148の周縁161によって閉じられている。
閉鎖当接部152および開放当接部154はスロット160の端である。一実施形態によれば、捕獲部156または158と、対応する最も近い当接部152、154との間の距離は、おおよそ指部162の大きさである。
より具体的には図6および図7を参照すると、係止要素148は、基部112にカートリッジ114を係止するために、カートリッジ114の開口130において係合させられ得る係止部材164を備える。係止部材164は底部分140の開口172に受け入れられ、突起144は、互いから等しい距離において、係止部材164および開口172の周りで底部分140に配置されている。
図2~図7に示された実施形態によれば、係止部材164は、自由端168を有する棒材166を備える。自由端168は、長手方向軸Lに対して回転対称でない(円ではないことを意味する)径方向の突出部170を備え、カートリッジ114の開口130は、突出部170と相補的な形を有する。図2~図7の例では、突出部170および開口130は楕円形を有する。
非対称の形が並べられるとき(つまり、開位置)、係止部材164は開口130に挿入することができ、非対称の形が並べられないとき(つまり、閉位置であり、図7において見られる)、係止部材164は開口130内に挿入できなくなる、または、開口130から係合解除され得る。開口130の形と突出部170の形との相補性は、カートリッジ114と基部112との間の鍵掛システムを許容し、そのため、基部112と適合するカートリッジ114だけが挿入できる。
突出部170の形と、対応する開口130の形とは、開位置および閉位置を定める回転の角度に応じて係止を許容する。角度および形は、開位置において係止部材164が閉位置と異なる位置になるように選択される。図2~図7の例では、形は楕円であり、回転の角度は、形の同じ位置が開位置および閉位置で到達されないように、厳密に180度未満である。
一実施形態によれば、伝達要素138と係止部材164とは1つの同じ要素である。これを達成するために、係止部材164は、係止要素148が回転させられるときに制御ソケット122も回転させられるように、例えば制御ソケット122のスロットに係合する部分を有し得る。この実施形態によれば、伝達要素138は係止要素148に位置し、受入要素132に位置しない。
一実施形態によれば、受入要素132および係止要素148はプラスチックの単一の成形品から各々作られ、2つは摩擦によって組み立てられる。しかしながら、受入要素132および係止要素148はプラスチックまたは他の材料のいくつかの部片から作られることが可能である。
ここで図8~図12を参照すると、具体的には口紅といった化粧品を分配するための再充填可能組立体200の第2の実施形態が提示されている。組立体200は、受入要素と係止要素との間の連結部、係止部材、受入要素の底部分の開口、およびカートリッジの制御ソケットにおける開口を除いて、組立体100と同様である。そのため、簡潔性のため、組立体100と組立体200との間の共通の要素はここでは再度詳細には説明されず、200番台であることを除いて同じ符号を有している。
受入要素232と係止要素248との間の連結部250は、上記のスロット-指部のシステムの変形によって作られている。しかしながら、連結部250がスロット-指部のシステムによって提供されることも考えられる。連結部250は、一体に入れ子にされる2つの要素から形成される。第1の要素260は受入要素232に配置され(カートリッジ214を受け入れる面と反対にある底部分240の面241において)、第2の要素(図示されていない)は底部分240の面241を向く係止要素248に配置されている。図において示されている実施形態によれば、第1の要素260は概してL字形の断面であり、円弧の形で延びている。第2の要素は第1の要素260と係合し、そのため受入要素232と係止要素248とは互いに対して回転でスライドでき、第1の要素260によって形成された円弧によって案内される。
連結部250は、ここでは、互いと反対に配置された2つの第1の要素-第2の要素の組立体から形成されて示されている。しかしながら、連結部250が、1つだけ、または3つ以上の第1の要素-第2の要素の組立体を有することが可能である。
連結部250は閉鎖当接部252をさらに備える。連結部は、前述したものと同様の開放当接部をさらに備え得る。
棒材166および突出部170の代わりに、組立体200の基部212の係止部材264は、自由端275において突出部270を各々有する2つの柔軟なタブ266を備える。タブ266は、カートリッジ214を基部212に固定するために突出部270がカートリッジ214の対応する周縁215と係合できるように、長手方向軸Lに沿ってカートリッジ214の開口230内に延びるように適合されている。周縁215はカートリッジ214の内部にある。周縁215は、カートリッジ214の制御ソケット222における開口230からアクセス可能である。周縁215は、邪魔のない周縁であり得る、または、スロットの一部を形成し得る。周縁215は単一の周縁もしくはスロットとできる、または、制御ソケット222は、存在する柔軟なタブ266と同じ数の周縁またはスロットを有し得る。周縁215は、各々の柔軟なタブ266の突出部270に対応する大きさおよび形であり得る。
柔軟なタブ266は、受入要素232の底部分240の開口272を通ってさらに延びる。係止部材264は、例えば3つといった3つ以上の柔軟なタブを有し得る。図の実施形態では、開口230は円形である。しかしながら、開口230が楕円形または正方形などの非円形を有することが考えられる。
柔軟なタブ266は、その下端267において、受入要素232の底部分240の開口272の壁271に当接している。開口272は、開口272に対する柔軟なタブ266の相対位置が柔軟なタブ266同士の間の可変距離Gを定めるように、長手方向軸Lに対して回転対称でない形を有する。係止要素248の開位置において、柔軟なタブ266同士は係止要素248の閉位置においてより径方向で互いに近い。係止要素248の開位置において、柔軟なタブ266は距離G1にあり、係止要素248の閉位置において、柔軟なタブ266は、距離G1より大きい距離G2にある。距離G2は、カートリッジ214と基部212との間の結合を確保するように、制御ソケット222の開口230の大きさより大きい。距離G1は、カートリッジ214を配置することができるように、および、カートリッジ214を基部212から取り外すことができるように、制御ソケット222の開口230の大きさより小さい。
図8~図12の実施形態では、受入要素232の底部分240の開口272は、直線的な側面273を伴い、長軸A1と短軸A2とを備える概して楕円の形である。開位置において、柔軟なタブ266の各々が長軸A1の端E1に位置付けられており、閉位置において、柔軟なタブ266の各々が短軸A2の端E2に位置決めされている。したがって、柔軟なタブ266は、短い側面A1に当接しているとき、距離G1にあり、柔軟なタブ266は、大きい側面A2に当接しているとき、互いから距離G2にある。柔軟なタブを、小さい側面A1との当接から大きい側面A2との当接へと移動させることで、および、その逆に移動させることで、距離Gを変化させることができ、そのため柔軟なタブ266の突出部270は、カートリッジ214を基部212に固定するために、制御ソケット222の内部で周縁215と係合する、または係合しない。
柔軟なタブ266が係止要素248に固定的に連結され、開口272が受入要素232の一部であるため、係止要素248に対する受入要素232の回転は、小さい側面A1と大きい側面A2との間の柔軟なタブ266の当接を移動させ、それによって、先に説明したものと同様の動きを用いて、カートリッジ214の内部の周縁215と係合するように、または係合させないように、柔軟なタブ266同士を共により近付ける、または柔軟なタブ266同士を遠くへ離すことを可能としている。
図8~図12の実施形態において、カートリッジ214の制御ソケット222の回転を駆動させるための伝達要素238(つまり、突起244)が、長軸A1と並べられて、底部分240に位置している。しかしながら、伝達要素238は受入要素232における他の場所に位置してもよい。
一実施形態によれば、伝達要素238と柔軟なタブ266とは1つの同じ要素である。制御ソケット222における対応する窪みと係合することで、柔軟なタブ266は、係止要素248が回転させられるときに制御ソケット222も回転させられるように、伝達要素238として作用できる。この実施形態によれば、伝達要素238は係止要素248に位置し、受入要素232に位置しない。
ここで図13~図17を参照すると、具体的には口紅といった化粧品を分配するための再充填可能組立体300の第3の実施形態が提示されている。組立体300は、係止部材、受入部材の底部分の開口、およびカートリッジの制御ソケットにおける開口を除いて、組立体100と同様である。そのため、簡潔性のため、組立体100と組立体300との間の共通の要素はここでは再度詳細には説明されず、300番台であることを除いて同じ符号を有している。
分配組立体300は、基部312と、基部と選択的に連結可能であるカートリッジ314とを備える。カートリッジ314は、外側の鞘体318(保護鞘体18と同様である)と、鞘体318の内部でカートリッジ314の下方部分323に配置される制御ソケット322とを有する。制御ソケット322は、口紅分配システム326を作動させることで、カートリッジ314からの化粧品の引き出しを可能にする。カートリッジ314は、基部312との連結を許容するために、制御ソケット322に開口330を有する。
基部312は、カートリッジ314のための受入要素332を備える。受入要素332は、カートリッジ314の下方部分323を内部336の中に受け入れるのに適する袖体334を有する。図13~図17の実施形態によれば、受入要素332は、袖体334の下方部分342を部分的に閉鎖する底部分340を備える。しかしながら、底部分340は省略されてもよい。受入要素332は、カートリッジ314の制御ソケット322と係合させられ得る伝達要素338を有する。図13~図17の実施形態によれば、伝達要素338は底部分340に配置される。しかしながら、伝達要素338が、底部分340ではなく基部312内のどこかに配置されることが可能である。図13~図17の実施形態によれば、伝達要素338は、互いから等しい距離において底部分340に配置された複数の突起344を備える。突起344は、カートリッジ314の制御ソケット322の対応する窪み(図示されていない)と係合可能である。図13~図17の例では、組立体300は3つの突起344を備える。しかしながら、組立体300が1つのみ、2つ、または4つ以上の突起を有することが可能である。突起344は正方形、円形、または他の断面であり得る。突起344は、代替でカートリッジ314に配置されてもよく、そのため、受入要素332は、対応する窪みを有することになる。伝達要素338は、突起-窪みと異なるオス-メスのシステムであってもよい。
基部312は、カートリッジ314が基部312において固定するために、カートリッジ314が基部に配置されるときにカートリッジ314と協働する係止要素348をさらに備える。係止要素348は、少なくとも、開位置に向かう第1の方向D1および閉位置に向かう第2の方向D2への長手方向軸Lの周りでの回転において、受入要素332に対して移動可能である。図における実施形態によれば、第2の方向D2は第1の方向D1と反対の方向にある。開位置において、カートリッジ314は長手方向軸Lに沿って基部312に対して移動可能である。閉位置において、カートリッジ314が基部312内に挿入されるとき、カートリッジ314は長手方向軸Lに沿って基部312と一体である。
係止要素348と受入要素332との間の連結部350は、閉位置において閉鎖当接部352を備え、それにより、係止要素348が閉位置にあり、基部312が第2の方向D2(閉位置へと変わるために使用されるのと同じ方向を意味する)において回転させられるとき、受入要素332と係止要素348とが回転において一体となり、カートリッジ314の制御ソケット322が伝達要素338によって駆動される。係止要素348と受入要素332との間の連結部350は、基部312が開方向D1に回転させられるとき、開位置において開放当接部354を備え得る。開放当接部は、係止要素348が開位置にあることを使用者に指示することを可能にする。係止要素348と受入要素332との間の連結部350は、係止要素348が閉位置にあり、基部312が開方向D1に回転させられるときに抵抗を作り出すように、閉鎖当接部352において(つまり、閉鎖当接部352の直前に)閉鎖捕獲部356をさらに備え得る。係止要素348と受入要素332との間の連結部350は、係止要素348が開位置にあり、基部312が第2の方向D2に回転させられるときに抵抗を作り出すように、開放当接部354において(つまり、開放当接部354の直前に)開放捕獲部358をさらに備え得る。捕獲部356、358は、望ましくない係止および係止解除への抵抗を提供することができる。連結部350は、使用者が、開位置から閉位置へと、および閉位置から開位置へと移動させるとき、様々なクリック感を与えるために、一部がより小さい抵抗である、例えば複数の捕獲部といった3つ以上の捕獲部を含んでもよい。
より明確には、係止要素348と受入要素332との間の連結部350は、スロット360と、スロット360と係合させられ、スロット360の中で移動可能な指部362とを備える。組立体300のこの実施形態において、基部312には、各々が指部362と一体の2つのスロット360が備え付けられており、スロットは互いと反対に配置されている。簡潔にするために、単一のスロット360および指部362が後で説明されている。連結部350が単一のスロット-指部のシステムまたは3つ以上のスロット-指部のシステムを備えてもよいことは理解される。連結部350は、スロット-指部のシステム以外の手段によって作られてもよい。例えば、連結部350は、溝と、溝に係合されるピンとによって、または、先に提示されたような溝もしくはスナップ留めの溝(弾性的な相互係止)のシステムによって、形成されてもよい。
より具体的に図14および図15を参照すると、スロット360は係止要素348および受入要素332の一方に位置し、指部362は係止要素348および受入要素332の他方に位置し得る。図13~図17の実施形態では、スロット360は受入要素332内にあり、指部362は係止要素348内にある。スロット360は、係止要素348が第1の方向D1または第2の方向D2において受入要素332に対して移動されるときに係止要素348が螺旋運動に追従するように、変化可能な長手方向の位置において延びる円弧の全体的形状を有する。螺旋運動は、使用者に、係止要素348がどの位置(開または閉)に位置するかを直感的に分からせることができる。例えば、螺旋運動が開方向D1において実施され、螺旋運動が受入要素332を係止要素348から離すように移動させようとするとき(図15における矢印F1)、回転がカートリッジ314を基部312から解放する位置に向かうものであるという直感的な感覚が得られる。同様に、螺旋運動が閉方向D2において実施され、螺旋運動が受入要素332を係止要素348により近付けるように移動させようとするとき(図14における矢印F2)、回転がカートリッジ314を基部312内で固定する位置に向かうものであるという直感的な感覚が得られる。
スロット360の長さは、係止要素348と受入要素332との間の回転の振幅を定めている。一実施形態によれば、スロット360は、スロット360が位置する受入要素332または係止要素348の周辺の半円以下(例えば、円の4分の1または円の3分の1)にわたって延びる。したがって、一実施形態によれば、係止要素348と受入要素332との間の回転は、長手方向軸Lの周りで、180度未満、好ましくは90度未満、さらにより好ましくは約75度の角度にわたって行われる。角度は、例えば40度または50度といった、180度から30度の間の任意の角度であってもよい。
スロット360はその2つの長い側面に沿って閉じられる。
閉鎖当接部352および開放当接部354はスロット360の端である。一実施形態によれば、捕獲部356または358と、対応する最も近い当接部352、354との間の距離は、実質的に指部362の大きさである。
図16および図17を参照すると、係止要素348は、カートリッジ314を基部312に係止するために、カートリッジ314の開口330において、受入要素332の複数の柔軟なタブと係合するのを支援する係止部材364を備える。一実施形態によれば、係止部材364は、受入要素332の底部分340の開口372を通って、長手方向軸Lに沿って延びるスタッド366を備える。
複数の柔軟なタブ373が、スタッド366がそれを通って延びる開口372を定めるように、スタッド366の周りにスタッド366と接触して配置されている。係止要素348と受入要素332との間の連結部350は、係止要素348と受入要素332との間の回転が長手方向軸Lに沿ったスタッド366の移動(螺旋運動に続く)を引き起こすようになっている。長手方向軸Lに沿ったスタッド366の移動は、開位置と閉位置との間での互いに対する複数の柔軟なタブ373の距離に影響を与える(前進するスタッド366がタブ373を外側に押そうとし、逆もまた同様である)。
柔軟なタブ373は、それらの自由端において、カートリッジ314が受入要素332に配置されるときに制御ソケットにおける開口330からアクセス可能であるカートリッジ314の周縁315に係合することができる突出部377を備える。突出部377を周縁315と係合させる行為は、カートリッジ314を基部312に固定する。周縁315は、邪魔のない周縁であり得る、または、スロットの一部であり得る。周縁315は単一の周縁もしくはスロットとできる、または、制御ソケット322は、存在する柔軟なタブ373と同じ数の周縁またはスロットを有し得る。
一実施形態によれば、受入要素332および係止要素348の各々はプラスチックの単一の成形品から作られ、2つは摩擦によって組み立てられる。しかしながら、受入要素332および係止要素348がプラスチックまたは他の材料のいくつかの部片から作られることが可能である。
前述した実施形態のすべてにおいて、口紅分配組立体が記載されているが、液体(例えば、香水)であれ、ペースト(例えば、アイライナ)であれ、または固体(例えば、ブラッシュスティック)であれ、任意の種類の化粧品に適用することができる。
8 再充填可能分配装置、口紅
11 口紅受部
12 基部
14 カートリッジ
16 キャップ
18 保護鞘体
20 口紅
30 係止リング
33 外側筐体
100 再充填可能組立体
108 口紅
111 受部
112 基部
114 口紅カートリッジ
116 キャップ
117 機械的な装置
118 外側の鞘体
122 制御ソケット
123 下方部分
126 口紅分配システム
130 開口、リング
132 受入要素、受入部材
133 外側筐体
134 袖体
136 内部
138 伝達要素
140 底部分
142 下方部分
144 突起
146 窪み
148 係止要素
150 連結部
152 閉鎖当接部
154 開放当接部
156 閉鎖捕獲部
158 開放捕獲部
160 スロット
161 周縁
162 指部
164 係止部材
166 棒材
168 自由端
170 突出部
172 開口
200 再充填可能組立体
212 基部
214 カートリッジ
215 周縁
222 制御ソケット
230 開口
232 受入要素
238 伝達要素
240 底部分
241 面
244 突起
248 係止要素
250 連結部
252 閉鎖当接部
260 第1の要素
264 係止部材
266 タブ
267 下端
270 突出部
271 壁
272 開口
273 側面
275 自由端
300 再充填可能組立体
312 基部
314 カートリッジ
315 周縁
318 鞘体
322 制御ソケット
323 下方部分
326 口紅分配システム
330 開口
332 受入要素
334 袖体
336 内部
338 伝達要素
340 底部分
342 下方部分
344 突起
348 係止要素
350 連結部
352 閉鎖当接部
354 開放当接部
356 閉鎖捕獲部
358 開放捕獲部
360 スロット
362 指部
364 係止部材
366 スタッド
372 開口
373 タブ
377 突出部
A1 長軸、短い側面、小さい側面
A2 短軸、大きい側面
D1 第1の方向、開方向
D2 第2の方向、閉方向
G 可変距離
G1、G2 距離
L 長手方向軸

Claims (19)

  1. 長手方向軸(L)を定める具体的には口紅といった化粧品を分配するための再充填可能組立体(100、200、300)であって、
    基部(12、112、212、312)と、
    前記基部と選択的に連結可能なカートリッジ(14、114、214、314)であって、前記カートリッジは、外側の鞘体(18、118、218、318)と、前記鞘体の内部にあり、前記カートリッジの下方部分(123)に配置された制御ソケット(22、122、222、322)とを有し、前記制御ソケットは前記カートリッジからの化粧品の引き出しを許容し、前記カートリッジは前記制御ソケットに開口(130、230、330)を有する、カートリッジと
    を備え、前記基部は、
    前記カートリッジの前記下方部分を内部(136)の中に受け入れるのに適する袖体(134、234、334)を有するカートリッジ受入要素(132、232、332)と、
    カートリッジ係止要素(148、248、348)であって、前記係止要素は、少なくとも、開位置に向かう第1の方向(D1)および閉位置に向かう第2の方向(D2)への前記長手方向軸の周りの回転において、前記受入要素に対して移動可能であり、前記開位置において、前記カートリッジは前記長手方向軸に沿って前記基部に対して移動可能であり、前記閉位置において、前記カートリッジが前記基部内に挿入されるとき、前記カートリッジは前記長手方向軸に沿って前記基部と一体となり、前記係止要素と前記受入要素との間の連結部(150、250、350)は、前記閉位置において閉鎖当接部(152、252、352)を備え、それにより、前記係止要素が前記閉位置にあり、前記基部が前記第2の方向に回転させられるとき、前記受入要素と前記係止要素とが回転において一体となり、前記カートリッジの前記制御ソケットが、前記カートリッジの前記制御ソケットと係合可能である前記基部の伝達要素(138)によって駆動される、カートリッジ係止要素と
    を備える、再充填可能組立体。
  2. 前記伝達要素は前記受入要素に配置される、請求項1に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  3. 前記基部は、前記係止要素の位置に応じて前記カートリッジの前記制御ソケットに係合可能である係止部材(154、254、354)を備える、請求項1に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  4. 前記係止部材は前記係止要素にあり、前記受入要素は、前記袖体の下方部分(142、242、342)を部分的に閉鎖する、前記係止要素と接触している底部分(140、240、340)を備え、前記底部分は開口(172、272、372)を有し、前記開口は前記係止部材を受け入れる、請求項3に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  5. 前記係止部材は前記受入要素の底部分(140、240、340)に配置され、前記底部分は前記袖体の下方部分(142、242、342)を部分的に閉鎖する、請求項3に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  6. 前記係止要素と前記受入要素との間の前記連結部は、前記基部が前記第1の方向に回転させられるとき、前記開位置において開放当接部(154、254、354)を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  7. 前記係止要素と前記受入要素との間の前記連結部は、前記係止要素が前記閉位置にあり、前記基部が前記第1の方向に回転させられるときに抵抗を作り出すように、前記閉鎖当接部において閉鎖捕獲部(156、256、356)をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  8. 前記係止要素と前記受入要素との間の前記連結部は、前記係止要素および前記受入要素のうちの一方にあるスロット(160、360)と、前記係止要素および前記受入要素のうちの他方にある指部(162、362)とを備え、前記指部は前記スロットと係合させられ、前記スロット内で移動可能である、請求項1から7のいずれか一項に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  9. 前記スロット(160、260)は、固定された長手方向位置において延びる円弧の全体的形状を有する、請求項8に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  10. 前記スロット(360)は、前記係止要素が前記第1の方向または前記第2の方向において前記受入要素に対して移動されるときに前記係止要素が螺旋運動に追従するように、変化可能な長手方向の位置において延びる円弧の全体的形状を有する、請求項8に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  11. 前記係止要素と前記受入要素との間の回転が、前記長手方向軸の周りで、180度未満、好ましくは90度未満、さらにより好ましくは約75度の角度にわたって起こる、請求項1から10のいずれか一項に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  12. 前記伝達要素は、前記底部分において前記係止部材の周りに互いから等しい距離で配置された複数の突起(144、244、344)を備え、前記突起は、前記カートリッジの前記制御ソケットの対応する窪み(146、246)と係合可能である、請求項3から11のいずれか一項に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  13. 前記係止部材は、前記受入要素の前記底部分の前記開口を通って前記カートリッジの前記開口内に延びる棒材(166)を備え、前記棒材は自由端(168)を有し、前記自由端は、前記長手方向軸に対して回転対称でない径方向の突出部(170)を備え、前記カートリッジの前記開口は、前記突出部と相補的な形を有する、請求項2、3、および5から11のいずれか一項に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  14. 前記係止部材は、前記長手方向軸に沿って、前記受入要素の前記底部分の前記開口を通って前記カートリッジの前記開口内に延びる2つの柔軟なタブ(266)を備え、前記少なくとも2つの柔軟なタブは、前記底部分の前記開口の壁(271)に当接しており、前記底部分の前記開口は、前記開口に対する前記柔軟なタブの相対位置が前記柔軟なタブ同士の間の可変距離を定めるように、前記長手方向軸に対して回転対称でない形を有し、前記係止要素の前記開位置において、前記2つの柔軟なタブは、前記係止要素の前記閉位置のときよりも互いと径方向において近い、請求項3、4、および6から12のいずれか一項に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  15. 前記係止部材は、前記受入要素の前記底部分の前記開口を通って前記長手方向軸に沿って延びるスタッド(366)を備え、前記受入要素は、前記長手方向軸に沿って前記カートリッジの前記開口内に延びる複数の柔軟なタブ(373)を備え、前記複数の柔軟なタブは、前記スタッドがそれを通って延びる前記開口を定めるように、前記スタッドの周りに前記スタッドと接触して配置され、前記係止要素と前記受入要素との間の連結部は、前記係止要素と前記受入要素との間の回転が前記長手方向軸に沿った前記スタッドの移動を引き起こすようになっており、前記長手方向軸に沿った前記スタッドの移動は、前記開位置と前記閉位置との間で、前記複数の柔軟なタブの互いに対する増加する距離をもたらす、請求項3、および5から12のいずれか一項に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  16. 前記突出部と前記カートリッジの前記開口とは各々楕円形を有する、請求項13に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  17. 前記受入要素の前記底部分の前記開口は、概して形が楕円であり、長軸(A1)と短軸(A2)とを備え、前記開位置において、前記2つの柔軟なタブの各々は前記長軸の端(E1)に位置決めされ、前記閉位置において、前記2つの柔軟なタブの各々は前記短軸の端(E2)に位置決めされる、請求項14に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  18. 前記2つの柔軟なタブの各々は、前記カートリッジの対応する周縁(215)と係合することができる突出部(270)を備える、請求項14または17に記載の口紅のための再充填可能組立体。
  19. 口紅のための取り外し可能なカートリッジ(114、214、314)と関連付けられるのに適する口紅のための再充填可能基部(112、212、312)であって、前記基部は長手方向軸(L)を定め、前記基部は、
    前記カートリッジの下方部分(123、223、323)を内部(136、236、336)の中に受け入れるのに適する袖体(134、234、334)を有するカートリッジ受入要素(132、232、332)であって、前記基部は、前記カートリッジの制御ソケットと係合するのに適する伝達要素(138、238、338)を有する、カートリッジ受入要素と、
    前記基部内で前記カートリッジを係止するための係止要素(148、248、348)であって、前記係止要素は、少なくとも、前記カートリッジが前記長手方向に沿って前記基部から取り外し可能である開位置に向かう第1の方向(D1)、および、前記カートリッジが前記長手方向軸に沿って前記基部と一体となる閉位置に向かう第2の方向(D2)への前記長手方向軸の周りでの前記受入要素に対する回転において、移動可能であり、前記係止要素と前記受入要素との間の連結部(150、250、350)は、前記係止要素が前記閉位置にあり、前記基部が前記第2の方向に回転させられるとき、前記カートリッジの前記制御ソケットを駆動するのに適する閉鎖当接部(152、252、352)を備える、カートリッジ係止要素と
    を備える、再充填可能基部。
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