JP2022027385A - エネルギー貯蔵電源、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置および並列制御方法 - Google Patents

エネルギー貯蔵電源、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置および並列制御方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022027385000001
【課題】無線通信可能に接続される通信モジュールを備えることにより、エネルギー貯蔵電源が並列された場合にエネルギー貯蔵電源間のインターフェース数を減少させるエネルギー貯蔵電源、その並列制御装置及び並列制御方法を提供する。
【解決手段】エネルギー貯蔵電源は、電気エネルギーを貯蔵するかまたは外部へ電気エネルギーを出力するための電池モジュールと、電池モジュールに電気的に接続され、電池モジュールの直流を交流に変換するためのインバーターモジュールと、インバーターモジュールに電気的に接続され、インバーターモジュールをオンにして外部へ交流を出力するための出力モジュールと、別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続される通信モジュールと、インバーターモジュール、出力モジュールおよび通信モジュールにそれぞれ電気的に接続され、出力モジュールのオンオフを制御するためのプロセッサモジュールと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施例は、エネルギー貯蔵電源の技術に関し、特に、エネルギー貯蔵電源、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置および並列制御方法に関する。
多くの場合、例えば、電力不足の遠隔地で緊急救助を行う場合、一般的には携帯型のエネルギー貯蔵電源で給電する必要であり、そして単一のエネルギー貯蔵電源で提供できる電力量が限られているため、電力の大きな負荷設備を駆動できない恐れがある。そこで、負荷設備が正常に動作するために必要な電気エネルギーを確保するように、電力の大きな給電が要求される設備に給電するエネルギー貯蔵電源の並列装置が必要となる。
現在、従来のエネルギー貯蔵電源は、並列時に電源線と通信線の接続が必要であり、有線通信を採用する場合、電源線と通信線がほとんど一本の線に統合される。このような場合、電源線は通信線における通信信号に対して干渉を引き起こし、並列の効果に影響を与え、ひいてはエネルギー貯蔵電源に破壊をもたらし得る。
本発明の実施例は、エネルギー貯蔵電源の並列時に電源線の通信信号に対する干渉を効果的に減少させ、エネルギー貯蔵電源の並列の効果を向上させ、また、エネルギー貯蔵電源に通信線と接続するためのインターフェースを設置する必要がなく、エネルギー貯蔵電源のインターフェース数を減少させたエネルギー貯蔵電源、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置および並列制御方法を提供する。
第1の態様として、本発明の実施例は、
電気エネルギーを貯蔵する、または外部へ電気エネルギーを出力するための電池モジュールと、
電池モジュールに電気的に接続され、電池モジュールの直流を交流に変換するためのインバーターモジュールと、
インバーターモジュールに電気的に接続され、インバーターモジュールをオンにして外部へ交流を出力するための出力モジュールと、
別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続される通信モジュールと、
インバーターモジュール、出力モジュールおよび通信モジュールにそれぞれ電気的に接続され、出力モジュールのオンオフを制御するためのプロセッサモジュールとを備える、
エネルギー貯蔵電源を提供する。
好ましくは、エネルギー貯蔵電源は、インバーターモジュールと出力モジュールとの間に接続され、プロセッサモジュールと接続され、インバーターモジュールと出力モジュールとの間の線路のオンオフを制御するスイッチモジュールをさらに備える。
好ましくは、通信モジュールの無線通信の方式はWi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)またはZigBee(登録商標)である。
第2の態様として、本発明の実施例は、少なくとも2台の第1の態様のようなエネルギー貯蔵電源と、少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源の出力モジュールを繋ぐように、少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源を接続する並列モジュールとを備える、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置をさらに提供する。
好ましくは、通信モジュールは、エネルギー貯蔵電源の電圧および位相信号が含まれた同期信号を伝送または受信することに用いられる。
好ましくは、いずれかのエネルギー貯蔵電源をメイン電源とし、別のエネルギー貯蔵電源をサブ電源とし、メイン電源のプロセッサモジュールは、通信モジュールを介して少なくとも1台のサブ電源に同期信号を転送し、サブ電源のプロセッサモジュールは、通信モジュールを介して受信した前記同期信号に応じて、同期信号と合致するまで交流の電圧および位相を調整するように、インバーターモジュールを制御する。
好ましくは、サブ電源のプロセッサモジュールによって、同期信号と合致するまで交流の電圧および位相を調整するようにインバーターモジュールを制御した後に、サブ電源の出力モジュールをオンにするように制御する。
第3の態様として、本発明の実施例は、第1の態様に記載のエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュールによって実行されるエネルギー貯蔵電源の並列制御方法であって、
起動後に同期信号を受信した否かを検出するステップと、
NO(いいえ)である場合、通信モジュールを介して外部へ同期信号を送信するステップと、
YES(はい)である場合、同期信号と合致するまで、インバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整するステップとを含む、エネルギー貯蔵電源の並列制御方法を提供する。
好ましくは、エネルギー貯蔵電源は、インバーターモジュールと出力モジュールとの間に接続され、プロセッサモジュールと接続されるスイッチモジュールをさらに備え、
同期信号と合致するまで、インバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整するステップの後に、インバーターモジュールと出力モジュールとの間の線路をオンにするように、スイッチモジュールをオンにするように制御するステップをさらに含む。
好ましくは、スイッチモジュールをオンにするように制御するステップの後に、同期信号に応じてインバーターモジュールから出力される電圧および位相をリアルタイムで調整するステップをさらに含む。
好ましくは、前記同期信号と合致するまでインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整するステップの後に、エネルギー貯蔵電源に電気的に接続される設備の負荷が所定の閾値より小さい場合、エネルギー貯蔵電源の並列状態が並容量状態(並容量状態)になるように、通信モジュールをオフするように制御するステップをさらに含む。
本発明の実施例に係るエネルギー貯蔵電源、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置および並列制御方法において、エネルギー貯蔵電源は、電池モジュールと、電池モジュールに電気的に接続されるインバーターモジュールと、インバーターモジュールに電気的に接続される出力モジュールと、別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続される通信モジュールと、インバーターモジュール、出力モジュールおよび通信モジュールにそれぞれ電気的に接続され、出力モジュールのオンオフを制御するプロセッサモジュールと、を備える。従来のエネルギー貯蔵電源の並列装置と比較すると、本発明の実施例に係るエネルギー貯蔵電源、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置および並列制御方法において、通信モジュールは別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続され、プロセッサモジュールは、出力モジュールのオンオフを制御するように、インバーターモジュール、出力モジュールおよび通信モジュールにそれぞれ電気的に接続される。従来のエネルギー貯蔵電源と比較すると、本発明の実施例に係るエネルギー貯蔵電源は、プロセッサモジュールによって出力モジュールのオンオフを制御することで、エネルギー貯蔵電源からの電気エネルギーの転送状態を制御することができ、例えば、エネルギー貯蔵電源が単独で給電するまたは並列されて給電する時に、プロセッサモジュールによって出力モジュールをオンにするように制御でき、エネルギー貯蔵電源からの電気エネルギーの出力を確保でき、かつ、通信モジュールは別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続され、エネルギー貯蔵電源の並列時に電源線の通信信号に対する干渉を効果的に減少でき、エネルギー貯蔵電源の並列の効果を向上させ、また、エネルギー貯蔵電源に通信線と接続するためのインターフェースを設置する必要がなく、エネルギー貯蔵電源のインターフェース数を減少させ、これに応じて電源線を小さくすることができる。
本発明の実施例1に係るエネルギー貯蔵電源の構成ブロック図である。 本発明の実施例2に係るエネルギー貯蔵電源の並列制御装置の構成ブロック図である。 本発明の実施例3に係るエネルギー貯蔵電源の並列制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例3に係る別のエネルギー貯蔵電源の並列制御方法のフローチャートである。
以下、図面および実施例を参照しながら本発明をさらに詳細に説明する。なお、ここで説明する具体的な実施例は、本発明を解釈するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではない。なお、説明の便宜上、図面には全体構成ではなく本発明に関連する部分のみが示されている。
実施例1
図1は、本発明の実施例1に係るエネルギー貯蔵電源の構成ブロック図である。該実施例は給電設備に給電する場合に適用可能である。エネルギー貯蔵電源は、電池モジュール10と、インバーターモジュール20と、出力モジュール30と、通信モジュール40と、プロセッサモジュール50とを備える。
ここで、電池モジュール10は、電気エネルギーを貯蔵すること、または外部へ電気エネルギーを出力することに用いられる。インバーターモジュール20は、電池モジュール10に電気的に接続され、電池モジュール10の直流を交流に変換することに用いられる。出力モジュール30は、インバーターモジュール20に電気的に接続され、インバーターモジュール20をオンにした後に、外部へ交流を出力することに用いられる。通信モジュール40は、別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続される。プロセッサモジュール50は、インバーターモジュール20、出力モジュール30および通信モジュール40にそれぞれ電気的に接続され、出力モジュール30のオンオフを制御することに用いられる。
具体的には、エネルギー貯蔵電源によって設備に給電する必要がある場合、エネルギー貯蔵電源を起動させ、エネルギー貯蔵電源のインバーターモジュール20は電池モジュール10の直流を交流に変換し、プロセッサモジュール50は、インバーターモジュール20によって変換された交流を出力モジュール30で出力するように、出力モジュール30をオンにするように制御することで、エネルギー貯蔵電源によって電気エネルギーを出力して設備に給電する。エネルギー貯蔵電源の給電が完了した時または設備に対する給電が不要になる時に、プロセッサモジュール50は出力モジュール30をオフするように制御する。エネルギー貯蔵電源が単独で給電するまたは並列されて給電する時に、プロセッサモジュール50は出力モジュール30をオンにするように制御し、エネルギー貯蔵電源からの電気エネルギーの出力を確保できる。例えば、負荷の電力が大きくて1台のエネルギー貯蔵電源から出力される電気エネルギーは必要な電気エネルギー需要に応えられない場合、少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源を並列してもよい。通信モジュール40が別のエネルギー貯蔵電源の通信モジュールに無線通信可能に接続され、無線通信によって少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源から並列で電気エネルギーを出力させ、設備に提供される電力を増大させる。具体的には、2台のエネルギー貯蔵電源の並列を例として、2台のエネルギー貯蔵電源を電源線によって並列的に接続し、起動した後に並列的に動作させてもよい。2台のエネルギー貯蔵電源は2つのペアリング方法を有する。方法1では、2台のエネルギー貯蔵電源は、起動した後に自動的にペアリングし、2台のエネルギー貯蔵電源のうち先に起動したエネルギー貯蔵電源をメイン電源とし、後で起動するエネルギー貯蔵電源をサブ電源とする。方法2では、2台のエネルギー貯蔵電源が起動した後に、通信モジュール40が自動的にペアリングし、いずれかのエネルギー貯蔵電源を選択してメイン電源とし、別のエネルギー貯蔵電源をサブ電源とする。方法1のペアリングは速いが、複数のエネルギー貯蔵電源が存在すると、ミスペアリングの恐れがある。方法2のペアリングは煩瑣であるが、比較的に安全である。並列した2台のエネルギー貯蔵電源をペアリングした後に、メイン電源としてのエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュール50はメイン電源の出力モジュール30をオンにするように制御し、メイン電源の通信モジュール40によってサブ電源としてのエネルギー貯蔵電源の通信モジュール40に無線通信の信号を送信し、サブ電源としてのエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュール50はサブ電源の通信モジュール40によって無線通信の信号を受信して、サブ電源の出力モジュール30をオンにするように制御することにより、2台のエネルギー貯蔵電源の両方による電気エネルギーの出力を保証でき、2台のエネルギー貯蔵電源を並列して負荷へ給電する目的を達成する。並列された2台のエネルギー貯蔵電源の給電が完了した後に、メイン電源のプロセッサモジュール50はメイン電源の出力モジュール30をオフするように制御し、サブ電源のプロセッサモジュール50はサブ電源の出力モジュール30をオフするように制御する。また、無線通信によって通信線が省略できる。一般的には、エネルギー貯蔵電源が通信線によって有線通信を行う時に、通信線と電源線が一本の線に統合した結果、有線通信の信号が電源線からの干渉を受ける。これに対して、通信モジュール40によって無線通信をすることにより電源線の通信信号に対する干渉を減少でき、また、エネルギー貯蔵電源に通信線と接続するためのインターフェースを設置する必要がなく、エネルギー貯蔵電源のインターフェース数を減少させ、これに応じて電源線を小さくすることができる。
該実施例に係るエネルギー貯蔵電源は、電池モジュール、インバーターモジュール、出力モジュール、通信モジュールおよびプロセッサモジュールを備え、インバーターモジュールは電池モジュールに電気的に接続され、出力モジュールはインバーターモジュールに電気的に接続され、通信モジュールは別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続され、プロセッサモジュールは、出力モジュールのオンオフを制御するように、インバーターモジュール、出力モジュールおよび通信モジュールにそれぞれ電気的に接続される。従来のエネルギー貯蔵電源と比較すると、該実施例に係るエネルギー貯蔵電源は、プロセッサモジュールによって出力モジュールのオンオフを制御することで、エネルギー貯蔵電源からの電気エネルギーの転送状態を制御することができ、例えば、エネルギー貯蔵電源が単独で給電するまたは並列されて給電する時に、プロセッサモジュールによって出力モジュールをオンにするように制御でき、エネルギー貯蔵電源からの電気エネルギーの出力を保証でき、かつ、通信モジュールが別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続されることにより、エネルギー貯蔵電源の並列時に電源線の通信信号に対する干渉を効果的に減少でき、エネルギー貯蔵電源の並列の効果を向上させ、また、エネルギー貯蔵電源に通信線と接続するためのインターフェースを設置する必要がなく、エネルギー貯蔵電源のインターフェース数を減少させ、これに応じて電源線を小さくすることができる。
好ましくは、エネルギー貯蔵電源は、スイッチモジュール60をさらに備え、スイッチモジュール60はインバーターモジュール20と出力モジュール30との間に接続され、プロセッサモジュール50はスイッチモジュール60に接続され、スイッチモジュール60はインバーターモジュール20と出力モジュール30との間の線路のオンオフを制御する。
具体的には、エネルギー貯蔵電源が設備に給電して起動する時に、プロセッサモジュール50はスイッチモジュール60によってインバーターモジュール20と出力モジュール30との間の線路をオンにするように制御し、これによって、インバーターモジュール20により変換された交流が出力モジュール30を介して出力され、エネルギー貯蔵電源が電気エネルギーを出力して設備に給電する。エネルギー貯蔵電源の給電が完了した時または設備に対する給電が不要になる時に、プロセッサモジュール50はスイッチモジュール60によってインバーターモジュール20と出力モジュール30との間の線路をオフするように制御し、電気エネルギーの出力によるエネルギー貯蔵電源の電気エネルギーの損失を防止する。エネルギー貯蔵電源が単独で給電するまたは並列されて給電する時に、プロセッサモジュール50はスイッチモジュール60によってインバーターモジュール20と出力モジュール30との間の線路をオンにするように制御し、エネルギー貯蔵電源からの電気エネルギーの出力が保証できる。例えば、2台のエネルギー貯蔵電源が並列されて負荷に給電する時に、2台のエネルギー貯蔵電源が電源線によって並列的に接続され、2台のエネルギー貯蔵電源が起動して並列的に動作し、2台のエネルギー貯蔵電源のうち先に起動したエネルギー貯蔵電源をメイン電源とし、後で起動するエネルギー貯蔵電源をサブ電源とし、または、2台のエネルギー貯蔵電源が起動した後に、通信モジュールが自動的にペアリングし、その中の1台のエネルギー貯蔵電源を選択してメイン電源とし、別のエネルギー貯蔵電源をサブ電源とする。並列された2台のエネルギー貯蔵電源をペアリングした後に、メイン電源としてのエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュール50はメイン電源のスイッチモジュール60によってメイン電源のインバーターモジュール20とメイン電源の出力モジュール30との間の線路をオンにするように制御し、メイン電源の通信モジュール40によってサブ電源としてのエネルギー貯蔵電源の通信モジュール40に無線通信の信号を送信し、サブ電源としてのエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュール50はサブ電源の通信モジュール40によって無線通信の信号を受信し、サブ電源のスイッチモジュール60によってサブ電源のインバーターモジュール20とサブ電源の出力モジュール30との間の線路をオンにするように制御することにより、2台のエネルギー貯蔵電源の両方による電気エネルギーの出力を保証でき、2台のエネルギー貯蔵電源を並列して負荷へ給電する目的を達成する。並列された2台のエネルギー貯蔵電源の給電が完了した後に、メイン電源のプロセッサモジュール50はメイン電源のスイッチモジュール60によってメイン電源のインバーターモジュール20とメイン電源の出力モジュール30との間の線路をオフするように制御し、サブ電源のプロセッサモジュール50はサブ電源のスイッチモジュール60によってサブ電源のインバーターモジュール20とサブ電源の出力モジュール30との間の線路をオフするように制御する。
好ましくは、通信モジュール40の無線通信の方式はWi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)やZigBee(登録商標)である。
具体的には、2台のエネルギー貯蔵電源が並列された場合、ブルートゥース(登録商標)通信が利用可能となり、2台以上のエネルギー貯蔵電源が並列された場合、Wi-Fi(登録商標)通信が利用可能となり、並列された各エネルギー貯蔵電源の間の距離が近い場合、ZigBee(登録商標)通信が利用可能となる。
なお、通信モジュール40の上記した無線通信の方式は例示的な説明に過ぎず、通信モジュール40の無線通信の方式は実情に応じて具体的に設定可能であり、ここでは限定しない。
実施例2
図2は、本発明の実施例2に係るエネルギー貯蔵電源の並列制御装置の構成ブロック図であり、該実施例は給電設備に給電するといった場合に適用できる。図2を参照して、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置は、少なくとも2台の実施例1の上記したようなエネルギー貯蔵電源100と、少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源100を接続する並列モジュール70とを備え、並列モジュール70は、少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源100の出力モジュール30を繋ぐ。
ここで、並列モジュール70は電源線を含んでもよく、少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源100の出力モジュール30が並列モジュール70によって繋がれ、少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源100の並列を実現する。N台のエネルギー貯蔵電源100が並列される場合、N台のエネルギー貯蔵電源100の総出力電力は1台のエネルギー貯蔵電源の出力電力のN倍であり、総容量も1台のエネルギー貯蔵電源100の容量のN倍である。例えば、単一の1000Whの容量のエネルギー貯蔵電源100の出力電力は1000Wであり、3台のエネルギー貯蔵電源が並列されると、総容量が3000Whまで増加し、総出力電力が3000Wまで増加する。このような方式は、容量の倍増を実現することができ、出力電力の倍増も実現でき、エネルギー貯蔵電源100が並列されて動作することで、より電力の大きな負荷設備を駆動することができるとともに、使用時間を増加させることができる。エネルギー貯蔵電源100の並列が必要とされない場合、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置が分割可能であり、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置における各エネルギー貯蔵電源100が単独で使用でき、柔軟で便利であり、様々な要求を満たすことができる。
該実施例に係るエネルギー貯蔵電源の並列制御装置は、少なくとも2台の実施例1のようなエネルギー貯蔵電源と、少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源を接続する並列モジュールとを備え、並列モジュールが少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源の出力モジュールを繋ぎ、通信モジュールが別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続され、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置の並列モジュールにおいて、例えば電源線の通信信号に対する干渉を効果的に減少でき、エネルギー貯蔵電源の並列の効果を向上させ、また、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置における各エネルギー貯蔵電源に通信線と接続するためのインターフェースを設置する必要がなく、エネルギー貯蔵電源のインターフェース数が減少し、これに応じて電源線を小さくすることができる。それと同時に、単一のエネルギー貯蔵電源の容量に比べて、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置の総容量が倍増し、出力電力の倍増も実現でき、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置は、より電力の大きな負荷設備を駆動することができるとともに、使用時間を増加させることができる。エネルギー貯蔵電源の並列が必要とされない場合、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置が分割可能であり、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置における各エネルギー貯蔵電源が単独で使用でき、柔軟で便利であり、様々な要求を満たすことができる。
好ましくは、通信モジュール40は同期信号の伝送または受信に用いられ、同期信号はエネルギー貯蔵電源100の電圧および位相信号を含む。
具体的には、通信モジュール40が同期信号を受信した場合、並列された少なくとも2台のエネルギー貯蔵電源100のうち、外部へ同期信号を送信したエネルギー貯蔵電源が存在することを意味し、通信モジュール40によって同期信号を受信したプロセッサモジュール50は、該同期信号に応じてインバーターモジュール20から出力される交流の電圧および位相を調整する。通信モジュール40が同期信号を受信せずに外部へ同期信号を送信した場合、別のエネルギー貯蔵電源のインバーターモジュール20から出力される交流を該同期信号に応じて調整する必要がることを意味する。
好ましくは、いずれかのエネルギー貯蔵電源100をメイン電源とし、別のエネルギー貯蔵電源100をサブ電源とし、メイン電源のプロセッサモジュール50は通信モジュール40によって少なくとも1台のサブ電源に同期信号を転送し、サブ電源のプロセッサモジュール50は、通信モジュール40によって受信した同期信号に応じて、同期信号と合致するまで交流の電圧および位相を調整するように、インバーターモジュール20を制御する。
具体的には、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置において並列された各エネルギー貯蔵電源100は、作動時間に基づいてメイン電源またはサブ電源と決定されてもよく、例えば、作動時間の最も早いエネルギー貯蔵電源100をメイン電源とし、別のエネルギー貯蔵電源100をサブ電源とする。メイン電源のプロセッサモジュール50は、通信モジュール40によって少なくとも1台のサブ電源に同期信号を転送し、サブ電源のプロセッサモジュール50は、通信モジュール40によって受信した同期信号に応じて、同期信号と合致するまで交流の電圧および位相を調整するようにインバーターモジュール20を制御することで、サブ電源のインバーターモジュール20から出力される交流の電圧および位相を、メイン電源のインバーターモジュール20から出力される交流の電圧および位相と一致させる。
好ましくは、サブ電源のプロセッサモジュール50は、同期信号と合致するまで交流の電圧および位相を調整するようにインバーターモジュール20を制御した後に、サブ電源の出力モジュール30をオンにするように制御する。
ここで、サブ電源のプロセッサモジュール50は、受信した同期信号に応じて、交流の電圧および位相をリアルタイムで調整するようにインバーターモジュール20を制御し、調整した電圧および位相が同期信号と合致した後に、サブ電源の出力モジュール30をオンにするように制御し、電圧および位相が同期信号と合致する交流を出力モジュール30によって出力させ、これによって、単一のエネルギー貯蔵電源の出力電力に比べて、メイン電源およびサブ電源の総出力電力が倍増し、より電力の大きな負荷設備を駆動する目的を実現する。
例えば、エネルギー貯蔵電源の並列制御装置は、2台の実施例1の上記したようなエネルギー貯蔵電源100と、2台のエネルギー貯蔵電源100を接続する並列モジュール70とを備え、図2に示すように、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBが並列モジュール70を介して並列的に接続されて負荷に給電し、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBが起動した後に並列的に動作する。2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBは2つのペアリング方法を有する。方法1では、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBが起動した後に自動的にペアリングし、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBのうち先に起動したエネルギー貯蔵電源をメイン電源とし、後で起動したエネルギー貯蔵電源をサブ電源とする。方法2では、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBが起動した後に、通信モジュール40が自動的にペアリングし、いずれかのエネルギー貯蔵電源を選択してメイン電源とし、別のエネルギー貯蔵電源をサブ電源とする。方法1のペアリング方法は速いが、複数のエネルギー貯蔵電源100が存在すると、ミスペアリングの恐れがある。方法2のペアリング方法は煩瑣であるが、比較的に安全である。エネルギー貯蔵電源Aが先に起動して、エネルギー貯蔵電源Bが後で起動する場合、エネルギー貯蔵電源Aをメイン電源とし、エネルギー貯蔵電源Bをサブ電源とする。メイン電源としてのエネルギー貯蔵電源Aのプロセッサモジュール50は、メイン電源の出力モジュール30をオンにするように制御し、メイン電源の通信モジュール40によってサブ電源としてのエネルギー貯蔵電源Bの通信モジュール40に無線通信の信号を送信する。無線通信の信号は同期信号でもよく、同期信号がエネルギー貯蔵電源Aの電圧および位相信号を含む。サブ電源としてのエネルギー貯蔵電源Bのプロセッサモジュール50は、サブ電源の通信モジュール40によって同期信号を受信し、該同期信号に応じてサブ電源のインバーターモジュール20から出力される電圧および位相を同期信号と合致するまで調整し、サブ電源のインバーターモジュール20から出力される交流の電圧および位相を、メイン電源のインバーターモジュール20から出力される交流の電圧および位相と一致させる。サブ電源のプロセッサモジュール50は、同期信号と合致するようにサブ電源のインバーターモジュール20から出力される電圧および位相を調整した後に、サブ電源の出力モジュール30をオンにするように制御することにより、単一のエネルギー貯蔵電源の出力電力に比べて、メイン電源およびサブ電源の総出力電力が倍増することを確保でき、より電力の大きな負荷設備を駆動する目的を実現する。
実施例3
図3は、本発明の実施例3に係るエネルギー貯蔵電源の並列制御方法のフローチャートであり、該実施例は給電設備に給電するといった場合に適用でき、該エネルギー貯蔵電源の並列制御方法が上記のいずれの実施例に記載したエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュールによって実行され、具体的に、以下のようなステップを含む。
スデップ110において、起動後に同期信号を受信した否かを検出する。
ここで、同期信号はエネルギー貯蔵電源の電圧および位相信号を含み、並列されたエネルギー貯蔵電源は互いに通信モジュールを介して無線通信する。図2を参照して、エネルギー貯蔵電源Aを一例として、エネルギー貯蔵電源Aの起動した後に、エネルギー貯蔵電源Aのプロセッサモジュール50は、エネルギー貯蔵電源Aの通信モジュール40によって同期信号を受信または送信し、エネルギー貯蔵電源Aのプロセッサモジュール50は、それ自体に設けられた、エネルギー貯蔵電源Aの通信モジュール40と電気的に接続されたインターフェースによって、同期信号を受信した否かを検出し、検出の結果に基づいて対応の制御をする。
スデップ120において、NO(いいえ)である場合、通信モジュールを介して外部へ同期信号を送信する。
具体的には、プロセッサモジュールは、同期信号を受信した否かを検出した後に、エネルギー貯蔵電源の電圧および位相信号が含まれた同期信号を生成し、通信モジュールを介して外部へ同期信号を送信する。別のエネルギー貯蔵電源は、無線通信によって該同期信号を受信することができ、これによって、別のエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュールは、該同期信号に応じてインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整する。
スデップ130において、YES(はい)である場合、同期信号と合致するまで、インバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整する。
具体的には、YESであると検出した場合、並列されたエネルギー貯蔵電源のうち、該同期信号を送信したエネルギー貯蔵電源が存在することを意味し、プロセッサモジュールは、同期信号と合致するまでインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整する必要があり、これによって、インバーターモジュールから出力される電圧および位相を該同期信号を、送信したエネルギー貯蔵電源のインバーターモジュールから出力される電圧および位相と一致させ、並列されたエネルギー貯蔵電源の総出力電力を倍増させ、エネルギー貯蔵電源が並列されて動作する時に、より電力の大きな負荷設備を駆動できる。
例示的には、図2における2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBの並列を一例として、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBは起動した後に並列的に負荷に給電する。2台のエネルギー貯蔵電源は2つのペアリング方法を有する。方法1では、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBが起動した後に自動的にペアリングし、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBのうち先に起動したエネルギー貯蔵電源をメイン電源とし、後で起動したエネルギー貯蔵電源をサブ電源とする。方法2では、2台のエネルギー貯蔵電源AおよびBの起動後に、通信モジュール40が自動的にペアリングし、いずれかのエネルギー貯蔵電源を選択してメイン電源とし、別のエネルギー貯蔵電源をサブ電源とする。方法1のペアリング方法は速いが、複数のエネルギー貯蔵電源100が存在すると、ミスペアリングの恐れがある。方法2のペアリング方法は煩瑣であるが、比較的に安全である。エネルギー貯蔵電源Aを一例として、エネルギー貯蔵電源Aが起動した後に、そのプロセッサモジュール50は同期信号を受信した否かを検出し、NOであると検出した場合、エネルギー貯蔵電源Aをメイン電源とし、メイン電源としてのエネルギー貯蔵電源Aのプロセッサモジュール50は、エネルギー貯蔵電源Aの通信モジュール40によって外部へ同期信号を送信し、同期信号がエネルギー貯蔵電源Aの電圧および位相信号を含み、エネルギー貯蔵電源Bのプロセッサモジュール50は、エネルギー貯蔵電源Bの通信モジュール40によって該同期信号を受信し、該同期信号に応じてエネルギー貯蔵電源Bのインバーターモジュール20から出力される電圧および位相を同期信号と合致するまで調整し、サブ電源としてのエネルギー貯蔵電源Bのインバーターモジュール20が出力する交流の電圧および位相を、メイン電源としてのエネルギー貯蔵電源Aのインバーターモジュールから出力される交流の電圧および位相と一致させる。エネルギー貯蔵電源Aのプロセッサモジュール50が同期信号を受信したことを検出した場合、エネルギー貯蔵電源Aをサブ電源とし、サブ電源としてのエネルギー貯蔵電源Aのプロセッサモジュール50は、エネルギー貯蔵電源Aのインバーターモジュール20から出力される電圧および位相を該同期信号と合致するまで調整し、サブ電源のエネルギー貯蔵電源Aのインバーターモジュール20から出力される交流の電圧および位相を、メイン電源としてのエネルギー貯蔵電源Bのインバーターモジュール20から出力される交流の電圧および位相と一致させることにより、単一のエネルギー貯蔵電源の出力電力に比べて、2台のエネルギー貯蔵電源の出力電力が倍増することを確保でき、より電力の大きな負荷設備を駆動する目的を実現する。
また、同期信号と合致するようにインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整した後に、エネルギー貯蔵電源に電気的に接続される設備の負荷が所定の閾値より小さい場合、通信モジュールをオフするように制御し、エネルギー貯蔵電源の並列状態を並容量状態(並列容量状態)にする。例えば、所定の閾値は、1台のエネルギー貯蔵電源から提供される電気エネルギーで設備の電力の要求を満たす負荷値であり、エネルギー貯蔵電源に電気的に接続される設備の負荷が所定の閾値より小さい場合、通信モジュールをオフするように制御し、エネルギー貯蔵電源の並列状態を並容量状態にし、エネルギー貯蔵電源の電気エネルギーの損失が減少する。
また、エネルギー貯蔵電源は、スイッチモジュールをさらに備え、スイッチモジュールがインバーターモジュールと出力モジュールとの間に接続され、プロセッサモジュールがスイッチモジュールに接続される。同期信号と合致するようにインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整した後に、エネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュールは、スイッチモジュールをオンにするように制御し、インバーターモジュールと出力モジュールの間の線路をオンにし、同期信号に応じてインバーターモジュールから出力される電圧および位相をリアルタイムで調整してもよい。プロセッサモジュールによって、同期信号と合致するまでインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整した場合、スイッチモジュールをオンにするように制御し、電圧および位相が同期信号と合致する交流を出力モジュールによって出力してもよく、これによって、エネルギー貯蔵電源が交流を出力して設備に給電する。
具体な実施形態において、図4は、本発明の実施例3に係る別のエネルギー貯蔵電源の並列制御方法のフローチャートであり、該方法が上記のいずれの実施例に記載したエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュールによって実行され、具体的に、以下のようなステップを含む。
スデップ1において、起動後に同期信号を受信した否かを検出し、YES(はい)である場合、スデップ2を実行し、NO(いいえ)である場合、スデップ3を実行する。
ここで、同期信号はエネルギー貯蔵電源の電圧および位相信号を含み、並列されたエネルギー貯蔵電源は互いに通信モジュールを介して無線通信し、プロセッサモジュールは通信モジュールを介して同期信号を受信または送信し、プロセッサモジュールは、自体に設けられた、通信モジュールに電気的に接続されるインターフェースによって、同期信号を受信した否かを検出し、検出の結果に基づいて対応の制御をする。
スデップ2において、エネルギー貯蔵電源をサブ電源と認定し、同期信号に応じてインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整する。
具体的には、YESであると検出した場合、並列されたエネルギー貯蔵電源のうち、外部へ同期信号を送信したエネルギー貯蔵電源が存在することを意味し、即ち、同期信号を送信したエネルギー貯蔵電源はメイン電源であることを意味する。この時、同期信号を受信したエネルギー貯蔵電源をサブ電源と認定し、インバーターモジュールから出力される電圧および位相同期信号と合致するするまで、受信された同期信号に応じてインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整する。また、スデップ2の後にスデップ4が実行される。
スデップ3において、エネルギー貯蔵電源をメイン電源と認定し、通信モジュールを介して同期信号を送信する。
具体的には、NOであると検出した場合、エネルギー貯蔵電源をメイン電源と認定し、通信モジュールを介して外部へ同期信号を送信し、別のエネルギー貯蔵電源が自体における通信モジュールを介して該同期信号を受信でき、これによって、該同期信号に応じてインバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整する。
スデップ4において、インバーターモジュールから出力される電圧および位相が同期信号と合致する否かを検出し、YESである場合、スデップ5を実行し、NOである場合、スデップ7を実行する。
スデップ5において、出力モジュールをオンにするように制御する。
スデップ6において、同期信号に応じて、インバーターモジュールから出力される電圧および位相をリアルタイムで調整する。
スデップ7において、インバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整し、スデップ4に戻す。
該実施例に係るエネルギー貯蔵電源の並列制御方法は、本発明の任意の実施例に係るエネルギー貯蔵電源およびエネルギー貯蔵電源の並列制御装置と同じ発明の構想に属し、相応の有益効果を備え、本実施例で詳細に説明されていない技術的詳細は、本発明の任意の実施例に係るエネルギー貯蔵電源およびエネルギー貯蔵電源の並列制御装置を参照になる。
なお、上記は本発明の好ましい実施例および使用される技術の原理に過ぎない。当業者であれば、本発明はここに記載の特定の実施例に限定されるものではなく、本発明の保護範囲から逸脱することなく、様々な明らかな変化、再調整、結合および代替を行うことができることを理解する。したがって、以上の実施例によって本発明を詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の構想から逸脱することなく、より多くの別の等価の実施例を含むことができ、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (11)

  1. 電気エネルギーを貯蔵する、または外部へ電気エネルギーを出力するための電池モジュールと、
    前記電池モジュールに電気的に接続され、前記電池モジュールの直流を交流に変換するためのインバーターモジュールと、
    前記インバーターモジュールに電気的に接続され、前記インバーターモジュールをオンにして外部へ交流を出力するための出力モジュールと、
    別のエネルギー貯蔵電源に無線通信可能に接続される通信モジュールと、
    前記インバーターモジュール、前記出力モジュールおよび前記通信モジュールにそれぞれ電気的に接続され、前記出力モジュールのオンオフを制御するためのプロセッサモジュールとを備えることを特徴とする、
    エネルギー貯蔵電源。
  2. 前記エネルギー貯蔵電源は、前記インバーターモジュールと前記出力モジュールとの間に接続され、前記プロセッサモジュールと接続され、前記インバーターモジュールと前記出力モジュールとの間の線路のオンオフを制御するスイッチモジュールをさらに備えることを特徴とする、
    請求項1に記載のエネルギー貯蔵電源。
  3. 前記通信モジュールの無線通信の方式は、Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)またはZigBee(登録商標)であることを特徴とする、
    請求項1に記載のエネルギー貯蔵電源。
  4. 少なくとも2台の請求項1~3のいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵電源と、少なくとも2台の前記エネルギー貯蔵電源の出力モジュールを繋ぐように、少なくとも2台の前記エネルギー貯蔵電源を接続する並列モジュールとを備えることを特徴とする、
    エネルギー貯蔵電源の並列制御装置。
  5. 前記通信モジュールは、前記エネルギー貯蔵電源の電圧および位相信号が含まれた同期信号を伝送または受信することに用いられることを特徴とする、
    請求項4に記載のエネルギー貯蔵電源の並列制御装置。
  6. いずれかの前記エネルギー貯蔵電源をメイン電源とし、別の前記エネルギー貯蔵電源をサブ電源とし、前記メイン電源の前記プロセッサモジュールは、通信モジュールを介して少なくとも1台のサブ電源に同期信号を転送し、前記サブ電源の前記プロセッサモジュールは、通信モジュールを介して受信した前記同期信号に応じて、前記同期信号と合致するまで交流の電圧および位相を調整するように、前記インバーターモジュールを制御することを特徴とする、
    請求項4に記載のエネルギー貯蔵電源の並列制御装置。
  7. 前記サブ電源の前記プロセッサモジュールによって、前記同期信号と合致するまで交流の電圧および位相を調整するように前記インバーターモジュールを制御した後に、前記サブ電源の前記出力モジュールをオンにするように制御することを特徴とする、
    請求項6に記載のエネルギー貯蔵電源の並列制御装置。
  8. 請求項1~3のいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵電源のプロセッサモジュールによって実行されるエネルギー貯蔵電源の並列制御方法であって、
    起動後に同期信号を受信した否かを検出するステップと、
    NOである場合、前記通信モジュールを介して外部へ同期信号を送信するステップと、
    YESである場合、前記同期信号と合致するまで、前記インバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整するステップとを含むことを特徴とする、
    エネルギー貯蔵電源の並列制御方法。
  9. 前記エネルギー貯蔵電源は、前記インバーターモジュールと前記出力モジュールとの間に接続され、前記プロセッサモジュールと接続されるスイッチモジュールをさらに備え、
    前記同期信号と合致するまで、前記の前記インバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整するステップの後に、前記インバーターモジュールと前記出力モジュールとの間の線路をオンにするように、前記スイッチモジュールをオンにするように制御するステップをさらに含むことを特徴とする、
    請求項8に記載のエネルギー貯蔵電源の並列制御方法。
  10. 前記の前記スイッチモジュールをオンにするように制御するステップの後に、同期信号に応じて前記インバーターモジュールから出力される電圧および位相をリアルタイムで調整するステップをさらに含むことを特徴とする、
    請求項9に記載のエネルギー貯蔵電源の並列制御方法。
  11. 前記同期信号と合致するまで、前記の前記インバーターモジュールから出力される電圧および位相を調整するステップの後に、前記エネルギー貯蔵電源に電気的に接続される設備の負荷が所定の閾値より小さい場合、前記エネルギー貯蔵電源の並列状態が並容量状態になるように、前記通信モジュールをオフするように制御するステップをさらに含むことを特徴とする、
    請求項8に記載のエネルギー貯蔵電源の並列制御方法。
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