JP2022027165A - Pump type spouting tool - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、容器の口部に装着して使用されるポンプ式注出具に関する。 The present disclosure relates to a pump-type dispenser used by being attached to the mouth of a container.
消毒用アルコールやハンドソープ等を内容物として収容する容器として、内容物の取り出しを容易に行い得るようにするために、当該容器の口部にポンプ式注出具を装着して使用されるものがある。 As a container for storing rubbing alcohol, hand soap, etc. as contents, a pump-type dispenser is attached to the mouth of the container so that the contents can be easily taken out. be.
このような容器に用いられるポンプ式注出具としては、例えば特許文献1に記載されるように、容器の口部に装着される装着部と、装着部により容器に固定されるポンプと、ポンプのステムに連結された連結筒部と連結筒部に対して傾斜した方向に延びるノズルとを備えた合成樹脂製のノズルヘッドと、を有し、ノズルヘッドが押し下げ操作されるとポンプが作動して容器に収容されている内容物を連結筒部とノズルとに亘って延びる注出流路を通してノズルの注出口から注出するものが知られている。
Examples of the pump-type dispenser used for such a container include a mounting portion mounted on the mouth of the container, a pump fixed to the container by the mounting portion, and a pump, as described in
ところで、上記従来のポンプ式注出具では、消毒用アルコールやハンドソープ等の内容物を使用する場合にノズルヘッドを手のひらで押し下げる操作が必要になる。そのため、一度の操作によって、片手にしか内容物が注出されないため、消毒用アルコールやハンドソープなどの両手に使用する内容物の場合には、両手に対して同時に注出可能な状態へと切り替える機能が望まれており、改善の余地があった。 By the way, in the above-mentioned conventional pump-type dispenser, when the contents such as rubbing alcohol and hand soap are used, it is necessary to push down the nozzle head with the palm of the hand. Therefore, since the contents can be poured out to only one hand by one operation, in the case of contents used for both hands such as rubbing alcohol and hand soap, it is switched to a state where it can be poured out to both hands at the same time. The function was desired and there was room for improvement.
本開示の目的は、両手に注出し易い状態へと切り替え可能なポンプ式注出具を提供することにある。 An object of the present disclosure is to provide a pump-type dispenser that can be switched to a state in which it is easy to dispense to both hands.
本開示のポンプ式注出具は、
容器の口部に装着される装着部と、
前記装着部により前記容器に固定されるポンプと、
前記ポンプのステムに連結され、略前方に噴出可能な第1ノズル及び略後方に噴出可能な第2ノズルを備えたノズルヘッドと、
前記ステムにヒンジ部を介して連結され、前記第1ノズルのみから内容物を噴出可能な単方向噴出モードにおいて上方に延びて前記ノズルヘッドを前方及び後方から覆う複数の押圧部材と
を備え、
前記複数の押圧部材のうちの前方側の押圧部材は、前記単方向噴出モードにおいて前記第1ノズルを外部に露出させるノズル開口を有し、
前記第1ノズル及び前記第2ノズルの両方から内容物を噴出可能な両方向噴出モードにおいて、前記複数の押圧部材は、略前方及び略後方に延びると共に下方への押圧力を受けて前記ステムを押し下げることを特徴とする。
The pump-type dispenser of the present disclosure is
The mounting part to be mounted on the mouth of the container and the mounting part
A pump fixed to the container by the mounting portion,
A nozzle head connected to the stem of the pump and provided with a first nozzle capable of ejecting substantially forward and a second nozzle capable of ejecting substantially rearward.
It is provided with a plurality of pressing members which are connected to the stem via a hinge portion and extend upward in a unidirectional ejection mode in which the contents can be ejected only from the first nozzle to cover the nozzle head from the front and the rear.
The pressing member on the front side of the plurality of pressing members has a nozzle opening that exposes the first nozzle to the outside in the unidirectional ejection mode.
In the bidirectional ejection mode in which the contents can be ejected from both the first nozzle and the second nozzle, the plurality of pressing members extend substantially forward and substantially rearward and push down the stem by receiving downward pressing force. It is characterized by that.
本開示のポンプ式注出具は、上記構成において、前記ノズルヘッドを側方から覆うガード部材を更に備え、該ガード部材は、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの少なくとも一方から噴出される内容物の噴出圧力を開放する逃がし開口を有することが好ましい。 The pump-type dispenser of the present disclosure further includes a guard member that laterally covers the nozzle head in the above configuration, and the guard member is a content ejected from at least one of the first nozzle and the second nozzle. It is preferable to have a relief opening for releasing the ejection pressure of the.
本開示のポンプ式注出具は、上記構成において、前記ノズルヘッドを側方から覆うガード部材を更に備え、該ガード部材は、前縁部及び後縁部の少なくとも一方に前記第1ノズル及び前記第2ノズルの少なくとも一方から噴出される内容物の噴出圧力を開放する開放用凹部を有することが好ましい。 The pump-type dispenser of the present disclosure further includes a guard member that laterally covers the nozzle head in the above configuration, and the guard member has the first nozzle and the first nozzle on at least one of a leading edge portion and a trailing edge portion. 2 It is preferable to have an opening recess for releasing the ejection pressure of the contents ejected from at least one of the nozzles.
本開示のポンプ式注出具は、上記構成において、前記複数の押圧部材は、前記単方向噴出モードにおいて略前方及び略後方に突出する嵌合部を備え、前記両方向噴出モードにおいて、前記嵌合部に前記複数の押圧部材の少なくとも一部を下方から支持する支持部材の外周面が嵌合することによって前記押圧部材は前記支持部材に固定されることが好ましい。 In the above-described configuration, the pump-type dispenser of the present disclosure includes a fitting portion in which the plurality of pressing members project substantially forward and substantially rearward in the unidirectional ejection mode, and the fitting portion in the bidirectional ejection mode. It is preferable that the pressing member is fixed to the supporting member by fitting the outer peripheral surface of the supporting member that supports at least a part of the plurality of pressing members from below.
本開示によれば、押し下げヘッドを手のひら以外で押し下げて両手に注出し易い状態へと切り替え可能なポンプ式注出具を提供することができる。したがって、当該注出具が不特定多数が利用する建物の入り口や化粧室などに置かれている場合であっても、利用者は手のひら以外でノズルヘッドを押し下げて両手に内容物を注出することができる。これによって、一度の操作で両手に使用することができ、ノズルヘッドの押し下げ操作を不快に感じることもない。 According to the present disclosure, it is possible to provide a pump-type dispenser capable of pushing down a push-down head other than the palm and switching to a state in which it is easy to pour into both hands. Therefore, even if the dispenser is placed at the entrance of a building used by an unspecified number of people or in a restroom, the user should push down the nozzle head with a tool other than the palm to pour the contents into both hands. Can be done. As a result, it can be used with both hands with one operation, and the operation of pushing down the nozzle head does not feel unpleasant.
以下、本開示のポンプ式注出具の実施形態について、図面を参照しつつ例示説明する。 Hereinafter, embodiments of the pump-type dispenser of the present disclosure will be exemplified with reference to the drawings.
なお、本明細書及び特許請求の範囲においては、上下方向は、図1に示すようにポンプ式注出具1を容器2に装着して正立姿勢とした状態における上下方向を意味するものとする。また、ノズル開口37gが設けられる側を前方(図1における右側)とし、その反対側を後方(図1における左側)とする。また、上下方向及び前後方向に対して直交する方向(図1における紙面に垂直な方向)を側方方向とする。また、径方向とは、中心軸線Oを通り当該中心軸線Oに垂直な直線に沿う方向を意味するものとする。
In the present specification and claims, the vertical direction means the vertical direction in a state where the pump-
図1に示す本開示の一実施形態のポンプ式注出具1は、容器2の口部2aに装着することによってポンプ式注出容器として使用され、当該容器2の収容空間Sに収容されているアルコール等の消毒液やハンドソープ等の内容物を注出するものである。ポンプ式注出具1は、図1及び図2に示すように、装着部10、ポンプ20、ノズルヘッド39、押圧部材37,38、支持部材31及びガード部材34を有している。
The pump-
装着部10は、合成樹脂材料により、上方側の端部に内向きのフランジ10aを一体に備えた円筒状に形成されており、内周面に設けられた雌ねじ10bが口部2aの外周面に設けられた雄ねじ2bにねじ結合することで容器2の口部2aに着脱自在に装着される。
The
ポンプ20は、筒状の外形を有するシリンダー21と、シリンダー21の下部に取り付けられた吸引管22と、シリンダー21の上端から上方に向けて突出するとともにシリンダー21の内部に向けて押し下げ可能な円筒状のステム23と、シリンダー21の内部に上下動自在に装着されてステム23が押し下げられるとステム23とともに下方に移動してシリンダー21の内部の内容物をステム23の上端から吐出させるピストン24と、ピストンガイド25を介してステム23とピストン24とを上方に向けて付勢するスプリング26と、吸引管22とシリンダー21の内部との間を開閉する逆止弁27とを有している。なお、本実施形態において、ステム23はシリンダー21と同軸に配置されている。
The
シリンダー21の上部には径方向外方に向けて突出する環状のフランジ21aが一体に設けられている。ポンプ20は、フランジ21aが、容器2の口部2aの上端に配置されたパッキン28と、口部2aにねじ止めされた装着部10のフランジ10aとの間に挟持されることで、容器2の口部2aに固定されて口部2aを通して容器2の内部に吊り下げられた状態に支持される。
An
ポンプ20は、ステム23が下方に向けて押し下げられることにより作動する。すなわち、ステム23が下方に向けて押し下げられると、ステム23の下端により押されてピストン24が下方に移動してシリンダー21の内部に充填されている内容物がステム23から上方に向けて吐出される。一方、ステム23の押し下げが解除されると、スプリング26の付勢力によりピストンガイド25とともにステム23とピストン24が上方に向けて押されて元の位置に復帰する。ピストン24が上方に移動するとシリンダー21の内部が負圧になり、逆止弁27が開いて容器2に収容されている内容物が吸引管22を通してシリンダー21の内部に吸引される。
The
シリンダー21の側壁には、フランジ21aよりも下方の位置に連通口21bが設けられており、ステム23の外側に配置された外筒部材29をステム23と一体化されたリブ31cにより押圧してシリンダー21に対して上下方向に移動させることにより、連通口21bを開閉させることができる。連通口21bを設けることによって、容器2内が負圧状態になると、連通口21bから外気が取り込まれて容器2が復元する。
A
シリンダー21のフランジ21aの上側の部分は、装着部10のフランジ10aよりも上方に突出する筒体部21cとなっており、筒体部21cにはアダプター40が装着されている。
The upper portion of the
アダプター40は、フランジ21aとの間に装着部10のフランジ10aを保持して装着部10のポンプ20からの抜けを防止する環状のストッパ部41を有している。口部2aに装着されていない状態において、装着部10はフランジ21aとストッパ部41との間でフランジ10aが保持された状態でポンプ20に対して回動自在となっている。これにより、装着部10を容器2の口部2aに装着する作業を容易に行うことができる。
The
ステム23の上端部における径方向外側には、後述する両方向噴出モード(第1ノズル39bと第2ノズル39cの両方から内容物を噴出可能な状態)において(図7、図9参照)押圧部材37,38の一部を支持する支持部材31が一体に設けられている。支持部材31は、図2に示すように平面視で輪郭が略円弧形状を有する天壁部31aを備えており、その外周縁から下方に向けて周壁部31bが垂下している。また、周壁部31bの径方向内側には、周壁部31bと同軸となって天壁部31aの下面から垂下する被保持筒部36が一体に設けられている。被保持筒部36の内周面には雌ねじ36aが一体に設けられている。
On the radial outer side of the upper end of the
これに対し、アダプター40には、ストッパ部41の径方向内側から上方に突出する保持筒部42が設けられ、保持筒部42の外周面には雄ねじ42aが一体に設けられている。
On the other hand, the
後述する押圧部材37,38を下方側のストローク端まで押し下げ、被保持筒部36の雌ねじ36aをアダプター40の保持筒部42の雄ねじ42aにねじ結合させることで、支持部材31と縦筒37eを介して連結されたノズルヘッド39を押し下げ位置に保持することができる。流通時等においてノズルヘッド39を押し下げ位置に保持した状態とすることで、ポンプ式注出具1をコンパクト化して、ポンプ式注出具1が装着された容器2の流通時等における体積を減少させることができるとともに、流通時等において誤って押圧部材37,38が押し下げ操作されて内容物が注出されてしまうことを防止することができる。
The
ステム23の上端部における内周面には、押圧部材37,38と一体形成された縦筒37eが嵌着されている。縦筒37eは、図1に示すように、ステム23及びノズルヘッド39の装着筒部39aと共に、容器2からノズルヘッド39に向かう内容物の内部流路Nを形成している。また、縦筒37eの上端部における外周面がノズルヘッド39の装着筒部39aの内周面に嵌着されている。この構成によって、ノズルヘッド39は、縦筒37eを介してポンプ20のステム23に対して一体で上下移動するように固定されている。
A
ノズルヘッド39は、縦筒37eの上端部に装着されるとともに上下方向に延在して内容物の内部流路Nを形成する装着筒部39aと、装着筒部39aの上端部から前方に内容物を噴出させる第1ノズル39bと、装着筒部39aの上端部から後方に内容物を噴出させる第2ノズル39cとを備えている。図3に示すように、押圧部材37,38が上下方向に延びてノズルヘッド39を前方及び後方から覆っている状態(単方向噴出モード)では、前方に方向づけられた第1ノズル39bが押圧部材37に設けられたノズル開口37gを介して外部に露出している。他方、後方に方向づけられた第2ノズル39cは、押圧部材38に設けられた閉塞突起38gにより閉塞されている。これによって、図3に示す単方向噴出モードでは、ポンプ20の作動により内部流路N経由で上方に圧送された内容物は、第1ノズル39bから噴出され、ノズル開口37gを経由して外部前方に噴出される。他方、第2ノズル39cは、閉塞突起38gにより閉塞されているため後方には内容物は噴出されない。これに対して、図7に実線で示すように、押圧部材37,38が水平方向前方及び後方に延びている状態(両方向噴出モード)では、ポンプ20の作動により内部流路N経由で上方に圧送された内容物は、第1ノズル39b及び第2ノズル39cの両方から前方及び後方にそれぞれ噴出される。
The
本実施形態では、ノズルヘッド39は、合成樹脂材料の射出成形により形成された装着筒部39aの上端部から前方及び後方に方向づけられた流路に、第1ノズル39b及び第2ノズル39cにそれぞれ対応する2つのノズルチップが装着されている。
In the present embodiment, the
押圧部材37,38は、縦筒37eから径方向外側に突出する押圧フランジ37d,38dに対してヒンジ部37c、38cを介して連結された板状の押圧板37a,38aを備えている。押圧部材37,38は、第1ノズル39bのみから噴出可能な単方向噴出モードにおいて、ヒンジ部37c、38cが図3に示すように略90度屈曲する状態となることによってノズルヘッド39に沿って上下方向に延びるように方向づけられ、ノズルヘッド39を前方及び後方から覆っている。
The
前方の押圧部材37の押圧板37aには、図3に示す単方向噴出モードにおいて前方に突出するノズル筒37fが形成されている。ノズル筒37fは第1ノズル39bの高さ位置に対応する位置に設けられており、ノズル筒37fの内部空間は第1ノズル39bを外部に露出させるノズル開口37gとなっている。他方、単方向噴出モードにおいて、後方の押圧部材38の押圧板38aにおけるノズルヘッド39と向かい合う面には、第2ノズル39cを閉塞する閉塞突起38gが設けられている。閉塞突起38gは、図3に示す単方向噴出モードにおいて、後方の押圧板38aに設けられた凹所からノズルヘッド39側に突出する突起として形成されている。上記構成によって、単方向噴出モードにおいて、ポンプ20の作動により内部流路N経由で上方に圧送された内容物は、第1ノズル39bから噴出され、ノズル開口37gを経由して外部前方に噴出される。他方、第2ノズル39cは、閉塞突起38gにより閉塞されているため後方には内容物は噴出されない。
The
また、押圧部材37,38には、図3に示す単方向噴出モードにおいて前方及び後方にそれぞれ突出する嵌合部37b、38bが設けられている。嵌合部37b、38bは、図7、図8及び図9に示す両方向噴出モードにおいて、支持部材31の径方向外側面が嵌合部37b、38bの内側面に嵌合することによって、押圧板37a,38aを支持部材31に固定する役割を果たしている。また、支持部材31が嵌合部37b、38bに嵌合することによって、押圧部材37,38を押下する際に加わる押圧力が支持部材31に分散されて伝達される。したがって、ヒンジ部37c,38cに直接集中荷重が加わらないようにすることができるので、ヒンジ部37c,38cの破断を抑制することができる。
Further, the
図3に示す単方向噴出モードにおいて、上下方向に延びる押圧部材37,38の上端部は、押下によってポンプ20を作動させるための押圧頂部37h,38hとなっている。すなわち、利用者が親指等で押圧頂部37h,38hを押下すると、ヒンジ部37c,38cを介して押圧フランジ37d,38d及び縦筒37eに押圧力が伝達され、縦筒37eが嵌合するステム23が押し下げられてポンプ20が作動する。なお、押圧頂部37h,38hは、図3に示すように側方視で半円形状を有しており、利用者が親指等で押下しても集中荷重がかかりにくい形状となっている。
In the unidirectional ejection mode shown in FIG. 3, the upper end portions of the
また、単方向噴出モードにおいて、押圧部材37,38の上端部には、押圧板37a,38aの上端部同士を係合する係合部37i,38iが設けられている。係合部37i,38iは、図3に示すように、単方向噴出モードにおいて、係合部37iが係合部38iの内側に嵌合するように形成されており、係合部37i,38iにそれぞれ設けられた径方向に突出する突起が互いにアンダーカット係合するように構成されている。このように押圧部材37,38の上端部に係合部37i,38iを設けることで、単方向噴出モードにおいて押圧部材37,38が利用者の意図に反して前後に開いてしまわないようにすることができる。なお、単方向噴出モードにおいて、利用者が押圧頂部37h、38hを押圧することによって、係合部37i,38i同士が上下方向により強い力で当接するため、係合部37i,38iにおける係合力を高めることができる。
Further, in the unidirectional ejection mode, engaging
ノズルヘッド39の側方の両側には、図2、図4等に示すように、利用者の手が直接第1ノズル39b及び第2ノズル39cに触れることを抑制するためのガード部材34が設けられている。ガード部材34は、ノズルヘッド39を側方から覆うように配置されている板状部材である。本実施形態では、ガード部材34の外形が、単方向噴出モードでの側面視における押圧部材37,38の外形と概ね一致するように構成されている。ガード部材34の前後方向(図4の左右方向)略中央位置には、図4に示すように、逃がし開口34aが中心軸線Oに沿う上下方向及び前後方向に格子状に並べて設けられている。逃がし開口34aは、第1ノズル39b及び第2ノズル39cの少なくとも一方からの内容物の噴出圧力を開放するために設けられている。すなわち、利用者が第1ノズル39b及び第2ノズル39cの少なくとも一方を手で過度に覆った場合にも、第1ノズル39b又は第2ノズル39cからの噴出圧力が高くなり過ぎて内容物が飛び散らないように噴出圧力を逃がし開口34aから外部に開放させることができる。図示する例では、逃がし開口34aは、略正方形形状を備えており、上下方向及び前後方向に等間隔で設けられている。なお、逃がし開口34aの大きさ、形状、個数、間隔は、任意に選択可能である。また、逃がし開口34aは設けない構成としてもよい。
As shown in FIGS. 2, 4 and the like,
また、ガード部材34の前縁部及び後縁部には、逃がし開口34aと同様に、第1ノズル39b及び第2ノズル39cの少なくとも一方からの内容物の噴出圧力を開放するための開放用凹部34bが設けられている。図示する例では、開放用凹部34bは、ガード部材34の前縁部及び後縁部に形成された半円状の凹部であり、ガード部材34の前縁部及び後縁部に沿って上下方向4箇所に等間隔で並べて設けられている。なお、開放用凹部34bの大きさ、形状、個数、間隔は、任意に選択可能である。また、開放用凹部34bは、前縁部又は後縁部のいずれか一方に設けられていてもよいし、設けられていなくてもよい。
Further, in the front edge portion and the trailing edge portion of the
なお、ガード部材34は、図4及び図9から理解できるように、ノズルヘッド39が側方に露出してしまうのを抑制する効果も備えている。
As can be understood from FIGS. 4 and 9, the
以上の構成を備えた本実施形態のポンプ式注出具1を単方向噴出モードで使用するに際しては、内容物を収容した容器2の口部2aに装着し、雄ねじ42aと雌ねじ36aのねじ係合を解除して図3に示す単方向噴出モードの状態とする。そして、親指等で押圧部材37,38の押圧頂部37h,38hに対して押し下げ力を付与すると、押圧板37a,38aに下向きの力が作用するため、ヒンジ部37c、38cを介して押圧フランジ37d及び縦筒37eにも押し下げ力が作用する。これによって、押圧フランジ37dがステム23の上端部を押し下げるため、ポンプ20が作動して容器2に収容されている内容物が内部流路Nを経由して上方に向けて圧送される。そして、圧送された内容物は、第1ノズル39bから水平方向前方に噴出され、ノズル開口37gを経由して手のひら等に向けて噴出される(図4参照)。一方、後方に向けられた第2ノズル39cは、閉塞突起38gにより閉塞されているため、後方に内容物が噴出されることはない。
When the pump-
このように、押圧部材37,38が上下方向に方向づけられた単方向噴出モードにおいては、利用者が親指等で押圧頂部37h、38hを押下することによって、内容物を一方のノズル(第1ノズル39b)から噴出させて、利用者の手のひら等に供給することができる。
In this way, in the unidirectional ejection mode in which the
押圧頂部37h,38hの押し下げ操作を解除すると、スプリング26の付勢力により押圧部材37,38がステム23とともに元の位置(図3に示す位置)に復帰し、容器2に収容されている内容物がシリンダー21の内部に吸引される。したがって、押圧頂部37h,38hの押し下げ操作と元の位置への復帰とを繰り返すことで、所望の量の内容物を第1ノズル39bから噴出させ、ノズル開口37gから外部に注出させることができる。
When the pressing operation of the pressing tops 37h and 38h is released, the
次に、内容物を第1ノズル39b及び第2ノズル39cの両方から噴出させることができる両方向噴出モードでの使用について説明する。
Next, use in a bidirectional ejection mode in which the contents can be ejected from both the
利用者は、図3に示す単方向噴出モードの状態から、図6に示すように、ガード部材34を径方向内側(側方方向内側)に押圧する。これによって、ガード部材34の前縁部及び後縁部に形成されたテーパー部34cが押圧部材37,38を前後方向に押し広げるため、図5及び図6に示すように係合部37i,38iの係合が解除される。この操作によって、押圧部材37,38をヒンジ部37c、38c周りに前後方向に回動させることができる(図7の二点鎖線の状態)。そして、更に矢印の方向に開くことによってヒンジ部37c,38cは屈曲していない状態となり、押圧板37a,38aにおける嵌合部37b、38bよりも中央寄りの部位は、ヒンジ部37c,38cの両側(押圧フランジ37d,38dを含む)を含めて支持部材31の天壁部31a上面に当接して支持される。このとき、押圧部材37,38は前方及び後方に向かって水平方向に延びる状態となる(図7及び図8参照)。そして、嵌合部37b、38bの内周面に支持部材31の周壁部31bの外周面が嵌合することによって、押圧部材37,38は支持部材31に固定される。これによって、第2ノズル39cから閉塞突起38gが離間するため、第1ノズル39bに加えて第2ノズル39cも外部に露出した状態(両方向噴出モードの状態)となる。押圧板37a,38a上には、図7及び図8に示すように、利用者が両手で押圧する領域に肉抜き37j、38jが設けられている。本実施形態において肉抜き37j、38jは、略正方形形状を備えた貫通孔であり、前後方向及び側方方向に等間隔で設けられている。なお、肉抜き37j、38jの大きさ、形状、個数、間隔は、任意に選択可能である。また、肉抜き37j、38jは設けない構成としてもよいし、図7及び図8の状態で上面に凹部として設けられていてもよい。
The user presses the
図7において両方向噴出モードへの移行が完了した後、利用者は、図9に示すように、両手の手のひらでノズルヘッド39を前後方向から包み込むようにして両手を押圧板37a,38a上の肉抜き37j、38jの領域に載せる。そして、両手の小指の側部で押圧板37a,38aを図9に矢印で示すように下方に向けて押し下げる。
After the transition to the bidirectional ejection mode is completed in FIG. 7, the user wraps the
利用者により押圧板37a,38aが押し下げられると、支持部材31の天壁部31aに下向きの押圧力が加わり、支持部材31と一体形成されたステム23も下方に押し下げられる。これによって、ポンプ20が作動して容器2に収容されている内容物が内部流路Nを経由して上方に向けて圧送される。そして、圧送された内容物は、第1ノズル39bから水平方向前方に噴出されるとともに、第2ノズル39cから水平方向後方にも噴出されて、押圧板37a,38aを押し下げた利用者の手のひら等に塗布される(図9参照)。
When the
このように、両方向噴出モードにおいては、利用者が手のひら以外の例えば小指の側部で押圧板37a,38aを押し下げることによって、容器2内の内容物を手のひら等に塗布することができる。したがって、手のひらで押圧部材37,38を押し下げる必要がないので、利用者が、押圧部材37,38の押し下げ操作を不快に感じることを抑制することができる。また、本実施形態では、押圧板37a,38a上の肉抜き37j,38jを設けた領域を押圧するようにしているので、利用者の手と押圧板37a,38aとの接触面積を減らすことができる。
As described above, in the bidirectional ejection mode, the user can apply the contents in the
図10は、本実施形態に係るポンプ式注出具1の変形例である。この変形例では、ノズル開口37g内に内容物を発泡させるための発泡部材50が配置されている。このような構成によって、単方向噴出モードにおいて、第1ノズル39bから噴出された内容物を発泡させてから外部に注出することができる。
FIG. 10 is a modified example of the pump-
以上述べたように、本実施形態にかかるポンプ式注出具1は、容器2の口部2aに装着される装着部10と、装着部10により容器2に固定されるポンプ20と、ポンプ20のステム23に連結され、略前方に噴出可能な第1ノズル39b及び略後方に噴出可能な第2ノズル39cを備えたノズルヘッド39と、ステム23にヒンジ部37c,38cを介して連結され、第1ノズル39bのみから内容物を噴出可能な単方向噴出モードにおいて上方に延びてノズルヘッド39を前方及び後方から覆う複数の押圧部材37,38とを備え、複数の押圧部材37,38のうちの前方側の押圧部材37は、単方向噴出モードにおいて第1ノズル39bを外部に露出させるノズル開口37gを有し、第1ノズル39b及び第2ノズル39cの両方から内容物を噴出可能な両方向噴出モードにおいて、複数の押圧部材37,38は、略前方及び略後方に延びると共に下方への押圧力を受けてステム23を押し下げるように構成した。このような構成の採用によって、単方向噴出モード及び両方向噴出モードの2つの噴出モードで内容物を噴出させることができる。そして、両方向噴出モードでは、一度の噴出操作で両手に均等に内容物を供給することができる。また、両手で内容物を受けることが難しい場合には、単方向噴出モードに切り替えて片手で内容物を受けることもできる。また、利用者が、手のひら以外の部位で押圧部材37,38を押し下げることができるので、利用者が比較的衛生的に内容物を利用することができ、押圧部材37,38を押下する操作を不快に感じないようにすることができる。本実施形態では、押圧部材37,38を閉じることができるので、流通時のポンプ式注出具1の体積を減少させることもできる。
As described above, the pump-
また、本実施形態では、複数の押圧部材37,38は、単方向噴出モードにおいて、上端部同士を係合する係合部37i,38iを有するように構成した。このような構成の採用によって、単方向噴出モードにおいて、複数の押圧部材37,38が利用者の意図に反して前後方向に開いて両方向噴出モードに移行してしまうのを抑制することができる。
Further, in the present embodiment, the plurality of pressing
また、本実施形態では、ノズルヘッド39を側方から覆うガード部材34を更に備え、ガード部材34は、第1ノズル39b及び第2ノズル39cの少なくとも一方から噴出される内容物の噴出圧力を開放する逃がし開口34aを有するように構成した。このような構成の採用によって、利用者が第1ノズル39b及び第2ノズル39cの少なくとも一方を手で過度に覆った場合にも、第1ノズル39b又は第2ノズル39cからの噴出圧力が高くなり過ぎて内容物が飛び散らないように噴出圧力を逃がし開口34aから外部に開放させることができる。
Further, in the present embodiment, a
また、本実施形態では、ノズルヘッド39を側方から覆うガード部材34を更に備え、ガード部材34は、前縁部及び後縁部の少なくとも一方に第1ノズル39b及び第2ノズル39cの少なくとも一方から噴出される内容物の噴出圧力を開放する開放用凹部34bを有するように構成した。このような構成の採用によって、利用者が第1ノズル39b及び第2ノズル39cの少なくとも一方を手で過度に覆った場合にも、第1ノズル39b又は第2ノズル39cからの噴出圧力が高くなり過ぎて内容物が飛び散らないように噴出圧力を開放用凹部34bから外部に開放させることができる。
Further, in the present embodiment, a
また、本実施形態では、両方向噴出モードにおいて、複数の押圧部材37,38の少なくとも一部を下方から支持する支持部材31を更に有するように構成した。このような構成の採用によって、支持部材31で押圧部材37,38を略水平方向に延びるように指示することができるので、ヒンジ部37c、38cに過度の応力がかかることを抑制することができる。
Further, in the present embodiment, in the bidirectional ejection mode, the
また、本実施形態では、複数の押圧部材37,38は、単方向噴出モードにおいて略前方及び略後方に突出する嵌合部37b、38bを備え、両方向噴出モードにおいて、嵌合部37b、38bに複数の押圧部材37,38の少なくとも一部を下方から支持する支持部材31の外周面が嵌合することによって押圧部材37,38は支持部材31に固定されるように構成した。このような構成の採用によって、簡素な構成で複数の押圧部材37,38を両方向噴出モードの状態に維持することができるので、利用者が意図しない噴出モードの切り替えを抑制することができる。また、支持部材31が嵌合部37b、38bに嵌合することによって、押圧部材37,38を押下する際に加わる押圧力が支持部材31に分散されて伝達される。したがって、ヒンジ部37c,38cに直接集中荷重が加わらないようにすることができるので、ヒンジ部37c,38cの破断を抑制することができる。
Further, in the present embodiment, the plurality of pressing
また、本実施形態では、ノズル開口37gには、第1ノズル39bから噴出された内容物を発泡させる発泡部材50が配置されるように構成した。このような構成の採用によって、単方向噴出モードにおいて、第1ノズル39bから噴出される内容物を発泡させてから外部に注出することができる。
Further, in the present embodiment, the foaming
本開示を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。 Although the present disclosure has been described based on the drawings and examples, it should be noted that those skilled in the art can easily make various modifications and corrections based on the present disclosure. Therefore, it should be noted that these modifications and modifications are included in the scope of the present invention. For example, the functions included in each component can be rearranged so as not to be logically inconsistent, and a plurality of components can be combined or divided into one. It should be understood that these are also included in the scope of the present invention.
例えば、本実施形態では、押圧部材37,38は、ヒンジ部37c、38cを介して押圧フランジ37d,38d及び縦筒37eと一体形成され、縦筒37eがステム23に更に嵌合固定されるように構成したが、この態様には限定されない。押圧部材37,38は、ヒンジ部37c、38cを介してステム23と一体形成されるようにしてもよい。また、押圧部材37,38は、押圧フランジ37d,38d及び縦筒37e以外の部材と一体形成されていてもよい。
For example, in the present embodiment, the
また、本実施形態では、第1ノズル39bが内容物を水平方向前方に向けて噴出可能に方向づけられると共に第2ノズル39cが内容物を水平方向後方に向けて噴出可能に方向づけられるように構成したが、噴出方向は厳密に前方及び後方でなくてもよく、前方及び後方に対して例えば下方に傾いていてもよい。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施形態では、ガード部材34の外形が、単方向噴出モードでの側面視における押圧部材37,38の外形と概ね一致するように構成したが、この態様には限定されない。ガード部材34は、利用者の手が第1ノズル39b及び第2ノズル39cに直接触れないようにこれらのノズルよりも前後方向に突出して設けられていればよい。
Further, in the present embodiment, the outer shape of the
また、本実施形態では、ノズル開口37gに発泡部材50を配置して第1ノズル39bから噴出される内容物を発泡させる変形例を示したが、発泡部材50は、第2ノズル39cから噴出される内容物を発泡させるように配置してもよい。
Further, in the present embodiment, a modified example is shown in which the foaming
また、本実施形態では、内容物としてアルコール等の消毒液やハンドソープ等を容器2に収容することを想定しているが、手のひらに吐出して使用する化粧料などの他の内容物を収容するようにしてもよい。
Further, in the present embodiment, it is assumed that a disinfectant solution such as alcohol or a hand soap is stored in the
また、ポンプ20は上記した構成に限らず、ステム23が押し下げられることにより作動するものであれば、他の構成のものを採用することもできる。
Further, the
1 ポンプ式注出具
2 容器
2a 口部
2b 雄ねじ
10 装着部
10a フランジ
10b 雌ねじ
20 ポンプ
21 シリンダー
21a フランジ
21b 連通口
21c 筒体部
22 吸引管
23 ステム
24 ピストン
25 ピストンガイド
26 スプリング
27 逆止弁
28 パッキン
29 外筒部材
31 支持部材
31a 天壁部
31b 周壁部
31c リブ
34 ガード部材
34a 逃がし開口
34b 開放用凹部
34c テーパー部
36 被保持筒部
36a 雌ねじ
37 押圧部材
37a 押圧板
37b 嵌合部
37c ヒンジ部
37d 押圧フランジ
37e 縦筒
37f ノズル筒
37g ノズル開口
37h 押圧頂部
37i 係合部
37j 肉抜き
38 押圧部材
38a 押圧板
38b 嵌合部
38c ヒンジ部
38d 押圧フランジ
38g 閉塞突起
38h 押圧頂部
38i 係合部
38j 肉抜き
39 ノズルヘッド
39a 装着筒部
39b 第1ノズル
39c 第2ノズル
40 アダプター
41 ストッパ部
42 保持筒部
42a 雄ねじ
50 発泡部材
N 内部流路
O 中心軸線
S 収容空間
1
Claims (4)
前記装着部により前記容器に固定されるポンプと、
前記ポンプのステムに連結され、略前方に噴出可能な第1ノズル及び略後方に噴出可能な第2ノズルを備えたノズルヘッドと、
前記ステムにヒンジ部を介して連結され、前記第1ノズルのみから内容物を噴出可能な単方向噴出モードにおいて上方に延びて前記ノズルヘッドを前方及び後方から覆う複数の押圧部材と
を備え、
前記複数の押圧部材のうちの前方側の押圧部材は、前記単方向噴出モードにおいて前記第1ノズルを外部に露出させるノズル開口を有し、
前記第1ノズル及び前記第2ノズルの両方から内容物を噴出可能な両方向噴出モードにおいて、前記複数の押圧部材は、略前方及び略後方に延びると共に下方への押圧力を受けて前記ステムを押し下げることを特徴とするポンプ式注出具。 The mounting part to be mounted on the mouth of the container and the mounting part
A pump fixed to the container by the mounting portion,
A nozzle head connected to the stem of the pump and provided with a first nozzle capable of ejecting substantially forward and a second nozzle capable of ejecting substantially rearward.
It is provided with a plurality of pressing members which are connected to the stem via a hinge portion and extend upward in a unidirectional ejection mode in which the contents can be ejected only from the first nozzle to cover the nozzle head from the front and the rear.
The pressing member on the front side of the plurality of pressing members has a nozzle opening that exposes the first nozzle to the outside in the unidirectional ejection mode.
In the bidirectional ejection mode in which the contents can be ejected from both the first nozzle and the second nozzle, the plurality of pressing members extend substantially forward and substantially rearward and push down the stem by receiving downward pressing force. A pump-type dispenser characterized by that.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020130994A JP2022027165A (en) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | Pump type spouting tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2020130994A Pending JP2022027165A (en) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | Pump type spouting tool |
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JP (1) | JP2022027165A (en) |
-
2020
- 2020-07-31 JP JP2020130994A patent/JP2022027165A/en active Pending
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